【今や】星海社FICTIONS新人賞13【過疎化】

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880この名無しがすごい!
>>863
京極さんは完全なエンタメ作家だね。ここが一番印象に残った。

>僕は基本的にエンターテインメントを書いているつもりなわけで、それはやはり読者を想定しないと成り立たない。
>一方の純文学が内的な表現の発露だとすれば、それは読者側が能動的な関心を持って近づくことで成り立つことになります。
>エンターテインメントは、作家の側が読者に近づこうとしているんでしょうね。
>看板を出しメニューを並べ、きれいなテーブルと食器でごちそうを提供しているわけです。
>客がそれを食べてまずいとおっしゃるならそれまでです。俺の料理が気に入らないのかって説教するわけにはいかない。
>味覚なんて人それぞれだし、共通項を見つけるのも難しい。だから、ある程度たくさんの人に喜んでもらおうと思ったら、
>いろんな部分にさまざまな工夫を施しておかなきゃならない。そういう努力を怠ってはいけない、と思うんです。
>そのためにさまざまな要素を動員して、サービスに努めなくちゃいけないんでしょうね。