俺は「陽だまりのマヨネーズ兄弟」かな。 「マグロ女と海坊主」もいいね。 やっぱり鬼才だよ、いささか先生。
2ゲト
いや、やっぱりいささか先生の代表作は、 『隣のサザエさん』これだね。
何を言っているんだ。 氏の最高傑作『我の犬を喰いし者』を挙げずしてイササカを語れるか。
あー。それも捨てがたいな。 でも、習作の『さざ波』も良いぞ。
みんな、最新作の『勝手口からSABU』は読んだ?
伊佐坂難物全集<5> ちくま文庫 伊佐坂 難物 (著) 価格:¥1,250 お買い上げ1,500円以上は国内配送料無料!代金引換もご利用できます。 発送可能時期:この本はお取り寄せとなります。ただし、ごくまれに発売中止または在庫切れの場合があります。その場合、注文受付後4週間以内にお知らせいたします。 エディション: 文庫 この商品の関連情報を見る -------------------------------------------------------------------------------- 書籍データ 文庫: 644 p ; サイズ(cm): 148 x 105 出版社: 筑摩書房; ISBN: 4087520331 ; 5巻(1992/12) Amazon.co.jp 売上ランキング: 90,977 -------------------------------------------------------------------------------- レビュー 内容(「BOOK」データベースより) 「駄目な倅」「夜逃げした浜さんのこと」ほか、『定本全集』未収録作品24篇を含め、エッセイ88篇を収録。 --------------------------------------------------------------------------------
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10 :
無名草子さん :02/10/31 10:05
サザエさんの隣は浜さんだろ。俺にとってはいまだに。
最新作でてたんだ。どんなあらすじ? あと、ちくまの全集に「夜逃げした浜さんのこと」が入るんだ! 読みそびれてたから、買おうかな。幻の作品とか言われてるやつでしょ? 読んだ人いる?
よく見たら10年も前に出てんのか、この全集! 本屋にないから知らなかったよ。 ごめん、いささかファン失格だ、自分・・(鬱)
>>11 読めてない。でも、あれ、評価すっごい分かれてるよね。
読むのちょっと躊躇われるなぁ。
伊佐坂作品ってわりと分かれるよね。 「我の犬を〜」は個人的には好きだったけど 友達は意味不明だって言ってたし、野間賞を取った 「碁石と宿題」も選考の時荒れたって聞いた。 なんか委員の一人が「これに決まるなら俺は降りる!」 って言ったとかって。
15 :
無名草子さん :02/11/01 11:26
娘さんのツテでブロードウェイ取材中。
16 :
無名草子さん :02/11/01 13:33
何作か実際に「サザエさん」の中でにタイトルが出てたような・・・忘れたけど
いささか先生直筆サイン&格言入りの全集持ってる漏れは神ですか?w
うっそ!すげえ!あの悪筆で有名で校正泣かせの 氏のサイン本?激レア!どうやって手に入れたの? 格言、判読できた?(w
>>6 の新作ってネタ?!
本屋行っても無いんだけど。
>>19 amazonでの予約のみだったからねえ〜。
オークションにかかるの待つしかないんじゃない?
>>20 オークションかぁ。望み薄だな。
イササカ先生のエッセイ「わが人生に一寸の釘なし」
これ、なかなかイイよ
>>20 限定本だったんだ・・私も買えなかった・・(泣
>>21 あれよかったね。
家に出入りしてる波野っていう文芸部の記者の事を
こき下ろすくだりが面白かった。
はー。やっとこ読めたよ。 『いささかのためらいもなく』 長かったー。でも、読む価値はあるな。
>>24 のレスを見て思い出した。
『私がコーヒー噴いた理由(わけ)』も良かったな。
いやぁ、実に外れのない作者だなぁ。
26 :
無名草子さん :02/11/12 20:49
あー久しぶりに書き込みが増えてる‥。 このスレはちょっと、人が少なすぎるよ。 3人くらいしかいないような気がして不安だ。 あれだけの大作家なんだから知名度は高いはず。 思いきって、ageてみよう!
27 :
無名草子さん :02/11/12 20:50
電波認定!
>>27 あー、あったね、第2短編集だっけ、「電波認定」‥。
中学の時読んで凄い作家がいるなあと思ったよ。
こんなに早く反応があるなんて、やっぱあげてよかったよ。
スレじゃなくて、板自体に人が少なすぎるなぁ。
やはり氏の最高傑作は「いささかやりすぎな娘へ〜」でしょう。
映画化もされた『新ハチ公物語』…ハチの駄犬ぶりにはいつ読んでも涙が出ます。
>>30 あれも面白かったけど、発表した当時娘さんに
絶縁されかかったんだよね、なんだかんだで
いま絶版でしょ?
34 :
無名草子さん :02/11/13 08:52
>>34 まあまあ、マターリいこうよ。
うらやましいのは、みんなおなじだからさ。
>>31 映画も見たよ。ハチが隣の家の幼児に飛びついて
大怪我を負わせ、伊佐坂氏が損害賠償を要求されるラストシーン、
自分も涙でスクリーンが曇ったよ。
「隣の好色家族」ってやつ、あれ、イササカ先生は フィクションて言ってるけど磯野家の話だよね? あまりの暴露っぷりに、磯野家から自殺者が出たらしい。
あれで「世田谷区の磯野家」の名が全国に 知れ渡っちゃったしね。あれも裁判沙汰、 先生、けっこう修羅な人生送ってるよね。
娘の伊佐坂浮絵って、たしか昔コバルトでSF出した事なかったっけ? アレ、タイトルなんて言ったけなぁ・・・「いつか鮭になる日まで」だったかな?
1983/ 5/20発行 別冊SFイズム「まるまる 伊佐坂浮絵」 シャピオ刊 ¥880
みんな博識だなあ! 自分なんてエッセーしか読んだことのないヘタレでごめんよ。 彼って大作家なんだけど、結構知るひとぞ知るってヤツじゃない? 申し訳ないけど、確かあんまり売れてないんだよね。まあそこが彼のいいところ なんだけどさ。読んだのなんだったかな、自分も「わが人生に一寸の釘なし」だったか な。戦前の話もちょっとあったんだぜ。
関川夏央が再評価しなかったら今でも無名の作家だっただろうね。
42 :
無名草子さん :02/11/15 03:27
室井佑月、先生にやらせて賞取ったらしい。ま、よくある事だけど。
いや、いくらなんでもそれはないだろー? 確かに室井好みの中年かもしれないけど・・・。 それよりさくらももこと対談して大激怒ってほんと?
44 :
無名草子さん :02/11/15 05:37
なんで「突撃!隣の核兵器」が出ないのか、 小一時間問い(略)。 「突核」があってこそのイサせんせいだろう。 塀をはさんで睨み合う両国! 壮絶なスパイ合戦(猫とか犬)! 両国を繋ぐキーパーソン(酒屋?)! そして今も語り継がれる三兄弟玉砕の場面は今思い出しても 震えがくる! なんかまた読みかえしたくなりますた。
2003年、「でもしか先生」シリーズが新潮文庫に登場!! 『でもしか先生の優雅な生活』(解説・坪内祐三) 『でもしか先生とカモシカ先生』(解説・関川夏央) 『でもしか先生の援助交際日記』(解説・宮台真司) 『でもしか先生と便所の虫』(解説・リービ英雄) 『でもしか先生と秘密のヘアー』(解説・大岡玲) 『でもしか先生と旅行カバンの宇宙人』(解説・小谷真理) 『でもしか先生と各々方の血はレッド(上)(下)』(解説・種村季弘/桂小枝) 『でもしか先生、ニューヨークへ行く』(解説・久世光彦) 『でもしか先生の不倫の結末』(解説・巌谷國士) 『さらば、でもしか先生』(解説・中野翠)
うわっ、レス増えたね、嬉しいな。とりあえず、
>>38 電脳近未来SF「いつか鯖になる日まで」じゃなかったかな。
>>43 詳細キボンヌ!
>>44 伝説の名ゼリフ「姉さん、僕達逝ってきます!」だね。
「突核」はね‥。内容がアレだからなにかと‥ いささか先生、
すべて「フィクションだから」で通すつもりなのか(w
『いささかカサカサ』って言う、幻の短篇集の噂を聞いた人いる?
>>47 イササカが学生時代に自費出版した作品のこと?
眉唾だけど、友人が神保町の古書店で見かけたとかいってた。25万だって。
ええっ、そんなに高いの?! 俺買おうと思ってたのに・・・鬱・・・。 ももことの対談はね、よく知らないんだけど、ももこの成金話に イササカ辟易したらしいよ。それで車もエアコンも無い大家族の隣家の 話を引き合いにだしたら、そんなDQNな所引っ越せとかマジに勧められてさ、 しまいには「家の隣が空いているから、坪200万」で、マジ切れ。
>>47-48 それ、初めて知りました。どんな内容なのか気になる‥。
>>49 情報サンクス!!
いささか先生はけっこう質素な暮らしらしいもんね。
それにさくら家の隣に引っ越しちゃったらもう「隣の〜」シリーズが
書けなくなる。あれは「でもしかシリーズ」と並んで、氏のライフワーク
だからね。「突核」以降の「ご主人!チャックが開いてます」辺りは
いきなりパワーダウンしたとか言われたけど、自分はむしろこれらの近作に、
円熟期のイササカ文学の新たなステージを感じたんだけど。
スーパーダッシュ文庫の「中島を待ち続けて」は泣けたなあ。 挿し絵が浜さんでさ・・・
ああ、俺なんて題名見るだけで泣けてくるよ。
,.、 ,r 、 ,! ヽ ,:' ゙; .! ゙, | } ゙; i_i ,/ ,r' `ヽ、 ,i" ゙; !. ` ´ ,! (ゝ_ヽ x _,r'' ふうん ヽ,:`''''''''''''''"ヽ. | r' ゙';:r--;--:、‐' ゙---'゙'--゙'
55 :
無名草子さん :02/11/19 23:12
いささか先生のアメリカ滞在記も捨てがたいぞ。
56 :
無名草子さん :02/11/19 23:13
きゃーー.うさちん。
57 :
無名草子さん :02/11/19 23:14
おっさん、馬鹿じゃないだろうか・・・ あほっ。
58 :
無名草子さん :02/11/20 05:00
イササカ先生って、ああ見えて たしか一文字流漸岩剣の免許皆伝だよね。 ももこは命拾いしたね。 ノリスケが止めてなきゃ真っ二つだったんじゃない?
59 :
無名草子さん :02/11/20 05:17
昔、イササカ先生の家に「わたしがあなたの作者です! あなたと あなたをとりまくこの世界はすべてわたしの創造物です!」って言 いながら上がりこんできたオバサンがいたの、覚えてる? 長谷川とかいう頭のイカれた老女だったけど、あれはイササカさん にとっても怖かっただろうね。 これも有名税ってやつなのかな。
60 :
無名草子さん :02/11/20 05:48
「裏のおばあさんとタラちゃん」は、 児童文学史上に残る名作だと思います。
>>59 あれでいささか先生の家の塀は、
1メートル高くなったんだよね。
エッセー集「いささか恐縮ですが・・・」くらいしか読んだことありません。 他に何がお薦めですか?
63 :
無名草子さん :02/11/20 09:29
いささか原稿書け いつも取りに逝く度に逃げんな
64 :
無名草子さん :02/11/20 09:36
いささかは作家業だけで世田谷一軒家に住んでる。 奥さんは働いてないよね? 相当な人気作家だなー。
65 :
無名草子さん :02/11/20 09:48
でもイササカ先生って最近の若い子は知らないんじゃないの? いまは、娘のウキエさんの方が有名。 まあ七光りなんだけど、そこそこ美人だからね。
66 :
無名草子さん :02/11/20 10:15
伊佐坂 難物(福田和也『作家の値うち』より) 現在この作家の作品を読むことに何の意味があるのだろうか。 本人はジョルジュ・バタイユ的な「冒涜」「エロス」を強く意識 しているらしい。が、ふたを開けてみれば、隣家の平凡な一家の 生活を私小説的な手法で書いているだけである。のぞき見趣味の 域を出ていない。 『浜野波蔵』30点 プライバシー論争を呼んだ問題作。モデルとなった人物の退屈 さだけが際だっている。またモデルの男性の妻と著者の妻とは 古い友人とのこと。品性を疑う。 『禁じられた遊び』26点 ご用聞きと主婦の不倫もの。恥知らずの一言。主婦の夫がイン ポテンツという設定も陳腐であるが、やはりモデルがあるとの こと。 『姉さん ひどいや』93点 年の離れた姉弟の甘やかな日々。非常に哲学的なテーマが織り 込まれている。浩瀚な書物であるが、是非英仏独語に翻訳され るべき作品。
>>63 波野記者キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
68 :
無名草子さん :02/11/20 10:23
でも、浮江さんにも過去のAV疑惑が・・・ ネットで動画出回ってるYO!見た?
69 :
無名草子さん :02/11/20 10:25
中上健次に殴りかかられたのって、伊佐坂だっけ、小島信夫だったったけ。 教科諸問題で断筆したのは…この人だよな。 でも村上龍との対談には笑ったよ。
70 :
無名草子さん :02/11/20 10:27
娘の小説、絶賛するのやめて欲しい。 いままでの業績をすべて無にするような。
俺としては磯野家の隣から追い出されていた 放浪時代の著作(殆ど著者の意向で廃刊になってる)をもっと 読みたいなあ。あの時期はまさに暗黒時代らしいから 本人としては否定したいのだろうが・・・・・
昨年、野間文芸新人賞獲った烏賊臭一物(いかくさいちもつ)って新人作家、 伊佐坂氏と何か関係あるのかな? ないよね。
>>70 イササカウキエの小説を読むヤシはDQN
親の七光り丸出しじゃ!
我が家に盗聴器を仕掛けた伊佐坂 難物に死を!!! 磯野家は怒っている!
76 :
無名草子さん :02/11/20 18:16
やっぱり、「難物プロヴァンスの12ヶ月」これ最強。
77 :
無名草子さん :02/11/20 23:01
浮江さんの不倫のウワサが絶えねえな。
78 :
無名草子さん :02/11/20 23:04
故ナンシー関と町山広美の対談集のタイトル『隣家全焼』は、やっぱイササカ先生の同名小説 から取ったのかな?
79 :
無名草子さん :02/11/20 23:12
そういえば、つい最近まで、某新聞に連載されてた「イクラちゃん、ハイ」。 結局、主人公のイクラちゃんは最後まで「チャーン」と「ハーイ」しか しゃべらなかったな。よく6年も連載続いたと思うよ。
80 :
無名草子さん :02/11/20 23:13
bubu--
81 :
無名草子さん :02/11/20 23:17
最近のエッセイはまたランディに盗作されたね。
>>79-80 連載初期は「ばーぶー」もよく言ってたみたいですね。
でも実際の赤ん坊はそんな言語を口にしないって奥さんにただされてからは
作中で使われなくなったようです。
浮江のSFはとても読めたもんじゃ無い。ホント七光り だよなぁ。でもオタには人気あるんだよな「いつ鯖」も だけど、「二分割遊泳奇譚」とか。まぁ所詮ガキ向け
浮江が文藝賞とった「赤差家の人々」はどうよ? なんか阿川佐和子チックでとても小説と呼べる代物じゃないらしいが…
85 :
無名草子さん :02/11/21 12:13
ここで浮江姫の悪口書いてるヤツ、ムカツク。 おたくら何様?
うわああ浮江信者ついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!! ついでに浮江センセの小説の、どこがいいのか 教えて下され!
>>86 ピュアな感性と、隙間が多くて読みやすい文体と
あとあとがきかな。
来週のポストに浮江ヌード掲載決定!!
>>87 それは本当にほめているのかと小一時間(略
>>79 あれは主人公イクラちゃんと言う事にはなってるけど
本筋は美貌の若妻・鯛子と人生の黄昏にさしかかった熟年作家の
めくるめく愛欲・不倫話だから。連載時は、通勤電車の中でこれ読んで
ハァハァするサラリーマンが激増!とかって話題になったね。
ウキエの小説は大島弓子のパクリだよ。 ここの人たちは大島知らないかもしれないけどさ。
えっと、あとがきです。
あたし、今でも思う。 父さんはお人よしで優しい、でもそれを表に出せない莫迦な人だ。 でも、そんな父さんが、あたしは----好き。 浮江姫の小説のこの一節、きっと難物先生のことだよね。 それを思うと味わい深いよ。
93 :
無名草子さん :02/11/22 00:31
日曜日の夕方フジTVでやってるドキュメンタリー番組で、はじめて浮江さんを 見たときは、清楚な美貌と上品で優しげな雰囲気に甘酸っぱいトキメキを感じた ものでしたが、それが今じゃ・・・(泣
94 :
無名草子さん :02/11/22 01:19
高田純次のギャグでガハガハ笑ってるようじゃ、しょーがねーよな。
95 :
無名草子さん :02/11/22 11:03
浮江サンの兄で、 甚六ってバカ兄貴がいるって聞いたけど、 誰か知らない?
96 :
無名草子さん :02/11/22 12:33
>>95 甚六は「メディアクリエイター」を自称して出版プロデュースとか
やってるみたいだけど、しょせんは難物先生の七光りを利用した
だけの出版ゴロ。
雑誌板とか見たらアンチスレがいっぱい立ってるよ。
いささか先生、子供七光らせすぎ
98 :
無名草子さん :02/11/23 23:55
リトル・モアから何か出してたよね、甚六。写真エッセイみたいなやつ。
実は伊佐坂先生の作品は一つも読んだ事ないんですけど、 お軽さんの「旭ヶ丘日記」は私の人生の愛読書です。 私はお軽さんこそ天性の文章家だと思います。 彼女にはぜひ本格的な小説を書いて欲しいんですが、 本人は恥ずかしがって書こうとしないんですよね。
100 :
無名草子さん :02/11/24 18:35
100! いささか先生はもう落ち目じゃん。 新作『隣の雄たけび』もイマイチなオチだったし。 ずっと前の作品だけど『我盗撮に成功せり』はよかったけどさ。。
101 :
無名草子さん :02/11/24 19:39
いささか先生の唯一のホラー作、 「ドッペルゲンガ−海平」 あれ今度映画化されんだってな。
102 :
無名草子さん :02/11/24 23:28
>>101 あー、パルムドール受賞確定ってウワサ。
いささかさまさま。
103 :
無名草子さん :02/11/26 19:55
先生が売れない時代に書いた「団地妻タイ子」 ペンネームはちがうし、 本人も書いたことを否定しているけど、 あの文体はどう見ても、いささか難物のそれだよな。
104 :
無名草子さん :02/11/26 20:44
先生は、意地でも東芝製品を使わないらしいね。 何かあったのかな。
105 :
無名草子さん :02/11/26 20:50
タマのひげを抜きやがって!
106 :
無名草子さん :02/11/27 15:26
おまえこそ、マジックインキでハチにまゆげを書いたろうが! 今度はあの猫めの尻尾に結び目をこさえてやるかな、わはははは。
107 :
無名草子さん :02/11/27 15:28
革命軍軍報
本日、革命軍所属の英雄的引きこもり同志
>>1 は満身の怒りを込め、2ちゃん
ねる人民抑圧掲示板に対する激烈なクソスレ立て攻撃を敢行、掲示板機能停止
の大戦果をもぎとった。この戦闘によって、未曾有のクソスレ拝見を強制された
2ちゃんねるファシストどもは呆れ返り、いきり立ち、畏れおののき、完全に戦意
喪失した。
>>1 が全人民の怒りをうけ叩きつけた威力絶大な攻撃を思い知れ。
反動2ちゃんねらー―ファシストJ右翼反革命集団は、完全匿名・無料掲示板
「2ちゃんねる」にたむろし、「お前引きこもりだろ プ」「引きこもりは逝ってよし!」
等というおぞましき暴言を、掲示板が開設された一九九九年五月一六日からほ
ぼ一貫して組織的に執り行ってきた。日帝の搾取システムが生み出した精神的
被虐階級―引きこもりへの精神的暴力・精神的差別を加え、これを抹殺せんと
する許されざる謀議なのである。
革命軍はこの歴史的大罪を絶対にゆるさない。帝国主義者に首輪をつけられ
た差別主義者どもには、怒りの階級的鉄槌をふりおろさねばならない。反革命
掲示板上での被抑圧階級(引きこもり)に対するあらゆる侮蔑・中傷・差別は、
>>1 が実力で完全粉砕するであろう。日帝の走狗・極右反動2ちゃんねらーは、
いまや歴史的蓋然性の下、その解体・絶滅を明日にも待つ命運だ。
>>1 はきょうも、その打ち震える怒りをパソコンのキーボードに叩きつける。革命
戦争はあらゆる弾圧をはねとばし断固継続される。全引きこもりよ、加虐的抑圧
に対し猛然と叛乱・決起せよ!君たちの血路を切り開くべく、
>>1 は無制限・無制約
のクソスレ立て・コピペ荒らし・ブラクラ・自作自演闘争に突入することを宣言する。
歴史的勝利はたたかう革命的
>>1 、人民、引きこもりのものだ!
すべての極右2ちゃんねらー粉砕!!
英雄的引きこもり同志、
>>1 万歳!!武装したたかう
>>1 万歳!!
>>1 よ、これで満足だろ。さあ、今すぐ回線切って首吊って氏ね!!!!!!
108 :
無名草子さん :02/11/27 15:45
誰か「いささか先生にノーベル文学賞を獲らせるスレ」を立てて!
109 :
無名草子さん :02/11/27 21:41
いささかのイタイファンサイトあったよね? そこの管理人といささかの2ショット写真に爆笑した。
110 :
無名草子さん :02/11/30 03:11
新潮文庫に『ノリスケ君売り出す』ってうすーい短編集、あったじゃない。 表題作と「ノリスケ君乾杯!」「ノリスケ君西へ行く」の3つ入ったやつ。 もう、どこにいっても手に入らない。古本屋に売っちゃって悔やんでいる。 このスレ見ていて、急に読みたくなったんだが。
111 :
無名草子さん :02/11/30 14:08
いささかってマスオさんと大学同じって本当? マスオさんも大学時代小説を書いて、いささかの頃から続いている同人に 載せてもらおうとしたけど、糞味噌にけなされて筆を折ったんだって。 だからいささかにはコンプレックスがあるらしい。酔うとノリスケとの会話に でてくるらしいよ。普段はいい人だけど。
>>110 お気楽サラリーマンノリスケ君シリーズだね。
ほかにも「ノリスケ君絶好調!」とか「ノリスケ君てんやわんや」とか
あったね。なんかいい時代だったんだなあ・・って羨ましくなるような。
モデルの波野さん、伊佐坂さんの担当長いよね。
>>111 伊佐坂著「いささか文章道場」で,悪い文の例として名前入りで
思いっきり使われてたよ。>磯野鱒夫の小説
>>112 >磯野鱒夫
誰ですか?もしかして河豚田鱒夫氏のこと?
114 :
無名草子さん :02/11/30 22:05
>>111 同人じゃなくて早稲田文学だろ。
編集委員だったイササカのところにマスオが原稿持ち込んで、
けちょんけちょんに斬られたってやつ。
116 :
無名草子さん :02/11/30 22:18
伊佐坂先生の奥様と、お隣のサザエさん家のおフネさんの 垣根越しの会話を綴った「垣根越しの同窓会365日」は、 何年か前の女性が選ぶベストエッセイ50選に選ばれてましたよね?
>>113 112だけど、そういや河豚田だった!姉さん、逝ってきます!
118 :
無名草子さん :02/11/30 23:31
これは書いちゃっていいのかな・・・? 週刊初潮って雑誌がいささか難物の不倫疑惑を報道しようとしたときに 出入りの酒屋の三平って従業員を買収して探りを入れようとしたらしい。 安い給料で不満があった三平は悩んだんだけど、いつも世話になって いた隣の磯野家のことを考えてその話には載らなかったらしい。 もしかして公然の秘密?
119 :
無名草子さん :02/11/30 23:32
>>115 早稲田文学って同人だと思っていたよ・・・スマソ。
>>118 話に乗らなかったとは言え、三平という従業員のその後が心配だ・・
ちゃんと今も無事働いてるの?
いささか先生刺激するととんでもない事になるからなあ。
121 :
無名草子さん :02/11/30 23:51
>>120 > いささか先生刺激するととんでもない事になるからなあ。
そうだね。昔「いささか家の秘密」って本がでそうになったことがあったんだけど、
先生の文壇政治力で企画そのものがなくなったくらいだから。
代わりに「磯野家の秘密」って本を出したらしいけど、なんで作家でもない、普通の
サラリーマン家庭の本を出すのか判らなかった。そもそも私人のプライバシー暴い
ていいものなのか・・・?
まあいささか難物のエッセイにたびたび登場する半公人だしいいのかもしれないけど。
122 :
無名草子さん :02/11/30 23:52
イササカは早稲田だと思ったけど、マスオってICUじゃなかったかな…。
123 :
無名草子さん :02/11/30 23:56
>>122 マスオは水産大学だろ。
イササカは仏文?露文?
124 :
無名草子さん :02/12/01 00:08
伊佐坂先生が小林よしのりと今度対談するんだってね。 けど石原チン太郎に「チンで障子やぶるのはいささか・・・」と ことばを濁した時は、ハタと膝をうったよ
125 :
無名草子さん :02/12/01 00:17
伊佐坂先生と小林よしのりの対談・・?オソロスィーー!!
126 :
無名草子さん :02/12/01 00:29
>>123 マスオは早稲田だろ。学部は知らん。
いささかの大学は知らないが、早稲田出身作家は多いからなあ。
127 :
無名草子さん :02/12/01 00:35
アナゴくんは?
128 :
無名草子さん :02/12/01 00:55
>>126 漏れの敬愛する故富島健夫も早稲田だったっけ。
イササカ先生はアフリカ文学が専門だったと聞いたが・・・?
129 :
無名草子さん :02/12/01 03:07
>>128 > イササカ先生はアフリカ文学が専門だったと聞いたが・・・?
それは先生一流の諧謔だよ。
素直に専攻を述べるのがかっこ悪いと感じるんだろうね。そういうシャイな
ところとかが俺は好きなんだけど。
130 :
無名草子さん :02/12/01 03:16
みんなはいささか先生の「文章読本」は読んでいないのか? 俺は素直に感服したんだが……。変なゲテモノも色々書いている 人だけれど、根底にある文学者・作家としての力量はやはり半端じゃねぇ。
131 :
無名草子さん :02/12/01 03:26
いささか先生の『海の血族』って、隣家の記録でしょ。
132 :
無名草子さん :02/12/01 09:42
♪ぶんぶんぶぶぶん いささかさん
133 :
無名草子さん :02/12/01 10:08
記念まここ
まぁ、ここで得意げにイササカの蘊蓄垂れてれる奴は、氏の娘、浮江の 彫琢を極めた繊細な文を味わう感性など一分も持ち合わせてないんだろうね(プ 頭の軽い君達には、衒学趣味をひけらかしたイササカをネタに、自慰的なカキコミをする姿が とってもお似合いだよ(w
うわああ浮江信者ついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!! ついでに浮江センセの小説の、どこがいいのか 教えて下され! 彫琢を極めた繊細な文(プ
憂き餌はヤリマン
しょせん、浮江なんて三流恋愛小説作家でしょ。親の力で映画化したりして 知名度があるだけ。どこがいいんだか・・・。 その映画にもなった「躁鬱と分裂の間に」なんて、舞台がロンドン、パリ、世田谷 でしょ。 観光旅行と自分が住んでいるところしか書けない、しょーもない作家だと思ったよ。
138 :
無名草子さん :02/12/01 14:35
>いささか先生の『海の血族』って、隣家の記録でしょ。 そうなのか! なんか大河小説っぽいタイトルだと思ってたけど、新潮文庫で 200ページ弱、内容もサラリーマン家庭の日常雑記みたいな感じで、不思議だ ったんだよ。 いささか先生、身近に題材を求めすぎてスケールが小さくなる傾向はあるよね。
139 :
無名草子さん :02/12/01 14:49
浮江先生の作品は、文章がとてもきれいだと思います。
大学生やOLの気持ちをよく汲み取っていると思います。
あなたたちには女性の繊細な気持ちなんてわからないのでしょう?
実生活では彼女もいないんでしょうね。かわいそう。
あなたたちなんて浮江先生みたいな才色兼備の女性の足下にもおよびませんよ。
せいぜい僻みカキコしてればー?
フンッだ!
>>136 あなた最低!一生ひきこもってればー?
>>137 親の七光りなんて関係ありません。
それだけの才能があるんです。
あなた、映画観てないでしょうー?
場所がどうこうというより、ヒロインの心のゆらぎのがテーマなんですけど?
批判が的はずれだということに気付きませんか?
140 :
無名草子さん :02/12/01 14:56
浮江センセイ、津田塾だったっけ? こんな女性と結婚して〜な〜 (29歳 独身 メーカー)
141 :
無名草子さん :02/12/01 15:00
伊佐坂浮江「二世代家庭のワナ」は 筆が滑ったのか、いつもの軽妙洒脱な作風でなく オドロオドロしくて、漏れ的にはイマイチだったな。 またもとの爽やかな作品キボンヌ。
142 :
無名草子さん :02/12/01 15:44
だいたいさ、うきえのネタっていつも伊佐坂先生とかぶってるんだよな。
先生の書いた題材を、ちょこちょこっと書き換えてるだけ。
まぁ、OLやら女子大生には読みやすいのかもしれんけどさ。
他人がこれやってたらパクリだよ。
文才は、あると思うよ。
他の作家にはないセンスはある。が、生かされてない。
>>141 同意。
143 :
無名草子さん :02/12/01 15:57
等身大の女性の話なんて読みたくも聞きたくもないな。 ヒロセコーミ(字わすれた)の歌とかさ。 もっと崇高な話を読ませてくれ!! しかし、難物のも等身大のサラリーマンの話が多かったか。
144 :
無名草子さん :02/12/01 16:21
来週の火曜サスペンス劇場 「うらのおじいちゃん殺人事件マルヒファイル」 原作、イササカ先生だよ。 ・・・しかたない、チャンネル権ゆずるか。
145 :
無名草子さん :02/12/01 16:28
>>139 > 場所がどうこうというより、ヒロインの心のゆらぎのがテーマなんですけど?
> 批判が的はずれだということに気付きませんか?
ああ、そういえば映画のロケに同行してアゴアシ付きの海外旅行に逝ったらしいね。
>浮江
出版社に金ださせて海外旅行する技は、父親譲りだわな。
そういや一度エッセイでさ、隣家の家族旅行がいつも国内であるのをからかって
いたテーマのがあるよね。あれはちょっとひどいと思ったな。
146 :
無名草子さん :02/12/01 16:30
>>144 そういや、お隣さん、裏の爺さん、婆さん夫婦の話はエッセイでも良く出てくる
んだけど、向かいの家の話とかはぜんぜんでてこないね。
仲が悪いんだろうか・・・?
