1 :
無名草子さん :
夏の庭
コインロッカーベイビーズ
とか…
おもしろいの教えて下さい
主人公が10代の小説なんていっぱいありすぎるよ。
しかも10代に限定してる意味があるのだろうか。
面白い小説なら限定せずに全部読んだ方が教養になります。
自分が10代リア厨なので
20代以上の話はあまり共感できず
必ずと言っていいほど外すんですよね…
確かに、本当に面白いのを求めるなら
20代以上のほうが多そうですけれど
重松清のエイジも面白いと思います…
金城一紀「GO」「レボリューションNO3」
5 :
誕生日おめでとう:02/05/22 19:55
神林長平『七胴落とし』。
評価などはネットで検索すべし。
「がんばれヘンリーくん」
小学校5年生くらいだったから10代だと思う。面白いよ。
7 :
吾輩は名無しである:02/05/22 20:08
いとうせいこう『ノーライフキング』新潮文庫
参考になります。ありがとうございます。
貴志祐介「青の炎」
佐伯一麦「ア・ルースボーイ」
もいいと思います
9 :
無名草子さん :02/05/22 21:41
僕は勉強ができない
10 :
無名草子さん:02/05/22 21:57
「童貞物語」(佐藤正午)集英社文庫
これはなんと言っても、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」
あと、J・マキナニーの「ストーリー・オブ・マイライフ」も
主人公のアリスン、十代だったはずなんだけど。
12 :
無名草子さん:02/05/22 22:35
金閣寺は10代のはず
13 :
無名草子さん:02/05/22 23:07
赤頭巾ちゃん気をつけて
あと、ノルウェイの森はどうだっけ?
14 :
無名草子さん:02/05/22 23:58
「鉄塔武蔵野線」銀林のぼる
これは小学生だな。
「狩人たち」薄井ゆうじ
この人の作品の主人公たちは、年齢にかかわらず青っぽい。
「月の影影の海」小野不由美
以下、十二国記シリーズ。主人公は一人じゃないが、だいたい十代(ちょっと嘘)。
「ぼくらははだしで」後藤竜二
いわゆる児童文学だけど。エイジが好きなら気に入るんじゃないかと。
「僕の殺人」太田忠司
ほかに狩野俊介シリーズなど。ミステリー。
「失踪Holiday」乙一
いい! この人の作品はほとんどがお勧め。まだ本人が23歳くらいだろう。
お節介だけど>9の「ぼくは勉強ができない」は山田詠美。
「無花果日誌」最近、本屋で見かけて買った。
17才の女子高生の日記。おもしろくて一気に読めた。ひさびさに笑えた。
16 :
無名草子さん:02/05/23 11:49
おもしろいかどうかはよくわからないけど
柳美里(?)の「ゴールドラッシュ」も10代。
>14
乙一の作品は確かに良作多い。
十代ならなんでもいいそうです。
10歳の子供が主人公でも。
18 :
無名草子さん:02/05/23 12:22
「次郎物語」&「路傍の石」ちょっと渋すぎたかなあ。
まあ、大正昭和のレトロな少年の物語ってことで…。
20 :
無名草子さん:02/05/23 12:41
「17歳だった」原田宗典
小説と言うかエッセイだけど、リアルだし非常に読み易いのでお勧めです。
21 :
無名草子さん:02/05/23 13:10
エッセイなら北野武のも読みやすかった
たけしくんハイとかいうやつ。
>3(1)
オレも現役10代厨房。全くもって共感。
基本的にはティーンエイジャーキャラ以外には感情移入できんなぁ…
一番揺れる時期だから、読んでて感情の移りが面白いし。
あっと、森絵斗の小説を漁ればほぼ全部10代主人公。
夏の庭がツボにはまるなら、はずすことは無いと思うっす
23 :
無名草子さん:02/05/23 14:01
平中悠一「“She’s Rain”」
川西蘭「春一番が吹くまで」
まだ買えるかな?
