昭和初期〜太平洋戦争を扱った小説を教えて下さい。

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180無名草子さん:03/04/06 22:03
お前等もっと教えてください あげ
181無名草子さん:03/04/07 17:00
おう「軍艦武蔵」読んだぜ
いいわ、これ
182無名草子さん:03/04/07 19:47
最近のだと軍艦武藏の他にイイの出てないの?
183無名草子さん:03/04/08 09:17
日本軍をこの上なく、(悪役としてでなく)
クールにカッコよく書いてる小説ってない?
お国のために死ねるような・・・。
184無名草子さん:03/04/14 17:02
城山三郎「忘れ得ぬ翼」
185山崎渉:03/04/17 11:43
(^^)
186無名草子さん:03/04/19 20:34
浅田次郎「日輪の遺産」
 
感動しました。電車の中で泣いてしまいました。
最終章「ねえ、みんな聞いて........」
187山崎渉:03/04/20 05:41
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
188無名草子さん:03/04/20 05:55
吉村昭の「帰船セズ」がいい。
189無名草子さん:03/04/20 23:34
吉村さんだったらほかに「陸奥爆沈」、「零式戦闘機」
あと「戦艦武蔵」よんだら対照作品として
吉田満さんの「戦艦大和の最期」
また、阿川さんの「雲の墓標」「春の城」も、いい。
190無名草子さん:03/04/20 23:42
あ、児島譲さんも。
豊田さんや阿川さんのように実体験者ではないけど、よく調べてある。
191無名草子さん:03/04/24 00:17
>>164

>捕虜になった大本営参謀(新潮社)を一読してみてください
>仁将として名高い今村均の影の部分が登場します

検索してもでてこないよヽ(`Д´)ノウワアアアアン
192無名草子さん:03/05/04 01:13
やはり吉村昭でしょう。視点がとてもシビア。荒俣宏の「戦時下のユートピア」
も視点といえば面白いよ。当時の漫才事情とか宗教界の扱いやら国防婦人会の
スカートもんぺ論争など、戦時下という非常時の「日常」生活が描かれています。
193無名草子さん:03/05/13 17:59
>>181
わたしも読みました。『軍艦武蔵』。
買ったのは割とはやかったんですけど、読むの時間かかりました。
よかったです。ほんとに。
194無名草子さん:03/05/13 21:00
併せて概論的な平間洋一編『戦艦大和』を読むのもお薦め。
195無名草子さん:03/05/16 18:22
私も吉田満の「戦艦大和の最期」
ただ正直かな混じり文語体はやはり読みにくい....
現代文の名翻訳で読みたいです。
196無名草子さん:03/05/18 20:43
中国のならず者チンピラゴロツキどもをコテンパンに叩きのめした、
輝く栄光の大陸打通作戦3000キロ勝利行軍の記録。

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/pocketpc/wsea.cgi?W-NIPS=9973348133&RCODE=NB09%2FNB10%2FNB12%2FN87
進軍・中国大陸三千キロ ISBN:4871191230・岡野篤夫
旺史社 2000/02出版 334p 19cm B6 販売価:\2,500(税別)
197山崎渉:03/05/22 01:50
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
198山崎渉:03/05/28 17:04
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
199無名草子さん:03/06/18 10:37
中山幹「われらが日々」文元社発売 7月1日発売予定
昭和18年〜昭和20年の3年間の著者の青春彷徨記。限定200部 
200無名草子さん:03/06/18 15:38
ここで何度も書名が出ていたので『軍艦武蔵』を買って読みました。
父や祖父の世代の人たちがこんな体験をしていたなんて。
ものすごく具体的な話が出ているので、これまでぼんやりとイメージしていた戦争とはまったく違う姿に触れた気がします。
臨場感がすごくてその場所に一緒にいたような気になりました。
せっかく助かったのに同じ日本人に殺されて食われる心配をしながら逃げ回るなんて・・・。
何度も泣きました。
201無名草子さん:03/06/19 12:16
1の趣味だったら、立野信之を読むべき。
202無名草子さん:03/07/15 09:04
  