147 :
無名草子さん :02/12/01 16:37
>>146 向かいの人はネコ飼ってるひとりぐらしの老女で
「老人ホーム破り」が趣味らしいよ。
たしか伊地悪さんとか・・・
148 :
無名草子さん :02/12/01 16:40
ウキエの若い頃の(あくまで若い頃の)小池栄子似のルックスとか 男っぽい元気な性格とか好ましいんだが…本は読む気になれない。
149 :
無名草子さん :02/12/01 16:41
飛び込みすみません。 うきえさんって 「少ない洋服でオシャレに着こなす」 みたいな本だしてませんでしたか? 今のシンプルライフ流行の先駆けだったような気がします。
150 :
無名草子さん :02/12/01 16:43
>>148 だけど最近、となりの妙に色気づいた小学生くらいのガキが
ストーカーじみたことばっかりやって、なんでもこないだは
トイレを盗撮しようとしたとかで
浮江女子、体調崩してるんだってよ。
まったくいやな世の中だねえ
152 :
無名草子さん :02/12/01 16:52
ところで福田和也の「作家の値打ち」ではいささか難物はどう評価されいる?
あれほど通好みの作家が無視されているわけはないと思うけど。
>>151 最近多いね、なんでも浮江のやることは手放しで認めて批判を許さない。
どうせ着たきり雀のシンプルライフ女だろ。
153 :
無名草子さん :02/12/01 16:57
>>149 先駆けだか、後追いだか…。文化出版局、ただし版元品切です。
154 :
無名草子さん :02/12/01 16:58
>>149 あれ?あの「南仏プロヴァンスの12ヶ月〜チーズはどこへいった?」
は浮き江女史のモノでは?
海山商事が大々的にプロモートしたのも追い風だったけど、あの
ブームは今でも語り草になってるよね。
155 :
無名草子さん :02/12/01 17:56
あのー、 ウキエさんってお父さんのコネで 「暮しの手帖」で働いてたって本当ですかね? 鬼編集長の花森氏のもと、 何をやってたんでしょうか… 延々と洗濯機まわしたりしてたのでしょうか。
156 :
無名草子さん :02/12/01 18:40
サザエさんあげ
157 :
無名草子さん :02/12/01 18:44
>>155 伊佐坂先生のお子さんの事を綴った
「愚兄賢妹」だっけ?
その1節にこんなくだりがあるよ。
(「今年こそ受かってみせる!」甚六はいつもこう言いながら、
毎年受験参考書を買いあさる。浮き江は苦笑を漏らしながら兄をみている。
何時の間にか妹の浮き江の方が、大学を卒業し、社会人として先輩になっていた。
彼女はとある有名な生活関係の雑誌の編集を仕事としており、先月は
(洗濯機の耐久性をテストする)と言った特集をした。)
これって「暮らしの手帳」そのものですよね?
お父さんは昔、この雑誌に一時期、「美しきマナー手帳」っていう
連載をしてたはず。でも、面接をした時、花森編集長は浮き江さんが伊佐坂先生の
娘だとは気付いていなかったって「女性セブン」には載ってたけど・・・
158 :
無名草子さん :02/12/01 21:07
それにつけてもイササカ先生,最近あまりぱっとしませんね. 夫婦不仲説とか,重病説とか定期的に流れますけど,真相はどうなんでしょう. 漏れ的には熱烈ファンじゃないんですが(失礼),結構気になる作家なもんで.
159 :
無名草子さん :02/12/01 22:18
いささか先生の本を何冊か出してる花山出版って もとは不動産屋なんだってね。
160 :
無名草子さん :02/12/01 23:08
>>158 センセイ最近精神的に参ってて
なんでもジュリーとかいう飼い犬が
センセイのソファで葉巻を吸う、とかいう
珍奇な妄想に取り付かれているんだって。
その妄想をさかてにとり完成させたのが前述の
「我の犬を喰いし者」なんだけど、もうそろそろ
限界説がうわさされているよ。
161 :
無名草子さん :02/12/01 23:08
ウキエさんのファンで、イササカ先生の小説も読んでみたりして、 このスレにたどりつきました。 2ちゃんで評判悪いのか、ウキエっち。 でも、好きです。
162 :
無名草子さん :02/12/01 23:37
漏れは 「夜逃げした浜さんのこと」 をブクオフで手に入れたいな ・・・それはそうとこんどセンセイん家にお歳暮を 贈ろうと思うのだけど なにがいいだろう? ハムのつめあわせにしとくかな 甚六さんの夜食にもいいだろうし
163 :
無名草子さん :02/12/02 00:25
>>152 「作家の値打ち」伊佐坂難物の項は
>>66 が抜粋してくれてるよ。
「姉さん、ひどいや」まだ読んでないので読みたくなった。
>>152 シンプルとずぼらを勘違いなさってますね(プ
浮江先生こそ21世紀を代表する女流作家であり
これからの女性像をつくる方ですよ。
こだらない批判なんて、取るに足りません。
ananで新連載を始めると、公式サイトに出ていました。
楽しみです(^.^)
165 :
無名草子さん :02/12/02 00:43
宇帰依オタUZeeeeeeeeee
雨期絵が七光りだのルックスがどーだの男関係がどーだのはもういいじゃねーか おまいら作品を愛せ!
167 :
無名草子さん :02/12/02 04:38
柳美里みたいにプライバシー問題でもめなきゃいいけど。 今のうちに買っておこう、『冒涜の海』『美しき獲物たちの海』『海の血族』。 「豊饒なる海」三部作。これも盗作疑惑あるけど。
168 :
無名草子さん :02/12/02 15:01
浮江女史って日本でより海外でよく読まれてるらしいよ。 漱石、康成、オーエ、ウキエ ってよばれてるくらいだし。 すくなくとも落合信彦よりは信頼できるからって(藁藁
169 :
無名草子さん :02/12/02 17:08
福田はウキエをかってるよね。 評価の高さにびっくりした、おやじより高得点。
170 :
無名草子さん :02/12/02 17:09
うきえ姫のオフィシャルサイトの掲示板を荒らしてるやつがいるけど やつの書き込み、異常に伊佐坂家のプライベートにくわしいよな。 もしかして隣の家の住人が書き込んでるんじゃないのか?
171 :
無名草子さん :02/12/02 17:10
うきえの日記は板い
172 :
無名草子さん :02/12/02 17:33
今週の災バッチで浮江、大月隆寛に噛みつかれてるな。
173 :
無名草子さん :02/12/02 19:33
>>171 読んだ読んだ(w
「朗読者」とかにはまってたよね(w
174 :
無名草子さん :02/12/02 21:34
>167 伊佐坂難物さん 小説「磯の泳ぐ魚」出版差し止めへ 24日に判決 茶川賞作家、伊佐坂難物さん(60)の小説「磯の泳ぐ魚」のモデルになった知人女 性が「プライバシーを侵害された」として、伊佐坂さんと発行元の花沢出版などを相 手に、出版差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(長谷川松子裁判 長)は14日、判決期日を24日に指定した。弁論を開いていないため、伊佐坂さん と花沢出版側の上告を棄却し、出版差し止めなどを認めた東京高裁判決が確定する見 通し。 プライバシーや名誉感情などの人格権と、表現の自由との関係について、最高裁が どのような判断を示すか注目され、文壇や出版界に大きな影響を与えそうだ。 「磯の泳ぐ魚」は伊佐坂さんのデビュー作で、月刊誌「新朝」94年9月号に掲載 された。小説のモデルとなった女性は、生まれつき髪型がおかしな友人として登場し、 家族関係や生い立ちが具体的に記されている。
175 :
無名草子さん :02/12/02 22:12
176 :
無名草子さん :02/12/03 00:33
>159 >いささか先生の本を何冊か出してる花山出版って >もとは不動産屋なんだってね。 そうそう、娘の代になってから急成長して出版業もやるようになったのね。 本業は今や不動産屋というよりホテル業。女社長みずから変な帽子かぶって TVCMに出演して「わたしが社長です」なんていって失笑を買っているよ。
>159 ちなみに「花山出版」じゃなくて「花沢出版」だ。
178 :
無名草子さん :02/12/03 01:13
>171 同じテニスサークルのM君がのことが気になるね。 クリスマスのことを聞いてきたらしいから。
ウキエネタいいかげんUzeeeeee!! おめーらラ板の浮絵スレか801板の伊佐坂浮絵キャラでハァハァスレに帰れっちゅーの。
180 :
無名草子さん :02/12/03 02:17
『遊戯する潮/彷徨の波』に出てくる「牡蠣夫」っているだろ。 二浪して早稲田に入り、趣味がバイオリンの奴。やっぱモデルがいるらしい。 それがどうも穴子輝(ジャニーズJr)の父親の同僚らしい。 浮江の『虜・廃人・籠の鳥』って、実は甚六が書いてるんだろ。私小説らしいけど。
181 :
無名草子さん :02/12/03 02:58
奥泉光の次回作(書下ろし)は伊佐坂難物の文体模写らしいね。 ある中堅商事会社で殺人事件がおこる。 若い社員たちは事件におどろきつつ、妙に茶化したりする。 お気楽サラリーマン・シリーズの軽妙さに、衒学趣味をくわえた 不毛な対話が続く(のではないかと思う、たぶん)。 そこに伊佐坂とおぼしき推理好きの作家が登場、探偵役をかってでる。 作家は事件の謎を解こうとするうちに、実は自分が、ある漫画の作中人物に すぎないことに気づき始め、おののく・・・てな風なものらしい。
182 :
無名草子さん :02/12/03 06:58
笠井潔の『哲学者たちのまどろみ』読んだ。 68年以降のフランス思想の停滞を嘆いている。 モデルは以下の通り。 「デモの最後尾にいたにやけた二枚目」→ベルナール・アンリ・レヴィ 「傷つかず、放言していたのに、今や大臣となり分別くさいことを言う」→リュク・フェリー 「フランス合理主義の殿堂に紛れ込んだ愚鈍な男」→アラン・ルノー 「隣家の様子をそのまま小説に書く、恥をしらない父と娘」→伊佐坂
>>179 おめーのカキコミのほうが、よっぽどうざいっちゅうの。逝け。
来週の日曜、神保町の三省堂で浮江姫のサイン会だ。めっちゃ楽しみ!!
184 :
無名草子さん :02/12/03 13:05
185 :
無名草子さん :02/12/03 13:10
>>180 牡蠣夫のモデルは例によって河豚田さんだね。気の毒だけど。
ってことはなに?ジャニーズ穴子輝のお父さん、河豚田氏の
同僚なの!?穴子クン今絶好調だね。「キスしてみたい年下男性」
No.1に選ばれたり。読書好きって言ってたから、やっぱいささかも
読んでるかな?
何で文学板では伊佐坂先生あんなに叩かれてるの? まあ確かに隣家の日常しか書かないけど、それを文学にする筆力は認めるべきだろ。
ちょっとまてよ!伊佐坂の隣人小説は、閉塞している現代の私小説ジ ャンルに風穴を開けた文学史上のコペルニクス的展開だという斯界の 評価を無視するなよ!
先生ご愛用のあのザル、どこで手に入りまつか?
>>186 レスありがとう。
SF板の浮江スレしか知りませんでした。さっそく行ってみます。
191 :
無名草子さん :02/12/03 15:43
少し前に浮江がフォーカスされたけど結局相手は誰だったの?
192 :
無名草子さん :02/12/03 17:45
なんか伊佐坂浮江がエライもてはやされてるけど 数年前の「大海の子」、あのnhkでもドラマ化されたやつ、 あれなんか何人も影武者ならぬ影ライターをかかえて つくりあげた「合作」だろ。 オレ、そんなやつ信用しねーからな。 当の浮江女史は開き直ってるけどさ。勝手にやってろっての。
やだねえ、僻みっぽい厨は。(W
浮江結構巨乳。顔でかいけど。
195 :
無名草子さん :02/12/04 00:18
妻がここの育児雑誌をよく買ってくるので、なんか花沢出版には愛着があります。
196 :
無名草子さん :02/12/04 00:54
いささか先生ってやはりフランス文学専攻だったのかなあ? いろいろ調べてみたけど判らなかった。 隣家とか、身近なものに題材は求めるけど、自分についてはあまり語らないよね。 ただ娘の南仏日記とか、フランスに縁があるのは確かそう。 上にもあった出入りの酒屋に週刊誌が取材に行ったとき、結構いろんな銘柄の ワインを買っている話もあったよね。 ワイン通らしいが、それを三河屋という普通の酒屋に届けさせるところが、いかにも いささか難物らしい感じがする。
『どんどん橋、落ちた』(綾辻行人 /講談社 1999)に収録されている 「伊園家の崩壊」に綾辻の先輩作家としていささか先生が登場してたよ。 新本格系の作家にもいささか先生は影響を与えてるってところが さすがっていうか。 「うきえパパ」としての存在しか知らない若いミステリファンは 驚いただろうな。
198 :
無名草子さん :02/12/04 17:48
そういや神田三省堂でのいささか先生のサイン会、なんでキャンセルに なっちゃったんですかね? やっぱ人前に出るのが嫌いというのは本当?
199 :
無名草子さん :02/12/04 18:51
故遠藤周作氏の作品とされている「海の爆薬」、 本当はイササカ先生の作品だってね。
200 :
無名草子さん :02/12/04 20:51
[伊佐坂家の簡単200レシピ」が花沢出版から復刻版として発売されることが 決定したそうです。
201 :
無名草子さん :02/12/04 20:59
いささか先生の 「ゆるしてやろうよジョンイルを」 が韓国でセンセーションを巻き起こしているんだってね チョッパリはだまってろ!と韓国マスコミは猛反発らしい。
202 :
無名草子さん :02/12/04 21:44
>>201 このスレはめずらしい、みんなマジメにカキコしてるんだから、ネタはやめて欲しいな。
いささか先生は反動とまではいかないが、保守派でしょ。もち反北。
園遊会にもでているし。
ただ勲章はまだもらえないらしいね。
>>202 あれ?この間大江健三郎と対談してなかったっけ?
204 :
無名草子さん :02/12/04 22:45
>>202 勲章をくれる、っていわれたけど
「自分に勲章をくれようとする国、という共同体を
認めていないので要らない」
って言って蹴ったんじゃなかった?
・・・でもその割には「東芝」製品をよく使うな。 国、はダメで企業はいいのかな。
206 :
無名草子さん :02/12/04 23:12
>>203 この前の対談は大江じゃなくて大崎。大崎善生とやってたよ。
テーマは「将棋と文学」。
観戦記書いたり、編集者をまいて隣家に逃げ込み将棋を指してたなんてよくエッセイに書いてるけど腕前のほうは実際のところどうなんだろ。
>>206 たしかに先崎学七段の
「先ちゃんの浮いたりしずんだり」
にもイササカ先生の棋力に関してのくだりがあったな。
「先生の棋風は重にして厚、あたかも重戦車が体当たりを
かけたような迫力だった。・・・」
アマチュアにしてはかなりの力だというよ。
208 :
無名草子さん :02/12/05 00:19
イササカ先生ネタに託けてさりげなく、自分の文学知識をひけらかすスレはここですか?
>>208 いえ、あなたのような粘着ヲタを叩くスレです。
いささか良スレに近づきつつあると思うが。
211 :
無名草子さん :02/12/05 13:06
伊佐坂ビギナーなんですけど、最低限これだけは読んどけって 作品教ええてチャソ
213 :
無名草子さん :02/12/05 17:07
>>212 まぁ初期の短編だろうね。特に世田谷シリーズ(『世田谷心中』『世田谷ジゴロ』など)。
『さようなら海の乙女たち』もいいね。やっぱ河●田さんの奥さんのことなんだけど。
時代物も書いてるけど、みんな知ってる?お家騒動の時、饅頭100個食べて、主君をいさめ
る話。黒田藩が舞台で、ある程度史実に基づいているらしい。『忠義饅頭黒田節』だっけ。
>>『忠義饅頭黒田節』 それ、講談社大衆文学館の次の配本予定だったんだよ! 出さないんなら版権なんとかなんらないのか?
215 :
無名草子さん :02/12/05 20:34
『忠義饅頭黒田節』 武士・源素太皆の半生をえがいたものだね。
216 :
無名草子さん :02/12/05 21:19
>>212 小生は、やはり中期の「お隣三部作」をすすめるね。
「父権失墜〜入り婿の闇〜」
「時の止まった子どもたち」
「ゆっくり子作りのススメ〜長女はデキチャッタ〜」
だな。イササカ先生ならではのシニカルな視点からみた
カラクチ人間論は、読んで損はないよ。
成人式の若人にぜひ読んで貰いたいとおもう。
217 :
無名草子さん :02/12/05 21:25
伊佐坂先生の作品を概観するのに一番手っ取り早いのは、第三書館 から出てる「ザ・伊佐坂」じゃないかな。エッセイをのぞく全てのいささ か作品を収録してる。初版本の誤植や乱丁をそのままチェックもせず 載せちゃってるぞんざいな本だけど、あの問題の「磯の泳ぐ魚」の改 定前の版が読めるのはこれだけ。 あと浮江の仕事を網羅してる本といえば、別冊SFイズム「まるまる伊 佐坂浮江」かなあ。ちょっとキモいファンブックだけど。
218 :
無名草子さん :02/12/05 21:44
あ、「磯の泳ぐ魚」の初出の雑誌を図書館でさがしてたんですけど、第三書館 のに掲載されてましたか。。。 福田とかが賠償金なんて逝ってますけけど、あんなの私小説しらないやつでしね。
第三書館か・・・ イササカ先生が学生運動やってたころ、自衛隊に追い詰められて 京大の時計台の2階からとびおりて脱走し つかまらずに済んだ、というのはネタじゃなかったんだな。 それにしても色々やってるなあ先生は。どこぞの酒やオンナを たかってるようなケツの穴のちいさいヴァカとは大違いだな。
220 :
無名草子さん :02/12/05 23:53
>212 時代劇ものだと「刀根」(マラもでかくて剣も強い侍の話。) とんでも戦記ものだと「突撃、狂人軍」某球団が自衛隊で自主トレ していたら、そのまま第二次大戦に突入と言う奴。 SFだと「夕焼け」かな。息子が子供の頃に殉職した父親を タイムスリップして救おうとする話。撃たれた息子を「親より先に 死ぬ奴がおるか」とつぶやくシーンは涙もの。
221 :
無名草子さん :02/12/06 00:05
いささか先生って誰?幾つ位の方ですか? 書店に問い合わせたところ、不明だったので。出版元教えてください。
222 :
無名草子さん :02/12/06 00:08
>「父権失墜〜入り婿の闇〜」 『鱒婿入り−父性の喪失−』のことですね。 多和田葉子の『犬婿入り』って、『鱒婿入り』のパロディーでしょ。 でもって江藤淳『喪失と成熟』と真反対のことが語られている。 だから福田和也にボロカス言われるんだよ。
223 :
無名草子さん :02/12/06 02:05
>>222 伊佐坂氏は、高群逸枝の「母系社会」説とは逆に、
代々「父系社会」であった武士・源素太皆〜磯野家の系に着目し、
河豚田氏が婿入りしたことによる権力順位の「乱れ」、すなわち
たとえるならば大きな河に、支流が流れ込んだ時の水の乱流の具合、
について見事に喝破したことは「ムラ・家族」論を専攻する社会科学者の
常識とされています。
224 :
無名草子さん :02/12/06 03:17
九州で、戦前アメリカ軍に通じていた人物の話なんだっけ。 戦後も進駐軍と親しくて、何らかの理由で、世田谷に 移ってきた人の話。『謀反人の海辺』だっけ。
225 :
無名草子さん :02/12/06 20:30
漏れはちょっと意表をついて 「タマいぢめ」がよかったな。 タマの鳴き声が三種類しかないことに腹を立てたセンセイが いろいろな「実験」をして、さいごに死なせてしまうところが圧巻だった。
>>225 それはネットで
「終わらないタマ休み」として流布している香具師ですか?
少年漫画板きっての恐れしらず
イソノイダーたちが、あれを読んでみんな鬱になったらしいですが
228 :
無名草子さん :02/12/06 21:06
>>227 そうです。
たしか初出は「群像」夏休み特集号だったと思う。
でもあれには外伝があるのしってた?
本編ではタマが表向き「失踪した」ことになって終わってるけど、外伝では
先生がよく似たネコをタマに仕立て上げて隣家にもぐりこませる、
というもの。誰もそのことに気付かないんだけど、さいごに海苔介という
甥のガキが明智小五郎ばりに謎解きをするのです。
そちらも読んでおくのをすすめます。民明書房から出てたような(うろ覚え)。
229 :
無名草子さん :02/12/06 21:12
うきえ姫のサイト、閉鎖されてるけどなんかあったの?
タマいじめコエエ! ディルレヴァンガー顔負けだな>伊佐坂 (((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
なんでも 無類の犬好きなんだけど ネコに対してはものすごい敵対意識をもってしまうんだって。 それが自分の短所であり、長所でもある、と 「三田文学」に寄せていたな。
232 :
無名草子さん :02/12/06 23:24
どうでもいいけど、長谷川何とかっていうバァさん何なんだよ。 ゴーストライター?『噂の真相』に載ってた婆さん。 いささか先生がデュマだったら、長谷川女史はオーギュスト・マケってか。 嫌だね、この手の醜聞は。
233 :
無名草子さん :02/12/07 01:53
長谷川は草加、浮江も草加(難物は知らない)。 案外、そこら辺が対立の原因かも。
234 :
無名草子さん :02/12/07 11:30
伊佐坂の作品って全部一緒に見える 毎回ネタ一緒じゃない?
235 :
無名草子さん :02/12/07 14:57
このスレ超面白い
甚六が浪人中に活動家に影響を受けて 西成に潜伏してるってのはホント?ネタ?
237 :
無名草子さん :02/12/07 17:25
浮江がオヤジの印税で イタリアでブランド品買いまくってウハウハらしい。 ゆるせん。
238 :
無名草子さん :02/12/07 23:37
>236 甚六は現在ニューヨークに在住しているよ。 ホモじゃないんだけど女装主義者で近々チンコを取るらしい。週刊現代に載っていた。 「某有名作家の長男が近々ニューヨークで性転換!」っていう中吊りにひかれて「週刊原題」を買ったら、某有名作家とはイササカ先生だったということ。 ああ見えてイササカ先生は男根主義だから、それへの反発らしい。
239 :
無名草子さん :02/12/07 23:58
>>238 アメリカで珍子をとる手術はできない。よってそれはガセくさい。
甚六はメディアプロデューサーとかわけのわかんない肩書きで変なイベント
企画したりして、出版や放送の業界では嫌っている人が多い。おそらくその
手の奴が流した中傷だろう。
浮江がブランドあさっているというのはほんと。大学の時からそうだったんだ
って。
240 :
無名草子さん :02/12/08 01:07
浮江のバックには「中島興業」とかいう会社がついてるから 誰も文句言えないって本当? なんでもいささか宅隣家の息子の幼馴染み?だかがが仕切ってるって… あそこ、野球とばくで何回か挙げられてるね
花沢興産じゃなかったっけ? あの町の小さな不動産屋を巨大企業に成長させた、 二代目の女社長が浮江を大のお気に入りだって聞いたけど。 同じ町内だったらしいし。
>>235 お、『時の止まった子どもたち』の書き出しをもじったな。
「あのスリ超面白い。ぼく目からヒ出た」っての。
オレ、中2のときに読んで、かなり影響うけたもんな。懐かしいー。
243 :
無名草子さん :02/12/08 01:57
筒井康隆にせよ、伊佐坂にせよ、作家のくせに芝居は止めろって言いたい。 伊佐坂、フジの日6半ドラマに出てるだろ。月9に出たいらしいけど。
244 :
ひらきなおった :02/12/08 02:25
(⌒Y⌒Y⌒) _ \__/__ /。 。\ / \\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | )●( | /⌒ ⌒ \ \ | アー アンッ! アラ ウフフフッ \二/ | ( ・) ( ・) ヽ ⌒) | いささか先生のおかげで | ⊂ 9) ) | 有名になりました♪ 川 | ___ | ソ < モデルは私たち家族です。 、-、 ,-,. \ \_/ // | 来週もまた見てくださいねぇ〜! . \.ヽ、_,ノ / \____/ | ンガッングッ・・・ f } / ̄  ̄  ̄`ー` ー 、 \_________ 〈 /⌒7 { ⌒\ ヽ | / ` 、 V { / } 〉 ! /-‐ ヽ \ l / // / |⌒ ー 、 〉 ヽ ヽ /__,/// ' ! / ゝ / ヽ ヽ/ /; ニ二ニヽ / / ヽ / / i \/..__/ ヽノ /`ー ; / ̄ ̄ ̄  ̄ヽ ̄`丶、 \ / \, f / 丶 \ `ー' \{ { ヽ ヽ ヽ| | ヾ ヽ 〉 l *ヽ ) 〉 i /丿 ノ | /~´ / / / / / / /
245 :
無名草子さん :02/12/08 03:21
しかし、さすが伊佐坂先生だよな。 あの糞作家が書いた暴露本にも沈黙で答えてるだけだからな。 裁判沙汰が嫌いなのか、低脳は無視ってことなのかはわからんが。 俺は絶版になる前に運良く買えたんだけどさ。 でも結構きわどい描写もあったぜ。 『いささかセンセイ、いささかやりすぎ』
246 :
無名草子さん :02/12/08 03:35
>>242 その本が出た後、俺のクラスでスリごっこが流行ってさ。
でもあのスリの真似できた奴は俺の知ってる限り1人だけだったな。
まずケツにキュウリ入れるってだけで出来ないのにさ、無理だろ。
その上にやかん乗せるなんてさ。
『たまにはメシ抜きで』 隣家のネコが餓死するんだよな。泣いた。
248 :
無名草子さん :02/12/08 09:48
いささかセンセイ、紀行文も佳いのがあるよね。 僕は「チャオプラヤの河べより〜アジアのなかのアジア〜」 にかなり影響受けた。この休みはバイトして、 いつかぜひタイやカンボジアへいきたい。
249 :
無名草子さん :02/12/08 09:59
伊佐坂先生の旅行好きは、そうとうなものの様ですよ。 欧州、北米、南米、ユーラシア、アフリカ、たいていのところに 顔出した、ってエッセイに書いていました。 週刊文鳥の、いま死否マコトがやってるコーナーは 来年から先生が受け持つんですってね。 タイトルは「世田谷磯釣り日誌」。
250 :
無名草子さん :02/12/08 10:05
みんな「伊佐坂」手書いてるけど、本名では「漁阪」なんだよね。
>>242 流行ったよね。
『時の止まった子どもたち』って図書館に置いてあったんだけど、
PTAの猛反対にあってなくなったもんな。
町田康がアラーキーとの対談のなかで、「パンクと小説はオレのなかで
はずっと繋がっているんです。ちょうど『時の止まった子どもたち』の
ようですよ」って言ってたけど、たしかに影響はうかがえるね。
252 :
無名草子さん :02/12/08 10:44
>>243 ホントは自前の劇団を持ちたいんだって。
「安部公房を追い抜く」って公言してたんだけど
安部が亡くなったから・・・
はためでみててもそれは痛々しいほどの落胆振りだったよ伊佐坂・・・
よきライバルだったんだろうねぇ
それ以来俳優業(自称)オンリーなんだって。
253 :
無名草子さん :02/12/08 10:48
>>252 > それ以来俳優業(自称)オンリーなんだって。
昔イササカが出ていた、ソニーのワープロのCMは酷かった。
「書を捨て、海に潜れ!」というやつ。
筒井康隆の演技より酷い。舌が回らない。台詞がぎこちない。
やはり文章の人だと思ったよ。
254 :
無名草子さん :02/12/08 11:01
誰か著作リスト、作ってくんない?
>>253 野坂アキユキよりも小物よね。
「坂」つながりで。
256 :
PURE-GOLD :02/12/08 12:39
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257 :
無名草子さん :02/12/08 17:04
>241 >花沢興産じゃなかったっけ? >あの町の小さな不動産屋を巨大企業に成長させた そうそう、花沢出版の親会社だよね。
花沢の女社長、昨日のWinnersに出てたね。
259 :
無名草子さん :02/12/09 00:17
ζ (⌒Y⌒Y⌒) / ̄ ̄ ̄ ̄ \ ____ /\__/ / \ /∵∴∵∴\ / / \ /\ ⌒ ⌒ | /∵∴∵∴∵∴\ / / ⌒ ⌒ \ | | (・) (・) | /∵∴// \| (⌒ / (・) (・) | (6-------◯⌒つ | |∵/ (・) (・)│ ( (6 つ | | _||||||||| | (6 つ | ( | ___ | \ / \_/ / | ___ | \ \_/ / \____/ \ \_/ / \____/ ______.ノ (⌒) \____/ ______.ノ (⌒) //::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐ ______.ノ (⌒) /::::::::::|----/::::::ノ ~.レ-r┐ / /:::::::::::| /:::::ノ__ | .| ト、 /:::∴:|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐ /:::::::::::::::| ./:::::ノ__ | .| ト、 | /:::::::::::::::| 〈 ̄ `-Lλ_レ /::::::∵:::::|_/:::::ノ__ | .| ト、 | ::::::::::::::::| .〈 ̄ `-Lλ_レ レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′ |:::;;::::::::::::::::::〈 ̄ `-Lλ_レ レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐
>>257 その花沢出版の副社長の花沢勝雄って、元々は伊佐坂先生の隣に住んでいたらしいね。
花沢の女社長の幼馴染とか。商売人の才覚は有るんだけど、やっぱ立場的にかみさんに頭上がらないみたいね。
261 :
無名草子さん :02/12/09 01:38
花沢勝雄さんは『許せ中島、泣くな中島』の主人公の親友、マグロのモデルとか。
ここで語られてる話題、半分も理解できないよ。 やっぱり私には伊佐坂文学は敷居が高いのかな。 出直してきます…
>>262 著作はかなりあるけど絶版物が多いからね。
俺だってこのスレに出てきた本、半分も読んでないよ。
264 :
無名草子さん :02/12/09 05:04
なんじゃここは。いささかマンセーの信者ばっかりかよ。 キモー。ウザー。モマエラあたまダイジョビでつか?
265 :
無名草子さん :02/12/09 05:40
ププ。
多分
>>264 は今年の伊佐坂賞で落選した奴だぜ。
オマエごときに取れる賞じゃないんだよ。
今度、新潮社から全集でるんだって?小林秀雄の出足が思ったより よくなくて、そのテコ入れって意味もあるらしい。月報は小林信彦 らしいぞ。皆早く予約汁!
