【超電波小説】メギ曜日のハルカ 2【連載放棄】

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149この名無しがすごい!
758 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/07(月) 14:29:39 ID:Dsqg71oX0
後期に入った。
自分は馬鹿でないということを証明するには、独力のみで中間試験くらいを乗り切らねばならない。
そう思って必死に勉強した。サークルにも行かず、大好きなエロゲもしないで必死にやった。
結果は惨敗だった。中間と期末で90点くらいの割合の科目ですら、担当の教授に
「期末で満点取らないときついよ」といわれるということはもうかなり惨敗だったのだろう。
やはり気がつけば公務員試験の二次試験を受けに行っていた。
県外に出て試験を受けた帰りの新幹線のなかで例の女性に再び出会った。
もういきなり出会ってもびっくりすることもなくなっていた。
「受かってるわよ。採用もされる。かなりぎりぎりだけどねw」
と言われた。実際に採用されたときは本当にぎりぎりだった。下から2番目だったw
「分かったでしょう?君は大学では通用しないということが。文系の経済とかなら話は別だったけど、
理系に言った時点で運命は決まっていたのよ」
と言われて、実際にその通りだったので何もいえなかった。
でもコレだけはいえた。自分が就職の決心を固めれたのは彼女の言葉があったからだった。
だから新幹線のなかにも関わらず「ありがとうございました」と頭を下げた。
かなりこっけいな場面だったと思う。いい男が電車の中で若い女性に頭を下げているのだから。
「分かればよろしいw」と笑顔で返してくれたことだけが救いだった。