すげえ本なんだ。 訳も良く練られていて、言葉が光ってる。 たぶん、先入観無しに読めば面白いはず。 知名度は低いみたいだが。 読んだ奴感想聞かせろ。
途中で挫折しちゃった
そうか。。。そう言う人多いよね。 ハマれる人には最高な世界だと思ってんだけどね。 押し付けてるつもりはないですけど。 シュルレアリズムが大衆性を獲得したらあんな感じに なると。 他に読んでる人いないのか? うんちく系、ヲタファンタジー系はムカツク人、 ロアルドダ―ルとか、、、そうだな、 「面白く洗練されたもの」を求めてる奴、 読んでみてよ。 仮にもエンデだぜ?
>>1 、
>>3 なんでおまえがそんなにエラそうな言葉遣いしてるんだか知らんが、
エラいのはエンデであって、おまえではない。
俺も途中で挫折した。 いまいちストーリーが追えなかったのが敗因。
モモは好き
もももすきだがふとももももっとすき。
ももも好きだがふとももも好きだが鏡の中の鏡も好きだが果てしない物語はもっと好き。
面白くて知名度の低いのと言えばラリーニーヴンのファンタジーだろう 批判的な意見はあまり聞かない SF作家としては非常に有名なのだが エンデと言えばネヴァーエンディングストーリ
えー? おれはあの翻訳がさっぱり日本語になってなかったせいで 読後感が最低だった。
11 :
無名草子さん :02/02/13 23:32
自由の牢獄もいいぞ!
12 :
無名草子さん :02/02/14 07:28
魔法のスープはなんとなく評価低いな。
13 :
無名草子さん :02/02/14 08:20
ミハエルをミヒャエルって書くのってなんかむかつくよなあ。 メルヒェンとか。もうどうしょうもないんだろうなー。誰か統一してくんないかな。
14 :
無名草子さん :02/02/14 09:42
ドイツ語だからしょうがないべさ。
15 :
無名草子さん :02/02/14 10:02
俺、95円で手に入れたよー。 めちゃくちゃラッキーだった。 内容が高度過ぎて意味あるんかいな? なんて思ってしまうけど 理解するために再読する楽しみもありまして。 エンデの内面がよく書かれている〜みたいな 批評があるのよな。 でもあの和訳はとっつきにくい、慣れるのに時間が 掛かってしゃーない。
スマソ。偉そうに書けばレスあるんじゃと。 小学生の頃読んだ奴って、もう血肉になってて 客観的になれなくない? 自分が思う程には、いい作品じゃないのかなあ。 果てしない物語の次の段階を書いてる気がした。 エンデって晩年日本人と結婚してるよね。 ちょっと鬱。 ロアルドダ―ルも同じ位好きだ。 スティーブンキングの短編も。 そこから抜け出せない。ガキの頃のあのたかぶりをもう一度 感じたいなあ。いい本は沢山あるが。
17 :
無名草子さん :02/02/14 21:37
>>1 この人、「空飛ぶ木」でしたっけ?書いてますよね、他の作品はよいですか?
この人の本装丁がきれいだから好きです。
>>17 ミヒャエルエンデは、いいです。
物語の形をとっていますが、現実のことです。
夢をあきらめられないとか、
自分の誠実さに対する、羞恥心からくる反発とか。
「癒し」とかでくくらないでほしいけど、エンデの
伝えたかったもどかしい感じが
胸に響くよ。。。
でも、面白いが前提だからかっこいい!
鏡の中の鏡は、いくぶんメッセージ性を強めに押し出して
いるから読み辛いのかな。
私的な感じが、せつないよ。
あと、 >>9 の方、ありがとう。読んでみる。 受験終ったら読みまくLO!
20 :
1は受験をがんばって。 :02/02/15 11:33
小学生の時、はてしない物語続きで読んだときには挫折したんだけど。 高校で改めて読んだら凄く好きだこの本。 自由の牢獄の「旅の終わりの目的地(?違うかも)」と併せてツボでした。 挿画がエンデの父の手になるものと聞いて感嘆。 淡々とした言葉も活字のやや小さめの感じも歪みながら連なって行くストーリーも ツボだった。じっっ・と水に浸るみたいにして読んだ。 静かな音楽みたいだ。と思た。 ・・・と褒めてみるとなんか恥ずかしいですが。すきですこの本。
21 :
あさって受験1 :02/02/15 16:51
ううっ、初めて仲間を! >>20さん 嬉しい、、、(;_;) そうですね。「しみる」ぴったり。 1は成仏した。
22 :
無名草子さん :02/02/15 18:28
age
23 :
無名草子さん :02/02/15 22:31
24 :
無名草子さん :02/02/15 22:39
ついつい、何の暗喩なんだろうと考えながら読んでしまうので、とにかく疲れました。
>>24 うん。ちょっと暗喩が露骨過ぎて、パズルみたいな本だよね。
言わんとする内容よりも、何を言わんとしているのかに注目
してしまう。そんなミスリードが入り込んでしまっている本
だよね、
26 :
無名草子さん :02/02/15 23:13
>>21 ヨカタ。成仏出来タカ(w
この本は、「先に絵ありき」なので
エンデが父の作品から得たインスピレーションによって
とりとめもなく浮かんでくるストーリー・イメージを綴っていった、
ていうのが近いのかな、と思ってます。
だから長さもまちまちだしストーリーとも言えないような
孵化していない、物語の種のような、単純な情景描写があったりする。
チェコとかヨーロッパの(?適当)すごくキレイで凝ってる、
でもストーリーらしいストーリーがなかったりやたら不条理で暗かったりする
短編アニメーションのような感じ。で。読んでるさ。
コドモの時はやたら難しいとしか思わなかったんだけどねー。
あまりモノを考えなくなったのかも・・・
27 :
無名草子さん :02/02/15 23:25
大学の図書館で、エンデだって知らないで 待ち合わせ時間潰す為ダケに読んで、 どっぷり。 挿絵もキレイだったし… 内容についてはとにかく読んで、としか言えない。 天使の羽に色々くっついてくる話が好きだったなぁ。
28 :
無名草子さん :02/02/16 00:11
>>27 それは、鏡の中の鏡の青ざめた天使かなあ? 私は魚の目をした男の話がスキ♥
こんなにレスが。。。! 立てた甲斐があったよ。 私は、売春婦の通りで人生を学ばされるやつとか、 ホルとか、もおおおおおお全部好き!
30 :
無名草子さん :02/02/16 22:44
頭やわらかいうちに読むべき名作。 私はあまりの脈絡のなさエグさに吐き気催していや〜な気分をひきずった。 でも稀代の名作ではないかとは今では思う。 1個1個思い出すからか・・・嫌々続けて読んで頭痛くなってたかんなあ・・・
31 :
無名草子さん :02/02/17 22:17
妙に忘れられない一編 暗闇で幕の開くのを待っているバレエダンサー でも幕はいつまでたっても上がらない。彼は動けない。 ひとつひとつ動作を忘れて行く・でも立ち続ける・・・ なんの動きもないんだけどな。 ただただ幕の内側の沈黙がずっしりと。
思い出したんだけど、1番好きな話。 教室の中に雨が降ってるやつ。すっごい好きで、 思わず生き方変わったよ。 最後のほうの、ためらってる男が、、、せつねええええ。 さあもっといないのかよう!レアなんだからどんどんこいや! そういえば、この板ではエンデってどうなの。 もう語り尽くされてしまって、今更なのか。
33 :
無名草子さん :02/02/19 16:29
あれ、カサの挿画が良いよねえ>教室の雨 エンデとミヒャエル、のふたりが連れ立っていく短編好きだな。 唯一?明るい感じで。希望が見えるよーな
34 :
無名草子さん :02/02/20 12:36
ageagea--- S・キング引退カナシイ
35 :
無名草子さん :02/02/20 13:27
引退って言っても復活するかもしんないじゃん? 希望もちなよ。 それに比べエンデは・・・ 日本語訳がまだない奴、早く日本語になんないかな?
>>35 そんなのあるの!?
超読みたい!!!
ところで、エンデでベスト3を挙げてください。
ちなみに私は、、、
1 鏡の中の鏡
2 魔法の学校
3 果てしない物語
魔法の学校も好き。
37 :
無名草子さん :02/02/22 20:39
「魔法のスープ(かな?ウロオボエ)」 ぜったい「何故?」と考えちゃいけないって 考えれば考えるほど無理だ
>>33 10年以上前に「エンデ親子展」で日本に原画がきたので
有楽町まで見に行ったよ。
挿絵ではペン画みたいに見えるけど大きな油絵だった。
すっごく素敵だったです。
自分のベスト3 1 鏡の中の鏡 2 はてしない物語 3 夢のぼろ市
果てしない物語の、元帝王の都だっけ、あの部分の感じが 「鏡〜」に多い気がする。 ところで、果てしない物語はスレないのかなあ。 2ちゃんには来ないのかも。
41 :
無名草子さん :02/02/26 19:40
エンデ作品スレにしたらいいんじゃない? ここで語っちゃえ。
42 :
無名草子さん :02/02/27 03:22
>>38 羨ましい・・・
図書館の画集でみたことがある。
実物見たいなあ。
馴れあいは良くないですけど、ウカタヨ。 果てしない物語で好きなシーン!いってみようか!! >>1 学校の物置で食料ちびちびくってるとこ。 ザイーデでしたっけ?作品中、彼女にどうも違和感を 感じませんか?彼女だけエンデに操作されてない、 というか、、、ぐっと現実感がある。 ただの気のせいかな。どうでしょう。
44 :
学校の扉はホウレンソウ色 :02/02/27 12:46
ヨカタネ! オメデタウ!
