すばらしい!!
889 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 01:06:43
>>886さん含めて、勘違いしてらっしゃるみたいだけど、
地味や隠れた作家ではないよ!派手や脚光浴びてはいない
けど。
もし、縁起もないが、亡くなったら大変だよ。
脚光を浴びないのは、保守反動でなく叙勲うけないから。
890 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 14:53:54
本好き、それも渋い趣味の人以外には殆ど知られてないだろ。
891 :
無名草子さん:2006/06/24(土) 19:43:24
>>890 それはあなたたちが本好きとおもいたいから?
渋いと思いたいから?
少なくとも有名ですよ!w
歴史好きが調べ物をしているとたどり着く作家でもあるよね。
戦争物のイメージが強くて敬遠されてるかもね
894 :
無名草子さん:2006/06/25(日) 18:30:15
本好き、郷土史家、歴史研究者・・・・・。
出版等関係者。すごいかたですな。
新聞の連載も数知れず、月刊誌連載も。
知っている、知られているが、最初にぱっと
名前が浮かぶ人ではないのかも。
私は最初にあげるが。
895 :
無名草子さん:2006/06/26(月) 23:47:00
吉村さんの本95%くらいもっているかたいらっしゃいます。
あるいは、全部。
手に入りにくい本のこと知りたいんですが?
私以外にもいらっしゃいますよね?
896 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 00:05:49
ここ三年でたくさん読んだ。
でもまだまだなんだろうなぁ
897 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 01:12:04
898 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 15:54:46
899 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 20:35:25
今日吉村先生の本で帰りの電車一駅のり過ぎた
でも全く気にならなかった
900 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 21:28:01
900
901 :
無名草子さん:2006/06/27(火) 21:43:57
気づいたときは頭の中で炭酸水が
吉村作品は読み返すと面白いというのは、歴史物はいろんなものがリンクしてるからでしょうかね。
他の作家で仕入れた知識なんかもリンクしてて、成長した自分に酔えるのかなんなのか
904 :
無名草子さん:2006/06/29(木) 20:15:48
思いつきで次は浮気して川端康成の「名人」というのを読むことにします。
その後また吉村先生に戻る予定です。
意味無し書き込み失礼です。
906 :
無名草子さん:2006/07/02(日) 11:57:29
海の史劇、面白くなってまいりました
907 :
無名草子さん:2006/07/08(土) 18:28:34
海の史劇は地図が欲しいですね。
坂の上の雲を連想しながら読んでいます。
アドミラル・ロジェストヴェンスキー
そうそう、東郷=三船敏郎 なんだよなーどうしても
910 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 14:29:57
911 :
無名草子さん:2006/07/25(火) 21:28:49
『冬の鷹』を買ってきた。読むぞ!
大黒屋光太夫を下巻途中まで読んだが、
光太夫が男泣きに泣く場面で思わずつられて泣いてしまった。
どんな感動的な映画でも、ここまで胸を打つシーンは無いだろう。
913 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 02:00:00
寝る前にちょっとだけのつもりで積ん読状態だった『破線』を読みはじめたらこんな時間になってしまった・・・
あまりにも壮絶で引き込まれるように、それこそ身じろぎもせず読んでました。
やっぱ舞台は佐渡ですかね。
山を超えて隣村まで相当かかる島と行ったら佐渡しかないし西回り行路というのもやはりそうかなと。
でも金山のからみはなかったですね。身売りしても金山には行かないのでしょうか。
金山に行くのは江戸で召し捕られた無宿人かな?
