【盗作猿】ランディの日記を先取り予想だ!【パクルなよ】
1 :
田ロランディ【笑】:
次々と盗作がばれてマスコミに知れ渡り、実の兄や友人を心理的虐待で故殺したり
仕事仲間に心理的虐待とストーキングを繰り返して職場から追い出したり、資格詐取
で子供を公立保育園に預けたりと、盗作以外にも犯罪疑惑が続々と噴出している
田口ランディ。 万引き癖が世間に知れて、日本に入れなくなったのか気分一新の
ためか、盗作事件に連座したオタク編集野郎と逃げるようにバリに旅立ったのが盗作発覚
第二弾から十日後のことでした。 「愛」だの「神秘」だのという物々しいキーワードで
ろくでもない観光印象記を粉飾してきたランディが、バリ遊興をどのようにネタに
するかは、インチキ作家の手口を観察するうえで興味深いものがあります。さてさて
盗作犯罪幇助の悪質版元・畜魔書房から、万引き猿がいったいどんな日記を発表するか
予想のそっくりさん文章を出し合って、ランディの想像力と筆力と観察力の貧困を嗤おう
というのが、このスレの目的。 ランディよ、ここに出てくる予想文をパクルなよ!
ネットの匿名掲示板からパクっても著作権侵害になるという判決が、猿の外遊中に出て
いるので、念のためにそれもニュースソースを貼っておくからな。
●●関連リンク
★田口ランディの日記(ちくま書房) 2000.8.30〜
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/index.html ★産廃物&盗作屋・田口ランディ監視スレ Part 23★ (このスレの派生元)
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1018640466/l50 ●●
>>2 匿名掲示板からのパクリも犯罪です
>>3-4 【ランディ自身の日記を分析】悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき
>>4ー17 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
2 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 10:55
3 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 10:56
3 【ランディ自身の日記を分析】 ……悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき【1】
★田口ランディの日記(ちくま書房)[2000.8.30〜]の最新号から……
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/index.html ●4月6日の日記については、とくにこの辺りが興味深い……
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角川書店の滝澤君からイエス・キリストに関する資料が届く。このあいだ会って
話をしたときに「イエス」の話でたいそう盛り上がった。宗教学者の彼の父上が
書かれたイエスの本や、中沢新一さんのイスラム教と資本主義に関する論文など、
どれもとても面白く興味深かった、
幻冬舎の奥山さんが退社なさった。
昨年は奥山さんにほんとうに助けていただいたので、少しさみしい。
仕事のマネージメント、新しい体制を考えないとなあ。
あらゆることが、ほんの短い間であっというまに変わっちゃったなあ。
正真正銘、連載もすべて終わってしまったし。
なんだか回転舞台みたいに、が〜って場面が展開していく。
私の人生って、いつも極端だなあ。
来週は、もうバリなんだ。ニュピなんだ。
リセットだ。ほんとのほんとに、あらゆることがすべてリセットだ。
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滝澤さんって、まさか……。
「中沢新一さんのイスラム教と資本主義に関する論文」……出ました!
ドキュソの腐れ共鳴雑音!
イスラムと資本主義をネタに、また知ったようなドキュソ似非謂いを書くのかな。(藁
4 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 10:57
4 【ランディ自身の日記を分析】 ……悪事がばれて遁走したい盗作猿のぼやき【1】
★田口ランディの日記(ちくま書房)[2000.8.30〜]の最新号から……
http://www.chikumashobo.co.jp/web/taguchi/index.html 【文学板より】4月7日付けの日記ですが、いくつか気になった点を列挙してみます。
●税金の修正申告……。税務署から脱税の疑いがかかったのかニャ?
●50%の税金……。 所得はどのくらいのものだったのか? 神奈川の高所得者
番付に載ったのか? 50%というのは、懲罰的な追徴課税も含まれていたのでは?
●家を建てた、といいながら、占い師の家にぴったり、とも書いている。
実際にどういう家屋に住んでいるか知らないが、古い屋敷を購入したのなら「建てた」
というのはウソですね。新築したのなら風変わりな「バケモノ屋敷」を建てたことになる。
●夢にまで見た――そして仕事仲間を追い落として手に入れた――作家稼業を
ランディがこう言って貶しているのには笑えた……。
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作家って、もっとお気楽で自由で楽しい仕事だとばかり思っていたのに、ぜんぜんそう
じゃないんだなあ。やたらと評価されちゃうし、人間として正義を突きつけられるし、
失敗するとバカにされるし、会ったこともない人から好かれたり嫌われたりうっとおしいし、
税金と、著作権と、編集者との人間関係の心配ばかりで、ちっとも仕事ができないし。
-----------------------------------------------------------
2ちゃんねるなどの“ランディへの批判”はともかくとして、「人間としての正義」
や「著作権」や「税金」や「編集者との人間関係」で「心配ばかり」していたということ
から、過去の諸々の悪行について然るべき報いが相当にあったことが推測できますな。
「人間としての正義」を追及されたというのは、何だったのかな? 兄貴や塚原さん殺し
と、山崎さん虐待の件だろうか? 税金で……というのはやっぱり脱税がばれてお仕置き
をくらったのかな? 編集者との人間関係って、芝田さんに捨てられた件かな?
●前日(6日)の日記では、「リセットだ。ほんとのほんとに、あらゆることがすべ
てリセットだ。」と書いておいて、次の記述ですからね――
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久しぶりに転職したいなあと思った。次に自分が何をやりたいか考えてみた。
占い師なんかいいなと思った。
台湾に行ったときに、台湾の首狩り族の末裔の有名な占い師に「あなたは占い師に向いて
いる。その気になって終業すれば3年で台湾一の占い師になれるけど、やってみないか?」
とすすめられたのだ。
自分でも占い師は相当向いているんじゃないかという気がする。
バリ島に行って、真剣に考えてみようと思う。ずいぶんいろんな人生を経験したし、
きっと私はすごくいい占い師になれるだろうな、うん。
占いはカウンセリングとも似ているし、霊能力者の友人もいっぱいいるから、占いを
して、さらに不安だったらお祓いも紹介できるし。湯河原の我が家もいかにも占い師の
家っぽくてなかなかいいな。
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バリで「霊感」でも勝手に受信してきて、つぎに台湾あたりにいって「占い師の修行」
をして、湯河原の自宅を拠点に「禊ぎサービスつきの占い」を始めたら、こりゃミニ
オウム真理教の誕生だわい。(苦笑
●「なんにしても、預貯金もリセットされて、まったく私は身も心もすっからかんだ。」
やっぱり追徴課税までとられて、唖然ぼう然……といったところかな?
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盗作屋田口ランディ公文書偽造で娘を保育園で
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1017242846/l50 からの引用
>73 :番組の途中ですが名無しです :02/04/10 19:51 ID:X1IwKqA
>文学板の
>
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/1016653706/793-798 >で、ランディの脱税疑惑と新興宗教教祖様への転職の可能性が指摘されてます。
>所得の50%を納税している金持ちで、なおかつ「今は共働きでない」
>と日記で公言までしたランディが、子供を公立保育園に預けているのは、やっぱり変だ、
5 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 10:58
5 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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453 :帰国後のチクマ日記のネタを予想 :02/04/17 10:44
単純なアタシはバリですっかりリセットされた。
今まで見てきた他人の汚い部分に関しても
許してあげようと思えた。
バリから帰国してアタシはさっそく初めの一歩を踏み出した。
アタシ、書ける。まだまだ書ける。なぜだか、そう思った。
バリでアタシの中の何かが、すっかり入れ替わった。
もう大丈夫。アタシはアタシに言い聞かせる。
誰にもジャマさせない。バリでリセットされ、中身を入れ替えたアタシには
何よりも強いエネルギーがみなぎっているのだから。
−−−−
うまく書けなくてスミマセン。
こんな感じで、チクマ日記を予想しましょう。
なぜそんなことするのかって?
決まってるじゃないですか。
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455 :無名草子さん :02/04/17 11:05
日本で汚い他人の感情に攻撃されたアタシは、バリに到着した時もまだそれを引きずっていた。
許せない!酷い! でもこのアタシの気持ちは、バリの神々が掲げる太陽より熱くはなかった。
ジリジリと肌を焼いてくる太陽。ああ、アタシはこのエネルギーを欲していたんだ。
日本で見るのと同じとは思えない、バリの太陽でアタシは屋久島やベトナムで感じた
自然のパワーを再び受け止めたのだ。
アタシは見守られている。
親しい人達に。神々に。唐突にそれがわかった。
アタシは再び歩き出すのだ。周囲の顔色など伺わずに。アタシは強い人間だったはず。
ありがとう。バリ。こんなにもアタシに力をくれて。
まだまだ終わりじゃない。神々もそれを望んでいるだろう。ならばそれに応えるしかないのだ。
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457 :無名草子さん :02/04/17 11:15
みなさん、日本語がきれいすぎる。
ありがとう,バリ。こんなにアタシに力をれて。
……とか、文章の各所に“ブレイク”を入れてくさい。(藁
6 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 10:58
6 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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458 :無名草子さん :02/04/17 11:34
日記予想
------------------------以下創作
バリの神聖な日については、すごくエキサイティングで、
日記にはとうてい書ききれそうにないので、あらためてコラムにまとめるとして。
ここでは、つれづれなるままに旅行前と今の気持ちの流れについて書いてみたいと思う。
あたしは、日本を発つ時、ほとほと疲れ果てていた。
人間関係に疲れ果て、弱って、鬱状態だった。
今となってはむしろ、そんなあたしを心配して、
○○さんはきっとこの旅行にさそってくれたのじゃないかと思ってる。
でも、その時のあたしは、自分がどれだけ傷ついているか、ということに
まったく無頓着だった。というよりも、それを認識することすらできないほど
疲れ果てていたのだ。
照りつける太陽、日本とはまるで違う乾いた暑さ。
それらに触れて、はじめてあたしは、知らぬ間に心にできた傷口から
すごく多くの血が吹き出し、じゅくじゅくと痛んでいることを知ったのだ。
バリの人々は陽気で、そして善意にあふれていた。
道ですれ違うと、あきらかに異国の人間とわかるあたしにも
気さくに声をかけてくる。
彼らをとりまく風土や気候がそうさせるのだろうか?
あたしの属する国、日本と、なんて違うのだろう。
たったそれだけのことで、普段のあたしからは考えられないことだったのだが、
夜、部屋に帰ると涙があとからあとからあふれてきてとまらなかった。
人のやさしさや人懐こさが嬉しかった。
自分がそれらにいかに飢えていたのかを知った。
罵詈の神様が夜にまぎれてやってきて、背中をやさしく撫でてくれているような気がした。
思えばあたしは、ずっとちいさなころから、日本の風土になじめず、
ひとり孤独感や違和感にさいなまれていた。
日本のちいさな村社会、その中の人間関係のせせこまさ、ずるさと汚さ。
大人になって、それらと折り合いをつけられるようになったと思っていたのだけれど、
ぜんぜんそんなことなかったんだなぁ。
いつのまにか、こんなに傷ついてる自分に気づけなくなっていたんだ。
うまくいえないんだけど、これはとてもこわいことだと思った。
だからあたしは、時々むしょうに日本を飛び出したくなるのだ、となんだか納得してしまった。
でも、とりあえずあたしは癒されたのだ。
罵詈の太陽に、風に、人々に。
日本を発つ前、あたしを傷つけたのは人間、それの作る関係性だったが、
癒したのも、考えてみれば同じ人間の笑顔のパワーだった。
それはきっと、この国のなかにもある。
でも、もしまた辛くなったらこっそりバリの太陽を思い出そう。
そうしたら、きっとだいじょうぶ、問題ない、と、太陽は笑ってくれるだろう。
そうしてまた、歩きはじめよう。何度も何度も転びながら。
田口ヲンディ
--終り。
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7 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 10:59
7 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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463 :無名草子さん :02/04/17 11:46
>>458 おみごト!
湯河原の温泉フェロモンが出まくっている素晴らすい贋作です!
ところで、畜魔の日記には、お約束として、冒頭に
●月▲日(■) というタイムスタンプ(かっこ内は曜日)と、
■題名を
3行で
きめる
という、■ではじまる日記タイトルが付きます。
田ロヲンディさん、この日記文がどういう題名か知りたいです。
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466 :無名草子さん :02/04/17 11:51
では。こんなんで如何でしょうか。
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4月19日(金)
■バリで出会った
笑顔と
癒し
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471 :幻冬舎の菊池ガス子ですが :02/04/17 12:44
もう狂だけどランディさんが帰ってきまーっす!!
ああつらい。だってランディさん、また書けないから温泉卵買ってこい
とかムチャいいそうでーっ!
>>466さん、あなた本当はランディさんでしょ。あたしを避けるために
バリ旅行なんてウソついて、どっか湯河原の森のなかにでも隠れて
るんだぁーっ!! あたしの目は節穴じゃないよん。 あなたの文章は
すべて読ましてもらいましたから、あたながランディさんだっていうのは
バレバレだよーんっ!
