最近はまってるんですが何かおすすめありますか?
今読んでるのはカカシの夏休みです。
「ナイフ」や「エイジ」「見張りの塔の上から」なんかは面白かった。
「舞姫通信」は女子高校生には受けるかもしれないけど、大人には
つまらないかも。
>>2 ナイフ エイジ 定年ゴジラ は読みました。
どれも面白かったです。
この人の作品って読んでる時はそう面白いとはおもわないけど
読み終わった後がいいよね。
あげ
かなり好きです。
「四十回目のまばたき」や「幼な子われらに生まれ」もおもしろかったな。
思春期主人公よりも、こういった中年主人公の方が好き。
「定年ゴジラ」は微妙に狙った感じがするけど。
「見張り塔から〜」はホラーとして怖かった。
『半パン・デイズ』に一票
>>6 どんな話しっすか?
ってか直木賞とってるわりに地味だね。
「かかしの夏休み」と「ビフォアラン」と「ナイフ」と「エイジ」読みました。
「エイジ」以外は結構オススメ。「かかしの夏休み」は泣けたなぁ・・・
>>8 さりげに泣かせるんだよね。
わざとらしい浅田次朗と違って
10 :
無名草子さん:02/02/19 13:49
友人がウチにあったナイフを読んでいて、急に「これ、だめだ」
とか言い出すので 理由を聞いたら
「オヤジがナイフで刺し殺さないんだもん、がんがん殺しちまえよ」
だと、
アホか…
11 :
無名草子さん:02/02/19 16:32
>10
ああ、でもなんかわかる気がする。
そこでがんがん刺してしまうのが
日常の逸脱という、小説の一つのパターンだと思うから。
重松清はあくまで現実を貫き通し、逸脱もせず、淡々と描写を重ねる
それがよさでもあるけど、地味さでもあると思う。
12 :
無名草子さん:02/03/03 01:05
age
いじめられっ子のブリーフ姿萌え〜
14 :
無名草子さん:02/03/08 02:00
この人、エッセイもなかなかいいよ。
「セカンドライン」もよいし、
直木賞第一作「隣人」の『夜明け前、孤独な犬が街を駆ける』はよかった。泣いたよ。
隣人に武富士の彼も追加して
16 :
無名草子さん:02/03/08 04:09
重松さんで、俺は泣きます!
17 :
無名草子さん:02/03/14 01:43
ジジ臭い名前で損してるな。。。このスレの寂れっぷり見てもわかるよ
18 :
無名草子さん:02/03/14 06:24
おもまつきよし?
19 :
無名草子さん:02/03/21 23:24
かなり好き。
最近は浅田さんばっか読んでるけど。
俺は「私が嫌いな私」とか「隣人」、「さつき断景」なんかが結構面白かった。
20 :
無名草子さん:02/03/21 23:38
確かに名前で損してる。
実際に手にとる気になかなかならなかった。
読んだらはまった。
21 :
無名草子さん:02/03/22 23:38
「見張塔からずっと」の1番最後のやつ
みどりさんがむかつくしかわいそうにも思える
22 :
無名草子さん:02/04/03 15:14
流星ワゴンいいね。
熱球 買ってしまったよ
23 :
無名草子さん:02/04/10 22:24
ごめん、詳細知らないんだけど、
教科書に載るらしいね。
めざましテレビで言ってた。
地味なところが良いと思う。
舞姫通信の、主人公の兄貴が死んだ理由を
一週間くらい考え込んでしまった。
若いうちにこの作家を知ってよかったと思ったよ。
25 :
無名草子さん:02/04/23 18:37
>>23 まじで??
なんの話がのるんだろう,やっぱイジメネタかな?
個人的にセッちゃんがイイ!テストも作りやすそう
26 :
無名草子さん:02/04/23 23:48
流星ワゴンってマジカルミステリーワゴン?
文芸誌で連載していたやつかね?
27 :
無名草子さん:02/04/23 23:51
いまの薄い教科書にぴったりのものを意識して書いてるのかな。
まったく「いまの教科書」て感じのものしか書かないよね。
そういう路線をあみだした人なの?
28 :
無名草子さん:02/04/24 00:10
「見張り塔〜」コワー(((゚Д゚)))だよね。
「ナイフ」かなんかに入ってた「エビスくん」がかなり好き。
29 :
無名草子さん:02/04/24 19:46
>28
エビスくん良いよね
なんか読んだあとに不思議な気持ちになったよ
30 :
無名草子さん:02/04/25 19:24
age
>27
「見張り塔」はそーでもないと思う。
「幼な子」「四十回の」も微妙。
週刊誌の記事を書いていたという先入観があるせいか、
「エイジ」のようないかにもな話でも、教科書的というより
週刊誌的(オヤジ的)視点を感じるんだよな。
だいぶ洗練されているとは思うけど、なんか団塊臭いつうか。
32 :
無名草子さん:02/04/27 18:22
age
33 :
無名草子さん:02/05/06 01:41
age
34 :
無名草子さん:02/05/15 23:24
僕とほぼ同じ年代の人物がリストラや家庭崩壊に苦しむ小説を
立て続けに読んでしまい(「流星ワゴン」と
「トワイライト」(←こちらは雑誌連載中))、
純粋な好き嫌いとは関係のない部分で、
なんだかこの人の名前を見たくなくなってしまった…
35 :
無名草子さん:02/05/15 23:44
でも上手いよ。この人。
36 :
無名草子さん:02/05/16 14:38
早稲田大学教育学部卒
37 :
無名草子さん:02/05/16 15:15
私は「ナイフ」に入ってる、ダイスケって男の子の話で感動した。
「覇気とか根性とか、最初からない子っているんだよ」みたいなとこ。
こういうことをこういう形で、当たり前に書けるおじさんって
あんまりいないよなあという感銘でした。
38 :
無名草子さん:02/05/16 19:33
俺は「エイジ」しか読んだこと無いけど
俺の他にも「エイジ」読んで、「思春期のころの自分」を思い出したり、たまらなくなった奴はいるだろ?
言っちゃいな!
39 :
無名草子さん:02/05/16 23:28
「ナイフ」の中のワニの話、
元ネタは一時有名だった練馬区石神井公園池のワニ騒動ですが
私はちょうど主人公の女の子と同じ年頃に石神井池の側のマンションに住んでいたので
余計親近感を持って読めました。おばさんがいいね。
重松清は石神井に住んでいたのだろうか
40 :
無名草子さん:02/05/18 17:23
想像力や表現力がすごいと思う
ただ最近はマンネリしてるような
41 :
無名草子さん:02/06/03 17:15
age
42 :
無名草子さん:02/06/03 18:55
43 :
無名草子さん:02/06/03 19:05
エイジってあるじゃん!あれって文庫あるの?
重松って
コンビーフをくるんでる脂紙みたいな
顔した人?
45 :
無名草子さん:02/06/08 10:52
age
46 :
無名草子さん:02/06/13 18:49
age
47 :
無名草子さん:02/06/14 19:54
そういや、エイジってNHKでドラマ化してたらしいね
見た人いる?
俺は、その頃エイジ知らなかったからよく見てなかったんだけど
なんか自転車のシーンだけは今でも覚えてるんだよなぁ
48 :
無名草子さん:02/06/17 04:17
なぜ「ビタミンF」を誰も挙げないさ!?
なんか、どーしようもないバカに恋して処女を捧げてしまう(んだっけな?)
女の子とその両親を描いた話で大泣きした。(でもタイトル失念;)
49 :
無名草子さん:02/06/17 04:25
そういえば NHKでドラマ化されるらしい…<ビタミンF
オムニバス形式で、役所コウジなど出てるんだっけな?確か。
7月のあたま(1日?)から放送予定だったような。
(情報ソース…Jフォンのステーション)
うろ覚えで申し訳ない。
50 :
無名草子さん:02/06/17 09:53
父親を鬱にさせる作者だよなあ・・・・・・
51 :
無名草子さん:02/06/17 15:44
田村章さん
52 :
無名草子さん:02/06/17 16:58
定年ゴジラは良かったよ
53 :
無名草子さん:02/06/17 17:29
全部読んだけど「半パン デイズ」が最強だと思う。
いささかあざとい父子モノ系と違って、本気で涙がドボドボ出た。
これ読んで、この先10冊つまらなくても重松清を買いつづけようと思った。
54 :
無名草子さん:02/06/17 17:44
文が巧いと思う
56 :
無名草子さん:02/06/22 12:29
57 :
無名草子さん:02/06/25 00:36
>>49 です。
で、「ビタミンF」ドラマ化の話はmajiでした♪>56さん
だいぶあやふやな状態で書込みをしてしまいましたが、
詳細が分かりましたのでお知らせします。
[放送日]平成14年7月1日(月)〜5日(金
[ 時間 ]20時00分〜20時43分(7/1〜7/4)
19時30分〜20時13分、引き続き20時14分〜20時57分(7/5)
(↑どういう意味だ!?)
やはりオムニバス形式で、役所広司さんは「セッちゃん」に出演とのことです。
その他さらに詳しい事は以下を参考になさって下さい。
↓NHK(日本放送協会)<ドラマニュース>
http://www.nhk.or.jp/drama/
あ、上記アドレスだと直接は行けないのか…。
今ならとりあえず、ページ左側「最近のトピックス」が情報にリンクしてます。
59 :
無名草子さん:02/06/25 18:16
第1章「セッちゃん」
役所広司、森下愛子、谷口沙耶香、光石 研、利重 剛、水橋研二、藤谷文子ほか
第2章「パンドラ」
温水洋一、内田春菊、利重 剛、田中愛里、役所広司ほか(敬称略)
第3章「はずれくじ」
大杉 漣、りりィ、市原隼人、唯野味歩子、清水ひとみ、光石 研、山内明日、
温水洋一ほか
第4章「ゲンコツ」
石橋 凌、石野真子、大江千里、小島 聖、藤間宇宙、蛍雪次朗、
三田村周三、タイヘイ夢路ほか
第5章「なぎさホテルにて」
光石 研、洞口依子、水橋研二、藤谷文子、國村 隼、渡辺一志、李麗仙、渡辺文雄ほか
第6章「母帰る」
三上博史、忍足亜希子、利重 剛、広岡由里子、小島 聖、李麗仙、渡辺文雄ほか
60 :
無名草子さん:02/06/25 18:17
地味,すごく地味。
いや、渋いんだよ。
62 :
無名草子さん:02/07/09 21:49
今日この板の存在を知った。ドラマ見たかったな。
ただいま「かっぽん屋」読書中。見つけたとき「私の知らない本が文庫に!」とか思ってびっくりしてしまったよ。文庫書き下ろしなのね。
63 :
無名草子さん:02/07/10 17:59
ぜんぜん盛り上がらないね。ここ数年私の中で「人に薦めても大丈夫な作家ナンバー1」なのに。
64 :
無名草子さん:02/07/10 22:40
良質な、という言葉が似合うなあと思う。
「定年ゴジラ」の第三章はいつ読み返しても泣く。
かっぽん屋読了。
前半のほうが面白かった(趣味の問題だろうけど)。
ほかの方の感想も聞きたいな〜(などとねたふり)。
すごく良いんだけど、もうすこし濁りもないと飽きるべ。
教科書には最適だと思うが。
67 :
無名草子さん:02/07/17 15:06
浅田次郎程ではないけどちょっとあざとさが残るというか・・・
良いんだけど、私とはあんまり合わないのかも。
といっても「ナイフ」しか読んでないのだけどね。
ナイフのいじめの場面は読むのが辛かった。
ナイフの中では「エビスくん」が良いなと思った。
次は「エイジ」読んでみます。
68 :
無名草子さん:02/07/29 20:36
あげるよ
重松清を読んでから本を読むのが苦にならなくなった。
70 :
無名草子さん:02/08/04 16:04
「熱球」
けっきょく主人公にとって、今の周高の野球部員ってなんなんだよ。
「僕たちが高校球児のときは、こんなんではなかった」と自分勝手なノスタルジーを
押し付ける対象としてしか見ていないではないか。
「時代は変わったけど、彼らは彼らなりの一生懸命さで野球にとりくんでいるんだ」ということを
主人公は最後まで認めようとはしない。(頭では理解しているようだけれども)
そんなOBに高校生が心を開くわけもなく、
主人公は、小学生を相手に野球のコーチをする時間をとるようになり、
「自分がそうであったような高校球児に君もなれ」と吹き込もうとする。
要は、高校生に相手にしてもらえないから小学生を相手にしてるだけ。
アホか。
重松の小説って、みんなこんなレベルなの? それともこれが特に出来の悪い小説なの?
71 :
無名草子さん:02/08/04 17:09
一年位前にわぁーっと文庫を全部読んだけど。あと続かない。
悪い印象はないけど、 Extra Light 。
読み応えを感じないのは、上手に世情を反映している結果なんですかね。
72 :
無名草子さん:02/08/05 15:18
俺はリア房なんだけど、重松清の小説読んでるとリア房の行動に
「そんあわけねぇ」とか思ってしまう。ガキのことをわかったふりしてるだけかとおもうよ
73 :
無名草子さん:02/08/05 16:02
74 :
無名草子さん:02/08/06 18:51
>>70 熱球は出来悪いと思う。つまんなかった。君の読み方も
多分に偏ってる気もするが。
一呼吸おいて冷静になってから、他の作品も読んでみて、
それでも肌に合わなかったら相性が悪かったと思えばいいんじゃない。
75 :
無名草子さん:02/08/06 23:51
「日曜日の夕刊」(文庫本)に入ってる
「後藤を待ちながら」と「卒業ホームラン」は、
なんだか泣けた......。
76 :
無名草子さん:02/08/10 11:53
結局、オヤジくささプンプンの作家。
77 :
無名草子さん:02/08/10 11:57
>>1
〒マークの意味って何?
78 :
無名草子さん:02/08/12 04:30
>75
卒業ホームランは来年から使われる高校の教科書に載ってます。
結構割愛されてますた。
そのうち出版社もかきます。
79 :
無名草子さん:02/08/13 12:02
>76
同意。オヤジが無理して青春小説書いてる感じがする。
浅田次郎以上にあざといよ。
80 :
無名草子さん:02/08/19 22:42
「エビスくん」が一番好き。
81 :
無名草子さん:02/08/24 22:30
>72
漏れはエイジを中2の時に読んでめちゃくちゃ共感したクチですが何か?(´ー`)
人それぞれだろうけどね
82 :
無名草子さん:02/09/14 18:01
セカンドライン読んで重松清好きになっちまったよ。
なんかとてもいい感じ。
文章のプロとしての実力は凄いでしょ。でも最近マンネリ…
セカンドラインきのう買った。
これから読むところ。
セカンドライン今読み終わった。
一応面白く読めたが、この人の場合小説の方がいいね。
学生時代のこととか、個人的事情はよく分かったけど。
85 :
無名草子さん:02/09/25 23:32
age
86 :
無名草子さん:02/09/28 23:08
舞姫通信暗そう…読んだほうがいいかな
87 :
無名草子さん:02/09/29 15:15
舞姫通信は、重松らしい味はあまりでていないと
思う。高校生ぐらいが読むにはいいかも知れない
けどね。
88 :
無名草子さん:02/10/19 01:08
ETV2002でサイパン行ってたの
臭かったぞ。
89 :
無名草子さん:02/10/25 16:18
あげ
90 :
無名草子さん:02/10/25 19:49
親父の本棚にあったので、最近、興味持ってます。
初心者が読むには、まずはどれがいいですか?
皆さんにとってのベスト作は?
また、文庫になっているものと出版社を教えてください。
osieteちゃんウッザ!
スレ読んで良さそうなタイトルでぐぐるくらいしなされや。
エビスくんが好きだー。文庫のナイフにはいってたんだけど
エビスくんを読んでからあとがき読むと泣き二倍増。
92 :
無名草子さん:02/11/06 02:15
ageage
93 :
無名草子さん:02/11/06 21:43
吉田修一と似てませんか?
意見求む。
94 :
無名草子さん:02/11/07 18:58
俺おっさんモノより少年モノの方が好きだ。
95 :
無名草子さん:02/11/17 21:18
鳥取県米子市にいらっしゃったときの情報キボんぬ。
96 :
無名草子さん:02/11/18 01:51
「定年ゴジラ」文庫で読んだが、「帰ってきた定年ゴジラ」の章は
艶消しだな。
後藤を待ちながらが(・∀・)イイ!!
自分、リア房だから良くわかるよ…。
98 :
無名草子さん:02/11/24 20:46
「小さき者へ」を読んでいます。
中年の私としては、あまりにも身近に感じさせられる物語です。
99 :
無名草子さん:02/11/24 22:55
この人のエッセイを図書館で見つけて読んでみたけど、偽善者で、小心者で、
こずるい、という印象を受けたぞ。「女性の権利を守る会」みたいなシンポ
ジウムにも参加して、わかったようなこと口走っているし、ライターっ気の
抜けない三流作家だな。
自分の想像した少年像は読者のそれと隔たりが無い、そこが売れる理由なん
だろうけど、どの作品も、もう一つ物足りないんだよな。
100 :
無名草子さん:02/11/27 19:31
100
101 :
無名草子さん:02/12/08 18:46
やっぱし『エイジ』の新聞連載時verだな。
うちは朝日なのでこの作品で重松清をはじめて知った。
当時は夕刊のほうの作家が病気で書けなくなってしまい
「新人短編競作」と称しいろんな短編作品が読めたのだが、これが群を抜いてよかった。
俺は小学生だったのだが他の作品に較べ読みやすかったのを覚えている。
102 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/12/08 18:52
ナイフよかったな。最高
えいじはNHKのドラマで見た。
ビタミンFも衛星放送でやってたが原作とイメージ違くて萎えた。
定年ゴジラは個人的にいまいちだった。が椎名林檎的な名前だと思った
103 :
無名草子さん:02/12/08 21:06
>102
明日からは「ビタミンF」を総合テレビで放送するらしい。
映画もそうだけれど、具象化されるとつまらなくなるもんです。
浅田次郎の「ぽっぽや」なんか正に。
104 :
無名草子さん:02/12/10 00:27
「エビスくん」信者です。何度読んでも絶対泣きます。
「熱球」と「サマーキャンプへようこそ」は以前、模試に出題されました。
『小さき者へ』って題名はさすがにやりすぎだろう。
106 :
無名草子さん:02/12/19 01:32
あげます。
107 :
無名草子さん:02/12/19 02:45
こいつの登場人物って、オトナが頭の中で考えた最近のこどもってかんじがする
現学生の感想
こどもが頭の中で考えたこどもよりはいいだろ
109 :
無名草子さん:02/12/28 18:05
今朝、NHKで最近の子供について
しゃべっていたが。
ドラマ良かったね。
利重剛がやってた役が小説にも出てくるのかな。
読んでみよう。
111 :
無名草子さん:03/01/08 07:55
ageます。
112 :
無名草子さん:03/01/09 14:42
どうしてもライター上がりの感がぬぐえない。
読ませるのは上手いんだけど、そこどまり。
作者が作品を過不足無くコントロールしちゃってるから退屈。
(^^)
『流星ワゴン』えがったー。
それまでの作品とちょっと雰囲気が違う気がするのですが。
今NHKで特集やってるねえ。再放送かな
NHKの見た人どうだった?
