◆中公新書の名著

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1無名草子さん
石光真人編「ある明治人の記録」は名著。
「賊軍」とされた会津藩出身者の艱難辛苦が涙を誘う。
2無名草子さん:02/07/01 22:49
日本の樹木 辻井達一
新版 ガラパゴス諸島 (著者失念)
オペラの運命 岡田晩生
3無名草子さん:02/07/01 23:13
中公新書って歴史物が多いような気がする・・・
4無名草子さん:02/07/01 23:21
加藤一朗著『象形文字入門』(中公新書#5)
巻末に練習問題があるが、何故そんなに実用的な内容なんだ?
5無名草子さん:02/07/02 09:00
「漢字百話」 白川静
漢字学の泰斗、白川先生の名著。
6無名草子さん:02/07/02 12:59
「科挙」宮崎一定
「宦官」
7無名草子さん:02/07/03 21:45
>>3

漏れは最近読み始めたから全体の傾向は知らんけど、経済系に名著が多い気がする。

下條信輔『サブリミナル・マインド』
松谷明彦、藤正巖『人口減少社会の設計』
8無名草子さん:02/07/03 21:46
「詭弁論理学」
野崎なんとかって人の本だったかな。いろんな意味で勉強んなった。
9無名草子さん:02/07/03 21:51
『ゾウの時間ネズミの時間』
中学生の頃、はじめて読んだ中公新書がこれだった。
10父はチチハル出身:02/07/04 21:57
山室信一「キメラ」。
「満州国」の入門書といえばこれ。
11無名草子さん:02/07/04 22:00
>>6
市定。

>>8
昭弘。『逆説論理学』とセットで読んだ。
12無名草子さん:02/07/04 22:01
「錬金術」 ←まだ発行してます?

ヨーロッパの科学の発展と東洋のそれを比較したり、とても面白かった。
13無名草子さん:02/07/04 23:25
「知的生産の技術」系の本の中にも、
川喜多二郎『発想法』とか木下是雄『理科系の作文技術』とかイロイロあるな
14無名草子さん:02/07/04 23:31
『則天武后』、『日本の方言地図』なんといっても『辞世のことば』
15無名草子さん:02/07/04 23:33
山岸俊男『安心社会から信頼社会へ』
佐藤俊樹『不平等社会日本』

ためになる1冊です。
16無名草子さん:02/07/04 23:35
>>15
>ためになる
どういう紹介の仕方だよw
1冊じゃなくて2冊だし。
17無名草子さん:02/07/04 23:36
角山先生の「時計の社会史」「茶の世界史」はおもしろかった
18無名草子さん:02/07/04 23:52
自ら脱藩し、徳川幕府に忠義を尽くして官軍と戦った請西藩大名、林忠崇(昭和16年没)の生涯を描いた
中村彰彦『脱藩大名の戊辰戦争』はなかなか興味深かった。
19無名草子さん:02/07/05 01:27
「吉原」(石井良助)
「都市のルネサンス」(陣内秀信)
やっと古書店で探した。名著じゃよ

20無名草子さん:02/07/05 23:55
わりと新しい本だが市川伸一『考えることの科学』は、この叢書のロングセラー
『詭弁…』『逆説…』『発想法』『理科系の…』に匹敵する理系名著の予感。

確率統計の回帰直線を使ってプロ野球なんかの「2年目のジンクス」が不思議で
もなんでもないことをp82〜86のたった5ページで平易かつ鮮やかに説き起
こした手腕には脱帽しまくり…と思っていたら、続くp102以降の「3囚人問
題」「3囚人問題の変形版」のくだりを読んで、「2年目のジンクス」の10倍
ぐらい驚愕した。

3囚人問題とは、こんなの。三人の死刑囚A、B、Cがいて、このうち一人だけ
が恩赦で死刑を免れるという情報が流れた。Aは看守に「BとCのうちどちらか
は必ず死刑になるはずだから、どっちが死刑になるかを教えてくれ」と頼んだ。
AがB・Cのどちらが死刑になるかを知らない間はAが死刑になる確率は1/3
だが、仮に看守が「Bが死刑になる」とAに伝えたら、そのとたんAが死刑にな
る確立は1/2に減る。仮に看守が「Cが死刑になる」と伝えても同様。さてこ
の推論にはどこに誤りがあるか?
21無名草子さん:02/07/06 00:09
>>20
知らない間は2/3じゃないの?
22無名草子さん:02/07/06 00:19
>>20
1/3→1/2では確率が増えてるぞ、ゴルア
23無名草子さん:02/07/06 00:23
中公新書は哲学の本が少ないんで読まんなあ。
24無名草子さん:02/07/06 02:45
>>15
『不平等社会日本』は最初内容に反発を覚えたが、『サブリミナル・マインド』読後にもう一度目を通すととても納得がいった。

