■速読をみにつけよう■

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312無名草子さん
>>310
306
武道をやってる友達が、武道と同じ目の使い方だと言ってました。
全体を見るが、一部を見つめない、読まないそうです。
つまり、全てを見ているが、全く読んでいないのに、深くわかる。
見るけど、見ない。見ないから全部がわかる。ということだそうです。

306を書いた後、この話を聴いて、あなたの
>スポーツでいえば、体で覚えるか、それとも理屈で覚えるか、みたいな違いです。
に触れて、なるほど、と納得しました。これならイメージできます。
分析的に左脳で理解するんじゃなくて、右脳で全体をまとめてわかる、
だってそうじゃん、てな観じの理解なんでしょうね。

そういうことでよいのなら、ぜひ習得したいものだと思った次第です。

精神現象学の話題は、あくまで話題であって、序文を左脳で読んでて、あまりの
難解さに、熱を出して寝込んだ経験があるもんで。しかも結果として理解はゼロ。
313無名草子さん:03/10/30 00:43
>312

なるほど、武道。そうかもしれませんね。

その精神現象学は、案外理解はゼロじゃない、と思いますよ。
例えば、読んだときはチンプンカンプンだったけど、数ヶ月〜数年後に、「あの本に書いてあった、あのことは、そういうことだったのか」とふと気がつくことは、よくありますよね。
本との関わり方ということで言えば、余り細かいことにこだわらずに、どんどん読むにこしたことはないと思います。

私は以前、自称速読1級とかいうオッサンの速読教室に通ったことがありました。
しかし、奇妙は体操とか、変な宗教みたいな怪しい話しばかりで、全然上達しませんでした。
結局その教室で速読をマスターした人が皆無らしいということを感じてアホらしくなって止めました。

それから数年たちますが、ある日突然速読ができるようになりました。
そのきっかけは、仕事のサボり。毎日、書類を見て仕事をしているフリをしていました。目はあけて、適当にページはめくるが、頭の中は熟睡。。。というグウタラなサラリーマンでした。

ところが、あとで気がついたのですが、ろくに書類を読んでいないのに、あとで、やたらと中身は知っているのです。
そこで、この感覚で、速くページをめくれば、速読になるのでは?と思うようになりました。
まったくの自己流ですが、こんな感じでした。

>全てを見ているが、全く読んでいないのに、深くわかる。

まさに、このことですね!

巷のお目目ギョロギョロ練習の速読はインチ臭いのもあるので、皆さんご注意下さい!
自転車乗りに似ていて、何かをきっかっけにふとマスターできるようなものでは?
速読教室にしてみれば、マスターさせない方が儲かり続けるわけです。怖い怖い。。。