見れんかった・・
「本の雑誌」の年間ベスト10で1位になった『流星ワゴン』を今ごろ読んでみた。
半分くらいの所で、なんかかったるいかなと思ったけど、
パチンコの場面から後は一気だった。なかなか良かった。
しかし、同じ「タイムスリップ+父親もの」の話なら、
浅田次郎の『地下鉄(メトロ)に乗って』の方が上かな。
(^^)
120 :
無名草子さん:03/02/17 08:03
age
tu-ka、活字好きなら読めるかもしれんが
この程度の内容の話ならTVドラマやマンガで読んだほうが楽
というかマンガのほうが面白い作家いっぱいいるじゃん
わざわざ小説として読む気にならんな
122 :
無名草子さん:03/03/03 01:42
121 :無名草子さん :03/03/02 08:53
tu-ka、活字好きなら読めるかもしれんが
この程度の内容の話ならTVドラマやマンガで読んだほうが楽
というかマンガのほうが面白い作家いっぱいいるじゃん
わざわざ小説として読む気にならんな
>>121 もともと活字には縁がないんだよ、お前は。
いや、この程度の小説を読んでるほうが
活字に縁がない人間だろ。
真の活字好きなら、他に読むべき小説が沢山あるからな。
125 :
無名草子さん:03/03/06 10:36
カワイイね。「読むべき小説」だってw
朝日に、Eメール何たらって連載してるけど
何故かこの人の回だけは読んでしまう。
毒たっぷりで面白い。
(^^)
129 :
無名草子さん:03/03/17 17:30
保守。
朝日新聞のサイトで小説連載してるけど
有料コンテンツなので迷ってる。
>127
同じだ。私もなぜか重松清の回のみ読んでいる。
エイジ
読んで不覚にも泣いた20歳ですが何か?やっぱうまいよ普通に、この人。
下げて上げる、のやり方が過不足ない感じ。全然角がなくて、お洒落(?)な文体が好き。
石田衣良「うつくしい子ども」とよく比べられるけど、自分はエイジが好きかも。
(^^)
半パン・デイズでおお泣きしそうになった工房です。
あれってどこが泣き所なのかわからないのに、終わったとたんに泣いてしまうんだよなあ・・・。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
135 :
無名草子さん:03/04/22 22:07
『後藤を待ちながら』の解説で
「語呂合わせ」って書いてあったんですが
何のことですか?
136 :
動画直リン:03/04/22 22:09
137 :
重松清で何度も泣いた:03/04/23 00:42
>>135 サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」
>>137
うおー!それってもしかして有名ですか?
無知を晒してしまった・・・。
140 :
重松清で何度も泣いた:03/04/24 00:28
>>139 知識としてはそれほどマイナーでもないと思う。
でも別に知らなくても恥じることはないと思う。
141 :
無名草子さん:03/04/24 00:51
浅田次郎と比較している人が多いね。あざとさで言えば、浅田はほっかむりして、風呂敷を背負っている泥棒。誰が見ても一目瞭然。重松は隠そうとしている。
142 :
無名草子さん:03/05/02 17:00
「見張り塔」に出てきた佐和子さん(2番目の話)は死んじゃったんだろうか
143 :
無名草子さん :03/05/10 12:19
144 :
重松清で何度もかいた:03/05/10 14:44
(;´∀`)ハァー
145 :
無名草子さん:03/05/10 15:02
∧_∧ なんだか
( ;´∀`) ちんこ勃ってきた。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
146 :
無名草子さん:03/05/15 22:32
遅レスだけど
>>38 誕生日の名前書いてあるチョコレート、めちゃくちゃにしたいっていうところですごい共感しますた
147 :
無名草子さん:03/05/21 10:15
カカシ読んでる。
カカシはあんまりだったけどライオン先生は結構よかったな。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
150 :
無名草子さん:03/05/29 02:03
ライオン先生よかった。
やっぱり被るんだ。の所にぐっ!
「小さき者へ」に入ってる「海まで」が好きだったなぁ。
無性に泣けてきた。
あと、日曜日の夕刊だっけ?あの本も割と好き。
152 :
無名草子さん:03/06/04 19:01
>>151 なんで祖母は兄貴のこと嫌ってたの?
理由は?
153 :
無名草子さん:03/06/05 01:08
ナイフ、日曜日の夕刊以外でおもしろいのある?
154 :
無名草子さん:03/06/05 21:44
155 :
無名草子さん:03/06/05 21:49
___∧_∧____
/ ( ̄(´∀` ) ̄0 ,) < 寝る。オヤスミ。
/~ ̄ ̄ ̄⌒⌒⌒⌒ ̄ ̄ ̄)'
/ ※※※※※※※※ /
/ ※※※※※※※※ /
/ ※※※※※※※※ /
/ ※※※※※※※※ /
(____________ノ
156 :
無名草子さん:03/06/11 00:10
>>153 半パンデイズ
これは良かった〜
自分の子供のころと微妙にダブるところがあって泣けた〜
重松氏の作品って自殺をテーマにしたの多くない?
157 :
無名草子さん:03/06/17 02:05
あげ
158 :
無名草子さん:03/06/17 22:21
見張り塔の非常扉の話消化不良だね
159 :
無名草子さん:03/06/18 00:13
奥さんは投身だろ?
旦那とサッカー少年のその後が気になるなぁ
160 :
無名草子さん:03/06/18 20:51
ナイフと見張り塔とトワイライト読みました。完成度の高い作品はどれでつか?
カカシとかに行くべきですかね?
161 :
無名草子さん:03/06/19 00:37
age
162 :
無名草子さん:03/06/22 15:22
泣けるほんのスレで割と好評です。いいですね。でも、やっぱ軽さは感じる
163 :
無名草子さん:03/06/23 03:00
たしか今日、早稲田の大隈講堂で講演だったハズです。
もちろんタダ。曜日違うかも。でも今日だったような。
164 :
無名草子さん:03/06/27 04:25
>>163 昨日でしたよ。今日このスレあるのに気づきました。
内容は1963年(彼の生まれた年)から現在までの
歴史をニュースや流行とともに振り返るというものでした。
165 :
無名草子さん:03/06/29 01:04
「人間的にできていない奥さん」
を読んでみたい。
この人が書く奥さん,みんな同じ。
俺も欲しいな,あんな奥さん。
>160
とりあえず、きよしこ読んでみたら?
167 :
無名草子さん:03/06/29 23:44
ビタミンF文庫になりましたね。読みます。
168 :
無名草子さん:03/06/29 23:57
ビタミンFはそれまでの作品の焼き増しみたいで
自分は面白くなかったけど
「エビスくん」イイ!って言っている人が多いみたいだけど、何か、ただの嫌な
奴にしか思えなかったなぁ・・突然、主人公の妹の前で、善人ぶるしねぇ・・
「トワイライト」「流星ワゴン」「熱球」も読んだけど、出てくる子どもがどれも
同じ性格に思えた。大人の頭の中で拵えた現代の子どもって感じで。
あと、「ナイフ」の中の短編「キャッチボール日和」で、大輔っていう子が苛めら
れるシーンでの、射精は、「そりゃあねぇだろう!」ってな感じだった。あんな状
況で、射精するはずがない。
それと「トワイライト」での、のび太が会社の派遣社員と飲みに行ったときの、
派遣社員のメール!そりゃひどすぎるよ。悪意に満ちている。
けど、「流星ワゴン」は、かなり泣かされました。自分の父親もあの方言を使う
地方出身なので尚更。
以上、感想でした。でも作品はどれも、あっという間に読んでしまいました。
170 :
無名草子さん:03/06/30 23:00
昨日子供の塾の講演会(奈良市)になぜか来てた。話はおもしろかったけど、子供の教育についてはあまり役には立たんような内容だったな。実はこの人知らなかったんだけど、このスレ読んでなにか本を読んでみなくなった。
サイン本(日曜日の夕刊とあとなにか忘れた)売ってたけど買えばよかったかな。
ゴジラの人
172 :
無名草子さん:03/07/06 19:53
流星ワゴンで初めてこの人を知ったんですが、
すごくいい話だったので他のも読んでみようと思いました
173 :
無名草子さん:03/07/06 23:52
人間らしいとは思うが、あまりアタマはよくないんだろーな、
と思わせる人。文章は下手ではないが、惹きつけられるような
魅力は感じないな。
174 :
無名草子さん:03/07/07 10:09
定年ゴジラ買おうか迷ってるんだけど
どうですか?
重松のそれ以外の本はほとんど読みました。
175 :
無名草子さん:03/07/07 11:56
173
気になってるくせに。ばか。
>>174 ほとんど読んでまだ迷ってるなら止めれば?
100円で迷うなよ!!
177 :
無名草子さん:03/07/07 21:46
今週のアエラに早大出身者が職業別に羅列されてるなかに
宮崎学はあり重松清はなかった。いいのやらわるいのやら。
5ヶ月で170レス。
179 :
無名草子さん:03/07/08 20:41
なぎさホテル
意外と良かった。でも、どこかで見たような話
個人情報の、告発の、特集本、保護は介入することは、そのとうりだよね。だから、反対だね。個人情報保護法案。
181 :
無名草子さん:03/07/09 14:09
朋輩につきる!
「幼な子われらに生まれ」、「トワイライト」が(・∀・)イイ!
読者の年齢層ってどのくらいなんだろう?
やっぱり、30代の人が多いのかな?
183 :
無名草子さん:03/07/12 03:26
俺30代。共鳴するところが多くてすっかりハマリしすた
ドラゴンボール完全版 1〜16巻 絶賛発売中!!
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
―――――――――――――――.┃ ドラゴンボール@2ch掲示板 ┃
これからも僕とドラゴンボール板を ┃.
http://pc2.2ch.net/db/ ┃
応援して下さいね(^^). ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
────────┐ r───── .┃;;;;:: ::: ::::... .: . . _.∩_ .:;;;:; ┃
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ ┃::::::... ヽヘ;;. 人丿ス ::┃
| ぬるぽ(^^) ┃;;;;;;;;. 从 θ斤:エh u .:┃
\ ┃:::. __ 《Y》_ ∪レ..... 弋| :::┃
 ̄ ̄∨ ̄ ̄∧_∧ 。.. ┃... .uヘ人iイ . (. .」_ ノ ....:┃
∧_∧ ( ^^ ) / .. ┃.. (∨ヘ |....|: .) .:::::┃
 ̄\( ^^ ) (つ つ / ̄ ̄ ┃.... .|;|レ' .(_;);;.| -〜、 .┃
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| ̄ ┃. ::;〜⌒^^⌒⌒´⌒` ̄ ̄ ....:: , ⌒~┃
|::::.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .| ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
|::::.| . 山崎渉ニュース (^^) | .|_ ┃..と〜けたこおりのな〜かに〜♪ ┃
\.|__________|/ ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛
185 :
無名草子さん:03/07/13 22:58
『見張り塔』は?だったけど、『ビタミンF』はくるな。
年のせいかな。つらいとこつかれてる感じ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
187 :
無名草子さん:03/07/16 12:34
家族有りにはグッときます。
188 :
無名草子さん:03/07/20 20:43
今日きよしこ買ってきますた
189 :
無名草子さん:03/07/24 23:54
ビタミンFの『母帰る』はきく。
3人の子供と離れたバツイチには辛い話や。
子供に会いたくて仕方ない。
>>182 私は20代前半だが、「おやじくさいな」と思って世代の差を感じることもしばし。
でも好きなんだけどね。「ビタミンF」は上記のせいであまりのれなかった。
「幼な子われらに生まれ」や「見張り塔から」のほうが好き。
「エイジ」か「ナイフ」が夏休み読書指定図書になっていたと思うけど、どうなのかな。
>「エイジ」か「ナイフ」が夏休み読書指定図書になっていたと思うけど
マジで?
すまん、ぐぐって見たが証拠は出てこなかった。
夏休み推薦図書や課題図書って県ごととか学校ごととか沢山あるのね。
でも本屋で「夏休み推薦図書」のところに平積みしてあったのを見た記憶がある。
「age」と、ひとりごちた。
194 :
無名草子さん:03/07/31 11:52
すし食いねぇ,は大好きな作品です。
寿司屋の店主憎たらしかったな。
日曜日の夕刊はどれも良い!!
ナイフで初めて重松読んだけど衝撃受けたもんな。
でも勝手な想像であんなイジメシーン造りだしたんだったらちょっと引く。
ちゃんと取材とか調べたりしたんだろうか?
射精はやりすぎでしょ。
195 :
無名草子さん:03/07/31 22:24
射精の話は昔、聞いたことあるなぁ
新潮ケータイ文庫で読んだ「気をつけ,礼」ではまりました。
「ナイフ」も面白かったです。
いじめは生々しいのに読み終わった後,満ち足りた気分になれるのがイイ!
でも,最初のワニの話は同級生の行動に一貫性が欠けてるような気が…。
俺が一番すきなのは『ナイフ』の最後に入っている「ビタースィート・ホーム」
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
ナイフは新潮社夏の100選になってた。
こないだ結構本を読む友達に、重松どーよ?的なことを言ってみたら
「あーあの人の話って、いつも今の時点と違う所で何か起こってるよねマンネリ」
って・・・マンネリって・・・セッちゃんとかライオンで泣いたんですが、自分。
今『ナイフ』のエビスくん読んで泣いちゃった。
それにしてもきついなぁ、『ナイフ』って。
いじめられたことも、いじめたこともあるから
嫌な思い出ばかりが思い出されるよ。
ライオン先生、竹中直人でドラマ化だって。
>>201 私の好きな話のひとつだ!
いつ?どの放送局?
203 :
無名草子さん:03/08/08 23:34
やっぱりちょっとクサクねぇ?
嫌いじゃないし、読んでしまうのがいかにもやられてる感じだ・・・
人情噺に落とす所が惜しい。
このひとはいつか大化けするんじゃないかと思って読み続けてるが、
なかなか化けてくれない。
つか、このままかも。
205 :
無名草子さん:03/08/09 09:03
新作出版記念カキコ
206 :
無名草子さん:03/08/09 11:32
アソシエの課長連載を
楽しみに
ストーリーテラーというより
有能なライターのイメージがアル
私にとってはそのほうが尊敬も出来る
208 :
無名草子さん :03/08/12 19:30
誰か「疾走」読んでないのか?
209 :
無名草子さん:03/08/12 19:53
哀愁的東京(タイトルあってます?)なんてのも出るみたいですね。
210 :
無名草子さん:03/08/12 20:39
『疾走』本屋で立ち読み。
よせばいいのに、二人称なんだよ。
普通の長編が読みたかったよ。
まったく。
212 :
無名草子さん:03/08/15 13:55
この人のペンネーム知ってる方、ばらしちゃってください。お願いします。
(田村章、岡田幸四郎以外で)
213 :
無名草子さん:03/08/15 14:35
疾走読みました。
重松清はじめて読んだんだけど、圧倒されてしまった。
二人称も思ったほど読みづらくはなかったな。
214 :
無名草子さん:03/08/15 20:58
『疾走』今日一気に読み終わりました。
初・重松でした。
こうなるだろうな、という読者の予想を裏切ってしまって、面白いと感じました。
時たま、ご都合主義的に感じるところもありましたが。
理解しやすい文章で、頭使うのに疲れたけど本読みたかった私にはとてもよかった。
>>213 みたく圧倒されました。
他の重松作品も読んでみたいと思います。ナイフかビタミンFあたりかな?
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
217 :
無名草子さん:03/08/19 13:17
『疾走』は山田宗樹の「嫌われ松子の一生」に
インスパイヤされたんでしょうか?
などと考える人は俺だけかな…。
218 :
無名草子さん:03/08/19 14:01
219 :
無名草子さん:03/08/19 15:57
「疾走」の二人称には意味があるんだよ。
あれはやはり二人称で語られるべき話。3人称では薄くなり1人称では濃すぎる。
いずれにしても傑作。読んで損はないと思う。
221 :
無名草子さん:03/08/21 00:09
疾走の新田さんは松重豊のイメージ。
222 :
無名草子さん:03/08/23 19:17
疾走良かった。
エロ部分がちょっと読むの辛かったけども。
つか、流星ワゴンが一番好きなんだけども
あれは、この人ん中では異色作なんだよね?
古谷実の「ヒミズ」て、「疾走」の影響うけてんべ。
連載してた頃の。
224 :
無名草子さん:03/09/03 01:15
感動とか面白いとかじゃなく、「すげぇ・…」って感じだよな。
ただただ、「すげぇ・・・・・・」って感じ。<疾走
>>212 あと3つあるべ。
他にもあるかもしれんが、知らない。
「すげぇ」て良くわかる。
読後しばらく他の本読めなかったよ。
227 :
無名草子さん:03/09/03 01:54
また変なコテハンが出てきたな
228 :
無名草子さん:03/09/03 08:56
「変な」とは何だ!
名前消し忘れただけじゃんよ。
230 :
無名草子さん:03/09/04 00:41
>>230 ちょっと紹介文読んでみたけども、感触違うっぽくない?
単純に不幸度で「すげぇ」て思ったわけではないのだけども
せっかくなんで読んでみますわ。
あんがと。
コテうざい。板の雰囲気読めカス。
はあ、どうもすんませんな。
板全体見てる訳じゃねんで。
この板、ほとんど固定ハンドルいないからねぇ。
他の板と違ってうざがられることは確か。
まあ気にしなさんな。
235 :
無名草子さん:03/09/05 10:33
疾走のラストどうよ?陳腐じゃね?
>>235 この人は全部陳腐だよ。
そういう終わりを好む人が多いので、人気はあります。
「哀愁的東京」なんてタイトルを平気でつけれるセンスが
マジョリティーに合致する。
237 :
無名草子さん:03/09/05 18:36
>235
確かに陳腐。個人的にはおっさんさしたところで終わってくれても良かった。
あんな簡単に発砲されて死ぬなんてありないだろw
けど傑作だとは思うけど…
238 :
無名草子さん:03/09/05 20:09
いやでも「哀愁的東京」は良かったよ。
さすがに上手いなとしみじみ。
239 :
無名草子さん:03/09/05 20:12
いや、全然良くなかったよ。
24時間テレビみて感動できる人には良いかもね……私は無理☆
24時間テレビて。。やな対比だな。
>>237 それ云ったら、新聞屋で働きだしたとことかもありないだろw
つか、「疾走」は、最後に救いがあって助かった感じなんだけどな。
241 :
無名草子さん:03/09/05 21:59
ライター時代に、ガンガン書きまくって鍛えられている人だそうで。
ま、芸術志向じゃない職人芸の人ですな。
現役のライターですがw
243 :
無名草子さん:03/09/06 14:35
尾崎豊のゴーストとかしてたんかな?
ライオン先生がドラマ化ですか(ソースはダヴィンチね)
竹中直人が主演って……
いや、あまりにもハマリ役かなと。
「疾走」ではじめて重松清読みました。率直に「圧倒された」ってのが
最初の感想ですね。それから既出のタイトルをあらかた読みましたが、
やっぱり「疾走」が特殊なんですね。ラストの甘さは、やはりこの人ら
しさなんだと思いました。
今年は「哀愁的東京」以降、3〜4冊出るようですよ。
246 :
無名草子さん:03/09/12 04:06
247 :
無名草子さん:03/09/12 10:17
疾走、読み終わって二週間くらい経ってるのに未だに余韻引きずってる・・・
なんとかしてくれ。
傾いたまま放置されてるタワーの描写とか、すごく怖い。
なんだろうこの気持ちは。
「疾走」読了。
やっぱこのひと悪趣味だわ。
とても人には勧められない。
「流星ワゴン」でも薦めとけ。
「哀愁的東京」は、いまいち。
40歳くらいのおっさんだったら共感できんのかな。
いままで読んだ中では一番ハードな重松作品
”疾走”
丸山健二を思い出す。というか、比べてしまった・・。少年物って事だけだけど。
ラストでその違いが、アカラサマになるけど・・。
でも今までの重松作品と比べて、”聖書”なんか出した分だけ
いいたい事が薄まってる感じがする。
どうよ・・・?
まあ、でもある意味、聖書は話しの核と云ってもいいくらいの柱なんで薄まってはいないでしょ。
引用長いとこはちょっとアレだけども。
253 :
無名草子さん:03/09/21 19:02
疾走のラストさぁ・・・
しょぼすぎ。プッ
254 :
無名草子さん:03/09/21 20:07
疾走は読むのがつらかった・・・・。
なんでここでは評判がいいのか不思議です。
255 :
無名草子さん:03/09/22 23:03
>>254 10年振りくらいに彼がミステリを出したってことに意義があるんじゃない?
疾走でミステリだったのか(._.) φメモメモ
257 :
無名草子さん:03/09/24 15:04
>>256 連載はカドカワミステリ なんとかってところに
してたはず。
258 :
無名草子さん:03/09/28 00:25
今年のミステリ・ベストテンに顔を出すのは確実ですぜ『疾走』
ノワールだしw
救いのないだけの物語、とみせかけて、ラストで思いっきりひっくり返してくれるし
ライオン先生の竹中直人、ズラ丸出しすぎ
>>259 に、人情話ぃぃ?どこをどう読めば、そうなるんだ?
262 :
無名草子さん:03/09/29 00:59
263 :
無名草子さん:03/09/29 21:57
『アメイジング グレース』いいですね。
疾走すごーく(・∀・)イイ!!