昨日、浮江姫の新刊発売サイン会へ行ってきた。 浮江姫は相変わらずの美貌を保っていて、近寄り難い清純のオーラを纏っていた。最高。 自分の番が来たときは、あまりの感動に卒倒しそうになってしまった(w しかし、激太りしていた。ちょっと心配。 公式サイトも閉鎖されたし、きっとこのスレにいるような粘着馬鹿の誹謗中傷で心を痛めたのだろう。 精神の繊細な人間は過食し易いというし、全く浮江姫の身を案じるばかりだ。 でも、太っても(特に顔)浮江姫はラファエロの聖母子像のように美しかった。 ここで浮江姫をやたら攻撃する無知蒙昧な輩には彼女の美しさが、いや、「美」自体が永遠に理解できないのだろう(w 彼女の生き方、創造するもの、そして容姿。 この統合された「美」の発する光が余りにまぶしすぎて、中傷野郎は己の照らし出された汚さを自覚するのが恐いのだろう。 恐いから中傷をして自分を慰める、そしてまた汚れていく。(プ 無限の汚濁化だね、中傷くん(ププ 汚いから恋人も友達も出来ないんだよ(プププ
268 :
無名草子さん :02/12/09 19:14
あれ、もう伊佐坂賞って発表されたんだっけ。 今年の受賞はだれのなに? 教えてください。
269 :
無名草子さん :02/12/09 19:58
>>268 受賞作はこれから。
多分
>>264 は選考にも残らないようなやつだよ。
有馬記念と伊佐坂賞が決まったあとは、
いよいよ年も押し迫った感じがするよね。
>ここで語られてる話題、半分も理解できないよ。
>やっぱり私には伊佐坂文学は敷居が高いのかな。
>出直してきます…
あ、そんなことないよぅ〜
この板で、ベテラン面してとくとくと語ってる連中も
初めはクチバシの黄色いヒヨコちゃんでした。イササカ先生の
膨大な著述を前に、顔をあおざめながらなんとかかじりついた成果を
ちょっぴりひけらかしてるだけなのですよ。この人たちはセミプロですからね。
まずは
>>1 もいってた「陽だまりのマヨネーズ兄弟」を読んでみて。
イササカワールドのすばらしさを実感できることうけあい。
みんなが批評しあってる諸作品は、その後でいいよ。
まずはがんばってみてよ!
271 :
無名草子さん :02/12/09 20:52
ウスラトンチキの
>>267 が激太り(つか脂肪の塊)(藁
のウキエをえっらい持ち上げてるけど、ヴァカ?みたいな?
おまいもウキエと一緒に逝ってよし?みたいな?
オヤジの七光りで文壇にネコの額ほどの地位があることにあきたらず、
ナニを勘違いしたかメッチャタカビーな態度?で
どっかのクソアホ主婦がラクガキしたような文章を、性懲りもなく、まあ
よくも発表できるもんだ(タメ息
幸田文、津島祐子のような(大負けにまけてばななまで)実力派とは、
まさに「月とすっぽん」てか、月と金属片くらい?
マンセーヴァカは反論してみな(ププ
浮江は乳輪もでかいぞ。
273 :
無名草子さん :02/12/09 23:23
伊佐坂賞の候補作っていつ発表になるんですか? あれって新人賞だとばかり思ってたけど、ちがうの?
274 :
無名草子さん :02/12/09 23:48
>>273 エンタメ界の谷崎賞のような位置付けだと思うYO。
>>271 またまた必死になっちゃって(w
>月と金属片くらい?
わけがわかりません。金属片を低き価値の物とあなたは捉えているのですか?
一片の金属に世界を見出すことも出来ないほど感性の衰えたあなたには
伊佐坂浮江著「私立聖ガブリエル学園:恋はマジカルミステリー」(工作舎)をお勧めします。
>>272 いい加減なこと云うなっつうの。
伊佐坂浮江著「薔薇族の約束」(国書刊行会)でも読んで目を覚ませ。
浮江と藤本ひとみが仲悪いって本当? コバルト時代にいろいろあったとか・・・
「姉さん、ひどいや」って、「またカツオね」の続編でしたよね?
>>277 編集者を間に挟んだ三角関係の縺れのことかな?
最後は浮江が狂言自殺を謀ったとか云う噂。
因みにその編集者はその狂言自殺で精神を病んで、今は信州のサナトリウムで療養中だとか。
>265 >269 伊佐坂賞なら去年最終選考まで残りましたが何か? 群像にもそれでちゃんと名前載りましたが何か? まあ生きてるうちに自分の名前を冠にした文学賞作るようなカンチガイヤロウだから 漏れの22世紀に向けた新しい創造が理解できるとは思わなかったけどね。 だからまあ、大賞になんて選ばれなくて良かったよ。あはははははは。 最終選考まで残したのはエライって誉めてあげたいけどね。
281 :
無名草子さん :02/12/10 02:25
伊佐坂賞、宮沢章夫がどうも欲しがってて、影でいろいろ運動してるという噂…… 伊佐坂先生の好物とか編集者に探りをいれさせているらしい…… 付け届け攻撃に弱いって有名だもんね伊佐坂せんせ。
282 :
無名草子さん :02/12/10 02:57
>まあ生きてるうちに自分の名前を冠にした文学賞作るようなカンチガイヤロウだから 小島のじぃさんもな。
>264は釣られちゃったね・・・正体ばれてもしらんよ(藁
>>278 そう、で、続々編の「馬鹿者<ばかもん>」と続いて
ぬれぎぬ三部作。
285 :
無名草子さん :02/12/10 23:39
真犯人はとなりのタマという猫だった、というしょうもないトリックの推理小説が あったってほんと? 全集からも消されているほどらしいけど。 古書では高値らしいが。
伊佐坂先生、かつては「第三の新人」とやりあった過去があるって新潮文庫の エッセイに書いてたんだけど、どういう論争をしたかまでは書いてなかったので、 詳細を知ってる人いたら教えてください。 上の方に書いてある江藤淳『成熟と喪失 “母”の崩壊』と関係あるんですか? 竹中直人が遠藤周作と伊佐坂先生の形態模写を一人二役でやって「一人論争」っ て芸をやってたのは一度だけ舞台で見たことはあるけど、遠藤周作が亡くなって 以来封印してるらしいしなぁ。
>>285 どうだろう?
神田の某古書店で聞いてみたけど、
噂ばかりで現物確認したことないってさ。
このセンセ、幻の作品話多いけど、
デマもかなりあるみたいだよ。
その話はどうだか知らないけど。
288 :
無名草子さん :02/12/11 02:20
>>286 吉行淳之介とも不仲だったらしい。吉行の妹に手を出したらしいよ。
でも吉行の妹、伊佐坂先生原作のドラマに、フネとかいう役で出て
いたよね。吉行和子さんもまんざらじゃなかったんだね。
冗談じゃないよ!!!嘘八百並べていささか先生を中傷するなよ!!! 実はおしどり夫婦なんだよ、あの家は!おめえらしらねえだけで! 浮き餌姫を悪くいうやつも俺が許さないぞ!
290 :
無名草子さん :02/12/11 04:41
>このセンセ、幻の作品話多いけど、 >デマもかなりあるみたいだよ。 ガリ版でこしらえた本(というか冊子)が多数あるらしい。 でも肝心の本人が保管してなかったし、また回収もできず、 まとめて単行本にするのが出来ないらしい。 猫が真犯人の小説は、恐らく『死角の海』(限定100部)。 「人間の思いこみほど愚かなものはない。死角だ。猫がやったとは」 という決め台詞が有名。 あと『渚への意志』『善悪の海岸』『あの人を見よ』も有名。 「あの人」っていうのは、結局河豚●さんの岳父のことだが・・・。
「噂の真相」に伊佐坂先生出てたぞ。今すぐ見てみれ。
293 :
無名草子さん :02/12/11 13:53
>>291 見た。
盗作疑惑記事はなんかもっともらしくてワラタけど、
あのいささか先生と隣のF田家の奥さんがバックでやってる
点描イラストはちょっとやりすぎだろう。
289、噂真イラストみたら卒倒しそう
295 :
無名草子さん :02/12/11 15:13
伊佐坂先生のエッセイは浮絵嬢の事あんまり書いてないけど、浮絵嬢のエッセイにはこれでもかって程お父さんの事書いてあるね 伊佐坂ファンにも興味持ってもらいたいってのミエミエ 逆に叩かれまくってんじゃん(プ 因みに私は両者のファンではありませんので
296 :
無名草子さん :02/12/11 18:06
>>293 漏れさ、虎0門病院でギネ(産科)の研修医やったことあるんだけどさ、
不妊外来に、メガネかけた頼りなさそーなダンナと、さくらもちみたいな
ヘンな髪型の若奥さんの夫婦が来たんだよな。んで、そのダンナの精子数
が少なくって、精子バンクから提供したもらったんよ。漏れが液体窒素の
容器から取り出したから覚えてるんだけど、それがイササカ先生のだった。
で、後日、そのさくらもちの奥さんはぶじに丈夫な男の子を出産されたんだけど、
あの「ウワシン」の点描画にでてた女性にクリソツなんだよな。激似。
あれみたあと、しばらく脚の震えがとまらなかったよ漏れ。岡留はどっから
あんなネタ嗅ぎ出したんだろう。べつに不倫じゃないから恥ずべきことじゃないんだけどね。
バックでやってるってのはマスゴミ御得意の煽情記事だけどさ、まさに
「事実は小説より奇なり」を地でいってるよな。
コレ、ここだけの話な。漏れのクビとんじゃうから。
297 :
無名草子さん :02/12/11 23:44
>296 通報スマスタ
298 :
無名草子さん :02/12/12 01:35
>>290 『禿頭(とくとう)の系譜』なんてのもあったな。
299 :
無名草子さん :02/12/12 01:38
吉行和子がフネさんの役をか…。吉行淳之介も 本当は二人のこと認めてたんじゃないの。 伊佐坂は、岸田今日子と富士真奈美とも付き合ってたらしいから、 三人は穴姉妹なわけか。どおりで仲がいいわけだ。 吉行が伊佐坂嫌っていたのは、近親憎悪ってやつだろ。 モテモテ男はオレだけでいいんだぞ、って。 あと伊佐坂の小説によく出てくる「髪が赤く、言語不明瞭で、 その名はロシア語で『魚の卵』を意味する」子供って、 やっぱモデルがいるの。
30000
>>299 朝日の文芸部長やっている波野法輔氏の息子。
302 :
無名草子さん :02/12/12 03:15
私は伊佐坂文学のおかげでブラームスが好きになりました。
303 :
無名草子さん :02/12/12 05:18
イクラさんは波野さんのご子息か。 病気だってね。伊佐坂先生、知恵遅れの子まで利用するのか・・・。
304 :
無名草子さん :02/12/12 10:02
イクラさんに関しては、「歩く毎に軽やかな足音を残す児童」 とかなんとかいう形容もなかったっけ。 あれって噂の真相で話題になってた奥さんのお子さんの方のことなのかな? 印象深い表現で、なんか頭に残ってるんだよね
305 :
無名草子さん :02/12/12 20:59
イクラ氏に関しては「知恵遅れ」というより 「特殊能力の持ち主」というかんじがする。 「波野イクラの世界」というCDを漏れの友人が買って聞いてみたらしいんだけど かなり上質のヒーリング・ミュージックだったって喜んでた。 氏のような人をみると、何が知性で、必要なのかって 考えさせられる。 漏れ?モチロン氏のCD買うよ。
いささかスレが300オーバーするなんて、些か驚き。
307 :
無名草子さん :02/12/12 21:48
>>304 「歩く度に軽やかな・・」と言われてたのは例の隣の家の児童・
鱈央ちゃんだったね。このシリーズでの伊佐坂先生にしては珍しく
私情を挟まない、詩情豊かな表現だなと、自分も心に残っています。
イクラさんも確かこの音を出す能力を持ってたはず。ていうか
イクラさんの能力は>305のいうようにはかり知れないものがあるけど。
他にもいろんな力のエピソード、紹介されてなかったっけ。
波野伊倉氏は知恵遅れどころかある意味狂気ががった天才だぞ。 満足に足し算もできない一方で絶対音感があったり、リルケの愛読者だったりするからな。 知恵遅れというよりも学習障害らしい。
309 :
無名草子さん :02/12/13 01:03
伊倉さんの母親、「婦人公論」にちらっと出てました。 なんか手記を出版する予定みたいですね。 伊倉さんは言葉を覚えるのが遅かったそうで その当時の複雑な心境なんかも語ってました。 あと、河豚田家とは家族ぐるみで付き合いがあったらしい。
311 :
無名草子さん :02/12/13 12:34
開高健の「えんぴつ」だったかな?誘われたらしいんだけど 谷沢永一を「4流書評屋はだまれ!!」って公の場で罵倒したことが あるらしく参画しなかったようだね。硬骨漢ここに極まれりって感じだね。
いささか先生、エピソードの宝庫だな
313 :
無名草子さん :02/12/14 03:06
「RYU's BAR 気ままにいい夜」にも出てた。 村上龍のキューバ好きは伊佐坂『カリブのコバンザメ』が きっかけとか。 あのサメのスリッパ(おみやげ)は伊佐坂を意識してるね。
/ ̄⌒⌒ヽ | / ̄ ̄ ̄ヽ | | / \| | | ´ ` | (6 つ / | / /⌒⌒ヽ | \  ̄ ノ | /
315 :
無名草子さん :02/12/14 04:58
穴子輝くんのパパだね。
316 :
サハギンめろした :02/12/14 06:57
いささかは思想的にかなり右よりだからな。 それはともかく『原子力の季節』の、 チンコで強化ガラス窓を突き破るトコは笑えた。
秘密結社「禿頭会」(うろおぼえ)の潜入ルポみたいなのなかったっけ。
318 :
無名草子さん :02/12/14 21:12
『虚海船団』だっけ。SFもの。 文房具と水棲動物が主人公のやつ。 渡部直巳に酷評されてたやつだよ。
319 :
無名草子さん :02/12/14 21:23
「ノビエモン」
320 :
ケンチロウ :02/12/14 22:04
いささかの初監督作品 『パンツの穴』は良かったな。
321 :
無名草子さん :02/12/15 00:11
>>316 右じゃないんじゃないか。
『善悪の海岸』『禿頭の系譜』と同じころの『海綿的な、あまりに海綿的な』は、
右と思えば左、横と思えば縦、みずからの論が拠って立つ土台を次々に崩しながら
進んでゆく、まさに海綿的としかいいようのない評論集だった。
80年代の、最盛期のビートたけしを、わずかに先駆していたようにも思う。
僕は文春文庫の上・下2巻でもってるけど、くりかえし読んで、カバーはやぶれ、
表紙もボロボロになっている。愛読書です。
322 :
無名草子さん :02/12/15 00:32
>>319 盗作疑惑が持ち上がって、一時期話題になった作品だね。
いささかは、あくまでオマージュだと頑として認めなかったけど。
あそこまで堂々としてると、納得しちゃいそうになるよ。
いじめられっこの少年と、それを救う猫を模したロボット
っていう設定なんて、まんま同じだし。露骨すぎる。
いや。初期論考集の『余はいかにしてインポテンツとなりし乎』(こぶし書房)が、 俺の中でのフェイバリット・イササカだな。 あの頃の伊佐坂は悪しきニーチェリアンって感じて好きじゃないが、 これに関しては例外だな。 中でも特に浅田彰を批判した「愛と幻想のアナル・セックス」は、 文体はいまだ生硬だが、悪魔的なロジックのうまさには舌を巻くよ。
324 :
無名草子さん :02/12/15 00:50
わたしは「伊佐坂難物のレター教室」が好きだなー いささかの本って、文体が堅苦しそうで敬遠してたんだけど これ読んだら、なんだ、遊び心のある作家なんじゃない、と かなりイメージ変わったよ。 カフェ好きの若者の間でも、この本だけは人気あるみたい。 おしゃれ書店でも平積みで、「おすすめ」のポップが付いてるよ!
伊佐坂とうとう今号の『わしズム』に登場したな。 小林の漫画の中で散々、あんなにブサイクに描かれていながら、 よく対談する気になったよな。ま、最近、作家として先細りなんで、 ここで勢いつけようって魂胆だろうけどな。 「最近、私の作品は村上春樹と並んで、韓国で読まれてるようで」 なんて言ってたけど、そりゃ全部初期の頃の作品だろ。 ま、伊佐坂が落ち目になったのは、例のオウム事件の時に、 吉本隆明や芹沢俊介らと一緒に、麻原擁護に回ったのがきっかけだから、 オウム批判派の小林と対談して、そのイメージを払拭しようってワケだ。
326 :
名無し大司教 :02/12/15 01:09
あれ、あれってなんてタイトルだっけ? 新潮文庫で、竹田青嗣が解説書いてたヤツ。 刑事が主人公の。頭の禿げたバカと、パリっとしたチビの二人が部下の。 確かテレビドラマ化されたよな。田村正和がやったんだっけ? 失念したな。誰か教えてくれ。
327 :
無名草子さん :02/12/15 01:11
328 :
無名草子さん :02/12/15 02:33
とてつもないウンコスレ発見しました、隊長!
329 :
無名草子さん :02/12/15 02:46
330 :
無名草子さん :02/12/15 03:10
>>325 今度、娘が出す新刊の帯を、小林に書かせる算段らしいね。
331 :
無名草子さん :02/12/15 03:54
「リップクリームを買ったのだが、一日で使い果たしてしまった・・・」で 始まる『波打ち際のオルゴール』っていいよね。 主人公のモデルはジャニーズ・穴子輝のお父さんらしい。
332 :
無名草子さん :02/12/15 04:19
>331 娘さんが穴子輝の大ファンらしいよ。 私も気持ちわかるなあ〜、かっこいいもん>穴子
333 :
無名草子さん :02/12/15 05:47
昔、小林秀雄の役を古尾谷雅人がやっていた。 太宰治の役を役所広司が演じていた。 三島の役を緒方拳がやっていたこともあった。 たしか伊佐坂の役は佐野史郎だった。 隣家の亭主の役をいかりや長介がやってたけど、 ちょっと違うんじゃないか。
335 :
伊佐坂さん :02/12/15 14:14
小浜逸郎との対談本『中年男に3回連続発射はできるか』(洋泉社新書y)
336 :
無名草子さん :02/12/15 15:15
いささかが今週号「週間金曜日」で、 「週金」の曽我ひとみさんインタビューを擁護! 終わったな、この人も(w
337 :
無名草子さん :02/12/15 19:17
さらしれんこん
338 :
無名草子さん :02/12/15 19:39
>>336 あれは、擁護というよりも、
反対だけど理解しないでもないという感じでは。
どっちにしろ、伊佐坂先生は右にも左にも
良い顔する癖があるね。
このバランス感覚は思想的なものなのか。
世渡りの上手さによるものか。
339 :
無名草子さん :02/12/15 20:04
うーん、ここの人たちは読みが深くて、
すごい勉強になります。ところで
>>337 は
いささか先生のグルメ紀行のタイトルでしたっけ?
340 :
無名草子さん :02/12/15 20:28
>339 文藝春秋で連載してたあれかな? たしか、奥さんの得意料理が「さらしれんこん」だから 「さらしれんこん」ってタイトルにしたんだってね。
341 :
無名草子さん :02/12/15 21:05
>340 ああ、あれね。 連載時のイラストを下谷二助が描いていたよね。 なんか味わい深い絵だったことを憶えてるよ。
342 :
ディメンション :02/12/15 21:41
駄スレ立てんな! イササカなど日本文壇の恥だ! イササカ氏ね!
343 :
無名草子さん :02/12/15 22:21
いささか先生って、確か影山民夫が死ぬ前に最後にあった 作家じゃなかったかな。
344 :
無名草子さん :02/12/15 22:24
そういえば、ナンシー関がコラムで、いささか先生から 食生活を注意されてむかついたと書いてたそのとき、 「太く短い人生になっちまうぞ」といわれたらしいが。
345 :
無名草子さん :02/12/15 22:32
昔のビックリハウスをよみかえしてたら 甚六さんが「エンピツ賞」を取ってたよ。 自分もあの頃一生懸命投稿してたけどエンピツはとれなかったな。 やっぱり才能かな? そうそう、その時のタイトルは「共通一次の海の声を聞け」だった。
346 :
無名草子さん :02/12/15 22:39
>>343 影山とはホモセクシュアルの関係にあったと、噂の真相にはあったけどな。
たぶんガセだろう。
下がりすぎだ罠。
348 :
無名草子さん :02/12/16 18:18
>『いつか鯖になる日まで』か。なつかしいね。 大東亜戦争時に南洋の島へ出征し、終戦の声も聞かず かたくなに「大東亜共栄圏」を夢見る兵士の話。 なんでもかんでも「糞」とけなしてしまう、哀しきその人格のゆがみ と戦争の無益さがテーマの、イササカ文学の晩期金字塔的作品。 こんど漱石の「こころ」にとってかわり高校の国語教科書に採り上げられた。
349 :
無名草子さん :02/12/16 18:19
文部科学省、氏ね!
350 :
無名草子さん :02/12/16 18:28
>波野伊倉氏は知恵遅れどころかある意味狂気ががった天才だぞ。 >満足に足し算もできない一方で絶対音感があったり、リルケの愛読者だったりするからな。 >知恵遅れというよりも学習障害らしい。 あれ?イクラ氏って、こないだnhkで「奇跡の詩人」ってとりあげられた 人じゃなかった?なんでも父親がポコチンにズイキをまきつけてセクースしたら 知恵遅れのこどもが生まれてしまったけれど「ゴーマン法」というスパルタ教育 をほどこしたら「ハーイ」「バブー」「チャーン」「マーンマ」の四語がしゃべれる ようになったとかいう? nhkがイクラ氏の詩集の広告塔になったんじゃないかって非難ごうごうだってね。
351 :
無名草子さん :02/12/16 18:30
宮崎哲弥までNHK批判に参加!!
「磯野家の殺人」は読んだ貝? (メール欄)を犯人としたことで世間から強い批判を浴びた作品だけど・・・。 オレはあのダイイングメッセージが秀逸だったと思うな。 ただ難をいえば探偵役が(メール欄2)によって犯人の行動を推理するシーンは 伊佐坂強引だとオモタ。
353 :
無名草子さん :02/12/16 18:41
>352 ちょっとトリッキーすぎた感はあるよね。 読者と真正面から勝負してないっていうか。 でもダイイングメッセージの秀逸さには同意かな。
354 :
無名草子さん :02/12/16 18:45
>「磯野家の殺人」は読んだ貝? 読んだ×2。 漏れは並丙がトイレのなかから「紙!」と叫んだけれども 皆がテレビに夢中できづかなかった、というところがコッケイで ワラタ。 ただ、引っ越してすでに数年になる隣家の画家が油絵の道具(ナイフみたい なの)で「七年殺し」で殺った、というトリックには、色を失ったよ。
355 :
無名草子さん :02/12/16 18:48
亀(頭)レスすまそ。 >それはともかく『原子力の季節』の、 >チンコで強化ガラス窓を突き破るトコは笑えた。 これ、隣の部屋にお転婆な隣の家の若妻がいることを知っていて わざとガラス窓をつきやぶるんだよね。 ちょっと胸焼けしそうな場面なんだけど、イササカ先生、この作品で 芥川捕ったからな。 若いときの勢いってのはあなどれないよな。
スマソばらしちゃった (まさに殺人事件)
358 :
無名草子さん :02/12/16 19:30
359 :
無名草子さん :02/12/16 20:10
おもくてかけん
360 :
無名草子さん :02/12/16 20:57
そういえば、昔、「笑っていいとも」の「テレホンショッキング」出たときの 暴走ぶりはすごかったなあ。
361 :
無名草子さん :02/12/16 21:08
そうそう。「如韻」なんて言うもんだから、タモリ困ってたな。
362 :
無名草子さん :02/12/16 23:02
誰紹介してました?
363 :
無名草子さん :02/12/16 23:24
はらたいら
いささか先生、直筆の365日カレンダー買いたいんだけど、 どこで売っているんですかね。 悪筆っぷりを楽しむためにも、ぜひ欲しいのですが。 オークション用の商品だったのかな。
365 :
無名草子さん :02/12/17 06:48
それにしても迷惑だろうな、世田谷区民。 河豚●さんはもちろん、猫型のロボット預かってしまった 野比さん?だったかな。 世田谷にはヤバイの多いな。 ああ。呪われてるな世田谷。
野比さんは練馬区だよ ちょっと薄味だったね>365
367 :
無名草子さん :02/12/17 15:24
>>364 カレンダー欲しいですね。
「日」と「月」や「4」と「9」の字の区別がつかなかったりして、
全く実用向きじゃないらしいけど、365日全部に「隣の歳時記」っていう
ミニコラムがついてるんだって。広告にひとつ紹介されてたけど、
『10月16日、虫の音がすだくこの夜更け、耳を澄ますと鍋を囲む
にぎやかな声。具材はつつましく野菜が主で、わずかにたらの切り身が
含まれているらしき香り・・。しばし深まりゆく秋を思う』
カレンダーもう買った人いるかなあ?
いささか先生、ウキエ嬢、甚六氏に関しては かなり語りつくされた感があるけど、奥方についてはどうよ? あのメガネかけた? 情報キボンヌ
369 :
無名草子さん :02/12/17 19:49
『海綿的な、あまりに海綿的な』 『余はいかにしてインポテンツになりし乎』 2冊ダブルでゲット。めっちゃハッピー。 前者のあとがきを埴谷雄高が、後者のあとがきを団鬼六がかいてるところが イササカ先生の人脈の広さをうかがわせる。
370 :
無名草子さん :02/12/17 19:53
そんなアホか。
371 :
無名草子さん :02/12/17 20:12
今月のダ・ヴィンチの作家解剖、ウキエ氏特集だね。 普段読まない雑誌だけどつい手に取っちゃった(w セーラ服姿の写真、すごくかわいかった。
372 :
無名草子さん :02/12/17 20:23
あ、「大人の大阪」って言う雑誌にもうきえ嬢が寄稿していた。 きびなごのお刺身を清酒でおいしくいただける、隠れ家のような店、 ってかいてた。 ときどきお忍びで大阪にくるんだって。 こんど行ってみよ。
373 :
無名草子さん :02/12/17 21:34
「万年直木賞候補」と陰口たたかれまくりの伊佐坂センセイが ついにノーベル・プライズに照準をあわせたらしいな。 たしかタイトルは「海辺のカツオ」。 いつもイタズラやらかしている少年が海水浴にいったときに 弁当をつまみ食いして 「またカツオね」 「ばかもん」 と怒鳴られた、という小品。
374 :
無名草子さん :02/12/17 22:15
>370 それ、江藤淳が亡くなったときのイササカ先生の追悼の句だよね。 よほどショックだったんだろなあ。 思い出したよ。
375 :
無名草子さん :02/12/17 22:40
>374 たった六文字で、どうしようもない空虚感を表した名句と 黛まどかが絶賛していたっけ。
376 :
無名草子さん :02/12/17 22:41
a
377 :
無名草子さん :02/12/17 23:13
>>376 ”すべての始まりはaであり、すべての終わりもまたaである”
だっけ?「いつか鯖になる日まで」の最後の一節だね。
物事は繰り返す、始まりも終わりもなく…っていう。
いささかってニヒルな感性の持ち主だよなあ。
378 :
無名草子さん :02/12/17 23:16
鯖缶
379 :
無名草子さん :02/12/17 23:38
「鯖の缶詰」ね。 前の方でも出てきたけど、さくらももことモメたんだよねー。 で、先生が出したエッセイ集のタイトルがこれだもの。
380 :
無名草子さん :02/12/17 23:42
そのあとも嫌がらせのように「猿の腰砕け」「賊のお頭」と 立て続けに出したしね。だから、いささか先生を怒らしちゃだめなんだって‥
381 :
無名草子さん :02/12/18 00:38
三年前に画家が妻を縛ってモデルにし 反対した娘を犯して挙句、破瓜の血を絵の具に混ぜて絵を完成させた 小説があって作者は誰だと業界を騒がせたが あれは先生が隣から聞いた、前の住人の噂を基にして書いたらしい
382 :
無名草子さん :02/12/18 00:56
>>381 それはウリナラがパクったやつ
本当はモデルにする娘を縛って抵抗するのを犯したんだが処女じゃなかった
娘の相手は誰かを探すため各地を転々とする話
実は妻が娘は遅かれ早かれ夫に犯されるのを感じたので張り子で奪った
それが分かった画家は妻を殺しその血を絵の具に混ぜるという
家族愛とは何かを問う問題作
383 :
無名草子さん :02/12/18 01:03
その小説について2ちゃんの過激な恋愛にスレが立って 「この小説書いていると欲情して娘を犯した。処女だったので血まみれになった」 と本人の書き込みらしいのがあったんだよね
384 :
無名草子さん :02/12/18 01:03
作品自体はダメダメだったけど、『或る一人のサラリーマンの苦悩と理想と現実』という本が結構好きだな。 あの本で、波平にプライバシーの侵害だって告訴されてたじゃん。結構どうなるかと思って、興奮してワイドショーなんか見てたよ。 あの事件手結局どうなったんだっけ?
385 :
無名草子さん :02/12/18 01:11
今月の小説ヒュンダイに 「さいたまさいたま・DA・さいたま」次号より連載という予告 激しく駄作の予感
386 :
無名草子さん :02/12/18 01:18
人生相談で「僕は包茎なんです」という相談に 「一糸まとわず外を一日中走れ!」と答えたのは傑作だった
387 :
無名草子さん :02/12/18 01:39
「あなたが体験した人生最高のセックス」という座談会で 「女房の同級性の人と溺れたなぁ」と逝ったんだけど 圧力で載せなかったらしいね
388 :
無名草子さん :02/12/18 03:39
この前発表された、「お笑い朝日新聞」ってなかなか刺激的だったね。 いささか先生もどこかの新聞の関係者という話も聞いたけれど、 それにしてもあそこまで叩きまくるとはなぁ。 左翼文壇の目の敵にされるぞ……。 「町民の歴史」もなかなか面白かったが。
>>388 それ発表したの編集者の波野氏が朝日を退社したのがきっかけらしいけどどうなんだろ?
390 :
無名草子さん :02/12/18 04:34
野比さんも河豚田さんもいいようにされてるね。 インターネットのバカコラで大人気だ。
391 :
無名草子さん :02/12/18 10:01
>>389 先生、編集の波野さんと二人三脚だったからねえ。
いろいろ聞いてたんじゃないの。
392 :
無名草子さん :02/12/18 12:57
「おかると法螺」ってなんで絶版になっちゃったのかな? やっぱり奥さんのことあんなに赤裸々に書いたのがまずかったのか…
393 :
無名草子さん :02/12/18 20:18
何ゆえ、いささか先生の人生相談の殆どが 「赤線に行きたまへ」という結論に至るのか。
394 :
無名草子さん :02/12/18 20:28
>>393 それはセンセイの初期の随筆
『人生に必要なことはみんな幼稚園の赤線で学んだ』
にくわしく記されてるよ。ちなみに
『気がついたときには火のついたベッドで性交していた』
が漏れ的にオススメ。
396 :
無名草子さん :02/12/18 22:11
>395 イササカスレにその話題はまずいだろ。 おまえ、知っててそのネタか。 なにせそのシナリオはすべて…。(以下自粛)
397 :
無名草子さん :02/12/18 23:01
>>392 山伏協会からクレームがついたらしい。
後書きの奥さんの話もやりすぎって言われてたけど、
ホラあれって法螺貝を呪いの象徴として描いてたから。
私も読んでて「山伏に悪いんじゃないかな」って心配したし、
先生が絶版にしたことは評価したよ。
398 :
無名草子さん :02/12/18 23:41
若い人は知らないかもしれないけど いささかってレコード出したことあるんだよ。 「神保町で会いましょう」(日本コロムビア) 作詞はモチロン本人で、作曲はキダ・タロー。 結構いい声してるのよ、いささか。 本人にとっては、なかったことにしたい過去かも…?