漫画だけど吉田秋生「川よりも長くゆるやかに」は、
山田詠美「ぼくは勉強ができない」とならんでバイブルでした。
ありがとうございます。全部メモして検索してます
自分好みな物もたくさんあってとても助かりました
いくつか買う物も決まりました
>22
同じようなひとがいて嬉しいっす。
感情の揺れが激しいせいか10代キャラの行動はぶっとんでいるものが多いっていうのもいいですよね
森絵斗は検索してみたんですがひっかかりませんでした…
ウィリアム・ゴールディング「蝿の王」
主人公にあたるのかはよくわからないんですが
福井春敏「川の深さは」、村上龍「希望の国のエクソダス」
もいいと思います
そろそろ無名草子にもどります…
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/24 00:39
希望の国のエクソダスおもしろかったっけ・・・
小説じゃないが10代が書いた自叙伝で
「人を好きになってはいけない」といわれて
というのがあるぞ。めためたいいよ。めためたにされる。
27 :
無名草子さん :02/05/24 11:11
バトルロワイアル
28 :
無名草子さん:02/05/24 11:40
桐生祐狩 『夏の滴』
バトロワを「アンモラル」とか言って落としといて、これを受賞させる
角川ホラーの罠。
29 :
無名草子さん:02/05/24 13:32
三島由紀夫「春の雪」の松枝は十代だったかな。史上最強の恋愛小説だと思われ。 切なくて泣けるよ。
ブギ―ポップは笑わない
31 :
無名草子さん:02/05/24 15:02
「こぼん」吉村喜彦
ぼくらシリーズは?
既出かな?
インストール///綿矢りさ
34 :
無名草子さん:02/05/25 17:53
「私のグランパ」 筒井康隆
>24(1)
あ…ごめん。文字が違うから検索できなかったんだ。
森絵都、です。これで検索すればそれなりの件数が上がる筈。
好きな作者名で誤爆…逝って来る…
36 :
無名草子さん:02/05/26 09:21
トゥインクルボーイ(乃南アサ)短編集
ファンタジーには結構多いね >主人公が十代
「ゲド戦記」 アーシュラ・ル=グウィン (どんどん育ってしまうが)
「ナルニア国シリーズ」 C・S・ルイス
「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」 荻原規子
「銀河英雄伝説」田中芳樹 (笑)いや、まあ・・・定番ってことで。ラインハルトが最初十代。
あと、すごく古いうえ畑が全然違うけど、ふと思い出したのが
「不良少年」結城昌治
微妙に板違いサゲ
38 :
無名草子さん:02/05/27 02:15
三島由紀夫「午後の曳航」 十三歳の少年が主人公
−少年の透徹した観念の眼がえぐる傑作−
39 :
無名草子さん:02/05/27 02:21
『十八歳、海へ』中上健次は、どう?
あとがきに
「「十八歳」は、高校を卒業する頃から書き始め、発表したのは
十九歳〜」とあるよ。
40 :
無名草子さん:02/05/27 02:24
?ユの続きね。
「(略)
無瑕な魂がどこにあろう
そう、声がする。
十八歳の作家の作品集を出版するなら、どんな粧いをするか?人に訊きたい。
若さはあまりに、酷すぎる。」
読み返したくなったよ、これ、書いてて。
41 :
無名草子さん:02/05/27 13:53
ここ見て春の雪買ってみた。
たしかにじーんとした。
42 :
無名草子さん:02/05/27 17:31
中上健次の作品なら 十九歳の地図 もあるね。
43 :
無名草子さん:02/05/28 00:03
梨木香歩の「西の魔女が死んだ」もよかったよん。
ミステリーだけど、宮部みゆきの「今夜は眠れない」「夢にも思わない」も
かなり面白かった。
恩田陸の「光の帝国-常野物語」もお勧めだす。
44 :
無名草子さん:02/05/28 13:01
>4
後藤竜二だと「大地の冬の仲間たち」とか「おれたちのきょう」
「キャプテン・シリーズ」なんかもあるね。
レイ・ブラッドベリの「何かが道をやってくる」
ミヒャエル・エンデ「モモ」「はてしない物語」
