とある事から本を書いています。
初めは私が書いたものをそのまま出版する予定だったのですが、
ほとんど終わったところでリライター(私のものを読んでプロの
ライターさんが書き直す)が入りました。
この場合の印税の相場ってどんなもんなんでしょ?
ライターさんが入った時点で、私に入る印税は減ることは
分かっていましたが、あまりお金の話はしたくなかったし、
自分の本がでるなら良いやと思っていました。
でも、私も原稿書くのかなり大変だったので単純に半分づつと
いわれるとちょっと釈然としないかなと思うこのごろです。
よろしくおねがいします
ちなみにライターさんが書いたものは、私の原稿の原形が7割型残っています
晒しage
半分でも原稿料をもらえれば、よしとしなければならないよ。
世知辛い世の中だから、原稿がダメなら企画自体ボツになることも
あるし、欧米なんかだと原稿料先渡しで芸能人に書かせることが
あるんだけど、あまりに酷い原稿だと出版企画が潰れて著者が出版社
から訴えられることだってあるんだから。(契約書を取り交わす慣行
すらなく、原稿料の先渡しもたぶんないであろう日本では、こうした
話は役に立たないだろうけど……。) ライターの立場から言えば、
誰かが書いた原稿を、原型をなるべくとどめたままで修正するってのは
並大抵のことではないのよ。自分の着想どおりに好き勝手に書くのとは
天と地ほどの違いがあって、それはもう大変に神経をつかう作業なんだ
から。 みゅーサンが、この板にスレを立てたのは幸いだったかも……。
創作板や文芸板では相手にされなかっただろうし、雑誌板では貧乏ライター
に猛攻撃されていただろうし……。
職業ライターなら「書き直し」を命じられて何度もボツになる場合だって
あるのよ。ライターがリライトしてくれるってんだから、幸運だと思うよ。
どんなジャンルの本なの?
日本は、印税は一律十パーセントなんじゃないの?
原稿料は別にしてね。
今まで、ベストセラーとか売上を十パーセントで計算してたりしたんだけどね。
ううん、8のところもある。
皆さんありがとうございます!
ジャンル(?)はガーデニングです。
4番の人のご意見大変参考になりました。2番でさらしあげされたということは、わたしの要望は出版側から見ると
言葉は悪いですが図々しということなのですね?
でも、みゅーサン、あなたは不本意だったかもしれないけど、一冊本を
だすことになるんだから、それは今後の実績としてきっと生きてくる
はず。御自分の本が出たら、どこがどう直されたか点検して、それを
教訓にして今後は売れる本を書いていけばいいジャン。
いまどき、使えないライターは切り捨てられるだけなんだからさ、
校正をびっしり書かれて厳しく叩かれたり、リライトされて印税の
取り分が減ったとしても、無料レッスンだと考えて頑張ってよ。
これからも本を書いていくなら、数年後にきっとこの件を肯定的に
評価できると思いますよ。
10 :
無名草子さん:01/10/29 21:30
原稿料10%ってのは、もはや幻想にすぎぬ。
リライターがどれだけ取るかはケースバイケースだけど、
みゅーさんの方が少ない場合だってないとは言えないよ。
思い切って版元に聞いてみたらどう?