399 :
無名草子さん :02/12/19 06:38
河豚田さん、波野記者、それと誰だっけ?磯田さん? あの人達の中から自殺者がでなけりゃいいけど。
400 :
無名草子さん :02/12/19 07:40
いささか先生の趣味はキリ番ゲットらすいよ
こないだ軍事板で裏の人◆ISAsakaY2と一等自営業 ◆JYO8gZHKOが 激しく2ゲット争いして、みんなあきれていたけど、裏の人ってまさか… プロの作家と劇画家がなにやっているのやら… (一応、補足:一等自営業は実在します)
402 :
無名草子さん :02/12/19 21:12
いささか先生の出た「テレビタックル」はおもろかったなあ。 田島陽子と野坂相手の大バトルはすごかった。
403 :
無名草子さん :02/12/19 22:10
そうそう、田嶋女史に向かって、「お前、男女平等とか言うのなら、 尻を出してみろ!」とかいっていきなりふんどし姿で尻丸出し。 野坂が「それと男女平等と、何の関係があるんだよ!」って いささかに殴りかかって、もうめちゃくちゃ。
404 :
無名草子さん :02/12/19 23:47
カツオは声変わりしたと言うけど 本当はうきえに童貞奪われた心理的ショックが原因らしいな
405 :
無名草子さん :02/12/20 00:16
>>404 うきえ嬢、リトルモアから小説出すみたいよ。
カバーの写真は蜷川実花だって。
なんか女子高生が主人公の小説らしいけど。
どうも路線を変えるみたいね。
406 :
無名草子さん :02/12/20 00:24
>405 というより、落ちつくところに落ちつく感じですか。 マジな話するとウキエは「虚」が書けない。 あれはブンガクとして圧倒的な欠落ですなあ。 まあ、リトルモアで若者のありきたりな日常でも描いてろってことさ。
407 :
無名草子さん :02/12/20 22:53
うきえさんって、昔、「アニメージュ」に連載持ってたよね。
408 :
無名草子さん :02/12/20 22:54
富野が作品作るときに参考にするのはいささか先生の 作品らしいね。
409 :
無名草子さん :02/12/20 23:04
>>407 懐かしー。
ちっこいコラムみたいなやつでしょ?
声優体験レポとかもやってたね。
410 :
無名草子さん :02/12/20 23:22
島田壮司との対談でうきえさんと島田先生が二人してネタバレしてたのに伏せ字にしない講談社ってサイテー
411 :
無名草子さん :02/12/21 02:28
>>391 あの本、バラしまくりで最高だったけれど、
巻末に載ってた特別企画のテリー伊藤との対談が特に最高だったよな。
「お笑い北朝鮮アンド朝日」とかいう安直な題ではあったが。
あのテリー伊藤がびびりまくり。いささか先生、素直すぎるから(w
412 :
無名草子さん :02/12/21 21:52
中原昌也がいささかと対談したがってるって噂。 阿部和重も、インタビューの中で 「いつか鯖になる日まで」について語ってたっていうし。 なにげに若手に支持されてるのね、先生。
413 :
無名草子さん :02/12/21 22:02
>409 たしかうきえさんは、「アイドル伝説ようこそようこ」とか 新「ミンキーモモ」とかにも脚本提供してたよね。どっちも 赤面するぐらいベタな恋愛描写があって、「おいおい」とつっこんだ ことがある。 そういえば、うきえさんって、「うるせいやつら」にも公募してたんだっけ。 高橋留美子との対談でいってた。本人いわく「犬夜叉」も大好きなんですよ とかいってたなあ。
マジ?なんかオタっぽい雰囲気があると思ったんだ、ウキエ。 ガキっぽい男にしかうけないよね。一見「隣のきれいなお姉さん」風な 外見だしね。 でもいささか先生は好きだけど。
415 :
無名草子さん :02/12/22 02:45
>>412 「いつ鯖」はいささか先生じゃなくてうきえ姫の作品だろ?
いつのまにいささか作品になってるんだ?
うきえは父親に犯されてからおかしくなった。
417 :
無名草子さん :02/12/22 03:18
丸山健二とガチンコで喧嘩したらしいね。 丸山泣いて長野に帰ったらしい。 「海の伊佐坂vs山の丸山」っていう雑誌の見出しがワラタ 流石中上健次を失神させた男だけあるね。
おいおい、うきえストーカーくんの
>>416 そいつは2ちゃんとはいえ、タチの悪いデマだな
あの、うきえストーカーのナンバーワンだった守本クス大蛆が
いささかにボコられて、ケツから味噌汁漏らした話を知らないわけがないだろ
419 :
無名草子さん :02/12/22 09:57
>415 どうせうきえの本なんてオヤジがゴーストしてるんだろ
>流石中上健次を失神させた男だけあるね。 先生、中上にも噛み付いていたな。 「岬、岬ってホザイてるおまえは精神的に青臭い童貞だ! 海にまつわるグチャグチャドロドロの世界を書いてみい!」 とかなんとか。それで先生が一念発起してアゲたのが 「マグロ女と海坊主」。
>>414 >一見「隣のきれいなお姉さん」風な
>外見だしね。
今月のブブカMAXに、「うきえのAV女優時代の写真」が
のってたぞ。AVの前は、レースクィーン(京セラだったような)やってたってな。
422 :
無名草子さん :02/12/22 14:24
うきえはまだ中学生だよ レースクイーンやらAVやらするかよ
423 :
無名草子さん :02/12/22 16:27
ウキエが中学生だったのはデビューした時だろ それにレースクイーンじゃなくてキャンペーンのモデルだったんだよ 京セラチームのコス着てたのは宣伝ポスター AVはウキエのそっくりさんってふれこみのUKIEとかいう女優 そっくりさんっていってもナナメ向きがちょっと似てるかな〜ってぐらいだけど まあ、AV女優のパチモンが出るあたり、人気のほどがわかるけどな
424 :
無名草子さん :02/12/22 17:31
おいおい、いささか先生の「いささかびっくり珍道中」を忘れるなよ! 実在の御隣さんとの交流秘話で、小学校の課題図書にもなってたよ。 内容は全然道中して無いけど。来年続編も出るから買ってね。
425 :
無名草子さん :02/12/23 01:41
伊佐坂先生のホラーの傑作『果実に棲む一族』が出てないよ。 メロンがいきなり割れて、中から家族が出てくるやつ。 柿からは猫が出てくるんだよね。最後メキシコ人に変装して、 ミニチュア大の家屋に突っ込んで行くやつ。みんな知らない。
426 :
無名草子さん :02/12/23 07:58
>>425 うわー、思い出させないでくれー
あの猫が柿をこじ開けてヘビのように体をくねらせるって描写
怖くて怖くて……
>最後メキシコ人に変装して、 >ミニチュア大の家屋に突っ込んで行くやつ。 たしか家屋はサバンナに建っているんじゃなかったかな。 地震に弱いらしく、けっこう揺れるんだったよね。45度くらいまで 傾いていたような。 家族(&猫)がいっけん楽しそうに踊り狂うところに、センセイの 狂気を感じた。
>実在の御隣さんとの交流秘話で、 >小学校の課題図書にもなってたよ。 「隣家を覗き見するような本を課題図書にしていいのか」 ってPTAの間で議論がまきおこって、課題から外されました。 テレビで尻を出したり、「赤線讃美」的なところも嫌われてるみたい。 替わりにうきえ女史の「サザエが焼けたもご存知ない」が 課題図書になりました。
429 :
無名草子さん :02/12/23 11:13
泉昌之「かっこいいスキヤキ」の中の マント男が、にんにくラーメン食ってハラがゆるくなるヤツ、 あのマンガの中にイササカ家がシルエットで描かれてるってしってた? 泉ともうひとりのが相当イササカ先生をリスペクトしてるらしい。
430 :
無名草子さん :02/12/23 11:53
>>425 『果実に棲む一族』
漏れも読んだ日、白猫の描写の生々しさに夢に見そうだった。
隠れた名作サイコホラーだと思うんだけど、いまだ映画化されないのは
メキシコ人のくだりが人種差別問題にひっかかりそうだからかな。
もし映像化されたら「モニターから貞子」並みに強烈な絵になりそう
>柿から猫
だけどあのケープをかけて、マラカスを陽気に振って、の ステレオタイプな「メキシコ人」観で問題ないのか? やや陳腐な感じがするが。ラテンアメリカ男の「マッチョイズム」 から、だいぶかけ離れているし。 (禿げた父親は、すこし強権的だけど、若い入り婿の方は・・・)
432 :
無名草子さん :02/12/23 22:09
オシエテチャソでスマソ! センセイの著作で「エネルギーとエレクトロニクス」 (詳しい題名は失念、別タイトルもあったという話も…)と いう著作があったと聞いたのですが本当? 実は理科系にも詳しい?それとも清水義範にも 影響を与えたというパスティーシュな作品なのかな。
433 :
無名草子さん :02/12/23 22:20
>429 ああ、知ってるその話。ガロ系の作家には割といささか作品フリークが 多いよね。確か、「豪快さんだ!!」のモデルも元はいささか先生だし、 「すき焼き」の中のすき焼きローテーションの話も元はいささか先生の 実話が元になってるもんね。
『海の血族』映画化されるらしい。 入り婿の役は誰がやるんだろうか。
435 :
無名草子さん :02/12/23 23:38
貞子がいかにも怖がってください風にTV画面からでてきても、 何ということもないんだよね。 陽気なメキシコ人が、いかにも陽気に登場する怖さ。 しかも、この登場には何の伏線も脈絡もない!! いろいろ?マークのつく作品も多い伊佐坂先生だけど、 ここらへんの感性の鋭さは、巨匠の名にふさわしいと思う。
436 :
無名草子さん :02/12/24 05:36
『果実に棲む一族』前半の最後の台詞がわからない。 「いてきまーちゅ。ドドン」ってどういうことだよ。 何か怖い。
437 :
無名草子さん :02/12/24 05:57
>>432 たしか、家電製品の大量生産で高度成長期の業界をリードした大企業が
IT技術革新競争の熾烈な闘いで疲弊していくっていう内容じゃなかった?
半ばノンフィクションなフィクションって感じの硬派な小説らしい。
オレも読んでいないんだけど、日経新聞の書評欄には
「単に企業小説としてではなく、現代日本の混迷の構造を鋭く描いている」
って、かなり大きく取上げられていた。
イササカ先生っていうと、私小説とかホラーとか純文学とか感覚優先の
作家ってイメージがあったけど、こんな固い題材も手がけるんだって
驚いたよ。
もっとも、実在の隣の家族をえがくのも、実在の企業をえがくのも
作家としては同じってことなのかなあ。
438 :
無名草子さん :02/12/24 06:07
「若妻は、明るい笑いを振りまき、 料理片手に洗濯などをしていた。 一人息子に『ちょっとそれ取って』とものを頼み 母親に『この味どうかしら』と問いかける。 無論、時には落ち込むこともあり、ちょっぴり悲しいときもある。 しかし、いやしかし、明るいその若妻は、明るいその若妻は・・。」 いいよね『エンディング テーマ』。でもどうして、そんなタイトルなの。
439 :
無名草子さん :02/12/24 07:57
『果実に棲む一族』の雑誌初出版にはラストで主人公の若妻が なにやら得体の知れないものを一口で飲み下すシーンがあった はずなんだけど、単行本版ではなくなってるね。 やっぱり描写がえげつなすぎたからだろうか。
440 :
無名草子さん :02/12/24 08:18
「ウキエ・オブ・ジョイトイ」が、いささか先生の娘って本当?
441 :
無名草子さん :02/12/24 08:45
>>439 あの飲み下しシーンが性的な含意を見出した評論家がいたよね。
苦悶の表情を浮かべながら何かを飲み下す若妻っていうのは
確かにそういう解釈もできそう。
これ正しいとしたらかなりえげつないよね。
結局単行本では狂った若妻が虚空とじゃんけんするという
ある意味神話的なシーンに差し替えられたわけだけど、
それでも作品全体のイメージが損なわれないのはすごいな。
ただ俺はあの若妻には萌えられないよ。
442 :
無名草子さん :02/12/24 09:53
はずかしながらいささか先生に関しては食わず嫌いだったことを認めねば ならない様です。 1段、本読みとしての階段を上るために一冊性根をいれて読みたいと思います。 初心者はこれを読めというのは何冊かあるようですが、いささか先生の特異な 世界観を考えるとこれだけは初心者は手を出すべきではないという本を ご教授いただけたら幸いです。 宜しくお願いします。
443 :
無名草子さん :02/12/24 09:59
きたんのない、ご意見お願いします。
>>442 初心者にお勧めできないのは「黄泉から来たりしベン・ザ・エース」かな?
あらゆるジャンルの入り混じった大作ではあるが、いかんせん結末が不可解すぎる。
他の作品を一通り読んで、いささか作品に慣れてから読むべし。
早々のご教授、ありがとうございます。 いささか先生についてはいつのまにか刷り込まれてしまった あの姿や、隣人に関する週刊誌の報道、お嬢さんの水着等が 頭の中でごっちゃになっていて作家としてのポジションがわかりズライです。 兎に角簡単な本から読んでいきたいと思います。 さあ年末年始はいささか漬けだ!
そういえば、今年のいささか賞はどうなったんですか?
447 :
無名草子さん :02/12/24 21:28
>446 「ヘタウマな愛」蛭子能収 KKベストセラーズ
448 :
無名草子さん :02/12/24 21:34
ちょうど一年前かな。表紙の写真にサングラスかけた先生が登場したのは 何かの抗議行動だったらしいけど真相知ってる人いる?
>437 産休! ぐぐってみたらタイトル候補は「技術と信頼」っていうのらしかったね。 一本のクレーマーの電話で大企業が右往左往する様の描写の 辛らつさがかなり批判をよんだらしいね。 それにしてもセンセイってどんなジャンルでも書けるんだねー。 いささか、乱筆?
450 :
無名草子さん :02/12/24 23:30
そういえばウキエがフォーカスされたときの相手って結局花沢興産の副社長だったのかな。 あいつの子供時代がモデルの「またカツオね」「ひどいや姉さん」「馬鹿もん」三部作はかなり好きだよ。 読書感想文がすげー書きやすかった。
>448 地元の男女共同参画条例成立前のジェンダーフリー構想に対する抗議行動だろ? 余談としてはあの行動が発端で田嶋とTVタックルでつかみ合いの喧嘩になって 空いた田嶋のボディーに右を打ちこんだ先生が勝ち名乗りと共にやった演舞が ボブ・サップのビーストダンスの原型になったって話だけど。
452 :
無名草子さん :02/12/24 23:43
「料理バイザイ」で、とろろいもをかき混ぜながら、 「いや、学生のときはこんなもんだったなあ。今でも出るかな」と いって、お茶の間を凍らせたいささか先生。 そういえば、コンドームやセックスの話を子供に早く教えろと 雑誌でほえてたなあ。性教育が遅れてるから、未成年が妊娠するんだ という意見には俺も激しく同意。
453 :
無名草子さん :02/12/25 00:35
>451 アメリカの雑誌が読者の意向を無視して 表紙の人物を決めたことに対する抗議題だったんじゃ?
454 :
無名草子さん :02/12/25 01:45
どうして伊佐坂先生周辺の人は頭がでかい奴ばっかりなんだ? 医学&確率論のテーマになりそうだな
455 :
無名草子さん :02/12/25 01:48
>「またカツオね」「ひどいや姉さん」「馬鹿もん」三部作 基本的に三部作が多いようだね。特に短編の場合。 『フネ、閉経』『フネ、ホストにはまる』『フネ、更年期障害』とか。 でもこの人毒舌だよな。 「福田和也?あんな河豚みたいな奴、河豚田和也でいいわい」 「浅田彰は出目金に似てるけど、奴は金魚じゃなくて金魚の糞」 「オトタケは冷凍マグロになったつもりか」
しかしなんで伊佐坂先生のスレが一般書籍板にあるんだか。 ふつう文学板に立てるだろ。
文学板にもスレがあったけれど、あんまり人気無いみたい。 まだ、評価の難しい位置なんじゃないかな。 あれだけ売れててなおかつ毒舌な作家なのに春樹や龍のようにアンチスレが立たないところに先生の人徳を感じるよね。
458 :
無名草子さん :02/12/25 02:57
459 :
無名草子さん :02/12/25 03:51
>『フネ、閉経』『フネ、ホストにはまる』『フネ、更年期障害』とか。 木の実ナナはこの三部作を読んで鬱病から立ち直ったとか。
460 :
無名草子さん :02/12/25 03:57
オーシャン・伊佐坂『うれしはずかし4649(ヨロシク)性教育☆今度産むからコンドームA』 これって、まさか・・・
461 :
無名草子さん :02/12/25 05:41
>>459 あの三部作はよかった!
あたしもいいトシのオバサンなんだけど、あのシリーズにはハマりました。
からかっているように見えて、年老いていく女の姿に何とも言えない
暖かい視線を向けてる感じなんですよ。
女のしての衰え、老いや死への恐怖と格闘してあがくフネさんの姿が
おかしくも愛おしくて。
読みながら大笑いして、でも感動して、あたしも格好悪くても
全力で生きようって思えた。
イササカ先生って、赤線賛美とか男根主義とかマッチョとかいわれるけど
根底に女性崇拝を感じさせるところが、人気の秘密なんでしょうね。
>438 っていうかそれ正式に発表された作品じゃないよね。 先生は作詞も手がけようとしたんだけども、どうも そっちのほうは苦手だったらしい。 「エンディング・テーマ」もやっつけで作ったらしいよ。
463 :
無名草子さん :02/12/25 10:59
>>461 あの三部作は良かったね。
ヒステリックなフェミニストは女性差別と非難してたけど
田辺聖子はさすがにわかってて
「イササカさんはオンナ稼業のやるせなさ、ようわかってはるなぁ」
って、文春のエッセイで書いてたよ。
464 :
無名草子さん :02/12/25 11:48
>>458 うきえさんつながり?
何もうきえさんの本読んでる女すべてが
やおい好きってわけじゃないよ!
465 :
無名草子さん :02/12/25 11:50
☆
466 :
無名草子さん :02/12/25 12:02
イササカ先生って801を痛烈に批判してる人でしょ。 批判というか揶揄? 今だったら結構理解できるけど、あれをライトノベル好きです〜とか言う女子供に 読ませたら非難ごうごうだろうね。
467 :
無名草子さん :02/12/25 12:09
先月環八沿いにオープンした伊佐坂ラーメン、あそこの親父 何か噂だとイササカ先生の親戚だって聞いたんだけど。
いささか先生は実在しない。
469 :
無名草子さん :02/12/25 12:27
470 :
無名草子さん :02/12/25 12:35
はるちんこ三回
471 :
無名草子さん :02/12/25 12:42
>>468 『実存と形而のフラダンス』
だな。すげぇな。漏れまだそれ3割くらいしか読んでねぇ。
だれしもが存在を疑わないものに対して、あえて
「00は存在しない」
と仮定しまくっていったら、最後はメキシコ家族がミニチュア・ホームに
乱入した・・・というくだりまで。(ネタバレごめそ)
岡本太郎が、「座るのを拒否する椅子」ってのつくってたけど、
太郎がイササカと交流があったというのは有名な話。たぶん
イササカの、無謀ともいえる反骨精神に、太郎も魅せられたのだろうね。
472 :
無名草子さん :02/12/25 12:50
>>441 >あの飲み下しシーンが性的な含意を見出した評論家がいたよね。
>苦悶の表情を浮かべながら何かを飲み下す若妻っていうのは
>確かにそういう解釈もできそう。
「ディープ・スロート」って作品があるよね。「わたしの性感帯は
ノドの奥」ってやつ。あれが出来たのは、監督がかなり日本びいきで
ときどき訪日してたんだけど、友人宅でみていたある番組の中で
「なやましげな声をあげながら嚥下をする若妻のすがた」に
インスピレーションをうけたから、って「スクリーン」誌に寄稿していた。
・・・今考えると、イササカ作品のドラマじゃなかったんかな、って思う。
473 :
無名草子さん :02/12/25 12:57
いすに座ってごろにゃんね。
474 :
無名草子さん :02/12/25 13:05
いすは、イヤミだって
475 :
無名草子さん :02/12/25 13:16
いささか先生と実存主義 先生はドイツ留学中、ユングの講演を聞きに行ったことがある。 その時の題目は、精神分裂症にかかった少女の症例研究だったの だけれど、最前列に陣取っていた先生は、講演終了直後にユングが 発した、「なんということだ、彼女は存在さえしていなかったのだ」 という言葉を聞き逃さなかった。ユングの呆然とした表情とともに、 この言葉はいささか先生の印象に強く残ったらしく、ますおさん 宛ての手紙にもを契機として 『実存と形而のフラダンス』は執筆 されたと記されている。詳しく知りたい人は全集第11巻・書簡を 参照してみるといい。
476 :
無名草子さん :02/12/25 13:48
>>475 あ、先生の留学生時代のはなしは
『我が逃走〜逃げて逃げて逃げまくれ』
の「独逸編」にあったのを読んだよ。なんでも森鴎外が不倫した
ドイツ女性の孫にあたる女性と不倫しようとしたんだけど、
その女性がある日肉片をくわえたドラ猫を追っかけていくところを
たまたま目撃してしまって、ゲンナリしちゃって「逃走」したって。
「やはりおんなは赤線に限る」ってしめくくってた。
477 :
無名草子さん :02/12/25 14:41
新刊の「イササカ心配」が直木賞最終選考で落とされた理由が 隣の家の長男が声変わりの後、なぜか娘のウキエとそっくりになったことに、 10年前の隣の奥さんとの情事に思いを巡らせる下りが教育上よろしくないって理由らしいよ。
478 :
無名草子さん :02/12/25 15:25
>>477 そのくらい難でもないとおもうけどなあ。
そしたら『佐川君からの手紙』なんかどうなるんだろう。
『イササカ心配』は、自分の妻の不貞を知っている隣家の亭主との
心理的駆け引きの綿密な描写がすばらしかった。
下手なスパイものより断然面白い。
479 :
無名草子さん :02/12/25 15:34
>>442 >初心者はこれを読めというのは何冊かあるようですが、いささか先生の特異な
>世界観を考えるとこれだけは初心者は手を出すべきではないという本を
>ご教授いただけたら幸いです。
まあ、僕もそうたくさん読んでるわけじゃないけど、
そうねえ、『伊佐坂の これで強くならなきゃウソだ』は、女性はともかく
男性にもすすめないね。
対象読者をどの辺に設定しているのかしらないけど、とにかく
「こうすれば絶倫になれる」
「こうすればモテるようになる」
一辺倒。金冷法なんかをことこまかに説明してさ。
「女は強姦されることを半ば望んでいる、それがオンナという
魔性のケダモノだ」なんて、女性が読んだら卒倒するようなことまで書いてる。
これだけは貴殿のリストから外すように。
いささか先生いささかヤリスギ
481 :
無名草子さん :02/12/25 20:09
>>477 げげ、そうなの?もしそれがフィクションに紛らせた事実だとしたら
花沢興産の副社長は腹違いの姉相手に童貞喪失、なおも不倫中ってことになるぞ。
なんかちくり裏事情板向きの話題だな。
482 :
名無草子さん :02/12/25 20:14
今月の噂の真相に「伊佐坂浮江が年下の幼なじみと不倫の噂」って 書いてあったけど、それって例の花沢興産の・・・!?
483 :
無名草子さん :02/12/25 20:18
何を今更。ウキエと副社長が男女の関係なのは昔から公然の秘密じゃん。 ただ本当に血のつながりがあるのかどうかは、いささかのみが知るところ。 俺はいくらなんでもフィクションだろうと思ってるが。
484 :
無名草子さん :02/12/25 20:26
あれはフィクション。 考えてもみ、「イササカ心配」は当の花沢出版から出てる。 事実なら興産の副社長である当の本人が出版前に差し止めてるに決まってるだろ。 カツオ氏はユーモアのわかる人で有名な上に商才もあるからね。 自分をモデルにしたスキャンダラスなフィクションをあえて出したんだよ。
485 :
無名草子さん :02/12/25 20:26
いささか先生死亡説の真相を誰か教えて。
486 :
無名草子さん :02/12/25 20:48
>>484 あれは商才とかブラックユーモアへの理解ってより
本人のいたずら好きな性格から出版したように思える。
>>485 メディアに結構出てるのに、どこから出た説だ。
487 :
無名草子さん :02/12/25 23:02
いささか作品、特に「果実に棲む一族」 「ひどいや姉さん」なんかのご近所モノを読むと なんでだか日曜日の夜みたいなやるせなさを感じるんだよね…。 明日もう学校かあ、みたいな。意味わからなくてスマソ
>>485 一昨年に失踪事件を起こしてからの文体が著しく激変したし、復帰一作目のカバーが
アレだから、噂の真相が特集くんでたけど、どうせポール・マッカートニーが来日
したからなんとなく思いついたネタだろう。
489 :
無名草子さん :02/12/25 23:45
伊佐家先生と先生の作品の題材になる隣家との確執は相当のものだよ 一時期、先生の家の近辺に隣家を中傷するビラが撒かれてたんだけど 内容は物語仕立てで、暴力行為に不貞行為とにかくありとあらゆる手段で 家庭を崩壊させて、最後には一家揃って海に入水自殺させちゃうんだよね 文体からして先生の手に拠るものだっていうことは皆わかってるんだけど 先生はあの辺じゃアンタッチャブルだから誰も何も言わないんだよね おれも読ませてもらったけど 散々稼がせてもらっておいてあんな嫌がらせは非道だと思うよ 加えてその原因が先生の隣の大奥さんに対する横恋慕らしいよ 元々今の奥さんは本命じゃなくて その友達の隣の大奥さんが本命だったらしいけど手酷く振られたらしい 全く呆れる限りだよ
490 :
無名草子さん :02/12/25 23:47
いささか先生ってお亡くなりになられたんですか?ショック〜;
491 :
無名草子さん :02/12/25 23:53
>>489 アンチ伊佐家キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
それ有名なコピペネタだね。あのビラもアンチいささかが文体似せて書いたものだし。
確執があるのは間違いないけどそんな表立って嫌がらせするようなことはしない。
伊佐家先生ならビラなんか撒かずに著作に直接書くからな。
カツオ氏だけは花沢出版のことやウキエのことがあるから両家の確執の間で困ってるらしい。
484の話にもあるけど「イササカ心配」の出版でまた父親から馬鹿もん!とか言われてそう。
「生え際」って言う本があるって言われたんですけど本当でしょうか? 髪の毛に執着する男が失踪するまでの生活を書いたものらしいのですが。
493 :
無名草子さん :02/12/26 02:16
オダギリジョー
494 :
無名草子さん :02/12/26 02:54
『底意地の悪い老婆』シリーズも伊佐坂先生の作品だっけ。 伊佐坂先生の作風に似てるんだけど。
495 :
無名草子さん :02/12/26 03:06
>>492 それは『禿頭(とくとう)の系譜』では?
誰だっけあれ、ほらイササカの編集者
497 :
無名草子さん :02/12/26 03:40
>ほらイササカの編集者 波野さんだね。気の毒な人だよ。 伊佐坂の編集者に対する扱いのひどさは 宮本輝並みらしいよ。 波野さんの家庭だって、伊佐坂の所為で・・(自粛
>>495 そうなんですか、ありがとうございます。
さっそく読もうと思います。
「陽だまりのマヨネーズ兄弟」「マグロ女と海坊主」「隣のサザエさん」「我の犬を喰いし者」 「さざ波」「勝手口からのSABU」「駄目な倅」「夜逃げした浜さんのこと」「ハチや」 「碁石と宿題」「いささかのためらいもなく」「私がコーヒー噴いた理由(わけ)」「電波認定」 「新ハチ公物語」「いささかやりすぎな娘へ〜」「隣の好色家族」「世田谷区の磯野さん」 「突撃!隣の核兵器」「でもしか先生の優雅な生活」「でもしか先生とカモシカ先生」 「でもしか先生の援助交際日記」「でもしか先生と便所の虫」「でもしか先生と秘密のヘアー」 「でもしか先生と旅行カバンの宇宙人」「でもしか先生と各々方の血はレッド(上)(下)」 「でもしか先生、ニューヨークへ行く」「でもしか先生の不倫の結末」「さらば、でもしか先生」 「いささかカサカサ」「中島を待ち続けて」「裏のおばあちゃんとタラちゃん」 「波野浜蔵」「禁じられた遊び」「姉さん、ひどいや」「難物のプロヴァンスの12ヶ月」 「隣家全焼」「イクラちゃん、ハイ」「隣の雄叫び」「ドッペルゲンガ海平」 「団地妻タイ子」「ノリスケ君売り出す」「ノリスケ君西へ行く」「ノリスケ君絶好調!」 「ノリスケ君てんやわんや」「いささか文章道場」「海の血族」 「うらのおじいちゃん殺人事件マルヒファイル」「愚兄賢妹」「冒涜の海」 「美しき獲物たちの海」「磯の泳ぐ魚」「遊戯する潮/彷徨の波」「大河の子」 「ゆるしてやろうよジョンイルを」「世田谷心中」「世田谷ジゴロ」 「さようなら海の乙女たち」「忠義饅頭黒田節」「父権失墜〜入り婿の闇〜」 「時の止まった子どもたち」「ゆっくり子作りのススメ〜長女はデキチャッタ〜」 「刀根」「突撃、巨人軍」「夕焼け」「鱒婿入り−父性の喪失−」 「謀反人の海辺」「タマいぢめ」「いささかセンセイ、いささかやりすぎ」 「たまにはメシ抜きで」「世田谷磯釣り日誌」「チャオプラヤの河べより〜アジアのなかのアジア〜」 「許せ中島、泣くな中島」「またカツオね」「死角の海」「馬鹿者<ばかもん>」
「渚への意志」「善悪の海岸」「あの人を見よ」「禿頭(とくとう)の系譜」 「カリブのコバンザメ」「原子力の季節」「海綿的な、あまりにも海綿的な」 「虚海船団」「ノビエモン」「愛と幻想のアナルセックス」「伊佐坂難物のレター教室」 「余はいかにしてインポテンツとなりし乎」「いつか鯖になる日まで」 「波打ち際のオルゴール」「中年男に3回連続発射はできるか」 「さらしれんこん」「磯野家の殺人」「海辺のカツオ」「鯖の缶詰」「猿の腰砕け」 「賊のお頭」「或る一人のサラリーマンの苦悩と理想と現実」 「町民の歴史」「オカルト法螺」「人生に必要なことはみんな幼稚園の赤線で学んだ」 「気がついたときには火のついたベッドで性交していた」 「マグロ女と海坊主」「いささかびっくり道中記」「果実に棲む一族」 「エネルギーとエレクトロニクス」「エンディング・テーマ」「黄泉から来たりしベン・ザ・エース」 「フネ、閉経」「フネ、ホストにはまる」「フネ、更年期障害」 「うれしはずかし4649(ヨロシク)性教育☆今度産むからコンドームA」 「実存と形而のフラダンス」「ディープ・スロート」 「我が逃走〜逃げて逃げて逃げまくれ」「イササカ心配」 「伊佐坂の これで強くならなきゃウソだ」
500まで
502 :
無名草子さん :02/12/26 05:52
>>494 そうだよ。
伊佐坂先生にしては少し作風が変わってる。
特に入院してるボケ爺さんに見舞いに行く話は秀逸。
確か全2巻じゃなかったっけ?
