とにかくフィクションがだめなんです。 でもこのままずっと小説を読まないでいると、 なんか視野のせまい駄目人間になりそうな気がします。 この板を見て不安になってきました。 ぼくはこれでいいんでしょうか?
俺もまったく読まない
ちなみに、これまでどんなものを読んだかというと、 この板のスレッド名にあがってるやつの中では… 村上龍…「コインロッカーベイビーズ」3分の1あたりで挫折。説明が長いから。 村上春樹…文体が苦手でほとんど手がつけられない。 辻仁成…なんか初期のころっぽいやつを一冊。伏線がちっとも消化されずに終わった。二度と読むか。 いとうせいこう…ノーライフキングだけ読んだ。それで?って感じ。 安部公房…砂の女だけ読んだ。それで?って感じ。 筒井康隆…2、3冊読んだような気がするけど話はどれも忘れている。 という感じです(ざっと見で)。あともうちょい古典文学っぽいやつとか。 でもどれも我慢して読んだという感じで、面白かったという印象がほとんどありません。 エッセーではわりとどの作家のも面白く読めるのですが、 小説だとすぐに飽きてしまうのはぼくが変なのでしょうか。 それともまだ探し方が足りないんでしょうか? 小説を楽しんで読んでいる方はどんなふうにして自分の好きな本を 見つけているのか疑問です。
>>4 そういわれてみると好きな本って
10冊もあげられないことに気がつきました。
基本的に本を持たない(図書館で借りる)人なので、
自分の読んだ本の題名まで覚えてないんですが、
人生変わるほど影響受けたのはホフスタッターの
「ゲーデル・エッシャー・バッハ」ですかね。
あとは「自然界における右と左」とかもお気に入り。
「ご冗談でしょうファインマンさん」も面白かった。
お察しのとおりぼくは理系です。
それから、自分の専門ではないけど、
心理学関係の教科書や一般書もよく読みます。
「私が私でない人たち」とか、題名を忘れましたが
なんか「邪悪な性格」を扱ったやつを覚えています。
社会科学系では「クルーグマン教授の経済入門」とか、
キッシンジャーの「外交」もおもしろかった。
あとはなんだろう。
群ようこのエッセイ(題名忘れた)とか、
フィクションっぽいのだとレムの「完全な真空」とか、
宮沢賢治の童話ぐらいかなあ。
小説がつまらないのは、本を「そこから知識を得るもの」と考えているからでないの? 読了した時点で、何か得るものが無ければ満足出来ない。 読まないと駄目人間になるかも、なんてあたりもそういう考えが出てるね。 でも読書なんて自己満足の為にするんだから、好きなものを好きなように読めばいい。 また、小説を読まないからと言って駄目人間になるわけじゃない。 むしろ、はまりすぎると社会不適応者コースだ。
>1 1みたいな視点って大事だと思う。 つまらん、わからんで結構だと思う。 わかった気になるよりはその方がいいんだと思う。
8 :
人生やったもんがち :02/05/09 02:32
>7 そうか? 「教育の究極の目的は、知的好奇心を刺激すること」 だぞ。 おもしくなけりゃ、人生やってられんだろ。賢人ぶるなよ。 「楽しまなければ、死んでいるのとおなじだ」 7にこのことば、おくるよ
うーん、ごめん、私見なんだけど、 その小説はわたしもどれも苦手だ。 つまらない小説にしかあたっていない可能性大だよ。
10 :
無名草子さん :02/05/09 03:16
私も10代の頃は殆ど小説読まなかったなぁ。 思想書やエッセイ、ブルーバックスとかは読んでいたけど。 別にムリして小説読む必要はないんじゃない? しょせんエンターティンメントなんだから。 自分の経験を書かせてもらうと、小説は嫌いだったけど 芝居とかマンガとか他の娯楽が好きで、そのうちなんとなく 小説でも読めるものが多くなっていったかな、という感じ。
11 :
無名草子さん :02/05/09 03:17
「教育の究極の目的は、知的好奇心を刺激すること」 (・∀・)ニヤニヤ
そんなもんですかね。
でもときどきすごく小説を読む知り合いと話をすると、
なんか非常に人生観が総合的というか大人びている気がするので、
俺ってひょっとして偏った人間になっているのかなあ、などと心配になったりします。
ノンフィクションは読むので雑学的な知識はつくのですが、
それってあまり人間的じゃないような気がします。
>>9 つまらなくない小説をどうやって見つけましたか?
とりあえず図書館で片っぱしからあたってみたこともあるのですが、
苦痛なだけでした。読み終えることができたのは少ないです。
13 :
無名草子さん :02/05/09 03:37
>12 小説を読む立場の人間からの率直な意見として、小説を読む人間が >非常に人生観が総合的というか大人びている気がする つーのも幻想じゃないかと……。小説を読んで人生分かった気に なっている人間も偏っているのかもよ?
いわゆる「文学」はおおげさにいえば「孤独」に関する メディアなんだと思う。
15 :
無名草子さん :02/05/09 06:32
>>5に挙げてる本をみるとけっこう小説読みっぽいんだけどなぁ。 いわゆる理系プロパーじゃないヒトが読める科学読み物って、 けっこう小説的なおもしろさがあるよね。 あと鼻行類とか平行植物とか読んだらフィクションまではすぐそこだ!
まあ好きなように読めと言われればそれまでですが… ときどき、本をほとんど片っ端(とぼくには見える)から 浴びるように読んでいる人っているでしょ。 そういう人って読んでいるときほんとに楽しんでるんですかね? すごく不思議なのですが。 それとも、いわゆる活字中毒なんでしょうか? この活字中毒ってのもぼくにはよく理解できないんですが、 そういう人はどんな小説でも読めるんでしょうか? 失礼な質問ばかりですみません。
17 :
無名草子さん :02/05/10 01:56
>村上龍…「コインロッカーベイビーズ」3分の1あたりで挫折。説明が長いから。 「愛と幻想のファシズム」にチャレンジしてみて、ダメだったら無視。 >村上春樹…文体が苦手でほとんど手がつけられない。 >辻仁成…なんか初期のころっぽいやつを一冊。伏線がちっとも消化されずに終わった。二度と読むか。 >いとうせいこう…ノーライフキングだけ読んだ。それで?って感じ。 これらが読めないのはあなたのせいではない。 >安部公房…砂の女だけ読んだ。それで?って感じ。 短編集を読むべし。後回しでもよい。 >筒井康隆…2、3冊読んだような気がするけど話はどれも忘れている。 読む必要なし。あえて読むなら「残像に口紅を」と「虚人たち」だが、 あなたの望む「小説」とはちょっと違うと思う。
18 :
無名草子さん :02/05/10 02:00
>>1 >つまらなくない小説をどうやって見つけましたか?
ん〜、やっぱり嗅覚で、としかいいようがないですねえ。
ただ、わたしもどちらかというとノンフィクションのほうを
数多く読んでいます。フィクションであたりをひくのは
とても難しい。
20 :
無名草子さん :02/05/10 02:12
1の疑問、すごくわかるような気がする。ので、あげ。
22 :
古典は大学生までに :02/05/10 05:53
社会人になれば小説を読む時間はなくなる。
23 :
無名草子さん :02/05/10 11:15
>>1 漫画・映画・TVドラマ・・とか小説以外のフィクションも駄目なの?
もし小説だけが駄目なら、馴れてないだけだと思う。
24 :
無名草子さん :02/05/10 11:35
知識がついた気分になる小説といったら、司馬遼太郎。 文学的価値という面では「?」という意見多数だけど、 もし1さんと相性がよければ、けっこう充実感が味わえると思う。 なんだかんだ言って、よく出来たエンターテイメント。
>>23 だいたいそうですね。TVはまずニュースか
ドキュメンタリーしか見ませんし、漫画も読みません。
単に笑えるだけのギャグものはときどき見ることはありますが、
どうもフィクション全般がだめなようです。
でも、ぼくが冷静で現実的な人間かといったら全然そうではなくて、
かなり妄想癖があったりします。はっきりいって小説読むより
自分で勝手に妄想してたほうが楽しいとさえ思うことがあるので、やばいです。
>>6 (と
>>21 )
たしかによくよく考えてみると、なんのために本を読むかといったら
なんらかの知識や利益を得るためというある種さもしい考え方が
自分の中にはあるような気がしますね。
純粋に「読むために読む」ってのはできない。
でも本を読むことや本を選ぶこと自体はとても好きなんです。
ただフィクションだけが楽しめないんです。
どんな書店や図書館でも、フィクションにはかなりの床面積が
さかれていますよね。自分としては、そんなに大きい部分が
楽しめないのは損だと感じるんですよ。
26 :
無名草子さん :02/05/10 12:38
>25 やっぱし、無理に読むことないんじゃないかな。。。 どうしても合わないものってあるよ。 フィクション(=他人の妄想)におぼれてるよりは、健全な人生かも。
27 :
無名草子さん :02/05/10 15:43
>>1 関川夏央も「本読みの虫干し」(岩波新書)で、学生のころはフィクションが苦手だったと書いてた。
なぜ読めるようになったかというようなことも書いてあったと思うので読んでみたら。
この本自体が著者の薦める小説案内みたいな本でもあるし。
まあ、この人の読み方って「純粋に物語を楽しむ」という志向の人から見ると邪道に見えるかもしれんけど。
28 :
無名草子さん :02/05/10 16:07
私もエッセイとか評伝とか紀行文とかばかり読んでて 小説は薦められたものとか貸してもらったもの以外はあんまり読まないです。 日本文学科なのに、夏目漱石の小説に何回も挫折してます。 随筆が気に入って、じゃあその作家の小説読んでみようかってことはあります。 または作家自体が気になって、その作家のことを考えながら小説読んだり。 須賀敦子の本なんかどうでしょう。エッセイみたいだけど小説みたいだし。 または自分の好きなノンフィクション作家が誉めた小説とか。
わたしも小説は読まない。一切読まない、といっていいくらい読まないな。 小説というのは無駄のような気がして。 ノンフィクションなら、アホみたいなものでも、 ある程度の身につくものがあるかもしれないが、 フィクションは、ダメなものは何の役にも立たないからなァ。 そう考えていると、予防として、どうしても小説を読むには抵抗感が出てくる。 村上龍だの辻だのなんて絶対読まない。読んだことも無い。 かすりもしない。基本的にブンガクなど読まない。 ノンフィクションに関しては1の読むジャンルと重なっているな。
30 :
無名草子さん :02/05/10 17:00
大学で使ってた政治学・経済学と数学の本、または純粋に楽しめるフィクションだけ。 「○○学が解る本」とか「30分で解る〜!」、「この先、日本はこうなる」 などの類は、馬鹿馬鹿しすぎてもはやノンフィクションにも入らないと思う。 ああいうのこそが、固有の意味でのエンターテイメントじゃないの?
いわゆる日本文学は、作者固有の「特殊な文体」などで構成されていたり、 作者の内面などが抽象的或いは、情緒的に描かれていたりして、 そりゃ分かり難いわな。分からないものは面白くない。 それより1が「フィクションが駄目」だという理由を詳しく知りたい。 ただ、「フィクション」だというだけで、「駄目」と言っている訳ではないだろう。 1が言う「フィクション」とはどういったものなのか、 「駄目」というのはどういう意味なのか、何故「駄目」という結論に至ったのか。 これらを自分で細かく省察してみてよ。 じゃないと、なんとも言えんわ。こりゃまいったね。
32 :
無名草子さん :02/05/10 17:21
結局は食わず嫌いが多いってことで。ええ、ええ、、、
33 :
無名草子さん :02/05/10 18:18
理系ならハードSFはどうかな? 石原藤夫とか堀晃とかRLフォワードとかクラークあたりの作品がお薦め。
34 :
無名草子さん :02/05/10 19:13
三島「金閣寺」 吉行淳之介「原色の街」「驟雨」 安岡章太郎「海辺の風景」 なんてのはどうでしょ?
35 :
無名草子さん :02/05/10 19:24
編集者やってるけど小説読みません。 日本のいわゆる純文学に関しては、31番さんと同じような理由。 エンターテインメントも、時間をとられる割には(特に最近は厚いので) 得るものが少ない。特にミステリーは、解いても何にもならない謎を解くのに 頭を使わなきゃならないので…… 文学史を振り返って考えても、小説というのは19世紀から20世紀半ばまでの 時代に固有の表現形式なんじゃないだろうか。
36 :
無名草子さん :02/05/10 19:39
安い古本を買っても良いし図書館で借りてもいいから 色んなタイプの色んな作家の本を完読しなくても良いから 手当たり次第読んでみたらいいんじゃない? 1さんは、読んだ本の絶対数が不足していると思うから。 私は、最近のJ文学と呼ばれる物はカスが多いと思っているので それ以外から選んだら如何なものかと。
37 :
B37 ◆lPJpzlnU :02/05/10 19:49
あんがいライトノベルとか児童文学のドキドキハラハラ系なんかから読んで見たら? おれが読書初心者のころ村上春樹や村上龍読んでたらつまんね、と感じたと思う。 次が気になって読むのをやめれんというのを一回でも味わうと癖になるんだけどな。 それでだめなら、たとえばおれが本読んでる間にスポーツやってる奴なんかは体の方鍛えてるわけだし・・・ 自分なりに好きで楽しめることがあればいいんでないの?
38 :
無名草子さん :02/05/10 22:31
ふーん
39 :
無名草子さん :02/05/10 22:36
活字が元々苦手な人ではないんだから どーん骨のある大作に挑んでみてはどうです? カラマーゾフの兄弟とか、ハマるかもー。
>>39 カラマーゾフや罪と罰は読んだんですよ。
大審問官の部分だけ覚えているけどあとはあまり印象ない。
あとなぜかロマン・ロランとかマーク・トウェインとか。
変な取り合わせかもしれませんが、手当たり次第なので。
SFではアシモフのファウンデーション関係が2冊ぐらい、
レムが3冊ぐらい、ラファティも読んだな。クラークはまだです。
いわゆる日本文学と言われるものはあまり読んでませんね。
太宰治は全集読んだ。御伽草紙とかアイデアはいいと思った。
ほかにもいろいろ読んでるはずなんだけど、あんまり覚えてない。
>>36-37 手当たり次第やってるんですがねえ…。
なかなかその段階に到達しません。
41 :
無名草子さん :02/05/11 00:42
1さんは全般的に、鬱陶しい描写や説明が嫌いなのでは ないでしょうか。私もそうです。 今まで挙げられておらず、説明が過剰でなく、面白い 小説というと、山田風太郎はどうでしょう。 最初に読むのは「甲賀忍法帖」がおすすめです。 あとは三島の長編でなく、短編で変なやつ。 新潮文庫の「鍵のかかる部屋」なんかは、変なの系 がどっさりなのでおすすめです。というか、1さんの 感想をぜひお聞きしてみたい。
42 :
無名草子さん :02/05/11 01:42
小説じゃないけど、柄谷行人の「日本近代文学の起源」なんか どうですか?理系の人なら楽しめると思うですよ。
43 :
無名草子さん :02/05/11 01:51
「カラマーゾフ」も「罪と罰」も読んでるんだからいいじゃん。 あんた下手なここの住人よりよっぽど本読んでるでしょ? >なんか視野のせまい駄目人間になりそうな気がします。 「カラマーゾフ」も「罪と罰」も読んでない俺に対して言っているように感じるぞ、なんか。
44 :
無名草子さん :02/05/11 02:14
単純に重い作品読みすぎて、しんどいんとちゃうか?
