【ファンキーな】サンクチュアリ出版を語ろう【パレード】
★「最後のパレード」をいまだに店頭で販売している書店、
及び書店が出店しているショッピングモール等に対するトークサンプルです。
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貴店において、いまだに『最後のパレード』なる書籍が
店頭で販売されておりますが、同書は版元であるサンクチュアリ出版が
「著作権を侵害している可能性が高いと思われるエピソードが
複数存在することが明らかになりました」と認め、5月1日には
各書店に回収依頼を出し、ほとんどの書店がそれに応じて店頭から撤去した、
著作権侵害が極めて濃厚な書籍です。
5月16日には全国紙において著作権者の「小さな親切」運動本部に対して
著作権侵害を詫びる謝罪広告も出稿しております。
また、同書は「ディズニーランドで本当にあった心温まる話」と
銘打っておりますが、同書はインターネット上のさまざまなサイトにあった、
真偽が定かではないストーリーを多数収録しており、既にストーリーの中には、
場所がディズニーランドではない作品があることも判明しております。
同書の帯広告においても、「東京ディズニーランドの開業に携わり、
当パークのスーパーバイザーを約15年間つとめた著者が、
キャストたちへ丁寧に語り伝えていたディズニーランドの心温まる出来事」
と虚偽の表示がなされ、これは消費者を欺く、不当表示と言わざるを得ません。
今、書店は、窃盗罪に問われる万引きの他に、「デジタル万引き」という、
新たな万引きにも頭を悩ませております。
これは、店頭の書籍から必要な情報のみを写メに撮って持ち去るという行為です。
現時点で、この行為自体を直接取り締まる法律はありませんが、
著作者の著作権、出版社や書店の利益に影響を与える行為だと言えるでしょう。
著作権を守ることは、単に著作者の権利を守ることだけでなく、
出版社や書店の権利・利益を守ることでもあるのです。
著作者・出版社・書店が三位一体(さんみいったい)となって、
著作権を守らなければならないのに、貴店において、
いまだに著作権侵害が濃厚な「最後のパレード」を販売し続けているのは、
いかがなものかと思います。貴店のお考えをお聞かせください。