※電撃スレのよくある質問と回答※
Q.1次通過以上の人が貰える評価シートってどんな感じのもの?
A.『ストーリー、キャラクター、設定、オリジナリティー、文章力』の5つの項目があり、
その各項目ごとに『A、B+、B、B-、C』の5つの評価が存在しています。
更にそれら5項目の各評価に応じて、総合評価の『A、B++、B+、B、B-、C』が決定されます。
そして最後に編集者たちの文章による寸評があります。
Q.上位通過者の選評に比べて自分の2次落ちの方が評価は高いんだけど何で?
A.選評用紙の最後に『各項目のA〜Cの評価は第○次選考における選考基準のものです。』と記されています。
つまり2次での選考基準と、3〜4次での選考基準とでは違うものと思われます。
Q.カテゴリエラーはあるの?
A.とにかく面白さ優先とのこと。電撃は基本的に何でもありで有名です。
Q.短編の受賞はあるの?
A.第15回から設けられた『電撃文庫MAGAZINE賞』が短編受賞枠です。
それ以外では、
第1回の銀賞『雲ゆきあやし、雨にならんや』、第12回の奨励賞『超告白』
拾い上げでは、
第1回の祭紀りゅーじ氏、第7回の甲田学人氏が短編での応募。
また、『キノの旅』は連作短編として長編部門、
『撲殺天使ドクロちゃん』は今はなき電撃hpという雑誌の短編賞からの拾い上げです。
Q.メディアワークス文庫賞(通称「MW」)って?
A.2009年12月16日に創刊された大人向け新文庫レーベル『メディアワークス文庫』のために新設された賞です。
電撃小説大賞応募作の中から選ばれます。
Q.長編と短編の割合は?
A.第15回は、長編:2238 短編:1303 (応募総数:3541)でした。
第16回は、長編:2849 短編:1753 (応募総数:4602)でした。
第17回は、長編:3181 短編:1661 (応募総数:4842)です。
Q.途中選考の発表はいつ? 各選考での大体の通過数は?
A.第15、16、17回のスケジュールと作品数です。
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一昨年(第15回) 昨年(第16回) 今年(第17回)
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6月 応募総数発表 3541作 4602作 4842作
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7月 1次通過者発表 285作 438作 551作
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8月 2次通過者発表 88作 115作 144作
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9月 3次通過者発表 39作 46作 59作
9月 4次通過者発表 9作 10作 11作
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10月 最終選考結果発表 7作 8作 9作
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『うぇぶらじ@電撃文庫』
(p)
http://dengekibunko.dengeki.com/webradio/ 「電撃大賞、基本のキ」
編集者三木一馬が投稿者の質問に答えるコーナー
一回目 25:28〜 プロットについて
二回目 24:56〜 作品を完成させるためには、キャラの名前付けについて
三回目 34:36〜 あらすじについて
四回目 24:45〜 起承転結について、ジャンルかぶりについて
五回目 38:34〜 一人称と三人称について
六回目 36:49〜 応募規定について、電撃レーベルについて、予備知識について
七回目 29:22〜 ソフトについて、ネット発表済みの作品の扱いについて、舞台設定について
八回目 45:35〜 主人公は学生にするべきか、絵師の選定について
九回目 40:47〜 電撃大賞に複数作品を同時期に投稿するのは、ペンネームについて
十回目 27:58〜 年齢は選考に関わるのか、一次選考通過に必要なものとは
十一回 42:25〜 タイトルについて、両面印刷はあり?、作家になるには、他レーベルでプロ経験があるけど
十二回 31:10〜 連作短編について、話の終わらせ方、登場人物の役割、キャラクターの人数
十三回 40:00〜 やる気が出ないとき、応募規定外のもの、文章の削り方
十四回 なし 時雨沢先生を囲んで語ろう回のためおやすみ
公募ガイド2010年7月号より
選考の流れ ※数字は第16回選考におけるもの
<事前>
応募規定に満たない作品を編集部がチェック。
<一次>
約20名の第一次選考者(作家、評論家、編集者、盗作チェックの専門家など)に配布。
発想、設定、文章力など7項目についてのABC評価を行った上で、総合評価としてA〜Cの
3段階評価を下し、総合評価Aの438作品を第一次通過とする。
<二次>
438作品を電撃文庫編集部で検討。評価A作品115作品を選出。第三次選考へ。
<三次>
115作品を電撃文庫編集部で検討。評価A作品46作品を選出。第四次選考へ。
<四次>
46作品を電撃文庫編集部で検討。ディスカッションの後、上位10作品を選出。最終選考へ。
<最終選考>
あらかじめ10作品を選考委員に読んでもらった後、選考会場においてディスカッション。