>>1 サイーデだったかな。
バスチアンの記憶をどんどん奪って行ってしまうひと。
バスチアンがあまりに不甲斐ないのでうずうずした・・・
はじめてこの本読んだ時、時間を忘れて読みふけって真夜中になってたんよ。
で、「塔の時計が12時を打った。」ではっとしてマクラもとの時計をみたら
・・・12時ジャストだった。 正直ぞっとした。
45 :
無名草子さん :02/02/28 00:48
『はてしない物語』に切り替わったの? 全ファンタージエンの出来事を記録するという古老が、 なんか存在感あったな。 女王と対話するシーンは、 「物語」という枠のギリギリの秘密を語っているようで どきどきした。
はてしない物語と鏡のなかの鏡は、物語の、物語としての枠そのものを扱った作品というてんが 同じだからある意味大変似ていると思う。 鏡のなかの鏡は一番好きな本かもしれない。 中学生のときにはじめて読んで、何度も読み返しました。読み返すたび新たな発見があった。 一番すきなのは、魚の目をした男のはなし。次が、屋根裏部屋が空色なはなし。 自分はよく、この本みたいな雰囲気の夢をみます。
>>46 禿同。鏡の中の鏡的な現実の切り取り方って、
ほんの少しだけ町田康を感じる。右脳的というか。
絵画的なものの見方を文章に起こしたような。
このスレ好き。。。幸せ。
48 :
無名草子さん :02/03/01 19:43
age
>絵画的なものの見方を文章に起こしたような これわかるよ。そういう意味で「鏡の中の鏡」好き。 エンデの著書で、まず最初に買ったのがコレ。 中学生の時だったっけ…。色彩感覚豊かな表現が 結構多いよね。絵が描きたくなるような。 …最近読んでないなー…また読もう。
50 :
無名草子さん :02/03/09 02:30
エンデについてこんなにも熱く語っている人達がいるなんて、ちょっとした 感動を覚えました。中学生のときに「果てしない物語」を図書館で借りて はまりましたね。でも周りにだーれも読んでる人なんていなくてさ・・・。 指輪物語もそうだけど子供の頃読んでた海外文学ものって映画化される率 高いと思いませんか?ちなみに「鏡の中の鏡」も好きです。でも当時中学生 だった私にはちと難解だったかも。もう一度読んでみます。
51 :
無名草子さん :02/03/09 02:43
そりゃ翻訳される率が高い名作は 映画化される率も自然に高まるってもんで
52 :
無名草子さん :02/03/09 15:42
そのとーりだね。 でもあまり映画化してほしくなかったかも@「はてしない物語」 指輪は危惧してたほどじゃないし、私的には アラン・リーが好きなので、彼がスーパーバイザーだか なんだかやってたのでオッケイ。 案外今「ネバーエンディングストーリー」を作ったら いけるのかなぁ…?? エンデの新作はもう二度と出ないのが残念…今更だけど。
53 :
無名草子さん :02/03/09 16:56
蝋燭でできた城が炎の踊りのなかで溶けていく話が好きだ。 色彩感に満ちた描写で、散文詩のような・・・
54 :
無名草子さん :02/03/09 19:10
どの話も一枚絵になりそうな感じがする。
55 :
無名草子さん :02/03/13 02:55
結構沈んでるのでサルベージ
お久しぶりです。 最近またエンデ熱がヒートアップです。 ではまた独り言、、、 鏡の中の鏡に、絶えずたゆたっている倦怠感とか、 無力感。全ての論理やつじつまが、この場では全く無力だ。 この感じ、、なんだか懐かしい。 子供の頃、世界はこんな風だった気がする。 デカダンスとも違うと思う。終末観(感?)とも違う。 エンデがこんな風に世界を生きていられるのが羨ましい。
57 :
無名草子さん :02/03/16 21:05
いいですね。鏡の中の鏡。 図書館で借りて2度程読んだけど、あの薄明かり(どこから射してるのか判らない)の中のような世界が妙に懐かしかったです。 話を覚えてるのは、最初のゴーメンガーストっぽいのと、ミノタウロスのだけですが。 はてしない物語も似た雰囲気があるって思ってる人結構いらっしゃるみたいですね。 私は、あの霧が掛かったような、たった一度しか触れられないような儚さというか隔絶を2作品に共通して感じます←変な日本語ですが ついでに、エンデでは「自由の牢獄」っていう中短篇集もあの雰囲気(もうちょっと明るいかな)に近くてお薦めです。
58 :
無名草子さん :02/03/16 21:13
押井守監督のOVA「天使のたまご」があの中に入ってても違和感なさそう。 押井氏嫌いな人いたら失礼。
ていうか番地外
>>57 自由の牢獄もいいっスよね。最後の方の、奇跡を夢見て
魔術師になり、絶望して、、、せめてもの道しるべ役が、、、
ウッウッ。。。泣いたなあ。
金ないからその話だけコピーした。・・・人生変わったなあ。。。
話の質は甲乙つけがたいっス。でも1個人としては、鏡の中の鏡の
タイトル通り、話を内包しつつ展開していくアイディアにしびれた。
ちなみに夢のボロ市はあんまり好きでなかった。今まで翻訳物で
意識したことなかったけど、訳のマズさを始めて感じた。ま、個人の
嗜好によるなんて分かってますよう。
61 :
無名草子さん :02/03/21 12:33
「遠い旅路の目的地」が好き。
62 :
無名草子さん :02/03/22 13:47
海へ向かう列車に乗った男の話が好き。 「その時、男はこの列車が何処へ向かっているのか気づいた。海だ。」 で終わる奴。 それと、永久に向こう側とつながらないのに、向こう側からどんどん 人がやってくる未完成の橋の話も好き。 ああ、こうやっているとどんどん記憶がよみがえってくるなあ。また 買っちゃおうかな、「鏡のなかの鏡」。
63 :
無名草子さん :02/03/22 13:56
ホル
64 :
無名草子さん :02/03/23 01:47
「眼を閉じる、顔の内部、ほかには」が好き。 キツネとオオカミが男の代わりに罪を償う話。 何ていうか…希望を感じる。 「教室では雨がたえまなく降って」から「俳優たちの廊下で私たちは」 への入り方もすごく好き。視覚的効果抜群。
26=64ですね?共感する! 鏡の中の鏡って詩に近いな。というか新しいジャンルだな。 遠い旅路の目的地で、主人公が出会う絵。初めに読んだ時は そういう感情が理解出来なかった。しかし今なら、それは私にとって 鏡の中の鏡だな〜と思う。本当に好きだもんなあ。。。 比べる事が意味あるか、と言われたらお終いだが、指輪物語みたく 変に設定に凝ってたり(それに需要があるのは分かるよ)、 既存の作品の型からパターン化されてない作りが好き。 というか「物語」ですらないな。 悪童日記のシリーズもやばいよね?ゲド戦記もそうだけど それぞれの巻で話はつながりつつ、完全に独立した読後感がある。 あと辺見庸って最近知ったけど、日本人にもこんなに凄いひといたんだと もの凄く驚いた。スレ違いでごめんよ。
66 :
無名草子さん :02/03/23 12:10
ここは「鏡〜」と「自由〜」の共同スレにしていいんですね? 私は自由の牢獄の「ミスライムのカタコンベ」に妙に惹かれてしまった。 自分だったら、心身引き裂かれてもいいからあの外に行きたいよ。
ミヒャエル・エンデの一環したメッセージはお金です。 この作品にもお金を皮肉った所があるのでしょう。 今の価値以上の力を持ったお金に対する憎しみが彼の創作活動に 影響を与えているように良く思います。
68 :
顔も名前も出さずに毎月100万円 :02/03/23 13:00
Future-Web(フューチャーウェブ)登場
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ご、ごめんよ26=64じゃないよ…。
70 :
無名草子さん :02/03/24 00:46
>67 「ハーメルンの死の舞踏」なんてそれが顕著にでてるね。 挿し絵も含めてとにかく中味も後味も悪い話。グロいとも言える。 関係ないけど、鏡〜を私にすすめてくれた友達曰く「貴方のイメージに近い本」。 私や彼女の性格から察するに”わけワカラン”って事だろうとは思ったけど、 この本って読んだ人によって受ける印象が全く変わるような気がする。
正直、気がすんだ。 こんなに好きな人がいるなら、何も心配する事ないな。 マジで嬉しかったです。
72 :
無名草子さん :02/03/26 20:19
今手元にないのですが・・ サーカスの話で・・ この世界からは逃げられない という台詞(うろ覚え)が太字で書かれてあって 最後は(主人公らしき)男の死で終わる という作品がありませんでしたっけ? 好きなのですが・・
73 :
このスレ好き46 :02/03/26 21:56
>62 正確には、 「そのとき突然、魚の目をした男は、自分がどこに向かって歩いているのか、理解 した----はっきりと理解した。心臓が止まらんばかりに。 海だ。」 です。私もあの結末ゆえに、あの話が一番好きです。 >72 それは「鏡のなかの鏡」の中の一編、「サーカスが燃えている」です。物語に 隠された重要な秘密が示唆されている一編。 ここでは訳者の評判があまり良くないみたいですが、私は結構評価してます。特に、 訳者後書きの「ひとつずつ順番に、大きくゆがんだ鏡像となって前の話を映し出し」 とか「音楽の進行に似ている」とかは、この作品の本質をよく表現したナイスな 評論だと思ってます。 今、自分はフラクタル(自己相似)のことを調べています。物語や詩でフラクタルを 作ったとしたらそれはきっと「鏡のなかの鏡」みたいな作品になるんじゃないか と思います。
1だけどさ。。 >72 私、この話良く分からなかった。感じようと何回も読んだけど、 一枚にまとまらなかった。 挫折sage
下がってないし。
76 :
無名草子さん :02/03/31 18:21
コンクリートの箱から出られないように閉じこめられて、切符を売っている
娘の話もありましたね。
>>73 >このスレ好き46さん
正しいラストを書いてくれてありがとうございました。そうか、魚の目を
した男の話があの話だったのか。今、手元に本がないので、助かりました。
77 :
無名草子さん :02/04/03 09:25
ん、エンデか・・・小学生のとき読み漁った記憶があるな。 鏡の中の鏡は小学生ではなにやら難解そうで手を出さずじまいだった。 古本屋で目に留まったらかってこよう...貧乏なの。
78 :
無名草子さん :02/04/04 01:46
ひさびさ。 エンデって、最初から作家だったのかなあ。
79 :
無名草子さん :02/04/04 01:48
80 :
無名草子さん :02/04/04 04:01
「はてしない物語」を小学生のとき、あの二色刷りの装丁で読んで バーチャルな感動を覚えた者としては、文庫版も二色刷りで出して 欲しかったなぁ、と思ってしまう。 映画も観たけど、やっぱ本ていうメディア(+二色刷り)じゃなきゃ! と思ったなぁ。
81 :
無名草子さん :02/04/04 07:12
>>80 映画・・・・・映画といえば
俺の小学校先生が何故か時間を割いて
ネバーエンディングストーリーのビデオを授業中に見せてくれて始まったんだ
本への没入と激しいファンタジーへの傾倒が
思えばあそこが人生の分かれ道だったんだなぁ・・・・。
初めてわかった、自分はどこからこういう趣味になったんだろうって思ってた疑問が。
果てしない物語もう一回読もうかな....
あのずっしりと重い本は宝物だ。
82 :
無名草子さん :02/04/04 07:14
>>80 そういうわけで、なんか、80さん
ありがとう、あなたのおかげだ。
大切なことを思い出しました。
83 :
無名草子さん :02/04/05 19:14
円出は「モモ」と「はてしない物語」しか読んでないや。 「鏡の中の鏡」は挫折。厨房には難解過ぎましたよ。 ・・・再読しよう。さあ、どこにしまったっけ?
84 :
無名草子さん :02/04/09 20:15
「私はおとな・こども」「私は湖を産むだろう」と壁に書かれている…… この情景だけ覚えているのですが、全体はどんなお話でしたっけ? 知っている方、よろしければ……
世界旅行者は、この港都市の……
86 :
無名草子さん :02/04/11 21:14
>>85 ありがとうございました、無事見つかりました。
「私は老人・こども」でしたね、本当は。
87 :
無名草子さん :02/04/15 23:07
「山の上の売春宮殿は今夜も……」が好きだ。うろ覚えだが。 スキンヘッドの仮面の女王の元に何度でも戻ってきてしまう 世界を滅ぼすペンダント。 最後の宮殿の明かりを消させた女王の「待つの」と言うセリフが 切なくていい。
88 :
オルテガ ◆RS05gDgk :02/04/16 05:21
物凄く久しぶりに果てしない物語を読み返した。 初めて読んだ時は無条件に不思議な世界に入り込んだものだ。 バスチアンみたいに。 今、世界から一歩離れて読んでいる自分は成長したのか 歳をとったのかなどと思う今日このごろ。
89 :
無名草子さん :02/04/16 11:43
「自由の牢獄」読みました なんかイマイチだったな 自由というものはある種の不自由さ(規制?)が なくては実感しにくいもの、っていう風に 俺は読み取ったけど、でもそれって 自由についてのある考え方に対する アンチテーゼでしかないんじゃない? って思いました。 ちょっと読み方が論理的過ぎるかもしれないか、な?
やはりエンデは子供のものなのかもね。 さみしいね。 >89 私も少し分かりにくい部分があったよ。
91 :
Ψ(`▽´)Ψ ◆25DQN.Ug :02/04/19 02:00
鏡の中の鏡、三年前に一度読みましたよ。 話によってコトバが頭に入ってくる流れの速度が全然違う。 シュールな挿し絵には萌えましたが。 はてしない物語、四年前に二年ぶりに読んで号泣していらい読んでません。 もっかいよんだら泣けるかなぁ…。ハリポタなんかより全然おもしろいと思うのだが。
92 :
無名草子さん :02/04/19 02:19
>>91 実際ハリポタなんぞと比べちゃいかんと思ってるのはワシだけですかい。
つーかハリポタなんぞより面白い児童書はごまんとあるよね。
93 :
オルテガ ◆RS05gDgk :02/04/21 06:26
あえてハリポタと比べるなら、そうだな
少年の成長を見せてるところは通ずるものがあると思うが、
はてしない物語には、仇敵、打倒すべき敵ってのが出て来ないな。
障害はでてきても、それは本当の敵じゃない。
敵は「虚無」なんて抽象的だが非常に普遍的なものだったり
主人公バスチアンの中の驕りだったりする。
ハリポタの方がずっとわかり易い話しだと思う。
そのへん、ハリポタが爆発的に売れた理由の一つだろうか?
・・・
>>1 さん、すいません。
「鏡のなかの鏡」から外れてしまって。
別スレではハリポタはいわゆるキャラ萌え系だから ダメな人がいるんじゃないかいう意見もあった。 私なんかは正にそんな感じ。 …私もスレ違いでごめんなさい>>1さん。
別にいいっす。 ハリポタ、中身薄くて。ファンタジ―への導入なら いいんじゃないっすかね。 果てしない物語もいいなあ。エンデって凄いなあ。 こんな作品作りたいよ。。。
そうですね。ハリポタが入り口になればいいんですよねぇ。
97 :
オルテガ ◆RS05gDgk :02/04/24 04:15
また話しがそれて申し訳ないですが、ファンタジー、殊にエンデの本を 読むたびに、ああファンタジーって人間社会の鏡象なんじゃないかって 感じる。 だからこそ味わい深いのかもなんて。 惜しい人を無くしましたよね。 もっと書いて欲しかった。
自分は、至極真面目に、エンデの考え方、エンデの人生の続きを 歩むつもりです。分かり易く言えば、心の師として、これからも エンデには発信してもらいます。 分かりにくいか、、、
花嫁と花婿の話が印象に残ってるな・・・
100 :
無名草子さん :02/05/10 18:49
age
101 :
無名草子さん :02/05/10 21:06
私もはてしない物語続きで小学生のときに読んだが… 挫折こそしなかったが、結局何を言わんとしているか難解すぎたような… 今読んだら自分なりに再理解できるのだろうか?