わたしは小説は主に息抜きで読む程度。 学術書が一番面白いとおもう。
46 :
無名草子さん :02/05/11 03:50
ノンフィクションとフィクションの区別に必要以上にこだわることはない。 面白いと思った活字を読めばいいさ。
47 :
無名草子さん :02/05/11 04:05
>>1 司馬遼太郎よんだことある?
ていうか史実を元にしたフィクションとかはどんな感じ?
48 :
無名草子さん :02/05/11 04:07
フィクションとノンフィクションでふと思い出したのだけど、 そういえば自分はフィクションに熱中する時期と ノンフィクションに熱中する時期が、交互にやってくるというか、 わりと波があるんですよね。 ノンフィクションがイイ!と思う時期というのは、 これはもうかなり元気な時期。外界に関心があって、 世界にはどんな出来事がおこっているのか知りたい好奇心で いっぱいの時期。 逆に、フィクションの時期というのは、弱ってるとき。 テレビを見るのも苦痛。 しかもフィクションでも、こういう楽しませ方を してくれると確信のある作者のものでないと読めない。 弱ってるときは自分の精神に同調してくれる友人にしか 会いたくなくて、新しい出会いは元気になってから。なんとなく そんな感じが自分にはあります。1さんは元気な人なんじゃないかなあ?
49 :
無名謙信さん :02/05/11 04:17
1は哲学は読まんの? 話聞いてると意味が最上位の概念になってるみたいだから、哲学書よんで 自分の観念ぶち壊されてみたら? そうしたら文学的なもんが味わい深くなんぜ。 ドスト読んで印象がないんじゃ、論理に重きを置きすぎなんだろ?
>>31 > それより1が「フィクションが駄目」だという理由を詳しく知りたい。
> ただ、「フィクション」だというだけで、「駄目」と言っている訳ではないだろう。
> 1が言う「フィクション」とはどういったものなのか、
> 「駄目」というのはどういう意味なのか、何故「駄目」という結論に至ったのか。
(広い意味で)楽しめない。
「有意義な時間を過ごした!」「読んでよかった!」という実感が持てない。
どうも時間を無駄にしたような気がする。こりゃ駄目だと思って、
また別なのに手を出す。でも似たような結果。その繰り返しです。
作者の世界に没入できないということでしょうか。
>>37 さんのように「次が気になって読むのをやめれん」という経験がない。
「話のキリがいいところまで読んでおこう」ということはありますが。
フィクションの定義についてはあまりちゃんと考えていません。
一般的な小説とか漫画をさしているつもりです。
>>41 とりあえず読んでみます。どうもありがとう。
>>47 コウウとリュウホウ(でしたっけ?)は読んだような…。
司馬遼太郎はもうすこしちゃんと読んでみます。
でもあの人はエッセイのほうが楽しそう。
>>49 哲学っぽいので読んだことあるのはプラトンのなにかと、デカルト方法序説ぐらい。
論理哲学論考、存在と時間はすぐに挫折。哲学探究は半分ぐらい読んだ。
友達にすすめられて永井均。あとフーコーか誰かの解説本。
「ソフィーの世界」は読んだけどなんかどうも半端な印象。
哲学ではないかもしれないけど、フロイトはそれなりに面白かった。
> 論理に重きを置きすぎなんだろ?
というのはたしかに言えるかもしれません。小説を読んだあとに
「結局のところ小説の言いたいことは何だったのか?」と考えこんでしまうことが多いです。
なんかぼくのことを一方的に喋ってもしょうがないような気がするので、 もうすこし定量的な質問をしてみたいんですが、 この板の方の小説のS/N比というか歩留まりというか 「当たり」確率はだいたいどれくらいなんでしょうか? もちろんこれは分野や状況によっても違うと思うんですが、 目安として、「これはイイ!」という小説に出会までに、 みなさんは平均してだいたい何冊ぐらいの本を読んでおられるのですか?
52 :
無名草子さん :02/05/11 06:20
司馬遼太郎は「項羽と劉邦」から入ると、言われてるほど面白くないのでがっかりしがちな気がする。 自分も「項羽と劉邦」最初に読んで、司馬遼つまらん!て思ったんだけど こないだ坂の上の雲読んだらヤバイほど面白かった。 ちなみに自分もフィクションよりノンフィクションのが基本的に面白いな。 フィクションではル=グウィン、トールキン、カルヴィーノ、ジョン・バース、ジョン・クロウリー なんかが好きな作家だ。
53 :
無名謙信さん :02/05/11 06:23
どうも49です。 やっぱ論理的な人間なんだよ。 プラトン・デカルトなんて科学の起源じゃん。 論哲もその流れ出しさ。 ニーチェなんか呼んでみたらどう。 意味がないことが一つの意味だって感覚もてないと文学系なんておもろないよ。 でも無理に小説なんて読まんでもええやん。 おもろないとか言って結構読んでるしさ。 さんだけ論理的に意味を問えるなら、仕事とか勉強なんて出来まくりでしょ。 ぜんぜん世間的に考えたらそっちのほうがええよ。 あと俺も読んでるけど、そんなに来たーって思ったこと実はないんだよな。 どっちかっーと批評とか知識に関したもんのほうがおもろいと思ってまう。 そんで小説より映画のほうがおもろい。 絵と音があるしな。
54 :
無名謙信さん :02/05/11 06:38
あとなんらかの意味・論理に照らして小説読んでると、何がいいたいの? って状態に必ず陥るよな。 俺もよく思った。 でもいろんな本読んで意味に重きをおかなくなったら、どんな小説よんでも 自分で解釈したり、自分で意味を構築してたりするようになってた。
みなさん親切な書きこみばかりで感謝してます。 > でもいろんな本読んで意味に重きをおかなくなったら、どんな小説よんでも > 自分で解釈したり、自分で意味を構築してたりするようになってた。 なにげにこれは参考になりますね。自分で意味を構築、ですか。 小説を人間が構築したものではなく、 ただの自然現象のようなものとして扱うということでしょうか? いままでぼくは「小説はもともと人が計画的に書いたんだから、 そこにはなんらかの意図的なメッセージがあるはずだ」 とつねに思っていましたが、そう仮定してしまうと楽しめないのかなあ…。
56 :
無名草子さん :02/05/11 09:22
うーん、そういう物もある、って感じじゃ無いのかなあ。 何冊も何冊も読んで >「小説はもともと人が計画的に書いたんだから、 >そこにはなんらかの意図的なメッセージがあるはずだ」 って感じたんならともかく、 それじゃ、只の食わず嫌いに見えちゃうYO!
57 :
無名草子さん :02/05/11 09:24
岩波ででてる「カフカ短編集」とか読んでみるといいかも
58 :
無名草子さん :02/05/11 09:36
小説を読んだら、そこに含まれていた素晴らしいメッセージにうちのめされて、 人生が変わる、というような図があるのだと思うんだけど、そんなのめったに ないんでは? 歩留まりでいえばそれこそ100冊に1冊もないと思う。 そういうのが多い人は、自分がしっかりと確立されていない人だろう。 つか、小説にそうそう人生観を揺らがしてもらいたくないです。 それでも小説を読んだり映画を見たりするのは、作家が作った世界で遊ばせて もらうためです。で、この「フィクションの世界の中で遊ぶ」ためには、 それなりのスキルがいる。芸者遊びにスキルがいるように。で、ジャンルに よって遊び方が違う。
59 :
無名草子さん :02/05/11 12:03
>いままでぼくは「小説はもともと人が計画的に書いたんだから、 >そこにはなんらかの意図的なメッセージがあるはずだ」 >とつねに思っていましたが、そう仮定してしまうと楽しめないのかなあ…。 シェイクスピアの戯曲を激しくお勧めします。あなたはたぶん頭が良すぎるんだと 思います(他意はない)。たまには肩の力を抜いて、職人の匠を楽しんでみたら 如何でしょう。英語ができれば、原書で読むほうがいいですね。 あとは近松門左衛門とか鶴屋南北あたりかな。 フィクションの登場人物あるいは役柄というのは、数式の変数みたいなものだと 僕は思ってます。関数の性質を知るのに、変数を現実にはあり得ない値に持っていって 極限値だとか、極値とかを見る訳ですが、フィクションのやろうとしてるのも そういうのと同じで、臨海事例において人間がどのような感情を抱き得るか というようなことを試行してるんだと思います。そして、それに共感できるという 不思議さを味わうものだと僕は思ってます。
60 :
無名草子さん :02/05/11 12:07
臨海× 臨界○
61 :
無名草子さん :02/05/11 12:56
読んで何かを得ようと考えるからいけないのでは? 単なる娯楽と割り切って楽しんで読めばいい。
62 :
無名草子さん :02/05/11 12:58
登場人物に共感するとか、そういうことは今までなかったですか? 自分のことが書かれてる!みたいな
63 :
無名草子さん :02/05/11 12:58
フィクションがだめってことは映画もテレビドラマも観ないんですか?
64 :
無名草子さん :02/05/11 13:04
オイラは小説はもちろんノンフィクションを読むときも、何かの役に立つから とか、そんな気持ちで読んだことはない。その本で取り上げている対象が好き で、面白いから読んでいるだけです。
65 :
無名草子さん :02/05/11 13:12
>>1 文学的なのじゃなくって、所謂{大衆小説」を読んでみたら?
ガイシュツの風太郎とか、山本周五郎「おさん」、半村良「葛飾物語」とか・・
一番苦手そうなとこから試してみるのもアリかと。
>>63 みません。もう何年も家にテレビを置いてないです。
>>64 > オイラは小説はもちろんノンフィクションを読むときも、何かの役に立つから
> とか、そんな気持ちで読んだことはない。その本で取り上げている対象が好き
> で、面白いから読んでいるだけです。
それはぼくもそうですよ。ただ、小説を読んでもノンフィクションを
読んだときのようには楽しくないし、残るものがないように感じるんです。
小説とノンフィクションが違うのは当たり前だ、と思われるかもしれませんが、
たしかに
>>58 さんの言うように要求されるスキルが違うのでしょう。
>>59 さんの極限における人間シミュレーションという捉え方はたいへん面白いです。
このスレにいる方の意見を聞くと、小説の楽しみ方もいろいろあるんだな、
と考えさせられますね。
67 :
無名草子さん :02/05/11 16:52
>>62 1ではないが、自分も共感することはあまり無いなぁ。
個々の登場人物よりも世界観とか、話の構造とかそういうのに
感動して涙することのほうが多い。
68 :
無名草子さん :02/05/11 17:16
そんな事より
>>64 のオイラってのが
キモイんですけど?
69 :
B37 ◆lPJpzlnU :02/05/11 18:42
>>37 のおれのレス判りにくいたとえだったなー。
野球やってる人って体鍛えるのが目的でやってるんじゃなくて、ボール投げたり
打ったりするのが楽しくてやってたら、体力がついたり仲間が出来たりイイこともある。
読書もそんなもんで好きでいろいろ読んでたらいつか何かを得るときもある。
そのいつかがまだ来てないだけ、と思うんだわ。
それまではもっと楽に暇つぶし感覚で読んでみたら?
70 :
無名草子さん :02/05/11 21:46
1さん 私は5打数1安打くらいですかね。 充分高打率と思っています。
72 :
無名草子さん :02/05/11 23:59
70は5冊しか本読んでないわけじゃないと思うが・・・
小説を読まないからって視野の狭いだめ人間にはならないと 思うけどなあ。 おもしろくなければ読まなくていいと思う
74 :
無名草子さん :02/05/12 01:13
「完全な真空」がすきでフィクションがきらいだ?? そんなのあるんか。 なんか論文の形式した小説あったよな。光るネズミが出てくるやつ。 あれとかどうよ。題名もなにも思いだせないですまんが。 っていうか、おれも昔はフィクションなんかつまらねーとか思って、 数学の本ばかり読んでた高校時代だったけど。 いまじゃいろいろ読むようになっちゃったからなあ。堕落した、という 感じもしなくもない。まあ、無理して小説よむことはないよ。
面白いと思うならば読めばいいし、 そうでなければ読まなくたっていいんじゃないですか? 自分でツマラナイと思う本から得るものって無いと思うけど ていうか、今、俺が読んでる「ツァラトストラかく語りき」 超読みにくいんですけど 途中で投げ出しちゃおうかなぁ でもなぁ…、半分まで読んじゃったしなぁ…。
76 :
無名草子さん :02/05/12 01:51
小説はおもしろくないね。いらないんじゃない? 「詩」が不要になって、次は小説でしょ。 とっても通俗なエンタメ系は残るだろうけど文学とやらは消える。 ただ、大正や明治の文豪なんかをよむと 精神的な歴史書としておもしろいよ。
78 :
無名草子さん :02/05/12 02:12
ノンフィクションの延長で入れるような「理系的」な小説、とか。 『ケンブリッジ・クインテット』 『アインシュタインの夢』 『ペトロス伯父と「ゴールドバッハの予想」』 ただ、1が求めてるのはこういうのではないんだよね。
79 :
無名草子さん :02/05/12 03:03
ノンフィクションで面白いものを探してみたらどう? 無理にフィクションものを読むことはないと思うよ。 俺もTVドラマとか苦手だし。 俺のおすすめは 「大空のサムライ」坂井三郎(講談社) 「極道放浪記」浅田二郎(幻冬社) あたりかな。 「大空のサムライ」はベストセラーになったけど、 零戦のパイロットで「撃墜王」と呼ばれた坂井三郎氏の本。 下手な小説よりもずっと面白い。 「極道放浪記」は「鉄道員(ぽっぽや)」をかいた浅田二郎氏の本。 題名から分かる通り、アウトローとして生きてきた自分の半生を書いた本。 「鉄道員」の浅田氏がこんな人だとは思いもよらなかった。 最初は「ネタか?」と思ったけど、実話みたい。 長レススマソ。
80 :
無名草子さん :02/05/12 16:55
>>66 >>残るものがないように感じるんです。
何か残るものがなければいけないと思うのがいけない。暇つぶしだと思って
気楽に読めばよい。
81 :
無名草子さん :02/05/12 19:00
フォークロアや民話なんかはどうかな。 柳田國男の『遠野物語』あたりから。 民話は昔の人間の世界観を反映しているから学問的な 読み方もできるし、あらゆる物語の原型でもあるから、 物語を楽しむこともできる。 ま、でも既出だけど、特に小説読まないから偏った人間に なるなんてことはないし、面白くないなら読まなくて いいと思う。
82 :
無名草子さん :02/05/12 19:34
「罪と×」は1周間で読んでしまって、次に「魔の山」を読み始めたんですが 四年以上たっても半分までしか進んでません。半日で文庫本一冊読んでしまうこともあるし。
83 :
無名草子さん :02/05/12 22:48
1よ、そんなに強迫観念を抱かなくてもいいんだよ。面白くないなら読むな。 そこにおかしなコンプレックスを持ち込む必要はないよ。
みなさんどうもありがとうございます。
ここの書き込みを見てたら、なんか自分と似たような人間も
けっこういるんだなあ、と思い、そう焦ることはないような気がしてきました。
まだ本を読んでいる時間はあるので、
もうちょっと肩の力を抜いて気長にいろんな本とつきあってみます。
ここに書かれたおすすめや書評サイトも見てみるつもりです。
>>81 ああ、そういえば「遠野物語」と「山の人生」が
両方収録されてる文庫があって、あれはすごく面白かった。
でもあれは、ぼくにとってはメインが山の人生で、
遠野物語は資料のようにしか見えなかった。
85 :
無名草子さん :02/05/13 00:40
文章そのものを楽しむという読み方もあると思う。 そういう読み方をすれば、小説の見方が変わるかも。 永井荷風 泉鏡花 太宰治 僕は苦手だけど、中上健次 最近の人なら町田康と川上弘美とか。 どうかな。
86 :
無名草子さん :02/05/13 01:29
私は下戸ですが、
お酒を飲んで楽しそうにしている人達を見ると
自分の理解できない愉しみを知っているように思えて
いつもうらやましく感じるんですが
>>1 の方のもそれに似ているのだろうか?
