★安部公房★

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11
よっしゃ!あつく語ろうじゃないか兄弟
2無名草子さん:02/04/22 21:51
2
砂の女!
3無名草子さん:02/04/22 21:51
都会の片隅にて

っていうスレタイトルからすると急速に俗っぽくなったなあ
41:02/04/22 21:54
今、密会よんでいます。
最初、内容がつかめなかったけど
後半でやっとつかめた……

いまでも箱男は分けワカメ
5 :02/04/22 21:57
箱男はワケワカメだ俺も。
まだ1回しか読んでないから2回目読めばまだ分かるかも。
6無名草子さん:02/04/22 22:01
いや箱男は何回読んでもワケワカメ。
私は他人の顔と方舟さくら丸が好き。
7無名草子さん:02/04/29 05:04
箱男、さくら、R62号いいねぇ。
ピンクフロイドは漏れも大好き。
ザ・ウォールの世界観はまさに公房の世界観にも合致する。
8無名草子さん:02/04/29 06:22
短編がこれまた最高!!
今日はジュンク行って色々買ってきます。
9無名草子さん:02/04/29 06:27
>>7
線コウ?
∋oノハヽo∈ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ^▽^) < 新スレおめでとうございま−す♪
= ⊂   )   \_______
= (__/"(__) トテテテ                 
11無名草子さん:02/05/01 00:30
この人の作った劇団ってもう存在していないのでしょうか??
12無名草子さん:02/05/01 00:39
なんて劇団?
13無名草子さん:02/05/01 10:03
新庁舎の禅宗別館…もとい!新潮社の全集別巻はもう出ましたか?
14無名草子さん:02/05/02 18:57
「棒」っていかがですかね??
かな〜り好きなんですけど!!
15無名草子さん:02/05/08 00:23
榎本武揚  
16無名草子さん:02/05/17 17:01
カンガルーノートいいぞ!!
箱男も最高だ!!
17ショスタコー坊ちゃん:02/05/27 14:45
「砂の女」映画がありましたよね。「岸田今日子」主演。モノクロ
社会学の授業で見て、レポート書かされた。
あの不条理の世界は「カフア」や「ゴーゴリ」とも相通ずるものがある。
18無名草子さん:02/05/27 14:50
ユルバニストのユルバン氏
19ショスタコー坊ちゃん:02/05/27 17:07
もし長生きしてたらノーベル賞だったかな
20無名草子さん:02/06/07 02:02
砂の女と他人の顔。
映画見てみたい。>17
21無名草子さん:02/06/07 02:10
>17
その授業漏れもとったかも
22無名草子さん:02/06/08 13:39
http://www.sojin.net/users/study-union/cgi-bin/loner.cgi
この掲示板の2月13日のところに、 「箱男」を読んで実践した話が載っている。
なかなか面白いよ。
23無名草子さん:02/06/08 23:08
足からカイワレが生えて来ました。
24無名草子さん:02/06/11 05:25
動物園にてラクダ吸い込もうと。。。
25ピガヤスヒト ◆scan5g7U :02/06/11 16:23
>>22
あ、これ知り合いです。
この団体は面白い活動をやってるよ。
26無名草子さん:02/06/14 19:42
人間そっくり
27無名草子さん:02/06/15 18:03
アタシも最近箱男読み始めたけど、すっごい決めつけが多くて、
「絶対勘違いしてるかも、この人っ」とハラハラする。
でも内容は難しすぎる。
28無名草子さん:02/06/15 19:14
>>27
箱男しか読まないとそう思うだろうな。

おれは「人魚伝」と「燃え尽きた地図」が好きだ。
両方怖すぎる。
自分を殺したかどで自分を逮捕させそれにより自分の存在は消えるというのは怖いよ。
29無名草子さん:02/06/24 19:19
箱男読んでるとこですが、覗き窓の「隙間が開く」のは
箱を横に傾けてるんでしょうか?つまらないことですが。
30加藤ティ〜:02/06/29 00:57
ザラザラした文体が心地よいでつ。
31無名草子さん:02/07/01 11:25
新潮社全集別巻は本当に出るのか?
32AAA AMERICA AUTOMATIC ASOCIATION:02/07/01 11:36
デジタル、インターネット等IT関連は使い方次第で、個の力を何倍もの力に変えることが可能です。
費用対効果で他の媒体にこれより優れたものは無いでしょう。
それを船井幸雄やハーバード大学での講義さえある21世紀型流通の姿ともいわれるMLM
に活用してみましょう。それは長い目で見ても、素晴らしいネットワークビジネスといえます。
最先端のITを駆使するネットワークビジネスは、在庫をもつ必要がなく、
製造メーカーの製品を直接広める形態をとるものです。
製造会社の製品であると同時にIT部門を持ち、面倒なことはすべてお任せです。
HPを通じて、興味のある人がメールで問い合わせてくるので、
低価格、高品質な製品に関することなどを説明すれば済むのです。
何人かの識者が書籍等で発言しているように、
流通コストを消費者に還元して製品を広めるというこのシステムは、
人間的かつ将来有効なシステムを創っていける可能性の大きいものだと感じます。
実際、アメリカでは、全商品の30%がMLMです。
有名な大会社AT&T、GM、マスターカードなども採用しだしています。
興味のある人には、ぜひ以下のホームページも御覧ください。
http://ailove22.fc2web.com/lpd/index.html
33 :02/07/11 14:11
カンガルーノート、砂の女、他人の顔、燃えつきた地図・・・・・、
なんかが好きです。。

他のスレで中学時代から安部公房を読んでいる、
とふとしたきっかけで書いてしまったら、
本屋に異常に似合うブスっているよな、とただ勝手に言われた。。
ちょっとヘコんでます。。
34無名草子さん:02/07/11 14:29
砂の女、他人の顔、燃え尽きた地図好きですよ。
方舟さくら丸も好きです。カンガルーはちょっと

私は本屋が異常に似合う自称美人です。2ちゃんで言われたことに
いちいち凹んでたらキリないよ。リアルが大事。
35無名草子さん:02/07/11 16:13
正直、わかる気がする。
公房読んでる女はブスってイメージ。
36無名草子さん:02/07/11 16:22
男のイメージは?
37無名草子さん:02/07/11 16:26
よく見るとけっこうかっこいいじゃんって感じかな
38無名草子さん:02/07/11 17:24
俺の彼女は安部公房読んでるけど
可愛いよ。誰が見ても可愛い、って言うよ。
俺も読むけど俺ブサイコ。
39無名草子さん:02/07/12 06:17
未必の故意・・とか誰も知らないかな。
40 :02/07/12 08:46
>>34
レスありがとです。
一晩たって大丈夫になってきました。
なんと言われようと本屋は大好きなので、行くしかありませんし。
かいわれ大根は変な話でしょうか?印象は深い気がします。

>>35
ありがとう。。。・゚・(ノД`)・゚・
41無名草子さん:02/07/12 10:03
今から10年くらい前、学生時代に『箱男』のパフォーマンスをやりました
(大学の敷地内でですが)。
ダンボール特有の甘い香りに潜む狂気と快感。窓から垣間見る風景に対して
感じる説明のつかない劣等感と優越感。今でもふと思い出します。
そういえば、フランスから来ていた留学生に、「おまえはコウボウ・アベの
ボックスマンか?」と聞かれました。中に入れてあげたら、喜んでいた(w
42無名草子さん:02/07/12 10:09
箱男読んだけど意味分からんかった。
今読んでも分からないと思ふ。たぶそ。
43張本人:02/07/13 04:14
いま重複安部公房スレを立てて来てしまった張本人です。
                     ごめんなさい…
44無名草子さん:02/07/13 04:45
>>43
しっぱいしたっていいじゃない にんげんだもの
45無名草子さん:02/07/15 01:40
庵野秀明と安部公房の対談
46 :02/07/19 00:14
「他人の顔」で美について書いているのが好きだ。
47無名草子さん:02/07/21 09:25
一般的に安部公房の小説は内容が不思議で面白いみたいに思われているけど、本当は面白くもなく深刻な話が多いように思う。
安部小説の悲惨な主人公イコール日本人男性の運命だといってもいい。作者も意識してそうした物語にしたと思う。仮面、緑色、箱、かいわれ大根、透明人間…希望がない。
戯曲「棒になった男」を読んだら……。(こんなことを書く作家はもういないかも)
48無名草子さん:02/07/21 11:02
>>74
本当は面白くもなく深刻な話が多いように思う。

うまいこと言ってくれて、ありがとう。当たってる。
で、その希望のなさが好きな漏れ(w
49無名草子さん:02/07/21 22:38
>>47
つうか闖入者が悲惨すぎないか。
面白いけどな。

時の崖も悲惨だよな。
敗北者の物語ばっかりだ、安部公房。
第四間氷期も結局未来に打ちのめされるし。飢餓同盟も密会も。
つねに現実あるいは非現実、何にせよ敗北するよなぁ。

砂の女も勝利したようには思えないし。
50無名草子さん:02/07/23 22:55
アニメ作家の宮崎駿は安部公房に影響を受けた?(冷静に見るとよく分かる)
自分は「千と千尋〜」の映画見てないけど(見なくても分かるが)カオナシって日本の男のことだろ。(紅の豚=赤=共産主義?安部公房は戦後どんな活動してたっけ?)
もののけ姫は日本の男がこれでもかというくらい醜く描かれている。
(宮崎著の「出発点」という本に詳しく書かれている)宮崎氏は誰の心にもカオナシは住んでいる……と言うが、それは発言の中に
逃げ道を用意してるだけだ。もし、「カオナシは日本の男」と言えば……道を歩いてたらぶん殴られるからな。宮崎氏は「日本の男は消えてくれ」と言いたくて言いたくてしょうがないのだろう。
カオナシって透明なんだろ?「飛ぶ男」にもそんな話があったような……。
51無名草子さん:02/07/24 06:54
ここで安部の馬鹿をほめているやつら、おまえら絶対文型だろう。
安部の小説はいわゆる科学のゆがんだ進歩に伴う警鐘などと捕らえる向きも多いが
理系の人間を科学のためなら人間性を無視する人非人として書いたものが多い。
こうした左翼小説家のせいで、今の日本人は「科学は怖いもの」、「科学はわからない」
という馬鹿文型人間が幅を利かすようになった。
死ね、今の日本の衰退はこうした馬鹿どものせいにある。
52無名草子さん:02/07/24 07:14
>>51
何処を縦読みするんでつか?
53無名草子さん:02/07/24 09:13
>>51
理系ですがなにか?
54無名草子さん:02/07/24 20:31
>53
理系の恥さらし、売国奴
死ね
55無名草子さん:02/07/24 21:01
>51
文型って文系のこと?

勉強になりました。
51さんの好きな作家は誰なのか興味有り。
よかったら教えてください。
死ねって言わないでね。
56無名草子さん:02/07/25 01:19
まあ、アンチはよく見るがここまで痛い奴も珍しいね
57無名草子さん:02/07/25 02:30
安部公房の小説は役に立つと思う。(好き嫌いは別にして)書店に並ん
でる他の作家の小説は価値がないような……。
情緒ばかり優先させて現実世界とつながってない。
(現実を生きる為に小説があるんじゃないのか?現実との接点がない
小説って価値があるのか?)
安部公房の小説は鶴見〜だって読んでるような気がするのだが。


58無名草子さん:02/07/25 03:46
>>51
おもいっきり勘違いしているヨカーン
59無名草子さん:02/07/25 04:00
>>57
痛い
60無名草子さん:02/07/25 11:34
>>51
あなたは理系ですか?
61無名草子さん:02/07/25 11:37
>>51
あなたの文が文学板にも晒されてますよ。
6251 54:02/07/25 21:44
私は子供のころから結構SFは読んだつもりだ。(短編が多いが)
漠然とした感想を言わせてもらえば、外国のSF作家はあくまで
センスオブワンダーにあふれた科学の可能性やSF的思考を
踏まえたを捉えた小説が第一に印象にのこる。
それに対して日本のSF小説はどうだ。
阿部公房を代表とする、科学のゆがんだ進歩に警鐘をならす作品
があまりに目立ちすぎるのではないか?
星新一のような、単にロボットや宇宙船を出すだけでSF小説家
扱いされるのはどういうことか?

>55 私は「勉強になりました」などという嫌味や皮肉は嫌いだ。
だから気に入らないときは素直に「死ね」と表現している、質問の回答はまたの機会に

>60
理系です。

>61
晒されているスレを教えてください。
6355:02/07/25 23:58
>>62
気を悪くしたみたいでごめんなさい。
私はあまり公房を読んでいないので、
ああ、私って不勉強なんだって素直に思ったんだけど。
あまりSFにこだわっていなかったから…。

それにしても
「気に入らないときは素直に死ねと表現する」というのは
あなたのせっかくの意見を
台無しにしてしまっているような気がします。
64無名草子さん:02/07/26 05:41
>>62
あー、非常に痛いSFヲタなんだね。
氏ねよ。今すぐ回線切って首吊れ。
それが世の中のためだ。
6551 54 62:02/07/26 06:33
>63
「勉強になりました」を皮肉だと私が思ったのは
私の文章の「文型」と「文系」の間違いを皮肉っていると
私が勘違いしたからです。すみませんでした。

最近はあまり読んでいないのですが
質問にお答えすると私の好きな作家は
阿刀田高、柳下毅一郎 山本弘
ジュールベルヌ、ってところですかね。
人よりは題材で読むものを選ぶので
好きといってもそれほどこだわりはありません。
66無名草子さん:02/07/29 13:28
安部公房は理3卒
67無名草子さん:02/07/29 21:59
笑う月に入ってる案内人と密会が何か考えさせられるものがある。
68無名草子さん:02/07/29 23:56
たしかこの人、昭和40年代に割と人気があった山口果林(やまぐちかりん)という女優を愛人にしてたよね?
69無名草子さん:02/08/04 14:57
箱男・壁が好きです
本名が公房(きみふさ)って聞いたときは、なんか嬉しかった
7063:02/08/04 18:45
>>65
ありがとうございました。


71無名草子さん:02/08/10 12:02

なんでありがたそーに純ブンガク作家なんだろー。
よーするにSF作家じゃん。
完璧に終わってるよ。

72無名草子さん:02/08/11 10:39
高校の時の古文担当の先生がもと同人誌か何かで同僚だったって。
当時はすげーキタネー部屋に棲んでたらしい(w
榎本武揚とダムの評論が一番印象に残ってる。
ほとんど全部破砕帯の上に建っているというやつ。


73無名草子さん:02/08/11 11:04
純文学作家>SF作家

って考えてる71ってアフォ。
どっちでもおもしろけりゃいいじゃん。
74無名草子さん:02/08/11 18:53
勅使河原宏監督で安部公房の作品が映画化されてるのを
どーしてもみたいんですけど、
何か方法あるんでしょうか?
もちろん、レンタルビデオ屋には置いていません。
75無名草子さん:02/08/11 18:59
>>73
実際純文学作家に影響与えまくったSF作家は幾人も居るはずだよな。
パッと出てくるところでヴォネガットとか。大江健三郎も影響受けてるし。
村上春樹なんか顕著だし。
いや漏れがいまヴォネガットにはまってるだけだけど。

>>74
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000060NCX/ref=sr_aps_d_4/249-1917152-2765922
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000060NCW/qid=1029059917/br=1-1/ref=br_lf_d_1/249-1917152-2765922

…ちょい高すぎるけどなあ、一見したいだけじゃないんなら損ではないかも。
76無名草子さん:02/08/11 19:12
誰か、映画見られた方いますか?
買う価値ありって気しますか?
値段で、、、迷う、、、、
77無名草子さん:02/08/21 17:36
『他人の顔』でちんぴらみたいな男に小突き回されて
主人公の顔がつるりとはがされてしまうくだりがあります。大爆笑したこともありました。
 97年8月号の國文学にありましたね。当時の学生たちがレンタルビデオで
「砂の女」とかを借りて見ているという。今は見当たらないことも多いんですか。
78無名草子さん:02/09/01 18:41
わたしは映画は見ないようにしてる。
(く、くるしい・・・)

映画と小説は別、と思えばいいんだろうけど。
79無名草子さん:02/09/01 18:53
 安部公房は偉大...藤子不二男に影響を与えた作家
80 :02/09/03 19:47

今夜の実況は こちらで

プロジェクト X ◆ ワープロ
http://live.2ch.net/test/read.cgi/endless/1030997725/
81無名草子さん:02/09/03 19:53
今日たまたま砂漠の思想(エッセイ集)買ったよ。
古本屋の軒先で野晒しになってた、100円のすごく汚いやつ。
とりあえず、面白かったら新刊で買いなおそう・・・・・・。
82無名草子さん:02/09/03 19:58
>79
藤子不二雄はノサックの影響も受けてると思うぞ。
83無名草子さん:02/09/03 21:12
1位 『他人の顔』
2位 『箱男』
3位 『方舟さくら丸』

私が高校生のときに好きだった作品です。
私がどんな人間か想像してみてください。
84かをる@半可通:02/09/20 17:20
>>83
ヒッキーですか?
85 :02/09/23 00:14
>83チョンかい?
86無名草子さん:02/09/23 01:34
私も公房大好きです。「箱男」は展開が難解だけれども、発想の面白さが
とてもいい!あと、「砂の女」と人魚の話がとても好きですねぇ・・・。
87無名草子さん:02/09/26 23:51
>>51>>62
了見が狭いというか被害妄想が強いというか…
88無名草子さん:02/10/02 18:34
>>87
いつのレスだよ(w
89無名草子さん:02/10/11 01:13
もう、だめかのう
90無名草子さん:02/10/16 18:15
新潮文庫で最近何冊か絶版になったのがあると聞き、
本屋見たけどやはりなかった。
ゆっくり集めていこうと思ってたのだがなあ。
古本屋巡らねばならん。
91無名草子さん:02/10/16 19:12
「赤い繭」
92無名草子さん:02/10/18 23:32
>>91
高校の教科書に載ってたな。
棒になった男とか、意外に好きかも。
93無名草子さん:02/10/20 05:53
俺もやっぱし「高学歴の文学者」だからって慢心して呉れるなよて思てたよ。
だってこの人表現が率直過ぎるんだもん。
因みに俺は低学歴。其と作品ベスト。
長編:1「箱男」、2「方舟さくら丸」、3「飢餓同盟」。
短編(含戯曲):1「月に飛んだノミの話」、2「水中都市」、3「イソップの裁判」、4「人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち」、5「制服」、6「バベルの塔の狸」、7「なわ」、8「R62号の発明」、9「変形の記録」、10「死んだ娘が歌った…」
94可環ない環?:02/10/20 06:07
岸田今日子が出てた「砂の女」の原作の映画がみたいです。確か、
勅使河原監督。
95名無し物書き@推敲中?:02/10/20 19:48
>>94DVDかビデオでご鑑賞ください
96キャロルくん:02/10/20 20:31
j
 まず、最近わたしが敬愛する・・・・先生の
芥川竜之介関係のサイトをここに紹介します!
ぜひ、見てくださいね!

http://www12.brinkster.com/uhikaru/akutagaw.htm

そして、私のスレで、

不思議な国のアリスに関することを何でも書き書き。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1034769192/

待っているよん!
(・∀・)!!
////
97無名草子さん:02/10/28 22:38
燃えつきた地図読んでますあげ
98無名草子さん:02/10/29 09:05
他人の顔読み直してますage
99無名草子さん:02/10/29 10:33
ああ、何か食いたい!
100無名草子さん:02/10/29 10:57
>>79
FとA、どっち?
101無名草子さん:02/10/30 12:48
何か食いたい!
102諸星大二郎スレ:02/10/30 20:48
222 :名無しんぼ@お腹いっぱい :02/09/14 19:54 ID:FKmMgZTc
安部公房と諸星作品ってなんか空気が似てる気がするけど、


…違うかもしれない。
-------------------------------------------------------
どうなの実際のとこ。
103無名草子さん:02/11/01 12:37
今日、石の眼ゲットした。
ラッキー!!
104無名草子さん:02/11/04 01:49
全集で、日本のダムが全部破砕帯の上にゼネコンの都合で建っているとかっていう
評論は何巻に入ってるでしょうか?
持ってる人教えてたも
105無名草子さん:02/11/04 13:52
>>103 そりゃよかった。で、文庫? 単行本?

