★産廃物&盗作屋・田口ランディ監視スレPart15★

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80前スレ865-878
(数分ビデオ録画失敗、誰かフォローお願いします)

男司会者
さあ、その田口さんがこれだけ流行作家になって、
彼女自体もどうなっているのだろうかということにも今日は大変興味がありますね。

女司会者
じゃああのう、田口さんをおむかえするわけなんですけど、今日はその前に
みなさんにはこちらをごらんいただきます。

(映画「コンセント」の映像にかぶさるナレーション)
行方不明になっていた兄が謎の死を遂げました。
まるで生きることを拒んだかのような、餓死。
主人公ユキは、兄のなきがらの横でコンセントにつながれたままの掃除機に目を奪われます。
やがてユキのまわりには不思議な現象が。
兄はなぜひきこもり、何故生きることをやめたのか。
現実と空想の狭間で、ユキの答え探しの旅が始まります。

(ランディの顔アップ)
女司会者
今、ごらんいただいきました映画「コンセント」の原作をおかきになった、田口ランディさんです。

男司会者
今日はどうぞ、よろしくお願いいたします。

ランディ
よろしくおねがいしまーす。
81無名草子さん:02/02/24 00:06
この司会者の上田氏って、いちおう文化人類学者で
『霊柩車の誕生』書いた人じゃなかったけ。
なぜかサイエンスアイ(教育テレビ)にもよく出てきたよね。

大月先生の同業者でしょ。ランディはこういう学者文化人に
弱いから(畜魔の日記でも布施英利くんと会ったことを
浮き浮きしながら書いていた)、上田先生は誑[たぶら]か
されたんじゃないのかな。

上田先生、もしこれを見てたらランディを叱ってやってくれ。
この泥棒猿は、正月に猿回しが家々の便所で踊るなどと
嘘を言い回ってますよん。
82名無草子さん:02/02/24 00:08
司会のふたり、決して媚びているようには見えなかった。
田口がひとりでわあわあしゃべっているのを、シラーとした目でみてたような
瞬間があった思うが。
とくに上田さんは昔の田口をよく知ってるらしいから、心の中で
なにを考えていたかは、ビミョーだと思われる。
83無名草子さん:02/02/24 00:11
>>82
同意。最後もちあげるときも腹に一物ありげで
なかなかよかった。
>>80
ありがとう。最初の方って上田さんがランディとランディが
ニフ時代から知り合いだった、って話だけだから省略してもいいと思う。
84無名草子さん:02/02/24 00:13
落ち着きのないしゃべり方はなんとかならんのか。
自分の話に自分で「うん、うん」肯くのもやめれ>ランディ
85無名草子さん:02/02/24 00:15
ランディの目つきが蛇っぽや
86前スレ865-878:02/02/24 00:17

男司会者
えー、ということで、まずは映画のお話からちょっとうかがっていこうとおもうんですけど。

ランディ
あ、はい。

男司会者
どうでしょう、ご自分の小説が映画になったというのは、それをごらんになっての感想あたりから。

ランディ
んー、こわかったかな。みてて、やっぱり。

男司会者
というのは、こわいというのは。

ランディ
うーんとー、兄が亡くなるあたりまでのことが実話なのでえ、
あのー、なんていうのかな、もう一度再現されちゃうと、ちょっとつらいっちゅーか。

男司会者
でも、自分ではそのことを処女作の「コンセント」の中でまさに書かれているわけで、
しかしそれをまた映像でみると違うという・・・

ランディ
違う・・・うん・・・
あの、映像のほうが全然リアリティがなかった。あたりまえかなあ。

男司会者
あ、映像のほうがリアリティがなかった?

ランディ
リアリティがないっていうか、もっともっとすごかったんで。
思い出しちゃって。

女司会者
実際のお兄様をしのばれると、ということですか。

ランディ
ん・・・
87無名草子さん:02/02/24 00:18
でもちょっとランディの顔、「未来日記」で
でてた桃子って子がうっとりしてた時の顔に似てるって思った。
あの女もやな奴だったけど。
88無名草子さん:02/02/24 00:24
あーあ、このスレのランディヲッチャーが
インタビューすればすげー面白くなってただろーねー。
ま、それはありえないか。あのお堅いNHKじゃねー。
89無名草子さん:02/02/24 00:28
割り込みすまん。
上田 紀行は民俗学者か宗教学者。
ランディとは仲よしのヨイショ友だち。
「ラップネット」とかいう勉強会をいっしょにやってた。
ラップネットは今は解散してる。
90無名草子さん:02/02/24 00:31
テレビ見れなかったんだけど、ランディってこんなに幼稚な
話し方をするのですか?!

