ポスト以外最近めっきり見なくなったが、まだ書いているんだろうか。
文學界に『ラララ科学の子』を連載しています。
またあのハードボイルド小説が読みたいもんだ。
「気分はもう戦争2」って、いつでるの?
「論座」にも書いてるよ
朝日新聞でeメール時評やってなかったっけ?
マンガの原作も始めたらしい。
いずれにしても、寡作だよな。
『あ・じゃ・ぱん』だっけ? 面白いの?
10 :
無名草子さん:01/11/19 11:03
万人に受ける作品ではない。が、面白い。オレは。
11 :
無名草子さん:01/11/19 11:12
「全3巻書下ろし」が売りだった『コルテスの収穫』、下巻がいっこう
に出ないままだよね。出たの?
12 :
無名草子さん:01/11/19 11:30
あの人の本って未完が多いよね。
13 :
無名草子さん:01/11/19 11:38
「Web現代」で「ジェーン・ドゥ」とかいう小説の連載をやっていた
はず。
それと、昔『週刊宝石』で連載してた「眠れる森のスパイ」って、本に
なってないよね?
14 :
無名草子さん:01/11/20 01:36
矢作さんの本ってどうしてみんな絶版なの?
15 :
無名草子さん:01/11/20 01:41
売れないから。
あと、たま〜に新潮に「われら、科学の子」(だったかな?)を載せて
ます。
16 :
無名草子さん:01/11/20 09:30
>15
「ららら科學の子」でしょ。
新潮じゃなくて文春ね。「文学界」。
伝説的なほど原稿が遅い人。
編集者泣かせ。
18 :
無名草子さん:01/11/23 16:27
矢作さんのエッセイってすごく好きだった。
「複雑な彼女と単純場所」とか、
「ドアを開いて彼女の中へ」とか。
19 :
無名草子さん:01/11/24 02:00
高校生の頃、無条件に好きだった。ハードボイルド読みたいねえ。
マンガ原作では、気分は〜もいいけど谷口ジロー画の「サムライ・ノングラータ」も
面白いです。
20 :
無名草子さん:01/11/24 02:12
最近古本で集めだした。
『マイク・ハマーへ伝言』
『死ぬには手頃な日』
『ブロードウェイと自転車』
『複雑な彼女と単純な場所』
でも、まだ一冊も読んでない(汗
どれから逝くのがお薦めですか?
21 :
無名草子さん:01/11/24 02:29
「サムライ・ノングラータ」はよかったよねぇ。
谷口ジローとのコンビなら、関川夏央の「事件屋稼業」もすごくいいけど。
22 :
無名草子さん:01/11/24 03:58
「サムライ・ノングラータ」! この愛すべき駄作!
谷口ジローが、いまいち話を理解しきれていないふしがあって、
それが逆に雰囲気を出してるから不思議。しかし、事件屋稼業
といい、孤独のグルメといい、つくづく原作者に恵まれるマンガ家
だなあ。って矢作とあんま関係無いや。
>>11 >>『コルテスの収穫』
下巻だけ出なかった。つまり未完。
>>20 『複雑な彼女と単純な場所』からイかれるといいかと思います。エッセイ集だから
いちばん読み易い。
で、
「こりゃイける!」
と思ったら『死ぬには手頃な日』に進むと。
いちばん矢作節≠ェ炸裂してるのは『マイク・ハマーへ伝言』ですがなんせ長篇
なんでいきなりイくとちょっとキツいと思います。
『ブロードウェイと自転車』は、まぁイキオイがついてたらどうぞ(笑
若い頃異常に好きだったな。
いや、<好き>とかいう段階なんか軽く越えてました。
2ch用語で言うともうカンペキな<信者>。
いや、<信者>すら超えてたかもしれん(苦笑)。
はっきり言っちゃうとこの人の小説(まだ純文学転向以前だから全部
ハード・ボイルド)の世界に入りたかった、この人の書くヨコハマ
の住人になりたかった、ハッキリ言っちゃうと二村永爾になりたかった
(←わかるひとは嘲笑ってください)。
しかし金持ちの倅でも多才でもない筑駒にもKOにも入れないタダのボン
クラが矢作世界の住人になれっこないと心の底から気付いた時には、
どこにでもよくいる負け犬の中年の飲んだくれになってました。あはは。
でもネット上とかで氏の美貌(!)をみかけたりすると心がうずくね。
うん。バカは死ななきゃ治らないようです。
25 :
無名草子さん:01/11/24 05:44
私は矢作の原作ものでは『ハード・オン』がいちばん好きです。
日活アクションへのオマージュともいうべき作品。絵は平野仁。
小説なら『マンハッタン・オプ』。ラジオドラマも聞いてました。
26 :
みんな知ってるかもしれないけど:01/11/24 05:49
hard on≠チて辞書で調べてみたら勃起≠チてイミなんだよな。
「らしいなぁ」と思ってニヤリとしてしまった若き日のワタシ。
>>25 私はやっぱ二村モノ≠ナすね。『グッドバイ』ももちろん含めてですが
二村が寒崎慶胤の手先をやってる短篇は除きます。
あ、『さまよう薔薇のように』収録の連作短篇もいいですねぇ。
ま、あの連作の検察事務官上がりの探偵≠チて、ほとんど二村ですが(笑
>>25 あ、<原作モノ>という限定が附いていたんですね。
大変失礼!!(大汗
もう寝たほうがいいみたいだ(笑
29 :
無名草子さん:01/11/24 06:37
意外に伸びてますね、矢作スレ。
福田和也が『作家の値打ち』の中で、矢作にすごい高評価を与えていた
ので「へえー」と思いました。
いわく、「戦後生まれで『偉大な作家』と呼ぶに値する唯一の、いや村上
春樹とならぶ作家である」。
30 :
無名草子さん:01/11/24 09:53
>29
スレッド、立てた甲斐があったわ。
31 :
無名草子さん:01/11/24 10:32
文庫になってない作品も多いね。『真夜中へもう一歩』とか。
32 :
無名草子さん:01/11/24 11:14
>>24 いやいや、気持ちはわかる。最近誰かのエッセイ読んでたら「若い頃矢作ファンクラブをやってた」とかでてきて
びっくりしたことが。今だったらもうちょっとムーブメント起こすぐらいになってたかもね。
33 :
無名草子さん:01/11/24 12:11
>32
そう思う。
10代後半〜20代の自分に、ものすごく影響を与えた作家のひとり。
ちなみに今でも「熱狂的な矢作ファン」だけど
34 :
無名草子さん:01/11/24 12:42
大学に受かったとき、元町のポピーでブレザー買いました。
ひどく邪険な扱いを受けました。でも、矢作の言った通りだと
思うと、満ち足りた気分になりました。当時は2chはおろか
インターネットもなかったから、誰も逝ってよしとは言ってくれなかった。
今でも、横浜ナンバーのヴァンデンプラスに乗るのが夢だったりするから
どうしようもない。
>>29 ヒジョーに無責任に断言すれば福田和也氏が矢作氏を激賞してるのは世代と生育環境
と性格(笑)が似てるからだと思います。
福田氏が紹介してる戦後フランスの文学極右<鴻Wェ・ニーミエの人格と行動と
作品なんてまるっきり矢作氏ですよ。
あ、それと矢作氏自身は石原慎太郎(現)知事になりたかったんじゃないのかなぁ。
これも勘(電波?)に基づく決め付けですが。
>>34 私は今でもヨコハマ行って差別されるとなんかウレシいですね。
もうバカというよりヘンタイですな(苦笑
36 :
無名草子さん:01/11/24 16:29
今でも埼玉ナンバーとかみると「百姓がせめてきやがる」とか思っちゃいます
37 :
無名草子さん:01/11/24 16:45
それで杉並区住民は「品性下劣」ね。
もうなんつーかまったくスゴ過ぎる(笑
38 :
無名草子さん:01/11/24 20:15
純文学作家はあくまで『自称(シャレ)』だと思う。
近いところの情報としては、
「マイク・ハマーへ伝言」が7月に角川文庫で復刊済み。
角川書店・少年エース「気分はもう戦争2.1」(画、藤原カムイ)
某事件のために仕切り直し再開。というか、開き直り再開。
いきなりでっち上げた「これまでのあらすじ」において、散華するネズミの国が清々しい。
しかし、他の掲載作品からことごとく浮いている。しかも当雑誌は年寄りには買いづらい。
小学館・サンデーGX「鉄人」(画、落合尚之)
マジで「28号」のリメイクをやろうとしているのかもしれない。なかなか快調。
ファンには懐かしい名前もちらほら。作者近況は矢作節炸裂。
ただしGXスレでは「痛い」と称されている。
「どこが? いつも通りじゃん」
39 :
無名草子さん:01/11/24 23:42
40 :
>>38じゃないけど:01/11/25 00:56
笑っちゃったよテロ?
42 :
無名草子さん:01/11/25 14:52
トーハソの11月文庫新刊案内では、角川から「あじゃぱん」が出るって
ことだったんだが、結局影も形もごぜーませんだ(泣)
角川文庫自体に挟み込まれている新刊案内からも消えてるし……
43 :
無名草子さん:01/11/25 16:19
44 :
無名草子さん:01/11/25 17:54
45 :
無名草子(敬称略):01/11/25 18:21
>>44 もう何年も前から(作りかけ)(試用運転中、とか言ってる)
なんだよな(笑
まぁなくならないだけでもいいのかもしれませんが。
あ、ワタシ御子息を小学校高学年くらいの時にテレビで見ましたけど、
「こりゃペドに見せたらヤバい!」
つーくらい可愛いお子さんでした。
きっと美しい若者に成長しているのであろうなぁ。
46 :
無名草子さん:01/11/25 19:13
>45
そうそう、そうです(笑
今の(試験運用2)版は「あじゃぱん」出版時あたりに出来てますから、
もう2年は経って…と思ったら、「あじゃぱん」って97年か。う〜む。
どこかに先代サイトの名残もあったと思いますが、あれもまだ残って
いるかもしれません。
47 :
無名草子さん:01/11/25 20:31
そういや気分はもう戦争2の特別寄稿を立ち読みして急いでサイトいこうとしたら検索エンジンに全然ひっかかんないんだよなー。いまだにわからん。気分はもう戦争2サイト、ってあるの?
48 :
無名草子さん:01/11/25 21:53
49 :
無名草子さん:01/11/25 22:03
さんきゅ、今いってくる
50 :
無名草子さん:01/11/25 22:16
読んできました。対談おんもしれえ!現実に今アフガンで起こってる戦争を
ほとんどのウォッチャーは”つまんねえ”って思ってるわけで。すごいなー、
ばっちりあててるね。かっこういいね、未だに。
あと公式のほうの”父と子の語らい”もとてもよかった(笑)聡明そうなお子さん
ですねぇ。
51 :
無名草子さん:01/11/25 22:20
>聡明そうなお子さんですねぇ。
しかも可愛いのよ(←しつこい
抱いてほしい(←激バカ
52 :
無名草子さん:01/11/25 22:27
女性ファンですか(笑)マニアックな萌え対象ですねぇ。矢作jrの画像あったら教えてくださいな。
53 :
無名草子さん:01/11/25 22:35
いいえ男です(ヒくなよ!
Jr画像はほぼ100%ナイと思います。
でももしかするとそのうち雑誌とかには出るかも。それこそ親子対談
とか。
>50
父と子の語らいって、公式のインタビューのことですか?
あれは私は東郷さんだと思ってたんですが、言われてみると…。
確かに息子さんみたいな感じしますね。どうなんでしょう。
小学生くらいの息子さんの写真なら、昔のNAVIかなにかで見たような
気もしますが、おぼろげに利発そうな少年だった記憶があります。
え〜と、ちょっとヒマがありますので、ブックマークにある矢作関連リンク
を挙げてみようかと思います。
既にご存知な場合はご容赦を。
56 :
無名草子さん:01/11/26 00:16
奥さんは黒田家(旧・黒田藩主)家令の娘なんだそうだ。
黒田藩家老
じゃなくて、
黒田家家令
ってあたりがシャレがキいてる。
「そりゃソコソコの家柄なのかもしれんが、よーするに使用人じゃないスか?!」
というね。
JANE DOE
ttp://kodansha.cplaza.ne.jp/jane-doe/index.html >>13で触れているWeb小説?
ここに飛ぶとブラウザのサイズが変えられるので注意。
というのも、テキスト形式の小説じゃないもので。
ヴァーチャルなコミュニケーション・ツールが立ち上がりまして、
ニュースやらメールやらが断片的に送られてくるものです。
昔推理ゲームブックで証拠の布切れやらがついてくるものが
ありましたが、あんな感じと言ってしまってよいものか…。
プロローグに説明があります。
>56
え、そうなんですか? それはなかなか微妙な。
59 :
無名草子さん:01/11/26 00:33
>51
ご子息は知りませんが、ご本人も相当なオトコマエですよねぇ。こちらはどう?
すいません、>55のGXその2スレはdat落ちしてました。
(かちゅ〜しゃのデータを読んじゃってました)
でもまあ、大勢には影響ありません(スマソ)。
61 :
無名草子さん:01/11/26 00:36
>>57 >>58 ホット・ワイアードのインターヴューはオモロいが、トーキョー・
ガジェットはワシのようなオールド・ファンは読んでて悲しくなる。
ソツなくまとまってはいるのだが(そこが大体らしくない!)
「なにシャバいこと書いてんだようアニキィ!」
ってカンジです。
ジェイン・ドゥーは覗いたことあるけどウザいんで未読。
本にして出してほしい(←企画意図をまったくムシした発言(笑
>61
(笑)
私もオールド・ファンですが、
ガジェットは日銭稼ぎの仕事とみてますんで、あんなものかと。
一応一般向けコラムとして書かれてるんで。
ジェイン・ドゥーは連続したテキストでないので、
データ配送タイミング付きのCD-ROMでないと無理でしょうね。
そういえば、これの企画は
>>48の編集プロみたいです。
>62に補足。
私もジェイン…はみつけたときに既に第2話だったのと、時間が掛かりそうだった
のでさわり程度しか見ていません。
一般向け云々というのは、例えばいつもの矢作節は字面通りに受け取る方には危険
じゃないですか。多摩川の向こうの田舎者とか。で、ガジェットは相当テイストを薄めて
いると思ってます。
意図的なのか手を抜いてるだけなのかは別として(笑。
64 :
無名草子さん:01/11/27 06:22
ジョンダンおもしろーい。送付ファイルのパスワードがわかんないでとまってるけど早く
続きやってくれー
65 :
無名草子さん:01/11/27 06:24
そういや今思い出したけど熊本のなんとかバスをとりあげたときに
事実とは異なってる、って批判きてさらに喧嘩売り返してたなぁ。
熊日新聞で矢作さんの名前見てびっくりしたよ。(笑)
66 :
無名草子さん:01/11/27 07:57
こうしてみると、最近わりとバリパリ仕事してるんだね、矢作さん。
67 :
無名草子さん:01/11/27 10:55
文学界に論座にマンガ原作が2本にウェブ上での連載が小説とエッセイ
それぞれ1本づつで合計2本。
うーん、なるほど。もしかしたらデヴュー以来いちばん定期的な仕事は
多い状態かもしらん(笑)。いやマジで。地味な仕事が多いけどね(笑)。
あとマンガと小説はいったいいつ完結するか=単行本になるか、見当も
つかないしなぁ(笑)。
68 :
無名草子さん:01/11/27 11:10
>67
ガジェットはどうやら終了している模様です。
あと、新ニッポン百景継続中。
何を思い立ったのか仕事数も多いですけど、出版社も割りとバラけてますね。
マンガは「鉄人」の方は単行本化が早そうです。雑誌が健在なままなら(笑。
で、SO LONGはどうなるのでしょう…。
69 :
無名草子さん:01/11/27 19:49
ジェイン・ドゥのパス。私もわからーん。
しかもクッキーの設定が悪いのか、一度開いた
メールが読めなくなる。鈴木さんなら激怒だ。
>>44 >ジョンダンおもしろーい。
激しく人違いかと。確かにおもしろいけどな。
誤爆。64でした。ごめんね。
ごめん、ジョインドゥて読むのね、マジまちがいでした。。。
73 :
無名草子さん:01/11/28 08:03
康芳夫と福田和也と矢作さんの鼎談ってのはスゴ過ぎるな(笑
あの鼎談を企画した編集者はスゴくヨくワカっているヒトのような気がするな(笑
74 :
無名草子さん:01/11/28 09:48
>73
あの頃のTitleは面白かった。号によってムがラあったけど。
75 :
無名草子さん:01/12/02 10:56
age
も一回ジョウのシリーズが読みたいなぁ・・・。
77 :
無名草子さん:01/12/08 17:19
お前ら、もう終わりですか?
78 :
無名草子さん:01/12/08 23:21
(ちょっと語り口調を真似てみる)
>77
いや、,終わりではないのさ。
固定ファンはいるはずなのだが、ネットの上での密度は妙に低いようだ。
上記ファンサイトでもそんな話題があったし、2chでもこのスレッドはむしろ長い方だ。
Yahoo!掲示板に至っては、トピックを立てた奴自体がちょっとした質問をするだけで
満足し、投稿数が片手に足りるかどうかなんだぜ。
どうも話題を繋ぐのにむつかしいタイプの人みたいだ、矢作さんというのは。
しばらく常駐して話を振るというのもひとつの手だが、それもどうもおこがましい気もする。
(真似は無理だと悟り、口調戻す)
とはいえ、ちょくちょくこのスレ覗きに来ます。で。
>76
ジョウ・ラミレス・モルテスですよね?
冷戦終わっちゃったから、どう登場させるかミソになりそうです。司城さんどうしましょう?
「定吉七番」なら冷戦後の話があったんですけどね。
79 :
無名草子さん:01/12/15 05:03
>>78 > いや、,終わりではないのさ。
ageてくれなきゃ、落ちちゃうよ
80 :
無名草子さん:01/12/15 07:02
>>78 >>どうも話題を繋ぐのにむつかしいタイプの人みたいだ、
>>矢作さんというのは。
>>しばらく常駐して話を振るというのもひとつの手だが、
>>それもどうもおこがましい気もする。
↑同感(笑
それとこういう言い方はアレだけど、社会戯評エッセイとか
福田和也氏が激賞してるような文学作品≠ゥらじゃなく、
矢作氏が自称するところのインターヴュー小説≠ゥら入ったファンと
しては、今はもう21世紀で70年代後半じゃないわけで、矢作氏という
存在そのものに最早あまりライヴ感がないんだよね。半分隠居してる
カンジ。
だから倉庫行きはしょうがないんじゃないかと思います。
ムダな抵抗はヤメよう、つーか(笑
81 :
無名草子さん:01/12/15 10:33
>>80 細かいことだけど、福田和也は『作家の値うち』の中で、
矢作の初期の小説も「激賞」しているよ。最近作だけじゃなく。
それと、前から謎だったのだけれど、矢作はどういう意味で自作を
「インタビュー小説」と規定しているのだろう? わかる人います?
82 :
無名草子さん:01/12/15 14:11
>>81 >>福田和也は矢作の初期の小説も「激賞」しているよ。
あ、そうなンスか。
そりゃそうだ! そうでなきゃイカン!!(笑
>>矢作はどういう意味で自作を「インタビュー小説」と規定しているのだろう?
初期作品を読めばたちどころに解かることなんではないでしょうかダメでしょうか?
つか、ワタシはムツカシい文学理論とか詳細なハード・ボイルド文学史とかは
知らんけど(←こういう物言いはヤハギ氏の最も嫌悪するとこだけどネ(笑
ヤハギ氏はハード・ボイルド探偵小説≠、
「寄る辺無い一人の男が或る事実を求めて様々な人間たちの話を聞く話」
と定義していて、そこでは主人公/語り手(多くの場合一人称)は
物事を解決≠オたりする(いわゆる)ヒーローではなく、リポーターであり
インターヴューアーである、とも語っています。
もちろん多くの人と会話を交わすにあたって、様々な価値観もまた行き交い、
かつぶつかり合うわけで、そういう意味でもインターヴュー
なのではないでしょうかダメでしょうか?
以上御参考までに。
チャンドラーとかYO郁子キッスか
>79
78です。ごめん。前にも漫画板のスレをタイミング間違えて落としてしまったので
気をつけます。
>80
ライブ感がないというか、作品のペースがかなり落ちましたからねぇ。
アップトゥデイトな意味では確かにないのかもしれません。
作品内でのライブ感はまだあると思うんですよ。漫画原作ではあるけれど、「気分2.1」
や「鉄人」はなかなかいい感じだと思います。「鉄人」なんざぁ、主人公の鳶尾(トビオ)
少年が小四で矢作台詞を喋ってます(って、これはあまり関係ないか)。
掲載誌のサンデーGXが方針練り直しってな噂が当該スレで出てたりするんですが、
なんとか物語がまっとうできれば「サムライ・ノングラータ」の仇もとれそうな感はあります。
(余談:ネーミングなんか、「サムライ…」と同様色々遊んでいます。月光仮面の人と同じ
だとか、某ファッションモデルと同じ名の女の子とか)
>81
5年かそこら前の、SPA!での福田・矢作対談では、福田氏が突っ込んだ質問をすると
矢作さんが少しはぐらかす、また突っ込むとまたはぐらかす、という感じだったのが
微笑ましくもありました。
「インタビュー小説」については、次の82さんのレスが大体のところだと私も思うんですが、
何分矢作さん以外にあまり使っていない定義なもので、作品から嗅ぎ取るというのと、
「複雑な彼女と単純な場所」の「夢を獲える檻」の記述が参考になるかと思われます。
(ええと、80=82さんですか?)
ああ、それにしても、「カニを、もっとカニを!」の大友克洋アメリカ売っぱらい計画は
いまだに笑える。
一応念のため。
「カニを、もっとカニを!」は「複雑な彼女と単純な場所」の
「夜だけのパラダイス」の章に収録。
同著は単行本が東京書籍、文庫版は新潮文庫。
…共に古本屋で探すのが早いかと思われるのがツライところ…。
88 :
無名草子さん:01/12/15 19:58
「複雑な〜」に収録のエド・マクベインへのインタビューは素晴らしかった。
インタビューなのに、ちゃんと矢作の「作品」になってるんだよね。
あ、でも「インタビュー小説」の定義とは関係ないですよ。
89 :
無名草子さん:01/12/15 22:13
>>85 >>80=82さんですか?
はいそうです。
しかしまぁ、
>>「インタビュー小説」
>>何分矢作さん以外にあまり使っていない定義なもので
そこまでマジメに取り組む問題でもないんじゃないでしょうか(笑
<<あまり使っていない>>と言うよりヤハギ氏以外誰も使ってません(笑
で、苦し紛れ、とは言わないけど、ヤハギ氏だって半分シャレで言ってるんだと
思うんですよ。
と言うか、ヤハギ氏の言動なんてみんなシャレと韜晦と自己演出みたいなもので、
マトモに取るのはヤボなんですナ(笑
ま、それでも非常に上手い言い様だとは思いますけどねモチロン。
90 :
無名草子さん:01/12/15 22:21
>>88 確かにあのインターヴューは見事ですナ。
それであの記事の中ではマクベインってカッコいいヤツに
描かれてるんだけど、べつのエッセイなんかではあのインターヴューの
時のネタをもとにしてビシビシ言われちゃってるのね。
「小説をフランスで映画化されるっていう話をそりゃあウレシそうに
話していやがった(苦笑)」
とかね(笑
らしいですなぁ。
>89
う〜ん、まるで東郷隆さんにレスを返してもらっているようだ(笑
>ヤハギ氏以外誰も使ってません(笑
あ、やっぱり…。
>と言うか、ヤハギ氏の言動なんてみんなシャレと韜晦と自己演出みたいなもので、
>マトモに取るのはヤボなんですナ(笑
はい、全く同感です(笑
ピンカートン・インベスティゲイション横浜支局以来(私は当初これを信じていたのだ。
恥ずかしながら)、その辺りは身に染みてはいるはずなのですが…いやはや。
92 :
無名草子さん:01/12/16 08:00
>>91 だいたいピンンカートン・インヴェスティゲイションズ≠チていう
カッコいい社名自体がウソっスからねぇ(ホントのピンカートン社はなんかもっと
もっさりした社名)
今の世の中でアップ・トゥ・デイトな感じをたたえたヤハギな事柄、というと、
ダディ・グース名義のマンガ作品全作単行本化! とかだろうなぁ。
誰かやれよホント(笑
93 :
無名草子さん:01/12/16 09:54
このスレって、5人くらいの矢作マニアが順ぐりに書いてる感じ(w
ダディ・グース名義のマンガは原稿も残ってないらしいよ。
誌面自体から起こすしかない。矢作のことだから、きっとそういうのは嫌がる
だろうな。
それより、文庫化されてない小説をまとめて文庫化してほしい。
それだけでちょっとしたブームが起こせそうな気がする。
>92
はい(笑 ふとピンカートン探偵社の社名を調べてみたところ「あ゛!」と…。
作家の経歴詐称(?)はときどきある(らしい)ものの、矢作さんの場合は元ネタが
あるのがちょっと毛色が違うところ。
(ご存知のない方のために、元ネタ↓
ttp://www2.justnet.ne.jp/~azono/ma.Dashiell.html)
…って言うか、知っている人にはすぐわかるように仕込んでたんだよなぁ……。
でもインヴェスティゲイションズって響きが格好良かったんだよなぁ…。
話替わって、
ダディ・グースといえば、とりみきの絵日記エッセイ漫画「愛のさかあがり」に、
早川書房の引越しの際に「原稿が出てきたそうである」とありまして(本編じゃなくて
注釈にて。でも1982年の頃の話…なんだもう20年前か)。
本人の元に帰っていたら処分しているだろうか、やっぱり。
ダディ・グース名義は挿絵では見たことありますが、漫画は未見。
そういやシスコ・マイオラノス名義も怪しいんですが…。
>>87 ブックオフにはたまにありますね。
新規開店だと掘り出し物があるかも、という噂がありますが、
私は「マンハッタン・オプ」をやっと揃えることができました。
96 :
無名草子さん:01/12/16 11:37
私も最近まで、村上春樹の『風の歌を聴け』に出てくるデレク・
ハートフィールドを実在の作家だと思ってました(w
ダディ・グースの作品は、村上知彦の『イッツ・オンリー・コミックス』
に数ページ転載されてますね。でもちゃんと読むには現代マンガ図書館に
でも行かないと…。
97 :
無名草子さん:01/12/16 13:02
>>93 >>このスレって、5人くらいの矢作マニアが順ぐりに書いてる感じ(w
おっしゃる通りですな(笑
いやもっと少ないかもしれんよ。
>>矢作のことだから、きっとそういうのは嫌がるだろうな。
いや、矢作さんも加齢と共に確実に円く、
かつかつてより一層メンド臭がりになってるようなので、
マンガor(&≠ナも可)ヤハギキチガイの粘着編集者がシツコく
つきまとえばOK出るんじゃないスか?
