ああ、今日の俺はどうしたんだろう。
ネガティブ、延々愚痴モードだ。
>>951 俺も、びっくりするぐらい売れずにネットでの評価も散々な本ほど
「あの作品が好きなんです」とその本を読んで声を掛けてくれる編集がいる。
でも、せっかく声を掛けてもらって編集にも気に入られても、上層部に「あいつは売れないから駄目」となかなか本を出してもらえない。
ああ、俺の作品も、土曜朝の王様番組で、取り上げてもらえないだろうか。
もしくは、本の紹介雑誌の表紙で、売れっ子タレントさんに俺の本を持ってほしい。
一般エンタメだと、何部売れたら「売れた」と言えるの?
>>954 10年前だと4万部、今は3万部だっけ?
出版不況だから、もっと低いかもしれないけど。
>>955 7〜8年前位で3万部でヒットといわれていたから、
今は、2万〜1万ぐらいかもしんない。
1万部越えしたことない作家はごろごろいるし(含む自分)
>>956 そう、ハードカバーの場合
なんかつくづく兼業作家がベストじゃないかと思ったわ。
学生デビューやそれに準ずる20代前半でのデビュー果たして
そこそこ売れて専業になっても悲惨な状況って言うんじゃ……。
いっそのこと仕事の方である程度成功して生活基盤作って
兼業作家やる方向性の方が良さそうだな。
基準値は湊かなえと海堂。
デビューと同時にあれぐらいのヒット打ち出し&人気作家になれないと、
切り捨てリストに載ると聞いた。厳しい。
>>959 湊かなえ氏の二作目は、初版10万部って聞いた。
ブランチ効果もあるだろうけど、正直、すごいなーと思う。
俺なんて、作家生活うん年で結構、作品発表しているけど、
それを全部足しても、とてもじゃないが、10万部なんかいかないww
昔は、デビュー後苦節十数年、なんていう作家もけっこういたんだけどな。
東野さんなんか、「秘密」が売れるまでは、まったく売れなかったらしい。
でも、今は、デビュー作がバカ売れするか賞をとるかしないと、
即、切捨てノートに書かれる。
スロースターターな作家だっているだろうに
それだけ、業界が切羽詰っているってことだろうけど。
少し前までは、切り捨てのボーダーは、
重版かかるかかからないかだったのにな。
こんな例外的な話題作家&作品を基準にされたら、正直泣きたいや。
クチコミのおかげで、1冊出すごとに
少しずつ反応が良くなっている手応えはあるんだが、
次のチャンスを与えてもらえるかどうか。
再デビュー、再々デビュー、複数同時受賞、複数賞受賞の人でも、
一過性で取りあげられるだけで、ばしばし切り捨てられていくし。
出版社の中には初めから重刷しないと言い張るところがあるからなあ
冗談だと思って書いて出して大阪屋の順位ももう少しで2桁だったのに
本当に重刷しないから3冊目は400番台だよ
>>961 新人が育たなければ更に小説が売れなくなるし、
新人使い捨てのやり方では、突飛なものを好む悪食の読者が増え、
(書き手の目新しさ=新人買いだけの読者になれば必然的に市場が歪む)
(小説の質が低下し、傑作が減り、若い読書家予備軍はこの程度かと見限る)
結果的には更に市場が縮小する方向に流れる。
つまりはっきり言えばこの業界は終わりの方向に向かっている。
>>959 これはさすがに脅しだよね? そうだと言ってくれ(号泣)。
ハードカバーで初版5万以上じゃないと切るなんて言ったら、生きのこる
のは宮部・伊坂・東野くらいしかいないよ。
かつての大物(O沢・H・F井)あたりでも初版3万切っていて、増刷
掛からないで終わるって聞いているし。
>>962 初出で重版が掛からなくても、文庫で手応えがあればだったのが、
書きおろしの初出で重版掛からないと文庫にすら入れて貰えない出版社も
出て来たしね。
連載の場合は単行本のみだとまずモトが取れないから、文庫には必ずなる
けど、ある程度の実績がないと連載なんて貰えないしね。
>連載の場合は単行本のみだとまずモトが取れないから、
え? 書き下ろしの場合じゃなくて?