そうだねぇ。はてしない物語は小学生にはわかりにくいかも。 中学か高校あたりで読むのが一番いいか?
103 :
無名草子さん :02/05/11 03:37
こんなスレがあったなんて! 何度読み返したことか。 私が印象に残ってるのは砂漠の花嫁の話とカテドラルが 火事になる話。(うろ覚えですが…)でもどれも好き。 マイベスト。 文庫版が2冊出ているのは謎だけど。
久しぶりぶり。 砂漠の花嫁花婿イイ〜! カテドラル、赤ん坊の泣き声がしたかと思ったら、 誰もいなくてスーツケースだけ、、、って、怖かったよ。
鏡の中の鏡>父のエトガー・エンデへのオマージュ。 父が描いた絵画からイメージを膨らませて書いたんだよね確か。 大昔にエトガー・エンデ展を見に行って、えらく感動した想い出がある。 美術界ではあまり評価されていないみたいだけど、最高のシュルレアリストだと思うよ。 特に「天使ローラー」っていう絵が好き。
106 :
無名草子さん :02/06/05 21:58
最近出た「だれでもない庭」読んだ人いますか? エンデが亡くなって、もう二度と新作は出ないのか〜・・・と思っていたのに、 あとがきを読む限り、これからも出版されそうな気配で嬉しいです。 「だれでもない庭」は、鏡〜はちょっと・・・という人も、 エンデの本とどう向き合えばいいのか、ヒントがたくさんあって、 とても分かりやすいです。 マニアにも、たまらない一冊。
107 :
無名草子さん :02/07/14 02:22
age
このスレまだ生きてたのか?!驚いた。 「誰でもない庭」読んでみようと思います。
「誰でもない庭」迷ったけど買ってよかった。 他のエンデ作品をひっぱり出して併せて読むと面白いです。
110 :
無名草子さん :02/07/27 21:19
age
111 :
無名草子さん :02/07/28 16:15
112 :
無名草子さん :02/07/31 19:39
やはりモモが最高傑作では!
113 :
無名草子さん :02/07/31 21:27
はてしない物語も(・∀・)イイ!!
114 :
無名草子さん :02/08/02 19:14
age
115 :
無名草子さん :02/08/02 19:17
あげ?
涙あげ
117 :
無名草子さん :02/08/05 22:48
「鏡のなかの鏡」読み途中age
おまえら馬鹿だな、この本はまず第一にエンデの親父に向けて書かれた 本なんだよ。そこに留意して読めば分かるよ。
119 :
無名草子さん :02/08/07 15:39
読み終わったage
120 :
無名草子さん :02/08/07 16:58
エンデのお父さんの画集もってるよ。八重洲ブックセンターですくなくとも 3、4年棚にあった・・。「棚」にあり続けたのはすごいと思う
121 :
無名草子さん :02/08/07 18:30
>>118 「向けて書かれた」ってのが微妙に違うような・・・。
気持ちはわからんでもないが。
122 :
無名草子さん :02/08/10 00:55
123 :
無名草子さん :02/08/11 02:03
本購入age。 「ものがたりの余白」の中で エンデが「鏡のなかの鏡」について 語るのを始めて読んだ。嬉しい。
124 :
無名草子さん :02/08/11 02:47
>>123 「ものがたりの余白」はエンデの写真なんかも載ってて、
マニアにはたまらない一冊ですw
>>122 シュルレアリスムが好きな人にはいいのでは・・?
ちょっと荒いので「綺麗な」ものが好きな人はだめかも。
エンデのお父さん、鉛筆の先に豆電球つけて暗い部屋でデッサン
描いてたっていう話、誰か知ってます?
126 :
無名草子さん :02/08/15 19:58
「許して、ぼくはこれより大きな声ではしゃべれない…」冒頭部。 耳元にホルが寄り添ってささやきかけているような雰囲気と静けさ。 他の話もいいけど、冒頭部が一番好きです。 翻訳物の中ではトップクラスの美文だと思う。
127 :
無名草子さん :02/08/18 07:59
息子は父親でもある師匠のすぐれた指導のもとで・・・ この話がよかったなぁ。網にからませたとかいろいろ。
128 :
無名草子さん :02/08/18 08:08
数年前は、途中まで読んで、読めなくなったけど、 もう一度チャレンジしてみたくなった。 ところで、鏡に向かって、お願い事しました。
129 :
無名草子さん :02/08/18 23:12
>>126 同意。一行目からほれた本ってなかなかない。
屋根裏部屋は空色だ...大学生は机にむかってすわり,両手で頭をかかえている... 13歳のとき買ったYO.静けさがいい. 鬱っぽい気分の中学生だった.雨の日なんか,よむと落ち着く. ずっこけ3人組,2分間の冒険,などと一緒に捨てるつもりだ.小説を 持っていたくない.そんな気分.でも最後まで手元に残した本.
131 :
無名草子さん :02/08/20 08:02
みなさん、生きているうちにエンデに触れてみよう・・・
132 :
無名草子さん :02/08/20 10:15
なんか、しん・とした何の音もない部屋に入ったりすると 耳をふさがれてるような、周りの空気が自分を包んで圧迫してるような、 そんな感じがすることない? この本の冒頭で、私はイキナリこの本の冒頭でその感覚に襲われた。 ホントこの導入はすごいと思う
133 :
無名草子さん :02/08/21 23:14
このスレで初めて「ものがたりの余白」の存在を知って、 今日ついに買いました。今、読んでる途中です。 子どもの頃は、エンデのインタビューや対談等は意味がわからなくて敬遠してましたが、 大人になった今読むと、本当に貴重で「真実」の言葉の数々・・・。 おもしろいです。
134 :
無名草子さん :02/08/21 23:30
135 :
無名草子さん :02/08/21 23:33
このスレ読んでたらまた読みたくなってきた。 「サーカスが燃えている」でピエロがお辞儀をするシーンが好きだぁ。
136 :
無名草子さん :02/08/24 23:35
財政難のため文庫本を買いますた。。
「教室では雨が…」が好きだったなあ。 中学生のころから何度も読んだけど わからなかったことがその度わかってくのが たまらなかった。 まさにタイトル通り合わせ鏡のなかのような 編み方ですよね。 久しぶりに実家から持ってきて読もうと思いました。
138 :
無名草子さん :02/08/31 00:10
英語版(Mirror in the Mirror)が欲しくて漁ってみたんだけど軒並み絶版…許すまぢ。 定価で買えるのって意外と日本だけだったりして。それとも、もうそろそろ入手しづらくなってるのかなあ。
139 :
無名草子さん :02/09/01 01:01
15年ぐらい前に読んだよ! でも引っ越しの時にどっかいっちゃったよ!(;´Д`) また読みたいなー キリコみたいな挿し絵も。アレってエンデの父親だよね?
140 :
無名草子さん :02/09/01 01:26
ラザロって聖書に出てくるらしいのだけど 押絵の「ラザロは待つ」のラザロなのか。 通学途中に手渡された聖書… 放り投げてたけど読んでみようかな。
私は、子安美知子との対談「エンデと語る」がおすすめです。 86年の本なので、話題は古いですが、当時中学生の私は、 これで、エンデファンになりましたよ。 (それまでは普通のファンタジー作家と思ってた。) 鏡の中の鏡は、これを読んで読む事にしました。 鏡の中の鏡は、説明となる表記を徹底的に避けて書いた、 とあるので、意味を考える必要はないのではないでしょうか? 少なくとも、作者の意図を読む必要はない、というか。 先にそういう説明を知っていて読んだので、 中学生の私でも素直に読めました。 とはいえ、私の中で時期が来るまで読めなかった章もあるのですが。 読書の暴走族だった私にはこういう本の読み方もあるのだな、 と教えられた1冊でした。 (大人になった今は、全部、読み終えてます。) なので、読めない方、あんまり意味をおわないで読んでみて下さい〜。 私もすごく、おすすめなのです!
142 :
無名草子さん :02/09/01 02:07
鏡の中の鏡は、子どもの方が案外すんなり読めちゃうのかも。 エンデと語る、人に貸したら返ってこない・・・。 もう一回買おうかな。まだ売ってるのだろうか・・・。
>142さま 私的には、鏡の中の鏡はやっぱり大人の本です。 1年に1回、読みなおして、今年はこの章が読めた、と思いながら じわじわと読み切りましたので。 子ども大人という意味では、ジムボタンより先に読み始めました。 ファーストはモモです。 今思うと小学校低学年とかで、ジムボタンをファーストに読む、 というのが良かったです。(<何となく、ですが。) エンデと語る、たま〜に、ブックオフで見ますよ。 子安さんの子どもさんって、今、翻訳か評論されてますっけ? 時々名前をみかけて気になります。 無理無理(?)シュタイナー教育されていた印象だったので。
144 :
無名草子さん :02/09/01 21:51
最近急にこの作品のこと思い出して検索したらスレ発見したんで書き込みます。 僕は中2の頃読んですけど、自分は本にめっきり興味なくて普段本なんて読まない人間なんですよ。 「鏡の中の鏡」は夏休みの読書感想文書くためにモモ(有名らしかったから)を借りようとして、無かったから棚に残ってたエンデの作品「鏡の中の鏡」と「自由の牢獄」を代わりに借りて読んだっていうだけだし。(今もモモとか他の本は読んだことないw)
読んだ感想としては怖かったって印象が強いです(おもしろくもありましたが) ほんと寝る前に読んだ怖くて眠れませんでしたよ(w 内容は基本的に理解はできましたが、作品のメッセージはまったく分かりませんでした(もしかしたらこの作品にそうゆうのはないのかもしれませんが) 訳は素晴らしかったと思います。 文学にも詳しくないし読んだ本も少ないですが、今ままでで一番おもしろかった本ですかね。
146 :
無名草子さん :02/09/02 06:01
このスレ読んで、岩波現代文庫版を買ってみました。
訳文の日本語がすこぶる美文で、どこにでも持ち歩きたくなるような気分になりますね。
巻末の精神分析医の解説の中で、うる星やつらの映画「ビューティフル・ドリーマー」に少し言及してて
思わずにやりとしてしまった。(
>>58 が同じトコ突いてますけど)
147 :
無名草子さん :02/09/04 23:28
うん、おもしろい
148 :
無名草子さん :02/09/10 13:28
つーかなんの比喩なのか全然分からなかったけど、 面白いことは確か
なんかわからんが とっぷりと(ヌルい)水風呂につかるような気持ちで読む本。
150 :
無名草子さん :02/09/10 21:56
エンデage
151 :
無名草子さん :02/09/10 22:44
今までこの本を読んで「つまらなかった」と言った奴は聞いたことがない
152 :
無名草子さん :02/09/11 22:54
読んで「意味がわかった」という人もいないようですが まあ、夢の意味を云々する方が筋違いなのかも。
153 :
無名草子さん :02/09/13 00:04
このスレみて、図書館で借りてきました>鏡の中の鏡 「山のうえの売春宮殿は、今夜」までを読破 最初読んだ時はイメージの羅列、っていう印象しかなかったけど、 今読み返したら、それぞれの話でちゃんと完結してたんだ、という感じ。 最初の時はどこかに「オチ」があるんじゃないか、って 探りながら読んでた気がする。 読み終わった後、「オチ」はみつからなかったけどすっかり世界に引き込まれた。 今も、なんでこんなに引きつけられるんだろう、って思いながら読んでます。 結局、「なぜ」っていうのはわからないままだろうけど。
154 :
無名草子さん :02/09/13 08:07
>>153 挿し絵もいい味出してますよね。
なぜ「鏡の中の鏡」に引き込まれるかと言えば、やはり説明的な文を一切排除した不思議な世界感にあると思いますよ。
まあこんな変なこと言わなくてもすげぇ本ということだけは確かなんですけどね
155 :
無名草子さん :02/09/14 00:14
こんなスレがあるなんて感動! 大人になってから再読してないので、 これから読みます!
156 :
無名草子さん :02/09/14 04:26
読んだことないんで、誰かオススメの話をレスしてくれるような人はいませんか?