503 :
無名草子さん :02/12/26 06:11
>>494 老人ホーム破りの話だろ。
>リスト
すげーや。
504 :
無名草子さん :02/12/26 07:09
>487 なんとなくわかるよ… そういえば「隣の奥さん症候群」っていう言葉を 生み出したのも彼だよね。日曜の夜、一家団欒 している家族を見てせつなくなるっていうハナシ。
505 :
名無草子さん :02/12/26 07:33
>リスト わお。 昨日、禿頭の系譜を読んだよ。 失踪する主人公の書置きがせつなすぎるよね。 「僕のお墓には育毛剤を供えてください」
506 :
無名草子さん :02/12/26 11:34
>>505 「お前好きだったろ」って言って
墓石に育毛剤をかけるシーンにはかなり泣いた。
507 :
無名草子さん :02/12/26 11:38
そういや今年中に新刊出すとか言ってたけど結局来年になるのか
先月の新潮社「作家自作を語る」に登場したいささか先生の声を分析した 日本音響研究所の鈴木松美所長によれば、伊佐坂難物とは別人物で、 身長187cm、体重91kg、推定年齢40歳前後の、ポーランド人とジャマイカ人 のハーフの男性であることが判明した。
509 :
無名草子さん :02/12/26 13:39
>>リスト 乙! >>「禿頭の系譜」 たしか30年前くらいに一度映画化されてる。 でも原作が、育毛剤によって髪がめちゃくちゃふえて人生が百八十度変わった 男の悲喜劇を巧く、且つ繊細に描ききっていたのに対し、映画の方は ハゲ男とアートネイチャー姉ちゃんの陳腐なラブ・ストーリーに終始していたため イササカファンからは見向きもされなかった、というもの。 映画にしちゃってショボくなるのって、よくあるよね。 先生もあの映画を見て、大激怒だったそうだ。「もう二度と映画なんぞにはせんぞ!!」 と叫んだそうだ。
510 :
無名草子さん :02/12/26 14:52
>>リスト でも「いつか鯖になる日まで」はウキエ姫の本だよ。 もしかして、ウキエ姫の著作はイササカ先生がゴーストしてるって邪推?
511 :
無名草子さん :02/12/26 15:15
リスト乙! 「いつ鯖」は、浮江版と伊佐坂難物版があるんだよ。 同タイトル親子競作って企画が以前あって・・。 浮江の各著作は難物がゴースト?ってよくいわれている噂があるから この作品もよくごっちゃになっちゃうんだけど・・。
512 :
無名草子さん :02/12/26 15:17
513 :
名無草子さん :02/12/26 15:33
>>509 そりゃイササカファンも怒るよ。
原作じゃあ、アートネイチャーの姉ちゃんなんて
1Pくらいしか出てこないんだから。
514 :
無名草子さん :02/12/26 16:57
>>499 「磯の泳ぐ魚」
なつかしい本だねこれは。いささか先生がルナールの「博物誌」のむこうを
はって、海洋動物についての知識を開陳した珍しい一冊で、写真も豪華だった
んで、発売当時は図鑑のコーナーに置かれていた。
しかし、いかんせん、それぞれの動物についての解説があまりにも不可解
だった。「アナゴとマスの生息域は互いによく似ており、同時に目にする
ことも多い」とか書いてあって、生物学者に「救いがたい科学音痴」などと
酷評されていた。
515 :
無名草子さん :02/12/26 18:23
「磯の泳ぐ魚」は
>>174 の騒動でそっちの描写ばかりがマスコミに
クローズアップされてるけど、実は514みたいな奇っ怪なうんちくシーンも
読みどころだよね。一冊の本にこれだけ多彩な内容を盛り込める伊佐坂先生は
やっぱ鬼才と言わざるを得ないね。
>>499-500 リスト乙。
ようやく3分の1だか4分の1だかが出たってとこかな。
改めて考えると、いささか先生ってすごい人だな…
新作「最後の漢」、ようやくp304まで読んだ。
すごすぎ。ストーリー破綻してるように見えて実は進むにつれ収束されていくっていうのは
彼の筆力があればこそなんだな、って思う。
>新作「最後の漢」、ようやくp304まで読んだ。 まぢ?どこに売ってた? アマゾンに問い合わせたら、「ミスター・イササカの著作は 印税がイラクに送られるため扱えません」 っていわれちゃってさ。 詳細キボンヌ。
518 :
無名草子さん :02/12/26 20:28
2002年W杯をガラにもなく全試合観戦して書いた 「いささか踏んだり蹴ったり」は、さすがにいただけないな。
>>518 W杯って、
ミスワールドコンテスト
じゃなかった?
>>517 普通に本屋で予約した。
そっちの事情はよくわからん。ごめん>印税toイラク
誰か詳しい人いないかな?
現在343の下水管工事失敗のとこまで読んだ。自分の遅読に苛立ちを覚える。
521 :
無名草子さん :02/12/26 23:45
「浜殺人事件」はおもしろかったなー なんせノンフィクションだからなー そのあと甚六が本当に捕まるからなー 涙の記者会見は記憶に新しいねー 「おこずかいは月200万円しか与えてません」ってオカル発言が 世論の怒りをかったねー
522 :
無名草子さん :02/12/26 23:53
>>521 甚六、毎晩のように自宅の地下室でパーティーしてたんでしょ?
カナーリ衝撃的だったよ。
オカルさんのイメージもガラっと変わっちゃったね。
事件前までは、素敵な作家の奥さんってことで
「ジャスト」のマダム特集にも出ていた程なのに。
523 :
無名草子さん :02/12/27 00:12
『バイブ初挿入・老妻の味』で四回抜いた。
524 :
無名草子さん :02/12/27 02:38
「うれしはずかし4649(ヨロシク)性教育☆今度産むからコンドームA」って懐かしいなぁ。 俺当時中学生だったから、レジで並ぶの恥ずかしかったよ。 これって、いささか先生の意向で2巻からの発売だったんだよね。 「私は世間の常識に阿って1巻を出すのを断固拒否する」とか言っちゃってさ。
525 :
無名草子さん :02/12/27 14:55
田代まさしの「ミニにタコ」発言を 「近年稀に聞く名言」と逝ったいささか先生
526 :
無名草子さん :02/12/27 15:35
先生自身名言ばっかだけどな。
527 :
無名草子さん :02/12/27 15:49
>>522 まさか「ダンサーになります」なんて…。
ちょっとずれてるよね。
528 :
無名草子さん :02/12/28 06:57
『アワビさん』はいいよな。現代の病弊を見事に描ききっている。脇役まで巧い。 主人公:注意欠陥障害のアワビさん。 アワビさんの夫:鬱病にしてEDのフナ夫さん。 アワビさんの弟:打算的な幼きマキァベリストのマグロ。目的の為なら手段を選ばない。 アワビさんの妹:常に下着を露出し、ロリコンを挑発しているモズク。援助交際予備軍。 アワビさんの父:恫喝することでしか他者と関わることの出来ない境界性人格障害の海平。 アワビさんの母:更年期障害の島。 その他 ・苔介…編集者。完全なパラノイアで、妻は淫乱団地妻、子は知恵足らず。 ・ウナギ君…フナ夫さんの同僚。顔面神経痛。
>>528 福田和也が「『アワビさん』こそ日本におけるカラマーゾフの兄弟」と評していたよな。
ただこの一作で円満だった近所中が悪くなって、そのせいで引越しを余儀なくされて、
結果的にこれが事実上の最後の小説になってしまったのはなあ…。
530 :
無名草子さん :02/12/28 08:53
>>529 引っ越したっていうのはアンチが流したデマだよ
もめたのは本当らしいけど、先生の住所は変わってないよ
それに「アワビさん」以降も小説書いてるじゃん
最新作「最後の男」出たばっかだし、春から新聞連載もはじまるらしいし
それとも、純文学から逸脱する最近の娯楽小説寄りの作品や
ユーモア色の強い短編は認めない派?
531 :
無名草子さん :02/12/28 12:00
花沢興産の社長といささか先生との対談の中から生まれた 「男を手に入れる百の方法」はいろいろと参考になります。
532 :
無名草子さん :02/12/28 19:33
>531 帯に「押しの一手が肝心よ!」てあるよね。 花沢社長は旦那様を押しの一手で手に入れたのかしら。
533 :
無名草子さん :02/12/28 19:36
帯は関係ないと思われ。
534 :
無名草子さん :02/12/28 23:33
そういや、いささか先生の家の場所って、前に画家のHさんが住んでいたのは 有名だけど、そのHさんが越してくる前にもいささか先生が住んでいたってい う話を聞いたことあるけど、詳細を知っている人いる? 何でも、その頃は隣家のI家のご主人のような丸顔だったとか・・・。 別人? それとも整形? この話ってひょっとしてタブー?
535 :
無名草子さん :02/12/28 23:33
「伊佐坂難物のダンチョネ節」というアナログ盤シングルをもっています。 (B面は、魚河岸恋唄)これって、レア物ですか?
536 :
無名草子さん :02/12/29 00:05
某出版社に勤めている友人から聞いた話なんだけど。 いささか先生のセーターの材質は「限りなく素麺に近いウール」って本当の話なの? 雪山で遭難した時に食べて九死に一生を得た話がこの題でエッセイにも収録されてるって。 いささか先生って、数多くのエッセイ書かれてらっしゃるからちょっとどの本に収録されてるのか分からなくて。 ただでさえ、1冊のエッセイ本(『わが人生にいささかの悔いなし vol.5』だっけ?)に、 こう言っちゃ悪いけど「忍者の里で水蜘蛛体験」「はじめての風俗」「海の水はなぜしょっぱいか」 などという関連性のない(ファンの人スマソ)エピソードを入れる方でしょ。 というわけで、いささか先生の雪山で遭難した話の載ってるエッセイ本のタイトルをご存知の方、教えてください。教えてチャンでスマソ。
537 :
無名草子さん :02/12/29 00:24
>>535 あのアナログ、いくとことったら2・3万するよ。
岸野雄一がサンプリングに使ったことがあって
一時期かなり話題になってた。
いささかのレコード、モンド好きのあいだでは人気らしい。
>>537 おお、レスありがとうございます。
♪ワカハギうちだよ 色恋を
忘れて勉強 シマホッケ〜っと。
「いささかびっくり道中記」は小西康晴が「伊丹十三の『ヨーロッパ退屈 日記』とともに僕のベスト旅行記。無人島に持っていくんだったらこの二冊。 無人島になんか絶対いかないけど」って褒めてたね。 上の岸野雄一の件といいミュージシャンからもリスペクトされてるんだね。
>>530 いや、俺もエッセイとかユーモア小説とかも好きなんだけど、
「海の一族」とか「アワビさん」みたいな大作読んじゃうとどうしてもなあ。
あの「百年の孤独」の世田谷版をもう一度期待してしまう。
541 :
無名草子さん :02/12/29 05:09
ん?ところでこの人今いくつだっけ?情報キボン
542 :
無名草子さん :02/12/29 05:12
2 名前:誤報バルーン ◆MgfwkueZZg 投稿日:02/12/29 04:17 HOST:TBTcd-16p1-245.ppp.odn.ad.jp
削除対象アドレス:
http://live2.2ch.net/test/read.cgi/news/1041101635/ 削除理由・詳細・その他:
私が冗談で立てたんですが、内容がよくないので削除をお願いします。
これからは気をつけます。
すみませんでした。
3 名前:誤報バルーン ◆MgfwkueZZg 投稿日:02/12/29 04:43 HOST:TBTcd-16p1-245.ppp.odn.ad.jp
削除要請のほうにも書いたんですが、なぜかエラーばかり出ます。
543 :
無名草子さん :02/12/29 05:45
『誤報バルーン』読んだ奴いるんだ。すごいな。
544 :
無名草子さん :02/12/29 11:40
>>542 >削除理由・詳細・その他:
>私が冗談で立てたんですが、内容がよくないので削除をお願いします。
>これからは気をつけます。
>すみませんでした。
自分のとった行動に対しては卑怯な振舞いに及ばぬこと。自分のとった行動を後日になって
見捨てたりしないこと。--自責の念は醜態ともいえる。
という有名な言葉がありますね。このODNのお馬鹿さんは警察でたっぷりしぼられてきてくださいね。
>1 :イクラちゃん :02/10/28 23:26
物事のそもそもの初めを探すことで、人は蟹になる。歴史家は後向きにものを見る。揚げ句の果てに、
後向きに信ずるようにもなる。
この言葉も有名ですね。しかしなかなか浸透しない考えのようですねぇ。
『イクラちゃんと書くヤツはあいつしかいない』という発想しか出来ない人達がODNのお馬鹿さんのような
書き込みをしてしまう傾向があるようにおもいます(笑)。
こういう考えって、誰もが嫌う内攻的復讐感情の一つですよねぇ? いささかという作家は知らないのですが
なぜか引っ掛かったので書き込みしますた。
545 :
無名草子さん :02/12/29 11:48
>>541 年齢は公表してないけど、ウキエと甚六がとも20〜16の頃既に50過ぎてたから
どんなに若く見ても70はとっくに過ぎてるはず。とてもじゃないがそうは見えないがな。
546 :
無名草子さん :02/12/30 01:09
あんなに初々しかったウキエも、もういい年なんだもんね。 先生も年を取るはずだよ、って言いたいところだけど 相変わらず精力的なんだよね。やっぱすごいよ、イササカは。
547 :
無名草子さん :02/12/30 02:33
「海辺のカツオ」ってじつは何気にノーベル賞狙いだったってほんと?
548 :
無名草子さん :02/12/30 02:51
イササカ先生はいつでも全身全霊でノーベル賞狙ってるって週刊誌でふかしてたけどな。
549 :
無名草子さん :02/12/30 03:23
いささか先生って川柳も作ってたんだね! 枡野浩一の本でちょこっと紹介されててびっくり。 きょろろろろと 音の聞こゆる 稚児の歩きや 「聞こえるような」なんてありきたりな比喩を使わないところが いささか先生らしくて(・∀・)イイ!と思いますた。 おおらかでいい感じ。
550 :
無名草子さん :02/12/30 03:26
>「海辺のカツオ」ってじつは何気にノーベル賞狙いだったってほんと? うん。実は『ノルウェーの海』の時から。 実際『波の声を聴け』『ねじまき海クロニクル』でも狙ってたらしいよ。
551 :
無名草子さん :02/12/30 06:30
<伊佐坂の隣人に対する行為は、純文学ための闘争としてフランスから勲章を もらったりしたらしいけど、見当違いもはなはだしい。伊佐坂がもたらした 「純文学」とは、いわゆる覗き、波野記者に対する虐待であり、フランスでなら マケの原作を我がものとしたデュマの様にいやらしい。伊佐坂以後、どんどんそのような 風潮が強まっていて、それが「純文学」だと称されている。確かに、 その「功績」は大きいですよ。しかし、そういうやり方というのは、実際のところ、 手抜きであって、独創的なアイディアどころではない。 古い話になるけど、あの問題の発端は教科書でしょ。文学は海と覗きであると 主張するような人が、 文部省検定教科書に自分の作品が載るべきだと 思っているところがあほらしい。そんなものが偉いと思っているような俗物が 「海」「覗き」などと言うなよ。> (対談:村上龍−柄谷行人「国家・家族・身体」より)
552 :
無名草子さん :02/12/30 06:41
フジ・テレヴィやばいらしいぜ。(伊佐坂のまねして「テレヴィ」にしてみた) 視聴率ランキングTOP20の中で、フジの番組は伊佐坂先生原作の番組だけらしい。
553 :
無名草子さん :02/12/30 15:02
>>551 そんな本相手にすんなよ
龍や柄谷こそ何やったと言いたい
554 :
無名草子さん :02/12/30 22:18
隣人のKという奴が我が娘でオナニーをするのを書いた 「白の名残」は青春小説の傑作 肉棒をしごいきながらティッシュを探したが空っぽで 娘の名前を叫びながら盗んだパンティーに発射後 号泣するシーンが一番いいと思う
555 :
無名草子さん :02/12/30 22:24
551はああ言ってるけど、実際は「磯の泳ぐ魚」の敗訴により、 少なからずこれまでの創作、執筆姿勢を見直さなくちゃならなくなったのは 確かだと思うよ。しかも訂正、再出版しちゃったもんだから判決に従っちゃった てことで、この敗訴が過去の判例として裁判史に残ることになってしまった わけで。ほかの私小説作家とか、モデルを得て作品を書く人にとっては 辛い時代の訪れなんじゃないかな。 いささか先生も、何も自分で自分の首しめなくても・・・。 これからあの隣人一家の物語が読めなくなるんじゃないかと思うと夜も眠れず・・・。
556 :
無名草子さん :02/12/30 23:58
>>199 ちょっとそれは言いすぎでは?あれはコリアン先生に伊佐坂難物先生が
構想をアドバイスしただけですよ。
それよりも伊佐坂難物先生自身はネットとかしないんですが、甚六さん
がここのことオチしてるふうですから、あんまり妙なことは書かないでく
ださいね。嫌な気持ちにさせてしまいますよ。甚六さんとは予備校で一緒
だったんで、私は一足先に大学生になりましたが、今でも交友はあって、
最近難物先生が2ちゃんで話題になっているようなことをほのめかしていま
した。
557 :
無名草子さん :02/12/31 00:01
主題歌は堀江にかぎるな。
558 :
無名草子さん :02/12/31 00:50
>>556 甚六って2ちゃんねらーぽいよね、なんとなく。
ていうか今どんな活動してるんだろ。
ダンサーになるとか雑誌を創刊するとか言ってたけど。
559 :
無名草子さん :02/12/31 01:00
甚六は浮餌のゴーストとかしつつも先生の七光りで雑誌を創刊するらしいよ。 年明けには書店に並ぶとのうはさ。 雑誌名なんて言ったけ・・・。知ってる人情報きぼんぬ。
560 :
無名草子さん :02/12/31 02:14
>>559 知らないなあ。取次とおさない奴じゃない?
561 :
無名草子さん :02/12/31 05:03
>>558 確実に2ちゃんねらーっぽいですよ。つかまだ浪人生らしいです・・・
今年も無理っぽいってカツオ君からききますた。あいつも夢ばっかり
みてるふうでしたけど、小学校であれだけ落ちこぼれてたら大学なんて
無理でしょうね。甚六さんの二の舞踏みそう。
>>559 えー文筆活動してたのは知らなかった!
>>561 はネタ。ネタ書くにしても過去ログ読んでからにしろや。
甚六は三浪五留で早稲田を卒業した後親父のコネで角川に入ったはいいが、
遅刻するは仕事できないはでクビ(イササカ先生自ら引導を渡したらしい)。
それでまた親父のコネでサブカル雑誌やらに何か書いているらしいけど、ひどいもんだよ。
大してアニメに詳しくないくせに東浩紀に噛み付いて返り討ちにあってるし。
バブ〜!
些か信者ほんとに必死だな(藁 些かのメッキは、平成初期の『海辺の誤算』(近年最大のパ○リ小説と称される) で完全に剥がれたってのは常識のはず。 たしかに、最近の精力的な活動には 再評価の動きもあるけど、一般的には もう氏んだ作家。復活の目はないんじゃないの?(藁
>564 そっちこそいい加減なこと言うなよ。 海辺の誤算の件は、訴えた奴が電波だったことが 裁判で証明されたじゃん。
566 :
無名草子さん :02/12/31 13:13
速報! 「海辺のカツオ」が漫画化決定。 新潮社で来年秋に創刊する「コミックバンチオリジナル」の目玉連載らしいよ。
567 :
無名草子さん :02/12/31 14:08
この前「ワシのチン毛はまだ黒い」と逝ってたな 「福原愛ちゃんで抜いた」とかも逝ってたぞ
568 :
無名草子さん :02/12/31 14:39
>>566 結構前に決まってた。
公然の秘密でみんな知ってるよ。
でも何で作画が江川なんだ?
569 :
無名草子さん :02/12/31 21:05
江川氏がいささか先生の大ファンで、自ら作画担当を希望したらしいよ。
570 :
無名草子さん :02/12/31 21:33
伊佐坂浮絵を七光りって言ってるやつは作品を本当に読んだ事あるの? 彼女はそんなこと百も承知なの。確信犯なの。 その辺のゆがんだ心理があの軽い文体の裏に隠れていることに気づけ
572 :
無名草子さん :03/01/01 04:45
『タイ子・稲妻のような淫乱妻』遂に出ちゃったね・・ 波野さん、ホントに首くくるかも・・ 内容は、ご察し通りの「私小説」とジョイス並みの「言葉遊び」。 タイトルからして駄洒落じゃん。
573 :
無名草子さん :03/01/01 09:01
>>569 新潮のHPに江川のコメントが載ってる。
「日本の古典と格闘してやろうと思って源氏物語を漫画化した。
次は現代と向き合おうと思って、今の小説のスタンダードは?
と、考えたとき、やはり伊佐坂作品しかないだろうと思った」
うーむ、どんなマンガになるんだろう?
ウリはチョンイル新聞に連載してた「安重根の最期」と 朝鮮日報に連載していた「聖将・金日成」が いいと思うニダ
575 :
無名草子さん :03/01/01 21:02
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
576 :
無名草子さん :03/01/01 23:11
>574 それ、間違いやすいけどイササカ先生じゃないよー。 ロシア在住の朝鮮人、イ・ササッカさんの小説じゃないかな。
>>576 よく間違えられてるよね
『イササカ』と『イ・ササッカ』
伊佐坂先生に憧れてるらしいけど、内容が伊佐坂先生のマネばかりで頂けない。
>574が糞カキコしたから 575みたいな屑が出て来たじゃないか。死ね
579 :
クラブ銀座ス○ーレット :03/01/02 01:27
イササカ先生ならよくうちの店にきてましたよ。ふふ、お気に入りは 浜塩鮎味っていう二十歳の子だよ。先生ったらあんまりお酒のまない のにかなりのボトルキープしてくれてたよ。やっぱり大作家先生は 金持ちだねー。私はもう数ヶ月前にやめちゃったけど、鮎味はかなり 貢いで貰ってるみたいです。
tsuman ne
581 :
無名草子さん :03/01/02 02:19
>>575 伊佐坂『鳥羽の賭場』の書き出しだね。
結局26歳でまた金なしになって、漁師になるんだけど。
>>580 これはゴンクール賞取り損なった『津マン』のラストだね。
「Tsuman ne parle rien. Tsuman ne fait rien. Tsuman ne・・・」
(津マンは何も言わない。津マンは何もしない。津マンは・・・)
」
582 :
無名草子さん :03/01/02 02:49
ブックオフにもいささか先生の著作が目立ち始めてきたね……。 もう斜陽の作家なのか……。
583 :
無名草子さん :03/01/02 08:52
漫画賞の審査員をやりたがってるみたいだな。 今回の「海辺のカツオ」漫画家は漫画界へのアプローチの第一歩らしい。
584 :
無名草子さん :03/01/02 09:11
>>581 三重県三部作だね。中上の和歌山、大江の四国に対抗したらしいけど。
『鳥羽の賭場』『津マン』と、あとなんだっけ?
585 :
無名草子さん :03/01/02 11:06
「パーク・ワイフ」で第126・5回芥川賞受賞したんだよね。
586 :
無名草子さん :03/01/02 11:31
>579 イササカ先生、銀座遊び現役なんだ。 文壇黄金期には吉行淳之介と銀座の蝶たちの人気を二分したといわれる 伝説のモテ作家だもんな。 あんんまりモテるんで野坂昭如がひがんで喧嘩売ったって自分のエッセイで書いてたよ。 有名な文壇クラブ「妃」のママって元々、先生の愛人だったんだろ? やっぱ人気・金・人柄の三拍子が女を引きつけるのかねえ。 その鮎味ちゃんって子もいい女なんだろうなあ。
587 :
無名草子さん :03/01/02 15:54
『三日目の四日市』だろ。>三重三部作
588 :
無名草子さん :03/01/02 17:11
伊佐坂は女の趣味悪い 人妻ばっかり狙う。しかも編集者の まさに鬼畜。あと森本レオにレイプの方法教えた
589 :
無名草子さん :03/01/03 01:53
>588 またアンチかよ イササカ先生が人妻と関係して心中未遂したのは結婚前の若い頃だろ それにレイプの方法ってなんだよ(藁
590 :
無名草子さん :03/01/03 02:41
>>586 ふふ、そうそうそんな逸話もありましたよね。遠藤周作も
イササカ先生と吉行淳之介先生ばっかりモテルんで僻んで
旅先の地方でイササカ先生にわざと「今日は君は部下という
設定にして、俺を盛り立ててくれ」って頼んで、社長って
呼ばせてモテようとしたんだけど、ホステスがイササカ先生
ばっかりモテるんで、すねたってね。
新宿の紀伊国屋でちらりとだけ拝見したことがあるけれど、
色っぽかったわぁ・・・
591 :
無名草子さん :03/01/03 22:10
ブックレビューで、「私はアニータ」に高得点つけてた。
592 :
無名草子さん :03/01/04 00:22
>遠藤周作も >イササカ先生と吉行淳之介先生ばっかりモテルんで僻んで あれ?孤狸庵センセイとイササカ氏は 「全日本ハゲオヤジ聯盟」 (全ハ聯) っていう団体を結成して、カッコイイ作家(島田雅彦等)を 迫害しまくっているのじゃなかったっけ? おそらくイササカ氏本人には、自分はモテる、という意識は ないと思う。それはウキエさんの 「イラクサの海の家」という自伝に詳しく記されている。
593 :
無名草子さん :03/01/04 01:43
>592 吉行淳之介とつるんで遊んでいた頃はよく「美男と野獣コンビだ」 なんて言っていたらしいね。 美形でナルシスト気味の吉行と禿げだが男っぽく明るいイササカって 組み合わせが、男に目の肥えたホステスたちを引きつけたらしい。 「吉行がモテるのはしかたない、男でも見とれる良い男だから。 だが、伊佐坂はなんだ。ただの声のデカイ禿げではないか。 俺とどれほど違うというのか。なのに群がる女どもをかき分けて 歩かなければならんほどのモテ振りは断じて許せん。」 と、野坂昭如が文壇黄金期の思い出話で書いていた。 禿でモテるって、和製ショーン・コネリーって感じだな。
594 :
競馬ファン :03/01/04 14:42
寺山修司に依頼されて書いた 『マチカネオマチカネ』という 競馬エッセイもなかなかいいぞ。
仮装大賞の審査員やらなくなって久しいね 美輪明宏に扮した時は本物かと見紛う程見事だった 欽ちゃんのクドいツッコミにキレたって本当かな?
>>595 いや、審査員やめた理由は
ファンシーなものを温情的に扱うあの大会の態度に我慢ならなかったから
だそうだ。
エロやグロをあつかったものにはかならず2点いれてたし、
絵本とか可愛いっぽいのには一切てんをいれてなかったもんな。
欽ちゃんもセンセイがやめてくれて内心ほっとしてたそうだよ。
そのかわり「朝まで生テレビ」にはしょっちゅうでていたな。
漏れが印象的だったのは、加納典明に「もっとオマ0コを撮りなさい」
とさかんにけしかけていたやつだな。あれには典明もちょっとタジタジだったね。
なんでも春画収集の趣味があるそうだけど、本当かな。
597 :
無名草子さん :03/01/04 21:25
>25歳。 >去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで >二年で350万貯めた。一度やってみなよ。 『イン・ザ・ショッツル・スープ』の冒頭。 ネタバレになるから詳しく言わないけど、このあと援交やら 何やら若いオンナのセックスを克明に描写して、「勢いを持ち直した」とされた 中期伊佐坂文学の佳作。 ただ、この成功をハタでみていた悪質な業者が「二匹目のドジョウ」をねらって いろんなパクリ作品を濫造したのには、センセイもいらだっていたそうだ。
598 :
無名草子さん :03/01/04 22:06
こんなスレあったんですね! 自分は消防の頃、伊佐坂先生の『ズッコケ三連星』シリーズの大ファンでした。 奔放なストーリーと淫靡なエロチシズムに、子供心をくすぐられたものです。 第12作『ズッコケ湯煙不連続殺人』でミステリの面白さを教えてもらったな… 最近は純文学ばかりだけど、いつかまた練りに練った本格ミステリを書いてほしい。
>自分は消防の頃、伊佐坂先生の『ズッコケ三連星』シリーズの大ファンでした。 >奔放なストーリーと淫靡なエロチシズムに、子供心をくすぐられたものです。 あったあった。漏れもリア消のころ、朝早く学校の図書館にきて 好きなコのたてぶえ舐めて、性教育の本よんで、そして『ズッコケ』 でマスかいてたもんなあ。バイオレンス&エロは勝目梓ばりで、 少年と少女の性的なこころのやりとりは富島健夫ばりの筆力で描いてたもんな。 「これが『おんなのダイヤ』といわれる部分だ・・・勝夫の陽根に妖精が たわむれかけるようだった・・・さざ江は腰を細かく震わせ、低い声でうなったと 同時に息を止めた・・・」 ・・・ヤベたってきた
600 :
無名草子さん :03/01/05 00:27
そうなんだよね、禿げてるのに気持ち悪いいと感じなかったのって イササカ先生が初めて!まぁ、最初に本を読んでファンになっていた せいもあるんだろうけれど、世田谷付近張っててよかった〜〜♪ 通りすぎただけだけど、オーラがあったよ。オーーーラが!
601 :
無名草子さん :03/01/05 00:44
数少ない見栄えのするハゲ著名人かも、先生。 いっつもじんべえみたいな和服着てるのもイイよ。
602 :
無名草子さん :03/01/05 00:56
ハゲ好きがこんなにいるとは思わなかったよ。
603 :
無名草子さん :03/01/05 05:00
てっぺんから始まる禿げは嫌だけど先生は前(おでこ)からだから素敵なの。
遠藤周作、竹中直人、所ジョージ、北野武、伊佐坂難物… 確かに後退進行型は理想的な禿げ方だな。
605 :
無名草子さん :03/01/05 12:19
いささか先生テレビ出演が多いけど 何と言っても「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」 ○×クイズで間違えてフルチンで海に飛ばされ ダチョウ倶楽部の上島とSMプレイやったりして 別の部屋のモニターて見てた連中に「おいおい鞭の使い方うまいぞ」と言われてたのは今や伝説
>いささか先生テレビ出演が多いけど 平成教育委員会では、天本英世と珍回答ぶりを きそってたし、クイズダービーにゲスト回答者として 出たときは、篠沢教授もビックリな非常識ぶりだったな。 あのころはテレビも楽しかったなあ。
607 :
無名草子さん :03/01/05 20:42
>606 でも天本英世と国語では激しく戦ったもんな 先生が間違えて天本が一人正解して高笑いして それ以来メンチの切り合い。逸見さんが「そんなに睨まないで」と逝って 二人同時に逸見さんを睨んで口を開けたまま固まってしまった事があった
608 :
無名草子さん :03/01/05 20:52
>>607 >二人同時に逸見さんを睨んで口を開けたまま固まってしまった事があった
その時たけしがすかさず自分の頭をコツンと叩いて笑いをとった
からよかったようなものの、あれは見てた漏れもヒヤッとしたよ。
人からきいたところによると伊佐坂センセイは、ゴレンジャーとか
戦隊モノの悪役をやってる天本氏をひそかにうらやんでたらしい。
いつかは自分も、と思ってそれでヘタクソな俳優業を続けてるんだそうな。
609 :
無名草子さん :03/01/05 20:52
610 :
無名草子さん :03/01/05 20:55
611 :
無名草子さん :03/01/05 20:56
先生が世界ふしぎ発見!で、一問目からスーパーひとし君を賭けて 答が一緒になった野々村真が興奮して「スーパーひとし君に変えていいですか」 と言って許されたけど決局間違いで 「君は甘いなぁ」と先生が言って場内爆笑だった
612 :
無名草子さん :03/01/05 21:10
なんでも鑑定団に出た先生は凄かったと聞くけど どんなだったの?