まるでスーパースパンプ(笑)アラレちゃん
みたいですね。
オナ編ガッチャン芝田と道ばたのウンチ突っつくのが
作家としてのお仕事。(藁

ところで、私は自分でウンウンとうなづく中年女を
「ウン子ちゃん」と呼んでいます。
ランディもお猿のウンコちゃんだったか……。
91無名草子さん:02/02/24 00:32
>86
「映像の方が全然リアリティがなかった」なんて言ったらダメでしょ。
映画の宣伝もあるだろうに。
92前スレ865-878:02/02/24 00:34
男司会者
あの・・・この、お兄さんのことを小説に書くというのが、小説家としての出発点ですよね、完全な。

ランディ
はい。

男司会者
で、その前の、僕は編集者とかライターの時代の田口さんを知っているわけですけれども、
やはりお兄さんが亡くなって「何でなんだ」というこう、動かしがたい思いがそちらの小説のほうに
ぐーっといったというきっかけ・・・?

ランディ
そうですね、上田さん、私の兄におあいになっているんですよね、一度。

男司会者
そうなんですよ、だから僕もこの小説を、もう、他人事とは思えない・・・

ランディ
やっぱりそのーとても謎の多い死に方だったので
ずっと何年間か、その、なんでだろうってことをかんがえつづけていましたね。
その、考えていく過程の中で自分なりのいろんな、なんというのかな、答え?をだすんだけど
どうしてもどうしても、どれもちがうような気がしてしまって。
で、ま、きっかけはその、編集者の方が「小説を書いてみませんか」というふうに
言ってくださったことなんだけれども、いざ書き始めてみたら、その、
書いたことだけが自分が納得した答えになっていくんですよね。

男司会者
んー。自分のその答えを見つけていく軌跡がじゃあそのまま小説に書かれていく・・・

ランディ
で、書き留めると、なにか自分の中で腑に落ちていくっていうか、そういう感じがあった。
うん。

男司会者
じゃあ、それはフィクション・・じゃない??え・・・自分の・・・フィクションのエンターテイメント
ではもう全然ないわけですか?

ランディ
いや、ちがうんですよ。
要するに、哲学とか心理学では答えが出せなかったんです。
でも自分のなかで物語として定着させていったときに、やっと本当の答えのような
気がしてきた。
物語ってたぶんそういう力があるんだと思う。
人が何故死ぬかということは、化学とか哲学とか心理学では答が出せないんですよ。
私はだから、その手の(そのための?)物語をかいたし、
ものがたりの力っていうものを、なんかこう、自分が自分でかいて、ヘンな話なんですけど、はじめて納得したんですけど。
93無名草子さん:02/02/24 00:41
再び割り込みすまん。
『霊柩車の誕生』を書いたのは『美人論』の井上章一。
上田紀行の著書は『スリランカの悪魔祓い』『癒しの時代をひらく』
『覚醒のネットワーク』など。
『スリランカの悪魔祓い』は現地でフィールドワークしてて、マジメに書いてた。
ランディの腰巾着ぽかったので、そのあと読んでない。
94無名草子さん:02/02/24 00:44
ハッ!もしや上田がほされたのは(卒業だけど)
ランディのアンテナの評が起因してたりして!!!
95前スレ865-878:02/02/24 00:46
男司会者
腑に落ちたのはすごく良く分かるんだけど、その後の噴出力がすごくて、瞬く間に長編だけで
何本ですか?3本?4本?

ランディ
んー、長編は3本です。

女司会者
3部作がありますね。「コンセント」「アンテナ」「モザイク」っていう。

男司会者
で、短編小説もどんどん出すと。
そこで、そうするとお兄さんの死を解明しようと思って自分でかきはじめたら、
何かに火が付いて止まらなくなったって感じ・・・?

