511 :
記憶喪失のベテラン・・・だったような:
たった今思い出した件
ある人物から、「一般人は部落民の奴隷にならなければならないと法律に書いてある。だからお前は俺の奴隷にならないといけない。」と言われた。
しかし、法律にそんなことを書かれているとは思わなかった。
だから、直方市の弁護士を探しに行くと、行政書士事務所があり、法律の相談に乗ってくれるというので、
部落の奴隷にならないといけないとは法律のどこにどう書かれていますかと聞いた。
すると、男は急に怒り狂って僕を殴り始めた。
僕は床に押し倒されて殴られ続けた。
執拗に顔をめがけて振り下ろしてくるこぶしを、僕はすべて手で受け止めていた。
「一人じゃガードされてどうにもならん。みんなでやろう。」と、おばさんたちも加わって全員で僕の頭を蹴り始めた。
とにかく手を固定しないと力が足りないので、途中から壁に手をつくが、両手でガードできるほどではなく、
「隙間を狙え」と、踏む動作から蹴る動作になった。
おばさん達が「こんな恐ろしい子が大きくなる前にやれてよかった。」と、口々に言ってた。
意識を取り戻すと、僕を処分するためにある男に引き渡すと言われ、閉じ込められていた。
しかし、傍目には僕がただやってきて座っているだけに見えただろう。
逃げられないから仕方なく大人しくただ言われるがままに座っていたから。
そこへやってきたのは僕の父親だった。
僕の父親が殺し屋だった。
きっと、部落の奴隷になることを拒否した小学生はみんな田舎の農家に渡して生き埋めにするか食べるかしているんだろう。
さすがに知り合いの子をいたぶったなんていえないから、行政書士はこの状態でうろついてたから入れてやっただけだと言い訳をしていた。
部落の奴隷でなければならないというのは法律にはかかれていない可能性があるが、
法律を運用する人々が部落の奴隷にならない人々をこうやって殺し続けている事実を知ってほしい。
512 :
記憶喪失のベテラン・・・だったような:2012/07/14(土) 11:08:46.66 ID:wB+75BHG
↑の件を思い出す前に思い出した件
よく待ち伏せで襲われていた。
あるとき何でも買ってやると、やはり家の近くで待ち伏せして言ってくれた初老の夫婦にお願いして、
機械式ストップウォッチを買ってもらい、意識を加速した。
そのストップウォッチを、たぶん近所の友人の母親の看護婦に取り上げられるまでの一週間ほどは
そのストップウォッチの針を見ながら意識を加速して応戦し、無傷で済んでいた。
最初は意識を加速するためにそういうものを使っていたが、
途中から、加速しすぎないために使っていた。
0.2秒ごとに変化する何かが存在すればある程度操れるので、石などをポンと放り投げることで制御できるようになっていた。
きっかけはなんだったろう。
数日前に思い出していた、ねずみを素手で捕まえたことかな。
僕は意識の加速を使ってハエや蚊を箸でつかむことができていた。
あるとき、ねずみが部屋の角にいるのを発見し、意識の加速を使って捕まえた。
ねずみは近寄ると逃げるから、ただその進路をふさぐだけで簡単に捕らえられた。
捕まえてみると案外ねずみってかわいいなって思って、檻に入れて飼う事にした。
食べ物を与えてみると食べるが、水をやることが頭になく、夜にキーキー鳴きだした。
それで父親にどうやって捕まえたか聞かれ・・・
意識の加速が使えることは父親には秘密だった。
壊されるから。
喧嘩で僕に勝てないと知ると僕に対して恐怖し、寝ている間に僕を殺すだろう。
だから、父親には絶対秘密だった。
適当にごまかしたがそれがどんどん裏目に出て、なぜか警察だか学校だかと相談することになった。
ねずみの檻は机の上に置いていた。
隠してはいなかったが、気づかれたらやばいとは思っていたが、こんな大事になるなんて。
513 :
記憶喪失のベテラン・・・だったような:2012/07/14(土) 11:17:44.73 ID:wB+75BHG
続き
その後、あの暴力団の構成員みたいな鉄骨屋(だと思う)がやってきて、意識の加速が使えるのか聞いてきた。
くそ、まさかあいつも使えるとは。
だが、知られたら暴力団に入れられる。もちろんすっとぼけた。
さらに後日、いつものように俺を待ち伏せする男がいた。
普段と違って怖そうな若い大人だった。
僕は学校のみんなの前で勝負することを提案した。男は同意した。
放送したっけ?