>>104
「事件の背景―蜂之巣城騒動記」かな。これなら12巻。持ってないけど。
「砂漠の思想」にも入ってるよ。
106104:02/11/04 14:52
>>105
ありがとう! お礼にageときますっ
107無名草子さん:02/11/04 14:54
>>106
あげだが・・・まぁあげ。
108無名草子さん:02/11/04 21:21
「都市への回路」ほすぃ...
109無名草子さん:02/11/04 21:40
箱男
よんでます
110無名草子さん:02/11/04 22:33
壁読んでるよ
111103:02/11/05 14:48
>105
文庫ですわ。神保町で。
今、さくら丸読んでるんで後まわしになりそうです。
112105:02/11/06 13:10
>111
文庫でも某古書店の文学書目録で、1000円ついてるもんね。
それだけ数が少ないっていうことでしょうね。
113無名草子さん:02/11/06 16:41
石の眼
緑色のストッキング・未必の故意(戯曲)
夢の逃亡(短編集)
死に急ぐ鯨たち(インタビュー・論説)
カーブの向う・ユープケッチャ(短編集)
けものたちは故郷をめざす
幽霊はここにいる・どれい狩り(戯曲)
終わりし道の標べに

新潮文庫の絶版はこんなにあるが、
なかなか見かけませんね。
安部公房自体、古本屋にあんまし置いてない感じがする。
みなさん大事にしてるのかね。
気分はいいけど。
114無名草子さん:02/11/06 18:26
石の眼は佐世保中央駅の近くのの古本屋で10円で売ってあるよ。
五冊ぐらい。
115無名草子さん:02/11/06 22:21
安部公房は純文学?大衆文学?
116無名草子さん:02/11/06 22:22
>>113はDQN
117無名草子さん:02/11/06 23:01
公房は童話
118無名草子さん:02/11/07 00:58
>新潮文庫の絶版はこんなにあるが、
>なかなか見かけませんね。

へー、そうか
みんなうちにあるけどな
だけど、あのころの文庫の紙は劣化が激しくないか

既出かもしれんが、安部はけっこうな酒乱だったらしいな
119無名草子さん:02/11/07 20:13
>>118
>既出かもしれんが、安部はけっこうな酒乱だったらしいな
これって、オットー・リベックが書いた「ショーペン・ハウアー=ヴァーグナーの精神における芸術哲学的な酒神讃歌。いくら
か甘味のある妄想と発酵する果実酒ですが、(以下略)」
に対する皮肉?? 
いずれにせよ「けものたちは故郷をめざす」を絶版させた新潮文庫はクソ


120無名草子さん:02/11/07 20:49
>>酒乱
ブコウスキーやドストエフスキーにつうずるものがあるな
121無名草子さん:02/11/08 03:30
>ブコウスキーやドストエフスキーにつうずるものがあるな
安部は酒を良く書いてなかった印象がある。たとえば「酒は麻痺させるだけで酔わせない」とか。
ドストエフスキーは小説のなかで酒を飲む描写をよくしているけど、良い印象で書いて
なかった記憶がある。ブコウスキーはどうだろう・・。
三人とも、あんまり共通点はない気がする。
122無名草子さん:02/11/08 16:08
箱男って、箱の中に体を縮めて入って苦しくないのかね。
身長2メートルくらいあったら存在感ありまくりでかえって目立つよな。






箱男は小男
123無名草子さん:02/11/11 05:33
「日本の中年男性のリカちゃん人形よりはましだろ」 
カンガルー・ノート 新潮文庫 146頁

これって渋澤に対する皮肉??
124ぴぴざざ:02/11/11 07:10
安部公房の小説でおすすめを教えてくださ〜い。

いままで「砂の女」と「密会」を読みましたがつまりませんでした。
125無名草子さん:02/11/11 08:39
>安部公房の小説でおすすめを教えてくださ〜い。
オウム・サリン事件のノンフイクションとかどうよ。
あと5年ぐらい長生きしてれば意外と書いたかもよ、晩年は作風変わってきてたし。
でもやっぱり生きていても書かないに100ターレル賭。
126無名草子さん:02/11/12 08:28
新潮社からでてた「安部公房レトリック」っていうのも楽しめたな。
公房のあの独特な表現を、一堂に集めた本。
「融けたガラスを一気に引き延ばしたような足」とか
「その瞬間、私の彼女に対する信頼が、
冷凍みかんの氷のようにぱらぱらとはがれ落ちていった」とか。
127無名草子さん:02/11/12 16:08
ああいう表現ってどこから思いつくんだろ
128無名草子さん:02/11/13 09:47
安部って、でも偉いよ。
自分の人生、文学だけにかけたわけじゃん??
資格は凄かったのに。、

なんか噂じゃあ 九州の某県では

子供好きなら小児科へ
子供好きなら小児科へ
子供好きなら小児科へ

って、賽の河原の御詠歌みたいに唱うらしいぜ
なんだか夢がないよなー。
あっ。でもこれが夢なのか(失敬)

うん、夢じやなくて目的?????゛クルグル
129無名草子さん:02/11/20 12:20
密会を読み終わった。
おもしろかったし、ラストも満足したが、
最初に妻が誘拐された原因が最後までよくわからなかった。
誘拐されたこと自体が主人公の妄想なんだとしたら
納得のいく話なんだが。
130無名草子さん:02/11/20 12:47
資格というより、彼は数学が出来て燈台医学部は数学の配点が高いから
これは穴場だと思って受けたというんだから入る時からかなりの変り種
だったのでは。
引き揚げ直前の上海だったかの租界で日本人が一番まとまりがなかった
とか、特高などにいた人間がさっそく中国側に転んで日本人どうし取調べ
や拷問をやってて嫌になったとか、
大学に入る前に既に相当な体験を持っていたようだし。

131無名草子さん:02/11/20 14:33
>「日本の中年男性のリカちゃん人形よりはましだろ」 
これはアメリカ人が日本人に向かって言う台詞ですよね。
これを読んで三島由紀夫の抱えていた問題について考えちゃいました。
やっぱりアベはスゴい作家ですよ。だってカフカが好きな作家なんてね、
日本に腐るほどいますけど、それを日本の問題として小説にそのまま
還元出来た人って何人いますか?

昔々、ぼくがイギリスに行った時ね、現地在住のある日本人女性が
「イギリス人男性は意外とマザコンが多いんですよ」と言ってましてね、
ぼくは実際にイギリス人にマザコンが多いかなんて一切知りませんけど、
しかし日本人にマザコンっているのかなって思ったんです。
というよりも、日本にマザコンが成立するのかなって、逆に不思議な気持ちになったんです。
母権どころか母性すら日本には存在するのかって、ぼくは思ったんです。
132無名草子さん:02/11/20 14:34
例えば「セーラームーン」ってアニメがむかしありましたよね。
あれをロリコン対象アニメじゃなくてね、むしろ逆で、たとえば三島の
小説に嫌悪感を覚える人たちに向けたアニメだと考えてみたことありますか。
日本に存在しない母性をひたすら与える為に創られた寓話が「セーラームーン」だとしたら
ゾッとしませんか。でも皮肉じゃなくてね、日本人男性特有の孤独な性(さが)の
投影だと捉えている人もいますよ、たぶん、きっと。
だからアベの上の台詞もね、かなり日本の核心をついてると思うんです。
アベは「リカちゃん」と書いてますけどね、本当はバービーでも何でもよかったんじゃないかな
と思うんです。彼はたぶん父権制云々よりも、それ以前の母権の欠落について
言及したかったんじゃないですか?
お人形さんをね、少女の剥製として捉える単純な処女的世界観で語るのではなくてね、
むしろ母性的なものとして、母親的な存在のかわりとして、バービーたちを必死に求める
ことしか出来ない日本人男性がいると仮定した、皮肉なパロディだとしたら・・・
三島の抱えていた悲劇も、少しは分かったツラして、堂々と表を歩けるかもしれません。
・・なんて、たぶんぼくの被害妄想ですね。地域性を消すことに成功した作家が
こんな陳腐なオブセッションについて悩みませんよね、たぶん。おそらく。
133無名草子さん:02/11/20 18:13
このひとはへんたいじゃないか
134無名草子さん:02/11/20 20:57
へんたいage
135無名草子さん:02/11/21 16:10
バービーはいらんが
ライダーとガンダムを求めている
136名無し物書きさん:02/11/23 00:19
安部公房全集の一巻目をようやく読み終わりそうだけど。
中森さん宛ての手紙がおもしろい…
137無名草子さん:02/11/23 00:22
中森さんの、下の名前は。
138無名草子さん:02/11/23 04:21
>>136
だからさ、中森何さんなの。安部公房全集一巻を読まなければならないのか。装丁
がキマッテル全集だったけど、もう売っていないだろうなあ。
139137であり138:02/11/23 09:51
中森何さんなんだー。
140無名草子さん:02/11/23 10:00
141無名草子さん:02/11/23 18:14
わたしが今回の書き込みにさいして使ったキーワード。

「三島」
「セーラームーン」
「バービー」
「アベ」

これらの記号を使用することは、私が本当につたえたい意図を端的に表してくれたとは思う。
これらモチーフに付随する世俗的解釈と、私の安部観とのギャップが伝わればそれだけでよかったのだ。
しかし当然ながら、私の文章(>>131-132)は「安部公房」自体も批判している内容なので、
ファン にとってはいささか不快だったかもしれない。
たとえば、私が書いた>>131-132の文章。これはすでにお気づきだと思うが、安部が密会について
アメリカの高名な批評家からかなり風変わり論評をされたと呆れかえり、逆にカフカを用いた皮肉を
書いたことと無関係ではない。
そして最後に安部はいう。
>作者の解説を必要とする類の読者は、作家同様、いずれよき読者では有り得ないのだ。
私も全くその通りだと思う。
142無名草子さん:02/11/23 21:35
私もその通りだと思う。なんて書きながらも、自分は良い読者ではないよな・・。
それに今日はちょっと書き過ぎたので、わさび食ってヘッドホォンで音楽でも聴くか(笑)。
143名無し物書きさん:02/11/23 22:13
>>138スマン ナカモリじゃなかった(鬱

中埜肇(なかのはじめ)さん、かな?
144無名草子さん:02/11/23 23:15
新潮社公房全集の別刊はまだ出ないのか?
145101:02/11/24 02:55
他人の顔(映画)の酒場のシーンで音楽家の故・武光徹さんが出てましたね。
後ろで飲んでた。すんません。映画のはなしで。
146すんません:02/11/24 03:13
101じゃないです。101さん、ごめん。
147無名草子さん:02/11/26 12:58
>>145、146
安部公房・原作の映画は、おもしろい。映画のはなし。
148無名草子さん:02/11/26 13:24
久しぶりにさくらを読み返して思ったこと。
文章がなんか・・・ヘタ。
ストーリー・・・陳腐。
センス・・・悪い。
つか・・・つまんね。
途中で止めちゃいました。
149無名草子さん:02/11/27 16:34
でも、ささかまぼこがおいしそうだよ
150無名草子さん:02/11/27 21:29
ちゅーか、みんな後期の長編ばかり読んでないか?
俺は初期短編の幻想性がたまらなく好きなんだが。

公房全集たまらなくホスィ。装丁がソリッドでいい感じ。
金がないんで我慢してるけど。
ワープロ「文豪」でどんな編集作業を行っていたか大変気になる。
151無名草子さん:02/11/28 03:21
>ちゅーか、みんな後期の長編ばかり読んでないか?
「けものたちは故郷をめざす」以前の作品ってことか?
そんなのみんな全て読んでるよ。
一般書籍板ごときでアベについて真剣に誰も語りたくないんじゃねーの?

そういえば1993年他界した際に「飛ぶ男」の小説の最初の創作方法を紹介した番組が
あったな。録画しておけばよかった。

152無名草子さん:02/11/28 03:28
ということは、一般書籍ではなく、学問・文系「文学」板で語れ、ということか。
153無名草子さん:02/11/28 03:41
>>152
>ということは、一般書籍ではなく、学問・文系「文学」板で語れ、ということか。
文学板もたいして変わらないと思うけどね。アベに限らず、あんまりタメになったことない。

そういえばアベは「飛ぶ男」を書くときには、コルクの壁(板)に核となる断片メモを幾つか貼っていたそうだ。
そこからどうやって小説にしていくのか本人の声が聞きたかったけど、他界したあとの番組だったからなぁ。
俺が10代の時に既にアベは逝ってしまったので、映像で見る機会が少なくて(というよりも皆無で)残念だ。
154無名草子さん:02/11/28 03:54
安部公房の命日は、何年何月何日だ。
155無名草子さん:02/11/28 03:58
タメになったことないって?
156無名草子さん:02/11/28 05:16
死に急ぐ鯨たちのインタビュー(だったか?)でも
「スプーン曲げ少年は完全にウソだと思う。でも興味があるんで
 スプーン生産地から調査して小説にしたい」みたいなこと言ってたんで
かなり論理的に問いながら探ってゆくんだと思うけどね。
でも作品には不可解さがある。
そこら辺が本人の頭の中ではどうなっていたんだろう?
157無名草子さん:02/11/28 05:38
>>154
安部公房の命日は、1993年か。
158無名草子さん:02/11/29 08:39
命日は1993年1月22日。
あと2ヶ月ほどで10周忌。
159無名草子さん:02/11/30 07:48
どうでもいいけど、一周忌の次の年は三回忌になるから
今年が10回忌だったのでは?
160無名草子さん:02/11/30 19:03
安部公房の全集ってあの布張りで金属のプレートがついたやつ?
一ヶ月前に古本屋で三冊おいてあるのを見かけたけど、もう
ないだろうな。高かったけど買えば良かったよ。
161無名草子さん:02/11/30 22:04
うちの高校、図書館に安部公房全集全部そろってる。
あと1年でどれだけ読めるか。
162無名草子さん:02/11/30 22:36
だけど読む分には編年体の全集より、全作品の分類別の方が有り難かったな。
全集は何か研究者向けというか、編集オタクの作品って感じがする。
別刊も待ち遠しいけど、あと文学アルバムの立派なやつが欲しいね。

>>161 高校生なら全部読めるだろ。ガンバレ!
163無名草子さん:02/12/01 01:51
>161
なんだか、いろんな意味でうらやましい話だな。ガンガレ!
164無名草子さん:02/12/01 07:33
こういう作風の作家ってカフカ以外に他に誰がいるのん?
165無名草子さん:02/12/01 07:45
ノサックとかイヨネスコとかムロージェックとか。
中央ヨーロッパに多く棲息します。
166無名草子さん:02/12/01 10:15
この作者の魅力は「シュール」と「不条理」に尽きると思うのですがいかがなものですか?
167無名草子さん:02/12/01 18:18
>166
同意!

>164
町田康は阿部公房が軽薄になった感じだと思うが深さが足りない
168164:02/12/02 03:14
どうもです。
町田康は映画の「けものがれ」を見て、不条理っぽいなぁと思ってたので
何となくわかる感じがしますが、軽薄ですか。
ノサックとかイヨネスコとかは全然知らなかったのですが、
今度まとめてブックオフで探してみます。
169烏賊爆弾:02/12/02 07:54
とにかく残念なのはノーベル賞に何度もノミネートされながら受賞を待たずして逝去されたことだ
もちろん賞を取れなかったからといって彼の評価に傷はつかないが
もし受賞していたらもっとたくさんの人に読まれただろうに
はぁ彼は不世出の作家 もうあとにも先にも出てこないだろうね
ぼくは彼のユーモアセンスが大好きだった
170無名草子さん:02/12/03 04:08
そうだね、「ユーモア」だね。あのオハナシは。
171無名草子さん:02/12/03 13:22
燃え尽きた地図を読みましたけど、疲れました。
読むのに時間がかかったし、頭に入りませんでした。
僕にとっては難解で理解を超えたものだから、頭に入らなくて当然でしょうけど。
砂の女、友達、人間そっくり、あたりはスラスラと楽しめて読めたのですが。
阿部公房の難易度ランキングを作って欲しい。
172無名草子さん:02/12/03 17:24
おれは人間そっくりの方が疲れた。
主人公のイライラ感がそのまま伝わってイライラしたよ。
燃えつきた地図はおもしろかったけどな。
人によって違うんかいね。
173無名草子さん:02/12/03 20:38
言いまわしとか、たとえ、比喩が哲学的(?)で難解なタイプと、
ストーリー自体がシュールで何やってるんだか分からなくて難解なタイプと、
シュールじゃないけどストーリーの構造がごちゃごちゃしてて難解なタイプの
3つくらい。
174無名草子さん:02/12/03 23:59
このあいだ「壁」を読了しました。面白かった。いまは
「箱男」を読んでいます。

ところで周知の事実なのかもしれないけれど、安部公房は
脚フェチだねえ。女の人の脚の描写に熱がこもっているよ。
主人公も脚フェチだったりするし…。
175無名草子さん:02/12/04 00:23
安部公房は、女の足と壁と緑と木と幽体離脱が好きなんですよ。
176無名草子さん:02/12/04 01:36
>174
あと垂れ目フェチだよね。
177無名草子さん:02/12/04 01:41
加賀まりこにメロメロだったんじゃないっけ?
178無名草子さん:02/12/05 00:09
>>176
沙漠とラクダも入れていいっすか?
179無名草子さん:02/12/05 00:15
前に「いいとも」にねりさんの娘(公房の孫)が出たんだよね
タモリが、フロイドをバカにされて怒る公房のマネをしたらしいw
180無名草子さん:02/12/05 00:28
緑色フェチになりますた。

>>179
タモリがなの?
しかし、安部公房って本気で怒ると怖そう。
181無名草子さん:02/12/05 00:34
>>180
判りづらくてスマン
フロイドをバカにされて怒るのは公房
昔、ほんとにそういう現場を見たことがあるタモリが
故人を偲んで(?)孫の前でマネをしてみせたということ
182180:02/12/05 00:41
レス、サンキュ。
考えてみたら、いかにも夢・無意識・シュールレアリズムの世界に関心を寄せてた
ひとらしい話ですな。

しかし、安部公房とさえ親交があったのか、タモリおそるべし。
観たかったっス。
183179=181:02/12/05 00:54
>>180
またしてもスマン・・・
フロイドというのは心理学者のフロイトじゃなくて
イギリスのプログレバンド、Pink Floydのことっす
184180@素で間違えた…:02/12/05 01:06
ああ、「カンガル・ノート」にあったねって、もういいや( ´Д⊂ヽ
185179=181:02/12/05 01:18
蛇足ながら・・・
晩年、ユング派の河井隼雄と対談してるんだよね
河井が「カンガルーノート」を分析してるんだけど
けっこー面白かった
186無名草子さん:02/12/06 11:21
何か食いたい!
187無名草子さん:02/12/06 11:33
>>186
こんがり焼いたゴキブリの幼虫はいかがですか。
188無名草子さん:02/12/08 02:00
>>183
ピンクフロイドのライブビデオの演奏のバックで
男を乗せたベッドが外を走り回る映像が流れていて
ピンクフロイドも安部の事知っていたのかなと思った。
189無名草子さん:02/12/08 02:16
「砂の女」は面白いの?
俺は、壁の方がすきだな。
例えば、「砂の女」のどんなところがすき?
190無名草子さん:02/12/08 04:13
>>189
個人的には「砂の女」と「壁」は違う面白さだと思う。
自分も「壁」みたいなシュール系のが好きだけど、
「砂の女」も普通に面白いよ。
191無名草子さん:02/12/09 10:04
>>190
前衛作品と物語作品っていう名称で分別されてる。
192無名草子さん:02/12/09 16:31
「燃え尽きた地図」読んだぞ。
あらすじで「次第に自分を見失って行く興信所所員」とあったから
あくまでも比喩で言ってるのかと思ってたら
ラストマジで自分を見失ってるじゃン!!
度肝を抜かれたヨ!!
193無名草子さん:02/12/10 02:02
>>189
>例えば、「砂の女」のどんなところがすき?
やはり砂。砂萌え。
…別な言葉で言えば、人間の存在を圧倒する砂の存在感でしょうか。
こう普段我々にまとわりついてるような日常的な意味が、ベキベキッと全部はがされていって、
そこからなんとも言いようの無いモノが立ち上がってくる感じがします。
あ、「壁」も人間にとって超えられないような条件の謂いだったか?

「砂の女」の漁村にしろ、「壁男」が最近増えているってのも、
読むと実際どこかにそんなのがあるような気がしてくるのが、やはりすごいナと。

「燃え尽きた地図」は自分はよくわからなかったです。
都市における現代人ってことですか?
194193:02/12/10 02:09
(_ _;)壁男じゃ諸星大二郎じゃん…

訂正。
誤「壁男」
正「箱男」
195無名草子さん:02/12/10 23:45
「箱男」おもしろいなぁと思って読み進めていたけど
後半からはもうさっぱり理解できなかったです。
ちゃんと理解しようと思って読まないといけないのかしら。
196無名草子さん:02/12/11 01:20
>>195
俺もそうだった。
後半が意味不明だったよ。
197無名草子さん:02/12/12 01:18
どっかに箱男についてエヴァの謎解き本並に詳しく解説してるサイトあったなぁ。
それによると中盤くらいで、病院の窓から看護婦と偽箱男のやり取りを覗いている
箱男はカメラマンではなくて、病院の偽院長(軍医でなくて、カメラマンを撃った奴)だとか。
198無名草子さん:02/12/12 15:52
本屋でなんとなく気になってた「安部公房」の「壁」を買って読んでみたんだ。
普段は春樹や司馬遼太郎あたりを読んでいるんだが、「壁」にはヤラレタよ。本当に。
宝物でも発見したかのようなショックと興奮を覚えたね。
僕はもう「安部公房」の虜になってしまいましたw
みんなは始め「安部公房」の本読んだときどうだった?
199無名草子さん:02/12/12 16:27
みんなはっていわれても・・・(w
もう30年も前で、それでも遅すぎって感じだったけどね

たしかに「壁」はいいね。
「砂の女」はサスペンス小説として読んでもいい。
アメリカにいったっとき「人間そっくり」(だったか)の英語版を持っていって
世話になった人の息子に進呈したら、何日かたって、そいつが血相かえてやってきて
「こーぼー・あべトハイッタイドンナ作家カ」なんて訊くのな。
「モウスグのーべる文学賞ヲトルダロウ、世界的ナ前衛作家ダヨ」なーんて
いったら、その息子ってのは大学で日本語(文学もか)を勉強するようになったらしい。

知り合いの編集者がたいへんな酒乱ていってたな。
200無名草子さん:02/12/12 17:42
授業で取り上げられなかったら読まなかっただろうなぁ。
初めて読んだのは「他人の顔」。
一般的にはおかしいことが、ごくまじめに淡々と進むのが好き。
「箱男」ではそういった珍妙さが際立っておもしろかった。

ここで町田康出したら叩かれそうだけど、
文學界新年号掲載の「あぱぱ踊り」を読んで、
安部公房みたいなおもしろさを感じたよ。
もちろん安部みたいな緻密さはないし、スタンスも違うが。
「人生の聖」などもそう感じた。 
201無名草子さん:02/12/14 00:28
飢餓同盟読んだ。
途中も面白かったけど、最後の町全体が精神病棟という考えにも、オオ!と思った。
202無名草子さん:02/12/15 23:10
とりあえず、新潮文庫で手に入る阿部公房の本を全て読破しようかと思ってるんですけど、
みなさん、どのくらい読んでるの?
203無名草子さん:02/12/15 23:26
壁・・・難解。途中放棄。
砂の女・・・引き込まれる。一気に読んだ。今でも鮮烈なイメージが残る。
箱男・・・ようわからん。
赤い繭・・・高校の教科書に収録。これをきっかけに興味を持つ。
204無名草子さん:02/12/16 03:50
>>202
俺は3ヶ月前くらいから安部公房に興味を持ち出して、
新潮の文庫はとりあえず3分の2くらいは読んだ。
文庫では今のところ「壁」「水中都市・デンドロカカリヤ」が特に好き。
これから「箱舟さくら丸」「密会」あたりを読むつもり。
205無名草子さん:02/12/16 23:51
しかし安部公房って作家として四十年あまり活動していた
ようだけど、その割に作品数少なくない?戯曲や随筆も
あわせればそれなりなのかもしれないけれど、それにしても
彼の全作品を読み切ってしまう日が来るのがちょっと怖い。
206無名草子さん:02/12/17 00:28
阿部の『死に急ぐ鯨たち』の評論に、養老孟子が『鯨の正義』(だったけ?)っていう反論をしている。
その評論は養老の方がスッキリした理論。
同じ東大医だけど、二人とも医者にならなかった変り種なんだよね。
207無名草子さん:02/12/17 23:54
「壁」の中の「バベルの塔の狸」が好きです。
208無名草子さん:02/12/18 10:57
新潮文庫の「燃え尽きた地図」が絶版って言うのは本当なのでつか?
209無名草子さん:02/12/18 18:15
そこら辺の本屋だとまだあるみたいだけど。
上で出てた8冊が今現在の絶版じゃないの?
210無名草子さん:02/12/18 22:50
>>198
俺も始めの安部公房は「壁」だったよ。最初の1ページ目は
「うわあ、ですます調で書いてある」ってひいてしまったけど
読み進めると本当にやられてしまったよ。人間努力が必要だと
思うけど、才能には絶対に勝てないと思ったYO!
211無名草子さん:02/12/19 18:08
>>209
ありがとう
212無名草子さん:02/12/19 21:05
>205
>しかし安部公房って作家として四十年あまり活動していた
>ようだけど、その割に作品数少なくない?
五年に一冊書ければ良いぐらいの事をいってなかったっけ?
それだけ丁寧かつ緻密に小説を書いていたってことでしょうね。
今の日本で小説一冊に五年かける作家なんているのかね〜。


