592 :
記憶喪失した男:2010/04/09(金) 03:36:08 ID:xoTvLGQe
「分解」 酒見賢一
94位/174作品。日本語小説。
酒見賢一の短編集である。
「ピュタゴラスの旅」つまらない。
「エピクテトス」つまらない。
「分解」九年間も講義を受けているのに笑った。
「音信不通」たいしたことない。
「この場所には何か」面白かった。ディック的。
「泥つきのお姫様」面白かった。が、踏み込み不足。
「ふきつ」短い。だから、いまいちかも。
「童貞」単行本の収録。題名が恥ずかしくて買えなかった人には、
この収録は嬉しい。ただし、つまならかった。
「デュラララ!!」 成田良悟
153位/175作品。日本語小説。
現代版デュラハンの話。文章はうまいが、オチがつまらなかった。
あまり面白い場面はなく、結末を盛り上げる演出力も不足していると思った。
こんなつまらない話が、アマゾンで3桁順位で売れまくっているのだと思うと、
現代の日本読者はどうかしていると思う。
もっと、面白い本を読もうぜ。
> もっと、面白い本を読もうぜ。
いや、それお前だろw
SF以外だとランキングされてる中の三割は読んでるが
なんで今更そんなのを買って読むんだって本が多々ある
595 :
記憶喪失した男:2010/04/09(金) 20:18:21 ID:SsDICQSH
「デュラララ!!」(〜2巻) 成田良悟
122位/175作品。日本語小説。
2巻はもっと盛り上がると聞いていたので、2巻まで読んでみた。
独創性はないが、面白かった。ので、順位があがった。
平和島、好き。
596 :
記憶喪失した男:2010/04/09(金) 20:45:25 ID:aoG2M/X3
>>594 >なんで今更そんなのを買って読むんだって本が多々ある
例えば、どれだ?
参考にしたい。教えてくれ。
「地底旅行」 ヴェルヌ
119位/138作品。翻訳SF長編。
つまらなねえ。ヴェルヌの三大傑作のひとつだが、
地球の中心を目指して旅する話である。
だが、物語はぜんぜん地球の中心にたどりつかないし、
平凡な地底探索の描写だけで終わってしまった。
もう読む必要のない駄作だろう。
地底ものは読んだことがないので、手を出してみたが、失敗だった。
こんだけ本読んでりゃ文章書くのも多少はうまくなるもんだろうに
>>598 バカの上に真性の統合失調症だからムリです。
一生妄想を垂れ流すだけの役立たず人生。家族からも見放されているそうです。
ここのレビュー見ると文学読むのにも才能って要るんだなと思う
1はラノベだけ読んでりゃいいんじゃないの?
1は字面とストーリー追うことしか出来ないからな。
文学語る素養はゼロ。
1はバイトくらいしたら?
家族が泣いてるぞ。
「風の影」(全2巻) サフォン
106位/107作品。翻訳小説、SF以外。
2006年でいちばん面白い本だったという書評をネットで見かけたので
読んでみた。結果、非常につまらない、読むのが苦痛な本だった。
世の中から忘れられていく本が集まった忘れられた本の墓場が、主な見せ場となるが、
物語はそれと関わりあうことなく、主人公のつまらない人生を描くにとどまっている。
駄作である。
つまらないのはお前の人生だろ。無職。
へげぞの小説を斜め読みしてみたよ。
他のの台詞ばっかり改行ばっかりの小説とは違っていて意外に面白そうだった。
文体も柔らかくて自分は割と好きだな。
レビューはとぼけていてワラタw
想像力が豊かなのか貧弱なのかわかんないな。
さすがに妄想はいいとこいってるけど。
「文章が稚拙」なのは物書きとして致命的な欠点だね
609 :
この名無しがすごい!:2010/04/19(月) 08:19:12 ID:i3Sf6C96
小説を物語としか読めないのはお子様にはよくあることだ
だって1はバカなんだもん。仕方ないじゃん。
「邪馬台国はどこですか?」
46位/176作品。日本語小説。
歴史ミステリ。いわば、とんでも本だが、なかなか資料に忠実にもとづき、
展開される奇説は楽しい。思わず笑ってしまうことであろう。
信用してはいないが、とても楽しく読んだ。
612 :
記憶喪失した男:2010/04/24(土) 09:45:18 ID:HbPGqU1V
「楽毅」(全4巻) 宮城谷昌光
100位/177作品。日本語小説。
宮城谷スレで、いちばん面白いと紹介されていた楽毅を読んだ。
感想として、4巻がすごく面白い。あとは平凡である。
「あん子」のあん弱のが魅力的だなあ。
宮城谷昌光を読むなら、あん子を2巻まで読むのがいちばんだと思う。
IQ84読んだ人います?
