★こうなったら読書マラソンしません?

このエントリーをはてなブックマークに追加
946空谷(☆☆☆1787):03/08/05 06:11
住井すゑ『橋のない川(七)』新潮文庫p378【A】未完というのが少し残念。名作。
デイビッド・ガードナー+トム・ガードナー『人生を楽しむための モトリー・フール流「お金の育て方」』ソフトバンクパブリッシングp259【C】
ドナルド・キーン『明治天皇を語る』新潮新書p184【B】読みやすい。人間「明治天皇」が垣間見られて良い。
D・カーネギー『人を動かす』創元社p346【A】何度でも読み直すべき本。
森達也 安岡卓治『A2』現代書館p238【C】Aの続編だけど、それなりに面白い。
マイケル・E・バーガー『はじめの一歩を踏み出そう』世界文化社p247【C】海外で結構売れたらしいが・・・。
おちまさと『おちまさとプロデュース企画の教科書』NHK出版p189【C】発想転換のネタとして。
杉山恒太郎『ジャパン・プレゼンテーション』角川oneテーマ21p164【B】世界でどう渡り合っていくか。自分には出来ないかも・・・。
司馬遼太郎『竜馬がゆく(一)』文春文庫p446
司馬遼太郎『竜馬がゆく(二)』文春文庫p441
司馬遼太郎『竜馬がゆく(三)』文春文庫p430
司馬遼太郎『竜馬がゆく(四)』文春文庫p425
司馬遼太郎『竜馬がゆく(五)』文春文庫p430
司馬遼太郎『竜馬がゆく(六)』文春文庫p437
司馬遼太郎『竜馬がゆく(七)』文春文庫p426
司馬遼太郎『竜馬がゆく(八)』文春文庫p441【A】やっぱ面白い。
桂英史『司馬遼太郎をなぜ読むか』新書館p282【B】司馬史観批判からのメディア論。
柳宗理『エッセイ』平凡社p294【B】工業デザインかくあるべし。
司馬遼太郎『翔ぶが如く(一)』文春文庫p346
司馬遼太郎『翔ぶが如く(二)』文春文庫p378
「心理学」 益田 末雄編 学術図書出版 P203 C

古今東西の有名な実験や理論の紹介が主な内容。
948コウイチ(6917):03/08/06 21:50
『リセット』 北村薫 新潮文庫 424P

時と人シリーズの3作目です。
太平洋戦争渦中の日本を舞台に、主人公の真澄さんが幼少時に
父と見た、獅子座流星群の星のような運命を辿る物語です。

たぶん、読書マラソンに参加していなければ途中で
挫折していました。終盤の時を隔てた出会いは感動なんですが
それまでの戦時中のお話に楽しさを見出せませんでした。【C】
949テタ(4314):03/08/07 20:19
『中世倭人伝』村井章介 岩波新書 230p
倭寇を担った倭人は、単なる海賊ではなく
日朝、あるいは環シナ海における国家間の正式な貿易を
はみ出た経済活動を行っていたマージナルマンであったという話。
読むのに苦労した。【C】
950どん(☆3409):03/08/07 22:25
バルザック『知られざる傑作 他五篇』岩波文庫217P
タイトル通りです。表題作は天才芸術家の挫折の物語です。【C】

M.K.ガーンディー『真の独立への道』岩波文庫170P
内容は対話形式。著者の強すぎる程に強い精神が窺えます。「歴史の偉人」の
あまりの凄まじさにちょっとビビリ気味。尊敬する事すらおこがましいと感じます。【C】

スタインベック『怒りの葡萄』新潮文庫 上巻465P 下巻444P
大恐慌後のアメリカ。砂嵐とトラクターに追い立てられ、自らの土地を捨てて西(カリフォルニア)を
目指すジョード一家の物語。映画の方は何年か前に見ていたのですがその記憶がいい具合の
おぼろげさで、楽しく読めました。「新潮文庫20世紀の百冊」に選ばれているのですが、
それにふさわしい、とても奥の深い傑作です。(全然、面白そうに思えない紹介ですけどね)【B】
951血の滴る剣 1616:03/08/08 03:04
『読書の方法』外山 滋比古 講談社現代新書 P193 『A』

