【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part29【変な女】
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l: ハ:トヘ  ̄ j ` - _
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・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part28【変な女】
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1200582432/ ・佐々木とくっくっ避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8130/ ・佐々木とくっくっ避難所(携帯用)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/8130/ ・佐々木SSの保管庫
Part1-10まで
ttp://blog.goo.ne.jp/sasaki_ss Part11以降
ttp://www10.atwiki.jp/sasaki_ss/ ・佐々木 = 例の変な女
自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで塾に行く間柄
キョンとは学校内外でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった
キョンは否定するも傍からみるとどう考えても...
古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」
恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに
・次スレは
>>970が立ててくれたまえ。立てられない時は遠慮せずに言うといい。
このスレの住人は快くキミの代役に名乗り出てくれるだろう、くっくっ
・このスレは基本sage進行だ、間違えてageるならまだしも
意図的にageるような行為は慎んでくれたまえ。
僕からの追加のお願いだ。
・リンクを貼るときは直リンは禁止してくれると僕も助かるよ。
・荒らし、それに反応する人への対応は無視するのが一番と昔から決まっているんだ。
・次スレは立候補した人が責任を持って立ててくれたまえ。
ただし、無理な場合はその所信表明を行い、次なる立候補者を集うべきだね。
・次スレへの誘導リンクが貼られるまでは今まで通り書き込みは控えるのが最良の手立てと僕は思う。
あと、SS保管庫の中の人からこんなコメントをいただいている。
判断はみんなに任せるよ。くれぐれもこれで争うことの無いようにしてくれたまえ。
201 wiki [ sage ] 2007/08/26(日) 09:33:29 ID:lc10YmQU
どーもwikiの中の人です。
タイトルにSSってつける件ですが、個人的にはなくても無問題です。
SSかどうかはみればわかるし。
今までどおりでOK。
それよりも、SSにはタイトル(名前欄でも文中でも)と長編なら通し番号をつけてもらえるとありがたいです。
あと、未完成ならそれがわかるようにしてもらえるとなおよし。
>>4 だって胸にくそ付いてたら胸くそ悪いだろ?w
男に媚びないとか言いながらあんなミニスカート履いてる佐々木さんって実はかなりのプレイガールなんじゃね?
割り切って色んな男と寝てたりしてそう
ビッチな佐々木さんもまた一興
ヒント:あの世界では女子のスカートが全体的に短い。淫乱じゃない普通の女子でもミニをよくはく。体操着がブルマだったりも。
読者サービス的設定です
1乙なのね
お察しの通り
>>1乙です。そう言ったほうが良いでしょう。
16 :
この名無しがすごい!:2008/02/05(火) 23:26:48 ID:jc4x6Q0U
>>1 乙だ。
>>8 ミニスカートを履く理由かい?
不特定多数を喜ばせる意図などないよ、結果として喜ばせているとしたなら
些か不本意ではあるが、自省すべき点である事は否定しない。
ただね……君は何とも思わないのかな。
僕のミニスカート姿を見て口につく感想がそれでは、未成年の僕としても酒を引っ掛けたくなるね。
そう、よく見てくれたまえ――僕の姿を。
いや、その、じろじろではなく、……難しいな、正確に僕の胸の内を伝えるのは。
つまりね。
こんな僕でも、その、特定少数の為に、自らを飾ることもあるのさ。似合うかどうかは別として。
……くっくっ、いや、無理に分かろうとしなくてもいい。
その率直さが君の美徳でもあるのだから。
連投すまんが、佐々木さんのミニスカートについて考察してみた。どれなんだろうか
@キョンを誘惑するため
Aミニスカくらい女子高生だったら普通に着る
Bのいぢ絵の間違い
C橘が頼んだ
再会は偶然じゃないのかしら
Aかな
E胸がryなのでキョンに女である事を忘れないように認識させ続けるため
おや、こんな時間にインターホンだと…非常識な
いやいや、あんな口調と性格なのに、
女の子っぽい格好してるとこがいいんジャマイカ
Aかな
佐々木さんは以外と普通の女子高校生っぽいし
>>26 たしかに喋り方と人付き合いと周りからの評価以外は普通だよなw
・・・あれ?
まぁ、イラでスカートが膝丈だったらあまり見栄えが良くないからな
だから、のいぢがミニスカにしたんじゃね?間違いじゃなくて
>>28 つまり、読者サービスか…
そのおかげで佐々木さんの人格が改変されて、驚愕が遅れているとか…
かわいいから良し。
かわいいは正義だからな
僕っ娘は正義
分裂読み直したけど、佐々木さんの服装に関する記述なんて無いよ。
二回目の再会の時の挿絵が一枚あるだけで。
挿絵から佐々木さんはスカートはいているだろうと推測できるけど、スカートの長さはわからないよ。
あのミニスカートの絵ってどこから出てきたの?
>>33 ザ・スニーカー2007年6月号のイラスト
画集と驚愕の文庫カバーが付録でした。
____
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/ ─ ─ \
/ (●) (●) \ ねぇねぇ、みなさんお仕事見つかった?
| :::::: (__人__) :::::: | 無職素人童貞のままじゃお母さんが悲しむよ?
\. `ー'´ /ヽ
(ヽ、 / ̄) |
| ``ー――‐''| ヽ、. |
ゝ ノ ヽ ノ |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
q
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ
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/ / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ
,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i ' くっくっくっ
! !.ト● ● ! !ノ、i ! 頭頂部がずれているよ
,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 !
/⌒ヽ!;!l|ヘ j /⌒i/
\ / | l>,、 __, イァ/ /!ノ´
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`ヽ<.| | 彡'
>>21 @に決まってんじゃん
佐々木を横から見てみろよwwww
ほら、1みたいだろwwww
あれ?ここ5階なのに人影gggggggggggg
佐々木さんとの会合を口止めしていた妹がしゃべったら、面白いことになるな。(分裂176P)
もうすぐくーちゃんも文芸サロンに来るな
ギャグ系SSならキョン吊し上げ・古泉徹夜でバイト
だろうけど、シリアスだとどうなるかな。
ハルヒ問い詰め→佐々木さんとの直接対決に橘・九曜介入→古泉・長門参戦→?
展開読めん。
>>42 事情を知っている古泉、長門、朝比奈は違うけど、一般人とハルヒはまず逢引だと思う。
佐々木と二人きりじゃないというのも、集団デートみたいなものだと勘ぐれる。
そこから、どうなるか
集団デート?つまりこういうカップルか?
キョン―佐々木
橘―藤原
九曜―喜緑さん
橘―喜緑さん
九曜―藤原
この方が自然
だって、橘はガチy…
>>42 キョンを除いた団員で聞き込み調査開始
↓
佐々木関係だと知る
↓
喜緑さんが「ツインテールの子と手を繋いでた」という燃料投下
↓
ハ「キョンはうちの団員だから今後一切関わらないで」
↓
佐「それはないんじゃないかい?だいたい・・・・」
↓
キョンの取り合い
↓
カオス
みたいなのが頭に浮かんだ
15分佐々木
いやいや無理だろ
1分かよw
しかもその時間でwww
恋愛的誤解を受けないように古泉も参加すべきだと思ったこともあるが
集団デートと見られるなら同じことか
>>53 古泉がいたんなら、「次の夏休みのミステリーツアーの打ち合わせしていた」でおk
なら、佐々木もSOS団の合宿に参加するのか
遊びでことごとくハルヒと競う佐々木
食事のときに何とかキョンの隣を取ろうとする二人(正面はいつの間にか長門が)
佐々木を潰すためにこっそり酒を盛るハルヒ
佐々木が倒れてキョンが寝室へ
「くっくっく、計画通り…」
「あんた中々やるじゃない…」
ここまで読んだ
>>55 ある程度親しくなって団員扱いになったらそれで通用するな。
分裂の時点では「キョンも古泉も自分の彼女をSOS団に入れて、団活の度にいちゃいちゃするつもり」と見られそうだ。
一応、勧誘乙と言うが、不機嫌になって閉鎖空間発生するとか
>>57 いや、入団するんじゃなくて、殺人事件の役者として、ね
佐々木かわいいよ佐々木
>>58 それ、良い妄想だな
>>58 今度からテキストにするとか言ってなかった?
少なくとも役者はもう使わないのでは?(動揺P.237)
ってことで、佐々木も入団でおk
それはない。佐々木さんも頭がイカレたDQNになっちまう。
ハルヒと佐々木は実は生き別れた双子の姉妹
という電波を受信した
だってあんまりにも似てるんだもん
>>62 だとすると、佐々木さんはけっこう着痩せするタイプになるな。
のいぢ絵は皆似ている。文中で似ているという描写無い。佐々木は貧乳
あれ?こんな時間に宅急便…?
>>61 佐々木さんなら大丈夫だろ
ちゃんと自分を律してるじゃない
それより、他のキャラを貶める発言はよせ
佐々木とハルヒが似てるのはのいぢのせいだ
のい痔の女顔絵パターンは何通りくらいあるのだろう
意外と少ないのがシャナとか
ハルヒ=シャナ
長門=ヘカテー
がよく言われるな
昔、BS漫画夜話でだれかが「普通漫画家は、美人顔は一つしか描けない」って言ってた。
だからパターン少ないというより全員美形に描きすぎなんだと思う
>>70 世の中には美人顔が一つも描けない漫画家も存在するんだぜ…
ざわ・・・
高二にもなって自分の足に躓いて階段から落ちた奴が書いてます『しゅきしょう〜』の続きを投下しにきました。
5〜6レス頂きます。
今回佐々木さんがほとんど出てませんゴメンナサイ石投げないで…
翌朝、金曜日。
脳に戻って来た意識が現在の状況を理解するのに少し時間が必要だった。
というか寝起きで目の前に愛くるしい佐々木の顔があったらそりゃあ驚くだろ?
吐息がかかる程近い。というより寝息が鼻に当たってこそばゆい……。
俺何もしてないよな?
服も着てるし平気…………だな。よし。
俺は佐々木の頭を一撫でしてから、起こさぬようそうっと布団から抜けだした。
6:41…………
いつもより少しだけ早く起きた俺は、いつもより少しだけ早く学校へ向かった。
気持ちのいい朝とはいえハイキングコースばりの坂道が緩やかになるでもなく、軽やかだった足取りもどこへやらだ。それでも教室の暖房を求めて冬の寒さを噛み締めながら早足で上っていくと見慣れた黄色いリボンとセーラー服が目に入った。
よかった。戻ったみたいだな。
「ようハルヒ。今日は早いな」
いつも通りのはずだった。
何の変哲もないごく一般的な挨拶。文句のつけようもない同級生同士のやり取りだ。
いや、同級生同士のやり取りのはずだった、と言うべきか。
振り向いた顔が少し大人びて見えたのは気のせいじゃなかった。
「キョン、あんた…最高学年の先輩様に向かって呼び捨てなんて、偉くなったわね。敬語の使い方を義務教育課程で習わなかったのかしら?」
《しゅくしょうしゃしゃき伍 前編》
状況が飲み込めない。こいつは何を言っているんだ?
最高学年?ホワイ?
「あーぅ……マイブレイン(私の脳)がノットスリーピング(寝たままでない)ならユーはラストイヤー(去年)のスプリング(春)にエントランス(入学)したプレゼント(現在)はセカンドグレィド(二年生)のハイスクールスチューデンツ(高校生)のはずだがぁ?」
「誰がルー語にしろって言ったのよ!敬語よ『け・え・ご』!!今日は夢見が悪くてイライラしてんのよ、これ以上無駄にアングリー(怒り)な気分にさせないでくれる?」
そう言うとハルヒ先輩はスタスタと行っちまった。
一体どうなっているんだ、戻ったんじゃなかったのか?
普段全く使わない上に日本語をルー語に変換するという重労働で疲弊仕切ったマイブレインをリミッターカットし、フル回転させながら考える。
なんだ?何が起こっている。この様子だとそろそろアイツが現れる頃か。
案の定、坂を上りきった俺を待っていたのはベンチに座ったやたらイイ男だった。
その男はこちらを見てニヤリとほほ笑むと徐にネクタイを緩め、
「やらないか」
「やらねぇよ」
笑えない冗談はやめろ古泉。そこまでしてキャラを立てたいか。
「ノリが悪いですね。あまり期待していなかったとは言え、もう少し冗談が通じると思ったんですが」
生憎とそんな気分じゃないんでな。ハルヒに会わなければウホっ、ぐらいは言ってやったかも知れんが。
「それは残念でした。ところで早速ですが本題に移りましょう。涼宮『先輩』の事です」
ニヤけた面を突然真面目面に切り替えて言った。
ああ、是非とも御教授願いたいものだ。さっさと行くぞ。
「おいおいいいのかいホイホイついてきちまって」
…………じゃあ、死んで。
「ちょ、待ってくださいわかりましたよこのネタ引きずるのやめますから!」
それでいい。
「ふぅ………全く…では部室へ行きましょうか。ところで、鞄はどうなさいましたか?」
鞄?鞄ならここにちゃんと……
そこでようやく気付いた。
勉強道具とともに鞄を佐々木宅に忘れて来た事に。
………入学直後の小学生じゃ在るまいし何をやってるんだ俺は……
「ふふ……。まぁいいでしょう。緊急事態ですし、本日の授業はサボタージュの方向で」
悪いな岡部教諭よ。
俺は今日は学校に来ていながらも欠席することになったようだ。
「では昨日の事を聞かせていただきましょうか」
なんだ語るのは俺なのか?お前から説明があるんじゃないのか。
「まずはあなたの話が先です。僕の推論が外れていなければ、問題はやはりあなたにある」
そういう古泉はやんわりと俺に非難の目を向けている。なんだ責任転嫁はよしてくれ。
脇では長門が珍しく薄い本を読んでいた。ブックカヴぁーをしていてタイトルは分からないが、サイズ的に文庫本ではないようだ。
気にならないと言えば嘘になるが……今はそれより昨日の事………
それはやはり涼宮ハルヒ教諭との一件のことなのだろう。
俺は再び回想の海へと飛び込んだ。
…………………………
…………………
………
「今日の団活は休みにするわ。少し事情があってね。他の二人にも話してあるから、有希も帰って良いわ。あ、キョンは残りなさい。話があるから」
来て早々一気にここまで言い切り俺に人差し指を突き付ける人物は言うまでも無く我らが団長涼宮ハルヒだ。
ただ、今は団長兼顧問の教師という立場だが。
長門は一度ハルヒを見て溜め息をつき、それから俺を見てチッと舌打ちしてから本を閉じ、部室を出ていった。
「な、長門気をつけて帰れよ?」
せめてもの償いに俺は手を振って挨拶したが、長門は一瞥もくれずに去っていった。
機嫌悪そうだったな……追い出されたからか?
ドアのところで長門が去るのを確認したハルヒはこちらに優しくほほ笑んだ。
「人間はやらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうが良いって言うわよね」
ちょっと待てそれなんて朝倉だ。
3度目か?3度目の正直で俺ついに死亡か。
もしこの後、現場の独断で〜なんて言われて刺されるくらいなら俺は自分から窓へ身投げするね。
しかし続いた言葉は幸か不幸か違ったものだった。
「ねぇキョン。若さって何だと思う?」
手にナイフはない。眉毛は細い。……セーフか。
「若さ……振り向かない事、じゃないですよね?」
昔、濃ゆい顔の宇宙刑事にそう教わったんだ。
分かる人だけうなずいてくれ。分からない人はオ〇サイトへゴーだ。ニ〇動でもいい。
「そこまでわかるなら、愛って何なのかも解るわよね?」
いつもとは雰囲気が違い落ち着いている。嵐の前の静けさ、とは思いたくないがさっきからいやな予感がしっ放しだ……的中するなよ?
「愛とは………ためらわないこと、ですね」
全く、こんな微妙なところから引用するなよ………ジェネレーションギャップか。
「私はね、高校生の頃までは不思議を望んで毎日過ごして来たの。でもね、結局なにも見つからなかった。その内気付いたら大人になっていて、そしてあなた達に出会った」
一応このハルヒにも過去の人生の過程は不自然なく存在するらしい。よくできたもんだな。
「昔のワクワクが蘇ったわ。不思議な気分だった。そして、この団を作った。もしかしたら私の望む不思議なことが起こるかもって……」
俺は何も言わなかった。否、空気に押されて何も言えなかった。
「結局結成から一年を過ぎても、何も収穫はなかった。でもね、気付いたの。そんな不思議体験よりも大切な存在に…」
ハルヒは瞳を閉じて一息ついてから俺の目を見た。
「私は、これが愛だと言うならためらわない。後悔したくないもの。だから…言うわ。キョン、私は………あなたの事が好きよ」
…………やはり、な。
分かってはいたが、実際その場に立ってみるとこの言葉は重いな…………普段のハルヒに言われていたらどうしただろう。
そんなことが頭をかすめたが今はそんなことを考えている場合ではない。答えは決まっている。さてどうやってさりげなく断るか……
しかし再び目を瞑って開いた時のハルヒの目はさっきまでの落ち着いた雰囲気ではなく、獲物を追う肉食動物のそれだった。まさか…………
「年齢や、教師と生徒だなんて関係ないわっ!さぁキョン!私と禁断の愛をぉぉぉぉぉ!!!」
次の瞬間俺はハルヒに押し倒されていた。
だぁぁこいつ焦って年齢と一緒に理性もぶっ飛ばしやがったな!ムードもへったくれも全部ぶち壊しじゃないか!!
「だ、ダメですよ!俺は学生で先生は教師なんですから!」
「何も問題はないわ!あんたの部屋に似たようなシチュのAVがあったじゃない!それと同じよ!!」
何故それを!じゃなくて…
「あれは架空の設定だから楽しめるんです!現実に起こったら困るんですよ!」
事実困った状態になっている。帰ったらあれは捨てるぞ……
「心配ないわ痛くしないから!初めてだから、優しくしてねぇっ!」
それこのタイミングで言うセリフじゃねぇぇぇぇ!!!
「だから、俺は学生同士の普通の恋愛がしたいんですよ!禁断の愛は望んでないんです!」
突如、ハルヒの動きが止まった。そしてフラフラと立ち上がると「売れ残りやない……売れ残りやないんや……」と呟きながら去っていった。
俺は呆気にとられ、しばらく動けなかったんだ。
「以上だ。ハルヒが自分から去っていったんだぞ。上手く断れたんだろ?」
違うのか、と問うてみる。
しかし向かいの超能力者は呆れ顔で、
「あなたは……それでは結局根本的な解決になっていないじゃないですか…」
溜め息とともに吐き出した。
どういうことだ?
「いいですか。長門さんはあなたになんとおっしゃったんです?」
上手く断れとしか言われていないが?なぁ長門。
「あなたならやってくれると思った。でも、今回は別の意味でやってくれた。うかつ」
「………………はぁ…」
古泉、そんなあからさまにがっかりした表情をするな。お前だって長門に聞けと言ったじゃないか。
それなら逆に聞くが、どうすればよかったんだ?
「涼宮さんはまだ年上が有利だと――もちろん深層心理での話ですが――思っています。あなたは昨日学生などと濁さずにハッキリと年上好みではないと言うべきだったんです。それで生まれる閉鎖空間なら、僕は喜んで消しましょう」
それはあれか。
またも俺の発言でハルヒは年上でかつ学生である立場、つまり先輩になるようにその分年齢を戻したと言いたいのか。
「正確には戻したのではない。改変に改変を重ねた形になる」
どういうことだ?何か違うのか?
「いろいろと違う。説明する…?」
いやいい。長くなりそうだからな。後にしよう。で、どうなったんだ古泉?
「年齢の変化で言えば、17歳+10歳-9歳=18歳ということですね。それと涼宮さんは昨日起こったことを夢だと思っています。実際の昨日は団活が休みで直ぐに帰宅した、と改変されているようですね。もちろん他の人間の認識でも同様に」
全く都合のいい能力だな。
それより昨日のハルヒは27歳だったのか。そもそもなんで27歳だ?始めから先輩でもよかったんじゃないか?
「恐らくあなたの部屋のベッドの下を見れば理由は明らかでしょう」
………………長門、そんなじっと見ないでくれ。死にたくなってきた。
よ、よし!話を変えよう!
「そういえば昨日電話かけたのに出なかったのはバイトに行ってたからか?」
「お察しのとおりです。あの留守録には流石の僕も憤りを感じましたね。何が『佐々木の家に泊まるからお前口裏合わせ宜しくな』ですか。危く機関から支給されている携帯電話をまっ二つにするところでしたよ」
それは………まぁなんだ。すまなかった。
「昨日は本当に大変だったんですよ?普段腕でビルを壊す程度の《神人》が、まるで『話が違うじゃないのよ!』と言わんばかりにヒステリ気味で飛び跳ねたり、猛スピードで転がりまわって市街地が荒野になったり、
目からビームに口からバズーカでゲ〇ズ周辺も一瞬で焼け野原ですよ。しかも群れを成してそれをやるもんですから手の付けようがありません。
止どめに森さんが、あのモミアゲがぁぁぁ!今度会ったらぶっ殺してやる!ってキレてましてね。その後僕に組み手と称して八つ当たりですよ。本当勘弁して欲しいです。
あの人、他の人に変に思われないようにって気を使ってわざと服に隠れて見えなくなる所を集中的に攻撃するんです。ところでこいつを見てどう思いますか?」
そう言って捲ったシャツの下には青黒い痣が大量に………
「すごく……痛そうです」
「痛いんですよ、実際。この際だから言わせてもらいます。あなたには彼女を安定させる力もあれば、不安定にさせる力もあるんです。少しは僕の苦労も………」
ああ悪かった。だがお前なんでそんな心底楽しそうな表情でまくし立てる。怒ってるんじゃねぇのか?
「今は怒ってませんよ。呆れてるんです。ただこの際だから言ってしまおうと思いまして。それに、普段はやる気なく表情筋を緩ませているか、苦虫を噛み締めるような表情のあなたですから、申し訳なさそうな顔は見ていて非常に愉快です」
「今ので謝罪の念がきれいさっぱり消えたぜ」
「それは残念です」
やっぱりお前はその不気味な程さわやかな笑顔を維持するべきだな。
ああそういえば。
「なぁ長門、今回は佐々木に影響は出てないのか?」
「出ていない。正確に言えば、まだ出ていない。さらに言うともし影響が出たとしても恐らく無視できるレベル」
そうか。ハルヒが若返った分大きくなっているかと思ったんだが。ならやはり戻るのはあと二日か。
「当初の計算ではそうなる。涼宮ハルヒが元の年齢に戻ればそれから一日経つごとに年齢で言えば3歳程度ずつ戻る予定……………だった」
だった?
「改変が確認された……たった今」
「それはどういう……」
言うが早いか超能力者の方から物凄い毒電波が流れてきた。
『(いいからはやく か↑ け↓ て↑)(Pom!)ガ チ ャ ガ チ ャ き ゅ 〜 っ と ふ ぃ ぎ ゅ あ っ と ★ こ の 街 に 降 り……』
「すみません、電話です。…もしもし古泉ですが」
…………ツッコまない………絶対にツッコまないぞ……
「え!?なんですって!?佐々木さんに!!?」
なんだ?佐々木がどうかしたのか?
古泉は待ってくださいとこちらに手の平を向け、
「はい、はい。わかりました。今回ばかりは呉越同舟獣拳合体ということで。いえ、もちろんこちらが激獣拳です。なんたって主役張ってますから。はい。では…」
おい、誰からなんだ。佐々木に何かあったのか!?
携帯を閉じた古泉は心なしかやつれて見えた。
「橘さんからの電話です。僕もまだ信じられませんが、佐々木さんが………」
俺にもその後の言葉はすぐには信じられなかった。が、結果として直後に目の当たりにすることになるのだ。
今まで以上に予想外なハルヒの能力のぶっ飛び具合とそれ以上に予想GUYな佐々木の超絶変化を…………。
あの、えっとぉ…ごめんなさい。後半に続きますぅ……
以上です。
なぜこんなに長くなったのか自分自身わからないです……ネタの量も当社比三倍にしたつもりですが無理やりすぎたかもしれない……
後半には佐々木さんが沢山出て来る予定なんで暇潰し程度に読んで戴けたら幸いです
>>79 シャシャキキタ━━━━━━゚+.(・∀・)゚+.゚━━━━━━━ !!!!!
GJ!!!!
ていうか古泉・・・・オマエ・・・・
>>79 まだだっ!まだ乙だ!
完結するまで決してGJは…GJなんかあっ!………ぐふっ
キャラが壊れ過ぎ。
正直、ついて行けない。
>>79GJ
痣を見せる古泉が「楽しそう」なんて言うから、てっきり中の人と同じ趣味なのかと…
高校生のSS職人って結構いるんですねぇ
期末考査とか大変でしょうが、お互い頑張りましょう
そんな時は専用ブラウザで『しゅくしょうしゃしゃき』をNGワード
>>66 みくるもいろんなとこにいるよな。主に18禁方面
だらだらと長続きさせるのは面白くなくなる原因の1つだよ。
・・・と、田舎のばっちゃんが言っていた。
すでにNGですが何か?
あと高校生でエロゲの歌を聴きまくるのはやめなされw
18歳以上になってから、な。
続きが気になって受験に集中できないなw
つかハルヒが教師で顧問になってたの忘れてたから思わず見直してしまったw
>>90 ニコ動の組曲とかで知っただけでしょうよ
>>92 もう少しだ、頑張ろう
佐々木を佐々木と書いてない作品は読んでないなぁ
投票してきたよっ
ある晴れた日のこと俺がめずらしく団長の命令もなく休みを満喫して町をぶらぶらしているとありえない2人組みを見つけて驚愕のあまり呼吸という行為を忘れてしまった。
佐々木「ぐっちゃん、キスシヨ〜ヨ」
谷口「ここはだめだろ、ホテ〜ルで好きなだけしてやるよ。俺のかわいい子猫ちゃん。」
続かない
心も温まるからいいよ
これで今年の夏も生きていける
>>100 おいおい、ちょっと描き間違えているぞ
佐々木さんはそんなに胸がn…
ん?こんな時間にピザ屋?
頼んだ覚えは無いんだが…
ちょっと行ってくる
このスレのイラスト
クオリティ高すぎだろ
小説もだが
>>100 むっちり!むっちり!むっちり!むっちり!むっちり!
>>79 しゅくしょうしゃしゃきキター。続きが気になる
>>100 ( ゚∀゚)o彡゚むっちり!むっちり!
( ゚Д゚)ハッ!!!この日焼け跡は・・・まさか・・・スクm
無いと思うけど
もし驚愕が出て佐々木が実はポンジーが未来から連れて来た
ハルヒとキョンの子供というオチとかだったらどうしよう
>>109 高校で水泳はないから、キョンにオイルを塗らせる口実にくーちゃんに頼んだと見た
え? 高校に水泳の授業あるだろ普通に?
……最近はないの?
この中にミステリ好きはいないか
>>113 ウチにはありませんね
田舎の県立高校ですが…
私立はあるのかな?
そっかー。
昔の都立では普通にあったんだ。
携帯で
>>1のAA見て思ったんだが
「アッー!」が紛れてないか?
>>118 アッー!
ところで、前スレのdatって管理人さんがやってくれてんの?
>>113 首都圏の公立高校だったけど、フツーにあるぞ。
ただ、授業内容は男女別。
俺は静岡の私立だったが
1年の時はあったな
水泳やった後のあの眠気がたまらなく好きだった
ちなみに、大学の体育の授業で水泳やる所もあるらしいな。うちも昔はやっていたらしい。
殿堂の投票、まだほとんどしてないな。
100人くらい投票しないとちゃんとした結果出ない。
そもそもこのスレ来てるやつが100人もいるのか
SS投下
オリキャラ注意!!オリキャラ嫌いな人はスルーよろしく
諸君は昔の恋人に、もう一度会いたいと思うことがあるか?