ランディ
そうなんです.あ、こういう方法でわたしはずっと知りたかったり悩んだり、謎だったりしたことを、
ひとつひとつ、なんか自分のなかの物語として外にだせるんだって気がついちゃって。

女司会者
でも自分の中の物語を外に出すのって、怖くないですか?露出することになりますよね。

ランディ
たのしかった。すごく。

女司会者
楽しい?

ランディ
だって、書いてるときって、あのー、何がおこるか自分でもよくわからなくて、でもちゃんと
でてくるんですもん。

96無名草子さん:02/02/24 00:46
あのアンテナを誉めたのが上田か、ふむふむ。読売新聞だったよね。
なんだ信者が教祖をインタビューしたわけか。
97前スレ865-878:02/02/24 01:02
男司会者
そこのところにもうちょっと迫りたいと思うんだけど。
でも、その小説をかくまえに、田口さんの場合はその編集者時代から、
わりとパソコン通信の女王というか、まだインターネットになる前から、
いろんな掲示板とか会議室みたいなところに
ものすごく量のかきこみをしていて、
なおかつ、その後でインターネットを通じてエッセイを配信するという
ウエブマガジンのようなことをはじめられていて、
そこでの読者がいま、9万人?

ランディ
10万人です。

男司会者
ここでかいたもの、僕も入っているから毎週おくられてくるんだれども、
書いたものをクリックすると10万人にボンと自分のエッセイがいくわけですよね。
そこらへんでのその、小説を書く前に、いろんな人とネット上で表現していた、
あるいは自分のメッセージがとどいていたっていうのと、
その小説家になったというのはどういう関係があるんですか?

ランディ
もともとその、小説を書きませんかといって編集者の人がきてくれたのは
私のメールマガジンをよんでそれで興味をもってきてくださったんですけど、
メールマガジンでだしてることっていうのは、なにか本当にこう、私にとっては書くことの、
リハビリっていうか、ヤミ練みたいなもんだったんですよ。

男司会者
やみれん?

ランディ
ほら、練習するじゃないですか、こどもが。

女司会者
影に隠れて。あの、がんばって練習するというね、公式の練習ではなく。

ランディ
そうそうそう。
それでその、とにかく、その、楽しかったんですよね書くことが、書くことすきで。うん。
それでそれだけでつづけてたんですけど、
あの、毎日毎日かいてると、上達するんですよね、人って。
ほら、なかなかそれを職業にしていなかったらさ、
毎日かかなきゃいけない理由、ないわけじゃないですか。
でもネットのむこうに読み手がいるっていうのが確実にわかるので、
何か書いてたんですよね、楽しくて。
98無名草子さん:02/02/24 01:07
やみれんかぁ。あのコラムってやみれんだったんだね。
99前スレ865-878:02/02/24 01:11
男司会者
小説というのも、その連続線上にあると思えば、
そういう意味で書く喜びという意味においては、連続線上にある?

ランディ
でも、あんなにまで(?)毎日かきつづけてたから、いきなり長編かけたんだなとおもう。
書くことに・・・最初からだって500枚かけないですよ、 なかなか、やっぱり。
でももうすごく大量に、なんというのかな、垂れ流すように書き続けていたので、
もう、枚数にびびらなくなっていたんですよね、きっとね。

女司会者
でもそれにしてもすごく短い期間のあいだに、
長編をまあ3部作を完成させてらっしゃいましたよね。

ランディ
書くのがすごく早いので、なんというのかな、
何の苦も無くかけちゃうんですよ、1か月くらいで。
なんだけど・・・あの、なんというのかな、
みんながどんどん書きなさい書きなさいってすすめてくれるから、
本当にかけるので、書き続けていたんだけど、
んー、1年くらいたって、やっぱりちょっと、
こんなにただただ書いているだけでいいんだろうかっていうようなね、
あの・・・それに怖くなった時期があって、
去年はね、モザイクを書いて以降、長編はかけないんですよ。かけてないんです。
100前スレ865-878:02/02/24 01:25
男司会者
編集者的ないろんな部分をこうサンプリングして、こう、とってくる部分と、
その、憑き物がついたようになっているところが、
なんか、人馬一体のようなところで書いていたのかなあっていう。