シャーロック・ホームズ等の
推理小説はどうでしょうか。
>84 資料みたいな読み方でいいじゃん。小説も資料のように読んだら? >59さんの言いたいこととちょっと似てるかもしれんが、人間が どんな風に考え、行動するかの資料。ノンフクションより状況が 恣意的なものとして。それに対する考察の部分は自分で構築する。 そしてそれをこの板で発表 -> ウザがられる -> マズー おおそれは自分のことやんけ。 ま、しかしそういう読み方をすると客観的に人間を描写出来てない 小説は読めなくなるという罠。個人的には岡本綺堂の「半七捕物長」 なんかいいぞ。江戸風俗についての知識もついて。
88 :
無名草子さん :02/05/14 03:00
面白くなくてもドストエフスキーって読み続けられるものなのか……。
89 :
無名草子さん :02/05/14 15:55
フィクションが楽しめないのは実経験が乏しいからじゃないの? といってみる
90 :
無名草子さん :02/05/14 18:14
>>89 そう考える根拠がわかりません。
想像の物語になぜ実経験がいるのか?
91 :
無名草子さん :02/05/14 18:35
夏目漱石「坊ちゃん」 小説はこれだけ読めば充分!
92 :
無名草子さん :02/05/14 18:41
ならノンフィクションを読んでみたらは? 現実派で自分と違う価値観の人がばかばかしく思えるんでしょ?
>>1さんは、漫画とかは面白く読めるの? それとも漫画も面白くない?? 漫画が面白くてその世界に引き込まれるっというのであれば 小説も面白く読めるのではないかなぁ〜 っという私が好きな本は「アルジャーノンに花束を」中編
94 :
無名草子さん :02/05/14 19:44
(←を閉じよう
95 :
無名草子さん :02/05/14 21:22
非常に綿密な取材を重ねた作品は時としてノンフィクションを超える時もある。 そんな中でお勧めは「ジパング」講談社刊 漫画ですが、わかり易く気楽に読め ますよ。フィクションの楽しみ方として、「実際にこうだったら面白い」と言う 考え方があります。 その点においても、上記の作品は優れていると思いますよ。
96 :
無名草子さん :02/05/14 21:32
>>95 言ってることは分かるけどさ・・・。
なんで作品例がジパングなのさ・・・いや、面白いけどね。
俺は隆慶一郎が好きだあ。
山本周五郎も好きだあ。→)
>ならノンフィクションを読んでみたらは? >漫画とかは面白く読めるの? キミたち、1の発言をちゃんと読むように。 漫画は読まないらしいし、ノンフィクションはここでレスつけてる奴より はるかに読んでいそうだぞ(なんか偏ってるっぽいけど)。
98 :
無名草子さん :02/05/15 02:06
理系ならSFを読めばすむんじゃないの?
あっごめんなさい 小説読んでも面白くないって人がいるなんてと 驚いてしまって・・・申し訳ない。 SFならジェームズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」三部作 をお勧めしたいが・・・にしても、苦痛なら無理をしなくても っと思います。 ただ1さんが、これからの人生において「これ!」っという 一冊に出会えたらいいですね。 長文スマソ。
100 :
無名草子さん :02/05/15 04:20
_____ | |. ∧∧ =====(,,゚Д゚)n= < トォッ!! |_|⊂ ソ / _、) ノ /ι´ じ /// 从从 ダンッ! \ ヾ \\ ∧∧ _ ヾ ヾ ( ,,)┌―─┴┴─―┐ / つ 100 ゲット! │ 〜′ /´ └―─┬┬─―┘ ∪ ∪ ││・.。' ズドッ! ゛゛'゛'゛ `.
>>88 > 面白くなくてもドストエフスキーって読み続けられるものなのか……。
「いつか面白くなるだろう」と思って読んでいくうちに
終わってしまう、という具合です。
>>89 > フィクションが楽しめないのは実経験が乏しいからじゃないの?
たぶんそれはあるでしょう。自分でも恋愛経験は乏しいと思う。
だから登場人物の心の機微とかそういうものがわからないのかなと
考えたりします。この考え方でいくと、やはり小説が楽しめないのは
間接的に自分に非があるように思えてしまいますね。
102 :
無名草子さん :02/05/15 13:34
村上龍なんてどう?いかにも見てきたような大嘘がおもしろいよ
103 :
無名草子さん :02/05/15 15:52
1がいつからフィクションが駄目な人になったのかに興味がある。 子供の頃「おかあさんのお話」を聞いたり、アニメや戦隊もの番組を 見てる時点から、既にそういうものにはわくわくしなかったのか?
104 :
無名草子さん :02/05/15 17:21
>>101 物語に対する感じ方は自分の心境や環境によって変わっていくよ
自分でも嗜好が変わってきているなと思うし
小説ではないが「夜空ノムコウ」は学生の時にはピンとこなかったが
サラリーマンになってみるとえらく心に沁みるようになったよ
1にはインド映画「ムトゥ踊るマハラジャ」なんて勧めてみたりして。
インド人には世知辛い世の中のノンフィクションより、歌と踊りと
おとぎ話の観ている間だけでも世の中を忘れさせてくれるような
フィクションがいいわけよ。
105 :
無名草子さん :02/05/15 18:56
ムトゥは笑えたね。 インド以外では絶対につくれない映画だ。 でも1の好みとは5億光年ぐらい離れてそう
106 :
無名草子さん :02/05/15 20:15
数学がちっとも面白くないと思ったり、演劇がさっぱりわからないのと 同じようなもので、とりたてて問題視するようなものではないと思う。 ていうか、小説をはじめとするノンフィクションが面白いと感じる人って そんなに多くないんじゃないかと思う。ここの板が母集団として特殊なの ではないかと。
誤) 小説をはじめとするノンフィクション 正) 小説をはじめとするフィクション
>>103 > 1がいつからフィクションが駄目な人になったのかに興味がある。
> 子供の頃「おかあさんのお話」を聞いたり、アニメや戦隊もの番組を
> 見てる時点から、既にそういうものにはわくわくしなかったのか?
読み聞かせは母親にだいぶしてもらいましたよ。
本を読むようになったのはこのおかげだと思います。
でも昔から物語自体を楽しむことはあまりなかったですね。
テレビがない家だったので、アニメや戦隊ものはまったく見ませんでした。
たまにそういうものを見ると、わくわくするというよりも
むしろその非現実性が怖くて泣いたものです。
109 :
無名草子さん :02/05/15 23:20
>>1 いま現在好きなものは?
本じゃなくて、音楽や映画でもいいから。
110 :
無名草子さん :02/05/16 02:06
向いてないんじゃないの?単に。 いいじゃん別にフィクション読めなくても。 「自分は偏った人間なんじゃないか」って 危惧できるうちは偏ってないと思うよ、たぶん。
というわけでこのスレッドの結論は「別にフィクション読めなくてもいいじゃん」 つーことでよろしいか? 偏ってない人間なんているのか?第一。
112 :
無名草子さん :02/05/16 17:17
ちょっと前の朝日新聞に、こどもにテレビを普段一切見せないで育てたっていう母親の談話が載ってた。
どこかの劇場で見せたアンパンマンの紙人形劇だかにはものすごいはまり方
(自分たちで紙人形とお話をつくって遊んだり)したんだけど、
ある時見せた宮崎駿の「天空の城ラピュタ」は、絵が動くのを恐ろしがって見なかったんだって。
こどもは特に不自由なく成人したそうです。
>>108 読んでちょっと思い出した。
フィクションを楽しむのにもリテラシーみたいなのが必要なのかもね。
113 :
無名草子さん :02/05/16 18:35
全くノンフィクションを読まないと言う人もいる訳だし、問題無いと 思うけどね。本人がノンフィクションで楽しめればいいんじゃないの。
114 :
無名草子さん :02/05/16 18:41
小説は娯楽だ。 読んでる時が面白いのであって、読んだら忘れる事の方が 多いもの。 だから、小説読まなくてもダメ人間にはならないと思う。
115 :
無名草子さん :02/05/16 19:00
1はあまり人間に感動しないタイプなきがする。(泣けた、とか下世話な意味じゃなくて)
>>5 を見ると
好きなノンフィクションもジャンルが結構偏っている。
フィクション/ノンフィクションっていう大雑把な分け方より適切な分け方があるんじゃない?
自分の嗜好をより的確につかむのが、面白い本に出会う打率を上げる近道だと思うよ。
116 :
無名草子さん :02/05/17 07:50
本読めない人はちょっと問題だとおもうけど フィクション読めないのは別に問題ないとおもう
117 :
無名草子さん :02/05/18 16:00
個人的には小説が楽しくないなんて可哀想だとか、1の家に生まれなくて良かった とか思ってしまう。おそらくこのスレを見たほとんどの人が内心ではそう思うので はなかろうか。でもまあ、他人がどう思おうが気にしなければいいんじゃないの。
お前等優しいな。 1に真剣に答えてやってる。
>>117 小説を読む以上の楽しみを持ってるだけじゃないの?
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/21 13:57
小説を読むヒマがあったら寝るぜ。他人の妄想に浸ってそんなに楽しいか? 一過性の特称事象を記述し続けて何のオモシロミがあるんだか・・・・・・・ 一生読んでろよ。左翼ども。
>>120 寝るヒマがあったら小説を読むぜ。脳味噌休めっぱなしでそんなに楽しいか?
一過性の特称事象にこそ人間の真の姿があるのにそれに気付かないとは・・・・
一生煽ってろよ。馬鹿右翼。
>>121 つまらん。
本好きならもっとひねれやー。
123 :
120じゃないよ :02/05/21 20:05
>>121 120は数学者ですよ。キミがテロを起しても無視されますよ。
124 :
無名草子さん :02/05/21 20:29
所詮は昭和初期で終わった。 文芸よ、さようなら
125 :
実は俺も・・・・。 :02/05/21 21:27
俺も昔はいろいろ読んでいたけど、今はもう全然小説といった類のモノは 読んでないなぁ。
126 :
実を言えばオレ様も・・・ :02/05/21 21:37
小説=他者の妄想だと思っています。 数学の方がずっとおもしろいよね。
127 :
無名草子さん :02/05/23 18:23
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/23 19:37
>>127 他人の妄想へ浸ってばかりいて、厳しい現実を直視しないからではないだろうか?
129 :
無名草子さん :02/05/23 19:53
130 :
無名草子さん :02/05/23 21:40
オレも1と同じだなぁ。ノンフィクションは読めるけど。 「どーせ、これつくりばなしじゃねーか!」と思っちゃうと小説なんて もとから読めないね。
そう思うなら読まないでいいのよ
132 :
無名草子さん :02/05/23 23:59
本にも相性があるからな。
133 :
無名草子さん :02/05/24 00:07
1さんは一見興味の範囲が広そうに見えるが、 本当に興味をそそられるものが無いのではないだろうか? 何かひとつのことに興味があり、それを追求してゆくと、 そこから縦横無尽に興味の触手は伸びてゆくと思う。 興味を持った本を読み続けてゆけばおのずと面白い本に出会えると思う。 色々なことを楽しめる人はそこそこ何読んでも楽しめるけれど、 興味の範囲が狭いと難しいかもねえ。 それだけの量の本を読んで楽しくないのは残念だねえ。 好きなことを見つけて、 好きなものを読んでいくしかないのではないでしょうか。
134 :
無名草子さん :02/05/24 00:16
でも、そもそも体験を普遍化する(みなに伝わりやすくする)ために 物語が生まれたのでは? 「実録イエス・キリスト」なんて読みたいですか? ちょっと、例が悪いな。 人に自分の体験を語るとき、ちょっと脚色したり、前後をとりかえてみたり、 面白くなる工夫をしたりしませんか? 面白くっていうのは、自分にとって面白くじゃなくて、 聞き手にとっての面白さ。 あるいは、あまりに悲惨な体験って、そのまま語りにくいものでしょう? あくまで他人にどうすれば聞いてもらえるかっていうところに 主眼があるのでは?
自分の体験をそのまま語っても、たいして面白くない。 だから、それを面白くつくりかえる。 それが実人生を覆うと、太宰や寺山みたいになる。
136 :
補足の蛇足 :02/05/24 07:52
つまり妄想癖ですな。
137 :
無名草子さん :02/05/24 08:53
違うよ 1が小説読んでも楽しくないのは「人間的にまだ未熟だから」 この一言だと思うよ まああと3年か5年くらいたってから読んでみ 全然違うだろうから
138 :
無名草子さん :02/05/24 09:44
昔は小説に興味あったんだけど、最近はめっきり読まなくなったな。
139 :
無名草子さん :02/05/24 15:44
未熟かどうか知らんけど、年取ると面白くなくなる小説と、年取らないと面白くない小説 ってのはあるね。
140 :
無名草子さん :02/05/24 16:27
>139 例えば?どんなの?
141 :
無名草子さん :02/05/24 17:06
たまたま今「ゲド戦記」の四部読んでんだけど、これをこどもが読んで面白いとは思えない。
142 :
無名草子さん :02/05/24 18:26
おれも、たまたま今「人妻の誘惑」をよんでいるんだけど、これを
>>1 が読んでも面白いとはいえない。
143 :
無名草子さん :02/05/24 20:42
>>120 >他人の妄想に浸ってそんなに楽しいか?
ああ楽しいよ。あんたはどうして楽しくないんだ?