この書はベーター読みを推奨している。ベーター読みとは未知のものを読み解いて事で逆に既知のものを讀む事を、アルファー読みという。
著者はベーター読みの風習が衰微している現状に嘆きながらも、そのベーター読みにおける可能性を説いている。

私自身これを読んで難しい本と格闘したくなってきた。そういう意味で非常に読書に対するモチベーションが上がる1冊としてお勧めしたい。
952みんちー(9936):03/08/09 01:22
『監禁』ジェフリー ディーヴァー 早川書房 318p
驚くような展開もなく、
ただただストーリーが展開していく。
足りなすぎる・・・。【D】
新スレ建ておつです。
評価の基準は確かに早めに張っておいたほうがよさ毛ですね。
現行基準は245でしたっけ??

>>ウサギさん
中島義道は哲学的で面白いですよ。お勧めです。
でも俗に言う哲学のイメージとは離れているかもしれんです・・・。
もしも、ウサギさんの期待にはずれたらごめんちょ。

司馬遼太郎「余話として」文春新書237p
細々と書いた無駄話を集めたとのこと。
しかし、小説となっているものに劣らず魅力的。【B】

氏家幹人「江戸人の老い」php新書 212p
鈴木牧之、徳川吉宗、大浄敬順を主にみながら江戸時代の老人を見る。【B】

三田村鳶魚「捕物の話」中公文庫 420p
書名の通り捕物についてだが特に捕らえる側。
与力、同心などよく聞く職名について詳しく紹介してくれる。
有名どころでは長谷川平蔵、山田朝右衛門、国定忠次などが扱われている。
【A】
954空谷(☆☆☆2329):03/08/09 03:55
南淵明宏『ブラック・ジャックはどこにいる?』PHP研究所 p181【B】
患者が良い医者を求めれば医療はもっと良くなるというお話。
良い医者とは何か、良い医者はどこにいるのか、を医局の外側にいる著者が教えてくれる。
漫画と合わせて読むべし。

司馬遼太郎『翔ぶが如く(三)』文春文庫 p361
955ですな(☆☆4336):03/08/09 10:05
篠田真由美「幻想建築術」祥伝社313p
軽々と繰り広げられる永遠の<都>の物語集
綺麗ですな【C】
956血の滴る剣 2272 :03/08/10 03:03
「三島由紀夫全集10 (美しい星・絹と明察収録)」 新潮社 656P【B】8冊目

三島由紀夫のSF小説として書かれた美しい星。終盤の大論争へ至る展開は予想外だったけど、面白かった。
三島自身『一種のトラジ・コミックの味を狙った』と言っているが、意図は達成されていると思った。

絹と明察は近江絹糸労働争議を下敷きに書かれた小説。ラストの岡野の感情の変化が読んでいて楽しかった。

豊臣秀次・小和田哲男・PHP新書・249p

独裁者が、政敵を葬り去った後に取る行動を予見しての事だろうが、
桃山時代の資料は、記述者本人の手による改竄が、
多々行われている事は知っていたが・・・・。

新事実を掘り起こすのは、かなり大変だと改めて感じた。→【 C 】
958コウイチ(7305):03/08/11 02:01
『黒い家』 貴志祐介 角川文庫 388P

保険会社に勤める主人公が、生保の顧客に
怖い思いをさせられるお話です。
自身の利益のためなら、人の命もなんとも思わない
どす黒い心の中が、とてもリアルに描かれていて、
怖かったです。夏の暑さも吹き飛びました。

例年に比べて今年は過ごしやすいですが。【B】
959トビ子(☆☆3413):03/08/12 10:07
『ミスター・ヴァーティゴ』 ポール・オースター 柴田元幸(訳) 新潮社 347P
育ちの悪い向こう見ずな白人少年ウォルトが老年になるまでの、もんのすごい
破天荒人生ストーリー。人生の節々における彼の目と勘とセンスに敬服。

何もかもが昇り調子にうまくいくはずがないのが人生だし、
どん底の底まで落ちても這い上がれるのが人間なんだよなって思う。
キャラ的にはミセス・ウィザースプーンが良い。【B】
960トビ子(☆☆4162):03/08/12 12:57
もう1冊あげちゃお

『陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) 』 京極夏彦 講談社ノベルズ 749P
待ちわびた最新刊。鳥の城で起こる花嫁連続殺人に
探偵と小説家(鬱病持ち)が乗り込む・・・
あーもう、スゴイ。蘊蓄も絶妙。ラストなんか開いた口が塞がらなかった。
ネタばれにならないために、あえて余り語りませぬ。【B】
(読了後の興奮で心情的には【A】をつけたい)
「ABC殺人事件」 アガサ・クリスティー 早川ミステリ文庫 342P

言わずとしれたクリスティーの名作。クリスティーの文章(訳者の能力にもよるだろうが)は非常に無駄な贅肉を殺ぎ落としたような無駄の無い文章が非常に良い。
またポアロの機智の聞いたコメントや会話も物語に引きこまれる1要因だと思う。
962テタ(4314):03/08/13 22:51
『ランダム』エドワード・ベルトラミ(好田順治+今井幹晴 訳)青土社 0p
1/4ぐらい読んだが、翻訳、編集がまずくて意味の取れない所や
明らかな誤りがかなりある。内容がおもしろそうなだけに台無し【F】
「ウィトゲンシュタイン」A・C・グレーリング 講談社選書メチエ 226P 【C】10冊目

ウィトゲンシュタインに思想の概要をまとめた1冊。それほど専門用語も多く無いので精緻に読み解いていけばそれなりにわかると思う。
恐らく今まで読んだウィト入門でも12を争そう易しさ。

「定価200円の殺人」吉村 達也 角川MINI文庫125P【C】11冊目

20分一寸で読めてしまう程のボリューム、長旅には向いて無い。
題名と著者からミステリを連想出来るが全然違う。なんていうか角川MINI文庫の為に執筆されたのでは?と思えるような内容。

見たら集計間違ってたわ・・・。
965コウイチ(8085):03/08/14 22:49
『OUT』 桐野夏生 講談社文庫 上巻446P 下巻334P

弁当工場の油の匂いが読んでいる自分にも染み付いてきそうな
胸焼けのする内容でした。
衝動的に夫を殺害し、それを隠蔽するためにパート仲間が
協力し合って物語が進んでいくお話です。
それぞれの登場人物が、個性的で物語のなかでとても
上手く活かされているなと思いました。
格好良かった十文字が終盤に進むにつれ、ただのチンピラに
成り下がってしまっていくのは残念でしたが。
細かい部分にも丁寧に描写されていて本当に面白かったです。
(ミリオン消費者センター1階のお寿司屋さんとか笑えました)
966山崎 渉:03/08/15 22:08
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
967山崎 渉:03/08/15 22:43
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
968みんちー(☆298):03/08/16 08:51
☆ゲット。
喫茶店で読書するスキルを身につけた。

『スコッチに涙を託して』デニス レヘイン 角川書店 362p
探偵パトリック&アンジーが社会の闇に挑む。
黒人差別や銃社会の現状を見せつけられた感じがしました。
主人公達、銃ぶっ放しすぎ・・・。
このページ数で860円は高い!【C】
>>みんちーさん
☆ゲットおめでとうう♪
喫茶店で読書するスキルって羨ましいカモ・・・。

古東哲明「ハイデガー=存在神秘の哲学」講談社現代新書 284p
ハイデガーの考えてたことって別に突拍子もないことではなかったというのが
やさしくはないけどわかりやすく書いてある。
なので挑戦中の「存在と時間」への足掛かりにしてみた。【B】

司馬遼太郎「馬上少年過ぐ」新潮文庫 346p
短編たくさん。おもしろい。【B】

ところでせっかく建てていただいた次スレ、飛んでません??
建て直しかしらん。
970血の滴る剣 3167 :03/08/16 23:52
>みんちーさん

完走おめでとうございます。

「ロシアの軍需産業」塩原 俊彦 岩波新書202P【D】12冊目

最初は楽しんで読んでいたんだけど、中盤以降専門的な話題になって萎えてしまった。

20分一寸で読めてしまう程のボリューム、長旅には向いて無い。
題名と著者からミステリを連想出来るが全然違う。なんていうか角川MINI文庫の為に執筆されたのでは?と思えるような内容。
971血の滴る剣 3167:03/08/16 23:53
コピペ失敗してしまった^_^;
972どん(☆3968):03/08/17 16:23
みんちーサン、おめでとう!

