異世界じゃないけれど、トリップ作品ならば『JIN-仁-』とか、秀逸だよな。昔の日本に現代医療を一部盛り込むってお話。自分が技術を与えてしまうことで一体何が起こってしまうのか?
それを突き詰めて、マイナス面をひたすら大げさに書きまくれば、それだけで結構面白いモノが出来ると思うんだ。
以下妄想
皆既日食の日に、それを見に集まった観光客達から一人離れたところに立っていた見ず知らずの女性。後姿があまりに綺麗だったので主人公が声を掛けてみると、近寄るなとか言われた。
けれど、構わず近づいてしまい、一緒にトリップ。
実は、その女性は異世界での勇者であった。この世界に来て捨て子として拾われ孤児院で育った彼女は、勇者の血を持っているが、カルト宗教団体により幼時の姿に変えられて地球に送られていた。
正当な神教に再度この世界に呼び出された勇者と主人公。
何でも、『勇者の復活と同時期に魔王が復活。魔王はその力を持って世界に死をばら撒くであろう。しかし、それを乗り越えれば安寧が訪れる』とのことで、
勇者は各地で異変が起こっていないかを調べる旅に出なければいけないとか。
こっちの世界の言葉が分からない主人公は、仕方なく唯一言葉が分かる勇者へついていき、この世界の言葉を覚える事に。