265 :
無名草子さん:03/10/01 18:06
すいません、ちょっと気になったので質問させてください。
流星ワゴンで出てくるテレビドラマの中で(単行本p297-299)
「あと二ヶ月もすれば恋人と密会する写真がスクープされる
・・・
半年後には「旬を過ぎたアイドル」の仲間入り・・・」
って書かれてるショートカットのアイドルって広末涼子のことだと思うんですが
(ドラマはおやじぃかな?)
そのドラマの脇役で出演していて、7月から始まる別のドラマで主役、
そのドラマが大ヒットして秋には雑誌のグラビアを毎週飾る 云々
・・・の女優って誰がモデルだか分かりますか?
2ch初心者でよく書き方分からなかったんですが
長すぎたらすいません。
266 :
無名草子さん:03/10/01 22:40
>>265 片瀬那奈とか国仲涼子あたり?(別に根拠はないですけど、、)
自分も初めて読んだ時、広末のことを
思い浮かべました。先輩から後輩への
きつい言葉なのかなと。
はじめてこのスレを見つけました。
私のオススメは「きよしこ」。(実はこれと舞姫通信しか読んでない。)
前書きからあとがきまで、(もちろん)収録作すべて感動。
電車のなかや、ドトールなどで読んで泣くのを必死にこらえてました。
ここでは、この作品についてほとんど触れられてないですね。なぜだ?
NHKのHP、<ひきこもり応援キャンペーン>に彼のコラム(メッセージ)が
掲載されています。これだけでも泣けます。まだ見てない方はどうぞ。
もう掲載してないかな。。。
それと私が次に読むべき彼の作品、ハッピーエンドのもので何かオススメください。
>>268 ありがとうございます。このすれで見ていて気になってた作品です。
ビンボーなので図書館で借りてきます。
矢沢永吉の公式HPで重松さんの
コラムを読んで、興味を持ちました。
明日、何か一冊買って読んでみます。
271 :
無名草子さん:03/10/10 20:58
11月10日に新作発売ってアマゾンに出てるわけだが、1ヶ月も
先だと待つのが辛いな。
ぬ の話が面白かった。
273 :
無名草子さん:03/10/12 21:22
>>272 面白いね。「失われた文字を求めて」だったかな?
本日ライオン先生放送age
275 :
無名草子さん:03/10/13 16:42
このスレッドが3にあるのなんか始めてみたな。
図書館の貸し出し状況とか見てると、けっこう
人気あるみたいなんだけど、2chなんか見ない
世代の人たちに読まれるのかな?
よくある学園ドラマになる予感。
ライオン先生まだ読んでないから今から買ってきて読むかなぁ。
ドラマ版見た人いないの?
279 :
無名草子さん:03/10/14 03:30
「疾走」読了。
ラストはあれで良かった。あれじゃなきゃ、それこそ陳腐な不幸話で終わったと思う。
ドラマ版ライオン先生 駄目だ こりゃ・・・
281 :
無名草子さん:03/10/14 16:22
トワイライト読んだ方いますか?
なんとも暗くて読後感のすっきりしない嫌な作品でした。
20台で読んだから?
282 :
無名草子さん:03/10/15 22:07
誰もいない?過去見たら少しの記述はあったけど・・・
けっこうおもしろいと思うんだけど、いろんな作品にちょいちょい出てくる
「いじめが起こる理由」ってのがどうも解せない。
いじめってそんな単純で軽薄なもんじゃねえだろ、って思う。
この人、あんまりいじめられる人のこと知らないんじゃないかな。
どっちかっていうと、いじめる側の人っぽいんだよな。
284 :
無名草子さん:03/10/16 23:33
>>283 「いじめの現場」っていう本に寄稿してるから読んでみれば?
君の予想はズバリ当たってるよ。
285 :
無名草子さん:03/10/18 21:08
ライオソ先生ってどの本に入っているんだっけ?
前に読んだのだが忘れてもーた。
ドラマ観たけど原作とはぜんぜん視点が違うような気がした。
うろ覚えでスマソだが中年男性の葛藤と親子の絆を描いていたように思うのだけど。
普通に観てる分には楽しめるけどねー。
>>285 「かかしの夏休み」に入ってます。まぁドラマはあれですが…
287 :
無名草子さん:03/10/19 01:16
かかしいいね。
>>284 情報、ありがとうございました。
それ知らなかったです。
読んでみようかな。
289 :
無名草子さん:03/10/20 22:08
ライオン先生放送age
ライオン先生ダメポ
291 :
無名草子さん:03/10/21 01:37
ドラマ版のノベライズを田村章にやって欲しい、絶対無理だけど。
それ面白いね
293 :
無名草子さん:03/10/23 21:59
ようやく「疾走」を読んだ。
感想 ・お好み焼き屋の「みよし」は、パチンコ店の名前から取ったはず。間違いない。
・重松清はいつも通り重松清だった。この作品がターニングポイントだとかいうの
は、角川の宣伝に乗せられた感想だろう。
・でも、ふつーに面白かった。
いつも通りか?
この手の長編かいて無いだろ。
>この手の長編かいて無いだろ。
確かに。でも、雰囲気は「舞姫通信」っぽい感じだった。
長編になったのは、連載中に直木賞取ったから、もうすこし引っ張って
連載してもらいたい、という角川の思惑もあったんだと思う。
舞姫かあ。なるほど。
そう云われると、主人公が淡々としてるとこなんかは似てるかも。
>>293 >重松清はいつも通り重松清だった。
俺はそうは思わない。
30年くらい後退しちゃった感じがした。
298 :
無名草子さん:03/10/24 22:14
金銭的につらいから1冊だけにしようと思ってるんだけど
半パンデイズかカカシの夏休みどっちを買うべきでしょうか?
この板ではこの2つが好評なので(ナイフは読了、エイジは文庫落ちまだ)
エイジは文庫になってますよ
300 :
無名草子さん:03/10/24 23:52
ようやく、「哀愁的東京」も読んだ。
なんか、重松清を知っていればいるほど、「あのエピソードがもとなのかな?」
とか詮索したくなる箇所が出てくる1冊だった。
でも、やっぱり面白いんだよな。重松清じたいがひとつのジャンルみたいな
感じ。
>>298 図書館とかで借りるのは、好きじゃないんでしょうか?
301 :
無名草子さん:03/10/25 00:27
>>299 エイジ文庫なってました?探してみます。
半パンにしようかな。
>>300 図書館とか古本ダメな人です。ごめんなさい
『疾走』読み終わりました。
心が重たく切なくなる1冊です。
読んで良かったです。
またこんな作品に出会いたい。
303 :
無名草子さん:03/10/27 13:30
『扉を開けて』を読みました。最後みなさんどう解釈しました?
ネタバレ禁止だったらごめんなさい。
304 :
無名草子さん:03/10/27 23:37
>>303 ゆうべ、鍵を掛け忘れた。一瞬よぎった思いは、すぐに別の、もっと
鋭い断面を持つ言葉にすり変わった。
とあるからね…。
偶然ですね。自分も、今日、見張り塔を読みました。
305 :
無名草子さん:03/10/28 00:50
306 :
無名草子さん:03/10/28 09:32
307 :
無名草子さん:03/10/28 21:28
私は健太君が・・・と思いました。
308 :
無名草子さん:03/10/28 22:28
見張り塔はいい。後の作品は偽善者丸出しだ。
ああ、俺も健太君派。
310 :
無名草子さん:03/10/29 22:14
奥さんが・・・と思ってたよ。
一番最初に読んだけど確かに見張り塔は良かった。
「カラス」にグッときてしまった自分は少数派なのかな。
311 :
無名草子さん:03/10/30 15:29
カラス怖かったーー。
TVドラマでありそうなストーリーだったけど
カラスはすげぇ印象的だった〜
313 :
無名草子さん:03/11/01 00:10
今日PM2:00から福井県立図書館多目的ホールで重松氏の講演会があります。
たのしみだ〜
314 :
無名草子さん:03/11/01 00:27
トワイライトも面白かった。
315 :
無名草子さん:03/11/01 01:02
>>313 いいなあ。
自分も3日は、神田で重松清×泉麻人の対談を聞きに行って来ます。
316 :
無名草子さん:03/11/01 08:18
>>315 3日ってどこですか?もちろん予約制とかでしょうね・・行ってみたい!
317 :
無名草子さん:03/11/01 19:47
318 :
無名草子さん:03/11/01 20:04
>>317 ありがとうございます。ダメもとで行ってみよっかなー
「負けたという事実に負けてはいけない」という先生のお言葉が印象的だったというか、
励まされました。
学生は俺以外にほとんどいなかったのですが、講演後に学校の先生にばったり会って
びっくりしました。(今日はテストがあったのだけど用事があるといって午後のテストはうけていないんですw)
あしからず
>>319 なんか、先生とばったりっていうのが必然っぽいですね。
よりによってテスト受けてない時に遭ってしまうあたり。
やっぱ、重松清の読者層は学生少ないのかな?
トークショー行って来ました。
1時間笑いっぱなしでした。
最高の雨宿りでした。
今日は、午前中に、『ビフォア・ラン』と『幼な子われらに生まれ』
の文庫2冊が見つかったりして、最高の1日でした。
あ、いいな。
予定が無ければ行きたかった。。
324 :
無名草子さん:03/11/03 22:18
>>322さん
トークショーの様子を教えていただけませんか?
すごく気になります。
>>324 タイトルは『昭和の東京(笑)』
最初に重松登場。前説を始める。
「光文社から、誰かひとり対談をしたい人を選べ、って言われた時に
真っ先に浮かんだのが泉(麻人)さんだったんだよね。私はあまり
作家に友達がいない人なんで」
「大学に入る頃に、泉さんのエッセイを読んで何がすごいと思ったか
というと、こんな普通のことを書いていいんだっていうことなんだよね。
今日はみなさんには悪いけど、僕が泉さんに聞きたいことを一方的に
聞くという形にさせていただきますんで。ほら、あの別にお金払ってる
わけじゃないんだから。外も雨降ってるんで、雨宿りの気持ちで聞いて
くださいよ。」
「それでは泉さんをお迎えしますんで、大きな拍手でお迎えください」
泉登場。
以下、覚えてるところのピックアップです。ご了承ください。
重松「なんで、昔の思い出話をエッセイで書こうと思ったの?」
泉「いや、僕そういうの好きだったの。小学生の頃から幼稚園
の時のことを思い出すのが趣味だったの」
泉「オレ自分で原稿書いてて面白いのが、昭和30年代までは
昭和で書いてて、昭和45年になると1970年て書いてるんですよ。
あれって何でなんですかね?」
重松「EXPO'70って言う言い方が大きかったよね」
泉「僕、万博っていうと新宿の西口とかで、あと何日とか出てる
時の方が印象に残ってるね」
泉「重松さんなんかが、東京に出て来た80年代初頭って、地元
の風景と違いってありました?」
重松「僕ね、受験の時に新幹線乗って、東京で中央線に乗り換えた
んですよ。そしたら、しゃべってる人間がみんなアナウンサーみたい
なんですよ。おいおい、なんだよーみたいな。スネオみたいなしゃべり方
のやつばっかりで」
泉「高校2年の時に、初めてディスコ行ったんですよ。そしたら
ニューヨークみたいんなんですよ。まあ、ニューヨーク行った
わけじゃないんですけど。行ったことないけど、ニューヨーク
みたいってあるじゃないですか」
重松「のぞき部屋とか、当時(80年代)どうでした?」
泉「当時はもう書き始めてたんで、エッチな気分には
ならなかったですね」
重松「書き始めると、エロ本とか買っても恥ずかしくなくなるんだよね。
領収書貰わなきゃいけないから、オレは取材で買ってるんだ、と」
重松「あの頃さあ、無精ひげ生やしてる男子大学生って、単なる不精だったよね」
泉「今って不精じゃないんすよ。不精っぽいひげなんですよ」
重松「東京には、哀愁っていうのはあるけど、郷愁っていうのは
ないんですよ。だから、やっぱり哀愁っていうのが今後の僕の
キーワードになっていくんじゃないかな、と。泉さんはどうですか?
キーワードとしては」
泉「いや、考えてこなかったんですけど…」
重松「泉さんは先日、大腸ポリープを取って、僕は今日、始まる前に
胃薬を飲んで」
泉「大腸ポリープ取るのって面白いんですよ。お尻から内視鏡入れて。
あの辺神経ないから、あまり痛くないんですよ。カメラの先に輪っかを
つけて取るんですけど、その様子がモニターで眺められるんですよ。
で、先生ほら、もうちょっと上の方かな?なんて言いながら取るんですよ。
で、もっと驚いたのが、先を網みたいのに付け替えるんですよ。
はがれたポリープをUFOキャッチャーみたいにピューっと取るんですよ」
重松「そんなわけで、泉さんの大腸ポリープ全快を祈って拍手でお送りください」
重松「えー、泉さんでした。まだ雨が降っております。まったく雨宿りにならなかった。
激しく降ってますけど。まあ、この後サイン会もあるみたいなんで、もう少しいたら
雨も上がるかもしれないんで、よろしくお願いします。今日はどうもありがとう
ございました」
322さん
乙です。詳しく書いてくださってどうもありがとうございました。
7・80年代が青春の人にはたまらない内容みたいですね。
思わずこの前TVで見てしまった、「クレヨンしんちゃん」を
思い出しちゃいました。
雨が降っていたので、人が少なくなければいいと思ってましたが、
盛り上がったようで何よりです。
ブックフェアには、サイン本や珍しい本も蔵出しすると聞いていますが、
欲しかった本が見つかってよかったですね。
331 :
無名草子さん:03/11/04 22:22
昨日、行ってわかったんですが、『哀愁的東京』って
あいしゅうてきとうきょう とではなく抑揚をつけずに読むんですね。
↑ ↑
(↑はアクセントのつもりです)
332 :
無名草子さん:03/11/12 00:27
まだエイジとカカシの夏休みしか読んでないけど好きです
おすすめありますか?
333 :
無名草子さん:03/11/12 05:59
>>332 そういう流れ読んできたなら、ナイフや日曜日の夕刊あたり
がお薦め。
「疾走」読み終わりました。
県庁所在地がO市、その隣がK市、競輪場があるT市、
そして舞台は干拓地、さらには作者の出身地が・・・・と
どうも自分の実家がある小さな町と重なりすぎて
妙なリアリティが最後までつきまとい泣いてしまいました。
二人称で話を進めるスタイルも自分にとっては斬新でおもしろくもあり残酷でした。
たとえ陳腐と言われようと最後に救いを用意してくれていてよかったっす。
12/12 講談社文庫 世紀末の隣人たち
何これ?
>>335 『隣人』の文庫化かな?
>>334 この人に出身地はないと思う。
岡山生まれで大阪、広島、山口その他もろもろで
住んでたみたいだから。
337 :
無名草子さん :03/11/14 11:26
「ビフォア・ラン」を探しているんですがどうしても見つかりません
手に入った人はどうやって入手しましたか?
338 :
無名草子さん:03/11/14 18:38
自分は近くの古本屋にたまたまありました。
文庫化に際しての版元替えでトラブルがあったらしく
『幼な子…』と『ビフォア・ラン』は回収されたみたいです。
新刊書店にはまずないです。
楽天フリマやヤーフーオークションでアラート設定しておくのは
当然として、アマゾンマーケットプレイスで予約注文
(どうしてもほしいなら1000円以上に設定するのがいいでしょう)
もしてました。あとはブックオフやブックマーケットなんかの
幻冬舎文庫のところを探す地道な努力です。がんばって見つけてください。
余談ですが、幼な子の方はハードカバーなら出版社在庫1冊だけある
みたいですね。
講談社 講談社文庫
世紀末の隣人たち 重松 清 未定 12 4062739127
これか…。
340 :
無名草子さん:03/11/15 13:33
「送り火」読んでいるんだけれど……なんだか玉石混淆な印象だな。
題材の集め方なんかはやはり上手いと思うんだが。
この路線、どう思います?
>>336 でもいちおう出身地のとこは岡山県になってるよね。
んで俺の出身地でもある小さな町も干拓地なもので。
しかも何年か前の池袋通り魔連続殺傷事件の犯人も同じ町出身なんだけど
「疾走」はその事件を元ネタに話ふくらませたのかなぁ?って妄想してて。
歳とかは全然違うけど生い立ちとかはかぶるものがあったりするし。
「鼻白む」、「かぶりを振る」をやけに使ってる。
でも好きw
『送り火』の表紙写真が『隣人』を取った人と
同じかと思ったら違かった。
>>335ですけど、『隣人』の連載時のタイトルが
「世紀末の隣人」だったみたいです。
346 :
無名草子さん:03/11/18 03:00
息子白書はいい話だった。。。
母親のシャワーがいつもより長かったってところも、最後の最後も。
「ひとりごちる」もよく使ってるな
349 :
無名草子さん:03/11/18 15:18
英訳の読み過ぎ?
自分が
>>338を書いたからかどうかは知らないけど、『幼な子…』のハード
カバーの方の最後の一冊がなくなりましたね。
それとビフォア・ラン入手法の続きですけど、富士山.コムというところには
在庫あるみたいですね。ただし、日本国内には配達してくれないから、海外
の友人の住所を借りるか、輸入代行業者に頼むかしないとだめですが…。
351 :
無名草子さん:03/11/19 21:17
クローズアップ現代に出てたね。
「啜る」もよく使ってません?
353 :
無名草子さん:03/11/21 23:46
今気付いたんだけど
何でスレタイに「〒」マークついてんの?
>>353 >>1でカカシの話が出てる所から考えてみると〒はカカシをイメージしたのではないかと推測したり。。
355 :
無名草子さん:03/11/22 11:21
>>39 1年以上あけてのレスだけど、大学時代は中野あたりに住んでた
そうです。その時バイトをしていたのは高円寺の…。有名ですよね。
357 :
無名草子さん:03/11/23 00:51
>>354 ほほう
なんていうか、
>>1の意図はともかくあなたの想像力に感服しますた
「いっとう〜」もちょくちょく使うよね。
多摩センターで進学塾講師やってたとも
>>359 そのときは調布に住んでたとも。
『送り火』読んだ。世にも奇妙な物語みたいな感じで
始まったかと思いきや、途中で重松清の王道的調子に
なるも、最後にまた奇妙に戻ってお終い。
たぶん、文藝春秋側が王道的なものを要求したんだろうな。
361 :
無名草子さん:03/11/24 01:17
私立の雄、早稲川大学!!!!!!!!!!!!
息子と一緒に重松作品愛読してます。書店で手に入るものはほとんど読んでしまって,次に何読んだらいいのかなって感じ。重松風の作品書く人って,他にどんな作家がいるんでしょうかね。
363 :
無名草子さん:03/11/29 10:09
>>362 ナイフとかエイジとか、少年を扱った作品の方向性では
角田光代さんがまさに重松風という感じ。
ちなみに『キッドナップツアー』の文庫解説は重松清です。
あと、これは田村章のノベライズだけど、ビートたけしの
『キッズ・リターン』も重松清の描く少年像に近いですね。
『見張り塔からずっと』や『定年ゴジラ』みたいな、上の世代
を描く作家は誰がいるのか、自分にはよくわからないです。
>>363 『キッズリターン』は名作だよね。俺も5年くらい前よく読んでた。
確かに重松作品と同じような匂いがしないでもないですね。
どーもありがと!早速読んでみます。私は「ナイフ」から入ったんだけど,仕事柄子どもと接することが多く,ああ,こういうのありだよな,と思うところがいくつかありました。読んだ後に何となくほっとする感じが好き。
よく、作品のタイトルが間違えられているのを見かける。
ex.「中年ゴジラ」「さつき断章」「さつき情景」「見晴らし塔からずっと」
記憶があいまいなまま、読み捨てられていくのが筆者の望むところ
なのかもしれないけどね。
367 :
無名草子さん:03/12/02 07:38
99連敗中の国内最強駄馬、「ハルウララ」と
その駄馬を支える人々の話を小説化するらしいですね。
>>367 重松清、2ch で検索して、ハルウララを応援する重松清特別 と
出てきたときには、「ああ、作家以外にも重松清っているのね」
なんてとんだ勘違いをしてしまいました。中学生向けってこと
だけど、やっぱ買っちゃいそう。
図書館に早稲田文学があったから見てみたら、1984年の
この人の文章(小説じゃないけど)があった。
370 :
無名草子さん:03/12/06 16:33
371 :
無名草子さん:03/12/06 16:47
>370
金とって、しかもそのような場所での講演会って、重松らしくないと
いうか、何かもにょるなぁ。
372 :
無名草子さん:03/12/06 17:56
373 :
無名草子さん:03/12/06 18:04
疾走ってバブル期の話なの?
