オルコット「若草物語」ほか

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217無名草子さん:03/07/04 13:28
ベス、体が弱いからね。
218山崎 渉:03/07/15 11:38

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
219無名草子さん:03/07/28 23:15
関西で再放送されていた愛の若草物語に感動して、
現在若草シリーズ猛読中。
ああ、ローリーがふられちゃいました・・・
がんばれローリー!明日が待っている。
220無名草子さん:03/07/29 20:39
「ライムの塩漬け」っていうのが未だに想像できません。
どこかで入手できるものですかね。
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
222無名草子さん:03/08/03 23:37
>>220
梅の塩漬けみたいなものなのでしょうか…
223無名草子さん:03/08/17 01:02
ライムの梅干状態のもの...?
224無名草子さん:03/08/30 20:19
内気でひ弱なベスといえば、
『マンスフィールド・パーク』(J.オースティン)の
ファニー・プライスを思い出させる。
そればかりか、『昔気質の一少女』のポリーとも似ている気がする。
225無名草子さん:03/09/01 09:16
>220
ライムの砂糖漬けになってる本もあるみたいですね。
どっちかが翻訳のミスだったりするんでしょうか。
226無名草子さん:03/09/02 01:03
原文では“pickled limes”になってるね。
辞典で調べてみると、「pickled=漬物にした〜」。
ピクルスというと、キュウリなどの酢漬けというイメージがあるけど…。
ライムの酢漬け…?
やっぱり、よくわかんないや。
227無名草子さん:03/09/02 10:31
pickled limesか
ググればいっぱい出てくるけど
あまりうまそうな感じじゃないね
228無名草子さん:03/09/06 00:38
ところで、ジョオとローリーが和解するまでの間、エイミーはどんな気分だったんだろうか……?
229無名草子さん:03/09/12 00:29
>>180
第3は言わずと知れた教育物
第4は小説と言うよりは徒然草かも試練
230無名草子さん:03/09/19 03:30
>>128
(去年への遅レスだけど)
私もジョーがローリーを振ってベア先生みたいなおっさんと結ばれたのに
ムカついたので一遍書き上げるまでには至らないまでも色々と妄想して
自己満足した記憶がありますよ。
しかもローリーが私の好ましくないエイミーと結婚してしまったので
大ショックでした。

妄想↓
ジョーとベア先生との結婚生活にある暗い影が落ちる。
ベア先生に物足りない感情を抱くジョー。
それをローリーに打ち明けてなんか不倫関係になる。
エイミーにバレてエイミー大泣き。以上。
231無名草子さん:03/09/20 07:27
>>228
私ゃジョオとローリーが和解してからのエイミーの気分のほうが気になりますが…

少女時代はジョオとローリーが結ばれないのが不満だったけれど、今はそうしなかった
オルコットの気持ちがわかる気がします。
ただし!結婚してからのベア先生は好きじゃないんだけど。
(独身時代は好きだし、プロポーズシーンは素敵だと思う。)
ダンびいきとしては、ダンを切り捨てたのがやだ。
232無名草子さん:03/09/20 08:39
オルコットのお説教は、そこがよし、という気持ちで読めばいいのですね。
登場人物が、お説教入れた物語をするところなど、ちょ〜っとひいてました。

「少女レベッカ」でしたか、
レベッカが、石や木を拝んでる異教徒さん(どうやら仏教徒)を救ってあげるのだ云々、
という場面で、ムカついて本を閉じてしまい、その後の展開を知らぬままです。

オルコットのお説教は、こんなのとは違いますものね。
233無名草子さん:03/09/28 05:10
エイミーを主人公にしてくれたらよかったのに・・・
と思ったことが・・・
そしたらエイミーが好きになれたかも。
234無名草子さん:03/09/28 21:30
そこまでエイミーを好きになろうとするのはなぜでつか?

しかし末っ子キャラは苦手だけど、確かに主人公だったらもっと好きだったかも。
モンゴメリのアンの末娘を主人公にした作品、好きだもん。
まあでも、ジョオメインの「若草物語」がいちばん好きだけれども。
エイミーはそのままで万人に愛されるけど、ジョオは小説の主人公にでもなって
内面を描いてもらうか、家族の一員でもないと魅力がわかりにくい。
私はジョオが大好きです。
235無名草子さん:03/10/26 04:33
ローリーは隣んちの女系家族を覗いてハァハァ(*´Д`) する変質者。