……とガス子ならこう書くに違いない。(藁
8 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:00
8 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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473 :無名草子さん :02/04/17 13:05
このごろ、インタビューを受けるときによく「田中真紀子さんの秘書給与流用疑
惑について、どんなふうに思われますか?」ということを質問されるのだ。
この質問を受けると、私は絶句してしまう。なぜかと言うと、全くわからな
いのである。事件の詳細もまだよくわからないし、事件を起こした政治の世界の
ことは、さらにわからない。何にも手がかりがなくて、ただ「女性イジメ」とい
うキーワードだけがある。こんな状態でとてもコメントなどできるわけもない。
「わかりません」と正直に言うと、びっくりされる。こういう場合は何か言う
のが筋らしいが、わからんものはわからん。とほほである。
「では、他人のものを盗ったのではないかという疑いをかけられるということに
ついては、どう思いますか?」
さすがにこれなら分かる。人の物を盗る事は私の専売特許である。「一度盗った
ら辞められない」泥棒となんとかは三日やったら止められないのだ。
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477 :無名草子さん :02/04/17 13:56
■リセット
バリの太陽の下
友と共に
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478 :無名草子さん :02/04/17 14:10
■リセット
バリに浄化された
からだと心
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479 :無名草子さん :02/04/17 14:37
■リセット
聖なる儀式と
心の雨
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480 :無名草子さん :02/04/17 14:44
ほとんどの人は、バリへ行ってきたなどと聞くと、きっと「美しい海とリゾートホテル」くらいしか
思い浮かばないのではないかと思う。あの島で、世にも美しい魂のお祭りが開かれているなんて
想像もしたことないんじゃないかと思う。
9 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:01
9 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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481 :無名草子さん :02/04/17 14:53
■神々の島
荘厳な夕日と
癒し
バリに出かけた時、あたしの状態はサイアクだった。
でも、なんていうのかなぁ。
聖なるニュピの期間をバリで過ごす事によって
劇的に癒されたわけじゃないけれど、すこしづつ何かが変わってきたような、そんな実感がある。
バリは、イメージにあるような能天気な南の島では決してない。
人々はおどろくほど静かで、そしてうまくことばにできないけれど、
ある種おかしがたい威厳があった。
そう、バリはまさに「神々の島」なのだ。
それはニュピの時期のみのバリに感じることなのかもしれない。
ホテルから海に沈む夕日を眺めて、そんなふうに思った。
「ランディさん、ニュピはどうでした?」
帰りの飛行機の中でナントカさんがそう言った。
今はまだ、言葉にできない。
けれど、あの神聖なイメージはあたしの中で静かに根をおろし、
ゆっくりと、しかし確実に何かをかえようとしている。
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482 :無名草子さん :02/04/17 14:54
■旅行から
帰ってきたら
さぁたいへん。
旅行から帰ってきたら、○○社の○○さんから、今度出る本の打ち合せと
インタビューの依頼がいくつか、こんどやるトークショーに関する連絡がばんばん入ってて
旦那がぱにくってた。ひー。
連載は全部終らせたし、わざわざ仕事量も減らしたのに、どうしてこんな忙しいんだ!
ちょっとはリフレッシュさせてくれえ。
バリはとても素敵な島でした。
そのへんのことは、あらためてコラムにまとめるつもりです。
乞うご期待!
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10 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:01
10 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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485 :無名草子さん :02/04/17 15:25
■やっぱり
日本が
最高
家に帰ると、モモが「かーちゃんおかえりー」と言ってかけてきた。
ほんとはぶったおれそうなほど疲れていたけど、
けっこう重くなったモモの体を抱き上げてやると、
ぎゅぎゅ〜っと首っ玉にかじりついてきた、
おー、よしよし、そんなにあたしが好きか、さみしかったか、そうか。
そんなあたしたちの様子を見て、台所で旦那が苦笑していた。
異国に出かけ、我が家に帰ると、しみじみ
自分の属する場所は、よきにつけあしきにつけここなんだなぁ、と思う。
いろいろウザかったり、めんどうくさかったり、何もかもいやんなったりするけど、
「家族」という土台があるから、また立ち上がれるんだよな。
明日あたり、父親にも電話してみるか。ミヤゲもあるし。
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486 :無名草子さん :02/04/17 15:30
バリ島のケチャの“神秘性”について、芸能山城組がさかんに
ネタにしていたのは70年代。
パルコ文化人がバリねたにハマッていたのは80年代。
ブランド姉ちゃんたちが大衆浴場のような気分で観光した
のが90年代。
……そして2002年、ようやく湯河原サルが、変臭サルのお仲間と
珍道中だとさ。(藁
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487 :無名草子さん :02/04/17 15:30
吉本ばななやさくらももこもバリの本出してるし
遅ればせながらその仲間入り狙ってるんじゃないの?
ばななとももこは仲良しだし。そういえば銀色もバリの旅行記
だしてた。ばななは銀色好きだし。
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489 :無名草子さん :02/04/17 15:46
あと、友達自慢系と、友達コキおろし系、バリで知り合った魅力的な人物、
あるいは神秘なシャーマンについて系などが考えられますな。
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11 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:02
11 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
498 :無名草子さん :02/04/17 16:51
予想開始。
---
バリの3日目に出会ったシャーマンのナントカさんは
なにかとても不思議な魅力に溢れる人だた。
会ったときの第一印象は、ただの太ったおばさんなのだけど、
ナントカさんがひとことふたこと言葉を発すると、
周囲が圧倒的な安心感で満ちるのがわかる。
同行したMさんは、ナントカさんの言葉に目を潤ませていたし、
Kくんなどは、へなへなとその場にひざまずいてしまったほどだ。
アタシは、その圧倒的な安心感に、最初は胡散臭さを感じていた。
だいいち言葉がわかんねえんだ。しゃらくせー。
MさんもKくんも、だらしないなあと思っていた。
しかし、ナントカさんの心地よい音楽のような言葉の響きに
耳を傾けているうちに、何かがストンとアタシの中に落っこちてきた。
じわりじわりと湧いてくるなんてものじゃない、まさに、ストンと
空から石が降って来るみたいに落っこちてきたんだ。
アタシはなぜだか咄嗟に、『魂』と直感した。
バリの名高いシャーマンのナントカさんの魂が、
今まさにアタシの中に落っこちてきて、アタシの疲れ切った
心の中に鎮座しているんだ。
そう思った瞬間、アタシは圧倒的な幸福感に包まれた。
今までこんな感触を味わったことはない。
屋久島の木々に触れたときとはまた違う、異国の情熱的な
神々の魂が、アタシを選んで落っこちてきた。
これを運命と言わずに、なんというのだろう。
気付くとMさんに腕を支えられていた。
圧倒的な神の力に、アタシは危うく失神するところだったのだ。
ホテルに戻るまで、アタシの心はどこかへ浮遊したまま
戻ってこなかった。以前にもこんな感覚を味わったことがある。
精神だけが、神の元に残されてしまった、そんな感じ。
ホテルで酒をかっくらっていると、ようやく指先に感覚が戻ってきた。
MさんやKくんに、アタシが感じたことをかいつまんで話すと、
Mさんは
「そういえば、あのシャーマンの表情はランディに似ていたな」
と言った。
「そんな、恐れ多いよー」
とアタシが返すと、Kくんまで
「ランディさんにも時々、ああいう神の力を感じることがある」
というのだ。
アタシは未だに、自分の力なんてこれっぽちも信じちゃいないけど、
あのシャーマンの魂がアタシを選んだことは確信している。
だからやっぱり、MさんやKくんの言うこともまんざら嘘では
ないのかな、などと思っている。
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12 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:02
12 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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612 :無名草子さん :02/04/18 00:40
■第二のふるさと。
心の、そして
神々の。
成田は突風に包まれてた。横なぐりの風。
アタシの旅立つ前の状況と一緒だ。
隣に座ってるMさんも同じ事を考えていたようだ。
「すごい風だ。ランディさんの立場、飛行機と一緒だね」
「まるで台風の目?」
アタシはそう答えて、着陸前の張り詰めた機内で爆笑しちまった。
行く前のアタシじゃ、笑い飛ばせなかっただろう。
すっかりバリで浄められて、アタシは生まれ変わったのだ。
バリのクラクラする原色のフルーツを食べ、
慣れてきたところで、日本でドップリと漬かりきってた
不浄のものを追い出すため、断食。
これが辛かった。
でも、1秒ごとにバリの新鮮な空気で体内が満たされていく
感覚が細胞で感じられるようになると、これが気持ちいいんだ。
プニプニって、細胞のひとつひとつが新しいアタシを形成するために、
躍動してるのがわかるんだ。
スゴい。本当にそう感じた。
空腹を超えて、満たされたアタシは、今度は海と一体になった。
海って、こんなに優しかったのか。
日本のコンクリートで固められて、調教された灰色の海と
つながってるとは、どうしても思えなかった。
ああ、アタシ。バリに包まれてる。
Mさんに腕を引っ張られるまで、多分1時間は、海と対話してた。
ううん、海じゃない。バリの海の神々と。
夜明けまで、砂浜で横たわった。バリの民族衣装に身をゆだねて。
生まれ変わったアタシに、真っ赤な太陽は「おかえり」と言った。
その後も色々な体験をしたが、それは後日コラムかエッセイにまとめようと思っている。
ガタガタ揺れる機内で、アタシは今後の構想を立てたんだ。
灰色の島国に足をつけてしまう前に。そうしないと、いられなかった。
日本という島国に生まれ、バリという島国で生まれ変わって、
また戻ってきた。
このパワーを、みんなにも感じて欲しいんだ。
アタシは、それを届けることができるよう、戦うよ。
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13 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:03
13 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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633 :612 :02/04/18 01:07
ランディ、頑張れ!
予想日記に使われていないネタは、王族・豚の丸焼き・エステ、
高級リゾートホテルが残っているよ!
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636 :無名草子さん :02/04/18 01:10
豚の丸焼きを食べた。
バリでは豚は聖なる動物なのだそうだ。
(以下、それを食べて自分の身体が浄化された話がつづく)
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639 :無名草子さん :02/04/18 01:13
バリでエステしてもらった。
なんだか女王様になった気分だ。
経済格差とかいろいろ言われているけど、
こういうのも悪くないなあって思った。
(以下、自分がいかにリフレッシュしたかがつづく)
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640 :無名草子さん :02/04/18 01:15
バリは、男だ。何度でも抱かれたくなるような、そんな男そのもの。
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643 :無名草子さん :02/04/18 01:19
バリで高級リゾートホテルに泊まった。
ガイドの話だと、ここ1年くらいで
日本人女性の割合がすごく増えたらしい。
そういえば、まえに週刊誌で
ボーナスをはたいてバリ旅行するキャリア女性の話が出ていた。
いい時代になったよなあ。
それを一部の日本のオヤジたちは快く思っていないらしい。
自分たちはさんざん楽しんできたのに。
アタシは働く女性に肩入れするつもりはこれっぽっちもないけど、
正当な労働の対価として、
こういう非日常空間を「買う」というのはアリだと思う。
そのことを最初に言ったうえで、
アタシはこのホテルとバリの風景がマッチしていない気がした。
どこがどうなのか、うまく説明できないけど。
ホテルの窓から見下ろすバリの海と、
じっさい浜辺におりてぬるい空気の匂いを嗅ぎながら散歩している
のとでは、まったく違うのだ。
(以下、自分がいかにバリの自然に祝福されているかの話がつづく)
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14 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:03
14 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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653 :612@途中で疲れました。 :02/04/18 01:32
■バリで
命のつながりを
考えた
昨年は、日本でも狂牛病騒動がおこってしまった。
行政の怠慢と、業者の利益追求の姿勢が、こうした結果になったのだろう。
アタシも人の親だ。あれ以来、極力家族の食卓には肉を乗せなくなった。
やっぱり、子供の体を心配してしまう。
無知で恥ずかしいが、アタシは今回の騒動まで、牛や豚が
肉骨粉というものを食べているとは、知らなかった。
「共食い」をさせていたのだ。
報道でその事実を知った時、アタシは震えた。
カマキリのように、子孫を残すために選んだ相手を喰い殺す習性のない、
牛や豚に共食いをさせていたとは。
倫理に反するよ。牛や豚だって、多分本当は、草を食べたかっただろう。
バリ。
現地の神聖な祭り、ニュピの翌日に、ホテルで食事をとりながら
ぼんやりとその事を思い出していた。
食べる、ってなんだろう。
他の動物の命をいただくって、よくわからないままできたけど、
実は恐ろしいことなのではないか。
フォークの動きが止まったアタシにMさんが、気がついた。
アタシは、泣きそうになりながら、まとまらない内容だが考えていたことを
Mさんにぶつけた。そうせずにはいられなかったのだ。
「ランディさん、じゃあ、実際に自分の手で肉を食べるましょうよ」
Mさんはそう提案して、携帯電話でどこかに連絡を入れていた。
ホテルから車に揺られること、10分。町外れのレストランの前で止まった。
車外に出ると、モワッと生臭い臭いがした。ブーンとハエの飛んでる音が
そこかしこからする。ちょっと気分が悪くなった。
どういうつもりで、Mさんはここへ連れてきたのだろう。
「あれ、見えますか? 裏手の小屋」
強烈な臭いに包まれた豚小屋だ。ここから一匹選べという。
「どれでもいいよ」
とにかくアタシは気分が悪くて、早く立ち去りたかった。Mさんはまだ
大人になりきれていない豚を選ぶと、アタシをレストランの脇に連れていった。
「さっきの豚ね、ここで丸焼きにするんですよ」
驚愕した。知らなかったとはいえ、アタシはどれでもいい、なんて適当なことを
言ったのだ。さっきの豚は? 全身が心臓になったみたいにバクバクしてきた。
そうか、わかった。
Mさんは、アタシに体験させようとしているのだ。命を食べるということを。
<来週に続きます>
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660 :612@途中で疲れました。 :02/04/18 01:48
「ランディさん、じゃあ、実際に自分の手で肉を食べるましょうよ」
って自分で書いたけど、なんじゃこりゃー(大和田獏
「ランディさん、じゃあ、ちょっと出かけましょう」に変更したい。