157 :
無名草子さん :02/09/14 17:20
お薦めの話……といっても、好みがあるから難しいな。 とりあえず、最初の話と最後の話は必読です。 「教室では雨が…」は、イメージが綺麗。ファンタジーの神髄。 個人的には、「山の上の売春宮殿は今夜も……」が好きですね。 あと、花嫁と花婿の永遠のすれ違いの話も必読だ。
158 :
無名草子さん :02/09/14 17:38
こんなスレあったんだ〜。 昔これに出てくるイメージや繰り返されるモチーフを まじで分析して研究しようかと思ったことあり。 このエピソードが変容してこっちにつながって…ってイメージの展開を 追ってると、いてもたってもいられなくなる。
159 :
無名草子さん :02/09/16 00:10
鏡。10年以上手元に置いて気が向けば読み返すを繰り返すけど そのたんびに違う見方とか新しく気付く事とか同じ所でジワリとか まぁようするに、スルメのごとき本だってことで。 むっちゃくちゃ大事にしてるから、今だ本屋の棚に並べられる位 美品(w 花嫁と花婿のすれ違いは美しくも切ないねー、 あれがまた箱庭のような狭い狭い空間の中 と提示されていて切ない・・・
160 :
無名草子さん :02/09/17 10:09
『山の上の売春宮殿は、今夜』 の女王が好きだ。 「そんなにはやばやとあきらめるなんて、神もどうしようもない素人なわけね?」 だっけ?女王が乞食に言うセリフ。何か強烈に印象に残った。 最近持ち歩けるように文庫版も買ってみた。
ちょっと話は変わるんだけど エンデのメモ箱の「祖母は中国庭園にすわり、泣いている」 って全部ノンフィクションなの? よく考えるとかなり危ない活動している気がするんだけど。
162 :
無名草子さん :02/09/21 03:25
163 :
無名草子さん :02/09/25 23:46
黒姫童話館にエンデのコーナーがあるよね。 木彫りのカシオペイアとか飾ってあっておもしろいよ。 鏡の中の鏡では「惑星の回転のようにゆっくりと」が好き。
164 :
無名草子さん :02/09/26 02:43
モルでつまずいたが、くじけずに最後まで読んだぞ。
165 :
無名草子さん :02/09/26 05:03
>>140 遅レススマソ。ラザロは、聖書のラザロでいいと思う。
ミイラ状のラザロの前に傘がいっぱいさしかけてあるやつだよね。
あの絵は好きな絵だ。
166 :
無名草子さん :02/09/26 05:04
167 :
無名草子さん :02/09/26 05:05
「駅カテドラルは……」が好き。荘厳ながらもごみごみしたイメージと、 カウントダウンを続ける時限爆弾。
>166 ホルの事ではないかと。違うかな?
169 :
無名草子さん :02/09/27 23:37
>>168 ソレダ(・∀・)!!わたしは164さんではないけれど。
私は、「屋根裏部屋は空色だ。」が好き。
170 :
無名草子さん :02/09/28 00:45
「惑星の回転のようにゆっくりと…」て、ひきこもりの少年(少女)が いかにして外の世界に飛び出そうか、って話にも読めるよね。
間違えてたぞ。ちょっと、恥ずかしいな。 読んだの高校のときくらいだから、化学のモルとごっちゃになって記憶してたのかね? ミヒャル・エンデはいろいろ読んだはずだが、ジム・ボタンシリーズしか話を覚えてない。 もう一回、読もうかな?
172 :
無名草子さん :02/10/04 16:36
読んでで不思議な気持ちage
173 :
無名草子さん :02/10/16 23:18
もっとたくさん読みたい。 こんな感じの綺麗なようななんだか怖いような。 みんなはほかにどんな本読んでますか?
174 :
無名草子さん :02/10/17 14:22
>>173 自由の牢獄の一話目読んでみて。
すげえ面白い。
175 :
無名草子さん :02/10/17 23:37
まほうのスープ 社会が不穏なムードの今読むと、ちょっと怖い でも、きちんとストーリーがあってオチもあるから、 173さんの期待するものとは違うかな
>>170 自分で全てコントロールできる世界ならば傷つくこともないって
思想は普段の生活にも当てはまると思った。知っている土地・人との世界で
暮らしているけど、そこから飛び出して新しい土地・人に出会い
得られることの大切さ。ハプニングが自分を成長させるんだよねー。
この本を読んでとても影響受けたよ。そういった出会いってなかなか無いから
すごく幸運だ
177 :
ちょと違うか :02/10/25 21:42
お前はたった一人の2ちゃんねらーのレスしか知らないage
英語版(Mirror in the Mirror)ついにGet! まだよく読んでないけど、「やっぱり訳者の丘沢氏は天才」につきますね。 あの日本語の美しさは絶品。 ちなみに冒頭部は、 「Forgive me,I can speak no louder」でした。
179 :
無名草子さん :02/10/28 20:56
カルヴィーノとくらべると、やっぱエンデはドイツ人だなあと思う。
180 :
無名草子さん :02/10/29 02:58
1か100かの文明批判は害。
181 :
無名草子さん :02/10/29 03:58
>>180 誤爆?
book鯖旅行者は、薄青いスレ一覧をじっと見つめてage
182 :
無名草子さん :02/11/01 00:35
リア厨房時買って読んでも良く分からなくて人にあげちゃった 先日気になって買いなおしました 明日から読みます
183 :
アメキュー :02/11/16 16:28
決めた買う!
184 :
アメキュー :02/11/16 16:45
ところで、ハードカバーと文庫がありますよね? どっちを買ったほうがいいですか??
挿絵とか違いあるのかな? ところで、この本気に入った人はおそらくカナダ映画「キューブ」が気に入るはず。 多分・・・・すれ違い
186 :
無名草子さん :02/11/17 21:00
>>185 ちょっと気になる。 どんな内容ですか?
187 :
アメキュー :02/11/17 22:02
今日文庫版の方買っちゃいました・・・。安かったし(´∀`;) キューブ、面白いですよね。 確か内容は、男女数人(職業、年齢などみんなバラバラ)が 目覚めたら四角いキューブの中に閉じ込められていて、 その中から抜け出すという話。 でもそのキューブの中には仕掛けがあって、途中で死んじゃう人も。 結局キューブから抜け出せるのは・・・!!!これを云ったらつまらなくなってしまう(´∀`;) 面白いですよ!なかなか深い内容ですよね。
すいません、読み返したらすごい説明下手・・・。 なかなかというより、すごい深い内容です。 キューブの中っていう非現実的な空間なんだけど、すごくリアルな内容です。 閉じ込められて窮地に立たされた人間達の心理、そして本性などが よく分かります。 スレ違いなのでsage
名スレage! 漏れも厨房の頃この本読んだけど、3〜4回読み返したなあ。マグリットとか好き だったから、挿絵もすごい好きだった。一番好きな話は「目を閉じる。顔の内部。 他には何もない」。文庫本出てるって知らなかったYO。今度買おうっと。 キューブも面白い!レン…(つД`)ちなみにレンタル時は類似品に注意ですw
アメキューさん説明ありがとうございます! 早く借りに行きたいー。 私はホルの話が一番好き、最後の話と。 ギリシャ神話がベースになっていたと 最近知りました…。
「キューブ」の設定で人々が建築物に閉じ込められているという設定が ホルの話に似ていますが、内容は全然別。 しかし、どちらも哲学的?な内容で、多分はまること間違いなしと思います。 私的には「キューブ」は「鏡の中の鏡」からある1話を取り出して、現代風に かつ非現実的にアレンジされたもののような感じw というか「キューブ」知ってる人がここにもいて驚いた〜 で、文庫にもちゃんと挿絵あるんですよね?文庫で1000円か・・・・
(*´∀`)<読み終わった〜age
この本の翻訳をほめてる人が
>>1 をはじめとして何人かいるが、
まったく信じられない。
この作品はエンデらしいという意味では価値ある一冊だが、
日本語版の翻訳はクソだ。旋律がぜんぜんない。
194 :
無名草子さん :02/11/25 17:40
エンデの本は言葉遊びみたいなの 多いからねぇ・・・。 いつかドイツ語で原書読むのが夢。
195 :
アメキュー :02/11/25 19:33
>185さん 文庫でも挿絵ありますたヨ。
196 :
無名草子さん :02/11/26 16:55
>>193 ドイツ語は分からないので、ためしに英語版(VIKING社)で対訳。
「I do not know when you will hear me,you to whom I speak,
or whether you will hear me at all.」
日本語版「きみが、そう、ぼくの話しかけているきみが、いつぼくの声を
きいてくれるのか、ぼくにはわからない。いや、そもそもきみは、ぼくの
声がきこえるのだろうか?」
「きみが、そう〜」「いや、そもそもきみは〜」という訳し方が絶妙。
語りかけられている、という感じがまざまざと伝わっていると思うんですが。
旋律、よりは存在感が印象的。
197 :
無名草子さん :02/11/27 18:39
このスレ読んでたら本読みたくなりますた 明日ブクオフ逝ってみるかな
199 :
アメキュー :02/12/12 19:08
人居ませんねぇ・・・(;´д`)<はぁ ところで「自由の牢獄」は買った方がいいかな??
200枚の鏡・・・・ がんばれアメキューさん
201 :
無名草子さん :02/12/21 16:56
ドイツ語勉強するか…
エンデの本をドイツ語で読みたいばっかりに ドイツ語習ってるよ。 …ごめん、エンデ。 どうやら本を読むのはずっと先の話になりそうだ。 ドイツ語難しいよ。
ドイツ語か。 大学の教養の授業で挿し絵つきのエロ本読まされた。 文法は英語と一緒でシンプルなのだけどもね。 単語が重い。 結局、 イッヒ・コステ・ダス・ザーメン のレベルを脱せなかった。 失敬!
204 :
無名草子さん :02/12/21 19:14
とにかく読んで!
「キューブ」見てみました。グロいよー。 話はとても好みだったです。 ちと言い方悪いけど 理屈っぽいあたりとか。
207 :
無名草子さん :02/12/29 12:04
ヤフオクに出てた 正しくは「鏡のなかの鏡」だね
208 :
無名草子さん :03/01/12 04:37
明けましておめでとうage(オソー 「モモ」も読み直してみた。ベッポじいさんスキダ
(^^)
210 :
無名草子さん :03/01/12 22:43
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
211 :
無名草子さん :03/01/14 20:54
よし、あげとくか! 久しぶりに読んだら結構わかってウレシイ。 ていうか前が斜め読みすぎだったのか。
212 :
ニャンマゲ :03/01/14 22:01
はてしない物語、読んでるAGE
(^^)
214 :
無名草子さん :03/02/05 18:13
はてしない物語久しぶりに読もうage
215 :
無名草子さん :03/03/01 22:57
お、まだ残ってるage
216 :
無名草子さん :03/03/06 14:31
>>193 同じく!