椎名麟三『永遠なる序章』筑摩書房108P
終戦後の日本。余命いくばくも無い男の最後の生活の日々。「どうせすぐ死ぬ自分には何事も意味のない事」
と頭ではニヒルぶっても生への情熱は決して途絶えない、ネクラを装ったネアカ小説。【C】

フォークナー『サンクチュアリ』河出書房157P
レイプ、殺人、リンチといった陰惨な事件を通じてアメリカ南部社会の閉塞的空間を映し出す。
難解といわれる(ってか私には間違い無くムズい)フォークナー作品のなかでは読みやすい方、なのかな?
上下二段組なんで、文庫サイズでは300P越えるかも・・・【C】

クリストファー・フィリップス『ソクラテス・カフェにようこそ 誰にでもできる哲学への招待』光文社294P
ソクラテス・カフェとは、いつでも・どこでも・だれでも参加できる哲学談義の事。
そのライブ記録が主な内容。著者はその創始者である。展開される議論の中身はとても興味深いものばかりで
思わず本から手を離し、考え込んでしまうことが多かった。それが本書の内容から
多少それる場合もあったが「思索を促すこと」自体、著者の狙いなのだろうと思うので
別にかまわない、むしろ結構なことだ、と自分ではかんがえている。【C】
新しく参加された皆様、よろしくお願い致します。
そいから完走者の皆様、おめでとうございます。
んでもって集計してくれた方、ありがとうございます。
やる気が出ますた。
そして久しぶりに本を読みました。

バージニア・ウルフ 『ダロウェイ夫人』 (P313) 【C】
いやー。難しい。
サッパリ。
974トビ子(☆☆4327):03/08/17 23:36
>みんちーさん。☆ゲットおめでとうございます

>969 建て直しついでに5段階評価も貼りたいですね
いちおう自分的な解釈ではこんな雰囲気。
(245スレを参考にしながら)
A > A「明けの明星の如き名作品、読書万歳」
B > B「抜群。当該分類類書では必読」
C > C「うん、幸せな気分。読んで良かった」
D > D「ハズしたかも。以後注意」
E > E「えらいモノをつかまされた。時間を返せ」

以上の5段階評価で、むやみにAとEを連発させない。

『海と毒薬』 遠藤周作  角川文庫 165P
夏休み課題図書みたいだなと軽く手に取った一冊なのに
あまりに悲惨で粘っこくて残酷な人間模様にしばし呆然と
しました。私が国語教師なら中学生には勧めないかも。
もちろん名作品であることは確かです。20代向き(笑)【B】
975ですな(☆☆4785):03/08/18 00:35
G・K・チェスタトン「ブラウン神父の童心」創元推理文庫349p
トリッキーな短編集ですな
一気に読んでしまいましたがこういう本は
水割りでもやりながらちびりちびりと楽しむべきでした
INNOCENCEを童心と訳したタイトルはいただけません【B】
976血の滴る剣 3875:03/08/18 02:40
「谷間の百合」バルザック 新潮文庫 475P 【C】13冊目

決して結ばれる事の無い青年フェリックスの悲劇と言えばそれまでだけど、私は『赤と黒』の方が似たような恋愛悲劇として面白いと思う。

「フェミニズム入門」大越 愛子 ちくま新書233P【C】14冊目

フェミニズムと言っても多種多様な考えが犇めき合っているのだなあと思った。
フェニミズムの成り立ちなどに興味がある人には良いかも。
977コウイチ(8294):03/08/18 05:01
みんちーさん、おめでとうございます。
僕ももう少し。頑張りたいです。

『夏の庭』 湯本香樹実 新潮文庫 209P

小学6年生の仲良し3人組みとおじいさんのお話。
忌引きで休んでいた山下君の話をきっかけに、死に興味を抱き
死にかけと噂の老人の観察から、大人へ成長していきます。
学生さんの読書感想文の宿題などにちょうど良い作品では
ないかなと思います。ラストは感動します。【B】
978コウイチ(8624):03/08/18 21:02
『ライン』 乃南アサ 講談社文庫 330P

パソコン通信の仮想社会を接点に起こる殺人事件。
わりと、そういう関係の作品は多く世に出てますし
なんとなく展開が読めましたが、基本的にチャット好きな人なら
楽しめると思います。個人的には面白かったです。
ミステリーとしては、少々物足りないかなとは思います。【C】
979血の滴る剣 4149 :03/08/19 01:12
「そして誰もいなくなった」A・クリスティー 早川ミステリ文庫274P【B】15冊目

