【盗作猿】ランディの日記を先取り予想だ!【パクルな】2
渋谷
長崎
ラプソディ
長崎で起きた幼児殺害事件の犯人と、渋谷の小六女児監禁事
件で自殺した状態で見つかった男には同じ臭いがする。これは
神戸児童連続殺傷事件の犯人である酒鬼薔薇聖徒にも感じられ
る臭いである。ねっとりとした母親の、鼻につくような体臭。
彼らの成長過程に置いて母親の存在が中出ししたザーメンの様
にとろとろと垂れてきて生臭い香りを放っている様な気がして
ならないのだ。子供を育てるのは難しい。それは親になった事
のある人なら誰でも解る。子供を育てている中で、寝ている子
供の顔が悪魔が笑っているように見える人もいるかも知れない。
よくワイドショーなどで子供のいないコメンテーターの女性が
知ったかぶりな教育論を語っている事を見る事があるが、そん
な時アタシの中で何かがプチンと音を立てて弾け切れる。
「エラそうな事を言ってんじゃないわよ!」
思わずテレビに向かって叫んでしまい、我に返って娘を見る
と、娘が怯えた目で私を見ていた。とほほほほ……
私も母親であるのだが、息子はいない。だから男の子の親に
なると言う事は正直言うと解らないのだ。昔から「一姫二太郎」
などと言うことわざがあり、最初に手のかからない女の子を産
んで、子供を育てると言う事になれてから男の子を産んだ方が
良いと言う意味なのだが、そのことわざを見ても男の子を育て
るのは何かと大変なのだと言う事がわかる。よくよく考えてみ
れば、私の家もそうだった。私は親に何の手間もかけさせずに
育ち、会社を設立したり、直木賞候補作家として仕事したり、
結婚し、妻となり、母親となったりして、親の手をわずらわせ
る事無く今までの人生を生きてきたが、兄は引きこもった末に、
死んでしまった。そう考えると、やはり男の子を育てるという
のは大変なのかも知れない。女の子はどちらかというと男親に
似るという。女の子にとって女親は父親の愛情を独占できない
ライバルであり、男の子にとってはその逆であるのだが、父親
の力が家庭で弱くなってきている今現在、男の子にとっては父
親はライバルとなりえず、母親にとって夫は、息子という新し
い恋人を得た時点で、過去の存在になってしまっているのでは
ないのだろうか?しかし、そう考えた上でも、3つの事件の犯
人達と母親の関係は特殊だとアタシは思うのだ。
3人の犯人が起こした事件はとてもショッキングでサディス
ティクな事件である。殺害し、遺体を切り刻む。イタズラし、
傷をおわせ、高所から突き落とす。拘束し、監禁し、自らの死
を体験させる。ハードSの極地なのだが、私が以前に読んだ事の
あるSM関係の本によると、人は本来SやMに偏ったりせず、ど
ちらの性癖おも持ち合わせており、相手によって変わったりす
ると書いてあった。だから仕事はSMクラブの女王様で、日夜来
店する客のM男にハードなプレイをしていたとしても、家に帰
ればご主人様がいて、従順なM奴隷になったりするというのだ。
渋谷の監禁事件の犯人は成人していて、収入もかなりあった
様なので、残りの二人と立場は違い、本人自身が死に、被害者
を殺害していないと言う部分で違いがあるが、神戸と長崎の事
件の犯人である少年達は、マスコミの報道などによると、過剰
なほどの母親からの愛情が伝わってくる。M的な性癖が無かっ
たとしても、子供である彼らには母親の作った檻の中から逃げ
出して生きる事など出来るはずもなく(酒鬼薔薇聖徒は異常を
見せた為に、病院に連れて行かれて、医師の診断の上で、母親
の呪縛から少し逃れられたが、それまでの生活が彼の精神を蝕
んで行ったと言う事は、彼の犯した犯罪に寄って理解できるが)
いつの日か、その檻から逃げ出す事が出来ると信じていたのか
も知れないが、それが普通に生きていたなら叶わないと解った
時、彼らは壊れる事にしたのではないだろうか。
自分が壊れなければ彼らは生きて行けなかったのだと思う。
505 :
上田村アガリスク04:03/08/09 06:04
長崎幼児殺害事件の犯人である少年の両親は、未だ彼らの息
子によって殺された幼児の両親に、犯人の親としての謝罪をし
ていないと言う。少年の親戚が親の変わりに謝罪をしたいと申
し入れたそうだが、殺害された幼児の両親は。犯人の親戚の気
持ちを受け止めながらも、「まずは少年の両親に」と、親戚か
らの申し入れを断ったと言う。アタシは犯人の両親の気持ちが
なんとなく理解できる。もし、アタシの子供が同じような事件
を起こしたとして、おそらくアタシも、被害にあった人たちに、
謝罪をする事など出来ないだろうと思うのだ。端から見れば、
非常識で無責任かも知れないが、おそらくその時、アタシは混
乱していると思う。混乱していて何事も把握できない状態にな
ってしまっていると思う。非常識と罵る人たちが世間にはあふ
れかえるかもしれないが、その人達は自分が加害者の親になる
かも知れないと想像できないかわいそうな人たちだ。事実を受
け入れる為に何ヶ月もかかるだろうし、もし謝る事で亡くなっ
た被害者が生き返るというならば、土下座して顔の皮が剥がれ
るほど顔を地面に擦りつけて謝るが、どんな事をしても死んで
しまった被害者を生き返らせる事はできない。その事がアタシ
をまた混乱させるのだ。どうやったら自分の息子が犯した罪を
謝罪できるのか?それを考えて両親は混乱しているのだと思う。