914 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 20:19:08
915 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 20:32:26
916 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 20:59:01
ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2006080101003372 吉村昭氏が死去 「破獄」などの作家
「戦艦武蔵」などの記録文学や「破獄」などの歴史小説で知られる作家の吉村昭(よしむら・あきら)氏が
7月31日午前2時38分、膵臓(すいぞう)がんのため東京都三鷹市の自宅で死去した。79歳。東京都出身。
葬儀・告別式は親族のみで行う。お別れの会を後日開く予定。連絡先は東京都新宿区矢来町71、新潮社出版部。
喪主は長男司(つかさ)氏。妻は作家の津村節子さん。
学生のころ肺結核で死と向き合った経験から文学を志し、66年に「星への旅」で太宰治賞。
「戦艦武蔵」や「関東大震災」などで記録文学の新境地を開き、73年に菊池寛賞を受賞した。
一方で歴史小説を次々に手掛け、85年「破獄」で読売文学賞と芸術選奨文部大臣賞。
94年「天狗争乱」で大仏次郎賞を受賞した。97年に日本芸術院会員。
(-∧-;)
917 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:05:06
ご冥福お祈りします
918 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:10:14
一番大好きな作家だった・・・・・・・・・・・
信じられない
しばらく時間がかかりそうだ・・・・・・・・・・
信じられない
えええええええええええええええええええ
ショック
漂流と羆嵐がテラ大好きで、枕もとにおいていつも読んでたよ。
920 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:16:52
たくさんは読んでないけど、割と好きな作家でした
合掌
漂流はほんと何度も読んだのでべろべろになってしまった。
メロンと鳩、は中古で買ったけどおもしろくなかった・・
あちらのスレですすめられてる関東大震災、おもしろそうだな。買ってこよう。
>>915のニュー即、最初はふざけた書き込みだったのに
だんだん知ってる人だらけになってきた。ちょっとだけ嬉しい
923 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:29:44
もっと評価されていい人ですよね。
虹の翼が好きです。
どうぞ安らかに…
924 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:45:17
ご冥福をお祈りいたします・・・
925 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:50:52
読もう読もうと思っていた、「ふぉん・しーふるとの娘」を読もうかな。
合掌。
今宵は・・・「海の史劇」を読もう。
927 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:52:42
うぅうううぅううぅうぅうう・・・・・・・・・・・
やけに伸びてると思ったら・・・こんなことって・・・
天国では弟さんと仲良く暮らしてください
928 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:54:08
ええーっ
頭の中で炭酸水が・・
929 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:54:24
エッセイにもとても味がある先生だった。
930 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 21:55:46
今夜は「ニコライ遭難」で夜を明かそう。泣きながら。
931 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 22:01:58
学習院の後輩(吉村さんは中退だけど)ということで、児玉清が「週刊ブックレビュー」で取り上げてくれないかしら。
ご冥福をお祈りします。文壇は吉村昭賞を創るべき。
90歳まで生きるんじゃなかったのか
文庫本は読破していると思うのだが、未文庫化の単行本(ハードカバー)って何か有りますか?
単行本未収録まで手を出すととても集められないので、せめて単行本で読んでないのを読もうと思っているのですが・・・。
937 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 22:35:03
遺作は何になるのでしょうか
彰義隊?
938 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 23:08:36
小説ももちろんよかったけど
取材中の裏話とか関連の話題をまとめたエッセイも読み応えがあって
ダブルで楽しめた。
硬派な日本人紳士という人柄的にも自分の憧れだったけど、
残念ですねえ。
939 :
無名草子さん:2006/08/01(火) 23:41:03
弔意カキコ。・゚・(ノД`)・゚・。
吉村作品に出会って30年・・・
ありがとうございました。
宇和島の鯛めし・・・
仰るとおり、美味しかったです。
942 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 00:23:26
文春講演会 吉村氏・城山氏・井上ひさし氏 一番印象に残ったのが「総員起シ」だった。
翌日本屋に行った。30年前のお話。
943 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 00:36:08
ショックだ・・・・・。 大好きな作家でした。 吉村氏の記録文学は永遠に不滅です★
944 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 01:21:50
そう永遠に不滅だ。司馬は嫌い(゚д゚)、ペッ
945 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 01:22:48
追悼age
これを機に吉村昭全集刊行してくれ
必 ず 買 う か ら
946 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 01:24:08
俺は最近、この人の作品が面白くなってきて、進んで読んでいたところだった。
「破船」「高熱隧道」「長英逃亡」や、題名忘れたけど中学生の沖縄戦の話し
など読んで、今は「関東大震災」読んでいたところだ。
この人の作品って戦記ものが目に付いたから、読む前は軍国主義者なのかな
と誤解していたよorz
冥福を祈るとともに、これからも氏の作品を読み続けたいと思う。
まだまだ読んでない作品が山のようにあるしね。
947 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 01:47:58
>>946 おまえは幸せだ。いわば快楽を受容していない童貞みたいなものだな。
俺は全て吉村の作品は咀嚼し、読んでしまったので、
未読の楽しみはない。
会社のPCでこのニュースを知りました。
帰りの電車から夜空を見ていて、涙が出そうになりました。
身近な人を除いて言えば、逸見政孝さんが亡くなった時以来のショックです。
でも吉村作品は永遠に不滅です。これからも未読作を読んでいきます。
ご冥福をお祈りします・・・・
好きな作家でした。
経営者が好むような酔度の高い小説ではなく、普通のオモシロさを書く人でしたね。
題材がいつも慧眼でした。おつかれさま。
950 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 03:49:30
>>947気持ちわかるわ。亡くなってる好きな作家の本は次がないから積極的に読まないもん。まだ読んでない吉村作品があって幸せ。
951 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 04:46:08
>>950 ・・・_ト ̄|〇 とほほ
俺だけっすか?