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15 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:04
15 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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656 :無名草子さん :02/04/18 01:44
バリの高級リゾートホテルに泊まった。
日本を発つ直前までゴタゴタしていたし、
思い切ってウブドゥのイバに予約を入れた。
ここはスカワティ王族のホテルで、洗練されたデザインは
ウブドゥの文化・芸術の粋を集めたものといっていい。
客室はぜんぶ一軒家になっていて、
素材はチークをふんだんに使ってあるらしい。
いちばん広いスウィートは「イバスウィート」と呼ばれていて、
1階が吹き抜けのリビングとバスルーム、2階がベッドルームになっていた。
リビングのオーディオで、MさんがもってきたCDを何十回となく繰り返しかけた。
あんまり聞きすぎたので、帰りの飛行機の中でも、日本に帰り着いたいまでも、
アタシの耳の中でそのメロディがリフレインされている。
季節的にいまはヨーロッパからのお客さんが多いってボーイが教えてくれた。
そう思ってみると、なるほどお金持ちそうな老夫婦が
よちよち浜辺を散策しているのによく出くわした。
思うんだけど、ヨーロッパには本当に気品のあるご老人がたくさんいる。
どうしてなんだろう。
湯河原付近で見かける日本人旅行客は、こう言っちゃ悪いが、どこか品がないのだ。
なにかこう、向こうの人は伝統文化を背負っているという自負があるというか…。
それにくらべてこの国では、伝統を拒否する風潮があると思う。
こないだ母親の墓参りをしたときに、父親がこんなことを言っていた。
(以下、内輪話をひとくさり)
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675 :612じゃないけど続きを書いてみた :02/04/18 02:07
食べられない、と思った。だってさっきまで豚小屋で走り回ってた小豚だ。
それが今、丸焼きにされて皿に乗せられアタシの前にある。アタシに食べられるために。
Mさんはそんなアタシを見て「ランディさん、食べないの?」と聞く。
「・・・アタシ駄目かも」というと、Mさんは父親が娘を諭すようにこう言った。
「食べなきゃ。豚が可哀想だよ」と。
そうなのだ、アタシが食べなきゃ豚は何のために料理されたのかわかんない。
豚に失礼なことはしちゃいけないなと思い、勇気を出して箸をつけてみた。
信じられないくらい柔らかい。そして香ばしい香り。
口に入れてみる。肉汁が溢れで口の中に広がる。「おいしい!」と感じた自分に
ビックリした。さっきまでアタシはたった今まで生きていた豚を自分が殺したように
感じて暗くなっていた。でもカラダが喜んでる。ココロは泣いてるのにカラダは笑ってる。
わけがわかんない。アタシは途方に暮れた。
「豚をもっともおいしく食べるのがこの方法なんです。こうやらないと豚が悲しみます」
とレストランの支配人が説明した。
そうだよな、豚は無意味に殺されたわけじゃない。こうしてアタシのなかで生きてるんだ。
この美味しさが子豚のココロなんだなあ、思ったら優しい気持ちになっておかわりした。
本当においしい。今、アタシは子豚と会話してるんだ。食べるということはなんて
無駄のないコミュニケーションなんだろう。子豚とアタシ、命がつながってるんだ。
考えてみると、世の中全部繋がってるんだよなあ。無駄なものなどない。
すべてがつながり、命を紡いでいく。人に与えることが新しい命を生むんだ。
だから自分だけで完結なんかしちゃいけないんだな。
だからアタシはこれからもどんどん書く。でも自分から出すだけでは「命の連鎖」は
起こらない。だからアタシはどんどん書きながら、いっぱいいろんなものをどんどん
吸収しようと決めた。そうしてぐるぐる廻っていくんだ。自分が生み出したことに
執着するのは間違ってる。そんな事を必死に主張しても何も生まれない事に気づいた。
皿はいつのまにか空っぽになっていた。Mさんがニッコリ微笑む。
アタシは次の豚を物色するため立ち上がった。
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16 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:04
16 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
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692 :無名草子さん :02/04/18 02:30
「アタシもう、小説書くのやめようと思って」
そう言うと、Mさんはへえ?というような顔をした。
「だってさあ、揚げ足取りみたいなことばっかりだし、とにかく窮屈。
無名時代が懐かしくなっちゃったよ。なんでも自由だった」
「ランディさん、気づいてないでしょ。あなたの文章には独特のイロケがあるってこと」
へえ、そうなんだ。
そんなこと、これっぽっちも考えたことがなかった。
でも、文章にイロケがあるって言われるのと、女としてイロケがあるって言われるのとでは、
どっちが嬉しいものなんだろうか。
不思議そうに首をかしげるアタシの目を覗き込むようにして、Mさんはつづけた。
「小説を書くっていうのはね、業なんですよ。自分で書くんじゃない、
何ものかに書かされるんですよ」
業…。バリにくる直前、アタシはぼんやりこの「業」ということについて、
あれこれ考えていたことを思い出した。
そのことをエッセイに書きもした。
Mさんはアタシのエッセイを読んでいない。
バリという場所が、また私とMさんをシンクロさせたんだろうか。
血液の塊のような夕日をMさんと見つめているうち、体内から不思議な力が漲ってくるのを感じた。
「書くよ、アタシ書く。Mさん」
何も言わず、Mさんは何度もうなずく。
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693 :無名草子さん :02/04/18 02:31
マッサージはどうせあれでしょ。
アタシの裸マンセーネタと、体内浄化の大げさな記述。
マッサージ中にまどろんだアタシが見たのは神とかなんとか。
アタシの血液はこんなにも力強く脈打っていたのか、とかなんとか。
不思議なことに、母親の胎内での記憶が一気に蘇った、とかいうのもありかも。
アタシはもうキレイ、潔白、リセットされた。
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694 :無名草子さん :02/04/18 02:35
ケチャを踊ることで、太古の人間は不浄を落としていたそうだ。
ケチャは、日本でいうところの「禊」の効果があるらしい。
以下、それを見て体内浄化→リセット
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705 :無名草子さん :02/04/18 05:28
バリは素晴らしかった。
日々のしがらみや、嫉妬に満ちた生活から私の身体を清めてくれる。
そんな神聖な空気が、飛行機を降りたとたんに、アタシの身体を癒してくれた。
おもえばこの何ヶ月か、アタシは、針で突つかれる様な日々が続いていた。
幾つもの連載を抱え、家事に、子育て。
今振り返ると、アタシは良くやっていたな、などと思う。
いくつかの連載は終了し、次の小説の執筆まで、時間が出来た為にした旅行。
本当に、バリに行って良かったと思う。
問題は全てクリアされ、心身共にリフレッシュ出来た。
うまく言えないが、何かを作り続けると言う事は、それだけ多くの困難を伴い、
賞賛を受ければ、受けるほど、妬みや嫉妬を買うと言うことを改めて感じた。
それに、いちいち、反応していたら、アタシはバリに移住しなくてはならなくなる。
今は、自分の足下を固め、信頼できる編集者と、次の作品を生み出す事を考えるだけである。
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17 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:06
17 【バリ帰国後の“リセット日記”予想】
■■予想じゃないけどバリ情報
650 :無名草子さん :02/04/18 01:29
ランディの泊まったホテルってウブドゥのイバなんでしょ?
手元にある主婦の友社の「バリで泊まる極上ホテルガイド」から
イバの資料を抜粋。
イバもピタ・マハと同じく、スカワティ王族のホテル。洗練されたデザインは
ウブドゥの文化、芸術を育ててきた一族ならではのものだ。
客室はすべて一軒家風で、チーク材をふんだんに使った造り。
いちばん広いイバスイートは、一階が吹き抜けのリビングとバスルーム、
2階がベッドルームになっている。
リビングにはオーディオカセットがあるので、好きなCDやカセットを
持参したい。
その他キャプション
・今はヨーロッパの宿泊客が多い
・ホテル全体が花や植物でいっぱい
・イバのシンボルマークはプルメリアの花
・2階には天涯つきのベッドがある
・スパではマッサージのほか、髪の手入れやマニキュアといった
ビューティーサロンの施設おまる
・塩水プール 全10室しかないホテルのものとは思えない
豪華さ。プールサイドには洞窟風の日陰を作っている。
ん〜個人的な感想だけど、同じスカワティ王族が造ったホテルならピタ・マハのほうが
よろしかろうと。イバより宿泊代は高いけど。
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■■予想じゃないけど代筆屋にひとこと
697 :草子 :02/04/18 02:41
一通り代筆作品を読ませていただきましたが、
代筆屋さんたちと本人の決定的な違いがイタイですね。
本人のエッセイ・日記は、あまりにも論理や思考の飛躍が多く、
さらに読み手の理解を前提にしていない、自己満足とひけらかしの
独りよがりのマスターベーション。
それに対して代筆屋さんたちの作品は、どんなに本人を真似ても、
ちゃんと筋道が通っており、無意識にかもしれないが読み手の立場を
ふまえた表現で客観的に想像しやすい。読まれるに足る作品。
つまり代筆作品は、劣化コピー作家にはもったいない、「インスパイア
されたオマージュ」と言えるでしょう。
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701 :無名草子さん :02/04/18 03:56
俺も代書屋さんへ、遅ツッコミ。
もっともっと、文章を分断するヘンな句読点、過剰な擬態語、タイプミス
では説明のつかない誤字、自己正当化のための他者への暴言などを入れて
くれないと、田口センセイの文章表現の足元にも及びません。
18 :
田ロランディ【笑】:02/04/18 11:08
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ここは、ランディの陳腐で劣悪な日記を予想して先手を封じるスレです。
田口“盗作猿”ランディよ、ここからパクるなよ。【笑】
19 :
無名草子さん:02/04/18 11:16
さっそく予想日記を――
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737 名前:無名草子さん :02/04/18 10:51
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■バリの
花売りと
王族
「今日はバリの王族の方と食事だよ」
Mさんが言った。ふーん。あたしは王とか大臣とか、そういう肩書に興味はない。
あたしは、あたしだ。そう思ってるから。
表れたホニャララ殿下は品のいい、にこやかな人だった。
通訳を通しながらで会話でも、この人が美しい魂を持っていることがわかった。
バリの、太陽が、海が、風邪が、美しい魂を育てるんだ。
ホニャララ殿下のオーラが、あたしの魂を包み込んでくれていた。
帰りの車の中で、Mさんが言った。
「ホニャララ殿下、ランディさんのこと気に入ってたみたいだね」
「そうかな」
「王族がグラスに酒を注いでくれるなんて、滅多にないことなんだよ」
「あたし、あの人の魂と触れ合ってたんだと思う」
「そうだね、殿下とランディさん、似てるもん」
神聖な島の、神聖な人。あたしは、この島に呼ばれてたんだ。
日本での、イライラや、ゴタゴタは、ここへ来るための通過儀礼だったんだ。
花売りの女の子が寄って来た。名前の知らない赤い花や黄色い洟を
籠いっぱいに抱えて、あどけなげな笑顔を見せた。
こんなきれいな瞳の子にも尊敬されているホニャララ殿下は凄い人だと思った。
愛子殿下は、こんな風になれるのだろうか。
急にモモの声が聴きたくなった。電話して、いい子にしてるかってきこう。
20 :
無名草子さん:02/04/18 11:21
もしここに書かれている
文章と似たようなのを
ランディがメルマガで書いてきたら
やっぱりパクリだと思うんだろうか?
21 :
無名草子さん:02/04/18 11:24
厳密にいえば、モチーフや表現をどのていど「そのまま」
「無断引用」したかによるでしょうね。
だけど、表現がそっくりなものがあれば、それは盗作の疑い
を持たれても当然でしょうな。これまでのランディの犯行歴
からいえば。
22 :
無名草子さん:02/04/18 11:24
チクマ日記に出る単語予想オッズ
○リセット 1.9
○リフレッシュ 2.5
○浄化 3.3
○神々 4.9
○聖なる 5.2
○新しい小説 12.5
:
:
:
○幻冬舎 158.3
○2ちゃんねる 1099.2
23 :
無名草子さん:02/04/18 11:27
>>4-19に登場した予想文章のなかの頻出単語を測定して、
それらを頻出順に列挙し、オッズを設けたら面白いかも。
24 :
無名草子さん:02/04/18 11:28
25 :
無名草子さん:02/04/18 11:58
チクマ日記に出る単語予想オッズ
○不思議 1.6
○癒し 1.8
○光 1.9
○書く 2.4
番外 そうだよな 2.1
26 :
無名草子さん:02/04/18 12:01
27 :
無名草子さん:02/04/18 12:56
■エステは
女の
風俗だ。
部屋の天蓋付きベットにもたまげたが、風呂もまたスゴイ。
なんと、バスタブには花が浮かんでいるのだ。
色とりどりの、美しい花弁が湯の表面を覆い、
乙女チックさもここに極まった感じでめちゃめちゃ恥ずかしい。
お尻のあたりがむずむずする。
いや、アタシも女だから、こういうのは嫌いじゃない。
嫌いじゃない、けど…はずかしいんだよ!!!!
でも、まぁ、こういうの見てたら、日本のOLがボーナスはたいて
バリに来たがる気持ちがなんとなくわかった気がした。
彩りのない日常からの脱却、ってことなんだろう。
さて、エステである。
(以下略)
なんだか凄いスレがたちましたね(W
29 :
無名草子さん:02/04/18 13:20
>>23,25
これも加えて〜
○魂
○水
単語じゃないけど、こういう形容詞多くない?
○(私の中に何かが)すとんと落ちてきた
○(私の中で何かが)ぽっとほどけた
自己啓発系っつーか新興宗教系が
ヒーリンググッズ売ったりする宣伝文句みたいなの。
30 :
無名草子さん:02/04/18 13:23
バリ関係では、「底が抜ける」ことはなかったのかな?
あと「きれだったな」体験とか……。
31 :
無名草子さん:02/04/18 13:24
新スレおめでとうございます。
私、<<8を書いたものですが、
「畜魔日記」ではなく、「メルマガ」をパロってみました。
こちらに転載していただいて光栄です(和良
32 :
無名草子さん:02/04/18 13:42
○なんかこう 2.2
33 :
無名草子さん:02/04/18 13:48
ここまで素晴らしい文体模写が出揃ってしまうと、壮観!もっと読みたい!
でも、私は今回本人が帰国してからの日記、わざとハズすような気もしています。
だって、ことごとく出揃ってるじゃん!
そのうえ、パクるなよ!とあるんだから、あの臆病者が書けっこないじゃん!
したがって、チクマもメルマガもバリの記述ははずすか、あってもさほどの量には
ならないと思われ。
とすると、逆にここのスレ、確実に見てるってことなんですが。
今ごろカブらないようにするにはど〜したらイイか頭抱えてるんじゃないか?
というわけで、もしバリの記述が少なかったら確実にここの目的は果たされたとして
10000罵詈かけます。
34 :
無名草子さん:02/04/18 13:53
日記めちゃくちゃ重いんですけど、
何があるのか興味津々
と思ったら、あれはなんですか?
コピペ防止の措置かなにかですか?
35 :
無名草子さん:02/04/18 14:02
>>34 筑摩書房は、てめえの会社はランディを使って盗作の幇助をしているくせに、
ネットコンテンツはコピペできない特殊な“電子ブック”システムを
用いています。 特殊なソフトなので、ふつうのインターネットブラウザ
とは使い勝手がちょっとちがいます。
36 :
新作書いてみました〜:02/04/18 14:23
■懐かしい
ミサンガを見て
バリで憂いて。
すっかりバリで新しい自分になって気持ちよく過ごしてた4日目。
欧米の金持ちや、日本のパラサイトOLが寝そべるビーチで、アタシも
女王になった気分で、ビーチチェアに横になっていた。
もう日本になんて帰りたくないなー、でもモモやダンナが待ってるし
なー、なんて、贅沢な悩みブランコで夢うつつだった。そんなアタシの
手首をいきなり、ギュッとダイコンを引き抜くみたいにつかんだ誰かがいた。
まさか、異国の地でナンパ!?と嬉しくなったアタシは、カッコつけて
かけていたサングラスを上げて、その腕を見た。いい男であることを
期待して。
するとどうだろう。掴んだ主は、現地の土地のみすぼらしい衣装を
まとった老女だったのだ。おまけに、勝手にアタシの腕に老女が作ったで
あろうミサンガを、いくつもいくつも固く結び付けているのだ。
バカみたいに口をポカーンと開けたアタシを、周囲の人は誰も助けようと
しない。というかさ、なんでアタシだけ? アタシに何か老女が感じたのか?