>一過性の特称事象を記述し続けて何のオモシロミがあるんだか・・・・・・・
そのオモシロミが理解出来ないなんてつまらん人生だな。
>一生読んでろよ。左翼ども。
言われなくても。読むよ。面白いから。
>>126 そうか。それは良かったな。思う存分、数学で楽し
んでくれ。俺は小説で楽しむよ。
かわいそうな1... でもまだパンドラの箱を開けてない1はうらやましいとも言える。 これまで生きてきて小説を楽しんだことのない1は 小説と縁がなかったということでいいではないか。 まず、他人から勧められた小説を読んで決定的な読書経験を することはたいていのの人間ならほとんどない。 1は切に小説を楽しみたいと思ってるのなら、本屋や古本屋にふらっと行って 自分の知らない作家の本を買ってを読むこと。 (勘のいい人間ならいい小説を選べてるはず)
145 :
無名草子さん :02/05/24 21:26
>>144 そうそう。本当に小説好きな人は自分で面白い作家
を見つけるよね。
146 :
無名草子さん :02/05/24 21:30
小説を読むと(フィクションでも)他の生き方も知って 視野が広くなるというのは 事実だと思う。 でも、俺もフィクションは多少苦手で、歴史小説を愛読してる。 吉川英治とかは普段読書しない人にも読みやすいし、そんな人を読書に引き込み得ると思う。
147 :
無名草子さん :02/05/24 22:26
>>146 > 小説を読むと(フィクションでも)他の生き方も知って
> 視野が広くなるというのは 事実だと思う。
そうか?現実世界のほうがよっぽどいろんな人が生きてるぞ。
平凡な人のほうが珍しいくらいだ。
148 :
無名草子さん :02/05/24 22:36
知り合いにお侍さんなんかはいないので、 司馬遼太郎などを読む。
>>148 エンターテイメントとしてならともかく、
現代においてお侍さんの物語を読むことでしか得られない何かが
あるのか?というのがずっと疑問なのですが。
いや、何かあると歴史上の人物を持ち出してくる人が多いので…。
>>147 現実の人間を見ることで、その人の行き方や哲学がわかるのなら
小説を読む必要もないかもしれない。
幸いなことに小説では 登場人物の心理や哲学などが説明されてる
ことが多いわけで、そういうものはなかなかにない。
また、そこから得られるか否かはその人次第。
俺としては、侍から得るものがあるのか?と聞かれるとあると思う。
151 :
無名草子さん :02/05/24 23:11
>>147 何を読んでも何かは得られると思う。
得られるか得られないかはその人次第。
あなたはエンターテイメントからは何も得ることの出来ない
素晴らしい人なのですね。ぷぷぷー。
>>151 いや、俺自身本の虫で、いろんなものを得てると思うのだが、
それらを得るのに本当に小説が必要か?別のもっと面白い方法も
あるんじゃないか?ってこと。
ついでに、
>>149 は歴史ものである必要は?という疑問。
べつに、SFでもいいじゃんとか思うのだが。
>>153 うーん、俺はSFってほとんど読んだことないから わからないけど、
俺が歴史系が好きなのは、戦を通してそれぞれの哲学ができあがっているのが
面白いっていうのがある。特に義を重んじた男がかっこいいと思うし。
まぁ、好みの問題だろうからSFでもなんでも好きならそれでいいと思う。
いまそこに「小説」があるんなら「別の方法」をわざわざ探す必要は別にないし、 いまそこに「歴史もの」があるんなら「SF」をわざわざ探す必要も別にないんじゃ ないの。必ずしも「小説」である必要はないし、「歴史もの」である必要もない。 だけど現にそれがそこにあるんなら、それを楽しまない手はない。そのへんは どんなタイミングで何に出会ったか、ってことで決まるんじゃないの。
156 :
無名草子さん :02/05/24 23:45
>>147 ここを覗いてて思ったのだが、
自分の好きな本を読んでいけば良いのではないか。
それが小説だろうがノンフィクションだろうが
何でも良いと思うのだが。
人それぞれの読書法があってよいと思う。
でも、それを言っちゃお終いか。
157 :
無名草子さん :02/05/24 23:53
>>147 んじゃ、おまえ、その現実世界の非凡なひと全員に
どんな気持ちでどんな考え方をもっているのかを
人類全体が共有できるようにインタビューして聴いてこい
……可能ならな。
1は小説の嘘が気になっちゃうんだろう。だからまあ小説好きな人は騙され易い人なんだよ。 んで、1のような人に対しては小説書く人が騙しきれるだけの力量をもってないってことだろ。
159 :
無名草子さん :02/05/25 05:25
フィクション楽しめなくてもいいじゃん。ノンフィクでも面白いのいっぱいあるし でも、ホラ話の楽しさを覚えるとすごい楽しいよ。カルビーノとか。 もう正に愉悦って感じで、 ミステリとかのエンタメ小説とはまた別種の楽しさがある。
160 :
無名草子さん :02/05/25 08:01
自分が行った事がある土地を舞台にした小説を読むってのはどう? リアリティでてくるし
161 :
無名草子さん :02/05/25 08:30
私が中学生くらいのときは 小説を読もうとしても 文字をなぞるだけで全く頭に入ってこなくて 内容もわからなかったので、 面白くなかった。 高校に入ってからは 普通に読めるようになってた。 慣れかな?
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/25 10:14
163 :
無名草子さん :02/05/25 12:23
164 :
無名草子さん :02/05/25 14:19
>>158 小説じゃなくても嘘は沢山書いてあると思いますが。
小説じゃないものの嘘のほうがよろしくないかと。
ノンフィクションやドキュメンタリーだからって嘘がないわけじゃないからね。 虚構はないとしても、都合よく編集されていたり、脚色されていたり。
物語を楽しむには知性がいるからな。 物語が事実でないのはあたりまえでそれを楽しむだけの 余裕と知性がないんだよ。 おれはいいルポを書く人間より映画でも小説でもいい物語を つくりだせる人間により尊敬の念を抱くけどな。 まあ好みだろ。 でもノンフィクションが事実だから良くて フィクションが嘘だけからだめみたいな考え方する奴っているんだな。 おどろいた 実際の生活って事実だろ全部。それなのになんで小説や映画にまで ノンフィクションをもとめるんだろ。 でもノンフィクションが嘘でないから良しとする考え方をするやつの ノンフィクションって自分に都合のいいノンフィクションだろ プロジェクトXみたいな。 事実の、かっこいいとこだけを切り取った物語だろ単に。 あと偏見かもしれないけどさ、小説なんて所詮つくりもの みたいに言う奴に限って、物事の本質が見えてない奴多いね。
フィクションだろうがノンフィクションだろうがとにかく部数が伸びなきゃ意味ねーんだよ。お客様の敏感な優越感をコソーリコソーリとくすぐってやれんのが良い書き手なんだよ。
このスレ見てると、 小説読んだからって人間的に成長するとは限らねんだなあ、 ということが良くわかる気がする。
あるいは、成長してこれかよ、と。
170 :
無名草子さん :02/05/26 13:48
小説は単なる娯楽なんだよ。読むと何かを得られたり、人間的に成長したりする 小説もあるかもしれないが、別にそんなものがなくても読んで面白ければそれで いいの。
しかしこんなとこで他人の人間的成長度合いが計れると思うところがすげーな
エッセイが読めるのなら 清水義範の「似非ッイ」読んでみましょう。 騙された!って思うかも知れないけどね。
170>> そうかもね。小説にあまりにも多くのものを求めすぎている傾向があるよな。 だから読め読めと押し付ける人がいたり、ムキになって小説にケチつけたり する人いるけど、そんなに期待すべきものなのカト。 ま俺は、小説も面白いかな、ってぐらいで読んでるよ。
174 :
無名草子さん :02/05/27 19:05
>>173 オマエの顔も面白いから見られる。
小説も面白いから読まれるということですな?
175 :
無名草子さん :02/05/27 19:45
1はもう満足したから来ないのだろうか。
荒れてきたのでROMってます
177 :
無名草子さん :02/05/28 13:37
>>1 テレビ・漫画・小説といわゆる娯楽の類に興味を持てないんだよね。
俺から見たら羨ましいよ。子供の頃から慣れ親しんできた人間にとっては
これらの物は止められなくなっている。
ただ絶対に必要かといえば必要ではない。
視野の狭い人間になるのではという恐れがあるみたいだが、ある分野で突出して
優秀な人は浮世離れしている人も多い。
>>1 は娯楽の類に煩わされることなく、自分の興味があるものに集中できるってこと。
これは世間一般の人に真似しにくいことだ。
>>177 言ってる意味わかんない。好きでもないものが気になってスレ
たてるぐらいなんだから集中できてないんじゃねーの?
>178 良質なバカを発見しました。 ただちに保護してもいいですか。
180 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/05/29 11:36
182 :
無名草子さん :02/05/29 11:46
>>178 177が言ってるのは
「楽しくない小説なんぞ読む必要はない。自分の特性を生かせよ」
ということだろ。しかし意味わかんないって言うの、楽でいいな。
読みたくなければ読まなければいいだけの話ではないのかと。 なぜこんなくだらないスレッドを立てるのかと。意味分かんないね。スレを立てた奴の顔を見たいね。 カマッテちゃんによるスレ立て? 単なるグチスレ or 自分の行為にもっともらしい理由をつけたがるスレッドか? いずれにしても他人には関係のないスレッドだね。
わかった!177の「集中できるってこと。」ってゆうのは「集中しろ」ってゆう アドバイスなんだな? 漏れは1は「集中できてる」ってゆう肯定の意味かと思ったんだよ おい!177!ちゃんと書けよ!保護されちゃったぢゃねーかよ! >179 漏れはバカだが「良質」ってのはいいな! ところで早く解放してくれよ!
>>184 これでは解放はまだ無理だろう。
178はこれ以上成長の兆しが見えないようなら、
ホルマリン漬けにして国立博物館に展示ってこともあり得るな。
リアル厨房なら解放してもいいけどよ。
>>1 の小説の読書傾向はお堅いものが殆ど。
周囲からの勧めや評判で選書してるようにみえる。
”自分が選んだ小説”ってのがないから愛着もわかないし。
おもしろくもないんだと思うよ。
いや、177の184が指摘してる部分は確かに文章としてヘンだぞ
187 :
無名草子さん :02/05/30 22:11
177の文章がへんだとおもうヤツ手上げろ。 俺は変だと思わない。 理解できない人は読解力がないだけだと思う。
188 :
無名草子さん :02/05/30 22:15
>>187 いいや。確実に変だ。
あんたが177なんだろ。
189 :
無名草子さん :02/05/30 22:20
>188ちがうわい! でも、理解できないヤツは恐ろしいな。 日本人として恥ずかしい。177もいいこといったのに 浮かばれないの〜
190 :
無名草子さん :02/05/30 23:17
たしかに、よく読まずに意味わかんないって言う奴は困るな。 178はスレタイと最新レスだけで勝手な解釈するから 177を読み間違えるんじゃないのか?
191 :
無名草子さん :02/05/31 08:43
みんな177がいいこと言ったのにケチをつける奴がいたから
ムカついてんだろ?
内容に関係なく、読解力も別にして
>>186 に同感
192 :
無名草子さん :02/06/02 15:18
>>187 意味は理解できるけど、文法的に変な文章だよ。
文章が上手くない、ってことと、変だ、ってことを混同しているひとがいるようです。
194 :
無名草子さん :02/06/04 18:04
>>177 >娯楽の類に煩わされることなく、自分の興味があるものに集中できるってこと。
普通は「自分の興味があるもの=娯楽」なんじゃないか?
177の言ってる事に文句があるわけじゃないが妙に熱い177支持者はいったいなんなんだよ。
特に目新しい意見でもないし、ノンフィクションだってオレにとっては娯楽
だけどな。
>>194 確かに「自分の興味があるもの=娯楽」という捕らえ方もあるが
177は1の興味のないものを娯楽だと定義してるんで
娯楽に煩わされるなっていってんじゃねーか?
ちなみにこの場合は「煩わされる」ではなく「惑わされるな」のほうが
正しいと思われ。
197 :
無名草子さん :02/06/05 01:42
「集中できるってこと。」というのは、アドバイスでもなんでもなくて、 文章通り“状態”をいってるだけなんだよ。わかれよそのくらい。 >177の言ってる事に文句があるわけじゃないが妙に熱い177支持者はいったいなんなんだよ。 177の意見が1に対する、精一杯の誠意ある回答だからだよ。おれはそうおもう。
198 :
無名草子さん :02/06/05 04:01
>>194 興味のないものに惑わされるわけないだろ。
矛盾してるぞ。
>>177 は要するに遊びに興味持てずに勉強だけに集中できるのが羨ましい、俺なんかはすぐ遊んじゃうんだよ、っていってるだけだろ。
>>177 信者ウザイ
199 :
無名草子さん :02/06/05 05:15
2ちゃんは一般書籍版にいたっても程度が低いと悟った今日この頃。 2ちゃんで程度の高い板って、どこですか? 昇進しようと思います。
200 :
無名草子さん :02/06/05 14:24
1はノンフィクションは楽しんで読めるんだろ。だったらそれが娯楽じゃないか。
201 :
無名草子さん :02/06/05 23:17
202 :
無名草子さん :02/06/05 23:41
>>199 板単位ではなくスレッド単位で探すべし。
いろいろ試してみて、どうにも興味がもてないんだったら 別に無理して小説読まなくたって良いと思うけどね。 たとえば私もサッカーに興味なくて、今の日本中のお祭り騒ぎに 加われないのはちょっと寂しいかも・・・って気はするけど、 サッカーを観戦する代わりに本を読んだり ゲームしたり料理したり、好きなことに時間使うよ。 1も興味もてない事にはすっぱり見切りを付けて、自分の 好きなことを掘り下げていけば良いんじゃない?
ていうか、1。そろそろ反応示せよ。 このスレを決着させてもいい頃合いだぞ!
>>1
===やさしい答え===
まずは小説を読まないと視野がせばまるという
先入観はすてましょう。
広い視点で物事をみることができる能力がある、というのは
単に小説を読んでるか否かの差ではありません。
良いものを吸収できる人間は事柄に関係なく、どんなことからでも
吸収します。ですのでなにかの行為によって視野が広がる訳ではなく、
自分の心を直視する勇気を持ち、つまらないプライドや物事に対する先入観を捨て、
偏見をなくして物事の本質をみられるようになればおのずと視野は広がります。
===やさしくない答え===
あなた自信に迷いがあるため何が言いたいのかが不明瞭ですね。
ですので>ぼくはこれでいいんでしょうか?とやみくもに問われても、
あなた自信が迷っていることを他人がわかるはずもありません。
あなたは、一見謙虚そうに装っていますがもしかすると
「小説っていろいろ読んだけどおもしろくないよね、
少なくとも自分が満足できる小説はないよ」ということを一番
いいたかったのではないですか?
違っていたら申し訳ないのですが私にはそのように見うけられました。
>>204 結論といえばみんながさんざん言っているとおり、
「おもしろくないなら読むな」の一言につきますね。
1がこのような意見を本当に望んでいたのであればですが。
206 :
無名草子さん :02/06/06 02:40
>安部公房…砂の女だけ読んだ。それで?って感じ おいおい...たった1冊だけ読んで その作家の全てを悟った風な物言いはやめた方が良いぞ とりあえず代表的な作品だけでも一通り読んでから判断してくれ まあ1は「箱男」なんて読まないだろうが 群ようこのエッセイ読むくらいなら 荒俣でも読んだらどうか? 小説よりもそれこそ雑学系読んでみればいい 「神秘学マニア」や「バッドテイスト」などのコレクションだけでもいい 1たぶん好きなほうじゃないか?
中村真一郎『人生を楽しくする本:小説入門』(光文社文庫他)を推します。
自分の興味を知りたいなら 図書館や書店だけじゃなくマニア系ショップに逝って アンテナを広げるのも手 一般書店じゃ扱わない物とか絶版本の方にも宝がある ビレッジバンガードとか近くにある? あそこポップは嫌いだが初心者が未知の分野に 食指を伸ばすのには良いところじゃないかな(関係者ではない) 小説読まない決断する前に もう少し名作読んでからでもおそくないんだけどな (というより1は全くと言っていいほど本読んでないのに 結論出すのが早すぎるようで勿体ない) 最期に妄想好きの1に 「ドグラマグラ」(夢野久作全般)「家畜人ヤプー」「電気羊」を勧めて終わりにするが 1はもう来ないのか?ま、30代になってからまた本に興味湧くこともあろう 良い本みつけなよ
209 :
無名草子さん :02/06/06 10:56
そもそも世の中の99%は駄作でできてんだから 簡単に当たりに巡り合えないでしょ。 レコ屋でランダムにCD10枚買って後で「買って良かった」と思えるのが 1枚あったらいいほう
210 :
無名草子さん :02/06/07 14:21
ハッキリいいましょう。あなたに小説よむのは向きません。 あきらめなさい
211 :
無名草子さん :02/06/10 22:49
読まなくて良い。
212 :
無名草子さん :02/06/11 13:00
>>1 さんは落語やお芝居などの「生物(なまもの)フィクション」はどうですか?