自分が読解力ないのかと思ってたけど、同じこと考えてる人がいてよかった。
なんか日本語として流れが阻害されてるというか引っかかるところが
たくさんあるよね。
気になりだすと、なかなか前に進めない。
(^^)
218 :
無名草子さん :03/03/17 20:51
鏡の中の鏡、受験失敗して浪人始まる前に出会った。 エンデ、小学生の頃好きで読んでたけど、それ以来接点なかったので、 童話作家という印象しかなかったが、違ったな、すごいと思った。 岩波現代文庫版もなかなか美しいですな。 通勤電車が走りまくるやつと雨の降る教室の話が好きだなー。 本手元にあってとても大切にしてるんだけど、実際に読みたくなることってあんまりないのはなぜだろうか? 硬い文でしつれひ しかし、こんな掲示板あって嬉しいよー
219 :
無名草子さん :03/03/17 22:33
>218 岩波現代文庫版、私も持ってるよ。 赤と白のカバーがきれいだよね。 エンデの父親の挿し絵がきちんと収録されてて、うれしかった! 私も、通勤電車の話は好きですね。 『電車に乗っている間は、一日の可能性がまだ残ってるように感じた』 というような一文は、まったく私が日常感じていたことと同じで、胸を点かれました。 天使の話も好きです。 せっかくだから、「自由の牢獄」も文庫化すればいいのに。 あの中の「ミスライムのカタコンベ」が印象に残っています。
図書館にあったエトガー・エンデの画集が好きだった。 何回もあのでかい本を自転車の前カゴにいれて通ったなぁ
221 :
無名草子さん :03/03/31 15:44
大学時代ドイツ語で「レンヒェンのひみつ」を読んだ。 結構マイナーな部類かな。
222 :
無名草子さん :03/03/31 15:57
っていうか、物凄く悲しい話ばっかりじゃない。 怖いっていうより。 俺も何回も読み返してるけど、主人公ってみんな優しい人ばっかりで むしろ、それが仇になって悲惨な結果になってしまうって感じだよね
223 :
無名草子さん :03/04/01 00:18
エンデスレが! 「鏡のなかの鏡」古本屋で買って結構厚いから放っておいた… ここ読んで短編の集まり(?)らしい事が分ったし、読んでみるか。 なんだか薄汚れた古本やめて新しいのを買いたくなってきた。 その他では「遠い旅路の目的地」が物凄く好き。郷愁が… 「はてしない物語」を初め、めくるめく色彩の幻想も堪らない。
224 :
無名草子さん :03/04/04 19:48
「自由の牢獄」、94年初版のやつはもう手に入らない?(エンデ全集じゃないやつ) どこを探してもナイ…重版未定らしいし。
225 :
監禁コンクリート殺人事件!!!! :03/04/04 21:01
ほんとの話です!!!! 女の子が40日間渡って監禁され、計100人ぐらいに強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(深くかかわったのは5,6人) 膣を灰皿代わりにされ、自慰(オナニー)を強制され、 真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、手足を押さえつけられ、膣やお尻の穴に鉄の棒を突っ込まれ、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、20キロの鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、 手足を押さえつけて、膣にマッチ棒を入れられ燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、精液を大量に飲まされ、500ccの尿を飲まされ、基礎の他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。 女の声だが、人間とは思えない叫び声(悲鳴)(絶叫)を上げ続けた!苦しさのあまり何度も気絶した。 殺された彼女の親友が言うには、監禁され殺される一日前、幽霊(生霊)となって「助けて!」と親友に助けを求めたが、親友はどうすることもできず、泣きじゃくった。 「狂宴犯罪」は 一ヶ月以上 続いた 。 そして(失禁して)死んだ。(殺された)i78i78i78i 専門家によると自死(あまりのつらさに耐え切れず、脳が死ぬことを選択した。(命令した。)らしい。(死体にの脳は溶けていたらしい) 死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。 40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた 死体の膣(マンコ)にはオロナミンC2本、入っていた。 grdfgdsfgadgf 「裁判記録」は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。 (俺は何時間も涙が止まらず、夜も何日も眠れなかった。たとえ99.9%の人が幸せでも残る0.01%の人が(超)不幸なら、そんな世の中、絶対承認しない!!!!!そんな世界いらない!!!!!絶対、絶対いらない!!!!!絶対認めない!!!!!) l;ok;l(私の心の底からの叫びでした。) safsadfsd
226 :
analfuck :03/04/13 11:53
227 :
無名草子さん :03/04/13 12:02
>>223 遠い旅路の目的地はそうとう重要な形而的な問題を含んでる。
228 :
無名草子さん :03/04/13 12:05
(^^)
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
231 :
無名草子さん :03/05/12 22:08
今日ブックオフで百円で購入。早速読んでみます。 その前に橋本治2冊と筒井康隆2冊と瀬名英明「八月の博物館」を読まねば。 締めて600円。ものには相応しい対価というものがあると思うが…。 買ってしまうんだなぁ。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
234 :
無名草子さん :03/06/17 21:30
保守
235 :
無名草子さん :03/06/17 21:33
だから、あなたも生き抜いて
236 :
無名草子さん :03/06/28 01:28
保守
237 :
無名草子さん :03/06/30 04:52
鏡の中の鏡ほしいんだけどどこにもないよ(;_;)
新宿紀伊国屋で最近買ったぞ。まだあるかも。 近かったら立ち寄ってみては… うちは自由の牢獄が手に入れられなくて鬱…
マジですか!じゃあ日曜新宿行ってきます! 「自由の牢獄」もおもしろいですよねー!大好きです。
「屋根裏部屋は水色だ」に出てくる数式ってなにか特別な深い意味ありそう。 数学が得意な人ならわかる? しかし久々に2chきたけどこのスレまだあったなんて感激。 「自由の牢獄」私も入手できないでいます
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243 :
無名草子さん :03/07/23 19:35
エンデ大好きです! 初めて読んだのは小学4年のときの、鏡のなかの鏡でした。 正直言ってよくわからなかったのでしょうが、 「これはすごい本だからあんたも読め!」といって友達に押し付けたのを覚えています 18になった今、買って読むと小4の私は間違っていなかったことがわかりました 一番好きなのは、黒板に円を書いてそのなかにもぐって脱出する場面です。 現実しかみえない想像力なさげな男が入るのをためらって、 「俺なんかが行ってもいいのだろうか」といったときに 「確かにあなたは必要ではないが、僕たちの劇にはどんな人でもふさわしい」 と仲間の一人が言ったところ。 私みたいなのが偉そうにいえないけれど、ずしんと心に響きました。 人生とは誰にとってもふさわしいのだ、と勝手に解釈しています。 あと、果てしない物語では、記憶を失った主人公のかわりに、その友達が 主人公の物語をかたる最後のほうの部分がとても印象的です。 果てしない物語をすすめてくれた人が自殺してしまったからなのか、 友達というのは、その人の物語を、全部ではないにしても、語って残していける のだ、、とか色々考えさせられました。 自由の牢獄は今ネットで買ってしまいました(笑)
∧_∧ ∧_∧ ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕 = ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
245 :
無名草子さん :03/08/19 21:55
先日、果てしない物語を読み終えた。 エンデに出会うのが遅すぎた・・・ もう20代後半・・・ 「鏡の中の鏡」は購入済みなのでこれから読みます。
246 :
無名草子さん :03/08/19 23:00
ほんまに、うち、寂しかったんよ。 しけた面ぶら下げて、なんで、のこのこ帰ってきたん?
247 :
無名草子さん :03/09/15 16:11
>>140 ただで配ってる聖書はアメリカ〜ンな終末主義カルト味が
これでもかこれでもかとちりばめられているのが多いから、
あまり適当な聖書じゃないよ。
伝統的な訳のを図書館で借りるか店で買ったほうがいい。
ラザロは死んだ人。
包帯に包まれてマミー状態、四日間放置プレイでクサー
とみんなが思っていたら、キリストの一声で普通に蘇ったとさ。
嘘くさい。
けどキリストが感動したり泣いたりムカついたりする名場面なので、
それなりに興味深い。
こんなスレがあったのね。
「鏡の中の鏡」って、色々なイメージに溢れている刺激的な本だと思う。
訳文とか、個人的な好き嫌いはありそうだけど。
>>240 「屋根裏部屋」の話の数式は、
アインシュタインの特殊相対性理論の一部だと思う。
E=MC2っていう公式を導き出すまでの数式かと。
後半の虚数時間・・・は、数学的なパラドックスなので、
正確な公式ではないと思うのだが。間違ってたらごめん。
エンデって昔、「相対性理論を語る」というテレビ番組をやってなかったか?
思い出してしまったよ。
>>248 「アインシュタイン・ロマン」で狂言回しやってたのは覚えてる。
「相対性〜」の方は分らんです。
>>249 「相対性理論を語る」ではなく、「アインシュタイン・ロマン」でした。
いい加減なことを書いてしまい、申し訳ない。
10年ぐらい前の番組だったような気がする。何だか懐かしいです。
251 :
無名草子さん :03/09/18 10:54
>>26 違うよ。長年構想して練りに練ってやっと書き上げたって言ってるじゃん。
適当なこと一転者ねー世バカ。
自分も鏡の中の鏡大好きです。 夢の中のような感じがたまらん。 よんでいるとその間その物語の空間にいるような気持ちになる。 特に青年医師は、治療室の隅に陣とって・・の話が好きだ。 あの話の情景は美しすぎて何故か泣きそうになった。
私は山のうえの売春宮殿は、今夜…が好きだな。 女王の科白暗誦できるんじゃないかってくらい何度も読んだ。
>>253 女王かっこいいよね。
あの話は城の描写がすげえ。
自分はこの本を2回しか読んでないけど、
読むたびに魅力が増すような感じがする。
全部すきなんだけど 証人が報告している――夜の草地に…… そもそもは羊が問題でした。だが…… が怖ヒ。てかすき。
そもそもは羊が問題でした。だが・・・・ はイイ!! あの意味不明さが底知れず怖い。
全裸で逆立ちしてる絵がまたヨイw
>257 そんな絵だったっけ?気になるな・・。 俺は挿絵で覚えてるのは 牛が椅子に寄りかかってたっているやつ なんか王様のやつ 羽の生えた人間 沢山の傘とミイラ ・・だけだな。 また読み返そう。
>>258 「しっかり根付いた逆立ち」って挿絵があったと思うよ。
257さんが言ってるのは多分それかと。
果物屋の前の裸体もいいねw
ありがと。見つけましたよ。 てか、挿絵だけに注目してこの本をぱらぱら捲るのは思いのほか楽しかったな。
天沢退二郎のほの暗いファンタジーが大好きなんですが、読み尽くしてしまって、禁断症状が 出て、似ているけはいのものをあちこち探したんですが、『鏡の中の鏡』が知る限りでいちばん 似ていました。嬉しかった。 天沢とともに何度も何度も読み返しています。
鏡の中の鏡に似ている本なんてあったんだ・・。 よんでみるかな。
全然関係ないが、「キューブ」のDVD買って見たよ・・・・ 改めて見て、やはり凄かった。おすすめ 鏡の中の鏡も果てしない物語もハードカバー版ほしいなー
『果てしない物語』は装丁も作品の一部だからのう
>266 おお、こんなサイト探してたんだよ。 この本って、 一回目に読んだときはただただ世界観に圧倒されるんだけど、 二回目以降で余裕が出てくると物語が示唆する 裏の意味(そんなものは無いのかもしれないけど) を探りたくなってくるし。
268 :
無名草子さん :03/10/18 00:20
鏡の中の鏡は 言葉の流れとかセンスが素晴らしいんだけど 何故か一読して情況ががつかみ難い。 そのためこれを読むときは頭をフル回転させて情況を想像する。 結構疲れるけどそのおかげでひとつひとつの物語に対してかなりはっきりした イメージがある。 皆さんはどうでつか?