賢いおれは、そんなもの読まない。
616 :
記憶喪失した男:2010/04/26(月) 16:34:29 ID:B6lfR85I
「四畳半神話大系」 森見登美彦
29位/178作品。日本語小説。
四話の並行世界によってつくられた恋愛小説のような大学生活の話である。
ハッピーエンドで終わる恋愛小説を探しているおれとしては、
この話を高く評価したい。同じ文章が何度も出てくるが、語り口は笑えて楽しい。
有名な「夜は短し歩けよ乙女」より全体としては面白いと思った。
現在の積読。
「とらんぷ譚」今読んでる。
「呪われた町」(上下巻)「渚にて」「精霊たちの家」「ケルベロス第五の首」
「見えない都市」「木のぼり男爵」「射雕英雄伝」5冊「影武者徳川家康」3冊
「おしまいの日」「フランケンシュタイン」「シャーロック・ホームズの回想」
「キャッチ=22」2冊「ゲームの達人」下巻「煙か土か食い物」「沈黙」
「アンダカの怪造学」「心の鏡」「孟承君」5冊「黄色い部屋の謎」「オペラ座の怪人」
「廃墟建築士」「かめくん」「空ノ鐘の鳴る惑星で」12冊「学校を出よう」4冊
「岳物語」「偉大なるギャッツビー」「雷鳴の館」「テロリストのパラソル」
「占星術師殺人事件」「三姉妹探偵団」
他20冊
今年は4ヵ月で38冊読んでる。
このペースなら、今年中に積読処理できるかな。
がんばるぞう。
感想が薄っぺらいなあ
「とらんぷ譚」 中井英夫
117位/179作品。日本語小説。
幻想小説の最高傑作ではというネットの評判に引かれて読んだ。
だが、刺激的幻想は第一話の火星植物園だけであり、残り53話は
すべて毒にも薬にもならない平凡な話が上手な文章で描かれるだけである。
衝撃も独創性もなく、低評価ということになった。
621 :
記憶喪失した男:2010/04/28(水) 19:04:35 ID:QNn/KGi2
「リア王」 シェイクスピア
42位/108作品。
シェイクスピアの四大悲劇のひとつである。古本で買って読んでみた。
なぜか、すごく幸せな結末を連想させるあらすじなのに、とても悲劇だった。
夢も希望もない。
シェイクスピアは、ハムレットでも思ったが、なぜ、登場人物を皆殺しにするのか。
だが、決してつまらなくはなかった。この戯曲をもとにいろいろと妄想がふくらむからだ。
攻めてきたフランス軍は、コーディリアを求めるフランス王の援軍だったとか、
そういう妄想をもった。イギリス軍とフランス軍が王族の婚約によって、
戦争をやめて平和であれば、とても良い物語だと思った。
だから、17世紀から19世紀に存在したというハッピーエンドのリア王を読みたかった。
その妄想により、高順位である。
>>617 ルルーはちょっとなぁ。
特に黄色い部屋は今読んでもトリックの前例を知る意味しかないんじゃないか。
ケルベロス第五の首をどう読むかは期待してる。
一応ドグラマグラなんかにも解釈付けてるようだし。
623 :
記憶喪失した男:2010/04/29(木) 13:41:45 ID:+qJrqvVp
積読追加。
「沈まぬ太陽」5冊。「アルジャーノンに花束を」
追加予定。
「高邁と偏見とゾンビ」
「寒い国から来たスパイ」「マイナスゼロ」
「デイヴィット・コパフィールド」4冊。
「マクベス」「オセロー」
624 :
記憶喪失した男:2010/04/29(木) 20:39:55 ID:+qJrqvVp
「呪われた町」(全2巻) スティーヴン・キング
52位/109作品。翻訳小説、SF以外。
いろいろとキングの批評を見たけど、その中でいちばん面白そうだと思って、
絶版本を購入して読んだ。結果として、それほどたいしたことはない。
まず、怖くはなかった。
吸血鬼ものなのだが、本番前の前ふりが長すぎると思う。
いざ、戦いが始まってからはなかなか面白い。が、特に際立っているわけでもなく、
たいした評価にはならない。ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」よりは、
迫力のある戦いをしていると思う。が、まあ、絶版のままでもしかたないでしょう。
それほど、あえて読む必要はないと思う。
吸血鬼なら、漫画の「ポーの一族」第一話、「流血鬼」「ヘルシング」を読んだ方が面白いだろう。
漫画wwwwwwwwこれはさすがにwwwwwwwwwwwwwwwww
626 :
記憶喪失した男:2010/04/30(金) 12:59:22 ID:zvVzO4gm
「ケルベロス第五の首」 ジーン・ウルフ
114位/139作品、翻訳小説、SF長編。
系統としては、ジャック・フィニイの「盗まれた町」に似ているだろう。
ただし、はっきりとのっとられを記述せず、のっとられたかをあいまいなまま濁している。
だから、迫力がなく、退屈である。わざわざ読む必要もない駄作であろう。
ディックの短編の衝撃に比べ、あまりにも退屈すぎる。
最近、なぜか、ジーン・ウルフの再評価がなされているが、
最も過大評価されているSF作家がジーン・ウルフだろう。
正直、読んでいて、苦痛なほどつまらなかった。
>>618 小さい頃とか本読んでなかったの?