613 :
無名草子さん :03/01/05 23:42
お隣の磯野さん宅のご家族のお名前は海にまつわるものですが、 イササカ先生のご本人とご家族のお名前は何にまつわるものなん でしょう?難物、浮きえ、おかる、甚六・・・歌舞伎かなにかですか? 最近ファンになったばっかりなので無知ですみません!
615 :
無名草子さん :03/01/06 06:26
≫614おかるさんてばかるいの?
616 :
無名草子さん :03/01/06 14:30
>612 秘蔵の浮世絵コレクションを持ってきた 北斎、歌麿、栄泉などコレクターのみならず、研究者も垂涎の 素晴らしい逸品ぞろい! だけど、みんな過激な枕絵ばっかだったんだよ。 性器まるみえのハメ絵って感じの作品揃いで 「どうです、これが日本の誇る芸術ですよ!」 ってイササカ先生は大自慢。鑑定士軍団も 「素晴らしい!」「これは貴重です」「値段が付けられません」 なんて、絶賛しまくりだったんだけど。 映すとモザイクだらけになっちゃって、浮世絵そのものは 視聴者には何が何だかわからない状態。 イササカ先生は確信犯だったらしく、ニヤニヤしてた。
617 :
無名草子さん :03/01/07 02:59
日曜の夜にテレビに出てたね。 みんな見た? 磯野・波野両家とマターリ正月を楽しんでたみたいだけど、 あの和やかムードの裏には黒い愛憎劇が潜んでいるんだろうな。
618 :
無名草子さん :03/01/07 03:46
磯野の孫が波野の知恵足らずをいぢめる内容らしいが・・・
619 :
無名草子さん :03/01/07 05:39
いささか先生があまりにぎりぎりまで書き始めないのに業を煮やした花沢出版 が、近い将来磯野家の長男を婿養子にして、先生の担当につける計画があるらしい。 確かに彼なら先生に原稿を書かせることもできるかもしれないが。 そうしたら女社長のことも書かれるようになるだろうに・・・。 彼女も背に腹はかえられないと思ったのか。 と思ったが、よく考えれば別に単に長男を雇えばいい話だよね? この計画に女社長の乙女心をみたり。
620 :
無名草子さん :03/01/07 05:45
父親が自分の娘を無理矢理犯す短編があったのを誰か覚えていないかな。 父親の心情や娘の反応がやたらリアルだったんで、 すごく記憶に残っているんですけど
621 :
無名草子さん :03/01/07 13:30
>>619 随分と古い記事を持ってきたね。
花沢興産の社長はやっぱり敏腕だったね。
それを実行してしまうわけだから。
ただ、編集者にはしなかったけどね。
ネタ書く前に、過去を読むのもいいぞ。
>秘蔵の浮世絵コレクションを持ってきた >北斎、歌麿、栄泉などコレクターのみならず、研究者も垂涎の >素晴らしい逸品ぞろい! そのコレクションは、フジタというキュレーター経由で手に入れたらしいよ。 それらの作品を手に入れるかわりに、浮江嬢を差し出したというウワサがたっている。
624 :
無名草子さん :03/01/07 20:59
>623 娘差し出すぐらいで手にはいるなら、安い安い あのコレクション、サザビーズに出したらいくらぐらいになるのかなー イササカ美術館でも作って公開してもらいたいもんだが、日本では たとえ美術品でも一般に公開すると猥褻物陳列罪でしょっぴかれるから 無理かもなー。 海外の美術館では一級の芸術品として堂々と展示されてるのに 変なモンだねえ
60歳。
去年まで貧乏だったけど、ミサイルと核開発で
10年で5兆円儲けた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、日本にテポドン飛ばせば100億ドル(一兆3000億円くらい)貰える。
もらうだけもらって何もせずに放置することもできるし、国交正常化交渉に出れば
さらに3兆円引き出せる。
渋ればサリン撒いて警察庁長官を銃撃するだけ。暇つぶしになる。
パチンコとか朝銀とか米支援とか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.japanese.dprkorea.com/special/
626 :
無名草子さん :03/01/08 01:10
↑これの元ネタはイササカ先生のSF短編集「飛ばせ100億ドル」ですね。
627 :
無名草子さん :03/01/08 11:53
いささか先生はハト派かタカ派なんて分け方なんて 無意味と思わせる言動なんだよな
628 :
無名草子さん :03/01/08 11:58
のりピー語が大好きだったな
629 :
無名草子さん :03/01/08 19:58
>628 「おまんじゅう」を「おまんピー」とよく逝ってた
630 :
無名草子さん :03/01/09 05:10
_■_ ________________ |∵∴∵|:::ー-ーーー-ー─ーー--ーーーー-ーー-ー,|| |∵∴∵|:::: 磯野家の系図 i || |∵∴∵|:::: ; || |∵∴∵|:::: 波平─-──┬─-──フネ :; || |∵∴∵|:::: │ | || |===|:::: 波平───サザエ ! ||===-3 |∵∴∵|:::: │ ; || |∵∴∵|:::: 波平─ワカメ | || |∵∴∵|:::: │ i || |∵∴∵|:::: タラチャン | || |∵∴∵|:::ーーー ーー- -ーー-ーー-ーー-ーー─ ||  ̄■ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 【磯野家の秘密】
_■_ ________________ |∵∴∵|:::ー-ーーー-ー─ーー--ーーーー-ーー-ー,|| |∵∴∵|:::: 磯野家の系図 i || |∵∴∵|:::: ; || |∵∴∵|:::: 難物─-──┬─-──フネ :; || |∵∴∵|:::: │ | || |===|:::: 波平───サザエ ! ||===-3 |∵∴∵|:::: │ ; || |∵∴∵|::::海苔介─ワカメ | || |∵∴∵|:::: │ i || |∵∴∵|:::: タラオ | || |∵∴∵|:::ーーー ーー- -ーー-ーー-ーー-ーー─ ||  ̄■ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 真説・【磯野家の秘密】
632 :
無名草子さん :03/01/10 19:10
そろそろ、 いささか難物 という「架空の男」に関する共同幻想も 崩れてくる頃か。。
633 :
無名草子さん :03/01/10 19:12
フンっ、詩んでくらはい。
634 :
無名草子さん :03/01/10 19:36
>>632 いささかは、ジェームス・ボンドみたく
裏の世界の人間だから
これまで明らかにされてなかったのだよ。
635 :
無名草子さん :03/01/10 20:06
>>633 ,634
632の言葉は、イササカ先生が2001年の年賀状に書いた言葉です。
とある編集者から見せてもらって、すごく印象に残っているので憶えていました。
今年の年賀状には、何が書かれてあったのでしょうか。
気になります。
>>632-635 何言ってんだよ、このスレもイササカの小説「午後のガスパール」の一部じゃないか。
632はイササカの新聞連載小説で、手前勝手な要求を送りつけてボロカスに斬られた読者だな。
こういうのを享楽乞食って言うんだな(藁
みな、何におびえて「いささか」が実在するかのように ふるまっているのかしらないが、 (KGB?M−7?) もう、やめようじゃないか。 「いま、そこにある危機」を認識しよう。 そして、大きな声ではっきり言おう、 「王様ははだかである、 いささかは実在しない」と。
いささかの作品なんて、真っ赤なウソ。2ちゃんねらの白日夢。 ドラえもんがいたなんて、ぜんぶウソ。のび太の一夜の夢。 バカボンのパパとママからハジメちゃんが生まれたなんて、 ウソ。ママの不倫の子。
639 :
無名草子さん :03/01/10 20:24
>>637 それ、イササカ先生の今年の賀状の文面だね
「王様ははだかである、
いささかは実在しない」
うーん、さすが、含蓄がある言葉だ。
640 :
無名草子さん :03/01/10 20:28
>>630 、631
伊佐坂先生の小説は繊細で美しい表現を読んでこそ価値がある
だいたい、純文学の粗筋を図解にして、なんの意味があるんだYO
>>639 そのような、「見て見ぬフリ」が
北朝鮮拉致問題をつくりだしたし、コイズミの暴走状態を
助長させているのだ。「賀状の文面」?賀状、って
中国四川地方のあれか?少女が初潮を迎えた時に近所に配る
カードのことか?
何を寝惚けた事を言ってるのか
>>639 ?
いま、時代はふたたび「No!といえる日本」だ!!
さあ!みんな!目を覚ませ!!
そして、いささか、などという虚影を打ち砕き、平和な日本を
取り戻そう。
632は自分がイササカに想像された存在であるのに、そのイササカは存在しないと。 つまり自分は存在しない。我思うゆえに我なしと。なかなか哲学的といえば哲学的だが、 そういうポストモダン的ひっくり返しは、イササカ自身がある時点で否定してしまった。 ささ、632は文学的思想的敗北の中これからどうする?
>>642 「わたしは
>>642 のようなインテリゲンチヤの言葉に警戒するように
しています。自分が他人の言葉で規定されているようで、自分が自分で
なくなってしまうからです。」とは山上龍彦のことばだが、
>>642 のいうような「全か無か」という二次元の世界の住人では
ないのですよ私は。たとえていうなら、「宇宙の特異点」のようなもの
でしょうか、そこでは、あらゆる物理学の法則が適用されなくなるといわれて
います。(ホーキング博士の本をよんでみてください)
物理学が捉えようとした宇宙が、物理学を超えた存在だった、というわけです。
・・・誤解を恐れずに言うなら、今の私がその「特異点」のようなものなのでしょう。
歴史もしめしています。偉大な人物は「コロンブスの卵」をやっただけなのです。
王様はハダカだった。ぶどう酒のカメには水しか入ってなかった。
そして、いささか氏は、皆の虚像であった、と。
>>643 イササカはいないというだけのためにずいぶん回りくどい言い方をしているが、
「宇宙の特異点」と伊佐坂難物の非存在の証明は無関係だぞ。
そもそもこういう科学用語の誤用は伊佐坂とソーカルの共著、
「知の粉飾」で散々批判されているぞ。似非ポストモダン逝ってよし。
>>644 氏には「いささか」難しかったようですね、私の思想は。
ただ、そんな貴君にもきちんと認識していただきたいのは、
いまどき東京都世田谷区に自家用車ももたず、エアコンもなく、
父親は会社から帰ってくると着物にきがえ、子どもたちは近所の空地で
野球をする家庭など全くないのと同じくらい「イササカ」氏が存在し得ない、
ということです。つまり上で議論されていたことは「まったくのデタラメ」
というわけです。今ごろ、「男根主義者で、赤線讃美で、テレビで尻を出し、
隣家の妻を寝取り、100冊近い著述があり、ヘタクソな俳優業に精を出し、
吉行淳之介と銀座の蝶の人気を二分した」作家なんていやしませんよ。
>>645 だから、君はさっきから論理的に「伊佐坂はいない」って言おうとして言えてないわけだよ。
>今ごろ、「男根主義者で、赤線讃美で、テレビで尻を出し、
>隣家の妻を寝取り、100冊近い著述があり、ヘタクソな俳優業に精を出し、
>吉行淳之介と銀座の蝶の人気を二分した」作家なんていやしませんよ。
なんていったところで伊佐坂がいない証明にはならないわけ。
そもそも君に思想なんてあるの?君のは思想じゃなくて電波って言うんだよ。
ネタなら単に俺が釣られただけかもしれないが、マジならばホントヤバイよ。
前科者になる前に医者に行った方がいいよ。
>>646 いやです。
>>647 >なんていったところで伊佐坂がいない証明にはならないわけ。
当然、「実在する」証明にもならない。
>そもそも君に思想なんてあるの?君のは思想じゃなくて電波って言うんだよ。
やれやれ、オトコのヒスほど見苦しいものはないですな。
「海を見たことのない人に海の説明をしても通じない」
ということです。思想のない人に、私の思想を説明するのは徒労だ
と申す訳です。
ただ、ここで語られている妄想を目にする時、某国で信じられている
「少年ジャンプはわが国で作られている。日本は、それを真似ているだけ」
というような根拠のない誹謗・中傷が頭をよぎるわけです。
それともなんでしょうか?その「イササカ」氏は金日成のように
同時にいろんなところに出没する能力があったり、驚くべき量の
著述をこなすことができるのでしょうか?
私はそういう話は、うたぐってかかりますがね。
ま、狂信主義者の妄想を、あえて訂正しようとも思いませんがね。
私の人生も有限なのでね。
やれやれ、632は放置の方向でいいな?ただ最後にひとつ >私の人生も有限なのでね。 その有限な人生を匿名掲示板で浪費するのはやめることだな。もったいないと思うなら。
粘着632晒しage
632はなんか根本的に勘違いをしてるような… 2ch初心者か?
このスレのみんながマターリ楽しんでるって事が分からないんだね、 たとえネタでも・・・フンガッグッグ
まあ、天才は生きている間は評価されませんからね。
だれも私を論理的に論破できないところをみると、その
「イササカ」氏の論述も、たいしたことはありませんな。
皆さんの知能レベルがしれますね。
表面的で、感情的な罵倒文句をならべる
>>651 のような
ヤシこそ2ちゃん初心者と思いますが・・・
まあ、これ以上は言いますまい。 「知らぬが仏」 「言わぬが花」 せいぜい傷の舐めあいでもおやりなさい(ww
もう本物の632は居なくて実は騙りがやっているという罠… ってマジレス禁止でつか?(藁
632がもうちょっとしたところで 「ごめんごめん、実はネタでしたー。ギャハ?みんな釣られてやんの(w」 と書くに1000モナー
釣りっていう行為がよく分からん。2chの悪習の1つだな。
そろそろ、632 という「架空の男」に関する共同幻想も 崩れてくる頃か。。
このテのいささかアンチって昔からいるんじゃない? アクの強い作家だからね。
637あたりの「王様は裸である」は「午後のガスパール」で伊佐坂に斬られた厨の科白で有名だから、 最初「おお、こいつはなんだかんだ言いながら伊佐坂好きだな」って思ったけど、 642あたりからおかしなことを言い出したからなあ。やっぱり642以降は別人ということで。
「伊佐坂難物は戦前の都市伝説中の架空の人物で、戦後、GHQが親米派の文学青年を 伊佐坂難物として登場させた」っていう話を聞いたことがあります。
気をつけろ! このスレもIPのログを残すようになったら、 いささか先生、お前らを訴えてやると息巻いているぞ 明らかに、編集者の暴露カキコもあったからな い さ さ か 先 生 本 気 だ ぞ !
663 :
無名草子さん :03/01/11 16:53
koko omosiroi
伊佐坂先生、こんなところで遊んでないで早く今月の原稿ください。
>いささか先生、お前らを訴えてやると息巻いているぞ >明らかに、編集者の暴露カキコもあったからな >い さ さ か 先 生 本 気 だ ぞ ! 某c菜マコト(藁)みたく弁護士に削除依頼を出させるかな。
666 :
無名草子さん :03/01/11 21:52
>「伊佐坂難物は戦前の都市伝説中の架空の人物で、戦後、GHQが親米派の文学青年を > 伊佐坂難物として登場させた」っていう話を聞いたことがあります。 漏れは「南総里見八犬伝」の真の作者が「伊佐坂難物衛門」だと聞いたことがあるが・・・?
しかしなんだかんだで息の長い人ではあるよな。 そういえば何だっけ、セロテープにトラウマを持つ女が主人公の。 何かの短編集に入ってたと思うんだけど。 情報持ってる人いない?
668 :
無名草子さん :03/01/11 23:52
>>663 4月に「サンデー毎日」で始まるエッセイのタイトルじゃん。
なんで知ってんの?
669 :
無名草子さん :03/01/12 00:14
とある出版社に勤めているものですが。先日いささか先生の最新作を見ることができました。 しかも世には出回らない超レアものを・・・。経緯を述べますと・・・・。 この最新作はそのあまりの内容に編集者波野が没を食らわした作品なのですが それに納得しない先生がうちに持ち込まれたというわけなのです。しかし、残念ながら 弱小である我が社は、花園社長に恐れをなし、先生に良い返事をすることができませんでした。 内容はというと、編集者を夫に持つ団地妻タイコが、夫の担当する作家と不倫に陥ります。 ここまでは普通なのですが、妻の浮気を担当作家の著作で知った男は、作家の娘をむりやり モノにし、復讐を果たします。しかしその後その娘が妊娠、男は娘の腹を蹴り 流産させてしまいます。孫を奪われた作家は怒り、タイコが生んだお前の息子は実は俺の子だ とばらし、さらには昔男の母親と関係があったことまでをも告げ、「お前は父親に何てことを するんだ」と大暴露してしまいます。そして衝撃をうけた編集者が自殺して閉幕です。 波野編集は御存命ですが、いささか先生は暗に死ねと言っているようなもので これが世に出回ると本当に死なねばならないかもと考えた波野氏が没をくらわした様です。
すごいな。 ゼータガンダム並に話がこみいってるな。
671 :
無名草子さん :03/01/12 03:05
>>669 ですが一つ言い忘れました。
上記没原稿のタイトルですが。「とりかえばや物語」でした。
妻と娘を取り替えて、息子と生まれてこなかった子供をとりかえて、
父親を作家に取り替えられて(作家が実父だから逆かな?)・・・。
日本古典の名作をパロりながらも素晴らしく的確なタイトルでした。
632の語り口って、昔いささか先生が同人誌に書いた主人公に似てる。 主人公が女を孕ませるんだけど「その子供は俺の子じゃない」 とか言い出して、訳の解らない詭弁で終わる内容だった。 あれは先生の作品で初めての短編だったと思う。 題名はなんだっけ?
「架空の仔」だったような。そうか、632はこれを もじってたのか。
(^^)
>>674 お前車にの後部ガラスに
2ちゃんねるは悪の枢軸
W.YAMASAKI
ナンハー晒すぞ、ボケ
>>675 まあおちけつ
山崎渉ってのは
イササカ先生のお気に入りのキャラだしさ
Tシャツにくだんの「ニコニコマーク」を染め抜いて
「徹子の部屋」にゲストで出てたし、
それに免じて許してやろーよ
677 :
無名草子さん :03/01/12 23:21
678 :
無名草子さん :03/01/12 23:41
さすがの徹子もたじたじだったね、先生には。
679 :
無名草子さん :03/01/13 00:06
うきえさんフジの離婚裁判バラエティーで顔が売れてからTBSの快傑熟女心配ご無用に でてきてたけど、今あまりみないよな なんか最近ジャニ手なずけてるとかも聴いたけど。 そう言えばいささか先生の最新作の「奥様は痴女」と「タラオくん、はい!」 が同時ドラマ化するって聞いたな。詳しい情報キボーン
うきえタソのその件に関しては他言無用の筈じゃあ…。 またイサさんが暴れても知らないよ。
>さすがの徹子もたじたじだったね、先生には。 いや漏れもさ、あの「ミスター・マッチョ」イササカ御大と 黒柳徹子のセメント・マッチでさ、 なんか一波乱あるだろうな・・・って思ってたけど、 案の定、「あなたは、あの金ぴかラメの衣装で、アフリカの 飢えた子どもたちを抱いた時、『この衣装を質入して金を造り、 アフリカ人民に寄贈しよう』とは思わなかったのかね」 と詰め寄った時は冷えたね。 徹子がすぐCMに入ったのは正解だったよ。
682 :
無名草子さん :03/01/14 02:09
赤川二郎なみの量産体制 村上春樹なみの文学的評価の高さ 2時間サスペンスドラマの原作 ボルヘス張りの幻想小説 隣家との些事にわたることまで小説にしてしまう文学魂 いささか先生とは何者なのですか 初学者はまず、何から読めばよいのでしょうか 私は隣家の海草みたいな名前の女性に興味があるのですが
683 :
無名草子さん :03/01/14 03:28
普通は「量×質=1」だけど、伊佐坂は例外だね。
>>682 うん。やはり『失われた海を求めて』だろうね。長いけど。
海産物を食べるだけで、記憶の古層から次々と様々なことを
思い出すというあれ。でなければ『磯と浜の兄弟』だね。
神経過敏な父・磯浜波蔵の血を引く三人の子供の話。
あまりにも無神経な長姉ホヤ子。打算的すぎる長男カジキ。そして
物語の主人公、心優しい次女コンブ。そして波蔵の隠し子とされている
さばちゃん。これらの人が繰り広げる、人間悲劇と人間喜劇。
684 :
無名草子さん :03/01/14 03:38
長谷川町子って作家いるでしょ。 あの人どうも女じゃないらしい。 どうも・・
685 :
無名草子さん :03/01/14 04:37
>>679 >なんか最近ジャニ手なずけてるとかも聴いたけど。
こういう低俗な見方、やめてくれませんか?
ウキエ姫はジュニアの穴子くんと家族ぐるみのお付き合いがある関係で
ジャニーズの少年たちとも仲がいいだけです。
ウキエ姫みたいに子供心を忘れない純真な感性の人は少年たちとも
相性がいいんだと思います。
変な深読みは不愉快です!
686 :
無名草子さん :03/01/14 05:37
『夢みる頃はまだ終わらない 伊佐坂難物vs女子高生50人』 村上龍の二番煎じで、くだらない討論の本かと思いきや、何とビデオ。 50人の女子高生を並べて合体に及んでいた。結局48人目の女の子で 行っちゃったんだけど。その時の伊佐坂の言葉がいい。 「今日は師走の十四日。赤穂浪士討ち入りの日です。だから・・・」
687 :
無名草子さん :03/01/14 09:09
>>685 うーん、でもワイドショーで見たけどジュニアの子連れて
SHOCK!!の楽屋に遊びに来てたよ。
アナに「第2の森みつ子さんになりそうですね」なんて
言われてたし、あまり派手なことしない方がいいんじゃない。
688 :
無名草子さん :03/01/14 09:55
うきえさん、ついに直木賞候補だね。 まあ、本人は芥川賞狙いだったみたいだけど。 強敵ぞろいだけど獲れたらいいよね。
689 :
無名草子さん :03/01/14 10:16
これは口外無用とされている情報だけど、日本の出版界の 裏側がわかる話なので敢えて書いちゃおう。 ノーベル文学賞の推薦には日本の場合、じつは講談社インターナショナルが 大きな影響力を発揮している。野間天皇の鶴の一声で巨額を かけた推薦工作が動くわけ。 で、現在のノーベル文学賞日本候補として、なんと伊佐坂氏が 挙がっているとのこと。国際的な根回しが必要なので、数十億を かけた工作が実を結ぶ保証はないが、つぎに文学賞をもらう 日本人作家がいれば、それはたぶん伊佐坂氏になるでしょう。
690 :
無名草子さん :03/01/14 11:41
>>688 だけど、ウキエの候補作、版元が幻冬舎じゃん。
文春有利の賞だし、受賞はないだろう。
どう考えても話題性ねらい。
691 :
無名草子さん :03/01/14 14:03
>>690 それに、今度、大沢事務所に入るらしいので、
京極より先に獲るわけにもいかないしなあ。
692 :
無名草子さん :03/01/14 16:09
>>685 単なる若い男が好きなオバハンじゃん(藁
693 :
無名草子さん :03/01/14 17:07
いい小説を書くには、という問いに 「オナニーしさない」と言ったのは名言
694 :
無名草子さん :03/01/14 19:24
ノンフィクション 『アナルの決算』 三島由紀夫に魅せられた恋愛右翼少年中島サンマがありふれた会社員磯野波平と通じる迄の経歴を生々しく描き出す。傑作。R指定。
695 :
同志募る!応戦求む! :03/01/14 19:32
696 :
無名草子さん :03/01/14 19:36
田代って うきえ嬢の入浴シーンを盗撮しようとして イササカ先生にボコにされた なさけないヤシだろ 金玉かたっぽつぶされたんじゃなかったっけ
697 :
無名草子さん :03/01/14 22:57
いや、もともと誘ったのはウキエでしょ。 ウキエが田代というかシャネルズ時代からのファンなのは有名。
698 :
無名草子さん :03/01/14 23:13
イササカ先生は戦後すぐの作家だから80歳前後のはず ウキエさんもシャネルズ時代からの追っかけだとしたら 40歳前後では TVで見るかぎりお二人ともそんな年には見えなないのですが
699 :
無名草子さん :03/01/14 23:16
ウキエは生年月日を公開してるの? ウキエの本の著者紹介のところ、生年月日がないよね。コバルト系の作家みたい。 必ずついてる著者写真はたぶん十代の頃のだろうね。 赤川次郎なみに昔の写真を使いたおしてるって評判w
700 :
無名草子さん :03/01/14 23:47
うきえ先生、デビュー作の『片想いコンダラマンダラ』発売時のキャッチコピーが、確か「現役女子高生作家」だったと記憶してますが。 でもその本を持っていないので、発行年が何年なのかわからないYO!
701 :
無名草子さん :03/01/15 03:18
>>698 うきえが若く見えるのは、肉でシワが伸びてるから……フンガクッ゙グッ
702 :
無名草子さん :03/01/15 09:26
いささか親子、さんま御殿に出てたね。 甚六のこと聞かれて口をにごしてたけど 何かあったの?
>>702 甚六さん
どっかの女子大生をストークして
つかまってなかった?
御大が保釈金はらったんかな
>>703 まあ当たらずとも遠からじ。甚六は大学院で後輩の女をはらませて、御大が無理やり金で解決した。
それで甚六は今アメリカのなんたら大学の大学院に留学という名目で島流しにあっている。
705 :
無名草子さん :03/01/16 15:04
大学院?? ウキエさんが40歳前後だとすると、甚六は50近いのでは。 だいたい伊佐坂難物さんて、獅子文六かなにかと同世代だと、 なんとなく思っていた(せいぜい源氏鶏太)。 上のレスによれば第三の新人とお仲間らしいが、 お仲間はほとんど死んでるのに、ご本人はピンピンしている。 なんか、薄っ気味悪い家族だね。
706 :
無名草子さん :03/01/16 16:14
どう見てもウキエさんは高校生だし、甚六は 浪人生(2浪くらい?)。 よって伊佐坂先生はせいぜい50歳くらいなのでは? 老けてみえるけどね。 作家では誰と一緒くらいなのかな。 歌手だと矢沢永吉やユーミンと同世代だね。
707 :
無名草子さん :03/01/16 16:44
私、いささか先生と一夜をともにしました。
708 :
無名草子さん :03/01/16 19:35
>>706 たのむからちゃんとスレ読んでから書き込んでよ。本当に。
709 :
無名草子さん :03/01/16 20:40
>>708 ウキエが高校生くらいの頃って
いささかが作家としても面白くなってきた時期だからね〜
ずっとあの頃のまま時間が止まればいいのに、と
思ってしまうこともあるよ…
>>707 詳細キボンヌ
イサって先っぽ舐められると痛がるってホント?
711 :
無名草子さん :03/01/17 01:42
いささか先生大道珠貴のこと馬鹿と言ったぞ
712 :
無名草子さん :03/01/17 08:55
713 :
無名草子さん :03/01/17 09:57
>711 というか、先生はここ数年の芥川、直木賞受賞者に 関してはものすごく厳しい。「選ぶほうも馬鹿なら、 受賞するヤツも馬鹿。受賞していい気になるヤツは もっと馬鹿」といってたぐらいだからね。
どこぞの編集者に言ったらしいんだけど、やっぱり違うね、伊佐坂先生は。 >この伊佐坂難物が金やちやほやされるために小説を描いてると思っていたのかァーッ!! >ワシは『読んでもらうため』に小説を描いておる!『読んでもらうため』。 >ただそれだけのためじゃ。単純なただひとつの理由だがそれ以外はどうでもいいんじゃァー!! だってさ。真面目というか、頑固というか。そこがいいんだけどさ。
>>712 いまだに釣りとかいってる人がいるのか…
716 :
無名草子さん :03/01/17 16:05
>>714 で、そのすぐ後に、次回から著作権料1%ね、といったのは有名な話だね。
そのお茶目っぷりが伊佐坂難物の難物たる所以なのかな。
いささか先生の女の好みはひくよな…頭が以上にでかくて纏足より小さい足なんてはっきり言って奇(略
718 :
無名草子さん :03/01/17 17:34
いささか先生の書いた小説で一番官能的な作品はどれですか? できればあらすじも教えてください。
719 :
無名草子さん :03/01/17 21:23
いさ難『実存と形而のフラダンス』映画化権D・リンチが獲得との噂 と「噂の真相」に載ってた。 個人的には『隣の好色家族』あたりの磯野家ものを ロバート・アルトマン監督で映画化するといいのに、 と思っているのだが。
>いさ難『実存と形而のフラダンス』映画化権D・リンチが獲得との噂 まだ時期尚早、と思うね。 前半部の、リンゴからネコが飛び出て踊りまくるところの 特撮なんて、どうするのだろうね。 また、後半冒頭の、入り婿が『サニーサイド・アップ』(目玉焼き、のこと) をフライパンでひっくり返しながら、自分もとんぼ返りを打ち、少年を感嘆させる シーンなんて、ちょっとできないね。 「禿頭の系譜」のように、コケてしまわないか、いささか心配・・・
721 :
無名草子さん :03/01/17 22:57
ところでさ、 みんなセンセイの 『2ちゃんねるを褒める』 読んだ? ウワサでは、買うまでもない駄本、とのことだけど・・・ インプレきぼんぬ
722 :
無名草子さん :03/01/17 23:46
>721 まあ、2ちゃんのことをいろいろと難しい書いてるけど、 2チャンネルを「真実であり、有意義な情報でもあり、冒涜も辞さない この媒体は、現代の社会や文化がいかに矛盾にあふれ、役立たずなものなのかを 象徴している」と追求しているあたりは中々鋭いと思う。
723 :
無名草子さん :03/01/18 02:14
とりあえずスレ読んでない奴はちゃんと読んで現状を理解してからレスつけて欲しいな。 イササカ先生に関しては結構情報の時制が狂ってたり嘘もあったりするから。
724 :
無名草子さん :03/01/18 10:28
>>724 うーん。マジレスのどこがいけないのかな…
変な書き込みしても後で釣りだといえば何でも解決できるってことなんですかねえ…
>>722 2ちゃんねるに書かれていることで、自分に関することは
およそ出鱈目である、ってなかった?
727 :
無名草子さん :03/01/18 22:12
年齢…60歳くらい。小説家。 性格…一芸に秀でた人物。締切り間際にならないと仕事にかからないので、いつもノリスケに追われている。 ってホームページのプロフィ−ルに書かれてた。 ノリスケってそんなに有名な人なの?