>>20
なんか丁寧な解説読んでたら急に欲しくなったぞ、『考えることの科学』。
とりあえず、休み明けに学校の書籍部で立ち読みしる。
2520:02/07/06 07:32
正直すまんかった。訂正。

3囚人問題とは、こんなの。三人の死刑囚A、B、Cがいて、このうち一人だけ
が恩赦で死刑を免れるという情報が流れた。Aは看守に「BとCのうちどちらか
は必ず死刑になるはずだから、どっちが死刑になるかを教えてくれ」と頼んだ。
AがB・Cのどちらが死刑になるかを知らない間はAが死刑になる確率は2/3
だが、仮に看守が「Bが死刑になる」とAに伝えたら、そのとたんAが死刑にな
る確率は1/2に減る。仮に看守が「Cが死刑になる」と伝えても同様。さてこ
の推論にはどこに誤りがあるか?
26無名草子さん:02/07/06 09:31
>>25
Aの確立は100%になる。
27無名草子さん:02/07/06 11:51
>>26
意味不明。冗談にしても面白くない。
28無名草子さん:02/07/06 12:03
「どっち」と質問して答えが出た時点でAの死刑は確定、ではないか?
29無名草子さん:02/07/06 12:07
>>25
恩赦の死刑囚はAが聞こうが聞くまいが最初から決まっている
30無名草子さん:02/07/06 12:09
>>28
「Aが恩赦で看守がBとCのうち片一方を答える」ということだってありうる。

>>29
それを前提に出題されているパズルなのだが。
3129:02/07/06 12:11
>>25
…ではなくて、Cが恩赦の対象。

「BとCのどちらが死刑?」の問いに対し「B。」との回答だから、Cは死刑の対象でない。
恩赦は一人しか受けられないので、Aは死刑ケテーイ
32無名草子さん:02/07/06 14:19
野崎昭弘の『詭弁』だったか『逆説』だったかどっちか忘れたけど、やっぱり死刑
囚のクイズが登場するね。たしかこんな内容だったかな?

ある死刑囚は次のように言い渡された「処刑は来週の月曜から金曜までの間に行わ
れる。ただしいつ行われるかは当日の朝までは絶対に知らされない」
これを聞いた死刑囚は次のように考えた。
「処刑は金曜には行われない。なぜなら金曜の朝になれば処刑が行われるのは今日
しかありえないことがわかってしまうからだ。そうすると処刑は木曜にも行われな
い。なぜなら金曜に処刑がないことはわかっているから、木曜になると処刑が行わ
れるのは今日しかありえないことがわかってしまうからだ。同様にして、処刑が水
曜にも、火曜にも、月曜にも行われない。つまり俺は処刑されないんだ!」
こう考えた死刑囚が安心していると、水曜の朝になって看守がやってきた。
看守「おまえの処刑は今日行われる」
死刑囚「そんな馬鹿な!俺を今日処刑することはできないはずだ!」
看守「おまえは自分が今日処刑されることを知っていたかね?」
死刑囚「いいや・・・」
かくして死刑囚は、哀れ死刑台の露と消えたのであった。
この死刑囚の推論は、どこが間違っていたのか?
33無名草子さん:02/07/06 15:05
>>32
木曜日に処刑されれば金曜日は無いから
34無名草子さん:02/07/06 17:24
お前らこの難問を解け!

リンゴとバナナ、どちらがイチゴ?