213無名草子さん:02/12/22 07:20
>>208
絶版になった新潮文庫「燃え尽きた地図」は、良い小説だ。
214無名草子さん:02/12/22 08:40
絶版?
そうかなぁ。
まあ、ホントだとしても「燃え尽きた地図」は親本も文庫も相当版を重ねてるよ。
古本屋を何軒かまわれば手に入るでしょ。
全集にはもちろん入るし。
215無名草子さん:02/12/22 13:15
燃え尽きた地図は再版らしいです
216無名草子さん:02/12/22 14:49
「けものたちは荒野をめざす」が絶版になったのは
どうしてなのでせうか?
217無名草子さん:02/12/22 18:09
その全集が既にナンマンダブ(泣)
218無名草子さん:02/12/22 18:42
安部 ぼくも好きだよ、あれは。  (『死に急ぐ鯨たち』)
219無名草子さん:02/12/23 00:56
>>195
最初の「Aの場合」からわけがわからなかった気が…。
「A」も「窓の下にいた箱男」もどっちも「ぼく」で
あるように思えたよ。両方とも空気銃で撃たれているし。
こういう読み方は間違っているのかもしれなけれど、
箱男の匿名性というかアイデンティティーのなさという
かリアルな社会からの浮遊感のようなものが重層的に
現れては消える感覚が幻想的で面白かったよ。
まあ難しいことははっきりいってわからないんだけど、
あの最後の詩なんか、わけがわからないなりに感動したな。

上の文章を書いていて自分の国語力のなさを実感した
のでsage。
220無名草子さん:02/12/23 05:36
箱男の「葉子」って「ヨウコ」じゃなくて「ハコ」って読むの?
221無名草子さん:02/12/23 05:38
朝っぱらから下らない質問してる君に笑ってしまった。
ヨウコだろうなw
222無名草子さん:02/12/23 06:41
ハコだよ。バカだな。
223無名草子さん:02/12/23 06:46
読みは「ヨウコ」だけど「ハコ」とも読めるシャレだと思ってたら、
某解釈サイトでは読みは「ハコ」と書いてあったな。
でも女の名前に「ハコ」はないだろ。
やっぱ「ヨウコ」ではないの?
でも小説中に看護婦の名前を聞いて驚いた、みたいな描写があるから
やはり「ハコ」なのだろうか。
224無名草子さん:02/12/23 09:56
箱の「ハコ」と葉子の「ハコ」をかけてるんだよ。
225無名草子さん:02/12/23 13:58
砂の女しか読んだことない。他の香具師でお勧めは?
226無名草子さん:02/12/23 15:52
奴を香具師と書く人には教えません。
227無名草子さん:02/12/23 18:22
>>225
とりあえず「壁」と「箱男」
228無名草子さん:02/12/23 20:11
「壁」はわかんねえ。
膝からもやしが生えてくるのなんだっけ?それおすすめ。
229無名草子さん:02/12/23 20:33
>>228
カンガルーノートね
230無名草子さん:02/12/23 21:39
ピンク・フロイドについて本人が書いた文ってありますか?
231無名草子さん:02/12/24 22:31
>>230
カンガルーノートにあります、2の緑面の詩人のまんなかあたり
本人というより小説の主人公の会社員が語っているんだけど。
ウォーターズのファンだったみたいですね安部さん。
あと、どの本だったか忘れたけど子供の時に住んでいた
満州の砂漠のイメージがエコーズにはあってすごく惹かれるみたいなことが
書いてあった。

他にもあるかもしれませんが私が今思いついたのはこれくらい
232無名草子さん:02/12/26 16:05
何か食いたい!
233無名草子さん:02/12/28 18:00
箱男は、供述書から誰が書いててどういう状況なのかわかんなくなる。
そろそろ真実を話そうってとこで分かった人いる?
ここ読んで思ったけど箱男以外の人間は記述してないって保障されてんの?
あとの話はもう完璧ワカラン。
234無名草子さん:02/12/28 18:34
第4間氷期
家庭狂死してた
暁星の子にも読
むようした。
235無名草子さん:02/12/28 19:39
>>234
あはは、おめ。闖入家族。来たよ来た来た。
236無名草子さん:03/01/03 10:14
質問:
「方舟さくら丸」の女はなんでお尻叩かれても嫌がらないの?(;´Д`)



あと余談だけど、この小説って途中からおかしくない?
まとまりがなくなってくるっていうか、無理に話を収めようとしてない?
読んでて「なんだかなぁ〜」って萎えた。
237age:03/01/05 19:24
 流れ無視してごめんなさい。
 誰か講談社文芸文庫版の『砂漠の思想』持ってる人いませんかー。
 全集は手元にあるんですけど、
 あの版の全収録作品を正確に知りたいんです。
 良かったら誰か教えて下さい。
 ネットで探したけど見つかりませんでしたー。
238無名草子さん:03/01/05 19:38
>>237
ここの文芸文庫のところにあるようだけど、魅力的な書物ですね。
ttp://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/genre/
239無名草子さん:03/01/05 21:39
全集をそろえて飢え死にしそうになりますた
240無名草子さん:03/01/05 21:49
>>239は村上春樹本人です
241無名草子さん:03/01/07 09:51
極度のニュース中毒の男の話
メディアから離れられなくなる男の話のタイトルって何?
242237:03/01/07 14:36
>>238
 ありがとうございますー。
 実はもうちょっと詳しいのが知りたかったのですが、
 図書館で手に入りそうなのでそこで調べてみます。
 どうもー。

>>241
 それは『箱男』です。
 新潮文庫から出てくるのですが、その中の一節に「自分はニュース中毒で…」という記述があり、どうやってニュース中毒から脱したか、などが書かれてます。
243無名草子さん:03/01/07 23:58
「他人の顔」ってここでは人気ないの?

安部作品で一番読まれてるのは何?「砂の女」?
244無名草子さん:03/01/08 01:01
「燃え尽きた地図」「他人の顔」等
安部作品に登場する女性の言葉って
読んでてドッキっとする。
245無名草子さん:03/01/08 03:33
「内なる辺境」もイイ。
ミリタリー・フッションの意味を論じたり <ってここにはビートルズが出るなぁ…結構洋楽ファン?
カフカの都市とトルストイの大地を比較したり。

内なる国家てのもあるし、
http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%93%E0%82%C8%82%E9%8D%91%89%C6&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr=
内なる国境ってのもあるが、
http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&ie=Shift_JIS&q=%93%E0%82%C8%82%E9%8D%91%8B%AB&lr=
内なる辺境はまさに安部文学のためにある。
246245ですが…:03/01/08 03:44
ただ、故郷を捨てて流浪するユダヤ的な態度が選らばれているけども、
それは古い日本的共同体との決別であったはず。

それを、共同体は完全に叩き壊され、市民社会も成熟して無い、
家族も個人もあやふや、あとは国家と企業があるだけっていう
今の日本では一体どう読むべきなんだろか。

ちょっとそぐわない感じはする。
247無名草子さん:03/01/08 03:47
>>244
え?どんなのがあったっけ?
248無名草子さん:03/01/08 16:33
君、すごくいい人だと思うけど……ふつうなら、君くらいの年の男性と
一緒にいると、もっと浮き浮きした気分になるはずなのに、なぜか駄目
なんだ。期待感が湧いてこないというか……
249無名草子さん:03/01/08 17:32
「ヘテロの構造」と「ストーリーという罠」読みたい。全集100円で売ってたらしい・・・。
籠もってないで、捜すか。
こんだけ才能あると嫉妬すらなくなる、ハア・・・。
250無名草子さん:03/01/08 23:06

失踪した男の妻の疑問を興信所員の妻が答えたようなセリフ
「人生からよ駆け引きだとか、綱渡りの緊張だとか・・…
私のことなんか、要するに、口実だったのよ・・・」
251無名草子さん:03/01/09 10:36
「」
252無名草子さん :03/01/09 22:17
安部公房の写真ってなんか好きだ
写真展やってくれないかな
やってた当時はまだ中学生ぐらいだったから知るわけもなく…
253無名草子さん:03/01/09 23:27
箱男読み終わった
おもしろい
ここ一年で一番面白かった。
読みながら ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ に近いものがあるなと思った
254無名草子さん:03/01/09 23:57
箱男オフしようぜ
255無名草子さん:03/01/10 00:22
箱男が存在しても浮かないような世の中だったらやりたいけどなー
256無名草子さん:03/01/10 05:35
>>248
君、すごくいい人だと思うけど……通常なら君みたいなコピペする恣意的に
すね人間ぐらいなら、誰が自作自演をしているか否かなんてネット上の文体
では判らないと素直に認めて、もっと頭を使った書き込みをする筈なのに、
なぜか君の文章は駄目なんだ。期待感が持てないというか……。

257無名草子さん:03/01/10 13:11
↑なにか勘違いしてないかコノヒト
258無名草子さん:03/01/10 20:36
(^д^)

安部公房っておもしろいの?
259無名草子さん:03/01/10 21:49
(^^)ヽ

面白いですよ。
260無名草子さん:03/01/11 15:36
(^д^) 259さん

ありがとう、読んでみますね
261無名草子さん :03/01/11 17:00
コモン君
262無名草子さん:03/01/12 01:02
デンドロカカリアage
263無名草子さん:03/01/12 10:44
女の無邪気さが、男を女の敵に変えるのだ。

「砂の女」って短い中にも「おっ」と思う言葉がたくさん詰まってる
264uud:03/01/12 13:05
初期から「燃え尽きた地図」くらいまでかな。
265山崎渉:03/01/12 18:12
(^^)
266無名草子さん:03/01/13 10:10
山崎きたーー
267無名草子さん:03/01/13 11:55
>>182
笑える
268無名草子さん:03/01/15 01:50
安部っち最高っす
269無名草子さん:03/01/17 20:37
何か食いたい!
270無名草子さん:03/01/18 22:58
271無名草子さん:03/01/18 23:05
外人さんに日本文学のおすすめを聞かれたら、わたしは太宰より、安部さん派です。
ところで、安部氏の作品に、「耳」だか「鳥」だかってタイトルのものはありませんか。
誰か知ってたらおしえて。
272無名草子さん:03/01/19 00:20
ちょっと待って・・・
今、『壁』読んでるんだけど・・・
挫折しかけ・・・面白いのか・・・?
オレの脳みそが足りないのか・・・?
まだ100Pあたりだけど。
このまま頑張って読み続けるべきなのですか?
う〜ん・・・
273無名草子さん:03/01/19 06:19
236ですが、私の質問レスは放置ですか?
274無名草子さん:03/01/19 06:25
<272
高校の国語の授業で「壁」を読みました。
確かそれ、すごいわけわからん内容なはず(名刺がでたり)
ですよね?
でも、分析したら、イロイロな解釈ができて面白かったです。
例えば、名刺の逃避は、アイデンティティーの問題に絡んでくる・・
などです。正解はないから、想像力を豊かにして読むと、
広がりのある作品だと思います。
275無名草子さん:03/01/19 16:33
「壁」はシュールレアリズム系の詩を読むみたいな感じで
右脳で読みながら1シーン1シーンのイメージを楽しんでいけば
難しいこと考えなくても普通に面白く読めると思ふ。
276無名草子さん:03/01/19 17:28
「鞄」いくない?あ、ムリして流れ変えなくていいやぁ。というう結論を持った私は
誤読してますか?
277272:03/01/19 19:58
>>274>>275
うん、なるほど。
そういう読み方にどうしてもなってしまうよね。
イメージを現実化できないシチュエーションな訳だし。
いろいろな解釈ね。
とりあえず、最後までは読みきります。
しかし・・・シュール極まりないですね・・・。
278無名草子さん:03/01/19 20:01
安部といえば思したっす。
安部ジョージ。
279無名草子さん:03/01/19 20:04
あ〜あべ あべ アベマリア♪
280無名草子さん:03/01/20 16:41
>>272
壁は当時としては斬新だったんだろうけど、
砂の女や箱男とか読んだ後だと今一かな。
でも地平線と壁が本質的に同じだってアイデアはすごいと思ったよ。

思うにこの人の作品は言葉遊びならぬ論理遊び(ロゴス遊びとでも呼ぶのか?)
的な駄洒落・ジョークで彩られていると思う。
281無名草子さん:03/01/22 17:23
命日アゲ
282無名草子さん:03/01/22 17:49
誘惑者がわけわかんないんですけど。あれはどうゆう事ですか?
283山崎渉:03/01/23 04:07
(^^)
284無名草子さん:03/01/29 20:21
  
285安部って書きすぎだよ自分…:03/01/30 02:45
今日本屋で「笑う月」を買ってロストヴァージン@安部したんですけど
4編ほど読んで思ったこと。この本って安部ファンが読むもの?
安部作品を読んだヒトが笑月読んで、「安部さんったらこんなこと考えてたのねクスクス」
みたいな楽しみ方をするのでしょうか。安部公房氏に限らないけど
同じ作者の本って「この流れで読むといい」みたいなの有ると思うんですよ。
安部氏のばやい、「壁」「砂の女」など小説を読んでから(←280氏参照にしました)
笑月(エッセイ)を読んだほうがベターだったのでしょうか?
安部プロの皆様よろしくおねがいします。
286無名草子さん:03/01/30 03:23
俺プロじゃないけどさ、笑う月からってのは、
スポーツのルール知らずに見るようなものじゃないかな。
面白いっちゃ面白いけど、ルール知ればもっと面白いって感じ。

無難に砂の女がいいんじゃないでしょうか。
287285:03/01/30 03:28
>286
ありがとうー。なんか読んでて「あ…わたしやってしまった?」って思ってた。
まぁ小説書くヒトのエッセイって小説→エセーイが王道パターンなのかな。
笑月は一瞬葬って他の安部小説いきます。
お世話様です。
288無名草子さん:03/01/30 23:26
>>287
では、『壁』を。ぜひ。
289無名草子さん:03/01/30 23:26
まあそりゃそうでしょ。特に笑う月って自分の小説についてもいろいろ書いてるっしょ?

関係ないけどマンボウはエッセイから入った人多そうだな
290無名草子さん:03/02/02 02:07
今日、古本屋で安部公房の書名入り「未必の故意」初版本をみつけちゃったYO!
6500円で購入。しかし文字の縦棒ひくのがそんなに嫌いなのかな>安部公房。
291無名草子さん:03/02/05 22:47
羨マスィ・・・。
292無名草子さん:03/02/05 23:30
とにかく字が下手な印象がある。>290
でも、あんだけ頭の中が充実してれば他に何もいらないのかも・・

安部って時代性を感じないから今読んでも良い。
他の作家と比べても存在感が全然違うよなぁ。
安部って「ねっとり」って感じ。
日本の文学史にもねっとり残ってゆくのでしょう。

293無名草子さん:03/02/11 06:03
>>292ねっとり同意。

 「美とは、おそらく、破壊されることを拒んでいる。その抵抗感の
 強さのことなのだろう。再現することの困難さが、美の度合いの
 尺度なのである。」(他人の顔)

うわあ、すごい!と思って嫁に話したら「なんだか理屈っぽくて
論文みたいだね」と一蹴されました。(;´Д`)
まあ、そうなんだけどさ。
294無名草子さん:03/02/11 22:33
『壁』
読破age
295無名草子さん:03/02/15 23:31
>>271
耳の値段・・・だったかな
鳥ってのはなかった気がするけども
296無名草子さん:03/02/16 21:44
>>295
耳の値段なら「R62号の発明・鉛の卵」に載っているYO!
297無名草子さん:03/02/18 00:33
2ちゃんねらーなら箱男好きだよな、おまいら。



「匿名の市民だけのための、匿名の都市」-『箱男』より
298無名草子さん:03/02/18 03:44
この作家の文章には単語それ自体は、日本語としてのニュアンスにおいて
難しいものがひとつもないのです。
だから翻訳もしやすい。
そしてそれだけこの作家の思想が隅々まで考え切っているということ。
299無名草子さん:03/02/18 19:49
自分で言っていたが
「僕は日本で最初にワープロで原稿を書いた。こういうのをずっと僕は待っていた」と。
300無名草子さん:03/02/18 19:52
つ〜か、頭の薄い翻訳家っている〜??
301無名草子さん:03/02/18 20:01
頭の薄い翻訳家がなんか浮かんじゃうの〜。あはは〜。
302無名草子さん:03/02/18 21:47
>>299
ブコウスキーとどっちが早かったんだろう?
303無名草子さん:03/02/19 09:36
清水クニアキ=ブコフスキー
304無名草子さん:03/02/19 21:31
>303
ブクに失礼だよ!
305無名草子さん:03/02/19 23:20
安部公房の最後の弟子がやってるサイトで直筆の手紙
見てちょっと感動した。
そんだけっす
306無名草子さん:03/02/19 23:52
>>305
仕事場の電話番号 (伏せてある) が書いてあるヤツ?あれすごいよね。
安部公房の言葉も面白かったな。半分以上わかんなかったけど。

>>297
登録すると追放される…だったか。予見しているよね。

>>298
椅子一つと男と女が一人ずついれば芝居ができる、みたいに
道具立てはシンプル。なのにたしかに極限まで密度が高いと思う。
307無名草子さん:03/02/20 02:05
>>306

 ここは2ちゃんねらーの街。匿名が市民の義務となり、誰でもな
い者だけに許された、居住権。記録された一切のものが、
記録されたというそのことによって、裁かれるのだ。

                           安部厨房
308謎の物体どんごろす!:03/02/21 02:11


箱男さ〜〜〜ん、ムシロみたいなものでしょうか?

胡蝶の夢がスキ。あ、違うかな?箱男に出て来る
劇中劇ならぬ小説中小説みたいなの。
309無名草子さん:03/02/21 02:42
高校の教科書に「壁」の一部が載っていたけど、
いま思えば、この作品を教科書に載せるのはまちがいだと思う。

安部自身も日本の国語教育はまちがっているといっていたし。
310無名草子さん:03/02/23 15:19
方舟さくら丸読み終わりまつた
311無名草子さん:03/02/24 09:03
この人はトイレットペーパーの芯でオブジェを作っていました。
部屋に飾っていました。
312無名草子さん:03/02/24 09:35
全集買った人いるの?
313無名草子さん:03/02/24 09:45
三島と仲が良かったんだよね。
314無名草子さん:03/02/24 12:57
>>313
ノストラダムスの人?
315無名草子さん:03/02/24 18:34
「笑っていいとも」で「先祖は偉い人」というようなクイズコーナーがあって、
そこに孫娘が出ていましたね。若い頃のつみきみほのような感じで可愛かった。
タモリが「あの人、ピンク・フロイドを貶すと凄く怒るんだよねぇ」と
一緒に酒を飲んだ時の思い出話をしていた。タモリが酷く羨ましかった。
316無名草子さん:03/02/24 21:23
飢餓同盟!
317無名草子さん:03/02/24 22:57
>315
見たかったなぁ。
会場の客の認知度は高かった?
やっぱタモリの交友関係ってすごいなー
318無名草子さん:03/02/25 02:21
タモリって著名人との思い出話たくさんありだから死ぬ前に本出して欲しい…
319無名草子さん:03/02/25 20:08


箱男の中の人も大変でつね
320無名草子さん:03/02/25 21:51
高校の大先輩です
321無名草子さん:03/02/26 01:26
>>320
大先輩ってほど離れてないだろ。
322320:03/02/26 04:25
>>321
いえ、安部公房氏がです。
60近く上です。
323無名草子さん:03/02/26 08:46
安部公房がタモリの高校の先輩って話じゃなかったの?
324320:03/02/26 11:18
当方阿部氏の後輩ですが、タモリが同じ高校出身という話は聞いたことありません。
恐らくデマでしょう。
325無名草子さん:03/02/26 18:24
タモリ福岡育ちだろ…
後輩の筈ねぇじゃん
326無名草子さん:03/02/28 22:37
ガンガン、盛り上がろうぜ!!
327無名草子さん:03/03/06 21:26
ガンガン、盛り上がろうぜ!!
とは言いつつも、誰も書き込み無しか・・・。
328無名草子さん:03/03/06 22:44
砂の女は「入れ子型」の構造になってるね。
最後の捕まえた鳥に「希望」って名付けるとこなんかぐっときた。
329無名草子さん:03/03/07 03:24
どこのブクオフ行けばこの人の文庫本に出会えるか教えて下さい>ALL
去年の秋に知人と長野(松本)に行ったときはかなりあったんですが、
都内近辺ではあんまり見かけないもので。(「砂の女」等の有名なのはみかけますが)
330無名草子さん:03/03/07 23:21
ブクオフで探す時点でもうだめぽ
331無名草子さん:03/03/09 01:07
ブクオフで新潮社版安部公房全集(快速船・可愛い女・巨人伝説・城塞)
と、密会、箱男の3冊全部100円ゲトー!
箱入りハードカバー。重い!かさばる!でも幸せ。
箱男は高校の頃、友達に貸してそれっきりなんですごいうれしい。ゆっくり再読させていただきます。
332無名草子さん:03/03/12 13:18
公房さんはフロイドのファンだったんでしょうかね。
実は公房さん自身はフロイドが嫌いで、それを踏まえて
主人公をフロイド好き、と設定したような気もします。

公房さんみたいなサイケデリックで心に響く作家って他に誰かいますでしょうか。
333無名草子さん:03/03/12 14:08
>>332
ピンク・フロイドのことか?
334無名草子さん:03/03/12 16:35
>>332
このスレ全部読めよ
フロイド大好きはがいしゅつだぞ
335山崎渉:03/03/13 16:02
(^^)
336無名草子さん:03/03/16 13:29
「第四間氷期」「他人の顔」読了age

