ランディの相手をしてくれる精神科医が、
だんだん名の知れぬ人に落ちぶれていっていると指摘されている昨今、
現時点で相手をしてくれている名越康文のウェブサイトを発見しました。
http://www11.big.or.jp/~dialogue/cgi-bin/diary1/perldiary.cgi やはり、自分語りとポエムを垂れ流しています。
で、やはり、オカルト系の人間のようです。
>オード・カッセルという人の
>秘儀と秘義−古代の儀礼とキリスト教の典礼(みすず書房)
>ちょっと覗いただけだが ぞくぞくする内容
などとのたまっています。
「秘儀」について内容をわきまえているのなら、
患者さんや一般の人が見ることを想定した場で、このような事は書けないはず。
「心が弱っている」人や「自分の頭で思考する」ことのできない人が、
このような書物に興味を持って頭を突っ込んでしまったら、
とんでもない解釈をしてしまう場合があるということを想定できない精神科医って……。
こんなことはマニア向けの場で書けばいいことで、一般の人向けの日記に書く必要のないことです。
それでも書いたということは、つまり、
「『秘儀』という特別な事柄にぞくぞくするボクちゃんって、
やっぱり『特別な人間』でしょ〜?」
っていうことを伝えたくて仕方がなかったということのように思います。
最近、精神科医やカウンセラーになりたがる人が増えているとのことですが、
ベテラン精神科医が、そういう人になぜ精神科医になりたいかとインタビューしながら
動機を探っていってみると、
「人に自分の優位性を示したい」ためと思われる人がけっこういるそうです。
私ひとりの考えで断定することはでませんが、みなさん、ご自分の責任で判断をお願いします。
それにしても、いくら企画が不足しているとはいえ、
このようなオカルト系の人々の本を出版する予定だなんて、
メディアファクトリーとかサンマーク出版ならともかく、朝日出版局も落ちぶれたもんですね。
P.S.
ちなみに、正しくは「カッセル」ではなく「カ−ゼル」です。
人名の表記を間違えるところも、ランディと似てますね。