今ケツの穴にバイブ突っ込まれてるとこ読んでます。
前言撤回です。ただの馬鹿でした
みゆき
>>374 俺はその辺から、止まらなくなって朝方まで読み耽った。
377 :
無名草子さん:03/12/13 00:47
走って、負けて、愛されて ハルウララ号物語刊行直前
ハルウララ100戦前日あげ
378 :
無名草子さん:03/12/13 10:01
TV出演age
12/13 (土) 21:00〜22:15(75分)
NHK総合 最後の言葉 作家・重松清が見つめた戦争
▽アメリカに保管されていた日本軍将兵の日記や遺書▽手記が語る戦争の現実▽60年ぶりに妻に届いた夫の言葉 筒井道隆ほか
【出演】 重松清/筒井道隆
379 :
無名草子さん:03/12/13 16:44
セッちゃんで号泣しました。
愛妻日記発売少々おくれさげ
>>376 ここまで読み終えたのが朝6:00時だったんです。
おかげでT限目遅刻してしまったw
>>381 疾走すれば間に合ったはず。
NHKスペシャルはなかなか面白かった。
フセインも拘束されたことなんで、誰にも頼まれてないのに昨日(日曜)の講演会の
レポートをさせていただきます。
場所は都営地下鉄大江戸線の光が丘駅から、徒歩15分ほどのところにあるところ。
光が丘は見渡す限り団地でなかなか素敵。施設の中の講堂で、仏様を前にしての
講演でした。
近くの文教堂が、サインをもらうための重松書籍の販売をしていました。ハードカバー
は、『流星ワゴン』、『ビタミンF』、『疾走』、『哀愁的東京』、『お父さん…』、『送り火』が
あり、文庫は『世紀末の隣人』、『ビタミンF』他、全10種くらいあったと思います。(『ビ
フォア・ラン』、『幼な子…』はなかったですけど。)
あとでサインを貰うために並んでいる時に周りを見渡すと、圧倒的に『疾走』が売れて
いて、他は『エイジ』の文庫、『送り火』、男性の方だと『お父さん…』なんかがぱらぱら
と、という感じでしょうか?自分は未読が『リビング』と『世紀末…』の両文庫だけだった
ので、後者にサインを頂いてきました。
講演の論題は「学校と家族と子供と」で、幅広い話が聞けました。
客層は、自分(20男)と同じぐらいから、重松さんと同年代くらいの
30台半ばから40歳ぐらいの女性が一番多く、また場所がら60歳以上
の方もたくさんいらっしゃいました。三省堂とか青山ブックセンターでの
サイン会とは違って、一目でわかる転売目的の古本屋がいないのは
うれしかったですね。まあわざわざ1000円も払ってますからね。
受付に「ニュータウン物語」という映画のビラが置いてあり、重松さんが
推薦文というか解説というかを書いてありました。
冒頭いきなり興味深い話が聞けました。NHKで少年をテーマにした番組
を重松さんは作っていて、その第一回目の収録がこの講演会のあとに
あるんだそうです。放送は年明けになるとのこと。
話があっちこっちいって申し訳ないですけど、終了後にサイン待ちの列に並んでいたら
自分の前の人が、『愛妻日記』の発売はどうなってるのか、と聞いていました。もう出る
みたいな答えだったんで、今週中には出るのでしょうか?
その人のさらに前の人(30代半ばくらいの女性)は、重松さんに会えるのがうれしくて
仕方ないといった様子で、自分の番が来るとお手紙を渡していらっしゃいました。
それを見た自分は、「ああ、重松清って人気あるんだなあ」と思いました。
そういわれてみると、ブリオみたいな雑誌の表紙が似合いそうな風体ではあるし。
講演会の話の中身については気が向いたら書きます。
↑
なんだこいつは!!?
お気に触りました?
388 :
無名草子さん:03/12/16 00:56
391 :
無名草子さん:03/12/19 23:33
「疾走」読んだ。「カラス」に良く似た読んでいて人間がいやになる話。もう重松はいいや、かもしれない。
異色 ビフォア・ラン、私が嫌いな私、四十回のまばたき、舞姫通信、かっぽん屋、疾走、送り火
こういうのが定番からはずれた部類の作品かな。
『疾走』を評価してる奴ってどうかしてるとおもうけどね。
>>393 一気に読ませる力のある作品とは思う。
読んだ後にしみじみと読まなければよかったと思うが。
読みやすい作品を書くのが彼の持ち味だからね。一応、中学入試出題率ナンバー1なんて肩書きもあるw
きよし読んでると、核家族っていいなあとか思ったりしますなあ。
独身の身としては。
週刊ポストの連載も変なカンジになってまいりますた!!
398 :
無名草子さん:03/12/30 02:24
今テレビ出てます。(教育)
話の中心にいないと気がすまないらしい。
399 :
無名草子さん:03/12/30 03:32
なかなか面白かった。
自分が紹介する本は、予想通りに『成り上がり』
今さっきやってたのは、深夜に放映されてたやつの
続編だったわけか…。神戸みゆきだけは両方出てた。
台本棒読みじゃないの、彼女だけだもんな。
疾走、好きだな。
402 :
無名草子さん:04/01/03 22:22
疾走買ってみようかと思ったけど激しく読み辛かったのでやめた。
主人公のことを「おまえ」って書いてるのが
>>402 一読した本じゃないと買わない人ですか?
404 :
無名草子さん:04/01/04 01:21
定年ゴジラはじめつまんないと思ってたけど結局最後まで読んだ
漏れには程遠い世界に感じた
405 :
無名草子さん:04/01/04 08:55
>>403 いやいや、金がないもんで。他にも読みたい本がもっさりあるし。
でも表紙とキャッチコピーにひかれる
406 :
無名草子さん:04/01/04 09:40
二人称にしては読みやすいよ>疾走
読んでるうちに気にならなくなったけどな、二人称。
だいいちあのストーリーを一人称で描いていくとしたら
その方が精神的に読みづらくなりそうだ・・・。
ラストも二人称だからこそできる終わり方だしねえ。
409 :
無名草子さん:04/01/05 18:56
世紀末の隣人本屋に売ってねぇぞぉ。
410 :
無名草子さん:04/01/06 01:48
通販生活のCM出てるね。
411 :
無名草子さん:04/01/06 23:35
日経エンタテインメント出てるね。
412 :
無名草子さん:04/01/08 07:29
重松って何年か前に早稲田の文学部で演習受け持ってたでしょ。
当時出席してたやつって、このスレにいる?
どんな授業だった?
413 :
無名草子さん:04/01/08 08:30
>>412 98、99年度に第二文学部で「雑誌ライティング講座」と「エンターテインメント文芸」
をやってたそうです。自分もどんな授業だったのか知りたいですね。
セッちゃんとかナイフのワニの子とかいいなあ。。・゚・(ノД`)
情けない人々の描写も好きだけど。
『愛妻日記』を読みおわった。
饗宴と童心と愛妻日記が萌えたけました。
418 :
勝手に応援隊:04/01/11 22:29
【題 名】ストリート・チルドレン
【著者名】盛田隆二
【出版社】新風舎文庫(590円)
「重松清絶賛」の帯に惹かれて読んだ。
あとがきによれば、この小説が「早稲田文学」に連載されたときの
編集担当者は、若き日の重松清だという。
巻末の解説では「柄谷行人」と「吉本隆明」の2人が揃って絶賛している。
新宿を舞台に、ある一族の300年にわたる「生」と「性」の軌跡を描く
異色長編。野間文芸新人賞候補作。おすすめします!
419 :
無名草子さん:04/01/12 12:21
もうすぐ疾走を読み終わる
420 :
無名草子さん:04/01/12 13:26
読み終わってしまった。
結局語り部は神父さんのことだったの?
421 :
無名草子さん:04/01/12 13:31
みゆきが殺されたのが結構ショックだった
422 :
無名草子さん:04/01/12 16:46
疾走って後半があんまり良くない気がする
名前が売れてここぞとばかりに稼ぎに走ってるな・・・・
正直鬱陶しい
426 :
無名草子さん:04/01/14 13:56
最近、重松作品を頻繁に読む様になったんですけど、ライオン先生泣けた〜
この作品をあんまり推す人いないけど、努力なんてアホらしいとか
学校がツマンナイとか今の自分を見ている様でマジ泣けてくる。
ドラマ観とけば良かったよ〜〜〜(悔)
安藤の親父の昔の学校の先生の話の所なんて胸が詰まって読めなかったよ。
やっぱ努力って素敵な事なんだなって改めて思った。マジお勧め!
427 :
無名草子さん:04/01/14 18:06
_Y_
r'。∧。y.
ゝ∨ノ
)~~(
,i i,
,i> <i
i> <i.
`=.,,ー- ...,,,__ |,r'''"7ヽ、| __,,,... -ー,,.='
~''':x.,, ~"|{ G ゝG }|"~ ,,z:''"
~"'=| ゝ、.3 _ノ |=''"~
.|)) ((|
))|
誰か疾走のAAください
>>425 最近ヤフオクの重松作品の入札が異様に多い。
>>426 いやいや、ドラマは見なくて正解だと思いますよ。
記録的低視聴率でいかにクソだったかがわかる
と思います。
Lyricoのエンディングテーマだけが良かった。
429 :
無名草子さん:04/01/15 18:08
ETV見逃した・・・
疾走の映画化きぼん。
431 :
無名草子さん:04/01/15 21:59
>>430 長編だから中途半端になりそう。バトロワも小説だと良かったけど600ページ以上の長編を
映画にするのはやっぱ無理があったって感じだったし。
でも北野武なんかが監督するんならおもしろそう
お、いいね。武が監督。でも、もうちょい本の売り上げがないと
話題性の面で物足りないな。
北野武の映画はほとんどがバッドエンドだからね。疾走ちょうどいいかも
もし映画化するなら主題歌はTHE BACK HORNの「未来」希望。
「小さな革命だった 君が肩に触れた
抱きしめて 恋をした それが全てだった」って歌詞があるんだけど
あのホテルでのシーンともろリンクした。私事で申し訳ない。
まあすでに他の映画の主題歌で使われてたりするんだが・・・。
ただ映画化するとなると配役が難しそう。ジャニタレとかがシュウジの役だったりしたら(ry
435 :
無名草子さん:04/01/16 16:13
アカルイミライね。あれも似たような暗い映画だった。 ところでナイフってドラマ化されてるよね?見たような覚えがあるんだけど
436 :
無名草子さん:04/01/16 19:55
189 名前:名無しさんは見た! 投稿日:2003/12/16(火) 18:34 ID:i9AY8cHY
「疾走」重松清
シュウジ = 勝地涼
エリ = 思いつかない・・・
神父さん = オダギリ
あかね = 永作博美
徹夫 = 金八のノブタ役の子
新田 = 松重豊
鬼ケン = 哀川翔
これでもかというくらい重く重く作って欲しい。
↑ドラマ板の「ドラマ化してほしい漫画・小説」っていうスレで探してきた。
書いたもん読んだ事ないけど
他メディアでの言動があそこまで無能っぽいなら
読まなくていいや、と思ってた
このスレでの評判が結構高いので今疑心暗鬼中
>>437 読みやすい文章を書くことにかけては定評あるよ。
誰か教えてくれ。イジメられっ子の父親が子供と教室に来て無言電話をかけたのは誰だっていって
子供が吐いてしまう特別ドラマみたいなの見たことあるんだけどあれはナイフのドラマ化だったのか?
440 :
無名草子さん:04/01/18 11:47
385 名前:名無しさんは見た! 投稿日:2004/01/18(日) 11:46 ID:M4cOCr4H
「疾走」重松清
シュウジ = 安藤政信
シュウイチ = 思いつかない
エリ = 前田愛 or 柴咲コウ
神父さん = 吉岡秀隆
あかね = 永作博美
徹夫 = 辻本祐樹
新田 = 松重豊
鬼ケン = 哀川翔
441 :
無名草子さん:04/01/18 15:21
疾走の主人公は「青の炎」の主役やったジャニーズを重ねながら読んだな。
442 :
無名草子さん:04/01/18 16:08
>440
自分で書いて自分でコピペ?
でもシュウジも徹夫も坊主なんだよね…
445 :
無名草子さん:04/01/18 16:35
>>439 調べましたよ。ナイフの3編目の『キャッチボール日和』がまさにそのストーリーです。
1999年にフジで放映されたみたいです。
ドラマ化は『定年ゴジラ』、『エイジ』とライオン先生に使われた
2編『カカシの夏休み』(ライオン先生)『口笛吹いて』(タンタン)
ですかね。
『疾走』は、このミスとかで一定の評価をされたけど(ベスト13ぐらいだったかな?)
なんで重松絶賛の『嫌われ松子…』が年間ベストとかから完全にスルーされてるのかわからん。
やっぱ知名度とかコネとかあるのかな?
447 :
無名草子さん:04/01/23 00:22
カラスこわい
「疾走」今読了。
茜がシュウジにおっぱい吸わせながら手コキするとこで
ボロボロ泣いたんだが、同じ人いないかな・・
正直これ書くの躊躇したんだけど・・・
ラストはたしかにしょぼいが
あれがあるから、おしまい。って区切りをつけてくれて少しほっとした。
立読みで拒絶感を覚えつつ半年巡って結局買った本だったけど
読んでよかった。
449 :
無名草子さん:04/01/23 16:29
レスだけ読んだら(;´Д`)ハァハァするところだと思ってしまう
おまえら『愛妻日記』読めや。
読んだけど、「おまんこ」と書く重松の顔が浮かんできてしもうた。
ごめんね、ごめんね、ごめんね……。
妻を辱めたことではなく、妻をいままで辱めなかったことを詫びたのでした。
『疾走』読了。
あの世界から抜け出せない。
>>453 俺も再開発云々とかいう話を小耳に挟むと
あの世界がよみがえって_| ̄|○
455 :
無名草子さん:04/01/27 00:13
今頃でスマソが扉を開けてのラスト佐和子はどこへ逝ったんでしょうか?落ちたのは健太でしょうか
漏れは佐和子が落ちて健太を呼んだんだと思ってるけど
みなさんはどうですか
456 :
無名草子さん:04/01/27 00:17
457 :
無名草子さん:04/01/27 21:57
ミユキはアカネと一緒に捕まってたら殺されなかったんだよなぁ…
>>458 アカネは捕まりそうになった時に警察に駆け込めとか
指示するべきだったと思う。
あと、私は、疾走の最後が納得いかないので
脳内で勝手に変えてます。
460 :
民俗学者・大月隆寛:04/02/01 09:24
「走って、負けて、愛されて。」重松清著
去年の秋口からワイドショーなどで一気に盛り上がったハルウララ人気。
赤字経営で地方競馬がバタバタつぶれるこのご時世に、未だ踏ん張って
全国最低の賞金水準でなお競馬を続ける高知競馬場所属の八歳牝馬。
戦績は現在102戦未勝利。「負け続けても頑張る馬」といった煽りも効いて、
国内の新聞やテレビはもちろん、なんと海外メディアにまで大きく報道される始末で、
ちょっとしたブームではある。
当然、商売にしようと目論む手合いは跡を絶たず、本に限っても、
動物+癒し系美談でいっちょあがり、な企画がいくつも出ている。
ブームとはそんなもの、商売するのも渡世のひとつでそれはそれ、なのだが、
さて、中でも一番槍と目されるこの一冊、デキはいかがなものか。
461 :
民俗学者・大月隆寛:04/02/01 09:25
競馬通の某作家が断ったものを敢えて引き受けたとも聞くが、
限られた時間で頼まれ仕事をソツなくこなすライターとしての技量はなるほど確かだが、
ピンで通るコクのある「おはなし」には正直、ほど遠い。
ルビまで振って一般向けを狙う意図も、直木賞作家の看板掲げた売らんかなのオビも、
肝心要の文章が引き受けきれなきゃ、敢えてブームで商売する意味はない。
しかしこの本、写真に救われている。クレジットを見ると平凡社の社カメらしいが、
それこそ雑誌「太陽」このかたの社会派写真な直球一本、
かつての土門拳ばりのコントラストのきついモノクロで切り取られた厩舎を始め、
高知競馬を仕事とする人たちのシーンがいい。
いまの地方競馬の現場がどれだけ厳しいものか、どうしてハルウララみたいな馬が
まだ現役でいられるのか、それらの背景について具体的な予備知識がなくても、
人と人が生きる場についてのまっとうな視線さえ備わっていれば、
見る者にきちんとそれらを察することをさせるだけの仕事になることを教えてくれる。
商売の間尺で、奇しくも〈いま・ここ〉を切り取る器量を測られちまったこの勝負、
情けないが活字の負け、だ。
(平凡社・一四〇〇円)
>>362 もう見てないだろうけど、文藝のバックナンバー読んでたら
永江氏が重松、角田に吉田修一を並べていた。けど、吉田修一
って何もない日常を書くイメージがあるから、果たして重松と近い
のかどうか。
「ニッポンの課長」が単行本になった。紀ノ国屋でサイン会やってたね。
ページ数多いけど、紙質落として値段
抑えてくれたのがうれしい。<課長
サラリーマンに衝動買いしてもらうには
1500円が限度だったのかな?
ニッポンの課長名作だよ、ホント。
466 :
無名草子さん:04/02/03 23:34
重松好きの人がはまる他の作家ってだれですか?
高橋しんの漫画、「最終兵器彼女」の主人公もシュウジだったりするんだけど、
(苗字が無いのも一緒だし、しかもテツも出てくる)何か親交でもあるんかな?
「最終兵器彼女」の構想資料のとこになぜか「エイジ」が載ってたりするし。
>>468 最終兵器彼女の方が確か先だろ。この漫画もバッドエンドで読んだ後沈む内容なわけだが
そうっすね。疾走の第一回が2000年7月で、彼女は5月にはコミックス出てますからねえ。
471 :
無名草子さん:04/02/05 20:05
高校生にとってはシュウジの兄の話はつらかった。
読み終わったばかりの時は勉強中に彼の事を思い出して集中できなかった。
軽い心の傷になりました。
一番つらかったのは兄があっさりカンニングの事を暴露されたところ。
あのクラスメートのシュウイチに対する関心のなさというか、
生きようが死のうがどうでもいいんだなって感じで。
なんかうまく言えないけど。
472 :
無名草子さん:04/02/05 20:20
「トワイライト」良かったです。まだ26才の自分には少し先の話しになるけど、
人生に必ずやってくる落日にいかに仲間が支えになるかを感じながら読みました。
>>471 俺はミユキがトラウマになった。生きて欲しかった。
474 :
無名草子さん:04/02/06 00:22
>471
電車の中で友達の輪の中に入れない描写とか可哀想だったな。
476 :
無名草子さん:04/02/07 17:05
重松ってやや左よりですか?
なんとなくそんな匂いを感じるんですが
小説家って、少なからず左寄りのイメージがあるな
478 :
無名草子さん:04/02/07 22:06
右利きの男なら大抵左寄りになっちゃうけどな
479 :
無名草子さん:04/02/08 02:28
>>472 5年おきに再読してごらん。
詳しくは忘れたんだけど、
予備校の人気落とした講師が、
ジャイアンの娘(妹)を抱きしめるシーンに、
思わず泣きそうになった。
読後、人にやさしくなれる本ですね。
流星ワゴンとトワイライトは、忘れた頃に再読したいね。
疾走は、どうだろう。
どうだろうね・・うーん。
卒業って新作ですか?さつき断景ってのが新作?
>>483 さつき断景は文庫化ですよ。卒業は新作。
リビング(・∀・)イイ!!
486 :
無名草子さん:04/02/12 10:30
疾走読みました。後半がうまく運べてない感じがしましたが
全体としてみたらすごく良い部類に入ると思う。
悪趣味かなとは思うけど。
>>479 トワイライトよかったですか?私が27だからかもしれませんが
読後感が悪い作品に思いました。
487 :
無名草子さん:04/02/12 21:37
疾走映画化の話ないかなぁ?