ランディ
そんな感じですね。
ただ、作家って自覚がないままに本当にあっというまに
なんというのかな、本がたくさんでてしまって、
自分の立場というか、何故かくのかとか、どう書いたらいいのかとか、
著作権の問題とかも含めて
あの、ただただかいてしまったので
それにハタとあるとき気が付いたときに、とても怖くなりましたね。

男司会者
著作権の問題といえば、
つい先頃も、ひとつ著作権の問題を。

ランディ
はい。片山さんという方の本を無断使用したということで
合意させていただいたんですけども、
そのときもやっぱり全然、そんなこと、何ひとつ考えてなくて、
で、まあ、いろんな人に相談したんですけど、
この程度だったら大丈夫というふうなお答えをいただいたりしてたんで、
えー・・・なんにも考えて無かったですね。
ホントに自分で、こう、ただ目の前にある締め切りに向かって
楽しくて書き続けていたっていうような一年間だったから・・・。

男司会者
偉大なるアマチュアみたいな。

ランディ
ええ。ほんと、そんな感じです。

男司会者
プロの作家という意識を・・・

ランディ
なかったです。
男司会者
・・・無く、こんな長編を、そしてこんなベストセラーを疾走して書き続けた。

ランディ
で、あるときやっぱり立ち止まって
どうしてこんなに急いで書いたんだろうわたし、って思ったんですよ。
でもそれはまあほら、出してくださる出版社があり、
書いてくださいという編集者の方たちがいるんで、
それに応えたくてうれしくてうれしくてただただ書いてたんだけど。

女司会者
読みたい読者もいたんですよね。

ランディ
それじゃだめだなってすっごく思って。
101無名草子さん:02/02/24 01:37
「このていどなら、みんな、だいじょうぶって言った」ってことを
強調すると、片山さんがひどいナンクセつけてきたみたいな印象
をかもしだせるよね。
102無名草子さん:02/02/24 01:38
野球ヲタワラタ

http://ime.nu/www.baseball-lover.com
103無名草子さん:02/02/24 01:39
偉大なるアマチュアで喜ぶなよ。カス。
104前スレ865-878:02/02/24 01:44
男司会者
だめだなっていうのは、どこらへんがダメなんですか。

ランディ  (*このあたり、早口、声たかい)
まず、書くという覚悟ができてなかったですね。
これは著作権の問題についてもそうなんだけど、
これは知らないじゃすまされないですよねぇ?絶対。
だからこの問題に関しては、とにかくわかってなかったので、
100%あやまって、うん、あの合意していただいてるんですけど、
著作権法っていうのをはじめて読んだんですよ、その時期に。
そしたらすごい厳しい法律で、
このことしらないて、よくもかいてたなーっていうような、頭ガーンときちゃって。

男女司会者
うーん。

ランディ
それともうひとつは、あの、
あたしの父のこととかたくさんかいてるんですよ、家族のこととか。
父はまだ存命していて、父はわたしが作家であることをずっと知らなかったんですよ。
っていうか、あたしも自分があんまり自覚がなくて、
あんまりあっというまに売れちゃったので。
そしたらなんかそのことで、父に内緒でね、こんなに家族のことを書いてしまったことに
ものすごいなんかこう、怖さを感じてしまって。
で、去年はやっぱり家族について書いた部分に付箋を貼って、
自分の作品をダンボールにつめて、父宛に送ったんです。
すっごい怖くて、なんか、絶対怒るだろうなって思ってて。
そしたら父から連絡があって、
「お前はなんだこんなことを書いていたのか。夕べ寝ないで読んだよ。
 ショックだったー」
っていうんですよ。

女司会者
お父様が?

ランディ
うん。
105前スレ865-878:02/02/24 02:00
男司会者
それではじめて知った、というか、書いていたってことも知ったし、
娘が父をどうみていたかもはじめて知った。

ランディ
「ショックだったー」って。
だけど、あたしもう、絶対罵倒される、すごい気の荒い父なのでね、
絶対罵倒される勘当ってまた言われるとおもって覚悟して電話で話をしていたら、
「でもな、娘にかかれるならしょうがないよ、お兄ちゃんもよろこんでいると思うよ」
といってくれたんですよ。
そして、そのときから、書く「業」というものを考え始めて。
こんなに自分が書いてしまう?世界のいろんなものを?裏側のもの、ひとの心とか、
本当は隠したいような汚いものとかを、さらけ出して書きたくてしょうがない?
書いているとこんなに楽しい?それはもうひとつ私は「業」だと思ったんですよ。

女司会者
自分自身が持って生まれた?