269 :
無名草子さん :03/10/27 15:31
「鏡の『なかの』鏡」ね。「なか」はひらがな。間違ってる人多いけど。 (ていうかスレタイトルから間違ってる) イメージは、頭の中の使ってない部分からぐわーっと喚起される感じがある。 たとえば「屋根裏部屋は空色だ。」っていう一文、それだけで「あー、イメージ きたきた」って感じになる。 たまに手にとってぱらぱら読む分にはいいけど、一冊読むと頭が疲れる。
確かに一気に読むと疲れる ・・というか俺の場合あの世界にどっぷりつかって抜け出しにくい。 それはそうと、 サーカスが燃えている。で屋根裏部屋は空色だ。 の場面が出てきた時は心底わくわくしたな。
271 :
無名草子さん :03/10/30 19:15
同じイメージとか人物が何度か出てきたりするよね。 婚礼のイメージとか、消防士とか。 だから何って言いにくいけど、すごい。なんかすごい。
鏡〜ではないんだけど、「自由の牢獄」に出てきた 完璧な創造は創造者を呑み込んだ って一文に感動した。 あの都市に逝ってみて〜。
ちょっと前に 世にも奇妙な物語でやってた 自ら増殖する迷路の話を見てその話を思い出した
274 :
エンデかあ :03/11/28 15:09
鏡は10年くらい前に読んだかな。途中で挫折したけど。 で、唯一覚えてるのは食べ続けないと体重が増えてしまう おばちゃんのシーン。天秤みたいのに乗ってドカ食いしてる 様な記憶がある。喋れない人を「おし」(だと思う)と呼ぶ のを知ったのも鏡でだ。目の見えない人を何と呼ぶのかは 漢字が読めなかった。エンデは数学者だったんだっけ?あれ、 違ったかな。
途中で挫折したんならもう一度読んでみたら? 昔とはまた印象が違うかもよ。
276 :
エンデかあ :03/11/29 15:51
そう思って昨日ブックオフ行ったんだけど、エンデもの一冊も 無かったんだよお〜。も少し様子見てみるけどね。「モモ」は 昔話題になった本だから読むつもりだよ。キングの短編ものも 読みたい。「霧」が怖かった、自分的に。おっとゴメン脱線したね。
277 :
無名草子さん :03/12/17 12:20
三読目終了記念あげ
278 :
無名草子さん :03/12/28 21:00
たしか、高校のときき初版本で読んだ。 個々に載っている話は、そのまま人生の寓話、それもものすごく シニカルで正確な、になっていたことを、その後年を重ねるごとに 感じている。 たとえば、地価の世界から抜け出るための試験を受ける希望に 満ちた青年の話、砂漠に隔てられた2つの大きなドアの間を若い 肉感的な女とさまよい続ける話。怖すぎる。
279 :
無名草子さん :04/01/10 14:17
砂漠の中をさまようのは若い男と執事じゃなかった? いくつかの話が混ざってると思うよ。
280 :
無名草子さん :04/01/10 14:24
はっきりした筋は覚えてないけれど 場面場面は強烈に残ってる^^;
281 :
無名草子さん :04/01/24 16:53
名作なのに桃とかに比べると知名度が低いのがもったいないな。
282 :
モナー厨 ◆MONA/EQ7K2 :04/02/02 09:34
おお〜〜っ、高校時代図書室が逃げ場だったのでよく借りて読みましたよ。 最初から2番目か3番目くらいの羽根を作って町から離れる試験の話が 1番印象的です。
『自由の牢獄』品切れのまんまか・・・・・・・
284 :
無名草子さん :04/02/02 16:21
最初のほうに書いてある、翼を生やす修行をしている青年の話。 あの「翼」の修行ってもしかしたら勉強の比喩なのかも、と、最初によんでから 10年経った最近思いました。 「筋肉を一筋一筋…」「羽根を一本一本…」ってのが単語や公式の暗記や数式の 計算練習のことで。 自分は、数学が分からないから世界は永遠に理解できないだろうという絶望を感じて いるので「翼イコール学力」と本当にそう思う。
285 :
無名草子さん :04/02/03 16:37
>284 自分はあの話の翼はもっと別のモノの比喩な気がするな。 うまくは言えないけど 青年が出会った人全てを翼に乗せて助けていたら結局重みで飛べなくなって 迷宮を脱出できなかった話だから、過剰な自信の象徴・・とか。
自分はどっちかというと285さんの考えに近いかな。 網に引っ掛けられて息子の体を重くしたものは他人の嫉妬や憎悪が形に なったもので、そういうものに負けたので迷宮からは出られなかった。 (また自分も迷宮を出て行ったものを羨む存在になった=迷宮の住人になった) という話なのかなーと。上手い事言えんが。 しかしあの話は題名もいいね。 息子は父親でもある師匠のすぐれた指導のもとで…
287 :
無名草子さん :04/02/05 23:40
ーとにかく 色々な見方ができるから楽しいよな。 世界観にどっぷり浸かるも良し、色々深読みしてみるも良しって感じだ。
>>息子は父親でもある師匠のすぐれた指導のもとで… 蒸し返しスマソ。 自分は、あれは他人に対する同情、慈悲のある者は、 それによって足を引っ張られ、飛び立てない(幸せに なれない)……という感じで解釈した。まあ、あの主人公の 青年には、驕りも感じられたけど。 殺伐とした解釈だな、我ながら。
289 :
無名草子さん :04/02/07 19:02
>288 確かに殺伐とした解釈だけどありだと思う。 結局すがってくる人を見捨てた仲間たちは迷宮を脱出したしな。 なんだか考えさせられるラストだった。
息子は〜以外も殺伐とした話が多いね。
nyで原書が出回ってたな。
292 :
無名草子さん :04/02/28 15:57
原書ってか挿絵に使われている絵が欲しい。
>>288 人との、社会とのつながりをもつなら、「自由」にはなれない。
社会を超越した者だけが、真の自由を手にすることができる。
俺はこう読んだけど、どうだろう。
294 :
無名草子さん :04/03/17 18:34
295 :
無名草子さん :04/03/17 22:07
果てしない物語半分くらいまで読んだ。 …最後まで読むべきか迷ってきた
296 :
無名草子さん :04/03/17 22:26
鏡の中の鏡。 あの本、意味がわからなくて理解できなくて、 何度も何度も読んだけどやっぱりわかんなかった。 でも、このスレ全部読んで、断片的だけど 「あの話はそういうことだったのか!!」と いきなり疑問が氷解して呆然としてる私は何。
>293 なるほど……網に絡まってくるのは社会の因習?
298 :
無名草子さん :04/03/20 16:13
>>293 なんかこれまで挙がっている中で一番しっくりくる気がする。
てか、定期的に此処に来ているけど、レスが2個以上付いてるのは久しぶりだ。
今日は人口多いな エンデのスレを見てくれてるヤシが 意外といることが、なんか嬉しい
300 :
無名草子さん :04/03/23 20:30
息子は父親である師匠の・・・ですね。 一番好きな話かもしれないなぁ。 好きな言葉は 「服従しないことが自分の課題だったのだ。」 現実に絡みつかれている私としては、 翼は夢や理想の象徴で、 絡みついてくるものは現実だと思ってしまうな。
| |/(-_-)\| | | ∩∩ | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (-_-) ボクノ ナマエハ ホル (∩∩)──────────────── / / / 鏡の中の鏡は消防から厨房にかけて夏休みの度に読み返して 毎年読書感想文書いてた。何度読んでも全体をつかみきれなくてもどかしいけど 惹かれる本だった。 一度ヒキーにこの台詞いわせてみたかったw
ホルの住んでいるあの黄色い城は何の比喩なんでしょうね。 私は「脳の中の意識の世界」みたいなのかと思うんですが。
>302黄色い城、 私は何度も読むうちに、「鏡のなかの鏡」の物語の世界そのものを表しているのかなと思った。 最後の話の、「お前はあれ(ホル)に出会った瞬間、あれになっているだろう」というような台詞からしても。 あの本を読むってことは、ホルになって、迷宮の中を彷徨うってことなんじゃないかな、と。
ホシュしておく
駅カテドラルは最後爆発したのでしょうか?
そこがあの話の肝だよな。爆発物なのか、それとも何なのか。 もしかしたら物語の終わりまであと何秒っていうメタフィクション的なオチだったのかもしれない。
>メタフィクション的なオチ おお、それは考えてみたこともなかった。斬新だ。 というわけで保守
309 :
無名草子さん :04/04/22 23:05
駅カテドラルは読んでいてかなりドキドキしたのを覚えてるな。 生き急がされているみたいな感じで。 あと、 山のうえの売春宮殿は、今夜・・・ の女王はなんだか切なかった。
山のうえの売春宮殿、凄く好き。 ラストの「待つの」が(・∀・)イイ
311 :
無名草子さん :04/04/25 19:10
大学の第二外国語でドイツ語を選択した。 まだ「私の名前は〜」「法律を勉強しています」なんて 初歩中の初歩しか習っていないというのに、何を思ったか大学の図書館にあった 「鏡のなかの鏡」を手にとって読んでみた。 むろん登場人物が自己紹介や専行を語るシーンなどあるわけがなく(笑)(あ ホルはそうか…)文章はおろか単語レベルまで分解しても分からない。 最初のほうの話はまだ掲載順を覚えていたためなんとか「ああ、あの話だ」 と分かるのだが、一つ分からなくなるとなし崩し的に分からなくなり始める。 クライマックスで男が「ベエエ」(だったか?)と羊の鳴き声をあげるシーン をふと思い出し、ドイツ語で羊の鳴き声はどう表現されるのかと気になったものの 草の根掻き分けて見つけ出す気力はなかった。 そんな中、ある単語に目がとまる。 長い話のクライマックスに当たるシーン、その一言。これがそうだという保証は何もないが、 その瞬間自分は訳もなく確信した。 「海だ」だ。 ドイツ語絶対がんばろう、と決意した瞬間。 でも今その「海」のドイツ語を思い出せない罠。 欝だ…
312 :
無名草子さん :04/04/25 21:45
>>311 がんがれ。
しかし、
この本は日本語で普通に読んでもたまに混乱するからなあ。
道のりは長そうだ。
「モモ」が好きでした。このスレを見つけて思わずφ(.. ) 明日 鏡の中の鏡ゲットしに行きます。
>312ありがとー! 確かに原文は辛い。今からだったら絵本も読めるようになるか微妙… ところで311長文スマソ
315 :
無名草子さん :04/05/02 22:26
定期あげ。 う〜ん・・やっぱり知名度が低いのかしらん。 「モモ」ならかなり有名なんだろうけど。
316 :
無名草子さん :04/05/30 17:31
こないだ 砂漠で花嫁と花婿がすれ違う話を友人にしたらえらいウケがよかったのであげ。
317 :
無名草子さん :04/05/31 10:55
げぇ幸せスレ発見!エンデいいよな! 俺50の質問感動した。「エンデのメモ箱」だっけ? 大学の図書館で借りて、書店めぐりしたものの、見つけられず。 なんかの対談の 「第三次世界大戦はすでに始まっている。 それは我々の世代が次の世代に仕掛ける時間的戦争の事である」 とか、こう斜に構えたい高校時代にずがんと来た。 「鏡のなかの鏡」では、天国のくだり好きだったな。 「それはいつもそばにある、ということはつまりここにはないっていうこと」 みたいな一文。 長文すまそ。 でもage。
318 :
無名草子さん :04/06/02 14:59
>317 そのくだりが思い出せないんだが・・ 雨の降り続く教室で皆で新しい世界を思い浮かべてその世界に行く話?
319 :
無名草子さん :04/06/03 01:22
エンデ中学生の時読んでた! このスレ見つけて鏡の〜もう一回みたくなっちゃった。 モモもネバーもいいけど、この作品もっと評価されてもいいのにな・・
320 :
無名草子さん :04/06/03 17:41
リア厨のときモモとかの児童小説からはまって 急に鏡のなかの鏡を読んだんで 一回目は4話目でリタイアし。 二回目も半分くらいで力尽きて 三回目でやっと最後まで読んだ。
321 :
無名草子さん :04/06/03 23:55
ネットゲーにはまった後に はてしない物語を読んだんだが、 ネトゲ廃人に宛てたとしか思えないような話だた。
322 :
無名草子さん :04/06/04 00:48
>>318 そそ、そこ。
うろ覚えて書いてスマネ。
どの話が一番っていいがたいけど、
その話オチに救いある感じがしてお気に入り。
323 :
無名草子さん :04/06/04 03:08
救われなさ。 人生の迷路。 遠い旅路の目的地読んだ人はいるのだろうか。
道しるべの伝説もすごいよな。
>>322 最後までためらっていた男が、思い切って入っていくのがいい。
>>323 遠い旅路の目的地、子供の頃から何故か妙に好きだった。
王が最後「何処へ?」っていうシーンがいいんだよな。
326 :
無名草子さん :04/06/08 02:27
ホスage。 勿論解釈とか受け取り方なんかは人それぞれで、 だからこれは俺の勝手な受け取り方なんだけどさ。 ホルの『声』なんだけどさ。 お前ら様、本読んでる時、頭の中で、登場人物の声のイメージってありませんか? 端的(と思う)なのは、漫画がアニメになった時「俺の脳内ではそいつはそんな声じゃ…」て時の 脳内で聞こえてた方の声。 (頭悪い例えでスマン。) はっきりと掴めないホルの声っつーのは、 『文字』が脳内で『声(音)』になる、 そういう意味の『声』かな、と思ったりした16歳当時。 だから俺には俺にしか聞けない、もう一人の俺たる?ホルの『声』で お前ら様にはお前ら様個々人にしか聞こえない、もう一人のお前ら様であるホルの『声』。 ホルはこの話の登場人物で、その意味において全ての読者に共通であり 決してもう一人の自分といえないが、 読んでる自分の中にのみ響く『声』で語りかけてくる点において、 ホルはもう一人の『自分』なんじゃないかな、なんて。 上手く言いたいこと書けなかったわけだが…orz
327 :
無名草子さん :04/06/09 14:57
>326 ホルの話は色々と考えさせられるよな・・。 俺もそんな感じで解釈している。 このスレの最初らへんで ホルの住んでいる場所=脳?みたいな感じの話題が出たような気もするし。
「物語」の中・・・というのは妄想しすぎか。
>>328 もうちょい説明してみて。
妄想でいいじゃないか。俺も妄想垂れ流し。
あーなんかこういう本の楽しみ方もいいよな。
是非訊いてみたい。いろんな話、どう受け取ったかを。
マターリコソーリ妄想垂れ流し。
ホルのすむ建造物は「鏡のなかの鏡」自体 モチーフが形を変えて繰り返し現れること=恐ろしく形を変えたこだま で、ホルは以降の物語のいわば語り手。 「ホルの物語」はいわば自己言及的な物語。 鏡(「鏡のなかの鏡」)に映った鏡自身の像(ホルの物語)。 そのあとの物語は、鏡のなかの鏡に映し出されたもの。 思いつきなんでつじつまも何もないです。 まとめようにも脳が働かない。スレ汚し失礼。もう寝よ
おお、なんか深いな。 でもなんとなく言いたい事は解る気がする。 俺は一番最後の話がホルの話とリンクしてることが解ったときは 物語自体が輪になっていて それこそ「鏡のなかの鏡」のように永遠に続くかのような錯覚があって 脳がユワンユワン揺れたような気持ちになったのを覚えているw
俺この物語読んでるとしょんべんちびりそうになるんだが
ホルと最後の話のリンクに気付いた時は単純にミノタウロス伝説のパロかー と思ったんだけど、ホル以外の物語も少しずつリンクしてるんだよね。 解説の前話を歪んだ鏡像のように映しだし…の意味が何度も読んで やっと分かった。
この本は読んでると ときたま言葉に既視感を覚えるんだけど どこでその言葉が出てきたのかは思い出せないから なんだか気持ち悪くなることがある。
335 :
無名草子さん :04/06/18 13:46
モモ
モモの時間の花の描写は最高だった。
これまで「鏡の中の鏡」スレがなかったのか! と妙な感心をしたのでカキコ 私はガイシュツだけど「室内の砂漠の中を行き来する新郎新婦」の話が印象に 残っいるなー それからろうそくまみれのカテドラルの話(こっちはややうろ覚え)も 脳裏にイメージが焼きついている 無人島に1冊だけ持っていくとしたら、この本かもしれない
ろうそく達の舞踏会の話と駅カテドラルの話は別々じゃなかったっけ?