203山崎 渉:03/07/15 11:43

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
204無名草子さん:03/07/17 00:37
火野葦平『麦と兵隊』
大陸戦線における
兵隊観察日記みたいな内容です。
しかし途中の戦闘シーンの恐ろしさと
ラストの「あるシーン」には
ガクガクブルブルしますた。
205無名草子さん:03/07/18 18:32
206無名草子さん:03/07/18 19:13
>>204
「生きてゐる兵隊」とかいうのもありましたよね。
伏字ばっかりで、ほとんど内容がわからない作品。
ずらりと並んだ丸印がショックで、高校生だった
当時、なんとも言えない気持ちになりました。
207無名草子さん:03/07/18 20:57
>>205
昭和のは全然入ってないね
208無名草子さん:03/07/18 21:03
>>91>>93
遅レスだが「海軍めしたき物語」
高橋孟さんですな。
209無名草子さん:03/07/27 00:30
小説じゃないけど、
森史朗「敷島隊の五人」
責任体系があいまいなまま特攻隊が生まれた真の理由がわかる。
210無名草子さん:03/08/01 03:42
>204
「生きている兵隊」を
以前戦後出た伏字なしのやつ読みましたけど、
略奪・暴行・放火・捕虜や現地民を殺害するシーンなど
思いっきり皇軍の武威を汚す(w場面が描写されているので、
当時発禁になったのもむべなるかな、と思います。
「麦と兵隊」よりも露骨です。
(作者はこの作品の執筆のため
現地の戦線に取材に行っているので、
実際に自分で見たシーンを書いたのかも。。。)

作者は、そんなものすごい「戦場」というものに
人間が放り込まれた場合、その内面がどう変化していくかを
描写したかったそうです。
実際いろいろなタイプの兵隊が登場し、
それぞれの心理状態が描かれています。

自分の場合、地元の大きい図書館を
探したら置いてあったので、
206さんもぜひ探して出して読んでみてホスィ
漏れは逆に伏字版を読んでみたいです。。。
長レススマソ
211206です:03/08/01 17:13
>>210さん
貴重なお話をありがとうございます。
アドバイスの通り、捜して読んでみたいと思いまつ。
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
213もし別の「せうわ」があったら...:03/08/02 15:26
北杜夫「楡家の人々」を推薦。

さて、レスが戦時中に偏っていると思われ。
昭和12年をピークとする戦前の繁栄もある。これは実話。
昭和15年にはオリンピックと万博も予定されていた。
オリンピックは全国にテレヴィヂョンでライブ放送予定だった。
(ま、録画機はまだ無いのだが)
現在の駒沢オリンピックスタジアムは昭和15年の設計のまま
昭和39年に施工された。
志賀高原、赤倉のスキー場は昭和15年オリンピックに合わせて
開設された。丸池の志賀高原ホテルは当時開業したもの。
東海道新幹線も弾丸列車として当時計画され着工されていた。
完成したら満鐵・ウランバートル・シベリア経由でロンドンまで
直行だったか。
214もし別の「せうわ」があったら...:03/08/02 15:35
齋藤宗夫「楡家の人々」を推薦。