ランディ (一人称があたし→わたしに近くなる)
うん。で、その「業」だってことをひきうけないと、次からわたしは書く資格が無いなと。

女司会者
うーん。

男司会者
今はこう、インタビュアーとしてインタビューをしているんですが、
ただ友人としての僕としては、田口さんの書き方について
まあ、友達としてはものすごく不安を覚えていたところがあって、
こんなに自分のことをどんどん投入しながら、自分の傷であるとか、
過去であるとか、家族関係を
どんどんどんどん書いちゃって燃え尽きちゃわないのかなということが
とってもとっても心配だったんですね。
あともうひとつ心配だったのは、その、読者の人たちとどういう距離感をとるんだろうかって。
その、ウエブとかで流れているエッセイを毎週毎週こう読んでいる人がいますよね。
それっていうのは、また本を買って読む人とはまた違った親近感がものすごくあって、
もう、そこで読んでいるのを文学作品として読むのではなくて、
わたしとつながっているひと、まさに「コンセント」であったり、「アンテナ」であるひとという
すごい一体感のなかでかいていると思うんですよ。
すると、その関係というのは、普通の作家と読者の濃密さよりも濃いだけに、
今度はある種危険な関係ではないかとも僕は思ったりするわけです。

ランディ
そうですね、たしかにおっしゃるとおりだと思います。
でもあの・・・それも含めて、去年一年間自分がこう、やってきたことというのは、
ひとつ本当に自分がこう・・・かくことで、ひとを、なんというのかな、
何かをあばいているのだということにはっきりと気が付いたんですよ。
その時点からね、なにか意識がちょっと変わっちゃって。
106無名草子さん:02/02/24 02:05
番組見てたけど、別に司会の上田氏にせよ柴田アナにせよ、
ランディー擁護する感じでもなかったんじゃない。
上田氏だって、読売の書評2年間で50冊くらい書評してるわけだし、
その前は毎日新聞で3年間論壇時評書いてて、自民党論とか
政治経済外交の話も書いているみたい。どっちかというと本格派の批評家でしょう。
(彼のホームページに書評も論壇時評も全てアップしてあるよ。
http://www.valdes.titech.ac.jp/~ueda/ueda.html
まあ、ランディーとはお友達らしいけど、そんな女とつるんで
何かしても、あんまり彼にとって利益はなさそう。
10781:02/02/24 02:07
>>93
井上章一と上田紀行を勘違いしていました。ご指摘感謝します。

>上田紀行の著書は『スリランカの悪魔祓い』『癒しの時代をひらく』
『覚醒のネットワーク』など。

うーん、なんだかオウム騒動の頃の中沢新一を連想してしまう。
上田って学者はオウム問題にはどういうスタンスをとっていたんだろ?
翼賛していたのかな。オウム問題でボロを出さずに済んだとしても、
ランディごときを擁護して学者の見識を疑われたら悲惨だな。

108無名草子さん:02/02/24 02:07
上田氏は、ただ頭があったかいだけだと思った。
109無名草子さん:02/02/24 02:08
頭にキレのない学者って、いるよ。
あったかチャンのひとりだろ。
110前スレ865-878:02/02/24 02:09
男司会者
あばいてるというのは、何をあばいている?

ランディ
何か闇のようなもの。

男司会者
ん?自分の中の闇ですか?

ランディ
いや、それも含めてなんかこう、本当は人にとって、みたくもないようなこととか。

女司会者
明らかにさらしているという意味ですね。

ランディ
そうそうそう、そんな感じ。
そんなことを書きたくて書きたくてしょうがないわけですよ、わたしは。
だからね、そういう存在なんだ、
それちゃんとひきうけようというひとつの決意表明のようなものを
去年から今年にかけてしたんですよ。

女司会者
それは例えば読んでいる人たちがみんな心の中にもっている、
でも外には出せない闇のような部分のようなところを、
田口さんご自身がかわりになって表にだしてあげるというような?

