学生「このスレッドでも荒しがひどくなってますが、どのような見解をお持ちですか?」
教授「荒しを無くすのは不可能だが、何故発生するかを予測するのは可能だ。
まず発生に至る過程を分析すること。次ぎに原因を解明。そして今後の課題を研究。
これまでの失敗の多くはやみくもに全ての原因を荒しのひとくくりで解決しようと
したことだ。」
学生「具体的には?」
教授「スレッドにあるレスを順に丁寧に探索していくプロセスを通じて
現象学的直観を働かせて解読することだ。荒しにも二種類ある。
一つはプロ荒しと呼ばれるもの、これは祭り好きな
野次馬的志向をもつ集団。もう一つは非常に厄介で重要な要素である、
変異型荒しとよばれる孤立系荒し、
この二つは全く異質なものとして認識する必要がある。
変異型荒しは、その発生において
ノーマル住民から鬼子のように生まれる特徴をもっている。」
学生「変異型荒しとは何ですか?」
教授「それは、それまでノーマル住民として友好的にレスをしていたものが、
何かの理由により突然荒しに変異するタイプである。
プロ荒しと根本的に違うのは、彼等よりも過激に
執念深く行動をとるの一般的だ。
つまりノーマル住民が荒し荒しと騒いだところで、
もとを正せば同じ穴の狢といえるだろう。
さらには、ノーマル住民がより嫌悪感を感じるのは論理的思考以前に
直観的に近親憎悪的な雰囲気を変異型荒しの文脈から
感じとっているからかもしれない。」
学生「そうなるとプロ荒らしはたいしたことない存在ですか?」
教授「それは甘い認識だ。プロ荒らし集団は以前ベールに包まれているが、
私が知っている限り非常に高度化された集団と考えられる。
彼等は、ノーマル住民と変異型荒らしが紛争をお越しやすい状況を
巧妙に仕掛けているはずだ。
バランスを見極め両サイドに油を注ぎ、
よりカオス状態にもっていくのが狙いだと考えられる。
プロ荒らし集団は、ノーマル住民と変異型荒らしのそれぞれの
書きこみに合わせ、一方が劣勢に立たされるとさりげなく
フォローレスの投入、また状況に応じて
臨機応変にある時は自虐的にある時は好戦的に別の時には服従を偽装するなど、
ゲリラ戦のプロのような戦い方を展開しているため
我々のような素人ではとても歯がたたないのが現実だ。」