35無名草子さん:02/07/06 19:00
公案ならお寺でどうぞ。
36無名草子さん:02/07/06 20:11
>>34
答え:リンゴ(語尾がリンゴ=5、バナナ=7に対しイチゴは1×5だから)

こんな頓知はどうですか?
37無名草子さん:02/07/06 21:44
>>34
カーソ様が召し上がられない方がイチゴ
38無名草子さん:02/07/06 22:00
さすが2ちゃんねるのスレだ。
39無名草子さん:02/07/07 15:51
野崎先生の本って数学の本質的な話からは程遠いような気がする。
秋山氏と同じく文系の数学コンプレックスを微妙に利用しているような。
つかずはなれずっていう文系の人間の心理を利用。
本当に文系に対してもやさしい本がいい本だと思うー
しかも数学の本質的な部分をイメージ豊かに解説するような。
人で言えば、遠山啓さんのような。またはオイラーの贈物の吉田武氏の
ような人が稀有。
40Qoo ◆It2APNq. :02/07/07 17:16
刑罰の話題が出たところで(かなり強引)阿部謹也『刑吏の社会史』を挙げておこう。

かつては神聖な儀式であった処刑が、時代が下るにつれどう変遷し蔑視されていったか、
またそれに伴い、儀式を執行する刑吏にたいする民衆の眼差しもどう変質していったのか。

中世ヨーロッパの民衆史としてもさることながら、当時の処刑の研究としても充実した内容です。
41無名草子さん:02/07/07 17:50
蔑視の変遷という奴か?
42無名草子さん:02/07/08 23:29
>32
木曜の夜の死刑囚。
「俺を処刑できる日は明日しかない。つまり俺は明日死刑になると宣告前に
知ってしまった。だから、明日は俺を処刑できる日ではなくなった…。」
結局、金曜日の朝に宣告されるまでは、当日が処刑可能な日なのかどうか、
決める術がないんではないでしょうか。

閑話休題。
名著かどうかはわからないけど、比較的最近(でもないか)読んで面白いと
思ったのは、「江戸城御庭番」とか「香辛料の民族学」とかですね。
後、「児童虐待」とか。「近年急増している児童虐待が云々」という最近の
報道が空しく聞こえました。
43無名草子さん:02/07/08 23:35
高坂正尭「国際政治」
岡崎久彦「戦略的思考とは何か」
神谷不二「朝鮮戦争」
林健太郎「ワイマル共和国」
宮崎市定「科挙」
藤沢道郎「物語イタリアの歴史」

確かに歴史関係でいい本が多いと思う
ちなみに中公文庫も
44無名草子さん:02/07/08 23:38
>>43
その宮崎市定の「科挙」は中国に慮った修正版なのかな?
噂によると天下の宮崎先生の著作でも、どうやら中国非難
の部分は削除対象になったらしいが。
45無名草子さん:02/07/08 23:43
>>44
それ、初耳だな
よりによって岩波から出てる全集のあとがきに大東亜戦争肯定論を
堂々と書く御大のことだから、そんなことは無かったと思いたいが
46無名草子さん:02/07/09 00:01
今東洋文庫に入ってる「科挙史」を一般向けに書き直したのが
中公版「科挙」とは聞いた事あるが中国向け自主規制というのは
聞いた事無いな
47無名草子さん:02/07/09 06:35
>>45-46
嫌中厨にまともに反応するな。
48 :02/07/09 13:50
宮崎市定「謎の七支刀」は絶版なのかい?
それとも中公文庫ならまだ出てるのかい?
面白いのかな、と思いつつ数年探してます。
49無名草子さん:02/07/09 19:34
>>48
中公文庫ならあるでしょ?
宮崎市定が七支刀を一度も見ないで書いた本ね。
50無名草子さん:02/07/09 19:50
司馬遼太郎とドナルド・キーンの「日本人と日本文化」
51無名草子さん:02/07/09 19:56
児島襄「太平洋戦争」(上下)と「東京裁判」(上下)
文庫にもなったけどね
5244:02/07/09 20:19
噂の確認しただけで嫌中厨扱いかよ。
どちらが厨なのやら・・

宮崎市定が削除したのわかったよ。
科挙制度こそ中国が近代化に乗り遅れた原因だと指摘した部分が
削除対象になったそうだ。全集には入っているそうだから多分文庫
か新書のどちらか。
53無名草子さん:02/07/09 20:53
ほう、そうなのか・・・・・・・
しかしそれは別にまずくないような
中国人自身でも言ってることではないか?
5444:02/07/09 21:08
大分昔の話だそうだ。
今のようにおおっぴらに批判できるようになったのは
毛沢東死後以降だとも聞いた。
55無名草子さん :02/07/10 04:52
>>49
内容は妥当な物じゃないの?その本。
見ないで書いたから変な結論になっちゃったとか?