ランディ
ううん、ううん、そんなおこがましいことじゃなくって、
そういう書いちゃう奴なんだわたしはっ!という、そういう存在なんだって、
いいとか悪いとかじゃなくて、そういう業をもってうまれてるんだから、
それを自覚しなきゃいけないみたいな感じ?
111無名草子さん:02/02/24 02:11
この人きっともう書けないよ。
…というか、最初から“自分の物語”は一切書けてないんだから、
これから書けるようになるわけが無い。
最初から、書くべき物語とか、自分の表現方法を持っている人は、
他人のソレを拝借するようなことはしないんだよ。
著作権の問題は、知ってるだの知らないだの、
考えただの考えてなかっただのという問題じゃない。
作家の資質の問題だから。
112無名草子さん:02/02/24 02:13
>111
禿同。
113無名草子さん:02/02/24 02:17
>>111
それに尽きる。
114無名草子さん:02/02/24 02:27
前3作以上のものを書こうとすれば、他人のものを丸ごとパクるしかないだろう。

しかし、ランディの場合は、それをやるかもしれない。

1年半で長編3冊というペースにも、自分の評価が気になって仕方のない作者の
アセリが見える。

第1作がどんなに売れても、自分の内実のなさに激しい不安を感じていたのだと思う。
「もっといいものを見せて自分を認めさせてやろう」というアセリが、次々と作者を
盗作の製造に駆り立てていたのだと思う。麻薬患者の禁断症状に似ている。
クリエイティブな作業というよりも病的な中毒症状といった方がいい。
115無名草子さん:02/02/24 02:42
エッセイを読んでも同じことを感じていたんだけど、BSのインタビューを
観て確信したね。ランディは、編集者より向こう側の人間(つまり、読者)は
まったく見えていない、ってことを。
116前スレ865-878:02/02/24 02:50
女司会者
インターネットだけじゃない読者も増えてくると、重ねてしまって、
例えば「田口さんがわたし自身のことをかいてくれている、
代弁してくれているんじゃないか」とか
「田口さんって本に書かれているような、そういう姿のひとなんだ」といって
あこがれるっていうような様々な受け手がいるわけですよね。
そういう人たちに、どう受け取られたいっていうふうに思ってらっしゃいますか。

ランディ
もう好きなように受け取ってくださっていいです。
わたしはそういうこともふくめて、そういうふうに・・・
みなさんがどのように受け取られようとも、かきたいという私がいるので
ごめんなさいといいながら書き続けます。

女司会者
こわくないですか?

ランディ
こわいです、すごく。
でもかきたいから。業だから。

男司会者
業なんだよね。
僕も前、「アンテナ」の書評を書かせてもらったとき、新聞のね、その最後に
「読者は救われない田口ランディの悩み葛藤して傷つきながら進んでいる姿をみて
欲情するのだ。」
と書いたんですけれど、逆に読者側から見たら、勝手に一人だけ救われて
ゲーム終わっちゃ困るわけで、血反吐を吐きながらその闇にむかっていく作家を
みたいという思いがすごくあるんじゃないかなっていう感じがすごくしたんで、
そうすると作家は生贄になっちゃうんじゃないかという思いまで若干、したんですけど。

ランディ
なりたい!

男司会者
なりたい?!

ランディ
はい、なれるものならなってみたい。

男司会者
十字架にはりつけになって?

ランディ
いやー、もう、それくらい覚悟しました。
117無名草子さん:02/02/24 02:51
>>111
まったく同感。ですが、それでも作家という地位にしがみつきたい
田口は、ともかく駄文をひたすら書き続けるでしょう。
幻冬舎という存在がある限り、駄文という名の小説は、
それなりに流通するでしょうね。
今度は、海外のマイナーな作家をパクるんでしょうが。
118前スレ865-878:02/02/24 02:51
男司会者
ただね、ものすごく性描写とか、セックスに関して過剰にセクシャルというか、
セックスを求めてる女性像が多いですよね?