小説とは違う形式だから、好き嫌いが大きいけどね。
213 :
名無しさん :02/06/11 13:31
好きな本読めばいいじゃんかよ
214 :
無名草子さん :02/06/11 22:18
猪瀬直樹でも読んでみては?
215 :
無名草子さん :02/06/12 12:22
216 :
無名草子さん :02/06/12 13:41
俺もフィクションだめで、悩んでたんだー 映画見てても、なんでかすり傷すら負わないんだって思ったら、もうだめ。 それより、他人の生き様みてたほうが、すっごい面白いんだけど。
219 :
無名草子さん :02/06/14 22:58
ノンフィクション=任意の方向を指し示す為の都合の良い事実の積み重ね。 なんてこともあるからねえ。 論文なんていうものも妄信できる対象ではないしねえ。 嫌いなら読まなくても良いのではないですか、小説。
220 :
無名草子さん :02/06/14 23:06
あんまり気にすんな。 フィクション読んだからって視野が 必ず広がるわけでなし。
221 :
無名草子さん :02/06/16 16:58
>>215 なんで怒ってるの? 猪瀬直樹がそんなに嫌いなの?
個人的には小説(フィクション)読んで視野が広がるとは思わないんだけど。 小説って一人の人間が書いてるわけだから登場人物が何人いようが根幹に流れてるのは一つなんだよな。 登場人物にモデルが居る場合は少しは現実味出てくるだろうけど所詮一人の人間からの視点、評価だからね。 むしろ視野を狭めることにもなりかねないと思う。 ノンフィクションも同じことが言えるけど。 楽しめりゃどうでもいいんだが。
223 :
無名草子さん :02/06/21 19:44
AGE
224 :
無名草子さん :02/06/21 20:46
ストーリーを追っていくのがカッタルイんだろ? 評論でも読んでみたら?結論が頭に来る文章の方が向いてるYO!
225 :
無名草子さん :02/07/04 16:39
1はもういないんだね。
226 :
無名草子さん :02/07/04 17:37
227 :
無名草子さん :02/07/27 22:31
夏休み、みんなで考えたい話題
>226 最近そのわくわくが少なくなったのが寂しい。
229 :
無名草子さん :02/07/27 22:39
読まなきゃいいじゃん。本読まなくても別にそんなに困ることないと思うけど。
230 :
思いつきですが・・・ :02/07/27 23:04
SF小説なんてどうでしょうか? スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」ハヤカワ文庫 は面白いと思いますが。 あと闇雲に本を探しても疲れるだけなので、 文学案内の本を買ってよさげな本をチェックすると楽だと思います。 岩波文庫「フランス文学案内」とか。 外国文学は、古典に行けばいくほど楽しみが増すように思います。 そういう意味でギリシャ・ローマ神話や聖書もオススメです。
231 :
無名草子さん :02/08/10 12:46
小説なんぞ、とっくの昔に終わってしまったジャンルです。 読む必要なんてこれっぽっちもありません。 現実の方がずっとドラスティックに変化しているのですから。
しつこいねこのスレ
233 :
コルネリウス・アグリッパ :02/08/12 19:01
>>231 現実、その時代をラヂカルに反映できない小説は読む必要などつめの先ほどもありません。
但し、それができているならば読んだ方が現実を深く見やすい。
234 :
無名草子さん :02/08/13 18:00
>>231 >>233 そんな小難しい理屈こねる必要なし。面白ければ読む。つまらなければ
読まなければいい。それだけのこと。
235 :
犯罪者一歩手前 :02/08/13 19:28
無理して読むと性格歪む。始めから歪んでたら同じ方向に歪んでる小説が読める。歪みが直らなくても自覚すればどうしたらいいかわかる。嘘が嫌いなら裁判官向き。
>>1 さんへ
私は、小説はその物語自体はフィクションでも、
その登場人物の感情はフィクションではないと思って読みます。
「人間にはフィクションでなければつかみ出す事のできないような
深みと凄さとがある」そうです。(政治学の本から引用)
私にはフィクションから得られるものがあります。
でも1さんがフィクションから何も得られなくても
駄目人間なんかになるはずがない。と私は思いますが。
どうですか。
238 :
無名草子さん :02/08/25 19:32
音楽嫌いな人も美術嫌いな人もいるわけで 文学嫌いでも一向に問題は無い が、フィクションに限り強い拒絶を示すというのは 何か心理学的な問題があるからかもしれない よく知らないが
239 :
無名草子さん :02/09/29 05:37
おまんこはおいしいんだもん
>>1 俺もダメ。ログ読んでないけど、バトルロワイアル読んだ?
面白かったよ
241 :
無名草子さん :02/09/29 17:15
>>240 バトルロワイヤルを読んで面白いと思うのならば、
フィクションに対する抵抗感があるわけではないと思うが。
もっと別な問題だという気がする。
オイラも小説苦手あげ
243 :
無名草子さん :02/10/08 18:52
1の心配している小説読んまないと偏った人間になるかもしれない ってのは考え過ぎだ。 それよりも、小説読んでばかりいて、他人と接さない小説バカの俺の ような人間がいるってことのほうが1に知ってもらいたい。
244 :
無名草子さん :02/10/08 18:57
読みやすい小説(星新一とか)から読み始めれば結構はまるかもよ。
245 :
トリ ◆SKMlSPfKqU :02/10/08 20:52
小説読まないからって、視野の狭い人間にはならんと思うんだが。
246 :
無名草子さん :02/10/19 16:41
1はもういないんだよ
247 :
キャロルくん :02/10/19 17:32
248 :
無名草子さん :02/10/19 19:40
>>1 さんは頭の良さそうな人なので、
もし、ドグラマグラを読んだら
どんな感想を述べるか聞いてみたい気がする。
249 :
無名草子さん :02/11/01 13:43
小説きらい。だけど他のジャンルは読む。 実用書や歴史もんなど。
250 :
トリ ◆BMuOl5iNE6 :02/11/01 20:45
伝記は読みたいけど、フィクションつまらん。
252 :
トリ ◆BMuOl5iNE6 :02/11/12 21:34
つまらんって事は、今までにチャレンジしてみて、 自分には合わないと思ったのか?
253 :
無名草子さん :02/11/13 01:47
実在する人でないと読み進めないんです。 スレタイどおり面白くないのです。 そもそも、人物の出てこないない本ばかり読んでます。
254 :
トリ ◆BMuOl5iNE6 :02/11/14 22:14
そうなのかー。
255 :
無名草子さん :02/11/14 23:15
ノンフィクションが面白いと思えない人はいない? 私は苦手。 実在する人物って時点で色々制約も多そうだし こんな人が本当に実在するんだ!と鬱になる事もあってルポ物も苦手。
目指すものが違うだろ?
私は30歳だけど、年をとって小説読めなくなりましたね(普通は逆だが…) 昔はむさぼるように読んだけど、時々話題の小説などを読んでも内容が ちっとも頭に入りません、逆に実用書等読む様になりましたが まさか小説を読むのが苦痛になるなんてあの頃は思いもしませんでした
259 :
無名草子さん :02/11/21 18:22
俺も昔はフィクションは全くダメだったのう・・ 司馬遼太郎くらいしか読まなかった。 まあ、いろいろあって活字厨になりました。 でもミステリだけは未だに面白いと思えない。
260 :
無名草子さん :02/11/21 23:38
261 :
無名草子さん :02/11/22 00:04
>>256 自分も苦手。
ノンフィクションのばあい、どうしてもそこに「書かれてないこと」があるの
が気になってしまう。フィクションであれば何を書くかは作者の取捨選択に任
せて楽しめるのだが。
>>261 >ノンフィクションのばあい、そこに「書かれてないこと」が気になる
同意。
263 :
無名草子さん :02/11/22 13:36
>260 ワラタ・・・
1よ教えてやる。 石原千秋の「大学受験の為の小説講義」を読め!
1出て来い。 荒れたからって逃げるな。
266 :
無名草子さん :02/12/15 14:27
最近は割におもろい。
268 :
無名草子さん :02/12/21 14:17
あげー
269 :
無名草子さん :02/12/21 14:32
ばかじゃない
270 :
無名草子さん :02/12/21 14:34
>>1 上岡龍太郎氏は小説を読まないそうだ。
理由は、「人の嘘話に付き合ってる暇はない」だからなのだそうな。
271 :
無名草子さん :02/12/21 14:45
難しい漢字は読みたくない。
272 :
無名草子さん :02/12/21 14:47
面白くないのもあるけど 勉強にはなるよ
273 :
無名草子さん :02/12/21 16:28
>>1 現実だって、「かなりリアリティのあるフィクション」です。
274 :
無名草子さん :02/12/21 16:35
>>273 馬鹿か?
この具体性をどうするつもりだ?
275 :
無名草子さん :02/12/21 16:46
>>274 何についての具体性よ?
世界は確固たるものだとか思ってるんじゃないだろうね。
276 :
無名草子さん :02/12/21 16:57
地雷みたいな小説多いから。 ミステリみたいにおもしろくなるまで時間がかかるのもあるし
>>275 世界が確固たるものかどうか、人間の主観でわかると思ってんのか?
自分の頭のなかだけで語るのやめろよ。
そもそも完全な客観なんてない
そりゃ論理のすり替えだろう。
281 :
無名草子さん :02/12/26 04:49
忘れてしまうんだけど。 中学の頃は文学をたくさん読んだが、忘れた。 「カラマーゾフの兄弟ってなに?」っていう感じです。 お勧めの本を上げろと言われても、答えられない。 俺は皆さんとどこが違うんだろう?
282 :
無名草子さん :02/12/26 07:27
私も忘れるな。 児童文学は結構憶えてるが 大人向けの小説は数えるほどしか記憶にない。 読んだ当時の当人にとって必要ないものなんだと思うよ。 大事なことは忘れないもんだ。
283 :
無名草子さん :02/12/26 10:52
読んだ当時の当人にとって必要ないものだとしたら、 ほとんど忘れている俺にとっての読書とは、 暇つぶしだったということか・・・
284 :
無名草子さん :02/12/26 11:31
自分では忘れてるとは思っていても、ふとしたことで内容や語句を思い出すことがある。 小説は教科書じゃないんだから、一言一句覚えている必要は無し。
285 :
無名草子さん :02/12/26 11:51
シャーロック・ホームズも松本清張も覚えてないが、 再読したら、トリックや犯人を思い出すかなあ。99%無理だろうな。 >この板を見て不安になってきました。 >ぼくはこれでいいんでしょうか? 違った意味で、>1と同じ不安感が・・・
286 :
無名草子さん :02/12/26 13:09
トリックや犯人を忘れても死にはしない。 社会的にどうなるってもんでもない。 命に関わるなら忘れないんじゃないの? 生存本能ってやつ。
毎月沢山の書物が上梓されます。 ですが私達はそれらを全て読むことは、ほぼ不可能でありましょう。 なれば好きな本を読む、それ意外残された道はありません。 ブルーバックスを! 岩波新書を! 今まさに失われようとしている社会思想社の現代教養文庫を! #本はココロの麻薬
>>1 理系だったら安部公房の「第四間氷期」「死に急ぐ鯨たち」「人間そっくり」
あたりを読んでおいてもいいと思うよ。
その上で「それで?」なんて言うタイプだったら「自然界における右と左」に感動なんかしないとおれは思うんで。
(^^)
>>1 正直そんくらい読んでるんだったらいいと思うんだけど。
ホンットに読まない奴は安部公房や三島由紀夫ぐらいの知名度を持ってる作家の
名前すら知らない。
俺の兄貴なんて人生の中で自分から読んだのは「兎の目」5分の1程、「箱男」最初の写真まで、
「かいけつゾロリのオバケ大さくせん」読破、これが全て。
(^^)
292 :
無名草子さん :03/02/02 00:36
293 :
無名草子さん :03/02/02 01:53
まあ、あれだ。読書量が人間性を決めるのではない 読書家だが馬鹿な奴をわたしは驚く程しっている また本を全く読まないが尊敬に値する人物は枚挙にいとまがない
小説って、あらすじと要点だけ書けよ、と 思ってしまうんです。読めない。読めないよぅ・・・。 関係あるかわかりませんが、tvドラマも見れません。 作り話に感情移入できないつーか・・・。
と、ノンフィクションにも感情移入できないヤツが言っている。
296 :
無名草子さん :03/02/04 04:21
>>295 あおりかなんなのかわかんないですけど混じれ酢。
ノンフィクションなら、意味がわかればめっちゃ感情移入することあったです。
本屋でマジ泣きしたこともあります。ニュースとかみて、真顔で何年にもわたり
鬱の要因になったりすることもあります。多分吉外です。
でもたいていは、これ本当かな?って思う気持ちの方が勝ってしまうですが。つくりジャネーノ?
とか、なんか、別の意図があってこーゆーこと書いてるんじゃねーの?とか。
あと、あんまり難しい言い回しとかされちゃうと、もうわかんないのでダメです。
でも小説とかドラマは見れない。。
たぶん、基地外じゃないと思うよ。
>>297 どーもです。。しかし本当は普通に小説とか読めて、あそこが面白いだの
感動したーとか言ってみたい気もしないでもないこともない・・。
村上春樹が「小説読んでも人生に何の役に立たない」とはっきりと言明してるね。 ま、所詮は読んだ当人が楽しめたかどうかだけの問題ではないのかね?
300 :
無名草子さん :03/02/16 18:16
小説は基本的に作り事。迫真のノンフィクション・思考を突き詰めた哲学に比べると、かったるい。 いまとにかく小説が多すぎる。それにつきあっていたら、ほかのものが読めなくなって むしろ無知になる。だからといって古典だけ読むというのもへんだ。いまでもベストセラーが ぽつぽつでるのは、話題の小説を読む、読んだら周りの人に報告するという、習慣の ある人がいるから。最近の日本のミステリとかで人生観はまず変わらない。事実の方が勝る。
301 :
無名草子さん :03/02/16 19:02
普通の生活してれば、人生観変える必要ないでしょ。
302 :
無名草子さん :03/02/16 19:04
村上てなんで小説かいてんの? 金をかせぐためにくだらないものを書いてるわけだ
小説を読まないと視野が狭くなる、なんてことはないでしょ。 基本的に嗜好品の一つに過ぎない訳だし。
304 :
無名草子さん :03/02/16 20:02
>>1 さんは
小説読めないなら、
ためしに一度小説書いてみたら?