>>94 ちなみににシスコ・マイオラノス≠フネタモトは「長いお別れ」の
メンディ・メネンデス(だったよな)の手下(ものすごいチョイ役)
の名前ですナ。
98 :
無名草子さん:01/12/20 08:29
鈴木さんはどうですか?
ギャグ満載で好きなんですけど。
99 :
無名草子さん:01/12/22 18:06
当のスズキさんはギャグだと気づいていないと思う。
100ゲットオオォォォォ!!!
101 :
無名草子さん:01/12/24 16:04
矢作氏、韓国で漫画家スカウトしようとしてむこうの編集者と相当やりあったらしいぞ。
102 :
無名草子さん:01/12/25 16:24
>101
福田和也と大塚英志の対談本(「最後の対話」)に書いてあるね。
大塚英志が同じツアーで、矢作氏と同じ作家を狙ってて…って。
103 :
無名草子さん:01/12/27 07:11
アゲインの最終回で、矢作の全作品の帯を送るとブルーバードをプレゼントってのが
あった。
俺は外れたけど本当にプレゼントしたのかな?
謹賀新年
現在連載中矢作俊彦原作漫画の現況
気分はもう戦争ver2.1
前号の次号予告にはあったが休載。今度も予告には載っているが…
鉄人
好調だが、次号取材のため休載。漫画板GXスレでは概ね好評のよう。
(GXスレ自体ここんとこ寂れているが、その前に話題が出た)
さて、御存知あれば…という話。
かなり昔に「酒場をめぐる冒険」という深夜特番があったんですが(うちの地方では
前ぶれなく深夜に放送された)、どなたか覚えておられる方はいますか?
(なんでいきなりこんな番組が? と当時思ったものでして)
なるほど。
ここへ来ればエースのジョウの消息を尋ねることも出来るわけだ。
>64 ユリという女にメールを送ってみたまえ。
106 :
無名草子さん:02/01/06 02:30
>>104 >>「酒場をめぐる冒険」
ハイハイ、「酒場をめぐる冒険」ネ。確かフジテレビ系の深夜番組でしたナ。
細部に至るまでまるで昨日のコトのように、ハッキリと憶えていますとも(笑
白のステン・カラー・コート(ちょっと丈が短め)を颯爽と身に纏った氏が、
あの(!)本牧・リックショウ・ルームに滑りこみ、何も言わずに人差し指
を上げるとカウンターの下の隠しからトリス(!)現われる。
ショット・グラス一杯のそれを一息で喉の奥に抛り込み、氏は白々明けの街の中へと
出ていく、
というのがエンディングでした。
いっやー、カッコいいぜ!!
107 :
無名草子さん:02/01/06 04:22
「酒場をめぐる冒険」出演者リスト
(※私の記憶のみに基づいてオリマス。脱落・誤認多謝)
※トーク部分
矢作俊彦(元・ハマの不良)
宍戸 錠(本業・エイスのジョウ)
宮原友春(当時ヨコハマ、ホテル・ニュー・グランド、メイン・バー、
シー・ガーディアン、チーフ・バーテンダー。
現在パン・パシフィック・ホテル・ヨコハマ、メイン・バー、
ジャックス、マネイジャー
ちなみにこの方はあの(!)「オール・ザッツ・ニッカツ・
シネマ・アゲイン」にも出演されてます)
川島 透(映画監督)
あともう一人、
「ヤハギ氏の古くからの友人でつい最近まで(当時の)アフガン(!)
で医療補助のヴォランティアーをしていた」(←テロップで流れた)
という、眼鏡をかけてムチムチッとしたオカマみたいな男性(名前失念)
※ドラマ部分
宍戸 錠
郷田ほづみ(怪物ランド)
赤星昇一郎(怪物ランド)
こんなところですか。
ああ、覚えておられますね。
深夜に放送されたってのもあるんですが、えらく格好の良い番組でした。
(こちらではものすごく遅く放送されたんで、番組終了時ほとんど夜明け前
だったんですよ)
で、>107さんに追加。
トーク部分
安部譲二(元インテリヤクザというポジション)
それから友人というのは、
東郷隆(プロの貧乏人)
*「定吉七番」シリーズ作者、現マニアックな時代物作家
ドラマ部分
平光琢也(怪物ランド)
*錠…父、郷田…息子、赤星…息子の仲間、平光…バーテン
だったかと思います。
109 :
無名草子さん:02/01/06 09:23
>>108 >>番組終了時ほとんど夜明け前だったんですよ
それは東京でも同様でした。
テレ・ヴィの中も白々明けテレ・ヴィの外も白々明け、というね。
あと、先に書いたエンディングは二段落ち(っていうのか)になってまして、
矢作さんが明け方の本牧を去っていきスタッフ、キャストのエンディング・テロップ
が流れ終わると場面がパッと変ってソコは製作会社の編集室(←推測)、矢作さんを
中心にスタッフ一同が集まっていてカメラに向かって缶ビール(だかワン・カップ・
オーゼキだか)でカンパーイ!!ってのがホントの(?)エンディングでした。
>>安部譲二さん
あーっ、そうだった! 忘れてた! いま思い出した!(笑
矢作さんは譲二氏が足を洗ってからやってたレストラン・バーのなじみだったらしく、
「『ココのオウナーって気風はいいしスジメは通ってるしマンガに出てくるヤーさん
みたい』なんてウラで友達と言い合ってたんだよー(笑)」
なんて言ってました。
>>東郷隆
やっぱあの人が二代目矢作俊彦(襲名)≠フウワサもある東郷さんか。
オイル・サーディンを缶ごとジカに焼いたヤツを、「コレ若い頃は『こんなウマい
モンがあるのか!』って思いながら食ってたよなぁ!あはあは」なんて言いながら
矢作さんと食べてました。
で、オカマなんですか?(笑
>>平光琢也
あ、平光さんも出てましたっけ? 背が低いんで忘れてた←差別発言(笑
ちなみにこのドラマ部分の原作は、『死ぬには手頃な日』所収「サタデイ・トゥワイ
ライト・スペシャル」ですナ。
しかしどーでもいーが、この遣り取りの内容をいったい何人の人間が理解出来て
いるのだろう(笑
110 :
無名草子さん:02/01/06 13:29
「二代目矢作俊彦」って、「別冊『野生時代』・矢作俊彦」に出てきたヤツだよね。
あれって東郷隆(というウワサ)なのか。ふーむ。
東郷さん、オカマではないはずですよ(笑。
ただなんというか、腰が低いというか、太鼓持ちキャラというか、別の番組で
ちらっとコメント述べていたこともあったと思いますが、あんな感じです。
角川文庫版定吉シリーズの解説では、友人の作家「Y」のところにたまたま遊び
に来ていたところ、原稿を催促しにきた編集者に、その態度からマネージャーと
間違われて「Y」の代わりにこっぴどく怒られたというエピソードが紹介されています。
また別の巻、川又千秋さんの解説では、AK47突撃銃の噂をアフガンへ確かめ
に行ったと紹介されています。そのレポート記事から、痩せて眼光厳しい風貌と
記憶していた川又さんが、実際会ってみたらあの福々しい顔で、一瞬わからな
かったとか。
「酒場を〜」のオイルサーディンのくだりでは、一緒に食べる前に、こんなことを
やってませんでしたっけ。
君の好物を用意してきたよ、とばかりにオイルサーディンの缶を渡すヤハギ氏。
うれしそ〜うにウンチクを述べながら缶を開ける東郷さんを尻目に、
ヤハギ「じゃ、僕にはキャビアを…」
東郷 「…え!?」
少しでもいいからキャビアください…貧乏人が食べたら身体を壊すぞ…なんていう
ようなやり取りをしていて、いやぁ仲良いなぁ(笑…と。
矢作さんとは作品でも関係深いようですね。「暗闇にノーサイド」の軍事情報のネタ元
とか、正露丸のくだりなど。
え〜、休日にしか書き込みがないこのスレッドではありますが(w
もうちっと足掻いてみようかと。
>105
エースのジョウなら、矢作俊彦監督作の「ザ・ギャンブラー」を見てみるといい。
チープなところもあるが、なかなか面白かった。
大き目か、ややマニアックなビデオレンタル店ならまだ置いていると思う。
既に御覧だったなら、なにか言いたいこともあるかもしれないが、あれも彼の消息
ってものの一つの答えだろう。
113 :
無名草子さん:02/01/31 12:13
age
「ツーダン満塁」age
115 :
無名草子さん:02/02/06 09:36
ツーダン満塁ゲット age
司城との共作は、どの部分が司城だかわからん。
全部矢作におもえる。 鬱
117 :
無名草子さん:02/03/05 10:32
なつかしい。もう、古本屋でしか入手不可だね。
しかし、おもしろかった。あれから何年?
118 :
無名草子さん:02/03/05 11:36
「海から来たサムライ」好きなんだけど、語られてないなあ・・・
あーゆーのもっと書いて欲しいけど。
119 :
無名草子さん:02/03/05 11:48
>>118 「あ・じゃぱん」を、百回読み直す方が、待つより確実。
これが現実かな。
ツーダン満塁がなんのことだと思ったら、東京書籍の新刊だとは…。
近くの書店にないからAmazonあたりだろうか。
>116
あとがきなどで言ってることから推測するに、矢作さんの草稿を原稿にリライトした
のが司城さんのようですが、そう言ってるのが矢作さんだからほんとのところはわからず。
>117
ノベルス版が昭和59年だから26年前…四半世記か…。
>118
サムライは上巻のヴェルマ・ヴァレント号のくだりがわりと単調だから、そこで挫折した
方もいるような感じがします(友人がそうだった)。
その分ハワイ上陸後の下巻は弾けてるんだからちょっと惜しい。
そうそう、あれに登場するネイランド・スミスが何者なのかずーっとわからなかったん
ですが、先日判明。私と同じような方で、答えを知りたい方はメール欄を参照してください。
活劇物ってことでいうと、小説ではないですが、過去ログにもでてくる「鉄人」(画・落合尚之)
がなかなかいい感じ。
「気分はもう戦争ver2.1」は再開するのかどうか…。
違った…
昭和59年は1984年だから18年前でした。 鬱だ…
六郷の向こうの田舎もんが、=ゥんな機種依存文字はしゃいで使ってんなよ。
123 :
無名草子さん:02/03/08 06:35
124 :
無名草子さん:02/03/08 23:11
そういや、もうすぐ「神様のピンチヒッター」のDVDが出るんだよね。
楽しみ。
125 :
訴える名無しさん。:02/03/09 11:32
DVD、まじっすか?
かなり嬉しいんですが
詳細きぼん
126 :
無名草子さん:02/03/09 23:10
感謝〜m(__)m
明日早速予約します
アゲイン、なってなさそうですね・・・
>>128 そうですか、やっぱり…。
ところで、2〜3年前に漫画アクションで矢作原作のコミックを
やってたと思うんですが、あれ(東京カウボーイ?)って単行本などになってるんでしょうか?
質問ばっかでスマソです。
なってる。新潮社、92年発行。大友克洋のイラストの函付入り\1400。
古本屋を探すしかないね。
あ、いや、小説じゃなくてコミックのほう。
アクションの路線変更で打ち切りになってると思うのだけど。
で、小説の「東京カウボーイ」とはまったくべつの話の、矢作のオリジナル・ストーリーでした。
ひょっとしてタイトルは「東京カウボーイ」じゃなかったかも。
いや、リアルタイムでは知らないけど、タイトルはそのままだと思う
でも、作者か原作者かの都合かなにかで途中でおしまいになって
るのね
ちょいとだけ調べてみたけど、漫画は単行本とかにはなってなさそう
どうしても知りたいのならアクション出してる出版社に問い合わせす
るのが早いかも。
ちからになれなくてスマソ
お久しぶり。
東京カウボーイは連載中止となってますね。
その少し後にやはりアクションで連載されている
「さよなら20世記」(98/09/15号〜99/4/6号)も一応終了しているものの、
単行本にはなっていないようです。
>>11 >>23 俺は、コルテスが収穫されるのを待ってる。
天候不順で実入りが甘いだけ。そのうち刈り入れできるはずさ。
ありがとうございました。
やっぱりなってないんすね。「気分はもう戦争2」が同様の運命を辿りませんように。
「新東京百景」も続巻でないなあ。
「大丈夫」長春にいる友人たちが晴れやかに笑った。
「まだぼくらには鉄人があるじゃありませんか」
>135
小学館のサイトで新東京百景を検索すると。
ほら、びっくり。
自己レス。
なんだよ「新東京百景」って。
「新ニッポン百景」だろ、バカ>自分。
俺も間違えてた。自己批判。
140 :
無名草子さん:02/03/18 10:52
age
141 :
名無し娘。:02/03/23 06:16
最近の矢作(5〜6年)は読んでないので、何ですけど、、、
保全
一般書籍板はどのくらいレスが無いとdat逝きになるんすか?
モー板はsageでも保全出来るけどここもおなじですか?
よくわからないので、ごめんなさいage
142 :
無名草子さん:02/03/26 21:12
「冗談じゃない」あ奴は叫んだ。
「このままじゃ落ちてしまうじゃないか」
たとえヨコハマの町から路電が消えようとも、どぶ板からマリンコのポパイ兄ちゃんたちが
姿を消そうとも、この板からこのスレが姿を消していいわけないじゃないか。
143 :
無名草子さん:02/03/26 21:26
千葉県民を差別するなー
ムリです。矢作氏の頭の中の地図は、神奈川県の隣に、フランスが有るのですから。
145 :
無名草子さん:02/03/27 00:19
し、失敬な! 京都だってあるぞ!
神戸もある。あら皮が。
所詮周回遅れのトップランナーだと氏が言ったのは
何年前だったか。
いまでは周回遅れで、なおトップでもない。市民自嘲。
147 :
無名草子さん:02/03/31 01:44
「こ、このまま」スズキさんは怒りに打ち震え、同時にちらりとギャラリー、
とはいってもそのほとんどはアイダホとミネソタのポパイ兄ちゃんばかりだったが、
それでも叫んだのだった。
「このままDAT落ちさせるものか、このスレを!」
「あじゃぱん」ソフトカバーで再発売(解説 福田和也)記念あげ
149 :
無名草子さん.:02/03/31 09:24
すみません、リンゴォキッドの休日って
まだ入手可能でしょうか?単行本でも何でも。
>149 オンライン古書店で、調べてみたら、\500から\6000まであった。
文庫でさえ\2000の値段をつけてた。
たまーに、ブックオフで\100で売ってるのを見たりしたが。
恐るべし、寡作作家。
151 :
無名草子さん.:02/03/31 19:50
早速感謝です
文庫で2000えんとは驚愕
引っ越しのどさくさでハードカバー無くしたのが悔やまれる
152 :
無名草子さん:02/04/02 23:00
軽装版見てきました。なんで文庫じゃなく軽装版なんだろう。
はっ! 単行本の印税だけじゃ前渡し分に届かなかったのか?
153 :
無名草子さん:02/04/08 23:11
保守age
154 :
無名草子さん:02/04/08 23:30
司城はどうしてんだ?
155 :
無名草子さん:02/04/11 12:58
真夜中へ、もう一歩
age
156 :
無名草子さん:02/04/20 18:46
「東京カウボーイ」ブクオフで見つけましたが、買うべき?七百円也
ぜひ買っておくべき。
ていうか、私がもう買いました。って言っておく。
158 :
無名草子さん:02/04/20 19:31
見つけた時、千エンすら持ってなかったのよ・・・買われたか!チクショー
159 :
無名草子さん:02/04/20 20:01
>156
もしかして喜連瓜破店?
160 :
無名草子さん:02/04/20 20:09
ノースリーブ ノースィンギン
だったけ?
神様のピンチヒッターのDVD、入手age(^^ゞ
やっときたよ(笑
163 :
名無し募集中。。。:02/04/25 03:59
164 :
無名草子さん:02/04/27 05:31
やさくしゅんへこage
165 :
無名草子さん:02/04/29 20:03
今日書店に行ったら「気分はもう戦争2」の単行本が出てたよ。
まだ読んでないんだけど、これで完結なのか? ずいぶん薄いぞ。
んで、藤原カムイの後書きはなんだか矢作に対してブチ切れてるように読めるんだが…。
↑出ましたか!
例のごとく、本業と関係の無いところで余計な一言を言いまくりだったのでは・・・
167 :
無名草子さん:02/05/02 02:04
>165
あれは連載中に911テロが起きて、矢作の頭がアジャパーになって
途中ver.変更で1回書いたままになってる。完結するかどうかは分からん。
168 :
無名草子さん:02/05/02 02:46
バカなオヤジ。
169 :
無名草子さん:02/05/02 09:09
2.1買ったけどさ
テロ前だったらそれなりに矢作節も面白く読めたけど
テロ後の今見たら、恥ずかしくて読めたもんじゃないな
矢作の世界観が軍ヲタの妄想レベルにしか読めない
作中でサバゲーを茶化してるけど、
「気分はもう戦争」も「サバゲー」も同じだよ、本物のテロ画像の前じゃ・・
これじゃあ戦争終わるまでアジャパーなんだろなあ・・
てことは、矢作も反米サイコーのコギャルも同じってことか・・
>169
そいつを自覚したから中座しちまったぁわけで。
現実の方に荒唐無稽さや作り物臭さを上回られりゃあ、あのおっさんの性格(私がそう思う
ってだけのやつだが)なら、ひどくモチベーションが下がったことでしょう。
再開は相当微妙ですが、これで終わりなら今回は矢作さんの悪いクセが出たって
わけで(どこかの文庫の解説にあった「妙なキャラクターを出してお茶を濁す」って
主旨の奴ね)、私は矢作さんの成績表に今回は「もっとがんばりましょう」の判を押すまで。
気分2のサイト(このスレにリンクあり)にも、9.11テロ直後の矢作さんのコメントが
あるんですが、いつもより過剰な言い回しでオブラートに包んでいるけど、かなりな
恨み節になっています。
…それはともかく、『鉄人』が順調に面白くなってるからいいや。
ちなみに、単行本版『気分2』は雑誌掲載分をいくらか再構成して(どっちかてぇいうと)
ムリヤリまとめた形になっています。
単行本の冒頭が雑誌では最後に描かれた部分。
というわけで、ネズミの国を吹き飛ばす以上の意趣返しを今のところは思いついていない
ご様子。
172 :
無名草子さん:02/05/02 19:06
なんか中途半端だった。
173 :
無名草子さん:02/05/03 23:59
う〜む。もう再開はないだろうなあ。
単行本になっただけマシか。
174 :
無名草子さん:02/05/04 21:54
age
175 :
無名草子さん:02/05/06 02:10
コミック版「東京カウボーイ」を出せage
176 :
無名草子さん:02/05/06 02:11
「コルテスの収穫」下巻も出せ!
コルテスの収穫は、旱魃のため不可能になりました。
気分2.1単行本だと対馬にきたヘリ部隊が韓国軍になってる。
これってエースでは米軍だったとおもいます。
一応手直しして続けようという気が有るのでは、
希望的観測ですが。
でもエースの予告にはもうのらなくなってしまったようですね。
179 :
無名草子さん:02/05/11 15:30
age
180 :
無名草子さん:02/05/15 01:41
科学の子の刊行はまだか?
とにかく新館がホスィ。
181 :
無名草子さん:02/05/18 18:02
矢作さんは何気に審美眼が狂っている気がする。
小柳ゆきを本格派シンガーと勘違いして
「こういう子は米軍基地で歌ってたという経歴であるべきだ」みたいなこと言ってみたりとか、
ハーシーズよりゴティバのチョコの方が旨いとか言ってみたり、確かに比較すればその通
りだけど、比較にゴティバを得意げに出して来た時にはがっくり来た。
長島ももういいよ。好きなのは分かったから。
好きなんだけど、たまに、あちゃーと思うことがある。
しかし、長嶋をほめるのは、判らん。
千葉の人間なんだが。元は。
カドカワ版の あ・じゃぱ・ん、買ってしまいました。
183 :
無名草子さん:02/05/26 09:31
ハードカバー版とちがうんだっけ?
一応、加筆訂正してあるらしい。
どこが違ってるのか、研究する意欲(根気)は私にはありません。
などと誰に断ずる権利があるのでしょう。(うふふ)
お安くなってます。\2900
なお、カドカワ版は、軽装のため、凶器には使えません。(多分)
185 :
無名草子さん:02/06/01 00:27
ジェーン・ドゥ、アドレスを送信してから進まないぞ!!
一体どうなってんだー!!
186 :
無名草子さん:02/06/01 00:56
だってしょせんは横浜の田舎モンじゃん。
ズレてたり、ダサかったりするのは仕方ないんだよ。
顔はルー大柴だし。
187 :
無名草子さん:02/06/01 01:11
いや、本人は横浜を東京より西洋文化を早く受け入れ吸収した
東京より進んでる街だと思ってるだろう。
東京は幕末以来、薩長のイナカモンに征服された巨大なイナカ
だとも思っているだろう。
188 :
無名草子さん:02/06/01 13:00
>>186 東京の田舎者よか、なんぼかマシだと思ふ
>>187 進んでいた街だったっんだよ
ただそれが
>>146で書かれてるように、所詮周回遅れの
トップランナーでしかなかったってことだろう
すべては過去形でしかない
念のため保守
新作は出ないのかな?
191 :
無名草子さん:02/07/05 01:52
「ウォーキング・ボーイ」小学館
7月22日(12日?)発売らしいのだが…。
情報求む
192 :
無名草子さん:02/07/05 01:57
俺はいまだに矢作・司城コンビの新作を待ち望んでいる
愛読してるのだぞ、まじで
> 俺はいまだに矢作・司城コンビの新作を待ち望んでいる
> 愛読してるのだぞ、まじで
暗闇にノーサイド?
マンハッタンの戦車?
海から来たサムライ?
全部新書で買ったが、出先で突然読みたくなって、文庫でも買ったよ
(サムライ、だった)。
一度司城単独のを読んだが、そこまで夢中にはなれなかった。
ところで「私立探偵濱マイク」って、矢作噛んでないのか?
194 :
無名草子さん:02/07/11 16:29
小学館なら「鉄人」が8月19日予定なんですが…。他はわからず。
>193
濱マイク、多分噛んでないでしょう。
林海象(原作、映画版監督)は初商業作(だったはず)の「夢見るように眠りたい」から、推理
やアクション主導でない、駆けずり回ることで周囲が動いていく探偵(このときは佐野史郎)を
やっていますから、マイクもその延長上と思われます。
林監督の探偵像は(一般的なハードボイルド探偵より)矢作さんの方に近いのかもしれません。
195 :
B37 ◆lPJpzlnU :02/07/11 21:55
濱マイク、第一話で幻滅したなあ。お話はわりとよかったのに・・・
喜連瓜破店の「東京カウボーイ」悪いと思ってそのままにしてたけどまだあったので購入。
サムライ・ノングラータも他所で見付けたので嬉しい。
>193
むろん三作とも
特に「マンハッタンの戦車」は好きですね。カーク・高品はないだろう(W
197 :
B37 ◆lPJpzlnU :02/07/11 22:49
その・・・「ブロードウェイの戦車」ではないかと。
> その・・・「ブロードウェイの戦車」ではないかと。
yes.
汗顔の至り。
「ブロードウェイの自転車」てのもありましたね。
大島弓子が表紙を描いてた。
199 :
無名草子さん:02/07/15 12:35
200 :
無名草子さん:02/07/15 15:25
>>193、194
むしろ林海象のほうが矢作を意識していたんじゃないかな?