ペースと年齢の割りに通算の数が少ないけど
>>627 小学校で50冊ぐらい読んでるだろうね。
でもそれは入れてない。
中高時代は一冊も読んでない。
>>中高時代は一冊も読んでない。
なるほど。それで感想が薄っぺらいんだ。基礎的な読解力が身についていない。
「テロリストのパラソル」 藤原伊織
162位/180作品。日本語小説。
平凡なミステリ。特に盛り上がりなし。独創性なし。
よくわからなかったが、たいしたことはおきなかったと思う。
>>よくわからなかったが、たいしたことはおきなかったと思う。
人並の知能がないとミステリ小説すら理解できないという哀れな見本w
632 :
記憶喪失した男:2010/05/02(日) 08:33:26 ID:eKDU1BD9
「沈黙」 遠藤周作
47位/181作品。日本語小説。
傑作であった。江戸幕府に弾圧される宣教師を描いた歴史小説である。
大名の狡猾な弾圧と摘発により、死を覚悟して布教しようとするサスペンスが、
すごく面白かった。終始、はらはらどきどきしていたし、背後にある神学哲学も、
面白かった。ゆえに、「こころ」や「万延元年のフットボール」より高い評価となった。
遠藤周作は、日本文学を代表する偉大な作家だと思う。
634 :
記憶喪失した男:2010/05/02(日) 19:03:44 ID:eKDU1BD9 BE:1329495438-2BP(50)
>>633 人類か人類の姿をした異星生物かという謎だろ。
序盤でほのめかしたまま、何の盛り上がりもない。
635 :
記憶喪失した男:2010/05/04(火) 12:50:18 ID:MSeww0E/ BE:443165142-2BP(50)
「高慢と偏見とゾンビ」ジェイン・オースティン、セス・グレアム・スミス
43位/110作品。翻訳小説、SF以外。
モームの十大小説のひとつ「高慢の偏見」にゾンビを登場させるという改変小説である。
お堅い文学作品がゾンビ退治に変わっているので、思わず腹の底から笑ってしまう。
最初のゾンビの登場シーンでは、爆笑だった。
しかし、全体としては長すぎて、他の読者の意見と同じく、ゾンビが足りない。
もっと、ゾンビを強引に登場させてほしかった。
636 :
この名無しがすごい!:2010/05/04(火) 15:20:08 ID:AUFMVm3h
「寒い国から帰ってきたスパイ」 ジョン・ル・カレ
92位/111作品。翻訳小説、SF以外。
スパイ小説の代表作だというので読んだ。だが、平凡な物語だった。
何一つ、劇的なことは起きない。
リアルと評されているが、おれにはつまらないと映った。
読む必要のない小説だろう。作者の代表作だというスマイリー三部作も読む気がしない。
絶版だし、わざわざ読む必要はないだろう。
冒険小説は、「深夜プラス1」がダントツで面白すぎる。
「マクベス」 シェイクスピア
77位/112作品。翻訳小説、SF以外。
シェイクスピアの四大悲劇のひとつである。
王になると魔女に予言された男が、本当に王になって、死ぬ物語である。
なんというか、演出的にはすごく好きなのだが、決め手となる場面がないため、
低い順位となった。この物語独自の要素というものはないのではないかと思う。
639 :
この名無しがすごい!:2010/05/13(木) 12:08:22 ID:jHD8t9d/
今さらな小説ばっかだな
>>634 また適当に一回だけ読んでけなしてるのか
>>639 えり好みし過ぎなんだよな
それで過去の有名作ばかり選んでるくせに本人は作品や時代の背景を全然斟酌せずに
自分が今読んで楽しめるかどうかを判断基準にしてるから
しばしば「読む必要はない」と確認するためだけのような不毛な読書になる
それと勝手に絶版扱いしすぎだ
>>640 こいつはストーリー追うことしかしないヤツだから