「他人の顔」は、途中(仮面をかぶった主人公と妻が初めて会った後あたり)でちょっと
読むのがしんどかったけど、久々にツボにフィットしますた。
337無名草子さん:03/03/18 01:09
教科書に載ってた顔写真、髪型が強烈だったぜ!
338無名草子さん:03/03/18 01:36
もう、大好き。
読んでるときに気が狂いそうになる作風が(・∀・)イイ!
339無名草子さん:03/03/18 02:57
この人の全集を買った人っている?
340yama:03/03/19 12:56
おれは安部公房だ
341無名草子さん:03/03/19 13:53
>340
2ちゃんねるについて語ってください。
342無名草子さん:03/03/19 23:33
>>340
足フェチって本当ですか?いやらしいですね。
343yama:03/03/19 23:41
>341
>342
うそです、本当は古川っていいます。
けど足はいいですね、好きです。
足フェチはいやらしくないです、芸術です。
344無名草子さん:03/03/20 09:22
>>343
二の腕とあご〜首フェチはどうでつか?
345yama:03/03/20 20:44
>>334
全然わからない。
346:03/03/20 21:55
高校の時、図書室に安部公房全集があって、それを全部二回読んだんですよ。
彼の本は古本屋に行くたびに探して買ったんだけど
Xが出てくるはなしってあったでしょ?役所とか銅像とか橋とか出てくるやつ
すげー印象に残ってるんだけど
どこにもないんですよ、あれってなんていう本に載ってるか分かる人いますか?
たしか短編だとおもったけど。
347無名草子さん:03/03/22 21:39

新潮文庫の安部公房全部持ってるから見てみたけど
見つけられなかったな〜
もうちょっとヒントくれ
筋立てとか覚えてたら...
(安部公房大好きなのに情けねぇ)
348無名草子さん:03/03/23 14:39
「異端者の告発」ですか。「夢の逃亡」に収められていますね。
「全作品第15巻」「全集第1巻」にも。
349通りすがりの名無しさん:03/03/24 00:59
「手」じゃないの?
何にはいってたかよく覚えてないが。
デンドロかな?
350無名草子さん:03/03/24 18:50
>349
粗市ならもう少し本当らしいのを書けよ。
351:03/03/25 21:04
>>348
多分そうだと思います、ありがとうございます。
探してみます。
352315:03/03/26 21:35
レスが付いてますね。

>317
客は付き合いで盛り上がっている感じであったように思います。
一緒に出ていたタレントも、安部公房やピンク・フロイドを知らず、
どうやって話を盛り上げようか躊躇しているようであったと。
だからこそ余計に、唯独り嬉しそうな、浮かれた顔をしていた
タモリの様子が強く印象付けられているのかもしれません。
353ひつじ:03/03/28 16:42
「第四間氷期」とカフカの「審判」て似てない?
最近「第四間氷期」読み直して思った。
354348:03/03/30 21:03
すみません、「異端者の告発」は「全作品」では第1巻でした。(鬱
355H:03/04/01 16:56
ってゆーか、「夢の逃亡」も「全集」も「全作品」も
どこにもない。
356無名草子さん:03/04/02 13:10
>>355
図書館行け
357無名草子さん:03/04/06 16:28
なるほど、図書館で借りパクか。
358:03/04/06 16:39
カフカ誰も読んでなかった?
安部公房好きの人にはおすすめですよ。
「変身」とか。
359無名草子さん:03/04/06 20:10
最近オンラインカジノでよく遊んでるよ!
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無料でできるプレーもあるし、結構楽しめるよ(^.^)
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360無名草子さん:03/04/07 00:45
>>358
このスレに来てるような奴ならカフカぐらい誰でも読んでんじゃねぇの?
つうか誰きみ。
361358:03/04/07 13:17
23歳フリーター男
362さくらタンハァハァ:03/04/08 00:59
方舟さくら●がお気に入りです
363無名草子さん:03/04/10 01:14
笑う月が好き。その単行本に「鞄」っていうのがあるんだけど、
なるほど、公房の視点ってほんとに面白いなと感心したよ。
364無名草子さん:03/04/12 02:49
カフカと安部は良く比べられるが、そんなに通じるものがあるとは思えん。
365無名草子さん:03/04/13 11:34
ある朝358は、自分が一人の大きな23歳フリーター男になっているのを発見した
366考えるサル:03/04/15 00:25
「燃えつきた地図」の最後が、
すごく印象に残ってます。
367考えるサル:03/04/15 14:21
「終わりし道の標べに」は、
講談社文芸文庫で出ています。
本体913円(税別)です。
368無名草子さん:03/04/15 16:04
1772  うんこ野郎   2003/04/15(Tue) 15:12

   このレスを見た人間は十三日以内に死にます。
      ※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
     それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です
    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(゜)_,:  _(゜)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ  

369無名草子さん:03/04/15 20:13
>>358
23歳フリーター男は親に説教を食らい、そのまま職安に行きましたが
途中、通り道のゲーセンに入ってしまい、あれよあれというまにコインを使い果たし
結局職安に行かないまま、「安売王」の店内をうろうろしてそのまま帰った。


370358:03/04/16 02:56
ってゆーか、皆さんのまわりに、安部公房好きな人っていますか?
私のまわりには一人もいません。
371無名草子さん:03/04/16 03:31
イマセン。
いても友達になりたいとは思わない。
372考えるサル:03/04/16 11:42
>>370
私もいません。
373無名草子さん:03/04/16 16:02
安部公房以外にはどんな作家が好きですか?
374無名草子さん:03/04/17 01:43
芥川
サルトル
カネッティ
つげ義春
375無名草子さん:03/04/17 02:55
カフカ
ドスト
376山崎渉:03/04/17 11:32
(^^)
377377:03/04/18 13:28
村上春樹
カフカ
筒井
星新一
北杜夫
378無名草子さん:03/04/18 15:38
ツツイ
池澤夏樹
379無名草子さん:03/04/18 18:15
町田康が安部公房好きだと言っていた。
380無名草子さん:03/04/18 21:53
三島ユッキー
町田コー
381考えるサル:03/04/19 02:49
>>373
筒井康隆
島崎藤村
清水義範
ドストエフスキー
カフカ
382無名草子さん:03/04/19 05:22
ごめんなさい。私も安部公房は『笑う月』から読んでしまいました。でも、最後の三編、「鞄」「公然の秘密」「密会」、よかったです。それから色々読んだけど、「公然の秘密」、何度読んでもドキドキします。「弱者への愛には、いつだって殺意がこめられている」。

383山崎渉:03/04/20 05:45
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
384無名草子さん:03/04/21 23:12
>>373
椎名麟三
中上健次
村上春樹、龍
高橋源一郎
385無名草子さん:03/04/24 11:20
俺は人格障害です。同じ年です。今まで住み慣れた土地から離れ、
引越ししようと思ってる。知る人のいない場所へ。回避性人格障害です。

「砂の女」最初のほうだけ読みました。
砂丘の近くに引っ越したいです。ネタではなくて。
安部公房を読んでる人には高学歴の人が多いと思う。

金は18万しかない。物をすべて売って、26万くらいになるかな。5月初旬から
新規一転でやり直そうと思う。誰も知らない土地で。こんな時間にここを読んでる
なら、君は俺と同じだろう。無色だろう。話そうか。書き込み待ってるよ。
386無名草子さん:03/04/24 20:06
無職2年目ですよ。もう就活してません。
バイトのみで無為徒食でつ。「砂の女」はフェぃヴァリットです。

砂漠、なんとなく憧れますね。デスクトップも砂丘です。

あなたは引越し初めてですか?
新天地での人間関係形成はたいへんですよ。
387無名草子さん:03/04/25 09:06
砂丘でなく、(逝きたかったけど)、いままで住んだことのない地方都市
へ逝きます。旅で2泊したことあるけど

デスクトップも砂丘でつか。

やさぐれてますね?

引越しは、5歳、15歳、26歳、29歳、で、今回は5回目でつ。
慣れたら飽きる。

今すんでるとこでも、人間関係がないです。友達も2人くらいいるけど
電話もなくなった。
まったくの孤独です。

一人で暮らしています。Webが友達です。
人と親密なコミュニケが苦手、というか、避けています。
人間関係形成をしたくないという。。。

安部公房は、 安部公房は、 
388無名草子さん:03/04/25 09:09
389386:03/04/25 16:26
>>387
あんた、初対面の人とは結構話せたりしない?
あと、話題が自分の身辺から遠いほど饒舌になる。

あ、おでのことなんだけどね。

カキコからは濃い人間関係を望んでいるように見えますが。
そうなんですか?
390無名草子さん:03/04/26 06:37
砂嵐のデスクトップに変えた
人生は砂

濃い人間関係を望む、という面も確かにある
武士道的感受性の感動感涙あるから

話題が自分の身辺から遠い程饒舌というのは、よくわかりません
自分と無関係については語れるかもお茶紅茶の話題とかね
初対面の女性と話しこんだことあり最近

あなたは大学の教員レベルの洞察力をお持ちですね
研究者ではありませんか

人生色々嗚呼
391無名草子さん:03/04/26 14:15
とにかく有名な本はキライ。
ベストセラーになんかなったらもうブンガクじゃない。
ちやほやされてむかつく。
私に面白いとも思わせないような本を書いてるくせに偉そうにしないでよ。
こんな有名な本を理詰めで(!?)批評できて見下せる私ってかなり偏差値高い。

批判的な主観は振り撒くものではありませんね。
サリン並の毒劇物だよ。
392386:03/04/26 19:50
最後のはほめ言葉でしょうか?w
女性と話し込むなんてイイじゃないですか。
おでは週2日しか働いていません。
それも今年まででしょう。やっぱり女性はいいですね。
393無名草子さん:03/04/26 20:10
高校生がなぜセックスしてなきゃならんのだ
わからん
394無名草子さん:03/04/27 23:25
ひとしきり取り寄せて何から読もうか悩んでカンガルーノート読みかけてるんだけど
筒井康隆とか島田雅彦みたいな感じ‥
395無名草子さん:03/04/28 11:55
箱男から読みましょう
396無名草子さん:03/04/28 13:02
わかった、そうする
397無名草子さん:03/04/30 01:11
タモリさん、ピンクフロイドはいいよぉ
398無名草子さん:03/05/01 15:58
レッチリのフリーが安部公房好きなんだって。
399無名草子さん:03/05/01 16:01
400無名草子さん:03/05/01 16:24
さやかだけどさっきの話の続きなんだけど

http://www.net-de-dvd.com/
401無名草子さん:03/05/01 17:18
公房はフロイド好きだったなたしかに
402無名草子さん:03/05/03 12:33
「壁」は「不思議の国のアリス」の現代版
403遊民:03/05/03 15:31
壁はかなりよかった。
公房の作品は
「壁」「箱男」「人間そっくり」「砂の女」
だけしか読んだ事ないけど、どれもよかった。
もっと読みたくてたまらん。
404無名草子さん:03/05/03 17:18
文狂堂やちまた店が「第四間氷期」を多面陳列してた。担当さんが好きなんだって。ラストが「幼年期の終り」となんとかかんとかって書いてあったよ(藁
405無名草子さん:03/05/03 17:57
友達に薦められたのですが、最初読む作品なら、何がいいですかね?
何やら摩訶不思議な世界を描く作家っていうイメージがあるので。
406無名草子さん:03/05/03 22:47
>>405密会。わかりやすくて、読みやすい
407無名草子さん:03/05/04 21:07
「壁」のシュールなユーモアに魅せられました。
他に「壁」みたいな作品はありませんか?
「水中都市・デンドロカカリヤ」等の初期の短編はシュールなだけでユーモアがないし「箱男」はシュールさの質が異なっていて楽しめませんでした。
408無名草子さん:03/05/05 10:49
>405
箱男、人間そっくり
409無名草子さん:03/05/05 15:55
>>405
カンガルーノート
410ももえ:03/05/05 17:02
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http://www.yahoo2003.com/moe/linkvp.html
411無名草子さん:03/05/05 17:45
「石の眼」もいいですが、読み応えの点では「他人の顔」「第四間氷期」ですね。
「他人の顔」は中盤が妻に対する主人公の独白で、2人称小説の雰囲気です。
発想は横光利一の「ナポレオンとたむし」に似てます。
初期の短編で「壁」--S・カルマ氏の犯罪を超えるものは、残念ながらないです。
「闖入者」(のちに戯曲作品「ウェー」)くらいです。
412無名草子さん:03/05/06 16:08
>>405
砂の女
413無名草子さん:03/05/06 20:22
ウェー、ハッハッハ
414無名草子さん:03/05/09 18:49
闖入者を読み終わったあとかなりムカムカした。
415無名草子さん:03/05/09 22:24
短編から入るのがベターだと思う。
長編一発でハァ?てなるよりいいんじゃない?
416無名草子さん:03/05/11 23:39
>>415
安部公房にはまる人は短編でも長編でもどちらでもかまわない気もする。
「壁」を読んでなんじゃこりゃと思う人は何を読んでもそう思うような
気がするがなあ…。
おいらは安部未体験の嫁に「箱男」を読ませてみます。
417無名草子さん:03/05/12 00:36
>>416
奥さんかわいそ。
418無名草子さん:03/05/12 00:38
>>416
アブノーマルな内容のものに拒否反応示す嫁さんだとつまらんとか言うかも。
その逆だと今後、プレイがアブノーマルになっていきそう。
419無名草子さん:03/05/12 09:20
>>416
「箱男」も「砂の女」も面白かったけど、「壁」はなんじゃこりゃでした。
結局何の話なんだ?あれは。
420無名草子さん:03/05/12 17:54
>>419

マルクス主義と構造主義の話
実存主義もちょと
421無名草子さん:03/05/12 21:50
>>419
箱男は何の話でした?
422無名草子さん:03/05/13 00:11
カフカの「変身」をリアルにしてみた試み
男が箱をかぶるだけ。完全な失敗作でつ。
文芸評論家からも無視、面白くないもん。
「他人の顔」を読め。
423無名草子さん:03/05/13 02:40
>>422
そうでもない。名作。

と釣られてみる。
424無名草子さん:03/05/13 16:28
カンガルーノートの話があまりでないね。
おれはカンガルーノートと壁が好きなんだけど、
425無名草子さん:03/05/13 18:31
顔にやけどを負った男のハナシ。それだけ。
426無名草子さん:03/05/15 00:14
>>22
ここのてづかっておもしろいな。
ちなみに、俺は「S.カルマ氏の犯罪」は10回以上読んだ。
なぜか精神安定剤みたいな役目を果たしてくれる。
427無名草子さん:03/05/15 00:14
なんというか安部の作品は
深く考えなくても楽しめるだろ。
深く考えても楽しめるだろ。
それがすごいと思うんだけど。
428無名草子さん:03/05/17 00:19
教科書に載ってた
棒になった男からです。
429無名草子さん:03/05/18 18:11
壁は
異常な出来事が正常に連なっているって感じで
箱男は
正常な出来事が異常に連なっているって感じなイメージがある
430葉劉:03/05/18 20:31
俺が始めて読んだの「赤い繭」
マジ虜。最高。
431無名草子さん:03/05/18 22:58
教科書といえば「夢の兵士」
初めて自分で買ったのは「他人の顔」
ポリマーについての描写が妙にリアルで感動しました
(たまたま当時高分子学科に入りたてだった)
その後「砂の女」を読んだだけで終わりだったが
数年後就職試験で「安部公房について書け」という問題に
「SF作家」と書いてしまったのが悔しくて改めて読み返していたらハマった
新潮文庫で全巻揃えました(これ家宝でございます)
432無名草子さん:03/05/21 23:18
なぜ飢餓同盟を読まない!

433無名草子さん:03/05/21 23:29
赤い繭そんなにいいか?
小難しそうに言ってるが、大した内容じゃないと思うぞ
434無名草子さん:03/05/22 00:52
>>433
「魔法のチョーク」の方が好き。
435山崎渉:03/05/22 01:31
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
436無名草子さん:03/05/22 17:19
安部公房は日本の作家の中で一番偉大だと思うのは、俺だけだろうか。
大江のけんちゃんよりずっとすごいと思うのだが。
437無名草子さん:03/05/22 22:05
ヤスケンにボロクソ書かれてたな、そういえば
438無名草子さん:03/05/23 13:41
それはヤスケンのチンケさを示す、と思われ。
439無名草子さん:03/05/23 21:32
>>432
それ好き。俺の脳内でけものたちとペアになってる。
共同体を嫌いながら抜け出せない者と共同体にあこがれてたどり着けない者。
440無名草子さん:03/05/23 21:55
>>131-132 >>141
なんか味のある文章。繰り返し読んでしまいました。

>>419-420
本当ですか?
441無名草子さん:03/05/23 23:48
>>440
遅れて来たニューアカ(死語)か?
442無名草子さん:03/05/24 19:06
知ったかぶりするんじゃねぇ。
「壁」はマルクス主義にゃ関係ねえよ。ボケェ。
443無名草子さん:03/05/24 21:32
「壁」ってしゃれてるよね。時代を先取りすぎ。
444無名草子さん:03/05/28 09:03
あぁ、激しくいいかも・・・・・(*´∀`*)ハァハァ
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445山崎渉:03/05/28 16:19
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ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
446無名草子さん:03/05/29 12:45
がんばれ
447無名草子さん:03/05/31 15:19
保守
448壁公房:03/06/02 00:28
sexしたいあbc
449416:03/06/05 23:21
箱男読了>嫁。
後半になるにつれて、取り残されたと感じるぐらい加速度的に
わからなくなるけど、むやみに感動したとか。
ズボン社会とかショパンの話なんかは爆笑していましたよ。
ただ「あまりに密度が高いので読むとエネルギーを吸い取られる」
そうで、間隔を空けて次を読みたいそうな。まあとりあえず
拒否反応がなくてよかった。

>418
箱男プレイに挑戦してみまつ。
450無名草子さん:03/06/05 23:54
60年代の安部公房の人気は大したもので、小説のみならず演劇でも
俳優座から仲代達也以下を引き連れて安部スタジオを作った。パルコ劇場
の専属劇団のような時期もあった。
だが、山口果林とできて人気急降下。役者もいなくなり、最後は悲劇だった。
女は実に恐ろしい。山口もたいした女だ。一人の作家を殺したのだから。
当時、川端の次にノーベル文学賞をもらうのは安部だ、といわれていた。
これは、鳳八千代とできて皆の信頼を失った、演出家の福田恒存ともよく似ている。
福田の場合は、まさに眼高手低で、評論はすごいが、実際に集団の指導者としては
全く無能だった、ということもあったようだが。
451無名草子さん:03/06/06 00:15
へぇ。
山口果林から行ったのか
そういう問題ではないか…(w
452無名草子さん:03/06/08 16:46
鞄 短編だけど
453無名草子さん:03/06/10 12:49
公房がブ男なのは百も承知だけど、読んでいるとどうしても公房とセックスしたくなる。
なんでだろ?
454文芸誌もやってますが:03/06/10 12:51
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?  http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html

489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。

ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。

ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ  
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
455無名草子さん:03/06/11 21:59
蓮乳を公房に見せたいな
456無名草子さん:03/06/13 15:02
星→公房になりました。
星とはまた違った世界が(・∀・)イイ!!
東大医学部卒って天才ですか?この人は・・・。
457無名草子さん:03/06/19 01:09
ネクタイのせりふ
「私はヘビではない。なぜならヘビではないからだ」
こんな事、東大医学部出て言わせられます?
天才ですよ、天才。
もちろん、医療の知識を生かした妙にそれっぽい設定がまた引き込まれてしまう要素だけど。

>>410
ノーベル賞といえば井上靖も毎年残念賞だったらしいですね。
458無名草子さん:03/06/20 21:02
今燃えつきた地図読んでます。
他人の顔、壁は面白くてすぐ引き込まれたのですが
今はなかなか入りこめません。
燃えつきた地図はなんか違う感じしません?
てかまだ半分も読んでないのですが・・・
459無名草子さん:03/06/21 00:31
薄い本から慣らして行こうとカンガルーノートを読み箱男終盤
似たような話選んで失敗だったかな?そのわりに免疫ついてなくて
薄い本なのに読むのに時間かかるのが謎
460無名草子さん:03/06/21 13:20
以前、人格障害、引っ越します、砂丘、砂の女、孤独になる、
と書いたものです。引越し先で、就職もし、少しおちつきました。
安部さんの本は一冊も今、持っていませんが。
無機的な箱男という言葉、そんなクールな男世界に惹かれます。

表情がありません。あまり。人つきあいがヘタ。
お勧め本ありましたら、今日図書館いきますので探したいです。
よかったら教えてくださいね。

あー。阿部公房は天才なのかなあ。
埴谷雄高は天才なのかなあ。
小松左京はブルドーザーなのかなあ。
天才の光輝。それに比べれば俺の人生のくず加減。いくら疲れても、
胃潰瘍でぼろぼろになっても、彼らの一瞬に如かず。神よ!
461無名草子さん:03/06/29 10:56
チキンハート
462無名草子さん:03/06/29 14:49
安部公房の榎本武揚が世間で言われている榎本と違って面白かったが、
この本での榎本は事実なのだろうか?読んでみると榎本ははじめから
負けるために戦っていたというのだが。

463無名草子さん:03/06/30 17:30
>>462
1980年2月に、安部公房がNHKテレビ「歴史への招待・榎本艦隊北へ」に出演したよ。
公房の考えに沿って構成されていた。本ではNHK「歴史への招待・14巻」に詳しい。
古本屋で安価に買えるので見てみよー。
念のためだが、小説「榎本武揚」を読んだら、その続編たる戯曲「榎本武揚」へー。
464無名草子さん:03/07/01 02:23
>>463
ありがとうございます。読んでみます。
465無名草子さん:03/07/11 01:37
情けない男の話ばっかり?
そうじゃないパターンあれば教えて
466山崎 渉:03/07/12 08:21
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    ̄ ̄∨ ̄ ̄∧_∧   。..    ┃...  .uヘ人iイ  .  (. .」_ ノ   ....:┃
    ∧_∧  (  ^^ ) / ..    ┃..     (∨ヘ      |....|: .)   .:::::┃
 ̄\(  ^^ ) (つ  つ / ̄ ̄  ┃....    .|;|レ'      .(_;);;.| -〜、 .┃
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| ̄   ┃. ::;〜⌒^^⌒⌒´⌒` ̄ ̄ ....:: , ⌒~┃
|::::.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|    ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
|::::.| . 山崎渉ニュース (^^) | .|_  ┃..と〜けたこおりのな〜かに〜♪ ┃
\.|__________|/  ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛
467山崎 渉:03/07/15 11:31

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
469無名草子さん:03/08/02 20:10
>>465
安部公房自身を見よ!
470無名草子さん:03/08/05 02:06
緊急浮上age
471無名草子さん:03/08/09 01:59
短編しかシュールかも
472無名草子さん:03/08/17 18:13
『壁』は残すべき傑作だろ、やっぱり。
473無名草子さん:03/08/24 17:41
第4間氷期が好き。
ところで97年頃に出た全集はまだ買えるのだろうか。。。
474無名草子さん:03/08/31 00:36
>>424
正直カンガルーノートを読んでて蓮を連想してしまい、チョト鬱になった。
しかも忙しかったからちょっとずつ読んだらワケがわかんなくなったし…。
475無名草子さん:03/09/02 13:11
>>473
まだ売ってるよ。
ネット書店でもわんさかあるよな。
476無名草子さん:03/09/02 13:36
僕には難解。
477無名草子さん:03/09/02 17:33
短編で男によく「K」って名前付けてるけどやっぱり公房のKなのかな?
478無名草子さん:03/09/07 22:15
そうかもね。
誕生日の3月7日もよく出てくるし。
479無名草子さん:03/09/17 01:04
没後10年ってことで安部公房展やるらしいね。age
480無名草子さん:03/09/17 01:17
481無名草子さん:03/09/17 14:28
知り合いに奨められて、今度この作家の作品を読んでみようと
思ってるんですが、最初に読むならどの作品がいいですかね?