悩む人もいるかもしれないな。
俺は会いたいと思った。すごく、すごく
奴は正確には恋人では無かったもしれないが。
・・・・・・・・・
俺は中学時代、ある女子と仲が良かった。
学校帰り、塾まで自転車の荷台に乗せる仲で、俺達は校内1、2を争うバカップルで有名だった。実体は少し違うが。
いや、正確に校内2番目のバカップルと認知されていた、と言った方が正直かもしれない。
そして、周囲は当然ヤリまくっていると思っていた。
しかし、俺達には、誓って肉体関係など無かった。それどころか、恋愛感情すら無かった、と思う。
俺はいつも必死で否定していたが、あの女は何故か否定することは一度も無かった。肉体関係の噂すら。
その度に、クラスの女子から「ヤッたのに責任取らないなんて男らしくないわ」と非難され、軽薄なジゴロの烙印を押された。
『奴は俺と本当の恋人どうしになりたいのでは』と妄想したこともある。しかし、それは無いだろうと、すぐ否定した。
あれだけの美人が俺なんかと釣り合うはずが無いからな―。
今から考えると、あの頃の俺達は、普通の恋人よりも深い絆で結ばれていたのかもしれない。
そんな俺達も、別々の高校に進学したため、卒業以来会うことは無かった。
別々の高校で、互いに新しい友達ができた、はず。向こうの友達がどんなだかは知らないが。
なお、皆は、俺が中学時代の彼女を振って、高校で新しい彼女を作った酷い奴と噂したが、そんなんじゃないことを断言しよう。
俺と高校で知り合った女の子はクラスが同じでクラブが同じだけだ。いや、そのはずだ。
性格はともかく、あれだけの美人が俺なんかを相手にするわけがないぞー。
そして、高校生活も1年が過ぎ、もう一度中学時代の『彼女』に会いたいと少しだけ思っていた頃
唐突に佐々木に出会った。
・・・・・・・・・
俺と佐々木が再会したのは、春休みの終わり頃、うちの団長が立ち上げたクラブ活動の集まりに行く途中だった。
佐々木と会ったのも偶然だと思う。偶然に、神様の悪戯に感謝しないとな。
「やあ、久しぶりだな。佐々木」
「君と会うのは一年ぶりだな」
佐々木は前から美人だったが、1年でさらに女らしくなった。
「どうだ、佐々木。今通っている私立の進学校は?」
「毎日勉強、勉強で退屈だよ。須藤みたいに市立に行けば良かったと後悔しているよ」
「お前の行きたいのは市立でなくて、、、」
「ん?何か言ったかな?」
「いや、別に」言わなくても自分で判っているよな
「しかし、君が僕のプロフィールを忘却していなくて良かったよ」
「おいおい、忘れるわけ無いだろ」
佐々木特有の話し方は以前のままだった。
そんなことを言いながら、俺と佐々木はクラブの待ち合わせ場所に向かった。
佐々木が俺の高校の友人に挨拶したいと言ったからである。
待ち合わせ場所では、我が団の団長がご機嫌斜めだった。
「遅い。あんたまた一番最後じゃないのよ。たまには一番に来なさい(後略)」
早口にそう言った団長兼クラスメートは、不安げに佐々木を見て言った。
「その人誰?」
「こいつは俺の」
「友人、中学時代の(佐々木語り省略)」
佐々木と団長、団員達は代わる代わる握手をした。
おい、そんな目で見るな。俺と佐々木は恋人なんかではないぞー
「ところで、久しぶりに会って、つもる話もあるから、今日は彼をお借りしてよろしいでしょうか?」
「え?ああ。別に良いけど」
本当は嫌そうだが、その場の雰囲気でOKする団長。
そして俺は佐々木と一緒に、とある喫茶店に入った。
二人きりで喫茶店にいる所を誰かに見られたら、恋人どうしと思われるのでは?
そして、高校に入ってから佐々木に恋人が出来たとしたら、二股かけていると誤解されないか?
そうした疑問が出てきたので、佐々木にぶつけてみた。
「幸いな事に、今の僕には恋人と言える人はいなくてね。
君の方はあるみたいだけどね。さっき会ったクラブの美人団長さんかな?」
佐々木が未だに恋人いないのは意外だった。こんなに美人なのに。それに、進学校には佐々木好みの頭の良い男が多いはずだし。
俺は中学時代よりさらに美人になっている佐々木を見つめた。
「お前に恋人いないのは意外だな。それに、俺と団長とは恋人どうしというわけではない」
「君は中学時代もそんな事を言っていたね。くつくつ
それとも、さっき団長さんの隣にいたショートカットの女の子かな?
北高に行った誰かさんみたいに、君がクラブで二股かけていると聞いているよ。
君と奴が似ているのは判っていたけど、そこまで似ているとは驚きだ」
あいつの噂は有名だが、俺の噂まで流れていたとは。つまらない噂が流れているな。全く
「一応否定しておくが、その様子だと信じてくれないみたいだな」
「どうだかな、くつくつ」
佐々木はさらに話す
「ちなみに、君は、その誰かさんの噂を聞いたことはあるかな?」
「聞いているよ。有名だからな。あっちの団長さんは」
「そうか、君もか」
実は、佐々木は俺にとって、2番目に会いたかった人だ。そして、中学時代、2番目に親しかった女の子。
佐々木に会ったら聞こうと思っていたことを、聞いても良いのかな?
「なあ、佐々木」
「今、奴に、キョンに会いたいと思うか?」
・
・
・
「会いたい。でも、キョンは僕なんか忘れて新しい人生を送っているだろう。僕が割り込んでも迷惑だろう」
「俺は岡本にもう一度会いたい。だからもしかしたら、キョンも佐々木に会いたいかも」
そう、中学時代、岡本は俺にとって最も親しかった女の子。周囲から恋人とみなされるくらい。
「だと良いな」
そう言って佐々木はわずかに微笑んだ。
「ありがとう。おかげで吹っ切れたよ」
「でも、あの話本当になってしまったな」
「何の話?」
「お前らが別れるなら、別々の高校に行ったカップルは全て別れるって」
「それか。だったら、君達がよりを戻したら別れたカップルは全て元通りになるのかもね。
僕のためにもよろしく頼む」
佐々木のためにか…
その後、佐々木と別れた俺を団長様は懲罰委員会にかけた。
もしかしてストーカーしてたのか?
「あれで付き合ったのがたった一年で、一年も会ってなくて、互いに2番目に好きなんて信じられない
まるっきり恋人どうしとしか見えなかった。それもずっと付き合いがあって先週会ったばかりの
でも、あんたが言うのだから事実でしょうね
あの女が、あの涼宮ハルヒの今の彼氏の元恋人か。美人だったとは聞いていたけど」
「…元彼女の岡本さんとはもっと仲良かったということ。詳細を」
「そういうことになるな。俺的には中学時代は付き合っているという感覚では無かったが…」
俺は自分が誰を好きなのか、自分でも判らなかった。
ただ、岡本にもう一度会いたいという気持ちだけがふくらんでいた。
会って何かをしようと決めていたわけでもなく
キョンの気持ちは今の俺と同じなんだろうか。それとも、もう決心がついた?
そして、岡本は今、俺をどう思っているのだろうか。
そうだ、同窓会の司会を佐々木とキョンにさせよう。
佐々木がキョンと1年ぶりに再会したのは、春休み最終日のことだった。
(涼宮ハルヒの分裂に続く)
以上です。携帯からの投下はしんどい。
今後ともよろしく
携帯からかよw
すげw
>>131乙
オリキャラは難しい…。
>>132 俺も時々投下するけど、未送信メールに1レス分ずつ保存しといてそれをコピペするだけだから
言う程大変じゃないよw
2回読んだら分かった。なるほどなー
とてもじゃないが理解できない
どうでもいいコトだけど、関西ではクラブってあんま言わないんだよね。
逆に関東では部活と言わないらしいけど。
>>138 関東だけどクラブなんて言う奴見たことないぞ
もうやめて!
ちなみに憂鬱の作中ではクラブと書いている。
クラブでも部活でもどっちでも良いけど。
>>131GJ
ああ、彼か
しかし、団なんてのが他にもあるとは・・・
投票掲示板のアドレスの最後、sasakissのkissの部分を見て興奮してしまったのは俺だけでいい
マイノリティー!!!
KISS KISS 恋してるよ♪
SS職人さん いつも良いお話を書いてくれて ありがとう。
絵師さん ステキな佐々木絵を描いてくれて ありがとう。
驚愕の発売まで退屈しないのはあなたたちのおかげです。本当に ありがとう。
みつを
>>128 うーん、2/3まではミスリードが目的なんだろうけど
学校帰り、塾まで自転車の荷台に乗せる仲で、俺達は校内1、2を争うバカップルで有名だった。実体は少し違うが。
いや、正確に校内2番目のバカップルと認知されていた、と言った方が正直かもしれない。
このあたりで印象が違いすぎるからさっそく解ってしまうんだな
で、解ってしまうと、ミスリードのためにキョンを思わせるように
設定合わせてるとこの苦しさが目立ってしまう。
でも3/3のオチはいいね。GJ
SSに対するレスを先に見てから、読むか否かを決めたので分かってしまった……orz
>>153見て思ったが、
>と言った方が正直かもしれない。
は「正解」のほうがいいのでは?
驚愕では「彼」の出番があると思われる。
ないんじゃないか?
伏線にしちゃ弱いような希ガス
何より役者は足りてるし、入り込める余地がない
157 :
SS:2008/02/09(土) 03:35:23 ID:RttPZyRo
「キョン。急に縮んじゃたよー。どうしたら良い?」
日曜の朝早く、佐々木が俺の家にやって来て言った。
俺は、木曜の夕方から始まり、日曜の夜明けにやっと帰ってくるという。徹夜の強行軍の後で、ようやく仮眠をとろうとした所だった。
もちろん、あのイカれた団長が立てた計画だ。あれが計画と呼べればの話だが。
ある出来事があって以降、団長様とはとても険悪だ。
疲れていたから、あんなことをしたんだと思う。多分な
「縮んだって?また胸の話か?元々縮む程大きくないだろ」
「また君は、僕の胸を馬鹿にするのか。僕も朝比奈さんみたいだったら良かったよ。せめて涼宮さんくらいあったら」
「あのなー、世の男の4分の1以上は貧乳好きか乳の大きさを大して評価していないか、どっちかだと言っただろ。つまらんこと気にするな」
谷口の受け売りだがほぼ正しいと思う。谷口自身もそれほど巨乳好きじゃないし。
「だってそれじゃ朝比奈さんや涼宮さんに勝てないじゃないか」
「巨乳好きの男を取り合っているわけでもないのに、そんなこと気にする必要ないぞ全く」
(それをしているから気にしているんじゃないか)
「しょうがないな。俺が揉んで大きくしてやる。服を脱いで胸を出せ」
「え?」
「それとも赤ちゃん作るか?俺はどっちでも良いぞ」
「え、と。両方お願いします」
モミモミモミ
「全く。全然小さくないだろうが、普通の大きさだろ」ハルヒと比べると全然揉みごたえ無いけどな
「だって、僕が好きな男の子は巨乳好きなんだから」
「そんな乳だけ男はあきらめろ。何なら俺が彼氏になってやろうか?」
「え?なってくれるの?ありがとう、嬉しいよ。夢みたい」
しまった、と後悔するよりも早く、俺は佐々木の体を貪るように食いまくっていた。
佐々木さん。騎乗位なんて反則的です。
それは、ハルヒとの初エッチのちょうど1週間後の話。
つまり、ハルヒに「下手くそ」と言われて破局した1週間後のことだった。
破局と言っても、その日までは普通の友達としての関係だったが(佐々木もそうだが)…
なお、後で知ったことだが、縮んだのは九曜で、幼稚園児みたいになったらしい。数日で元になったらしいが。
その後、2か月ほど後、ハルヒの妊娠が判明した。そして、佐々木の妊娠も…
(終わり)
>>157 エロパロで酷評うけたら今度はこっちかよ
節操無いねぇ
ここで10分佐々木
阻止
>>158 冒頭の「急に縮んだ」のくだりで一瞬肝を冷やしたけどエロパロの転載だったのか……
>>163 何のことかわからなくてちょっと考え込んだw
燕返しか……
クールな架空の英霊と笑い方が素敵なボクっ子の二種類がありますが、どちらがよろしいですか?
英霊はええで〜
>>165 いっしょにヒツマブシを食べようと誘ってくる剣豪もいることを忘れないでください。
佐々木VS涼宮in舟島
>>168 それだとハルヒが勝ってしまうじゃないか
負けた方をキョンが慰めるんだよ。性的な意味で。
赤神と青神の神話みたいに
誰かさっき分裂を読み終わった俺に、
何が「分裂」なのか教えてくれまいか
ヒント:αとβ
しかし、何が分裂したんだろうな。世界?
ハルヒの望み方が二通りとか?
もしくは片方の世界ではキョンのことが好きなのに気付いて佐々木を疎ましく思い佐々木からの電話を無意識に阻止したか。
それは謎の新入生じゃね?
まぁハルヒみたいなキチガイ女ならそれくらいやりかねんけど。
キョンが佐々木のことを半分忘れてたのだってハルヒのパワーなんじゃね?
何故かしらんが世界が分裂した。その理由は驚愕待ちだな。
前スレでも話題になったけど、どう驚愕するんだろうな。
とりあえず表紙は水着の佐々木さんで。
表紙が水着
驚愕どころか発狂してしまうジャマイカ
すんごい着痩せするタイプと発覚して更に驚愕!
だったらいいなあ
実は男でしたーで驚愕。
佐々木さんみたいに可愛い子が女の子なわけが無いだろjk
サブタイトル「佐々木さんで前屈」
そこで佐々木はふたなり説ですよ
この台詞10スレ以上言ってなかった気がする
そんな説が10スレ以上前にあったのかよ
つまり、ハルヒを嫁にしてキョンを婿にするのか
エロ漫画でも珍しいぞ、そんな展開
謎の新入生って誰だろうなー。
もしかすると九曜って言うのもありえるよね
名前が出ててキョンとまともに話した事が無いのは九曜くらい
九曜、実は喋れたという驚愕
世界(?)が分裂したのはおそらくハルヒと佐々木の力かと
そこは新キャラだろうよ
あんな饒舌な九曜は見たくないなw
佐々木さんがキョンに再会した時、橘や九曜には既に会っていたのかな?
俺は会ってなかったと思うのだけど。皆の衆はどう思う?
九曜「──っ! ……あなたは──八曜……!?」
八曜「おねえさん。おひさしぶりです〜」
>>187 あの時点での面識は会ったと思う。
佐々木が初めてハルヒに会った時に、ハルヒを知ってる風に言っている。
理由はハルヒが有名だから、近所に住んでれば名前位は知っている云々と描写されているが、ハルヒの事を知っていたのは事前に橘達との接点があったからと考えた方が自然だと思う。
>>188 まさかの9姉妹か!?
天蓋領域も頑張ったなぁ・・・。
心なしか九曜さんが感動しているように見える・・・見えるぞ!
十曜「くよくよするなYO☆」
十一曜「デュワッ」
>>189 佐々木の元同級生で北高校に行った人、佐々木の今の同級生で北高校に旧友がいる人がいっぱいいるから情報はいくらでも入ってくると思うのだけどなー
正しい情報かどうかはともかく
橘に会っていたとすれば「キョンが変わってない」というのは宇宙人達に会ったというすごい出来事があったのに本当に変わってなくて
びっくりした、という意味なのかな
>>193 >「キョンが変わってない」というのは宇宙人達に会ったry
キョンが橘と再会したときの反応を見るまで、橘の話は信じてなかったみたいだし違うのでは?
個人的に、ハルヒのことは橘経由で知ったと見るのが流れに無理がないと思う
佐々木「くっくっ。キョンと同じ高校に通う国木田くん。わかっているよね。
キョンがどういう事態に遭遇し、どういうリアクションをとったかまで、
毎日、包み隠さず報告してくれたまえよ。
勿論、キョンにはナイショでね」
国木田「ワカリマシタ佐々木様」
そんな舞台裏
国木田君はMだったんですか・・・
どうりであんなかw(ry
笑顔で攻めるタイプと見ていたんだが、逆だったか……
これはいいネタになるな(せry)
ここで小ネタ投下
199 :
SS:2008/02/10(日) 04:47:18 ID:nPGuC+zi
『おっぱい占いの歌』
鶴屋さんの会場で開く誕生日会の準備が終わった頃、俺は谷口達とだべっていた。
実は今日は長門の誕生日だ。長門を祝福するかのように雪が降っていた。
谷口は女性ランキングの流れで、女性のバストの大きさを批評してきた。女がいないと大胆になるな。
何でも「A長門、B橘と喜緑、C佐々木と九曜、D鶴屋、E涼宮、F朝倉、G朝比奈」らしい。
そんな谷口は、運悪くやってきた女性陣に折檻を受け、救急車で運ばれた。合掌
まずしょっぱなの出し物は田丸兄弟のコントらしい。
「Aカップ、Bカップ、Cカップ、Dカップ、Eカップ、Fカップ、Gカップ、Hカップ。8組のバストを選ぶとしたら、君ならどれが好き?」
気まずい沈黙が流れる。俺が何か言うべきか?
「H」俺が言った
「Gカップ好きとHカップ好きは、でかけりゃ良いってもんじゃないのを肝に銘じておいて下さい、女性の敵ですよ」
酷いな、おい。何故か女性陣の形相が鬼のようだぞ。
『君がそんなにまで巨乳好きとは知らなかったよ』佐々木さん痛いです。尻をつねらないで下さい。
(キョンは後で罰ゲームよね)
(でかけりゃ良いってもんじゃないってどういう意味ですか?)
(……)
(――――)
「D」こいつ誰だ?え?鶴屋さんの婚約者候補の一人?
「Dカップ好きは自信過剰、もっと謙虚になりなさい、あなたにできないことはこの世に沢山ありますよ」
皆ドン引きだが、鶴屋さんだけはケタケタ笑っている。
『あの下ネタを笑い飛ばせるとは大したお嬢さんだよ』
『ああ、尊敬しているよ』
『というか、下ネタ好きなんじゃないのか?』
『そうかもな』
「A」コンピ研の部員その1が叫んだ
「Aカップ好きはロリコンですよ、頭は良いけどロリコンですよ、性犯罪を起こさないように気をつけてください」
ビリ。長門の持っていた本が二つに裂ける音がした。ちなみに、コンピ研は部長以下の部員が全員参加している。
『おい、長門何で怒っているんだ?』
『君の方が良く知っているだろ』
(キョンくん。佐々木さんとばっかり話して)プンプン
「F」山根が言った
「Fカップ好きは自分に素直、思ったことを隠せない、でも理想と現実だいぶ違うから夢から覚めなさい」
山根はがっくりきていた。
『お前の友人でFカップの子いたっけ?山根に紹介してやれないか?』
『あいにくFカップにフリーの子はいないみたいだよ。くつくつ』
200 :
SS2/2:2008/02/10(日) 04:54:01 ID:nPGuC+zi
「C」今度は国木田だ
「Cカップ好きは恋愛下手です、自分の気持ちに気づいてくれない、もっと積極的にしないと、友達止まりです」
お前もか国木田、がっくりきて。どうしたんだみんな
『なあ、佐々木。国木田はお前のこと好きなんじゃないのか?』
『それは無いと思うよ』
「B」不良生徒会長が言った。お前いたのか?
「Bカップ好きは卑屈すぎます、自分に自信の無い証拠です、おっぱいはけして怖くなーい、勇気を持って下さい」
喜緑さんの胸をチラ見した後、決心したような顔をした不良生徒会長だった。
『キョン、二人は付き合っているのか?』
『まあ、バレバレだな』
「E」古泉が言った
「Eカップ好きは迎合しすぎ、もっと自分を持って下さい、女性はけして怖くなーい、勇気を持って下さい」
古泉どうした。まさか図星ということは無いよな?
「いい加減にしなさーい」偉大なる団長様が叫んだ
田丸兄弟が袋叩きにあったのは言うまでもないことだ。しかし、殴られるほど酷いものだったかな?
その後、皆ビクビクしながらそれぞれ出し物を出した。
俺はどうだったかって?何故か女性陣の逆鱗に触れ、袋叩きにあった。まだ入院中だ。
そんなに酷い下ネタだったのかなー?佐々木と鶴屋さんには受けていたのだが
病院にて
「このリンゴは無農薬だから皮ごと食べれるんだよ。リンゴの皮にはポリフェノールが多くて体に良いのだよ。今から洗って切ってくるよ」
おう、佐々木。今日もすまないな。
退院したらお礼に佐々木を博物館にでも誘うか。そして、ペンダントでもプレゼントすることにしよう。
「しかし、宴会での君の下ネタ好きにも困ったものだよ。普段真面目だから余計変に思われるのだよね。今度のことは薬とすべきだよ」
佐々木は喜んでいたような気がするのだけどなー。でも他の芸というと・・・手品でも練習するか
「キョン。あーん」
「おう、ありがとう」モグモグ「うん、うまいリンゴだ」
「まだまだ沢山あるよ。あーん」
モグモグ
「あーん」
モグモグ
『同じ入院でも幸福度が違う気がするのは何故なんでしょうかねー?』サメザメ
『それを言うな谷口。しかし、おかしいなー、お嬢さんには受けていたのになー』
(終わり)
>>200乙。
反応が鈍いのは皆おっぱいの大きさに一言あるのか、
殿堂入り投票の為過去SS読み漁って本スレ見てる暇が無いのか…昨日もやや少なかったし。
そう言えば、累計ランキングをpart3の項が駆け上がってるのもそれに関係が?
ネタ元は懐かしくGJだったが
確かに個人個人の部分ではいろいろと微妙
なんかあと少しどうにかすればスッキリしそうな
勿体無さを感じる読後感
佐々木さんのおっぱいはCなのかね。どう見てもAかB…
ん?朝っぱらから宅急便が…
話の流れに必要無い他ヒロイン出すなよ。
読後感最悪だぜ。
今度からお前のSSは読まないようにするからトリップ付けろ。
おめでとう!
ささき は ささきんぐ に しんか した!
ケータイからこのスレにアクセスしようと思ったら出来なかったんだよ。
なんだったんだろうう。
通信エラーなら最近よくある
何なんだろうな、全く
少し遅いけど黒木田SS投下。2レス程いただきます。
佐々木さんは登場少ないですゴメンナサイ
「ねぇキョン、そういえば最近佐々木さんと会った?」
そんなことをふいに国木田に聞かれた。
お前この前もそれ聞いてなかったか?
「そうだったかもね。ところで今週の日曜日に中学の頃のクラスメイトみんなで遊びに行こうってことになってるのは知ってる?」
「初耳だな。そんな企画が進行してたのか」
「うん。急に決まったんだ。同窓会の前にワンステップ踏もうって話になってね」
発案者は?
「もちろん須藤」
ああやっぱり……
「で、このチケットを預かっていて欲しいんだよ」
なぜそれを俺に?
「これも須藤の案なんだけど、男子が一人二枚ずつ持って女子に残りの一枚を渡そう、ということになってるんだ。まぁたぶん岡本さんを誘う練習がしたいだけなんだと思うけど。
だから須藤以外はみんなカモフラージュのために相手に渡すだけだから、恥ずかしがることはないよ」
全く面倒なことをしてくれるな。正に須藤必死。愛しの岡本が振り向いてくれるよう祈ってやるか。
「で、これは俺と誰の分なんだ?」
「そこで話は始めに戻るのさ。つまるところ佐々木さんにそのチケットを渡して欲しいんだ」
そうくるか。
ハルヒたちになんて言い訳するかな………
「大丈夫。そこはもう話をつけてあるからね」
ほう凄いな。どうやったんだ?
「半泣きになりながら僕の悲願の恋愛成就のためにキョンを役者として貸してください、って依頼したんだ」
サラッとすごいこと言ったな。国木田………恐ろしい子!!
「でもなんでお前そんなに必死に色々やってるんだ?そこまでする必要ないだろ」
「そこはほら、色々あるのさ。面白そうというか、面白かったからというか………」
……よくわからんな。
「分からなくていいと思うよ。まぁそういうわけでよろしく。遊園地に持って行くだけでもいいから」
誘わないでいいのか?
「それでもいいけど、恥ずかしいでしょ?僕からも佐々木さんには言っておくから」
ニコッと笑った国木田は小走りで去っていった。
よくわからないなアイツは………。
「あ、もしもし?キョンに話しておいたよ」
『本当かい!?いや悪かったね、こんなことさせてしまって』
「気にしないでよ、元クラスメイトの頼みとあってはね。しかもそれが愛しい人を振り向かせる為のラブラブズキューン大作戦とあっては無下に断れないよ。大好きなんだもんね、キョンのこと」
『そそそそんなことないよちょっと話があるだけだよ!べ、別にキョンのことなんか好きって訳じゃないんだからね!勘違いしないでよね!』
「ふふっ、わかってるよ。叶うと良いね!少し早めのチョコも渡すんでしょ?」
『な、何故それを知ってるんだい!?あれは橘さんにしか話してないのに……』
「あれ、当たってた?ごめんね、少しカマをかけてみたんだけど」
『君はやはり恐ろしい男だよ……』
「褒め言葉として受け取っておくね。じゃあこれで。愛の告白頑張ってね!」
『だから違うと……』
ふぅ。やっぱり面白いな佐々木さんは。
キョン、彼女を悲しませてはダメだよ?
でも適度に心を抉ってくれるともっと面白いことになりそうだから、フラグは折ってね?
ふふふふふふふふふふ………
キョンが遊園地に着くともちろん佐々木さんしか居らず、他のみんなはインフルエンザで休みと聞かされて仕方なく二人で遊園地を満喫したらしい。
これは予想外だったんだけど、キョンは今回フラグをほとんど折らず、お化け屋敷イベントまで上手くいったそうだ。
しかしフィニッシュの観覧車の中で突然眠気に教われたキョンが、一周回るまで起きてくれず、肝心の告白&チョコは出来なかったそうだ。
そのとき雪とともにしおりが落ちてきたらしいけど、一体誰の仕業だったんだろうね。
以上です。
反応が怖いけど勇気を出して投下。
とりあえず佐々木さん可愛いよ佐々木さん
>>214乙
黒木田も可愛く思えてきた
最後が訳分からなかったのは俺だけ?
佐々木を動揺させたりカマにかけたり
男でありながら佐々木から女言葉を引き出したり
やるなあ黒
普段弁当のおかずを細かく切り刻んでるくらいしか描写がない
キャラ薄い国木田だが
飄々としてるだけにサラっと核心ついたりするのがキャラに合ってる
>>216 原作者も愛用している夢オチより便利な万能辻褄合わせ「長門オチ」ってやつだな
唐突に思い付きの長短編佐々キョンSS投下。
あ、石投げないで……
222 :
薬漬けキョン:2008/02/10(日) 17:27:53 ID:VfZrNsjx
「キョン、それ以上飲んではいけない!死んでしまうよ!」
私がキョンの家に着いた時、既にキョンはぐったりとして次のものに手を出そうとしていた。床には空になったものがいくつも転がっている。
先程キョンの御母堂から「もう私ではどうにもできない……いろいろな先生に頼んだり有名なところに入れてみたりしたけど、あまり効果はなかった……頼れるのは佐々木さん、あなただけなの!」と連絡を受けて飛んできたのだ。
なんでこんなものに手を出したんだ!