952 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 05:37:57
とうとうこの日が来たなぁ。
今年は作曲家の伊福部昭先生に続き、個人的に敬愛していた二人目の昭先生が
亡くなられた。しかも祖母の命日に重なって。
あれだけ死を冷徹に描き続けた人だもの。病気の事は他言せず、最後まで元気
に振舞っていたというのが、いかにも吉村先生らしい。
ご冥福をお祈りします。
953 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 07:55:40
先ほど新聞を読んで初めて知った。
なんとも言い難い喪失感が襲ってきた。
俺も30年前に初めて氏の小説を読み、ずっと作品を追い続けてきたのだが
ついにこの日が来てしまった。
今日からもう一度、最初に読んだ「戦艦武蔵」から読みかえす。
ご冥福を祈ります。
954 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 09:53:34
ほとんどの作品を読ませて頂きました。
とても面白かった。
ご冥福をお祈りいたします。
956 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 14:58:56
追悼フェアやる良心的な書店あるだろうか?
ご冥福をお祈りします
吉村さん、こういう歳だったんですね
作家の年齢に無頓着だからなぁ、
壮年の頃の作品を読んでるとまだ元気なのかと思ってしまう
吉村作品を読んでると動かしがたい、確かなものを触っている感じがします
全集は新潮あたりから出る?出てる?のかな?
958 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 17:30:13
この人の小説が好きで、漂流、破獄、破船など読んできました。他にこれだけは読んでおけというのありますか?熊嵐は面白そうなんで読んでみます
959 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 17:40:21
エッセーか著書の後書きだったかは忘れましたが、映画「魚影の群れ」の
撮影現場に赴いた折り、対面した夏目雅子さんの印象などを綴った文章は、
その後の夏目さんの運命を、ある意味、逆の意味合いをもって予測したよ
うな、不思議な感受性を想わせるものでした。たしか…
「…透き通るように美しく…このような可憐な女性にも、いずれ老いが訪れ
ることを…信じることが出来ない…」左は私の全くのうろ覚えで出鱈目文
ですが、こういった内容だったと思います。
960 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 17:50:28
昨日も書いたけどもう一回
ど こ で も い い か ら 吉 村 昭 全 集 出 し て く れ 、 頼 む
必 ず 買 う か ら
961 :
インテリ自信家:2006/08/02(水) 18:07:53
>>960 どこかの誰かにまとめてもらおうって姿勢が
吉村先生に恥ずかしいだろう
962 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 18:16:15
とうとう亡くなってしまった。
現在生存している作家の中で、
大人の鑑賞に堪えうる作品を常時書く、本当に貴重な人だったのに。
963 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 18:19:39
嗚呼無常。
作家が亡くなってこんなに喪失感を感じるのは藤沢周平以来だ。
964 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 18:56:43
(ToT)
965 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 19:27:38
いのせなおきは、政府の中枢に入って、我こそは日本の要人だみたいな顔をして威張っているが、
吉村先生のように、小説家として亡くなったあとも哀惜される作家になりたいとは思わないのだろうか?