昔は、原稿料のことを言うと、版元にいやがられたらしいけど、
今はそうでもないし、もう元になる原稿は脱稿してるンだッたら、
別に構わんでしょう。俺は昔、ダマされてほとんどただ働きをして以来、
着手時にきっちり聞くようにしてるけど、かえってトラブルがなくって快適。
それから、著者は印税で、リライターは買い取りってこともあって、
ホントに千差万別だから、ここで一般論を聞いてもあまり参考にはならん
……かなあ。
ま、俺はリライターの立場なんだけどね。
11 :
無名草子さん:01/10/29 21:36
小説でも印税、7〜12%のそれぞれの話を聞いたことがある。
ちなみに漫画で原作付きだと、半分原作者に持っていかれたケースを聞いた。
でも、印税7%でみゅーさんの取り分が半分だったら結構悲惨ですよね……。
皆さん本当にありがとうございました。
予め業界の感覚をつかめて良かったです。
見当違いな不満を出版社に抱くところでした・・・
俺は印税0%という会社を知ってるよ。
「1冊出すと、名刺代わりになるからさあ」とか、うまいこと言って、
タダにしてしまう。
再版時は5%くらい払う契約だが、決して再版しない。
初版だけで結構儲かるらしい。
それから「印税代わりに本を30冊現物支給するから勘弁してくれ」と言った
会社も知ってる。さすがに著者は突っぱねたが、「自費出版よかマシか」と
思うやつが結構引っ掛かってる。
それから、印税を催促すると「マアマア」と言って一向に払わない出版社も
知ってる。著者が脳溢血で倒れたので、そのまま踏み倒した。
「初版は著者が働いているからお金を払うが、再版以降は著者とは関係ない」
と言って、出版について無知な著者と、再版以降印税ゼロの契約を「正式に」
結んで、再版以降一銭も払わなかった出版社を知っている。
その会社の社長にイヤガラセ電話を続けなければ印税を払わなかったという
出版社の話も聞いた。
食うか食われるかだな。
はっきり言って検印がない以上、契約書通りの部数が刷られている保証はない。
14 :
無名草子さん:01/10/29 23:24
>>13 その契約書も、大半は交わさないでしょ。けっこう名の知れた
ところでも。
ごまかすために、わざとちゃんとした契約書を最初に交わすところがあんだな。
>「初版は著者が働いているからお金を払うが、再版以降は著者とは関係
ない」と言って、出版について無知な著者と、再版以降印税ゼロの契約を
「正式に」結んで、再版以降一銭も払わなかった出版社を知っている。
あんまりヒドイ話なので、俺が間に入って抗議したら「契約書はちゃんと
そうなってる」だからな。法的にはなんとかなるかもしれないが、
著者が泣き寝入りした。
あ、今俺はちゃんとした信用できる版元と仕事してるよ。
仕事の前に、ちゃんとギャラ(印税、買い取り問わず)を提示してくれるし。
17 :
無名草子さん:01/10/30 01:35
弱小出版社では、制作費を著者側に負担させる会社もある。
将来のステップになれば、などと考える著者は金を出す。
印税もらう、もらわない、以前の話しですな。
やべ、俺講談社と仕事してんだけど、大丈夫かな?担当編集者KSさん
19 :
gonzares:01/10/30 09:27
>>1 びっくり。おなじ質問をしたかったところでした。
お金については現状が理解できました。
俺の場合は、テープ起こしの方法で何回も面接みたいに話をして
それを録音したものを本にする形式でした。
ところで、別の問題があるので業界の方々教えてください。
私は大手マンションの営業マンなんで、マンション選びのハウツー本なんですが、
ライター(?)が書いた原稿にハッキリ言って不満です。
全然私が言ってないようなこととか、ニュアンスが違うようなところが沢山あるの
です。素人ならフーンと納得するような内容では有りますが、
マンション業界人から見ると嘘だらけです。
ある程度作者となるわたしが誰だか分かるようになっていますので、
このままだと私が笑い者になりかねず原稿の大幅修正を求めたのですが
読者にわかりにくいとかなんとかで直してくれません。
本が出るとうきうきしていたのは最初だけ。今はどうでも良い状態になってます。
そこで、率直にお聞きしますが、やっぱりこの本を私が出さないでくれと、
ダダこねた場合、どうなっちゃいますか?
損害賠償とかあるんでしょうか?
たたかれるの覚悟でお聞きしています。でも私にとっては重要なことなのです。
宜しくお願いします。
20 :
無名草子さん:01/10/30 09:48
>>19
>そこで、率直にお聞きしますが、やっぱりこの本を私が出さないでくれと、
>ダダこねた場合、どうなっちゃいますか?
>損害賠償とかあるんでしょうか?