「はは……佐々木の幻覚か……俺はもうダメかも知れねぇな…」
「いいから落ち着いてそれをこちらに渡すんだ」
「なんだ?佐々木もこれが欲しいのか。やめた方がいい。俺みたいになっちまうぜ……」
「君のために言ってるんだ……。僕が手伝ってあげるからもうやめるんだ!」
「うるせぇ!!もうなりふり構っていられねぇんだよ………時間がないんだ…それに俺の体は俺のもの、どうしようと勝手だろ?」
「そんな……そんなことしなくても僕がいるじゃないか!僕が君を助ける!だからそんなものに手を出すのはやめてくれ……」
「………佐々木」
「僕が付きっきりで手伝うから……これ以上体に負担をかけるのはやめてくれ………」
「……いいのか?迷惑かけるぜ?」
「迷惑じゃない!一緒に頑張って行こうよ。君なら大丈夫……ね?」
「佐々木……ありがとうな、俺頑張ってみるよ」
そういうとキョンは手にしていたビン、ユンケル皇帝液を床に置いた。
受験を目前に控えたキョンが「超栄養剤で不眠で追い込み」という無茶な試みに挑んだ、中三の冬の話だ。
その後の勉強の甲斐あってか、なんとか高校進学は出来たものの、別々の高校になってしまったのが心残りだけど……。
栄養剤は用法用量を守って飲みましょう。
強いのはマジで切れた時辛いよ………。
以上っす。
ミスった超短編でした…
ところで国木田と佐々木さんの会話って書いてる方も分からなくなって来るからむずかしい……
>>223がどんな人生歩んでるのか猛烈に知りたいような、知りたくないようなw
ところで
>>214と同じ人なのね、一日SS二本乙です〜
ちなみに俺ん中で語りの柔らかさ
対キョン佐々木さん<心中佐々木さん<国木田<対女子佐々木さん
国木田が出るSS書いた事無いけどw
>>223乙
国木田には俺も苦労してるよ
カフェインにアルコールって効くよね
ユンケル皇帝液はそんなに利くのか?飲んだことないからわからん。
皇帝じゃなくて黄帝じゃないのか
高いやつで2000〜3000円するけど
飲むとのどが焼けるw
効いてる間は良いけど切れたらガクっとくる
まさに危ない薬・・・
それだけ強烈に効く薬だということだな。
そんな薬を飲むぐらいの無理はしないほうが身の為だ。
そんなに高いのか。高いだけに効き目強そうだ…
そう言えば、うる星で面堂が飲んでいたような記憶がある。
ハルヒがキョンに飲ませて徹夜の勉強させるのを幻視した。
でも社会に出て一番最初にしなきゃならんのは名刺作りと自分に合う栄養ドリンク探しなんだぜ
>>224だけど、国木田出る小ネタ書いた事あったよすっかり忘れてたorz
どれかは言わない
>>230 ハルヒの場合はキョンが舟漕いでたら叩き起こしそうだ
佐々木の場合は寝顔を眺めるか写真にでも撮ってそうだ
最近一日中佐々木への想いをめぐらしてしまっている。
驚愕はまだかぉ…
ユンケルは高一当時景気付けに一本飲んでみたら次の日から一週間まともに授業受けられない程後に引いた忌まわしい過去がある……
てかキョンが寝たら佐々木さんはさりげなくキスとかしてそうだ。んで自己嫌悪しつつ大胆な私GJ!!とか思っちゃう……
>>232の書いたSSが気になったり驚愕に対して思いを馳せてたらこんな電波を受信したのでシリーズものに挑戦しようかと思ったんだけどどうだろう。
『デッドラインを超えないで』
ハルヒがSOS団映画鑑賞会なるものなるものを企画した。
そこに何故か佐々木団も呼ばれていた。
見た映画は『ダイハード4.0 同時上映スーパーマリオのアニメ映画』だ。
なんてシュールな組み合わせだ。意味が分からない。
しかしこの二つが奇怪に組合わさって俺たちは物語に巻き込まれることになる。
話は上映後からすぐに始まっちまった。
映画を見た後の感覚ってのは自分がその世界の住人になったような不思議な感覚だ。
だが外の光を浴びればすぐに元の日常に戻される。平凡で普通な世界を常時望んでる俺としてはそれは特に名残惜しいことではない。
しかし残念ながらハルヒは本当にその世界に入りたいと思ってしまったのだ。
ああそうさ。俺達の世界は映画のような世界になっちまった。
(ハルヒ)と(佐々木)が謎の組織に誘拐されたのだ。
誰を誘拐させるかどう進めるか検討中。銃を撃つ佐々木さんもかっこよさそうだしハルヒに目立って欲しくないしで頭が混乱してきた。
てか今日は電波がよく頭に来る日だなぁ………
>>235 賛同は出来ないな
アクションを文章で表現するのは至難
書きたいなら止めないが、叩く輩が出るのは必然
それを黙らせる文章力、構想力があるなら話は別だが……
佐々木さんとソフトクリームが食べたい
>こんな電波を受信したのでシリーズものに挑戦しようかと思ったんだけどどうだろう。
そういう誘い受けっぽい聞かれ方すると
勝手にしろとか思ってしまうな
すまんねぇ
>>235 国木田SS>検索したら出るかと思ったが100件越えてて無理だった
国木田意外に人気者でワロタww
そーいやアクションもののSSって無いな
やっぱ難しいのか、それとも素材のせいなのか
変な書き方してすまない。やっぱやめた方が良さそうだな。ていうか俺には無理そうだ。
誰か佐々キョンでアクションものを書いてくれるつわものはいないだろうか……
>>240 柄じゃないのと、アクションものにするには「設定」がいるから難しいってのと両方だね
>>237や
>>241みたいな日常を書いたSSの方が佐々木さんらしいと思うし、俺は好き
というか、ハルヒ活躍させずに登場させ、そのくせ佐々木さんが巻き込まれてアクションとかどんな設定だよ。
わざわざDQN女出さなくていいよ。パラレル設定とかでいいだろうもう。
アクションとかバトルが売りの小説あるから、SSでアクションが不可能ということではないと思う。
素材と作家の文章力の問題かな。あと、アクションが好きで無い人もいるから投下の時に断るべきと思う。
そういえば、ライダーなんとかのSSあったよな?かなり良かったと思うけど。
俺にはアクション無理
アクションっても必ずしも最初から最後まである必要はないけどね
最初から最後までやろうとするとそれこそ長編になってしまうし
露出不足の佐々木軍団にかってな設定どんどん上乗せして一人よがりになるリスクも高い
SS読めば大体のことを汲み取れる程度に説明くさくない設定説明をまじえつつ
一場面だけ切りとって書くという手法もあるしね。
実際そういう作品もさがせばハルヒSSん中にあるかもしれん。
分裂87pのキョンは塾に鞄を忘れているな
>>243 ソフトクリームとお茶・・・
「佐々木、ちょっとそのソフトクリーム分けてくれよ。
朝から何も食ってないんだ。」
「ん?・・・そうだね、君の持つその烏龍茶を分けてくれるなら考えてみてもいい。」
「じゃ、取引成立な。ほれ。」
「ありがとう。僕も丁度喉が渇いていt・・・・っ」
「ん?どうした?飲まないのか?」
「い、いや?い、頂くさ。これは取引なんだ。頂かなけば損ではないか。
そう、しかもこれはキョンが持ちかけてきた取引だ。
決して僕の方からではない。故意ではないんだ。」
「佐々木?なんか顔が赤くないか?風邪か?」
「キョンはいつもの顔で食べているではないか。変に意識してる僕がおかしいんだ。
僕達は友達、いや、親友だ。親友同士で間接キスしたって別におかしくない。
むしろ普通なこと、よくある話さ。ただ、異性で親友というのが珍しいだけさ。
そもそも間接キスというのは・・・・」
「おーい、佐々木さーん。戻ってこーい。」
こんな感じか
かなりあっさりデレが入るようになったな、近頃の佐々木さん
>>247 実はバス停までの道にキョンの家があって、荷物を置いてから佐々木さんを送ってる
うん、無理やりだな
>>258 実はキョン一人だと塾のテキストやプリント忘れ物したりするし、
どうせ塾の宿題とかは学校帰りの塾に行く前の佐々木さんと一緒のときしかしかいので
佐々木さんのカバンの中にキョンの塾道具も入っているのだろう
卒業式が終わり、一通りの別れを済ませた私は校舎を眺めていた。
と言っても、特に感慨深いものがあった訳ではなく、部活に入っていない私は休日には学校に寄り付かないので、日の高いうちから誰もいない校舎がとても新鮮なものに感じられたからだ。
暖冬の所為か、すでにほとんど花を散らせてしまった桜も、その清閑さを一層際立たせていた。
3年の月日を共にしながら気付くことのなかったその一面に、私は不思議な感じがして見入っていると、不意に声をかけられた。
「何を見ているんだい?」
「ああ、君か。」
気が付くと、彼がいつもの人懐こい笑顔で私の傍に立っていた。
どうやら、私は自分の世界に入り込んでいたようだ。
「校舎を、見ていたのさ。」
私が視線を戻すと、彼も倣って校舎に視線を向けた。
「寂しくなるね。」
「君は別に寂しくないだろう?」
私の記憶が正しければ、彼は確か市内の公立高校に通うと言っていたはずだ。
わざわざレベルの高い私立を蹴っていくと言うんだから、中々の変わり者だが。
「彼がいるから?」
私は半ば反射的に彼の方に振り返った。
その時の自分がどんな顔をしていたのか覚えていないが、彼の笑顔だけははっきりと覚えている。
どうやら、彼は私が思っていたよりも意地が悪いようだ。
「……親しい友人が付いているというのは、心強いものじゃないか。」
暫くしてから、私が返したのはそんな言葉だったと思う。
「このままでいいの?」
彼が私にかけた言葉は、私の言葉に応えたものではなかった。
「何のことかな?」
「彼に何か言わなくてよかったの?」
彼は底の見えない笑顔で、私に問いかけてくる。
「僕は、別に……」
「彼のことが好きじゃなかった?」
「……好きだよ。」
「なら、尚更僕には不思議でしょうがない。何故何も言わなかったんだい?」
彼の質問にしばし逡巡する。
「…………君は、この世から嫌いなものが消えてしまえばいいと、そう思ったことはあるかい?」
その言葉に、今度は彼が黙考する仕草を見せた。
「ない……とは言わないけど、それは随分と物騒な質問だね。」
彼は大して悩んでいない風に、うーんと唸ってからそう言った。
「そんなことはないさ。簡単なことだ。嫌いなものを全て好きになってしまえばいいんだよ。そうしたら、世界はずっと住みやすいものになるんじゃないかな?もっとも、これは僕たちの住む日常にしか通用しないがね。」
彼は呆気取られたように目を丸くしたと思ったら、次の瞬間に吹き出した。
「それはいいアイディアだね。」
そう言って、彼はにこやかに笑う。
「そうだろう?自慢じゃないが、僕には嫌いなものがほとんどない。同時に、そんな自分を誇りに思っているんだ。僕が彼に何も言わなかったのは、彼を嫌いになってしまいたくなかったからだよ。それは僕自身の否定に他ならないからね。」
「佐々木さんが彼を嫌いになるって言うの?」
彼が驚いたように目を丸くする。
自分のことを他人に言われるのにくすぐったさを感じがしたが、私は構わずに続けた。
「君はこの世に永遠が存在すると思う?」
「どうだろう……僕にはちょっと分からないな。」
彼はお手上げと言うように肩を竦めるポーズを取った。
「僕はないと思う。身近な世界に限定しての話だがね。そして、それは愛も決して例外ではない。」
「それでも、一生愛し合える夫婦ってのはいると思うけど?」
こちらの話を理解し、的確な質問を返してくれる姿が記憶の中の彼と重なった。
目の前の彼もまたよい聞き手であるようだ。
「確かに、人間はお互いに触れ合うことで愛を維持できる生き物だ。方法は様々だから一々挙げないけどね。
だけど、離れてしまうと相手を想う気持ちを保つのが難しくなる。『去るものは日々に疎し』だ。
僕は彼のことを好きでいたかった。だから、今更彼に想いを伝えようとはしなかったんだ。」
「でも、全く会わなくなったら想いは余計に薄れるんじゃないかな?」
彼は心底不思議だと言うように首を傾げている。
「その方が保とうとしてない分、辛くないんだよ。愛情が磨耗してしまうのを実感するのはとても辛いことだ。磨耗しきってしまえば、気にならなくなるんだろうけどね。」
授業で読んだ『三月記』も確かこんな話だったような気がする。
「でも、恋人同士でいれば、連絡を取り合うことくらいはできるだろう?」
彼の言わんとすることはもっともだった。
私の友人にも、別々の高校に通うからという理由で別れた人などいやしない。
「僕はそれでもいい。だが、彼もまた僕と同じ気持ちでいてくれるかどうかは自信がない。勝手な幻想かも知れないが、彼を僕が今までに見てきたオトコノコと同列視したくないんだ。」
私のこれからの生活では、彼と過ごせる時間はとても少なくなるだろう。
もし、彼がそれ以上に私を求めてくれるなら、私はそれを拒むことができない。
むしろ、私は喜んで私の時間を、自由を、心を捧げるに違いない。
そして、私もまた際限なく彼を欲してしまうかも知れない。
でも、それは決して私にとってプラスにならない。
勉学に執着する訳ではないが、やはりそれはそれで大切なものだ。
彼に狂うことを理由に疎かにしていいものではない。
お互いをお互いの為に高めあうことが出来る関係こそが恋愛と言うものだと、少なくとも私はそう考えている。
「僕の幻想を彼に押し付けるくらいなら、いっそ忘れたほうがましさ。僕のために彼に自分を偽らせるのは、僕の望むところじゃない。」
私は校舎を眺めながら言葉を紡ぐ。何故か彼の方を向いて言うのが憚られたからだ。
「佐々木さんは辛くないの?」
「例え今は辛くても、すぐに新しい生活が忙殺してくれるさ。彼と違う道を歩むと決めたときに、そうなることも願って、なるべくレベルの高い高校を選んだんだから。」
彼は暫くの間何も言わなかったが、やがてぼそぼそと小さく呟いた。
「強いんだね…………僕もそうだったらよかったのに…………」
彼はいつの間にかひどく寂しそうな表情をして、私のことを見ていた。
私は何とか顔に出さずにいられたが、彼の新鮮な一面に少しどぎまぎしてしまった。
「君にも思うところがあるのかい?」
「…………そうかもね。」
僕の問いに彼は目を伏せて悲しげに笑ったが、顔を上げるといつもの表情に戻っていた。
「すっかり話し込んじゃったね。」
いつも通りの彼の笑顔が、少しだけ無理をしているように見えた気がした。
「本当だ。もうこんな時間か。」
腕時計を見ると、結構な時間が経っていた。風も少しだけ冷たくなったような気もする。
「少しだけど、佐々木さんと話せてよかったよ。」
「僕もだ。誰かに話して、すっきりしたよ。」
それから、私は彼に挨拶を残してその場を後にした。
角を曲がるときに、ふと振り返ると彼はまだ校舎を眺めていた。
もっと早くに知り合えていたら、いい友達になれたかもしれないね……
三月記って中島敦の山月記?
なんか演劇では三月の方のタイトルだけ見たことあるけど
以上です。
2が二つありますねorz
卒業式SSと銘を打ちましたが、読み返したところ式は関係ありませんでした……
思いつきでかいたので、流れがかなり強引です。
時間をかけて推敲すればもっとましになったかも知れません。申し訳ない。
中学のときもでしたが、卒業式に桜がすっかり散っているのは何とも残念でした。
今年こそは見れるといいなぁ。
>>256 乙。先取りSSだな
東北住みの自分は卒業式に桜が咲いてるなんて3年に一回あるかないかだ
やっぱ関東当たりがちょうどいいのかな
>>256 GJ
ところで
分裂の挿絵を見る限りキョンって鞄持ってないよな?
まさか手ぶらで塾に行ってるのか
>>254 乙
国木田が北高校に行った理由は明らかになっていないんだよね。特に仲の良い友人や恋人に合わせたわけでもなく…
knkdが何で北高に来たかって?
そりゃお前キョンが好k
何でもない、ただの妄言だ
いやいや、キョンの監視役としt
何故誰もいない部屋から「くっくっくっ」と声がするの?ちょっと見てくる
私立落ちたんだろ。
滑り止めで北高へ入学。
滑り止めが公立…だと!?
>>259 学歴だとか出世だとかに興味ない(あるいはそういうスタンス)なんじゃないか?
ここは佐々木さんに派遣されたと思っておこう
>>262 国木田は北高校を専願と分裂で佐々木さんがはっきり言っている
キョンの方は北高校専願だったかどうか不明
国木田も谷口もどこかの機関か組織の監視役でいいじゃん。
270 :
この名無しがすごい!:2008/02/11(月) 10:53:55 ID:XBQ6A/r8
すみません流れぶった切って失礼しますが。
前スレの28埋まったんですか?
たしか未だ埋まってなかったみたいなんですが
逝って見たら書き込めないのでもしやと思い29探したらあったので
自分のPCが壊れてるのでしょうか
>>270 専ブラで見てるの?
そうなら、dat落ちしたスレは元開いてたトコ以上は読み込めないよ。
>>271 ありがとうございます。以後気おつけます。
後sage忘れていたのも併せて謝罪します。
>>255 『山月記』ですね……
字面が怪しかったので、確かめてから投下しようと思ってたところ忘れていましたorz
『ジキルとハイド』にしようかとも思いましたが、これは似たような話だったか確証が持てなかったので止めました。(違うかな?)
ちなみに、『山月記』は高校の授業で読みました。
中学で読むとこなんてあるのかな?
塾帰りのキョンの荷物について議論が沸騰しているので、小ネタ投下。
「キョンが塾のテキストを持ってない理由」
その1
「君はまた塾にテキストを忘れたね」
「あ、しまった」
「もしかして、予習や復習をやったことないとか?」
「恥ずかしながら、そうだな」ポリポリ
「それじゃ、いつまでたっても僕に追いつけないよ」
佐々木に追いつくことが果たしてあるのかが疑問だが…
「お前は今夜帰ってから予習、復習するのか?」
「当然するよ」
「そうか」
やっぱり必要なんだな。予習、復習は。そうだ
「なあ、佐々木。今夜泊めてくれないか?」
「え?」
突然の申し出に佐々木はびっくりしていたみたいだった。
「そんな、急に言われてもいろいろと準備が…それに、誤解されたりしたら…」ドキドキ
「俺とお前の仲だ。誤解なんかする奴はいないぞ。今夜一緒に予習と復習をしよう」
向こうの父親は、はじめ不倶戴天の敵を見るように俺を見ていたが、何晩も泊る内にだんだん打ち解けてきた。
こうして俺にとって、佐々木の家が第二の実家になったのである。
別にやらしいことはしてないぞ。
その2
「佐々木、俺のテキストもお前のカバンに入れといてくれ。どうせ一人では勉強しないし」
「僕に運ばせるのかい?」
「代わりにお前のカバンを持ってやる。よいしょ、意外と重いな」
その3
「妹よ、塾のテキストどこにやった?早く出しなさい」
「やだー。キョンくんの行ってるのはー、塾じゃなくて佐々木ちゃんとのデートだよー。あたしも一緒じゃないと嫌ー」
やれやれ、また佐々木にテキスト見せてもらうか。
塾にて
(キョンの奴またテキスト忘れたという口実で佐々木と密着しているぜ)
(バレバレなんだよ。佐々木は気付いていないふりをしているけど)
(そんなことより、今日もまたさり気なく肘をおっぱいに当て続けているぞ。
小ぶりだけど柔らかそうなおっぱい…いいなー、じゃなくてなんていやらしい奴だキョンは)
(終わり)
>>269 深読み廚ウザッ!!
国木田は100歩譲ってありだが谷口は2000%無いな!!←結論
あんなの『CLANNAD』の春原以下じゃん
>>275 2が一番あり得そうだな。ただ分裂の挿し絵では佐々木が鞄持ってるんだよな
キョンが自分のも入れた鞄を相手に持たせるとは考えづらいし
>>276 それはどうかな!
例えば長門スレなんかでは、谷口は「先輩インターフェイス」って設定だし。
谷口だって充分あり得る。
みんな投票所へ行くんだよ〜♪
>>278 谷口はどう考えても無いだろ。
おまい長門スレの回し者か?
あすこ此処以上にハルヒウザがってるしな
出張乙!
>>278 谷口と国木田がインターフェイスとか機関の諜報員とかはSF的には有り得ても、それをやっちゃうとキョンには普通の人間の友達がいないことになって
激しく鬱だな。
鶴屋さんは大富豪の娘だから身分的に普通じゃないし。普通と言えるのは阪中レベルまでの金持ちだな。
もういっそキョンとハルヒと佐々木以外全員どっかの組織の監視役でいいんじゃね?
むしろハルヒがキョンの監視役ってことでいいよ
そこで佐々木もインターフェイス説ですよ
>>278 長門スレも覗いてるけどそんな設定見たことないぞ
佐々木さんがインターフェースだなんて・・・・・・いいかもしれない
>>289 まさか知ってる奴がいるとは思わなかったww
どっちもラノベだろ?
客層は割と被ってるんじゃないか。
「諸君、殿堂の投票には行ったかな?今日の24時までだから、今のうちに行くように。くっくっ
選挙は国民の権利であり義務。殿堂投票はスレ住民の権利であり義務。しっかりやるように。
え?新参なのでどのSSが良いか判らない?
しょうがない。今からでもSSに全部目を通すのだ。一見してしょうもなさそうな奴をスルーすれば3時間で全部読めるはず。多分
というわけで投票よろしく頼む。
念のために言っておくけど、二重投票は御法度だよ。一人一票で
え?女房の分も投票したい?
それは困った。だったら、その旨断って二人分投票してもらうか…有効になるかどうかは管理人さんの判断で僕にも判らないけど…
忘れていたけど、1乙そして管理人さん乙。
ちなみに、いつもの1乙の人では無いので、勘違いしないでくれ」
佐々木さんは票が集まらなくてさびしいみたいです。
別に義務じゃないだろ。
それに、こういう不正が簡単に行えるシステムで投票しても、
上位に変なのがくることがあって萎える。
正直、意義を感じない。
>>282 そういえば、谷口の期間限定彼女は佐々木って説もあったな。
>>293 女房>奥さんのほうが佐々木らしさがでるんじゃあるまいか。
>295
…それは…無いわ……
移転話も投票も結局はイマイチだね。
避難所主体の誘導はもうそろそろ勘弁して欲しい。
5時間レスがなかったら佐々木は巨乳になる
と言うか保管庫の作品すべてに目を通してる人ってそんなにいるの?
俺は目に付いた数作品ぐらいしか読んだことないんだけど
>>299 それじゃあまるで佐々木さんが貧乳みたいな言い方じゃないか
……ん?宅配便かな
〜⌒○⌒<阻止するのです!
「君達、九曜さんが文芸サロンに来たよ。歓迎してやってくれ。くつくつ」
「―――よろしく―――」
「フン、規定事項だ。僕は別に祭りが無くなって寂しくなんかないぞ」
「―――あなたの―――瞳は―――とても…綺麗ね―――」
「別に照れてなんかいないぞ」ドキドキ
「藤原くんのことはおいといて、佐々木団では橘さんがまだ向こうにいるね。橘さんがこちらに来るまでに驚愕が出れば嬉しいのだがね」
「佐々木さんのスレが40超えれば驚愕出るのです」
「橘さん。それは…かなり先のことじゃ」
「佐々木さんなら40日で40超えるのです」
「フン、狂信者はかわいそうだな」
「何ですって?」
「とりあえず、僕の中の人は1乙しに行くよ。じゃーね」
「―――佐々木さんの―――スレはとても…立派ね―――」
この小説のヒロインは涼宮ハルヒ
そう思っていた時期が俺にもありました
分裂の続きはそのうち出る
そう思っていた時期が俺にもありました
佐々木さんの乳は言う程小さくない
そう思っていた時期が俺
>>296ー297
それはどうかな!
国木田曰わく、谷口のいう「彼女」はどこかおかしかったらしいし。
キョンの近況が気になった佐々木さんが探りを入れていた可能性は高い。
>>294 今のところ不正投票より充分な票数が集まらない方が問題だな。10人ちょい超えでの殿堂って…
>>300 おまい本気で半年ROMれよ話にならん新参が
佐々木さんと指相撲がしたい
>>295 周防説なる見たけど。
大体↑この手の説が元で『谷口実は特殊説』が出て正直ウザイ!
確かに此処とか他所もカプスレじゃないけど誰とのカプをみんなが望んでるのか解らんのかね?
するなら個人か谷口スレでしてほしいね。前スレにも何か勘違い野郎居たよな
わかったから落ち着け
SS書いてもないのにID真っ赤だぞ
>>295 消失で谷口の彼女は光陽学園の女子って書いてなかったか?(お嬢様学校の女子高、消失世界では何故か共学の進学校)
そして、分裂で九曜は光陽学園の制服着ていたはず。
佐々木は市外の私立の新学校、光陽学園では無いよ。
あ、違っていたらごめん。
↑うん、漢字が違っているw
>>316 しまった、九曜だったか。
すまん、お前さんの代わりに俺が吊ってくるよ。
>>310 つーかここは別にSSスレじゃねーし、全部読んでなくてもおかしくないだろ。
俺もまとめが新しくなったころからの新参で、投下されたSSは読んでるけど、わざわざ保管庫まで行って読まないし。
ここはあくまでも佐々木スレであって保管庫スレじゃねーよ。
保管庫に目を通すのが前提ってのはさすがに納得しかねる。
落ち着け、諸君!
俺は保管庫好きだし投票もしてきたけど、
ここで告知してまで投票数伸ばすもんでもあるまい。
10ちょっとしか集まらなかったならそういうもんだった、
ってことでいいんジャマイカ。
匿名で投稿したSSに感想もらうってのは大変なことだよ?
九曜スレもこっちお引越しか。
お蕎麦でも持ってくか?
毎日告知されたら困るけど、開始と終了くらいなら許容範囲でしょ。
お蕎麦AA用意して下さ〜い。
引っ越し蕎麦は越して来た方が配って回るものだと思うのだが
運命のヒト
作詩:ATSUSHI 作曲:Hiroo Yamaguchi
”やっと出会えた”気づいた時は遅くて
大人びた今なら もう少し うまくつき合えそうだよ
今まで それなりに 恋をしたりもしたけど
ふと気がついた その瞬間に いつも君が浮かんでくる
この思い感じていたい
叶わないと知っても
今 僕の気持ちは一つだけ
君以外の 他の誰かをまだ
好きになれずにいる こわれそうで
今は 別々の道だけど 僕はすべてをうけとめる
伝えていいのかも わからない
この気持ち 叶うのかな いつかは
そんなこと言う権利もない
君は今 何オモウノ…
どんな言葉で 今はいやされているの?
君には もうすてきな人が どこかにいたりするかな
この思い感じてほしい
今僕の恐さや後悔も
全てをうちあける
あれから何度も 君に触れたくて
眠れない夜に目をつぶってた
今は 答えを出せずにいる 君を悲しませたくない
伝えきれないほどのこの愛を 目をそらさずに感じてほしいよ
どんな言葉もうけいれるよ
君は今 何オモウノ…
君だけを愛しているよ
>>325 最初の2節が、個人的には佐々木のイメージと違うな。
どっちかというと、恋愛したことないけど大人びたこと言ってたから
最終的にキョンに気持ちを言いそびれたみたいな印象がある。
>>324 適切すぎる突っ込みですね
>>324 せっかく用意したのに…
,.--- 、 ,.----、,.---、 ノ ヽ
___ /ヽ ヽ / / } __,,/ ノ
,.-''" `ー---ヽ l / /`ー-'" `ー--''"{
/ ..... ::. ヽ 、__.j /i ,. / ::. ..... ..: :: |
〉 :: ::.. ::.. `ー-'__, /ヽニン :: :: :: : l
/ ...:: .:::、__ ...::: .: ..: .:: :: l
/ ::: ..::/`ヽ、/7 )--‐‐‐‐‐‐---, ::. : l
/ .:: ::  ̄`V // | ...... :: :: /
i ::. ,__// _ |_ _ :: :::. /
,.-l .. ::::::.. \ _ ̄_`ゝ7ヽ l⌒iヽノヽノ.:: .:::/
/ `ー 、 .....:::  ̄// / ノ <、 ) :::::: :::{
ヽ ヽ ヽ ::: ( (__.,/ | / | | :::: :::: l
`ー-、 j }...:: :|ヽ、__/ | | /._| .l : ::. ::: l
/`ー-' ......::: | | ',//l´ 〆 `ヽ:: .::: l
/ ::: ::: .---------\/-.ゝ、/`ヽノ :::: l
{ :::::::::: ....:: ....::::::::::::::. ....:::: /
`ー----、_____ ___,. -、___/
`ー----、_________,,..--''""""
調理しろよw
>>325 乙。歌詞つきのSS書いてみたくなった。
もしも佐々木さんがオナラをしたら
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
 ̄ ̄"..i| .|i
.i| |i
i| |i
.i| .|i
.i| |i
.i| ,,-、 、 |i
i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ
藤原が「フン、既定事項だ」とかふんぞり返って言って
橘に「佐々木さんはそんなことしないのです」とどつかれ、
九曜が「――あなたは――――とても―――愚か……」とコメント。
おはよう佐々木さん
>>327 ハルヒの餃子に対抗して佐々木はそばか
そばの問題といえばアレルギーが大変らしいな
そばがらまくらでさえ大変なことになるとかならんとか
なんとなくそばは佐々木のイメージに合っている
>>327タイプのそばは違う気がするけど
>>275 その2がありがちだが、その1の鈍感朴念仁ぶりがいい
佐々木と同じ部屋で寝てドギマギさせといて本当に何もしてなさそうだ
…と書いているうちに思いついたので、その1のシチュエーションで↓
「佐々木、なんか近頃顔色がすぐれないな。何かあったのか」
「キョン。四六時中一緒にすごしていて、何かあったのかとはごあいさつだな」
「いや、だからだよ。同じメシ食って同じ部屋に寝てて、俺は以前よりすっかり体調も快調なんだぜ。
おまえん家は夜の騒音もないしジャレてくる妹もいねーし、環境は問題ないはずだしさ」
「環境というがねキョン、環境には主観的環境と客観的環境というものがあってだね。
キミが言うのは客観的環境、つまり物理的な事実にすぎないのさ。
それとは別に個々の感性がとらえる主観的環境というものがある。
僕のそれとキョンのそれが同じであると決めてしまうのはいささか早計と思われるのだが」
「つまり俺と佐々木の見ているものが違うというのか」
「今日はなかなかものわかりがいいね、キョン」
「確かに同じフロ、同じトイレを使っちゃいるけど、一緒に入ってるわけでも様子を見てるわけでもねえしな」
「////////」
「お、おい、佐々木、顔真っ赤だぞ、やっぱ熱でもあるんじゃないか?」
「…す、すまない、キミのあまりにすばらしい応答に
僕はずっこけていいのか想像して恥じらっていいのかはかりかねた」
「ちょっとオデコ出してみろ。熱があるか比べてみよう」
「わ。わわっ。キョンやめてくれ、顔が近すぎるじゃないか。違うんだ、僕は寝不足なだけだ」
「そうか?静かでよく寝られる部屋だと思うんだがな。それに部屋の主のお前をフトンに寝させて
俺がベッド使わせてもらうのも図々しいと思ったから、交互に使うことにしたじゃないか。
どっちも寝心地は抜群だったぜ」
「キョン。キミはその、僕の寝たフトンを使うことに何か思うところはないのかい?
僕がキミの寝たベッドに寝ることになにか感じることはないのかい?」
「そりゃまあいいニオイはすると思うけどさ」
「////////」
「そうか、ひょっとして俺の体臭が気になるんだな?」
「そ、それはない、そんなことはないよキョン
キミは客観的環境にはなかなか気が回るようだけど,主観的環境には」
「結局その主観的環境って何なんだ?」
「僕に言わせるのかい。いいだろう。気持ちさ。同じ時間でも楽しい時はあっという間にすぎさり
辛い時や退屈な時はなかなか時計の針がすすまない。同じ客観的環境でも気持ち次第で
全然かわる、それが主観的環境の違いということさ」
「つまり俺が佐々木の気持ちをちっともわかってない、だから寝不足の原因も解らないというのか」
「ありていにいえばそうなるね」
「人を情け知らずの冷血漢みたいに言うな。俺だって佐々木の気持ちにくらいなれるさ。いいか、
いつもは自分ひとりだけの寝室に、同級生が泊まる。眠れない。さあ、それはどんな気持ちだろうな。」
「うん」
「ましてそいつは男だ。しかも別の部屋でなく、一緒の部屋だ。」
「うんうん」
「そいつは自分のことなど気にとめもせず、きもちよさげにグウスカねてやがる」
「うん」
「! …佐々木、わかった。俺はお前に怒られて当然なやつだ。すまんっ!