ま、意識するしないにかかわらず、矢作と「濱マイク」は日活アクション
つながりで相通ずる部分が多いと思うけど。
201 :
B37 ◆lPJpzlnU :02/07/15 19:39
>>199 ひいぃぃー、コルテス読んどくべきだったのか読まないで良かったのか複雑・・・
>200
うん。もし意識していたらとするとそっちの方向でしょうね。
映画版濱マイクは気にはしていたんですが見ずじまいになってまして…。
深夜に三作ともやっていたのを今頃気づくというていたらく。
テレビ版は毎回監督を代えて、ってことのようですが、第三回まで見たところでは、
基本的な部分の擦り合わせをやったのかなぁという印象です。
全くどうしようもない、というわけではないけどもっと面白く出来そうな? というかなんちゅうか。
>199
「フランスの夢」に大笑い。
>200
あれは個人的には「続きが無いという致命的な欠点」が無い限りは、なかなかの話と思って
ます。古本屋等で見つけたらぜひお読みください。
で、「続きをよこせ〜」と歯噛みをするのだ。
というか、「無い」とはっきりわかってる分だけ、これから読む人はほんの少し幸せ。
>199
あの「豚飼いの息子」が、メルツェデスに乗って現れた瞬間から、
妙な胸騒ぎがあったのは確かだ。
あのコルテスが、グリンゴ好みの車でやってきた段階で気付かないなど、
如何に俺の目が曇っていたか、判ろうというものだ。
ともかく、当時の俺は、奴の車に乗って「収穫」の場所へ向かったのだ。
メルツェデスのドアを自ら閉じた段階で、収穫はなされたとも気付かずに。
コルテスが収穫したのは、他でもない、この俺だった。
BOOKアサヒ読むと
●「新ニッポン百景」シリーズ 小学館
●「百愁のキャプテン」朝日新聞社
●「ららら科學の子」文藝春秋
この辺が近刊予定らしいね。
「ソーロング」はいつになるやら…
205 :
無名草子さん:02/07/19 07:58
やっぱり矢作って新潮社と決裂しちゃってたんだね(アサヒコムのインタビューに
よると)。
こうやってだんだん仕事する場が減っていくと…。
他人事ながら老後が心配。
206 :
こんなもん:02/07/19 10:51
矢作の東京書籍三冊目は、以前の書き飛ばし原稿を
寄せ集めただけでしょう。
このひと、1人だけだと大して面白くないし。
狂言回しをしてくれる、ややまともな業界人が
登場しないと、以外に常識的なおっさんなのね。
207 :
無名草子さん:02/07/19 16:53
景山民夫とは似て非なるものか?
208 :
無名草子さん:02/07/21 22:52
>>199 旭混むの「作家に聞こう」読んでみた。
昔は俺もワルだった、自慢が多くて、ちょっと萎え。
>>207 > 景山民夫とは似て非なるものか?
違う! 断じて違う!!
全く違う!
>>208 > 旭混むの「作家に聞こう」読んでみた。
> 昔は俺もワルだった、自慢が多くて、ちょっと萎え。
これも違う! 断じて違う!!
今でもワルだ!
だよなあ、Daddy?
>210
まあなんだな。
やつのいうことのどこからがマジでどこまでがジョークかの判断は読み手に丸投げ
されてるんで、萎える方がおみえになられても仕方あるまい。
ダディ・グースでデビューしたての頃、インタビューに自分のニセモノを仕立てて、自分は
繊細で人見知りな彼のフォローのためにいますってなぁイタズラをやらかしたってぇからねぇ。
そのキャラクターは一生直す気はないだろうよ。
ところで、俺はいつまでニューヨークの海の下にいなけりゃならないんだ?
212 :
無名草子さん:02/08/04 03:02
マイク・ハマーに伝言あげ!
213 :
無名草子さん:02/08/04 20:33
こういうキザな自称ワルの系統が滅んでいくのはいい傾向だと思います。
まえまえから読みたかったホレス・マッコイの「彼らは廃馬を撃つ」
やっと手に入れた。文中「神様のかわりにピンチ・ヒッターに立ってちょうだい」
という台詞がでてくるんだけど矢作の「神様のピンチヒッター」は
ここから引用したタイトルなんだろうか?どちらも(メール欄)な話だし。
216 :
無名草子さん:02/08/04 23:38
217 :
B37 ◆lPJpzlnU :02/08/05 19:58
>>216 いやそんなことはないよ。お話は全く別だしテーマも違う。
でもタイトルと
>>215のメール欄の部分は意識して引用してるような気がするから
インスパイアされたのかな?と思ったんだけど。
218 :
無名草子さん:02/08/06 12:13
我が家のどこかに
ダディー・グースのスクラップあるぞ。
今度探してみる。
219 :
無名草子さん:02/08/07 04:03
ヤフオクに出せ! 俺が買う!
>218さま すばらしい!!むかしの アクション?とかってまんだらけに
あったりするけどやたら高いんですよね。
それとどなたか『月光仮面社会主義共和国建国秘録』についてなにか
御存じの方教えて下さい。自分はquickjapanの創刊号でみてから
それっきりです。
>220
『終末から』の2号で、ネット古書店を検索してみ。
ダディグース名義は、あくまでも表紙の1カットだけ。
ただし、作者の黒井考人も正体は不明なので、矢作の覆面説も
ないわけではない>全月共
>221さま こんな時間にありがとうございます。
手許のquickjapanの号数表記が思いっきり間違ってました。
ちなみに内容はこんな↓かんじです。御参考迄に。
ww7.tiki.ne.jp/~newestleft/i8-5.html
今ね、家の一階改装中なの。
昨日、見に行ったら二階に上がる階段フタされてた(泣)
もともと兄のショウチャンから大友スクラップと
合わせてもらったんだけど
いやいやスマン。
4ページくらいで、PLAYBOYの1コママンガみたいなタッチだったよ。
ヤフオクにはださないけど
9月にはいって二階に上がれたら必ずどこかにアプするよ。
シバーァァァァァァァァァァァァァシ、待て。
224 :
無名草子さん:02/08/14 23:58
コルテスの収穫あげ!
225 :
無名草子さん:02/08/19 21:18
鉄人1巻発売age
226 :
無名草子さん:02/08/21 12:57
ものすごく昔
横浜をテーマに矢作がいろいろな場所を訪れる
といった内容のテレビ番組があった
そのなかで横浜の有名な遊び人みたいな人と対談してたんだけど
ぜんぜん話がかみ合わなくて
番組としては破綻してた
全体としては面白かったけど
227 :
無名草子さん:02/08/27 00:04
ブロードウェイの戦車age
228 :
無名草子さん:02/09/07 09:35
神様のピンチヒッターage
って、こればっかだなぁ..............
229 :
無名草子さん:02/09/07 10:26
>>181小柳ゆきを本格派シンガーと勘違いして
「こういう子は米軍基地で歌ってたという経歴であるべきだ」みたいなこと言ってみたりとか
遅レスだが、矢作はやっぱり神奈川県民なんだな、と納得。
漏れも地元だが、小柳ゆきが本格派シンガーかはともかく、
(横須賀や厚木の)米軍基地側にいそうな顔してる、と思うよ。
矢作作品は「リンゴォ・キッド」と「マイクハマーへの伝言」
読んだ。あと十冊ぐらい古本で買って積読状態。
ところで、「真夜中へもう一歩」ってどうですか?
>229
それもありますが、「〜という経歴であるべきだ」というところで、古株矢作読者の
笑い所にはまっています。
一時期の当人のプロフィールはダシール・ハメットのそれのパロディですから。
(私個人的には上の「あるべきだ」のニュアンスは
「そうでっち上げた方が面白そうだからそっちにすればいいのに」と受けてます)
もっとも、ボケをかましているのか本気でいっているのかわからん時もままありますし、
前提条件を知っていないとわからない(ある意味不親切な)文章を平気で書きますし、
矢作節の長所であり短所とは解釈しつつも、こういうところなどから、(私が以前書き込んだ)
>どうも話題を繋ぐのにむつかしいタイプの人みたいだ
となるのです。
さて 「真夜中へもう一歩」はと…あれ? 本棚に無いぞ。
読んでたと思っていたのだが…そんなことはなかったのかもしれない…。
え〜、テイストとしては光文社時代でもあるので、「さまよう薔薇のように」に近いもののような…
…スマン。
231 :
無名草子さん:02/09/07 20:38
「真夜中へもう一歩」は二村刑事が登場しますね。
今日古本屋で100円でgetしました。これから読んでみます。
あとがき(のようなもの)を読んだら、執筆中に、この物語にそっくりな事件が
現実に起こったので、中断した、というようなことが書いてありました。
「気分はもう戦争2」といい、この人こういうことが多いんでしょうかね?
232 :
無名草子さん:02/09/07 21:24
うわあ。にちゃんにこんな板がイツのまに。
と、今日、偶然に昔録音した、「マンハッタンオプ」を聴いたので。
これは、矢作脚本も、音楽も、何もかも完璧だったなあ。
>231
あ、そうだ「真夜中…」は二村刑事ものだ。思い出させてくれてありがとう。
てことはどこにやったんだ本?
>〜この人こういうことが多いんでしょうかね?
良い意味でも悪い意味でも完璧主義みたいなところがありますから、例えば
「まともなやつならやらんだろう(ありえんだろう)」と想定したプロットを、現実でまとも
じゃないやつにやられると一気にモチベーションが下がるんでしょうねぇ。
作品を仕上げるという点では誉められたものじゃないですが、その性格がハマると
面白いものを書くから、読者としては痛し痒し極まりなく・・・。
私に矢作本を紹介してくれた友人も、「コルテス」の件で「ヤツは信用置けん」と
なりましたし。やれやれ…。
二村永爾といえば、角川の「矢作俊彦読本」はご存知ですか?
入手はかなり厳しいと思いますが、これにも二村が登場する中篇が収まってます。
二村のキャラクターが気に入ってられている場合は、古本屋等でみつけたら買いです。
>232
録音をお持ちとは、激しく羨ましい…。あのときはまだ、やたら渋いラジオドラマが
やってるなぁ…ってな認識だったんだなあ。
234 :
無名草子さん:02/09/09 12:19
二村ものだとNAVIに連載していた
「SO LONG」がまだ単行本になってないんだよな。
235 :
無名草子さん:02/09/09 21:27
>233
角川の「矢作俊彦読本」 たしか94年か95年位に出ましたっけ。その頃は
まだ学生でしたが、正月に帰省した地元の本屋(千葉の田舎ですw)で発見し、即購入した記憶があります。
今でも実家の本棚の何処かにあるでしょう。
これに収録されている中篇については、F−8クルセイダーについての云々(最後のガンファイター)
や米海軍戦闘救難課程(?)仕込みの料理とか、断片的な記憶しか残っていません。
これってチャンドラーの「長いお別れ」じゃん、という印象を受けた気もします。
二村刑事の登場する作品では、新潮文庫に入っていた「リンゴゥキッドの休日」
の中篇二本が好きですね。
失礼しました、235は231です。
「リンゴォキッドの休日」でした。
逝ってきます。
238 :
無名草子さん:02/09/09 23:21
なんて後ろ向きなスレなんだ。面白いけど。
>238
後ろ向きじゃなくてね、(とりあえずわたしゃ)ひねくれてんです。当の物書きがあれですし。
>235=231
時々既存作品の筋やなんかを流用してますしね。手抜きっぽいときもあれば全然そうで
ないときもあって、これまた困り物。
『リンゴォキッド』も日活映画のどれかが前日談になってたんじゃなかったっけ。
読本内のあれについては、最初期の『リンゴォ…』のときはまだ若くて、それなりにエネルギッシュ
だった二村の、へたれ(疲れ)具合がちょっと面白いです。
(233にある友人に貸したままなんで、記憶がかなり怪しいですが)
>234
過去レスにあるSpeak Out!のインタビューだったかな、雑誌連載時『SO LONG』は
単行本『あ・じゃ・ぱん』と同じ手法で書いてる(文章分解して再構成)と言ってたんで、
単行本化はかなり先になりそう(『あ・じゃ・ぱん』角川版でわざわざ手を入れ直す人だしね)。
240 :
無名草子さん:02/09/17 09:16
最近スズキさんがドラマ化されてたことを知ったのですが、
詳しいことをご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
>240
ドラマ化はちょっと古いです。97年、NHK土曜ドラマ・文化庁芸術祭参加作品。
Googleで『スズキさんの休息と遍歴 NHK』で検索すると、大体のことがわかるページが
ヒットしますので、詳しくはそちらでお願いします。
(まだ未読の場合は、初めにヒットしたページはちょっとネタバレありなので注意)
主演は西村雅彦。
時間が2時間ほどなので、原作エピソードを全て網羅できるはずは無いためか、
『スズキさん…』の表の面である『全共闘世代への応援歌』的作りになっています。
したがって、裏面である『スズキさんのもうどうしようもないくらいのドン・キホーテぶり』
はあまり出ていませんが、ドラマとしてはさすがに芸術祭参加らしくそれなりに手堅い
ものになっていると、個人的には考えます。
ちなみにエンディングに流れる音楽は「ミッキーマウスマーチ」です。
あ、もちろんドーシーボーはちゃんと出てきます。
>>241 早速のレスありがとうございます。
西村雅彦というのもなかなか微妙ですね。
スズキさんにモデルがいたことも今回始めて知りました。
243 :
無名草子さん:02/09/17 23:36
スズキさんのドラマか。
火炎瓶を投げ、男言葉を喋る篠原涼子が良かった。老け役もはまってたし。
もう一回見たい。
>243
そうですね。若すぎるけどどうだろうかと思っていた篠原涼子がなかなか良かったです。
登場シーンが少ないのもあるかも知れませんが、西村雅彦より良いかもしれません。
>242
モデルはいるわけですが、矢作作品内で矢作キャラと化しているため、あくまでモデル
といった感じです。
関係ないですが、案外、矢作さんの礼賛する長嶋茂雄も実は自分の持ちキャラと化した
長嶋なのかもしれないと考えつつある今日この頃。
もうひとつちなみに、スズキさん自体はわりとお気に入りキャラらしく、過去レスのインタビュー
でスズキさん続編について触れているとともに、『気分…2.1』にも登場しています。
もちろん『スズキさん…』と同一人物というわけではないでしょうが。
245 :
無名草子さん:02/09/18 23:55
16号線ワゴントレイルにもスズキさんの記述があった。
やっぱ矢作氏はスズキさんが好きなんだね。
モデルになった鈴木さん自体は、雑誌板のナビスレやら甘粕スレを見てイメージが変わってしまった。
246 :
無名草子さん:02/09/19 00:47
すごい気持ち悪い。ホンモノのスズキさん。
247 :
無名草子さん:02/09/19 01:35
「新ニッポン百景」を読んで、まず感じたのは、
アニメ関係の表記が、妙に正しいな〜、ということ。
といってもガンダムの前に「機動戦士」とちゃんと付けたり、
ロボットではなくモビルスーツと言えたり、という程度ですが。
でも年齢を考えるとな〜。
>245
NAVIでも(今のENGINEはさらにらしいですが)タイアップ記事が増えてきだして
違和感を覚えつつ、やはりイメージはイメージなのだな…と思いつつも、
『スズキさん…』を読み返してみたら案外スズキさんはコケにされていたのに
(それなりの愛情はこもってますが)気づく。という経緯を私は辿っています。
>247
ああ…言われてみれば確かに。
それで思い出したのですが、以前『鉄人』の作者近況で、知り合いに鉄人のフィギュアを
作りたいと言われて話を聞くと、下着の色を訊かれたので変だと思ったら
冴子(主人公の母、美人)を作りたいのだとわかり、「そっちのフィギュアかよ!」
といったことを書いてたりしました。これもあの年齢を考えるとよく知ってるなぁと。
もともとかなりの漫画好きのようですし、チェックは怠ってないのかもしれないですね。
その『鉄人』、2巻が10月19日発売。
前振り・地盤固めを終わって、本格的に話が動き始めました。なかなか手堅く進んでます。
249 :
無名草子さん:02/09/19 20:42
ときどき、この人の本の名前を口にしてみたくなる。
またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行
ドアを開いて彼女の中へ
複雑な彼女と単純な場所
250 :
無名草子さん:02/09/19 23:09
>>249 キザで、自意識過剰で、口ずさむ自分の方が恥ずかしくなるからですか?
251 :
無名草子さん:02/09/19 23:26
>249
口にすると、そうとう恥ずかしいよな。キザ過ぎるって、もはやお笑い。
>>250 >>251 ありがとうございます。
気障とはほど遠い、小役人の日常やってるとね、たまにはね…
>>252 うーん、普通に読んだら気障な、自意識過剰なタイトルなのだが。
実際矢作だとそんな感じしなくなるんだよ。
実際読んでみるとさ。
なんでだろ。
「舵をとり風上を向くもの」ってのもあったよな。
確か引用を間違えてた。ほんとはエリオットの「荒地」の一節なのに、
family reunionの中のセリフとして扱われてたと記憶してる。
エリオットを読んでるバーテンがいるかよ、とも思ったし。
おまけに訳も怪しいし。
でも心に残るんだよな。
なんでだろ。
2cv
保守sage
256 :
無名草子さん:02/10/05 01:51
死ぬには手頃な日age
ところで、あじゃぱんの新潮の上下巻に分かれてると角川の一冊の
やつって内容はいっしょなんですか?
>257
んにゃ。
本自体は未入手(買うつもりなのだが)だから、
当人がインタビューなどで言っていることからすると、
大筋は同じだが、ちょこちょこ手を入れているそうだ。
(>239の最終行でもちょっと触れてます)
>259
ごめん。ちょっと訂正。
過去ログにあるasahi.comのインタビューでそんなことを言ってたような気がしたけど、
確認したらそこではないことが判明。本人のコメントがどこであったかは今のところ未確認。
その代わりといってはなんですが、Amazon.co.jpでは、
>新潮社97年刊に加筆・修正し、上下巻を一冊にした新装版。
となってます。
261 :
無名草子さん:02/10/14 01:10
東京カウボーイage
262 :
無名草子さん:02/10/14 02:58
確かに異常にキザな題名だよなあ。
知らない人がキザに感じたら仕方がない気もするね。
本人が日本の恥かしい風景の写真とエッセイの連載やってたけど、赤面しちゃう
ような書籍の題名を集めたら、この人のはたくさんエントリーされるんじゃないかと
いう気もする。
他には片岡義男。
263 :
無名草子さん:02/10/21 02:16
同じキザでも片岡がスルッとしてるタイトルなのにたいして
矢作をどこか「ひっかかり」があるような印象がある。
264 :
Yanboy:02/10/23 12:43
おまたせ致しました。
おうちの改装もおわり、スクラップもみつかったので
神になります。(えらい辺境の神やね)
「おちめのヨタサン」
ダディー・グース作
矢作俊彦訳
スクラップ状況最悪(上がちぎれてるのよ)
ヤフー・ブリーフケースのyanboyjp
01〜12ページ
13〜23ページ
各ファイルLZH圧縮(マックでやったから自信無いよ)
語れ!
とりあえず初見での印象。
今の視点で見るとかなりアレというか、
大筋のネタがストレート過ぎて、そりゃ、本人は封印したくなるだろうなという気はするものの、
そういやああいうひたすらスラップスティックになっていくスタイルがあったなあ、とか、
詰め込んである小ネタの量はこのときから多いのか、とか、面白い。
時事ネタはさすがに古臭くなってるのも(わかんないのも)多いが。
で、あの「つる姫」はやはり前外務大臣なんだよね。
266 :
無名草子さん:02/10/26 20:30
>264
ヤフー・ブリーフケースまでアクセスしID取得しましたが
yanboyjpのファイルが見つけ出せません。
大変恐縮ですが、手順ご教示くださるようお願いいたします。
268 :
無名草子さん:02/10/27 11:16
>>267 アクセスできました。現在ダウンロード中。
取急ぎお礼申し上げます。
269 :
無名草子さん:02/10/27 20:01
>>199 朝日新聞のインタヴューで高校野球を特攻的敗北主義って普通言うかあ?
笑わせて頂きました。
ところで二村永爾シリーズ、もし映画化するなら配役は誰が良いのでしょうか。
昔から個人的に思っているのは、「陽のあたる大通り」の浅井杏子役は若かりし時の松坂慶子何ですけど。
いまだと...井川遥かな(w
二村は...阿部寛?(自信無し)
言っときましょう。
yanboyjp は神!
271 :
無名草子さん:02/11/04 17:46
江口洋介主演の映画を監督してましたよね。すごい出来だった。
そりゃあね、短くまとまっているところが良い原作で、
せいぜい20〜30分で収まる話を、
普通のVビデオの枠に水増ししたら「スゴく」もなるわな。
光文社版文庫の解説で評論家さん(誰だったかな、井家上さんか池上さん?)
に指摘されていた悪癖は出ているわ、BGMは予算不足かワンパターンだわ。
いやはや…。
ただし、これよりいくらか以前の
「アゲイン」(日活映画グラフィティ。当時「チャンバラグラフィティ・斬る!」という
古い時代劇映画の名場面集映画がそこそこヒットした。その便乗か
なにかの日活映画版)
の繋ぎ部分のエースの錠ストーリィと、
「神様のピンチヒッター」の後に撮った「ザ・ギャンブラー」は面白い。
やや趣味に走りすぎてるが、まあ、それはいつものことだし。
>>264 「おうちのヨメサン」って読んじゃったーよ。
ほのぼのタッチの漫画カト。
274 :
無名草子さん:02/11/09 17:49
age
275 :
無名草子さん:02/11/09 21:16
あ・じゃぱん読了。
ところで三島ってどこにでてきます?
276 :
名無しさん:02/11/09 22:49
>>264 ダディー・グース = 矢作俊彦
ま〜 いつものパターンね。 (謎)
277 :
無名草子さん:02/11/10 00:35
ダディ・グースってしらふじゃ言えないな。赤面しちゃうな。
ほんとにもう。
278 :
名無しさん:02/11/10 16:44
おいおい、矢作俊彦のインタビューなんか信用するな!!
著者の紹介文を、自分で書いちゃうんだぜ!!
279 :
無名草子さん:02/11/10 16:49
「暗闇にノーサイド」新書版の著者紹介を思い出した;-)
ピンカートン探偵社勤務ってなんだよ
280 :
無名草子さん:02/11/10 18:46
矢作俊彦って名前がかっこいいと思う。
ってか本名なんだよな?なんか不安になってきた。
>>279 わっはっは
お前、だまされてるな〜
矢作のホムペ、よ〜く 見てみろ!
>>280 んな〜わけ ないっ。
お前、知らね〜だろ〜
ほいっ!
> 東京教育大学附属駒場高卒。高校在学中から様々な余技余業で活躍、1968年に漫画家としてデビューする。
>
> 船会社のメッセンジャーボーイ、列車貨物係、船員などを経て、一時はピンカートン・インヴィスティゲーション横浜支局に勤務、という贋の略歴を大いに気に入っていた時期がある。
↑贋の略歴を大いに気に入っていた ん だって。
(殊勝になった わけないか)
>>275 本名で出てきます。
東大出身のボディビルダ−。
284 :
無名草子さん:02/11/26 15:21
あげ。
ららら科学の子っていつ出るんだろう?
このハッタリ野郎まだ生きてんのか?
とっとと氏ねばいいのに、才能無いんだから。
( ´,_ゝ`)
/|/| ( )
/ _、_| ( )
/ゝ,_ノ`|y━・
_n
( l _、_
\ \ ( <_,` )
ヽ___ ̄ ̄ )
/ /
289 :
普通の名無しさん:02/11/29 12:51
>>285 ある意味で正しい。(謎
お前、ヤシと会ったことあるんだろ?
わっはっは
290 :
無名草子さん:02/12/12 13:41
保守age
291 :
無名草子さん:02/12/12 14:24
「仕事が俺を呼んでいる」って名作だと思うのはおれだけかな?
作風的にもターニングポイントとして重要だと思うんだけど、あんまり話題にも登らないよな。
B-ing連載だっけ?リクルートに優秀な編集者いたのかな?