ランディ
それね、とことん一度書いてみたくて、
でも「昨晩お会いしましょう」で完結したので、これからはあんまりかかないと思います。

男司会者
そうなんだ。僕はその闇の力というのとか、闇のものとかにきりこんでいく性の役割というのは
どこらへんなのかなとちょっと生の声で聞いてみたいと思ったんですが。

ランディ
ひとつにそのセックスというのが、何かこう自分の・・・なんというのかな、
たとえば死、死とか、なんというの?タナトスというものがあって
それが人間の死にむかうような抑動(?)だったとすれば、
それをわりと日常的にカンとひっくりかえしてくれて
エロスに向かわせるのが性だとおもってたんですよ。
その部分でもって性というものを死を凌駕するものとして描きたいという気持ちがすごくあって、
それで性についてはかなりしつこくかいてたんですけれども、
もう、ちょっともう、飽きたかなっていうのがあって、セックスは。

男司会者
そこの、死をね、生を転換する方法というのは性だけなの?

ランディ
いや、だからもうちょっと性には飽きたので、別のものでやってみたいなーって。

男司会者
どこらへんのもので?

ランディ
次はね、音楽っていうのを考えているんです。

男司会者
へええ〜!

ランディ
音楽的エロスってものをちょっと自分のテーマにして長編かいてみたいなって。
119前スレ865-878:02/02/24 02:52
男司会者
なるほど。それも聞きたいけど・・・
そもそもなんで、そんなにエロスに興味があるんですか?その死から生へ・・・
それはお兄さんのことだけではなくして・・・?

ランディ
それはもう、中学生とか14歳ぐらいの思春期のころから心のなかにずーっとあったテーマですね。

男司会者
まあ、そうすると、そこでプロの作家の自覚がでてきた田口ランディは
今後どういくのかというのは、誰もが注目していることだと思うんですが。

ランディ
もっとゆっくりかきます。注意深く、丁寧に。本を。うん。
やっぱり、こんなペースは普通じゃない。うん。
よくなかった。すごく反省してます。

男司会者
でも普通じゃないけど、そこで生み出されて来たものに関しては、
それなりの自負がもちろん、ありますよね?

ランディ
あんまない。

男司会者
ない?
でもこれだけ売れたし、これだけの読者の人から大変熱狂的な支持をうけてきたし、
その人たちの人生にも影響を与えたし。

ランディ
もちろん、その買ってくださった方にはもうしわけないんですけど、面白いかもしれないけど、
あの・・・自分がなにかこう、書きっぱなしにしていったっていう感じがあって、
あの・・・自分でひきうけてなかった、何かを、という、すっごいそれがあるんですよ、自分の中に。
あたしが書くってことを、自分で選択してきちんとかいてなかったというか、
いまだから私は、再選択してるんですよ。書くっていうことを。

男司会者
いつの間にかやっぱり神輿の上に乗って踊っていたという。

ランディ
いつのまにか書いてちゃダメなんですよ、やっぱり、こんなものは。あは。うーん。
書けちゃったから書いちゃったけどー。
そーりゃ無責任すぎると思った。うん。

男司会者
なるほど。
そうすると今後は一歩一歩こう、踏みしめて書くような。

ランディ
なんかね、自分が書かざるを得ないというか、書きたくてたまらないという
自分の書くという業みたいなものと、
他者の、他のひとたちとのいろんな業みたいなものとをかけあわせて
それはこう、死から生にひっくりかえるような力のある、
なにかこう、業をぽーんと転換できちゃうような、そんなものを一生のうちにかけたら、
わたしはそれで満足だなって。
120前スレ865-878:02/02/24 02:52
男司会者
これだけカメラが回っている中でそれだけ率直に創作者としての、あるいは
一人の女性としての声をいっていただけたというのは、なんか大変嬉しかったような
気がします。

ランディ
えへへ。そんなあ。

男司会者
ぜひ、これからも、まあどういうものを書いていくかというのが
大変注目して行き・・・

ランディ
(さえぎるように)
こんな大風呂敷ひろげちゃってどうしようみたいなー
う“〜〜〜〜!とかって。

男司会者
(気を取り直して)
ではまた、いままでのが現世で、これから来世だという気分で、
生まれ変わっていけるかもしれないんで。期待しております。

男女司会者
今日はどうも本当にありがとうございました。

ランディ
こちらこそー。
121前スレ865-878:02/02/24 02:55
終了です。
誤字脱字のチェックはしてませんが、ゆるしてください。
ランディさんがよく言葉を伸ばしていますが、ほぼ原文ママです。
悪意はいれてません。本当に語尾延ばし言葉、語尾上げ言葉で
話しています。
>120の「う“〜〜〜〜!」も原文ママだと思います。

疲れました。