340 :
無名草子さん :04/06/23 17:18
なんだかイメージがごっちゃになってるな・・。 もう一回読み直してみる
341 :
無名草子さん :04/06/30 15:07
定期あげ。 最近のこのスレって5人以下でまわしてるとしか思えんなあ・・
なんか知らんけどネットサーフィン(死語)してて 気付いたらここにたどり着いた着いた。 明日買ってくる(`・ω・´)ノシ
もし途中で挫折しなかったら感想よろ
3回くらいに分けてぼちぼち読むのがいいよ。 あの暗さは一気読みするとけっこうくるものがある。
遅れてスマソ。 なかなか時間がないもんで(´Д`;) 解説で「歪んだ虚像を映し出す」って言ってたけど まさにそのとおりだと思った。 どの話も独立しているようで、どこかが酷く似てる。 『角度が変われば、映るものの姿も変わる。 けどそれは、本質的には同じものでしかないんだ』って感じかなあ。 ページめくる度に、不気味さや悲しみがひしひしと伝わってきたよ。 ……なんかよく分らない感想スマン(´・ω・`) この人、他にも本出してるみたいだね。今度それらも買ってみる。
実は「鏡のなかの鏡」はエンデの小説のなかでもマイナーな部類だったりする。 モモや果てしない物語に比べると知名度は大分落ちると思う。
確かに ヱンデのイメージっていうとやっぱ児童書だしね。 でも、俺的には鏡のなかの鏡が一番好きだなあ・・。
北野勇作好きなおれには けっこう楽しめました(´Д`*) このスレで読んでる人がいるのかは知らんけど。
350 :
無名草子さん :04/07/21 18:13
>>350 多少強引な感じの解釈もあったけど、
かなり面白いな。
こうやって見るとこの本の解釈に関する論文とかって何気にありそうなんだが、
・・ないんだろか?
まあ、きっちり解説されちゃうと読後のもやもや感が無くなって
微妙に面白さはへりそうだが。
352 :
無名草子さん :04/07/23 05:35
間違いないんだっ!このスレにうちの大学の生徒が居ることはっ!!
まあ、おちつけ。 貴殿の大学ではこの本を論文の材料にしている方がおられるのかね? もしそうだったら詳細キボン 今「鏡のなかの鏡」を友人に貸してて軽い欠乏症なもんで。
354 :
無名草子さん :04/08/03 11:27
鏡のなかの鏡のなかの鏡のなかの鏡のなかの……
355 :
無名草子さん :04/08/15 21:06
子供の頃、これ読んで無性に怖くなった。 読み終わってトイレ行く時、 そのままトイレから出てこられないんじゃないかって不安になった。 あの感覚はこの本でしか味わった事がない。
読んだことは無いけど、スレ読んでると絶対自分好みの本だと思う。 読みたいな・・・こういう短編且つ浮遊した雰囲気の本は好きだなぁ と、手に取ったこともないのに言ってみる。 大学受験の息抜きにこの本読んだら、 深みにはまりそうで怖いけど、買って読んでみようと思います。
自分的には浮遊した雰囲気っていうか不安な雰囲気だなー。 挿絵のせいかイメージがモノクロなんだ。
358 :
無名草子さん :04/08/22 04:58
ミノタウロスが幸せになる日は来るのだろうか。
読みましたー。何かモヤモヤしてしまった。 押し絵と話の関連は何だろうとか、前後の話に何の関連があるんだろうとか、 いちいち関連性を捜しがちだったんですが、 そればっかりに囚われるのは良くないなと思いますた。 ホルがんばれ。がんばれホル。
360 :
無名草子さん :04/08/30 03:01
今日買ってきた 久しぶりに読む
361 :
無名草子さん :04/09/09 00:13
僕の名前はホル。
362 :
ねたばらし :04/09/09 00:14
最後のページと最初のページがつながってんだよ。
それ乱丁本だよ
364 :
無名草子さん :04/10/01 20:32:43
最近誰もいないのでage。 『鏡のなかの鏡』と『自由の牢獄』が好きな人が好きそうなもの。 作家:安部公房、ボルヘス、泉鏡花、稲垣足穂、他にミシマ、奥泉光など 映画:『ピクニック アンド ハンギングロック』『カオス・シチリア物語』『10ミニッツ・オールダー』など 漫画:黒田硫黄?『バカ姉弟』?大島弓子?丸尾末広? ↑ってこれ私のこじんてきなアレなんですが・・・
ボルヘス、タルホ、黒田はすきだけど。
最近足穂を読んだんですが(名前から勝手に俳人だと思ってた) 何かケツの話ばっかりしてるヤツを読んでしまい驚いた。
A感覚は宇宙に通じているーとかいうやつだっけ。(うろ覚え
小学校時代に読んで十何年も経つが印象に残っている本だ。 物語の切り替わりが時々癒着しているかのようにつながっているところが 「なんだこれは」と新鮮だった。うろおぼえだけど、 いつまでも幕があがらない舞台に経ち続けるダンサーの話が途切れると同時に、 次の物語が馬車のカーテンが開く描写とともに始まるとか。 『遺産相続ゲーム』も個人的に好き。 登場人物の関係の悪化と共に形をゆがめていくやしきの描写とかが。
369 :
無名草子さん :04/10/09 11:29:21
突然でゴメソ。 わけありで「鏡の中」の洋書(英語版)を 探しています!いろんな本屋で聞いたけど ぜんぜん見つからナイです( ´д` ツカレタ どなたか親切な方、入手方法キボン
370 :
無名草子さん :04/10/10 23:12:53
British Libraryでコピーサービスしてるよ。 学生ならNacsisとかの図書館ネットワークを使えばいいのかもしれないが。
371 :
無名草子さん :04/10/11 06:33:52
昨日買ってきた!エンデはほかの二つ(「モモ」「はてしない物語」)を挫折してしまったけれど、 ここを見ていると読んでみたくなったので。
正直その二つとは比べ物にならないくらい読みづらいよ。
私が「鏡のなかの鏡」を読んだのは、忘れもしない消防6年の8月31日であった。 意味が分からないながらも最後まで読み通し、ラストのホルが迷宮に入っていく くだりで激しい動揺と感動を覚えた。 読み終わって母に、「凄い本だよ。やってない夏休みの宿題なんて、小さな事に 思える。」と感想を述べたら、真夜中までコンコンと怒られた。
374 :
無名草子さん :04/10/11 16:23:10
海だ。 俺が覚えてるのこれだけ。
375 :
無名草子さん :04/10/11 19:07:59
>>374 確かに印象に残る!
ゼツミョーなオトシ方だよね。
376 :
無名草子さん :04/10/12 00:09:53
初めてきた板でふらふら見てたら「鏡の中の鏡」の文字見つけて感動! 大好きな本ですー! 中学のころ読んで、感動して母親に読んで見ろって読み聞かせたりしたなぁ…。 で、くだらなーい、みたいに言われて深く傷ついた過去がある。 それ以来人に紹介するの臆病になってたけど、 いい本だったよねぇ…。 同士がいて嬉しい。 大学に入るとき、第2外国語で迷わずドイツ語選んだのは、 エンデの本を原書で読みたかったからだな(そこまで上達しなかったが)。 エンデ亡くなったことを知ったときは泣きそうになった。
377 :
無名草子さん :04/10/12 18:36:23
ところでみんな何でこんな作品に感動してるんですか? ただのパラノイア文学でしょ?こんなもん。 だれか趣旨理解してる人いるの?
そして彼女は、向きをかえて立ち去りながら、もう一度つぶやく。
「かわいそうな、かわいそうな
>>377 」
379 :
無名草子さん :04/10/12 22:19:15
ただの、ってかるく言ってしまえるってことは 374はかなりのパラノイアなのネ?
380 :
無名草子さん :04/10/12 22:20:11
↑ 間違えた、377だったヨ
自分に合わなかった作品をけなすだけではなく、 自分に合わなかった作品を好きだという人までけなす人はよくいるよ。 自分にはわからなかったことを教えてもらおうというんじゃなくて、 いきなり全否定するたぐいね。 相手をするだけムダなんじゃないのか。 荒らしと一緒でスルーでいいと思うがどうだろ。
382 :
無名草子さん :04/10/12 23:00:35
>>377 空気を無視してレス
趣旨が解ってしまう芸術作品には
殆ど何の魅力も感じないけどな...。
どう思いますか?
>>377 は おぼえたての「ぱらのいあ」を
使いたかっただけだから みんな許してあげて
ミヒャエルエンデか… モモが面白かったなー。 モモかわいいよ、モモたん…。
385 :
無名草子さん :04/10/13 23:08:34
age
386 :
無名草子さん :04/10/14 22:47:06
age
387 :
無名草子さん :04/10/16 01:41:59
age
389 :
無名草子さん :04/10/16 13:45:24
ようやく過去スレ全部読んだ。 やっぱりエンデの原作読みたくて独語やった人結構いるのね。 ナカーマAA(ry このスレで知ったエトガル・エンデのサイトみたら、 かわいい赤ちゃんの絵が一枚浮いてる… と思えばミヒャエルって書いてある。 赤ちゃんのミヒャエル・エンデ見られて嬉しい。
390 :
無名草子さん :04/10/22 23:19:49
「鏡のなかの鏡」 いろんな視点から、僕らの「現実」へ警鐘を鳴らしてくれてる。 でも、やっぱあなたの危惧したとおり、なんか世の中どんどん クサっていっちゃってるよ、エンデさん...☆
391 :
無名草子さん :04/10/29 02:30:57
>>368 あの馬車のカーテンが開くところ、
自分としては音がする。
ものすごく映像的な本だよね
392 :
無名草子さん :04/11/16 08:46:10
はい、遅れ馳せながらこんな素敵なスレ見つけましたよ〜。 オレが最も好きな話は「山の上の売春宮殿は、今夜」。 女王が見た神と悪魔の闘争の夢に、現実の寓話化の極地を見たような感動を覚えたなぁ。
393 :
無名草子さん :04/11/18 00:31:46
今日全部読んだ 砂漠のやつとカテドラルのが好きだった 「どっちみち、あんたたちは出会ったんだよ〜 だれでもわかるというわけじゃないが。」 っていうのがよかったヨ
寝る前に適当なページを読むのが好きでよくやってるんだけど、 昨日やったら「黒い空の下〜」の挿し絵が出てきて焦った。 あれ、怖いね。
395 :
無名草子さん :04/12/10 02:30:01
大好きな本だが、不安定の人には薦められない。
最近、「ネバーエンディングストーリー」の主題曲が、 コマーシャルで使われていて懐かしい。 ちょうど、今もかかったぞ。
397 :
無名草子さん :05/01/11 04:24:42
age
しかし過疎ってるね。寂しい。
399 :
無名草子さん :05/01/12 16:26:46
おもしろいのになぁ
栄光の23get
ミヒャエル・エンデの総合スレ立てない?
それイイ! いろんな作品の話できると思。
児童書板にもスレあったけど、一般書籍の方がいいかもね
ここ数年読んでなかったんで 一日一話ずつ読んでるんだけど、(今日は「惑星の回転・・・」) すごいおもしろい。 昔はめちゃ難解で支離滅裂で読んでたら眠くなって、 読み終わっても何も覚えてなかったんだけど、 読み返すとどれもビビッドなイメージですぐに惹きつけられる。 古本屋に売らなくてよかった。
SF・ファンタジー板じゃなくて?