シュウイチ、シュウジ、エリは新人にやってもらいたいね。
神父さん = 吉岡秀隆
あかね = 杉本彩
徹夫 = そこらの子役
新田 = 板尾創路
鬼ケン = 鬼丸
シュウイチ、シュウジ、エリは新人にやってもらいたいね。
神父さん = オダギリジョー
あかね = 田畑智子
徹夫 = そこらの子役
鬼けん = そこらのチンピラ
新田 = 新田恵理
489 :
無名草子さん:04/02/13 19:51
リビングも読んでみた。いまいちかな。
似たようなの読んだことあるような気がする。
490 :
無名草子さん:04/02/15 02:43
>>486 ちょっと前に読んだので忘れましたが
同窓会というシチュエーションっていろいろ複雑なのです
35すぎるととくに
自分の読後感は、普通でした
文章はそんな上手じゃないとおもったけど、
人物像の描き方が非常にうまなーと。
重松さんの書くシナリオのドラマが見たい。
491 :
無名草子さん:04/02/15 17:24
>>490 そうですか。
僕は重松の本はすごくおもしろいと思うんですが
なんか鼻に付く時がある作品が多々あるように感じます。
それがもっともでてるのがトワイライトかなと思いまして。
その感覚は自分に対する歯がゆさと似たようなものであったり
して非常に不愉快になりました。
492 :
無名草子さん:04/02/15 21:14
卒業ってどういうストーリー?ほのぼの系?
493 :
無名草子さん:04/02/16 01:48
重松の作品には
現状がどうあれ「それでも生きろ」というメッセージが色濃く感じられ、好きだ。
トワイライト読んだ。凡作、かな。可もなく不可もなく、ってとこか。
てか、今の重松なら、この程度の作品は、右から左へ量産できるんじゃないか。
やっつけ仕事ってカンジ。
二、三時間で読み飛ばすにはちょうどいい読み物かもね。
495 :
無名草子さん:04/02/16 21:56
『舞姫通信』の最後の方で(文庫版346ページ)主人公と坂本が二人で舞姫通信をワープロで作るシーンについて。舞姫通信って変換した瞬間が何なの?あれは何を意味してるの??
わからん。岸田と坂本の間では気持ちを共有できているらしいが。
497 :
無名草子さん:04/02/17 02:37
>>495 おまえはそんなつまらんことでスレまで立てやがって。
本あんまり読んだことないだろ?
全てに意味付けしないと納得できないんだろ?
アホだろ?
気になったから、知ってる人いたら教えて欲しいなーって思いまして。それが正しい答えじゃなくても、読んだ他の人はどう思ったのかなとも思いまして。
最低のハルウララ商法, 2004/02/14
レビュアー: カスタマー 茨城県阿見
著名な作者がブームに乗っただけの、競馬をまったく理解していない
著書です。
一生懸命走って死んでいった馬たちにも失礼なこの負け馬ハルウララブーム。
負け犬どもが傷の舐めあいとまでは言いませんが、かなり競馬関係者には
しかめっ面で迎えられてることを覚えてください。
↑
こいつはバカか?競馬を理解していないのは確かかもしれないが
平凡社は他の作家に断られたから重松のところに行ったわけで
決してブームに乗ったなんてこたあない。
疾走読んだ。読まなきゃ良かった
主要人物ばっかりひたむきだったけど
そう思えるっていうのが重松さんの凄さだと思った。
でも、出てくる人物像がいつも一緒。ってのも作風なのか。
しばらくお別れ。
『卒業』を読んだ。俺の中では重松清のベストになった。
>>502 『卒業』が文庫になったら、読んでみれば?
テーマがテーマだけに誰にでも通じるところが
あると思うよ。
504 :
無名草子さん:04/02/23 20:01
疾走読了。
評価がまっぷたつに分かれる作品だと思った。好きだが、オススメは確かにできない。
妙にうそ臭いラストも、読んでる最中は気にならなかったけど、
個人的にはエリとふるさとでも新宿でもない、どこかへ逃げてほしかった。
アカネに「セックスしたい」と言ったシーンでシンクロしてしまったよ・・・。
誰かと繋がりたい欲求があまりにも直球で表現されてて。
「こんな描写は必要無い、これならシュウジは孤独でいたほうがよかった」と
言ってた人がいたけれど、それじゃあまりにも面白くない展開だよなぁ。
>>503 そうしてみる。
なんか、清さん好みなのか知らんが、お馴染みの少女像にもちょっと辟易
それにしても出版ペースが凄いね
506 :
無名草子さん:04/02/24 17:01
卒業良かったのか。
欲しいけど高いなぁ。
507 :
無名草子さん:04/02/24 22:42
疾走読了。
俺的には
エリ=上戸彩
あかね=瀬戸朝香
シュウジの父=大杉漣
シュウジの母=深浦加奈子
新田=岸部一徳
>507
おお
エリ、新田イメージぴったり
509 :
無名草子さん:04/02/25 22:56
卒業ってどんなストーリー?
510 :
無名草子さん:04/02/25 23:07
>>505 出版社退職して、ライター稼業(ゴーストラターもやりつつ)
していたころから、凄い量の原稿書いていたんだって。
だから元々多作量産体制の人だよ。
511 :
無名草子さん:04/02/25 23:24
>>509 全部で4編
一行で紹介すると
@死に間際の父を前にして
Aほぼ同上
B昔自殺した親友の子どもが訪ねてきた
C血のつながってない母の元で育つ
『卒業』を超える作品を書くのは難しいと思う。
間違いなく今後重松清の代表作になるかと。
512 :
無名草子さん:04/02/26 07:55
流星ワゴンで泣かないやつは嫌いだ。
俺の中では『疾走』のテツは
リップスライムのちっこい奴だったりする。
自分的にははまり役w
514 :
無名草子さん:04/02/27 21:35
卒業ゲト!!!
読むぞ。
516 :
無名草子さん:04/02/28 00:17
『愛妻日記』読んだ?どんな本?
518 :
無名草子さん:04/02/29 09:49
いわゆる官能小説ってことか?
かっぽん屋も疾走もそうだけど
この人のエロシーンなんかえぐい
521 :
無名草子さん:04/03/01 18:44
まゆみのマーチでマジ泣きしてしまったよ。
522 :
無名草子さん:04/03/03 00:23
>>521 くさいと思いつつも泣いてしまった
あおげば尊しも・・
523 :
無名草子さん:04/03/03 08:38
まゆみのマーチと追伸で泣いたよ・・・
母モノは反則!
524 :
無名草子さん:04/03/03 21:57
>>511 そこまで言い切るほどいい作品なのか。
早く買いたい
何気に過去レスをロムってたら
田村章って重松のペンネームだったのか・・・。
どーりでキッズリターンは重松臭がすると思った・・・。
あーあ 哀愁的東京あったから借りて来てしまった
絶対読むんだろうな
そんでまたなんとなく凹むんだろうな
罪な読みやすさだ
527 :
無名草子さん:04/03/07 12:13
このスレで薦められていた「嫌われ松子の一生」を読みました。
「疾走」>>「嫌われ〜」ですね俺は。
淡々とストーリーが進んでいって、気づいたら終わってたって感じだ。
山田宗樹スレがないのでとりあえずここにレス。
528 :
無名草子さん:04/03/07 14:21
俺は定年ゴジラが一番面白かった。
次は見張り塔。あとは何となく文章や内容がはなについて好きになれなかったな。
529 :
無名草子さん:04/03/07 19:39
送り火の表紙が好き
キャッチボール日和は文庫化されてますか?
重松の記事が朝日新聞に載ってたよ。
下に著書の広告もあったから、その記事自体が広告かもしれない。
533 :
無名草子さん:04/03/09 06:35
>>525 え〜? どういうこと?
詳しく知りたいです。
>>533 >>212参照。
『卒業』読了。個人的ベストは「追伸」かな。
「まゆみのマーチ」もかなりヤバイね。
なんとも濃い重松味のする一品だな。
535 :
無名草子さん:04/03/09 16:24
中年のおっさんが好き好んで読んでそう。
536 :
無名草子さん:04/03/11 14:13
『きよしこ』読んだんだけどめちゃくちゃ良かった。
このスレではあんまり人気ないなぁ?
「乗り換え案内」で、自分でもびっくりするくらい泣けた。
吃音のクラスメイトをからかっていた小学校の時の自分にバックドロップ喰らわせてやりたい。
537 :
無名草子さん:04/03/11 17:07
重松のベストって何?
最近、出版しまくりでついていけなくなった。
俺が読んだのは、「ナイフ」「ビタミンF」「疾走」「トワイライト」「熱球」「日曜日の夕刊」
「流星ワゴン」「幼子われらに生まれ」で、そんなかでは「ナイフ」か「流星ワゴン」がベスト。
評判がいいらしい「卒業」は読んでみようと思いますけど。
疾走とナイフが良かった。
愛妻日記が良かった。
エイジがやたら良かった。
そう言えばきよしこも好きだったなぁ
「疾走」と「流星ワゴン」が良かった。
疾走
悪人=小さいちんぽ
543 :
無名草子さん:04/03/13 22:51
ブロードキャスターに出たね
きよしこ読んだ。よかった。
本読んでて初めて泣きそうになった
545 :
無名草子さん:04/03/17 02:14
>>541 同意!
疾走の一緒に生きようの落書きに泣くよね。
でもあれは読み終わった後もずっしり心に重たいものが。。
流星ワゴンは「泣きながら一気に読みました」
>>537 俺は「疾走」と「きよしこ」と「キッズリターン」。
「疾走」の20章の最後のページはやばすぎる。
それと「世紀末の隣人たち」を本屋で立ち読みしたんだけど
池袋通り魔事件のとこを読んでやっぱり「疾走」はこの殺人犯を元ネタに
作ったんだと確信した。かぶり杉。
>>546 へえ。知らなかった。
個人的に哀愁的東京も良かったけど人気ないみたいだね。
なんとかっていう小学生モデルが重松清を愛読してるらしいぞ。
549 :
無名草子さん:04/03/20 18:09
>>548 hanaeって子だね。
小学生日記、けっこう面白かった。
550 :
無名草子さん:04/03/23 22:40
>>546 本人はそのことについて触れてないけど
書評の中には池袋通り魔事件に言及した
ものもあったね。
551 :
無名草子さん:04/03/23 23:35
ナイフとエイジを読んで面白かったから他のを買いに行ったらおいてなかった
学校いったときに買ってこようと思うけどおすすめある?
>>551 文庫化されているものなら、『定年ゴジラ』
ハードカバーでもいいなら『卒業』をおすすめします。
>>551 「流星ワゴン」も(・∀・)イイヨイイヨー
「ナイフ」「エイジ」が面白い・学校行ってる
ってことは君は学生だよね。
若い人だと「定年ゴジラ」はキツイかもしれない。
554 :
無名草子さん:04/03/25 20:20
世紀末の隣人
読みました。ルポタージュものにしては、ちと感傷的すぎるような・・・
でも、重松氏の感じ方、捕らえ方が分かってなかなか良かった。
池袋通り魔事件は本当に「疾走」の原型って感じだね。
ただ、「誰かとつながっていたい」と願っていた疾走の主人公とは正反対に
池袋〜の犯人のことを描いていたけれどね。
555 :
無名草子さん:04/04/01 23:41
555
556 :
無名草子さん:04/04/02 01:52
さっき卒業と隣人読みました。
隣人はやっぱり読みにくかった。卒業は追伸にヤラレました。
やっぱり疾走と流星ワゴンが好きです。
あのさ、僕たち作家がインタビューを受けると
必ずこういう質問するやつがいるんだよね。
「この作品のテーマは何ですか?」
テーマが一言で語れるもんなら、こんな長い作品
書いてないって。
558 :
無名草子さん:04/04/03 16:03
重松氏ご降臨。
559 :
無名草子さん:04/04/03 17:18
田舎に親というお荷物置いて都会で勝手にやる という田舎を出たがっている人の理想そのもの
Q.あなたにとって家族とは?
「一口に言えないので沢山のドラマを書いて来ました」
に似てるな。こっちは山田太一だけども。
この人の導きで重松読むようになった。
562 :
無名草子さん:04/04/08 18:35
口笛吹いてを読みました。
あまりの悪趣味さに驚愕しました。
読みやすいけど、あんな話読みたい人がいるのが不思議
口笛吹いては解説(嘉門達夫)がよかった。
564 :
無名草子さん:04/04/13 10:30
この人って、実際どれくらい売れてるの
疾走とかエイジ、流星ワゴンとかめちゃくちゃよかったんだけど
ビタミンFも良かったですよ。
>>564 とりあえず、疾走は現在6刷です。
流星ワゴンは20刷ぐらい?
角川の野性時代(重松清も書いてる)に執筆してる
人は全員、単行本初版5万部以上クラスだとか。
567 :
無名草子さん:04/04/14 10:15
おれは、小説よみはじめのころは、乙一や滝本に、感動してたんだけど
流星ワゴンに出会って、それから重松さんの作品をほとんど読破した
いま、あらためて二人の本を読んでみるとレベルの低さに驚いたよ
重松さんは、すごい作家だよ。本当に
『ナイフ』解説如月小春→くも膜下出血
『定年ゴジラ』解説鷺沢めぐむ→自殺
次はだーれ?
569 :
無名草子さん:04/04/16 21:29
エイジの解説は誰?
571 :
無名草子さん:04/04/17 13:31
生きてるのか?
>>568 やめときなされ。ホントに死ぬ気がしてくるじゃないか。
「とんび」読んでない
我ながら勿体無い。ついつい忘れるんだ
574 :
無名草子さん:04/04/21 23:52
文庫本でしかかわないのですが(お金がないので)、
「流星ワゴン」は文庫版出てますか?
出てません
576 :
無名草子さん:04/04/26 21:39
ワニとハブとひょうたん池
疾走読了。このスレでもあんま評判よくないのかな?
重松清だからこそ単なるセックスバイオレンスに終わらなかったんじゃないかなーって気がする。
二人称も必要なものだったと思う。『家族』に対する語りかけを地の文で表すのとか、重松清の武器だと思うし。
個人的に不必要なのはセックル描写。やっぱオサーンっぽい。
ところで、疾走と失踪ってやっぱかけてます?(やっぱりおっさんくさい)
送り火良かった
5月5日(水)19:30〜20:45 NHK総合
こどもの日特集 ▽スーパー10代大集合▽小学4年生の天才カンフー少年
▽女子高生のガ博士ほか
地井武男デーブ大久保 重松清西村知美ほか
582 :
無名草子さん:04/04/27 23:17
おまえら今物知り一夜漬けに出てますよ
583 :
無名草子さん:04/04/29 03:53
今日たまたまラジオ出てた
娘にサザン道を説いてるらしい ウケタ
585 :
無名草子さん:04/05/04 01:11
重松タンのオススメの本教えてください
586 :
無名草子さん :04/05/05 08:23
『流星ワゴン』よかったけど、妻があまりに酷過ぎない?
某俳優がすすめたので、プチブームになってるみたい。
587 :
無名草子さん:04/05/05 20:19
爆笑問題のススメに出てた。
太田が邪魔しなければもっと面白そうな話が聞けたのに。
でも、最近、重松ってメディアに出杉じゃない?
588 :
無名草子さん:04/05/05 21:16
>>587 BS2あたりでよく目にするね 番組組んだり特集されたり
爆問はなかなか楽しんだ オナーニオナーニ言い過ぎだったけど
吃音症の面影はみじんもない
590 :
無名草子さん:04/05/05 23:50
>>588 新撰組(舞台)の人。和製ヨンサマって感じなのかな?
ママさんに人気みたい。
金曜かきこみTV
▽友だち、親、ゲームお金…価値観に迫る重松清ほか
「一番大切なもの」
放送日時 5月14日(金)19:00〜19:50 NHK教育
>>587 編集者、ライター、作家とこなしてきて、もうこの業界は
ある程度わかったから、別の業界を知りたいんだとさ。
まあ連載終了して、単行本になってないのが多々あるから
出版のペースはおとろえないと思います。
592 :
無名草子さん:04/05/06 03:50
泣きっ面にハチみたいな顔してるよね。
いじけづらというか、いじめられて急に鳴きながら遠心力パンチくりだすやつの顔。
大人の顔じゃないんだよね。
そこはやはり重要。
593 :
無名草子さん:04/05/13 22:52
594 :
無名草子さん:04/05/15 22:13
Cheriのお気に入りベスト9に「ナイフ」だって。
誰だ。Cheriて。
>>595 その人のHPからBBSのリンクが
「書き込めれ」って微妙に2ch語だ。
597 :
無名草子さん:04/05/28 03:06
age
「卒業」読んだ。
面白かったし泣けたけど
…いじめネタが多かったな。
重松清っていじめられっ子だったの?
599 :
無名草子さん:04/05/31 22:19
600 :
無名草子さん:04/06/03 22:19
ナイフってなんか読んでてイライラする。
なんも解決してねーじゃん。
601 :
無名草子さん:04/06/07 22:11
ネバダ事件を見ててふとエイジのことを思い出した
シゲマティはこの事件どう思ってるんだろうか
602 :
無名草子さん:04/06/08 13:08
ヤンキー先生と対談してたね。
603 :
無名草子さん:04/06/15 20:59
チマ男とガサ子ってあれだな少女漫画みたいだな
「とんび」駄目だ〜 なんだこのお手軽な感じ
ありきたりな人物設定 手垢のついた人情節
だ〜めだこりゃ〜〜〜
どんどん重松さんに違和を感じるようになってきた
605 :
無名草子さん:04/06/25 01:25
疾走は2人称でしょ。
で、語り部は神父さん。
なのに、神父さんは何故に見てないことまで神様視点で語れるんだ?
登場してこない神様視点の語り部なら分かるが…。
坊なおれに、頭いい人教えてくれ。
606 :
無名草子さん:04/06/30 07:57
ナイフ読んでみたんだけど、あの公開オナニーにはひいた。
健全な小説だと期待してたのに
>>605 自分にもわからんかった。勝手に幼児期部分はシュウジ自身が語っているんだと脳内変換
しているが。どうなんだろ?
>>606 公開オナニーは読んでて興奮した
でも小学校5年生が読んだらびっくりするだろうね。
610 :
無名草子さん:04/07/14 23:38
シゲマティも、直木賞から
4年がたって、もう十分。飽きたよ。
今でもファンの人たちには本当にわるいけどさ。
さらに、自分は誰よりも文章がうまいと
自分で思っているらしいところもなー。イヤ。
ゴーストの帝王なんていわれて
知る人ぞ知る存在となった。
90年代後半以降、小説に力を入れ始めて成功したけど
もう今では小説の内容がゴーストといってもいいくらい。
内容がみんなありきたりだとおれは思う。
自分で、書くべきことなんて俺にはないって言ってんだから。そりゃそうだ。
レトリックは嫌味。文体は女性自身。
にもかかわらず自分はうまいと思っているらしいから信じられない。
なんであんなに多作するのか、馬鹿みたい。
矢沢エーちゃんみたいに、カネ稼がなきゃって、本気で思ってんのかな。
むりだろ。エーちゃんだって、いつまでも続かなかったんだし。
文芸誌がなんでシゲマティを使い続けるのが文芸の世界の七不思議。
もう頼むから違う若いのを探してよ。
シゲマティの旬はもう終わった。さよなら。
↑「シゲマティ」いいね
自分も食傷気味
最近は予定調和な人情風味も安易に取り入れている感じで
あざとさにも無警戒 本人は承知の上なんだろうけど
なんかもうお腹いっぱい
個人的にはただ読みやすいだけの作家になってしまった
612 :
無名草子さん:04/07/15 02:05
>文芸誌がなんでシゲマティを使い続けるのが
>文芸の世界の七不思議。
たぶん積極的に使っているというよりは、あの人に
任せときゃ、そこそこ平均以上の仕事はしてくれる
だろうという、消極的な理由からじゃないかな。
乙一や滝本あたりの世代がもっと伸びてこなきゃ
いけないんだろうけど。
613 :
無名草子さん:04/07/16 21:13
アエラに長崎の事件のルポを書いてたけど
解釈の仕方や表現はありきたりだった。
どこかの無名のライターが書いているかのようだった。
重松さんの文章より、
カメラマンの写真の方が良かったよ
614 :
無名草子さん:04/07/16 23:57
>>613 世間がネットの話題ばっかりな中で受験から読み解くって
のが、ありきたりってことはない。ただ、文章が意味もなく
長すぎ。字数指定されてるからしょうがないのか?