未知の作家との遭遇って、最初の作品でその後読むかそうでないかの
分かれ道になるんで。
482無名草子さん:03/09/18 00:27
>>481
「砂の女」
「他人の顔」
「第4間氷期」など初期の長編がおすすめだと思う。
483無名草子さん:03/09/19 20:46
『赤い繭』って旧ソ連の軍事費の大きさを批判してんのか?
と思ってグーグル検索してたら
『砂の女』は共産主義批判である、という解釈が引っかかってびっくりした。
結婚生活のことだとしか思いつかなかったから。
『砂の女』が書かれた年に公房が共産党除名されてたとか知らんかったし。

S・カルマ氏、さっぱり意味わからんけど笑える。
読み直そうっと。
484無名草子さん:03/10/07 23:47
保守。

>483
あんまりイデオロギーにとらわれすぎた読み方もどうかと思うけど。
485無名草子さん:03/10/15 23:12
燃えつきた地図10回くらい読んだ。
486無名草子さん:03/10/17 00:49
カンガルーノート、飛ぶ男、壁、砂の女の順で、本日砂の女が読み終わったのですが、
今のところ砂の女が一番面白かった。
公房って結構電波受信する方ですな…。
明日からは箱男にトライ。
487無名草子さん:03/10/19 17:48
世田文の公房展行きましたか?
欲しい文庫があったので買ってきた。それでまあ良しとしますた。
488無名草子さん:03/10/20 10:12
映画やってるの?<世田谷
489無名草子さん:03/10/23 23:50
砂の女、箱男と読んで一気に安部公房にはまりました。
いま壁を読んでるけど、これ凄すぎ。
アヴァンギャルド。
『バベルの塔の狸』、素晴らしい作品です。
490無名草子さん:03/10/24 18:59
壁っていうのは、大抵物心のついた中学2年くらいに読み始めるよね。
そんでなんのことか分からなくてアウト。
で、20を過ぎた頃くらいからもいっぺん安部を読んでみようと思って
砂の女にドカンとくる。
すべてオレの体験談だけど。
491無名草子さん:03/10/25 21:02
すべて自らの体験談だといいつつ、
「壁っていうのは、大抵物心のついた中学2年くらいに読み始めるよね。」
と断定できるのはなぜ?
492>491:03/10/25 21:24
断定してるわけではないyo
まあ多少自己過信はあったな
493486:03/10/26 21:41
>>490
今時の中学2年は安部公房のあの字も知らないと思う。
ちなみに俺は現在19才で、この前『壁』読んだがつまらんかった。
『砂の女』は面白かった。
494無名草子さん:03/10/30 23:42
>>488
会場の中で「仔象は死んだ」のビデオ上映やってる。
「壁あつき部屋」はこないだ映画上映してますた。
495無名草子さん:03/11/04 01:25
文庫本の壁がなぜか三冊もあるですよ。ちとやばいです。
496無名草子さん:03/11/04 10:45
>>495
読書用・予備・保存用 ということで
497無名草子さん:03/11/06 17:05
風邪ひいたせいで連休寝込んで公房展見逃しましたよ
498486:03/11/08 00:46
「箱男」を読み終わったんだが、いまいち分らん。
結構面白かったけれども、もう二回くらい読まんと駄目だな…。
499無名草子さん:03/11/10 18:33
六百万もするワープロもってたり、日本に三台しかない
シンセサイザーもってた。もし、今の時代に生きてたら
どう思うやろうか。
500無名草子さん:03/11/12 22:24
最近、古本屋を利用して文庫本の買い直しをしています。昔購入した文庫本の文字は小さく、
字体も読み難いもので、再読に堪えられなくなっているからなんですが、「石の眼」と「夢の逃亡」が
なかなか見つかりません。上記2冊の最近のものは普通に手に入れられるのでしょうか?
501無名草子さん:03/11/13 04:12
「人間そっくり」が面白いぞ、>19才。
502無名草子さん:03/11/13 04:27
普通安部公房は中学生で卒業するだろw
このスレの連中はずいぶんレベルが低いんだな(苦笑)
503486:03/11/13 23:20
>>501
とりあえず先日『他人の顔』と『緑色のストッキング・未必の故意』が
BOOK OFFの100円コーナーにあったのでゲット。
これをやっつけてからその後探してみます。

>>502
中学生頃は村上春樹に走ってました。


最近本を読む時間が無いから、どんどん未読書が溜まってしまう…。
504無名草子さん:03/11/13 23:20
>>502よ、君の存在なんかどうでもいいから聞いてくれよ。
俺は3月7日生まれなわけだが、
すなわち安部公房・倉田紗南と同じ誕生日なのだよ。
505無名草子さん:03/11/14 00:27
>>504
普通に考えて、365人に1人は同じ誕生日になるから、日本国内のみに
限っても、35万人弱はあんたと同じ誕生日の人がいるだろうね。
506無名草子さん:03/11/14 09:26
>503
>最近本を読む時間が無いから、どんどん未読書が溜まってしまう…。

そんな貴方をこちらに誘導
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1061547630/
507無名草子さん:03/11/19 18:08
安部公房なんてただのミステリー作家。底が浅い
508無名草子さん:03/11/19 19:28
……と言ってみたい年頃なのさ。
509無名草子さん:03/11/20 08:44
>>507
底が浅いヒトには底が浅くしか見えないのさ。
510無名草子さん:03/11/20 23:50
砂の女を読了しました。
次に読むなら壁と人間そっくりのどちらが良いですか?
511無名草子さん:03/11/21 00:03
壁がおすすめです。
512495:03/11/21 01:10
安部公房の単行本の中で壁が一番好きや。
513無名草子さん:03/12/11 10:02
abe
514無名草子さん:03/12/13 07:09
1 箱男
2 人間そっくり
3 密会
4 砂の女
5 飛ぶ男
6 方舟さくら丸

壁はよくわからん。
515無名草子さん:03/12/13 12:30
方舟さくら丸のモグラは平均的2ちゃんねらー
516名無し物書き@推敲中?:03/12/15 18:10
《告 知》
【あの名場面が9月10日(工藤の日)に引き続き12月24日に降臨する】
 吉野家。「大盛りねぎだくギョク」。2月22日(2chの日)に全国の『吉野家』
で繰り広げられたあの奇跡が、今回は、2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一
バージョンで降臨する。(2ちゃんねる版・ホシヅルの日)
【ルール】
 @ 馴れ合い禁止。(一人で来る事)
 A 「大盛りねぎだくギョク」を頼むこと。
 B 工藤伸一氏が敬愛する、星新一氏 or 阿刀田高氏の著作を持参すること。
   (氏の愛読誌、「小説現代」 or 「群像」(いずれも講談社)でも可)
 C 会場に指定時間厳守で現地集合。
【日 時】
 平成15年(2003年)12月24日(水) 09:10 or 19:10 or 21:10
【会 場】
 「吉野家 相模大野店」 神奈川県相模原市豊16−6
  2ちゃんねる創作文芸板の神様、工藤伸一氏ゆかりの吉野家。
  駐車場がないので交通機関を利用すること。
 (てめえの近くの吉野家でも可だよ、ばかやろう)
【交 通】
 小田急線相模大野駅下車。北口商店街に出、伊勢丹百貨店前の県道を西に。
 BOOK・OFF前、消防署前を経て、「南文化センター前」バス停近く。
【関連レポート(2chの日)】
 http://ime.nu/www2.mnx.jp/carvancle/yoshigyu/
517無名草子さん:03/12/20 13:24
「箱男」って一見分かり難いけど自分で符丁なりメモなり取って
整理すると分かり易くなるね。出鱈目に組み上げられたパズルをバラして
元通りにして全体の絵を理解するような感じで。
面白く暇潰ししたくて公房の作品読んでるんだけど
今まで公房作品を手に取りもしなかったことを惜しく感じる。
518無名草子さん:03/12/26 23:42
>>515
さすがですな、少佐。
519無名草子さん:03/12/28 13:49
大学の図書館で、『安部公房全作品』よく借りてたなぁ〜
全集の方は、まだ別巻出てないんですね
お金貯めて全巻揃えたいなぁ〜
520無名草子さん:03/12/30 17:49
高橋源一郎か誰かが言ってたけど、
物語というもののリアリティが無くなった今、
小説は、
a)マルケスのように自分の妄想を信じて話を延々と書き続ける
b)アメリカの作家のように、残虐なことなんかを書いて、
 うわ、俺ってこんな気持ち悪いこと書いてるんだ
のどちらかしか無いんだって。

砂の女を読んでもなかなかつかめなかったけど、
さくら丸とインタビューを読んでわかりますた。

ユーケブチャってのが、著者には、うわ気持ち悪い、の世界だって。
その後続く話も、魅力的なタイトルに及ばず、親父が気持ち悪い、といった程度。
箱舟という言葉も、さくら丸という名も無意味というか。

結論。
著者は、まだ物語がまだまだ有効だった時代にさえも、物語を書けない香具師。
でも、悪趣味な分、一部の読者をサイケデリックな気分に出来てるみたい。
521無名草子さん:03/12/30 18:40
↑ぷっぷっぷ
源一郎ってだれ? あのリアリティも気持ち悪いのも書ききれない自称文学者?
522無名草子さん:03/12/30 18:42
安部公房は天才
523無名草子さん:03/12/30 19:52
そうだよね。問題は話がおもしろくないだけで、格調高いことになってるんだからOK。
524無名草子さん:04/01/07 21:21
最近、安部公房にはまった。
人間そっくりと砂の女は読了。
今は、箱男読んでる。
大江がノーベル賞取れるなら公房が取らないでどうするって話だよ。
525無名草子さん:04/01/08 15:01
安部公房おもしろいけど安部公房ばっかり読んでると
なんかシュールなのがあたりまえになってきてあきてきちゃう気がする
526無名草子さん:04/01/08 22:32
>>524
大江がノーベル賞取ったときに
この賞は、安部公房が取るべきだったと言ったんだYO
527無名草子さん:04/01/09 00:21
結局長く生きたもの勝ち、というわけだよ。
安部公房もだけれど、三島だって、あと10年生きていたら当然取っていただろう。
528無名草子さん:04/01/09 02:10
世界ふしぎ発見によると
三島は
川端康成の次にノーベル賞とるのは自分じゃなくて大江だと
予言していたらしい
529無名草子さん:04/01/09 09:31
予言じゃなくて、そう予想してたんじゃねえの?
530無名草子さん:04/01/09 13:11
同じ事だ
531無名草子:04/01/09 21:47
三島より、安部のほうが、世界的に受けが良いと思う。
三島の書くぼけじいさんの話とか、日本人しかうけんだろう。
532無名草子さん:04/01/09 23:06
それを言ったら川端康成なんてまるっきりの4畳半小説。
あれでもノーベル賞、というよりあれだからノーベル賞。
ということは、当然三島は当確。戦後活躍していたら谷崎だって当確。
小川国夫が候補になっているという噂さえあった。

個人的には埴谷雄高に取らせたかった。
533無名草子:04/01/10 00:19
般若豊。本名の方が嘘っぽい作家。
534無名草子さん:04/01/10 19:59
石川淳による『壁』の序文もいいよNE
安部公房を三島由紀夫なんかと比べないでYO!
535無名草子:04/01/11 00:08
なんで「密会」より「箱男」の方が人気あるんだろう?
覗きより盗聴のほうがいやらしいし、ストーリー構成、
時間軸の操作とか「密会」のほうが数倍面白いと思うのに。
536:04/01/11 02:41
密会好きだけど
人に薦めるなら箱男のほうだなぁ。
537無名草子さん:04/01/11 20:44
「人魚伝」とか「R61号の発明」とかも
めちゃくちゃ面白い。
538無名草子さん:04/01/11 22:56
おまいら、この記事読んでいないの?
ttp://www.asahi.com/national/update/0109/008.html
539無名草子さん:04/01/11 23:44
>>538
だから?
540:04/01/12 00:57
火星から来た、の部分ワラタ

自分が知ってることくらいは相手も知ってると見ないとなぁ。

>>537
初期短編なら「薄明の彷徨」だっけ?あれが好き。
541無名草子さん:04/01/14 03:01
高校の冬休みの国語の宿題で 
「棒」を読んでこの作品のテ−マを書きなさい。
安部公房の他の作品をひとつ挙げてその内容を簡単に紹介しなさい。
というのが出ますた。このシュ−ルさをどう表現しろと・・
542無名草子さん:04/01/15 08:16
>>541
安部の作品のほとんどは、共産主義の隠喩だよ。
543無名草子さん:04/01/15 14:14
>>542
またまたバカ一匹ハケーン!
544無名草子さん:04/01/15 17:37
>>542
どこをそう読めばそう受け取れるのか教えてほしい。

『壁』なんかは共産主義に対する皮肉に感じるわけだが。
安部公房の場合は共産主義云々というよりも、
市場経済による人間の価値観の変化に対する苛立ちだと思う。
545無名草子さん:04/01/15 21:23
共産主義うんぬんよりも純粋に文学作品として楽しめ。
546無名草子さん:04/01/15 21:38
安部は熱心な共産党員だったわけだが。
「赤い繭」の赤色も、もちろん共産主義のことだよ。
安部文学を理解するには、最低限

レーニン『カール・マルクス』
エンゲルス『ルードウィヒ・フォイエルバッハとドイツ古典哲学の終結』
マルクス『ゴータ綱領批判』
エンゲルス『反デューリング論』
レーニン『唯物論と経験批判論』
マルクス『資本論』
レーニン『資本主義の最高の段階としての帝国主義』
レーニン『帝国主義論』

ぐらいは読破してないと話にならない。
547無名草子さん:04/01/15 22:26
>>546
じゃあ「壁」はどう解釈するのか教えてくださいな。
548無名草子さん:04/01/15 22:45
>>546
これらの本は1ページも読めんよ。
理解はあきらめて楽しむだけにするよ、俺は。
549無名草子さん:04/01/15 22:49
>レーニン『資本主義の最高の段階としての帝国主義』
>レーニン『帝国主義論』

同じ本だよな、これ
550無名草子さん:04/01/16 17:06
安部は皮肉書いてると思ってた。
551無名草子さん:04/01/17 00:28
>>546
タイトルすら聞いた事無いものが殆ど。
でも公房本は面白いと感じるよ。
まぁ本の楽しみ方なんて人それぞれだよね。
552無名草子さん:04/01/22 17:49
命日age
553無名草子さん:04/01/22 17:54
合掌sage
554無名草子さん:04/01/22 23:03
『…ある国語の時間に、ベートーヴェンの「月光の曲」についての
文章の一部分の「引き伸ばし」発表で、安部君は「ベートーヴェンは、
その時、水を満々とたたえたバケツを頭の上にかかげて、一滴も
こぼさないように大事にかかえてきた思いをピアノにブッツケルように
して作曲したに違いない」と発言して皆をびっくりさせたことがあった
と、クラス会誌に級友が書いています。…』
(三重野康 宮武学級−奉天千代田小学校時代の公房)

共産主義は重要なキーワードかもしれないけど (俺はそう思わないけど)、
それを抜きにしてもこの人の才能はやっぱりぶっとんでいると思うよ。
いま読んでも「詩人の生涯」はすごいと思うもん。
555無名草子さん:04/01/23 23:38
主義主張について知識がある程度あればそれに超した事は無いと思う
(見方に偏りがあるのはあまり歓迎は出来ないが)

ま、それ抜きにしてもこのオッサンの書く小説は好きだ
エッセイはたまに微妙に思う
556無名草子さん:04/01/24 18:52
空耳の「阿部係長、理系」というねたを聞くと
この人のことを連想する。

係長じゃないけど
557無名草子さん:04/01/24 19:13
砂の女面白かったけどなあ・・・
558無名草子さん:04/01/25 06:22
彼の作品は壮大な実験の一部。
まだ結論が出ないままに中断されている。

だれかこの試みを引き継ぐ者は出てこないのだろうか?
559無名草子さん:04/01/27 23:48
公房さんのお勧め本の、カネッティなんてのも読みますた。
560無名草子さん:04/02/01 02:04
エッセイ集の『砂漠の思想』というのは、面白い?
561無名草子さん:04/02/04 14:08
>560
おれはおもしろかった。
この人の根っこにある優しさを感じた。

こういったエッセイを読んでから小説を読みかえすと
いろいろ気付く点があるように思う。
562出会い系:04/02/06 02:10
君達は国語がまともに出来ないので無駄なことかもしれないが
安部公房の「鞄」という作品を読みましょう。
ぜひ読みましょう。
この作品はどんな作品なのかといいますと、
ショートショート程度の短さで、読むのに苦労はしないでしょう。
しかしほとんどの人が読み終わったあと意味不明だと感じることでしょう
しかし行間に作者の真意と実に深い人生観が隠されているのです。
分からなかったら何回も読んでください。
実にシュールでうまい技法が隠された作品です。
さすが安部公房と言いますか。
563無名草子さん:04/02/06 18:51
あべこーべーだから安部公房
564無名草子さん:04/02/06 22:29
この人の小説はわけが分かりません。
みなさんは分かってるんですか
565無名草子さん:04/02/06 23:12
分かるか分からないかというよりも、
感じるか感じないかなんじゃないかなw

こう読んだら正解っていう分かり方がある
わけじゃないし、安部さんの作品を読むこと
で非日常的な体験をしてそれぞれ何を感じた
かが大切なんじゃないかと思うけどw
566無名草子さん:04/03/05 16:47
箱男、
東北の方のイントネーションだと

   ・
はごおどご

語感の雰囲気が随分変わるものだ。
やはり箱も北国仕様になるのだろうか。
567無名草子さん:04/03/19 02:53
『洪水』とかきっちりした文体ですすんだな、と思ってたらいきなりとろけちゃう
あの感じが好き。『労働者たちが次々と液化した』みたいなすっぱりした云い回しがたまらない
568無名草子さん:04/03/19 04:06
あのーみなさん、
「けものたちは故郷を目指す」という小説、すごい好きなのですが
みなさんはどうですか?
569無名草子さん:04/03/24 15:48
>568
わりと読みやすいよね。
主人公に感情移入しやすく、臨場感あふれた描写で
映画みたいな感覚で読める。
そしてウオツカが飲みたくなる。
文庫絶版なのがもったいない。
570無名草子さん:04/03/29 04:40
保ry
571無名草子さん:04/03/31 14:05
>>568
好きだけど冬に読んでたから寒くて寒くてたまらなかった
572無名草子さん:04/03/31 16:25
>>569
文庫絶版なのか。どうりで見つからないわけだ。
あの何やっても裏目に出る徒労感がなんか好きだな
573無名草子さん:04/04/07 10:41
ほっしゅ
574無名草子さん:04/04/24 17:43
『安部公房レトリック事典』て絶版になったの?
575無名草子さん:04/04/27 23:12
赤い繭が収録されてる本を教えてもらえませんか?
576無名草子さん:04/04/28 00:26
>>575
赤い繭は「壁」(新潮文庫)に入ってますよ
577無名草子さん:04/04/30 01:02
人間そっくり面白い。しかもさりげない文が笑えるね
578無名草子さん:04/04/30 23:54
最近初めて砂の女と箱男を読みました。
質問なんですが
他のオススメの作品、安部公房が好きならこの作家の作品もオススメ。
っていうのがあったら是非教えてください。
579無名草子さん:04/05/01 00:35
>>578
カフカとかマルケスとかじゃね?
俺的には夢野久作「ドグラ・マグラ」を薦めたい。
スカラカ チャカポコ
580無名草子さん:04/05/05 22:37
>578
別役実は?
文体とかはともかく、一時期似たような世界を造っていたように思う。
「にしむくさむらい」とか、あのあたり。
寺山修司とかもなんとなく。
581578:04/05/07 17:17
>>579
>>580
レスありがとうございます!
近々読んでみます。
また質問で悪いのですがカフカ、マルケス、寺山修司でオススメの作品は何ですか?
僕は安部公房の現代社会から妙にリアリティのある湿っぽい妄想の世界に逃避するような感覚が好きです。
これに似た作品、作家がいましたら是非お願いします。
582無名草子さん:04/05/10 18:52
>>581
マルケスなら、「百年の孤独」をお勧めいたします。
583無名草子さん:04/05/11 22:19
名前、あべこーぼーでいいんだよね?