>291
実は俺も好きなんだよ。
そうそう。
あの中で、千葉のこと、ちょっとだけ誉めてた。
意外だたったーよ。
294 :
無名草子さん:02/12/15 22:13
来年一月か二月に小学館から新刊が出ますな。新ニッポン百景がらみで。
まあ嬉しいけれど、でもやっぱりソーロングを先に・・・
保守。徹底的に保守。
296 :
無名草子さん:02/12/26 17:44
297 :
無名草子さん:02/12/29 02:45
「ブロードウェイの戦車」
ジョウのファニングにニヤリ
「舵をとり風上を向くもの」だっけか。工房のときにあれを
読んじゃったおかげで未だに車が買えない。
299 :
無名草子さん:03/01/02 06:49
300 :
無名草子さん:03/01/02 17:19
新年快楽!年末を過ごした上海から帰りました。
矢作さんの上海話「共産党はどこですか事件」からはや15年。
紅い旗をはためかせて凱旋帰国したい男ももういない。
外灘の海員倶楽部のカウンターで渋くスコッチを舐めていたとき
ふと矢作さんが横切ったのがみえました。
かつての日本人街である虹口の山陰路や北四川路を歩きましたが、
李香蘭が軟禁されていた里ロンもなにもかつての建物が高層マンション
に変わっていっています。
矢作さん早く上海を舞台にしたハードボイルドお願いしますぜ。
>300ゲット
『スズキさん』オモロイ。
302 :
名無しさん:03/01/03 13:19
シンガポールのアラブ人街も良かったぞぉー(謎)
(アラブ人街とその周辺は シュール♪〜だったぞぉー)
(^^)
気分2が盛大に座礁しただけに、GX連載『鉄人』がGXスレでも概ね好評で嬉しい。
何度か同じことを書き込んでいるような気もするが、
まだ未読のヤハギファンは是非読んでいただきたい。
しかし、鉄人自体がいったいどのような過程で建造されたのか、ますますわからなくなっていく。
日本陸軍謹製らしき佇まいだったのが、
音声認識、AI、モニタ類、スレイヴ・コントロール・システムと いつ製や? となっていき、
さらにはアモルファス金属装甲やら、メイド・イン・コリアの水分解ユニットから供給される
水素を動力源とした水素アクチュエーターときたもんだ。
時空転移をしているらしき主人公父の仕業らしいのだが…。
ともかく、潰れんでくれGX。と願うばかりであった。
『鉄人』、確かに愉快ですね。
ただ、この処、矢作大将からのコメント(漫画の脇の近況欄みたいなあれ)がないのが寂しい。
>305
大将の作者近況コメントは、本編が地道な分、
最初からヤハギ節炸裂・ハッタリかましまくり・読者置いてきぼり(All中国語)など
やらかしまくっていた(もちろん確信犯)ので、編集に止められたと見た(w。
GXスレでも連載初期、若干反感買ってたからなぁ…。
まだコメントが載ってた時期でも連載が進んだあたりでは、そういう書き込みは
見なくなったけどね。
初見の読者がいるにも関わらずそういうことを書くのは、悪癖かもしれないけど
大将の芸でもあるんで。
とはいえ「この人はわざとこういう言い回しを使うんですよ」と説明するのもアレだし。
…ああ、困ったもんだ。
そういえば、少女虎姫はキャラクターが動くようになって、大人虎姫っぽい味が
出てきそうになってきましたね。
307 :
?3?1/4???q:03/01/22 20:49
>306
305です。
ああ、やっぱり反感買ってましたか。
あれを読んで快哉を叫んだり頬を緩めたりするのは、此処に来てる皆さんくらいのものである、と。
ところで、きょう本屋に行きましたら
『KAWADE夢ムック 文藝別冊 江口寿史』って本が出ていまして、矢作さんが一筆寄せていました。
矢作さんが漫画を描いてた頃の話と、江口寿史に『さまよう薔薇のように』の表紙絵を頼んだときの話など。
虎姫、いい感じですよね!
308 :
無名草子さん:03/01/22 20:51
(^^)
>307
>ああ、やっぱり〜
>38で書きましたが、「痛い」と言われてしまいました。まあレス2つ3つ程度でしたが。
そりゃ「この漫画が始まったので他の掲載作品は皆前座(主旨)」みたいなこと書きゃ、
「痛い」と思われても仕方ないってもんです。
(ヤハギ節に慣れてりゃ「ああ、またかましてるな。この人は」となるんですが)
ムックの紹介ありがとうございます。探してみます。
実は虎姫の一人称が「うち」なのがちょっと気になるんですけどね。
もう若い人はあまり使わないそうですから(「あたし」の方がどっちかといえば主流とか)。
もっとも地域差や誰の日本語を聞いて覚えたか、というのも絡んできますから、
おかしいわけではありません。
(まさか設定してあったりしてな…)
>>山崎渉
おまえ、がんばってるなぁ〜(^^)
矢作のスレに来るたぁ〜 おまえ 良い度胸してるよなぁ〜(^^)
(cookie オンだから、気を付けろよ〜(^^))
>>311 はぁ〜? なんで俺が九十九里浜まで行くんだぁ?
313 :
無名草子さん:03/02/05 22:34
agero
314 :
無名草子さん:03/02/08 01:21
と、いうわけで、ダディグース名義本が出るぞ
315 :
無名草子さん:03/02/09 01:33
詐欺師。
316 :
無名草子さん:03/02/12 16:34
>>315 おめぇ、ヤシに会ったこたぁあるなぁ。
或る意味でも、誉める意味でも、貶す意味でも、正しい!!
5年たったら竹下さん、100年たったら 皆いねぇ。
1840年、1853年、1894年、1904年、1914年、1923年、なんざぁ 昨日みてぇなもんだぜ。
ヤシも 30年たぁ 生きられねぇ。 気に すんな。
「31年 生きたら?」 んなぁ こたぁ ねぇよ。(笑
ね。
仕事が俺を呼んでいるのだが。
318 :
無名草子さん:03/02/23 11:49
ヤハギ・ツギハギ、もうヒトコギ、奴は両方持っているタフな野郎さ。
319 :
無名草子さん:03/02/26 23:30
>>317 50過ぎて、呼ばれても、困っちゃうだろっ!
, ──────────────── 、
/ : \
| ̄ ̄|_/ : \
| | .............. Little Boy : )
|__| ̄丶 :::::::::::::::::::::::........................ : /
\ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
`─(⌒つ───────⊂⌒)─── '
⊂⊃ / ̄\ ⊂⊃
|:::|/ ̄\__|::::::::::::::| |:::|
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ヽ:\_::::::::::/\, ,/| /::/
\:::::::|::/ (・), 、(・)|/:::/
/|::::/( |\__●::/ < ゴチャゴチャうるせえジャップだな!!
/ |:://\\ + |::::/_
 ̄\○ \\_|/:::::...\
/:::/|/ ̄ ̄ \_) ̄ ̄\\
トロとテロは同意語なんだよ!
理屈じゃねぇんだ! このマイナーリーガーども!
322 :
無名草子さん:03/03/02 06:19
(^^)
新刊はまだか?
325 :
無名草子さん:03/03/23 00:52
『鉄人』世界の日本国総理は石原慎太郎(付録に弟)だったのだな。げらげら。
おう、あまりに予想通りで笑っちゃたぜ。
いいのか? 丸わかりだぞ。>ヤハギ
327 :
無名草子さん :03/03/27 00:59
ヤハギ・ツギハギ、もうヒトコギ
328 :
無名草子さん:03/03/27 01:01
出た
329 :
無名草子さん :03/03/28 22:54
>329
自分を誉めてるからってそう簡単には出さんでしょう。
今回の水原総理も、ネタの主体は○の中の弟だし。
基本的に鉄人のキャラは架空の方からもってきてるから…といっても、すでに
さりげなく出してるとも限らないか。
わかってる方にはくどいけど、主だった元ネタは…
トビオ:アトムのモデルの天馬博士の息子→鳶尾:主人公の姓
アトム、鉄人は明白として。
虎姫:サムライ・ノングラータ他、矢作キャラ→黄虎姫
祝十郎:月光仮面→祝井十郎:自衛隊の隊長
伴俊作(ヒゲオヤジ)→伴田恭介:冥王U操縦者
手塚悪役キャラ→ロシアのバイヤー連中
外務省の甲村くんとか、中国軍の宗隊長、王さんなんかも元ネタありそう
なんだけど。わからん。
ところで、なんでドラグノフを対戦車ライフルなんてしちゃったんだろ。
ブロードウェイの戦車ではちゃんと狙撃銃として出してるのに。
漫画中の描写だと、ドラグノフで「対戦車」特殊弾を撃ってるんだから
狙撃銃ドラグノフ、として出してもいいはずなんだが。
>330
福田って、石原を凄く高く評価してるでしょ。だから、それを揶揄するのに出してくるっていうのは、矢作の大将ならありなんじゃないかな、と。
ドラグノフは御指摘の通り、非っ常に、気になった。
デクチャレフか何かと勘違いしたのかなあ???
332 :
無名草子さん:03/04/07 04:38
ふう・・・。
やっと過去ログ全部読んだ。
オツカレ>自分
>>332 お疲れ。
>>331 なる。その流れはアリかもしれないね。
あじゃぱんみたいな話なら小ネタで入れられただろうけど、鉄人ではタイミング
が無いかもなぁ。
福田氏なら、何年も前のSPA!の対談でちょこちょこ矢作の大将をつっつくんだけど、
ファン心理の方が強くてきつくないもんだから大将にのらくらと受け流されてたのが
微笑ましかった。
ドラグノフのくだりはなぁ、ありゃ枯れて無骨な狙撃銃で特殊弾を撃つって状況だから
大将の好みで本来間違えるわけないんだが。ねえ?
対戦車ライフルって、名前のイメージが先行して案外どんだけでかい(長い)か知られて
ない節があるから、わかりやすさ優先でセリフ替えられたか? と思ったが…
はっ!…それで大将がへそ曲げて二ヶ月休載?(違います、多分)
GXの単行本は単行本時の修正や書き下ろし・書き直しが多めだから、そっちで
どうなるか見てみましょう。
>332
おつかれ.
長寿スレの一つだもんね.って意味無く自慢してしまう.
矢作氏と言えば恥ずかしい思い出が.
大学生になりたての頃,父親のつてから矢作氏に会えたんだが
一緒に行った女友達(所謂ヲタ女)がやっちゃいました。
ヲタ「先生の作品大好きです!『カムイの剣』とか最高です!!」
矢作「・・・そりゃあんた矢野徹だよ・・・」
・・・先生へそ曲げちゃった・・・(w
長寿だね、
>>1の日付を見て驚いた。
>>45の「御子息を」はフジテレビの深夜かな。
等身大のチェスのようなゲーム。
なんていうタイトルだったかな・・・。
ハリーポッターの1作目を観たとき思いだした。
福田氏の話題は出てましたが
筒井康隆も文藝時評で「スズキさん」を褒めてましたね。
たしか「その日本人ばなれした才気のために、まともに批評できる評論家もいない」
といったような書き方だったと思う。
336 :
無名草子さん:03/04/09 15:58
司城志朗の「夢見るスパイ」に出てくるCIAはまるっきり矢作本人みたいで面白かったね。
リアルの矢作というかマスコミイメェジの矢作本人。
337 :
無名草子さん:03/04/09 20:31
>335
>たしか「その日本人ばなれした才気のために、まともに批評できる評論家もいない」
そりゃぁ そうだ。
わっからねぇだろーなぁ。
338 :
無名草子さん:03/04/10 22:55
>「その日本人ばなれした才気のために、まともに批評できる評論家もいない」
うーん、確かになあ。
でも、例えば佐藤亜紀って作家も、この定義に当て嵌まる。
しかし彼女の作品は、英語とかフランス語に訳したら高い評価を得る気がする。
じゃあ矢作はと云えば、たぶん翻訳には向いてなくて、にっぽん人にしか、良さが判らないように思う。
どうだろ?
339 :
無名草子さん:03/04/11 00:53
>>338 チャンドラーとか、マクドナルド みたいになるだろ。
そうゆうのしか、読んどらんが。
340 :
無名草子さん:03/04/11 01:24
海から来たサムライをアニメで映画化しないかな。
実写は無理だろうから。
>>340 むしろ実写でしょう。
ブロードウェイの戦車と併せてハリウッドで製作キボン
しょぼいV氏ねはもうイラソ
342 :
無名草子さん:03/04/11 16:19
>>341 戦車やるなら先にノーサイドでしょう。
あっ、ということは香港映画!
コーリー・ユン(『トランスポーター』『クローサー』の監督ね)
なら、フランスロケもばっちり。
海鈴は・・・スー・チーか。微妙だな。
>>342 いやいや、リアルジョーが元気なうちに映画化すべきかと。
もちろんジョウさんは本物じゃないとね。
しかし、氏の希望だったシャーロット・ランプリングはもう無理ですねぇ・・。
スパイ・ゲーム以降もあちこち出ているようですが。
345 :
無名草子さん:03/04/12 01:38
FMホットラインに出たときに
当時の組織の名前云ってましたね。
渋谷陽一は「よくわかんないですが」とか言ってたけど。
それについてよく知ってるひといらっしゃいませんか。
346 :
無名草子さん:03/04/12 15:38
>>334 > 矢作「・・・そりゃあんた矢野徹だよ・・・」
>
> ・・・先生へそ曲げちゃった・・・(w
それは面白がっていたと思う。実は。
ところで「日本人離れした才気」というのもまたびみょーにアナクロっぽい褒め言葉だな。
例えば、フランスで「フランス人離れした才気があり評価されてない」とか書かれる作家
がいて、うんぬん、というのはあるかな?
いや、確かにそういう国ごとの文化の序列、みたいなのはあるかもしれんが、なんか
安っぽい外国崇拝って感じがするのよ。上の言葉。
フランスは他のカキコで例としてい出されたから選んだけど、これも無意識の「選択」
が働いているよね。
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349 :
無名草子さん:03/04/17 01:49
(^^)
351 :
無名草子さん:03/04/18 03:48
ダディ・グース(;'Д`)ハァハァ
買ったぜ、ダディ・グース。
あれを十代で書いたとは天才だ…。
353 :
無名草子さん:03/04/19 02:37
俺も買ったよ。
神様もよかったけど、
高速のフェンスを突き破るPCとポルシェには、おぉ!となったね。
354 :
無名草子さん:03/04/19 17:31
編集者の力技に感動!
こんな本作れる編集者は,他にはいないだろう。
原稿無いのに,ホントきれいだった。
漫画板にスレ立ててみるか・・。
矢の字の名前は隠したままで。
しかし。
いくら「読みなさい」と大友の帯があっても、
矢の字を知らぬ漫画ファンが買うかね、2500円出して。
357 :
無名草子さん:03/04/20 00:17
そりゃあやっぱり、残念ながら、買わないだろーなぁ。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
359 :
無名草子さん:03/04/20 15:28
>>356 マンガはシビアに内容の「おもしろい」「つまらない」で評価される厳しい世界だから
売れないだろ。
ちょっとナルの入った矢作ファンのようなファンは望めない。
360 :
無名草子さん:03/04/29 00:46
『気分はもう戦争2』の続き、どっかでやらないかなあ。
>354
あー、赤田の本ってのは売れないってのが定説なんだよなあ。
QJが続いてるのも、赤田の手から離れたからだし。
>あー、赤田の本ってのは売れないってのが定説なんだよなあ。
「磯野家の謎」はダブルミリオンいったんじゃなかったっけ?
363 :
無名草子さん:03/05/05 00:05
赤田以外,原稿紛失まんがをまとめようなんて殊勝な編集者いるのかね。
売れる売れないはともかく,出てること自体すごい。
364 :
無名草子さん:03/05/07 00:07
365 :
無名草子さん:03/05/07 19:11
「少年レボリューション」、書店じゃあビニールパックされているし
カバーや帯を見ても矢作が関わっていることが分からない。
しかも矢作ファンでダディ・グース時代のことを知っていて、かつ書
店のコミックコーナーをチェックしている人が何%いるか心許ない。
漫画好きがジャケ買いするような装丁とも思わないし(今の漫画好き
で「MAD」系の絵柄が好みな人がどれだけいるかってーと………)。
全然宣伝されないってのが惜しい。業界の矢作ファン(けっこういる)に
送りまくって書評させれば少しは動くかもしれないのに。
あぁ、ビニールパックが憎い。
366 :
無名草子さん:03/05/13 23:02
今月号の『噂の真相』69頁の一行情報に、矢作の名が。
やるねぇ。
367 :
おっ!!こんなの発見!!:03/05/14 00:25
368 :
無名草子さん:03/05/18 20:29
ヤハギ・ツギハギ、もうヒトコギ
369 :
無名草子さん:03/05/20 00:40
赤田祐一といえば、QJの創刊準備号に「月光仮面社会主義共和国建国秘話」(雑誌『終末から』に連載)が載ってます。
この話って「あじゃぱん」や「気分はもう戦争」にすごい感じが似てるんだけど、どおりでダディ・グースが挿絵を描いてます。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
371 :
無名草子さん:03/05/24 00:46
「少年レボリューション」が週刊文春で中条省平に書評されてました。
偉いぞ、中条省平!
それにしても中条の漫画評はすごいな。あの年で、隔週で毎回面白い漫画を
発見して来るんだから、なにか情報源を持ってるんだろうか?
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
373 :
無名草子さん:03/05/29 00:13
きょう出た『SFマガジン』の巻末、執筆者一覧の処で、
永瀬唯がダディ・グースの『少年レボリューション』に、熱く触れていた。
>>371 『論座』で連載を持ってる者どうしの繋がり、なんじゃないかな?
374 :
無名草子さん:03/06/09 23:34
「百愁のキャプテン」連載終了。
年始の朝日新聞には5月刊行予定となっていたが,いつになるのだろう?
意外と破綻なく順調に終わったけど。
こんな連載,「眠れる森のスパイ」以来?
375 :
無名草子さん:03/06/10 20:33
>>374 おお、遂に終わったか!
しかし、本は……出るのか?(w
376 :
文芸誌もやっているので:03/06/10 20:43
マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html 583 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 02/03/05 15:33 ID:A9o87Nml
フジテレビの10時からの番組は、この一つ前の
『どうなってるの』の時からして最悪。私の個人情報を使って、
丸一本「恐怖のサイテー女」とかいった特集を組みやがった。
素人投稿を騙っては、そのもの自体は必ずしも私とは
言いかねるようなものに、同じ名前、同じイニシャルを当てはめたり、
盗聴・盗撮をしているから分かるのであろう様子のほのめかしを
所どころに散りばめては、出演者総出で「サイテー、サイテー」を
連呼していた。
あざとさ極まったことをしながらも、司会者のY・Tと掛け合って、
私の個人情報をボロクソにこけ落としながら大笑いしていた
局アナのN・K(かな?)のけたたましい声が今でも耳から離れない。
仕事だから仕方がないのかも知れないけれど、
ここに出ている者はサイテー最悪の盗聴者。
でもここでの書き込みが筒抜けだからか、
最近は一頃の悪意に満ちたほのめかしが少なくなっている。
しかも明日の項目は「心の〜」だって。
この枠での私への盗聴ほのめかしは、とりあえずのところ
「許せない、とんだ賠償請求」みたいな感じの特集が最後となっている。
賠償を意識せざるを得ないほどに、本当はヤバい盗聴・盗撮と、
そこから得られる個人情報の悪用ですものね。
で、
少年レボリューション 2500円
は、買いなの?
大将が「昔」なにやってたか興味のあるファンには買い。
これが後にどう変わったのか、変わってないのか、と考えてみるのも面白い。
(個人的には『神様〜』のバージョン違いが面白い)
「マンガ本」として、2500円は高いと感じるなら書評など見て検討するのが吉。
あなたの期待とは違うかもしれないからね。
>377
「一億人の昭和史」を『資料』ではなく、『読み物』として受け入れられるなら買い。
私は、あの本は一種の歴史の記録と受け取っているので。
(小さんの「子ほめ」を聞きながら、2・26関係の本を同時に読む感覚に近いかな?)
ただ十年後ぐらいに、買わなくて後悔する可能性はアリ。
380 :
無名草子さん:03/06/15 22:43
川北桃子、かあ。
381 :
無名草子さん:03/06/16 15:42
382 :
無名草子さん:03/06/19 23:51
川北桃子って何だよ?
ロッキンオンで出てた雑誌にのってたやつ
(「外人」がやくざいりする小説)
は、どうなったんでしょうか
翔と「アじゃぱん」の黒人記者をミクス
したかんじで、メチャ期待してたんすけど
そもそも、単行本になったら読もうなんてのは
このシトにかんしては、あまい料簡なのでせうか。
「東京カウボーイ」?
の初出はどこだっけ…
385 :
無名草子さん:03/06/21 00:07
ジンギ?
>382
噂の真相でお相手と書かれた女子アナ
今月のQJに登場している赤田によると、
「少年レボリューション」を書評で扱うなと、ある新聞社に
根回ししていたそうです、矢作さん。
隠したい過去なのか。
>>383 単行本になった段階で雑誌版とは変わってる可能性が高いので、
初出バージョンにこだわるなら雑誌を追いかけとくべし。
わたしはあきらめた。いい。単行本で。
>>384 単行本初出は新潮社。箱入り、箱絵は大友。
雑誌など初出は書いてない。
>>387 「落語家殺すにゃ刃物はいらぬ。あくび三つで即死する」
「絵描き殺すにゃ刃物はいらぬ。昔のイラスト見せりゃいい」
389 :
無名草子さん:03/06/22 01:24
>>384 1作目は「歴史読本」(たぶん,ナチをテーマにした特集),2作目以降は「すばる」。ラストのパリの話は,単行本で初めて読んだけど。
>>387 へえ。
だったら単行本化なんか納得しなけりゃあいいのに。相変わらず偏屈なオヤジだにゃあ。
391 :
無名草子さん:03/06/23 01:37
矢作から、偏屈取ったら、ただのオヤジ。
392 :
無名草子さん:03/06/23 16:10
393 :
無名草子さん:03/06/23 21:01
「鉄人」3巻発売記念age
394 :
無名草子さん:03/06/24 03:13
>>393 第3巻の腰巻きは安彦良和か。
次は誰を引っ張ってくるんだろうな。
395 :
無名草子さん:03/06/24 09:51
最終巻は横山光輝と見た。
396 :
無名草子さん:03/06/27 12:19
>>396 海の向こうの偏屈マニアのために、ぜひとも引用quibonne。
398 :
無名草子さん:03/06/30 03:47
399 :
無名草子さん:03/06/30 03:56
セコム爺の基地外信者だろ。この前の朝日はアフォ丸出しの文章だったな。
400 :
無名草子さん:03/07/02 03:09
>今のジャイアンツは、まちがいなく、悪のボスキャラ、つまり反戦デモにおけるアメリカのような
>ものである。アメリカ軍が無敵でその頭領が滑稽であるように、ジャイアンツの戦力も強大でその
>頭領も滑稽だ。そこがいい。思えば、原監督ほどこの役目に適した人物はいない。彼は140試合を
>トーナメント戦のように戦い、高校野球よろしく、人前で涙する。
トーナメント戦のように戦っていたのは、むしろ長嶋だろ・・・w
401 :
無名草子さん:03/07/02 23:09
文春から9月にらららが出るぞ。800枚入稿したらしい。
402 :
無名草子さん:03/07/03 01:50
>>400 この引用って本人は気の利いたことを言っているつもりなんですか?
403 :
無名草子さん:03/07/03 01:59
「少年レボリューション」買ったじょ〜
しか〜し プレーコミック?のとか 宝島のが 無いみたいだ... ボソッ
ねよっと...
404 :
無名草子さん:03/07/03 11:50
徳光以上のデムパだな。
405 :
無名草子さん:03/07/03 14:57
406 :
無名草子さん:03/07/03 22:26
もう原稿が全部入っているそうだ。甘粕の小説も年内に出るらしい。天変地異。
407 :
無名草子さん:03/07/04 02:06
仇敵を打ち倒す夢物語 作家・矢作俊彦
今から23年前、長嶋監督が退任に追い込まれた。メディアと野球資本の仕業である。
彼らの大義は、ジャイアンツは何を置いても勝たなければならないというものだった。
ルールを破らない限り、たとえどのようなことをしても勝たなければならない。5打席敬遠や
4番犠牲バント、エースによる緊急リリーフなどに代表される高校野球的なるものを、この国の
観客はプロ野球に求めているのか?どうやら大半のジャイアンツファンは、そうらしいのである。
私はすっかりグレてしまった。以来12年間「アンチ・ジャイアンツ」に身をやつし、後楽園に
出かけては3塁側から怨嗟をぶつけた。(中略)
やがて長嶋監督がグラウンドに戻り、私も彼のチームの応援に戻った。そこには野村スワローズ
星野ドラゴンズという素敵な悪役がいた。
メイクドラマがあり、まさかの8連敗があり、最終戦優勝があった。そして何より悪役中の悪役、
森祇晶を倒し、日本一になった。
その間、私はプロ野球を楽しんでいなかったと思う。私が楽しんでいたのは「長嶋ジャイアンツ物語」
だった。
一昨年、長嶋監督が退いた時、どこかで私は自由になった。これでまた「現役のプロ野球の観客」に
戻れると思った。しかし背番号3のいなくなった球場に、私が見たいものは、もう残っていなかった。
何しろ今では地上波でも大リーグの中継が見られる。
去年春、阪神の快進撃がなかったら、私はもう日本のプロ野球に戻らなかったろう。
現に去年、後半戦を私はほとんど見ていない。今年は春前から衛星放送の阪神戦チャンネル
を買った。ついに浮かれて、甲子園まで出かけた。
今のジャイアンツは、まちがいなく、悪のボスキャラ、つまり反戦デモにおけるアメリカのような
ものである。アメリカ軍が無敵でその頭領が滑稽であるように、ジャイアンツの戦力も強大でその
頭領も滑稽だ。そこがいい。思えば、原監督ほどこの役目に適した人物はいない。彼は140試合を
トーナメント戦のように戦い、高校野球よろしく、人前で涙する。
(;´Д`)
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
411 :
無名草子さん:03/07/21 05:06
ところで例のあとがきは、遅レスですまないが
アップしてもいいか?
sage
のつもりだったのだが(´Д)
413 :
無名草子さん:03/07/21 07:11
うpしる
414 :
無名草子さん:03/07/21 07:24
2ちゃんに矢作スレがあるとはおもわなんだああ
全国の佐藤さんよ、おはようございます!
