952 :
無名草子さん:03/06/08 16:03
>>951 「翔ぶが如く」の西郷も、前半は大偉人のように書かれてるけど、
後半の西南戦争になると、
薩軍の操り人形になってしまった愚鈍な人として描かれている箇所が多くなるな。
953 :
無名草子さん:03/06/08 18:49
そのほうが西郷の死が引き立つからでは?新政府建設までは八面六臂の大活躍、その後は可哀相な勝ち目のない西南戦争に頭としてもちあげられてしまう…
近現代ものは苦手なのだが(司馬作品に限らず)
西郷さんは武士・士人意識を捨て去る事が出来なかったのか ?
新政府に対して、自らが作った政府だという誇りと責任と蔑視を持っている
閣僚たちが武士階層を切り捨てる政策をとる事が我慢できない
有徳の人ではあるが、現実的に政府を運営する実務能力は無い ?
滅び行く(薩摩)武士階層に身を任せ自滅・・・なのか
「翔ぶが如く」は西郷さんスゴイ、しかし人物像が捕らえきれない
という記述ばかりだった気がするが
俺は西郷は極端な軍国主義を推し進めたために新政府からはじきだされた、という解釈をしてます
956 :
無名草子さん:03/06/08 21:28
司馬はやっぱり地べた這いつくばってぼろぼろになりながら成り上がっていくようなキャラが好きなんじゃなかろうか。
西郷や家康のような理由のよくわからんおおらかさで人を惹きつけ偉くなるようなタイプ(現実社会に多いと思うが)はよくわからんのだろ。
人望といっても、例えば、武市のような種類の人望に魅かれるんじゃなかろうか。
957 :
無名草子さん:03/06/09 22:27
1000盗り物語
>>956の「魅かれる」発言で思った。自分のベストワンは「竜馬がゆく」だけど
「長州がかわいそうじゃないかー。」という一言に竜馬の優しさを感じた。
そこに魅かれて今でもあの作品は忘れられないものとなっています。
959 :
無名草子さん:03/06/10 01:51
なんだこのスレは。
司馬といえば「坂の上の雲」と「竜馬が行く」に決まってるだろが。
あとちなみに「世に棲む日々」と「項羽と劉邦」と「国盗物語」がお勧め。
960 :
無名草子さん:03/06/10 02:15
また頭の悪そうなのがやってきたな。
961 :
無名草子さん:03/06/10 07:57
「翔ぶが如く」朝の通勤電車の中で、西郷の死のところ読んだ。
「普どん。もうよか。」
泣きそうになりました。
「また」とは何だ「また」とは。
963 :
無名草子さん:03/06/10 17:04
>>961 「フどん。もうよか。」ってなんだよ。
普と晋は違うぞ。
965 :
無名草子さん:03/06/11 01:32
そう読んでしまった自分に泣きそうになったのさ
966 :
無名草子さん:03/06/11 02:11
司馬遼太郎の竜馬像は、おいらは、かなり現実に近いと思うよ。
というか、たとえば、今現実にいる小泉首相を見ても意見が
分かれるように、評価する人によって、自然に人間像が違ってくる。
でも、歴史的な資料、一番有名な「人はみな、笑わば笑え・・・
我のなすこと、我のみぞ知る」だったけ。ああいう文章を、
19歳のときに書いたっていったら、やっぱりすごいなと
思う。他にも海援隊を立ち上げたこともそうだし、ただずるがしこい
人間だったらできないと思う。今のように、頭脳プレイよりも、義とか
礼とか恩に忠実だったと思うから、人間関係をうまくくみたてる人間的
な魅力はあったと思う。司馬はそういった
歴史的な資料に基づいて、多少、大げさに書いた部分もあるだろうけど、
竜馬の雰囲気は、あんな感じになったのだと思う。
新しい政府立案を作ったときに、役員人事でも自分の名前をはずしたしね。
今の政治家みたいなタイプだったら、絶対とびつくでしょう。
だから、多少着色はあっても、ほぼ、司馬の竜馬像は本物の竜馬に近いと
考える。
も・う・そ・う
969 :
無名草子さん:03/06/11 16:20
>>920 君のせいで俺の中の「功名が辻」は最低ランクの作品に成り下がりました。
いや、君というより三谷幸喜が糞だな。
本当に小説のイメージって大切だな。
970 :
無名草子さん:03/06/11 16:45
971 :
無名草子さん:03/06/11 18:20
>>966 てか義とか人間関係を考えてるような人間に海援隊なんてつくれる訳がない。船からなにからみんな自分の懐からは金出してないんだからね。狡猾な外交手腕があってこそ金を出させることが出来るんだよ!わかるよな?それくらい
司馬信者サイコー!だと思う。
>>969 気を取り直せ!はしのえみをそのまま若返らせてあややのイメージにすれば……
も っ と だ め ぽ デ シ タ !