今度からはお前にそんな思いはさせない。お前が毎夜どんな気持ちで横になって
そして眠れずにいたかなんて、ちっとも考えやしなかったよ。俺ってなんてひどいやつなんだろうな!」
「えっ、あ…」
「だけどな佐々木、だったら一言言ってくれよ。言いづらかったら遠回しにでもさ」
「僕の方から言わせるのかい。こういうことはね、態度から察するものだよ。だがいいさ、
キミが今、僕の気持ちに気付いてくれた瞬間の、キミの気持ちの昂ぶりだけで十分報われた」
「それじゃ俺の気持ちが済まない。今日はちゃんと行動で示すから。」
「キョン…」
「だから、佐々木は今日はこのまま先に帰っててくれないか。俺はちょっと寄ってくとこがあるから」
「晩ごはんには遅れそうかい?」
「いや、すぐすむと思う。俺はチャリだから佐々木の家までには追いつくかもしれん」
「わかった。じゃ先にかえってるから」
「ああ、じゃあな。 さて、この近くの薬局ってまだ開いてるよなぁ…コンビニでも売ってるかな…」
(!!えっ!?キョン、それにはもう少し踏むべき段階があるだろうっ…ドキドキ)
「今日も遅くなったなぁ。じゃあそろそろ…」
「わっ、待ってくれ、僕…わたしはまだ心の準備が」
「準備なら万端さ。ちゃんと売ってたしな。今日はちゃんとこれをつけるからさ」
「…キョン。こう言ってはなんだが、もっとムードというものも考えて発言してくれないか
こう見えても僕…わたし…は、そのう、ロマンチックなムードを好まないわけではない女の子…」
「これをこうハメてさ。これでもう大丈夫さ。今日からは安眠だぜ、佐々木。
いやしかし、俺がイビキうるさかったとは。自分では解らんもんだね。」
「
目がさめると佐々木は珍しくもう部屋にはいなかった。
リビングで佐々木の家族に挨拶する。どうも佐々木の態度がそっけなく、
なんだか視線を合わせてくれない。良くみると寝不足らしく目が真っ赤に充血している。
しまった、どうも寝る間際の記憶がないのだが、せっかく買ったイビキ防止の鼻クリップを
はめ忘れて寝ちまったのかな。あれだけ宣言したってのになんてこった。
そりゃ佐々木も怒るだろうよ。
あと何だか頭がズキズキしたりほっぺたがヒリヒリしたりする。
そういえばとても厄介な騒ぎの当事者になってしまった夢をみたような気がするが
その影響かもしれないな。
>>339 乙。そのキョンはもはや鈍感とかのレベルじゃないなw
>>339 鈍感とかいうレベルじゃない。大笑いした。GJ
>>339 GJ
久しぶりに素晴らしいフラクラを見たw
長文うぜ
もっと詰めろ。
華麗にヌルー
>>339GJ
キョンの顔を見た家族はびっくりするだろうなw
>>345 その日はいつもと違ってゴム無しで寝ようとしたと想像するはず
薬局で買い物の時点でいびき防止グッズと予想した俺は多分負け組
俺は最後までわからなかった
>>339 GJ!
もう鈍感の域を超えて神の領域だな
正直、このパターン飽きた。
>>350 飽きるほど毎日毎日続いているわけじゃないと思うが
別パターンが欲しければ自分で書くことをお勧めする
しかし実際ネタが枯渇しつつある今日この頃。
フラクラも書けなくなってきた。
助けて、ネタの神様。
もっと、もっとひどいフラクラネタを。
情け容赦のない糞の様なフラクラネタを
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なフラクラネタを。
>>352 会わずしてフラグを立て、さらに会わずに折る
佐々木さんの妄想乙になるだけか。
>>352 以前あったフラグ具現化ので、 恋愛フラグと死亡フラグその他を立てまくってから
ことごとく折るというのはどうだろう。
佐々木さんは花粉症のような気がする
ハルヒ読者全体がキャラ投票した場合、佐々木さんはどの位置だろうか。
ハルヒと長門には勝てないかな?
>>356 誰も知らないだろ、普通。このスレが異常だと思う。
森や喜緑をやっと知っているくらい。
ハルヒ長門にはさすがに敵わないだろうが
9作目初登場にしてハルヒキャラスレでスレ数3番目に付けてるあたりは凄まじいと思う
>>351 毎日毎日続いていなくても、大抵このパターンなんで飽きた。
別パターンが欲しいと言うより、この程度の内容にマンセーレスしか付かない展開にウンザリ。
自演ウザイなぁ、と思う今日この頃。
一理ある
そもそも佐々木ですら無いしな。
一緒なのは名前だけ。
っていうか俺はいちいちシモネタに走るのが嫌なんだよね。
そんなキャラじゃねーだろ。キョンも佐々木も
真面目にキャラを考えてみると、佐々木もキョンも下ネタキャラじゃないよね。
キョンに佐々木が惚れてるとしてもキョンにデレデレなのは無いかなぁ・・・。
佐々木だったらきっと、ずっと真っ直ぐだ。そうであってほしい。
まだキャラが確立されて無いからかもしれないけど
まぁ、嫌いなら仕方ない
ご自分でどうぞと言う以外ないな
期待して待ってるぞ
ここ最近職人さんたち活発ですごいな
真面目に考えると、キョンは佐々木との関係を自然消滅させたかったから高校入学後わざと連絡しなかった可能性あるな。
恋人じゃないのに恋人と誤解されたり変な女好きといわれるのが嫌だったのだろう。
それは佐々木にも言える。
当然、友達として年賀状くらいは書くだろうけど。
周囲に恋人と誤解されないようになったら普通に友達として付き合うのじゃないのかな。
夜に異性と二人きりで塾から帰ることを何とも思わないような男が
果たして「恋人だと誤解されたくなかった」なんて理由で
わざわざ気を回して友人との連絡を絶つだろうかね、と
他の高校に進んだ中学時代の友人と疎遠になるのはごく普通のことだろ
そうでなくても、キョンはSOS団の活動に忙殺されてたわけだし
ところで親友の定義だが相手を完全に理解し、かつ受け入れて接することの出来る人、だとすると恋人よりもある種近い存在なのかな?
恋人になってから相手を深く理解することが多いだろ?相手のことをもっと知りたいと思うのがセオリーだろうし。幼馴染み→恋人の移行が難しいのもそういうことだろう。
男女間の場合、友達<恋人≒親友 となるか?
それとも友達<恋人<親友?
書いてて分かんなくなってきた。吊ってくる
セックスすりゃ恋人
しなけりゃ親友
セフレはただの友達
突然再会しても以前と変わりなく接することが出来る間柄ってのが佐々木さんにとっての親友らしい。
長門「互いの沈黙が苦にならない関係、それが親友。」
>>367 実際はそんなものか…ちょっとつまんない
佐々木に限らず、キョンが中学や小学時代の旧友と友好を深めようとしてSOS団の活動に支障が出れば、下手したら閉鎖空間発生するのかな。
キョン的には今までハルヒに気を使ってSOS団の活動を優先してきたつもりだったりして。
>>368 佐々木とキョンの関係は何となく幼馴染み的な感じがして、正式な恋人への移行が難しそうなイメージはあるな。
個人的な見解だけど
佐々木さんは運動できるのかな。
運動して息切らしてるとこ想像できない
佐々木は運動しないんじゃないか
しかし身体は軟らかそうだ
知力でカバーできるスポーツは好きそう
逆に陸上とかはあんまし好きそうじゃないイメージ
バトルロワイヤルとかリアル鬼ごっことか限定ジャンケン向けか
文武両道とはまさにこの人だね
リアル鬼ごっこでは生き残れそうな人だね
そりゃあ生き残れるだろうよ、佐々木なわけだし名字が
いや、妙に理屈っぽくてそこそこ頭がいいという面でキャラが被っている古泉がボードゲームに弱い様に、
佐々木さんもそういうのは結構苦手かもしれない
だがそうであった方が逆に俺はそそる
>>378 どっかで聞いたことあるけど、全部知らない俺はもしかして負け組?
キョンは、鈍いと言うよりストライクゾーンが狭すぎて、
そこから外れたら、女としてみていない傾向があるように感じる。
キョンにとってのハルヒとのファーストコンタクトは
キョンがハルヒをナンパしたようなものだし、
みくるに対しては常に萌えの状態だった。
それに対して、長門とは仲間として接している感じで
大切な仲間だがそこから恋愛に発展するように見えない。
佐々木とは、長門と同じような付き合い方に見える。
>>372 その解釈は少し可笑しいと思うが?
少なくとも【消失】以降はキョン自身、自分で望んでSOS団にいる訳だから。
何でもかんでも『古泉解釈』に準じる必要は無いと思いますが。
幼馴染ポジは考えられるが本人達は全然意識してないのに周りだけ騒いでる可能性はあるかも
>>382 つまりキョンはおっぱ(
あれ?窓に人影が
幼馴染キャラね……
アレか、驚愕で佐々木さんは世界を改変してキョンの幼馴染になるとか。
で、ある日侵略者ハルヒが転校して来て…
駄目だ、どう考えても展開上ヤンデレ佐々木にしかならない。
>>384のかわりに続けよう。
キョンは乳が大きい女の子が好きなんだな。だから佐々木さんは眼中にな
>>383 SOS団が好きでも毎週毎週は望んでいるのかな?その点で明らかにキョンとハルヒとにギャップがある。
たまにはSOS団休んで他の友達と遊びたいと思っているけど、休むと閉鎖空間かもしれないとなると…
キョンがそこまで気にしているかどうか知らないが、普通の同好会活動だったら1月に1回くらいは休んで他の友達と遊んでいたのかもしれない。
>>386言い切れなかったか。
つまりオッパイ星人のキョンは中学生程度の胸では興味を抱けなかった。
それを知っていたから佐々木さんは再会時に体の成長を強調したわけだ。
それでもキョンは反応が薄かった。のでこの先もキョンと佐々木さんは
そして誰もいなくなった。
佐々木さんがミステリ読んでるのを意外に感じるのって俺だけ?
なんつーかこう、もっと硬めの本を読んでるイメージがあるんだが。
キョンなど関係ない。
俺達がどれだけ佐々木さんに萌えているのかが最大の問題なのだ!
>>389 週末は毎週SOS団活動では?あ、日曜は休みだっけ。
佐々木はテニスしてそう
>>387 どうもすみませんね!
少なくともキョンは閉鎖空間の為『だけ』に団活には出てないはずですよ。
まぁ俺ハルキョン信者だから良いんだけどさ。
とっとと巣に帰るはじゃあな
ヴぁ?
>>391 あれって推理小説だったんだ……
まぁ、恋愛小説じゃないとは思ってたけど
俺も佐々木さんはもっと堅苦しい本とか読んでそうなイメージだった
でも、思考することを精神的エアロビクスって言ってるし、読書は気分転換くらいに思ってるのかも
ところで、「堅苦しい本」ってどんなのかな?哲学書とか?
佐々木とキョン妹の仲ってどうなのだ?
会ったのは3回と言っているがこれは少なすぎないか?
週に2回は塾の中継地点としてキョン宅に行っているから
一年で夏・冬休みと3月を除いても70回以上行ってるよな
いくらなんでも遭遇率低すぎるだろ
避けられてるんじゃないのか?
と思っていたのだけれども
例の会合に向かうとき
「本当のことを言ったらついてきかねない」とか
キョンはモノローグで言っていたから
それなりに気に入っていたのかな?とも思ってしまう
>>391 俺もそう思う。読んでないことはないだろうけど、
ゲーテとかドストエフスキーとか、19世紀あたりの文学作品を読んでそうなイメージがある
佐々木の部屋見たい
徹子の部屋で我慢しなさい
佐々木徹子の部屋?
佐々木さんからチョコもらいたい。
猪口で我慢しなさい
>>398 キョンがあらかじめおまえは部屋にでもひっこんでなさい、とか言ってたのかもしれんな。
塾に行く時にキョン家に寄る所要時間がとても短かった時も多いのかもしれない
とはいってもあの妹だったら注意されててもちょっと立ち寄っただけでも
おかまいなく出てきてジャレついてきそうではある。
ということは、一番可能性が高いのは、ほんのちょっと妹と会うくらいでは
佐々木にとっての「顔を合わせた」の定義に満たないというような言葉の問題
>>391 いろいろ読んでるんじゃないかな。でもミステリの影響は大きい。
中3で深層心理を語ったり、エンターテインメント症候群なんていう概念だけでなく
そういう「らしさ」のある造語を自分で作るような言語感覚を獲得してるわけだから。
ただ、佐々木は、ミステリというかホームズ的な物言いを意図的に(?)しているのが感じられる。
言葉だけでなく、キョンに語って見せる思考なども含めて。
>>347 フラクラなのは99%分かってるから、こういうのを読む時はそれが普通だと思う
自分はワンパターン物は予定調和のプロットより、プロットに乗ったキャラがどういうリアクションをとるか、の部分をSSに求めて読んでいる
>>405 誰でも誤解する表現だけど、佐々木さんがキョンの家に上がったとか近くに寄ったとは全く書いていない。
どっかのバス亭あたりで待たせたのじゃないの?だから妹さんとは三回ぐらいしか会ってない。案外家に上げた女の子はハルヒが初めてとか。
誤解されるのが嫌だから家には上げなかった。
古泉も誤解していたみたいだけど、あの作者ならそんな文章力トリック使いそう。
猪口! 一つ徳利で以って、お猪口に互いに酌をしつつ飲むキョンと佐々木さんなんていう風景は良いですね。
もっとも、キョンは『孤島』の際に酔って記憶を無くして(あるいはごまかして)いるのを見るに、そんなには飲めないでしょうが。佐々木さんも線が細そうですから似た様なもんでしょう。二人仲良く折り重なり臥して酔いつぶれてそうです。
余談。佐々木さんの『中学生のくせにクイーンの国名シリーズ読了』の経歴って、ミステリ者にして生みの親たる流るんの読書遍歴そのままですよね。
黄色い手袋
いつのまにか、街はバレンタイン一色である。とはいうものの受験生にはそんなものは関係
ない。決して、俺自身がそんな浮ついたイベントにこれまでまったく関係がなかったから言って
いるわけじゃない。確かに、母親やら妹やらからしかもらえないさ。ああ、妹の友達から、チロ
ルチョコ的な物をもらったことはあったかもしれない。だが、まぁ一般的な中学生ならそんなも
んだろう?
さて、そんなわけで何時にもまして、チャリ通(正確を期すならば行っているのは塾なので
チャリ通塾というべきなのだろうが)をする俺にとって世間はいと寒いわけだ。特にこの時期は、
私立の受験真っ最中である。公立に専願である俺だったが、対岸の火事という気分にはなれ
ず、貴重なラストスパートに否応なく俺の足は速まるのだった。そんなことを考えながら、家の
ドアを開けて外に出る。吹き荒ぶ二月の寒風に身をすくませる。
大分くたびれてきた赤いママチャリの荷台には完全冬季モードの佐々木がちょこんと腰掛け
て俺を待っていた。
「ふむ、キョン。防寒具をハーフコートに変えてきたのかい」
両手を軽く挙げて答える。
ロングコートだと裾がペダルに引っかかることがあるんだよ。特に学校指定のヤツはやばい。
なまじ生地がしっかり作ってあるから切れずに巻き込む。
「たしかにね、ふたり乗りで転倒したら、危険だからね」
実際チャリのふたり乗りは違法行為だしな。よい子は真似すんな。
「誰に言ってるんだい? 軽犯罪者のキョン」
気にしないでくれよ、共犯の佐々木某。
「しかるべき所に証言を求められたら、キミにそそのかされたと言うことにするよ」
佐々木はそう言って唇を曲げて、お得意の偽悪的な微笑を浮かべた。
「んじゃあ、今日も楽しいお勉強といくか」
冷え切ったサドルにまたがり、腰に佐々木の腕が回ったのを触感で確認してから、俺は勢い
よくペダルを踏み込んだ。
40kg超のウェイトを付けてのサイクリングは、結構な運動であり、結果的に俺は寒さを感じ
ずにいた。もっともそれはハーフコートに守られた上半身に限っての話である。寒風にさらさ
れた両手は氷のように冷え切っていた。
塾の自転車置き場に駐輪してきた俺を出迎えた佐々木は、両肩を抱くようにして白い息を吐
いた。
「今日は、冷えるね」
まったくだ。今日は雪になるかもしれんな。
「まぁロマンチックかもしれないが、僕ら受験生には関係のない話さ」
何がロマンなのかわからんが、それが何だろうと受験生に関係あるのは受験だけだな。
「……、ねぇ……」
「……何だって、この時期はこんなに寒いんだ。空気読まないにも程がある」
ん? いま、何か言わなかったか、佐々木よ。
「……受験の時期は、雪が良く降るのさ。受験生いじめともっぱらの評判だ」
凍結した路面に気を付けろということか。確かにそんなものに足を取られるわけにはいかな
いな。陰鬱になっていく俺の気分に同調したのか、佐々木は深く溜息をついた。
佐々木さんや溜息をつくと、幸せが逃げると言うぜ。
「もう逃げたよ。……ちょっと悲観的な気分になっただけさ」
まぁ、わかるよ。さ、今日も勉強と行こうじゃねぇか。
塾の教室は、暖房が控えめで(なんでも、眠気対策らしいが、そんな言葉は誰も信じてはい
ない)、防寒具を手放せる状態ではなかった。俺たちと同様に着ぶくれた受講生たちが自習を
続けていた。俺と佐々木もその雰囲気に支配され、黙々と授業の準備を始めた。
二時間程の授業を終えて、俺たちは再び、車上の人になっていた。普段なら、塾近くのバス
停に佐々木を送ってそこで別れるのだが、今日に限っては、佐々木に帰りも送ってくれるよう
に頼まれていた。女の子に冬の暗い夜道を歩かせるわけにもいかない。
そんなわけで、俺は普段の二倍増しのトレーニングにいそしむことになった。
「しかし、珍しいな。帰りにも佐々木を送っていくことになるなんて」
夜気の中に蒸気機関車のように白い息を吐きながら、俺は荷台に話しかけていた。
「ま、ちょっとした理由があってね」
バス代の使い込みでもしたのか?
「失礼な、僕がそんなことを恒常的にしているはずもない。今日は……」
佐々木は言い淀んだ。なんだ? なんかやりたいこととか、あんのか。その、内容によって
は付き合うのもやぶさかではないが。
「……そうかい? それならば付き合って貰うとしよう。実は寄って行きたい場所があるのだ」
寄り道くらいならかまわんぜ。どこいくんだ。道はこのままでいいのか?
「そうだね。次の角を右に曲がってくれないか。カジュアルショップがある。知っているだろう」
ああ、ユニクロ的な地方独自ショップだな。俺もそこそこ利用しているぜ。
「まぁ、この辺りでは適度に安くて、品揃えもよいからね」
うむ、まさに適当なんだ。電車で少し行けば、もっと品揃えが良い所も、もっと安い所も、
高い所もあるんだがな。そんなことを話ながら、自転車を止め、歩道の隅に駐輪する。
しかし、あそこは女性向けの商品は弱くなかったか?
「いや、その、必要なのは服じゃないんだ、そうだな」
そういって、佐々木は俺を上から下まで、見つめた。な、なんだよ。そんな変な格好してる
か? つうか、お互い同じガッコの制服じゃねえか。佐々木は視線を外して、店へ入っていった。
なんだ? 心なしか恥ずかしがっているようにも見えたが、佐々木が? 俺を見て? わけが
わからん。とにもかくにも冷え切った屋外に立ちつくす趣味はないので、彼女の後を追うこと
にする。店内を見渡すと、佐々木は手袋やらマフラーやらが置いてある一角にいた。
「手袋でも買うのか?」
そう問い掛けた俺の方を見もせずに、佐々木はうなずいて、俺の推測を肯定した。
佐々木は真剣な面持ちで棚に並んだ色とりどりの手袋をチェックしている。手で触れて品質
を確かめる。やがて振り向くと俺の目の前にふたつの手袋をぶら下げる。
「このふたつは品質は十分なようだ。違いは色だけ、そこでだ。キョン、キミはどちらの色が
好みだね? こっちの黄色か、こちらの黒か」
俺の好みなんか聞いてどうするんだ?
「ああ、父へのプレゼントに適当だと考えたんだ」
ほう、父親にプレゼントとは、殊勝な心がけだな。
「こう言っては何だが程度が微妙なのだよ。親娘という関係性からそれほど高級なものを贈る
気にはなれないし、かといってだね。何もないというのも何だろう。ならば適度に使いつぶせる
実用品がベストだ。そんなわけで、手袋さ。これならば、値段は適度で、使ってもらえるから、
贈られたことを覚えてもらえる。そして、その印象が薄れた春頃にはお役御免だ」
さすがだな。プレゼントひとつでそこまで見事な計算を聞いたのは初めてだ。
「そうかい? ああ、ところで、質問の答えがまだだよ」
ん〜、そうだな。個人的には黒だな。強い色だが、服には合わせやすい。親父さんのスーツ
にも合うだろうさ。
「ふむ、僕の考えと一緒だね。では会計してくるとしよう」
そう言って、佐々木は手袋をふたつとも持ったままレジへと向かった。なんだ。結局、両方
とも買うのか? 俺も手袋でも買うかなぁ。行き帰りで凍えきった両手の感覚を思い出す。
……いや、チャリンコ用の手袋なんざ、カラー軍手で十分だな。そう結論して、俺は店を出た。
自転車を店の前に引き出して、佐々木を待つ。
やがて、プレゼントとわかる包みを持った佐々木が店内から現われた。
「先に出ていたのか。探してしまったよ」
すまん、声を掛けておくべきだったな。
「別にかまわないよ。ああ、そうだ。これを」
そう言って、佐々木は先刻の手袋を差し出した。ちなみに、黄色い方だ。このタイミングな
ら黒い方じゃねぇの?
「アレは父へのプレゼント用だ。これはキミが、寒さで自転車の運転操作を誤らないようにと
いう心づくしだな。色が黄色なのは、夜道でも目立つようにという配慮だ。黒は夜道では本当
に危険なのだぞ」
なるほど、見事な配慮だ。謹んで受け取らせて貰おう。
きゅっきゅっと両手に新品の手袋を装着する。おお、あたたかい。思わず、頬を両手で撫でた。
「ありがとうな、佐々木。大事に使わせてもらうよ」
佐々木はそっぽを向いて「いや、使い潰してくれて構わない」なんて言った。
三度、こぎ出す。しばらく無言の時間が続いた。
「ねぇ、キョン。ひとつ聞いてもいいかな」
なんだ?
「キミは北高志望だったよね、国木田と同じく専願で」
国木田もそうだったっけ?
「ああ、彼は私立でも公立でも、もうひとつ、ふたつは上のランクをねらえるはずだが、北高
に専願らしい」
ま、あいつらしいか。
「ほう、キミはそう思うのかい。差し支えなければ、理由を教えてくれないか?」
なんだ、国木田の進路に興味があるのか? あいつの志望理由なんざ知らねーよ。でも、
面倒だったんだろ。その気持ちならよくわかるよ。俺も似たようなもんさ。お前みたいに、ふた
つも三つも受験するような気分にはなれないよ。専願にすれば確実、なんて言われれば、
それがいいかなって思うんだよ。
「僕だって、好きでふたつも三つも受験するわけではないよ。高望みと本命と滑り止めだけだ。
うっかり、模試でいいスコアを取りすぎたな。おかげで、志望より高いランクの学校を受けてし
まう始末だ。まぁ、それも残るはふたつだけだ」
ああ、佐々木は、公立も受けるんだったよな。って明日だか明後日だかにも受験だったっけ?
頑張ってくれな。俺は私立は受けないから、気休め的な応援ぐらいしかできないけどな。
「明日さ。とりあえず、気持ちだけ、受け取っておくよ。僕と同じ学校をキミは受けないわけ
だから、キミはライバルではないのだし」
お前と同じ学校を受けても、受かる可能性なんかないから、ライバルにはなれそうもないな。
「そういうつもりで、言ったわけではないよ。気を悪くしたなら、謝罪しよう」
こっちも、そんなつもりで言ったわけじゃないさ。気にすんな。
「……そっか、明日か」
「ああ、そうさ、だからちょっとナーバスになっていてね。普段と違うこともしてしまうのも、
そのためなのかもしれない」
……そっか。囁くような声に、応えるべき言葉は俺の中になかった。何を言っても、この場
の空気を虚しい物にしてしまいそうで、何を言っても、この寒空の中に解けていきそうで、
佐々木には伝わりそうもなかった。だから、俺は自転車を止めた。
「キョン、何かあったのか?」
その声にも、応えず、俺は自転車を降りる。戸惑いながらも、佐々木もまた荷台から降りる。
「少し、歩こう」
俺は自転車押し始めた。空いた左手で、佐々木の右手を握る。なんだよ、手袋が必要なのは
お前の方なんじゃないか?
「そうかな。でも、暖かいな」
ああ、親父さんも喜ぶぜ。
「そうかな」
そうさ。俺なら、感激して小遣いのひとつもやるトコだ。
ゆっくりと、歩いた。やがて、どちらともなく言葉は消えた。だが、苦痛ではなかった。
佐々木とは、そういう関係だ。
「ああ、ここまででいいよ。送ってくれてありがとう」
そうか。
「明日、ガンバレよ。何、お前なら楽勝だ」
結局、考え続けて思いついた言葉はこんな凡庸な物でしかない。
俺はその程度の中学生なのだ。
「ああ、ありがとう。そして、大丈夫、伝わっているよ」
佐々木はそう言って、ゆっくりと手を離した。結局、受験なんてひとりで戦うしかない。
そういう物なのだ。俺たちは戦友だが、同じ戦場に立つことはない。だけど、今だけは、
俺はお前の味方で居たかった。
「それじゃあ、また」
そう言って、佐々木は家の中に入っていった。俺は何となく、その背中を見送り、そして
帰路に就いた。
相変わらず、空気は凍るように冷たかったが、両手は暖かだった。
「ガンバレ」
つぶやいた一言はどこにも届かずに、夜空に溶けていった。
行数計算ミス
久しぶりになんか書けたので置かせていただきます。
>>413 素晴らしい。中学生らしい青春の1ページだ
こういうのを書けるのは文章力が無いといけない。
>>405 407だが、原作読み直すと明らかにキョンの母と佐々木は面識がある。何度も会っている感じだ。だから、何度も家に上がっているはず。多分
407は妄言だから忘れてくれ。
妹と会ったのが3回というのは少ないが、その曜日は妹が家を空けることが多かったのだろうか?習い事とかで。
いつもの人かな
あいかわらず、なんというか、綺麗だな
>>415は
>>413へ
>>414 寄らないより夜方が蓋然性が高いと思っただけで、
佐々木が必ずしも頻繁にキョン家に(の、家族と会うようなところまで)
寄ってなくてはならないとは思ってない
母親と佐々木の面識は
成績に関心を置いている母親が、キョンの会話にでてくる佐々木のことを
よく気にとめていたというところかもしれない。
いつも一緒に通ってると知ってれば、母親もそれなりの関係だと見てコミュニケーション
とってくるだろうから母親との対面も2、3回程度それが「佐々木さんと同じ学校」発言になったり
佐々木の「家族によろしく」って発言になったのかも。
個人的には母の「佐々木さんと同じ大学に行けない」発言が意味不明なんだが。大学よりまず高校だろうが。
高校はもう志望校きまっとったのかもね。キョンの通塾は高3からで、
母親の発言があったのはもっとあとの時期だろうし
訂正、中3からだ
>>416 連投すまんが、またのいぢ絵に騙されたのではないかと
キョンの服が私服っぽいから着替える時間あった、よって佐々木を接待する時間もあった。と考えてきたがそれは違って
家でお茶を飲む間も無く自転車を引っ張り出して制服でそのまま塾に行く日がほとんどだったのでは?
>>413GJ。
朝から熟すちょい前の果物的SS堪能させて頂きました
あと半歩踏み込めればね佐々木さん
>>417 普通に考えるとそうだよなあ。その高校すら確実と言える成績じゃなかったぽいし
ところでキョン妹と佐々木さんが会ったの3回ってどこにあったっけ?
>>421 電話の取次ぎの妹についての発言
おんなのひとー とか言ってたんだっけ
>>422 やっぱり実際言ってたわけじゃないのね、
この言い方だとよく知ってるのか知らないのか判断がつきかねる…
いろいろ考えられるけど時間がないぜ後は任せた!
>>423 佐々木は実際に言った。わかりにくくてすまん。
妹と会ってて、取次ぎで名前も名乗ったのに「おんなのひとー」と言われたので
顔をあわせたのは3度だけだったから忘れられても無理ないか、という感じのことを言った
>>417 佐々木の志望校があまりにレベルが高く
今からじゃ手遅れだからせめて大学は
ってことだと解釈している
妹の「おんなのひとー」発言に関して
ハルヒ→友達だからあだ名(ハルにゃん)で呼ぶ
佐々木→キョンと一緒にいる女だから「おんなのひとー」という表現になったとか
>>413GJ
上にあった「沈黙が苦にならない関係」を見て、即興で書いたのならSUGEEEE!