第四間氷期(・∀・)イイ!!
584無名草子さん:04/05/15 23:59
「方舟さくら丸」。序盤から中盤まではタルイなぁと思って読んでたけど
後半からラストに掛けてドンドン面白くなってきて一気に読んじゃったよ。
特に最終章は秀逸だね。
ラストが近づくにつれてこのままずっと頁が続けばいいのにな・・・とか思っちゃったのは
見事に釣られてしまったってことかなw
585無名草子さん:04/05/30 23:40
>>562
鞄(・∀・)イイ!
でもこの人の作品の中ではわかりやすいほうだと思う
586無名草子さん:04/06/01 22:13
ブックオフで「けものたちは故郷を目指す」げとー
587無名草子さん:04/06/02 14:13
>>586
公房作品は、見かけたら買っとかないとね。
最近、2冊目でも買おうかと真剣に思っている。
588無名草子さん:04/06/02 14:39
>>587
アホ?2冊目買ってどうすんの?内容一緒だよ?保存用?それにしてもアホだな。
高い買い物でもないんだし買いたいと思ってるんなら買えばいいじゃん。意味ないけど。
589無名草子さん:04/06/02 16:12
>588
何だこいつ
590無名草子さん:04/06/02 23:55
>>589
おまえこそなんだ?普通に考えて2冊目なんかいるかっていってるだけだろ?
591無名草子さん:04/06/03 00:44
>>590
言ってることは間違ってないが、
自分の頭の悪さを披瀝するような書き込みはどうかと思うぞ。
592無名草子さん:04/06/03 01:16
>590
つーかなんで切れてんの?
二冊買うことに何か苦い思い出でも?
593無名草子さん:04/06/03 01:16
>>591
すいませんでした。
594無名草子さん:04/06/03 01:49
>>593
すまん、ワラタ
595無名草子さん:04/06/05 21:12
「日本文学全集」みたいなので安部公房作品を読んでみた。
「無関係な死」だっけ、なんか部屋に帰ってきたら知らない人が死んでて、
その死体をどうしようかとあーだこーだ考えるやつ。
・・・タイトルうろ覚えでスマンが。
物事がちっとも進展しない様がステキでした。ちとカフカっぽいな。
596無名草子さん:04/06/06 13:14
>>595
カフカとの類似性はよく指摘されるところだな。
597無名草子さん:04/06/06 14:38
俺はカフカと比べてどうしたいんだと言いたいけどな。よいしょしたいだけなのかと。
598587:04/06/09 11:49
いやあ、2冊目を買おうかって言って、騒がし茶ってごめん。>>588は正しい。
けど、手に入りにくい本が安く出ていれば、思わず買いたくならない?2冊目でも。
「高くないし買えば」と言うけれど、買い始めると文庫だけでも全冊もう一度揃えたくなる予感。
とすると、結構労力がかかりそうで・・・
599無名草子さん:04/06/09 13:16
>>598
俺にはあなたがどうしたいのかがわからない・・・。
600無名草子さん:04/06/09 21:22
>>598
ぐだぐだとうるさい人ですね。
601595:04/06/10 00:13
>>597
個人的には、「カフカっぽいなー」と思ったというだけ。
ただそれだけ。
そっか。やっぱりよく言われるのか。
602無名草子さん:04/06/10 19:24
>>601
安部公房カフカ大好きだったからな
603597:04/06/10 23:14
>>601
ちょっと嫌な言い方したけどあなたに対して言った訳ではありません。
勘違いさせたならすいません。世間一般でよくカフカを引き合いに出すけど、
安部公房は安部公房でカフカじゃない、だからカフカはもういいよって言いたい気持ちがあったので。
604無名草子さん:04/06/11 02:53
両方とも前衛だからな
605595=601:04/06/12 22:19
>>603
あ、いえいえ、別に反論とか反撃とかしようと思ったわけじゃないです。
当方、安部公房初心者だったもんで、
「思ったままをカキコ」「思ったままをカキコしてみた理由」を書いてみただけです。
余計な気を遣わせちゃったみたいですみません。
カフカは正直あんまり合わなかったけど安部公房は気に入ったので、他の作品でも読んでみます。
606無名草子さん:04/06/26 03:40
さて、『砂の女』でレポートを書かねばならんのだが、
皆さん何か言っておきたいことはありますか?
607無名草子さん:04/06/26 19:05
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=23617

復刻投票しませんか?
608無名草子さん:04/06/27 23:58
新潮社から出た安部公房全作品、全15巻初版で帯付きGETしたー!
609無名草子さん:04/06/28 21:05
>>608
おめ。おらのはなぜか2巻だけ帯なし。
610無名草子さん:04/06/29 06:50
>>606
ウンコー
611無名草子さん:04/06/29 23:53
>>606
何ていうか抽象的なことかいてりゃ60点。
612無名草子さん:04/06/30 10:05
とらぬ狸が出てくる話がすき。
613無名草子さん:04/06/30 10:35
 ケッ ケッ ケッ ケッ 
614無名草子さん:04/06/30 10:51
シュール・リアリズム。
615無名草子さん:04/07/03 01:44
シュール・エロティスム
616無名草子さん :04/07/05 14:08
バカの壁でおなじみの養老猛司(漢字うろ覚え)と
仲良しだったみたいね。そういや二人とも東大医学部卒だもんね。
617無名草子さん:04/07/07 03:28

  走りつづけたが
  追いつけなかった人々の
  贋のゴール
  旗は振られ
  審判も観客も
  とうに引揚げてしまった
  夜の競技場
618無名草子さん:04/07/23 09:28
人間《そっくり》な香具師
619無名草子さん:04/07/26 18:15
部落の女に萌える。
620無名草子さん:04/08/08 00:58
あげてみる
621無名草子さん:04/08/08 02:13
人魚〜
622無名草子さん:04/08/09 02:15
友達のブルース
623無名草子さん:04/08/11 03:33
こいつ、実の父親を心底、憎んでた親不孝者だ・・・
語る価値も無い。
624無名草子さん:04/08/11 03:35
東大医学部卒だが医者になる気など全くなかったと告白しとる。
まったくひとを食った、ならず者だ。
語る価値なし。
625人生航路:04/08/11 05:04
安部公房の本はまじめに読んでいると頭がおかしくなるような
感覚にとらわれますね。文学としては素晴らしいのかもしれませんが。
推測ですが本人はあまり幸福な人ではないのではないかと。
頭が良すぎるのもまた困りものですね。
626無名草子さん:04/08/11 05:57
>>625
おれもそう思ったよ。
天才と狂人は紙一重だ。
第一、東大医学部出て医者にならず、というところからして凄いw
何かで読んだが、一作書き上げるごとに死にたくなると言っていたそうだ…
627無名草子さん:04/08/11 06:01
>>624
馬鹿かお前、今の時代と比較してんじゃねーよ。
時代は戦時下、しかも敗戦濃厚で学徒出陣が行われていた。
本心は誰もそんなことしたかねーだろ。
だから、公房も本当は数学科に行きたかったが、卒業まで徴兵免除の
医学部に行ったんだ。
時代が時代だ、全然非難されることじゃねー。
628人生航路:04/08/11 06:06
作品としては非常にレベルの高いものを書くけれど一部の読者にしか
本当には理解されない、というのは作家としては不幸でしょうねえ。
田中小実昌という作家もそういうタイプの作家だったとか・・・
彼については筒井氏のエッセイでしか名前を見たことはないのですが。
629無名草子さん:04/08/11 21:00
>>622

友達のブルース


夜の都会は
糸がちぎれた首飾り
あちらこちらに
とび散って
あたためてくれたあの胸は
どこへ行ってしまった
迷いっ子 迷いっ子
630無名草子さん:04/08/21 23:39
でも安部っちは、自分の本当の読者は世界におそらく80人くらいで、
その人たちに読んでもらうのを想定して書いているみたいなこと言ってましたようだね。
631無名草子さん:04/08/27 20:28
安部の作品は10代後半の頃好きで読みまくったなー。
彼の小説を今読み返すのは面倒だけど、
エッセイとか対談、評論とかは全集で読み直したいねぇ。
632お知恵を御貸し下さいませ:04/08/27 21:43
実家に置いてきた本を送ってもらおうと思っているのですが、タイトルがどうしても
思い出せません。安部公房のエッセイだったか、対談ものだったか。
・・彼が禁煙方法について書いているものがあったとおもうのですが。
どなたか、そのエッセイの入っている本のタイトルをご存知の方がいましたら、
教えて下さいませんか?
633無名草子さん:04/08/27 22:37
>>632
『死に急ぐ鯨たち』
エッセイだ
634632:04/08/27 23:47
>>633
!ソレダ!
有り難う御座いました。助かりました!
635無名草子さん:04/08/28 20:22
カンガルー・ノートもよいね
ドナルド・キーンが巻末にも書いてあったけど、看護婦が体を一生懸命さするシーン
あれははらはらと泣いたな
636無名草子さん:04/08/29 18:01
今燃えつきた地図借りてきた!
壁とカンガルーノートが好き。あと笑う月も好き。
未熟なんでまだまだ難しいな
637Vanishiant:04/09/02 21:39
安部が戦時中、リルケやニーチェに傾倒していた実存主義時代から、
ある種の幻滅を通じて、戦後の前衛文学で果たした功績があるのだけど、
彼の文学が自己喪失のテーマを繰り返してるのを理解して読んで欲しいんだが。
どこかで深刻な話ばっかだとあったが安部のユーモアが特異なのは、
喜劇が転倒した悲劇として語られているところにこそ旨味を感じて欲しい。
カフカとの比較も良いけど、イタロ・カルヴィーノやP・K・ディックと比べても面白いと思う。
最近はポール・オースターとかも比較されてるね。『シティ・オブ・グラス』とか好きだ。
まあ、同じテーマで書いてたら比較されるのは自然な成りゆきだろう。
『他人の顔』なんてWEB上の自意識過剰な反応とか思うと考えさせられる。
638無名草子さん:04/09/03 17:14
榎本武揚みつかんね・・・
639無名草子さん:04/09/05 21:28
みつかんねって…普通に友達・棒になった男に入ってたような
640無名草子さん:04/09/05 21:54
みつかんといえばポン酢・・・どうでもいいですね、はい
641無名草子さん:04/09/06 00:18
>>639
それって中央公論社で出してるやつと違うよね?
642無名草子さん:04/09/06 06:39
榎本は前半すごく面白くて一気に読めたが、
だんだん古文書が読んでられなくなって途中放棄したな
643無名草子さん:04/09/07 20:47
>>641
違うよ
644無名草子さん:04/09/07 22:04
全集が買いたい。お金はない。
645無名草子さん:04/09/20 03:45:00
壁とフロイドのザ・ウォールって関連性ねえのかな
時期的にはフロイドの方がかなり後だが
646無名草子さん:04/09/22 02:50:05
やっぱ、勃起したまま、倒れとる。これ最高だろ・・・
647無名草子さん:04/09/24 03:31:58
安部公房に憧れて文学部ではなく医学部になんとか入ったものの
やはり文学への強い興味を捨てきれず医学に打ち込みきれずにいる今
このままでいいのか悩んでいるが、結局のところ自分次第であるとの自負はある
夢の追い方、間違ってたんでしょうかね・・・はぁ・・・・
648無名草子さん:04/09/24 16:56:18
>>647
そういう回り道も必要だったのでは
649無名草子さん:04/09/24 22:59:10
付き合うならどっちがいいですか?
650無名草子さん:04/09/25 15:14:50
>>647
医者兼文学者でもいいんじゃねぇの?
651無名草子さん:04/09/26 19:09:17
今日、「壁」を買ってきた。
今までカンガルー・ノート、砂の女、箱男を読んだ。
カンガルー・ノートが一番好きだったかもしらん。
なんて事をふまえつつ、次に読むならコレダ!っていう作品はありますか?
652無名草子さん:04/09/26 19:33:06
>>651

   巛彡彡ミミミミミ彡彡
  巛巛巛巛巛巛巛彡彡
  |:::::::     / ̄ ̄ ̄\ 
  |:::::::    /        \
  |::::::──|  (●)  (●)|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | (6   |  \___/ |  / 
  | |    \   \/  ノ <   「他人の顔」嫁
  ∧ |    ┃\____/   \ 
/\\ヽ   ┗━━━┛ノ     \_____________
/  \ \ヽ.  ` ー-ー ´/ \
653無名草子さん:04/09/26 21:09:26
>>651
密会
654651:04/09/27 12:48:17
>>652-653
さんくす。昼飯食ったら探しに行きます。
655無名草子さん:04/09/27 15:49:33
砂の女の村に捕まった男が、
昆虫マニアではなく、スタローンのランボーみたいな
ゲリラ戦のプロだったならあの話は成立しなかったな。
656無名草子さん:04/09/27 16:03:53
>>655
天才
657無名草子さん:04/09/27 16:52:35
>>655
だから昆虫マニアなんですかね、あの男は?
658無名草子さん:04/09/27 18:17:22
養老猛センセも昆虫マニヤだったね。
ハンミョウじゃなくてゾウムシ
659無名草子さん:04/10/01 12:22:52
オタスケ オタスケ オタスケヨ
オネガイダカラ カキコメヨ
660無名草子さん:04/10/01 14:36:17
チョコレート食べながら、ビール。

これ試した人いるでしょう?


私だけ?
661無名草子さん:04/10/01 19:55:27
>>660
ええっと…なんの小説だっけ?
662無名草子さん:04/10/01 20:20:20
方舟さくら丸の、
デブヲタが食べてました。
663無名草子さん:04/10/02 01:13:23
酒にコーヒーなら試したな。
664無名草子さん:04/10/02 15:58:45
>>647
文学なんて大学でわざわざ専攻しなくても趣味で十分じゃん。
医学部は忙しいけど、文学部なんかに行くより良かったのでは?
665無名草子さん:04/10/02 19:10:57
その「なんか」出身なのだが、言うとおりだ・・・・orzorzorzorzorzorz
666無名草子さん:04/10/05 23:55:41
安部の作品てネガティブな要素が多いけど、
みんな読んだ後なにか転換して考える?
ただ「切ねぇ世の中だな」って干渉に浸るのみでつか?
作品はおもしろくて読んでしまうけど教訓にして生き方を計ったり出来ないな。
世を知る事で深い人になれるのは事実だけど。
あぁ、これは安部たんじゃなくても言えるか。
667無名草子さん:04/10/06 03:52:10
終わりし道の標べに、って評価低いの?
阿片吸ったときの情景がリアルでいい。
この人も経験者だろうな。
668無名草子さん:04/10/06 04:08:12
リアルとわかるのか、君は!!
669無名草子さん:04/10/06 17:17:42
>>教訓にして生き方を計ったり

しませんねw
安部公房の世界を脳髄が感じているだけで
満足・・。
670無名草子さん:04/10/06 21:13:32
ふむ、感傷に浸るだけで満足なのね。
新しい世界を見せてくれるだけで幸せもんだよな。
671無名草子さん:04/10/07 03:19:16
>>668
さすがに阿片は吸ったことないけど、やっぱなんかリアルに感じるよ。
経験者じゃないと書けなさそうな気がする。
箱男、砂の女、他人の顔、笑う月、密会、終わりし〜、カンガルーノート、
水中都市、デンドロカカリヤ、人間そっくり、壁、燃え尽きた地図、
方舟さくら丸、R62号の発明・鉛の卵、飛ぶ男、友達;棒になった男
と読んだんだけど、残ってるので、オススメある?
榎本なんたらは文が読みにくくて断念。後は短編ばっかですか?
672無名草子さん:04/10/08 18:10:08
>>671
内なる辺境
死に急ぐ鯨たち
安部公房レトリック辞典

てゆーか、安部公房全集読んでみたら?
673無名草子さん:04/10/08 18:23:30
>>671
まずマルクス・エンゲルスから読まないと、安部を理解するのは不可能だよ。
それから女が安部を読むんじゃねえぞ。安部に失礼だ。
674無名草子さん:04/10/08 18:34:55
>>673
暇人だね。
675無名草子さん:04/10/09 00:30:02
>>673
俺は男だよ。
まあ、理解はしてないけど、楽しいからいいんじゃない?
短編になるほど難解に感じる。
>>672
全集、近くの図書館にないんだよねー。
でも、短編ばっかじゃないの?
676無名草子さん:04/10/09 10:59:40
>>675
安部公房全集には、小説・エッセイ・コラム・対談etc 安部公房作品の「全て」が網羅されています。
一冊\6000くらいするから安い代物ではないけど、
ファンなら買い集める価値は十二分にありますよ。

取りあえず、どこか大きめの図書館で探して読んでみてはいかがでしょう。
677チンポコ出すよ:04/10/09 14:57:07
673 名前: 無名草子さん 投稿日: 04/10/08 18:23:30
>>671
まずマルクス・エンゲルスから読まないと、安部を理解するのは不可能だよ。


馬鹿だね。キミフサは宇宙人だからそんなことしたって無駄さ
理解なんてできっこないね
678無名草子さん:04/10/09 15:06:44
>>673
女は読むなというより文系は読むなって感じだな
安部好きにはガチガチの理系が多い希ガスるし
数学できない奴は春樹でも読んでりゃいいのさ
679無名草子さん:04/10/10 02:13:56
『燃えつきた地図』読んでみたんだけど

……
…………
…………………

何も語るべきことは無い、もはや全てが虚無でその実在の本質などありえないからです
680無名草子さん:04/10/10 02:29:18
>>678
お前は、まず、その妄想癖を治す事だね。
それから読書の嗜好について語ろうね。
681無名草子さん:04/10/10 12:13:46
全集欲しいけど高い。
毎年自分の誕生日に一冊ずつ買ってみようか・・。
あと30年。多分まだ生きてる。
682無名草子さん:04/10/10 22:56:55
安部読者には選民意識の肥大した暇人が多い、ということでオケ?
683無名草子さん:04/10/11 02:41:58
第四かんぴょうきで水の中の音楽は格別みたいな話があって、
ふーん、とおもた。

箱男は述語がおんなじで主語がかわる、
燃えつきた地図もそんなかんじにおもた。

砂の女は全然シャレになってない。ので、あまり繰り返し読めない。
684683:04/10/11 02:43:11
ぱこっと脈絡なく、解剖学の教科書みたいなねちっこい、
科学解説とか出てきて、それと筋の奇抜さのリズムが好きです。

ところで他人の顔で前田美波里さん(でよかったでしょうか?)
が歌ってた歌の歌詞とその日本語訳って、どっかにあります?
685無名草子さん:04/10/11 16:01:22
>>678
ちょっと言い過ぎな気もするけど

>数学できない奴は春樹でも読んでりゃいいのさ

この部分は同意
確かに春樹で十分
686無名草子さん:04/10/12 13:47:16
今日も砂をかき続ける
687無名草子さん:04/10/12 22:59:58
>685
反論
おいら数学できないけど(キライではない)
春樹だけじゃ足りないぞ。
てゆーか春樹はキライだ。
ゆえに、個人的には「ざけんな!」

理系らしく、反論ドウゾー
688678:04/10/13 13:10:57
>>687
数学できるできないっていうのは
小中高の数学の成績の良し悪しのことじゃなくて
論理的思考が自然にできるかできないかってことと、それが好きか嫌いかってこと
小中高の数学なんて全部暗記だからその成績では判断できないよ。
あと、おれも春樹は嫌い。つまらんよね
689無名草子さん:04/10/13 23:15:16
世界の春樹に向かって何たる暴言。
690無名草子さん:04/10/14 01:13:34
あるわけないさ。超能力なんて
691無名草子さん:04/10/19 13:42:21
新潮文庫版の箱男の解説、ワロタ。
692無名草子さん:04/10/19 15:35:57
安部公房が同世代の作家で一目を置いてたのは、
三島由紀夫と大江健三郎だけっぽい。
693無名草子さん:04/10/19 15:44:39
安部公房にそっくり顔のおっさんはそこかしこに居る。特に電車の中に
694無名草子さん:04/10/19 18:35:23
>>693
あ、おれ似ているっていわれる。だから読み始めたんだが。
あとカメラが趣味だったりするのも似てる。
695693:04/10/19 23:16:54
>>694
ご、ご愁傷様としか・・・俺が言えることは唯一つ、読書とカメラにイキロ
696無名草子さん:04/10/20 02:18:16
いや、安部の顔は渋いよ。晩年にモテるタイプだよ
697無名草子さん:04/10/20 06:34:17
いや、安部ほどの才能があってこそかっこいいんだよ。
普通の奴があの顔だったら駄目だな。
698無名草子さん:04/10/20 09:15:29
普通だよ。美男じゃないが特筆するほど悪くもない。
少なくとも他人に気の毒がられるほどじゃないぞ。
699無名草子さん:04/10/20 21:24:06
確かに不細工だが目を背けたくなるような不細工ではないな。
特徴のある、どこか惹きつけるものがある顔だと思う。
一回見たら忘れないしね。おれはうらやましい。
700無名草子さん:04/10/21 15:32:26
>>699
どこが不細工なんだよ。ダンディじゃないか。
701無名草子さん:04/10/22 00:43:23
ダンディーさん
702無名草子さん:04/10/22 20:56:49
額のしわがいいな。
703角川:04/10/23 15:30:10
>>678>>685>>687>>688>>689
おまえらに俺の短歌はわかるまい
追い出された者の気持ちもわかるまい
704無名草子さん:04/10/23 16:12:41
>>703お勤めご苦労様でした。
705無名草子さん:04/10/24 23:49:58
>>689
スレ違いだけど、春樹は糞
706無名草子さん:04/11/05 20:45:50
オタスケ オタスケ オタスケヨage
707無名草子さん :04/11/06 01:56:05
前から気になってたんだけど始めは何から読めばいいかなぁ・・・・
708無名草子さん:04/11/06 11:37:17
自分は「壁」が初安部公房。新潮文庫ね。
手に入りやすいし、短編だから読みやすいと思う。
709無名草子さん :04/11/06 12:32:09
>>708
短編から入ってみるのはいいですね。ありがとう!!
710無名草子さん:04/11/07 12:44:30
初心者騙すとはクズですね
711無名草子さん:04/11/07 23:20:38
>>707
砂の女辺りがいいんじゃないの?
短編は短すぎてよくわからないと思うよ
712無名草子さん:04/11/07 23:28:17
>>707
砂の女、カンガルーノート、燃えつきた地図あたりお勧め。
ま、とにかくなんか読んでみ。
一冊くらい面白くなかったからって諦めなければいい。
713707:04/11/08 01:39:29
ありゃ。騙されてたんですか・・・。
友達からは、密会を勧められたんですけど
安倍公房は(読んでもないのに)何だかワクワクします。
では砂の女を買ってみます!
ヴォネガットとか、あんな感じなのかなぁ・・
714無名草子さん:04/11/08 04:58:43
攻殻機動隊って壁っぽいの?
715無名草子さん:04/11/08 07:25:59
>>713
710は釣り師だから気にするな。
716713:04/11/09 00:36:54
>>715
はーい。気付きませんでした。
明日買う予定です。
どうしよ〜絶対はまりそうな予感です(イメージw)
あーこういう感じ、嬉しいなぁ。
717713:04/11/09 00:38:56
新潮文庫というのははあってるんですかねぇ・・・
718無名草子さん:04/11/09 01:50:35
>>714
別に。影響は受けてるかも分からんけど。
719無名草子さん:04/11/09 15:55:04
最初に読むならやっぱ、箱男。
720無名草子さん:04/11/09 16:58:42
箱男は慣れてからにしとけ。
721無名草子さん:04/11/09 19:12:00
722無名草子さん:04/11/09 22:15:12
>>721
あんた正しいよ。
723無名草子さん:04/11/11 02:25:25
壁がわからんなぁ…。リア高にはきついですね。
724無名草子さん:04/11/11 15:38:49
わかってる人間の方が稀です。
725無名草子さん:04/11/11 16:14:47
「赤い繭」にはまったな。
高校の教科書に載ってた。
726無名草子さん:04/11/11 18:50:28
>>724
あなたは引きこもってないで人と繋がり持った方がいいよ
727無名草子さん:04/11/12 01:20:28
>>726
ごめん
728無名草子さん:04/11/12 20:25:08
>713
いまさらだけど、このスレを一度最初から通して読んでみるといいと思う。
参考になるから。
729無名草子さん:04/11/13 20:44:24
730無名草子さん:04/11/13 21:37:55
724と726のつながりがわからないんですが?
726はなんなの?
731無名草子さん:04/11/13 21:57:48
わかってる人間の方が稀というのが世界が小さいという事じゃね?
漏れもそう思うし。
732無名草子さん:04/11/13 22:22:30
コーボーも筆の誤り
733無名草子さん:04/11/14 00:27:47
工房は「砂の女」を二、三回読んだことがあるだけだったんだけれど、
初期の方から主だった作品を読んでいこうと思ってまとめ買いしました。
とりあえず「壁」の第一部が読み終わったところ。これって三部構成だけれど
もともとは別々の短編だったのかな。それとも最初から三部になる
前提で書き込まれたのかな。