本当クリスティー最高。思わぬ面白さに1日ぶっ通して読めてしまった。
次ぎから次へと起こる殺人事件に登場人物達が疑心暗鬼になっていく様とかは、読んでいてスリリングで良かった。
読者からへの挑戦状とか楽しみにしてない私にとっては、全然問題無かったです。>ヒントの少なさ
『バカの壁』 養老猛 新潮新書 (P204) 【B】

面白い。
頭の中で(入力×現実の重み=出力)なんて計算
がされてるらしい。
そう言われると、そうかもねぇなんて思ったり。
981ウサギ(6171):03/08/21 00:24
『ラッキーマン』マイケル・J・フォックス 414P [C]
あまりにも描写が無駄で疲れる。
ただこれを読んだ後、彼の出演作を見直してみると感慨もひとしお。

『世界の中心で、愛を叫ぶ』片山恭一 206P [D]
子供向け。
そんなに売れるものかなあ?

『哲学の道場』中島義道 235P [D]
哲学のての字も知らない私にはきつすぎた。
ただ、哲学とはどういうものかというのはよくわかった。

今日から毎日一冊体制。
「中国ビジネスと情報の罠」渡辺 浩辺 文春新書221P【C】16冊目

東芝ノートパソコン、日航機事件のトラブルから中国独特の文化を読み取り、どう対応していくかを考えた本。
とりあえず中国人には温かい飲み物と食べ物を・・・。

「海の向こうで戦争が始まる」村上 龍 講談社文庫182P【C】17冊目

デビュー二作目の長編小説。最近の作風からは考えられない作品でした。
個人的にはまたこういうのを書いて欲しいと思うんだが、無理なんだろうか。
★こうなったら読書マラソンしません? < レース・第二戦 > ←スレ題。

書き込みは名前の欄にハンドルと総読破ページ数を記入。

例) 名前:マラソン次朗(5963)[sage] 投稿日:92/13/32 24:28

本文に読んだ本と読んだページ総数を書きましょう。
★漫画はカウントしないでください。
★一冊読み終えた後の書き込みが基本ですが、
読破に時間がかかる本であれば、途中で書き込んで構いません。
★読んだページ数は、大体で構いません。
とりあえずゴールは10000nということでスタート。

10000nのゴールテープを切ったら、総読破ページ数欄に☆を一つ加えて、
ぜひ、もう一度、1nからゴールの10000nをめざして参加して下さい。

☆の使用例) 名前:パンダパン(☆864)[sage] 投稿日:02/10/20 00:27

☆第一戦目レースリザルト(過去スレ)
★こうなったら読書マラソンしません? 
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1026838198/

>>2 読んだ本の『評価基準・ABCDEF』の例。
読んだ本の『評価基準・ABCDEF』の例。

第一回戦・『★こうなったら読書マラソンしません? スレッド』より。

A > A「明けの明星の如き作品」(特別な感情を覚える様な傑作)
B > B「抜群。当該分類類書では必読」
C > C「幸せな気分。まあ、読んで良かった」
D > D「どうして、面白そうだと考えて読んだのか?」
E > E「えらいモノをつかまされた。時間を返せ!」

F > F「古本屋でも持て余す産業廃棄物」

↑という様な感じで、実質的な五段階評価と思ってください。
AとかEに該当する作品はそれほど多くないと思うので、特別な作品用にキープ。
実質的にCが中央で、そこからBとDに振り分ける。

Fは、心底頭に来たとか、許し難い構成の小説など、何年に一度のすごい奴、
傾いた家具の下に入れて、高さ合わせに使用するのが相当であるモノ用。

他人に対する読書の目安としての寸評ですので、
多少厳しめぐらいが良いのではないでしょうか。
という事で、楽しんで読書をしましょう。


評価を提案した者ですが、こんな感じでどうでしょうか。
☆の使用例は、最初の10000p完走者の『パンダパン さん』に敬意を表して、
使用いたしました。
児島襄『誤算の論理』文春文庫516p
児島襄『参謀(上)』文春文庫219p
児島襄『参謀(下)』文春文庫187p
江畑謙介『使える兵器 使えない兵器〈下〉人間の知恵の限界』並木書房250p
江畑謙介『使える兵器 使えない兵器〈上〉人が命を託して使う道具』並木書房246p
豊田有恒『いい加減にしろ韓国』祥伝社231p
21世紀研究会『民族の世界地図』文春新書289p
八十島信之助『法医学入門』中公新書187p

