217 :
無名草子さん:
>213
高橋ご夫妻のことに言及されている(疎遠になったことも含めて)最晩年の作品
では、瞳氏ご自身が、おそらくは「最期」であることを充分に意識して、師との気
持ちの整理を残しておきたかったのでしょう。
この問いかけの意味というのは難しいのだけれども、夫婦のけじめというか主
人を立てる凛とした姿に氏は感動されたのではないかな。本当の信頼感に支え
られ、静かに逝くことのできる「優雅な人生」が君にはあるか。生きている君たち
には今はなくとも、まだ間に合うんだよ、そんなことじゃなかったのかなぁ。