あんがいそっちの方の才能あるかもよ
少しずつ書いてここにUPしてもいいよ
漏れは期待してるから(藁
305 :
無名草子さん :03/02/22 16:28
>>300 小説を読んで知識を得られたり、人生観が変わったりすることもあるかも
しれないが、それが目的で読むわけじゃない。
小説は映画や漫画やゲームやテレビドラマと同じで、娯楽の一つなの。
だから読んで楽しめればそれでいいの。楽しめない人は読む必要ないの。
306 :
チャットシマショウ :03/02/22 21:11
読み方にもよるんだと思うよ。 俺も文芸苦手。 社会科学系統ならなんの苦もなく読めるのに。 俺の場合、つん読、斜め読み、超速読。 社会科学系はそういうスタイルに合うと思う。 小説はそういう読み方だと混乱するだけだから。 音楽でもジャズとJポップじゃ聞き方が違う。それと同じ。
307 :
無名草子さん :03/02/24 23:15
自然科学系のエッセイを読めばどうだろうか? 宇宙とか、進化、動物の生態とか
308 :
無名草子さん :03/02/25 02:45
官能小説を読め
309 :
無名草子さん :03/02/26 16:24
>>307 そういうタイプの本こそ、その本に関する分野の知識を持ってると
超斜め読みができる。というか、最初から最後まで読むのが苦痛になる。
自然科学の基本的なところはあんまり変化しないからね。。
310 :
無名草子さん :03/02/26 16:36
読書の為に時間を割いてじっくりと読むのが楽しくないなら 暇つぶしとしてさらっと読んでみたら? 電車とかバスに乗ってる時間とかトイレでウンチョ垂れながら
(^^)
312 :
無名草子さん :03/03/22 21:50
小説も時代とともに進化するものだと思います。 既存の内容っていうのは、文豪が堂々と君臨しておられるでしょ? でも文豪のは読みにくいし時間がかかる。 メールが瞬時に届く時代なんです。 新しい風を感じられる人が、私の周りにたくさんいることを望みます。 金子みすずさんは、お亡くなりになってから、大ブームになりました。 そういう人もおられるのですね。 時代の先取りか、低レベルかの見分けは、プロに聞くのが一番だと思いますね。
自分で判断せえよ
314 :
無名草子さん :03/03/22 21:52
あ〜ん。
315 :
無名草子さん :03/04/10 17:32
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317 :
◆a9oShqBXU. :03/04/10 17:36
何何はこうでどうして、どう思って、どう感じて、どう行動して、どう考えて、どうなって どうなった。みたいなことをつらつら書かれても、知ったこっちゃないわけ。言いたい事を ズバット言えよ。遠回しに下手な描写ばっかしやがって。 銀色の食器はまばやく〜〜とか、部屋の片隅には、木目調の〜〜 そんなんいらねーよ 眠くなるわ
318 :
無名草子さん :03/04/11 21:17
眠くなるわ
バトルロワイヤルでも読め
320 :
無名草子さん :03/04/11 22:30
>>319 あれって描写少ないよな? セリフとバイオレンスばっか! さいこう
321 :
無名草子さん :03/04/12 09:28
ネット・新聞・テレビ・人付き合いを止め、一週間ほどたつとどんな本でも面白いですよ。
322 :
無名草子さん :03/04/12 09:40
>>321 そのうち食料品の成分表示やお墓のチラシまでもが面白くなってきそうですね。
>>317 小説は意味を伝えるのが目的とはかぎらないから仕方ないですね。
表現そのものを楽しむ、ってことがこの世にもあるんですよ。
そういう楽しみ方ができないひとは眠っちゃえば良いんですよ。
まぁ、下手な描写、ばかりじゃかなわんですけどね。
表現が伝わらないのは送り手と受け手どちらの責任か、これには永遠に答えが出ないんじゃないでしょうか。
324 :
無名草子さん :03/04/12 12:37
漏れもフィクションものは駄目だけど、司馬遼太郎は別かな。 史実にどこまで忠実なのかはよくわからんが、ストーリーの抜群の面白さに加えて、 ドキュメンタリーを読むような知識欲の満足。 結構ためになる哲学、人間観のようなものも語られていてそのへんの自己啓発書読むより数倍ためになる。 あと文章にリズムがあるので、詩を読むような心地良さがある。つまりなんでもある。ごった煮。
芝厨ウザ
326 :
無名草子さん :03/04/12 15:48
最近の小説って人物や風景に対する細かい描写が減っているよな。 まあ、会話や感情に関する文章だけの方が読みやすいし、筆者も楽なんだろうけどさ。 これってみなが楽、イージーなものを求める(もしくはそれで妥協する)ようになってきてるのかな。
327 :
無名草子さん :03/04/12 15:57
メールの時代ですからね。 石器時代じゃあるまいし、今はカードですから。
328 :
無名草子さん :03/04/12 16:01
>>326 だらだら書く方が楽なんじゃないの?
少ない言葉で的確に書く方が大変だと思うが。
まぁ、ただ単にスカスカの小説もあるとは思うが。
(^^)
なんだよ、山崎かよw
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
333
334 :
無名草子さん :03/05/02 02:46
私も小説を読むことができません。
トマスhクックの記憶4部作と「心の砕ける音」がおすすめ
336 :
無名草子さん :03/05/20 07:56
オレとおなじ香具師が多いな。オレも「結局は作り話」と思ってしまう と読めない。 けどなんでこのスレsageなん?
337 :
無名草子さん :03/05/20 07:57
夏目漱石の「坊ちゃん」が好きです。
338 :
無名草子さん :03/05/20 08:15
ノンフィクションしか読まないって人いるよね。 フィクションの中のノンフィクションを感じられない人って 普通の生活の色んな機微も判ってなさそう。 でも、それで本人は普通なんだからいいんだろうと思う。 (周囲は迷惑かも)
339 :
無名草子さん :03/05/21 23:25
「庶民はもっと修羅場で息をしている」 架空の物語より現実のほうが過酷で劇的かも。たとえ凡人の日常でも。 ちなみに上の言葉は宮本輝のエッセイの中にあったもの。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
>>336 最近、おれもそう思う。
なんかしらけるんだよね。
>>336 他人の書いた空想(妄想)を、面白おかしく読むのはかなりの労力が居るな。
343 :
無名草子さん :03/05/24 16:41
っていうか読書には本に対する情熱みたいなのが絶対不可欠だと 思う。俺は本当に本が好きなんだ〜みたいな。
344 :
無名草子さん :03/05/24 16:44
345 :
無名草子さん :03/05/24 18:39
346 :
無名草子さん :03/05/24 18:45
>>345 「さらにこれらの副次的効果は,
(iii)読み手の読書行為へのますますの集中(虚構世界への視野の狭まり,リアリティ感)
(iv)読み手が物語を読み終えた後,さらに別の物語を読むことで類似した体験を得たいという新たな読書行為への動機づけ
といった正のフィードバック効果を生み出すことになる.」
347 :
無名草子さん :03/05/24 20:18
小説が嫌いって野郎は面白い小説にあたってないだけなんじゃないの。 俺も100冊あったらまあ98冊ぐらいは面白くないもん。のこり2冊 のなかにけっこうぐっとくるやつがあったりして。まあ平たく言えば 玉石混淆ってやつだろう。でも音楽や映画に比べてその比率が低いのも たしかなような気がする。小説を書こうなんてやつはやっぱりインテリ病 のジコマン連中が多いんだろうか。 まあなかには面白い小説もあるわけで、おれが感じた中じゃあ 安部公房とか名前のダサさのわりに、かなり内容は面白いと思うけど。
348 :
無名草子さん :03/05/24 20:25
単にストーリーだけの面白さに重点を置いたら限界があるかもしれんが、ドストエフスキーとか読むと、思想を架空の話として創造する場合、小説は最高って気がする。
349 :
無名草子さん :03/05/24 22:07
>>348 うーん。たしかにドストエフスキーは別格としても、思想的なものを
小説に取り入れた作品で面白いものが少ないのもたしかなんじゃない
だろうか。大江健三郎の「同時代ゲーム」なんて何を伝えたいのかさ
えわからない。たんなる教養のひけらかしにしかみえない作品だって
あるわけだし。このままいくと、小説を読む人は確実に減っていくと
思うよ。だいいち普通の現代人で思想に興味を持ってる人なんてごく
一部なんじゃないだろうか、小説自体が一部の文学マニアだけのもの
になる日もそう遠くないような気がする。
あと思想というよりは、僕個人はドストエフスキーに哲学的な意味を
より多く感じるけど。
350 :
無名草子さん :03/05/24 22:35
>>347 「砂の女」は面白すぎ。非現実な世界にリアリティを
持ち込んでご飯食べてて口の中に砂が入って
ザラザラするなんてリアル過ぎるよ。
>>349 ロシアは抑圧の歴史があるからね。しかも極寒の地。
哲学、思想が他より優れてても当然という気がする。
351 :
無名草子さん :03/05/24 23:29
>>350 なぜご飯のシーンが気になるのかはわからないけどおおむね同意。
ていうか、なんで日本文学で芥川とか太宰とかがよく読まれるのか
がなぞだと思う。安部公房がもっと読まれるべきだろう。
だいたい純文学とかいうカテゴリーからして、まともなものにあた
ったことがない。純文学の小説は私小説ばかりだし。内容的にいって
読書の視点を想定してる小説が少なすぎるような気がする。純文学と
は名ばかりで実態はアイドル文学に近いもんだよ。ようは著者と
読者の馴れ合い。
352 :
無名草子さん :03/05/24 23:35
ドストエフスキーの思想(哲学?)は、背景や予備知識は多少必要かもしれないけれど、決して難解な物ではないし、彼のやさしさや人間の矛盾への疑問、怒りが哲学にまで高められたところに、感動するなあ。
>>394 >思想的なものを
小説に取り入れた作品で面白いものが少ないのもたしかなんじゃない
だろうか。
それは読んだことはないけど、「思想」が、先に立っていて、頭でっかちになってしまうのかな?
うーん、小説ならではの面白さってなんだろう、、、。
確かにそれは存在する!と思うのだが、、、、。
正直、この程度の作品なら、苦労して活字で読まなくても、漫画で同質の物を手っ取り早くえられるし、漫画のほうがすぐれてる、と思うものが多い。
>>351 冒頭でいきなり異世界、変な女登場でありえないのに、ご飯のシーンなどの
生活に密着してる描写から「ああ!あるよな!そういう感じ」
日常の感覚が呼び起こされて、イメージが沸いてぐんぐん引き込まれてしまう。
SF(舞台、登場人物)とリアリティー(感情、感覚)の
ミックス感が秀逸。
読み終わるのがすごく惜しかった作品。安部公房がノーベル賞
候補に挙げられていたらしいのも分かる。
海外での方が評価が高そう。
日本で私小説がもてはやされるのは、文系知識人の
間でそれが教養とされてるからでは?
文学を語るなら最低限「夏目漱石」「森鴎外」は読め!みたいなさ。
半分くらいの人は読んでも理解出来ないまま有り難がってそうだ。
ちなみに夫婦善哉By織田作之助は発表当時「思想が無い」と 川端康成、志賀直哉など東京の文壇にこっぴどく叩かれたのは有名。
355 :
無名草子さん :03/05/25 00:04
>>352 小説ならではの面白さというより、作品に対する思い入れみたいなものだ
と思う。漫画や映画に比べて最後まで読むのに圧倒的に時間がかかるわけ
だし、そのぶん思い入れが強くなっても不思議じゃない。
あと小説を読むことを読破って言ったりするけど、何であんなことを言う
んだろう。自分はこれこれこれだけの本を読破した、とか言ったりするけど
恥ずかしくないんだろうか。単なる権威主義を自ら認めてるようにうつるけ
ど。
356 :
無名草子さん :03/05/25 00:05
確か十年位前、ロシアで一番読まれている日本人小説家=阿部公房だったかな。
357 :
無名草子さん :03/05/25 00:19
358 :
無名草子さん :03/05/25 00:21
罰がなければ逃げる楽しみもない
359 :
無名草子さん :03/05/25 00:41
>>353 読んで理解できて、なおかつそれほど感動もしてないのに、むやみに
もちあげてる人もいるけど、あれはどういう心理なんだろう。
あとおもしろいのは夏目漱石ほど日本人に有名な作家も珍しいけど、小
説を読むときわめて自嘲的で権威からはほど遠い作風にみえるんだけど、
日本文壇の権威そのものになってしまった。
まあ作品の中から教養がうかがえるからなんだろうけど、夏目漱石をさも
大先生のようにもち上げてる連中を想像するとちょっとおかしいんだよね。
361 :
無名草子さん :03/05/27 06:51
俺も小説読まない。 小説読むのもマンガ読むのも一緒って思ってるの俺だけ?
小説が読めない奴は想像できないんじゃない? 小説読むのって、自分の頭の中で編集作業繰り返して行って最後には独自の映画を 頭の中で作りあげるってかんじだから。 だからこそおもろいし、想像できないorするのがめんどい奴にはつまらんのだとおもふ。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP) このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。 画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。 この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。 任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
367 :
無名草子さん :03/05/31 00:49
age
368 :
無名草子さん :03/05/31 02:06
読むこと自体を楽しめないんだろうな。
読んだ結果がすべてなんだろうな。それじゃ小説は好きになれない、
というより必要としてないんだから、読まなければいいんだよ。
「フィクション読んでない俺って駄目かも!」なんて悩んだことがすでに収穫。
結論として、読まない、と。それもひとつの選択。
>>1 はフィクションを読んでる人間とはまた違った魅力がありそうじゃないか。
なんか、 安部公房、面白そうだな。
370 :
虚構テキスト理解について :03/06/17 21:45
私は、
>>370 にいう「非虚構テキスト」との付き合いだけで手一杯。
「虚構テキスト」に付き合っている暇がありません。
372 :
無名草子さん :03/06/17 22:05
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その2●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/988/988402795.html 949 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/05/28(月) 18:46
>>916 直接の実行犯はわからなかった。ただし、その盗聴機関がマスメディア産業の
各方面につながっていることは確認済み。団体名なんか書く必要ないでしょ?