名前もロリ
236無名草子さん:03/11/20 16:43
ローリーはおじいさまのものだったベス以外
全員に手をつけようとした鬼畜
237無名草子さん:03/11/20 18:26
236 面白い。確かにはじめは彼はメグにも興味を持っていた。

なんかの論文で読んだが、若草物語も、4人の女性のうち、だれが
王子様(ローリー)を射止めるか、という物語の因習的パターンが
内包されており、末っ子が必ず勝つ(シンデレラなど童話からシェイ
クスピアまで末娘が常勝)、金髪が女の幸せを手に入れる(欧米人の
金髪女性至上主義)という点でエイミーがローリーと結婚すると言うのは
必然らしい。
238無名草子さん:03/11/28 22:08
   o   。         ______o  O   。    。 °
 。 ○  o    ○   /  ィ     ○  o    ○
        o      /ニニニ)⌒ヽ        o
    o         (・ε・  )__ ) メリークリスマスで保守
  ○   。  ○  /○  ○) /|,. o       O  o
。  o    o   ∠∠______∠_/ /     ○
      o    .|/ アルェー |_/  ○   。  o  O 。
 o  O     / ̄ ̄ ̄/ ̄   o    。
      。  ノ      /    o         O
 o   o  ∩ ∩_ノ) ∩ ∩___ノ)    。   o      ○
   o   (・3 ・ ) (・3・ ) つ  o   °      o   。
 。   o ∪-∪'"~ ∪-∪'"~  。  。 o   °o 。
     __  _ 。    __   _  o  o__       _ °
  __ .|ロロ|/  \ ____..|ロロ|/  \ __ |ロロ| __. /  \
_|田|_|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_| ロロ|_|田|.|ロロ|_|田|._| ロロ|_

239無名草子さん:03/12/28 11:42
随分のんびりとしたスレなんだな。

エイミーは強気であれこれ偉そうな事を言いつつも土壇場には弱くて、
坊ちゃん気質のローリーの手綱を引きつつも彼を心から頼りしていて、
夫はかっこいいと惚れ抜いているところが、年上のメグや同じ目線で張り合ってたジョーとは違い、
彼の結婚相手としては最適だった要素だと思う。

ジョーの場合はガツン!とはっきり言ってくれつつも包容力があり、
尊敬出来るパパと同じレベルの人じゃなきゃ嫌!という無意識の願望がほどよく叶ったので、
ベア先生は年の差はあるがよい意味で理想とマッチしていた気がする。

べスは一人だけ恋愛描写はなかったけど、ひっそりと彼女のお墓に花を供えに来る、
牛乳配達の少年なんてのがいそうだなあと・・・思わせる素質はあったのに、
恋愛もせず清らかなまま去ってしまったのは勿体なかった。
240無名草子さん:03/12/30 01:17
ジョオは、べスはローリーを好きなんではないか?と思っていたというか、
ローリーとべスが結ばれてくれればと願っていたというか…

ジョオがメグの婚約に猛烈に腹を立てた気持ちがよくわかる…
と思った時期もあった。
二つ下の妹ととても仲がよくて、いづれ離れ離れで暮らすんだと思うと、
耐えられないと思ってたから。
…しかし、あれからウン十年経ちますがいまだに一緒に暮らしている罠。
241無名草子さん:03/12/30 16:27
>239
続編だとベスはローリーのこと好きになってるよ。
ジョオがくっつけようとするんだけどベスはすでに・・・。
242無名草子さん:03/12/30 21:04
えっ!?私はそれはジョオの勘違いと思ったけど、ちがうの?
べスには恋愛みたいな世俗的なことは似つかわしくないイメージだし、
あくまでベスはローリーに対して、親切にしてくれることへの感謝の
気持ちしか抱いてないと思ってた。
ジョオは自分が愛せなかった代わりに、ベスにローリーを愛してあげて
ほしいと願っていたし、ローリーにベスを托し、護り愛してほしいと
思っていると思った。
ベスにとってローリーは、おとうさまやローレンス老と同列の、数少ない
心許せる男性の一人にすぎないんだけど、たまたまローリーがベスに
つりあった年齢の男性だったので、ジョオが上記の願望を抱いたと…
解釈してたんだけど…私がにぶちんなのだろうか?
243無名草子さん:04/01/04 15:17
>242
ベスだから恋愛が似合わないなんてベスが可哀想だと思います。
一応ダイジェスト版ですが客観的な形でベスが帰っていくローリーを想って涙ぐむ場面があります。
暗に恋の悩みがあることもジョオに示唆してます。(相手はもうローリーしかないという感じで。)
ジョオが例の通り突っ走りすぎてベスの本心を詳細には語ってはおりませんが…。
ただベスのセリフに「ジョオの代わりにはなれない」という意味のものがあり
ベスはローリーの気持ちがジョオにしかないこともわかっています。
報われない想いが切ないです。ただダイジェスト版しか手元にないため原作に完全に忠実とは言えません。
244242:04/01/04 23:07
気に障ったのならごめんなさい。
でも、
>べスには恋愛みたいな世俗的なことは似つかわしくないイメージだし
というのは、決して悪い意味で書いたつもりはないです。