最近進行早いと思ったらもう次スレですかー。参加者多いのはイイですね〜。
本の並びは面白かった順(;´ー`)チョットテヌキ…
986白川道(☆☆☆1810):03/08/22 22:26
はー、やっとアク禁解けたみたいです。
>>983-984
とってもよくできてると思いますよ。
もう残すところ15レスですか。
そろそろ立て時ですかね?みなさん?

J・アーヴィング『ホテル・ニューハンプシャー(上)(下)』新潮文庫839p【A】
ぼくもフラニーに本気で恋をしてしまった。
青春・恋愛・家族小説。

村上春樹『村上ラヂオ』新潮文庫217p【C】
987みんちー(☆947):03/08/23 01:37
皆様、祝福のお言葉ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

>983-984
私もよくできてると思います。

『ナイトホークス〈上〉』マイクル コナリー 扶桑社 330p
『ナイトホークス〈下〉』マイクル コナリー 扶桑社 319p
孤独でタフな刑事の孤立無援の捜査と、
哀しく意外な真相をクールに描く長編ハードボイルド。
出だし好調。後半失速。【C】
988血の滴る剣 5249:03/08/23 01:41
『動かぬ証拠』蘇部 健一 講談社NOVELS 264P【C】18冊目
ラストのイラストでトリックが解明されるという嗜好の1冊。
はっきりいってバカミスの部類に入るだろう、好きな人は嵌るかもしれない。

「海神の晩餐」若竹 七海 講談社文庫433P【C】19冊目
船上が舞台のクローズドサークル物。限られた空間の中で数々敷かれていく伏線。最後どうその伏線が絡んでいくかが興味をそそり続けた。

あともう少しですね。990過ぎたぐらいに一丁作りますか?>次スレ
989無名草子さん:03/08/23 02:58
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=kkoki&P=
新人さん  頭角を現し始めそう
高島俊男「李白と杜甫」講談社学術文庫359p
学術文庫にしては、初心者向け。やさしいし面白い。
漢詩を日本語訳してくれているので、漢文わからない人も安心。
杜甫と李白の詩がとりあえずはわかるようになる。【B】

酒見賢一「墨攻」新潮文庫170p
墨家を題材にした小説。
材料は少なく、作者の想像がほとんどとのことらしいが面白い。【C】

司馬遼太郎「胡蝶の夢1」新潮文庫407p
幕末、奥御医師松本良順とその弟子伊之助のお話。
取り扱われる内容が内容のせいか、
今までの司馬の長編作品の中で一番好きかもしれん。【B】
991コウイチ(9160):03/08/24 02:59
『グロテスク』 桐野夏生 文藝春秋 536P

完璧な美貌を備えていた妹の百合子。一流企業に勤める級友だった和恵。
彼女らはお互い娼婦をしており、安アパートで死体として発見されます。
死後、主人公である百合子の姉は手元に渡る2人の手記と共に過去を語ります。
徐々に明らかになっていくグロテスクな社会と人間像を描いた作品です。

純粋にすごいと思います。
人間の内に秘める嫌な部分の描き方、華やかな世界に芽生える
下の社会の人の心理。特にお姉さんの立場からのストーリーは
強烈です。
途中、祖父との暮らしが一番幸せだったという言葉がありますが、
読み終えたあとにわかる主人公の心理は悲しいものがあります。
なんだかすごく人が孤独で、読んでた自分もが寂しくなりました。【B】
992りーす(☆☆☆☆2213):03/08/24 03:51
みなさん、ありがとうございます。お蔭様で、5週目突入です。

中谷彰宏氏の著書で、『忙しい方が、本が読める』と書いてあったけど、どうやら真実
らしい。暇な時よりも、読んでる量が多いです。同じ本を一気に読むと、早く読める
らしいけど、1冊に集中出来ない性格なので、それは無理かも・・・。