974 :
司馬遼太郎:03/06/11 21:41
なんや、もう次スレ、立ってるがな。
こっちのスレで何にも言うてへんのに。
ちゃんと、スレ立てたレポくらいせなあかんで。
あちゃー、また、何ちゅうスレタイや...。
日本の宝、って。
また荒れそうやないか。
かんにんしてくれ。もう、頼むから、ゆっくり寝かしてくれ。
それでのうても、この安藤はんが作った寝床、
コンクリだらけで、よう寝られへんのに。
975 :
無名草子さん:03/06/11 21:43
公平に見て日本史板の連中に軍配をあげた。
>>964-965 おお、恥ずかしい。別府晋介の「晋」を「普」と間違ってしまった。
許して〜
「翔ぶが如く」読了。最後の大久保の暗殺シーンも凄かったな。大久保の最期の言葉が「無礼者!」だもんな。
次は、「世に棲む日々」を読み始めました。
はたして、1000が来る前に、司馬のベスト1の結果はでるのか?
はたして、うりゃさんは再び登場するのか?
そして、はたして池宮彰一郎の「平家」は大丈夫なのだろうか?
978 :
無名草子さん:03/06/12 23:23
夏草の賦で茶釜蹴るところがNO1
979 :
無名草子さん:03/06/12 23:34
「花神」が1番かな。
「関ヶ原」もおもろかったから
続けて「城塞」読み始めたら、これはテンション落ちた。
980 :
無名草子さん:03/06/13 20:17
981 :
無名草子さん:03/06/13 21:22
ていうか、司馬の妄想じゃ駄目なわけ?
物語でしょ、しょせん・・
982 :
無名草子さん:03/06/13 21:24
あ、次スレの1が泣いてるぞ。
>>979 「城塞」は主人公不在だから、読みづらいね。
985 :
無名草子さん:03/06/14 07:16
986 :
無名草子さん:03/06/14 13:03
じゃ、とりあえず
司馬遼太郎のベスト1は
「尻啖らえ孫市」ということで。
竜馬読み始めたが、なんだかだるくなってきた。
ほんとに面白くなっていくの?
叔父さんが法螺話をしていると思えば面白くなるよ。
まじめに読んじゃいけません。
990 :
無名草子さん:03/06/14 20:29
無理に読む必要は無い。
基本的に社会経験の希薄な人にはあまり面白くないよ。
おじさんに受けるのは、登場人物の考え方や行動に、自分の仕事上の経験とてらしてみて、目が覚めるような意外性と有用性があると感じるから。
991 :
無名草子さん:03/06/14 20:54
ハァ?
992 :
無名草子さん:03/06/14 21:33
>>990 するどい!!
「竜馬が行く」や「坂の上の雲」という作品についてはその通りだと思う。
993 :
無名草子さん:03/06/14 21:34
うるせー。
994 :
無名草子さん:03/06/14 21:37
このスレも後7つで完全に消費できるね。
きっち最期まで埋めてしまおうよ。
すでに次スレも立ててくれてるし・・・。
995 :
無名草子さん:03/06/14 21:38
社会のレベルが下がってるからな。
996 :
無名草子さん:03/06/14 21:40
司馬のもともとの評価は娯楽小説であって歴史小説ではないというものだった。
997 :
無名草子さん:03/06/14 21:41
人材がいなくなって大家になってしまったというのが実情だろ。
998 :
無名草子さん:03/06/14 21:43
>>995 どういう意味?
レベルが下がってるとは思えないんだけど・・・。
司馬氏の書く時代とは成熟度が違うよ。
ほぼ何もかも飽和状態にきてると思う。
まだ何も無い時代とは違うんだ。
こうした飽和時代に至っては、中々新しいものも見つからないし、
今までに無い新しいものを生み出すことも難しいんじゃないかな?
一握りの天才の登場を期待したいな。
999 :
無名草子さん:03/06/14 21:43
違うだろ。マスコミにのせられて学者になったんだよ
1000 :
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