えっと、私は幾度となく若草&続若草物語は読み返しているんですね。
>客観的な形でベスが帰っていくローリーを想って涙ぐむ場面があります。
でもこのシーン、どうしても思い当たらなくて。
続若草をひっぱりだして、ベスに関する章だけを拾い読みしてみたけれど、
やっぱりよくわからない。どこらへんのことなんでしょうか?
私は講談社文庫版を愛読してるんですが、ジョオの考え(ベスがローリーを好き)に
おかあさまは否定的だし、ベスもはっきり否定しているし(嘘とは思えない言い方)、
地の文でも、「ベスがローリーを愛しているというのはジョオの思い込みである。」
というふうに書いてあるとしか読み取れないのですが、私の読解力不足なのでしょうか…?
245無名草子さん:04/01/04 23:52
>>244
本当ごめんなさい。あなたが原作をお持ちで実際そう書かれてるのでしたらあたなの言うとおりです。
何しろ原作は忘却の彼方にあり手元のダイジェスト版みたいな怪しい代物に頼るしかなくて。
お願いだから話を変えないでくださいダイジェスト版の著者!恥ずかしすぎるので吊ってまいります。
246242:04/01/06 00:11
243さんがお持ちのダイジェスト版とは、もしかしてポプラ社文庫版ですか?
ブクオフで発見して保護しておいたものを、ざっと読んでみましたらば、
ベスがローリーを見て涙ぐむシーンを見つけました。
そして完訳版をよくよく読むと、たしかに完訳版にもそのシーンはあります!
でもさらっと書いてあるし、地の文で即座にジョオの思いこみ(ベスがローリーを
好き)を否定しています。
あちこちばっさり切られているダイジェスト版だから、あのシーンが意味を持って
浮き上がってしまうのですよね。
ベスがジョオにはっきりと、「ローリーのことは兄のように思っている。」と、
言って、ジョオも納得する部分もカットされていますし。
ベスがローリーを好きで、その思いを抱えたまま逝ってしまったと読み解いても
まったく無理のないことと思いますよ。
もしよければ、ぜひ完訳版の再読をお勧めします。
講談社文庫版が入手しやすく、読みやすい訳です。
昔読まれたときとは、また違った味わいがあるかと思います。


247無名草子さん:04/01/06 16:53
>>246 242さん
一作目は角川文庫版を持ってます
二作目以降はお話の展開とかがあまり好きもになれなかったのでさらっと読み流してた程度です。

>243さんがお持ちのダイジェスト版とは、もしかしてポプラ社文庫版ですか?
恥ずかしながらそのとおりです。古本屋で見つけました。懐かしさと表紙に惹かれてまして。
アニメ版を見た者には表紙も挿絵もいい感じです。

>講談社文庫版が入手しやすく、読みやすい訳です。
はい。食べず嫌いはやめて大人になった分余裕をもって読み返してみたいと思います。
サンクスでした。
248無名草子さん:04/02/14 00:07
249無名草子さん:04/02/14 17:50
「クララはなぜ歩かなくてはいけないの?」
-少女小説にみる死と障害と治癒
ロイス=キース
明石書店
ISBN 4-7503-1716-0
2600円

帯より
今も読み継がれる名作に潜む、障害観、死生観とは?
「克服する」ものとしての障害と、ある日おとずれる奇跡的な治癒
ヒロインたちの試練の下に隠された「理想の女性像」

----------------------
若草物語もいいですが、上記の本も一緒に読まれると、違った視点から「名作」を
眺めることができて、面白いかと。
250無名草子さん:04/02/17 11:55
こんなスレがあったなんて・・・懐かしい!