とにかく残ってる人に体育館に集まってもらい、その壇上で勝負した。
怖そうな男だが、小学生の言うことを素直に聞き、勝負開始の合図も僕の言うとおりにやってた。
ただし、やる気満々だった。
賭けていたものは確か負けたほうが奴隷になるだったかな。
勝負開始してすぐに僕がコインを投げはじめると、男は急にたじろいで身を引いて僕を観察しだした。
ヤバイ、観察されている。
喧嘩慣れした男はそう簡単に手を出してこないのか。時間をかけるとやられる。
しかし、非力な、たぶん小学3年生くらいの俺は動かない大人を倒せない。
とにかく相手が動くまで続けないといけないので、落ちたコインを足で拾っては投げ続けた。
最初はとにかく動かなかったが、途中からすごい勢いで襲い掛かってきた。
僕は全部よけつつ、弱いところを狙って攻撃していたと思う。
しばらくやっていると「ちょっと待てもういい」と言い出した。
しかし、ごめんなさい仲良くしようと言って抱きついてきて身動きできなくしてからリンチされるなんて日常的なことだから
僕は続け、相手が落ちたときに頭に飛びついて首をひねって殺した。
警察沙汰にはなったが、勝負の上だと言ったら済んだ・・・ように見えた。
514 :
記憶喪失のベテラン・・・だったような:2012/07/14(土) 11:37:05.96 ID:wB+75BHG
続き
次にやってきたのはあのマフィアの鉄骨屋だった。
くそ、あいつにはどうやっても勝てそうにない・・・
前のやつは僕が正式な決闘を申し入れ、案内するのに大人しくついてきたが、こいつは違った。
無理やり僕を連行して体育館の壇上に上げて勝負を開始した。
素手の僕は何もできず、一生懸命逃げ続けるも、殴られ続けた。
ギャラリーの金持ってそうな女子を見つけると、襲い掛かって財布を奪い取ると、コインをたくさん持っていたので
それを持って壇上に戻った。
そして、今度はお手玉のように右手から左手に投げ続けた。
息が上がっていたんだが呼吸を整える前に意識の加速に入ったのはちょっと失敗した。
意識を加速している間、体の状態が分からないので必要な呼吸量が分からないんだ。
時間と使った体力で呼吸量を計算し、自分の意思で肺を動かさないといけない。
この男もしばらく様子を見た後に襲い掛かってきたが、強さが半端じゃなかった。
僕はあらゆる技を駆使して応戦した。
まったく付け入るスキはなかった。
しばらく戦っていると先生がやってきて・・・僕に動くなと命令したのかな?
だから僕は大人しく殴られるしかなかったと思う。
倒れた僕を横目に、先生が男を問い詰めだした。
なぜか男は素直に話をしている・・・・不思議な光景だった。
意識はあった。
体がちょっとキツかったが、制御を取り戻し、飛びかかれるように伏せたまま足をつき、
チャンスをうかがってコインを投げた。
そしてやつが瞬きするのをまった。
やつはこっちを横目で見ていたが、その方が都合がいい。負けを自覚してくれるから。
やつのまぶたが下がり始めた瞬間に全力で飛び掛り、やつの左目をえぐった。
勝負はそこまでで終わった。
「頼むから目ん玉を返してくれ」とヤツが言ったから。
先生と話をしている隙をつくのは卑怯だったかもしれないが、
先生の命令で動けない俺を一方的に殴ったヤツだって卑怯だ。つまり、これでおあいこだ。
この男がやってきたのは、前の男を殺したからだった。
あの男はこの男の子分だったってわけだ。
ただ、この男は警察を名乗っているんだよな・・・
俺は襲われただけなのに、なぜか警察を襲撃して殺した反社会組織の一員ってことになっていたらしい。
意識の加速を使って戦う最強の戦士だって事がばれただけでこうして暴力で世の中を支配する組織が組織的に取り込もうとしてくる。
抵抗すると犯罪者となる。
さもなくば殺される。
意識の加速を使うことには大きなリスクがある。
もちろん、そんなものを使わなくても強いってだけでよって来るけど、それは見た目で分かるからね。
意識の加速は見た目で分からないから・・・