艶やかなミサンガは、ビックリしている間にゆうに10本は、腕に
巻き付けられた。これは祝福? それともビーチでのサービス?
なんかこう、凄く嬉しくなってしまったのだ。うまく言えないけど。
バリとアタシを繋ぐ運命の手綱のような気がしたのだ。老女はアタシを
選んで、民族模様の入ったミサンガを結んでいるのだ。よく聞き取れないが、
呪文のような、気持ちよくなるフレーズを繰り返している。
まるで子守唄のようだ。
アタシは老女の気の済むまで、やらせようと思ったんだ。
この出会いも運命なのだろう。名も知らぬ老女と、心が通じ合った気がしたんだ。
だけど。
同行してたMさんが、怒声を発しながら近寄ってきた。老女を手で追い払う
仕種までしている。猛烈に腹がたった。
「何すんのよ!Mさん!アタシがやらせてんだから、いいじゃない!」
そう叩き付けるように言うと、ちょっとMさんは面喰らっていた。
「本当ですか?」
呆れたようにアタシを見下ろしている。
「ランディさん、じゃあ、早くお金払ってやんなきゃ」
「どういうこと?」
「さっきから、この婆さん、1本1000ルピアって言ってるから」
そうなのだ。アタシが子守唄と思って聞いていたのは、老女の売り文句だったのだ。
その時のアタシは、きっと、バリの夕日より真っ赤だったに違いない。ちくしょー。
「払ってやるわよ!」
脇に置いてたバッグから財布を取り出し、老女に10000ルピアの紙幣を投げつけた。
怒りの羞恥でわけわかんなくなってたと思う。一瞬にして、アタシの幻想は
打ち砕かれたわけだ。Mさんは苦笑してるし、老女は金を掴むと猛然と消えていった。
こんなものに大金をはたいたアタシ。まさにおバカ丸出しなんだろう。
その場で引きちぎろうとしたが、なんでだろう、なぜかできなかった。
老女は悪くないのだ。金を持ってそうに見えた日本人に狙いをつけただけなんだろう。
ならば、アタシは喜んで払ったのだから、それでいいじゃないか。
そう考えたら、スーッと怒りが静まり、晴れ晴れとした気分になった。
この原稿を書きながら、改めてまだ腕に巻きついてるミサンガに目をやる。
またいつかバリを訪れる日までの、アタシとバリの運命の糸のような。
そんなくすぐったい設定を思いついたりして、乙女気分を味わっている。
37 :
無名草子さん:02/04/18 14:24
あと可能性としては、ウブドゥが芸術の村だということで、例によって自分は
書くことに選ばれし人間でこの地には縁があって、
とかなんとか尻がもぞがゆくなりそうな
話をからめてくるか、ウブドゥのライステラス(棚田)、田園地帯ならではの
あの湿気を、濃密な空気がどうのこうので――とかそんな感じが考えられますかな?
38 :
無名草子さん:02/04/18 14:25
なんとなく
どちらかといえば
どこか
なにかとても
私だけだろうか
あれだ
かもしれない
とほほ
39 :
無名草子さん:02/04/18 14:44
バリのエステで劇的に
*腰痛が治った
*肩凝りが治った
*肌がみずみずしく蘇った、美しくなってまるで20代の肌のようだと言われた。
*知らぬ間に失われ勝ちだったフェロモンがバンバン出てきた
*ホルモンの分泌とエステのトンデモ相関関係について言及
*現地人にナンパされた
*人生がなにもかもうまくいくようになった
系の日記期待アゲ。
40 :
無名草子さん:02/04/18 14:49
>*人生がなにもかもうまくいくようになった
ワラタ!
41 :
無名草子さん:02/04/18 14:49
42 :
無名草子さん:02/04/18 14:54
■犬と
道路と
スピードと
バリの車はものすごいスピードで飛ばす。すごいよお。
片側一斜線の普通の道でも皆、80kmは出てる。
ケチャの優雅な動きとは、対照的な、早さ。
そんな道の上で、犬が、死んでいた。
道路を渡り損ねて車にはねられたことは明鏡止水だ。
でも、誰も、気にもとめない。びゅんびゅん通り過ぎてく。
あの犬は、あたしだ。
なぜかわからないけど、そう思った。
あの犬は、すごい勢いでどこかへ向かっている流れに逆らおうした。
そして、その流れにはじきとばされた。
だったら、あたしもそんな風に死ねばいい。
誰も哀しんでくれなくていい。誰も葬ってくれなくていい。
あたしは、あたしの好きなようにやって、死ねばいい。
誰かの自分勝手にふりまわされる必要はない。あたしはエゴストなんだ。
あたしの邪魔は、誰にもさせないだ。
バリのどくどくと強い陽射しの中、あの犬の魂はそう叫んでいた。
また小説を書こう。それが野良犬の生き方だから。
ミナミシンボーカラパクッテミマシタ
ホントウニパクラレタライヤナノデ、タイトルハナイショデス
バリの空港でお酒を飲んでいて、飛行機に乗り遅れた。
いつもの事だが。
今思えば、英語で呼びかけのアナウンスが、あったのだろうが、アタシは全く気が付かなかった。
ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう…
せっかく、良い気分で、バリを発とうと思ったのに、最後、このザマである。
「だから、出発前に酒を飲むのは止めましょうって言ったじゃないですか、ランディさん…」
「自分だって、いいだけ飲んでたじゃない、どうせ会社の経費でバリに来ているくせに」
そう言うと、同行した編集者は黙ってしまった。
まぁ、私も、どうせ税金として、持っていかれる金を、「取材旅行」と称して、必要経費として処理するのだけど。
どちらにせよ、航空券を買い直し、次に日本に行く便まで、少し時間が空いてしまった。
空いた時間を潰すため、アタシは空港内をぶらぶらと歩く。
歩いていると、おみやげ屋が並ぶ区画にたどり着いた。
そこには、珍しい物、なんだか訳の解らない物が売っている。
それを見ていて、アタシの心の中に、なんだか良く解らない、旨く言えないが、懐かしさみたいな物が沸き上がってきた。
中学の時の修学旅行で、ド田舎の温泉街に行ったことがある。
最初は「何でこんな山奥の温泉街に泊まらなきゃならないのだろうか」と思ったが、それはアタシが決めることでもなかったのですぐに諦めた。
泊まった旅館は本当にボロくて、廊下を歩くと、みしみし音がなった。
玄関を入って、真っ直ぐ進んでいくと、少し暗くなった場所にドアがあり、そのドアにはお札が貼っていて、
もう何年も開けていない様子だった。
「凄いところにとまってんだなぁ」などと思いながら、夕食を終え、自由時間になったアタシは、温泉に入る順番が回ってくるまで、旅館の中にあるおみやげ屋に買い物に行った。
売っているおみやげを見て驚いた。
水飴で作った「ちんちん」の形をした飴(大きさも、勃起状態とだいたい同じ)。
覗くと、無修正の裸の外人女性が見えるマンゲ鏡。
その他、男性器、女性器を問わず、それらをモチーフにした数々のお土産達。
それをアタシの学校の生徒達が笑顔で買い求めている。
女子生徒が「ちんちん飴」を五個も、六個も買っている。
一瞬、アタシの頭の中で、その子が自分のアソコに「ちんちん飴」を挿入している所を想像してしまった…
ケツ曲、アタシはそこで、お土産を買うことは出来なかった。
元々、その地域は昔から、性信仰が盛んな地域だったらしいのだが、中学の修学旅行でそんな所に逝くなよ、
と思ったりした記憶が蘇ってきた。
今では、懐かしい思い出だ。
「ランディさん、何やってんですか?そろそろ、搭乗手続きしないと、また乗り遅れますよ」
人が思い出に浸っているというのに、無神経な声が聞こえてきた。
「わかってるわよ、お土産を買ったらすぐに行くから、先に行ってて」
「早く、お願いしますよ、迷子にならないでくださいね」
編集者はそう言って、私を子供扱いしながら、先に手続きに向かった。
アタシは、並ぶ数々のお土産の中から、「バリのちんちん飴」を探した。
44 :
無名草子さん:02/04/18 15:10
randyチクマ日記単語予想オッズ
○リセット 1.9
○リフレッシュ 2.5
○浄化 3.3
○神々 4.9
○聖なる 5.2
○新しい小説 12.5
○幻冬舎 158.3
○2ちゃんねる 1099.2
○不思議 1.6
○癒し 1.8
○光 1.9
○書く 2.4
○そうだよな 2.1
○魂
○水
○すとんと落ちてきた
○ぽっとほどけた
○なんかこう 2.2
○なんとなく
○どちらかといえば
○どこか
○なにかとても
○私だけだろうか
○あれだ
○かもしれない
○とほほ
○バリの記述が少ない 10000罵詈
45 :
無名草子さん:02/04/18 15:14
ダメです。普通に面白いです。
46 :
無名草子さん:02/04/18 15:23
>性信仰が盛んな地域
偽ランディさんが修学旅行に来たのは、ウチの近所かな(笑)
>46
青森と、秋田の県境あたりです。
48 :
無名草子さん:02/04/18 16:12
>■犬と
>道路と
>スピードと
そういえばバリはよく犬が死んでますね、車に轢かれて。
バリを扱うにしても独自の観点でなかなかいい感じだと思いました。
原文もちょっと読んでみたくなった。
しかしランディの聖地巡礼を読んでいて思ったんだけど、
あの人ってこういうふうに、なにかみて、そこから独自のものを
拾ってくることってまずないんだよね。最初っからオカルトがかった
題材を拾ってきて、それを独自と取り違えてるの。題材自体は手垢がつき
まくっているのに。
よくもそれでルポライターとか名乗ったよなあ。あきれ返りますわ。
49 :
無名草子さん:02/04/18 16:15
ウブドゥといえば、あとは日本人観光客がなぜかよく行くところといえば
モンキーフォレストですが。
熱帯の森の中を粛々と歩いていくと、観光客の手の中にあるバナナを
強欲な猿が飛びついて強奪していきます。おっそろしぃー場所です。
猿が嫌いになること請け合い。
ここについて語りながら自己批判したらランディを認めてあげてもいい。
漏れが思うに、ラソディはすでにバリで占い修行を終えています。
日本に帰ってきたときには、立派な予言者としてタラップを降りるでしょう。
(タラップタラップランランラン)
日記予想
バリで神が降りてきた
翌朝から、人の過去や未来が見通せるようになっていた
キンタマニー山に登って、それを確信した。神の声が聞こえる。
同行の編集者の過去を言い当てたら驚かれたが、私にとってはすでに当然のこと。
ケチャをみにいって、舞踏している人の手から、白い光線が見えた。
手相を見るのではなく、その人のオーラの出方をみるのです。
オーラの色別で心理状態や未来がわかる。
自分の将来を占ってみたら、文筆業だけでなく、占いで人を助けなさいと
出た。それは神の言葉でもあった。
帰国後、私は自宅の一部を改装して、占い館にするつもりだ。
一回一万円です。宣伝も忘れずに。
51 :
無名草子さん:02/04/18 16:27
おもしれぇー!
最初から読んだ。
涙ながしながら、嗤かしてもらいました。
52 :
無名草子さん:02/04/18 17:01
■マネーの虎
胡散臭さと
吉田栄作
帰国早々、テレビで「マネーの虎」という番組を見た。
見たかったわけじゃない。モモがテレビをつけっぱなしにして、
気づいたら放送していたのだ。
なんでも新番組らしい。
見るつもりもなく見ているうち、あたしはだんだん引き込まれていった。
この番組は、アイデアはあるが資金がない応募者が、
「虎」と呼ばれる社長たちの前でプレゼンして、希望金額を引き出すというもの。
深夜枠でしばらく放送していて、評判がよかったのでゴールデンに進出してきたらしい。
なにがおもしろいといって、「虎」たちの胡散臭さがいい。
ノシアスの上野社長。「理想都」ってなんだろう。
胡散臭い。でもつい見てしまう。
上野社長は金を出す条件として「オーラパワーをもっている人」と言っていた。
どういうことだろう。
業と言い換えてもいいかもしれない。魂の問題かも。
あれ、生活倉庫の社長が出てる。
昔よく行ったなあ、生活倉庫。最近はとんとごぶさただけど。
ずいぶん意地悪だなあ、この人は。
いかにも商売人の顔をしている。
美空ひばりさんの息子さんも出演しているのか。
ヒゲをたくわえて、ハーレーに乗っている映像が出ていた。
あたしは正直美空ひばりさんの歌はよくわからない。
そういえば小さい頃、父親が風呂場でよく口ずさんでいたのが
美空ひばりだった。
だからあたしはいまでも美空ひばりの声を聞くと、
鼻の奥がつーんとなる。
子供の頃の情景がリアルによみがえってくる。
そう、番組の最初と最後に出てくる吉田栄作がケッサクだった。
どっかの道端に立って口上を述べる。
なんでこんなところにいるんだろう。
あたしはその顔をまじまじ見てしまった。
結局最後まで見てしまった。
モモがおなかすいたよーとすがりついてくる。
そっか、今日はダンナは飲み会だったっけ。
(以下略)
53 :
無名草子さん:02/04/18 17:05
>キンタマニー山に登って、それを確信した。神の声が聞こえる。
あったね!>キンタマニー山
で、この山に登るとランディに降りてくるのはぜったい男神なんだよね。
「きっと男の神様だと思う。だってキンタマニー山だもん。ぎゃはははは」
いやん、おげふぃん。
54 :
無名草子さん:02/04/18 17:40
>44
祈りも加えたい。
55 :
無名草子さん:02/04/18 17:56
日記ではあまり罵詈ネタはやらない気もするんだよね。
わざとらしく外して、どう?アタシみたいな。
というわけで
○モモ 3.5
○旦那 30,4
○イスラエル 122.3
○田中真紀子 300.8
○みずほ銀行 1509.7
○アブトロニック 3487.1
56 :
無名草子さん:02/04/18 18:17
おとうさんも、アブトロニックには気がつかなかったぞ!