『ねじの回転』恩田陸(著) (集英社) 444p 【B】
過去へ遡行する科学技術を手に入れた人類。過去を改変した代償に奇病に苦しむ歴史を
正しく改変すべく、2.26事件の現場に挑む国連職員。ほのぼのとしたラストが、
いかにも恩田陸らしい。

『パーフェクト・ブルー』宮部みゆき(著) (東京創元社)313p【C】
宮部みゆきの初期作品。それなりの厚さだけど、気軽に読めてしまう。

『ビジネス英語を早く読む』古藤晃(著) (光文社新書)197p【C】
早く読むどころか、読めなくなってる。かなり、英語力パワー・ダウン気味で、反省。

『視聴率200%男』安達元一(著) (光文社新書)204p【B】
ぐるぐるナインティナイン、ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!等、
様々なヒット番組を手掛けてきた放送作家、安達氏の著書。固くなった頭の
運動にもなります。

『文庫・新書の海を泳ぐ』小田光雄(著) (編書房) 203p 【C】
993りーす(☆☆☆☆3687):03/08/24 03:58
ようやく書き込めた。アクセス規制されているうちに、かなり溜まってしまいました。
誰かの無責任な書き込みの影響なんだろうけど、とっても迷惑。

『大航海時代とモルッカ諸島』生田滋(著) (中公新書)255p【C】
16世紀前半のモルッカ諸島を舞台とした、ポルトガル、スペイン、モルッカ諸島の
対立抗争の過程について。細かい事まで、よく調べているのには関心する。

『軍事革命』中村好寿(著) (中公新書)175p 【C】
近年、近代兵器の運用が急激に変わりつつある。
イラク戦争は、新しい戦争の最初の形かかもしれない。

『信長の親衛隊』谷口克広(著)(中公新書) 250p 【C】
信長の馬廻りや小姓、部将に関する話。

『クラムジー・カンパニー』 新野剛志(著)(講談社)235p【C】
第45回江戸川乱歩賞を受賞した新野剛志の第3作。短編集。

『ドミノ』恩田陸(著)(角川書店)340p【C】
一見、全然関係なさそうな話が、ラストで一気に繋がって行くのだが、とにかく
主要な登場人物が多すぎて、物語りを把握するのに疲れる。

『オルタナティヴ・ラヴ』藤木稟(著) (祥伝社) 219p【C】
近未来物で、ちょっとブッ飛んだ設定。
994りーす(☆☆☆☆5093):03/08/24 04:14
>みんちーさん
☆ゲット、おめでとうございます。
私も最近、スターバックスで読書するスキルを身につけました。朝の30分位。
これをするのとしないのとで、一日の頭の回転が全然違ってくる・・・。

>ウサギさん
一日一冊、頑張りましょう。
読むペースが買うペースに追いついてないので、最近、本がたまりまくり。


『どん底から這い上がった男たち』鈴田孝史(著) (すばる舎)236p【C】
『どん底からの大逆転の非常識発想法』鈴田孝史(著) (すばる舎)243p【C】
安田隆夫(ドンキホーテ社長)、鳥羽博道(ドトールコーヒー社長)、襟川陽一(光栄会長)、
渡邉美樹(ワタミフートサービス社長)等々、12人の企業家の成功物語。

『iモード以前』松永真理(著) (岩波書店) 225p【A】
NTTドコモでiモードを成功させた松永真理の『iモード事件』より前、
リクルート時代の話。「頑張ろう」という元気が出てくる。
それにしても、こういうパワフルな会社で働きたいものです・・・。

『資格三冠王がこっそり教える「超速」勉強法』黒川康正(著)(PHP研究所)248p【C】
『30代から始める「頭」のいい勉強術』和田秀樹(著)(三笠書房)269p【C】
この系統の本って、モチベーションは上がるんだけど、なかなか次に繋がらない。

『都市緑化新世紀』江刺洋司(著)(平凡社新書) 185p【C】
都市空間に植えられている街路樹も、適当に選んでいるのではないところが奥深い。
たまに、枝が邪魔で歩道が通れず、かえって有害な場合もあるが・・。
995血の滴る剣 5249
取り敢えず990切ったので新スレ作りました。
983・4さんのお陰で比較的楽に作る事が出来ました。ありがとうございます。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1061672377/