>>52
53と同じく別にまずくないように思うが。
他の理由で削除したのかも、全体の論述と合いにくいとか。
科挙はいろいろ悪弊はあったがすばらしい制度だったと述べてたように思う。
5655:02/07/10 04:54
完全な当て推量ですが
57無名草子さん:02/07/10 05:07
「自己の思想を開陳するのにフィクションを用いるのは許されるのだ」
とか何とか逝って、単なるデマを流すのがコヴァ厨。
58無名草子さん:02/07/10 12:21
>>57
誤爆?
59無名草子さん:02/07/10 15:07
>>57
せっかく人が支那の危険性を教えてやってるのにその態度は何だ?
サヨか?サヨはこれだから困る(ワラワラワラ
60無名草子さん:02/07/10 20:36
中公新書はいい
中公文庫はさらにいい
とくにBIBLIO
ジョージ・ケナン回顧録出して欲しい
単行本の版元が読売新聞だったから可能なはず
61無名草子さん:02/07/10 21:49
このスレのレベルがあまりに低いのに呆れながら、いちおう指摘しておく。

>>44その他

中公新書・文庫の『科挙―中国の試験地獄―』と東洋文庫の『科挙史』は
全くの別物。前者は一般向け解説書。後者はバリバリの学術書。

なお東洋文庫に『科挙史』が入ったのは1987年で毛沢東はとっくに死ん
でいる。
『科挙史』の元となった『科挙』の初版が秋田屋という出版社から出版され
たのは戦後まもなくで、毛沢東はまだ政権を取っていない。

結論。44の諸発言はデマ。
62無名草子さん:02/07/10 22:13

佐倉統『現代思想としての環境問題』
ちょうど10年前に出た本
当時ものすごく刺激的だった記憶がある
特に最後のコンピュータの章は
おもしろかった
63無名草子さん:02/07/10 22:18
加地伸行「現代中国考」
    「儒教とは何か」
  
64無名草子さん:02/07/10 22:39
>>61
シナ人ハケーン(藁
65無名草子さん:02/07/11 08:13
>>61
ご丁寧にどうも。

けどここは中国系書籍限定スレじゃないので、スレ自体のレベルをどうこう言うのはお門違い。
6644:02/07/11 22:39
>>61
あのねえ(苦笑
「文庫」ってのは、東洋文庫じゃなくて中公文庫。
ここは中公新書に話しているわけですから、当然同じ内容をもつ
中公文庫さしたつもりだったんですけどね。
それと毛沢東が死んだのは1976年、『科挙―中国の試験地獄―』の
新書の初版は1963年。それと本ってのは版を重ねる。OK?

あと、なにがデマなのかレスから全然わからない。

>なお東洋文庫に『科挙史』が入ったのは1987年で毛沢東はとっくに死んでいる。
>『科挙史』の元となった『科挙』の初版が秋田屋という出版社から出版され
>たのは戦後まもなくで、毛沢東はまだ政権を取っていない。

なにか関係あるの?

67無名草子さん:02/07/12 13:52
ところで中公ってなんて読むの?
68無名草子さん:02/07/12 14:02
>>67
中公(ちゅうこう)
出版社は中央公論新社(ちゅうおうこうろんしんしゃ)
http://www.chuko.co.jp/
69無名草子さん:02/07/12 14:04
>>67
http://www.chuko.co.jp/shinsho/

個人的には加藤朗『現代戦争論』を推したい。
テロ事件後また注目された本らしいけど、現在において
戦争が国家同士のそれではなく一種のテロ/ゲリラ戦という
低強度紛争へとシフトしているという分析が興味深い。
70無名草子さん:02/07/12 19:42
>>68
arigatou
>>69
na,naze oreni?
71無名草子さん:02/07/12 20:12
>>44

紀伊国屋書店のサイトより。

>8. 科挙(中公文庫 ) 中国の試験地獄
> 宮崎市定 /中央公論新社 1984/02出版 252p 16cm NDC:322.22 \524(税別) 入手不可