あのモノクロの写真群は俺もいいと思った。
615 :
無名草子さん:04/07/17 08:35
>>613 ハルウララの時も、どちかというと写真に
ちょっと文章が負けている感じがしたなあ。
重松さんの場合、仕事量を絞って
少ない作品に力を込めるというのは
性格的にできないのかね。
610のいうように
直木賞をとってからもう数年たつのだから
書いて書いて書きまくるのは
もうそろそろやめて、じっくり、
お手軽でないものも書いてほしいね。
重松さんの書くものに少しづつ
共感できなくなっているのは自分(20代後半)も感じている。
本気だせばこれだけできるというのを
みせてほしいぞ、重松さん。
重松清の作品は、消費されていく。
後に残らない。
本人もそれを望んでいるのではないか。
617 :
無名草子さん:04/07/23 23:03
重松清の代表作ってなに?
ビタミンF?
シリーズ人間?
618 :
無名草子さん:04/07/24 00:23
きよしこです。他の人にはかけないでしょう。
619 :
無名草子さん:04/07/24 19:35
きよしこって、私小説の範疇にはいるの?
私小説ではなく、「個人的なお話」だとあとがきに書いてあった気がする。
621 :
無名草子さん:04/07/25 10:48
さいきん重松作品のファンになりました。
疾走とナイフと流星ワゴンと卒業を読んで本当に感動した。とくに疾走。
でもファンの間ではもう終わった人なの?
初期のファンにとっては、まばたきでもうすでにおわったひと。見張り塔以降、別人化は定説。
623 :
無名草子さん:04/07/25 19:31
>>622 まばたきや、見張り塔より前っていうと
ライターとしての作品と
ビフォア・ランくらいしかないのでは。
でも確かに、最近はどうでもいいようなものが
多いような気がする。
多作すればいいってもんじゃない。
ああ、ごめんごめん。まばたきで終わったと書くと、まばたきがダメな部類に入るような
書き方だったか。
ビフォア、私が嫌いな私、まばたきの三部作だけがよかったと、こう書いておきます。
625 :
無名草子さん:04/07/26 23:51
>>624 でも、重松さん本人は
少なくとも「私が嫌いな私」を
汚点として、今では出版さえ許していません。
今では「幼子われらに生まれ」や「ビフォア・ラン」も
古本屋や図書館で探さないと
読めなくなっていることも考えると
重松さん自身は、
初期の作品は好きではないのではないでしょうか。
「私が嫌いな私」などを私は読んでないので
いいのか、わるいのか、わかりませんが・・・・・
627 :
無名草子さん:04/07/27 07:13
>>626 君はもう少し国語を勉強したほうがいい。
628 :
無名草子さん:04/07/27 08:22
>>626 昔は、文庫になってました。
しかし、今では、幻冬舎文庫でも
「幼子」「ビフォア」とも
(アマゾンやビーケーワンでみても)
なぜか品切れ状態です。
出せばそれなりには売れると思うので
幻冬舎は販売を継続したいのでしょうが。
シゲマティが世にだしたくないのでは
ないでしょうか。
関係者の方、真相をおしえてください。
ここ二週間ぐらい楽天オークションに『幼な子』の文庫出てるけど、1100円じゃあ、誰も
買わないか…。
630 :
無名草子さん:04/07/27 22:44
631 :
無名草子さん:04/07/31 00:04
>>630 シゲマティは早大卒業後
カドカワに勤めたそうだから。
632 :
無名草子さん:04/07/31 07:56
だから? なに
卒業いいねぇ
635 :
無名草子さん:04/08/04 13:22
ナイフおもしろいですね。
他にこれよりおもしろい作品ってあるんですかー
636 :
無名草子さん:04/08/04 19:57
エビスくんは作者にとって、今は無き相棒の事を表していたのか…
最後の文章を読んでグッっとくるものがありました。
637 :
無名草子さん:04/08/05 21:30
エイジよかった
638 :
無名草子さん:04/08/05 21:57
>>628 「幼子」は昨日、新宿の紀伊国屋に置いてありました。
>>635 ナイフ好きならエイジ良いと思うよ。
俺は定年ゴジラ良かった。あと日曜日の夕刊の
ガサ子とチマ男好きだな。
640 :
無名草子さん:04/08/06 16:49
「流星ワゴン」「トワイライト」が良かった。
次はスレで好評らしい「疾走」を借りてこよう。
642 :
無名草子さん:04/08/12 08:19
『月刊 現代』8月号でこれまでのオリンピックについて
書いていたが、別におもしろくもおかしくもない。
52ページも駄文を書いて、あほか。
あんな仕事断ればいいのに。
なんで受けてしまうんだよ、シゲマツ。
そんなにカネがほしいのか。
643 :
無名草子さん:04/08/12 15:02
>>642 オリンピック特集が全部で52Pだけど
重松が書いたのはそのうち30Pだけ。
愛妻日記は愕然・・・。
この分野は才能がないのでは?
所詮は実験小説であった。
645 :
無名草子さん:04/08/17 15:55
エビスくんの話ゎ結局妹ゎ助かったの?
そんなこともわからないのですか、おばかちゃん?
>>644 はげどう
日曜日の夕刊とかビタミンFとかマターリ系が好きな漏れにとっては耐え難いものだった
>>645 もうちょっと読み込みましょう。あとsageましょう
見張り塔からずっとってなんかへこむな
日本の夏。読書感想文の夏。
疾走を読んだ小学生の感想文
読んでみたいなあ
からから、からっぽ
652 :
無名草子さん:04/09/04 16:36
言うほどおもしろくない。
駄作が多い。
自分は好き。
感傷的でねちっこい文章が好き。
重松さんの作品って不健全な小説が多いの?
そういう厭らしい言葉が出てくるだけで、吐き気がする俺は読まない方が良い?
でも一度は触れてみたいから、こんな俺でも読める重松作品、紹介してくれないかな?
どの位の厭らしい言葉でoutなのか書いてくれ
>>654 とりあえず、きよしこっていう本は、少年向きだから、厭らしい言葉が
少ないと思われます。
『小さき者へ』とか・・・、どげえ?
漏れもチマ男とガサ子好き
桜桃忌の恋人は面白いね。
久しぶりに太宰が読みたくなったよ
桜桃忌の恋人も好きだけど、桜桃忌の恋人’92も好きだ。
661 :
無名草子さん:04/09/19 23:30:14
なぎさのびやく おもろくない
エイジ面白かった
去年受験生だったんだけど、国語の模試で「キャッチボール日和」が出たよ
リア工房だけど、こないだの模試で「ビタースウィート・ホーム」が出たよ。
最初問題文を読みながら妙に既視感を覚えたんで、
「重松っぽいなこの文章…」と思ってたらずばりだった。
665 :
無名草子さん:04/09/23 17:21:14
疾走の様な救いようのないバッドエンドな小説って他にないだろうか?重松以外でも
>>665 疾走は最後救いがあったじゃないかー
疾走といえば2人で故郷へ帰るあたりでぼろぼろ泣けた。・゚・(ノД`)・゚・。
電車で片寄せあって聖書読んだりするとこで、
やっとお前ら今幸せなんだよな、しあわせなんだよなって思って。
泣けはしなかったけど
エリが転校する時にテツオと揉み合うところなんか怒りがこみ上げてきた
669 :
無名草子さん:04/09/24 19:03:00
疾走はあのホテルでセクースした女の子がヤクザに殺されて埋められたとこで泣きそうになった。
和歌山県の県境の山中で発見されたってやつ
670 :
無名草子さん:04/09/24 19:03:55
疾走ってさ、女子高生や女子中学生なんかも読んでるわけ?
>>669 奈良県の県境
おそらく生駒山だと思われ
重松の小説は山陽地方か東京が舞台の話ばっかりだな
重松は多作すぎて他の作家の本を読んだりしてるといつの間にか新刊でてる。
重松はたぶんほとんど読んでるんだけど、たしかに読後すぐはよかったぁと思う。
でもしばらくたつとどんな話だったか忘れちゃうんだよね。
卒業も最後の話(継母のやつね)は覚えてるのにあと2つ(だったっけ?それすら...)が
重いだせん。
>>670 ノシ
女子高生です。厨房のころから愛読してます。
675 :
無名草子さん:04/09/25 17:13:34
>>674 そうなのか。あれ性的描写が多いだけじゃなくて変態入ってるからな
676 :
無名草子さん:04/09/25 21:17:58
18禁にすればいいのに
677 :
無名草子さん :04/09/27 00:59:17
この人の本は30代後半の私にはたまりません。
すべての本を読みきってしまいました。
「家族」をモチーフにした重松以外のお薦めって誰かいませんか?
教えてください。
678 :
無名草子さん:04/09/27 01:19:13
まず、スレ違い御容赦。
>>677 天童荒太『家族狩り』(新潮文庫で全五巻)。
円地文子『食卓のない家』(新潮文庫、絶版なのが残念)。
それから、映画だけど「家族ゲーム」(1983)。
これは、作品として出来がいい。珍妙な食卓配置を見よ!
ま、演出のさいにはあまり効果を狙ったわけではないらしいんだけど。
「軽い快感モダニスト」森田芳光の、面目躍如たるものがある。
また映画だけれど、「喜劇・女は度胸」(1969)。
冒頭から冴える演出。喜劇というかたちをとってはいるけれど、
家族再生の物語です。渥美清がいい。「ゲテーのクソ塗れ」なんて
まさに至言でしょう。
679 :
無名草子さん:04/09/27 03:14:45
天童荒太『家族狩り』を検索してみました。
面白そうなので探してきます。
ありがとうございます。。。
スレ違い質問のご無礼をお許しください。
680 :
無名草子さん:04/09/27 18:22:05
>>674 女子中学生があのバイブだとかナニだとか義父に犯されるのだとか読んでるのかと思うとやるせなくなる
>>680 愛妻日記も読みました。
内容まったく知らずに読んだので、さすがにあれは引きました…
愛妻日記、なぎさの媚薬もしかり
重松は何がしたいんだろうか・・・
寂しさの中にも暖かさを感じさせるストーリーが好きなのに
エロは少し、もしくはなくていいと思う
683 :
無名草子さん:04/09/29 07:19:47
生き残るために
模索しているんでしょう。
684 :
無名草子さん:04/09/29 14:27:31
>>680 最近の女子中学生はそんなもん誰でも知ってるような気が。
小学生でも知ってそうだな
>>683 直木賞作家でも大変なんだ
スクエニの坂口と組んで仕事するみたいだし
作家ってあんまりもうからないのかな
>>667 俺はシュウジがエリのオッサン刺して放心状態になってる時に
エリがシュウジの肩揺さぶりながら取り乱すところでグッときたな。
「帰るの!あたしたち帰らなきゃ!」
まだ読んでない人すんません。
687 :
無名草子さん:04/10/02 07:52:57
>>685 いや、重松氏の場合はもうかってるよ。
『定年ゴジラ』の舞台の、八王子の住宅街から
2,3年前に都内指折りの某高級住宅街に引っ越しているし。
年収は億まではまだまだ届かないけど、
すくなくとも5千万円は超えているでしょう。
それで、スクエアとは何の仕事するの。
>>687 坂口さんはFFの映画でコケて、スクウェア(当時)を
退社したんじゃなかったかな。
重松はゲームのシナリオを作るうえで協力するらしい。
689 :
無名草子さん:04/10/15 22:32:10
私はホモなので重松清のルックスから作品に興味を持ち、卒業と疾走を
読んでみたが、エロ描写が多くてびっくりした。
もっとアットホームものを書いた方が似合っているように思うのだが。
690 :
無名草子さん:04/10/15 22:47:31
卒業にエロ描写?
692 :
無名草子さん:04/10/18 01:46:39
疾走、映像化してほしいけど描写が難しいかなあ・・・・
「穴ぼこのような目」を表現できる役者もいないかなあ
693 :
無名草子さん:04/10/22 20:15:53
>>692 じゃにぃずが主演で映画化するんじゃなかったっけ
めざましでチラっと見たけど、見間違いかな
でもあれって映画化できんのか?かなりきわどくねぇ?
>693
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
じゃにぃずはやめてくれ_| ̄|○
695 :
無名草子さん:04/10/22 21:24:56
696 :
無名草子さん:04/10/22 22:58:57
主役の人どういうタイプのジャニ?
697 :
無名草子さん:04/10/22 23:26:43
698 :
無名草子さん:04/10/23 06:34:44
テレビドラマ化だとショボクなっちゃうだろうから、描写の規制が広い映画のほうがいいかもね。
加齢に700
701 :
無名草子さん:04/10/23 23:51:04
ここでよく模試に出たってあるけど、どの模試?
今いっぱい模試受けてるけど、見たことないよーー
疾走の映画化を今知った・・・
俺は映像化するならシュージは堂本剛だと読んだ時に思った。
まあ年齢が合わないか。
でもこれをどうやって映像化するのか見ものではあるね。
R-18指定になりそう。
主演がジャニーズじゃ、どっちつかずで中途半端な
仕上がりになりそうで不安…。
別にアンチジャニーズってわけじゃないが
ちゃんとした役者さん使って欲しかったな。
演技したことないってことは逆に変な先入観無しで見れていいかも・・・・
と自分を納得させてみる・・・。
んで神父はトヨエツっぽいな・・・。こっちも微妙。
つーかシュウジ役はそのへんの童貞中坊を拉致ってやらせればいいんだ!
>704
俺はトヨエツは鬼ケンだと思ったんだが違うか?早いうちに死ぬもんな。
706 :
無名草子さん:04/10/30 04:57:12
鬼ケンか新田はエンケンにやって欲しい
映画化するにあたって物語の舞台だと思われる俺の故郷にロケに来るのかも・・・。
と思うと少しだけワクワクしたが何だかアフォ臭くなったんで糞して寝るわ。
708 :
無名草子さん:04/11/16 12:37:21
なんつーか映画化。
SABUとかじゃなく崔洋一監督とかだったらいいのにな。
崔監督あんな線が細い作品キライかなぁ…。
まぁとりあえずジャニーズの何とか君の時点で見たくも無いんだが。
ニキビ面の汚い中学生を突然抜擢すりゃいいのにな。
>>704 うん、拉致りゃいいか。
709 :
無名草子さん:04/11/17 00:02:37
好きな小説なのでよい映画にしてほしいなあ・・・
この人の話、面白いのは認めるんだけど、
「まじ」の使い方がおかしい。
711 :
無名草子さん:04/11/21 01:41:45
いとしのヒナゴン最高
712 :
無名草子さん:04/11/22 00:06:52
かさぶたまぶた最高
今ヒナゴン読んでるけどけっこうおもしろいな。
エイジが学校で配布された。
面白かったので一晩で読んでしまった。
さすがに疾走は読むのに4日かかってしまった。
ジャニがこんな映画やってもいいのだろうか…。
リア工房のシュウジ、エチーシーンどう魅せるのか期待(w
主人公が酒ばっか飲むからこっちも釣られていつもより飲んでしまってます。
この小説は酒飲みながら読んだほうがおもろいと思う。
小ネタがちょうど良い感じに効いてて思わず笑って怒って哀しくなってしまう。
「疾走」みたいなスタンスも好きだけど、これはこれで好きだね。
716 :
無名草子さん:04/12/01 10:19:01
ヒナゴン良かったぜ
間違いなく三本の指に入る
717 :
無名草子さん:04/12/01 21:55:27
>間違いなく三本の指に入る
どういうランキング?
>>716が2004年12月に読んだ
小説ベスト3とか?
エイジも好きだけど、ナイフのエビスくんが一番好きだ
719 :
無名草子さん:04/12/02 10:12:56
716ですけどね
一応僕は重松の作品全部読んでいて重松の作品の中でTOP3に入るという意味です
一位は疾走です
720 :
無名草子さん:04/12/02 22:58:16
いとしのヒナゴンは、映画になることを気にしすぎたな。
信子の長い長いセリフの箇所とか、井川遥の
見せ場を作るために無理をしてる。
ストーリーはいいと思うが。
721 :
無名草子さん:04/12/04 21:22:39
「流星ワゴン」が一番好き。チュウさんがイイ味出してるね。
722 :
無名草子さん:04/12/08 18:24:47
さっき『疾走』読み終えた。
話の陳腐さが凝縮されてると思えるのは、「神父」という呼称。
重松さん、日本のキリスト教会のこと少しは調べて書いたのかな?
こういうケースの「神父」はあまりに不自然すぎる。
もし存在するとしたら、それは「牧師」のはず。
本に描かれたような教会の責任者が、もし「神父」と名乗り、
他人に自分をそう呼ばせているとしたら、
それは、キリスト教系新宗教のかなり頭のいかれた人ってこと。
あ、そうか、もしかしてその解釈で正しいのか?
>>723 へ〜、そーなのか。勉強になった。
まぁでも明らかにモグリっぽいし、別にいいんじゃね?
重松が知らなかったってゆーより「神父」が知らなかったって解釈でいいのでわ。
「神父」本人が知らなかった=常識はずれのモグリという設定、それでも
いいんだけどさ…… 読者にわかるように書いてほしかった。
この作品、映画化されるの? だったら間違いなく来るよ、信者から抗議が。
「牧師」にしとけば何の問題もないのに。
(ちなみに、牧師に呼びかける時はふつう「先生」を使います)
小説だからあえて「神父」って言葉を選んだんじゃないの?
よりその存在を際立たせるために。
自分も読んだとき「神父」ものすごい違和感あったよ。
わざとやってるとは思えないな…
ただ、神父と牧師の違いなんて誰でも知ってることだから
知らずにやってるとも思わないけどね。
ヒナゴソは映画化するのは嬉しいが井川遥はどうかと。
個人的には深津えりみたいなのが(・∀・)イイ!!とおもわれ。
それか疾走の中谷美紀と交換したほうがしくりくる希ガス。
729 :
無名草子さん:04/12/30 23:04:46
流星ワゴンっていう、音楽バンドがあるみたいだけど
この人の著書のタイトルから取ったのかな?
昨日『いとしのヒナゴン』を読み終えました。
映画化されないかな、と検索したら単行本化される前から決まっていたみたいだな。
配役は・・・うーむ、イッちゃん役は宇梶剛士のイメージで読んでたから微妙に違うなあ。
あと信子役も
>>728に同意。
自分としては竹内結子のイメージだったんだけど。
他の脇役もなんか微妙にずれている感じ・・・(´・ω・`)
731 :
無名草子さん:05/01/07 07:07:30
文庫本はないの?
そういえば、流星ワゴンが二月の文庫予定に入ってたな
733 :
無名草子さん:05/01/08 19:15:35
>>732 まじっすか?
ハード買ってきちゃったよ
734 :
無名草子さん:05/01/08 19:53:56
ヤングサンデーの「絶望に効く薬」に出てましたね。
しゃべり場初登場時にかなりしょぼかったので素は
どうかなと思ったんですが、いい人なんですね。
735 :
無名草子さん:05/01/09 18:52:21
>>734 絶薬の中では、「人前でどうしてもアガってしまう少年
だったという」としか書かれていませんが、彼には吃音
があったのです。大人になってだいぶマシになったよう
ですが、彼がテレビに出るとき、言葉がつっかえないか
どうか、いつもはらはらしながら見てます。そういうこと
から、しょぼく見えたのかな。
736 :
無名草子さん:05/01/09 19:03:29
>>734 「吃音症」については『きよしこ』に書いてありますので、
もしまだお読みでなかったら、読んでみてください。
ところで『きよしこ』の「北風ぴゅう太」に出てくる、
担任の先生の娘さんで、心臓の病気のゆかりちゃんは、
『ナイフ』の「エビスくん」に出てくる、
ゆうこと同じ人がモデルなのでしょうか。
737 :
無名草子さん:05/01/12 17:20:37
あの〜、疾走読んだんですけど、これって官能小説ですか?ってほどR18な内容でびびった。
私なんか小説はあまり読まないからよく知らないけど、これって純文にしちゃアウトじゃないですか?
っていうか読んでてすごく不快になった。ベットシーンとか何であんな詳しく書く必要があるんですか?