猪瀬のスレに書けよ
猪瀬と比較する意味が分からん
半藤あたりとなら分からんでもないが
968 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 20:31:35
という訳で平成二年放映の「死を見つめ生を書く小説家 吉村昭」のビデオを
見て酒呑みます。先生が好きだった秋田の新政が無かった。
先生なら、筑摩とかで文庫版での全集発行を望むんじゃないだろうか、とか勝手に思った。
蔵書はどこに行くのだろう……
(−人−)
吉村先生の御冥福をお祈りします(T_T)
972 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 22:02:25
こんな素晴らしい作家が逝ったのにスレがあまり伸びないのが寂しい。
973 :
ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :2006/08/02(水) 22:16:54
長年に渡って愛読して来た作家だけに本当に残念だ…
かってはミステリ板でも冒険小説やクライム・ノヴェルと位置づけて、
「羆嵐」「高熱ずい道」「漂流」「破獄」等々を紹介したことがある。
面白い作品は目白押しだが、一般にも甘口で極端に創り物めいた小説が好まれる昨今だし、
特に2ちゃんねらー好みの作家ではないようである。
あえて、必読作(長編)ということであれば、「羆嵐」「高熱ずい道」「破船」「長英逃亡」
「桜田門外ノ変」あたりを挙げておきたい。
相変わらず興味深く、面白く読み終えることは出来るのだが、後期の「大黒屋光太夫」
などには、構成にやや衰え(創り過ぎ)を感じないでもなかった。
974 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 22:36:41
このスレも吉村氏の他界と共に終焉を迎えるのか...
975 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 22:49:39
吉村スレはもうちっとだけ続くんじゃ
というわけで誰か次スレを
976 :
無名草子さん:2006/08/02(水) 22:58:11
少しずつ立ち直ってきた
吉村昭さん、ほんとにありがとう
次スレもどなたかよろしくお願いします
好きな作家だっただけに残念です。
幸いまだ読んでない作品が多数残っているので、それをじっくり噛みしめながら読ませていただきます。
ご冥福をお祈りします。
ひっそりと五年近く続いたこのスレの終わりにこんなことがあるとは皮肉なものですね……。
978 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 00:09:30
次スレはいらんのじゃないかな。
それぞれが大事にこれからも読んでいけばいいと…
ところで、今日のボクシングを見ていて、
吉村昭氏が「ボクシングは何度か明らかに地元びいきの
判定が続いたのを目の当たりにしてもう見るのをやめた」
という趣旨のことを言っていたと思うが、なるほど
吉村氏が言ってたのはこういうことかと思った。
次スレいるよ
982 :
白鳥:2006/08/03(木) 00:57:56
今年に入ってから先生の作品を読み漁り始めたんですが、
まさか逝ってしまわれるとは。天国で弟さんと再会できてたらいいなぁ…。
先生に関して、小説を読む前はドラマの『破獄』を観ただけかと思ってましたが、
大好きな邦画作品である『うなぎ』の原作も書かれているんですよね。
たしか『闇にひらめく』だったと思いますが、収録作品名が…。
文学賞も凄いけど、パルムドール受賞作の原作なんて凄いですよね。
『戦艦武蔵』や『高熱隧道』は当然として、
既読では『北天の星』が面白かったなぁ。
『間宮林蔵』や『大黒屋光太夫』に繋がる北方漂流物ですが、壮大でしたね。
『破獄』から遡り、近代行刑史の過酷さを描いた『赤い人』も
個人的に外せない作品です。あー、本当に惜しい人を亡くしました。
985 :
無名草子さん:2006/08/03(木) 01:52:26
映画『うなぎ』って、半分以上は「仮釈放」だったよね。
上にもあるけど、戦記ものが有名だから軍国主義者とかおもうその感じ方が全くわからん
「海の史劇」にしろ「戦艦武蔵」にしろほかの潜着物にせよ
戦争の不条理さとか勝ち負けの微妙な機微なんかを史実のみから掘り起こして読者に伝えてくれる。
イデオロギーに毒されていない、読者に特定の観念を植え付けようとしない点では
歴史学者なんかよりよっぽど信頼できる。
むしろこの人の作品を読むと世間のウヨサヨ言って罵倒しあうだけの自称知識人どもの論壇が
いかに不毛でキチガイじみているかとおもわされる。
久しぶりにスレを覗いてみたら、訃報をしりました!合掌・・・・・
3年位前「漂流」をきっかけに、ハマりにハマりました。
まだ未読な作品が多いのが、もったいないので少しずつ読んでいきます!