734無名草子さん:04/11/14 00:28:46
書き込まれたのかな。>書かれたのかな。
735無名草子さん:04/11/14 01:28:57
>>733

読んでみれば分かるけど、
全く別の短篇。
736733:04/11/14 07:55:54
>>735
レスサンクス。じゃ、なんで一部、二部、三部っていう
ふうにまとめて「壁」でひとくくりにしたんだろう。


737無名草子さん:04/11/14 13:06:20
みんな、「飢餓同盟」はどう思う?あれってかなりの名作だと思うんだけどあまり語られてないね
738無名草子さん:04/11/14 13:40:20
>>735にはオムニバスという概念は無いのか
739無名草子さん:04/11/21 02:14:09
だいぶ前のレスだけど、ほかに好きな作家知りたいのでまずは自分から。
みなさんも教えてね。

筒井康隆
オスカー・ワイルド
村上春樹
京極夏彦
向田邦子
太宰治
740無名草子さん:04/11/21 15:37:32
んじゃ私も。

筒井康隆
太宰治
星新一
宮沢賢治

くらいかな?
最近の作家さんはあんまり知らない。
ちなみに24歳♀です。
いや、年代によって違うかなと思って。
741無名草子さん:04/11/21 16:58:33
太宰治
坂口安吾
大江健三郎
ガルシア・マルケス

24♂です。
>>740つきあってください
742無名草子さん:04/11/21 19:08:10
村上春樹
江戸川乱歩
松本清張
宮部みゆき
743739:04/11/21 20:27:50
>いや、年代によって違うかなと思って。
それもそうですね。私は28歳女です。
これ以降に「安部公房意外に好きな作家」を教えてくださる方は、
差し支えなければ年齢と性別も教えてくださいませ。
ちなみに私のお気に入りの作品は『他人の顔』『鉛の卵』です。

そして共通して作家がいるのでスレ違いですが好きな作品を。
筒井さんの作品では『敵』『薬菜飯店』、
太宰さんは『きりぎりす』と『皮膚と心』が、
村上さんは羊シリーズと『中国行きのスローボート』が好きです。
744740:04/11/21 20:33:35
>>741
安部公房や太宰治を読んでる同い年の友達がいないのでなんだかうれしいです。
大江健三郎もいいですよね。
お付き合いできたら素敵でしょうね。
もちろんジョークでしょうけど...w
745740:04/11/21 20:44:49
>>743
私の好きな作品は
筒井康隆
『くちびるから残像』
『くたばれPTA』
『顔面崩壊』

太宰治
『斜陽』
『桜桃』

星新一
『ノックの音が』

安部公房
『他人の顔』
『カンガルーノート』

安部公房と筒井康隆ならほとんど全部好きですが。
なんとなく共通点ありますよね。
筒井さんのインド人や相撲取りに追いかけられるような不条理なものはたまらなく好きです。
746無名草子さん:04/11/21 21:35:07
安部公房と数学好きつながりで好きな作家というと、
森敦
森博嗣
などが挙げられます。
あと、偏屈者つながり(?)で好きな作家を挙げると、
車谷長吉
山田風太郎
田辺聖子
など。

747741:04/11/22 00:29:42
>>744
僕はいつでも本気です!

これをきっかけにお付き合いできたら
「電車男」に対抗する本ができますね。
もちろんタイトルは箱男…?!

…ほんとはね、今の彼女が全然安部を理解してくれない
(というかもともと読書という行為をしない)ので、寂しいんですorz

748無名草子さん:04/11/22 11:40:47
なんかキモい展開になって来たがこれも2chのいい所だろう
749無名草子さん:04/11/22 16:21:23
>>747
ネカマの可能性も考慮しろよw

>>744
22歳♂です、つk(ry
750無名草子さん:04/11/22 18:16:27
安部公房好きが村上春樹好きって対極にある二人だと思うんだけど?
安部公房は好きだけど、基本的に小説は読まないな。
751無名草子さん:04/11/22 20:49:07
>>750
確かに対極な二人かもしれませんが、そんなことに囚われず好きなものを認めた方が自由になれると思います。
自ら世界を狭めることはないんじゃないでしょうか?
何かを好きになるのは理屈じゃないはず。
ジャンルや知名度に縛られて不自由になっている人が多いように思われます。
752739:04/11/23 01:46:48
うんうん。>>751さんのおっしゃるように畑にとらわれず好きなものを読むのは素敵。
でも>>750さんが言いたかったのは「対極にあるのにどうして二人とも好きなの?」
ということなのじゃないかと理解しました。きっと自分ならそう思うから。
と、書いたところで理由をわかりやすく説明するにはちょっと時間が必要かなー。
ちゃんと考えがまとまったらご説明しますね。
753733:04/11/23 07:21:28
具体的に言うとどの辺が対局なの?
754751:04/11/23 18:48:38
>>752
おっしゃりたいことは良く分かります。
しかし、逆に考えてみてはいかがでしょうか?
安部公房が好きだからと言って、みんながみんなカフカやカミュ、ドストエフスキーなどを好きでしょうか?
感覚的に近い作家であってもそれだけでは好きにはなれないんじゃないかと思います。
例えば音楽でも、ポップスとロックは対極にありますが、どちらのジャンルにも好きなアーティストがいる人も珍しいことではないはずです。
逆に、ロックが好きだからと言って無条件にすべてのロックは愛せないでしょう。
そもそもカテゴライズすること自体ナンセンスじゃありませんか。
長文のうえ、分かりにくいかもしれませんがお許しください。

念のため、批判するつもりは全くありませんので。
>>752さんは優しい雰囲気で好感が持てますので、いろいろと語り合えれば嬉しいです。
755無名草子さん:04/11/23 22:52:42
>>754
あなた実はいじわるで執念深いなタイプでしょw
756739:04/11/24 00:24:41
>>754
了解です。んーでも、私がなぜみなさんの好きな作家を知りたかったかと言うと、
安部公房を中心として考えたときに、共通するのはどんな作家かな、ということと、
グラフにしてみたらどんな放射線を描くのかな、とちょっと夢見がちに妄想していたからなのです。
お騒がせしてしまってすみません。>みなさん

でも、ちょっときつい言い方かもしれませんが、カテゴライズすることがナンセンスかどうかは、
あなたが決めることではありません。
あなたはその考え方でやっていけばいいと思いますが人に共用する必要と権利はないかな。
少しぐらい否定的な意見でも、安部公房にからんだお話がふくらめばそれで満足ですのであしからず…。
この話題は終了して早く安部公房の話がしたいです。(って私もしていませんが)
このレスにご意見くださる場合は下記アドレスまで個人的にお願いします。
[email protected]
757無名草子さん:04/11/25 12:06:22
>>754
言いたいことは分かるが

>ポップスとロックは対極にありますが

これは違うぞ。極めて近いお仲間同士だ。
まあどうでもいいが。
758無名草子さん:04/11/25 12:42:53
ポップロックって言い方することあるしな。
ポップスってのは、親しみやすいかどうかだろ?
極端な話、売れてるのはなんでもポップス。
いや、極端だけどな。
売れてなくても親しみやすい、キャッチーな感じがあればポップといってもいいんじゃね?

ポップなクラシック
ポップな激重スラッジコア
ポップなゴアグラインドとかは
何かが違う感じがしないでもないが。

ごめん。どうでもいいよな。
759無名草子さん:04/11/28 21:22:12
夢野久作
太宰治
有吉佐和子
中島らも
山田風太郎
魯迅
中島敦
遠藤周作 
カフカ
ダニエルキース

あんまり好きになれなかったのは
筒井、星、大江、三島、花田清輝、石川淳、マルケス、ドストエフスキー、ボリスヴィアン
760無名草子さん:04/11/29 20:58:56
内田康夫
太宰治
宮部みゆき

19歳♀です。
筒井さんは初期の作品に限り好きです。
太宰さん好きな方が多いみたいで嬉しいです。
761無名草子さん:04/11/30 01:17:45
>>760
つ、釣られんぞ...
762無名草子さん:04/11/30 15:15:56
どうでもいいから安部公房の話をしようよ。
763無名草子さん:04/12/01 00:12:27
「夢の逃亡」中古で手に入れて読んだけど・・・
短篇集としては「水中都市・デンドロカカリヤ」に勝るとも劣らず好きだ。
何で絶版になっちゃったんだろ…
764無名草子さん:04/12/01 02:11:01
糸山秋子の「海の仙人」に出てくる主人公が公房読んでるそうな
765無名草子さん:04/12/10 20:33:56
ほしゅ
766無名草子さん:04/12/11 02:03:12
高校時代、エロ本として読んでました。
767無名草子さん:04/12/11 22:47:15
>>766
オナペットという観点から見れば、安部より大江のほうが優れていると思う。
768無名草子さん:04/12/12 02:03:57
おれは西村寿行をエロ本代わりに読んでたな
769無名草子さん:04/12/12 05:00:29
読んだことないので質問なんすけど、水中都市とデンドロカカリヤってどっちが長いですか?
770無名草子さん:04/12/13 02:35:04
>>769
質問の意図が分からん。
771無名草子さん:04/12/14 17:54:13
デンドロカカリヤが大学のレポート課題なんだけど、
コモン君はなぜデンドロカカリヤに変身せざるを得なかったのか?と、
植物園の園長の仕事は何を比喩(暗喩)しているか…って質問があるんだけど、さっぱりわからない。
デンドロカカリヤがまったく理解できなくて、かなりピンチですー…
誰かヘルプミー(泣)
772無名草子さん:04/12/14 21:50:53
   ̄  ̄ ̄/  〃    ̄  ̄/     _ /_ 〃
     //  /\      ./ ―― / / 
     /   /   \ __/     / /  \
    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:| +
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|     >>771宿題は自分でやりなさい
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
   \  `ニニ´  .:::::/     +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||
773771:04/12/15 02:32:32
国語教師の兄貴に手伝ってもらいました〜
大学にもなって情けないわorz
774無名草子さん:04/12/16 01:37:49
>>771自分で思考しないと意味ないyo
775無名草子さん:04/12/17 20:12:56
                    /\___/ヽ
                   /''''''   '''''':::::::\
                  . |(●),   、(●)、.:|
                  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|  ちょっと前を通りますよ
                .   |   `-=ニ=- ' .:::::::|
                   \  `ニニ´  .:::::/
         / ̄ ̄ ̄ ̄/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\
        /       / |   ̄  ̄ ̄/  〃    |  \
      /       /   |     //  /\    |    \
         ̄ ̄ ̄| ̄ ̄      |     /    /   \  | ̄ ̄ ̄
              |_____|___________|
                    |  _|_      
                     \__ \     
                       /  / /       
                       / / /     
                      / | /         
                  / /レ'      
                  (   ̄)
776無名草子さん:04/12/20 11:35:11
なんだこの目につく箱男は
777無名草子さん:04/12/23 18:17:03
                    /\___/ヽ
                   /''''''   '''''':::::::\
                  . |(●),   、(●)、.:|
                  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|  777ゲットしますよ
                .   |   `-=ニ=- ' .:::::::|
                   \  `ニニ´  .:::::/
778無名草子さん:04/12/23 23:23:29
人間そっくりの主人公は理系的ゆえに釣られたぽいな。
まぁ文系的だと既成概念にとらわれる安部ちゃんの好まない方向になっちゃうけど。
779吾輩は名無しである:05/01/13 03:51:06
y
780無名草子さん:05/01/13 23:26:27
大学の授業で女の主人公、もしくは女流作家が書いた小説を
男女性差という観点から論じろってのがあって、
「死んだ娘が歌った…」を選んじゃったよ勢いで…
安部公房好きなんだがこれを論じる能力なんかおれにねーよ! ばかぁ!
とか言いながら今日も安部公房を読む夜。
おもれーよー。一番すきなのはデンドロカカリアだけど。
夢の逃亡どこさがしてもねーよー。これだから田舎は…
781名無し物書き@推敲中?::05/01/17 01:22:54
0-
782無名草子さん:05/01/19 09:15:47
こんにちは。10年ちょっと前、中学の教科書に載っていた以下のような短編が
もう一度読みたいのですが、作者がわからずモヤモヤしてます。
安部作品ではないかと思われるのですが、お心当たりあれば教えてくださいな☆

「タイトルは『鳥』だか『耳』。 
 女の子が「耳の中に秘密が入っちゃったので、取ってください」と
 主人公の医師の下に駆け込んでくる。
 耳を診察しているうちに、彼女の耳が巨大化し、その中に主人公が引き込まれていく
 最後は少女が白鳥?になって去ってゆくのを
 ほほえましく主人公が見送る。」
783無名草子さん:05/01/20 00:46:59
age
784名無し物書き@推敲中?::05/01/26 12:00:37
ewq
785無名草子さん:05/01/26 13:25:29
安部厨房
786無名草子さん:05/01/27 03:45:09
   /\___/\   
 / ⌒   ⌒ ::: \
 | (●), 、(●)、 |
 |  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   | え?おれのこと?
 |   ト‐=‐ァ'   .::::|
 \  `ニニ´  .:::/  
 /`ー‐--‐‐―´´\
787名無し物書き@推敲中?::05/01/31 13:32:11
8g0
788無名草子さん:05/01/31 14:20:13
>>782
かなり遅レスですが、たぶん安部公房ではなくて、安房直子だと思います。
こんなレスを見つけたので貼っておきます。
★安房直子さん★
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/ehon/1027245664/22
789無名草子さん:05/02/06 03:55:48
あげ
790名無し物書き@推敲中?::05/02/11 12:38:56
9o
791無名草子さん:05/02/12 22:42:54
面白かったのは
高校の教科書に載ってた
「空とぶ男」
792無名草子さん:05/02/14 13:37:20
公房の作品てサクラとか馬とか依頼者の弟とか
本気で殴りたくなるほど腹立つキャラクターが多い。
793無名草子さん:05/02/15 07:55:59
>>791
空とぶ男の最後はバグってて面白い。
つか教科書載ってるのか。いいな
794無名草子さん:05/02/15 12:26:26
教科書といえば、俺はプルートーの罠と公然の秘密を授業でやったことがある。
公然の秘密は高校だったが、プルートーの罠は、中学か小学か……誰か知らね?
795名無し物書き@推敲中?::05/02/16 14:50:47
87
796無名草子さん:05/02/19 18:42:35
去年から新潮の文庫を読み始めてあと3冊で制覇!!

と思ったら平成13年刷(一応新品で買った)の巻末の案内で初めて見る名前が…。
「カーブの向こう」
これだけ絶版か…。古本屋に置いてあるかな。
797:05/02/19 19:02:26
絶版たくさんありますよ。

新潮では「石の眼」だけまだ見つからない……。
かれこれ三年探してるが。
798無名草子さん:05/02/19 21:30:14
たくさんあるんですか…。
復活させてほしいな。
著者紹介の欄にある「緑色のストッキング」も文庫にないし。
799無名草子さん:05/02/19 23:06:38
副読本に『魔法のチョーク』があったなぁ。
アルゴン君……
800無名草子さん:05/02/21 00:13:45
>>798
全集揃えれば無問題
801無名草子さん:05/02/21 21:42:24
詩人の生涯って出版されてないんでしょうか?
802無名草子さん:05/02/21 21:43:48
この人の娘はどうしてんの?
803:05/02/21 21:58:26
>>801
詩人の生涯
「水中都市・デンドロカカリヤ」(新潮文庫)所収
全集にも入ってるんじゃないですか。
804吾輩は名無しである:05/03/01 12:39:23
tr
805無名草子さん:05/03/03 22:13:26
悲しい海辺の貝殻の中で
わたしがあなたを探した日
あなたはわたしの中で貝殻探し
…不幸なわたし
不幸なあなた




んむむむむ、イイ!
806無名草子さん:05/03/10 14:44:40
「空飛ぶ男」は、教科書で読んで面白くて、文庫本を買ったらラストが違ってた。
教科書の方が俺は好きだったな、ハッキリしていて。
あの教科書で安部公房を読み始めた人って結構いない?
807無名草子さん:05/03/12 22:04:06
講談社の「終わりし道の標べに」を読み始めた。
読みにくいよ、これ…。
処女作らしいんだけど、安部作品で初めて挫折しそうだorz
808無名草子さん:05/03/13 01:08:07
そういや漏れも挫折しただあよ
809無名草子さん:05/03/13 01:24:15
>>807
講談社文芸文庫からでてる「終りし道の標べに」は真善社版だよ。

後で安部公房が書き直して読みやすくなってる新潮社版読んだほうがいいよ
新潮文庫からも出てたよ
絶版になってるけど
810無名草子さん:05/03/15 23:28:11
読みにくいの俺だけじゃなかったんですね。よかった。
「斯く在る」とか言われても…。
言葉が頭に入ってこないんです。シオリを挟んでも
次に本を開いたときは本当にそこまで読んだのか思い出せないし。
今度ブックオフか神保町に繰り出して絶版を集めてみようと思います。
811無名草子さん:05/03/16 01:39:56
安部が亡くなったときに養老孟司が書いた追悼文は
どこの新聞に掲載されたのでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
こちらで調べた限り、少なくとも全国紙ではありませんでした。
812無名草子さん:05/03/16 01:46:43
全然関係ないけど、この人と、構図かずおはなぜか
頭の中で同じ系列にいることになってる。なんでだろ。
813無名草子さん:05/03/16 03:31:07
>>806
やや亀レスだが、自分は高校のときの教科書の「赤い繭」があたまに残ってて、
大学入って何気なく本屋で「壁」を手にとってみたら赤い繭入ってたから買ってそこからひきこまれた。
とりあえず新潮文庫の今手に入りそうな長編は全部読んでみた。
この人の文章からはものすごい頭のよさがにじみ出てる…。

全くの理系人間の自分からすると東大医学部までいくほどの理系の勉強ができる人が
表現豊か・比ゆをふんだんに盛り込み、かつ理系ちっくな文章を書けることが想像できない。
814無名草子さん:05/03/16 11:13:43
砂の女読みました。
初めて安部公房を読んで面白かったけど、何をいいたいのかがわからんかった。

815無名草子さん:05/03/16 11:26:01
>>814
「砂の女」は物語として面白く読めればおK。
816無名草子さん:05/03/16 19:36:47
>>814
日常への埋没を描いているのさ
817無名草子さん:05/03/18 16:45:34
>>814
結局日常というのはつまらない単調な作業の繰り返しで
女っていうのは家と男が
男っていうのは女と仕事と,新しい発見があれば
結構充実して生きていけるっていう事じゃないかなぁ.
そういう生活から逃れようとしても
結局,新しい繰り返しが始まるだけ.

ところで飢餓同盟がなかなか読み進まないんだけど.
なんか話のテンポが遅い気がする
818無名草子さん:2005/03/21(月) 21:11:03
何回読んでも、「けものたちは故郷をめざす」は名作だと思うのだが、
どんな理由があって、新潮社は絶版にしたのか全く訳がわからない

安部公房じゃないけど、椎名麟三の「永遠なる序章」が絶版なのも気に入らない。

つーか、まだ全集って売ってるのか?
漏れが社会人になって、買える金がたまる頃までは売っていてほしいのだが…
819無名草子さん:2005/03/21(月) 23:17:43
>どんな理由があって、新潮社は絶版にしたのか全く訳がわからない

資本の論理。たとえ名作であろうとも、売り上げの悪いものは淘汰される。
まあ、社会人になれば分かるよ。
全集の方は、まだまだ余裕で手に入るから安心せい。
820無名草子さん:2005/03/22(火) 13:30:22
次は「飢餓同盟」あたりが絶版になりそうな悪寒
821吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 11:56:05
9
822無名草子さん:2005/03/23(水) 14:51:54
新潮文庫は文字が小さくて困る
823無名草子さん:2005/03/23(水) 20:55:04
最近は大きい文字で出してるじゃん。
824無名草子さん:2005/03/23(水) 23:24:39
あぁ、アレはいいね。
 「昔のと比べるとこんなに大きくなりました」
とか書いてあるよね?
なんか読者層の目が悪くなってきたのかな・・・
とか思うと悲しい
825無名草子さん:2005/03/24(木) 23:43:19
今日、図書館でノーベル賞の豆知識みたいな本を読んでいたら、
ストックフォルムのノーベル賞を選考する食堂に
「ノーベル賞が取れなかったノーベル賞に最も近かった人物」
として、安部公房と外人の作家さんが2人、今も食堂に写真が飾られているとあった。

もし、あと1年、安部公房が生きていたら大江じゃなくて、ノーベル賞もらってたかもね。

そうしたらマスコミとかどんな反応してたんだろうか・・・

安部公房の作品ももっと見直されてたかもな

見てみたかったな
826無名草子さん:2005/03/24(木) 23:48:16
高校の教科書に載ってた『鞄』が好きだった。
827無名草子さん:2005/03/25(金) 12:36:12
>>825
ノーベル賞って科学以外の賞あるのか。
ノーベル平和賞とかああいうのは偽モノだと思ってた
828無名草子さん:2005/03/27(日) 18:39:32
>>827
どう釣られたら良いのか分かりません。
バカですいません。
829無名草子さん:2005/03/27(日) 21:34:22
ゾガバ最高
830吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 12:31:03
y
831無名草子さん:2005/03/31(木) 12:39:34
古本市で 燃えつきた地図 をゲット
832吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 13:31:33
2
833無名草子さん:2005/04/07(木) 21:18:48
>>827
ノーベル名誉賞なら池田大作が受賞したよ
834無名草子さん:2005/04/08(金) 13:52:01
「笑う月」にある「自己犠牲」
結構好きなんだかオチがよく分からない。
自殺?
835無名草子さん:2005/04/09(土) 01:07:49
オチがよく分からないのに「好き」?
836無名草子さん:2005/04/09(土) 12:41:03
好きなものは好き。
837無名草子さん:2005/04/09(土) 13:34:50
教科書に「公然の秘密」が載ってる。何度も読んだけど解らない。結局何のことを例えてるの?
838無名草子さん:2005/04/12(火) 23:42:56
第四氷河期が面白かった。砂の女と主張は似てるけど。
839無名草子さん:2005/04/13(水) 03:12:22
>>838
似てねえよ。
本当にちゃんと読んだのか?
840無名草子さん:2005/04/13(水) 22:31:26
>>838
釣りかもしらんが「間氷期」じゃね?
841無名草子さん:2005/04/13(水) 23:20:07
>>839が釣れて良かったな、>>838
842吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 12:59:09
p
843無名草子さん:2005/04/22(金) 17:23:01
壁のSカルマの罪を読んだだけだけどすでに挫折しかけてまつ
ブッコフで6冊ほど買ってきたのだが・・・
844無名草子さん:2005/04/22(金) 18:37:53
>>843
またブッコフ行って、売ればいいじゃん。
845無名草子さん:2005/04/22(金) 19:07:23
清水国明が言ってたね
846無名草子さん:2005/04/30(土) 17:41:03
燃えつきた地図(・∀・)イイ!!
終りし道の標にもヨカータ。

ちなみに漏れがこの人にはまったのは、教科書に載ってた鞄がきっかけ。
―――赤ん坊の死体なら三つは入りそうな〜
って比喩にやられた。
847無名草子さん:2005/05/04(水) 00:21:22
石の眼の初版が欲しいんだが…いくらぐらいで売ってるかな?ちなみに単行本ね。
848吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 12:57:14
k
849無名草子さん:2005/05/14(土) 13:18:29
文庫を読了して新潮の全集に手を出したんだが、
最初の1ページで挫折した。
詩も難解。意味不明でまったく心に響いてこない。
1巻はあきらめて「壁」あたりの年代から読もうかな…。
そもそもなんでこの人哲学科じゃなくて医学部に行ったんだろ。
850無名草子さん:2005/05/14(土) 14:46:37
最近「鞄」を読みました。
あの鞄とはいったいなんのことだったのですか?
851無名草子さん:2005/05/14(土) 21:35:11
>>849
親父が医者だから。
医者の子は医者・・・
852無名草子さん:2005/05/15(日) 04:14:36
「三省堂本店」は、店の前に喫煙場所を確保しているようだが、
あれについてはどういう考えなんだろうか?