重松清がハァハァしながらベットシーン書いてるの想像したら吐き気がしました。
>>737 純文じゃないから、アウトじゃないのです。
兄弟が買ってきた「疾走」を横取りして読んだ。
ラスト2ページは(´Д`)…となったけど
途中何度も泣きそうになってヤバかった。
>737が気になったベットシーンは私には大丈夫だったみたい。
740 :
無名草子さん:05/01/12 21:05:15
私も疾走読みました。私的にもかなり泣き所あったし、性的描写があったからこそ物語が太くなった気がしましたよ(^^)
FF生みの親のミストウォーカー坂口さんとお仕事されるんですね。
期待してます。頑張ってください。
737>>子供にゃわからねぇ良さがあるんだよ( ´,_ゝ`)プッ
>重松清がハァハァしながらベットシーン書いてるの想像したら吐き気がしました。
そもそも「作品」と「書き手」は切り離されて……いや、やめておこう。
何を書いても無駄なような気がする。この手の人には。
744 :
無名草子さん:05/01/25 21:10:04
『ビタミンF』『日曜日の夕刊』『かっぽん屋』『カカシの夏休み』『口笛拭いて』
と短編続けて読んできた。良かった泣いた。昭和40年前後生まれの俺達の気持ち
良く描けてると思ってた。
今日『見張り塔からずっと』を読み終えて、ようやく気づいた。
『マーケティング』かよ....『見張り塔から』は初期作品らしいがこいつの薄ら冷た
さが伝わった。本質はこっちにあるんじゃないかと思ったら、これまで読んだ作品が
客にあわせた芸の様に思える。まあ悪い芸じゃなかったが。
とにかく目が覚めた。もう長編に進むのはやめた。
745 :
無名草子さん:05/01/25 21:54:38
短編集いいよね、自分寂しさ霜降、?とかいうやつが好きだ
しかしシゲはセックス描写が下手だな
話の中で浮いちゃってる
747 :
無名草子さん:05/01/25 22:28:29
748 :
744:05/01/25 22:34:41
>>747 んだね。うんうん。納得。
気落ちしない内に聞きたいのですが、
『ビタミンF』『日曜日の夕刊』『かっぽん屋』『カカシの夏休み』『口笛拭いて』系の
昭和40年生まれの俺にマーケティングされた小説を教えてね。嫌な気になるのは
こりごりなので。落ち込むと辛いのよね中年はw
749 :
無名草子さん:05/01/25 23:34:42
>>748 「熱球」とかどうだろう。
自分、まだ買ったまま読んでないので何ともいえないんだけども。
あと、「かっぽん屋」が気に入ったのなら「半パン・デイズ」もいけるんじゃないかと思いますです。
「定年ゴジラ」とか「トワイライト」とか
>>749 >>750 THX. が、やっぱり一旦底が見えたマーケティング作家には触手が向かわず。
今日は本屋で浅田次郎に走ってしまいました。すいません。
しばらく『蒼穹の昴』に浸かります。
>>744 『定年ゴジラ』も『トワイライト』も『半パンデイズ』も『熱球』も似たような感じ。
>>744の読んだものも全て、ノスタルジーを感じさせるような重松の技巧が光る作品。
『見張り塔』で震えたのならば、『ナイフ』『疾走』をオススメします。
こっちは重松の真髄が見える作品。
僕は重松の2面性をいつも感じる。
この作品はどっちかなー、なんて思いながら読みすすめます。
なんか日本語かなりおかしいですが参考にでも。
753 :
無名草子さん:05/01/29 09:31:25
>>744 重松清の素顔は、冷たい商売人です。
テレビや雑誌、講演会では、子どもや、居場所のないオトーサン、
ニーとの若者・・・弱者に対しての
味方みたいな顔をしているけれど
それも完璧なマーケティングです。
本心で言っているわけじゃない。ありえない。
たまたま文章を構成する技術や
臨機応変に発言するテクをもっているから
それらを駆使して出版社や各メディアに常に営業をかける。
その結果、「定年ゴジラ」のモデルとなった
八王子郊外の街を捨て
成城の高級住宅街に家を買った。
でももちろん作品がよければ、それですべてよし。
754 :
無名草子さん:05/01/29 11:54:41
755 :
無名草子さん:05/01/30 06:36:49
重松作品は評判ほどは売れないね。
756 :
無名草子さん:05/01/30 13:24:47
難しいからじゃないかな。文章が。
重松さんの文章は易しい部類に入るんだと思ってたが
758 :
無名草子さん:05/01/31 04:58:53
このスレ見てると
シゲがお前らオサーンに愛されてるのがよくわかるよw
十代のオレもこの人の作品好きだけどね
評判ほど売れてるか売れてないかは分からないけど、
重松さんの文章はかなり優しい部類だと思う。
難解な表現とか出てこないし、読みやすい。
760 :
無名草子さん:05/01/31 11:07:48
761 :
無名草子さん:05/01/31 13:59:02
762 :
無名草子さん:05/01/31 14:58:02
いまの十代にはちょうどよいかもしれない。
763 :
30代後半:05/01/31 22:10:22
10代のひと達はどの辺りの作品がいいのかな?
764 :
無名草子さん:05/02/02 11:51:29
作家の性格なんてどーでもいい。作品が全て。
本心で書いてなくてもその小説に説得力があればそれでいいと思う派です。
疾走は初見は残酷な話にしか思えなかったけど
読み返すうちにいろんな人の優しさが浮き彫りになってきたな。
>763
マジレスすると私が好きなのは、疾走とエイジと流星ワゴン。
短編ならエビス君、ワニの話、仰げば尊しあたりが印象深いです。
767 :
無名草子さん:05/02/04 08:44:00
サンデー毎日の連載始まっているね。
今出ているサンデー毎日のグラビアに、
毎日新聞内の子分を従えた
シゲマツの怖い写真が出ていた。
768 :
無名草子さん:05/02/05 21:22:28
769 :
名無し:05/02/06 19:15:09
『いとしのヒナゴン』最高でした!
770 :
無名草子さん:05/02/07 14:40:01
ワニの話って何?
771 :
無名草子さん:05/02/07 18:50:40
ナイフに入ってるワニとハブとひょうたん池で
っていうやつ。
772 :
無名草子さん:05/02/10 03:39:29
今学生だけどトワイライト読んでたら歳取ることに鬱になり過ぎるから
途中で読むのやめようかと思った。
最後まで読んでよかった。
773 :
無名草子さん:05/02/19 20:05:32
流星ワゴンの文庫、もう出てるのかな?
近所の本屋においてたよ、流星ワゴン
舞姫通信がミステリ特集のコーナーに置いてたんだが……
あれてミステリなのか
776 :
無名草子さん:05/02/20 19:36:30
>>775 帯にそれらしきことが書いてあったよね。
自分もちょっと違和感を覚えた。
流星ワゴンは真っ黒の表紙ね
778 :
無名草子さん:05/02/22 22:27:09
この人、新潮社の宣伝員になったらしいね。
しかも宣伝してるのが「電車男」。
779 :
無名草子さん:05/02/23 11:04:05
電車男、、、、、_| ̄|○
780 :
無名草子さん:05/02/24 01:18:57
>>778 宣伝員てなに。
少し前の、ダカーポに
新潮文庫の帯に推薦文を書いたあと、
些末なことにキレた重松のネタがでてたけど
ソレとの関係は?
>>780 小説新潮に重松と電車男のチャットが載ってる。
重松は電車男をヨイショしまくっていた。
そもそも疑惑に包まれてる電車男、
チャット相手が電車男本人かどうかもわからんというのに
新潮の言うままにほいほいとチャット企画なんかに乗っちゃって…
すっかり太鼓持ち。泣かせる。
そういえば、電車男がチャットを希望したのは
「シャイだから」という理由だそうだ。
新潮の女担当者・郡司には会ってペラペラ何でも喋ってるくせに
重松なんかとは恥ずかしくて会えないってさ。
重松、バカにされてるぜぇ。
それにも気づかずヨイショしまくりとはまったく能天気なことだ。哀れ。
783 :
無名草子さん:05/02/24 11:11:52
>>781-782 >新潮の言うままにほいほいとチャット企画
>なんかに乗っちゃって…
>すっかり太鼓持ち。泣かせる。
>>753とかにあるように
重松清はマーケティングの作家ですよ。
江木さんにのせられてバカみたいって
いうんじゃなくて、むしろシゲマツが
この電車男との対談を引き受けたことの
裏にある腹黒い意図に気付かないようじゃ
哀れなのは逆に
>>782のほうだとも言えるな。
要するに最初から新潮の宣伝員だったってことですな。
金のためなら電車男もベタ褒め。いい物書きだな。
>>783 電車男ベタ誉めする対談なんかして、重松が得する点なんて無いと思うが。
ここで電車男と対談したことによって、新潮社のいいようにされている
という批判がくることのマイナス面を考慮に入れても、ネット小説、ネット
文学、ひいては2chについて重松清は言及できる作家なんだという
アピールしたかったんじゃないか。
2chについてはっきりと言及できる作家っていないからね。
せいぜい巨大掲示板とか書いてぼかすぐらいだろう。
官能小説を書いたりして、なぜそんなに”なんでもできる重松清”
をアピールしたいのかが、俺にはわからないんだけどな。
チャット読んでみたが、別に2chについて詳しい言及なんて何もしてないね。
予め用意してあった質問を適当に書いてるだけ。
「おーっ」だの「w」だの、読んでる方が恥ずかしくなるシロモノ。
電車男に感動してるような連中くらいなら騙せるかもしれんが、
あの程度でネットについて言及できる作家を自認してるのなら
かなり無知で厚顔無恥…
788 :
無名草子さん:05/02/24 11:55:16
ライトノベルを書くような人間には、2chについて平気で
触れられる人間もいるのかもしれないが、小説新潮の
執筆人の中には、たぶんいないだろうな。
平均51歳とかいう読者層に、多少なりとも電車男に
興味を持ってもらいたいという小説新潮。
2chについて、今後どんどん言及していくので
もっとたくさんの仕事をくださいという重松清。
この両者の計算みたいなものがあったから
今回の対談になったんじゃないかな。
参考資料
12/16の9パラグラフ目以降。
http://www.asahi-net.or.jp/~WF9R-TNGC/nikko2001122.html
疾走はよかったけどこの人のセックス&ヴァイオレンス描写は無理あり過ぎる
もと新潮社の編集者なんだっけ?
なるほど、もともと新潮社の子飼いだったのか。
そりゃあ新潮に言われりゃ三回まわってワンと鳴くくらい朝飯前だ罠。
791 :
無名草子さん:05/02/25 22:28:26
>>789 >>790 シゲマツは、新潮社ではなく、角川の編集者だった。
1985年から、ほんの何ヶ月かの間。
新潮社は、一番仲がいい出版社のひとつだが、
子飼いというかんじではまったくない。一取引先。
792 :
無名草子さん:05/02/25 22:38:25
ダカーポ 1月5日・19日合併号 p65
『重松清、怒る ある作家の発言をめぐって騒動勃発』
ノンフィクションや書評といった分野でもひっぱりダコの
直木賞作家・重松清が、ちょっとした騒動を起こしている。
騒動の発端になったのは、重松センセイがある作家の
単行本の帯に文章を寄せたことだった…
793 :
無名草子さん:05/02/25 22:53:05
アンダンテ読んでる人いる?
794 :
無名草子さん:05/02/26 04:12:13
お前ら、うるさい。
795 :
無名草子さん:05/02/26 09:34:00
>>792の続き
重松清は、新潮社の編集者に頼まれ
川端裕人の新作『ふにゅう』の帯を書いていた。
ところが、『小説現代』9月号のインタビュー記事で
川端に次のように言われたことに滅茶苦茶腹を立てた。
(男性の育児参画が小説のテーマに
なっていることについて)
「鈴木光司さんや重松清さんも男の視点から
子育て関連のものを書いておられますが、
子供とのかかわりが僕よりずっとマッチョなんですね」
重松清は、この発言になぜだか激怒して
『ふにゅう』の版元である新潮社に
自分の書いた帯の回収を命じた。
真相を教えてください、重松清さん。
>>795 キレた理由
その1・川端さんが重松の本を読んで
いないのがばれてしまった。
その2・しかも鈴木光司の子育て(家族の絆
とか参照)とひとくくりにされることに猛烈な
嫌悪感を覚えた。
その発言って小説現代だっけ?ほかのところ
でも川端さんはおんなじ様なことをいってるのかな。
文庫で出てる1番エロい作品は何?
798 :
無名草子さん:05/02/28 18:01:59
「ヒナゴン」よかったよ〜
話題もタイムリーだし。絶対文庫買うよ。
799 :
無名草子さん:05/02/28 19:04:07
舞姫通信を書いてたのは坂本先生だったの? それとも自殺した生徒?
わからなかった。どなたか教えてください
800 :
無名草子さん:05/03/01 18:34:24
800ゲトー。
>>774 ありがとう。今日買ってきました。
思ってたより分厚くて読み応えありそう。
801 :
無名草子さん:05/03/01 20:52:12
3月9日から読売新聞 夕刊で「空より高く」が連載開始
青春モノみたい
この人の金太郎飴的作品群にはさすがにもう飽きた。
>>796 帯を回収するほど
怒るようなことでもないと思うけど。
重松清の性格は
作品群の内容から想像するイメージと
まったく違うらしい。
作者の人格と作品は別とはいえ
なんだかしらけますな。
わたしゃそんな事はどうでもいいけどね
そうそう、重松清がいつも
言うように、プロ、の作家なのだから。
マーケティングでも書くだろうし、
出版社ににらみをきかすことも必要でしょう。
806 :
無名草子さん:05/03/17 20:11:55
この人の小説って、食い物についての描写が
ほとんど出てこない。なんでだろう。
そんな作家は珍しくないと思うけど
読んでいて容易に映像が浮かぶから好きだけど、実際にはドラマ化より舞台化して欲しいな
重松清はテレビにでるべきではないと思います。
本人は出るのが好きなんだろうけれど。
どうか書くことに集中してください。
まあ目くじら立てずに。
すこしくらいテレビに出たっていいじゃない。
イメージもつくっておかないとね。
読売新聞の連載って、おもしろいのかな。
811 :
無名草子さん:2005/03/27(日) 20:59:13
まだ始まったばかりだから、面白いもつまらないも
ないですよ。小説は設定だけでは決まらない。
813 :
shigematsu:2005/03/28(月) 22:02:30
>>803 ヤンキーってのはなあ、上下関係厳しいんだよ。
なんで年下のあいつが俺のこと見下すようなこと
いってんだ?ふざけんじゃねえ。
814 :
無名草子さん:2005/03/28(月) 23:03:47
流れぶった切って申し訳ないのですが、
『送り火』の表紙ってどこの写真かご存知の方いますか?
神奈川とかその辺?なんか見覚えあるようなないような。
>>815 マッチョだといったら、
また怒られるだろう。
もっとも、ヤンキーも同じようなものだと思うが・・・
shigematsuの中では違うのだろうか。
>>815 永ちゃんを尊敬してるぐらいだから、そうなんじゃない?
>>814 京王稲田堤あたりかな。
ヤンキーっていうか、
ヤクザじゃないの。
サイン会開いた本屋の人に聞くと
評判悪いよ。かなり。
819 :
無名草子さん:2005/03/31(木) 16:15:51
ほぉ
>>818 ヤンキーでも、ヤクザでもどっちでもいいけど
そういう身分だから、サインなんかするの
照れくさいんだろう。だからずっと下向きっぱなし。
821 :
無名草子さん:2005/04/05(火) 22:10:00
悪い、ドラマのエイジの情報探してるんだけど、ぐぐっても全然出てこないんだが誰かドラマの詳細
知ってる香具師詳しくキボン。
え!ドラマ化すんの?
一番好きな作品なのに台無しにされそうだ……
823 :
無名草子さん:2005/04/06(水) 18:57:24
>>821 「田中聖」「エイジ」などで検索されては
いかがだろう。
>>822 もうだいぶ前の話です。
824 :
無名草子さん:2005/04/07(木) 09:40:33
>>823 ありがとう。なんかとても見てみたいんだが、ビデオかDVDにはなってないのかなぁ。
825 :
無名草子さん:2005/04/08(金) 20:39:02
新書には「あとがき」や「解説」がなくて
文庫にはついてくるの何故ですか?
>>825 新書って単行本のこと?
あとがきはビタミンFとかきよしこには
ついてなかったっけ?あと見張り塔も。
827 :
825:2005/04/08(金) 23:13:29
>>826さん
そうです 単行本の事です。
きよしこやビタミンFにはついてるんですが
他の作品には文庫じゃないとあとがき 解説がないのはなんでなんだろう?って
それは他の作家サンの作品でも そうなんですが
新書
書物の形式の一つ。文庫より少し大きめの型で、軽い教養ものや小説などをおさめた叢書。
○○ノベルズ、とかあるだろ。
どっちにしても後書きや解説のある本もあるが。
単行本が出てから、文庫になるまで
一般的に3年ほどの時間があるから
「もう一度読み返したい」ってなる人も
いるでしょ。
そういう人が文庫を買ってくれるように
付加価値をつけるということではないの
かな。
830 :
無名草子さん:2005/04/09(土) 21:26:35
お風呂で「送り火」を三小節づつ読んでます。
結末が明るいほうがドン引きしなくていいですね。
831 :
無名草子さん:2005/04/10(日) 23:28:14
最近は「踵を返す」「鼻白む」とか使いすぎだろ!って言葉が少なくなってきてよくなってる。
使いすぎの言葉あっても好きな作品ばっかなんだけど。
重松は、暗い・寂しい・苦しい、それが淡々と書かれて、最後希望がチラッと見えるのがいいw
ってか、20代前半だけど、なんとなくノスタルジーな感じが楽しめる自分はオッサンなんだろうか。。。
832 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 14:30:55
…が、いい。
重松節ですね。
833 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 19:19:30
かぶりを振る、ひとりごちる、もね。
「ヒナゴン」公開まだかなーって思ってたら夏休み映画だったのか(´・ω・`)
835 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 22:34:17
流星ワゴン映画化の詳細ってどこかにまとめられてる?
今のところ、文庫版の帯でしか確認できてないんだけど。
836 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 22:41:50
ってか、映画業界楽してるなぁ。
売れた小説の映画化争奪戦だけだもんね。
そして、映像化されるとどれもパッとしない。。。
まぁ、文章から入ると自分だけのイメージみたいのが湧くから仕方ないんだが。
837 :
無名草子さん:2005/04/11(月) 23:49:18
疾走よかったなー。
いい話が好きな人は途中(というかラスト以外は)つらいと思うけど、結局は重松なんだよなーと思わせてくれた。
でも読んでて他の作家の影響受けてるのかなーと勝手に思ってしまった。
余韻はすごかった、ほんとうに。←重松風
今日初めて重松読んだんだけどこの人って子供の頃いじめっ子orいじめられっ子だったのかな?
ちなみに「ナイフ」と「キャッチボール日和」を読みました。どちらもいじめがテーマでした
あと、これだけは読んどけって感じのおすすめ作品ありますか?
840 :
無名草子さん:2005/04/14(木) 22:20:33
>>839 いじめについては
>>283-4あたり。
おすすめは『卒業』です。まだ文庫になって
ないから、お金がなければ図書館で借りてください。
哀愁的東京 個人的には面白く感じなかった
みなさんは どうですか?
842 :
福岡の美子です♪:2005/04/18(月) 22:27:55
ご無沙汰してます。いとこの美子です。覚えていますか?ものすごい活躍ですね!六年生になる次女の国語の教科書に「カレーライス」が載っていました。
桃子(次女)の学校の先生方は、皆さん清君のファンですよ。私にとってもうれしいことです。
843 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 00:43:47
「いとしのヒナゴン」と「疾走」が映画化ですか。
この2作だと、映像化のハードルの高さがずいぶん違うような気がする。
844 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 00:46:51
流星ワゴンも
845 :
無名草子さん:2005/04/22(金) 16:38:41
「流星ワゴン」の監督やキャストは決定してるんでしょうか?
どなたかご存知でしたら教えてください。
846 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 05:07:26
生涯で一番感動した本が、
永ちゃんの「成り上がり」だぜw
その程度の作家なんだよ、重松なんて。
舞姫通信の佐智子(だっけ?)ていう女にすごくむかついた
自己中すぎ
この人の作品は好きだけどさ
848 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 22:26:28
「舞姫通信」は失敗作だと思うけど。
849 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 22:36:20
失敗作とまでは言わないけど、女子高生ブームに乗っかっただけって感じ
綿矢のインストールみたいに
850 :
無名草子さん:2005/04/23(土) 23:47:56
851 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 00:47:37
ビフォア・ライン…
852 :
無名草子さん:2005/04/24(日) 16:10:34
「世界一受けたい授業」の情報をくださった方、ありがとうございます。
重松さんって公式サイトが無いから、テレビ見逃すことが多いんですよね。
行列ができるの北村弁護士と顔似てるよね?