全国の田中さんもおはようございます。
416 :
無名草子さん:03/07/22 01:22
このおっさん、結婚してるの?
417 :
無名草子さん:03/07/22 01:26
息子がホームページ作ってなかったっけか
419 :
無名草子さん:03/07/24 19:05
またナンバーにアフォな文章載せてたな。
420 :
無名草子さん:03/07/26 18:52
確かに才能があって輝いていた人であるが、周りが批判できなくて、イエスマンばっかり
になってしまうと、老人になってから自分がオカシイことを書いていても気が付かなくなって
きている気がするな。
407読んで面白いと思う奴いるのか?
矢作の大将にとっちゃ長嶋は神なんだよ。
だからあれは夜中に書くラブレターみたいなもんでしょ。
赦してやろうや。
単行本も出るようだしさ。
>421
同意。
長嶋についての(矢作ファン以外からみたら)電波文は
ニヤニヤして楽しんでるよ。
423 :
無名草子さん:03/07/28 18:37
アウトローぶってるが、熱狂的な長嶋ファンとはそこらへんの団塊世代のおっさんとあまり変わらんな。
長嶋って自民党支持を公言するパリパリの保守派なんだけどね。
424 :
無名草子さん:03/07/28 18:51
(・∀・)
426 :
無名草子さん:03/07/31 22:16
今更ながら今月号の『GX』の「鉄人」を読んだが……。
スゴイ展開だな。
いや、赦すけど(苦笑)。
あれスゴイかね。
キャプテンKenオチなのは最初からバレバレだったけど。
たいして盛り上がらず最終回でどうもな。
429 :
無名草子さん:03/07/31 23:36
矢作のオッサンのあの漫画に対するポジションが、
とっても露骨でスゴイな、と。
430 :
無名草子さん:03/08/01 23:23
この人が解説を書いた本を集めようかと思っています。
アフタースピード、石丸元章、文春文庫
殴り殴られ、安部譲二、集英社文庫
ホテルカリフォルニア下、矢作俊彦、kkベストセラーズ
存在の果てしなき幻、司城志朗、光文社
上記以外でありましたら教えて下さい。
>>430 細かいことだが、タイトルは「ホテル・カルフォリニア」で、
著者はすぎむらしんいちだよ。ちなみにあの解説はホメすぎだと思うが…。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
433 :
無名草子さん:03/08/02 12:33
定吉セブンは丁稚の番号 東郷隆(角川文庫のほう)
>431
うっかりミスです。あの漫画ではタイトルが重要ですからね。
>433
ありがとうございます。今度探しに行きます。
435 :
無名草子さん:03/08/03 04:34
小説もいいのいっぱいあるけど、劇画原作も面白いの多いからちゃんとした形で
出して欲しいな。谷口、矢作コンビの「オフィシャルスパイハンドブック」。
総理大臣官房連絡課を舞台にした日本のスパイ劇画の傑作だと思うんだけど。
あと平野仁、矢作コンビの傑作「ハードオン」。第2巻の10話、11話の間に
あった「人生はツーテンジャック」の回。
雑誌掲載の時はあったのになぜかコミックスになったらなくなってた。
主人公が日本を出るとき持っていたツイードのジャケットの雑誌切りぬきを
海に破いて捨てる矢作流表現、結構大切な回だと思うんだけど。
ずっと謎に思いながら数十年。「コルテスの収穫」下巻が出ないわけは本人が
語って謎も解けたけど、こっちの謎もそろそろ解いて欲しいもんだ。
っていうか完全版出して欲しいな。
(′д`)
437 :
無名草子さん:03/08/08 19:01
四方田犬彦、ついに書いてしまった。
439 :
無名草子さん:03/08/09 15:44
今月出た『新潮』に、ミヤザワ・ヒサシ、ペンネーム:ダディ・グースについて書いてます。
440 :
無名草子さん:03/08/11 23:38
でもなあ。四方田は高校の頃からめちゃくちゃもてなくて、暗くて、ひがみっぽい奴だったって言うから、あてにならない。知人の上司に同級生というのがいて、その人の話だと、矢作は2年2カ月しか学校へ出かずに卒業したそうだし。
441 :
無名草子さん:03/08/11 23:43
四方田って朴の軍事独裁時代にソウルへ留学してたんだろ。なんかきな臭いね。
442 :
無名草子さん:03/08/14 10:01
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
445 :
無名草子さん:03/08/20 16:18
ヨモタン、時々持ち上げるんだよな、大将のことを。
高橋源一郎なんかもそうだけど。
446 :
無名草子さん:03/08/20 16:21
長生きなスレ
鉄人、矢作の最長マンガのわりにはぱっとしない最終回。
終わっちゃったんだ。単行本4巻相当ぐらい?
449 :
無名草子さん:03/08/23 11:16
>>440 矢作は、4年 在学していたゾ
ってか、1年 遅れた...
450 :
無名草子さん:03/08/23 11:18
ららら、アマゾンで予約開始。
おお!今年は本をガンガン出すって云ってたけど、本当だったんだな。
ま、現物を拝むまでは信用できないがね(苦笑)。
452 :
無名草子さん:03/08/25 19:52
453 :
無名草子さん:03/08/27 14:50
ファンサイトのこれ↓情報キボンヌ!
誰だったんだろ?
投稿壱件削除の沙汰次第 投稿者:管理人 投稿日: 8月12日(火)22時49分51秒
4ケ月ぶりに書き込みます。
この5つ下に有名作家の投稿があり、びっくりしました。
ご本人はうっかり矢作氏本人のサイトと勘違いされて投稿
されたとのこと。
早速、削除依頼がありまして、諸般の事情に鑑み、不本意
ながら削除することに致しました。皆様、ぜひご理解の程
宜しくお願い申し上げます。
453です。・・・・他の書き込みに書いてありました。スンマソン( ´д`)
でも、内容ご記憶の方いましたらお教えください。
455 :
無名草子さん:03/09/02 23:54
あれは阿部譲次だな。よく感電せずに書き込めた。
ポン中もPCを使う時代か・・・
新刊まだかー。
458 :
無名草子さん:03/09/12 21:38
ららら科學の子が23日、店頭だそうだ。
おおおおおおっ!
遂に降臨かっ!!
461 :
無名草子さん:03/09/20 23:39
ららら、get。これ面白い。
何処で買ったの?
ガンダムAで対談してるとか
464 :
無名草子さん:03/09/25 02:35
探したが見つからず,さては延期かと思ったら
明日の朝,入荷すると言われたよ。
465 :
無名草子さん:03/09/25 16:32
週刊新潮にもうフクダの書評が!どうなってるんだ。
466 :
無名草子さん:03/09/25 22:24
465氏じゃないけど、ひと言で云えば「絶賛」。
>>463 ほんとだ。安彦「虹色のトロツキー」良和と対談してるね。
469 :
無名草子さん:03/09/26 04:09
文藝春秋の「本の話」購読してるひといませんか?
10月号(9月20日発行)に大将のインタビューが。
図書館にあるかなぁ…
470 :
無名草子さん:03/09/27 00:18
ららら購入記念カキコ。
本の話は年間千円だっけ?
ひと月遅れでネットで読めるさ。
それよりガンダムなんとかって紐で縛ってあんのな…
471 :
無名草子さん:03/09/27 00:57
ガンダムエース。コンビニで輪ゴムを外して斜め読みしたが
結局買っちまいました。
表紙にも目次にも載ってないのは何故?
目次にはちっさく載ってましたわ、スマソ。
表紙にはないけど。
473 :
無名草子さん:03/09/27 01:22
野球板の原解任騒ぎの反応が、矢作さん描く長嶋騒動とそっくり。
ナベツネ(読売新聞社・務台光雄社長)
原(長嶋)
長嶋元監督(川上元監督)
堀内新監督(藤田新監督)
「歴史は繰り返す。一度めは悲劇として、二度目は喜劇として」−−カール・マルクス「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」
474 :
無名草子さん:03/09/27 22:44
今日売りのen-taxiにも矢作の文章載ってるよ
475 :
無名草子さん:03/09/28 10:36
ららら、いいです。
懐かしい登場人物が、それぞれ歳をとって
過去の作品群の続編としても読めます。
476 :
無名草子さん:03/09/28 20:40
以前ここで原巨人への矢作発言をなんだかんだくさしてた連中。頭冷えただろう。わがまま言って現場を壊しちゃうナベツネ、ぐずってスネてすぐ放り出しちゃう原。子供っぽさ極まってるよ。目くそ鼻くそってこのことだ。
477 :
無名草子さん:03/09/28 21:43
>>476 大将の発言ってのは基本的に含みがあるんで、額面どおりに受け取っちゃあいけねえんだぜ。
480 :
無名草子さん:03/09/29 02:59
大将には、百愁のキャプテンをさっさと纏めて貰わなきゃな。
481 :
無名草子さん:03/09/30 09:40
>>475 『不敵に笑う男』のヨッちゃんは確認できたけど他に誰が居る?
483 :
無名草子さん:03/10/01 01:31
>>481 ジェイと志垣はすぐわかるけどヨッちゃんなんていた?
ヨッちゃんってオーバーオールの金持ちだよね?
484 :
無名草子さん:03/10/01 20:58
>>469 −−最後に、今回の小説は矢作さんにとってはどのような位置づけといえるのでしょう。
矢作 すごく面白かった。書いていてつらいと思ったことは一度もなかったですね。
ゲラと格闘するのも楽しかったし、正直なところ、なかなか手放したくなかったですよ。
(本の話10月号)
485 :
無名草子さん:03/10/01 21:00
>>476 優勝逃すたびにコーチに責任をなすりつけて生き延びる長嶋も無責任体質の典型だと思うがね。
486 :
無名草子さん:03/10/02 04:26
矢作は徳光みたいなもんでしょ。長嶋に関しては矛盾があっても絶対批判できないと思う。
長嶋から矛盾を取ったら何が残るんだ
488 :
無名草子さん:03/10/03 00:10
毛主席の矛盾論を読もう!
それにしても
今年は合理的に敗けたもんだ、阪神あたりに
490 :
無名草子さん:03/10/04 21:57
おっと,「マイクハマーへ伝言」だ。
>482
「ハード・オン」,漫画の原作だが・・・
492 :
無名草子さん:03/10/06 08:48
ゴロウ スギウラも「気分はもう戦争」の1エピソードに出てきたな。
493 :
無名草子さん:03/10/06 13:09
ららら、これ絶対映画化できそう。
主演は誰がいいと思う?
役所広治ではどうかと。
494 :
無名草子さん:03/10/06 13:13
>493
年齢・キャラ共に問題はあるが
阿部寛も好くない?
495 :
無名草子さん:03/10/06 15:13
>493-494
矢作の兄ぃと同じ1950年生まれを調べてみた。
萩原健一・館ひろし・滝田栄・清水國明
鹿賀丈史・神田正輝・梅沢富美雄
大和田獏・奥田瑛二・志村けん・細川たかし
仲井戸麗市・来生たかお・南佳孝
森田芳光・根岸吉太郎・三遊亭楽太郎
木戸修・天龍源一郎・東尾修
阿部ちゃん、面白いよなぁ、きっと。
しかし若すぎるだろうw
496 :
無名草子さん:03/10/06 17:10
松田優作が生きてりゃぁな・・・と、ふと思ったが
大将は優作の顔が嫌いだったっけね。
497 :
無名草子さん:03/10/06 17:28
主人公の顔が三遊亭楽太郎に変換されてしまった。
495のせいだ。
>497のあんちゃんよぉ、そいつは正直言ってスマンカッタなぁ。
499 :
無名草子さん:03/10/06 23:21
傑のキャスティングも悩むね。
高橋克典は? ベトナム系に見えないこともない?
ただし只野仁やサラ金のイメージが強すぎ・・・。
あと浮かぶのは、金城武くらい・・・。逝ってきます
501 :
無名草子さん:03/10/07 04:40
傑、別所哲也。ん〜。どうかなどうかな。(自信ナシ)
阿部は、(既出の)二村のイメージが・・・。
なので、役所は全面的に賛成。
502 :
無名草子さん:03/10/07 10:51
傑は、窪塚君でどうだろう。ただし、もう少し普通に喋れるなら。
あるいは、香取慎吾。
TV見てないんだけど英語ベラベーラになってきたのかな。
503 :
無名草子さん:03/10/07 16:44
傑は、江口洋介アゲインで。
蛇頭の連は・・・・・、
大杉漣しか思い浮かばなくなった。
504 :
無名草子さん:03/10/07 22:34
傑の窪塚って結構ありかも。年齢的にはもう少し上の方がいいかな?
香取慎吾じゃちょっと凄みに欠けるかな。
505 :
無名草子さん:03/10/08 00:21
窪塚はやめてくれー。電波発言も親バカもまるで構わないが、
肝腎な点が。
彼の演技は酷いぞ。
506 :
無名草子さん:03/10/08 14:49
キャスティングはともかく。
どうだろう、「ららら」映画化に向けて有形無形の行動を起こして
実現させてみたいと思わないか?
>>506 いいねえ。
ただ、大将がメガホン持つのはちょっとねえ・・・。
できれば他の監督さんにとってもらいたいと思うしだいで
508 :
無名草子さん:03/10/08 20:26
>507
その通りだけど、
っで、監督は誰がって、誰が猫に鈴をつけるかってか?
509 :
無名草子さん:03/10/09 01:02
ゴダールに頼んで断られる……というのを前提で書くが、
長谷川和彦とか、どう?
510 :
無名草子さん:03/10/09 03:39
>509
ゴジは、プロの雀士に転向したから映画は撮れないっしょ。
511 :
無名草子さん:03/10/09 04:13
監督選びは、キャスティングで遊ぶよりはるかに、難しいな。
今ふと思ったけど、岩井俊二で観たい気がする。
>511
えっ、岩井・・?ご冗談でしょう?w
たしかに主人公と少女のやりとりなんかはうまく撮りそうだけど。
あと・・・役所広司って、俺も最初いいかなと思ったけど
「突入せよ!「あさま山荘」事件」で佐々の役やったんだぜ?
どっちかというと、あちら側の顔だよね。
513 :
無名草子さん:03/10/09 12:34
岩井なら、青山真治のほうがええじゃろ。
>>510 撮る気はあると思うんだがなあ。
『ららら』は奴にぴったりの題材だと思うんだが。
515 :
無名草子さん:03/10/09 17:54
大将は田舎者が大嫌いだからゴヂは駄目だ。「彼」は渡、志垣は川地民夫、傑はレスリー・チャンだろ。
516 :
無名草子さん:03/10/09 19:15
志垣はビートたけしがいいなあ。。。
で、北野武にメガホンをとってもらいたい。
ところで戦う理由は、どう違ったんだろうね?
517 :
無名草子さん:03/10/10 06:12
少女、深田恭子、いや高橋マリ子。
妹、松雪恭子でよろしく。
518 :
無名草子さん:03/10/10 13:29
ブロードウェイの自転車なら岩井だな。
志垣、そうだよなぁ、安部さんじゃなかったらたけししかないね。
あと、真夜中へもう一歩を読んでたときは織原がホタテ男だったなぁ。
>>517 高橋マリ子って「凶気の桜」に出てたコ?
「もう、パリだよ〜」
のコ。
キスミントのCMでじゅるるってするコでもある。
522 :
無名草子さん:03/10/11 09:57
高橋マリ子の起用が決まった処で、監督だが、どうだろう諸君、
石井隆を推薦するが。
さすが新刊が出るとスレが動くなあ。
問題はその新刊がめったに出ないことだ。
524 :
無名草子さん:03/10/11 21:10
鉄人の4巻って、いつでるんですか?
525 :
無名草子さん:03/10/14 08:43
11月だって。百愁のキャプテンも出るんだろ。本当に年内か?
526 :
無名草子さん:03/10/14 15:14
2003年、秋、矢作俊彦。
527 :
無名草子さん:03/10/15 20:09
読売の文芸季評で松浦寿輝が『ららら』を絶賛してました。
らららを読みましたがさほどの感想も持ち得ませんでした
日本から中国への逃走を果たし、三十年のちになって日本にもどっってきた浦島太郎
しかしその三十年前の時間感覚から停止している主人公と
その主人公につきつけられるかつてとは全く異なる現在の日本社会
そして三十年前の自分と三十年後の今を生きる自分とのギャップ
そのギャップをどう解釈しどう折り合っていくかというのが主題かと思うのですが
その折り合い方やその際の主人公の気持ちの掘り下げ方等がどうも
説得力・リアリティーに欠けさしたる印象も受けませんでした。
確かに三十年前の感覚を保持したまま人間の目から現在の日本を改めて構築するという
試み自体は多少興味もわくところではあるのですが・・・
そういうわけで
福田さんや松浦さんが相当この作品を絶賛しているとのことらしいので
できればどういう点で絶賛しているのかが気になるのですが・・・
528さんは他にどんな矢作作品をお読みですか?
>>529 あじゃぱんとスズキさんの休息とブロードウェイの戦車です
このスレの住人の方から見れば底の浅い読み方で気分を害させてしまったかもしれないのですが
もしそうであればすいません(汗)
531 :
無名草子さん:03/10/17 02:08
逆に、まったく初めて矢作を読んだ、という人の感想も聞いてみたいと思うよ
>>530 あ、別に脅しを掛けるつもりじゃなかったから、気に障ったらごめんね。
>>532 いえ、脅しとかそういう意味で捉えてなかったので大丈夫ですよ
よければ529氏のらららの書評きかせてください
(皆さんの書評をうかがいたいです)
534 :
無名草子さん:03/10/18 01:20
>>528 讀賣新聞の松浦寿輝の『ららら』評抜粋。
「矢作は、人間にとって記憶とは何か、時間とは何かという切実な問いを掘り下げつつ、
含羞とダンディズムによってそこに軽やかな寓話の装いをまとわせ、抑制された叙情が
すべてのページに染み透った美しい傑作を書き上げた。どこかで読んだようなあれこれを
つぎはぎして作った幼稚などたばたストーリーだの、自己満足にふやけた饒舌でだらだらと
綴られた日常雑記だのを読まされ続ける中で、『ららら科學の子』のような真正の想像力の
冒険に出会うと、思わず快哉の叫びを上げずにはいられない。」
535 :
無名草子さん:03/10/18 03:51
卑しき街路を行くインタビュアーに、久々に出会えたのです。
しかも、彼は非番の警察官でもなく、運転の代行屋でもなく、横浜の不良上がりでもなく、
今日でしかありえない新たな装いで。
または、ヴィクトリア朝の古いモラルから解き放たれつつあるアリスとして。
しかも傑と志垣と云う贅沢な脇役を配して。
読者として、他に何が必要なのでしょう。
と云うのが、私の、私にとってのミスターへのコメントです。
ま、そう言う狂信的スタンスに立たなくても、面白かったですけど。w)
536 :
無名草子さん:03/10/18 15:50
>534
俺も松浦書評の原文を読んでいないのですが
>どこかで読んだようなあれこれをつぎはぎして作った幼稚などたばたストーリーだの、
>自己満足にふやけた饒舌でだらだらと綴られた日常雑記だのを
は、もちろん矢作作品を指してるということでいいんですよね?
「自己満足・・」云々は保坂のことかとオモタヨ。
538 :
無名草子さん:03/10/18 22:42
「ららら・・」の中で批判されてた、映画評論家って
淀川さんですかね?
539 :
無名草子さん:03/10/19 00:19
>>536 ん?それは違うよ。文芸季評なんかやってるからくだらない小説もたくさん読まなきゃ
なんないけど、そういうなかで『ららら』のような傑作を読むと、ほんとに嬉しい、って
意味の文章だよ、これは。
540 :
無名草子さん:03/10/19 00:27
松浦寿輝は、この讀賣の文芸季評の前段で、阿部和重のシンセミア、吉村萬壱の
ハリガネムシ、川上弘美の光ってみえるもの、あれは、保坂和志のカンバセイション・ピース、
を取りあげ、それぞれにそれなりの肯定的な評価を与えたあとで、こう書く。
「しかし、実はわたしは最近、それを傍らに置くと今日ここに挙げたどの小説も
一挙に色褪せてしまうような、本当にすばらしい長篇小説を読んだのである。
その傑作については明日のこの欄に書きたいと思う。」
この「傑作」とは『ららら』のことであり、534の評に繋がってゆく。
福田がかつて全共闘世代の妄想てんこ盛り云々といって
藤原伊織の作品を評していたけど
らららもそういったレベルの作品ではなかろうかと思ったもんです
東京の、渋谷の変貌ぶりに戸惑い憔悴し切った男に
「家、つれてってよ」などいった言葉遣いで、
牛丼屋の向かい席にすわってた娘が声をかける・・・
こうした光景に耐えれるならば、あなたはらららに近づくことができる。
>>541 俺も一瞬それ思った。読んでて恥ずかしかった。
女子高生慣れ慣れしすぎ。オヤジの妄想爆発ってかんじ。
そしてさらに一瞬「大将も女子高生と戯れたいのかなあ・・・」
と思ってしまいました。
でもやっぱ傑作ですよ、らららは。
就活全敗しちゃったけど、お陰で今年はいい年だ、と思えたし・・・。
543 :
無名草子さん:03/10/20 04:05
>>542 がんがれよ。仕事が俺を呼んでいる、は読んだかい?
544 :
無名草子さん:03/10/20 13:17
>東京の、渋谷の変貌ぶりに戸惑い憔悴し切った男に
なんでこんな感想がでてくるかな???
ホントに読んだ?もう一回読み直したほうがいいと思うぞ。
なるほど渋谷に憔悴したんじゃないわなぁ。
546 :
無名草子さん:03/10/20 17:30
あの場面、俺にはよぉ主人公が小学生に、女子高生が焼きサンマ売りにダブって見えちまったなぁ。
547 :
無名草子さん:03/10/20 23:40
>>541 その昔の,由の「おどろきぃ!」(岡崎友紀の口調で)から,
変わってないように思うのだが。
それより,ハードカバー「リンゴゥ・キッド」にこっそり添えられた
「Fu-Mei」って,「ららら」のあの人のこと?
548 :
無名草子さん:03/10/23 12:31
549 :
無名草子さん:03/10/23 16:16
「山からよだれかけのように延びてきた村を川がクエスチョンマークのように取り囲んで」
矢作氏は文章のようにきれいに喋る、のようなことを
大島弓子が文庫あとがきに書いていたが、こういうとこ好きなんだよなぁ。
ミーハー意見でスマン。
550 :
無名草子さん:03/10/23 19:21
>549イヤ、よぉくわかる。
それにしても川村透はらららの監督候補には上がってなかったな。
ま、かまわんが。
551 :
無名草子さん:03/10/24 16:18
川島透だろ?
552 :
無名草子さん:03/10/24 20:53
川島透は大将のダチかも知れないが、大した監督じゃあないからなあ。
残念ながら。
553 :
無名草子さん:03/10/26 13:58
産経で夏目房之介が書評。
絶賛ではないが好評。
しかし、あらためてこのスレの>1-2を見ると
長かったんだなぁ、と思うね。
555 :
無名草子さん:03/10/27 08:54
↑
びっくりするほど、浅い書評だね。
556 :
無名草子さん:03/10/27 12:27
↑
夏目なんざに、大将のディレッタンティズムとダンディズムの粋が判るわけねぇよ。
557 :
無名草子さん:03/10/27 14:31
↑
自分の食指が、そんなんで左右されてるなんて、人前でいわない方が・・・。
仕事としてではなく自分自身のために芸術や学問を「楽しむ人」を意味する。
語源はイタリア語の「dilettare(楽しませる、楽しむ)」。ディレッタンティズムとは、
そうした享受の仕方や態度を指す。日本語では「好事家」あるいは「芸術愛好家」などと
訳されることが多い
559 :
無名草子さん:03/10/28 01:49
まあ、みんなそういじめるなよ。大将はよく脳タリンというじゃないか。脳が足りないのに何言っても無駄なんだから。
560 :
無名草子さん:03/10/28 01:52
来月、文學界とすばるに同時に大将のインタビューが載る
らしいぞ。
561 :
無名草子さん:03/10/28 01:54
それ聞いた。週末土日と読売、朝日に書評が載るらしい。ららら、絶好調。
あれだけ連載落とされたのに(新記録では?)『文學界』は
懐が深いね。
ところで大将って「純文学」なの?