連載だったら、原稿料がみらえるから、辛うじてモトはとれるんじゃないだろうか、
たとえ、単行本の初版が少なくても、原稿料だけで、かなり稼げる。
一番悲惨なのは、書き下ろしで初版数千で、それで終わる場合じゃなかろうか。
俺のことだけど
×原稿料がみらえるから
○原稿料がもらえるから
今は2〜3万部でヒットなのか
しかしミステリじゃない一般エンタメの自分には夢の世界だな
>ハードカバーで初版5万以上じゃないと切る
ちょっと数字が大きすぎるとは思うけど、似たようなラインはあるよ。
営業は保守的だし冒険はしない。働きマンの営業みたいなのはマレ。
もしくは作家の夢の産物だ。
文庫で新作初版10万部以下の作家に発言権はないと言い張る編集もいたなw
どんな大作家サマでも新作では初版10万部なんて刷らないだろうに。
>書き下ろしで初版数千で、それで終わる場合
これ俺、俺!
受賞作つまりデビュー作がこれだったw
違う版元から出した文庫は書評にも取りあげられ、
かなりの売上げを出した。それからややこしいことになった。
>>966 >連載の場合は単行本のみだとまずモトが取れないから、
すまん、出版社側の視点で書きました。
なんで他社では売れるものを書くのに、
うちでは売れるものを書けないんだ、と。
アンタが本当に書きたいものは何なんだ、と。
受賞作と他社書きおろし文庫では、テイストが違う。
黒新堂と白新堂ぐらい違う。
表現手段が黒か白か違うだけで、根底に流れるものは同じつもり。
文庫の版元編集者は、そこのところを理解してくれた。
さらには「こういうテーマを追求していくといいのではないか」と、
俺の中でモヤモヤしていたものに光を当てるようなヒントも与えてくれた。
だけどデビュー作のほうの担当は、理解してくれない。
しまいには「文庫版元の二作目プロットを見せてくれ」と言いだす始末。
いったい何を書いていきたいのか、さっぱり理解できず、
理解できないから当社としてもアドバイスのしようがないと。
他社のプロットを見せるわけにはいかないと逃げて以来、
関係悪化、ややこしいことになった。
デビュー作の担当は、決して無能な人じゃないと思う。
けど、原稿の矛盾点や齟齬をチェックして、
事務連絡以外のコミュニケーションは皆無に等しくて、
となると、けっこうやりづらい。
編集が必要以上に作家のプライベートに干渉するこたぁないと思うが、
作品が書き手の精神性や価値観を強く反映するものである以上、
たまには腹を割っての話に応じてもらえればなあ、と。
×原稿の矛盾点や齟齬をチェックして
○原稿の矛盾点や齟齬をチェックするだけで
うう、花粉症の薬で頭がボケてる〜
花粉症は辛いだろうなあ。
俺、体調崩すと一行も書けなくなる。
花粉症になったら2月〜3月、何もできないんじゃなかろうか。
>>965 >>かつての大物(O沢・H・F井)あたりでも初版3万切っていて、
Hって誰かすごい気になる
他は分かるけど…
ここ数年に出た新人で海堂と湊以外にヒットした新人が思いつかない
あと誰かいた?
和田竜とかは?
>>979 それ03年だからちょっと前過ぎじゃない?
>>980 元々脚本家だから新人じゃなくない?
今調べたら05年に万城目学がデビューしてたけど、それでも4年前なんだなあ
ここ3年(06〜08年)ではやっぱりこの二人くらいしか思いつかない
ミステリーあんまり読まないんでこのスレを見て
そんなに海堂さんは売れているのかと軽くググって吃驚した
湊さんは未だにだれか解らない
デビューしてから資料の本しか読めなくなったツケをどっと感じる……
ジャンルの本も読めてないんだよな……
>>981 ボイルドの代表は、昔気質のじっくり育成型らしいからな。
しかも宣伝・販売戦略が非常に巧い。
ふと、一時期の看板作家だった滝本はどうしているのかと思った。
そういえば去年、4冠で話題になった人がいたぞ。
あれもヒット新人にカウントしていいんじゃね?