>43のタイトルは「ちんちん飴」です
58 :
無名草子さん:02/04/18 18:33
罵詈ネタなくてもこれは入ると思う。
○新しい小説の構想について 1.0
…でもこれは、こんどのトークショーのネタにとっとくのかな。
「バリでふいに閃いた新しい小説について」とか。
ネクスト書き上げてから言えって。
新構想「もの凄い勢いで、ランディが」
60 :
無名草子さん:02/04/18 18:40
61 :
無名草子さん:02/04/18 18:43
ネクストが多重人格もの。
ミュージックはヒロシマをあきらめて音楽ネタに変更したもの。
バリは新作小説か?
構想だけなら「アルタイ」というのも実はあるぞ。
62 :
無名草子さん:02/04/18 18:51
マジ?>アルタイ
やめてクレー
田口ランディ最新作「エスカルゴの丸かじり」
〜フランス道中に体験した食のあれこれをつづったイラスト入り食べ物エッセイ
64 :
無名草子さん:02/04/18 18:57
アルタイもあるたい。
ヒー。
65 :
無名草子さん:02/04/18 19:10
>>63 バリねたでエッセイを1冊デッチ上げるなら
『神さまが住む島で命の洗濯』……とか出てきそう。
66 :
無名草子さん:02/04/18 23:28
バリでフラを踊ってみせると、現地の人にとても褒められた。
酒がいい感じで回っていたこともあり、アタシは調子に乗って
トップレスになって踊った。
魂を込めて踊るフラは、気分が乗れば乗るほど表情が出る。
アタシは気分が良かった。体中から熱が放出し、その熱と共に
なんというか、体中のどす黒いものがすべて出ていく感じ。
あんな感触は初めてだった。汗が止め処なく湧いてきては
流れ去った。流れ去る汗によって、アタシは浄化されつつある
のだことを自覚していた。
もっともっと。
アタシの中の何かがアタシに声をかける。
もっともっと踊って、すべてを浄化せよ。すべてをリセットせよと。
汗と熱は、いつしか快感に変わった。
アタシはフラで絶頂に達しつつあった。
アタシ、もっと踊れる。もっと踊る。朝まででも踊るんだ。
朝まで踊り明かしたなら、神々の宿るこの大地に口づけをしよう。
そうして、大地に抱かれて、目が覚めるまで眠り続けよう。
浄化して、リセットされた赤ん坊のアタシが見える。
アタシは人間関係のしがらみも、人々の悪意も届かない場所で
眠り続ける。大地という大いなる母の胎内に戻るのだ。
意識がもうろうとし始めていた。フラでトリップなんて聞いたこと
ないけれど、アタシは今それを実践しようとしているのかも知れない。
その時、現地の若い男がアタシに腰を絡めてきた。
男のペニスはすでに勃起していて、滑らかにフラを踊る
アタシの腰に、ゴツゴツと当たって痛かった。
(以下、アタシマンセー)
67 :
無名草子さん:02/04/18 23:31
このスレおもしれーーーーー!!!
もー腹いてえよ。
(以下、アタシマンセー)
とか、この人のシリーズの最後はとても面白い。
>>67 すまそ(w
バリの綺麗なものやらすごいものについてのネタが、
2ちゃんに出尽くしちゃったんで、こういう下ネタで
くるかもと思って。
>>61 去年は忙しくてアルタイに行けなかったランディ先生。
けど、今年こそは行くぞとか日記に書いていたような。
72 :
無名草子さん:02/04/19 00:13
まんじるが・・・。
まんじるが出過ぎて彼氏に嫌われそうです。
どうしたらいいですか?。
おねがいです。おしえて下さい。
みなさんはどうやってまんじるをとめていますか。
73 :
無名草子さん:02/04/19 00:13
菊池女子も登場するんじゃない?
菊池に盗作報道でたいへんだったことを愚痴たれるとか。
日経新聞打ち切りについては書かないかな?
74 :
無名草子さん:02/04/19 00:13
アルタイじゃなくてアルタイルまで飛んでってくれと思った。
この十年でもっとも笑えたスレだ。
76 :
無名草子さん:02/04/19 01:02
おもしろすぎます!!
もっとやってけろ
77 :
無名草子さん:02/04/19 01:07
おれはこのスレを読むと、けっこう深い敗北感に陥るのよな。
78 :
文学板からの転載♪:02/04/19 01:28
916 :吾輩は名無しである :02/04/19 01:00
田口ランディが田口ランディをネタにするとどうなるかのシミュレーション。
-------------
4月1日のことだった。家族で夕飯をとっていたら、いきなり「田口ランディさんが
盗作!」というニュースが飛び込んで来たので、えらくびっくりした。
報道によれば、ネット上にアップされていた日記の一部を、自分の小説に「アンテナ」
に無断引用していたのこと。出版会社では絶版にしたうえで出版し直す方針だが、田口
さんは他の作品でも他人の著作を無断使用していたことが明らかになっているそうだ。
田口さんは、私と同じで、インターネットライターから小説家になった人だ。私と彼女の
違いは、私が最初の本である「忘れないよ!ヴェトナム」を出したのが5年以上も前である
のに対し、田口さんは一昨年の「コンセント」でデビューしたばかりということだ。
それから、私はかつて活字の世界でメシを食っていて、著作権についても一通り勉強して
いるのだが、田口さんは、今回の盗作問題が発生してから始めて、初心者向けの著作権
ガイトに目を通した、という、違いもある。
今回の著作権侵害のニュースを聞いて、なんだか複雑な気持ちになった。人はまったく
新しい物事を「発見」することが可能であろうか。他人が書いた文章と、ほんの一部が
同じになってしまうだなんて、よくあることではないのか。あまりに厳しく、著作権の
侵害だと糾弾されてしまうと、怖くて何も書けなくなってしまいそうだ。
しかし、このような恐怖は、私が、小説を書くというクリエイティブな立場にいるから
感じるのであって、きっと普通の人には関係のないことなのかもしれない。だから平気で、
盗作をする作家なんて最低だ、と厳しく非難することが可能なのだろう。
著作権の厳しさに無知なのは、何も田口さんにかぎったことでは、ないだろう。
インターネットライターでも、私のように編集経験が長くて、文章については「プロ中の
プロ」だった者の方が、むしろ少ないはずだ。それを思えば、田口さんに非難が集中して
いる現在の状況は、あたかも集団ヒステリーの被害者で、実に気の毒と言えるかもしれない。
だが、私が田口さんに同情できない理由もある。彼女は、文章を書き飛ばしてきたのが
今回の事件の原因であると言っているのだ。これには、到底、共感できない。
私にとって書くことは祈りだ。ずっと書きたいことばかりを書いてきた。編集者のご機嫌を
とるために書いたことはない。
そもそも、言葉とは、魂をちぎって投げるものだ。あだやおろそかにしてはいけない。
書き流したり、書き飛ばしたりするものではない。
田口さんも、初心に帰って、今一度自分が文章を書く理由を、徹底的に考え直すべきでは
ないのか――そう思った。いや、これは彼女だけが考えるべき事ではない。すべからく
物書きたる物が考えるに足ることなのだ。
80 :
無名草子さん:02/04/19 02:06
78の設定が面白いので俺もひとつ。
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作家の田口ランディさんが盗作を認めた件が話題になっている。
親しい編集者から聞いたのだけど、出版業界ではすごく話題になってるようだ。
たてつづけに盗作がばれて田口さんは国外に逃亡中らしい。
アタシは田口さんとは面識がない。ただ同世代の書き手としていつもどこかで
意識してた。あたしにとって田口さんは気になる存在だったんだ。
盗作の経緯についてはよくわかんないし、はっきり言って興味はない。
もちろんいけないことだし、物書きにとっては一番傷つく行為だ。
でも正直言って今のあたしは田口さんを責める気にはなれない。
うまく説明できないけど、この事件を聞いた瞬間、なんだか田口さんの
事がすごく身近に感じたんだ。盗作をしてしまった気持ち、書くという
事に対する思い、そんなものが頭の中にパーッと広がってあたしは
言葉を失った。書くってなんだろう。それを本にするってどういうこと
なんだろう。そう考えた時に「業」という言葉が突然すとんと落ちてきて、
あたしはすべてを理解した。
あたしは盗作なんて今まで考えたこともないし、これからもしないと思う。
でも田口さんの事を考えた時、そこまでやってしまう業の深さにあたしは
呆然としたんだ。
書きたいという気持ちはなんと業が深く、強いものなんだろうか。
そこには善とか悪とかを超えた不思議な力がある。あたしが書く事を
やめられないのもその力ゆえだと思う。
それに気づいたから一面識もない田口さんがなんだかとっても懐かしい
古い友人のように思えてしかたなかった。友人、というより戦友といった
ほうが近いかもしれない。
田口さんはまだ行方がわからない。でもあたしは心配していない。
田口さんはあたしの中にいる。あたしの中にいて今でも書くという
業の深さと戦っている。
81 :
無名草子さん:02/04/19 02:14
>80
ラスト3行がいいねぇ。
82 :
無名草子さん:02/04/19 03:02
久しぶりに日本に帰ってきた。
そんなに長い旅ではなかったのに、成田についたとたん遠い昔の事の
ように思えるから不思議だ。やっぱりバリは神々の島なのかなあ。
とても日本と同じ星にあると思えない。
空港へは旦那がクルマで迎えにきていた。行きと同じく担当の編集者が
送ってくれると思ってたのでビックリした。なんでもその担当者が急に
退社したらしく、来られないという。アタシの担当になったのは
出発直前だったのにどうしたんだろう。
旦那のクルマに乗り、我が家へ向かった。ベンツがスピードを上げる程に
バリが遠ざかっていく。前のシートに足をのせると気持ちがいい。
「ねえ、留守中どうだった?」
「え?、相変わらずだよ。そのうえヘンなスレが立ってさ・・・」
やっぱりコイツはアホだ。母親が帰ってきてまず聞くのは子供の事ではないか。
「なに言ってんのよ。モモはアタシがいない間どうしてたか聞いてんの」
「ああ、元気だったよ。急によく食べて、よく笑うようになったし・・・でも
今日は朝からションボリしてたなあ」と旦那は車線を変更しながら答えた。
ふーん、ま、いいや。
「それで?ヘンなスレってなによ?」
「いや、それがさ、Tクマの日記があるでしょ?あれの次のネタを予想するって
スレなんだ。文体模写っていうの?そんな事やって遊んでるよ」
なんだそりゃ。嫉妬に狂ったアホどものやることは理解できない。
大方作家になりそこねた例の女の仕業だろう。帰ったら早速チェックだ。
「それでアンタ、ちゃんとやってたんだろうね。サボってないよな」
「ああ・・・わかってるよ。でもさ、モモの世話もしなきゃいけないし、
あんまり書くネタもないし、書いたら『もうそのパターンは飽きた』なんて
言われちゃうし・・・」
ごちゃごちゃと言い訳を続ける旦那を無視し、アタシはカラダの中に
フツフツと闘志がわいてくるのを感じていた。
やられたらやりかえす、それも倍にして返す。そうやってアタシは今まで
生きてきた。帰ってきたんだ、日本に。またアタシの新たな戦いが始まるんだ。
バリの神々から授けられた力を得たアタシにはもう怖いものなんかない。
アタシは前のシートにケリを入れ、ベンツはスピードを増して湯河原へと向かった。
83 :
無名草子さん:02/04/19 03:06
84 :
無名草子さん:02/04/19 03:15
子供の事とか編集の事とか芸コマ!
85 :
無名草子さん:02/04/19 03:19
こういうの「SPA」「サイゾー」とかがネタとして好きなんじゃない?
取り上げてくれないかな。
■常識のない
銀行と
焼き鳥
酒を飲みに行く前に軍資金を下ろそうと思って、黄昏の街を銀行に向かった。
それなのに、CDが使えないという。
どういうことだ、金が下ろせないではないか。
その場にいたミズホという名札をつけた行員に聞くと、
「合併統合に伴うシステム不良で、お客様には大変ご迷惑をおかけして
申し訳ありません」
そんな銀行の勝手で迷惑かけても困る。あたしの知ったことじゃない。
ばかやろう、今迄誰も文句言わなかったのか。
「新聞やテレビの報道で既にご存知の方が多いので、最初から窓口の方へ
おいでなるお客様がほとんどでして・・・」
自慢じゃないが、あたしは新聞なんか読まない。自分が連載してる新聞でさえ
読まなかったぐらいだ。だってわかんないんだもん。銀行の前に来て始めて
行名が変わった事に気付いたあたしに新聞読めとか言うな。
今から飲みに行く金をどうしてくれる。ミズホがソケットマネーで貸して
くれるのか。30分ほど問い詰めたが、要領を得ない。
「あんたじゃ話にならない、支店長を呼べ」
「現在、支店長は出払っておりまして」
ふざけんな、会社を経営していたこともあるあたしだぜ、こんな安物の背広を
着た若僧では話がつかないとでも思ってるのか。
結局、手ぶらで飲みに行くことになったが、飲み相手のトモダチ君は女に
財布を出させるような野暮ではない。問題はなかった。
銀行での話をすると、彼は言った。
「ランディさんのところにはお金がまわってくるようになってるから、大丈夫」
そうなのだ、あたしは金に無頓着だけど、対外なんとかなってるのだ。
今迄金勘定なんかろくにしたことなくて、今も経理は旦那にまかせっぱなし。
あたしはお金に愛されてる。イギリスの思想化が、お金は善に対する
社会的評価だって言ってたのは本当だ。
正直に生きる。そして正直に書く。そして・・・それが評価されてるだ。
そうだ、モモと旦那のお土産に、焼き鳥を買って帰ろう。
>>48 「ハリガミ考現学」、文庫で買える筈です。てぃくまの・・・。
バリに行ったこともなければろくな知識もない上に
田口先生のお作は2ちゃんでしか見たことないんですが、
何となく書けるもんですね。
87 :
無名草子さん:02/04/19 11:59
●このスレ初めて立ち寄ったんだけど、面白すぎます。早めの昼飯かっ込みながら、
何度か噴出しちゃった。田口ランディって盗作報道で知ったんだけど(あとは「コンセント」)
こんなに模写されちゃうイタイ人だったんですね。
本人の日記とかメルマガとか読んだことないけど、今夜は仕事終わってから目を通してみます。
で、その後は以前の監視スレを読んでみるつもり。
もっと、読みたいです!