563 :
無名草子さん:03/10/28 13:06
先月号のすばるに載ってた清水博子の「カギ」にダディ・グースの名を発見。
「弁慶橋でダデ」と尻切れ文章で終わるけっこう長い小説。
まだ全部読んでないからなぜ「ダデ」なのかわけわからん。
>562
少なくとも現在の日本の文壇とやらで御健筆を振るってらっしゃる諸先生方の
どの作品よりも、大将の小説のほうが、言葉を使って表現する芸術の実現として、
段違いであることだけは間違いなかろう。
>>564 きみ 例えば誰の作品を読んで そう断定しているわけ?えー おめーよ
566 :
無名草子さん:03/11/02 20:45
高橋源一郎の意見は564に大いに近いぜ。
567 :
無名草子さん:03/11/02 20:46
高橋源一郎の意見は564に大いに近いぜ。
ららら読了。凄く面白かった。だがこれでは現代に拮抗しえてないと思う
俺は矢作が、単純な60、70年代学生運動ノスタルジー美化オヤジとは違うのは
前から認めてるが、それでもこれでは、最近の、何を見てもサヨだとほざく
若い小林よしのりかぶれなんかに突っ込みまくられそうな点が満載すぎる気が
するし、実際に今の渋谷歩いてる若い奴にも届くのかと疑問
大将もその愛読者も、そんな奴らはじめからアウトオブ眼中、ってことだろうが
「わかる奴にだけわかればいい」という態度では、日本の文化自体先細りっすよ
とりあえず、541と542も書いてたが、登場する女性キャラが基本的に主人公に
好意的な価値観の人間ばっかりなのが興醒めする、特に主人公の妹が気持ち悪い
主人公と妹の恋着ぶりは「妹萌え〜」とかいってるエロゲ並みに嘘臭くキモイ
たぶん矢作自身の周囲にいるのがそういう質の良い人間ばかりだからなのだろうが
あと、よく読むと、実は巧妙に、国際政治の大枠でのソ連中国の共産主義は
さすがに否定してても、私的個人的な学生運動経験への自省は、聖域のように
手付かずだ。殺しかけた警官にも妻や子供がいたろう、って視点は無いのか?
たが、素晴らしい傑作だとは認めるよ。80年代以降の豊かな日本に育った我々
にはすっかり当然の風景になってた様々な物を改めて再認識させる切り口とか、
凄いと思った、さすが矢作だと思う、センスもいいし。そんだけに実に残念である
569 :
矢作俊彦の弁明:03/11/08 00:03
>>568 >最近の、何を見てもサヨだとほざく 若い小林よしのりかぶれ
そんなギャグみたいな人は、現実社会には存在しません。
>「わかる奴にだけわかればいい」という態度では、日本の文化自体先細りっすよ
有史以来、日本に文化は存在しません。文化的なものはあふれとるけどね。
>登場する女性キャラが基本的に主人公に
好意的な価値観の人間ばっかりなのが興醒めする、特に主人公の妹が気持ち悪い
主人公と妹の恋着ぶりは「妹萌え〜」とかいってるエロゲ並みに嘘臭くキモイ
源一郎との対談でも言ってたけど、志垣と妹以外は基本的に
not日本人なんだよね。そんな人達が浦島主人公に好意的なのは
自然ではないですか?
そんなに妹に恋着してるかね〜??もう1回読めば??
>殺しかけた警官にも妻や子供がいたろう、って視点は無いのか?
・・・。無いです。
570 :
無名草子さん:03/11/09 00:45
「船長のお気に入り」はカート・キャノンのカバーか。
「ららら」=「寅さん」説には思わず唸りました。
571 :
無名草子さん:03/11/09 20:25
>570
「先生のお気に入り」(Teacer's pet)という曲もあるね。
ドリス・デイだっけ。
572 :
無名草子さん:03/11/09 20:55
「マイク・ハマーへ伝言」映画化されないかなー。
学生時代かなりハマりましてねえ。。。
放研だったので、短編「はじめて彼が死んだ日」をラジオドラマ化したりね。
本牧ベースは更地になってたけど、新山下のベイサイド・コートは
廃墟として存在していたし、学祭の出し物でヨコハマ紹介ビデオを創ろうって、
根岸の住宅地に入り込んでビデオ回して、MPにつかまりテープは没収。
競馬場スタンド前の詰め所でこっぴどく叱られて、英語で捲くし立てられ、
何言ってるかわからなくて、奥から出てきた日本人スタッフが
「君を山手警察に突き出さねばならない。君はここが基地だと知ってて侵入したの?」
と通訳してくれたの。
イキがってたのね。「もちろん知ってます。」(バカ?)と答えるか答えないうちに、
「彼は知らなかったようだ。」とその人はオフィサーに通訳してくれ、
それだけで放免されたんですけど。
こんなことを平気でできたのも、彼の著作の影響とその先に見え隠れ
していた「アメリカ」という国への漠然とした憧れがあったからでしょうね。
今から15年以上前の話だけど、その頃まだ微かに残っていたヨコハマの
風情も、今となってはロケしようにもできないもんなあ。
仮に資金と役者がそろったとしても「マイク・ハマーへ伝言」映画化は、
やはり無理か。。。
>>565 当然、貴君は『ららら』をお読みになっておられるだろうが、
では試みとして、最近、それよりよい出来だったと貴君が判断される
日本の作家の作品を御教示いただければ、幸い。
574 :
無名草子さん:03/11/11 15:11
私は565ではないが
矢作と比肩しうる作家は、批判もあろうが村上春樹ぐらいだろうね。
この二人の対談がみてみたいね。
>574
ガンダムの対談読んだ?
たいした言及ではないけど春樹の名がちらっと出てくる
576 :
無名草子さん:03/11/13 11:58
>575
えっ?マジっすか?詳細希望。
『ららら』読了。ノスタルジーを投影できずにいる主人公は
50代なんだが30代のようでもある。続き書かないかな?
578 :
無名草子さん:03/11/14 17:08
579 :
無名草子さん:03/11/15 17:55
>>572 20年前くらいの「シティロード」で当時のディレクターズカンパニーの
次作候補の原作のひとつに「マイクハマー」もあげてたけどね。
あの時作っておいて欲しかったねー。
580 :
無名草子さん:03/11/16 09:11
「ららら」。照合すると、ストーリーラインはまったく「ライ麦」なんだな。赤い帽子、ホテルエドモントからミイラまで。妹の学校がテレビ局なわけだ。
581 :
Nanasist:03/11/16 13:51
>
>>580 そうなんですか!僕も早速「ライ麦畑」かいにいきます。
582 :
無名草子さん:03/11/16 14:57
赤い帽子は、「パリ、テキサス」を思い出したが。
583 :
無名草子さん:03/11/17 01:33
>>582 ウ"ェンダースのパリ、テキサス。
激しく同意!
もしこの小説が映画化されたら冒頭に是非とも
ひと気のない伊豆の道をひたすら歩く主人公を映してほしい、と思ったよ。
584 :
無名草子さん:03/11/17 21:16
パリ・テキサスの赤い帽子がすでにライ麦へのオマージュなんだよ。
>584
板・スレ違いな質問すみません。
そのソースを教えて頂けないだろうか。
サム・シェパードがそう書いてるの?
586 :
無名草子さん:03/11/23 16:17
>584のレスがないせいか動きがないねw
というか、らららの売れ具合はどうなんでしょうね
587 :
無名草子さん:03/11/23 18:14
ららら、売れてるみたいよ。
値段にしちゃね。
588 :
無名草子さん:03/11/25 01:13
先週の東京堂書店は9位だった。じわじわ伸びてるようだ。
>>572 >>579 80年代初期、日活で「マイク・ハマーヘ伝言」の映画化が企画されていた。
監督は小沢啓一。音楽は当然、宇崎竜童だったんだろうな。
私が企画しましたが、
矢作先生の注文が多くて、とん挫しました。
591 :
kosigoe:03/11/27 21:22
mitoさん、その無理難題な注文について語ってください。
「首都高封鎖は当たり前」くらいから始まるのでしょうか。
ちなみに当時の予定キャストは?etc.・・・
594 :
無名草子さん:03/12/05 10:03
「鉄人」の4巻が出てた!
595 :
無名草子さん:03/12/05 10:25
>>594 なんか人気がなくて、無理やり終わらされた
みたいな感じだったけど、真相は?
597 :
無名草子さん:03/12/06 18:53
「新・七人の刑事」第17話「サマーガール」、見たことある人いますか?
598 :
無名草子さん:03/12/07 00:22
日本に帰ってきた。らららの単行本をまだ読んでいないという
幸せをかみしめながら八重洲BCに寄ったら矢作本一冊も置いてねえ。
帰ってくるんじゃなかった。
>>595 雑誌のカラーから浮いていたのは否めないので、打ち切り感はあれど
まあ話に一応のケリはつけてるてとこだろうか。
(サムライ・ノングラータの続きどうにかしとくれ)
>>596 団塊世代云々か…
『ららら…』だけしか読んでないならそういう所感もあるかな。という感じ。
(大将の文は基本的にメッセージっぽいところから距離を置いて受けた方がいいと思う)
少なくともスズキさんと角川三部(合)作と死ぬには手頃な日とかの短編集は読んどくと
感触が変わるような気もするが…ああ、スズキさん以外手に入らねえや。
600 :
無名草子さん:03/12/07 22:28
サマーガールは、基本的なストーリーラインが「船長のお気に入り」。ちなみにあの幻の少女は風吹ジュンがやってた。刑事のひとりが休暇で横浜に行って「非番の警官」を演じる。ぜんぜん7人の刑事じゃないの。その刑事が日野コンテッサ・クーペに乗っているのが凄い。
602 :
無名草子さん:03/12/09 03:17
エンタクシー第三号「昭和天皇とアメリカ」特集に何か書いてたようだ。
603 :
無名草子さん:03/12/09 12:12
ラストサムライ、見た人いる?
あれがアメリカで大ヒットしてサムライ映画ブームが来れば……
『海から来たサムライ』映画化まであと一歩だぁーーっ!!!
…夢見るくらい、いいだろう?
>>603 いいよん。
『海から来たサムライ』いいよねえ。
俺ノベルス版持ってたけど旅先で無性に読みたくなって文庫版も買ったよ。
『暗闇に....』もよかったけど。
>598
>397さんですか? おかえりなさい。
どこからか帰ってくる男、って「ららら」もそうだけど
大将の好きなテーマだよな。
某サイトで紹介されてる「ギリシャから若きテロリストが帰ってくる話」てのは
やはり「リンゴォ・キッド」になったんだろうか。
>603
ハリウッドが無理ならアニメでもいいから観たい!
>604
『ブロードウェイ』も読み返したくなる季節だね。
606 :
無名草子さん:03/12/09 23:03
>「ギリシャから若きテロリストが帰ってくる話」
私は「キラーに口紅」に登場するエリマキをイメージしてましたが,
なるほど,「リンゴォ・キッド」のほうが近いかも。
>606
うわ、ご本人ですね?
勝手に引用して失礼しました。
サイトの更新楽しみにしております。
608 :
無名草子さん:03/12/10 13:16
昨日の朝日、読売夕刊、文化面読んだ人いますか?
朝日の帽子、カコイイ。
>608-609
詳細キヴォンヌ
611 :
無名草子さん:03/12/10 17:39
>>609 J.P.Bの何とか帽?
それとも赤いニット帽?
612 :
無名草子さん:03/12/11 02:04
>606
巡り巡って30年、あれが結局『ららら』になったとのこと。直接インタビューしたひとから聞いた話し。
613 :
無名草子さん:03/12/11 03:19
12月9読売夕刊より
「『ららら科學の子』は、学生運動の渦中で起こした事件から逃れるため、
中国に亡命したものの、文化大革命のあおりで寒村に下放されたままだった
男の、三十年ぶりの東京探訪記。すでに戸籍も家族も所在不明。
暗くあいまいな気分で漂う彼の目に映る新しい都心の風景は、
かつて『鉄腕アトム』の漫画で夢見た未来より、
よほど薄っぺらで汚れきっていた。あのころ確かにあって失ったもの。
携帯を片時も離さぬ若者たちは知ろうともしない、輝く東京の過去。
この長編は痛みを伴うほどリアルに、その一つ一つを指差した。
614 :
無名草子さん:03/12/15 23:12
次号から「エンジン」で連載始まるようだ。大丈夫か?
615 :
無名草子さん:03/12/21 15:02
もし御存知ならば、そのタイトルを教えてくだされ。
しかし「楽しみだ」とかじゃないか?普通。。。
「大丈夫か?」って、ぉぃw
617 :
無名草子さん:03/12/22 22:57
>615
「engine」だって。サスペンスものだとか、警察小説だとか。だとしたらまったく久ぶり。本当に大丈夫か。
618 :
無名草子さん:03/12/22 23:00
「スズキさん」の続編を見切り発車でスタート→中絶なんてならなきゃいいけど。
>>580 ライ麦畑は主人公が十代の少年だから許せる訳で、
負け犬団塊オヤジが同じことやってもひたすら見苦しいだけ。
>>616 いやいや、大将の愛読者ならば大丈夫か?と書く態度こそが愛だろう。
>>617 ご教示、感謝。
621 :
無名草子さん:03/12/27 17:40
で、雑誌ENGINE買って読んだ人いらっしゃいます?
まだ買ってないのですが、書評をお伺いしたいです
622 :
無名草子さん:03/12/27 23:25
買うべし。本当にハードボイルド。しかも映画版の「ティファニーで朝食を」で始まる。何じゃこりゃあ〜の世界。なんじゃこりゃ〜〜〜!ららら書いたあとに、こっちに来るか。これは事件だ。
623 :
無名草子さん:03/12/28 13:44
情報感謝!
どーせ単行本はいつになるか判らんことだし、買ってきて読むかぁ!
624 :
無名草子さん:03/12/29 23:54
暗闇にノーサイド再読。
タツヤとティ・エンの再会の場面は何度読んでも泣ける。
>623
ららら同様連載時と単行本では別物になるかもしれないしね。
>625
俺は、龍哉がスタンドオフのネクタイを直してやるところが。
626 :
無名草子さん:04/01/03 17:03
謹賀新年。
今年は新刊出るかなぁ。
>>603 映画化以前に復刊してくれええええ、ハルキ文庫で。
628 :
無名草子さん:04/01/07 08:04
月末、例の東書のKがヘミングウエイ関係をかき集めて出すそうだ。
629 :
無名草子さん:04/01/16 20:08
age
630 :
無名草子さん:04/01/17 00:04
東書HPに『ライオンを夢見る』登場!
東京書籍ね
ららら科學の子がトレジャーの手によってゲームボーイアドバンス専用ソフトになったという情報が。
633 :
無名草子さん:04/01/18 22:04
sageたから、俺のギャグは放置という罠。
634 :
無名草子さん:04/01/19 14:27
矢作俊彦(写真:安珠)『ライオンを夢見る』
�代表作『老人と海』の舞台キューバを皮切りに,フロリダ,パリ,スペイン,
そして出生地・北ミシガンへ。矢作俊彦が二〇年をかけて,ヘミングウェイの
真実の姿を世界に追った。(発売:2004.1)
体裁:四六判・ハードカバー・260頁
本体1900円
ISBN:4-487-79868-X
635 :
無名草子さん:04/01/19 14:29
しかし、安珠を写真家として起用するのって、
最近の文壇では、大将か、嶽本野ばらぐらいだな。
このスレ、3年前に立ったのか。ご長寿ですなー。
637 :
無名草子さん:04/01/23 20:37
東書のヘミングウエイ、本当に出るらしい。得体のしれない短編(書き下ろしか?)が付録についているとのことだ。
[ENGINE]どアップ載ってました!
いい表情してるな〜
こんなオトナになりたいな〜
実に。
↑そのためには、いろんなものを棄てなきゃならないよ。
それに、耐えられる?
640 :
無名草子さん:04/01/28 22:19
ららら、遂に四刷。
うーむ。
641 :
cherryman7:04/01/29 01:01
ハードボイルドとかミステリーとかはほとんど読んだことがないのですが
書評に惹かれて「ららら科学の子」を買ってみました。
なんか藤原伊織の「テロリストのパラソル」に似てないですか?
全共闘世代 学園闘争 警官殺人 海外逃亡
やくざ 繁華街 帰国子女
作品全体に散らばっているキーワードに共通点が多いようです。
こういう本は大筋で似てくるのでしょうか。
642 :
無名草子さん:04/01/29 14:40
氏の世代になると、それが多い様ですね。
とくに学生関連。
海外逃亡してないと、プロ市民・ピースボート・エココミューンみたいな
全共闘世代のイヤな現実と向き合わないといけないからな。
失礼します。
売るものは無いのでそのような意味ではないのですが
較べるのなら「テロリストのパラソル」とはどうかと・・・
勉強不足でうまく表記出来ませんが・・・
確かに
「捨ててきたもの・
捨てざるをえなかったもの」の大きさ・・の
違いなのかな〜。
自己実現のひとつが「作品」ならば
読者は作家の「想い」を覗きたいと思います。
氏がチャンドラーやヘミングウェイの足跡を辿るように
「ららら・・」を読み神泉や白金の坂を追いたいとは感じますが・・・
新宿の公園には・・・
オーストラリアの白ワインと
ブルゴーニュのマールの違いかなー
いまどき粕取り、なかなか呑めないですよー
氏の作品のように・・。
645 :
cherryman7:04/01/30 09:39
>>644 昨夜「ららら・・・」読了しました。
後半にはいると「テロリスト・・・」っぽいところは少なくなりましたね。
ただテンポが悪くなって読んでると眠くなって時間がかかってしまいました。
連載ものを単行本にするとややまとまりが欠けてくるんでしょうか。
全体的にはとても面白く読めました。
その分前半の既視感(既読感?)的なものが気になりました。
それと、一貫して主人公の視点で捉えているのに、
自分のことを「彼」と書くのは不自然だし読みにくかった。
646 :
無名草子さん:04/01/31 23:24
『アマ★カス』期待!
647 :
無名草子さん:04/02/01 08:31
648 :
無名草子さん:04/02/02 22:17
>>634 ほんとに出たね。きょう本屋で見た。
今年は大将の本は、いったい何冊でるんだろう。
649 :
無名草子さん:04/02/02 22:20
「ライオンを夢見る」発売age。
奥付にある「アマ★カス」は「百愁のキャプテン」のことのようだな。
650 :
アウト・オヴ・サイトサテライト:04/02/02 22:37
チャリーズエンジェル様
氏の他の他の作品も是非!・・
貴殿の「胸元に漂うインティメイト」
僥倖なのかも・・・
「夢は見る・ライオンを・必ず!]
651 :
無名草子さん:04/02/04 00:16
「ライオンを夢見る」の最後の章は、やっぱ「日はまた昇る」のパスティーシュ
なんだろうね。
パリからスペインへの自動車行とか、一人の女をめぐる鞘当てとか。
652 :
無名草子さん:04/02/04 21:39
テレ朝の川北桃子と不倫してたのはマジですか?
653 :
無名草子さん:04/02/05 02:57
>「あ・じゃぱん」(初期に出版された上下巻のやつ)矢作俊彦
目を疑いました。しかも新品同然。
これだから文学素人集団ブクオフはたまらない
良い目してるぜ!!!
ブックオフ100円掘り出し物スレにあった
マジうらやましいんだけど。
654 :
無名草子さん:04/02/05 04:48
>>653 それ改訂してないものだよな。豚田和也のウザイ帯付きの改訂版より中身が濃いって言われてるんだよな。
つーか、上下巻だったのを一冊にまとめ、さらに改訂までして出版したのは「作家の値打ち」での好評かありきだからな。力んでしまったのかチーホ
655 :
無名草子さん:04/02/05 08:54
656 :
無名草子さん:04/02/05 10:24
>654
改訂版読んでないんだけど、内容的に結構違うの?文章量は減ってるのかな?
657 :
無名草子さん:04/02/13 03:12
『野生時代』に短篇が載ってるぞ。チェコ(スロヴァキアではない)人のモデルの
ねーちゃんと、河豚を食いに行く話。
658 :
無名草子さん:04/02/13 20:56
出版社は、世界の中心で〜とかリアル鬼ごっことか糞みたいな本出すんだったら
矢作俊彦の作品を復刻して欲しいな。
本棚に矢作俊彦の本(新潮文庫)を並べてウトーリするのが漏れの夢です
659 :
無名草子さん:04/02/14 13:07
660 :
無名草子さん:04/02/14 20:01
>>659 なんというか、表紙の手触り・・・とかが好き。
あと表紙のセンスが一番いいのが新潮文庫だと思う
661 :
無名草子さん:04/02/17 17:07
夢とか言うならハードカバー並べろ。
それも自家製本の皮装。
662 :
無名草子さん:04/02/19 19:03
ハヤカワのポケミスで全作品集が欲しい。
663 :
無名草子さん:04/02/20 10:28
文春「title」3月号にゴダールのロケ地探報記が載ってるぞ。
664 :
無名草子さん:04/02/26 10:12
>>658 ベルクソンやらハイデガー、プルーストやらラテンアメリカ文学集
エリーフォールの美術史、ロレンスの知恵の七柱あたりに挟まれて
小栗虫太郎、中井英夫、ヘミングウェイ2冊、チャンドラー1冊、、
矢作俊彦2冊くらいの割合の本棚の方が見栄えいいような気がする。
666 :
無名草子さん:04/02/29 14:40
小栗と中井は除けたほうが見栄えいいぞ。
その代わりにお尻クラブなどを入れる。
>>666 うむ。一応矢作俊彦ってことで小栗入れとくのもありかなと
668 :
無名草子さん:04/02/29 18:20
まあ、割合は良しとして、その場合の矢作の2册とは、どのようなタイトルになるのか
か、ちょっと問うてみたい。
669 :
無名草子さん:04/02/29 21:29
『さまよう薔薇のように』と『ドアを開いて彼女の中へ』など如何であろう?
アヒルと鴨のコインロッカーまでノミネートされてるのか。
あれは良かったが物足りなさを結構感じた。
スレ違いスマソ。
671 :
無名草子さん:04/03/01 00:21
日焼けしてない「死ぬには手頃な日」と「ライオンを夢見る」というのは?
いずれも渋いセレクトのレスに感謝。特に日焼けしてない、の描写等泣かされる。
例えばカバーを剥がしオリーブグリーンに銀の箔のタイトルの背表紙むき出しの
「真夜中へもう一歩」等も本棚映え(笑い)するな。
もう一冊は「野生時代別冊 矢作利彦」にしとこうかな。自分は。
>>671で気付いたのだが俺の「死ぬには手頃な日」もすっかり
日焼けしてしらっちゃけているのだがそれは俺だけじゃなんだなって
確認できたよ。ちなみに文庫版の「死ぬには手頃な日」の表紙の方が好きだな。
674 :
無名草子さん:04/03/01 23:27
……と、諸君が書くので、いま慌ててじぶんの本棚を見に行ったが、
ああ、俺の「死ぬには手頃な日」も背表紙がすっかり焼けてやがる。
俺の「死ぬには〜」と「ヨーコに好きだと言ってくれ」は
まだ日焼けしていないハズ(田舎に置いてある)。
いかにも色落ちしそうな表紙だったので、
俺にしては珍しく本屋のカバーをかけたまま。
「マイクハマーへ伝言」は日焼けしてしまったので、
古本で買い直したんだよなあ…。
676 :
無名草子さん:04/03/02 02:59
677 :
無名草子さん:04/03/02 19:11
たしかに、本をコンディションでしか査定しない「あそこ」では、けっこう頻繁に
凄いもんを見つける事がある。カドカワ!の「海から来たサムライ」100円でgetしたのは、ほんの一ヶ月足らず前の事だ。
(ただし上巻だけ)昔(1〜2年前)「さまよう薔薇の様に」も100円でget。
別な「あそこ」だが。
なもんで、「神ピン」のハードカバー500円で見つけた時は妙に高く思えたものだった。(w
まーカバーより内容ってことだからな。
欲を言い出せば「神さま」収録の作品などミステリマガジンに載った当時の
挿絵つきなんてほうが気分だし、「死ぬには」にしてもサントリーだったかの
ドでかいフリーペーパーのようなのに載った時の感じのほうがいい感じだ。
マンハッタン・オプもあのラジオが良かったって言う人もいるしね。
こちとらたまたまチラッと聴いて、あれがそうだったのか、位の覚えしかねえや。
数年前に夕方のニュースで小宮悦子のとなりでコメンテーターしてたが
もうTV露出することはないんだろうか?
681 :
無名草子さん:04/03/03 11:26
>679
あ、それオレ。日下武史(漢字?)最高だ。
いっつもバーボン用意して楽しみにしてたよ。高校生だったけど。
682 :
無名草子さん:04/03/03 16:03
ちきしょう、ブクオフ探したけど矢作俊彦の本なかったよー
「スズキさん」欲しいよー
683 :
無名草子さん:04/03/03 18:34
定期的に探しに行けばそのうち見つかるよ。
「気分は―」って打ち切りなのかい?
だからカムイは止めろって・・・
>684
いや、なんか9.11のせいで
話が時代にそぐわなくなったとかなんとか…
カムイには悪いことしたって大将が言ってたハズ。
686 :
無名草子さん:04/03/04 06:16
9.11の所為で、話が時代にそぐいすぎた、の間違いじゃないかい?
毒を食らわば皿まで
いっその事、数年後のイラクに舞台を移して
ハチマキ、ボウイ >義勇軍
メガネ > 外務省職員
実は生きてたゴローが武器商人
清文人が国家主席とか・・・
688 :
無名草子さん:04/03/05 13:30
崇拝してる長嶋が脳梗塞で倒れたぞ。
689 :
無名草子さん:04/03/05 15:11
長嶋が脳梗塞 こりゃあ9.11に匹敵するぜ。
エンジン連載中止しないでくれよ。
>>689 気の毒なくらい仕事する人だからな〜。
点滴打ってまで、あちこち駆け回っていたらしいね。
まだ、話しはできるみたいだから、回復してほしい。
691 :
無名草子さん:04/03/05 20:59
長嶋が氏んだら、後追い自殺したりして。
692 :
無名草子さん:04/03/05 23:16
今日ららら読み始めました。
春休みの読書感想文を書くためです。
人生至上最長の小説です。
読み切れるんでしょうか?
