【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ Part59【変な女】

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293この名無しがすごい!
事件はある意味迷宮入りしそうだ。
本部から刑事がやってくるも、
「悲鳴が聞こえて駆けつけたら、パソコンのモニターから、人の声がするだなんて、
何とも奇妙だなぁ、しかし、俺達にはそんな事解決できん」
と匙を投げやがった。
そんな中、「お久しぶりですね、ここ数年の涼宮さんは平穏なはずでしたが、
また何か涼宮さんの能力に異変が起きているようです。それも気になるところですが、
今回の件、どうも、またあの時と似たような事が起こってるようですね。
しかし、今回は、パソコンから、下着ドロの声が聞こえてきた、それが前回と違う点ですね。」
学校侵入・下着ドロ事件から、突然、人が消えた失踪事件になりやがった。
そうこうしているうちに、朝になってしまった。

突然、携帯が鳴った。まあ、かけてくる相手はだいたい想像がつく。
「あんた、今朝の新聞見た?」見れるわけねえよ。
タダ単に、新聞カメラマンに顔写されちまっただけだ。
「んで、学校で、下着ドロの犯人が居なくなったんだってね?」
ああ、その通りだ。
「だから、今日、そっち行くわよ。」
おいおい、幾らお前と俺が卒業生だからって、入れてくれる訳無えだろ。
「あら、そうかしら。ハンドボールバカもまだ学校にいるでしょうし、問題ないでしょ?」
あのなぁ、お前、今、俺の近くに誰が居るか知ってその言葉を言ってるんだろうな?
「知らないわよ、まさか、マジであんたの近くにハンドボールバカが居るの?」
だから、そう言うのやめろって、岡部が聞いてんだぞ!
「うっそー!?んで、ハンドボールバカに何て聞かれたの?」
『ハンドボールバカで悪かったね、涼宮、いや、キョンのお嫁さん。』
「んで、あたしに何の用?」
『そういえば、涼宮、お前、学校に来るって言ってたが、あの部室には入れんぞ』
「どうしてよ」
『涼宮、お前の旦那が仕事してるんだ、仕事の邪魔をしてはいけないよ。』
「わかったから、行かないわよ、部室には。」
『わかったなら、それでいいんだ。じゃあな、涼宮、また学校で会おう。』
「ああ、久々にハンドボールバカと話しちゃったわ」
だからお前、本人の居る前で言うなっ!!
「学校に行くとなれば、古泉くん、みくるちゃん、有希も誘わないと。」
残念だったな、古泉もこの事件の担当刑事になっちゃったんだよ。
「あら、それは残念だわ。」
そして、お前はマジであいつらを連れて学校に来る気かよ。
古泉、どうする?