バリから帰国後の日記予想はもちろん、今後、どんな小説を書くか?とかどんな企画本を
だすか?とか、メルマガの内容は?とか。
このスレは、日記に限らず、{田口ランディ今後の全予測}というかんじで監視スレとは別に
ぜひ続けてほしいものです!!!!
88 :
無名草子さん:02/04/19 12:03
>>86 爆笑しました。
「■常識のない/銀行と/焼き鳥」というタイトルも最高!
89 :
無名草子さん:02/04/19 12:15
名スレ!マンセー!
90 :
無名草子さん:02/04/19 13:25
91 :
無名草子さん:02/04/19 13:35
>86
タイトルからして、巧い!
バリ以外に、こんな展開もありなのね。
どんどん繋がってほしいわん。
92 :
無名草子さん:02/04/19 14:26
86、ランディ本人だったりして・・
いやあ、旅行を公にしたのが致命傷になりましたな(W
このスレ面白すぎ。
94 :
無名草子さん:02/04/19 15:00
>92
86のよ〜に、文章が上手く、なおかつこんなに漢字が使えれば、ランディも
もう少しマシな物件になったのにねぇ。
95 :
無名草子さん:02/04/19 15:16
ニュース速報プラス板と監視スレが、熱いです!何で、ランディを
ここまで追求しちゃうわけ?なお方が意見ふっかけてまぁす。
96 :
ネタに使ってちょ:02/04/19 16:04
--------------------------------------------------------------------------------
[30] バリから帰りました。 投稿者:村松恒平 投稿日:2002/4/17 18:46
[返信] [変更] [削除]
バリでディープな休日を過ごしてきました。
バリの正装を買い、寺院に参拝し、バロンダンスを見て、マンゴスチンを食べ、
オゴオゴの悪霊の行列に出会い、断食し、不眠で瞑想し、悟りを開き、海に入り、
プールにも入り、王族に会い、夜明けの太陽を見て、豚の丸焼きを喰い、高級リゾート・イバに泊まり、
あひるを喰い、ショッピングはアドマイヤーだと知り、物質と精神についての哲学
とケンタウルス星人の8つの性について論争し、手づかみカニごはんを喰い、
エステで極楽マッサージを受けて帰ってきました。
ランディは、バリで売れたインスピレーションをもとに小説を書くと言っています。
**
パロディ筋トレ説は説得力があったようですね。
組み立て式小説キットというアイデアはいいかもしれません。
もっとも、そういうマニュアルやシステムからはみ出していくものと両方ないと、
小説は成立しないのでしょう。
-----------------------------------
みなさん上手すぎですよ。
やはりどんなに馬鹿っぽく崩しても、ご本人には敵わないのだなあ。
例えば
>>86さんの作品。
一見話が飛んでいるようだけれど、読了後にタイトルを見なおすと
ちゃんとタイトル通りに展開している。
本人の何が言いたいの? という似非意と違って面白い。
***
これは代筆屋さんたちに共通していると思うのですが、やはりみなさん、
無意識に『テーマに沿って起承転結させる』ことが出来てしまってる。
もし仮に、内容のみを並べて「真贋見極めろ」と言われたら、
私は間違いなく、代筆作品が真で、本人のが劣化した贋作だと思って
しまうでしょう。
原作を凌駕する模写作品……。代筆屋さんたちを崇敬申し上げます。
98 :
無名草子さん:02/04/19 16:10
バリで「売れた」インスピレーションてなんだろ・・
100 :
無名草子さん:02/04/19 16:15
>>96 >ランディは、バリで売れたインスピレーションをもとに小説を書くと言っています。
村松チャンはきっと「バリで得られた」と書こうとしていたにちがいない。
しかしプロの編集者として、仙髄反射的なアレンジが入ってしまったので
しょう。ドピュっ!
101 :
無名草子さん:02/04/19 16:50
しかし、ここまで予測だされて、本人どんな日記書くんだろうか。
ワクワクドキドキです。祭り以来です。(藁
102 :
無名草子さん:02/04/19 16:55
バリ本は沢山でてるからな〜。
パクリ放題だよな〜。
103 :
無名草子さん:02/04/19 17:14
バリで日記書くとしたら(ここまで出揃ってて、書けるんかいな)
○魂
○リセット
○神聖
○神々
○洗われた、浄化された
○なんだろう、このかんじ
○なつかしい
○荘厳なきもちになった
●私を傷つけた人たち、すべてをいとおしく思った
●いっぱい傷ついたけど、すべてを許せるってこんなかんじなんだな
※精神世界を中途半端にかじると、傷ついた私がパワースポットで浄化されて
すべてを受け入れてるってこんなことなのね…とやたら感激し、
自分が悪いのに、傷ついたと思い込み、私を傷つけた人は私を浄化するため
のオタメシだったのね、と完璧自己チューまるだしでハイになります。
で、世の中すべてつながってるだの、偶然はナイ、だのパワースポット(屋久島、
出雲、今回はもちろんバリ)に自分は呼ばれただのいいちらし、シンクロニシティ
礼賛状態に陥ります。
当分、バリ熱は冷めないでしょう。
ハイじゃなくて灰になってほしい…。
104 :
無名草子さん:02/04/19 17:19
えっ、ランディって分裂病だったの?
105 :
無名草子さん:02/04/19 17:30
田口ランディは盗作なんかしていません。
ということで、
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106 :
無名草子さん:02/04/19 17:31
107 :
無名草子さん:02/04/19 17:38
>104
いえいえ、分裂症の人に悪いです。
108 :
無名草子さん:02/04/19 17:40
今頃バリって本当田口って遅れてるね。なんであんなに鈍感なんだろ。
しかもセンス悪いし。
109 :
無名草子さん:02/04/19 18:11
>>82 >アタシは前のシートにケリを入れ、ベンツはスピードを増して湯河原
へと向かった。
ケリを入れってところがツボ(藁
ワロタよ。また未来日記おながいします。
110 :
無名草子さん:02/04/19 18:35
田口先生は盗作なんかしてません!
あれはインスパイアされただけです。
またはオマージュとかいうやつです。
・・・という方向で。
111 :
無名草子さん:02/04/19 23:23
田口ランディの盗作騒ぎは当局によるでっち上げです。
ということで、
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112 :
無名草子さん:02/04/19 23:56
当局って何?警察?
113 :
無名草子さん:02/04/20 00:02
違法電波取り締まり局?
でも逮捕されるのは111だとおもう
114 :
無名草子さん:02/04/20 00:08
もうランディが日記を書けないのに10Won
115 :
無名草子さん:02/04/20 00:16
>>111 これでランディが「盗作の話はデッチ上げだ」などと
メルマガなどに書いたら、2ちゃんねるからパクった
と嗤いものにできるな。(藁
116 :
無名草子さん:02/04/20 00:34
あーあ、土日はさんじゃうから、ちくま日記は来週になるね。
117 :
無名草子さん:02/04/20 00:36
傑作スレage。
おもしろすぎる。田口ラソディはここの皆さんの文章を
読んで勉強し直すがよい。
118 :
無名草子さん:02/04/20 00:39
>>96 ……スゴいよ。何がスゴいって、この文章を書いたのが
「プロ編集者による 文章上達<秘伝>スクール」などという
メルマガを発行している本人であることが。
世の中には、不思議が満ちている。信じられないことが、
いくらだって起きるんだ。だからあたしは、この世界を、
丸ごとぎゅっと愛している。
119 :
無名草子さん:02/04/20 01:55
バリから帰ってきた。
そんな事よりあたしは聞いてほしいことがある。
このあいだ、近所の吉野屋へ行った。
そしたら人がめちゃくちゃいっぱいで、座れなかった。
よく見たら、垂れ幕が下がってて、150円引きって書いてあった。
もう、とほほだよ。
あたしは思った。150円引きくらいで普段きてない吉野家に来ちゃうんだなあ、と。
なんだかなあ。
150円、150円、とあたしは心の中でつぶやいていた。
見てみると、親子連れなんかもいた。一家4人で吉野家か。よくわかんない。
父親らしき人が、よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言っていた。見ていられない。
あたしは言いたかった。150円あげるから、その席あけて、と。
思うんだけど、吉野家っていうのは、もっと殺伐としているべきだとあたしは思う。
U字テーブルの向かいに座った人といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんだと思う。
こんなこというとまた非難されちゃうかもしんないけど、女子供に出番はないんじゃないかなあ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の人が、大盛つゆだくで、と言った。
そこでまたあたしはキレた。
あのねー、つゆだくなんていまどき流行んないんだよ。
得意げな顔して何が、つゆだくでって。
あんたは本当につゆだくが食べたいのかと問いたいよ。問い詰めたい。
小一時間問い詰めたい。
あんた、つゆだくって言いたいだけなんじゃないの、と。
吉野家通のあたしから言わせてもらえば、今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、
ねぎだく、これしかない。
大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方だよ。
ねぎだくっていうのはねぎが多めに入ってる。
その代わり肉が少なめ。これだ。
で、それに大盛りギョク。これが最強。
でも、これを頼むと次から店員にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣だからね。
素人にはお薦め出来ない。
まあ、あんたたちド素人は、牛鮭定食でも食ってなさいってあたしは思った。
120 :
無名草子さん:02/04/20 01:59
>>119 これはなぁ。文体模写じゃないじゃん(笑)。
主語をあたしにしただけ。
121 :
無名草子さん:02/04/20 02:16
バリから帰ってきた。
こないだモモの保育園仲間のアキちゃんとママが遊びに来た。
ママが歯医者に行くっていうので、アキちゃんを預かることにした。
「アキちゃん、どっか遊びにいこうか、あ、それともお腹すいた?」
モモとアキちゃんは顔を見合わせて「うん」とうなずいた。
「吉野家に行きたい」だって。とほほ。
いいなあ、子供はやっぱり。
すっごく嬉しそうな笑顔だった。
ダンナもつれて4人で近所の吉野家へ行った。
なんかすごく混んでて、なかなか入れなかった。
カウンターに座るなり、ダンナが大声で
「よーしパパ特盛頼んじゃうぞー」だって。
恥ずかしいってば。
そしたらカウンターの向かいの若い男がこっちをギロッて睨んだ。
なんなんだろう。よくわからない。
色白でメガネをかけてて目つきがちょっとヘンだった。
あたしはすぐにピンときた。
なにしろ身内にいたからね。
あたしは「大盛りつゆだくで」と注文した。
また向かいの引きこもりがこちらをものすごい目つきで睨んだ。
小さな声でブツブツ言ってるみたい。
よく聞き取れないんだけど、
「アホか…」とか「ブチ切れですよ…」
とか言ってるみたいだった。
さすがにあたしは気持ちが悪くなった。
「ねえモモ、アキちゃん、混んでるし、お弁当にして、公園で食べようよ」
2人にあっさり拒否されてしまった。お店で食べたかったのか。
その引きこもりがオーダーするというので、あたしは聞くともなく聞いていた。
「ねぎだく大盛りギョク」
なんだ? あたしは自分の耳を疑った。ねぎだく?
へーそんなのあるのか。へんなの。
(以下略)
122 :
西新宿の親父の歌 ◆2mWS3ySA :02/04/20 07:26
「ネクスト」
主人公は、大学を卒業したばかりの小柄な女性。大学では心理学を学び、この春より、
地方公務員として、都の職員になった。
彼女の仕事は主に、犯罪で、被害者、及び、被害者遺族になった人々の、心のケアをする為のカウンセラーとして、その人々の家を回ると言う職務だ。
地下鉄サリン事件でPTSDになってしまった人。
薬物中毒の少年に、家族を目の前で殺されてしまった少女。
そんな、心に傷を持った人々が、彼女の仕事の対象だ。
彼女の仕事の対象である人々の状況は過酷だ。
その過酷さと、向き合わなければならない彼女の状況も過酷だ。
そんな中で、彼女の周りで殺人事件が起きる。
殺されたのは、彼女の担当の被害者遺族中でも、最大の犠牲者を出した通り魔事件
の犯人の家族だった。
次々と殺されていく、犯人の家族達、そして、精神異常で、無罪となった多くの犯人達。
もちろん、その人々を殺したのは、彼らに身内を殺された、主人公の担当する、人々の中にいる可能性が高い。
主人公に届く、脅迫状。
主人公自身も狙われる対象となってしまった。
実は、彼女の兄も、彼女が中学生の時に、人を殺していて、その後、精神状態に問題があったとして、精神病院に措置入院していたのである。
つまり、彼女も加害者の身内だったのだ。
彼女の戦いが始まる。
123 :
西新宿の親父の歌 ◆2mWS3ySA :02/04/20 07:57
訂正
>主人公に届く、脅迫状。
主人公に届く、恫喝メール
124 :
無名草子さん:02/04/20 08:14
>122
わー、これランディじゃない人が書いたらすっごく面白くなりそう(w
125 :
西新宿の親父の歌 ◆2mWS3ySA :02/04/20 08:48
そう言えば、ネクストってどんな意味だったっけ?
126 :
無名草子さん:02/04/20 08:50
127 :
西新宿の親父の歌 ◆2mWS3ySA :02/04/20 09:14
主人公設定
名前 岩崎 ハルカ 年齢23くらい 身長159センチ
細身のロングヘアー
ど近眼で、縁なしめがねをかけている。
胸は無し。
服装は地味目で、目立たなく、集合写真の端に、心霊写真のように映っている事が多い。
その為、大学時代のあだ名は「お岩」
大学時代の成績は、取り分けて、良かった訳ではないが、公務員試験に受かり、専門職に…
家族は、両親、兄、の四人家族だが、ハルカが中学一年の時に、中三の兄が起こした殺人事件で、兄は医療少年院、両親は離婚で、一家離散状態。
母親は、ハルカが高校一年の時に自殺している。
ハルカは兄の事件以降、父親と暮らしていたが、父親が再婚し、家庭を持った事もあり、大学進学と共に、一人暮らしを始める。
現在、連絡を取ることはない。
恋人や、親しい友人はいない。
ハルカ自身が、そう言った関係を結ぶ事を好まないと言う事もある。
趣味は、飼っているハムスターと戯れる事。
映画を観ること。
寝ること。
酒を飲むと人格が変わる、と言う事を最近知った。
嫌いなものは、太陽、キュウリ。
イメージとして、仲間有紀恵(字、合ってる?)