>>692 読みはじめた本はたとえどんな本でも最後まで読み通しなさい。
フィッツジェラルドが娘に宛てた手紙より
>>690 代表監督とかもうどうでもいいから、早く回復してほしい
695 :
無名草子さん:04/03/06 10:31
グッドバイだかSoLongだかヨコスカ調書だか、もう訳がわからなくなってる小説が、角川から6月に出るようだ。
696 :
無名草子さん:04/03/06 12:26
おおおおおおっ。
遂に!?
ま、期待しないで待たずに待つか。
697 :
無名草子さん:04/03/06 13:20
おお!二村シリーズ!
「ららら」好評のおかげで新刊が続々出ますな。
698 :
無名草子さん:04/03/06 14:49
らららつまんない。
下放とか、何よ?
699 :
無名草子さん:04/03/07 00:19
>>698 それぐらいじぶんで調べなさい。
こんな処に書き込みできるってことはぐぐったりもできるだろ?
700 :
無名草子さん:04/03/07 14:39
700げっとなら筑波大学に合格!!!!!
えいっ!!!!!!!!!!やー!トーーーー!どうだっ!!!
701 :
無名草子さん:04/03/07 14:40
っっしゃーーーーーーーーーーー!!!
合格GET!!!
>>689 文革の都市部の青年がど田舎に送られて農作業とかさせられるあれだよ!
702 :
無名草子さん:04/03/08 21:13
きっと君たちのこと彼は嫌い・・・・・
703 :
無名草子さん:04/03/09 01:01
だとしても、君に云われる筋合いじゃない。
品川ナンバーが田舎者だとしても横浜ナンバーの奴につべこび言われる筋合いじゃないってことか?
705 :
無名草子さん:04/03/09 03:55
そう。六郷の向こうでもないしね。ここは。
「ららら」面白い?
文章もヘタっぴ〜。なんで?なにが面白いの?
708 :
無名草子さん:04/03/11 10:02
なるほど。
刊行遅れるわ、立ち読みしたら、矢作氏のくだりごそっと抜けてるわで
何かあったと思った。
どこかの書評で、「矢作云々」いうのみたけど、
単行本読んで書いたんじゃないんだな。
709 :
無名草子さん:04/03/12 00:56
四方田犬彦の『ハイスクール1968』(新潮社)が送られてきた。高校時代の
回想録である。とくにバリケード封鎖の前後のことが克明に書かれている。
あまり愉快な本ではない。四方田が大法螺吹きであることは、業界では知らぬ
者はない。
同級生に取材して書いたにもかかわらず、その同級生たちのことをわるく書き、
自分だけは憂いを帯びた哲学的な高校生として描いているのだから、まったく
呆れる。本人を知っている人なら、「また始まった」で済むのだが、知らない
読者は信じてしまうのだろうなあ。
昨年、文芸誌「新潮」に掲載されたが、その後、2年先輩の矢作俊彦から新潮
社に「でたらめを書くな」と抗議があり、彼に関する部分は全部削除したそう
だ。
この本を絶賛して対談までした坪内祐三はどうするんだろう。
711 :
無名草子さん:04/03/13 17:30
『グッドバイだかSoLongだかヨコスカ調書だか、もう訳がわからなくなってる小説』のタイトルは「ヨコスカ調書」に戻る予定。
土曜の朝日新聞でゴジラについて書いてるね。
713 :
無名草子さん:04/03/25 11:00
朝日なのでトーンを落としてるな。いつもならもっとコテンパ書くだろ。たしかに犯罪的だよ、大森一樹のやったことは。
>713
朝日は取っていないので、ネットに感想が落ちてないかと探してみた。
www.ne.jp/asahi/miyano/miyano/diary/diary0403b.htm
そういえば、土曜日に朝日新聞の論説欄(?)を読んでいたら、
矢作俊彦がゴジラ映画について熱く語っていた。
(略)
「矢作先生は、怒っているのか、自慢したいのか、イマイチわからん」と思った。
わからないのも無理はないなと、思った。この人はこれに続いて
『何冊か読んだのだが、もったいぶった修辞が多く』
『読みながら「こういう、ウザい表現を全部、黒マジックで潰したら、この本は半分になるな」と思ってしまったのであった。』
なんて書いてるんだもの。それじゃただの粗筋だろ、と「暗闇にノーサイド」のあとがきを思い出してしまったのであった。
715 :
無名草子さん:04/03/25 21:14
>>713 今度のは北村龍平だ。
はっきり犯罪だぜ。
>>714 まあ、その「人によってはウザい修辞・比喩・暗喩表現」が大将の味の何割かを占めるのだから、
合わない方には仕方あるまい。
しかしその方の読み方で「暗闇にノーサイド」を読むと、チャーリー・マフィンが紛れ込んでるのが
読み取れないかもしれんな。どうでもいいといやどうでもいい話だが。
717 :
無名草子さん:04/03/26 19:41
一九五四年、初めて登場したゴジラは水爆怪獣だった。その出自には、
ビキニ環礁で死の灰を浴びた第五福竜丸の事件が凶々しい影を落としてい
た。未曾有の戦争が終わって九年だ。それは、災禍の町に取り残された母
が「お父様のおそばに行くんですよ」と子に言う姿からも窺われる。
町並みは貧しく、人々の暮らしもまだ戦災を引きずっている。(中略)
すぐに二作目が作られた。むろん商業資本の要請である。以後、SF的
な物語性を模索するうち、水爆に象徴される破壊と混乱の影は鳴りを潜め
ていく。若林映子の金星人とキングギドラが初登場する第五作「三大怪獣、
地球最大の決戦」でその傾向もピークに達し、後は幼児向けの怪物プロレ
ス映画に堕してしまう。
第一期のゴジラシリーズが制作を終えて九年、再びゴジラは日本を襲った。
(中略)一九八四年。戦争が終わり、平和を貪って四十年近く、日本経済
はバブル景気に向かって急坂を駆け上っていた。そこには「お父様」も「お
そばに行く」ような母も皆無だった。新宿副都心に現れたゴジラは、自分よ
りはるかに背の高い高層ビルに戸惑っていた。
冷戦末期、ゴルバチョフ登場の前年だというのに、ゴジラは一九五四年の
世界観をまだ生きていた。
(中略)復活ゴジラが急速に衰弱する中、一九九五年、ガメラが復活した。
そこでは、自衛隊が正しく律儀な戦争を怪獣と戦っていた。さらに我々は、
映画史上初めて、怪獣が捕食する姿と未消化の糞を見ることになった。
新ガメラシリーズの物語世界に、亀という生物は存在しない。だから
「巨大な亀」という揶揄はあり得ない。これが、かつてガメラの弱点であっ
たものを帳消しにした。
翻って新生ゴジラシリーズでは、あろうことか陳腐なストーリーの都合か
ら、ゴジラを巨大化したトカゲの親方にしてしまった。
以後、ゴジラは衰退していった。まさに昭和の子供が壮年期に至るのと歩
調を合わせるように。それは、団塊と呼ばれた世代が、冷戦終結後、その世
界観を再構築できないまま加速する時代に取り残されていく姿の写し絵のよ
うにも見えた。
ゴジラが終わる。かつてまだ焼け跡の残る日本の貧しさが映画にゴジラを
生ませた。半世紀して、日本映画の貧しさがこうして殺すのだ。
>717
サンクス&乙
719 :
無名草子さん:04/03/27 12:12
720 :
無名草子さん:04/03/28 14:04
>.720
たかが切り抜きに、1000円は高すぎ。ていうか、こんなもん売っていいのかね?
ある所に行けば、読めるしねw
722 :
無名草子さん:04/03/28 15:47
切抜きかあ ダディのなら、欲しい
BS2、大将好みの二本立て(『俺は待ってるぜ』『愛しきは女』)
724 :
無名草子さん:04/03/31 16:06
2000円オーバーしてた。
んじゃ、「スズキさん〜」NAVI掲載切り抜き全頁は買う?
725 :
無名草子さん:04/04/04 14:44
>>226 「酒場をめぐる冒険」ではなかったですか?
726 :
無名草子さん:04/04/04 14:51
NAVIの女性編集者、松本葉さんをアシスタントにして
やってた「アゲイン」ってラジオ番組のパーソナリティーぶりが
よかったですよね。
毎回ふてくされて、松本葉がなだめるのに苦労しちゃう奴。
関川夏央や宇崎竜童や四方田犬彦やアフガン帰りの東郷なんとかや
そのまんま東の奥さんや(デブの評論家!)徳大寺有恒がゲストにきてた。
727 :
無名草子さん:04/04/04 14:57
宇崎竜童の奥さんの阿木曜子が
矢作作品の何人もの
「ヨリコ」のモデルなのだと思っていたがどうなのだろう?
「ヨーコに好きだと言ってくれ」って作品はいわずもがなで。
728 :
無名草子さん:04/04/04 14:59
海から来たサムライにはちょっと
ルパン三世カリオストロの城が入ってるのが
やだった。
729 :
無名草子さん:04/04/04 23:26
「由」は岡崎友紀だろ。
730 :
無名草子さん:04/04/05 03:45
↑
なぜ、奥様は18歳!?
731 :
無名草子さん:04/04/05 13:03
「ヨーコ」って、ロブロイの遠藤ヨーコさんだろ。
どっちも推測でしかないけど。
732 :
無名草子さん:04/04/06 02:12
宇崎竜童の奥さんと
どこでいつごろ知り合って横恋慕してたんだろう?
733 :
無名草子さん:04/04/06 02:17
矢作先生の好きな漫画
村上もとか 赤いペガサス
尊敬する人
ニキ・ラウダ(短編 犬には普通のこと)
尊敬して
ごはんまで一緒に食べて
インタビューしたくせに
でもオーストリア出身のラウダをベルギーの貴族とか間違って書いてた。
わざとか?
734 :
無名草子さん:04/04/06 02:47
>>732 昔、エルジャポンの横浜特集で対談してたな。もうその時点でけっこう付き合い長い様だったが。
「複雑な〜」か「ドアを開いて〜」のどちらかでも彼女に付いて書いてあった様な記憶が。
(匿名だが、何となく見当が付く書き方で)
・・・・と思って確かめてみたが見当たらない。どれに載ってたっけ。
>>735 「あんた、あのこの何なのさ?」ですね。ああ、そうこれを全くの匿名で書いてた事が
あったんだよな。どこだっけなぁ?狐につままれたみたいだ。
739 :
無名草子さん:04/04/09 12:15
あれ、何かの勘違いのように思う。「カニ」は、気分はもう戦争の連載が終わった後のことだし、大友克洋と大将を引き合わせてマンガをやらせたのは名高いマンガ編集者某・金太郎だから。
740 :
無名草子さん:04/04/11 04:53
「コンクリート謝肉祭」”彼女が腕を組んでくる。まるで、この町の夜に腕をとられたような気になってくる”
大将のこんな文が好きなのだが、今では書かなくなってしまった。けど、大将は、相変わらず、大将だ。文句があるヤツ、出ろ。
741 :
無名草子さん:04/04/11 05:06
ドナルド・E・ウエストレイクにインタビューしたとき、本人に向かって
「あんたがウエストレイクとして書いた作品には全然興味ない」って
言い放ったのにはちょっと呆れた。
スターク名義の悪党シリーズしか好きじゃないと言いたかったんだろうが、
ウエストレイク名義作品の軽さがあってこそのスタークだと思うんだが。
742 :
無名草子さん:04/04/11 18:32
新潮文庫で「リンゴォ・キッドの休日」「スズキさんの休息と遍歴」「舵を取り風上に向く者」
すべて100円で購入。よっしゃ!
743 :
無名草子さん:04/04/12 00:51
探せば、まだ全然あるよね。
744 :
無名草子さん:04/04/12 20:02
>>743 うん。まだまだ結構残ってる。
今のうちに買っとかないと・・・
745 :
無名草子さん:04/04/13 00:01
先日「マイクハマーに伝言」のハードカバー買った。初版。
「西村寿行絶賛!」の帯に笑った。
去年だったか、再版された文庫は、最初の文庫に比べ解説もしょぼかったが、本文の文字組が、
なんか、しっくりこなかった。書体がDTPぽいと云うか。
初期の矢作を古本屋で見つけると、つい買ってしまうな。
もう、大抵のやつは2〜3冊づつ持ってるが、ついね。W
746 :
無名草子さん:04/04/13 23:44
へ〜、寿行氏が絶賛したんだ。知らなかった。
以前のガンダムエースの対談を読んで氏を知った者なんですが、
彼のその文章のなかでどうもわからないところがあります。
「ネットの中に転がってるリアルって、リアルでもリアリティでもない。
最近の若い作家はリアリティが上手だっておっしゃられたけど、彼らの
リアリティはどこまで突き詰めても身体性には行き着かない。いわゆる
ネット的なリアルなんです」
このうち「身体性」というのは「日本映画一つとっても、ものを食べる場面
が急速になくなっている」と押井守氏がいうような"身体性の欠如"だろうと
思うのですが、「ネットの中に転がっているリアル」というのは
どういうものを指すのでしょうか。
このことについてもっと詳しく書いてある文章はどこかにないものでしょうか?
そうじゃない帯もあるのだが。帯ってけっこう変えるらしい。版元が。
750 :
無名草子さん:04/04/26 17:34
死ぬには手頃な日のカバー写真が?
>>747 媒体を介してのリアル
液晶のむこうのリアル
全てを映していて全てを描いているが、結局は映していて描いているだけのリアル
とても正確で詳細であるが体験を伴わないリアル
あなたは、目の前に死体が転がっている状況を体験したことがありますか?
752 :
無名草子さん:04/04/28 01:59
まあ、ちがうスレになりそうなので、そこいら辺で。
753 :
無名草子さん:04/04/28 08:46
昨日の朝日の夕刊、文化面読んだか?
横レスですが・・・
第17回三島由紀夫賞候補作に「ららら科学の子」が入りました。
選考会は5月18日
新潮社のページ、山本周五郎賞の候補作はうpしてるのに
なんで三島賞は去年のが最新なんだろうか
747です
>>749 なるほど。見たことないので思い至りませんでした
確かに転がってそうです
>>751 バーチャルリアリティについては考えたのですが、それなら
テレビも写真も3D空間を緻密に描きこんだゲームも同じなはずで、
わざわざ「ネット」と限定してるのがわからなかったのですよ
それから、お答え頂きありがとうございます
矢作スレに感激です。
僕は35ですが、マイクハマーに関係を受けて、73ポルシェではないですが、ポルシェ911タルガに乗ってます。
横羽線ではカーブに気をつけながら911をドライブしてます。リョウになれた気がします。自己満足ですが、
僕にとって影響を凄く受けた小説です。
ヘミさん
レスありがとうございます。本当に一時期矢作小説に嵌りました。
今でのタルガに乗るたび松本ポルシェを思いだします。
何時か、ああいうロマンチックでシニカエルでアイロニーに強いストーリーにある小説を書いて欲しいですね。
せめてエッセイでもいいのでどうでもいい都市や道路ではなく、あの頃のヨコハマを語ってほしいですね。
761 :
無名草子さん:04/05/02 21:44
平和の難解さが戦争の残虐を隠している
と、ポール・ヴァレリーが悲嘆してから半世紀がたった。
その今、『難解』を『退屈』と言いかえるのは容易い。そして、退屈こそが、
----西麻布の腰の落ちつかないバァで必死に女をかき口説いている兄ちゃんに
とっても、オハマの地下深く、ICBMの発射ボタンと睨めっこをしているNORADの
特務軍曹にとっても相等しく、----今世紀最大の悪であり、敵なのだ。
半世紀前、人間の社会活動は軽いのりで国境を越え、平和をめぐるやりとりは
区役所の窓口に並ぶような忍耐と形式を必要とするまでになった。だがそれで
もまだ、その難解さにはババショフの詰めのように、サティの和音のように、
どこかしら人の心をそそるものが残っていたはずだ。一九二〇年代、なぜなら
政治にはロマンがあった。そこにはスターリンが、チャーチルが、ヒトラーが
おり、うら若きドゴールがいて、もちろん竹下登など通行人Aとしても登場は
叶わなかった。
今、平和の退屈さは、ならば戦争のエンターテインメントをひたすら強調して
いる。
サミットに集う首脳に顔はなく、日毎の会議には主役も台詞もない。通信衛星
とブラウン管が、百万の正義と千万の不正義を世界中から狩り集め、茶の間に
ぶちまけて行く。
762 :
無名草子さん:04/05/02 21:45
その中で戦争だけが光彩をはなつのもいたしかたない。いかにも、『自分の生
命が勘定に入らない戦場があったらディズニー・ランドも倒産する。』
しかし、だ。本当に平和は退屈だろうか。物にあふれ、それこそ愛、家族、神
までがパッケージに入りバーコードをつけられスーパーマーケットの棚に並ん
だこの世界で、唯一不可侵のそれに、人はただ嫉妬しているだけではあるまい
か。どこかの国の外務省の己の無力に関する弁解と、それはどこか似たような
徒労感ではないのか。
核戦略の出現とそのスコラ哲学者どものおかげで、我々の危機に対する想像力
は厭応なく研ぎすまされた。今こそ、平和とその維持に関する想像力に翼をつ
けるべき時なのだ。
試してみれば、退屈に甘んじた自分を恥じるだろう。戦争のスリルとサスペン
スなど、皮相なものだったと知るに違いない。何しろ、ゲームとしての平和は
勝者以外を必要としない。敗者には何ひとつ残さない。地球と五十億の生命を
レーズしようというのだから。
……大将たちに感謝。
763 :
無名草子さん:04/05/04 17:26
何かのコピペでないのなら、(書き下ろしたのであれば)
ここに似つかわしくないチカラの入りよう。ちょっとギャップを感じるな。
すまないが…。
764 :
無名草子さん:04/05/04 23:56
>>763 これ、正真正銘、我らが矢作の大将の書いた文章だよ。
最後の「……大将たちに感謝。」ってのは違うけど。
『バランス・オブ・パワー』ってPCゲームの外箱に、大将が寄せた文章だよ。
懐かしいなあ。
久しぶりに読んだ!
ははぁ、自分なんか目配りの届かない処はあるもんだ。なるほど。
情報感謝。
766 :
無名草子さん:04/05/05 23:02
なんで仮なんだ?
768 :
無名草子さん:04/05/06 00:38
ははは,ホントだ。
タイトルじゃなくて,著者のところに仮)とある。
少し前までは
仮)ヨコスカ調書
となっていて発行日は未定だったのだけど。
769 :
無名草子さん:04/05/06 01:34
>>768 2代目矢作俊彦が執筆するかも、と言う事か?W
770 :
無名草子さん:04/05/06 10:15
またまたタイトルが変わるようだ。「ロンググッドバイ」だって。
771 :
無名草子さん:04/05/06 21:19
今の矢作俊彦は何番目の矢作俊彦なんだろう……。
772 :
無名草子さん:04/05/06 23:44
少なくとも、襲名は二代目までしか聞いてないぞ。
774 :
無名草子さん:04/05/08 00:32
ええ、2代目は東郷なの?
95年刊行の「別冊野生時代矢作俊彦」には、
本人と知り合ったのはたかだか2年前、襲名を許されたのは3ヶ月前とあるぜ。
東郷はもっと以前から知遇を得てるじゃないか、としたり顔で云う奴の出現に3カノッサ
>>773 ありゃ、『狙うて候』が受賞してたんだ。
ぜんぜん気付かずに最近アマゾンから取り寄せて
今読んでるけどさすがに東郷隆、ひどく面白い。
スレ違い多謝。
>>774 いや、このスレの前の方に話のネタを引いただけだから「思われる」
そういや矢作俊彦読本にそうあった気もする(連れに貸したままだ…)が、
大将関連のその手の文言はまず眉に唾をつけてみるべきではなかろうか。
とヒネたファンを気取ってみる奴のお出ましに、竹下景子さんに以下略…
>>775 凝った描写をする時代物作家として評判だったけど今まで読んでなかったんだよね。
そろそろ手をつけてみようと思います。
はらたいらさんに……
>>778 小説誌に載った冷戦後新シリーズの第一回までは読んでますぜ、旦那。
時代物は読んでなかったんでさぁ。
780 :
無名草子さん:04/05/15 21:18
781 :
無名草子さん:04/05/16 18:59
だから行ってるじゃないか。ヨコスカ調書改題。
783 :
無名草子さん:04/05/18 20:49
三島賞獲ったのに下がってるな
784 :
無名草子さん:04/05/18 21:01
およそ賞が嫌いな大将であるが、というより我らがMr.へそ曲がりは、受賞に対して今回は何と言ってくれるのだろう、今から楽しみだ。
786 :
無名草子さん:04/05/18 23:49
横レスだが、このスレッド復活していたのか。心底ビックリ。
えと取り敢えず、
「三島賞受賞おめでとうございます」
ということで。
787 :
無名草子さん:04/05/19 00:01
しかし氏も三島賞なんか獲っちゃうと矢作(教駒)―福田(慶應)同類枢軸
がますますハッキリするカンジがあるな。いや、福田さんがスリ寄ってるだけ
なのかもしれませんが。
まーワタシは故・三島師→慎太郎知事→矢作氏という日本戦後文学史(!)の
一つの系統の存在を深く確信する者でありますから(で、電波?!)、その
点から見て二人がくっつくことになんの不思議もないっちゃその通りですけれ
ども。
788 :
無名草子さん:04/05/19 00:40
ログ全部読みました(←バカ)。
さすがに足掛け3年分ともなるとイロイロ新しい情報もなかなかあって面白かった
ですな、まーいかにも2ちゃん的なアレなネタも含めてね。
しかし「3年も経ったのにこのくらいの分量なのかぁ」って感慨もあったりするが(笑)
―この名前の賞に何か感想は
「三島さんからもらうわけじゃないので、特にありません」
790 :
無名草子さん:04/05/19 18:25
↑最高!笑った!
今までに取った賞は競馬の天皇賞だけだから
自称「天皇賞作家」だったのかw
今日に朝日新聞にインタビュー(記者会見の模様)がある。
不機嫌そうだったってよw
それでこそ大将。
三島賞ゲットですか
これを機に別冊野性時代みたいな特集本がまた出ると嬉しいが
「ららら」の映画化みたいな方向には行かないでほしいな。
ジャンルは違うが司郎正宗のマンガを映像にした時の欠落感が
大将の小説の映像化には生じる気がする。
矢作・司城連名の「ブロードウェイの戦車」は映画向きだと思うが
795 :
無名草子さん:04/05/20 17:34
今の時勢だと、ただ己の職務に忠実なだけの何の罪も無いザ・ガード・マンを大量
虐殺する描写は世間に受け容れられないと思います>「ブロードウェイの戦車」
796 :
無名草子さん:04/05/20 18:18
↑じゃあ、そこだけ変えりゃいいじゃんと思われ、何を大層に糞野郎、
と感じました。
三島賞ねぇ〜、読売に皮肉めいたコメントが載っていたけど
これがきっかけでお蔵入りした「気分は・・・2」が再開できればなぁ〜
それにしてもカムイは相変わらず不遇だな・・・
たいしてスレが盛り上がらないところが矢作スレらしいw
799 :
無名草子さん:04/05/21 00:08
↑何言ってんだ。こんなに頻繁にコメントがアップされるなんて、何年ぶりだか。
俺の記憶では、「ららら〜」映画化の監督起用およびキャスティングの件以来だぞW。
800 :
無名草子さん:04/05/21 21:35
ららら、映画化、監督はヴァイブレーターの廣木。wrong good byeは、ヨコスカ調書の全面改作だそうだ。
801 :
無名草子さん:04/05/23 17:37
「あっ、じゃぱん」上下巻と、一冊にまとまって違う出版社から出ている
のが図書館にありますが、おすすめはどっちですか ?
かなり内容は違うのでしょうか ?
802 :
無名草子さん:04/05/25 14:28
↑ココでもう散々語り尽くされた話題です。
大変だろうけどログを読みなさいログを。
803 :
無名草子さん:04/05/26 11:55
新ニッポン百景の続巻は出ないのかにゃぁ。
矢作俊彦って、くらもちふさこの漫画好きなんでしょ。
何か意外だなー。
自作の挿画に大島弓子を起用した人に対して
「意外」とはなんだ。
「13歳のハローワーク」が90万部突破したそうだけど、
「仕事が俺を呼んでいる」の方が小説家らしい仕事だし、
たんなるカタログの「ハローワーク」と違って、
各仕事のつらさとプライドを上手く描いているので、
今文庫化したら売れそうな気がしなくもない。
807 :
無名草子さん:04/05/27 02:25
「仕事が俺を呼んでいる」は評価が高いな、何げに。
ちょっと再読してみたくなったな。
>>794 いや、ここはサムライ・インパクトがある内に、
ハリウッドで「海から来たサムライ」をやらないと。
809 :
無名草子さん:04/05/30 23:27
自分の子供にさせた4つの約束って面白いな
811 :
無名草子さん:04/05/31 00:51
初めて使う2ちゃん用語
詳細キボンヌW
812 :
無名草子さん:04/05/31 01:47
4つの約束って、どこの記事だ?
