>>935-936 >翻訳権の自由化が著者の死後50年
こんな法はないよ。
著作権は死後50年だけど。
943 :
名なし:2005/11/04(金) 21:55:17
旅に病んで夢は枯野をかけめぐる(芭蕉)
旅が人生そのものだった芭蕉。その最後の地、大阪で
床に臥し詠んだ最後の句。茫漠と心の空間に拡がる、
無彩色の枯野(荒地)のイメージは、この作品の、
最後の砂漠の箇所と重なるように思うのは
私だけかなぁ・・・。
そろそろ次スレのテンプレでも
考えますか。
相手を独占したがる子供のワガママな旅、妻と喧嘩し家出した若い男の反省、酸いも甘いも噛み分けた老人の末期の思い出話としたそれぞれの解釈入れるか
946 :
941:2005/11/07(月) 11:28:52
>>942 えーと?
どこに書いてあるの?>翻訳権の自由化が著者の死後50年
報知新聞を読もう
948 :
名なし:2005/11/07(月) 18:45:58
>>935,936,941,942
素人に法律は難しい・・・。
>>945さん
この分類で、パートを分けて解釈をすると旧来の(内藤訳の)
読みを語りたい方はどんなパートを追加すればいいのでしょうか?
(今までのスレでこれだけ色々なことが書かれるのなら、古くからの
「星の王子さま」ファンの分も読んでみたい気もします)
>>946 頭の悪い人には分からないように他と絡めて書いてあるから著作権関連の法律はややこしい。
950 :
941:2005/11/08(火) 11:33:43
>>949 >頭の悪い人には分からないように他と絡めて書いてあるから著作権関連の法律はややこしい。
???
951 :
名なし:2005/11/08(火) 18:21:35
六法全書をひけば、翻訳権は著作権法第27条に書かれている。
残り少ないのでこの辺でこの話はお開きに・・・。
そろそろ次スレ考えねばね。
一応書き込んできたけど……建てるの早っ。
このスレ、日によって伸び率が違うからな…。
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960 :
名なし:2005/11/12(土) 14:31:28
この新訳本の出版ラッシュで、岩波は何か隠し玉(限定1500部とかの)を
春くらいに出すかな?それとも、本家でございます、で押し通すのか?
友達が子供に「星の王子さま」を本屋へ行って買おうとしたら、
何冊も出ていてどれがいいんだ?と聞いてきた。それで、このスレを
覗いてみたらと勧めた。その後、何も言ってこない・・・。
どれを買ったんだろう・・・・。
961 :
名なし:2005/11/13(日) 09:04:56
最後のところで、王子さまは星に還っていく方法が書いてないので、
はっきりしないけど、王子が地球に降りてきた場所の真上に自分の
星が来る、ちょうど一年目の夜に、同じ場所で毒蛇と待ち合わせて、
王子は毒蛇に噛まれて死ぬ。
死ぬことによって王子は魂となり自分の星に帰還する。(らしい)
でも死んだかどうか「王子さまのくるぶしあたりに、黄色い閃光が
走っただけだった」ということではっきり書かれていない。
翌朝には倒れた王子の体がなくなっている。
(死んだことの確認はできない)
最後の付言で、砂漠で王子の姿を見たら手紙を書いて自分に
知らせて欲しい旨「わたし」が「君たちに」いっている。
・・・だとすると王子は死んだのではなく自分の星に還ったのでもない。
この王子に会ったこと自体が、砂漠に不時着した「わたし」の幻想なのか
幾通りにも解釈が可能だ。この最後のところは、どんな風に読みますか?
普通に肉体を放棄することで魂だけ帰った
身体は風化して消えた
と思いたいが、
私的には、ここは「ぼかすことに意味があると思う」ので
どうとでもとれる⇒一人の読み手に幾通りもの解釈をさせる
という意図だと思う。
でも、あえて魂のみが帰ったと仮定して……。
もし読み手である私たちが、「ぼく」の言うように王子に会ったのだとしたら
それは「ぼく」の会った王子と姿かたちは似ていても、
中身は読者である私たち自身の投影なのだと思っている。
王子の身体は依代にすぎない。
「ぼく」=作者だとしたなら、物語で星に帰ったのは作者の魂だろうと思う。
再び王子が出現し、そこで読者の魂が解放されまた星に変えれば、
依代もまた砂漠に霧散するのではないだろうか?