フジ・テレビとか読売新聞社とか電通とか...みんなが知ってるあの会社って
感じ。講談社の週刊誌(現代とかフライデイとか)が政治家の過去を暴露する記
事や写真をよく掲載するでしょ。あの手の記事は、盗聴/盗撮で得た情報で商売
をしている人達がいるという証拠。あういう人達に、オレの個人情報をつかまれ
ているんで非常に心配ですが、現状では、対抗策がない。
373 :
無名草子さん :03/06/17 22:10
私は、抽象的な著作物しか、楽しめません。 具体的存在への関与を欠いた論理学が最も楽しい。 次いで、数学。 その次は、物理学です。 でも、本当は、文学も楽しみたい。 フィクションの世界にのめりこんでみたい。 でも、そういった類の著作物に対しては、 一ページも集中力が続きません。 詩を美しいと思ったことは一度もありませんが、 諸言語の文法体系には美を感じるので、 各種言語の入門書をパラパラとめくるのは好きです。
374 :
無名草子さん :03/06/17 23:07
私が小説を読むのは眠るためです。
375 :
無名草子さん :03/06/17 23:47
文学は苦手だが、 言語学は好きだ。
376 :
無名草子さん :03/06/19 21:29
私は文学不感症。
377 :
無名草子さん :03/06/22 08:14
同じ人がいて嬉しい。 読書は大好きですが物語がだめです。 多分読み方を知らないからだろう。 小学校のとき 図書室で読書の時間のたびに 「百科事典」読んでて怒られたの覚えてます。 「読書の時間には本を読みなさいっ!!(怒)」って。 なんか理不尽だとおもったよっ。
378 :
無名草子さん :03/06/22 10:00
最近の売れてる小説、てのがほとんどだめ。ぜんぜん頭に入ってこない。 つか、腰を据えて読むに値する作品が少ないと思う。 あと20年して残ってる作品があったら、その時読もうかと。 うちの本棚にいる小説や物語は、亡くなった方の作品ばかりです。
379 :
無名草子さん :03/06/22 12:52
作り話に感情移入できないって言う人は、 騙されるのが嫌だというのがあるんじゃないの? たとえば、ドラマの主人公が現実でデビューするみたいな企画が あったりするけれど、そういうのも金儲けの意図が見え見えで嫌なんでしょ? でも小説読むのは金払って騙されて楽しむ事が目的なんだから、 自分から積極的に騙されてみないと楽しくないよ。 お化け屋敷行こうって、「こんなの全部人がやってんだよ」って言いながら 入っていっても恐がれないでしょ。
>>1 じゃあ読まなきゃいいじゃん。俺は読むけどさ。
というわけでこのスレ終了。
381 :
無名草子さん :03/06/22 13:20
>>1 そうだ、作り話が嫌なら、人生板やメンヘル板、ダメ板でも行った方が
よっぽど泣けるよ。おまえは自分では「俺はそこそこで、もっとなんとかなる」
とか思って“得るもの”を求めて小説を読もうとするのかもしれないけれど、
そういう薄っぺらさっていうのは、もう小説なんか読んでも成長が見込めない
かもしれない証拠なのかもよ。ツルネーゲフの『初恋』を20歳過ぎて読むのと
中3ぐらいで読むのとじゃあ全然違うだろ。
お前はもう大人。おまえにはもうそう言う意味での成長はありえない。
382 :
無名草子さん :03/06/22 13:24
383 :
無名草子さん :03/06/22 13:27
>>1 家から外に出て世界と戦ってみろやおまえ。
おまえなんて、なんてちっぽけなゴミ屑だぜ
384 :
無名草子さん :03/06/22 13:36
この板を見て不安になってきました。 ぼくはこれでいいんでしょうか? なんて自分の無い人間なんだ
385 :
無名草子さん :03/06/22 23:17
>自分から積極的に騙されてみないと楽しくないよ。 そんなことしなくても騙してくれるのがいい小説。 読む本は選ばないとね。
386 :
無名草子さん :03/06/23 11:32
377です 自分は小説は苦手だけど詩とか戯曲は読むよ? 絵だって水彩は苦手だが油絵は好き、とかない? ただ ここ読んでて、 ジャンル毎に読み方の こつとか、微妙に違うんだろうなとは思う。 自分は帝都●●(大戦??)だっけ、それだけは全巻読んじゃったな。 江戸川乱歩も。でもそれは漫画みたいに筋につられて読んだからで ちょっと文芸を味わう、ってかんじではなかったかな。 フィクション性では哲学書もあの世や神々扱ってたりするから、 「騙されるのが嫌なので小説は嫌」ってわけでもないんだけど、、、、 友人は本というと年表ばかり「読んで」る。 地図好きとかもそうだろうけど そういう人にはそれが小説がわりなんだろーねきっと。
387 :
無名草子さん :03/06/23 11:53
>338 あんたはどこに機微あるんだYO?
388 :
無名草子さん :03/06/23 12:29
面白かったら称賛すればいい。エロく考えると何もできない。
389 :
無名草子さん :03/06/23 12:42
焼肉→牛肉ソテー 面白さに気付いた人は八割がたいい。
ソテーというよりグリエかな
>>386 本なんて飾りですよ。偉い人にはそれがわからんのです。
わざとらしい小説はだめだな
393 :
無名草子さん :03/06/27 04:36
ここでいう「小説」にはエンタメ系 (ファンタジー・ミステリ・ライトノベル他) も含まれるの?
394 :
無名草子さん :03/06/27 06:17
偏見がひどいな。
396 :
無名草子さん :03/06/28 02:27
とりあえず新宿鮫の毒猿を読んでみろ。おもすろいぞ。
あんな警察はいない。といったら身も蓋もないか。
398 :
無名草子さん :03/07/08 22:12
>>101 私は恋愛経験は少ないほうじゃないと思うけど、
小説はぜんぜん面白くないと感じる。
あと映画も。
例えば、映画なんかも歴史上の人物だとか、ホントな話しを元にしたものは
ある程度楽しめるんだけど。
このスレ自体が虚構の産物なんだから、 これが読めれば心配することない。
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
401 :
無名草子さん :03/07/15 12:03
402 :
無名草子さん :03/07/15 12:49
健康な人は本を読まない つまりあんたは健康体なわけだ。
403 :
無名草子さん :03/07/15 16:59
自分と同じ境遇の小説から入るといいかもね
同じ境遇の小説はない
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
406 :
無名草子さん :03/08/12 18:07
小説もおもしろくねーけど1もちっともおもしろくねー。 削除依頼だしとけ。ボケ。
407 :
無名草子さん :03/08/12 20:18
小説より映画、ドラマ、漫画の方が視覚に訴えてくるので面白い。 活字が映像より優れている点は、情報を沢山伝えられることと、 それを手元に残せることだと思う。 其の点、フィクションは偽の情報を伝えてくるわけだから、 即物的な効果がないぶん読むのを敬遠してしまう。
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
412 :
無名草子さん :03/09/10 02:59
>>407 小説から得るものを偽物の情報だからいやだと思うなら、小説を読む必要はないと思う
実際にある情報だけが欲しいならニュースや新聞を読んでればイイ
小説から得られることはフィクションを通して新しい視点、自分が経験できない立場からものをみれるようになることなど、だとおもうし、ニュースの裏にあることなども見えてくると思う
単なる知識だけではないってこと
そう考えればおそらく1が欲しいものや、1にとってニュースなどから得ている情報は単なる知識ってことだと思う
413 :
無名草子さん :03/09/10 14:39
おれは、ノンフィクションの本も、あらゆるメディアの情報もフィクション であると思う。 1はバカだと思う。 そして、加藤茶のギャグのひとつもフィクションだと思うのだ。(゚,_ゝ゚)プッ。
最近の小説はどうでもいいけど、古今の名作はもっと読んでおけばよかったな。 そういう教養はその後の人生を豊かにしてくれるとは思うよ。
>>415 はなぜ過去形なんだ?
もう死にかけてる?
>>416 若い頃とは違って積極的に読む活力がなくなったね。今はノンフィクションが面白い。
若い頃は次から次へとそういうものを求めるエネルギーがあったなあ。(私、40台の
男性です)
オッサンのぐちコーナーか?
その「ノンフィクション」が裏モノジャパンだったら笑うな
420 :
無名草子さん :03/09/13 18:55
421 :
無名草子さん :03/09/13 20:03
世間で読書と言うと小説、特にミステリが主流という感じがする 俺はそういうの一切読まないんで何となく疎外されてる気持ち
いやそんなことはない。ノンフィクションでもおもしろいのはたくさんある。
誰もノンフィクションに面白いものがないなどといってないのだが。
ノンフィクションの傑作 「プラトニック セックス」 「ダディ」 「俺はパチンコでマンションを買った」
小説も感激するほど面白いのはあるんだろうけど、いままで詰まんなくなって挫折したのも結構あるからなあ。 小説いがいで興味あるのがいっぱいあって、余裕がないってのもある。
426 :
無名草子さん :03/09/14 12:33
ノンフィクションは面白いけれど、フィクションは つまらないという人は結構いるね。 虚構の面白さは想像力・イマジネーションなくしては 絶対に楽しめるものではない。 その点フィクションはそのまま読めばいいわけだから 想像力の介入する余地はないからね。 でも想像力の無いところに創造力は生まれないって言うから やっぱり今日本はヤバイところにあるのかもね。
養老孟司に言わせれば、 都会の現実こそが、いわばフィクション、御伽話の世界なわけですが。
何とも陳腐な
オマエモナー
フィクションでも現実性のあるものは読めるよ。山崎豊子とか。ファンタジーは読む気起こんないな。ハリーポッターとかは全然だめだね。
それを言えば、新聞記事でもフィクションとして読めるんじゃないか? あれは、フィクション性のある現実だと思っています。どこまで本当なのか分からないし。
433 :
無名草子さん :03/09/15 16:48
>>431 小さい時の読書経験で決まるかもね。>嗜好
いや小さい頃はいろいろ読んでいたんだよ。いわゆる古今の名作ってのを。社会人になってからだね。 そういうのを読まなくなったのは。精神的な余裕がなくなってしまったんだろうかと思うこともあるけど。
疲労とストレスがたまっていては、想像力を働かせて読書を楽しむのはチョッと きついね。 わかる。わかる。ま、あと自分の考えも変化するだろうしな。
俺の場合フィクションが楽しくなくなったな。所詮作り物だし。 実生活に手間隙かけたほうが面白い。
そう、フィクションなんて読んでてもこんなもの虚構だなという、どこか覚めた目があるのよ。 それよりも現実の裏に潜む我々の知らない世界を知ることの方がおもしろいね。
余裕がないんですね。
余裕がないのかな。こんなの読んでて時間が勿体無いという気持ちだね。
自分はノンフィクションものの方が嘘臭くて読めない。 嘘ではないけど事実のすべてではないんじゃないか、 都合のいい事実だけが抜き出されて誇張されているんじゃないかと勘ぐってしまう。 ノンフィクションの常識だと言われればそれまでだけど。
>>440全然おもん内。レベル下の下。時間返せ。
>>442 おまえの感性がずれてるんだろ。おれは面白いと思った。
444 :
無名草子さん :03/09/23 01:51
>>27 >関川夏央も「本読みの虫干し」(岩波新書)で、
>学生のころはフィクションが苦手だったと書いてた。
>なぜ読めるようになったかというようなことも書いてあった
遅レスで申し訳ないですが、読めるようになった理由を教えてください。
>>444 書名を書いてあるんだから、読めばいいんじゃないの?
フィクションが本当にフィクションだと思ってる奴ってあたまわるいよ。 どんな小説にしても現実の下調べや実体験がもとになってる。 夏目漱石の本なんてほとんど半分はノンフィクションだよ。
ノンフィクション自体がフィクションなんだよ というレスがそのうち付くかも。
448 :
無名草子さん :03/09/23 05:19
純文学はエンターテイメントじゃないから、必ずしも面白い必要はない。 作家が言葉で読者に何かを伝えたいことを文章にしている訳で、単純に 楽しませようとしているつもりもないと思うよ。 文章の裏に隠された言葉を読んだり(行間を読むってやつね)、作者の駆使する 言語遊戯を楽しんでみたり、作者の持っている思想や考え方を覗いてみたりで、 楽しもうと思えば他にもいくらでもありそうだが。 それでも小説読むなんて時間の無駄だと思えば読まなくてもいいんじゃない。 ただ立花隆も言ってたけど、「文学を通さないで人格形成をした人は、何事に対しても ものの見方が浅くなる」というのは、あながち出鱈目とも思えない節がある。
>>448 文学をほかの適当な単語に置き換えても成立する程度の言葉ですね。
450 :
無名草子さん :03/09/23 19:17
>>449 適当な単語には置き換えられないと思う。例えば何が入る?
立花氏「文学というのは、最初に表に見えたものが、裏返すと違うように見えてきて、
もう一回裏返すとまた違って見えてくるという世界でしょう。表面だけでは見えないものを
見ていくのが文学だもの。」
>>450 音楽とか映画とかスポーツとか科学とかなんでもいいんでないかと。
452 :
無名草子さん :03/09/23 20:57
>>451 それはないでしょう。
映画やスポーツだけで精神形成をした人間はものすごく浅いよ。
つか、こんな話ここでするべきではなかったと反省。
>>452 医者が求められないように、文学が求められないのも幸せな世界なのかもよ。
と書いてもアイロニーを感じないだろう、
>>451 とかは。
>>452 ま、映画やスポーツを深く知ろうとしない浅い人はどこにでもいますからね。
455 :
無名草子さん :03/09/23 23:09
>>454 精神の話をしてるんだけどね。
そんなことも理解できないのでしょうね、あなたのような人は。
456 :
無名草子さん :03/09/23 23:13
>>455 おっと。
文学以外では精神が養われることはないとは言わないよねぇ。
457 :
無名草子さん :03/09/23 23:24
>>451 のレスなんかは、
まさかこんなレスは返ってこないだろうなと思っていたものがズバリ返って
きて度肝を抜かされたが、あなたは中高生なのか?それともわざとボケてみて
釣っているのかも知れないけれど。
具体例を挙げて反論してみてよ、と言おうかとも思ったけどもういいや。
まともな議論なんか期待できそうもないから。
458 :
無名草子さん :03/09/23 23:29
>>456 またしても程度の低いレスだけど、釣りですか?
まさか
>>455 のレスからそんな解釈をしたんじゃないよねえ。
まぁ
>>453 のような人がいてくれただけでも良かったよ。
459 :
無名草子さん :03/09/23 23:37
つまり、文学を読まない奴は薄っぺらい人間であるという結論でよろしいか?