アゴタ・クリストフの「悪童日記」「ふたりの証拠」も十代での話が大部分だと思う。
児童文学としてはもう、ものすごく定番だけど、
ケストナーの「飛ぶ教室」「点子ちゃんとアントン」なんかが好きだったなぁ。
ルナールの「にんじん」とか、マーク・トウェインの「ハックルベリー・フィンの冒険」とかね。
男性には手に取りにくいかもしれないけど、オルコットの「若草物語」、
モンゴメリーの「赤毛のアン」、バーネットの「秘密の花園」、
リンドグレーンの「長くつしたのピッピ」、
ウェブスターの「あしながおじさん」なんかもいいと思う。
意気軒昂な少女少年が活躍して、原状を少しでも改善していく話は、
読み終わったあと少し元気になれる。
>>15 「無花果日誌」読んだ。笑えたなあ、ほんと。
書いた人が、結構、年いってたのは、少し残念。
しかたないか、実際の17じゃ、あれほどうまく書けないだろうしな。
47 :
無名草子さん:02/05/30 21:16
>45
赤毛のアンは読んでるうちに面白くなるね
初めの方は辛いけど
48 :
吾輩は名無しである:02/05/31 02:36
『肉体の悪魔』 レイモン・ラディゲ(1903-1923)
青年期の複雑な心理を、ロマンチシズムへの耽溺を冷徹に拒否しつつ
仮借なく解剖したラディゲ16ー18歳のときの驚くべき作品。
第一次大戦のさなか、戦争のための放縦と無力に陥った少年と
人妻との恋愛悲劇を、ダイヤモンドのように硬質で陰翳深い文体に
よって描く。(新潮文庫)
69 村上龍はでたのかな?
69面白かったです
村上龍はコインロッカー…とエクソダスだけだと思います
「密室教室」
52 :
無名草子さん:02/06/10 17:28
十五少年漂流記
黒い兄弟
「あいにくの雨で」麻耶雄嵩
自分はこれが好きなんだー!!
「青の炎」
映画化されるらしいけど映画はクソになりそうな予感。
55 :
無名草子さん:02/06/15 01:56
嶽本 野ばら(たけもと のばら)
「エミリー」
作家自信が、「これは思春期小説だ」と言ってます。
でもなんで10代にこだわるの?>1
56 :
無名草子さん:02/06/16 10:22
>55
>>3を見ていただきたいです
絶版になってしまっている本がちらほらありますね・・・・・・
ちょっと残念
57 :
無名草子さん:02/06/16 10:30
五木寛之 「青春の門」
伊藤左千夫 「野菊の墓」
紫門ふみ 「いつか大人になる日まで」
鷺沢萠 「葉桜の日」
笹山久三 「四万十川」
妹尾河童 「少年H」
立原正秋 「冬の旅」
三島由紀夫 「潮騒」
宮本輝 「蛍川」
読みやすくてポピュラーなものからのオススメです
「葉桜の日」が一番好きです
「冬の旅」も、ちょっと時代がかってるけど面白いよ
忘れてた〜。
「六番目の小夜子」
59 :
無名草子さん:02/06/25 00:01
青春の門読みながらオナニーしたなあ
60 :
無名草子さん:02/06/25 00:10
ウェストールの「機関銃要塞の少年たち」「かかし」
61 :
無名草子さん:02/06/26 01:04
大江健三郎の”政治少年死す”ってどっかで読めるのでしょうか?
あと十代じゃないけど、風流夢譚とか
62 :
無名草子さん:02/06/28 22:43
橋のない川
63 :
無名草子さん:02/06/28 23:36
大江健三郎の「キルプの軍団」
作家の次男が主人公のモデルになってる。
激しく好みが別れると思うけど、私は面白かったよ。
64 :
無名草子さん:02/06/29 00:16
Bグリーン「17歳」
肉体の悪魔 ラディゲ
冷蔵庫を壊す 狗飼恭子
65 :
無名草子さん:02/06/29 14:38
>>61 文学板や大江関連をひたすら散策していれば時たまウプしてくれる奴が居るよ。
おれもそれで貰ったもん。
…残念ながら現在は紛失。
もう一度だれかウプしてくれねえかな。
66 :
無名草子さん:02/06/29 15:03
八坂満奈(やさか・まんな)
17歳。
麻布インターナショナル・スクール11年生。
<山田真美著『夜明けの晩に』
67 :
無名草子さん:
サガン『悲しみよこんにちは』
確かサガン18歳の時の作品。
翻訳も良い。