>>一芸 「隣家の妻を寝取る能力は都下一」ププ
729 :
無名草子さん :03/01/18 22:42
>>727 そりゃ、このスレでも何度も出てるけどノリスケシリーズまであるくらいだからなぁ。
いささか先生がジーコジャパン批判したらしいよ、知ってる人詳細おせーて!
のりすけって、文芸誌よりグルメ雑誌の編集してたほうが 本人幸せだと思うんだが・・・
732 :
無名草子さん :03/01/19 10:30
私はいささか先生や、その周りの人にメールが届いているかと 思っていたのに、違ったみたい。な〜んだ。 文字って妄想だよね。
>私はいささか先生や、その周りの人にメールが届いているかと >思っていたのに、違ったみたい。な〜んだ。 困難が君を強くするのだ、という御大の肉声が聞こえてきそうだ。
734 :
無名草子さん :03/01/19 15:14
ねぇ、ここって普通にネタスレだよね?
>>734 ネタ、って
センセイの好きな寿司のこと?
736 :
無名草子さん :03/01/19 19:00
>>734 一回も寿司ネタの話出てきてないだろ
前テレビで白魚食べてるのは見たことあるよ
737 :
無名草子さん :03/01/19 21:38
>>736 先生はグルメ?
そばにはこだわっている、と聞いたことがあるが。
「おとこの食彩」でフレンチをたべたけど、
口に合わなくてカンカンに怒ってたな。
738 :
無名草子さん :03/01/19 21:43
伊佐坂は昔サンテレビで深夜番組「おとなの穴」の司会してたな。
739 :
無名草子さん :03/01/19 22:43
>>722 ・・ただし、自分に関することはおよそ出鱈目であるが(笑)
ね。
740 :
無名草子さん :03/01/19 22:55
イササカ先生、大の温泉好きらしいね。 この正月休みは九州の黒川温泉でのんびりしたんだってね。 海苔介氏のエッセイにちらと書いてあった。
741 :
無名草子さん :03/01/19 23:13
黒川温泉は一番人気のある温泉でつ。 じゃらんにもよく特集で載ってますた。 黒川と由布院とどっち?って感じ。
742 :
無名草子さん :03/01/19 23:18
いささか先生最近「ノリスケ必死だな(藁」という言葉が口癖
743 :
無名草子さん :03/01/20 00:00
センター試験の問題に氏の「我の犬を食いし者」が出たというのは本当でしょうか?
このスレ文学板向きじゃないの?
745 :
無名草子さん :03/01/20 00:17
横レスだけど、海苔介氏のクラシック音楽評はわりと好きだな。
746 :
無名草子さん :03/01/20 03:10
>>736 銀座で遊んだ後、お気に入りのホステス連れて寿司をつまみに行くらしいよ。
ただ、気取った銀座の老舗とかは嫌いで、築地の鮮魚仕入の人たちが
集まるような、庶民的だが玄人ごのみみたいな店に行くらしい。
なんでも、昔、接待で老舗の高級寿司に連れて行かれ、板前がうるさく
口を出すのに怒って、いきなり「鉄火丼!」と注文し、鉄火丼が
誂えられて出されたら、いきなり醤油をかけまわし、湯飲みの茶を
ぶっかけて、鉄火茶漬けにしてカッ喰らい、そのまま席を立ったそうだ。
カッコイー!
>前テレビで白魚食べてるのは見たことあるよ
見た見た! 器の中で泳ぎ回る白魚を見て
「精液の中で、精子もこんな風に泳いでいるのかねえ」
と、言って、アシスタントの女優(誰だっけ、東大卒の)を
凍り付かせていた。
そのあと、踊り喰いにして食べて「うーん、まさに生命の味」と
言っていた。
747 :
無名草子さん :03/01/20 11:26
>>746 いささからしいエピソードだねー!イイ!
748 :
無名草子さん :03/01/20 11:34
いささか勘当。
749 :
無名草子さん :03/01/20 12:29
黒川いい。人気あるよ。
750 :
無名草子さん :03/01/20 20:01
>センター試験の問題に氏の「我の犬を食いし者」が出たというのは本当でしょうか? 本当。 代々木と駿台と河合の解答が三社ともに違うっていうんで 受験生がカオスに陥っている。 入試でイササカを出すなんて、幼稚園のお絵かき教室で ピカソのゲルニカをみせるに等しい。
751 :
無名草子さん :03/01/20 20:19
>>750 しかし結局のところ、ゲルニカが幼稚園生の絵に似ているところが世の中の妙。
752 :
無名草子さん :03/01/20 22:52
>>750 センター試験でカオスに巻き込まれてたら、
二次試験はメチャメチャだろうね。
これも「日本男児たるもの命を賭したる決闘を基調とし、
下克上を旨とすべし」という
先生の吐いた言葉を彷彿とさせるできごとだね。
(なんか男塾の江田島平八みたいだな)
753 :
無名草子さん :03/01/21 10:09
「BlackAshからきてそのレベルとは・・・ のほほんいこうか、トリが戻ってくれば変わるかな」
754 :
無名草子さん :03/01/21 12:50
若い頃、おすぎ&ピーコを可愛がってたらしいね なんでも吉行和子つながりだとか 今でも親交あるのかな?
中島離婚したってほんとかよ!
756 :
無名草子さん :03/01/21 15:44
おい、お前ら!いささか先生がブクオフでバイトしてるって怪情報が流れてるけど 本当ですか?で、自分の本を平積みにばっかしてるって本当ですか? 古本屋でそんな意味無い事してるなんて・・・ウソであってホスィ・・・・
757 :
無名草子さん :03/01/21 16:11
知ってた?ウキエさんって群ようこらしいぜ!
759 :
無名草子さん :03/01/21 17:56
760 :
無名草子さん :03/01/21 17:56
761 :
無名草子さん :03/01/21 19:34
昔、「徹子の部屋」に出たとき、徹子に「あんたまだ処女でしょ」と つっこんで、困らせてたなあ。で、年末、タモリが物まねでいささか先生 のものまねして徹子に大受けだった。 元は、タモリのネタって、いささか先生が元になってるんだよね。 「四ヶ国語マージャン」とか「賭け事は世界を越える」といって、 先生が実践してたことだしね。
762 :
無名草子さん :03/01/21 19:46
>>761 >元は、タモリのネタって、いささか先生が元になってるんだよね。
>「四ヶ国語マージャン」とか「賭け事は世界を越える」といって、
>先生が実践してたことだしね。
ペンクラブが国際会議で海外の作家を招へいしたときの逸話だね。
通訳の手配に手落ちがあってバタバタしているとき、イササカ先生が
「バクチに通訳はいらーん!」と言って麻雀に連れ出した。
結果は大成功、言葉は通じなくても和気藹々となって四カ国の大作家が
親交を深め、その後も親友づきあいしてるって話。
763 :
無名草子さん :03/01/21 21:52
>762 ええ話や。ホント。「空耳アワー」も飲みに行ったバーで、偶然かかってた クイーンの曲を「日本語で聞こえるよな」とひつこくタモリに話してた ことがきっかけで生まれたもんね。
764 :
無名草子さん :03/01/22 02:36
坂田明が田中角栄をやって、いささかが吉田茂やってるテープ、持ってるよ。
765 :
無名草子さん :03/01/22 02:42
いささか先生は実在しない。 長谷川町子原作の漫画「サザエさん」の一キャラクターに過ぎない。 ここは自分の知識をひけらかす人たちの集いですね。
767 :
無名草子さん :03/01/22 03:07
>いささか先生は実在しない。 >長谷川町子原作の漫画「サザエさん」の一キャラクターに過ぎない。 あー、またそーゆーパラレルワールドからまぎれこんで来た人だ。 最近けっこういるみたいね。
768 :
無名草子さん :03/01/22 03:31
>>765 はいささか先生が裏で手を回した日本文芸協会の刺客だな。
こんなところにカキコしないで、いささか先生が林真理子に
生ませた子供の面倒でもこっそり見ていなさい!
いささか先生は実在しない。 長谷川町子原作の漫画「サザエさん」の一キャラクターに過ぎない。 ここは自分の知識をひけらかす人たちの集いですね。
てか、いささか先生って昔、別名でライトノベル書いてたて噂だよ。
また釣り師か?つまんないからやめとけよ
いささか先生は実在しない。 長谷川町子原作の漫画「サザエさん」の一キャラクターに過ぎない。 ここは自分の知識をひけらかす人たちの集いですね。
773 :
無名草子さん :03/01/22 15:04
じゃあ、お前「実在しない」ことを証明してみろよ。
774 :
無名草子さん :03/01/22 15:54
ところで、来週の水曜、三省堂の本店でやる いささか先生のサイン会にはおまいら行きますか?
775 :
無名草子さん :03/01/22 16:03
>772 いささか先生は実在する
776 :
無名草子さん :03/01/22 16:11
>>774 行きてぇー、でも仕事で出張なんだよ
もし行くヤツいたら、報告よろ
前に紀伊国屋でサイン会&トークやったときは行ったんだけど
すげーイイ女が付き添ってて、編集者か秘書?と思ってたんだけど
もしかして銀座のホステスさんだったのかなあ
その時、色紙に書いてもらった「一気呵成」のサインは家宝です
>>775 住所大体でいいんで教えていただけませんか?
ちょっとハナシがあるんで…
778 :
無名草子さん :03/01/22 16:25
779 :
無名草子さん :03/01/22 17:29
ウキエさんって田口ランディらしいぜ。
780 :
無名草子さん :03/01/22 18:57
>>779 ウキエさん、実は「よしもとばなな」らしいぜ、
といわれれば納得するかもしれないけど、
貴殿はなぜ「ランディ」を選択したのだい?
781 :
無名草子さん :03/01/22 19:03
782 :
無名草子さん :03/01/22 19:11
>776 オレが『虎の道しるべ・目くそ鼻くそ純情編』発売記念サイン会でもらったサインには「そのままでいて」ってあったぞ。 ヤフオクに出したらイクラで落札されるやら…。
783 :
無名草子さん :03/01/22 19:13
うんサイン思いだした。 おえ〜。。。。
あの〜、 今回は私はなにもしておりませんので・・・
785 :
無名草子さん :03/01/22 21:37
いささかあんなに痩せ細ってるけど癌じゃねーの? いいから早く氏ねよ
伊佐坂のヤスケン追悼文ってどの雑誌に載っているの?
>>785 アンチ伊佐
うざい
御大は「ぷち卵油」のんでるから長生きする
>>785 エッセイ集「病床5フィート8インチ」を読むと、
「胃が悪い」っていうぼやきばっかり出てくるよ。
築地の国立がんセンターには知り合いがいるとかで、
月1で検査してもらってるらしいので、ガンの可能性は低いかと。
>エッセイ集「病床5フィート8インチ」を読むと、 >「胃が悪い」っていうぼやきばっかり出てくるよ。 イササカは子規マンセーらしいね。 ただ子規とちがって、内臓が弱く、アチラがお盛んで 病床でもセッセと励んでいるとか。 原稿取りにも、「一人一冊」春本をもってこい、と ムチャ言ってるらしい。
変な奴が出てきてタイミングを逸してしまったが、テープの話の続きをする。 吉田茂(いささか)が、なぜか古本屋の偏屈な店主で、 そこに田中角栄(坂田明)が本を売りにくるという設定。 まわりの雑音から察するに、どこかの飲み屋で録音されたものらしい。 角栄が「ご主人、そいつは解せない」とかいいながら値を上げようとするが、 そうするうちに吉田が本の細かい汚れや折れを見つけては買い叩く。 吉田が「いささか? 三流じゃあないか。芥川賞だってとっておらんだろう」 などと自己批判するところが笑える。そんなやりとりが120分間つづく。 途中、タモリが××××のマネをしながら登場し、これには角栄も臣茂も爆笑。 正体不明の池田勇人も乱入するが、これが似てないうえに面白くない。 吉田に叱責されて即退場させられる(どうもノリスケ氏であるとの説が有力)。 ところで「サザエさん」て何だよ。知らねえよ!
>>790 「サザエさん」とは昭和26年から昭和49年まで朝刊の
「朝日新聞」に連載された長谷川町子作の四コマ漫画のことであり、
また日曜夜6時半から7時までフジテレビ系列で放映されている
アニメ番組のことである。いささか先生はそのサザエさん一家の
隣に住む空想上のキャラのことである。おわかりかな?
>>791 ハイ、ハイ。それは奥泉の最新作
>>181 のパクリね。ごくろーさん。
>>790 のモノマネ芸だが、これは7分ちょっとに短縮されたかたちで、
LP「タモリ4」にも収録されている。
吉田(いささか)が植木屋の親方で、田中(坂田)が徒弟という設定。
タモリは、なぜか××ではなく野坂昭如として登場している。
このモノマネ芸と戦後保守政治との関連については、以下の本に詳しい。
平岡正明『タモリだよ!』CBSソニー出版 ISBN4-7897-0003-8
793 :
無名草子さん :03/01/23 04:01
>>791 巧い!「〜であり、〜である。おわかりかな?」って口調が感じ出てるよ
でも、あの井坂先生(蛇足だけど、イササカ先生がモデルって言われてる
推理好きな作家)って、狂言回しとしてはどうかなあって思ったな。
あまりにも読者を混乱させる為の人物って見え見えすぎない?
奥泉らしいっていえば、らしいんだけど。
蘊蓄盛りだくさんでそれだけでも充分楽しめる作品だけどさ。
>>792 あの辺のタモリのレコードってCDで復刻されないかな。
あと深夜に変なドラマともバラエティともつかないシリーズやってたじゃん
半年に一回ぐらいで、やたらゲストやカメオ出演が豪華なヤツ
たしかあれにもイササカ先生出てたよね。
ああいうのDVDで出して欲しい
(^^)
795 :
無名草子さん :03/01/23 13:58
>>780 いや、一般書籍のスレでよく見かけるので・・・・
>795age
797 :
無名草子さん :03/01/23 14:35
>>785 うるせー。ウキエとハメすぎなんだよ!
まぁアナゴには無理だけどな。
798 :
無名草子さん :03/01/23 16:20
>>797 いささか先生の情欲を満たしているのは、庭で飼われている・・・
いや、ここから先は公然の秘密なので書きませんが。
↑ タマでしょ 先生の「玉」をよろこばせているのは
800!! ウキエは801
801 :
無名草子さん :03/01/23 19:42
>>800 違います! ウキエ姫の書いていらっしゃるのは耽美小説!
安っぽいアニメのパロディみたいなのと一緒にしないで下さい!!
やすい おたく いいかげん ・・・だっけ、ウキエ??
803 :
無名草子さん :03/01/23 22:16
誰かタモリの「今夜は最高」にゲストしゅつえんしたときの いささか氏のコント、覚えてる人いない? なんか最後の方とかむちゃくちゃで、子供ながらに 大笑いした記憶しかないのだが。
804 :
同志募る!応戦求む! :03/01/23 23:13
【祭】田代まさしの道徳本【復刊】
神が我らに残した伝説の聖書**田代まさしの道徳本**
これを我ら2ちゃんねらーの手で復刊させましょう
投票の種類は2つあります
(1)復刊リクエスト投票(通常の投票)
(2)電子ブック化投票(最近できた新しい投票)
以前投票したことがある!という方も後者の物は未投票かと思われます
ぜひ今一度、我らに御協力を!!
【復刊ドットコム投票ページ】
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=12760
>>803 『仁義なき戦い』の金子信雄の親分役を、鼻の頭を赤く塗ったいささかが
演じていたような気がする…。細部は覚えていない。
あとがき 本作「陽だまりのマヨネーズ兄弟」が、伊佐坂難物氏と妻、お軽との出会いを 題材に約三十年の推敲を経て完成された長編であるということは周知の事実とな っている。鬼才、天才、狂人、異端児と呼ばれ、熱烈なファン層によって支持さ れている、彼の作品の原点も実は本作にあるといえるのではないだろうか。 というのも、彼は本作品を書くにあたって、先ずこて始めというかたちで「マ グロ女と海坊主」を発表したのであるが、この作品もやはりお軽とのエピソード を題材にしている。発表当時、文学界から激しいバッシングを受けるものの、某 大物作家が絶大な支持をおくることで事態はかわった。そして、そのまま一般に も広く知れ渡ることとなり、デヴュー作として認知されているのはこの作品であ る。 さて、このデヴューを期に次々と作品を世に送り出した氏であるが、実際氏は、 次のようなことを考えていたというのだ。 ――この作品をベストな状態で世に発表したい そう、ここでいわれる、「この作品」こそ本作「陽だまりのマヨネーズ兄弟」 なのである。氏がベストな状態で送り出した作品、どうであっただろうか。 以下、話の内容を含む文であるので、あとがきから読まれている方は是非本編 を読んだ後に、この先に目を通していただきたい。
さて、読者は冒頭を読んだ時に違和感を感じる。そう、それまでの作品にない くらい普通なのである。朝焼けの綺麗な情景から始まる冒頭、伊佐坂氏らしくな いではないか。 アカガネ ――障子越しに感じる銅色に、目をこすりこすり起きあがる。 なんとまあ、イカにもな普通の文学小説の出だしである。熱狂的なファンなら憤 怒して本を破いてしまうだろう。「こんなの伊佐坂先生の作品じゃあない」と罵 りながら。しかし、そのあたりについて伊佐坂氏に伺ってみたところ、さらっと こう言いのけたのである。 「ああ、そこなんだがね。そうしたほうが良いと思ったんだ。普通を見せてやろ うと、そう思ったわけだね。私の作品の結晶であるから、私の全てを見せてやろ うと思ってね。そうしたほうがいいと思ったんだ」 そうである。本作は氏がベストな状態で出した本、いわば粋なのである。その キャパシティを見せ付けることも、氏らしいではないか。 ――私は無茶苦茶破天荒な文を書くだけではないのだ と、純文学を小ばかにしたような、そんな風すらそこにはあるのかもしれない。 題名の曖昧模糊でポップな感覚に、冒頭の格調高い純文学風感覚を持ってくるあ たり、アイロニーを提示した彼の作品全般にいえる共通点を見出すことができる のではないか。
前半、氏にしてはやはり意外な、嵐の前の静けさともいえるような、一種の異 様な大人しさでストーリーはゆっくり進展する。もっとも、伊佐坂氏ならではの 発想といえようか、前半部、一度も主人公の名前とヒロインの名前が出てこない のである。一人称で描かれるのは、頭は良いがやることなすこと全てが遅い主人 公(読者はイライラさせられる)、そして、そんな主人公の前に上品で美しい女 性が現れる。女性は主人公の鈍さにやきもきしながらもほうって置けない自分に 気付き、また、主人公もいろいろ世話をしてくれる女性に惹かれはじめる。 大人しい。やはりこのあたりでもそれまでの氏の熱狂的なファンは憤りを隠せ なかったのではないかと思う。 しかし、中盤である。話しは一気に展開する。なんと、主人公とその女性は幼 馴染み、ともにマヨネーズを愛し、兄弟のように慕った中であることを知ること になる。あの、丘での誓い。全てを思い出した二人。 そして同時に、あることを思い出してしまったのだ。 「アブラ ト ス ハ ブンリ スル。タマゴ ガ タマゴ ガ」 決して結ばれることのない二人。その現実に愕然とする。自殺を決意する主人公、 油本幹久は富士の樹海に足を踏み入れる。 後半、女性、酢上サチが気付くところから始まる。 ――タマゴ ガ タマゴ ガ、タマゴが……あれば?あ!! 油本を探す。一ヶ月、二ヶ月、そして三ヶ月。消息がつかめず焦る酢上。しかし、 四ヶ月以上たったある日、突如酢上の前に油本が現れるのだ。そう、タマゴ型を したタイムカプセルを持って……。
やはり、この作品こそ氏の粋であると言っても過言はないだろう。このような 作品を生み出す先生だからこそ、たとえ何度絞めきりを延ばされたとしても、つ い求めてしまうのだろう。かくいう私もただの一ファンに過ぎないのかもしれな いから。 磯野ノリスケ
810 :
無名草子さん :03/01/24 04:41
ノリスケが書いてる後書きってことは、作品自体はノリスケの著作ってことなのかな?
811 :
無名草子さん :03/01/24 09:05
ノリスケってまだ、あのアパートに住んでるの?
813 :
無名草子さん :03/01/24 15:09
いささか先生の友人って、北杜夫でしょ。躁鬱なかまってことかな。
時々いささか先生は実在しないとか言う人が出てくるけど、 いささか歴が浅い自分には良く意味がわかんないよ。 やっぱり処女作から読み込んでいささかワールドに入り込んじゃってる人とかなの? あと自分はどれくらい読めばそこまで行けるんですか?
815 :
無名草子さん :03/01/24 17:10
>>814 著作にすべて当たるのはさすがにきついから、宝島から出てるムック
「僕たちの好きな いささか先生」を読んでおけば、一通りのことは分かるかと。
売れてる本なので、既読だったらスマソ。
816 :
無名草子さん :03/01/24 18:25
>>814 私も最近初めていささか先生の本読んで気になってるんだけど
実在する、実在しないって言われる作家なんてなかなかいないですよね。
じゃあテレビに出てる人は誰なんだと思うけどね。 「僕たちの好きな いささか先生」ってどういう本なんだろう…
817 :
無名草子さん :03/01/24 18:34
>>816 今のところ「僕たちの好きな 機動戦士ガンダム」「同 北斗の拳」が
出てて、結構売れたみたい。キャラデータや、あらすじなんかが収録されてます。
三匹目のドジョウを狙って、次はいささか先生ってことらしいよ。
俺はまだ目を通してないけど、ロングインタビューも収録されているとか。
聞き手は坪内祐三だったと思う。
大きな書店なら手にはいると思うよ。
ま、 存在しても、していなくても いいんだけどね・・・ 愛だよ、愛。
>>817 なんでガンダムと北斗の拳と並列なんですかね…?でも興味があるので静岡で一番大きい書店に探しに行ってきます。
皆さんはいささか先生以外はどんな物を読んでいらっしゃるんですか?
820 :
無名草子さん :03/01/25 03:07
>>819 長年に渡って人気があって、熱心なファンがついてるからじゃねーの?
オレ、小説はイササカ先生のぐらいしか読まねーけど、マンガでは
最近、クリスチーネ郷田にハマッてる。
少女マンガってバカにしてたんだけどマンキツでたまたま読んで
恥ずかしながら泣きまくり、その足でブクオフまわって買い集め
昔の作品のレアなのはオークションで買って揃えた。
マジ、オススメ。
なんか、こうダイナミックなドライヴ感はイササカ先生の作品と
共通するところあるよ。
821 :
無名草子さん :03/01/25 04:11
みんなよく読んでるなー。 おれは、いささか先生以外だと、ヘロドトスくらいしか読まないなぁ。
822 :
無名草子さん :03/01/25 14:13
伊佐坂難物=葉村彰子
10年に一回くらい必ず出てくるのな、イササカ実在しない説。 前回は、島田雅彦がかなり粘着だったけど、今回の文壇の戦況図はどうよ?
824 :
無名草子さん :03/01/26 03:28
825 :
無名草子さん :03/01/26 07:03
いささか先生、最近ジムに週3ペースで通ってるそうだよ 写真集を出すことになったんだけれど、 編集サイドの思惑を超えて、先生張り切っちゃって。 ”三島の薔薇刑”を越えるって、身体鍛えまくり。 そのせいで、原稿落としたり、ノリスケもう大変。 あれだね、日本人初のノーベル文学賞を取れなかったのが、 いまだに悔しいんだろうね。 大江のこともぼろ糞に貶していたし。
./| ̄/ ̄ ̄ ̄ ヽ . ∧λ/ ヽ / |/ ⌒ ⌒ | |||||||| (・) (・) | |(6-------◯⌒ヽ―、 /|| \ / ―┬‐i┘ . \ \ || IIIIIIII| \ |___亅 | \__|_ | ∨\__|
827 :
無名草子さん :03/01/26 19:22
>>825 いささか先生、、写真集出すんだ。
かなりの御老体って聞いたけど、見れる体なの?
828 :
無名草子さん :03/01/26 20:30
>伊佐坂難物=葉村彰子 ちがう。伊佐坂は長谷川なんちゃらって名で漫画書いてるはず。 色川武大=阿佐田哲也みたいなものかな。
829 :
無名草子さん :03/01/26 20:35
おれは一度、いささかと大野一雄と競演した舞台を観たのだが、いささかの鬼気迫る演舞 は大野をして「はじめて悔しいと思った」と言わしめたほど。 たしか平成6年頃だったと思う。 あのときのいささかの肉体はすごかった。 筋肉とは別の意味の肉体美だった。
830 :
無名草子さん :03/01/26 21:02
>いささかと大野一雄と競演した舞台を観たのだが 大野雄二とも一緒に曲作ってなかったっけ??
831 :
無名草子さん :03/01/26 21:18
>830 大野克夫の方ですよ。
それにしても、磯野家の隣に住んでた浜さんと伊佐坂先生の声はそっくりだね
そういえば伊佐坂先生の最新作「フワンスわかめ」の表紙は、浜画伯らしいねえ。
834 :
無名草子さん :03/01/27 04:40
>>833 「亀裂をめぐる十六章」ほか、浜画伯が装画&装丁を手がけてる作品は結構あるよね。
835 :
我が犬を喰いし者 :03/01/27 08:10
>>833 浜ッチョバナナと伊佐御大は仲が悪いと聞いたが…??
>>830 ルパン三世のモデルが御大だと聞いたことがある。
836 :
無名草子さん :03/01/27 16:53
>>825 こんど、「矛の会」っていうの作るらしいよ。
いよいよやる気みたいだね。旧正田邸のことでもいろいろ言ってたし。
837 :
無名草子さん :03/01/27 17:03
>>836 この前の芥川賞のパーティーにも来てたけど、
「あんなの火ぃつけて焼いちまえ!」
とか言ってたよ。酒の勢いだとは思うけどね・・・。
最近、酒を飲むと荒れがちなのでちょっと心配です
838 :
無名草子さん :03/01/27 20:58
いささか先生って、ジェームス三木ばりにセックス日記をつけてるってホント? お軽さんは旦那の醜聞が広まるのを恐れて、燃やそうとしたらしいけど 先生は「ぐだぐだ言うなぃ。我が摩羅人生に憂うところなし」って平気な顔。 もしかして写真集の発売にあわせて、こっちも発表するのかな。
839 :
無名草子さん :03/01/27 21:31
ジェームス三木が137人の女のセクース日記を覚えている俺って… そういえば田中康夫の「食わせ者」を読んだいささか先生 「あんなチンカスと穴兄弟にならずに済んでよかった。流石私に処女を捧げた女だ」 と言ったのは知る人ぞ知る話
840 :
無名草子さん :03/01/28 00:43
そもそも『なんとなくクリスタル』が、いささかの『どことなく栗してる』(1961年)の パクリだったらしい。 のちに田中は、潔くそれを認めているが、いささかのほうが猛反発して「おまえに 読まれるような本は書いていない」と言ったとか。 田中を嫌っているのは、そのころから。
842 :
祭り運営本部 :03/01/28 00:51
***復刊リクエスト投票への応戦依頼*** 平成15年1月28日
依頼元:2ちゃんねる祭り板
依頼先:お前ら、いささか先生の作品で何が好き?スレ住人の方々
冬の寒さも強くなる今日この頃、皆様にはますますご健勝のことと思います。
さて、この度、我が2ちゃんねる祭り板において、下記のような祭りを開催いたしましたので、
皆様にも援助をしていただきたく、依頼に参った次第であります。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
★田代まさしの道徳読本★
神が我らに残した伝説の聖書**田代まさしの道徳読本**
これを我ら2ちゃんねらーの手で復刊させましょう
投票の種類は2つあります
(1)復刊リクエスト投票(通常の投票)
(2)電子ブック化投票(最近できた新しい投票)
【復刊ドットコム投票ページ】
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=12760 よろしくお願いします
以上
『悲しきインフレ地獄娘』の初版、神保町で見つけたんだけど 6000円は高い?
沼正三はいささか先生って話、ホント?
845 :
無名草子さん :03/01/28 01:51
Ukky萌え〜
846 :
無名草子さん :03/01/28 02:06
>>844 それは知らないけど(ちがうと思うけどね)、いささか=複数説は昔からある。
TVに出てるのは九州かどこかの劇団のオッサンで、小説は数人の予備校講師が
書いているとか。いささか非実在説が出てくるゆえんです。ほかに、
いささか=ユダヤ人説
いささか=プレアデス星人説
いささか=単なる日本人説
などがある。
847 :
無名草子さん :03/01/28 02:29
殊能将之=いささか先生
848 :
無名草子さん :03/01/28 14:16
短編ミステリー「火曜日の女」シリーズは復活しないのかな? 「毎週火曜になると頭脳明晰なもうひとつの人格が目覚め、難事件を解決する主婦」 って設定は子供っぽいと批判もされてたけど、俺は江戸川乱歩ばりのパラノイアな 文体が実にツボにはまったなぁ。 「窓を開けよ」「わたしも佐々江、あなたも佐々江」「笑う声まで同じ」 なんか小品ながらかなり読み応えがあったよ。
849 :
無名草子さん :03/01/28 16:59
いささかなんて所詮パクリ野郎だろ?今は過去の名声で生きてるだけだし。 まあお前らにお似合いなんじゃねーの?
にしても、日本純文学、SF、ホラー、ポストモダンから脱構築まで イササカ先生のワークスや行動・思想の振幅の幅は実に広く多岐に渡っているなあ。 軽快なフットワークと縦横無尽なその様は文学界の坂本龍一と言われる由縁である。 ノーベル文学賞を獲得し、世界のイササカになる日も近いであろう。
851 :
無名草子さん :03/01/28 20:55
>>849 アレ?このスレではいささか先生が漫画家集団CLAMPの
ストーリー担当だって話はしなかったっけ?