そうきましたか。昔はなぎら健壱ってよくいわれてたけどね。
855 :
無名草子さん:2005/04/26(火) 23:10:42
えーッ、なぎら健壱ってよくいわれてたんですか?
俺だけがそう思ってるのかと……(笑)
856 :
無名草子さん:2005/04/29(金) 11:51:32
テレビ放映が翌日にせまったので、あげてみます。
857 :
無名草子さん:2005/04/29(金) 13:36:41
何を放送するのですか?
859 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 05:27:38
ドラマ枠しか番組表で見てなかったよ。。。
「明日があるさ」読んでる途中だから余計に、後日収録で思ったことを文句込み込みで書きそうな予感。
860 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 16:02:50
ビタミンFの強いパパっぽいのが良かった
疾走もう文庫落ちかよ
862 :
無名草子さん:2005/04/30(土) 16:45:05
文庫しか買わない俺にとっては朗報なんだけど。
マジっすか?
角川文庫 5/25
重松清 『疾走 (上) (下)』
864 :
無名草子さん:2005/05/01(日) 02:48:10
>>849 >女子高生ブームに乗っかっただけ
これって、何がきっかけでブームになったのですか?
ほぉー流星ワゴン映画化するのですか
文庫で読んだのに知らんかった
866 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 07:06:57
867 :
無名草子さん:2005/05/06(金) 10:57:00
866様
ありがとうございます。
868 :
無名草子さん:2005/05/10(火) 23:11:08
なんで自分にできないことをできる人を簡単に非難できるかな。安っぽい人しか来ないのか?こういうとこには
誰にもわかってもらえないということを確信してここに書き込む。
疾走やら舞姫通信やら、
どういう風にいいのか、誰にもわかってもらえるはずがない。
この本そのものと同じ人間でなければ分かるはずがない。
エロがあるとか言っているものは尚更だ。そのような者呼んでもらいたくもない。
疾走を読んでまさに「穴ぼこのような目」が出来るような方に読んで欲しい。
個人的な話だが、そういうことだ。
半パンデイズ読んだけど面白かった
四年生まで主人公の像がシンクロしてたけど、五年六年といくと
当時の自分の差が出てきて鬱になった・・・
>>868 できるからこそ非難するのかもしれない
避難する人が即ち安っぽいとも言えない
872 :
無名草子さん:2005/05/19(木) 02:08:09
そもそも各種分野の評論家なんてほとんど評論分野についてできることはないんだが。
知識はあるんだろうけど。
この人、20歳前後のころ藤原新也の東京漂流に衝撃をうけたことが物書きのきっかけ
になったって確か描いてたけど、納得といえば納得だね
874 :
無名草子さん:2005/05/22(日) 01:08:32
エイジいい。
次世代XBOXのやつは豪華だね。
FFの坂口、スラムダンクの井上、そして重松。
買っちゃおうかな。
詳細キボン
疾走文庫上下が入荷してた。
買わないけど。
疾走かったぽ
じっくり読むぽ
買って3日。
まだ1ページも読んでないw
あしたから読むぞー
今までのベストは断然ナイフだったんだけど、流星ワゴンもかなり良かった。
ただ主人公の妻の行動っつーか性癖に釈然としないものを感じたせいで、
主人公×妻の部分はちょっと理解ができなかった。これは俺が学生だからかもしれないけど・・・
882 :
無名草子さん:2005/06/04(土) 12:39:39
疾走半日で上下読んじゃった 他の作品読んだことないから見てみようかな
疾走上よんだ。今までのより閉鎖的で暗い感じだ・・
欧米型の社会・個人と日本型の世間・個人が対比してる気がした
家族それぞれ世間から外れると弱い・・主人公は本当の個人でいようとするけど
ってネタバレになりそ
884 :
883:2005/06/05(日) 12:00:37
下読み終わった。これって・・つらいな。・゚・(ノД`)・゚・。
重松っていうと家庭愛を軸にしてて再生の話だと思ってた
重松はすごい
失踪読んだ。日常を書く人だと思ってたけど少し毛色が違った。下巻の序盤だとか。
でも面白かったですよ。その後エリはどうしたんだろう?
886 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 20:40:03
昨日、エイジを。今日見張り塔から、ずっとを読んだ(中三)。少し前(中二)にナイフを読んだ。
あれは微妙だったけど、昨日、今日の二冊は良かった。時間があればもっと読みたい…。
明日も重松さんの本買ってこよっと♪
887 :
883:2005/06/06(月) 21:08:46
>>885 最後に神父の家に戻ったよ。主人公の子供と走ってる
語り手には驚かされた・・
888 :
無名草子さん:2005/06/06(月) 23:21:05
ひげ待つさんねぇ・・・
山口瞳の「男性自身」を愛読してるそうだが、
山口と重松を比較すると「アプレゲール世代」と「新人類世代」の
対比がわかって面白い。
890 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 16:26:24
疾走 上下巻 一気に読みました、、、
重松清読んだの初めてなんですがすごい作家だと思いました。
重くて悲しい物語だったけど、ここ最近読んだ中じゃ一番心に残ったな。
この本からさかのぼって他の作品も読んでみようかと。
そうそう「疾走」映画化されるんですね。
頭の中で情景描きながら入り込んで読んでたので
映画化と聞いて観たいような観たくないような複雑な気持ちです。
疾走の作者写真が・・・・謙虚な重松はどこへ!?
謙虚な重松なんてもともといませんが何か。
893 :
無名草子さん:2005/06/07(火) 22:34:23
あなたに重松さんの何が分かるって言うんだ!
p.s.
重松清の本の横に志村けんの『変なおじさん』があった。思わずスライドしてた手でとってしまったよ。
「卒業」に入ってる「仰げば尊し」がめっちゃ好き。
めったに泣かない自分がぼろ泣きした。
一ヶ月前に図書館で借りてから何度も読み返してる。
でも今日返却の催促の電話が来たorz
895 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 14:55:18
↑是非読んでみたいと思います。文庫出てるといいな、持ち歩けるから。
896 :
電車女:2005/06/08(水) 19:56:35
あたしのお勧めの本は、SEPARATIONです!
奥さんが若返りはじめて、さいごには死んで物語です!
どう?
>>894 あーなんか同意。
「卒業」は初めて読んだ重松作品だったので愛着あります。
898 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 22:05:53
>>893 マジレスしとくけど、あれが角川の持ってる重松の
写真なんだよ。『かっぽん屋』と同じでしょ。
今手元にないからわかんないけど、かっぽん屋ってアロハ着た写真じゃなかったっけ?
900 :
無名草子さん:2005/06/08(水) 23:16:42
「疾走」読了。
ずーっと暗い→最後の最後で薄ーい明かりってのは、いつものパターン。
でも今回完全ハッピーでもよかったかなぁ。
あんな不幸のどん底から完全ハッピーは狙えないだろ
>>901 そのままエリと・・・、と。
完全ハッピーって「疾走」じゃその程度のもんでしょw
903 :
無名草子さん:2005/06/09(木) 13:09:32
>>900 同感。薄ーい明かりが最後に消えそうになりつつ消えなかった、、、よね。
そうだろうなと思いつつも、
かすかにハッピーエンド期待しつつ読んでしまった。
映画だとどうなるんだろう??
疾走の文庫あとがきを期待してたんだけど珍しくなかった。
どういう思いで この作品を書いたのか知りたかったなぁ
「流星ワゴン」で初めて重松読んで、その後に「疾走」読んだ
・・・・・
orz オモイヨ でも読んでヨカタ
映画のキャストに中谷美紀の名があるけど、何の役なんだ?
まさかアケミ?
「数年後のエリ」だろうね。数年後のエリと数年後の神父がシュウジの物語を
語るって構成になるんでは。
>906
地味にネタバレ(・A・)イクナイ!!
中谷美紀がアケミやるって新聞に書いてあったよ
ネタバレむかつく
疾走で後半の主人公 地元⇒大阪⇒東京ってなってるけど
もし自分がそうなったら直ぐ施設入って奨学金もらいながら大学目指すけどね・・
って・・小説にならないけど
地方リゾート化計画て田中角栄?日本列島改造論みたい
>>910 実際そうなったらなかなかうまくいかんよ。
中谷美紀→アカネ
豊川悦司→鬼ケン
大杉漣→神父
寺島進→新田
高橋ひとみ→母
加瀬亮→神父弟
かね?
父親がわかんないけど。
912 :
電車男:2005/06/12(日) 18:44:00
今日電車男みにいきました!((ワラ・・・すごく感動物でしたァ!((泣
913 :
電車男:2005/06/12(日) 18:44:59
誰か出てませんかァ?僕は今一人ぼっちでさみしいです!
914 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 20:45:13
いま発売中の「テレビブロス」113ページによると、ヒナゴンオリジナル入浴剤というものがあるらしい。
別に欲しくない……。
915 :
名無しさん:2005/06/12(日) 22:10:10
いっや〜。
電車男楽しかったな〜。
電車男のチャットアレやって見たいかもです!!!
916 :
無名草子さん:2005/06/12(日) 22:15:19
電車男なかずにさいごまでみられたひとは人非人
『疾走』は映画版でどこまで表現するんだろうね(特に大阪のホテルで繰り広げられたアレ
鬼ケンと新田の配役は違和感ないぴったりな人じゃないとちょっと抵抗あるよな。主人公は広告見た時ぴったりやなぁ、って思ったけど。
アイドルの子らしいね
中谷美紀→アカネ
豊川悦司→神父
大杉漣→新田
寺島進→鬼ケン
高橋ひとみ→母
加瀬亮→神父弟
こうらしい。ジャニーズの子らしいけれど、大丈夫かな。
>>919 知らない俳優が何人かいる…。
蛇ニーヅについては主人公役にスカウト?した人が絶賛してた。蛇ニーヅのコンサートだが何だかをスカウトマソが偶然見に行って、その時その子の表現力に圧倒されたとかうんたらかんたら…
しゅうじがバ○ブをしゃぶらされたりア○ルにぶち込まれる描写がどんな風になるか楽しみだ
蛇ニーヅの子がすると思うと。
まあ、だいぶ前に『見張り塔から』でこいつに嫌気さして、浅田次郎ちゃん
に鞍替えした私だが、次郎ちゃんの文庫本読みきったので、しかーたなく
『流星ワゴン』買ってしまった。
まあ、楽しんでるよ。マーケッティング作家ではあるが、中年の心をつかむ
のがうまいんだからしかたねえか。
>>920 その辺はかなりソフトになるんじゃない?中谷があんなことするとは思えんし
どちらかといえばエリ役の子のあんな描写やこんな描写が楽しみなんだが
シュウイチ役は柄本明の息子の柄本佑だそうな。
924 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 00:59:15
今日 会社さぼった。会社へいくのと反対の電車に乗った。
支線を鈍行でずっと『流星ワゴン』読みながら....
読了してド田舎の駅で折り返して家に帰った。電車代はただだった。
明日から俺もサイテーな現実を生きていこうと今は思っています。
ただ俺の場合小説は一瞬の感動は与えるけど、明日になってまたデスク
に座ればまた落ち込むとは思いますがね....
ただ今日一日虚構に逃げただけかも知れんが
40前の男にこの小説はちょっときついなぁ
927 :
無名草子さん:2005/06/15(水) 20:52:51
現実で小説に似たようなことやっちゃまずいだろ
でも、がんがれ
928 :
無名草子さん:2005/06/17(金) 00:11:14
「たまには会社サボったっていいじゃない」なんてノー天気なことは重松さんは言わないだろうな。
たとえ一日でも、サラリーマンが無断欠勤することの「重さ」を分かってるっていうか。
929 :
無名草子さん:2005/06/17(金) 00:55:04
930 :
さくら:2005/06/17(金) 09:28:05
舞姫通信ときよしこ、感動します。
931 :
無名草子さん:2005/06/17(金) 17:57:12
みえみえですよ。先生が○○○さんなんでしょ。
932 :
無名草子さん:2005/06/17(金) 18:24:24
933 :
A:2005/06/17(金) 21:17:39
別冊文芸春秋に連載しているのが、面白いです
934 :
無名草子さん:2005/06/19(日) 16:36:38
>>932 モロじゃニー図やんか・・・
この子が大阪で新田をアレしたりエリの叔父さんをアレしたり出来るのか?
疾走が良かった(結末が若干中途半端な気はしたけど)から、ナイフとエイジも読んでみた。
スッと読めるところはなかなか。ただ、展開・表現がワンパな感じも。
と思ったら、流星ワゴンみたいなのもあるのか。
舞姫通信読んだ
今まで読んできた重松と大分違う・・
生徒 ←→教師がメインだと書いてあったのに際立ってないね
マスコミ ←→城派世論
陸 ←→ 海
生 ←→ 自殺 これが多い気がしたヨ
「罪」とか「罰」に苛まれるのかなって思ったけど・・趣旨ちがうみたいだね
疾走と反対だ
舞姫通信はこのスレ的に駄作だそうですよ
「きよしこ」7月に文庫化
わかってるとは思うが、7月の新刊は6月下旬発売だからな。
「エイジ」めちゃ好きなんだけど、どうしても相沢さんだけが好きになれない。
どうも「何もしないのに口だけいっちょまえなウザイ子」としか思えないんだけど・・・
岡野のイジメにしてもエイジに言うより、岡野を直接励ましてあげようとは何故思えないのか
タカやんに対する対応も誠意が感じられないし、エイジがこの子のどこに惹かれたのかわからん
942 :
無名草子さん:2005/06/25(土) 00:16:31
仮定の話だけど、「きよしこ」の冒頭部分からすでにフィクションが始まってるとしたら、重松氏に失望する人っているのかな。
943 :
shigematsu:2005/06/25(土) 21:20:37
次の次の金曜だけど、俺が金曜かきこみTVに
出るので、お前ら見とくようにな。
7月8日(金)19:00〜19:50 NHK教育
>>941 相沢はエイジが好きで岡野に対する態度で、エイゾを計ろうとしたんじゃないかな
>>944 あ、そういう見方もありか。
そういやエイジの「岡野に告ってやったら?」っていうのに対してリアクション書かれてないよね
でも好きになれないんだよな〜A子さん疑惑でちょっとは苦しむ描写があればちょっとは好きになるんだけど
文句ばっかり言って自分の正義が全てって思っちゃってる傲慢さがちょっと
「負けてらんねーよ」もお前が言うなよな〜
946 :
無名草子さん:2005/06/26(日) 01:32:17
重松作品の女の子は「?」って感じが多いよね。
なんでそうなるの?みたいな行動多い
947 :
無名草子さん:2005/06/28(火) 06:51:25
ろくに小説読んだ思い出無いんだけど、
疾走の表紙に引かれて、読み終えた。
重い余韻が残ってるけど、この余韻が良い感じ。
私生活とシンクロしてしまう。
上巻読み終えたあたりで友人に勧めたけど、
全部読み終えたら、あまり勧める物じゃねーなと。
「キャッチボール日和」のいじめは気分悪くなった・・・あまり描写せずさらっと流してくれたのが救い
ラストは希望を感じさせるものだったけど実際問題あんな目にあった子がその後生きていけるのか・・・
だってオナーヌしてるとこ全校生徒に知れ渡ったんだぞ・・・
連打ごめん。自分も重松のいじめの描写について疑問に思ってたから
>>283見てやっぱりと思った
それが悪いって事でもないだろうけど、
いじめに対して「別に成長過程にありがちの事っしょ」って思ってそうなとこあるんだよな
「キャッチボール日和」の好美が大輔をあまり可哀相と思ってない所にそれが現れてる気がする
「別に成長過程にありがちの事っしょ」なんて思ってたら、こんな小説を書くかよ。
半パンデイズ最強。笑って泣いた。
ちなみに笑ったのはバリカンで逆モヒになるとこと美代子の「デブデブデブデブ!」w
デブの呼び方が一貫して「デブ」なのワロス
疾走で初重松
まだ半分ぐらいなんだけど…
アカネ中谷美紀なんだ
松子もやるんだよね
柄本の息子はノンノンだな
背が結構でかいんだよなー
953 :
無名草子さん:2005/07/04(月) 00:25:23
手越→シュウジ
豊川→鬼ケン
中谷→アカネ
韓英恵→エリ
柄本→シュウイチ
他は…?
>866のkadokawaの疾走のサイト
ものすごいネタバレ…
ここまで書いていいもんなのか?
自分は原作読んだあとだからいいけど
あ、ついでに
今日の塀塀塀にニュースが出るので
手越の顔がわからない人は
見てみては
>>953 中谷美紀→アカネ
豊川悦司→神父
大杉漣→新田
寺島進→鬼ケン
高橋ひとみ→母
加瀬亮→神父弟
悪口やめて!
8月上旬に「その日のまえに」が文春から発売ですよ
量産するねぇ
960 :
無名草子さん:2005/07/12(火) 19:50:40
完全な勘違いかもしれないんだけど、週刊朝日でニワトリがどうとかってタイトルの連載やってませんでしたっけ?
別の作家さんだったかな……。
961 :
無名草子さん:2005/07/12(火) 22:11:32
やってました。
「ニワトリは一度だけ飛べる」というタイトルで、週刊朝日2002年9/13号から始まり
2003年3/7号が最終回。もうだいぶ前ですねえ。
962 :
無名草子さん:2005/07/12(火) 22:47:50
>961
詳細な情報、ありがとうございました。
963 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 11:41:47
「みんなのなやみ」を中学生の娘に買ってやりました。
こういう本、意外となくてね。
うちの店では教師と思われる人からの問い合わせが多いです>みんなのなやみ
965 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 21:29:39
やっと疾走の余韻から抜けた。
下の方は買った日に一気に読んでしまいました。
シュウジは最後は死ぬんだなって思ってたけど、
死んで欲しくないとも思っていて・・・
読んだ後はしばらく眠れませんでした。
>読んだ後はしばらく眠れませんでした。
そこで「みんなのなやみ」ですよ。
967 :
無名草子さん:2005/07/14(木) 22:06:33
誰か宗田理のぼくらシリーズって知らないか?
968 :
無名草子さん:2005/07/15(金) 01:55:34
ぼ、ぼ、ぼくらはテレビ探偵団
今も昔もテレビ好き
タイトル呼ぶ、呼ぶ声が
ブラウン菅にこだまする
ぼ、ぼ、ぼくらはテレビ探偵団
ぼくらシリーズは有名すぎ
970 :
無名草子さん:2005/07/15(金) 02:12:16
ばかだなーそこがいいんじゃないか。
ラーメン屋で飲み会するようなものさ
へそまがりこそ、21世紀人たる証である
重松が電車男を全面肯定してるってホンマ?
どこがやねん。本物だとか偽者だとかの話をするのは
無骨だっていうスタンス。
974 :
無名草子さん:2005/07/16(土) 12:48:22
小説書いてる人間は誰でも「虚実はともかく、話が面白ければいい」って感じじゃないの?
975 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 01:16:36
「きよしこ」の文庫、出てますねえ。
カバーの絵を見ただけで涙が出そうになるので、書店に行くのが辛いw
未読の方は是非!
>>975 きよしこ買って来ました
最初だけ読んだんだけど重松の経験(?)を基にして小説したのかな?
977 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 16:05:42
重松清の小説で、教師の彼女が教え子に殺されたって話ある?(その彼氏が主人公)
昔新聞の書評見たんだけどそれを勝手に「舞姫通信」だと思いこんでて。
重松じゃなかったんかなぁ(´・ω・`)
978 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 16:21:01
>976
最初の数ページ分ですか?
実際にああいう手紙を受け取ったかどうかは判らないけど、作り話でも別にいいと思う。
>977
「トワイライト」の先生が、たしか殺人事件の被害者だったと思うけど、その彼氏が主人公ではなかったです。
979 :
無名草子さん:2005/07/17(日) 23:18:16
「エイジ」の文庫版の解説糞だった。
ストーリー要約してどうするんだよ。
せっかくいい気分で読み終わったのに解説のおかげで台無しだよ。
おまいら解説は読まないほうがいいよ。
読むなら日数開けてから読め。
カラス、鬱だね。
981 :
無名草子さん:2005/07/18(月) 00:16:20
>>979 エイジは朝日文庫と新潮文庫のふたつがあるのれす
エイジの相沢ウザス。重松はああいう女が可愛いと思ってるのか?