オルコットの作品は大好きで全部文庫本で集めて持ってた。何度も読み返し。
昔気質の一少女、好きだったな。
だけど、結婚後数年経ってから、古本屋へ持っていってしまった。
なんかきれいすぎるお話しと感じてしまうようになって・・・・。
今考えると、ほんとうに残念無念。

若草物語は原作も買ったな。とても原文全部は読めなかったけど。
あの本も今はいずこ・・・。やっぱり古本屋に持っていくのはよく考えてからの方がいいのかな。
本棚から溢れるようになると定期的に持っていているんですが。
251無名草子さん:04/03/15 02:11
オルコットの花物語を読んだ人、いませんか?
子供の頃大好きだったのに本をなくしてしまい、
短編をひとつ覚えているだけ。
252とことめ:04/03/25 08:24
子供の頃、カバヤのキャラメルを買ったら
 図書券が付いていて,オルコットの(題名度忘れ)
 とてもバイオリンが上手な少年が,親切な人の
 紹介所を持って,ジョーが経営する学院へ訪ねて
 来て,保護されて幸せに暮らし,バイオリンの才能を
 延ばして成長していく話でした。何年か前アニメで
 ジョー物語と銘うって放送してましたね。
253無名草子さん:04/03/25 09:50
黒い兄弟だって

子供を
うるやつがあるか
254無名草子さん:04/03/26 01:34
至急おこたえおねがいします
オールコットって何オルコットだっけ?
メアリー・ブロンソンでよかった?
Mary Bronson? 
255無名草子さん:04/03/27 11:00
すで自分で、ぐぐったかな
ルイザ・メイ・オルコット Louisa May Alcott
256無名草子さん:04/04/01 02:46
うち四人姉妹でね…
性格もそっくりなんですよこの本の人たちに
三女のあたしは臥せってるか死にでもしない限り花があるわけでもなく
医療の発達が憎い
257無名草子さん:04/04/07 12:12
>>256
そんな卑屈になるな。

元気だせ、べス。
258無名草子さん:04/04/08 00:35
ピアノがあるよ!
259無名草子さん:04/04/08 21:12
ほんとうに若草物語そっくりの性格の四姉妹なら、
みんな256さんのことを大切に思っているはずだよ!
260無名草子さん:04/05/05 13:11
アニメの「愛の若草物語」から入った俺は、最終回、
エイミーがナレーションで「ローリーのお嫁さんになるのは
ジョオじゃありません。この私なんです!」と言った時、
ブッ飛んだ。
「ホントかオイ」と気になって原作「若草」「続若草」読み始めて・・・。
ハマったと(笑)。
しかし評判聞くに・・・どうも怖くて「第三」と「第四」は未だ
読んでいない。
261無名草子さん:04/05/06 22:52
>259
ところで4姉妹の性格構成というと若草でフォーマットが定まったのか
実際にそうなることが多いのか、「痕」などのエロゲにいたるまで同じ構成だね。

>256の楓たんにはいかがお過ごしでしょうか。
262無名草子さん:04/05/12 09:44
「あしながおじさん」の中で
ジュディが「四人姉妹」を読んでいなくて
恥をかいたと言っていたけど
それって、若草物語のことですよね?
塩漬けライムのことも書いてあったから
多分そうだろうなと・・・
263無名草子さん:04/05/12 12:02
Just now, they're Tennyson's poems and
Vanity Fair and Kipling's Plain Tales and--don't laugh--Little Women.
I find that I am the only girl in college who wasn't brought up on
Little Women. I haven't told anybody though (that WOULD stamp me
as queer). I just quietly went and bought it with $1.12 of my last
month's allowance; and the next time somebody mentions pickled limes,
I'll know what she is talking about!
この部分だとしたら、そのとおりです。
264無名草子さん:04/05/13 15:45
>>263
ああ、やっぱりそうだったのですね。
ありがとうございました。
265無名草子さん:04/05/14 00:18
若草物語もいいけど「昔気質の一少女」も好き〜。
糖蜜入りのお菓子ってどんなんだろう?と子供心にドキドキでした。

で、当時は子供だったから主人公がトムと結ばれてるシーンで
よかったぁ〜と単純にすごくうれしかった。
が、二十代になって大人の頭で考えたらトムって男かなり微妙だよ。
むしろ実弟のウィルが非常にいい男であることに気づいてしまった。
266無名草子さん
「初恋のトムのことを一途に思い続ける、昔気質の」ポリーって
女の子を描きたかったんだろうね、作者。
この場合、トムがあんまり立派な人物でないほうが物語上好ましい。
トムもポリーっていう女の子の良さに気付いた以上、これからおおいに
向上することは約束されたわけで。

わたしも「昔気質の一少女」大好きです。
劣等感を感じたりもするけれど、私は私。と、つましく、希望に満ちて、
ひとに対する好意をいっぱい持って生きているポリーが。