高橋源一郎の公式HPの日記に載ってるよ。
(4つの約束と書いたがその内1つは忘れてしまったらしい)
814 :
無名草子さん:04/06/01 14:04
ロング違いだな
高橋源一郎って
どうもほめ方が後出しじゃんけんじみててイヤだな。
21世紀にもなって片岡義男をほめだしたところとか。
あと内田樹のblogに矢作と高橋の話題があるよ。
>私と同じく、年来の「矢作ファン」である高橋源一郎さんから
>「ヨロコビのメール」が届いた。
>高橋さんは「あの人こそ、ほんとに『無冠の帝王』だったわけで、
>それだけでも、この国の賞のいい加減さがわかるものですが、よう
>やく、自らの失態に気づき、矢作さんに謝罪したということでしょ
>うか」と溜飲を下げていた。
「スズキさん」が三島賞(第四回?)を取れなかったのは
中上健次が反対したからなんだけどな。
中上って「いい加減」なんだ。ふーん。
(ちなみに第五回からは高橋が選考委員)
中上健次に押しつぶされても知らんぞ>高橋源一郎
つーかこいつ、いいとこ取りすることしか考えてないだろ。
820 :
無名草子さん:04/06/06 18:14
>>817 オーケンだよ。中上じゃない。
新潮、7月号読んだか?選評と対談。
821 :
無名草子さん:04/06/07 02:41
>>820を読んで、「なんで大槻ケンジが大将に異を!?」と思ってしまったのは
俺だけではないはずだ。つか、大江をオーケンなんてすな。
822 :
無名草子さん:04/06/07 04:44
俺もコイツ真樹日佐夫から矢作まで、ちょっかいの幅が広すぎるぜ、と思いながら
読んでいた。オーケン、大槻ケンジW
中上が「絵を使う小説は邪道。」と言って反対したと
筒井の本で書いてあったけど大江も反対してたのか
>>823 同意。
しかし新潮に大江なんて書いてたか?
826 :
無名草子さん:04/06/10 00:11
三島賞は、島田が受賞を反対したらしいね。
同じ左なのに、不思議だね〜。
827 :
無名草子さん:04/06/10 02:10
お前左同志の対立の怖さ知らんのかてゆーかそれ度外視しても馬鹿すぎ
829 :
無名草子さん:04/06/10 10:58
文体です
全員一致になりそうなので反対してみたとか書いてたが。
「ウォーキング・ボーイ」小学館
原爆投下直後の広島を見て、少年は母のいる東京まで歩こうと決意する。
神戸、大阪、京都と辿り、戦争中外国人が集められていた軽井沢へ。
少年の目は戦争の現実を目撃していく。
矢作俊彦氏24年ぶりの書き下 ろし小説 。
だとさ。近刊かな。
832 :
無名草子さん:04/06/12 17:32
受賞後の石丸元章と対談読んだ。連れだったのね。
矢作伝説もっと知りたい。
YYEEEEEEESSS
834 :
無名草子さん:04/06/12 19:14
らららが文庫化されたら解説は福田和也かな
835 :
無名草子さん:04/06/13 00:56
高城のぶ子らしいよ
日曜日の朝日新聞に「少年レヴォリューション」のレヴューが載ってました。
書評者の湯浅学は「矢作」という言葉を使わずして、それとなく
ダディ・グースと矢作との関連性を匂わせています。
絵が紹介されているけど抜群に上手いな。
これ十代が描ける絵じゃないよ。
別に美術教育受けたわけでもないのに。
石丸の新刊の帯を書いてるの大将じゃん。
838 :
無名草子さん:04/06/15 13:42
えー、三島由紀夫賞審査員高城のぶ子氏のコメント「わたくしこの方存じ上げておりませんでした。」
839 :
無名草子さん:04/06/15 23:12
コメントって、webにあっぷされたの?
>>838 ((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル
841 :
無名草子さん:04/06/16 11:01
>>834 あ・じゃぱんすら文庫化まだなんだから
何年後だろう・・・
842 :
無名草子さん:04/06/16 11:45
三島由紀夫賞審査員受賞のコメントは「新潮」2004/07に載ってるよ。
844 :
無名草子さん:04/06/17 20:35
845 :
無名草子さん:04/06/18 19:33
あじゃぱんを新潮文庫あたりで出して欲しいのだが・・・
角川のやつもあの大きさではさすがに持ち運びが不便。
846 :
無名草子さん:04/06/18 21:34
去年新聞書評で絶賛されてたから買ったけど、まだ読んでね〜や
847 :
形而上無情:04/06/19 16:55
『ウォーキングボーイ』って2002年に本当に出たんですか?
Amazonでも引っかからんし。まじ?
848 :
無名草子さん:04/06/19 22:02
25日(金)三島賞のパーティーがホテルオークラで18時から。驚いたことに出席するらしい。ああいうパーティーはみなりをちゃんとして名刺を出せば簡単に入れるぞ。大挙して押しかけみんなでシュプレヒコールというのはどうだ?
前の芥川賞はゲートチェックが厳しかったそうだけど。
三島賞は大丈夫かな。
たいしてマスコミが来そうにないしw
850 :
無名草子さん:04/06/19 22:40
>>848 禿賛
モデルガンもっていっていいかな?
ウージーSMG。
851 :
無名草子さん:04/06/20 02:24
武装した者を大将が追い返すわけがない!宍戸錠も来るに違いないし。
852 :
無名草子さん:04/06/20 22:28
ブコフで「さまよう薔薇のように」¥100でゲット!
装幀江口寿史もよし!
853 :
無名草子さん:04/06/21 01:22
矢作が文芸誌の対談で「ヘビの子、かわいいね」と爆弾発言。
オレのスカウターが壊れてるのか、、、
それともオレのハードボイル度がまだまだ足りないのか。。。
>853
蛇の子が、大将のファン
か
大将が、故障してる可能性あり。
855 :
無名草子さん:04/06/21 13:02
蛇ってなんかの比喩?それとも人名?ただのヘビ?
今いち意味がわからん。その文芸誌の名前教えてもらえんでしょうか。
あー、最近賞取った女の子。
857 :
無名草子さん:04/06/21 13:57
>>855タン
芥川賞受賞の二人
金原ひとみ「蛇にピアス」
綿矢りさ「蹴りたい背中」
新潮2004/07の石丸元章との対談で、
矢作が「へびの子かわいい」といってたのよ。
855タンはwhich?
858 :
無名草子さん:04/06/21 14:57
知らないのか。大将は名うてのブーなヤンキー好きだ。中澤裕子が好きだと言ったこともある。
なるほど。ありがとう。
whichでもない、と云う答えでいいのか?
何か空気の読めなさ具合はらららみたいだなw
860 :
無名草子さん:04/06/21 18:20
四方田犬彦「ハイスクール1968」に筑駒時代の矢作も実名ででてくる。「新潮」掲載時に四方田の2年先輩にあたる大将が、新潮社に「でたらめを書くな」と抗議し、大将に関する 部分は全部削除したそうだ。
861 :
無名草子さん:04/06/21 21:47
862 :
無名草子さん:04/06/22 16:16
>>861 ありがとう。番号調べるのめんどくさかった。W
863 :
無名草子さん:04/06/23 13:13
ブコフで「あじゃぱん」角川書店¥1500でゲット!
しかし重いなコレ。
864 :
無名草子さん:04/06/23 13:35
「気分はもう戦争」は中学生時代にはバイブルだった。
「AKIRA」よりもずっと好きだった。
「気分はもう戦争2」が始まったと聞き、少年エースを買ってみた。
メガネがセンセイか、なるほど。
休載だ。
まぁ、こういうこともあるか。
また休載かい、やる気あるのか。
「Dr.リアンが診てあげる」という馬鹿なマンガが代原か。
こんなものを読むためにエースを買ったつもりではない。
といいつつも、意外と面白い。
でも、もう少年エースは買わないことにした。
「Dr.リアンが診てあげる」の単行本が出ていてびっくり。
本宮ひろしが原稿を絶対落とさないという理由を痛感した。
三島文学賞受賞のニュースを見る。
なかなか面白そうな本だ。
アマゾンのウィッシュリストにほおりこむ。
今日、このスレを見つけた。
「気分はもう戦争2」の単行本が出てたのか・・・
アマゾンで検索すると「在庫切れ」
・・・もうどうでもいいや。
865 :
無名草子さん:04/06/23 14:22
お前が情報に疎い、と言うだけの事をこんだけダラダラ書く。最後まで読んで
クソだと知る。こんな所にも都会の落とし穴が、と気付く。
・・・・もうどうでもいいや。
866 :
無名草子さん:04/06/23 15:15
WRONG GOODBYE アマゾンで予約受付中。
867 :
無名草子さん:04/06/24 07:41
>865 おやめなさい、バカ(馳)の下手な真似みたい。若しくはエルロイを真似た馳の文章か。
大将好き(だよね?ここに来てるなら)なら、それらしく、いつ明けるのか分からぬ闇の中を彷徨いつつ光を求める姿でいこうや
868 :
名無しでも誰之介:04/06/25 01:31
>>867 上手い返しだ、感激した!
あんたが大将ですわ。
869 :
無名草子さん:04/06/25 15:41
>>867 大将好きのあるべき姿を、お前に説かれる筋合いはないけどなW
870 :
無名草子さん:04/06/26 01:07
三島賞のパーティ、行きたかったな。
871 :
無名草子さん:04/06/26 11:42
誰か行った奴おらんのかー
872 :
無名草子さん:04/06/26 23:31
>>869 いや、すまん。俺の方がおまえより頭いいし、格が上だからさ。つい、な。
許されよバカ者よ。違った若者よ。
873 :
無名草子さん:04/06/27 02:17
874 :
無名草子さん:04/06/27 03:03
朝からこのスレを1〜873迄読んできてこんな時間になった。
そしてオレにはあることが分かった。
結局、大将は867ってことでいいんだろ?
だろ?
875 :
有名草子さん:04/06/27 16:28
で、WRONG GOODBYE いつ発売よ?
角川のHP、いつのまにか発売日未定になってないか 笑
877 :
無名草子さん:04/06/28 23:07
ん?AMAZONだと6/30発売となってるが。。。
878 :
無名草子さん:04/06/28 23:27
矢作、新潮クラブで4年間もよく暮らせたなぁ。
その感覚がよくわからない。
>>878 取り次ぎに聞いてみた。
少なくともここ二、三日での入荷予定はないとのこと。
『ウォーキング・ボーイ』の二の舞は勘弁してください。
品切れ重版未定だったスズキさんの新潮文庫版が先月(6月)に復活してたYO!
これも三島賞効果?
>>881 有り難うございます。いつものことですね。
>>882 この調子で『リンゴォ・キッド』や『仕事が俺を』や……
作品の質が非常に高いから、何が復活しても嬉しい木がする。
でも『コルテスの収穫』は勘弁。
× 木がする
○ 気がする
885 :
無名草子さん:04/07/03 01:56
リンゴ
木
収穫
三島賞選考委員の福田和也氏は「無冠の帝王に戴冠する恐れは感じるが、
この受賞が憂さ晴らしになれば」と激励。
矢作氏は「私が小説家になるのを嫌がった母は生前、『あんたは賞ももらわずに
死ぬんだね』と言っていた。これで許してくれるだろう。もっとも私は筋金入りの
唯物論者なので報告はできないが」とあいさつした。
806 :無名草子さん :04/05/26 20:46
「13歳のハローワーク」が90万部突破したそうだけど、
「仕事が俺を呼んでいる」の方が小説家らしい仕事だし、
たんなるカタログの「ハローワーク」と違って、
各仕事のつらさとプライドを上手く描いているので、
今文庫化したら売れそうな気がしなくもない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
amazonのレビュー
これぞ小説家の「仕事」。 2004/06/15
ともすると小説からの逃避ともとれる村上龍『13歳のハローワーク』と違い、
一編毎に各仕事の誇りと憂鬱とが描かれた、矢作俊彦の隠れた好篇。
これぞまさに、小説家の仕事ではないだろうか。
例によって絶版なのが惜しい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なんかかぶってますな。
「仕事が俺を呼んでいる」の方が面白い。
正確には、より「大人」向けかな。
889 :
無名草子さん:04/07/07 20:30
既刊本に収載された短編で、新たに短編集を編むとすると
どんなリストになる?
ジュンク堂(堂島)に
「ららら矢作コーナー」ができているので
大阪在住者にはおすすめ。
ダディグースの漫画もビニールパックされていないので中が読める。
『日の当たる大通り』 (リンゴォ・キッドの休日)
『船長のお気に入り』 (さまよう薔薇のように)
『神様のピンチ・ヒッター』 (神様のピンチヒッター)
『スズキさんの休息と意見』 (東京カウボーイ)
『言い出しかねて』 (神様のピンチヒッター)
『コンクリート謝肉祭』 (ライオンを夢見る)
ぱっと思いついただけだとこんな感じかな?
ご意見求ム。
892 :
無名草子さん:04/07/08 13:38
愚行だ。各々の短編集の括りをばらして再構築する意味がわからん。
そもそも寡作過ぎて、落されて然るべき(あるいはやむなし)と云う著作がないんだ。W
(だからダディ・グースのみたいに墓暴きの様な出版も行われる。)
せめて主旨が必要だろう。二村モノを総括する、と云う様な通俗読み物的切り口でも良いから。
893 :
無名草子さん:04/07/08 21:45
申し訳ない。
ただ、短編集がことごとく絶版なのがくやしくてさ。
たとえば、(広義)の野球小説集として
「IN HIGH」(『マンハッタン・オプ3 はやらない殺意』)できれば大友克洋のイラストも)
「ペニィローファーはもう沢山」(『ブロードウェイの自転車』
「Most Valuable Player」(『ライオンを夢見る』)
「サイドライン」(『東京カウボーイ』)
「ファール・ライン」(『仕事が俺を呼んでいる』)
こんな感じ。
まあ、いまさら野球小説集なんて謳っても
誰も買わないか。
894 :
無名草子さん:04/07/08 22:33
>できれば大友克洋のイラストも
?
いや、そう言う事なら乗れなくもない。売れる売れないは、置いといていいだろう。
営業会議じゃないしW
896 :
無名草子さん:04/07/08 22:48
>894
初出「ルパン」に、大友のイラストが数点のってたんだ。
>895
そうそう。
「気分はもう戦争」の連載途中で
マンガじゃない、あらすじ解説の回があったのだが
(おそらくマンガの原稿が間にあわなかったのだろな)
あの文章は大将なのか?
898 :
無名草子さん:04/07/09 11:54
石丸元章がアサヒコムのインタヴューで「ららら」を絶賛してるね
900 :
無名草子さん:04/07/11 05:16
「誰でもいい、さよならを言いたかったが、誰も思い浮かばなかった」
てのは、大将の作品のどのラストだっけ?
901 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 09:27
>>900 『ブロードウェイの自転車』。
正確には、「うまい相手がどうしても思いつかなかった」
902 :
無名草子さん:04/07/11 20:56
>>901 サンキュー!久しぶりに読みかえしてみます。
ヴァンデンプラス・プリンセス
904 :
無名草子さん:04/07/12 10:09
よく知らないんだが、1000を超えたらどうすりゃいいんだ?
905 :
無名草子さん:04/07/12 19:08
「ららら。」。この人の本をはじめてよみました。
なんていうか、話としては大変面白かったんですが、
主人公があまりに馬鹿すぎて、「この人はどうして
こんなに馬鹿なんだろう」と考えながら終わって
しまった感があります。
単なる考えなしのおっちょこちょいが災難に会ってる
だけに見えたんですが・・・。
906 :
無名草子さん:04/07/12 20:24
うん。その通りだよ。スズキさん然り、寅さん然り、ドンキ・ホーテ然りだ。
で?
907 :
無名草子さん:04/07/13 13:47
団塊の世代の極端な例を描いているんだから、まともな主人公になりえる訳が無いって事か。
総体的にあの時代の人たちって、考えなしのおっちょこちょいで出来上がってるもんな。
団塊の世代ってのを極大化したのが、寅さんやドンキホーテになるなら、安保闘争ってのは
寅さんとドンキホーテのお祭りだったわけか。無責任なテキ屋と妄想狂の基地外が親の金使
って税金で成り立ってる大学で殺人しまくりって、今考えたら結構すごいなあ。
908 :
無名草子さん:04/07/13 21:44
ところで大将の血液型、知ってる奴おる?
909 :
無名草子さん:04/07/14 00:24
なーなー「鉄人」てマンガの原作してたの初めてしったよ。しかもおもしろかった…これはつづけてほしいな
910 :
無名草子さん:04/07/17 01:17
ふと疑問に思ったのだが、「さまよう薔薇のように」の装丁は江口寿史だが、
思うに江口のような奴は大将は嫌いだと勝手に思っていたのだが、
仲いいのかね?それとも絵で認めてるとかそういう事なのかな?
「文芸別冊 江口寿史」に、装丁を依頼した経緯を
書いたエッセイが載っているのでそれ参照のこと。
なんと矢作より筆が遅く、初めて原稿をせかす立場を味わったそうだ。
912 :
無名草子さん:04/07/17 03:47
大友克洋、谷口シロー、大島弓子、江口寿史、
氏は漫画家と組む事に関しては、本当に闊達だと思う。
そうそう、結局江口とは一度も直接会ってないいんだっけ、今日に至るまで。
最高だよ。大将。
913 :
無名草子さん:04/07/21 10:23
age
914 :
無名草子さん:04/07/27 10:23
AGE27
916 :
無名草子さん:04/07/28 17:15
>910
当時、大学生協で平積みになっていた「さまよう薔薇のように」を
江口ファンの俺の友人は『本棚に飾っておきたくて』買っていたな。
足かけ4年のこのスレもついに900番台ですか。
シンプルなこのスレタイ気に入ってるんだけど、
次スレも同じってわけにはいかんよな。
【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】
でひとつ。
918 :
無名草子さん:04/07/29 01:19
【誰にだって他の誰にも】矢作俊彦2【負けたくない夜がたまにはあるさ】
字数オーバー?いやはや。
919 :
無名草子さん:04/07/29 02:36
【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】
うん、いいんじゃない?てゆーかタローさん?
920 :
無名草子さん:04/07/29 08:10
【ドアを開いて】矢作俊彦【彼女の中へ】
どない?
921 :
無名草子さん:04/07/29 08:43
【ららら】矢作俊彦2【三島賞】
うーん、適当だ。
922 :
無名草子さん:04/07/29 09:26
【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】に賛成。いいなぁ。
てゆうか、スレタイなんて他では誰かが勝手に決めたりするのにさ、
やっぱあんたら素敵だよ。キラキラ光って宝石のように眩いよ。(©by つの丸)
【】で囲むと厨臭い気が・・・
ららら矢作俊彦
925 :
無名草子さん:04/07/29 14:33
少なからず>923に同意
また3,4年は使うスレだ、シンプルに
矢作俊彦 2
でどうだい?
926 :
無名草子さん:04/07/29 14:48
本来、厨臭いモンだ。ごまかす必要もない。
ただし、3〜4年の耐用性は考慮して
【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】で。
【ポルノグラフィア】矢作俊彦【火を吹く女】
買うのをちょっとためらった2冊
あの・・・次スレ立てるのは970ぐらいでいいよな?
929 :
無名草子さん:04/07/29 17:04
わはは、おまえイイ奴だな。心配症って云われるだろ?
「ポスト」だか「現代」だかのモノクログラビアに出てた。
今週号? 先週号? アヤフヤでスマソ。
バシリとキメていたが、ちょっと太ったね。
931 :
無名草子さん:04/07/29 17:43
【ドアを開いて】矢作俊彦【彼女の中へ】
に一票!
個人的には
>>925みたいなシンプルなスレタイが好き。
あるいは
・矢作俊彦へ伝言
というタイトルもよい。
本の名前をちょっともじって、
・【スレを開いて】矢作俊彦【矢作の中へ】
というのもオススメだ。
【あ】ややや矢作の子はハマー【ノングラータ】
これだな。
・矢作俊彦へ伝言
一票。
・複雑な矢作と単純な俺ら 矢作俊彦2
矢作さんの(ry
ヤハギさんの〜
だった。
・矢作へもう一歩 矢作俊彦 2
なぜ
【WRONG】矢作俊彦【GOODBYE】
がでないのか?タイミング的にベストグーちゃう?
940 :
無名草子さん:04/07/30 01:48
だ-か-ら-、3〜4年先を見越して考えようと。
【矢作】ダディ・グース【俊彦】
というわけで、今朝の我が地方紙に「矢島俊彦」さんの名前がw
新聞名乗ってるなら、んなもん間違えてるんじゃねぇ(笑)
三島賞獲ったから、読んだだけかな?
>>941 名前分けちゃうと検索にひっかからなくってイクナイ
・矢作俊彦へ伝言
・矢作俊彦2
・ららら矢作俊彦
の3つに一票ずつ。
ダラダラ長いのはいやだ。
シンプルでストイックなのがいい。
945 :
無名草子さん:04/07/30 22:57
3つに一票ずつのお前がダラダラのグズグズだ。ここはシンプルに最初に提起された
【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】に道を譲れストイックにな。
”2” はいるよな。ストイックに考えて。
947 :
無名草子さん:04/07/30 23:02
【WRONG】矢作俊彦【GOODBYE】
がいいけどなぁ。新刊なんて当分でないんだし。
矢作俊彦2
で決定。
949 :
無名草子さん:04/07/31 00:07
現状維持の矢作俊彦2と最初に提起された【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】で
決戦投票だな。
その二つだったら「矢作俊彦2」だな。
既出意見だけど墨付き括弧は厨くさいからカンベンしてください。
次スレのタイトルくらいしかネタがないってのがまた。
このスレの年齢層ってどのくらいなんだろ。とふと気になった。
若くはないけど、リアルタイムでリンゴォキッドを読んだわけでもない、
20代後半〜30代半ばまでの都市生活者(じゃないと本が手に入らない)
ってとこ? 森雅裕から入ったりとか。
ちなみにもれは28歳仕事に呼ばれ中。スレタイは見つけやすいやつがいい。
マイフェイバリットは「舵をとり風上に向く者」なんだけど。。。orz
952 :
無名草子さん:04/07/31 16:52
【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】4票
【WRONG】矢作俊彦【GOODBYE】3票
【ドアを開いて】矢作俊彦【彼女の中へ】2票
矢作俊彦 2 2票
【誰にだって他の誰にも】矢作俊彦2【負けたくない夜がたまにはあるさ】
【ららら】矢作俊彦2【三島賞】
【ポルノグラフィア】矢作俊彦【火を吹く女】
矢作俊彦へ伝言 2票
【スレを開いて】矢作俊彦【矢作の中へ】
【あ】ややや矢作の子はハマー【ノングラータ】
複雑な矢作と単純な俺ら 矢作俊彦2
矢作へもう一歩 矢作俊彦 2
【矢作】ダディ・グース【俊彦】
まんどくさいから、立てたい人が立てたいタイトルで立てればよいじゃない。
ひとつのスレッドが
3年も長生きするとはすごいなぁ。
新刊の出るペースとともに歩んでいる。
ヤハギさんの休息と遍歴
矢作俊彦 2
だな。スペース有りがいい。
それにしても、たかがスレタイで何レス使ってんだ。
マイク・ハマーの一節を思い出さないか?
昼下がり本牧をウズレーで走ってるときの克哉の台詞だ。
わかったら誰か↓へどうぞ。
957 :
無名草子さん:04/08/01 04:21
お前のくだらない知ったかぶりより、たかがスレタイで遊んでる方が楽しいんだよ。蘊蓄くん。
いささか態度のデカさが鼻についてかまってやる気になれん。答えは極めて簡単だが。
>957
かまってやってるじゃん、優しいんだねw
しかし新刊が出た時よりスレの伸びが早いな
959 :
無名草子さん:04/08/01 11:54
新刊でることだし仁村永爾作品から
陽のあたる?矢作俊彦 2
われながらセンスなし・・・orz
960 :
無名草子さん:04/08/01 20:57
ダディ・グ−ス 2
これでいいんちゃう?
矢作俊彦 2
に一票。で、新刊はもう出たの?
962 :
無名草子さん:04/08/02 00:14
【舵をとり】矢作俊彦【風上に向く者】
963 :
別案名無しさん:04/08/02 01:55
2代目 矢作俊彦
というのはどう?
964 :
無名草子さん:04/08/02 03:16
それだけはダメ
【おしゃれにオサーン、矢作俊彦】
で決定。
966 :
無名草子さん:04/08/02 13:35
気難しいやつ大杉。しょせん厨なのに。
【おしゃれにオサーン、矢作俊彦】
それでいいじゃん、見せしめにね。克哉オタへの。
それをいうなら オサレなオサーン
全国の矢作さん団結せよ。
「矢作俊彦 2」でいいや
矢作俊彦の8%
じゃなくてもいいや。
990を踏んだ人が次スレ立てとタイトル決定ということでどうか一つ
次スレへ もう一歩
【ららら】矢作俊彦 Part2【スズキ】