>>413 G J 綺麗な文章だね。
今さらだけど、こいつら中三とは思えないほどの落ち着きぶり^^ 今さらだけど。
彡。彡l
佐々゚木
斜めギコか
>40kg超のウェイト
不覚にもワロタw
佐々木さんも女の子だけど、体重とかはあんまし関心ないのかな?
>>431 佐々木さんって食欲旺盛なイメージがある
だからきっと体重も結構おm
436 :
この名無しがすごい!:2008/02/13(水) 18:01:54 ID:gxSKsVn+
でも乳はないからその分相殺さ…あれ誰か来たみたいd
安産型というこでry
健康なら体重40kgぐらいは普通にあるでしょ
>>424 遅れたがthanks今確認したよ
確かに少な過ぎる…今までの中学時代SSの何割かが致命的な矛盾抱える事になるかも
でもまあパラレルと割り切って楽しもう
>>435 「わたし小食なんです」の名台詞があったな。妹との比較ではなく、もしかして…
>>437 こんな感じか?もしかして
SS「拒食症に、いろんなものに負けるな佐々木さん」
ある日、僕が街を歩いていたらキョンの妹さんとその同級生にばったり会った。
妹「佐々木お姉ちゃーん」
ミヨ「げ、お兄さんの彼女」
佐「今日は、お嬢さん達。ご飯をごちそうしてあげるよ」
妹「わーい」
ミヨ(きまずい雰囲気)
相変わらず妹さんは元気で、その友達は小学生と思えない
佐「あなたは小学生なのにすごい発育なのね。あ、ごめんなさい」特に二つの膨らみが僕より
ミヨ「いえ、良いですよ。わたしそういう家系なんです」
妹「ミヨちゃんの所は成長が早いのー。
あたしとキョンくんのところはねー、ずーっと後になってから成長するのー。高校や大学入ってからー、背も伸びて美人と美男子になってー」
佐「そうなの?」ということは今のうちに唾をつけておかないと
佐「もう食べないの?」
ミヨ「ごめんなさい、わたし小食なんです」
妹「あたしが食べるー」
佐(こんな小食なのにこの発育、出る所は出て引っ込む所は引っ込んで。それに引き換え僕のこの贅肉。ハア)
食事の後、キョンにばったり会った。
キョン(何かきまずい雰囲気。これは何だろうか)
佐(キョン、君はミヨキチちゃんの胸ばかり見ているね、そんなに巨乳が好きか)ビキビキ
妹「キョンくんー。おんぶー」
キョン「我慢しなさい」
ミヨ(お兄さん。さっきから佐々木さんのお尻ばかり見ています。すごく触りたそうにして。お尻もあった方が良いのかしら)ハア
佐「どうしたのか?キョン。もしかして僕のお尻を見ているのかな?」
キョン「いやなに、尻にゴミがついているのでさっきから気になってたんだ。
じっとしてろ。取ってやる…よし取れた」危ない所だった。うまくごまかせたかな?
佐(キョン君にはデリカシーってもんが…)
ミヨ(この前も同じ手で佐々木さんのお尻触ってましたね。ちょっと幻滅)ハア
キョン「どうした、ミヨキチ元気ないぞ。せっかくの美人が台無しだぞ」
ミヨ「ごめんなさい」
キョン「いや、謝ることなんか無いよ。ハハハ」
そして数日後
キョン「どうした佐々木?最近食欲無いみたいだぞ。やつれているし元気無いし」
佐「そうなのかな?」やつれている?ダイエットのやり方が間違っていたのかな?
キョン「そうだ、弁当を交換すると気分が変わって食欲出るかもしれないぞ」
佐「それは///////」
キョン「まだ食欲出ないのか」
佐「なんとなく…」食べなければいけないと思っても、受け付けない
キョン「そんな小食じゃ○○姉ちゃん(キョンの従姉妹姉ちゃんで初恋の人、やたらとグラマー)みたいになれないぞ」しまった、ついいつもの癖で
佐「食べる」そういやそんな人もいたんだっけ。写真でしか見たことないけど。負けないよ
モグモグパクパク
こうして佐々木さんの胸は徐々にではあるが大きくなっていったのです。まだ全然だけどねー
佐々木さん負けるな。拒食症に負けるな。朝比奈みくるの胸に負けるな。君の成長期はまだ終わっていない。
いや、胸が無くても尻がある。
(終わり)
>>438 何を今更としか……
ぶっちゃけ佐々キョンSSは全部パラレルだと思って読んでる。
そりゃそうだろ・・・
ぶっちゃける程のことではあるまい
>>438 どの作品のどのキャラのSSもパラレルだろ。
原作と全く同じなら書く意味無い
佐々木さんの朝食はハーブティにベルギーワッフル
焼き魚と味噌汁に一票
>>445 そして、「わっふるわっふる」と言ってからワッフルを食べる佐々木さん。
焼きそばパン咥えながら通学路をダッシュに一票
卵焼きとホーレンソウに一票
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ
/ \
/ / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ
,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i ' くっくっくっ
! !.ト● ● ! !ノ、i ! どうして2回言ったんだい?
,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 !
/⌒ヽ!;!l|ヘ j /⌒i/
\ / | l>,、 __, イァ/ /!ノ´
. / /| | |___|{ヘ、__∧
`ヽ<.| | 彡'
ぶっちゃけ笑い方ちょっと不気味だよ佐々木さん
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ
/ \
/ / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ
,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i ' みょんみょんみょん
! !.ト● ● ! !ノ、i ! これでどうだい?
,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 !
/⌒ヽ!;!l|ヘ j /⌒i/
\ / | l>,、 __, イァ/ /!ノ´
. / /| | |___|{ヘ、__∧
`ヽ<.| | 彡'
どこの庭師だw
>>445-448 総合すると朝はハーブティーと味噌汁に焼き魚
ベルギーワッフルで焼きそばをはさんだのを咥えながら通学路を奪取という事か
トースト咥えた佐々木さんと通学路でぶつかりてえ
>>460 それは転校生のパターンだな
佐々木さんの学校に転校出るぐらいの学力がないと出来ない業だ
sasaki kawaii!!
佐々木さんが咥えたトーストと通学路でぶつかりてえ
佐々木さんが咥えたトーストを半分分けてもらいたい
佐々木さんが咥えたトーストのパンの耳になりてえ
じゃ俺はバターに
さて地域的にはバンアレン帯な日なわけですが。
こちらは既に一回バレンタインネタ書いちゃって、
ネタないので誰か書いて。
佐々キョンのssと、ハルキョンだの長キョンのssって何か雰囲気違うよなって保管庫見てて思った
何か切なくて綺麗なのが多いね
>>453 いまどきこんな笑い方できるのは臭作さんか佐々木さんぐらいだよな
くっくっくっ
>>469 そうかもしれないけど、数は少ないがハルヒを超DQNに描いて佐々キョンを盛り上げるようなのも有るから
あんなのが嵐が湧く源泉だと思う。二次製作だけどやり杉だけは注意してほしい時もある。
>>469 佐々キョンは過去編だと彼らの関係が始まらないし、終わりもしないのがデフォだからなぁ。
どうしても、お互いが好きでお互いが大事だから、踏み込めない、踏み込まないって話にな
らざるを得ない。現在から未来のif編だと、ぶっちゃけキョンがハルヒや長門のことを好きす
ぎるんだよな。そのぐらい、高校一年の一年間は重いよ。だが、佐々木さんなら、このくらい
のハンデはどうにかしてくれると信じてー。
笹キョンはフラクラさせてなんぼ
そう思っていた時期が俺(ry
ここのキョンが一番のフラクラ
な気がする
>>475 キャラスレに限らなければはる☆すたスレなんかも
かなりのフラクラキョンだぞ。
佐々木に男装させたいよぉ
>>471 ところが古泉もくつくつ笑っているんだ
>>475 佐々木さんは常識的でありつつ、ちょっとマニアックな部分にまで守備範囲も知識あり
たいていの事では動じそうにないしっかり者キャラなので、
だからこそキョンの鈍感ぶりフラクラぶりに振りまわされる落差が興をさそう。のだと思う。
多少スカされたくらいだったら皮肉のひとつでも言いつつ体勢挽回して食い下がってくれそうだし
なまじ食い下がるがゆえに一層のフラクラを引き出しそうなふんいきがある
問題はその雰囲気すら作られたものっぽいのがなんとも
?
佐々木がキョンにハァハァしてるのはスルーしてる。
一定の距離を保ちつつ青春してるのが好み。
情報があまり出ていない状態なので、佐々木のイメージにバラツキがある。
色々な佐々木がいるので、自分に合ったのを選択できてよいね。
まあ、流石にそろそろ新刊出て欲しいとは思うが。
>>476 らきはるクロスオーバースレだな。
キョンが無自覚にらきすた女性陣に無自覚に好意をばらまき、らきすた女性陣の誰か(なぜか複数であること多い)がキョンに恋をするけど、
ハルヒや長門や佐々木さんに見つかって修羅場。というパターンが王道だな。
結局こなたやつかさ達もSOS団に入る、という所で終わっていたりとか。
キョンの前科から考えると、あのスレでのように仲の良い女友達(恋人じゃない)に囲まれるハーレムもどきがキョンの理想かも、と思うことがある。
ハルヒをDQNに書く、と時々指摘はあって、
それはまあ多少つつしんだほうがいいのか、とは思うが、
流石に「あんなのが荒らしが沸く源泉」と言われるとちょっと。
つまりあれか、時々あるハルヒDQNSSが気に入らないから
俺は荒らしてますよという自白か?
>>467 先取りが意外に多くてもうネタないよ('・ω・`)ショボーン
俺もやった口だから人のこと言えないが
桜の花咲く季節を迎え、佐々木率いる
文芸部の面々が無事進級を果たしたのは
慶賀に堪えないと言えなくもない。だが爽やかな
はずのこの時期に、なんで俺はこんなメンツに
囲まれているんだろうな。顔なじみのひとり涼宮ハルヒは
いいとして、以前に遭遇した誘拐少年古泉と
敵意丸出しの未来人朝比奈みくる、そして宇宙人
長門有希。そいつらが突きつけてきた無理難題は
まあ要するに俺をのっぴきらない状況に追い込む
ものだったのさ。
という電波を受信したのさ。僕の文章構成力では
とてもアウトプットできそうにないが。
>>485 俺も似たような電波を受信したことがある。ハルヒ&SOS団と佐々木&佐々木団の立場が完全に入れ替わったというやつ。
ハルヒはキョンの中学時代のクラスメートで、性格はそれほどわがままじゃなく、らきすたの泉こなたみたいな感じ
こなたじゃなくてハルヒはスポーツ推薦で私立に行ってそれっきり。
キョンは北高校に行って佐々木によって半ば強引に文芸部に入れられる。
キョンが九曜や橘といちゃいちゃするので佐々木の閉鎖空間発生したりとか…
電波だけは大量にやって来たけど、ハルヒの性格が全然違うから…文章力も無いし
個人的には、ハルヒに神能力無ければ、あれだけわがままになる前に痛い目に会って、すぐまともな性格に戻ったと思うのだが…
単に「佐々木以外のキャラを貶めて佐々木の株を上げる」ってのが気に入らない人が多いんでしょ。
ソレで長門厨とか言われて余所でも散々叩かれてる例があるからね。
ま、ここでしかやらない分にはそこまで神経質にならなくていいと思うけど。
「どのキャラも好き」って人は、申し訳ないけどスルーするか、ココには来ない方がいいと思う。
佐々木の手作りチョコは甘さ控えめだった
佐々木さんの手作りチョコを食べた
気付いたら15日の朝だった
>>489 なんのキャラだ?
男の子がknkdに見えた
なんか受信。(シチュエーションがよく分からない)
「ほら、あげるわ。ありがたく思いなさいよね!」
と言われ、突然目の前に突き出された箱・・・。
「何だこれ」
勝ち誇った顔のハルヒは近くで歩いている佐々木をチラチラ見ている。
「チョコよチョコ。あんたそんな事も分かんないの?今日はバレンタインよ」
ああ、そう言えばそうだったな・・・。
「義理だからね!"ぎり"!中にも大きく書いてるから勘違いしないでよね」
「はいはい。お前がそんなことするなんて思ってねえよ」
「じゃあ、僕もこれをあげるよキョン」
今度は佐々木が勝ち誇った顔。ハルヒに動揺が見られる。
「ちなみにこれは俗に言う"本命チョコ"と言う奴だよ、キョン」
「ささっ・・・・・・!?」
「なんですって?」
「中にもしっかり"本命"と大きく書いているよ。少々不恰好だが君なら食べてくれると信じている」
「あ、ああ・・・もちろん食べるが・・・」
近くでハルヒが「ぐぅ〜〜〜〜」と犬歯を尖らせ唸っている。どうした事だ。
「立ち止まってないでほら、行くよキョン」
と言われ、手を引かれる。
「あっ、ちょっ、待ちなさい!」
朝まで降っていた雪も今はしんしんと空を舞っている。
あの男の周りにいる、太陽のように明るく照らす少女と月のように静かに照らす少女。
似ていないようで似ている。これからどうなるのだろう。
・・・寒いな。まだまだ冬は続きそうだ。
ぶるっと体を震わせシャミセンはベッドの上で円くなった。
『シャミの観察 "バレンタインデーと二人の少女"』
あれ?タイトル変わった・・・?
中学のころとかは、市販のチョコとか送ってそう。
長門じゃないけど、メッセージカードに『寄贈』、裏に「こういう行事は礼儀のようなものだからね」とかイイワケめいたことが書いてあると。
497 :
SS 1/2:2008/02/14(木) 19:43:14 ID:I9hc93NG
佐々木さんの、ごく何気ないバレンタイン、の巻
今日は2月14日。全国的にバレンタインデイという奴だ。
クラス中の男子が妙にソワソワし、谷口があちこちの女子めがけて突進しては、
絶望のうめき声を上げて崩れ落ちるのを繰り返す。そんな日である。
やれやれ。まあ皆がんばってくれ。
「おはようキョン、やけに落ち着いてるけど、勝者の余裕かい?」
無邪気そうな顔で、俺と同じ今日一日の傍観者然として振舞う国木田だが、
騙されてはいけない。こいつはクラスの中でもトップクラスのチョコゲット数
を誇る「連邦の微笑む悪魔」なのだ。別に赤くない彗星でも青くない巨星でも
なんでもかまわないが。
「ひどいなあ。変な仇名つけないでよ。みんな義理でくれただけだよ。
キョンだって涼宮さんたちからもらってるんでしょ?」
あのイベント好きなハルヒが、こういうイベントを見逃すはずもないからな。
実はこの前の建国記念日にSOS団の「宝探しツアー」とやらがまた開催されてな。
チョコはその時もらったよ。昨年以上に色々しんどい目にあわされた上でな。
実際、この3日間、筋肉痛が取れなくてバレンタインどころじゃないんだよ。
ああもうだるいったらないぜ。俺そんなにチョコ好きなわけでもないんだぜ。
割りにあわんと思わんか、国木田。
「ああ、連休中にもう済ませちゃったんだ。そうだね。涼宮さんも、
ライバル多いだろうから、先手必勝を選んだんだ。
それでもSOS団内部じゃ紳士協定、いや淑女協定を結ぶあたりが
涼宮さんらしいっちゃらしいのかな」
なんだかよくわからんぞ国木田。
「でもそれにしちゃ、カバンがやけに膨らんでないかな、キョン?
他には誰にもらったんだい?」
今日は妙に目ざといな。
こいつは出掛けに、妹とミヨキチからもらったチョコだよ。
二人ともハルヒと同じで、とにかくこういうイベントが好きみたいだな。
まあままごとみたいなもんさ。
「……キョン。君多分、知らない所で、小学生男子の物凄い恨みをかってると思うよ」
何の謎かけだ、そりゃ。
「あと、妹さんとミヨキチちゃんの分以外に、もう一つチョコが入ってるみたいだけど」
おわ。どうしたんだ国木田。お前人のカバンをいきなり開けてのぞき見るような奴じゃ
なかっただろう。いつの間にそんな風にすさんでしまったんだ。お父さんは悲しいぞ。
「だってキョンのカバン、口が開いてるから思いっきり見えてるよ」
何ですと。げ、本当だ。くそう、さっき谷口がぶつかってきた時だな。
「なんか今のキョンて、一歩間違えば、『自分はもうチョコこんなにもらいましたよ』
って見せびらかしてる嫌味な奴と思われちゃいそうだね」
勘弁してくれ。そんな気はさらさらないってこと、お前なら分かるだろ。
このチョコだって、今朝佐々木とたまたま遭って貰っただけだよ。
何故か、一瞬国木田は息を詰らせると、次の瞬間満面の笑みを浮かべた。
別に大したもんじゃない。挨拶代わりみたいなもんさ。
「うんうん。そうだね。で、もらった時の状況をもっと詳しく具体的に。
キョンの発言は不利な証拠として使われることがあり、キョンに弁護士を
呼ぶ権利はないので覚悟を決めてどうぞ」
なんだよそれ。だから本当に深い意味はないんだって。
あいつ自身、そう明言してたんだから。
498 :
SS 2/2:2008/02/14(木) 19:44:57 ID:I9hc93NG
出掛けに妹とミヨキチに待ち伏せをくらって、やや遅刻気味で小走りで
いつもの道を進んでいると、佐々木に出くわした。
「やあ、奇遇だねキョン。また遅刻ぎみで慌てている、というところかい」
奇遇ってお前。何でこんなところにいるんだ。電車通学だと確実に遅刻だぞ。
「ああ、安心してくれたまえ。僕の学校は今日が入試でね。
一般生徒はお休みなのだよ。3年生は私立の受験に忙しいしね」
ああそうか、ウチはもう少し後だけど、考えてみりゃ高校ごとに違うんだよなあ。
俺のはや歩きに歩調を合わせながら、佐々木はくっくっと馴染み深い笑顔を浮かべる。
そういや私服だもんな。慌ててて気づかなかったぜ。
「久しぶりに朝の散歩と洒落込んだのだけれど、君と出会うとは思わなかったよ。ふふ」
確かにそうだな。俺が遅れ気味じゃなかったら、すれ違ってただろうしな。
何かに気づいたように、佐々木がポンと手を打った。
「そうだ、キョン。せっかく会えたのだから、君にはこれを進呈しよう」
手にした小さなポーチから、佐々木は綺麗にラップされた包みをてのひらに乗せ、
そっと差し出した。
やっぱりこの中身はチョコなんだろうなあ。
「まわりの女子生徒が皆浮かれるものでね。僕もなんとなく流されて買い込んだのだけれど、
恥ずかしながら渡す相手がいなくてね。父にでも渡そうかと思っていたのだけれど、
これも何かの縁というものだ。君に差し上げるよ」
ああ、なるほど、そういうことか。
佐々木はいつものような透明な笑みを浮かべていて、そこにあるのはまったくもって、
慣れ親しんだ、普段の佐々木の表情だった。
だから俺は、佐々木の言葉を信じて、ごく普通の友達が何気ないプレゼントを交換する
くらいのつもりで、佐々木の手からそれを受け取ったんだ。
「やはり、これくらいの距離からがいいのかな」
ん? どう意味だ。
「特段かまえたり、意識したりするからおかしくなるのかなと思ってね。くっくっ。
まあ、君と僕は、改めて親友なのだと感じられて嬉しいということさ」
そうだな。お前とこうやって話しながら歩いてると、中学時代みたいな気分になるよ。
「そういってもらえると、僕も嬉しいよ。
さて、そろそろ本格的に君が遅刻してしまいそうだから、ここで。
キョン、勉学に励みたまえ、くっくっ」
そう言うと、佐々木は次の交差点で立ち止まり、大きくしなやかに手を振った。
で、俺はこうして筋肉痛の脚を酷使して、そのおかげで今机につっぷしてるわけだ。
何てことない話だろ。
? どうした国木田? その古泉ばりの「やれやれ」のポーズは。
あと谷口、いつの間に人の話を立ち聞きしてやがる。お前がさっきぶつかったせいで、
カバンの口ゆるんだぞ。
「KOKOKO……」
鶏か?
「このブルジョワジーの共産主義者めー! 己の非を悔いてJIJIJI地獄へおちろ−!」
泣きながら逃走する谷口。どういう意味だお前。
「持てる者の癖に持たざる者視点でしか物事を見てないってことじゃないかな?
谷口にしてはめずらしくちょっと知的なアイロニーだね。
……あとキョン、君は女性の表情や言葉を額面どおりに受け取る癖、
早めに改めるべきだと思うよ」
だからお前までどういう意味だよ。
……いいんだよ。佐々木は俺より遥かに頭がよくて、俺より遥かに演技力があって、
色々な話を虚実取り混ぜて語ってくれて、そして俺の隣でよく笑ってくれる奴だから。
だから佐々木の言葉の裏なんか、悪い頭で下手に勘ぐるよりも、
額面どおり受け取った方が、多分お互い上手くいくんだよ。
あいつはそこまで計算できる奴だから。
前からそうだったし、これからも多分そうなんだ。
「はいはいご馳走様ご馳走様」
だから人の話を理解してないだろ国木田。
なしくずしにおしまい
>>498 おっつー
最後の「ご馳走様」で、
knkdが隙を見てキョンの貰ったチョコを盗み食いしたのを想像したw
>>498GJ!
キョンはまず、自分の正当な評価を知るべきだな
にしてもKNKD美味しいなあ
>>493 ドジっこ佐々木さんで一つ
家に帰って早速チョコを取り出したキョン。
キョン「お、カードか。なになに……」
『〜礼儀のようなもので云々〜』
キョン「なんだいちいち堅苦しいやつだな。でも嬉しいぜ、佐々木。お、こっちは裏か。表は、と……どうせ贈呈(ぞうてい)とかだろうな」
『童貞(○うてい)』
キョン「佐々木にもあるのだろうか?『性欲を持て余す』と、思うことが……」
谷口にも愛をw
橘「驚愕がいつまで経っても発売しないので
せめて予告だけでも考えたので佐々木さん、聞いてください」
佐々木「良いよ聞かせて」
皆さん!いよいよ「涼宮ハルヒの驚愕」が発売するのです!
SOS団を守る長門さんは大ピンチ!!
しかも!新入部員へ姿を変えた朝倉が!
キョンに襲いかかるではありませんか!!
果たして!全宇宙の運命や如何に!?
涼宮ハルヒの驚愕!
「SOS団団長、涼宮ハルヒ大勝利!希望の未来へレディィィィ・ゴーッ!!」
橘「元ネタはGガン・・・佐々木さん買い物?」
佐々木「ホームセンターで、君のために使う道具を揃えてくるから待っててね」
佐々木さん、ゴキブリを見つけて一言
↓
食べちゃいたい
>>505を見てそういえばスニーカーについてきたカバーの裏には
紹介(?)みたいなのがあったなと思い出したので探してみた。
既出だろうがネタにでもしてくれ
SOS団の面々が学年を上げたといって俺の魂に安寧が訪れることもなく、春
らしい話題であるはずの旧友との再会についてはやっかいな事態の来訪を告
げただけだったが、これらが引き起こすであろう事件は不確定な未来でしか
ありえなく、かつ過去に起きたことも盤石の一枚岩ではないという疑惑を振
り払えず、つまり何が言いたいかというと面倒な立場に追い込まれてこんな
独り言をぼやいてる俺のみになってほしいってことだの第10巻!
>>504こんなのか?
『A、A、Aありがとう』
部室で女性陣を待っていると佐々木がやって来た。
「谷口くんチョコを」
「A、A、Aありがとう。義理だけどうれしい」
「国木田と古泉くんにも」
「ありがとう」
「ありがとうございます」
「それじゃ僕はこれで…」
佐々木はそのまま帰って行った。俺には何もくれずに。
「おい、キョン。お前はどんな本命チョコをもらったんだ?」
「谷口。佐々木からは何も貰ってないぜ」
「あなたにだけあげることはあっても、あなたにだけあげないことはありません。正直に言って下さい」
「去年もおととしもそうだ。あいつはそんな奴なんだ」
「佐々木さんを怒らせたのなら今のうちに謝った方が…」
女性陣がやってくるまでしつこく問い詰める奴等だった。
そして、ハルヒ達からチョコを貰った帰り道。谷口ついてくるなよ
「本当のことを話せよ。もしかして、佐々木自身を貰うとか?」
ただいま。谷口まだついてきているのか。
「お帰りなさい、キョン」
そこにはエプロンをつけた佐々木がいた。
「去年もおととしも勇気が出せなくてごめん。今年も負けそうだったけど勇気をふり絞って。これ、本命」
大きなハート型のチョコが佐々木の手にあった。
「GO、GO、GO、ごゆっくりー」
佐々木のチョコもうまかったが、手料理も格別だった。
別に佐々木を泊めたりしていないぜ。ちゃんと家まで自転車で送ったぞ。キスくらいしたか、だって?そんな事教えるか
(終わり)
いろいろとSS豊作ですなぁ。いいなあ。
みなさんGJ
見かけないと思ったら、こんなところに引っ越してたのね、このスレ。w
バレンタイン終わっちゃったけど、ちょっと書いてみた中3の頃。
513 :
感謝チョコ:2008/02/15(金) 00:31:10 ID:xOWMNKCy
バレンタインデーに胸をときめかせるほど、もてるわけでも、ウブでもなく、ましてや付き合っている彼女がいるけでもない俺は、
14日の数日前からそわそわしているクラスの雰囲気というものをそれなりに冷静に見ることができた。
「そりゃあキョンには大本命がいるから余裕だよなあ」
というクラスメイトたちからのよく分からない指摘に首をかしげながらも、俺はたかだかチョコのやり取りだけで、よくまあここまで
日本中が騒がしくなるものだと毎年のように感心していた。
下校時に通り過ぎるいくつかの店舗、特にお菓子を扱う店舗はコンビニまで含めて大々的にバレンタインフェアをしているの
を見ると、「ああ、今年も頑張ってるようだな、お菓子業界は」と思うのは、いささか自分でも冷めすぎだとは思うが。
「知っているかい、キョン?バレンタインデーというのはだね、昭和21年の2月14日ににGHQのバレンタイン少佐が子供達に
チョコを配ったのが起源とされているんだよ」
と俺に解説する佐々木の言葉を信じるほど俺は無知ではなかった。
「佐々木よ、それは俺でも聞いたことがあるウソ話だな」
そう言って俺は佐々木を半眼でにらみつけると、バレたかと佐々木は苦笑した。
「くっくっ、さすがにこれは信じてもらえないか」
「ああ、俺でも元々の聖人の話とか、他の国じゃ男女が逆とか、日本でチョコレートなのはお菓子業界の陰謀だとかぐらいの
基礎知識はあるのさ、残念だったな」
「まあ、それぐらいは常識の範囲だからね。それにしても、こうも学校中が浮かれているというのは、学校側としては色々と困る
だろうね」
確かに教室でこうして朝のHRを待つ間にも、男女問わずに何やら浮かれて教室に入って来る者が居ると思えば、何か決意す
るように綺麗にラッピングされた何かをもって教室を駆けだしていく女子、教室に駆け込むなり自分の机やロッカーをチェックして何
も入ってないことに落胆する男子など、中々におもしろくて微笑ましい光景が繰り広げられている。
「まあ、いいんじゃないのか?年に1回のことだし、これぐらいなら」
他人の色恋沙汰に首を突っ込むつもりは毛頭無いし、何やら修羅場が発生するわけでもなし、中学生らしいほのぼのとした光
景と言えなくもない。
「で、キョン、君は誰かからもらったのかい?」
俺の方を向かず、教室の様子をうかがいながら佐々木は聞いてきた。
「朝、妹からひとつな。それもフライングボディプレスで起こされて、うめいているときに口に放り込まれた」
キョン君義理チョコ上げるね、と放り込まれたのは1個20円のやつだ。何でもクラスの男子みんなにあげるそうで、俺はそのおこ
ぼれを貰えたらしい。
「ほう、君の妹さんはあの年でもう義理チョコを配っているのかい?」
「何でも去年何気なくあげたのが3倍だか10倍になってホワイトデーに帰って来たらしくて、それに味を占めたらしい」
まったく、小さくても女なのかね。
「しかし、義理チョコが社会の潤滑油のひとつとして機能しているのも、ひとつの側面だよ。普段お世話になってる人へ何か形に
しようというのは、そうそう悪いことじゃないさ。たしかに僕もホワイトデーのお返しへの女性側の期待が、年々過剰になったいる事
態ははいささか問題があるとは思うけどね」
確かに安いチョコをもらって、そのお返しで四苦八苦する管理職なんて話があるそうだが、こうなると俺みたいに義理でももらえそ
うにないのも、悪いことじゃない気がするのは、決して強がりなんかじゃないさ、うん。
「で、そういうお前は誰かにあげるのか?だいたいこういうイベント毎は興味無いって感じだが」
佐々木が顔を赤らめながら本命チョコを渡すのも想像できないが、明るく義理チョコを配って歩くのも無さそうだが。
「ああ、そうだった」
佐々木はそう言って鞄を漁ると、何やらラッピングされた包みを取り出した。
「義理チョコではなく、感謝チョコという表現もあるそうでね。これはこの1年ほどの僕からの感謝だと思ってくれたまえ」
にっこりと笑いながら、佐々木はその赤い包みを俺に差し出した。
「やけに大きくないか?」
A4ノートほどの大きさで、綺麗にリボンでラッピングされている。
「それだけ僕の君への感謝の気持ちが大きいということさ。時間もあったので手作りに挑戦してみたのだよ。来年からはそんなヒマは
無さそうだからね、まあ、これも青春の1ページというやつかな?」
俺は礼を言ってそれを受け取る。ずっしりと重いそれは、なるほどこの1年の感謝なのだろう。
「しかし、俺なんかがこんなの受け取っていいのかね?」
俺は佐々木に感謝されるようなことをした覚えが無いんだが。
「君は自分の評価をもっと高くするべきだね。僕がどれだけ君に感謝しているのかは、言語で表現するのは少々照れが入りそうだか
らね、バレンタインデーに便乗してそれを形にしただけだ。深く考えたり、あまり気にしないでくれ」
しかし、俺から佐々木へ感謝するべきことの方が、圧倒的に大きい気がするんだが。
「そう思うなら、今度のホワイトデーにでも、君のその気持ちを形にしてくれないか?君に手作りで何かを貰えるなんて期待してないし、
お菓子にこだわることもないから」
なるほど、その手があったか。
待ってろよ佐々木、俺の財布やセンスを総動員して、感謝を形にしてやるからな。
「くっくっ、期待して待ってるよ、キョン」
国木田「・・・というやりとりを朝の教室でやったせいで、キョンにチョコを渡すのを断念した女子が
複数いることを僕は知っている」
なんて味のある落ち
>>515 キョンにチョコ って
一瞬チンコに見えるね。どんな女子かと思った
オチいいね
TSIの燃費のよさはDSGによるところ"も"多いと思うんだけどな。
実際非DSGのパサートTSI(アウディ系の1800T-FSI)よりゴルフGTiの方が燃費いいって報告多いし。
俺のジェッタTSI(1400TSIコンフォート)で慣らし運転中だがオンボードで11〜12km/l行ってる。
実際の満タン法では10.5くらいかな? 慣らし終わったらもっと燃費よくなるはず。
すみません、思いっきり誤爆かましました(´・ω・`)
佐々木「TSIの燃費のよさはDSGによるところ"も"多いと思うんだ。実際非DSGのパサートTSI
(アウディ系の1800T-FSI)よりゴルフGTiの方が燃費いいって報告多いしね。
僕のジェッタTSI(1400TSIコンフォート)で慣らし運転中だがオンボードで11〜12km/l行ってる。
実際の満タン法では10.5くらいかな? 慣らし終わったらもっと燃費よくなるはず」
キョン「………………………スマン」
軽トラ祭りもそうだったが、たまにクルマの話が出るなここw
そんなにいじってやるなよ、誤爆は結構恥ずかしいんだから…
ヽ`
誤 ´ 爆
´.
