【盗作猿】ランディの日記を先取り予想だ!【パクルなよ】
461 :
無名草子さん:
*一寸先は
わからないから
ワクワクできる
三週間ぶりの日記になってしまった。
これじゃあいけないよね。せっかく今月の17日には、この日記をまとめた
『くねくね日記』が発売になると言うのに。
タイトル通り、くねくねと紆余曲折の多かった昨年一年間の日記である。
発売までの道のりもくねくねしてて、なかなかの難産になってしまったが、
その分だけこの本が、すごく愛おしく思える。
表紙も素晴らしい出来に仕上がっているので、ぜひ買ってください。
日記をお休みしていた間、けっこういろんなことをした。
日光でAKINAさんとキャンプしたり、ゴールデンウィークだからモモを遊びに
連れていったり、メールで安原さんとリューマチについて語り合ったりした。
でも、小説を書いていた時間が、一番長かったかな。
去年の暮れのこの日記に、来年は「ミュージック」「ネクスト」「コーリング」
という題で小説を書きたい、と書いた。今年はこの三作さえ書ければいいんだと
いう思いは、今も変わっていない。
あちこちで宣伝しているせいか、いろんな人がいろんなヒントを私にくれる。
毎日が、先月行ったバリのお祭りみたいなもので、小っちゃなカゴに入った花を
両手で高く掲げ持っていると、遠い雲の上にいる神様が、すとんすとんと贈り物を
落としてくれるようなものだ。
すげー気前のいい神様なんで、こっちも調子に載って書いていたら、書き溜めた
原稿がかれこれ500枚にもなってしまった。どうするんだよ、これ。
このサイトで連載している「コーリング」だけが少し遅れているが、これも近々
連載を再開できそうだ。
今書いている三作とも、今まで私が書いたものとは、多少雰囲気の違うものに
なっている。物語の登場人物がどうなるか、そして書いている私がどう変わって
いくのか、先が見えない。見通しが立たないからこそ、いったい次に何が起こるのか、
生まれ立ての子供のようにワクワクできる。だから人生はくねくねしていた方が
断然面白い。そしてそれを面白がれるうちは、私は物書きとして十分やっていける。
理由はないけど、そう確信している。