ゲームFFシリーズのキャラ設定なんかにもタッチしたり、
多分野で活躍中ですよ。
そうそう、いささか作品のモデルは自分だー! とか、自分の同人誌の内容が いささかにパクられたー! とか、自分はいささかと小学校時代同級生だったー!とか 吠えている無職中年ストーカーもいるんだよね。2ちゃんに。 もちろん、それはその中年の妄想なんだけど。 しかも、いささかの弁護士から送られてきた内容証明郵便を 開封せずに送り返してしまうんだから、もう呆れるばかり 担当のノリスケもここへきて、そのストーカーを法の場で裁くつもりらしいよ
853 :
無名草子さん :03/01/28 23:06
「国書総目録」で西鶴の『好色一代男』の所蔵場所を調べてたら、 国会図書館・天理図書館などに混じっていささか先生の名前が あってびびった。あの人かなりの蔵書家らしいってのは聞いてたけど 和本なんかも集めてんだね。
854 :
↓これってどの作品の挿し絵でしたっけ? :03/01/29 00:25
サザエよりいい体 / \ うふふふ・・・くすぐったい・・・・。 ですねお父さん ハァハァ|/ ̄⌒ ̄\ \ /|/l/|/|./ ⌒ ⌒ | \ さようじゃマスオ君 三 ̄ ̄ ̄\/ | | > < \ | ζ ____ねえさんより / __ / ____|| ⊂ 9) ⌒\  ̄ ̄ ̄ ̄\/∵∴∵∴ \ ずっと / >⌒ / / || ___ \ | ) ヘ ∴∵∴∵∴\ いいや / / (・) / / / \| .\ \_/ /−|⌒ ⌒ /ヘ \\∴∵| |_/---○|_ | ・ ・ | \____/ |(・) (・) ||||||| (・) ヽ∵| | (6 |(6レ ∴ つ l.-‐''<_________/゙゙`'' ‐-. ⊂⌒◯-------9)⊂ 6) | ___| __ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、|||||_ | __ / \ \_\ \_ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_/ \ / ヽ_/ / \___/\___/::::::::,,=ニニ三ニ三ニニ=、::::::::::::::::|____/ \____/ _| |_ __| y:::::::::/ , '〉::::::::::::〉 |__ _| |_ / / |::::::::/)c'; i'. ::c:: (\j |:::::::::::::| \/ \ | | |::::::ハ .、 ` " .') \l:::::::::::::| .| | | \ | \ 〈::::/ ゙-`-'. >-..,_,..‐' \::::::〈 / | / | \ \ \ \ |::/ /、,,ニ' `、ニ_,,-‐"\ \::l / / / /
855 :
無名草子さん :03/01/29 00:25
投稿確認 ・投稿された内容はコピー、保存、引用、転載等される場合があります。 ・投稿に関して発生する責任は全て投稿者に帰します。 と言われましたが、どう責任をとって良いやら・・・。
856 :
無名草子さん :03/01/29 01:35
つかもう飽きたこのスレ。 でも結構楽しめたよ! おもろいネタあったし。ちなみに853のレスは漏れ。 実体験をもとに書いてみました。興味あるやつは国書総目録で 「好色一代男」ひいてみ。超有名大物作家(故人だが)の名前が 出てくるYO!
857 :
無名草子さん :03/01/29 02:14
もっとかっちり生年月日、出身地、出身校、著作リスト とか作りこんでかなきゃホンモノぽくならないよね。
858 :
無名草子さん :03/01/29 02:53
よくぞ、ここまで伸びた。それでいいじゃないか。
859 :
無名草子さん :03/01/29 03:16
860 :
無名草子さん :03/01/29 03:51
861 :
無名草子さん :03/01/29 10:47
862 :
無名草子さん :03/01/29 11:10
>861 寿司って何?
>862 いささかの好物
864 :
無名草子さん :03/01/29 14:54
言葉は道具だ。 だが、多分私はいままで言葉の表現力に限界があることを、信じた事がない。むしろ信じるわけにはいかないのだ。そこで絶望したら、私の信じてきたものが崩れてしまう。表に現すことを行う者として、己の表現媒体を疑ったら、することがなくなる。 言葉は道具だ。だが、だからと言って言葉に価値がないと考えるわけにはいかない。
865 :
無名草子さん :03/01/29 14:55
道具には、それと、使う人がいる。例えば包丁を用いて料理をする。 工場で大量生産したような安物の包丁で料理の下手な人がりんごを剥いたら、 たぶんひどいりんごになる。だが、一流の料理人がりんごを剥けば、 それは安物の包丁でも美しく飾り切りなど施されたりんごになるだろう。 この理屈から言えば、包丁の良し悪しは関係ない、使う人の腕にかかる、 ということになる。
866 :
無名草子さん :03/01/29 14:56
だが、私は包丁の良し悪しにもこだわりたい。 安物の包丁と、名のある刀鍛冶が打った包丁とでは、絶対に使い勝手が違うはずだ。 いい包丁を使えば、腕が下手でも多少はスムーズにりんごが剥けるかもしれない。 確かな腕を持っていればなおさら、その技術力は格段に上がるはずだ。 「弘法筆を選ばず」とは言うが、私はまだそこまでの境地には達せない。 私は、言葉を道具と言うのなら、つまらない言葉よりはいい言葉を使いたい のだ。
867 :
無名草子さん :03/01/29 14:58
言葉は人の思考活動と直結しているから、包丁の例で言うと作家(言葉を扱う人)は料理人であり刀鍛冶である 、と言えよう。言葉をうまく使い、また、新しい言葉を生み出す、それが作家の表現活動というものだろう。 なら、言葉で表現をする者は、いい言葉をたくさん知り、いい言葉をたくさん使うほど、技術が上がる。 もしここで、言葉はただの道具にすぎないから、何を使っても同じ、と思っていたらどうなるか。 いい言葉を知る機会を己で潰している、とは言えないだろうか。
868 :
無名草子さん :03/01/29 14:59
激しく同意。 子どもは危ないからといって切れない包丁を持たせると 余計に危ない。
869 :
無名草子さん :03/01/29 14:59
料理人の例でいえば、たとえ技術が確かでも、つまらない包丁を使っていたら、 己の技術を満足に発揮できなくなりはしないだろうか。刺身を、安物の包丁と 、一流の包丁とで切って比べてみたら、そもそも切れ味はおろか、味にまで違いが 出るのではないか。
870 :
無名草子さん :03/01/29 15:00
ここまで書いていて、私は多少「道具」に対して幻想を持っていることに気がついた。 私はさっきから、「一流のもの」という言葉を多用している。下手をすると私は多分、 料理人としていい包丁を求めていたのではなく、刀コレクターとしての意味でいい包丁を 求めていたのだ。そうだとすると、私は表現者として根本的に勘違いをしていたことになる。 いや、たぶん勘違いしていた。これを言葉云々に置き換えれば、料理人が作家、刀コレクター は評論家および文学者だ。
871 :
無名草子さん :03/01/29 15:01
私は、包丁を、コレクターが「この包丁は何代目○○の作った〜という銘の云々で・・・」 という具合に価値を探る感覚で、言葉に価値を求めていた。だが、それは表現者が気にすること ではない。いい言葉が使えるのなら結果的には良いかもしれない。だがそのうち、 いい言葉の出元にとりつかれる。
872 :
無名草子さん :03/01/29 15:02
まどろっこしい言い方をした。私は、純文学を至上のものと信じていたい、そういう盲信を持っていた。 この「純文学」という言葉の出元は不勉強ながら知らないが、多分大正後期から昭和にかけての、 「通俗小説」「大衆小説」というジャンルから一線を画したいという意図で作った言葉なのではないかと思う。 「純文学」という言葉自体がもとから差別意識を持っていたのではないか。
873 :
無名草子さん :03/01/29 15:03
だが、わざわざ別格にかかげるだけあって、「純文学」ブランドの価値は否定しきれない。 「純文学」ブランドを背負ったものは、読んだ人に猛烈な影響を与える。心を激しく揺さぶる、 その人の人生観すら変える、少なくとも、読んで「はい、終わり。」と、読了感に抵抗がない ようなものは「純文学」ブランドにはあまりない・・・というのが私の「純文学観」だが、 どうしても定義が難しいので反論の余地は多分にあると思う。
874 :
無名草子さん :03/01/29 15:05
私は「純文学」の言葉に魅せられて、それに囚われた。 「純文学」を至上に思って、その言葉を選んで使おうと決意した所まではよい。 そこで、「どんな言葉が純文学的なのだろう」と疑問を持って、 その解答を求める事に囚われたまま小説なり詩なりを書こうとしてしまった。 この状態で物を書くと、最悪の場合作品が形骸化する。これがよく言われる、 「文学に取り憑かれているやつの作品はおもしろくなくなる」という状態なのだと思う。
875 :
無名草子さん :03/01/29 15:06
私は、言葉に価値を見出そうとしていても、あくまで「言葉は私が使ってなんぼのもの」という、 割り切った覚悟を持ちつづけるべきであったのだ。私はそこでさらに間違えた。 言葉に価値を見出そうとした。そして、言葉に私なりの価値を与えようと躍起になるあまり、 どうも日常生活のうえでもすべての言葉を私なりの意味で読んでいく癖がついてしまった。 この癖は、「私なりの意味」を常に探って己を鍛えている反面、人間関係の成立にものすごい 障害を与えた。そこらへんは、皆まで語るまでもない。
876 :
無名草子さん :03/01/29 15:10
想像力があるのは表現者としては強みになる。 だが、文章の2・3行を読んだだけですぐ夢想の世界に入ってしまうような人間は、 言葉を操る立場になる時にいつでもひとりよがりになってしまう危険を、いつも自覚しておかねばならなかった。そのことは、いつも心がけているつもりだった。だが、ここのところすっかり忘れていたのは事実だった。 情けなくて顔から火が出そうだ。 だが、それでも私は私の神を否定したくない。 以上、いささか先生の初期エッセイ集「後悔の青林檎」より。
877 :
無名草子さん :03/01/29 19:17
>>857 伊佐坂難物=宇宙戦艦ヤマトである
たとえ氏んでも生き返るのである
878 :
無名草子さん :03/01/29 19:42
>>869 >刺身を、安物の包丁と 一流の包丁とで切って比べてみたら、そもそも切れ味はおろか、
>味にまで違いが 出るのではないか。
そういう事は実際に刺身を造ってから書け。あと一流の包丁の定義ですけどね、
あなたは「安物の包丁」と対比させて差違化させてるようですが、結局、一流の
包丁とは値段による違いだと解釈していいんですか?
「一流=値段が高い=良い」
なんともお手軽な一流品だこと。
879 :
無名草子さん :03/01/29 20:42
>以上、いささか先生の初期エッセイ集「後悔の青林檎」より。 これ、初心者がよく間違えるんよね。 イ・ササッカとよくまちがわれるようにね。これは 伊・左阪(イー・シャーハォ)の 「私は紅衛兵だった〜ハリケーンと冬みかん」のばっすいだよ。 それにしても長々とコピペ、ごくろうさん。
880 :
無名草子さん :03/01/29 20:56
イササカ・ナンブツ=オサマ・ビン・ラディン
貿易ビル爆破も、イササカの指示らしい。
882 :
無名草子さん :03/01/29 21:10
883 :
無名草子さん :03/01/29 23:02
>879 ほんとに疲れたよ。なのにいささか違いだったとは…鬱。
>>883 ちなみに伊・左阪(イー・シャーハォ)の著作には
・磯のかなたのひみつの中島
・インドでわしもセンズった
・世田谷の街に霧が振るのだ
映画には
・ウソ法螺マンコの言い伝え
というのがあるよ。
どれもそこそこの出来。イササカ先生のもの、と
されやすく、収集家は注意が必要。
ちなみに880じゃなくて879ね。
886 :
無名草子さん :03/01/30 18:21
「ウソ法螺マンコの言い伝え 」 ビデオかっちまったよ!。・゚・(ノД`)・゚・。
887 :
無名草子さん :03/01/30 19:16
888 :
無名草子さん :03/01/30 19:17
>>887 全編禅問答のみ。
5時間12分の作品です。
889 :
無名草子さん :03/01/30 21:06
5時間12分 ↓ 312分 ↓ 18720秒、つまり・・・ おっとこれ以上言うのは無粋ってもんだな。
890 :
無名草子さん :03/01/30 21:47
891 :
無名草子さん :03/01/30 22:12
892 :
無名草子さん :03/01/30 23:22
禅問答か・・・ 本家イササカがかなりトリッキーな物言いをするのが好きなものだから それっぽくしたのだな、シャーハォ。 それはそうと、ウキエが紅白で歌詞間違えて以来 拒食状態ってホント?? りえ状態はるかにK点越え、って801板で ささやかれまくりなんだってね。 だいたいはじめて紅白に選ばれたからって、 東京タワーのてっぺんから吊り下げられた状態で 歌うって事自体が非常識なんだよ。 父娘そろって非常識だな。
893 :
無名草子さん :03/01/30 23:38
>>892 マジでウキエが激ヤセ?にわかには信じられない!
紅白は確かにすごかったね。びっくりした。
なんでも和田アキコがカンカンらしいよ
あんまりにも目立ちすぎたもんだから。
恒例の誕生日会で一言いってやるって息巻いてるって。
女性週刊誌の記事だから、ほんとかどうかわかんないけどね。
894 :
無名草子さん :03/01/30 23:52
>>893 もともとがフックラ体型だからさ、激ヤセしちゃうと
モモンガみたいになっちゃうんだよな。
滑空できちゃうよ、みたいな。
結構赤組が圧勝っぽかったけど、あれも御大が
陰で圧力かけた結果らしい。ウキエに歌わせたのだから
絶対勝たせろ、とね。じゃないと文芸春秋の連載やめる、と
カナリ強硬な態度だったってさ。
アッコがカンカンなのは、ひとつは永谷園のCMを
横取りされたから。そのうちカツラのCMまでとられそうな
勢いらしい。
895 :
無名草子さん :03/01/31 01:56
896 :
無名草子さん :03/01/31 04:02
きょうカラオケで中島みゆきをたっぷり歌ってきた。 イササカやウキエを現実の人物と置き換えたりすると 激しくリアリティ失われてつまらん。 ちゃんと独立した一個の存在として扱わんと。
897 :
無名草子さん :03/01/31 07:48
ウキエは痛いけど、CDデビューするほど馬鹿じゃない。 自分の売り方はちゃんと心得てる人だよ。 若気のいたりで、ン年前に、ウキエ、ウキウキ! ってダイエット食品のCMに出たことはあったけど、 あの会社は薬事違反で潰れたし、CMもすぐ打ち切られた。 あれを教訓にしてTV出演やメディア露出は控え目にする戦略をとってるはず。
898 :
無名草子さん :03/01/31 22:53
まあ、そうカリカリなさんな。 なにせ紅白に出たというのは「ウキエ記念日」というグループの話だからさ。
>>896 そうそう。
「カリカリお梅さん」の称号をあたえよう。
ちなみにおれは「うたをあなたに」が好きだ。
900 :
無名草子さん :03/02/01 05:00
いささか先生文士劇四十年以上皆勤だもんな 以外と知られていないけど、うきえさんも 赤ちゃんの時から出てるのでいささか先生に負けないキャリアはある
「ウキエの沙汰もカネ次第」 そう嘯いて、ウキエの醜聞をすべて 銭の力でもみ消しているいささか先生。 正直、失望しました。 もっと骨のある御仁だと思っていたのに・・・
902 :
無名草子さん :03/02/01 12:05
俺はいささか先生が始めてインターネットでメールやWebを体験して興奮 してつい出してしまった体験記『ここはひどいインターネットですね』が 好きなんだけど、こういう中高年向け実用書? ファンの人はいるかな?
903 :
無名草子さん :03/02/01 13:20
>>902 初めて読んだいささかがソレだった!
近所の古本屋にあって、タイトルが気になったから買ったんよ。
その時はいささかの「い」の字も知らなかったのだけど。
あんまり初心者向きの本ではないよね〜。
904 :
無名草子さん :03/02/01 14:31
『ここはひどいインターネットですね』は初めて某巨大匿名掲示板に迷い込んだ 箇所が面白かったね。最初はこんな最低の糞溜め言論、戦後日本の民主主義の最低 の側面とかけなしていたけど、だんだん癖になり、しょうもないバトルに夢中にな る過程が正直に描かれている。 「私は匿名の、名もない大衆に自作を貶されることが、どんな高名な評論家にそう されるより苦痛ということが判った」とオルテガの大衆論に結びつけて論じる箇所 は、実用書という体裁をとりながらも目指す地点がずっと高いところにあり、立花 某とはレベルが違うと思ったな。
905 :
無名草子さん :03/02/01 23:54
>>904 『ここひど』はわりと面白かったね。
はじめは「自分のルーツ探し」ということで
ハマとかいう画家の素性をググってたら迷い込んだ、ということ
らしいんだけど、そのうち「熟女を寝取る法」とか「ピーピング」とかの板
の常連となり、最後は自ら「69ちゃんねる」というのを立ち上げたけど
見事に失敗したというオチまでつけていたね。
ひとつひとつやってることが泥臭くて、古きよきじだいの日本のオトコ
をおもわせる、ドキュメンタリータッチの佳作。むしろ高校〜大学の
女子に読んでもらうと、「オトコ」「社会」っていうものを理解してもらえる
のでは、と思う。
>>905 オレ「ここネット」って呼んでたわ(w
「ここひど」の方が音がいいね。
そういえば出版社のパーティーで先日会ったときのこと、
「おぉきみ!君はマイコンに詳しいそうだな。
コーデックってなんだね?結合ってしっとるか?」
と、挨拶もそこそこにそんな話題ばっか。
どうやら今はエロ動画にはまってるらしい。(w
907 :
無名草子さん :03/02/02 11:00
>どうやら今はエロ動画にはまってるらしい。(w この年代のオッサンって、ハマったら重症化するからな。 でも、またすぐ戻ってくるよ。ああいう人だから、 「やはり生身のおなごがええワイ」なんて言いながらね。 それはそうと、ウスラバカの甚六がアメリカで人妻に手を出して 大怒りのダンナにあやうく撃ち殺されそうになったってネタ?ホント? まったく、色好みは血統だね。甚六はそのうえ何のとりえもないね。 逝ってよし、甚六。
908 :
無名草子さん :03/02/03 16:06
この前先生を新宿二丁目で見た
909 :
無名草子さん :03/02/03 20:50
>>908 ゴールデン街・スナック「あけみ」→二丁目「黒百合」
ってのがいつものおきまりのコースらしいよ。
黒百合ではトムちゃん(本名がツトム)がお気に入りとか。
いささか先生、どんなボトルをキープしてるの?
>>910 薩摩焼酎「白波」。波平さんへのリスペクトを感じるよ。
912 :
無名草子さん :03/02/04 11:00
いささか先生のルーツ知ってる人いる? 日露混血とか日ユ混血とか日中混血とか ロマノフ王朝の血をひいてるとか 毛沢東も探してたとか 日本の極秘暗殺機関の出身だとか いろんな説があるよね。 なんかルーツを探ろうとした女性作家が変死したとか 聞いたんだけど・・・
913 :
無名草子さん :03/02/04 21:36
>>911 CMやってた森本レオと親しいことも書かにゃ
>>912 「二十歳の原点」はある読み方をすると某有名作家の素状を暴く仕掛けになる、と聞いたことがある
それが明かされること無く高野悦子は自殺に見せかけ殺された、糞ガセだと思っていたけどまさか…
>>910 あと、黒木本店「百年の孤独」。
これをガルシア・マルケスにも贈って、喜ばれたらしい。
915 :
無名草子さん :03/02/04 22:32
>なんかルーツを探ろうとした女性作家が変死したとか >聞いたんだけど・・・ なんか死因は「過度の『くすぐられ』」らしい。 >CMやってた森本レオと親しいことも書かにゃ なんでもレイプ仲間だそうな。 表向き「チーマー」と称して、実質レイパー団を結成しているそうだ。 くわばらくわばら。
あー、いささか先生、ハッパでつかまっちゃったyooooooooo!!
917 :
無名草子さん :03/02/07 02:00
このスレわらえるなー
918 :
無名草子さん :03/02/07 04:18
>>916 あぁ、眼鏡が同じところのだからってことね。
9999(フォーナイン)の眼鏡はおれも使ってるけど、マジでいいよ。
いささか先生の場合、自分のレントゲン写真もってって、
「この骨にあうようにこしらえてくれ」
っていったらしいよ。
そのうち、岡本に行ってアレを出して、
「このナニに合うようにこしらえてくれ!」
とか言いそうで怖いけど。(w
919 :
無名草子さん :03/02/07 04:21
>>916 喪前それは中島らもだろ
と釣られてみるテスト
920 :
無名草子さん :03/02/07 04:59
つーかこのスレデマ多すぎないか? 隣家の猫いじめたり、息子がホモとか、雑誌とかで読んだだけだろお前ら。 作家なんて嘘つきだから、半分以上創作だって思っとけよ(w まあ、憂き絵のことは、まあ、無かったことにして欲しい、個人的に、、、
921 :
無名草子さん :03/02/07 14:59
つーか、本当のこと書いたら絶対誰が書いたか特定されるだろ。 あの人ならヤルね。
922 :
無名草子さん :03/02/07 20:36
>つーかこのスレデマ多すぎないか? イササカが消防だったときのこと。 夏休みの宿題だかで作文の課題が出た。 イササカはオモシロオカシイ作文を提出して、賞状をもらった。 しかし友人はそれがウソだということをしっていて、 「うそを書いていいのか」 と問いただしたところ 「ウソでも面白ければよいのだ」 と喝破したとのこと。 このころから、将来作家となる片鱗を見せていたのだね。 (伊佐坂難物全集4巻 145〜165ページよりばっすい)
いささか先生の著作リストをまとめたお勧めサイトを紹介してください 検索しても見つかりませんでした
>923 「伊佐坂難物作品目録 平成14年度版」 (前編)(後編) というのがあるみたいだから、書店を地道に探してみたらどう? 両方の本の帯に付いてる応募券を送ると、 漏れなく直筆サイン入り「平成15年度刊行予定一覧」 っていうのが貰えるらしいよ。
925 :
無名草子さん :03/02/08 13:14
甚六ねたはしぶいなー わらえる
926 :
無名草子さん :03/02/08 16:26
俺はいささか先生の随筆「いなくなった浜さんのこと」の内容が知りたい お日様も笑っているあの町で どんな惨劇が起きたのか なぜ、みんな知らん顔をしているのか
>>926 浜氏は、最後は借金まみれだったそうだよ
928 :
無名草子さん :03/02/09 16:26
今朝の新聞で訃報がでていたな、イササカ先生。 ご愁傷様でした。 これだけの作品を残すことができれば 作家冥利に尽きる、というものだ。
929 :
無名草子さん :03/02/09 17:25
また、死亡説か・・・ これで何度めだw
930 :
無名草子さん :03/02/09 18:15
スポニチの見出しは「いささか氏また死亡?」だったしな(w
931 :
無名草子さん :03/02/09 19:28
ニッカンは「イササカ氏死去 かも!?」 だったよ
932 :
無名草子さん :03/02/09 21:22
作家が死ぬたびに「最後の文士逝く」といわれるので、いささか先生としては 本当に最後の文士になるまでは死ねない、といつかインタビューで答えていたよ。 ところで、このスレも終わりが近くなってきたよね。上の『ここはひどいインターネットですね』でも 書いていたけど、先生はだらだら続く次スレっていうのが凄く嫌いだったみたい。 1にはスパッと締めをしてもらいたいものだが、どんなもんだろうか?
そうだな。
センセイもひょっとしてどこかでこのスレをみていて、
>>1 が
あざやかにしめくくったならば 感動して
「ここは素晴らしいインターネットですね」
を上梓されるかもわからん。
934 :
無名草子さん :03/02/09 23:02
五年位前のいささか先生の噂の真相編集部襲撃事件の真相ってなんだっけ?
”ウキエが実子ではなく、いささか先生の不倫相手の子ども” と暴露されたことじゃないのか あれがきっかけでウキエは実家を出たらしいよ
936 :
無名草子さん :03/02/10 00:11
>>934 それはのりスケさんがいささか先生の原稿の遅さに怒っちゃって
「所詮あなたはニ流作家なんです!」とか言ったらマジギレして
次の日編集部に日本刀持って編集長斬りかけたってやつだろ?
いささか先生ファンならそのくらいの知識くらい知っとけ
937 :
無名草子さん :03/02/10 17:14
939 :
無名草子さん :03/02/10 17:42
>>938 いささか先生の本を読んでない人には無縁の話題だからね。
関心のない人にとっては、ホントどうでもいい話ばっかだもんな(w
ぶっちゃけ、いささか先生が
938=いささか先生?
938=941=伊佐坂難物 ジサクジエーン ミトモナイ
もうすぐ1000ですね、 いささか先生。 楽しいスレッドをありがとう。
944 :
無名草子さん :03/02/12 00:44
wa○a△a ri□a が先生の孫で、実は彼女のデビューは・・・・
945 :
無名草子さん :03/02/12 01:24
>>938 お前いささか先生伝説の執筆作品「937のネタ帳」のラストの1行じゃねえか!
あの販売直前にいささか先生自らボツにして破棄になったっていう
たしかラストが
「私は937のネタ帳を完成させた…あと63のネタ帳だけだ。いや、それすらも書く必要があるのだろうか
私はふいに今まで書いたネタ帳を読みなおしてみよう
>>1-937 (゚听)ツマンネ
終
っておわりかよ!」
だっけ?てか思い留まって正解だよな。あのラストで出してたら暴動が起こってたぞ
947 :
無名草子さん :03/02/12 23:40
最近朝日新聞や週刊朝日がワヤやりまくりなのは、 イササカ先生の指示で海苔介が暗躍しているかららしい。 イチイチ日本国民の神経を逆なでするような記事は、すべて 海苔介がソースだとのこと。 なんでもイクラ氏を小ばかにしたニホンジンに復讐してやる、と いきまいてるとか。 ちなみに海苔介の本名は之・栗鼠毛と。
948 :
無名草子さん :03/02/13 00:16
逮捕された中島らもが唯一、恐れてた人材だったなあ。 「この人は完璧や、なにやってもかなわへん」 中島らも逮捕に関しては 「酒や薬でだめになるやつはあほだ。それを飯の種にしてる やつを捕まえる警察はもっとあほだ。」
949 :
無名草子さん :03/02/13 00:21
そういえば、いささか先生って、フィル・スペクターの ファンだった見たいね。五十年代のポップス好き。 で、アメリカまで会いに行ったらしい。 あの「真珠湾攻撃」で中止になったボックスセットも いささか先生がフィル相手に戦争論ふっかけたのが、原因だと いわれてる。
ああ、あと50で終わるのか。 なんかちょっとさびしい気分だ。
951 :
無名草子さん :03/02/15 13:59
俺はイササカはプレスリーの熱狂的なファンだと 聞いていたがな。 エルヴィスの派手な腰の振り方を真似して ヘルニアを悪化させたとか。 今でこそハゲチャビンだが、若い頃はモミアゲにこだわりがあったらしい。
952 :
無名草子さん :03/02/17 22:33
イササカ先生は、みんなに見守られて 逝く、というより ネコのように、ひとしれずコッソリと 死んで逝くほうを好むような気がする。。。
953 :
無名草子さん :03/02/17 23:39
月遅れの『カイエ・デュ・シネマ』を読んでいたら、Nambutu Issassakaなる人が バスター・キートンについて書いてるのを見ててビックリした。 気になって調べてみたら、ずいぶん昔から寄稿していたんですね。 『クリティーク』『メディアシオン』『N・R・F』『テル・ケル』…。 テーマは「饒舌について」「日本の菓子について」「美空ひばり」「稲垣足穂」等。 海外でも有名なタニザキ、ミシマをくさして、やたら足穂を持ち上げたりしている。 御大の作風は、どちらかといえばタニザキ、ミシマ寄りなのに不思議だ。 いまどきバスター・キートンというのも、よくわからない。
954 :
無名草子さん :03/02/18 23:48
甚六さん、合州国とイラクの開戦に備えて 緊急帰国したらしいね。 なんか金玉 正男なみにダッサ〜 今ごろ激しくソプ通いでもしているとおもわれ。。
1はきれいにまとめるんじゃなかったのか?!
なんか低調ですね、ここさいきん。 まるでセンセイのように。
957 :
無名草子さん :03/02/22 19:09
あげ
958 :
無名草子さん :03/02/22 20:08
>>952 先生自分でそう言ってるよ。
エッセイ「わが人生に一寸の釘なし」読んでないの?
「〜自らが朽ち果てていく姿を他者に観察されるなど真っ平ゴメン。
例えそれが愛し愛された者であってもだ〜」って。
959 :
無名草子さん :03/02/23 00:14
そういえばいささか先生の「勝手口のSABU」の小説が今度映画化するらしいな 配役誰なん?詳しい情報キボンヌ
960 :
無名草子さん :03/02/23 00:15
>>スマンヌ! 「勝手口からSABU」ですた 情報再度キボンヌ
最近、いささかどうよ?
962 :
無名草子さん :03/02/27 00:40
パッとしないね〜ここらで一発いいの書いて欲しいよ
つーか、スレ使い果たすのがとてももったいない今日この頃
964 :
無名草子さん :03/02/27 13:05
いささかさんの娘さんって結構美人らしいけどさ、どうなの?大学行ってるの? やっぱり、江國の娘みたいになっちゃうのかな
965 :
無名草子さん :03/02/27 15:53
最近、某文学賞とった女子高生作家いるじゃん。 タレントなみに可愛いってSPA!でグラビアやった娘。 あの子が出版社のパーティの流れで、銀座の文壇バー「妃」に連れて行かれて イササカ御大と接近遭遇したらしい。 なんでもホステスと花粉症の話で盛り上がっていて 「杉花粉はいわば杉の精子だから、精液飲んでれば花粉症も軽いぞ」 なんて、例によってセクハラ馬鹿話を吹いていた御大に女子高生ちゃん 「え? 先生はいつも精液飲んでいるんですか? 自分のを絞って 飲むんですか? それとも他の人のを飲ませてもらうんですか?」 と、スットンキョー発言。 流石の男根主義者も天然不思議少女には毒気を抜かれたご様子。 はたで見ていたホステスが笑いをこらえるのに必死だったって。
966 :
無名草子さん :03/02/27 20:20
綿谷?
先生の隠し子がまた見つかったって話聞いた?
969 :
無名草子さん :03/02/28 05:43
970 :
無名草子さん :03/02/28 22:08
>>965 綿谷オタ氏ね。伊佐坂御大がそんなガキにやりこめられるか。
新人の頃の伊佐坂なんて・・・(以下省略)
書き忘れ。「メルロ=ポンティの想い出」等というのも書いている。友人らしい。
もうすでに後半から徐々にこのスレはつまらなくなってきていたが、 よく持ちこたえたほうだと思う。 最近のは全然つまんね。さぶい。 前半で終わっとけばよかったのかもしれない…
まあ、そういいなさんな。
キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:. ... イササカ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! ナンブツ━━━(`Д´(゚∀゚ .(・∀・.( ´∀` ) ゚Д゚)´_ゝ`)´Д`)━━━━━!!
1000は俺がいただくぞ。
いや、小生がいただくハムニダ。
977 :
無名草子さん :03/03/04 23:29
先生・・・
978 :
無名草子さん :03/03/04 23:44
どうやらこのスレの最後は伊佐坂御大と名無したちとの1000争奪戦か。
979 :
伊佐坂難物 :03/03/05 00:20
早よせんか! わしは忙しいんだ。
980 :
伊佐坂難物 :03/03/05 00:23
かくて 山や森 亡びあり 亡びあり なにものぞ 焔なす 情調の群れの 何ものか朽ちて滅びし
>980 はっ、もしかして刊行が噂されている「滅9部作」の全タイトルなのでしょうか…。
982 :
伊佐坂難物 :03/03/05 02:32
バカモン! W・B・イェイツだ。
983
984
985
986
987
9 8 8
989
990
991 :
伊佐坂難物 :03/03/05 03:01
ゲットォォォォォォ! まだか?
992 :
伊佐坂難物 :03/03/05 03:06
かくて 山や森
993 :
伊佐坂難物 :03/03/05 03:07
亡びあり 亡びあり
994 :
伊佐坂難物 :03/03/05 03:08
なにものぞ 焔なす
995 :
伊佐坂難物 :03/03/05 03:09
情調の群れの
996 :
伊佐坂難物 :03/03/05 03:10
何ものか朽ちて滅びし
997 :
無名草子さん :03/03/05 03:10
996
998 :
伊佐坂難物 :03/03/05 03:12
999
1000 :
無名草子さん :03/03/05 03:13
1000]
1001 :
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