★産廃物&盗作屋・田口ランディ監視スレ Part40★

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642無名草子さん
田口ランディは読んだことがなく、このスレはほとんど見たことがないけど
(前スレにはちょっと書いた)、サイバッチは読んでる者です。

「盗作=万引き」の研究、読み終わりますた。

サイバッチにこんなことが書いてあったので、

>圧倒的な力作でありながら諸般の事情で泣く泣く落とさざるを得なかっ
>た原稿も数本あります(ああ、くやしい)。

かなり期待したんだけど、これ、ない方がいい原稿も何本かあるよね。
期待が大きかっただけに期待はずれ。

タイトル通り、「盗作=万引き」の研究が読みたかったのにそれを中心に扱った原稿が
意外なほど少ない。baud rate R.A.氏の原稿こそ中心になるべきものなのに
それが本のアタマの方にないのはどうなんだろ。
643642:02/11/10 19:14
あと、ランディは明確な著作権法違反をたくさん侵してるのかと思ってたんだけど、
どうもそうではないらしいということがわかった。

アイデアをパクるというのはそう簡単には著作権法違反にはならないはず(残念ながら)。
証明するのも難しいし。

元ネタと完全に同じ(あるいはほとんど同じ)文とかを書いちゃうと明確に
著作権法違反。

だから藤森直子氏の件と気ウォッチングの件しか著作権法違反にはならないと思うんですが。。。
その辺をこのスレの方々はどう考えてるんでしょうか?
644作った人:02/11/10 19:15
確かに全く2ch他ネット界隈でのことを知らずに
読むには不親切なところが多すぎると思う。
645作った人:02/11/10 19:23
その点は俺も思ったところ。
646無名草子さん:02/11/10 19:24
>>643
おかしなこと言うね。
「たくさん」でなければいいんですか?
そうじゃないよね。
647無名草子さん:02/11/10 19:28
>>643
>だから藤森直子氏の件と気ウォッチングの件しか著作権法違反にはならないと思うんですが。。。

片方は著者の名前で片方は書籍の名前を掲げたのはどうしてですか?
648無名草子さん:02/11/10 19:31
>>647
そんなところ突っ込んでも、意味がないと思うが・・・
649無名草子さん:02/11/10 19:34
たとえば岡崎京子からのパクリと『Underground』の解説文からまるまるパクった
『モザイク』のラスト。あれも明白な著作権法違反でしょ。著作権者が
クレームつけてないだけで。岡崎京子さんはクレームつけられない状況にあるし、
畠山さんは賞もとって評価されてる人だから、わざわざ汚い物に関りたくは
ないだろうと思う。クレームがついてない=著作権を侵害してない、ってこと
ではないんだよ。>>642=643 文章比較、ちゃんと読んだの?
650無名草子さん:02/11/10 19:37
>>648
突っ込みじゃないんだけど、興味がある点なので…
651無名草子さん:02/11/10 19:45
>>643
>アイデアをパクるというのはそう簡単には著作権法違反にはならないはず

こういう意見はよく見かけるのですが、それだと、推理小説のアイデアを
そのまま使っている少年漫画とか、どうして問題になるのか不思議かな、と。
少女漫画をパクった脚本で大騒ぎというのもありましたよね。
つまり、「完全に同じ(あるいはほとんど同じ)文とかを書いちゃう」で
ないと著作権違反にならないうんぬんという話になると、これらの例は
じゃあどういう位置付けになるの?ということに。
「そう簡単には」というのは、確かにそうかもしれないとも思うのですが。
652無名草子さん:02/11/10 19:50
ネットでお写真を拝見しましたが、なんだか野性的な顔つきの方ですね。
653642:02/11/10 19:51
>>649

まず言いたいのは別に自分はランディを擁護してるわけじゃないということ。
人のアイデアをパクるってのは非難されてしかるべきこと。

だけど、ポチの魂とチワワちゃんってのは文章そのものが似てるのではなく、
物語の筋書きが似てるだけの模様。だから、

残 念 な が ら 著作権法違反には多分ならないと思う。

もう1回書くけど、(自分の理解している限りではあるが)、
元ネタと完全に同じ(あるいはほとんど同じ)文とかを書いちゃわないと
明確に著作権法違反にはならないということ。
クレームがついてない=著作権を侵害してないなどとは思っていない。
654無名草子さん:02/11/10 19:52
>だから藤森直子氏の件と気ウォッチングの件しか著作権法違反にはならないと思うんですが。。。