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...‐' / \''‐...
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
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`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
もしも佐々木さんがオナラをしたら
久々に佐々木語りを見た。
このスレの住人は博識だから、判らないことはここで聞くと佐々木さんが大抵教えてくれそう。
>>527 伝えたいことを佐々木さんを通して語ることができるので、佐々木節は重宝してる
でも、自分の場合は、逆に自分の首を絞めることも多々……(キョンが空気、受け答えが単調)
531 :
この名無しがすごい!:2008/02/15(金) 07:06:11 ID:cBtrk7IS
´.
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>>528 ,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
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>>486 亀だしスレチだがちょっと思ったんでレスさせてもらう。
後半
>神能力が無ければ〜
まるでハルヒが神能力のおかげで人生を自分勝手に過ごせていたかのような言い方だけど、それはおかしい。
実際のところ中学生活においてハルヒはいわゆる一般の「普通の人間」以下の人生を送ってると言ってもいい。
本来なら中学生になって行動範囲や友人関係も広がり、色んな遊びを体験するときにハルヒは誰とも関わらず独りで過ごしている。
普通の学生たちが、夏休みにプールや夏祭り、蝉取りや宿題を友達と過ごしてる間、ありもしない不思議を独りきりで探している。
学校でも誰にも理解されず、敬遠されている。ハルヒから言えば相手にされないのでは無く、相手にしていないのだけど、同じこと。
それが3年間。ずっと。
神能力の有無に関係なくハルヒは人生において充分に「痛い目」に合ってると思う。
むしろ神能力の方がおまけで、この性質だからこそ神能力が宿ったのではないかとすら思う。
長々とすまない。
まぁ何が言いたいかと言うと中学時代の佐々キョンSSはこの上なく和むからもっとやれ、ということだ。
ハルヒ自身の認識の問題に尽きる
じゃがいもレベルと一緒に遊ぶのがハルヒにとって無価値ならそれでいいんだよ
佐々木さんとビーフシチューが食べたい
>>533 性格が演技でなく実際温厚なら、持ってても神能力使わなかったりとか。橘が佐々木さんを神にしようとする理由はそれだな。
キラみたいに理想に燃えていたら、またそれで迷惑。
俺だったら適当に金持になって、美人で性格の良い奥さんもらって、子宝に恵まれて、くらいで満足する。
自覚の問題だよね。
ハルヒの場合、自覚してしまったらヤバいことになるってのは俺らでも分かる。
じゃあ佐々木さんは?というと……やっぱり自覚してるのはヤバいと思う。
もし本当に佐々木さんに力が移ったとして、その力が佐々木さんに幸をもたらすのか。
何か良いことがあっても疑心暗鬼になるんじゃないかと思うんだ。
「やった!ツイてるぞ」とは素直に思えなくなる。
自分がイライラしてるときに「そんなつもりは無いけど、ひょっとして今神人が暴れてるんじゃ…」なんて考えが脳裏を横切るようになれば末期だ。
どうして橘たちは佐々木さんにカミングアウトしたんだろうか……。
橘さんがアホの子で、
佐々木さんを盲目的に信頼してるから。
「佐々木さんなら根拠はありませんがきっと大丈夫です!」
佐々木さんは、とりあえずキョンを近くにおいておけば、
何があっても精神安定していると思い込んでるから。
あるいは能力を移すために佐々木の自覚が必要、とか?
佐々木さんとディープキスしたい
>>541 笹「それは少し無理があるね。
そのような事ができるのは僕の中では一人しかいないはずだからね
それと、ピザを送ったから魔っていてくれると嬉しい」
今ピザ届いたんだがマルガリータとはお前らしいな
せっかくのご好意だが妹が殆ど食っちまった
残った分をこれからご相伴に預かるとしよう
で、料金は当然俺が払うんだよな?ま、そこら辺は慣れてるから別に良いんだが
それとさっきの発言は悪い、気にするな、言ってみただけだ
この間、お前は俺を変わっていないといったがお前は変わったな
そのような事ができる一人というのが大いに気になる所だ
中3の一年間のみの付き合いだったが、お前にそんな事を思わせるような奴が居るなんてあの頃は想像もできなかったぜ
もしそれが中学の同級生だったら名前だけでも拝聴したい気分なんだがな
…どうした、恥ずかしがってないで早く言えば良い
俺はお前があの頃に言えなかった言葉を今聞きたいんだ
…そうやっていつまでも黙ってるんならいいさ、俺から言ってやる
「結婚しよう」
>>543 見事な返し乙。狙ってやったのならGJ。
だが100%キョンだとは限らない罠
むしろ、100%こんなセリフ吐かないだろ、キョン
ざ ざ ぎ ざ ん゙ ば ギョ ン゙ の゙ よ゙ め゙
うん。キョンじゃないな
ところで佐々木スレ用絵チャット場を建設しようと思うんだけどどう思う?
メアドはyahooで新しく「sasakiwiki@yah(ry」とかにしてタカミンで登録しようかと思ってるんだが。
550 :
548:2008/02/15(金) 20:27:59 ID:I35iPAoP
↓今日の佐々木さんの一言↓
うんこ〜
↑今日の佐々木さんの一言↑
大魔神はお通じが悪いらしいです
妊娠中は便秘気味になるらしい
佐々木さんは任天堂信者中毒なんですねっ
昨日はチョコがめがっさ安かったから沢山買っちまったぜw
昨日は過疎ッてたから今日明日に期待
酔った勢いでSS書いて投下。
ネタと思って許して下さいw
「キョン、君に聞きたいのだが、僕たちの存在を証明するのはなんだと思う?」
またいつもの小難しい話か。嫌な訳ではない、むしろこいつの底無しの知識量と俺の興味を掴む話題は面白い。
だが今回はちとヘビーな話題だな。軽く考えたくらいじゃ俺の貧相な脳みそは答えを出してくれそうにない。
うーむ。存在の証明ねぇ。俺が今ここに存在する事を証明するには…?すまん、さっぱりだな。答えはなんなんだ?
「残念ながら僕も正解は持ち合わせていないんだよ。」
佐々木にも解らない問題が俺にわかる訳ないだろうと思いつつも、とりあえずは真剣に考えてみよう。
「小学生の頃に疑問に感じてね。それ以来ずっと考えているんだが、未だに答えは見つからないんだ。」
両手を組んでその上に顎を乗せ、若干上目使いで拗ねたような表情の佐々木。…反則だと思うのは俺だけではないだろう。
喫茶店のテーブルを挟んで見える光景にアホの子のような表情を晒して思考を放棄していると、佐々木は再び口を開いた。自分の頬をむにゅーっと抓りながら。どうでも良いが、餅みたいだなお前の頬っぺたは。
「時々ね、不安になるんだ。僕たちにはこうして痛覚のような感覚はあるけれど、感覚ほど信用出来ないものはない。僕に見えるキョンと、君自身が鏡を通して見るキョンが同じように見えているとは限らないようにね。」
難しい言い回しだが、ようは俺達が見たり、聞いたりというような感覚はあてにならないという事か。
「その通りだよキョン。くっくっ、君は本当に理解力に長けているね。だからこそ僕は君に話しかけるんだ。君と話していると、自分の知識を10伝えたら12、3になって返って来るからね」
そうは思えんが。俺はゼロだった知識が佐々木に10聞いてやっと2、3になる程度だと自覚しているしな。
「おっと、話が脱線してしまったね。元に戻そう。存在を証明するものが感覚に頼ってはいけないとなると、僕は自分の存在を証明する事は出来ない。何故なら、理性もまた完全に信頼してはいけないからだ」
つまりどういう事だ?今日はいやに哲学的だな。全く無知という訳ではないが、フロイトぐらいしか知らないぞ。しかも名前だけだ。それは無知だろうというツッコミはナシだ。
「解りやすい例えで言おうか。僕らの生きているこの世界は、何者かによって創作された物語だとしたらどうしよう。
そうではないと君は言い切れるかい?」
そんなの簡単だ。俺はこうしてお前と話して、存在の証明について考えている。これは俺の意思によるものだ。俺は佐々木と話したいからここにいる。
「くっくっ、君にそう言って貰えるとは光栄だね。だが、その意思さえもが物語の作者によって作られたものだったら?」
…そんなバカな話があるか。俺が今まで生きてきた十数年が、何者かによって書かれた物語?
願望を実現するトンデモ美女や、宇宙人や未来人と友達になったり、超能力者から背後を守り続けてきた今までの人生が?…うん、十分有り得る話だな。
「そうだろう?少し気になる台詞はあったが…。むしろそうでないとおかしい。
物理法則を無視したり、時間遡行が可能だったのはなぜか。簡単な理由だ、これは何者かによって書かれた物語だから。
それだけですべての矛盾に説明がつく。無から何かが生み出された訳じゃない、すべては作者の意思に依存するんだ」
また随分と酷な話だな。ということは何か?俺達が今考えている事も話してる事もなにもかも、作者の想像力の賜物だって事か。
じゃあそいつはこの世界にとって神みたいなものなのか?
「そう言って差し支えないだろう、悲しい事にね。そしてそれに気付いたとしても、僕たちには成す術はない。
何故なら僕たちは被創造物だからだ。僕がこれに気付いたという事自体が、神の思い付きによるものなのかも知れない」
………。
今まで考えた事もなかった。いや、考えさせられなかったのか。
そりゃそうだ、今までの人生が否定されるなんて、考える筈がないだろう。
「そして神は今も僕たちを見て、次は何をさせよう、何を考えさせようかとコーヒーでも啜りながら思案しているんだろうね。」
クソ、なんか腹立つな。同時に悲しい。俺が作られた存在だった。
俺だけじゃない、佐々木も、ハルヒも、長門も、朝比奈さんも、古泉…はどうでもいい。みんな神の物語の登場人物、か。
「……僕が君を想う気持ちだって、作り物かもしれない。こんなに強く想っても、それは僕の意思ではない…悲しいよ、キョン」
何を言ってやれば良いんだろう。目の前で静かに涙を流す、理性的である(という神が作った設定?)がために自分を見失ってしまった親友に出来る事はなんだ。
何もない。
抱きしめてやる事も出来るだろう。慰めてやる事も出来るだろう。一緒に泣く事も出来るだろう。ただし、俺ではなく神の意思でな。
俺が、佐々木のために、出来る事はなにもない。
情けない。悲しい。自分の無力さ、無知が、あまりに悲しい。
…しばらくすると佐々木は泣き止んだ。赤い目をした佐々木は、どうしようもなく儚かった。吹けば消える蝋燭の火のようだ。
不意に、テーブルに置いてあったコーヒーとレモンティーが蒸発するように消えた。
続いてメニューが消え、周りの客が消えた。
何も矛盾はない。真相に気付いた俺達に不可解な現象を見せて、これが俺の力だとでも言いたげに作者が舌を出して笑っているんだろう。
「キョン、僕はキョンが大好き。親友としてではなく異性として。本当に大好きなんだ。これがまがい物だなんて信じられないくらいに。僕の意思だと信じたい…愛してます、キョン」
そう言って(言わされたのか…?)佐々木が消えた。
消えたという表現が正しいだろう。本当に、蝋燭の火のように。何も不思議な事はない、これも神の力という事か。
俺には何も出来なかった。返事すらも。目の前の佐々木を奪った神とやらに激しい怒りを覚えたが、どうしようもない事はわかった。
俺は無力だ。
机を思いきりたたき付け、俺は泣いた。声が枯れる程に。
胸が締め付けられる。佐々木が消えて悲しい。そう思うこの気持ちさえ俺のものじゃないのかよ!
だったら何をしても無駄だ、そうだろ?俺が何を考えても、それはこの世界を創造した奴が考えてる事だ。
「…え?」
なんだこの違和感。
何か矛盾している。
この世界は作者に創られた。それを証明するように、さっき佐々木が消えた。
何故佐々木を消した?何故周りの人達を消した?
ただ自分の力を俺に見せ付けて笑う為だけか?違う。
俺に何を望んでいるんだ?
考えろ…俺の考えてる事は作者の考えてる事だ。
そこに優劣はあるのか?
俺が考えてるって事は、つまり創造主の『考える』という行為を代行してるって事だ。自分の代わりに俺に考えろって事か?
俺が考える事=創造主が考える事…それは俺が支配されてるって事じゃない。佐々木が言うように依存している訳でもない。
…俺と創造主が『考える』という行為を共有している。
そういう事か。
誰が考えるかは重要じゃない、考える事で導き出される答えと結果が重要なんだ。
その結果は創造主だけのものじゃない。創造主の代わりに俺達が見つける事だって出来る。俺達は創造主の代弁者なんだ。
何も嘆く事なんかなかったんだ。
「佐々木!」
気付くと目の前につい数分前の光景が広がっていた。
佐々木は鳩が豆鉄砲を食ったような表情で俺の前に座っていた。
「くっくっく…キョン、君には本当に驚かされる…どうやら僕は間違っていたみたいだね。」
ああ。ついでにお前の不安も少しは軽くなったか?
「もちろんさ。確かに僕達は創造主から独立はしていない。だが支配されてもいないし依存してもいない。言わば思考を共有している分身みたいなものだったと言う訳だね」
みたいだな。まったく、頭の使い過ぎで俺はオーバーユース症候群だ。最低でも一週間は休みをいただきたいところだぜ。
おいおい、酔った勢いで小分けにし過ぎだろw
アク禁くらったんジャマイカ
「くっく、そういうところは相変わらずか。そこが君の魅力でもあるのだけどね。だが何か重要な事を忘れてはいないかい?」
「なんだ?俺の脳みそはもう機能障害を起こして使い物にならんぜ」
「あそこまで僕に言わせておいて、まだフラクラするかい…」
あの、佐々木さん?闘気で周りが歪んで見えますが…
ふう、さすがに忘れてないさ。
「佐々木、さっきの告白だがな…」
ギクッと音が聞こえそうな勢いで背筋を伸ばす佐々木。
「…嬉しかったよ。俺もお前が大好きだ、佐々木」
「……キョン」
この時俺は完全に状況を失念していた。俺達が話していたのはどこだったか。
「あ〜…とりあえず出るか、佐々木」
佐々木の手を引いて勘定を済ませ、喫茶店を後にする。もちろん生暖かい目で見守られながらな。
「ねぇ、キョン。」
「ん?」
「さっきの存在の証明の話…やっぱり答えは難しくてわからないけど、ずいぶん楽になったよ。」
そりゃよかった。脳みそに重労働を強いた甲斐があったぜ。
「もっと大切な事がわかったから。僕がキョンを好きっていう気持ちは、誰かに作られたものじゃないんだ。たとえそうだとしても、その気持ちは作り物じゃない。問題は誰が思うかじゃなくて、想いが存在する事なんだね」
そういう事だな。今頃神様だか作者だかは、ふぅ、やれやれと一息ついてる事だろうよ。
「そうだと良いね。ふふ、やっぱりキョンは僕の知識を10から20にも30にもしてくれるね。ありがとう、大好きだよ、キョン」
…ああ、俺もだ。確かに俺もお前を想う気持ちは存在する。それは確かで揺るぎない事実だ。
さぁ帰るか。
ふぅ、やれやれ。
もちつけw
とりあえず、全裸で外を走って酔いを醒ますんだ
>>568 あと1レスで喰らったw
駄文垂れ流してスマソ。ネタと思ってくれw
では寝る。おやすみ佐々木
>>571GJ
デカルトの言葉とSO3を思い出した
題名は「佐々木さんと哲学」とでもしといて下さいw
なんか佐々木さんとオナラのイメージの結び付けを強化しようとしている意志を感じる今日この頃
>>569 >僕に見えるキョンと、君自身が鏡を通して見るキョンが同じように見えているとは限らない
>僕がこれに気付いたという事自体が、神の思い付きによるものなのかも知れない
>そう思うこの気持ちさえ俺のものじゃないのかよ!
高校生の頃よくこういう主観の差異とかラプラスの悪魔とか意識の正体と意義とかを考えてたなあ。懐かしい。
このキョンと佐々木は中3のキョンと佐々木なのかな?
>そこに優劣はあるのか?
今は優劣や共有というより、台本と役者の関係みたいなもんだと思ってるなー
創造主は1つ上のメタ的階層にいるわけで、同階層に立ってない、つまり舞台に登場していない。
台本は観劇者にとっては役者が演じてはじめて意味をもつわけで、
それが台本どおりだからといって役者の意義がないというわけではない
むしろ台本通りをこなしている役者に意義があるといおうか。
仮に、台本にないアドリブだけに役者の存在意義を見出そうとすると
創造者の台本に完璧に忠実な劇で役者の意義がないことになってしまうが、
役者の意義はアドリブのみにあるわけではない
ていうか、全体の流れから見ると結局のところ
「愛してます、キョン」を持ち出すための照れ隠しに
これは自分オリジナルのものでなく上位者の筋書き通りかもしれない、という
予防線を張っている形になっているわけで、
佐々木のシャイさがこういう話題の原因なんだよな。
そう思うと佐々木かわいいね。
でもって創造者というか上の階層からの影響らしきものが実際に起きちゃったと。
このあたりハルヒの能力の発現と同じパターンなのも興味深い。
もしも佐々木さんがオナラをしたら
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>>575 SOS団とかの事を知ってるから高校生だろう
そういう知識を創造主が「与えた」状態の中学生かもしれんが
>>576 ヽ`
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>>571 GJ!
汎神論を持ち出してくるとは面白いジャマイカ
>>573で名前の出たデカルトは自分の哲学と神の存在が矛盾することで悩んだけど、
それとはちょっと違うベクトルの苦悩があって面白かった。
ファニーと言うよりはインタレスティングだけどね
>>581 あれ代々木さんorささっきー1号?
だって身体の一部が(ry
なんとか二日酔いは免れた。
>>575 まさに今自分がそういう時期。年齢的にはもうちょっと老けてるけどw
>台本と役者の関係
なるほど、そういう見方も出来るね。台本通りの行動だとしても、そこに役者の自我が存在しない訳ではないと。
ちなみに時期は高校生時代です。
>>582 >ファニーと言うよりはインテレスティング
自分の期待した読み方をしてもらえたようで何よりです。
>>584 GJ!これはよい十字懸垂w
>>584GJ
佐々木さんはパジャマ持ってるのかぁ
俺はてっきり、はd
>>581GJ
佐々木さん直々に配達に来てくれるのか!
配達員はくーちゃんだと思ってたZE
これはピザを注文せざるをえn
>>584 ふおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
死ねる!今なら間違なく萌え死ねる!!ありがとうございます!恐縮です!!
カリモフ様も坂様もこんな拙いSSに素敵絵を下さってありがとうございます!
しゅくしょうのTOPに飾らせていただいてもよろしいでしょうか…?
>>581 あれ?胸がこんなにあるなんて佐々木さんじゃな
,. -ー‐- 、 ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)'
∠p.piza二≧_ 人ノ゙ ⌒ヽ
>>583 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
. i. ((从ソ 从〉 ゴオオオオオ ,,..、;;:〜''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)i
l. (|┳ ┳i!l ,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ 彡 ,,
>>588 ⌒ヽ ミ彡"
. ハNiヘ ロ:::゙:゙ '"゙
>>589 ミ彡)彡''"
(i'つとi) ``゙⌒`゙"''〜-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡〜''"
. とくュュュュ〉 ゙⌒`゙"''〜-、,, ,,彡⌒
接客用のブラをつけt
593 :
548:2008/02/16(土) 14:12:13 ID:qlSJEpZ5
>>592GJ
混浴ネタを使わなかったことを激しく後悔したorz
キョン爺のバカ……
お絵かきチャットの佐々木さんが可愛いすぐる
携帯で見れねー
今日は絵がたくさんあるな。
チャットに入りたい…ッ!
入りたいけど勉強もしなくてはいけない…ッ!
どうすりゃいいんだよ…ッ!
絵ログを!!
絵ログを頼みます!是非見たい……!!
お絵書き板にログ用スレが立ってたから、作家さんが載せてくれるのを一緒に待とうぜ
絵ログ上がってルー!
黒佐々木さんもきょこたんも可愛すぎるww
避難所にとりあえず今日の絵茶ログの一部うpさせていただきましたよー
自分の絵は落書き程度で申し訳ない・・・
そんなコトないぜ。GJだ。
まぁここで馴れ合いにならないように続きは避難所でな。
続きはシェルターで
核戦争でたまたま佐々木と二人でシェルターにこもったキョン。
中間達や家族の行方を案じながらも、
二人だけのいちゃいちゃらぶらぶな日が始まるのであった。
T3みたいだな
>>608 なぜ核戦争が起きたかが気になる。
やっぱキョンが佐々木に浮気してハルヒが
いやこの場合長門?
もしかしてポンジー?
>>608 ●○「「閉鎖空間と聞いて飛んで来ました(たのです)」」
612 :
SS:2008/02/16(土) 23:37:32 ID:aVpvQbIi
佐々木「はい谷口君、義理だよ」
佐々木は不機嫌そうな表情で俺にチョコをくれた。
何故不機嫌なのかは知らんが、もらえるなら万々歳だ。
もっとも俺の鞄の中は半ば強引に稼いだ義理チョコで一杯だったりするが。
谷口「ありがとう!佐々木」
佐々木「…ねえ?」
谷口「な、なんだよ?」
佐々木「お昼休みとか…随分チョコ貰ってたよね」
な、なにー!見てたのか!…ってまさかこの展開は、嫉妬か!?
佐々木「あんなに貰ってるんだったら、僕のチョコなんていらないんじゃない?」
谷口「い、いやーコレは殆ど無理やり貰ったもんだからさ!全部義理以下っていうか、自主的に貰ったのは一つもないし!」
言っててむなしくなってきたぜ…ちくしょう。
佐々木「じゃあ、これが初めてのチョコなんだ?」
谷口「あ、ああ」
佐々木「はい本命、だよ。受け取ってもらえるかな?」
谷口「じゃ、じゃあ、口移しで…」
佐々木「……もう、ばか」
終わり。
読みにくい。
色んな意味で、読みにくい。
そういや谷口スレ落ちたのか…まぁいいけどね。ふぅ、
谷口「チョコ、うれしかったぜ、佐々木。俺と付き合ってくれ」
佐々木「すまない。谷口。キミの気持ちには答えられないんだ」
谷口「な、なぜ?」
佐々木「すまない。実は仕事の都合で、僕は来月からシアトルへ行かなくてはなってしまったんだ。だから、キミの気持ちには応えられない」
谷口「そ、そんな……」
佐々木「せめて最後にキミに気持ちを伝えられてよかったよ」
谷口「佐々木」
佐々木「そんな顔をしないでくれ。大丈夫。僕は向こうでもがんばる。得意のフォークボールでばったばった三振の山を築くよ。そして立派にクローザーとしての役目も果たしてみせる」
谷口「わかった。そこまで言うなら俺も止めはしない」
佐々木「ありがとう、谷口……」
谷口「お前も大魔神の名に恥じない活躍をして来い、応援してるぜ」
――こうして俺と佐々木の初恋は終わった。
大魔神乙
>>615 吹いたwwwww
俺もリレーしてみたw
>>612 いいやっほーー!今日はひょっとして人生最高の日なんじゃ!?
佐々木「そんなに喜ばれると、胸が苦しいね…それがイイんだけど」
谷口「な、なんだって?」
俺も苦しいぜ!お前への思いでな!
佐々木「なんでもないよ。カード、見てね」
〜自宅〜
谷口「NaNaNaなんだろうな〜。お、合った。メッセージカード」
うひゃっほうー『本命』だって!お、裏面もあるな。なになに・・・
だが、俺は見るべきじゃなかったんだ。そこにはこう書いてあった・・・・・
『こう書くようにってキョンに言われたんだ。すまないと思ってるよ谷口君。キョンと僕はこういう精神的なマゾプレイにハマっていてね。君に悪いことをしたんだと思うと、本当に胸が痛いよ、、、あぁだめだもう我慢出来な・・・(滲んでいてもう読めなくなっている)』
谷口「ちくしょーーーーーーーー」
エンド
ハルヒ・・・武芸
キョン・・・武士道
●・・・にんぽっぽ
長門・・・刀鍛
みくる・・・医術
佐々木・・・軍学
○・・・能楽
九曜・・・修験
ポンジー・・・僧兵
鶴屋・・・演舞
谷口・・・殺陣
国木田・・・密教
阪中・・・術忍
朝倉・・・暗殺
妹・・・雅楽
ミヨキチ・・・神通
>>ミヨキチ・・・神通
ちょwwwww
>>612 団長「という映画を撮るわよ」
キョン「却下、却下、却下。なんだそのGdGdの展開。大体佐々木がいないのに勝手にきめるな」
団長「古泉くん達はどう思う?」
古泉「それは素晴らしいですね」
みくる「えーと、良くわからないです」
長門「…私は良いと思う」
鶴屋「面白そうだっねっ」
佐々木「主人公はキョンにすべきだね」
お?佐々木よく来た。いつの間に?