あっこはSFメインだしな。
407 :
名無し物書き@推敲中?: :05/02/12 01:24:58
go8
408 :
無名草子さん :05/02/12 02:49:51
エンデは遠い旅路の目的地が好き この人の本は高校のときはまって読んでたけど 今も全然印象が古くなってない
409 :
名無し物書き@推敲中?: :05/02/20 13:17:24
w4
410 :
吾輩は名無しである :05/02/28 00:27:25
b
411 :
無名草子さん :05/02/28 17:24:53
橋の話が好き。 橋の向こうは「精神世界」なんだよね。 解りやすく書いてくれているのに中学生の時はさっぱり解らなかった。
随分以前だが、ここに書き込もうとして誤爆したらしき書き込みを、 FFXI系サイトで見かけた。
413 :
無名草子さん :05/03/01 18:05:09
なんだそれ気になる。
414 :
吾輩は名無しである :05/03/09 12:20:05
ytr
415 :
吾輩は名無しである :05/03/16 22:43:17
p
自分に絵心があったら全部の話のイメージ画を 描いてたと思う。
417 :
無名草子さん :05/03/18 20:13:58
もれも描きたいと思うけど、パパエンデのイメージから逃れられない気がする
418 :
吾輩は名無しである :2005/03/25(金) 13:33:19
u
雨の教室の話につけられた挿絵「ラザロは待つ」 (包帯グルグル巻きの人間に傘が沢山さしかけられているやつ) いいね……。話の雰囲気にすごく合ってる。 まあ、話のほうが後から作られたわけだが。 あと、人間の腕の上に訳分からん物体(入れ歯みたい)が いっぱい乗ってるやつ、「オルペウスの異常増殖」だっけ。 あれ、何度見ても怖い。ページを閉じてしまう。
420 :
吾輩は名無しである :皇紀2665/04/01(金) 13:05:21
g
421 :
吾輩は名無しである :2005/04/08(金) 12:05:59
;
私はどろどろの溶岩でできた星。 私が抱けばすべてが灰になる。 何か切ない。
>>422 女王だっけ? だったら好き。
いま手元に本が無くて確認できない。
これって話が一応繋がってるんだよね。 どうしてもわからないところもあるけど…
大枚(1000円)叩いてブックオフで買っちゃった 暇ができたらゆっくり読んでみようと思う
「湿地のように暗いのは母の顔だ。」ってのが何回読んでも理解できん。いや、全体的に理解できてるわけじゃないが…特に。
427 :
眩 :2005/04/30(土) 00:36:38
>>426 アンドレ・ブルトンとか読んでみるのも一興。
426だす 何か共通点があるのかい? とりあえず読んでみるよ。
429 :
眩 :2005/05/05(木) 02:43:32
ごめん。思いつく限りではない。>共通点 理解できない比喩っていうのも結構あるぜ。みたいな紹介。
この本読むと現実感が無くなってくる。 この世は全部芝居で、自分の台詞や行動は全て決まっている んじゃないかって気がしてくる。
431 :
吾輩は名無しである :2005/05/14(土) 12:14:38
r
保守しておこう。 確か誰かいってたと思うけど、 「サーカスが燃えている」が『ネタばらし』なのはたぶん間違いない。 つまり「虚構を自覚した作中人物」ってことだよね。 それとも現実レベルまでいかないのかな? 別のエピソードの登場人物の見る夢? ところで同じモチーフや「事務員風の男」や「消防士」「少年」「老人」らが 少しずつ意味を変えて再登場するのは、どこか演劇っぽい。 キャラ付けが違っても同じ役者みたいな。 「教室」、「俳優達の廊下」、「ことばを捜す劇団」、「ミヒャエルとエンデ」等 「演劇」をモチーフにしたエピソードも多いし、意図したものかな。
433 :
吾輩は名無しである :2005/05/29(日) 12:20:48
0
434 :
吾輩は名無しである :2005/06/11(土) 11:42:47
-
このスレ見て今日買いますた
感想ききたいな。気長にまってるよ
437 :
吾輩は名無しである :2005/06/26(日) 11:45:03
t
438 :
435 :2005/06/26(日) 13:11:21
5まで読んだ途中経過報告 21世紀になって俺が年を取ったのか、現実がそれだけ露になったのか? どの話しも現実そのもので、新しい発見はないし陰鬱な話が続くなあ。 この先この話しに救いはなさそうだし... orz
439 :
無名草子さん :2005/06/26(日) 20:35:36
うちにあるはず! 小学生の頃、エンデ好きで買ったけど難解すぎて読めなかったんだった。 探して読もう。今ならわかるはず。 小学校卒業して10年以上経った今なら・・・・・・・・・・orz
440 :
無名草子さん :2005/06/27(月) 19:10:38
>>438 とりあえず最後まで読んでよ。損はしないはず。
希望のある話もあるよ。
まぁ陰鬱なのはどれもそうなんだけど。
441 :
無名草子さん :2005/07/10(日) 23:21:57
そいや高校ん時、「円でイイ!」って言ってたヤシいたなあ。 読解できててほんとにイイって思ってたのか、 誰かに感化されてカッコで言ってたのかは疑問だが。 その頃は、今よりいっそうカラッポだったもれ。キョーミゼロだた。 今なら読んでみよかと思う。
442 :
無名草子さん :2005/07/23(土) 11:53:07
たしか、ある街を出ようとしている少年が、貧しい人(=映画『キッズ・リタ ーン』でモロ師岡が演じた先輩みたいな感じの人)の誘惑にのったせいで、 一生街を出られなくなってしまって、彼の父親だか師匠だかの深い絶望の 顔が浮かんでくる、という話があった。印象に残ってる。 あと身体中が文字で出来ている男が、マッチョマンに女を取られちゃう話も あったような。 誰もが生きていくうえで出くわす重要で深刻な局面のことを、象徴的に 語っていて、言葉の力の強さみたいのを感じた記憶がある。
高校生の頃借りて読んだけど、難しかったなあ。 雰囲気は良かったと思う。
これだけ物事があからさまになっちゃった時代に寓話の存在意義は薄れる。 現実が寓話を上回ってると言っても過言ではないと思う。
>>442 「誘惑」じゃないんだな。読み返してみ。
表層のイメージも印象的だし深い読みも可能で面白い。
暗い雰囲気なのはなんだけど
446 :
無名草子さん :2005/08/31(水) 10:45:19
7
447 :
名無し物書き@推敲中? :2005/09/08(木) 12:16:30
0
448 :
無名草子さん :2005/09/08(木) 23:19:35
小学校の時に読んだけど、意味が分からなかったよ。 今なら分かるかな?また見つけたら読んでみよ…。
原書もってるけどこれだけは歯が多々茄子。 MOMOやUnendlicheは苦労せず読めたのだが…
450 :
名無し物書き@推敲中? :2005/09/20(火) 12:56:13
p
この本のスレ、あったんだ。中学ぐらいの時に読んで凄く感動した覚えがある。 モモで入ったんだけど個人的にはこっちのほうが印象強くて、そのせいか童話作家って イメージがあまりないな>エンデ 詩人って感じだ。昔読んだときに意味がわかってたのかは自分で謎だが、眼に映像が 浮かんでくる美しさがあるね。 特に、翼に色んなものを背負って飛べなくなってしまう話が印象に残ってるなあ。 あれは人生を自由に飛んでいきたいのなら、他人の余計な荷物など背負わず 身軽に生きていくべきだという教訓なのでしょうかねえ。
>451 その迷宮からの脱出テスト話はかなり印象に残ってる。 いまだに悶々としちゃうんだよなぁ。 砂漠の部屋を歩き続ける新郎新婦の話も好きだな。
俺が今まで読んだ無数の本のなかで、 一番好きな本かもしれん。 いや、好きなんてレベルじゃない。もう溺愛。
454 :
無名草子さん :2005/09/24(土) 08:52:49
ごめん、15年前に買ったけど、 まだ読んでない
455 :
無名草子さん :2005/09/24(土) 10:49:22
本屋でずっと探してるけど見つから茄子。なんとなく、足で探したいんだよねー
456 :
無名草子さん :2005/10/04(火) 23:59:36
俺も積読状態。
読めって! 絶対面白いから。 まぁちぃっと退屈なのとか、グロいのとか、暗いのとかあるけどさ…
全編暗い暗過ぎ世界がどんどん暗くなってるのにお腹一杯
459 :
無名草子さん :2005/10/05(水) 01:30:46
うちの学校の国語の先生がMOMOが大好きで、 今授業として映画見てるよ。 その先生がこの本も好きだって言ってた。
>>485 一日一、二編くらいならいい感じに精神が落ち着くよ
確かに暗いけど美しい世界だからそれほど沈まないけどなあ。 悪夢でも楽しい夢でもない世界を歩き回ってる気持ちになる。 そういやエンデって親父さんが画家だったよね?かなり俺好みの絵だったような。
文学作品だから美的に表現してるだけで その暗さは鏡に写った現実だから救いようがない 鬱々とした暗い気分になる
463 :
無名草子さん :2005/10/19(水) 13:22:14
俺には言えねえ
最初と最後と目覚めたがりと缶詰と新郎新婦しか覚えてないけど、物語が繋がって一回転するのが衝撃だった。
小学生のとき図書室の先生に進められてミヒャエル読んだ ネバーエンディングとか忘れたけど魔女のやつとか でも卒業して以来全然みないし本もあんま読まなくなった・・・ 久しぶりに読もうかな。普通の本屋に売ってるもんですか?
キリスト教のエッセンスが強すぎるのがなんかなあ 世界観の狭さを感じた
ヒント:鏡の中の鏡
このスレを読んで本を初めて読んだけど、自分の読解力のなさに凹んだ。 面白かったけど、ハテナが頭の中を飛び交ってしまって…。 展覧会の話に出てくる展示物はそれぞれの他の話に出てくるものだと解ったけど、 オチの奥さんの言葉は、本当は消防士の人のようになってしまってたかも知れない立場という事? 最終話の入って行こうとする若者は冒頭の話の人物と同一と考えていいのかな。 どちらにしてももっといろいろな人の感じた事をこのスレで読みたい。
470 :
無名草子さん :2005/11/21(月) 00:53:45
中学の頃に買って、なんとか全部読んだけど理解できなかった。 今でも、思い出しては読んでる。 いつかまとまった時間ができたら、もう一度通して読みたい。 どの話も、いつまでも終わりが見えない、絶望が永遠に続く、といった感じで、 たまらない。 自由の牢獄も好きです。 全集を集めようと思ってたのになぁ。
471 :
無名草子さん :2005/11/21(月) 05:25:20
エンデは基本的に集めてるな。 岩波の全集、古本屋でエライ値段になってた。買えねえ。 『鏡〜』はむしろ詩集って感じで読んだ。 一つ一つのフレーズが雰囲気いい。 ラヴクラフトの『夢書簡』とかと並べて読むと面白い、かも
472 :
無名草子さん :2005/11/25(金) 02:23:22
翻訳のしか読んでいないけど、 言葉が綺麗だなと思った。 原文だったらどんなに綺麗なんだろう
473 :
無名草子さん :2005/12/15(木) 01:47:11
このスレ見て、ひさしぶりに鏡のなかの鏡読んだよ。で、
>>394 じゃないが「黒い空の下〜」の挿絵を見て
じいちゃんの遺影を思い出した…orz
でもこの本自体は凄く好きだなぁ。「山のうえの売春宮殿〜」に出てくる
ペンダントとか(こんなデザインのやつ欲しーな)て当時思った記憶があるw
474 :
無名草子さん :2005/12/18(日) 01:19:01
また読もうと思ったけど 見つからないや
475 :
無名草子さん :2005/12/18(日) 09:19:04
キモ怖。天使?だっけかがいろんなものを背負わされて、 飛べなくなっちゃう話しが一番覚えている。
476 :
無名草子さん :2005/12/28(水) 19:48:00
今、友人にこれを勧めて、私も再読してる。 ここ以外で、感想や解釈をだらだらと話せる日が来るとは思わなかった。
魚のような目をした男が〜だけは妙に確かなイメージがあって クレイアニメで映像化したら面白いんじゃないかなって思っている
そうか、面白いのか。 書架漁ってみよう。
479 :
無名草子さん :2006/02/14(火) 12:23:30
ほしゅ
480 :
無名草子さん :2006/02/18(土) 10:29:06
ハードカバーと文庫とか、種類があるようなんですがどちらがオススメですか?
481 :
無名草子さん :2006/02/19(日) 02:03:37
エンデ好きだけど これは昔途中であきらめたぁ 面白いんだーまたよんでみよう… なんかエンデパパの絵だけ印象に残ってる シュルレアリスムゥ
482 :
無名草子さん :2006/02/19(日) 02:58:49
打ってナインすけど
出てきた。どうしようかな。
484 :
無名草子さん :
2006/03/07(火) 20:30:56 最近本屋で文庫を見たよー。 天気のいい午後や、天気の悪い午後、読みたくなる。 今日も読んだ。 もう、内容を読むというより、雰囲気を感じてるって状態。