さて、應答が戰時中に偏っていると思われ。
昭和12年を頂点とする戰前の繁榮もある。これは實話。
昭和15年にはオリムピックと萬博も予定されていた。
オリムピックは全國にテレヴィヂョンで實況放送予定だった。
(ま、録畫機はまだ無いのだが)
現在の駒澤オリムピックスタヂアムは昭和15年の設計のまま
昭和39年に施工された。
志賀高原、赤倉のスキー場は昭和15年オリンピックに合わせて
開設された。丸池の志賀高原ホテルは當時開業したもの。
東海道新幹線も彈丸列車として當時計畫され着工されていた。
完成したら満鐵・ウランバートル・シベリア經由でロンドンまで
直行だったか。
215無名草子さん:03/08/08 00:59
 「超零戦・大西洋大海戦」
 日本軍が航空機搭載のロケット3式弾を開発。B-29でも何でも吹っ飛ばし、
対には対米戦に勝利するのだ!
216無名草子さん:03/08/31 07:15
hoshu
217無名草子さん:03/08/31 13:36
火野葦平『麦と兵隊』は国内140万部のベストセラーで
世界20カ国以上で翻訳され世界で最も読まれている日本文学とかって
どこかで書いてあったけど、本当なの?
218無名草子さん:03/08/31 16:41
せうわって、昭和なんだね。どうでもいいけど。
219無名草子さん:03/08/31 18:32
過去スレ読んだけど入ってないんで
『帰らざる夏』加賀乙彦
2.26とか8/15の玉音放送のテープ争奪騒動にからんだ話しも出てきます。
特に玉音放送テープ騒動は単なる陸軍の暴走と思っていた私にとっては目から鱗。
当事者にとってはそういう考え方もあります罠。
あと、陸軍幼年学校の中でのいじめは現在に通じる物があるかも。
一日にして価値観が逆転し、取り残される主人公が追い込まれる過程はまさしく悲劇。
1さんのお求めのような戦記物ではないですが、考えさせて泣ける話としてお薦めします

・・・ただこの本、最近別の目的で読んでる人の方が多いみたいだけど(苦藁)
220無名草子さん:03/09/01 19:24
>>189
禿同
漏れも浅田次郎の作品でもっとも好きな作品で
何回も読み返した。その度に泣けてきてしまう。
浅田作品のなかでは意外と話題に上らないが
映画化キボーン。
221無名草子さん:03/10/16 12:49
浅田次郎「日輪の遺産」

今読み終わったけどすごくよかったよ。紹介してくれてありがとう。
こんな感じの小説は他になにかある?
222無名草子さん:03/10/16 16:30
「炎熱商人」深田祐介
日本占領下のフィリピンで、周囲とのあつれきに悩みながら、
ひたすら良心的に行動しようとした士官の話と、
現代の総合商社による材木買いつけの話をオーバーラップさせて書いた傑作。
直木賞受賞作。

あと本じゃないんだけど、東宝映画の「大日本帝国」!
これは凄かった。タイトルがこうだから、ちょっとアレな話かと思ってたら
とんでもなかった。個人の良心の問題、神の問題、民族問題など、様々なテーマを
からめつつ、壮大でドラマチック。
脚本が「仁義なき戦い」の笠原和夫と知って、どうりでモノが違うと納得した。
223無名草子さん:03/10/18 14:41
「不沈戦艦紀伊」
224無名草子さん:03/11/02 22:34
ノモンハン:五味川純平
インパール:高木俊朗
野火   :大岡昇平
225無名草子さん:03/11/04 14:32
小説じゃなくて漫画だが、「のらくろ」も面白い。
その当時の社会の動きにあわせて作ってある。ブタは中国、熊はソ連、
羊は満州。ただ主人公がしょっちゅうへまをしたり、敵方の描写もか
なりユーモラスな部分も多い。
むしろ冒険ダン吉のほうが、軍国日本的かもしれない。
226無名草子さん:03/11/25 13:15
既出だけど野間宏の「真空地帯」はお勧めですね。
旧軍を変に美化したがる厨房に一撃を喰らわす書であります。
227無名草子さん:03/11/25 17:26
小説ではないが、「仁義なき戦い」の脚本を書いた笠原和夫の聞き書き
『昭和の劇』に戦争関連の記述がある。脚本を書くために調べたそうだけど、
226秘話や特攻隊の出来たプロセスなど、かなり面白く読めた。
228無名草子さん:03/11/25 19:38
城山三郎「男子の本懐」(浜口雄幸と井上準之助・金解禁の話)
林真理子「本を読む女」(昭和元年〜昭和21年頃まで・女性の視点)
229無名草子さん
>>221
同じ浅田次郎の「シェエラザード」があるが