1984年というと毛沢東とっくに氏んでるぞw

もがけばもがくほど泥沼だねぇw
72無名草子さん:02/07/12 20:28
むかしのビニールカヴァー、なんでやめたんだろ
73無名草子さん:02/07/12 23:10
>>71
お前が死ね支那人
74無名草子さん:02/07/12 23:28
もうスレが中公から離れてる・・・
75無名草子さん:02/07/12 23:57
中学の時に読んだ、会田雄次著『アーロン収容所』は衝撃だったよ。
76無名草子さん:02/07/13 00:30
今谷明『室町の王権』
足利義満が王権を簒奪しようとしていたというショッキングな新説を発表。
もっと過激な内容を書こうとしたけど、編集者に止められて、
著者は非常に不満だったという話を聞いたことがある。
77無名草子さん:02/07/13 00:42
佐々木毅『現代政治学の名著』
7844じゃないが:02/07/13 09:14
>>71
おいおい、よく読めよ。>>66にゃ、「新書の初版」って書いてあるじゃん。

同じく紀伊國屋のサイトより。

4. 科挙(中公新書 ) 中国の試験地獄
宮崎市定 /中央公論新社 1963/05出版 219p 18cm NDC:322.22 \680(税別) 在庫
79無名草子さん:02/07/13 10:50
「科挙」宮崎市定著 いろいろもめてるみたいですが、おもしろい本です。

「アーロン収容所」会田雄二著 トイレのシーンが有名ですが、勘ぐりすぎと思う

「死刑囚の記録」加賀乙彦著 「宣告」(新潮文庫)とセットで読みましょう。
内容的にはむちゃくちゃおもしろいです。

「中国人の論理学」加地伸行著 この人がZ会漢文の「二畳庵主人」でした。
(いまもいるのかな?)受験当時この本を読んで驚きました。
だってZ会の受験参考書とまったく同一文があるんだもん(w

「刑吏の社会史」阿部謹也著 一橋の学長さんです。この人の本はねちねちと
細かい印象を受けます。それが持ち味なんだろうけど。
80無名草子さん:02/07/13 15:57
>>78
お前がよく読めどアホ!
44はその新書が「中国に慮った修正版」とか妄想全開を始めたからドツボにはまったのだ。
「科挙―中国の試験地獄―」は新書オリジナルで、それに先立つバージョンなどないの。
81無名草子さん:02/07/13 15:59
>>79
乙会の件は初耳。
82無名草子さん:02/07/13 17:05
>>79
二畳庵主人: なつかしですね.受験時代以来,十年ぶりにその名前を
思い出しました.
83 :02/07/13 20:15
>>76
40一歩手前。

私が小学残念生のときに読んだ集英社刊「漫画日本の歴史」。
「可愛い義嗣を天皇にすることだってできるぞ」
という台詞がありますた。

義満の王権簒奪は、今谷氏がはじめて言い出したことではないのでは?
84吾輩は名無しである:02/07/13 20:20
森博達「日本書紀の謎を解く」。
日本書紀の述作者を推定する研究書。
分かりやすくはないが、論証の仕方が
論理的かつ多面的で説得力がある。
85無名草子さん:02/07/13 20:40
>>49
>宮崎市定が七支刀を一度も見ないで書いた本ね。
中公新書の「謎の七支刀」には
公開時に実物を見たが、新しいものは
見えなかったと書いてあるが。
86無名草子さん:02/07/13 22:19
>>84
漏れも驚いたよ
87Qoo ◆It2APNq. :02/07/14 20:31
山岸俊男はPHP新書の『社会的ジレンマ』を先に読んでるんだけど
『安心社会から信頼社会へ』とは内容的にどうなんだろう、重複してない?
8824:02/07/18 21:49
>>20
買って来たぞ、『考えることの科学』。

3囚人問題、結局“確率”という言葉の意味をどう捉えるかの問題だけな気がした。

一番驚いたのは、文中に『サブリミナル・マインド』の下條氏の名前が出て来た事だったりする。(w

知り合いなんだなぁ
8920:02/07/18 22:25
>>24

>>結局“確率”という言葉の意味をどう捉えるかの問題だけな気がした。

ごもっとも。それからもう一つ付け加えるとしたら、自分が捕らえた意味を
「他人にどういう言葉で説明するか」という問題なんだと思う。

『考えることの科学』に出ているパズルじゃないけど、「怠惰な受験生の問題」
というのもある。
「試験を翌日に控えたある受験生がこう考えた。もし試験に受かるのであれば、
今から自分が勉強することは蛇足であるから勉強するのは無駄である。もし試験に
落ちるのであれば、今から自分が勉強することは徒労であるから勉強するのは無駄
である。この受験生に反論せよ」
↑三囚人問題とはちょっと別の意味で、意外に難問だと思う。