地元住民が禁煙にしているのに、それにたいして敢えてあのような
態度を前面に打ち出しているのかな? あからさまにおれたちは反対だよと。

かなり違和感を感じるが。 
853無名草子さん:2005/05/15(日) 23:28:16
>>851
父親の影響もあると思うが、
本人は徴兵逃れのために医学部に進んだと
言っているね。
854無名草子さん:2005/05/28(土) 13:56:35
箱男の主人公とソリッド・スネークはいい友達になれるかもしれない。
855無名草子さん:2005/05/28(土) 18:50:44
うはwwwワロスww
856無名草子さん:2005/05/29(日) 00:07:11
この人って最後は病気で亡くなったの?自殺ではないよね。
857無名草子さん:2005/05/29(日) 01:59:03
「カンガルー・ノートのかいわれ大根読んでて
想像したら気持ち悪さで体中かゆくなりました」

文学板の公房スレにこう書き込もうと思ったけど、
一般読者をバカにするような安部オタがいっぱい
いたのでやめました。

気軽に読めるもんじゃないのかな。安部は。
他の著作いろいろ読もうと思ったけどやめようかな。
858無名草子さん:2005/05/29(日) 16:10:53
被害妄想じゃね?
859無名草子さん:2005/05/29(日) 16:38:29
被害妄想だとしたら?
860無名草子さん:2005/05/29(日) 19:00:29
>>857
共産党云々とかはスルーしとけばよろしい。
最近だとレス番500前後で安部公房初読者に何を勧めるかとかあったよ-->文学板のスレ

まぁ別にこっちの板でもいいんだけどね。
861無名草子さん:2005/05/30(月) 01:00:55
安部作品は気持ち悪いとかは思ったことない

ただ、ものすごく頭がいいんだろうなと想像する
862無名草子さん:2005/05/30(月) 21:30:28
音楽でも聴きましょうよ
友達のブルース
ttp://ha2.seikyou.ne.jp/home/Q-Higuchi/midi.htm
863箱男:2005/05/31(火) 10:17:38
>>857
箱男スレに来いよ。
864無名草子さん:2005/06/01(水) 01:32:00
>>857
>一般読者をバカにするような安部オタがいっぱい

気にすんな。
てか、一般読者以外の読者なんてほとんどいないだろ?
院卒の研究者気取りだって、
所詮は自己満足でテクストの解読してるにすぎない立派な一般読者。
865無名草子さん:2005/06/01(水) 03:23:45
>>864
そういう奴に限って、読み始めたばかりの人を排除したがるからね。
それなら無理に文学板に行く必要なんかない。ここで充分。
866無名草子さん:2005/06/01(水) 03:34:55







人生に没落した者は、この方の洗礼を受けなさい!!!

天皇陛下万歳!!!

http://www.torihada.com/









867無名草子さん:2005/06/03(金) 13:00:45
流れがとまったw
868無名草子さん:2005/06/03(金) 13:27:44
安部公房、プログレ、フライトシム関連のスレは、
2ちゃん三大排他的村社会スレッド。
869無名草子さん:2005/06/08(水) 21:47:19
他人の顔はおもろい。主人公に似た友人に薦めてみた。
870無名草子さん:2005/06/11(土) 10:39:06
聞きたいんだが、真知さんてどうなったんだ?
病死?
871吾輩は名無しである:2005/06/14(火) 11:08:07
r
872無名草子さん:2005/06/26(日) 21:50:10
「文學ト云フ事」で箱男が紹介されてて安部にはまった。
緒川たまきが葉子役をしてたのがエロかった。
白衣から覗く美脚と画面から匂いでる様な色香がすごかったなあ。また見たい。
私、あの箱が欲しいのとか言われてみたい。箱男を読むたびハアハアしてしまう。
873無名草子さん:2005/06/26(日) 23:01:50
>>872
最近、とあるところで、たまきとKONISIKIがトークショーしているのを
見たが、やっぱり、生のたまきちゃんの方がハアハアだぞ
874無名草子さん:2005/07/06(水) 07:54:44
高校の教科書に載ってた「鞄」しか読んだこと無いけど、
他に何かお勧めの作品ってあります?
875無名草子さん:2005/07/06(水) 07:57:33
>>874
まずは「砂の女」かな、やっぱ。
876無名草子さん:2005/07/06(水) 13:45:15
>>874、第四間氷期なんてどぉ?
877無名草子さん:2005/07/06(水) 20:51:02
>>874
教科書つながりで「壁」に入ってる「赤い繭」 
878無名草子さん:2005/07/11(月) 20:02:04
新潮文庫の安部公房の作品の背表紙が銀色になってるんだが、これを機に何冊か絶版になるのか?
879無名草子さん:2005/07/11(月) 23:12:13
俺は短い。
短いけれど包茎ではない。
なぜなら手術したからだ。
880874:2005/07/13(水) 00:09:38
>>875->>877
ありがとう。
まずはその3作を読んでみます。

>>878
新潮文庫は銀色の背表紙になると絶版になるんですか?
881無名草子さん:2005/07/13(水) 01:13:53
>>880
いや、安部公房の作品、安部が死ぬ前までは新潮文庫だけで24冊あったけど
7冊絶版になって、今17冊ぐらいしかないだろ?

でも、さらに絶版にするつもりかなと気になっただけだよ
飢餓同盟、笑う月あたりが危ない希ガス
882無名草子さん:2005/07/13(水) 07:08:14
絶版悲しいね。若いひとは公房読まないのかな?いや俺もまだギリギリ学生だけど・・・
SF的な楽しさがあるから入りやすいと思うんだけどな。このスレ見る限り俺も含めて
教科書に載ってた短編からハマった人も多いみたいだし
883無名草子さん:2005/07/13(水) 11:53:56
今回の増刷分は銀色なのか・・。
と言う事は変わっていないのは前回増刷分限り・・。
早く買い込まないと。
884無名草子さん:2005/07/14(木) 14:55:27
無関係な死っていう本に入ってる「夢の兵士」って短編、自分には難解すぎて
わからなかった。 わかる人いませんか?
885無名草子さん:2005/07/14(木) 19:34:40
今日、やたらと状態の良い「カーブの向う・ユープケッチャ」をブコフ105円で手に入れたよ。
前から欲しいとは思っていたんだけど、これ重版してないんだよねぇ。ツイてた。

スレの流れ的にもすごくタイムリーだ。
886無名草子さん:2005/07/18(月) 06:02:22
>>882
そのSF的な楽しさ自体、もはや入りやすいとは言われない時代…
887無名草子さん:2005/07/20(水) 20:59:18
密会読み終わったけど病院の構造が難しくて全く理解出来なかったw
読んだ中だと「密会」「カンガルーノート」「砂の女」「箱男」の順で好きだ。
烏賊爆弾とか綿吹き病とか急に出てくるのワロス
888無名草子さん:2005/07/20(水) 23:12:53
女の体が縮んでく(溶けてくんだったか)の想像したら怖かった。あと馬も想像したらグロい。
889無名草子さん:2005/07/21(木) 21:09:57
>>888
10代の感想としては、至極まっとうです。
890無名草子さん:2005/07/21(木) 21:24:13
別に10代でなくともいいじゃない
891無名草子さん:2005/07/21(木) 23:30:40
>>889
オサーンの意見としては、至極まっとうです。
892無名草子さん:2005/07/23(土) 20:27:05
新潮は著者が生きていても亡くなっていても問答無用に絶版にするからなぁ・・
893無名草子さん:2005/07/23(土) 20:27:35
申し訳ない。あげてしまった。
894無名草子さん:2005/07/26(火) 15:54:00
短いけど『赤い繭』
って面白か〜
895無名草子さん:2005/07/26(火) 15:58:29
こいつの文章わかんねーよ。おれがばかだからっていえばそれまでだけど。
これでも駅弁大卒の公務員だけどよー。
意味不明だよ。
みんなよく読むな
896無名草子さん:2005/07/26(火) 19:19:14
大卒で公務員でも馬鹿は馬鹿。
897無名草子さん:2005/07/29(金) 01:18:17
作品の内容は分かりにくくても
文章はわかりやすい方じゃない?
898無名草子さん:2005/07/29(金) 08:10:31
頭悪いおれが読むと作者阿部氏はすごい頭のいい人なんだと思います。
899無名草子さん:2005/07/29(金) 22:13:33
>>884
あれ、わからない部分なんてあったっけ?
一体どこがわからないのよ。
900無名草子さん:2005/07/30(土) 03:35:28
高校の教科書に載ってた赤い繭。みごとにとばされたなあ。
授業中に気になって読んだけどオモシロ-かた
901無名草子さん:2005/07/30(土) 06:37:48
>>901
うちはかなり長いことかけてやったよ。
公園のベンチはみんなのものでお前のものではないっていう棍棒を持った彼(警官)
が何を表してるのかっていう問題は今も覚えてる。
902無名草子さん:2005/07/30(土) 12:21:18
載ってたね〜赤い繭。
前半は変な人が変な理屈こねまわしてる描写が実に
面白かった。すげー常識ハズレなこと言ってるけどああも理屈通されたら
考え込むね。
後半は俺には難しかったな〜
何が言いたいのか、だいぶ考えたんだけど結局分からずじまい。
だけど、それでも安部さんの書く文章は面白いなぁと思って
今では安部さんの著作数冊買って読んでいる次第であります。
903無名草子さん:2005/07/30(土) 13:29:45
兄弟、もう休もうや
904無名草子さん:2005/07/31(日) 22:31:33
公房素人なんだけど、箱男って、ロブグリエとか意識してる?

それとも安部公房ってこういう作品が多い作家?
時間軸があいまいになったり、視点が変化するって意味で。
905無名草子さん:2005/08/14(日) 14:18:35
方舟さくら丸読んだけど落ちが理解できなかったぜ
ストーリーもあまり面白いと思わなかった

それにしても活気のないスレだなおい
906無名草子さん:2005/08/14(日) 14:38:16
安部にノーベル文学賞受賞して欲しかったorz。
907無名草子さん:2005/08/14(日) 15:05:41
いかす悪夢って感じ。
908無名草子さん:2005/08/14(日) 15:06:18
もう少し、生きていれば・・。
909無名草子さん:2005/08/14(日) 23:00:34
さくら丸は駄作だよな。公房信者のおれでも自家中毒にかかってるの分かるもん
910無名草子さん:2005/08/14(日) 23:05:05
密会あたりから構成が緩んでくる。年取ると構成が大雑把になる作家や漫画家って
結構多いのよ。
911無名草子さん:2005/08/16(火) 00:19:27
6冊ぐらい読んでみたけど壁だけがすげー面白くて
後はなんかあんまり読まなかったり適当に読んだ。
哲学者やら数学者やらが交わす応答は大好きだなあ。
912無名草子さん:2005/08/18(木) 11:19:33
初期の短編をほとんど理解できません
913無名草子さん:2005/08/19(金) 00:31:45
初期短編のほうが好きだけどなぁ。
914無名草子さん:2005/08/27(土) 03:40:09
教科書には『棒』がのってたよ〜そして期末テストに『詩人の生涯』が出た!
なんか安部の作品は“ありそうな非現実”というか、“現実に近い非現実”とかいう[明日にでも起こりそうな]感じがするんですがどうですか?
915無名草子さん:2005/08/27(土) 21:37:05
>>912
前衛を理解する必要はないのでは?
読んでて、この発送すげえ!!と驚かされたり、感情が動く感覚、
それを味わいたいがために読む。それだけでいいのでは?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103982055/qid=1125146111/sr=8-1/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/249-9808286-9105144
この本読むとそういうことがよくわかりますよ。

>>914
アベコボが教科書に載るとはなぁ。すげえ!!前衛ヽ(´ー`)ノバンザーイ

916無名草子さん:2005/08/28(日) 03:21:57
『壁』と『箱男』どったがおもしろいですか???
あの、講師のところに火星人が来る話ってなんてゆうタイトルでしたっけ?わかる人いたら教えてください(>_<)おねがいしまつ
917無名草子さん:2005/08/28(日) 04:51:28
>>916
ラジオジョッキーのところに火星人が来る話しなら確か「人間そっくり」
918無名草子さん:2005/08/28(日) 15:23:05
>>916
使者
919無名草子さん:2005/08/28(日) 21:20:21
>>917
ラジオの脚本家だよ
920無名草子さん:2005/08/29(月) 01:45:41
>>919
ああ、そうかもしれん、サマソ。
この前初めて新潮文庫の新しい背表紙の色みたけど、なんともいえない色だなぁ。
水色でいいのに…。まだ買ってないやつあるから何とか水色だけでそろえたい。
921無名草子さん:2005/08/29(月) 20:37:32
何ともいえないも何も、ただの銀色ですから。
922無名草子さん:2005/08/29(月) 20:52:42
グレイの銀色だな
SF作家としては(≧∇≦)b
923無名草子さん:2005/08/31(水) 01:55:33
『使者』でした!!どうもありがとうございますた〜
924無名草子さん:2005/09/04(日) 13:03:15
>>916
俺は壁男かな。
箱男はよくわかんね。筋が掴めないのよ。
なんでかね。

無意識に壁「男」って打ってた。
誤解を招いたことに、お詫び申し上げます
925無名草子さん:2005/09/04(日) 14:15:07
国内外での評価は非常に高かった。あと10年生きていたならノーベル賞だったかも。
926無名草子さん:2005/09/04(日) 14:49:47
壁+箱男=壁男


927無名草子さん:2005/09/05(月) 15:21:52
新潮の短編集は「デンドロカカリア」と、「R26号の発明」のほかに何がありますか?
928無名草子さん:2005/09/05(月) 16:36:47
安部公房の全集カッコイイね。高いけど。2
929無名草子さん:2005/09/05(月) 19:15:47
昔の奴だったら古本屋で安く買えるんじゃない
生前に作った全集だから晩年の方が入ってないけどw
930無名草子さん:2005/09/05(月) 20:55:35
1冊5700円かぁ。高いなぁ。全集。29巻までしか持ってない。
銀色メタルのタイトルのところ、かっこいい。
931無名草子さん:2005/09/05(月) 21:41:33
ブックオフで1巻だけ950円で売ってた。
気長に待つという方法もw
932無名草子さん:2005/09/06(火) 00:19:08
新潮の短篇はあと『R62号の発明・鉛の卵』
933無名草子さん:2005/09/06(火) 00:21:45
間違えた〜『無関係な死・時の崖』ですた
934無名草子さん:2005/09/06(火) 15:33:35
ゆーぷけっちゃ・かーぶのむこう
は?
935無名草子さん:2005/09/06(火) 16:32:11
レトリック事典が
ヤオフクで買えるよ \4,500

とりあえず、安いような・・・?
936無名草子さん:2005/09/06(火) 17:44:46
>>934
入手困難じゃね。古本やいかないと
937無名草子さん:2005/09/06(火) 18:08:16
>>935
本屋で普通に売ってるよ
938無名草子さん:2005/09/06(火) 22:22:59
>>935
宣伝乙。
939sage:2005/09/07(水) 08:48:53
レトリックはこの前もヤオフクで落札されてたよ
4000円だと思ったけど。
940無名草子さん:2005/09/08(木) 20:15:13
無知な自分にレトリックがどんなものか教えて下さいorz
941無名草子さん:2005/09/08(木) 22:51:33
942無名草子さん:2005/09/10(土) 03:41:38
生前に刊行したやつは、「安部公房全作品」
全集じゃないですよ。
943名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:43:25
>>941
thx!
944無名草子さん:2005/09/12(月) 01:13:51
945無名草子さん:2005/09/12(月) 09:18:46
>>944
歩いちゃダメ
946無名草子さん:2005/09/17(土) 02:56:09
>>944
ギャアァァァアァ ;: (; ゜Д゚i|!) ; ァアァアァアアァ
シュールな怖さが……!
947無名草子さん:2005/09/17(土) 14:23:54
>>944

L O V 箱男 E




       
     かぶりものでモテない。
948名無し物書き@推敲中?:2005/09/18(日) 11:21:12
バカ一
949無名草子さん:2005/09/18(日) 16:26:20
>>944
没!全然成ってない

爽やか過ぎる
950無名草子さん:2005/10/01(土) 00:26:31
最近新潮文庫の短編集読んだらおもろかったage
951無名草子さん:2005/10/01(土) 16:50:33
近所の本屋は人間そっくりだけおいてないぜ。
あったら衝動買いするんだろうけど頼んでまで買う気は起きないな
952無名草子さん:2005/10/02(日) 00:12:24
953無名草子さん:2005/10/02(日) 00:13:40
失敗ゴメン
954無名草子さん:2005/10/06(木) 15:37:49
まあ、私としては、
「R62号の発明・鉛の卵」
が、一番ハマッた作品でしたね。
短編集で読みやすかったし、
ブラックユーモアが満載でしたから。
955無名草子さん:2005/10/06(木) 20:07:24
砂の女をオナニーのネタに使ったのって
俺だけじゃないよな…?
956無名草子さん:2005/10/07(金) 03:05:25
>>955
お前はモッコでオナってろ
957無名草子さん:2005/10/08(土) 01:27:56
>>955
お前だけ。オカズは「密会」がデフォ。
958955:2005/10/08(土) 08:56:53
956
モッコってホームセンターに売ってんのかな?

957
今日、密会買ってくるわ。
959無名草紙さん:2005/10/08(土) 09:14:09
「人間そっくり」読んだことあるけど、何が面白いのかさっぱりわからなかったな。
960無名草子さん:2005/10/08(土) 09:36:10
>>959
短編だけど「使者」もどうぞ。
961無名草子さん:2005/10/08(土) 11:49:41
「豚だって……」
豚はいけない。僕だってはじめから豚だったわけではないのだ
962無名草子さん:2005/10/09(日) 02:52:26
次スレどうする?
963無名草子さん:2005/10/09(日) 12:34:54
>>962
>>980くらいでいいんでない?
思えば長寿なスレだな。
964無名草子さん:2005/10/09(日) 13:52:55
文学板にあるからいらないような気もするんだが
965無名草子さん:2005/10/10(月) 00:08:51
>>964
あっちは狂ったようなコテが出没することあるからなあ。
住人の質は一般書籍板の方が断然大人。
966無名草子さん:2005/10/10(月) 03:42:54
イメージとは逆だな。
967無名草子さん:2005/10/10(月) 14:08:55
>>959
「人間そっくり」は、自分を「宇宙人だ」
と言い張るセールスマン風の男の態度が
癪にさわったので、最後まで読まなかった・・・
でも、「笑う月」は面白かった。
968無名草子さん:2005/10/10(月) 14:32:48
>>967
おれはそこがおもしろかったな。
砂の女がそれほどおもしろいとは思わなかった・・
人それぞれですね。次は箱男読んでみます。
969無名草子さん:2005/10/11(火) 18:33:56
闖入者読んでると腹立ってくる
970無名草子さん:2005/10/12(水) 03:14:02
>>969
だが、それがいい・・・(;´Д`)
「人間そっくり」も然り
971無名草子さん:2005/10/13(木) 15:14:29
闖入者嫌いな俺は人間そっくり買わない方がいいかな
ああゆうのイライラするんだよね
972無名草子さん:2005/10/14(金) 14:02:34
安部公房作品と不快指数度の高い人物造形は切っても切れない関係だよ
「闖入者」一家とか
「人間そっくり」のセールスマンとか
「飢餓同盟」の花井太助とか・・・
973無名草子さん:2005/10/14(金) 14:51:27
細部忘れたが、砂の女の集落?の人々も
974無名草子さん:2005/10/14(金) 20:30:22
「けものたちは故郷を目指す」の高も入れてくれ。
けど、こいつら嫌いになれないんだよな…なんでだろ
975無名草子さん:2005/10/15(土) 20:21:49
けものたちは故郷を目指すって短編集の一遍ですか?
読んだことないけどもしかして絶版?
ググってもあまりヒットしない
976無名草子さん:2005/10/15(土) 21:47:29
『けものたちは故郷をめざす』
977無名草子さん:2005/10/16(日) 06:24:44
サンクス
それも近所の本屋にないな
人間そっくりと併せてネットで買うか
978無名草子さん:2005/10/16(日) 21:13:09
短編集じゃないよ。長編
『けものたちは故郷をめざす』、俺は結構好き。
979無名草子さん
『けものたちは故郷をめざす』は公房作品共通の「徒労感」をはじめて長編に
した小説なんじゃないかなとか言っちゃったりして