国木田「僕もそう思うよ」
谷口「俺を主人公にした恋愛映画じゃなかったのかよ。そういう約束だよな」
団長「しょうがないわね、谷口主人公のままで有希を恋のライバルにして…」
長門「…それは拒否する」
団長「何?団長命令に逆らうの?」
有希「…調子に乗らないで欲しい。私の部室と部費を借りていることを忘れないで欲しい」
すったもんだの末、主人公の性格をいじくって谷口らしくないようにした。
そして、佐々木、長門、ハルヒ(ヒロインは素のまま)が谷口を取り合う展開で、佐々木と谷口の結婚式で終わることに。
映画の中だけど谷口モテモテだな。
国木田「キョンはあの映画に不満らしいね。みくる伝説の時はそこまで嫌がってなかったけど」
キョン「…」
国木田「でも、谷口は現実世界のキョンの役だね」
あれが俺か?全然違うだろ。
国木田「不思議と、あの映画と同じことが起きるんだよね」
そういや、あの映画と同じように佐々木が北高校に編入してきたな。
国木田「だから、キョンは佐々木さんと結婚するのかな?」
さすがに、そこまでは…
佐々木「キョンは随分チョコを貰ったね。僕のチョコなんていらないみたいだね」
キョン「そういうわけでは…」
佐々木「あまり食べると虫歯になるので、僕からはあげないことにするよ」
キョン「待ってくれ、佐々木。俺が貰って一番うれしいのは佐々木のだ。義理でも良いから…」
佐々木「じゃ、これ。本命」
キョン「本命?ありがとう。夢みたい。できれば口移しで」
佐々木「馬鹿…」
国木田「僕まだいるよ。でも、また映画の通りだね」
まだいたのか、国木田よ
621 :
620:2008/02/17(日) 01:45:58 ID:bn6eHorH
すまん。書き忘れたけど勝手に続き
ネタを広げる即応力がすごいなみんな
>>592など
このうまさ、ほほえましさ、尋常じゃないんですが。
GJの最上級を贈りたい。
佐々木団のキョンのポジションが空いているのでキョンを勧誘するも断られ
仕方なく、谷口を連れてきたら佐々木にこっぴどく怒られ以後口を利いて貰えない橘。
当然、九曜もポンジーも谷口はスルー
>>482 亀すぎてもうしわけないがそのスレどこにあるか教えてくれまいか
検索かけたが見つからん
>>624 VIP…といいたいが追い出されて今は
ニー速pinkにある。
馴れ合い嫌いなら行かない方がいいぞ。
>>624 つ、正式名は『ハルヒ「ちょっと!かがみ!」☆』
あれ追い出されたのか
見かけないと思ったが
人が減れば、vipでは続けるのが困難になるからな…
最後の方は保守専門家が頑張っても保守しきれなく即落ちになっていた。
このスレをVIPに持って行っても落ちるだろ。確実に。
そんな感じ
パートスレ自体嫌われてるからな。
プリンもしばらくすれば同じ道を辿るだろうな。
そう言われながらプリンとアナルは長生きしてるよな
俺は別にどこにスレがあってもいいと思うが、移転して人少なくなると困る
>>631 驚愕かアニメのどちらかが出れば一年間は安泰なのだが…
このスレも驚愕出ないと人がいなくなりそう。多分、次の夏休みまでが限界。
>>633 驚愕でて『キョン×ハルヒ』が確定したら、此処と長門スレの住人は
どうなるんだろう
多分、何も決まらんと信じたい。
寝取られSSか救済SSが大量に投下されるので問題はない。
動きがないのが一番良くない。
ウンコー
ハルキョン確定よりも、むしろキョン以外の男をあてがわれる方が辛い
仮に確定してもフリーのままで、ハルヒを思わせぶりな台詞でからかって欲しい
世の中には平行世界という都合のいい設定がありましてですね
最終的に存在さえ消えてくれなければいいかな
佐々木は好きだけど基本はハルキョンだと思うし
>>641 今すぐテレ朝を見るんだ。
ちょうどキャットウーマンやってるから。
>>641 この佐々木さん見てると不安定な気分になる(性的じゃない意味で)
藤原「ヤッホー!ヤッホー!ヌーブラヤッホー!\(^o^)/」
なんかこうリアルタイムで。
猫の目の実況中
2004年ラジー賞総なめの映画鑑賞の巻
「なあ、シャシャキ……」
「……ああ、キョン。言いたいことはわかるけど、映画を見るのと、
僕の方を半眼で見るのと、どっちかにしたまえ。
あと一つだけ言っておくと、エジプトの猫の神は、
バストじゃなくバステトだと記憶しているんだが」
まあしかし、傍から見ると俺たちってこんな感じだったら……
なんかヤだなあ。
「ねえキョン。僕はこのハル・ベリーみたいに奔放だったり、
泥棒したりした記憶はないんだがね」
後者はともかく前者はどうだろうなって……おお!
「キョン、人のいる前で濡れ場で鼻の下を伸ばさないでくれたまえ」
ああ、すまんすまん……ってもう終わってるよ。朝チュンかよ!
「……#」
猫パンチは思ったよりはるかに強力だと、何故か身をもって知ることになりましたとさ、畜生。
「あとキョン、僕は臍だしのボンテージを着るつもりは毛頭ないからね」
あれが似合うのは肉食ってボンキュッボーンな西洋人だけだって。
そんなこと考えちゃいないよ。
……何故かもう一発猫パンチをくらいました。さっきより強烈なのを。
理不尽にも程があるぞシャシャキ。
「君はもう少し女心というものを学びたまえ」
>>647 朝チュンの意味が分からずぐぐった俺は2chでは少数派?
17-646「おなかにキュッ」がまんまそれだったと理解した。
>>635 寝取られSSはアンチが来るから止めてほしい。
>>647二度目のレス失礼。
猫パンチから、シャシャキに肉球はあるか気になった来たー!
肉球佐々木さんの妄想が頭の中を駆けめぐるぐるぐる〜〜
>>649 そんなコト言ったらまた谷さんがくるぞw
僕は佐々木でちゅ うへへへへh
キョン大好きチュッチュ大好きニャ
年がら年中発情してるんで、そこんとこヨロシク
>>653 谷川「すいません。驚愕の二月発売は無理です。出す出す詐欺にならないように気をつけます」
>>657 谷川さん、4月を超えても発売されないようだったら、出す出す詐欺に認定します。
絵チャットで何やってんだw
>>659 一枚目がどう見てもペイント画なんですが
絵沢山入荷乙です
>>662 【涼宮ハルヒの憂鬱】シリーズについての予習は充分と見ゆるw
自重しろwwwwwwww
らwんwらwんwるーwww
>>666 まずレス番オーメン
こなた自重しろ
佐々木さんピンクっすか
キョン棒読み乙
きょこ喜び勇んで参加しにきたようにしか見えねえ!
とりあえず全部ツッコんでみた
とにかくGJ^8!
ワロタw
>>672 なにその凶器。
あと注意書きを添えてくれ。
675 :
この名無しがすごい!:2008/02/18(月) 22:10:09 ID:TQjZy2uv
ブラクラorz
いや、見る人によってはブラクラじゃないんじゃね?
エログロ、とかけばよろしい。
678 :
この名無しがすごい!:2008/02/18(月) 22:17:47 ID:li4L7XHO
なんとなく佐々木さんで狂歌
友情と 愛とを隔てぬ 我が心
ただひたすらに 彼を求める
我ながらイマイチ。
佐々木の弱点ってなんだろうか
そりゃお前胸…あれ、誰かな?こんな時間に
>>680 毛虫とかゴキブリだろうな普通の女の子と同じで
完璧超人だと思ってた。
セロリが苦手、とか。
中学時代。
初めて佐々木と一緒に帰ったキョンは、
佐々木を女の子として認識していた所はあっただろう。
だが、あの胸、、、じゃなくて、あの話し方で
徐々に女性として認識しなくなったんだろうなあ。
だから、中学校の卒業式の時、
別の高校に行く連れと別れるようなノリで
じゃあ、またな! と、さわやかに別れたんだろうなあ。
この後、キョンは気持ちをリセットし、SOS団の仲間と共に
高校生活を謳歌しているが、佐々木は、、、で寂しさが募った。
>>680 あの口調が臆病の裏返し。
最初から女性と認識していなかったから一緒に帰るのを誘えたのじゃないの?
最初からってのは無いだろ。外見は可愛いらしいし。
単に、やらせてくれない女だと見切りをつけてるから、
扱いは男の友人に近い感覚なんじゃないかと。
>>687 みくるは未来人だからやらせてくれないけど、マンセーしているな。
美人だと思っていたら、みくる程じゃないけどマンセーするんじゃないの?
こんな美人と中学時代には付き合っていたんだぞ、えっへん。
欲望に負けず中学生らしいストイックな関係で過ごしたんだぞ。すごいだろ。(実はやらせてくれなかっただけ)
男同士ではそんな自慢するのでは?谷口あたりに。
女として興味が無かったんだろ。
実際は中河みたいなポジションだと思うんだよな、佐々木さんって。
驚愕が出ないせいで思わせぶりな登場するだけしてそのままだから、変にキャラが一人歩きしちゃってるけど。
やらせてくれないって、どんだけ厨房なんだおまいら。
>>689 なるほどな。キョンの佐々木に対する気持ちを知ればハルヒも長門も安心だな。
今は情報が無いので変に勘ぐっているけど。
驚愕では、ハルヒを安心させるため、古泉がキョンから聞いた話をハルヒにも言うように勧めるものと予想。
SSで散々既出だが、
佐々木さんは関係が壊れるのを恐れた
キョンは持ち前の鈍さで当初の佐々木さんの言葉を愚直に信じ、
踏み込むのを控えた
なに真面目に反論してるんだろ俺orz
>>680 「黒い安息日」がハマッたんで以後G嫌いは俺ん中でデフォ。
>>688 付き合えない、のと、やらせてくれない、では違うと思うが。
要は涼宮にバレなきゃいいだけの話しだし。
と、キョンは考えているんだよ。多分。
>>692 マジレスすると、このスレの見解は参考にならないけどな。特殊フィルター入っているから。
そんなのは二次創作の必然だろう
特殊フィルターの存在は自覚した上で成り立ってんじゃない?
だからこそ個人の好みの範囲で取捨選択もしほうだいだし
自分のキャラ像に都合のいい部分に説得力を見出したりもできるというわけだ
ただそれを原作の解釈に持ちこむときに
二次創作であるという自覚を忘れてしまってると痛くなっちゃうけど。
佐々木「涼宮さん…僕、実はキョンの事が好きなんだ」
ハルヒ「!!!!!!(驚愕)」
って展開希望してたけど、よく考えたら都合上キョンの預かり知らないところの描写はされないんだったな
本人の目の前でこんな話しないだろうし、よっぽどでない限り無いか
九曜かなんかに何故か身動きも発声もできない上に誰の目にも見えない状態にされて
ヤバイ、止めねばと思いつつも何の手出しもできずに
2人には聞いてると気付かれないまま佐々木とハルヒの会話の一部始終を聞く
というのならありえるかもしれんね
>>694 しばらく何のことか理解できなかったがこういう意味かな?
未来人が過去の現地人とお付き合いできない理由
@涼宮ハルヒが怒って閉鎖空間発生(これは涼宮ハルヒに特異的)
Aキョンが本来結婚すべきだった女と結婚しないのは規定事項違反
B過去の現地人との子供を作るのは規定事項違反
@→涼宮ハルヒにばれなきゃいいじゃん
A→朝比奈みくるとやっても、ちゃんと本来の結婚相手と結婚すれば良いじゃん
B→堕ろせばいいじゃん
ということでキョン的に朝比奈みくるはやれる女ということか。
単に歴史の改変を恐れているだけじゃ。
別に結婚せずとも付き合うだけで人間関係がえらく変わるし。
未来からの派遣者は性に淡泊な人種を送り込むべき。
基本的に、キョンは恋愛対象としては興味ない人間ほど冷静にほめてる傾向があるからなあ。
まあ、ハルヒだって、しょっぱなから美人だと言い切ってるんだが……。
つまり回想シーンで●につっこまれるまで女性だということも
表現しなかった佐々木については、もう冗談も口にできないくらい
惚れてるってことですね。
……違うの?
>>702 ○ その人は女性なんでしょう? 白状してください。
(( (ヽヽ
>_| ̄|○ アッーー!! その通りです。
>●につっこまれるまで
こんな情景を幻視した。
>>701 必要以上に貶している:佐々木、涼宮、妹、谷口、古泉
必要以上にマンセー:朝比奈、従姉妹の姉ちゃん、ミヨキチ
恋愛感情の有無と言うより、憧れで手が届かない存在(注:ミヨキチは嫁さんでなく妹にしたい、当然妹にするのは無理)は必要以上にマンセー、ある程度以上親しい存在は貶しているのかな?
これの根底には、涼宮と同類の性格、つまり青い鳥症候群があると思う。遠くの山が青く見えるのでしょうね。
これが正しかったとして、一年会わなくてもキョンにとって佐々木がまだ「遠くの山」じゃないというのは、不思議な話だが…
中河ともなんだかんだ言って普通に話してたしな。
国木田みたいな男友達のような対応をしてるっていうか…
>>704 まあ、やっぱり近しい感覚はあるんじゃないかな>佐々木
ミヨキチは小学生だし、妹と同じ感覚はもてないだろうしねー。
鶴屋さんはどうだろうな、あれはキョンじゃなくてもほめざるを得ないか
そんなに近しいのに一年も連絡とらなかったのはなぜだ、とかは後付けのキャラ故の悲劇……(つД`)
でも実際のところ学校が変わればそんなに頻繁に連絡取らないだろ。
特にコレといった用事が無ければ余計に。
○ 佐々木、挿れるぞ
(( (ヽヽ
>_| ̄|○ アッーー!! キョンだめーーッ!!
>>697 まず佐々木はハルヒ単独に対しては「僕」なんて使わない
( ?_?)佐々木、挿れるぞ
(( (ヽヽ
>_| ̄|(^??^?) アッーー!! キョンだめーーッ!!
6年後、キョンと佐々木は慎ましく生活を営んでいた。
??「ちわー集金でーす!」
佐々木「はーい。…はっ、あ、あなたは!」
谷口「よお、佐々木…いや今はキョンの奥さんか。俺から逃げられると思ったのかい?」
佐々木「あ、あぁ……」
○ ここがイイんだろ、奥さん!
(( (ヽヽ
>_| ̄|○ アッーー!! 谷口さんだめーーッ!!
佐々木「ごめんなさいあなた(キョン)…あんっ、でも感じちゃうっ!」
>>712 お前なー。。
真面目に答えさせていただくと、キョンはそもそも遊び人ではない。
多分普通の人よりは恋愛感情やら何やらがまだ出てきていないだけでは?
長門に対しては良く分かりませんが。
涼宮ハルヒも佐々木もその他大勢もちゃんと女として意識はしている。
朝比奈さんは多分、男としての本能やら何やらが反応するのでは?
鶴屋さんはすごい人。(人としての尊敬?みたいな)
以上マジレスでした。
失礼。
キョンって涼宮って呼んでるんだっけハルヒって呼んでるんだっけ
佐々木、挿れるぞ。
「ゆっくりとやさしく頼むよ」
ふう、さすがに初めては緊張するな。
「なにをいっているんだい。さんざん頭の中でシミュレーションをしてきたんだろう」
野暮なことを言うんじゃない。お前だってまだやったことないくせに。
顔がこわばらせやがって。こいつも、こういう表情をできるんだな。
「あたりまえだろう。そうでなければキョンと2人でこんなところに居ないよ。
こうしていると、中学時代のキョンの背中を思い出すよ。
君の背中からは、あのときと同じにおいがするよ。」
キザなことをいうな。ようやく冷静になってきたと思っていた俺のハートが
また激しく脈打ち始めたじゃないか。
「おいおい、手に力を入れすぎだ。もっと、そう。丁寧に扱ってもらわないと怖いよ」
すまんすまん。じゃあいくぞ。
「えっ。もうかい」
……
……
挿れたぞ。
「入ったね。いい感じだよ」
// と、シュールな会話を続行する2人の光景を想像してしまった。
いい感じだよじゃねーよw
いい感じだ。エンジンがかかってきたぜ。
「うん。とってもいいよ。ただ……」
ただ、何だ?
「動いてくれなきゃ、ムードが出ないじゃないか。」
動くも何も、今の俺にはこれが精一杯だ。
予行演習だと、ここからスムーズに動けるはずだったのだが。
「くっく……。きれいな上級生のお姉さんにご指導を賜ったんだろう」
何を言ってやがる。まあ、確かに十二分にご指導賜ったさ。
ただあれはあくまで練習であってだな。あの人はプロフェッショナルであってだな。
俺は丸っきりの素人であってだな。
素人同士2人きりってのは初めてだったりしているわけでな。
いったい俺は何を言っているんだ。
「まあ、いいじゃないか。落ち着いてくれよ。」
ちくしょう。動いてやる。覚悟しろよ。どうなっても知らんぞ。
「アッーー!! キョンだめーーッ!! 」
気づいたとき、俺の目の前には無残な姿で横たわる、悲しい現実だけが残っていた。
「キョン。君はもう一度教習所でやり直したほうがいいんじゃないかい。
エンジンキーを挿し込むだけで20分も費やした上に、アクセル全開で暴走するとは。」
せっかくお前から借りた車なのに・・・ぼろぼろにしちまうとは。
本当に申し訳ない。すまん。
腹を切れといわれれば腹を切る。
お前のいうことは何でも聞いてやる。本当にごめん。
どうにかして修理代を工面するから、許してくれ!
「ああ、それならいいさ。どうせ橘さんから借りた車だし。
今回の件で発生する費用はすべて向こう経費で持ってくれるそうだ」
>>713 谷口はそんな強姦まがいのことをしないだろ。谷口に謝れ
>>717 断る。某EDで言ってたじゃない。
>>718 ⌒('A`)⌒「今夜のおかずは近所の公園に生えてるキノコなのです…」
>>718 くっ……こないだの薬局で買い物は読めたのに
このオチは予想出来なんだ
>>715で一度切ってたじゃねーかよぅ
俺をぼっきんぐさせやがって
……ここ、エロパロだっけ?
NGワードに谷口を設定
佐々木「キョン、口の中でリボンを堅結びできる人はキス(DEEP)
が上手だといわれているのは知っているかい?
キョン、聞いて驚かないでくれ。僕はリボン結びができ
>>726 できない
じゃ驚きようがないもんな
出来そうだから特訓をしようと思うんだキs(
もう自重する
>>714 最初は涼宮、憂鬱の最後らへんからハルヒだったはず
>>714 「閉鎖空間でキス」以前が涼宮で以後がハルヒだ。
モノローグではずっとハルヒ
誰かお題プリーズ。明日の正午までには投下する。
>>731 使い古されたであろうネタのバレンタインとか
節分とか受験シーズンの二人とかどうだろう
>>732 もう散々書いてるのにあえてとは・・・・・・ゴクリ
>>731 少し前の流れだけど、哲学を語る佐々木さん
できれば恋愛論がいいな
735 :
731:2008/02/20(水) 00:21:44 ID:M3KbqAaK
736 :
733:2008/02/20(水) 00:54:38 ID:aAc4XYoX
カモン
737 :
この名無しがすごい!:2008/02/20(水) 00:58:08 ID:v9SMYy7M
ハルヒかわいいよハルヒ
佐々木に男装させたいさせたいさせたい
739 :
734:2008/02/20(水) 01:11:31 ID:qmy7VjcW
742 :
733:2008/02/20(水) 01:29:25 ID:aAc4XYoX
>>740 ・・・佐々木と言われないと佐々木に見えない
Maxかグッスマが佐々木フィギュア作ってくれるまで待つか
じゃあ俺はあげたを待とう
「ねぇ佐々木さん、今日何時まで起きてる?」
せっかくの修学旅行。いくら理屈を並べ立てたところで、未だ眠る気にはなれない。
「そう……まぁみんなの様子を見て決めるよ」
「じゃぁたっぷり付き合って貰うから」
私は苦笑せざるを得なかった。同じ班の彼女ら三人の眼といったらまるで獣のそれのようだった。
そもそも男子相手なら本で得ただけの哲学の知識で交わせるし、そもそも自分にそういう事をあまり聞いてこない。
ただこの年頃の少女の嗅覚というのは、「ヒト」という生き物の中で恐らく最も強い部類にはいるのでどうにも
追及の手から逃れられそうにない。
想像に難くないように、スタンドライトにスナック菓子、トランプと少し乱れた布団と。
さぁ楽しい修学旅行の夜の始まりだ
さて、私はどうすれば上手く逃れられるやら………。
男子各々を、それぞれが勝手な目線で品定めし、発表する。
男子が聞いたら目を三角にして「何様だ」と怒り出すような上から目線ばかりだが
まぁ特に悪い事でもないのだろう。この場に見え見えの気遣いは無用だ。
「○○って『その人の為に死ぬ』って人じゃなきゃ無理みたいな感じしない?」「あぁ分かる。声からして濃いもんね」
「ハハ、声からしてって! 何も関係ないじゃん」「やーでもなんか堅いよ。好きになるって感じじゃないかな。いい人だけど」
私は何となく笑い声のする輪に入って、相変わらず読書を続けた。さして進まないが気にする事でもない。
かといって、こういうポーズを崩せばもう後は骨の髄まで彼女たちを楽しませる為の道具になってしまうだろう。
「アレは……初め見た時は好きだったけど、もう言ってる事が全部どん引きするレベルだった」
「ねー何か汚いよねー」
「ねー………なんか話題つきたね」
まだ彼のことは話題に上っていない。それで話題がつきた、というのは些か寂しい気もする。
まぁ………これで終わりな訳ないんだ。分かってるさ。
「ねぇさっさっきーさん? そーろそろお時間ですよ〜」
「もう寝るの?」
「はいはい、とぼけないで本閉じる! そもそも佐々木さんてさぁ、恋愛ーとかってどういう風に考えてる?」
「また厄介ね」
何となく、この前読んだ漫画のような用意された模範的解答を述べようとした。
「駄目だよ? ちゃんと彼に語るみたいな小難しい言い方で一回言ってみてよ?」
「ちょ、彼って「はいいーからいーから!」
やれやれ……彼女たちはどうあっても私に「彼の事が大好きでたまりません!」と言って欲しいようだ。
そして、それに向けて誘導するよう、出来るようにされていくのだろう……。
なら、その挑戦を受けて立ってみようか。……上手くできると良いけど。
「確かに恋愛というのは魅力的で、甘美だ。そしてそれは自分の命すら厭わなくなる様な程に価値が膨れあがるものでもあるらしい。
でも、恋愛している最中はともかく、恋愛全てを見てみると多分不幸の方が増えるんじゃないかな?
醜い争い、苦悩、破滅といった悲劇の種は往々にして恋愛だ。それもかなり古い時期から近代に至るまで、人類はまるで進歩していないし
むしろそのある意味での愚行をたたえる始末だ。そして何より当事者に具を行う理由が要らないのもその原因だ。
盲目的になってしまった人はどんな事をするにも理由がただ愛あるのみでまかり通ってしまう。これは理性を失っているのと同義だ。
どんな罪深い事でも平気で出来てしまうだろうさ。僕ははっきり言って、そんな恋する対象に支配されるような芯のない人間はゴメンだ。
でもそういう人間は文学に昇らない。それにより破滅する人間の方が魅力的に見え、劇や古書として残ってきた。
どうしてそう――――」
彼女に「彼に向かって」というアドバイスは彼女たちにとってマイナスだっただろう。
初めはつけいる隙を与えないように躍起になって言葉を並べていたはずだったが、今はもうすらすらと言葉が出てくる。
それでも顔を上げる事は出来ない。
眼の中でギリギリ浮かべている彼の飄々とした温かい顔が消えてしまいそうだから。
カシャッ! という音で私の言葉は遮られた。
「あ、やっと気付いた」
「え」
「私さっきから何度が撮ってるよ」
「ねー。本当に全っ然気付かなかったね」
………全然気がつかなかった。なんてこった。
ま、まぁ別に取り立てて目くじら立てるような写真は撮られてないはずだ。
「まぁ動かぬ証拠はこれで取れたし」
「動かぬ証拠!?」
反射的に口から言葉が零れ出て、顔が赤くなっていくのが自分でも分かった。
「あぁ……分かってないなら見せてあげようか?」
随分と意地悪な笑顔のままで、彼女はデジカメを差し出した。私は私にしては随分と素早い動作でそれを取った。
データフォルダには今日だけで数十枚の写真が納められていたが、最新の写真は全て私の写真だった。
いつの間にこんなに撮られていたのか………何だか背筋が寒くなってきた。
「これが本読んでる時のささっきーで、これが彼の事想って話してる時のささっきー……こーんだけ顔が違ったらもー言い逃れは出来ないよねー?」
私はその写真を繰り返し切り替えて見つめたが、完敗と言わざるを得なかった。
片方はいつも鏡で見ている時の自分の顔だった。もう片方は誰だコイツと思う程に表情が違った。
一番最新の一枚の私は、ほんの気持ち赤くて、下を向いていたせいか顔は少し隠れていた。
眼はどこか熱にほだされたような甘い眼をしていて、口は明らかではあるが緩やかに笑顔で。
何だか余白にも満ち足りている空気が出ているような、『私のベストショット』とでも言うべき完璧な一枚がそこにあった。
もし私がナルシストの気でもあったりしたら彼女に頼んでその写真を貰って額にでも入れて飾っただろう。
まぁ私は別にそれでも良いかな……なんて思うあたりもう寝た方が良いのかも知れない。
まぁ彼が先に挙げた支配される愚か者ではないだろうし、あれだけ話せる男子なんて他にはいないから別に構わない――。
「また彼の事考えてる顔だね」
「………」
もう言い返すのも疲れた。
ただこの期に及んで、やっと一矢報いる事が出来そうな一言が浮かんだ。
「……そんな微妙な違いに、彼が気付くと思うかい?」
「…………無理かも」
「確かに、そういうの鈍そう……」
………か、勝った。
哲学ってことで身構えてたら
作中の佐々木なみにしてやられた…
>>749 心理の綾やら後味やらいろいろ上手いと思った
GJ
男女比1:1の大勢の前で話すときはどんな口調なんだろね。
>>749GJ
書くの早っ!キョンの鈍さは周知の事実なのねw
>>750 新任の先生の自己紹介っぽく見えた
大人っぽいね佐々木さん
755 :
733:2008/02/20(水) 07:55:27 ID:aAc4XYoX
>>752 きっちり半々に対応。
おや?朝から誰か着・・・
僕だろ
キョン、藤原、橘、くぅちゃん(?)と喫茶店で話してた時は僕だったし
ここは大穴で小生を
わっち
原作を読んだ感想をSSもどきにした。
誰でも突っ込むあの場面を
『分裂p82:古泉思考』
彼:キョンさんは分裂p82で中学時代の彼女のことを話してくれました。
・・・・・・・・・・
中3の春、俺はお袋に学習塾にたたき込まれた。その塾にたまたま同じクラスの佐々木がいて、どちらともかく話かけた
「よう、お前もここに来ているか」だったっけ。確か
―――ナンパ乙
中学の教室でもたまに話すようになった。
―――たまに?『いつも』の間違いですね。形容詞は正しく使いましょう。
大して注意を払ってなかったが、佐々木の僕という堅苦しい男しゃべりは男向け限定で、女に対しては普通の女言葉であることに気付いた。
―――ずっと佐々木さんを気にしていたのですね。はいはい
佐々木の男言葉は『自分を恋愛対象と見てくれるな』という意思表示だったのだろうか。どうでも良いことだったけど。
―――自分だけを恋愛対象として見てもらいたかった、としか聞こえない件について
佐々木は、俺のキョンというあだ名のことについて面白がった。そして、俺の下の名前を推理した。
「多分、こういう字を書くんだろ」
浮かび上がった文字を見て、俺は感嘆した。寸分違わない俺の下の名前がそこにあった。
―――佐々木さん頭が良いですね。しかし嫁自慢はつまらないですよ。というか、涼宮さんがいるのにまだ嫁のつもりなのですか?
「由来を聞いて良いかな?どことなく高貴で壮大なイメージの名前」
俺は由来を語る
「良い名前だね。僕は好きだよ」
佐々木が言うと本当にこれが良い名前であるように思える。
―――はいはい。谷口さんあたりに聞かせると、面白い反応が見れそうですね。まったく。
「でも、キョンのほうが僕は好きかな。響きが良い。僕もそう呼んで良いかな?
それとも別のニックネームが良いかな?君はこのニックネームが気に入らないらしいし」
―――おおこれは、特別に仲良くしたいというフラグ
佐々木が何故気に入らないか判ったかと言うと、名前とあだ名でコンマ2秒の反応の遅れがあるらしい。
そんなことが判るのは驚きだったぜ。
―――佐々木さんはよく見てらっしゃりますね。よほどキョンさんが好き…
学校から塾に行くには、一度俺の家に寄り自転車を引っ張り出して行くのが一番早い。
どうせだから佐々木を自転車の荷台に乗せるのがいつもの習慣だった。
―――どうせだから…
かわいい女の子と二人きりで塾に行くなんて、男なら誰でもあこがれる夢ですよ。
あなた憂鬱でそう言ってませんでしたか?それがあたり前かのように言わないで下さい。
塾でも同じ教室だが、馬鹿話をする余裕があるわけでなく、いつも生真面目に勉強した。
―――もっと佐々木さんと馬鹿話したかったのですね。今もそうなんでしょう
おかげで俺の成績が下げ止まりの傾向を見せ、お袋も安心していた。
これで「もっと勉強しないと佐々木さんと同じ大学いけないわよ」という口癖が直ってくれればますます良いのだが
何故俺と佐々木が進路を同じくしなければいけないか理解しかねた。
―――親公認ですか?しかし、そのお小言はもしかして現在のことですか?
帰りはバス停まで佐々木を送り、バス停で別れる俺達だった。
―――夜中に女の子と二人きりですか…役目上もっと聞くべきですが、もうお腹いっぱい。
(終わり)
スレ汚しすいませんでした。
さっちゃんはね
ささきっていうんだ
ほんとはね
だけど(体の一部が)ちっちゃいから
じぶんのことさっちゃんってyうわなにをするやm
これが箇条書きマジックというやつかw
佐々木キョン公式捏造化乙。
>>761 GJ
こんなキョンの話ばかり聞かされてちゃそりゃあ古泉もやつれるなw
766 :
734:2008/02/20(水) 13:43:48 ID:qmy7VjcW
>>749GJ
改めて、ありがとう
ところで、今日はやけに冷えるね
>>766 ストリーキングはあまり言い趣味とは言えないな
ストリーキングでなく766の所のエアコンが故障したのでは?