折れは実は『サブリミナル・マインド』が未読なので、本屋に逝ってくることにする。
90:02/07/19 15:59
「後醍醐天皇」森茂暁 はどう?
南北朝期が好きな人には面白いと思うんだけれども。

91無名草子さん:02/07/19 17:32
まだ中央公論社と呼ばれていた頃に初版が出版された単行本、
筒井康隆著「パプリカ」がおれにとっての永遠の名作だい。
92無名草子さん:02/07/19 22:57
宮崎市定「科挙」かな。
この本読むまで、探花なんて言葉知らなかたーよ
93無名草子さん:02/07/20 00:46
個人的には『言語の脳科学』に興味有り。

7月の新刊 (毎月25日発売)

・言語の脳科学 脳はどのようにことばを生みだすか
酒井邦嘉 著

・入門 環境経済学 環境問題解決へのアプローチ
日引聡/有村俊秀 著

・霞ヶ関歴史散歩 もうひとつの近代建築史
宮田章 著

・韓国大統領列伝 権力者の栄華と転落
池東旭 著

・メガバンクの誤算 銀行復活は可能か
箭内昇 著

ちなみに『学習障害(LD)』と『人口減少社会の設計』を買いますた。

6月の新刊

・学習障害(LD) 理解とサポートのために
柘植雅義 著

・ハワイの歴史と文化 悲劇と誇りのモザイクの中で
矢口祐人 著

・カエル――水辺の隣人
松井正文 著

・人口減少社会の設計 幸福な未来への経済学
松谷明彦/藤正巌 著
94無名草子さん:02/07/20 00:48
>>89
現状では落ちるが勉強すれば受かるという場合には有意義である。
95無名草子さん:02/07/20 01:14
>>92
ちっとは過去ログ読め。
なんべんも、なんべんも、なんべんもがいしゅつじゃ。
96無名草子さん:02/07/20 02:12
>>95
書目は既出だが、内容は初出。
支持者が多いと、読んでみようかという気持ちになるかもしれないし。

既出をあまり気にせず、気楽に語りたい。
97無名草子さん:02/07/20 04:58
小松左京「未来の思想」
人間が、それぞれの時代にそれぞれの文化のもとで、「未来」というものを
どう考えてきたかを包括的に概説。
98無名草子さん:02/08/02 02:41
中公新書ラクレの『ヒンドゥー・ナショナリズム』は面白かった。
99無名草子さん:02/08/02 02:49
>92
出てない本を知ったかぶってあげるのが目的のスレじゃないと思うので、がい
しゅつ探しクンの「がいしゅつ」しか言えない発言は無視しましょう。(そ
りゃタイトルだけじゃなにかもしれないが、コメントしてるんだし・・・)
100無名草子さん :02/08/02 15:02
森毅『数学受験術指南』

数学が苦手だったのだが、浪人のとき読んで、蒙が払われた気がした。
「なんだ〜、適当に考えればいいんだ〜」って。
おかげで、共通一次(←大昔だなあ)くらいなら満点取れるようになった。
あと、予備校の早川先生(多分東工大の名誉教授)のおかげかな。
「長い人生、ゆっくり考えればいいんです」って。

森さんのは、タイトルに反して、ノウハウ本でなくて、著者の青春時代
の思い出を語ったエッセイという感じの内容だけど。
101無名草子さん:02/08/04 22:43
堀米庸三『正統と異端』→かトリックになってから読んだ。
尾崎秀樹『ゾルゲ事件』→死んだ親父の蔵書にあった。

102無名草子さん
。・゚・(ノД`)・゚・。勢いで3冊買ってしまった
・「科学捜査の事件簿」瀬田季茂
・「言語の脳科学」酒井邦嘉
・「幕末の会津藩」星亮一

>>97
それ近くの本屋にはないなぁ

>>87
それ持ってるけど、逆に君が持ってるのを持ってないので何とも言えない