128 :
無名草子さん:02/04/20 10:18
■ブス
悪口を言う
ブス
「人の悪口言ってると、ブスになるよ」
子供の頃、そう言わふぇた。それ以来、私は人の悪口を言っていない。
最初はただた単純に、ブスになるのが怖かったから。
自分でものを考えるようになってからは、悪口が人の顔を醜く歪める
ことに気付いたから。
お影で物凄い美人とまではいかないが、そこそこの容姿を保つことが
出来、たまには可愛いといわれることもあった。
雑誌で、テレビ批評という名の素に、人の悪口を書く人がいる。
そういう人は、醜い。太っているなどの体質的な問題もあるが、
汚れた魂が顔からにじみ出ている。
きっと、男に愛されたことがないのだろう。
きっと、周りの人を慈しむということを知らないのだろう。
あたしは、他人に対して、思ったことをはっきり言う。
本人の前ではっきり言うことによって、違う考えをもつ人とでも
分かり合えると思うから。
悪口とは違う、批評。私はそれをする。
それをしないで、見えないところからこそこそ悪口を言うのは、ずるい。
テレビに映ってる人の気が入らなければ、テレビ局にでも行って
本人の目の前ではっきり言えばいい。
著作権がどうこうと喚くのなら、直接会って話せばいい。
あたしはいつもそうしてきた。これからもそうするだろう。
家族に愛され、家族を愛し、男に愛され、男を愛してきたあたしは、
これからも悪口を言うことはないだろう。
ナンシーセキアイテニ セメテコノテイド ケンカヲウル ドキョウガアレバ
コソコソ ナンシースレヲ アラスヒツヨウハ ナイノニナア(ワラ
>>92 そこまで言ってもらえると、書いた甲斐がありますね。
それが人生に役立つことか否かはおいといて。
130 :
無名草子さん:02/04/20 11:25
あげます
131 :
今さらバリ予想1:02/04/20 12:52
友人のつなぶちさんの企画なさったツアーで、4月10日からバリに行って来た。とっても
楽しかった。礼拝用衣装もオーダーメイドで作ったし、王族の方々とも会った。バロンダ
ンスも見たし、豚の丸焼きもいただいたし、エステで受けたマッサージは、マッサージに
はうるさい私にとっても感動的で、この上ない極楽気分も味わえた。
だが、今回の旅の主目的は、決して単なる観光ではない。ニュピと呼ばれるバリの新年を、
自分自身で体験するための旅だったのだ。
バリの暦は独特で、サカ歴の元旦がニュピだ。今年は4月13日がそれにあたる。4月にお
正月というのは何だか変な気分だが、暦などは所詮人間が決めたものであるから、いろん
な正月があってもいいだろう。それに、年頭のエッセイにも書いたが、私は元旦の朝の静
謐な雰囲気が大好きだ。静寂をもって迎えると聞いたバリの新年には、だた心が引かれた。
バリは、「神々の島」と言われる。観光案内によると「神々も憩う、不思議が香る島」だ。
人間にとって神様とは何だろう。神様にとって人間とは何だろう。人間を人間として認識
するためには距離と数が関係する。遠い雲の上にいる神様から見ると、人間なんて小さな
豆粒が蠢いているようなもので、じゃなま昆虫の群れにしか見えないのではないだろうか。
かつて神様は、洪水で人類を滅亡させた。神様にしてみれば、蟻の巣にバケツで水をぶち
まけるのと同じ気持の行為だったかもしれない。西洋の神様は恐ろしい。
バリの神様はヒンドゥー教の神様だけど、毎年大晦日にはヤマという地獄の主神の神様が
悪霊退治の大掃除をするというから、おっかない。ニュピの前夜のオゴオゴでは、悪霊の
行列を見ることができる。ものすごいスピードで暗闇を疾走する鬼たちは、それはもう迫
力充分だ。だけどその表情には何だか愛嬌があって、神様に滅ぼされる悪霊達が、少し可
哀想だなあと思えてくる。
ニュピの当日は一切の外出禁止というのにも、とてつもなく厳しい神様達が睨みをきかす
島なのだなあという思いを強くした。外出禁止は、外国からの観光客にも適用され、ふら
ふら通りを出歩いたりすると、島の警官に逮捕されてしまう。もともと静かにバリの新年
を迎えるつもりで来たのではあるが、注意事項の説明を聞いているとめっちゃ厳しいので、
小心者の私はドキドキするばかりだ。
132 :
今さらバリ予想2:02/04/20 12:53
外出も禁止、火や電気の使用も禁止、大きな声を出して騒ぐのも禁止、ついでに食事も禁
止。それでいったい正月に何をするかと言うと、ひたすら断食して瞑想するのだ。
つなぶちさんによると、断食は体内を浄化するためにやるのだという。そんなもので浄化
できるのかどうかはわからないが、彼がそう言うのなら、たぶんそうなのだろう。まあ、
一日くらい何も食べなくても死ぬわけじゃなし、断食明けの豚の丸焼けだけを楽しみに、
すきっ腹をかかえて瞑想することにした。
瞑想なんてするのは久しぶりだ。瞑想の場所は王宮の展望台。すばらしい眺めだ。小鳥の
声だけが聞こえる静寂の中、瞑想をしていると、身体がふっと軽くなり、魂が浮遊する感
覚が訪れる。三日前のムラスティの映像が、脳裏にフラッシュバックする。海と空は溶け
合う青。海で清められて、船で流されていくのは私だ。そして光。始めはぽつんと見えて
いた小さな光に吸い寄せられていく。身体が空を飛び、耳もとでは風の音がごうごうと鳴
っている。光はどんどんと強くなり、そのうち光の洪水の乱反射となって、眩しくて何も
見えない。
ああ、これが神様そのものなんだとわかった。正確に言えば、瞑想から醒めた後はよくわ
かんなくなっちゃったけど、瞑想している間は、すべてが明晰で、神様の圧倒的な気配を
すぐそばで感じることができていたのだ。
実は、私のように、眩しい白い光を瞑想中に見ることができるのは、珍しいことだそうだ。
後で私から話を聞いたつなぶちさんには、えらく羨ましがられた。気をよくした私は、帰
国後も瞑想してみたが、あの白い光を見ることはできなかった。バリの新年だからこそ、
出会えた光だったのだろうか。
133 :
今さらバリ予想3:02/04/20 12:54
たった一日の断食、瞑想、そして祈り。理由はないが、確信した。神様はいるんだ。それ
も、雲の上にぽつんと一人だけいるのではない。私たち人間のいるこの世界に、実はもう、
たくさんいるんだ。そこらじゅうにいるんだ。
だから、「神様が降りてくる」とよく言うけど、あれは間違った言い方かもしれない。神
様は常に私たちのすぐそば、すぐ隣にいるんだけど、人間はよく大切な事を見失うから、
なかなかそれがわからないんだ。
そして神様達は、限りなく寛容で優しい。神の裁きは、人が人を裁くように、罪人を一方
的に非難し、糾弾し、痛めつけるだけの裁きとは、たぶん違うんじゃないかなと思う。一
見厳しそうに思える裁きの数々は、実は大いなる再生のチャンスを私達に与えてくれてい
るのかもしれない。
それに、人が人を裁くのと同じように、神様が人間を裁いたとしたら――。ロクでもない
ことばっかりしている人間たちなんて、とっくの昔に滅ぼされてしまって、この地球上か
らきれいさっぱり消えているはずではないか。
イエス様だって、こう言っていた。
「汝らのうち罪なき者まづ石擲て。」「われも汝を罪せじ。」と。
>>122 それってランディがどっかに書いてたのが元ですか?
私が編集者だったら「それ鈴木光司の『ISOLA』とかぶりますよ」と
考え直すことを勧めるだろうなぁ。
135 :
無名草子さん:02/04/20 13:17
>>131-133 いやぁー、お見事!
ここまでバリ滞在記を詳細に「予言」しちゃうと、ランディが
どの部分を“パクる”かがホント楽しみになってきますな。
136 :
無名草子さん:02/04/20 15:17
メールで送ったれ。
そうすればパクリ間違いなし。
137 :
無名草子さん:02/04/20 15:36
>134
ISORAって貴志祐介じゃなかった?
138 :
無名草子さん:02/04/20 15:42
>>136 ランデイにじかに送るのか? だけどメアドが分からないし……。
筑摩に日記には、問い合わせのメアドがなかったかな?
とにかく、ランディがこのスレを読まざるをえない状況を
創れば、これから出してくる日記が「盗作」だという条件を
創り出すことはできる。
139 :
無名草子さん:02/04/20 16:08
>>131-133 力作ですね。
でも田口らしいDQNテイストがあんまり無いかな。
猿臭を出すのは難しいね。
140 :
無名草子さん:02/04/20 16:25
141 :
無名草子さん:02/04/20 16:34
>140
でも、幻冬舎だと内容チェックして、本人には転送してくれないよ。
142 :
無名草子さん:02/04/20 17:31
バリのシャーマンに顔を見つめられた。
「あなたにはバリの王族の血が流れている。何世紀も前の聖なる血が」
そんなことをシャーマンは口走っているらしい。
「アタシが?」
「そう」
シャーマンは何度も頷く。
「まさか」
シャーマンがアタシの額の前に手の平をかざす。
しばらくすると、細い光の中に神々の気配を感じた。
光は次第に強さを増し、アタシを目眩がするほどの
懐かしさで包んだ。
ああ、アタシにとってバリは故郷だ。覚えてる。
この濃い血の感覚。
王族と敬われて、アタシはバリの最高級の民族衣装に身を包み、
下々の者の前で舞を踊ったんだ。民衆はアタシをウットリと眺め
アタシの体に触れようと手を伸ばす。
そうだ。その頃、アタシの体に触れること、それはすなわち癒しを
意味していたのだ。みんながアタシの体に触れたがる。
アタシは下々の者の中から、本当に癒されるべき者を選び取り
体を委ねるんだ。
(以下、アタシって女王様)
143 :
無名草子さん:02/04/20 17:39
>>141 編集者が読むだけでもいいよ(笑)。
芝田や菊池に読ませたいじゃん。
144 :
無名草子さん:02/04/20 17:45
145 :
西新宿の親父の歌 ◆2mWS3ySA :02/04/20 18:28
>134
> それってランディがどっかに書いてたのが元ですか?
> 私が編集者だったら「それ鈴木光司の『ISOLA』とかぶりますよ」と
>考え直すことを勧めるだろうなぁ。
「ネクスト」と言うタイトルから、私が勝手に予測したんですが、
かぶっちゃいますか…
どの辺が、かぶりますかね?
私、『ISOLA』を読んだことも、観たこともないんですよ。
教えていただければ、それを元に作り直してみたいと思います。
147 :
無名草子さん:02/04/20 18:38
だれか、インパク編集長の件で『インパクを笑え!』の主宰者を恐喝した
ことも、日記にしてもらえませんか?
-----------------------------------------------------------
盗作猿が「インパクを笑え!」サイトの主宰者に無茶苦茶な恐喝をしてたことが発覚!
http://member.nifty.ne.jp/tatsushi/inpaku/pakurandy.html インパク編集長としての仕事を放棄し、公金を用いて横領まがいの外遊をしていた
ランディが、インパク批判サイトの主宰者にドキュソメールを送りつけ、ワケのわからない
言いがかりをつけて恐喝をしていたことが先日、主宰者の告発で露呈!
148 :
無名草子さん:02/04/20 18:39
>>146 俺も書いてみたことあるんだけどさ、あの基地外っぽさや下品は普通だせないよ。
誤変換やタイプミスくらいならなんとかなりそうだけど、基本的なタガのはずれっぷりは真似出来ない。
そのへんが田口先生のオリジナリティだ(藁
149 :
無名草子さん:02/04/20 18:54
150 :
not134:02/04/20 19:40
>>145 『十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA-』を書いたのは、貴志祐介です。
参考:
http://jove.prohosting.com/~oliinkai/randay-a.shtml#kishi > 2) 結末の風俗嬢になって疲れたサラリーマンを癒す主人公の設定 パクリ元->
>『十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA-』1996年4月発行
>>134さんがかぶると思った箇所は、本人でないから確かなことは言えないけど、
ISOLAの女主人公は、風俗嬢になって疲れたサラリーマンを癒していた時期の後で、
震災のPTSDに悩む人の心理的なケアをするようになっていたので、そのあたりに
ついてでしょうか?
私はあまり
>>122とかぶるとは思わなかったですけど。(実際、ISOLAを読んでいたのに
思い出さなかった)。
>>122のプロットのキモは、PTSDを癒すカウンセラーで、
なおかつ加害者の身内ってところだと思うし、PTSDを癒す若い女性という設定自体が
かぶるからバツということだったら(仮定)、不自由過ぎますよ。
151 :
無名草子さん:02/04/20 19:58
>>144 信者BBSに貼ってみるというのは?
はじめまして、つなぶちさんのツアーに参加したことがあるのですがって設定で。(藁
152 :
無名草子さん:02/04/20 20:18
ナマステ山田スレに、こんなカキコがありました。
≪当番からのお知らせ≫
山田真美さんのホムペの「週刊マミ自身」が更新されました。
http://www.yamadas.jp/mami/ 今週のテーマは「インドの出版事情」。
なんとなんと、インドの盗作事件について書かれています。
なんかスゴクないですか。偶然とは言えこの旬なテーマ。
インドにも盗作事件ってあるんだなあと、素直に感心しました。
ぜひともご一読を!!!