豪快にパクっている藤森直子氏の件はまあスゴいですが、
『気ウォッチング』の件がアウトなら、その類似の程度だけみて、
検証本に載っているので完全にセーフというのは、あまりないんじゃ
ないかと思います。
特にノンフィクション系、『子供部屋に入れない親たち -精神障害者
の移送現場から-』、『Underground』 、船戸与一氏が「本の話」に
書いた文章などからのパクりは、どうしてこれらが参考文献にすら
あげられていなかったんだろう?と不思議に思います。
フィクション系では、岡崎京子氏の『チワワちゃん』からがやはり
スゴいですし、なぜか文庫版『アンテナ』から抹消されている、
瀬名英明氏『BRAIN VALLEY』との類似もなかなかではないでしょうか。
655642:02/11/10 19:52
>>647
藤森直子氏の方は1冊の本じゃなくて、総合的に色々あるらしいので。
656無名草子さん:02/11/10 19:52
>>648
横道だからsageたほうがよかったですね。すみません。
657無名草子さん:02/11/10 19:53
法的評価と倫理的評価は違う。
「著作権法上処罰できる」と「倫理上問題ない」は違う。
658647:02/11/10 19:54
>>655
ありがとう。
659657:02/11/10 19:55
「著作権法上処罰できない」と「倫理上問題ない」は違う。
の間違いだ。スマソ
660 :02/11/10 19:56
661642:02/11/10 19:57
>>651

>こういう意見はよく見かけるのですが、それだと、推理小説のアイデアを
>そのまま使っている少年漫画とか、どうして問題になるのか不思議かな、と。
>少女漫画をパクった脚本で大騒ぎというのもありましたよね。

社会的にとか、道義的にとかは問題大ありってことでしょうね。ランディも同様。
でも、じゃあそれを裁判所に訴えたら、違法という判断が下るのかというと
疑問じゃないかということ。推理小説のトリックっていうのはちょっと特殊な
分野かもしれないけど。
662無名草子さん:02/11/10 19:58
>>653
>元ネタと完全に同じ(あるいはほとんど同じ)文とかを書いちゃわないと

あの、文学は漫画をパクり放題ということになっているのでしょうか?
(完全に同じ、または、ほとんど同じ台詞その他がないかぎり)。
確かにプロットだけの類似で、たとえば裁判とかで争うのは難しいとは
聞いたことがあります。しかしそれだと、翻案とかは好き放題できるという
ことになりませんか?

具体的な条文または判例などのポインタを示して説明していただければ
うれしいのですが、何かネット上によい資料とかありますでしょうか?
663642:02/11/10 19:59
>>659
その通りだと思います
664無名草子さん:02/11/10 20:02
英語で書かれている小説をそのまま日本語に訳したものを
勝手に出版したら――同じような文なんて出てこないけど、
もろ著作権法違反になるのでは?という疑問も。
665642:02/11/10 20:05
>>662
確かに翻案を勝手にやっては違法ですね。
とすると、元ネタに対して翻案と言えるほど似てるかどうかが問題なのか。。。

>>664
もちろん、翻訳も勝手にやってはまずいです。
666無名草子さん:02/11/10 20:14
>じゃあそれを裁判所に訴えたら、違法という判断が下るのかというと
>疑問じゃないかということ。

世の中には「常識」「モラル」「校則」など沢山の規範があって、
「法律」もその一つにすぎません。
国家権力による強制力を伴うという点で他の規範より強力であると
いうだけです。
642さんは法律に多くを期待しすぎているように思うのですが。
667無名草子さん:02/11/10 20:15
「違法性を問えるかどうか」は、パクリ関連のスレでは必ず出る話題。
正直言って、素人には判断は無理だと思われ。

たとえ法律が許しても、読者は許さないがな。
668無名草子さん:02/11/10 20:19
今日、青山ブックセンター広尾店に行ったら
ランディ本と検証本が並んで平積みになってた。
ここは前々からランディ本を平積みしてるんでむかついてたが、
今回の件で許す。よくやった!
669無名草子さん:02/11/10 20:22
青山ブックセンター広尾店マンセー!
670無名草子さん:02/11/10 20:27
>「違法性を問えるかどうか」は、パクリ関連のスレでは必ず出る話題。
>正直言って、素人には判断は無理だと思われ。

無理とまでは言い切れませんが、それなりの知識が必要です。
>>642さんには「著作権法判例百選」(有斐閣)をお薦めしますので、
一度読んでみて下さい。
素人には読みにくいかもしれませんが、
しかるべき板で質問して下されば可能な限りお答えします。
ここは書籍板ですので、話題とされるべきはこの一語に尽きるでしょう。

>読者は許さない