当然そう言ってくるでしょうね。契約書の有無は出版の慣例上、なくても口約束がすなわち契約と見なされる場合が多いのです。
しかも、この場合著者名があなたではない本を作る計画ですよね、そもそも。だからその本、あなたの本じゃなくて出版社の企画本。著作権などは出版社が持つはずです。
出版社サイドが「あなた以外の人間からも話を聞いて本をまとめている。。彼らはこの内容で良いといっている。」
と言いだしたら勝負にならない。残念だが。
21 :
無名草子さん:01/10/30 10:01
>>19 深刻な問題ですね。実はいま、似たような問題で裁判が起きています。
「村瀬千文とホテルジャンキーズクラブ無断転載」というスレ
(
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/1004029004/l50 )
で議論&事件ウォッチが展開中ですが、ネット上の掲示板に軽い気持ちで書
いたホテル批評がHP主宰者に無断使用され書籍に転載されて、カキコした
人々が不本意な結果に苦しんでいる事件です。著作権は著作人格権と著作
財産権に大別でき、前者は自分の著作物を不本意に利用されないための
権利です。村瀬らはこの両方を侵害したわけですが、19さんの場合は、著作
人格権の侵害が主張できるかも知れません。しかしその為には、あなた自身
が「著作物」を権利主張の根拠として残しておく必要があるでしょう。
つまり、あなた喋ってテープ起しで本を作ったなら、そのテープと、可能なら
テープ起こしの筆記(またはワープロ)原稿が証拠になるでしょうし、あなたが
基礎原稿を書いていればそれが証拠になるでしょう。それを根拠にして出版社
に正確な書き直しを求め、拒否されたら著作権侵害で争えるかもしれません。
しかし、くわしいことは市役所などの無料法律相談などで弁護士に聞いて
みてください。
22 :
gonzares:01/10/30 17:15
なるほど。
>>20さんは実際のところで
>>21さんは法律的なところでアドバイスいただいたと理解しました。
ちなみに著作人格権↓
http://www.tobidase.com/jiten/manga/10.html 私のケースに該当すると思います。
>>20さん。著者は私です。私のペンネームで出版されます。
勿論テープはとってあります。私は法律の世界にいるので、諾召契約が成り
立っているんだろうことは理解しています。
絶対に直してくれ!と主張できるのであれば、出版社が「それは出来ないので
この企画は没です」とみずから出版を見合わせるなら賠償等は発生しないですよね。
私の場合はテープですので、20さんの仰せのとおり、出版社とって他の人に聞いたといわれれば
テープをもって証明するのは骨折りだと思います。
しかし、出版社にとっても綱渡りですよね。ある意味。
ちなみに、例えば、みゅーさんのように元原稿がある場合は、それを他の出版会社に
持ち込んで内容が良ければ出版できると考えて良いのでしょうか?
まあ、あまり事を荒立てたりしたくはないので、私が損しない程度ならよしと
しています。ただ、交渉段階の基礎知識として頭に入れておきたいのです。
教えてくんで申し訳ないのですが、よろしくおねがいします。
23 :
無名草子さん:01/10/30 20:52
自費出版ではない出版を行なっている版元に、原稿を持ち込んでみてはいかがですか?
ただし、出版界は狭い世界なので、よその版元でのトラブルなどは口にしないほうが
いいですよ。あなたの原稿が、他の類書と比べてどのようにユニークで優れているか、
読者のニーズにどう応えているか、どうして特にそういう本を書こうと思ったのか、
などを簡単に「企画書」としてまとめて、原稿に添付しておくとよいでしょう。
それから、出版社を選ぶときは、あなたの企画が通りやすいところを、あなたなりに
考えることが必要です。(ちなみに、雑誌板には原稿払いが悪い版元・編集プロの
スレッドもあるので、参考になるかも。)
自分も今某雑誌に小説を連載中ですが、著作権問題が起こらないように予めワードの本文を、自分では更新日時が変更できない無料ホームページにコピーして出版交渉したよ。
フリーというのはある意味自分以外を信じちゃいけない、厳しい側面があると思います。
25 :
gonzaresさんゑ:01/10/30 23:03
ご無沙汰しちゃいましてすいません。
正式に10パーセントの折半で提示されました。
勿論二つ返事でOKです。お世話になりました!
みゅーさん、よかったな。
部数は決まってる?
俺はドタンバになって刷り部数を1000増やさせたことがある。
できるだけ儲けとくれよ!
28 :
匿名希望さん:01/11/18 23:20
S社で今度翻訳本出すんですけど、これってギャラはどうなるんですが?
29 :
無名草子さん:
S社に聞いてみれ。