【超電波小説】メギ曜日のハルカ 2【連載放棄】

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382モ=リノー=イエスキー

十人のインディアンの少年が食事に出かけた
一人がのどをつまらせて、九人になった

九人のインディアンの少年がおそくまで起きていた
一人が寝すごして、八人になった

八人のインディアンの少年がデヴォンを旅していた
一人がそこに残って、七人になった

七人のインディアンの少年が薪を割っていた
一人が自分を真っ二つに割って、六人になった

六人のインディアンの少年が蜂の巣をいたずらしていた
蜂が一人を刺して、五人になった

五人のインディアンの少年が法律に夢中になった
一人が大法院に入って、四人になった

四人のインディアンの少年が海に出かけた
一人が燻製のにしんにのまれ、三人になった

三人のインディアンの少年が動物園を歩いていた
大熊が一人を抱きしめ、二人になった

二人のインディアンの少年が日向に座った
一人が陽に焼かれて、一人になった

一人にインディアンの少年が後に残された
彼が首をくくり、後には誰もいなくなった