>982
あ、こんなに短い文章ですでに矛盾がorz
×ミステリーあんまり読まないんで
○デビュー前からミステリーはあんまり読まなかったんで
>>979 H=「不×城」
>>978 デビュー作から大ヒットとなると、あとは小川糸くらいしか浮かばない。
もう少し低めだと三崎・万城目。二作目以降でヒットだと森見・誉田?
今野敏先生みたいな例もあると思って、と言いたいけど、同じ例が他にない……。
デビューして何年も経っているのに、
ブログで「この作家さん初めて知りました」なんて読むと、
かなり凹みそうだなorz
>そういえば去年、4冠で話題になった人がいたぞ。
ホラー大賞の人かな?
でも、皮肉なことに、大賞じゃない他の作品のほうが売れてしまったらしい。
つか、○冠というの戦略は、もうそろそろ飽和状態じゃないか?
ここ数年、日3氏をはじめ、複数賞受賞は毎年のようにあるが、
どかーんと売れている人はあまりいないような。
つか、自分も資料以外あまり本読まないんだが、
去年デビューしてとんとん拍子でベストセラー作家になった人といえば、
かたつむり食堂?とかいう小説でデビューした人。
NHKでなにかと取り上げられていて、知ったんだけど、
デビュー作が20万部以上の売り上げだって。
この小説も、ポ○ラ社?が主催している賞の投稿作らしいんだけど、賞はとれなくて、
補欠扱いでデビューしたらしい。
で、結局、受賞作より売れてしまったという。
こういうケースは、多いよね。特別賞とか佳作をとった人のほうが売れるケース。
989 :
988:2009/03/17(火) 22:29:33 ID:99DGyV5N
>>985 そうそう、小川糸、その人。かたつむりの人。
>特別賞とか佳作をとった人のほうが売れるケース。
ああ、これはあるよなあ。
売れると思ったものがあまり売れなかったり、
さほど期待していなかったものが注目されたりする傾向が強くなってきて、
以前よりは企画を立てにくくなってきたと、聞くことはある。
ある意味、こういう傾向を自分に有利にできないか……とorz
ググってみて世の中一番使えるのはコネなんだなと思った……。
>>991 どうして、この三人がバカ売れしたのか、もちろん作品がよかったのだろうけど、
作品がよくても世に出ないのが、この世界。
秘訣はなんだろうと、ググってみたら、
なるほど。
海堂氏…このミス系評論家が、発売前から大変な騒ぎで宣伝しまくった
湊氏…ブランチで二回も紹介された
糸氏…だんな様が有名な音楽プロデューサーで、有名アーティストたちに推薦文を書いてもらった
自分には、とても無理だwww
コネもなければ、書評家の受けも悪い。
細く長く、地道に行こう。
>>992 スレ立て乙
ブランチで紹介されてえ!
週刊ブクレビュで紹介されてえ!
プラチナ本に選ばれてえ!
そういえばテレビでどこかの編集さんが、
「今の本は仕掛けがないと売れない」っていってたもんなあ。
>>990 そうそう。
とにかく売れたくて、担当に「どういうのが売れますか?」と単刀直入に聞いたら
最近のヒット作の傾向を色々教えてくれたんだけど、最後にぼそっと
「でも結局出してみないとわからないんすよ、マジで」と言っていた。
ベテラン編集だけど、「これは売れる」と思って出したものがコケたり
「これはだめだろ」と思ったものが予想外にヒット、ということは多々あるらしい。
>>993 俺の知り合いも元構成作家で業界のコネが強くて
いろいろな有名人にコメント書いてもらって
書評とか色々仕掛けもしたみたいだけど、あんまり売れんかったよ
まあ作品の出来が多分いまいちだったんだろうけど
ヒットするには他者が考えもしない複合的な要因が重なっている場合も多いと思うよ。
編集者からは「○○や△×も最初は全く売れなかったから」と励まされるけど
応援してくれる人のためにも地道に精進するしかないわな、個人的にゃ
愚痴スレなのに励まされるぜ……ううう。
999なら新刊馬鹿売れ!
1000なら直木賞
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