460 :
無名草子さん :03/09/23 23:47
自分のやってきたことを否定されるのは誰でも嫌なわけで。 まあ、文学で培った精神を至上のものだと思い込むのは勝手だが、 その他を否定する思考は間違いなく浅いね。 何も了見の狭い事をここで吐露する必要もなかったのに。
461 :
無名草子さん :03/09/24 00:14
>>460 せめて行間読めるくらいの文章理解力はつけた方がいいよ。
論点ずれすぎ。
あと文章もきっちり読もうね「映画やスポーツだけで」の「だけで」の意味もとれてないし。
その物自体は、その他を否定はしていない。
ちなみに私は映画もかなり観てるし、スポーツ漬けの毎日を送った時期もあるしね。
てゆうか、ひどいよあなたのレス。
そんなこと言ってないだろうというのを私が訂正しなければならないようなものばかりだ。
熱くなるほどのことでもなかったけど、あなたのような人ばかりなのかな、この板。
462 :
無名草子さん :03/09/24 00:15
文学などによって養われた精神はいわばインテリ的なもの スポーツなどでやしなわれたものは身体に裏付けされたもの 前者は理屈としてわかっていてもそれを実感できない。 後者はその逆 どちらが勝っているかはなんとも言えないと思う 今日では後者に位置する要素が欠けている人が多いとも言われる 例。私たちは戦争について頭では知っているが、当時の人々は頭より先に体でもって実感している
その分、日常生活を送りながら人がバンバン死ぬ戦争に荷担してる事に対する 掻痒感が感じられて、すごく気持ちいい。
464 :
無名草子さん :03/09/24 02:33
そもそも、
>>452 の書き込み自体が見当違いだしね。
(じゃぁ、文学だけで精神形成をした人間はどうなんだ?という突っ込みも可能ではあるが)
465 :
無名草子さん :03/09/24 02:46
>>464 >じゃぁ、文学だけで精神形成をした人間はどうなんだ?という突っ込みも可能ではあるが
ここまで頭が悪いとは思わなかった・・・・・。
ほんとにこんなこと書いてこないだろうなということをズバリ書く人ですね。
「文学を通さないで」という意味をどう解釈してるのかな。
突っ込みも何も逆説的にそうともとれるように書いたのにね。
何度も言うけど行間を読め。
>何度も言うけど行間を読め。 ↑ 文章がヘタでごめんなさい
467 :
無名草子さん :03/09/24 03:30
「文学を通さないで人格形成をした人は、何事に対してもものの見方が浅くなる」 「文学以外でも言えることなのでは?」 「たとえばどんなものがある?」 「映画とか音楽とかスポーツとか」 「それはない。映画や音楽だけで精神形成した人はものすごく浅いよ」…(A) Aが正しいかどうかは置くとして、ここでなぜ「映画や音楽だけ」の例を出す 必要があるのかわからないのだが。それまで誰もそんなことを言ってないのだし。
ああ、「映画やスポーツだけで精神形成をした人間はものすごく浅いよ」 だったな。
469 :
無名草子さん :03/09/24 05:15
>>467 >音楽とか映画とかスポーツとか科学とかなんでもいいんでないかと。
といってたことについて映画とスポーツを取り上げたのは、私自身その2つには
のめり込んでいた時があったし、映画青年やスポーツマンとの交流もあったから。
音楽は好きな曲を聴くくらいだし科学にいたっては授業で習った程度の知識しかないので、
自分の触れいていないことを批判すべきではないと思ったので言及は避けた。
私のいいたいことの一番大事なところは「だけ」というところで、
もちろん文学「だけ」から精神形成をすることはいいとは思っていないが、
文学抜きにして精神形成をするのは物の見方が浅くなるだろうという持論。
しかし映画を観なくても、スポーツに関わりなかったとしても
そうではないのではないのかと思ってたところだ。
それは何の為に文学というものが存在するのか、ということを考えてほしい。
確かに私の文章に不得手のところもあったかもしれない。
言葉使いが粗くなってしまったのも悪かったかとも思うが、もう切りがないからやめるよ。
しかしこんな夜中まで・・・お互いに時間の使い方を考えような。
470 :
無名草子さん :03/09/24 05:42
>>469 >しかし映画を観なくても、スポーツに関わりなかったとしても
>そうではないのではないのかと思ってたところだ。
あなたの文章は回りくどいので、すっきりとした表現をして下さい。
誤解を生む危険があります。
471 :
無名草子さん :03/09/24 06:51
おもしろくないね、小説。 小説よりノンフィクションの方がずっと、おもしろい
472 :
無名草子さん :03/09/24 08:17
「行間を読め」を使う奴が明快な文章を書いたところを見たことがない。
473 :
無名草子さん :03/09/24 09:08
そりゃそうさ。 「行間を読め」=「自分の妄想を加えろ」
474 :
無名草子さん :03/09/24 13:45
文学より、論文やエッセイの書き方学びたかった 学校で文学や小説の授業テストは止めだ!
475 :
無名草子さん :03/09/24 21:05
しかし、行間を読めと言ったからには、どういう解釈をされても文句は言えないよな。 それを自分好みの解釈でなければ切れるという469氏は本当に器が小さい。 小説を読んでも人間的に成長するわけじゃ無いことを実証してくれたよw あいまいな表現をして、因縁をつける手法、やっていることはチンピラと変わりない。
476 :
無名草子さん :03/09/29 13:50
小説より実体験の方が断然面白いよ。 疑似体験なんてたかが知れてる。
477 :
無名草子さん :03/09/29 14:26
小説でも現実でも妄想は得意だぞ。
478 :
無名草子さん :03/09/29 14:44
小説は妄想を楽しむもので、エンターテイメント以外の何者でもない。
小説だと読み出したら途中でつまんなくなっても最後まで読まなければ非常に不完全感が残るだろう。 ノンフィクションだとある程度飛ばし読みができるし、無駄の少ない読書ができる。
小説の不親切さってのがあるよね。 ノンフィクションだと、わからなければ、著者の書き方が悪いといえるけど、 小説だと、難解だと、妙に威厳がついたりする。 ほんとは作者が下手なだけだが。
481 :
無名草子さん :03/09/29 19:54
まあ、難解なものしかかけないようじゃ、まどみちおにはなれないってこった。
482 :
無名草子さん :03/09/29 20:14
小説の美味しい点は夢野久みたいなキチガイが自由に表現できるってとこだと思う
まぁキチガイでもお前より遥かに尊敬されてて、世に名前を残してて、お前(馬鹿)には1000回死んだってできない事をやってのけたんだがな。 分かったか鼻汁垂れ流し482!!
今や現実社会が十分すぎるほどキ○ガイじみてるからなあ・・。 それにだれもが匿名掲示板の上でキチ○イになってるし・・。
485 :
無名草子さん :03/09/29 21:39
>>483 482じゃないが、お前は夢野久知っているのか?
知って言っているならクズ、知らないで言ってるなら白痴
夢野久は「キチガイでも」じゃねぇ「キチガイだから」あの作品が書けるんだ
わかったか鼻汁&よだれ垂らしてキーボードタイプしてる483よ
486 :
無名草子さん :03/09/29 21:45
>>1 星新一読めよ。それで駄目なら読まんで良いから。
>>1 マンガも読まないテレビも見ないっていうことは、
小説だけじゃない、単にフィクションの楽しみ方に慣れていないんだよ。
小説読んでも面白いわけがない。
本人いない可能性が高いけど、はっきり言う。諦めなさい。
ふつう物語の楽しみ方は幼少時代から媒体に触れることで自然と学ぶものだ。
想像力が必要だし、想像力をどう使うかを身体で知っていなければならない。
今からのリハビリはまず難しいだろうね。
読書の集中力なんか大人になるにつれてどんどん下がっていくからね。
その時間があるなら別のことに費やしたほうが全然よい。
そもそも「エッセーは楽しく読める」のだから、フィクションだけに損得を要求するのはおかしな話だ。
ほんらいフィクションの効能は「快」の獲得だ。
読んでも得るものが何もない、というのは、損得の考え方を間違えてる。
そもそも「面白かった=得」「楽しくなかった=損」だからね。
それ以上の効果は副産物でしかないわけだから。
基本的に「面白くなかったのに得するフィクション」なんかないんだよ。
まあ雑学だけ身についたってことは場合によってあり得るけど。
そういうわけで「読むな」と。これが結論です。
時間を大幅に割いてでもリハビリする覚悟がないなら、フィクションを楽しもうなどとは金輪際かんがえないこと。
488 :
無名草子さん :03/10/04 00:58
489 :
無名草子さん :03/10/04 01:06
本、特に小説やなんかを読まなくても精神をリフレッシュできる人は正直うらやましい。 心が健康なんだと思うよ。
490 :
無名草子さん :03/10/04 01:11
活字中毒の人ってこの板には多いと思うんだけど、私はギャンブルだの 薬だのにもはまりやすいっていうことに気がついた。小説もなんとなく 片っ端から読むだけで、実際感動するようなものって1年に3冊あれば 大漁。やっぱり頭が理性的で中毒癖がなければ娯楽としての本はあまり 欲しないのかな?
やばい、490の言ってることがよく分からん。
492 :
無名草子さん :03/10/04 14:18
漏れもだ、とてもじゃないが意味を理解できない
>>490 中毒って本の種類は問わないのかい?俺はけっこうこだわるほうだけど。
494 :
無名草子さん :03/10/05 04:42
>>1 近い考えをしていると思う。俺の場合は、本に限らず映画でもテレビでも感情移入ってのがなかなか出来ない。
客観的に見ちゃうんだ。冷めてるのかなって思う。友達と話してても、自分の読み取り方の浅さに気づいて、未だに漫画しか読めない自分なのかと思ってしまう。小説一冊読むのにかなりの時間と集中力を注がないと読めないし。
ノンフィクションの本は俺も結構読めるんだよね。そんな人もいていいじゃないか。
>>491 >>492 猿のオナニーみたいなもんで、私の読書活動はとても知的なものではありません。
ほんとオナニーですね。
>>493 私の場合はとりあえずオシャブリと同じで、電車に乗ってる時、家について
服を脱ぎ捨てて疲れ切って横になった時、風呂からあがってベットに入った
時に雑誌感覚でブックオフなんかで100円で購入できた本なんかが最低限必要
で、くだらないエッセイでも、よく売れた小説でも、場合によっては漫画でも
いいんです。そこそこ気に入った作家が見つかれば100円だったらまとめ買いし
ます。思想が相容れない作家のものでもくだらなくて面白い他の作家同士の論争
が垣間見れたりすると買ってしまいます。
ただどうしても心が重くなったときはやっぱりある程度内容のあるテーマの
ものが読みたくなります。でもなかなか当たりはないですね。そういう時は
昔読んだ本をひっぱりだして読んだりします。
>活字中毒の人ってこの板には多いと思うんだけど、私はギャンブルだの >薬だのにもはまりやすいっていうことに気がついた。 ↑これは当てはまってない人もいると思うのでごめんなさい。 ただ自分が他のものに切り替えたらそればっか”になってしまって 気がついたことです。
感動しようと思って本を読むのは、不純だ
498 :
無名草子さん :03/10/30 00:56
1>俺は、34歳だがこの年になって小説の面白さがわかった。始めて小説を読んだのは 高校2年生。笹沢佐保の「命売ります」。最後まで読んだが、特に面白いと思わなかった。 そもそも、小説なんて興味なかったが、1と同じ理由で、小説読んでいる人間がかっこ よく見えて真似してみただけだ。あの時は、角川映画ブームで、角川春樹に憧れていた から真似(角川春樹は小説が大好き)しただけだろう。その後、高校卒業するまで に読んだ小説は、栗本薫の「キャバレー」のみ。その後、33歳のリストラされる寸前 まで、ビジネス関係や自己啓発書は腐るほど読んだが、小説なんて糞の役にもたたないと 思って読まなかった。
499 :
498の続き :03/10/30 01:03
それが32歳の時に、ビジネス啓発の本をたくさん読んでいて仕事で目立ってきたので、 周りのやっかみや妬みなどで、人間関係に悩んだ。特に職場に多い30代のわがまま 女性社員(俺の営業アシスタント)時に、「2ちゃんねる」でスレ立てて相談したら、 時代小説を読むと、人の心がわかるようになると教えられ、吉川英治や、山本周五郎、 司馬遼太郎の小説を読むように、アドバイス受けて読んでみると「時代小説は面白いし、 登場人物を観察することにより、日常生活でも活かせる」と思うようになった。 今は、かなり小説にはまっているよ。時代小説以外も、今後読もうと思う。 1よ、時期がくれば自然と読みたくなるきっかけができると思う
500 :
無名草子さん :03/10/30 04:24
501 :
無名草子さん :03/10/30 19:23
俺は日常生活に活かせようと思って小説を読もうとは全く思わない。
502 :
無名草子さん :03/10/30 20:01
最近どこでも集中して本が読めるようになった。 というか相性のあう本なら一気にのめりこめるようになった。 このあいだもある大学によってそこの食堂で昼ご飯 を食べた後時間があったので、ちょっと本を取り出して 読んだら、すぐにその世界にはいりこんで、気がついた ら少し涙していた。やかましく、新規な場所でもお構いなしに本に 夢中になれるのはありがたいけど、涙腺もゆるくなったみたいだ。 年をくうとそうなるものなんだろうか?
503 :
無名草子さん :03/10/30 20:43
504 :
無名草子さん :03/11/02 20:56
>>498-499 本当の読書家なら本を読むのは普通のことで、かっこいいなんて思わない。
何かの役に立てるためじゃなくて、好きだから読む。日常生活で生かそう
なんて思わない。あんたは読書ごっこしているだけだ。
純粋に趣味や遊びを愉しめない人が多いですね。 趣味の習い事をするにしても、何かの役に立てる為だとか言う人。 何でも仕事にしたがるw
>>504 きっかけはどうでも、楽しんでるんだからいいんじゃない?
「時代小説は面白い」って言ってるんだから。
小説の価値は結局のところそのフィクション性にはない。読書は 自分自身のノンフィクションを、本の中に発見する行為だから。 だからそこに自分があると思うものを読んでればいいんじゃない? 人が成長するものである以上は それに飽き足らなくなる時が自然にくるわけだし。 かっこ良く見えてたものが鼻につくときがきたら次に進む。そのくり返し。
508 :
無名草子さん :03/11/03 17:59
>>507 >小説の価値は結局のところそのフィクション性にはない。読書は
>自分自身のノンフィクションを、本の中に発見する行為だから。
それはあんただけの価値観だよ。俺にとっては小説の価値はフィクション性
なんだよ。
フィクションに魅力を感じないっていう話なのかと思ってたからさ。 それでもいいんじゃないの、ってことでいったんだけど。 「思う」とか「私感だが」とか、いちいち全部つける習慣ないんで。
508のそれは一般的な前提で、書く必要もないことでしょ。
511 :
無名草子さん :03/11/03 19:30
>>507 思考実験的な作品や様式美を前面に押し出した作品もあるので
一概には言えないかと。
昔は本よむのが楽しくてしかたなかったんだけど 今はぜんぜん、ミステリとか読んでも 「犯人は○○です」とかいわれても、「あっそ」てかんじで 昔の自分にもどりたい
ミステリとか、そんな永遠に読まなくっていいでしょう。
514 :
無名草子さん :03/11/03 21:21
>>513 「そんなの永遠に読まなくていい」と言いたいのか?
俺はミステリとかSFとホラーとかジャンル小説しか読まないぞ。
515 :
無名草子さん :03/11/04 02:21
502さんは素直で感性が豊かなのよ。そばに居たら人としてチャーミングだと、私は思う。 私自身は前の彼氏に半ば強制的に司馬、藤沢を勧められて今は時代物に夢中。 役立つなんて考えたこともない。ただ×2面白い。ハリウッドが100億くらい出資して映画化したら世界が度肝ぬかすだろうなぁ…、なんて思いながら。
514、いや、別にずっと夢中で読み続ける必要はないでしょってことだよ。 それで「柔軟性を失った」とか「集中力がなくなった」とか、 嘆く必要はないんじゃないの、別のもの探せばいいんだし。ってこと。
ジャンル小説しか読まないぞ!っていう主張も結構不思議。 つーか、ジャンル小説と非ジャンル小説の区別って わりと曖昧じゃない?
518 :
無名草子さん :03/11/06 23:58
俺は国語の授業は好きじゃなかったが小説は好きだった。 こんなの俺ぐらいだろうな・・。
>>518 んなこたない。普通だろ。
国語の授業と同じ感覚で読んでる奴の方が希少じゃないか?
/── 彡 ___// ̄ ̄\\ しらけ鳥… /_ | [ ̄ ▼ ̄ノ │ 飛んでいく…  ̄_ ̄>|  ̄ ̄∪ | 南の空へ… \ ̄ | ≡ / /ミ  ̄ ̄\__ / ミ_ \ ミ | みじめ… \ | みじめ… \ | ∋∋
>>517 ジャンルは大体、折り返しや背表紙のあらすじで強調されてます。
区分けが曖昧なのは、
最初から総合エンターテイメントなどとことわっている場合と、
「ミステリ」とうたっておきながらその要素は薄い、などという場合、
まあ両方考えられますが、
前者はともかくとして、後者なら読後に
「これはミステリじゃねえ!」という感想がくっついて終わりなんじゃないでしょうか。
自分が読みたいジャンルというものがあって、
本の方をそれに当てはめていくのは
特別珍しい読み方ではないと思いますが。
読み方は珍しくないけど、 「読まないぞ」っていう決意みたいのがめずらしいと言っているのでは。
523 :
無名草子さん :
03/11/12 13:28 ミステリしか読まない奴やSFしか読まない奴は結構いると思うがな。