ん、書いてて上手く伝わるか非常に不安だが、書き込みボタンを押してみる。
そもそも依代とは何かね。
文代とか佳代のように女性の名前みたいだな。
え、えーと、
依代=よりしろ
です。
辞書などには、
神霊が出現するときの媒体となるもの。神霊の寄りつくもの。
などと載ってるとは思うが、
魂とか神さまとかが憑依するための物とか体とか、
そういうものです。
よりまし、とも言います。
965 :
名なし:2005/11/13(日) 12:53:42
>962の解釈は、イヴ・モナンの「『星の王子さま』における秘教」(1976)で、
「ある世界からある世界への(精神から物質へ、物質から精神への)」魂の移動の
一段階として王子の「死」をとらえられる議論に通じる見方だなぁー。
いきなり強烈な解釈がでてきて、面白いです。
ところでどこで、「依代」なんて言葉を覚えたの・・・?
民俗学っぽい本とかですかねぇ
967 :
名なし:2005/11/13(日) 13:23:32
柳田とかの・・・?
968 :
無名草子さん:2005/11/13(日) 17:40:28
石原慎太郎が訳したらどんなのができるのかな?
969 :
名なし:2005/11/13(日) 18:55:58
>>968 石原さんは、フランス語が嫌いなようだから、やらないだろうな。
それは断言できる。
970 :
名なし:2005/11/13(日) 19:26:18
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このスレ、2002年に立ったんだな。
いや、新訳効果というか何と言うか。
埋め
974 :
名なし:2005/11/14(月) 19:53:29
audienceが来てないかな。残り30きりました、ワンフレーズ欲しいな・・・。
975 :
名なし:2005/11/14(月) 20:54:02
なめ子の超訳がもうすぐ発行される。Webで本の表紙画像を見たところ、
絵もなめ子のものになるようだ。(へんてこりんな王子の絵だった)
どんな超訳であっても、原文と訳文(日本語文)との等価性への
志向を捨てたパフォーマンスは翻訳ではないと思う。そういうものは、
思いつくままの解釈を優先する、翻訳とは別の制作物だというほかない。
そういうものでないことを期待する。
昔からそうだが、超訳は翻訳ではないよ
977 :
名なし:2005/11/15(火) 05:11:25
ほら、たとえばさ映画のあらすじ教えてとかいって
おしえてやると、わかった気になるやついるじゃない。
本当はカット毎にメタファとかあるだろうし、
監督や脚本家や俳優のささいなこだわりが見え隠れしてるはずなんだけど
筋を知って満足っていうか。
冒涜っていえば冒涜だし、それはそれでどーしようもないんだけど、
教えてやる方からしてみれば、あらすじを言うっていうのは筋を抽出するってことで、
それなりにテクやセンスがいることだと思うのね。
超訳っていうのは、翻訳とほぼ同じ長さのあらすじだと思うんだよね。
あらすじってのは短くあるべきなんで、意味ねーと思われたらそれまでだけど。
作者の手を離れた「物語としての」星の王子さま、がどんな風に捕えられているのか
それを見直すいい機会にはなるかも知れん。
だからって、買わないけどなw
なめ子のセンスってどんなんか知らないし。
タイトルが
「新」訳 星の王子さま
に変わってたぞ。辛酸なめ子のやつ。ひょっとしたら、翻訳は
普通にしたんじゃないか?
981 :
名なし:2005/11/15(火) 17:51:06
今回の新訳本は、どの程度原文を翻訳文との違いを殺して(翻訳した言語に)
近づけた訳を作るかについて、随分このスレでも議論があったと思う。
実際出版に際して、翻訳した人と出版社(編集者)との妥協は、訳文をどうするの
部分で多々あったことと推測する。
(それは、誤訳云々よりも現代日本語でこんな風にはいわないからとか、
読める文章にしてくれとかの形であったのだろう)
残り、20を切り私の分けのわからない文に、丁寧にレスをくれた皆様に深く感謝します。
埋め
>>981 >残り、20を切り私の分けのわからない文に、丁寧にレスをくれた皆様に深く感謝します。
自分で「分けのわからない文」だと判ってるのなら、もっと分けのわかる文を書いてくれ。
984 :
名なし:2005/11/16(水) 18:21:09
>>983 >もっと分けのわかる文を書いてくれ
分かりました。
梅
うめこ
加藤恭子著『「星の王子さま」をフランス語で読む』の目次を見たら、
「"apprivoiser"はどう訳すか」という見出しがあったから買ったのだが、
本文を読むと「ここでは、日本語の訳をつけずに、原文のまま"apprivoiser"
にしておきたいと思います」だってさ。金返せ!!!!!
んじゃあ、いい原文あったら教えて。