>>372 全部読んだが、全然面白くなかった。自分の書きたいものイコール読者を楽しませるものではないと気がつくべき。
まず、扱う題材がラノベじゃない。主人公に対するいじめ、ヒロインに対する虐待。
これを楽しめるのは書いた作者だけ。読者として何にも面白くない。
これは372だけじゃないけど、
なんでラノベなのに、いじめだの、虐待だの、暗い話を書きたがるんだろうね。
こんなの誰だって思いつく。一般的であり、誰でも負の感情を伴う内容だから。
負の感情を伴う設定だから、読者の心を動かせる作品になったと勘違いしている。
エンターテイメントなら、読んでて楽しくなって最後もハッピーエンドになる話を書けと言いたい。
アンハッピーエンドで他者を楽しませる作品になるのは天才だけ。
凡人が書いたらただの不愉快な話でしかなくなる。
え? この作品は最後はハッピーエンドだって?
いじめを受けて無職になった主人公と、虐待の過去を背負うヒロインとの傷の舐めあいで、
最後に主人公が強く生きていこうという決心で終わる。
なんかもう、一万円落としたけど、百円拾った、やったねっ! て感じ。
全然釣り合いが取れてない。一万円落としたなら百万円は拾って欲しい。
つまり、こういう最初からマイナス状態の主人公とヒロイン出すなら、
正義を貫いてヒロインを救い、世界を救うぐらいの活躍してくれないと釣り合いが取れない。
そこまでやってこそエンターテイメントと言える。現状ではただ作者の独りよがりになってる。
主人公の辛い過去を消した方がいい。中学生から受けたいじめを間に受けるとか、どこのガキだよと思うし。
ヒロインの虐待も別にいらないだろう。他の何か困ってる状況、勉強が大変とか友達が出来ないでも成立する。
中学生達の悩みを解決して尊敬されてた主人公。その存在を知ったヒロインが依頼に来る、ぐらいでいいだろう。
あと、主人公の思いをぐだぐだ書きすぎ。一人称としてもこれはひどい。ひたすら鬱陶しくて読む気が失せる。
それなのに、押入れのヒロインを見つけるのが唐突。何の伏線もない。読者を念頭に置かず、独りよがりに書いてる証拠。
文章も読み安さに欠けている。もっと段落を取って、内容を吟味して軽くするべき。
この作品は小説になっていない。作者の独りよがりの文章でしかない。
もっと読者のことを考えて、読者が楽しめる小説を書くほうがいい。
ていうか、これのどこに漱石の坊ちゃんの影響があるって言うんだ。
こちとら今卒論で漱石やってて地獄見てんだぞ。うわべ撫でただけで本質にかすりもして無いじゃないか。がぁー!