153 :
無名草子さん:02/04/20 20:43
155 :
無名草子さん:02/04/20 21:14
田口ランディの盗作騒ぎはでっち上げです。
ということで、
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156 :
無名草子さん:02/04/20 21:23
インドネシアの航空会社はガルーダ航空というのだが、
このガルーダが「神」だったなんてアタシはこの旅で初めて知った。
空を飛ぶ神の伝説は世界各地にあるが、このガルーダは格好いい。
「ランディさんとガルーダって共通点ありますよね」
と、同行した何とか君がおっしゃられる。
「え、そうかな?」
「飛躍って言うか、超越って言うか」
アタシはそんな事ちっとも思わないのだが、そうだと言う。
(以下、バロンダンスの解説書をナナメ読みした知ったかぶりの神話に
アタシマンセーを絡めた話が延々と続く)
157 :
無名草子さん:02/04/20 22:20
『ネクスト』の予想、宗教系バージョン。
題名のネクストは、「次は火だ」の「次」のことである。
(ノアの箱舟事件で一応反省した旧約の神様が、もう人類を水で滅ぼすことは
二度としないからね、とありがたい言葉をおっしゃってるの。で、次に人類を
大浄化させるときには火を使うんじゃないかという噂)。
イエス罵詈に、もとい、イエスばりに「わたしが来たのは、地に火を投げ込むため」
とふかす、新興宗教の教祖様が主人公。その教祖様は多重人格で、魂だの癒しだの
お綺麗なことを言うかと思えば、いきなり露悪オヤジのやるような下品な罵倒を
始めたりもするし、急にオカマ言葉になったりもする。なぜか周囲の信者たちは、
教祖様は変幻自在だから♪と感心するだけ。
人格によって、得意分野や発揮する超能力はコロコロ変わる。露悪オヤジのときは
口に出したことを現実化する能力とか。(別名、言葉嬲り)。オカマ言葉のときは
病人を直す癒し能力が発揮される。
教祖様にひっついている色っぽい淫乱ねーちゃんも登場。ここいらは、マグダラの
マリアは売春婦でしたーという俗説を、思いきり利用。名前もマリアだったりして。
教祖様とどのようなプレイ(?)を繰り広げるかは、その時発現している教祖様の
人格によってイロイロと変わる。
で、まあ、聖書のイエス様は「わたしが来たのは、地に火を投げ込むためです」と
言った後に、続けて「だから、その火が燃えていたらと、どんなに願っていること
でしょう。」と嘆いていたりするんだけど、教祖様コンビはそんな嘆きとは無縁だ。
燃えぬなら燃やしてみせようという固い信念のもとに、あちこちに煽りは入れる、
テロも実行する、ワイドショーのインタビューも受ける、TVの生討論番組にも出演
するなど、マッチポンプのための手段は選ばない一方、自分を批判する者に大しては
マメに名誉毀損の裁判を起こすことも忘れない。(って、オウムだわ)。
つまり、『ネクスト』とは、大いなる自作自演の物語りなのだ。
158 :
無名草子さん:02/04/20 22:53
>>153 村松って人、もしかしてここに情報提供したいのかな(笑)
>>150 作者間違えたのはごめんなさい。
で、あの設定をランディが書いていたとして、自分が編集者なら
ランディに「ISOLAとかぶりますね」っていうってこと。
ISOLAには解離性人格障害や霊的なものの話、エンパシスなど、
ランディが好きそうな設定いっぱいあるから、そういって釘をさしておくかなと。
そうでも行っておかないとISOLAからなんか持ってきちゃいそうじゃないですか。
162 :
無名草子さん:02/04/20 23:42
おやおや、sageで1行レスが、1分おきに2本くるとは……。
芯黒似シティ……ですかな。(苦笑
164 :
無名草子さん:02/04/21 00:09
165 :
無名草子さん:02/04/21 00:45
167 :
無名草子さん:02/04/21 03:25
>>147 ランディや擁護ちゃんの真似とはいえ、あちらの管理人さんの悪口を書くことに
なっちゃって、良心がとがめるけど……。
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バリは楽しかった。オーダーメイドした礼装用の衣装は私にとてもよくフィットして、
同行の友人にも、たいそう褒めてもらった。サイズを言っておく時には恥ずかしかったが、
バリの民俗衣装は、あたしのように小柄で、胸や腰にボリュームのあるタイプの方が
よく似合うそうだ。
この衣装で、結婚式にも出席した。花嫁さんも綺麗で、あたしまでとても晴れがましい
気分になった。
ところが、バリから帰って来たら、またもどっと疲れる物事が待ち構えていた。
友人に教えていただいたのだが、インパクを笑え!というホームページに、あたしが
出したメールについての文章がアップされているというのだ。
最初聞いた時には、何かの間違いだろうと思っていたのだが、そうではなかった。
なんとそのホームページをやっている人は、去年の夏にあたしが出したメールの文章を
切り刻んで、その一部を勝手にホームページに載せて批判しているのだ。※
どうして今頃になってこんなことを?と思う。
あたしは、このホームページをやっている人に、メールを出したことすら忘れていた。
インパクに寄生して作っていたホームページ※が、今もそのまま残っているとも、
まるで予想していなかったことだ。
身体の芯がすうっと冷たくなるような心地がして、あたしは、怒るというより悲しく
なった。
このホームページはインパクを批判しているページで、あたしはインパクの編集長に就任
した時に、彼にメールを出した。彼を信用して、個人メールのアドレスから出した。
なのに彼は、次々とあたしに対する中傷を、自分のホームページにアップし続けていた。※
あたしはたまらず、彼に抗議のメールを出した。あたしの個人アドレスを知っているんだ
から、あたしに事実の確認をしてから文章をアップしてくれればいいじゃないか。
だが彼からは木で鼻をくくるような返事が来て、それを読んだあたしはすっかり絶望し、
わかりましたとだけ書いた返事を出しておしまいにした。
何だろうなあ。確かにああいうメールを出してしまったのは、あたしのミスだ。去年の
あたしは、出会う人みんなと友達になろうとして、幾度も苦い思いをするはめになった。
これも、その一つだ。
今になってこの話を蒸し返される理由は、とんと見当がつかないが、彼には彼の事情と
いうものがあるのだろう。きっと去年の夏からあたしに対する怒りをずっとたぎらせていて、
最近になってそれが臨界点に達した※のかもしれない。世の中の人すべてが、あたしのように
他人を許すことが得意ではないのだ。
バリが懐かしいなあと思った。できれば、すぐにでもあそこに帰りたい。帰りたいと言う
のは変かも知れないけど、バリに着いたとき、初めて来たのになんだか懐かしいなと
思ったんだ。
あちらには、理路整然と人を追い詰めるような人はいなかった。
なんていうか、すべてが渾沌としていて、大気も水も豊潤で、黒を白にひっくり返すような
強力なパワーが満ちていた。
だから神々の島と言うんだよな。なぜだか、そう思った。
※あくまで、ランディや擁護ちゃんのロジックはこんなものだろう、という推測であり
私自身がそう思って書いているのではありません。
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168 :
無名草子さん:02/04/21 04:06
>>167 不本意なことを敢えて書いてくれて乙カレー様です。
だけど、もしランディがここに書いてあるようなことを
感じて畜魔の日記で「インパクを笑え!」サイトを攻撃
したら、このスレをパクったと言われても仕方ない、という
ことになりますな。ランディよ見てるか?
>>167に陳列
されているロジックやレトリックを使ったら、おまえを
容赦なく“懲りない泥棒猿”として笑ってやるぞ!
>>167 この件について書かせたらマジでこうなりそうだな。
強引に自分を被害者にするところがらしいです。
170 :
あっはっはー:02/04/21 04:26
>152
冗談じゃないわよ!なんでアタシが訴えられないといけないわけ?
何で、アタシが謝らないといけないのよ?
むしろ、アタシは、アタシの名前を使って、あなたの作品を広めてあげてんのよ?
アタシの作品の中で、あなたの作品の広告を打ってやってんのよ!
むしろアンタは、アタシにありがとうと言って、感謝すべきじゃない?
違う?
171 :
無名草子さん:02/04/21 04:27
加害者なのに被害者ぶる。
これが田口の一番の特徴という気がする。
172 :
あっはっはー:02/04/21 04:27
>170はミッチー風に読んでください。
173 :
無名草子さん:02/04/21 05:12
>>172 及川ミッチーでなく、女剣劇のほうですな?
174 :
無名草子さん:02/04/21 05:29
渡辺美智雄かとおもいますた。
175 :
サイバラ「はれた日は学校をやすんで」からパクリ:02/04/21 10:18
■この
支配からの
卒業
あたしはめったに漫画を読まない。
どうしてかわからないけど、読む気がしいのだ。
活字というものに対する愛玩が強すぎるのかもしれないだろう。
以前、友達が岡崎恭子という漫画家の本を「あなたが気に入る筈だから」
といって貸してくれた時も、結局読まずに返してしまった。
そんなあたしだから、買い物に行ったジャスコの書籍売り場で
たまたま本屋で「週間少年マガジン」を手に取った。
尾崎豊か。その名前は聞いたことがあったけど、ヤクのやりすぎで
死んだんだっけ。
尾崎は、窮屈な学校の中で、自分を探して悩む。
あたしもそうだった。子羊のようにただ従うだけのクラスメイトととは
違うことに、あたしはきづいていた。
あたしは、学校の壁に油性インクで書いた。
「だいきらい こんなとこ」
あたしの声は、だれかにとどくかもしれない。とどかないかもしれない。
次の日、あたしの声は全部消されていた。
支配は、他者との関係性だ。その関係性は、人間の弱さなしには
成立しない。弱さを認めるとで、きっと、支配は完成しないかもしれない。
きづくと、つれて来た筈のモモがいない。うわあ。大声で呼ぶと、
定員が迷子センターに連れて行ったという。親がその場にいるのに
なぜそんな勝手なことをするんだ。そいつを怒鳴りつけて、
モモを連れてこさせた。騒ぎの張本人は、ケロッとしている。
店員の過失を責めるこちらに、「早く帰ろう」と裾を引っ張るぐらいだ。
「こういう人達はちゃんといっとかないとまた同じことするの。
またこういう目に合って、家に帰れなくなったら困るでしょ」
「・・・そっちの方がいい」
こんな子供のモモでさえ周りに気を使えるのに、いい大人がどうして
自分の都合だけで動くんだ、ばかやろう。
学校で支配されて、卒業したら会社に支配される人間。
あたしはこの子をそんな風にしちゃいけないんだ。
弱いあたしでも、この子のために戦っていこう。
そうだ、生きるために計算高くなったら、心が死んでしまうんだ。
176 :
無名草子さん:02/04/21 13:50
177 :
無名草子さん:02/04/21 18:25
>>176 「スプーン」は既に「モザイク」で盗作してますよ。
178 :
無名草子さん:02/04/21 18:38
>>176 「スプーン」は既に「モザイク」で盗作してますよ。
それでも新作映画『A2』のチラシ裏の文章を依頼される。
どんなふうに森監督サイドに吸い付いていったのでしょうか。
179 :
西新宿の親父の歌 ◆2mWS3ySA :02/04/21 21:02
「ネクスト パート3」
主人公は、東京近郊の温泉街に済む主婦。結婚して、この町に移り住んできた。
夫はこの町にある、総合病院の精神科の医師で、主人公とは大学時代に知り合った。
ある日、夫が、一人の女の子を連れて帰って来る。
その女の子は、夫の担当している患者で、両親に酷い虐待を受けて、精神が破状して、人格が分裂してしまったのだという。
そして、彼女を守るために、彼女の中の人格が両親を殺害してしまった。
夫は、彼女の心の治療には、普通の家庭で、普通の子供として育てられる事が最前の治療法と考えて、病院と、主人公達の家を往復しながら面倒を見る事にして、主人公も同意する。
最初はおびえる様に、主人公の家の中で丸くなっていた少女のオリジナルの人格も、主人公や、その夫、そして少女の中の人格の助けもあって、時間が掛かったけども、人格の統合が進んでいく。
十年後、人格の統合が進み、今では他の人格が現れる事はなくなった。
症状が安定してきたので、主人公は、以前から少女が行きたいと言っていた、
バリに旅行しに行こうと考えていた。
少女と、その周りの人々の心の救済の物語
冗談じゃないわよ!なんでアタシが訴えられないといけないわけ?
何で、アタシが謝らないといけないのよ?
むしろ、アタシは、アタシの名前を使って、あなたの作品を広めてあげてんのよ?
アタシの作品の中で、あなたの作品の広告を打ってやってんのよ!
むしろアンタは、アタシにありがとうと言って、感謝すべきじゃない?
違う?
181 :
無名草子さん:02/04/21 21:25
ありゃあ、また出たよ。今日はこの芸風なのねえ。
182 :
無名草子さん:02/04/21 21:32
>>180 ちょっと気になったんだけどぉ、それってナマステスレの
まみりんホムペのパクリじゃないの?
やばいぜパクリは。ジョークにならん。(ぷぷ
183 :
無名草子さん:02/04/22 02:29
あげ
184 :
御議論のさなかに失礼します:02/04/22 03:00
185 :
無名草子さん:02/04/22 16:58
ランディの日記更新4月21日
186 :
無名草子さん:02/04/22 17:10
どんな感じの内容ですか?読めないのでもしよかったら…>185
187 :
無名草子さん:02/04/22 17:15
哲学者から褒められたから、「ノーベル文学賞を取る気になった」
みたいなこと書いてあるよ。
188 :
無名草子さん:02/04/22 17:16
キチガイ!!!!!!!!
思いきりバリは外してきたか・・・・。
そりゃそうだよな。
思いっきりかぶったんだろうな。
これから見に行ってみよう。
190 :
無名草子さん:02/04/22 17:20
筑摩の鶴見女子のお膳立てでお父上の鶴見俊輔と田口が対談。
「あなたはモンテーニュのようだ」と絶賛の嵐。
田口はいい気になって、ノーベル文学賞をめざしちゃおうかなと
ぬかしてます。本気でキチガイです。
191 :
無名草子さん:02/04/22 17:24
モンテーニュ、読んだことあるのかな。
192 :
無名草子さん:02/04/22 17:56
日記のネタがないってーんでゴネて編集に対談をセッティングさせたんだったら
すげーぞ、ランディ!!
193 :
無名草子さん:02/04/22 17:58
編集なんて人種は、なんでもやる奴らだよ!
別にゴネなくったって。
ますますここで、キティガイ予想日記を量産するしかないのか。
もっともっとネタがなくなるように。
195 :
無名草子さん:02/04/22 18:01
幻冬舎は田口を切るだろうから、幻冬舎が切ったゴミを筑摩は
ありがたくもらうわけね。
196 :
無名草子さん:02/04/22 18:02
>195
幻冬舎は、もう実質的には切ってるよ田口のこと。
畜魔のあいだでも、既にかなり問題になってる。
(事情通)
金持ち父さんシリーズを出していながら、
自社の投資先のマズさには気がついていない筑摩書房に敬礼。
198 :
無名草子さん:02/04/22 18:10
読んで気分がわるくなった>日記
この日記は変です。
爆笑!
金持ち父さん、貧乏父さん……ならぬ、
基地害盗作、版元倒産。(藁
200 :
無名草子さん:02/04/22 18:30
>>196 ほんとっ? うれしいっ!
もっと情報ほしいなぁ。