【超電波小説】メギ曜日のハルカ 2【連載放棄】

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488超妄想毒電波発信装置くすのき@@@@80号
沈みゆくアトラスへ
彼の腕には大地を支える力はないのか
はっきりと言おう、アトラスは終わったのだ
われわれの愛した、在りし日のアトラスはもうない
でも待て、在りし日のアトラスって何だ?
えーと、ほらあれだ、DQ、FF、WIZとならんで4大RPGとか言ってたじゃないか
あれっていつだ?WIZが全盛ってことはDDS2の頃か
あれは神作だったよな
何がってシナリオと世界観が
あの退廃的で背徳的な雰囲気にゾクゾクしたもんだ
その後の真1でもその雰囲気だけはしっかり引き継がれていたもんな
でもグラフィックは狙ったんだろうが、あっさりとしていったんだ
でも、あの雰囲気がメガテンしてたんだよ
ああ、話が逸れてきた
メガテンは雰囲気のゲームだった
システムはクソだった
でもそれがよかった
プログラムもクソだった
そのうえろくにデバッグもしていなかった
でもそれがよかった
音楽は神だった
電子音が奏でるハードロックは心の中の何かを掻き立てた
シナリオは神だった
そっけないシナリオだったが、胸に響くものがあった
あれから幾星霜
システムは洗練された
プログラムはもう複雑でよく分からないが、多分向上したのだろう
音楽もシナリオもよく出来ているのだろう
それだけだった
あの頃感じたあの思いだけがどこかへ行ってしまった
けれど言いたい
決してアトラスがダメになったんじゃない
その役目を終えたのだと
誰かが抜けたとか加わったとかじゃない
時代が変わったのだと
ありがとうアトラス
だから、安心して沈んでくれ

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<TARAの質問>
thtfとtlbtbがネットから漏れたことについてどう感じてますか?
アルバムの良いプロモーションになってる?
それとも『ファンが待てない』ってことについて失望してる?
<トレントの返事>
本当にイライラするのは、何か正しい物を得ようとして頑張って、表現に沢山の思いを込めて、
それが誰かの意地悪さや貪欲さのせいで台無しになるってことだ。久しぶりに俺の最初の新しい
音楽を聞いてもらおうっていう唯一の手段が、クソみたいな品質のラジオ放送のクソみたいな
品質の録音だもんな。もしくはビデオに関する疑わしい記述とか。
でも、皆が「インターネット」に接続し、皆がファイル共有の権利を持ち、皆が匿名性のお陰で
自分の部屋の中だけの知ったかぶりの批評家でいられるっていうのが、俺達が生きてる世界なんだ。
俺の悲しい予想は、君がそれを聞かないなんてできないし、聞いたら最初の印象だけでおしまいってことだ。
最後になるけど、俺は凄いレコードを作ったし、凄いバンドを組んだし、皆がそれを経験しようと
どんな選択をするのかなんて、俺のコントロール出来る範囲を超えてる。
ああ、そうだ --- 最後に、彼は彼女を殺す。(君がMillion Dollar Babyを見ようとしてた時とまるで一緒だ)
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しかし、Smart-ass bedroom critic empowered by anonymityとはよく言ったもんで。ネット世代だなあ。
Million Dollar Babyって映画で何かあったのかね。unemployed gripは調べたけど意味が分からんかった。