ここで、本日の佐々木さんの一言
↓ ↓ ↓ ↓
武蔵はまだか!
>>773 上の画像の佐々木さんなんだか無印みなみけOPみたいだね
俺、決めたんだ・・・佐々木スキーになるって。
じゃ、鶴屋さんスレみてくるわ。
あそこ、にょろーんしか言ってないのがなあ。
SSとかみたことねえw
正直僕も思うんだ。めがっさそう思うにょろ。
ハルヒSSinVIPでキョン×鶴屋さん(NGワード?)があったがあれは短いけど面白かった。
>>779 VIP避難所の感想スレにちょろっと書いてるの俺だったりする、でもスレチ。
佐々木さん麗しいのです佐々木さん
キョン×(ハルヒVS佐々木)の修羅場を見守る鶴屋さんは良い感じ。
スレチ自重だな、スマソ。
俺の空想上の佐々木さんとイラストの佐々木さんがいい意味で248.9度くらい違った。
負けました。今のところ後ろ向きに全力疾走。
( オ_レ)佐々木、出すぞ
(( (ヽヽ
>_| ̄|○ アッーー!! 中はだめーーッ!!
784 :
この名無しがすごい!:2008/02/20(水) 22:51:54 ID:NVzx3o2V
いい加減自重しろよ
>>773 取って付けた感満々だなw
まるで、「女子校生」や「このゲームのry」レベルの対策だ
まぁ、可愛いから許す
786 :
733:2008/02/21(木) 00:22:21 ID:qW9bf99L
>>760>>761 読むのが疲れた。
後、ハルヒとキョンをくっつけて安定を図ろうとする古泉はそんな思考はせんだろうww
(?_?) 佐々木、挿れるぞ
(( (ヽヽ
>_| ̄|(^??^? ) アッ── !! キョンだめ──ッ!!!!!!
華麗にスルー
佐々木さんとハルヒのキョンをかけたガチバトルが見たい今日この頃・・・
, -‐- 、. -‐-ー.、,.-‐―‐-.、
,'. / ト、 ヽ. u ノンニニヾソ、ヽ
. i. ((从ソ 从〉ハオl|ノメ从从|.芥ハ
l. (|┳ ┳i!l─ |li ┃ ┃ | |).l |
. ハNiヘ '' r ''ノハ. -ハl、'' へ''ノN从!
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/ュュュュゞJ´ T`iく/_i_j_,ゝ
〈__八_,〉〈__八__〉_八__)
スタープラチナとザワールドの争い以上になるな。
以前はその手のSSも投下されていたな。
最近は佐々木とキョンが互いに好意があるというのが当たり前だからなぁ。
陰謀で朝比奈(大)が言っていた選ばれたら困る未来って佐々木を選んだ未来の事だろうか
で、最初に手を離した方が勝ち、って言われるんですね。
>>790 オラ無駄合戦か
突きの連打(アプローチのラッシュ)でキョンを惹けるか?
>>786 「キョンがハルヒとくっついて欲しい」と思っていると「キョンと佐々木が両思いだったりしたら嫌だなー」と思うはず。
疑いの目で見るとそう見えてしまう関係だろ、あれは。
>>792 慌ててハルヒが手を離して、その隙に佐々木がキョンを引き寄せる
ハ「ちょ、ちょっと!何やってんのよ!私の勝ちでしょう!?」
佐「あーあ、負けてしまった。キョン、勝負に敗れてしまった僕を慰めてくれないかい?」
ハ「そんなの認めないわ!キョンは私のよ!」
キ「やれやれだぜ」
振り出しに戻る
天蓋の方からこんな電波を受信した・・・
暇なのにSS書く文章力無いので過去スレの速度を調べてみた。
1:4/1-4/9(7日間)
2:4/9-4/16(7日間)
3:4/16-4/24(8日間)
4:4/24-4/30(6日間)
5:4/30-5/5(5日間)
6:5/5-5/9(4日間)
7:5/9-5/15(6日間)
8:5/15-5/22(7日間)
9:5/22-5/29(7日間)
10:5/29-6/5(7日間)
11:6/5-6/17(12日間)
12:6/16-6/29(13日間)
13:6/29-7/8(9日間)
14:7/8-7/21(13日間)
15:7/21-7/31(10日間)
16:7/31-8/11(11日間)
17:8/10-8/18(8日間)
18:8/18-8/25(7日間)
19:8/25-8/29(4日間)
20:8/29-9/7(9日間)
21:9/7-9/26(19日間)
22:9/26-10/14(18日間)
23:10/14-11/1(17日間)
24:11/1-11/16(15日間)
25:11/16-12/7(22日間)
26:12/6-12/30(24日間)
27:12/29-1/18(20日間)
28:1/18-2/5(18日間)
29:2/5-
(結論)
@4月、5月は速度が非常に速かった。2か月で9スレ進んだ。1か月4.5スレという早い速度である。
A6月から8月は3か月で10スレ。1か月平均3.3スレ。ただし、8月中の速度が速いので、夏休みの影響が大かもしれない。
B9月からは急に速度が落ちた。ほぼ20日1スレで現在に続く。1日あたり50レスである。
(考察)
@このまま20日で1スレ進むと、2か月で3スレ進む。よって今年中にPart45くらいまで行くと思われる。Part50に達するのは来年4月あたりか。
A過去の経験から、驚愕が出れば2か月間の間はスレが加速し、その2か月で9スレ行くと期待される。
B今年中に驚愕が出れば今年中にPart50まで行く可能性大。
検証乙
アニメに登場すれば一気に巻き返せるのに
アニメはV期か…早くて再来年かな…
まあでも、声のイメージとか、
自分の頭の中でベストな想像が出来てるうちの方が、
SSとかの筆は進んだりすることもあるし。
原作にしたとて、これで佐々木がラスボス化とかされた日にゃ、
このスレ総出で吊りAAであふれかえるってもんですよ。
ラスボス化ならまだいいよ。
誰かも言ってたけど、中河みたいに事件が終わってハイさよならってポジションが一番つらい。
驚愕が早く出て欲しいと思う反面、もうちょっといいかな〜と思ってしまうんだよね…
谷川は登場人物多いと動かしにくいと言ってたからなー
あっさり退場の可能性高いな
そもそも存在してませんでした、ハルヒの影でした、ってなことにならなければいいんだけどなあ。
佐々木って変な女だからまんこも変な味がしたり変な臭いがしたりするの??
「哲学」とは明治初期に、西周(にしあまね)という研究者が
フィロソフィーの訳語として充てたものなんだ。
元々は「賢哲を希求する」ということで「希哲学」としていたのだが、
最終的に「哲学」となったわけさ。
元々フィロソフィーとは、「フィロ・ソフィア(愛する・知)」の学問ゆえの命名なので、
その本義を汲み取った良い訳だと僕は思うな。
フィヒテの「知識学」というのは、ちょっと方向性はちがうけれども、
同じフィロソフィーの根本的な意味を汲み取った良い命名だと思うよ。
「ソフィスト」というのも、「自分たちこそは知恵者である」という、高い自負を
背負った呼び名だったのだよ。
ソクラテスの登場で、彼らは後世、煽動家やエセ哲学者のレッテルを貼られて
しまったけれどね。
他の訳語候補としては、「愛知学」などというものもあったけれど、
僕は断然「哲学」を推すね。
「僕の場合で行くと、さしづめ「フィロキョノロギー」とでも言うべきかな?」
などと独り呟いてた佐々木に、
「それはどこの早口言葉だ」と後ろから聴いてみたところ、
妙に驚いてやや赤面しながら、佐々木が説明してくれたのが上の解説だった。
……すまん佐々木、全然わからん。
そういうと、佐々木は何故かほっとしたような顔で、「やれやれ」というポーズをとった。
バカですみませんね。
「いや、君がそうであることで、今日ばかりは助かったよ」
そういうと佐々木はいつものように笑った。
スワローズといえば佐々木じゃないか。今はもういないが。
よって誤爆ではない。まさか、そこまで狙ったのか!
佐々木さんは佐々木大魔神のファンになってそう。
>>804参った
眼鏡属性バリバリな俺の心臓に大穴がはっ
>>812 スワローズの佐々木っつーと、最後まで一軍未出場のまま11年(ダイエー移籍後含む)も現役を勤めた
佐々木重樹しか思い浮かばんw
佐々木はベイスターズだっけ?
ま、ままままちがえたわけじゃないんだからね!!
佐々木恭介を推したい
名プレイヤーだ
正直スマンカッタ
佐々木誠を推したい
名プレイヤーだ
なにこの流れ。
三分でもしも佐々木さんがオナラをしたら
もうあきたそのネタ
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
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,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
 ̄ ̄"..i| .|i
.i| |i
i| |i
.i| .|i
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i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ
>>826 眼鏡佐々木さんをファイルに収納したら、
二つ上に数日前の妖女佐々木さん(決して誤字ではない!)があった。
それが目に入った瞬間、穴が開いていた俺の心臓は完全に砕け散ったよ…
なんで今夜はもうお休みノシ
キョン
今キミは夜空を見ているだろうか。
満月がとても奇麗だよ。
出来ればキミと一緒に眺めたい物なのだが、まだ僕にはその資格は無いようだ。
いつの日か、キミと二人して夜空を眺めつつ色んな話をしたいよ。
僕はその日が来るように、ずっとずっと頑張るよ。
いつの日か、想いが通じますように・・・・・・。
キモイな。
やめてくれよ。
>>806 乙
フィラデルフィアとフィリピンとかのフィル部分がタネだけど
哲学にひっぱられて愛キョン学とでもいうべきものになってるぞ
学問にしてしまうあたりが佐々木らしいといえなくもないが
キョノフィリアとかにすれば度を越して病的でよいね(よくない)
>>828 その頃キョンは・・・
ハルヒ「キョン見なさい!今日は満月よ!」
キョン「ああ、綺麗だな。」
娘「わー、すっごくまんまるだー」
>>830 >キョノフィリア
明らかにヤンデレルートじゃねえかw
ヤンデレネタは最近少ないな。
´.
__,,:::========:::,,__
...‐' / \''‐...
..‐´ / / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ`‐..
/ ,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i ' \
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おはよう佐々木さん
最初佐々木さん萌えでキョン×佐々SS読みあさったけど、
いつのまにかキョン萌えになってきた俺が通りますよ。
>>840 暗記用のやつじゃないの。参考書によくついてる、マーカーひいたところだけ隠すやつ
>>840 この夢のようなシチュエーションにまったく色っぽい反応をしないキョンへのレッドカード。
「くっくっ、退場処分だ。さあ、言い訳はベッドで聞かせてもらうよ・・・なんてね」
>>843 カードでけぇww
はっ、まさか…佐々木さんが一服盛ったんj
猫の目のちょっとごめんなさいの巻
シャシャキよ、2月22日は猫の日なんだそうだ。
「ああ、知っているよ。222を「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから決めたらしいね。
個人的には少々ムリがあると思うよ」
お前がそれを言うか。ムリを通して道理を引っ込めてる状態で。
「今更だね、キョン。この状態で。くっくっ」
ところでシャシャキよ。その猫の日にあたって、何かないのか? お前さん的に。
「……それなのだがね、キョン」
おう。
「……ネタが特にニャいんだ」
そうか。
「そうニャンだ」
意外だな。お前のことだから準備万端整えているかと思ったが。
「それが少々忙しくてね。くっくっ。
……ああそうだ。ベタなネタだとは我ながら思うけれど、
君にニャンニャンしてあげるというのはどうd」
その親父ギャグはやめなさい! 洒落にならないから。
「むう、それは残念」
そう言うとシャシャキは、俺の間近でくっくっと微笑むのだった。
ホラーっつうか違うキャラじゃないかw
849 :
この名無しがすごい!:2008/02/22(金) 13:41:15 ID:riGbB83b
1の佐々木さんAAにアッー!が混じってる件
佐々木さんとなら腕相撲してもいい
>>846 凄いネクラそうな佐々木さんだなwww
確かに頭は良さそうだが
そう言えば思い出したが
今日は佐々木さんの誕生日な件。
もう40だそうで。
ポンGJw
>>859-861 待て、まずああなるきっかけの出来事について考察すべきではないのかな?
具体的には何色だったんだとかw
つまりはいてn(ry
>>862 そんなの考えるまでも無いだろ
キョンがいきなりこう言ったんだ
「佐々木、そのパンツ似合ってるぞ」
これじゃまずいか?
「佐々木、青の縞々が見えてるんだが…」
「なっ!」ババッ!
「スカートなんだから体育座りはやめておけよ」
「み、見たのかい!?」
「見えてしまったというか。そもそも見てなかったら注意できんだろ?」
「キ、キョン!君って奴は〜!」
もう無理
ポンジーなの?
_____
/ /
/ /
/ ○○大学 /
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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/ /ヽ__//
/ 数学の点数 / / /
/ クソワロタ / / /
/ ____ / / /
/ / / /
/ / / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / /
* *
* 浪人決定 +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
Y Y *
誰かお題プリーズ。明日の正午(ry
生徒会長か?
>>869 センターはだいぶ後で点数分かるけど、
個々の大学試験で点数って知らせてくれたっけ?
と今年受かった人がマジレスしてみる
>>866勝手に続き
「キョンのエッチ」
ポカポカ
「痛い、やめろ」
あまり痛くない?もしかして本気で殴ってないのか?まさかね
というかマウントポジションはやばいです。佐々木さん
「いい加減にしろ。佐々木」
俺は佐々木の腕を掴んで引っ張る。
何故か佐々木の体が俺に覆いかぶさる。控えめだけど柔らかい胸が俺の胸板に押し付けられる。
佐々木の髪からは良い匂いがして…クラクラしそう。
「……」
「……」
佐々木さん。そろそろ降りた方が。いえ、ずっとこうしていたいですけど。
「ごめん、キョン。痛かった?」
佐々木は本当にすまなさそうに謝ってくれた。
「いや、全然大丈夫だよ」ハルヒのパンチに比べればこんなもの
「だったら、もう少しきつく殴るべきだったかな?くつくつ」
やめて下さい。それは
「キョン。冗談だよ」
まだ降りないのか。いや、降りてくれない方が嬉しいけど。
「なあ、佐々木。ずっとこうしていたいな」
「さり気なく腕を背中に回してロックして。この責任取って欲しいな。くつくつ」
そう言えば、気づいたら腕を背中に回して佐々木を抱きしめていた。
「責任は取るから、もっと先のことを…佐々木が嫌ならしょうがないけど…」
「それは思案のしどころだね。正直、迷う所だね」
「そんなこと言わずに…」
「わかった。返事をするから目を瞑ってくれ」
「こうか?」
俺の顔に吐息がかかり、唇に柔らかい感触が…
その時突然、ドアが開いた。
「キョンくーん。ちゅるやさんがお菓子持って来たよー」
「少年。やましいことはしてないっかねっ?今日は谷口くんと国木田くんも一緒だよっ」
「キョン、一緒に勉強しようぜ」
「まさか佐々木さんが一緒だとかは、あ、一緒だね」
「「…………」」
「キョンくんー、お姉ちゃんといけないことしているー」
「GOGOGOごゆっくりー」
「キョン、涼宮さんや長門さんにはちゃんと謝った方が良いよ」
「楽しいことしているねっ。皆にめがっさ知らせてあげるよっ」
>>874 そして鶴屋放送にて
「藤原さん、本番一分前ですよ」ガクガクブルブル
「ーーーアナウンサーはーーーポンジー」
「落ち着け、大したことじゃない」ガクガクブルブル
「ニュースです。天才少女と呼び声の高い佐々木さん(17歳)が本日彼氏と正式に御婚約いたしました。これが街中の声です」
キョンの家族の声
『うちの馬鹿息子が佐々木ちゃんの婿になったから、もう安心だわ』
『ねー、お母さんー。赤ちゃんっていつできるのー?』
『あなたは黙ってなさい』
キョンの友人の声
『キョンはずっと前から付き合っていたのに、付き合っていないと言い張ってました。そろそろ年貢の納め時だったのですね』
『キョンの奴、うまくやりやがって。うらやましいぞー』
『少年はめがっさエロいからねー』
佐々木の友人の声
『ええ、あの二人?ずっと仲が良かったですよ』
『バカップルの中のバカップルって感じで』
『彼氏さんは誰にでも優しいから、誤解されることがあったのだよねー』
『いや、あれは完全に浮気だ。好意的に解釈しすぎだぞお前』
次の日、キョンが女子3人に殴られたのは言うまでもない。
>>873 自分はネットで合格結果見ただけだからワカンネ
べ、別にマーチとかMARCHとか『明治と青学と立教と中央と法政を指す大学群』の大学にはちゃんと受かってるんだからっ!
>>877 ツインテール佐々木さん。ハアハア
くーちゃんもかわいい
>>874-875 ピンク色の空間が〜
カオスの波に飲み込まれ〜♪
おかげで死亡フラグは回避したみたいだがw
>>874 ( オ_レ)佐々木、出すぞ
(( (ヽヽ
>_| ̄|○ アッーー!! 中はだめーーッ!!
図書館の本を全部読破すべく頑張る佐々木
そんな中、貸し出し履歴の自分の名前の上に決まってある男子生徒の名があることに気づく
うん、軽く憂鬱になれるね
>>881 俺が高校生の時、図書室の殆ど全ての本の履歴に
「神崎桃太郎」って書いてあって
ちょっとした伝説になってた
>>881 キョンのあの異様な知識量を鑑みるにありえる話だ。
キョンはあんなクールに佐々木を釣れるだろうか。
あんな無責任なプロポーズはせんだろうけどなあ。
>>881 キョンの描いた佐々木の似顔絵を涼宮ハルヒの似顔絵だと勘違いするのですね。
キョン「お前さぁ、コンクリートロードは止めた方がいいぜ」
佐々木「嫌なヤツ!嫌なヤツ!嫌なヤツ!」
みんなわかってんだろ?
中学の時は性教育本と地理の本くらいしか
学校の図書館で読んだことない。
中学の時はブラックジャックとか火の鳥とか
学研のまんがサイエンスとか星新一のショートショートとか・・・・うん、かたよりまくってるな俺
>>884 原作の漫画の方の告白はキョンらしいかも、と思う。
キョンは夢に向かって頑張るってタイプじゃないしなぁ
大学もそこそこに楽しんでそうなイメージ
佐々木さんは満喫するとは言ってたけど、どうするんだろう?
男友達とか作るのに、口調直すのかな?
>>894 佐々木「やーだーなにそれーまじうけるんだけどーギャハハハハハ☆」
orz
>>895 それはないw
と、分かっていてもダメージを受けたorz
変なサークル勧誘で、カルト系やら学生運動の生き残りやらに、
ことごとくひっかかるキョン(SOS団の活動で、「変」のボーダーが普通の人より低くなりすぎ)
キョンを守るために、いちいち相手が泣いて逃亡するまで論破する佐々木。
佐々木とキョンなら佐々木が面倒見役になってしまうかもな
「涼宮さんも教授の所に質問に行ってから来るそうだよ」
佐々木は紙パックのジュースをゆっくりと机に置きながらそう言った。
遅くなりそうなら先に食わせてもらいたいね。昨日まともに晩飯を食ってない上に、朝飯だってバナナ一本だったんだ。
「朝もかい? 全く、髪にワックスを付けてる暇があったらおにぎりの一個でも作れただろうに」
冷凍した飯を解凍してたらワックス付ける時間より掛かるし、俺の場合ワックスったって寝癖直す程度にしか付けてないぞ。
第一、男の俺が身だしなみにかける時間なんて、そんなに長いわけ無いだろ。
「君の場合特にそうだろうね。でもそうしてもいいくらい、朝食をしっかり摂る事には価値があると言う事さ」
へいへいそうですか。まぁ明日からはしっかりその教訓を活かすとしてだな。
正直言ってこの『食べてくれ』と言わんばかりのオーラと湯気を立てているこのラーメンにもうそろそろ手を付けずにはいられないんだが。
「それは僕が決める事じゃないが、涼宮さんは先に食べてる君の姿を見てなんて言うだろうね?」
知らないね。もう我慢できるかってんだ。
俺は器の上で湯気に晒されて随分と温かくなった割り箸をひっ掴んだ。
ここは某一流国立大の食堂。はっきり言って中学の時も、下手すりゃ高校入ってから、もっというと大学生になってさえ
ここの食堂で学生として飯を食う事なんざ信じられやしなかった。『古泉が誉めた俺』を言葉通り具現化したぐらいの人物じゃないと入れそうにない、この大学で。
その大学に、目の前にいる佐々木と、もうすぐ目の前に嫌でも割り込んでくるハルヒは当然のようにストレートで入学した。
俺はというと、そりゃあ浪人したさ。何と予備校にも行った。そりゃ当然か。
そんで初めて予備校の席に座った時に、ハルヒと佐々木から同時にメールがあったわけだ。
ハルヒと佐々木の奴、全く同じ学部同じ学科同じクラスだったとのことだった。全く誰が何考えて組んだんだろうな。
いや誰も何も考えずにやったからそうなったのかも知れん。
まぁ俺がどうこう思う間もなく二人は意気投合したらしい。事実二人にそれぞれ会った時も随分仲良さそうに相手の事話してたからな。
メールで俺が合格したって報告した時には二人は抱きついて喜んだそうだ。そこまで馬が合う何かがあったのか、俺にはよく分からんが、
でも言われてみればよく分かる気もする。つまり分からんという事だ。
「君が後輩になる日が来るとは思わなかったよ」
「安心しなさい! 今までと扱いは特に変えてあげないでいてあげるわ!」
以上が大学生になった俺に初めてかけられた言葉。
………それに対する俺の感想? 言わなきゃ分からんか?
一流国立大の食堂。はっきり言って中学の時も、下手すりゃ高校入ってから、もっというと大学生になってさえ
ここの食堂で学生として飯を食う事なんざ信じられやしなかった。『古泉が誉めた俺』を言葉通り具現化したぐらいの人物じゃないと入れそうにない、この大学で。
その大学に、目の前にいる佐々木と、もうすぐ目の前に嫌でも割り込んでくるハルヒは当然のようにストレートで入学した。
俺はというと、そりゃあ浪人したさ。何と予備校にも行った。そりゃ当然か。
そんで初めて予備校の席に座った時に、ハルヒと佐々木から同時にメールがあったわけだ。
ハルヒと佐々木の奴、全く同じ学部同じ学科同じクラスだったとのことだった。全く誰が何考えて組んだんだろうな。
いや誰も何も考えずにやったからそうなったのかも知れん。
まぁ俺がどうこう思う間もなく二人は意気投合したらしい。事実二人にそれぞれ会った時も随分仲良さそうに相手の事話してたからな。
メールで俺が合格したって報告した時には二人は抱きついて喜んだそうだ。そこまで馬が合う何かがあったのか、俺にはよく分からんが、
でも言われてみればよく分かる気もする。つまり分からんという事だ。
「君が後輩になる日が来るとは思わなかったよ」
「安心しなさい! 今までと扱いは特に変えてあげないでいてあげるわ!」
以上が大学生になった俺に初めてかけられた言葉。
………それに対する俺の感想? 言わなきゃ分からんか?
まぁでも浪人してた時にちょろちょろ料理やら掃除やらやっといたおかげで一人暮らしになってからの苦労を軽減する事が出来た。
もちろん親が偉大だってのを改めて痛感したりもしたがな。
「随分しっかりと生活できているんだね。それが良い事なのは確かだ。それなのにこういうのも何だが、引っ越しの時も呼んでくれなかったし、
いい加減人の楽しみを奪わないでくれないか? こう見えて結構期待していたんだが」
引っ越してすぐの俺の部屋に来た佐々木は何となくいつもより皮肉めいた笑顔でそう言ったのを覚えている。
まさか俺の部屋の汚さを笑いに来たつもりだったのか? だったらお生憎様だ。洗濯程度なら自分で出来るようになったさ。
「そんなちっぽけな人間になるつもりはないさ………流石にそうすぐに汚くなる事もないか」
………………?
「ま、気にしなくても結構だよ」
佐々木はそういうと、出てくる息を少しだけ引っかけて喉を鳴らすような、いつもの静かな笑い声を出した。
そーいやハルヒも同じ事言ってたな。
ん?ダブった?叙述トリック?
ごめん。ダブったのはミス。
>>904 心配すんな、今回で終わるよ。多分。
「なんだって!? もう彼女はこの家に来たのかい?」
朝比奈さんと古泉と長門と一緒にな。っつっても昨日だが。
「あぁ、ならまぁ……仕方ないかな……………彼女も同じ事を、ねぇ……」
理由までは同じか知らんがな。聞こうとしたら
「うっさいわね! あんたの事だから、どうせみんなで色々掃除する羽目になるって思ってただけよ」
って言われたよ。
「ふふ……いかにも彼女らしい言い方だ」
それでもまぁ有り難かったよ。今日明日明後日くらいまではその後作って余りまくったカレーで食ってく予定だ。
まだ毎日作れる程レパートリー無いからな。
「カレーか。僕もお世話になったよ。何よりバリエーションを付けるのがとても容易な点が一人暮らしには有り難い。
だがカビにだけは気を付ける事だ。カレー自体が腐らなくても表面にカビが生えるくらいなら大いにあり得るからね」
そうか。ならタッパに移して冷蔵庫に入れといて正解だった。
「それにしてもこの家は、かなり僕の家に似た立地条件だね。違うのは同じ大学から一駅でも向きが逆って事と、あと随分とこちらの方が夕方になると日が入ってくるようだ。
それはそれで良いんだが、それなら本棚の位置をずらした方が良いんじゃないか? ここだと日光ですぐ色が変わってしまう」
佐々木はそう良いながら本棚の方を指さした。確かに今でもがんがんにオレンジの明かりが照りつけてまぶしいくらいに反射していた。
確かにずらすぐらいしないといけないかな、面倒くさい。と思っていると、「おや……ちょっといいかい」と言いながら本棚にあった
「絵の描き方」についての本を取り出して、やけに興味深げに眺め始めた。
「君にこんな趣味があるとは思ってなかったよ……いや勿論変な意味じゃないがね……」
随分食い入るように見てるな。まぁその本は確かに面白かったよ。俺も何となく気まぐれで勝ってみた程度だったんだが
読んでみると意外に楽しくってな。結構お気に入りだ。
「ふーん……この本しばらく借りても良いかい?」
「ああ、もちろん」
俺はちらりと時計を見た。何だもうちょっとしたら晩飯の時間か………。
「晩飯食ってくか?」
「!」
佐々木は一瞬目を見開いてきらきらと光らせた後、今度はまた随分と柔らかく眼を細めた。
口の方も若干いつもよりやんわりとしたスピードで、じっくりしっかりと曲線を描いた。
何となく中学生の頃にぼーっと眺めてた佐々木の映像にだぶる気がした――――当然か、本人なんだから。
「ああご馳走になるよ。なんだかんだで久しぶりなんだ。ただ味の方は大丈夫だろうね?」
「心配すんな、ハルヒだってうまいっつってたから」
「………………………………ま、そんなこったろうと思ったよ」
その後? なんもねーよ。ふつーに飯食って、佐々木を駅まで送って帰っただげさ。
「この本返すよ」
佐々木はそう言いながら、ラーメンを食い終わって一息ついていた俺に本を差し出した。
「普通の新書なら次の日に返せたのに随分と掛かってしまったけど、確かにそれくらい面白い本だったよ。
やはり本というのはたまには当てずっぽうに選んでみるべきだね、いやはや実に勉強になったよ」
「えらく気に入ったんだな」
「君自身もそうだって言ってたじゃないか」
「まぁな」
「ところで今度その本のお礼がし「キョン!! あんた先にご飯食べたりしてないでしょうね!?」
騒がしい食堂を突っ切るやかましい声に、俺と佐々木は同時にやれやれ、と溜息をついた。
fin 浪人生の自己満足に付き合っていただきありがとうございました。
>>909 乙。
まぁ何年になるか分からないけど頑張りなさいな。
乙。本に妙に具体性があるなぁ
佐々木スレなだけに901902に隠された違いになにか意味があるのかもと思い
探してしまった
913 :
904:2008/02/23(土) 03:15:03 ID:SBiPGIEG
>>909 あー予想通りのオチだ。
見ててドキドキしねー
吊ってくる
ハルヒスレにも貼ってた馬鹿だなwww
数ヶ月前からスレが消えたと思ったらお前らこんなところにいたのか
919 :
914:2008/02/23(土) 04:19:26 ID:SBiPGIEG
どうやら、犯人はこのスレ住人ではないらしいな。
他所を探す。
涙目www
>>909 GJ
しかし、キョンが佐々木に貸した本は長門のプレゼントのような気がする。
>>921 気まぐれで勝ってみた(誤字そのまま)ってあるから買ったんだろうな
いや、確かに長門からもらっててもおかしくないが
佐々木って女子相手にも一人称は「僕」だっけ?
女相手には女性言葉に戻るしハルヒと話すときもそうだったのは確認できるのだが・・
924 :
914:2008/02/23(土) 10:36:17 ID:SBiPGIEG
>>923 もう一度『分裂』読み直して来い。
話はそれからだ。
>>924 ハルヒとの会話も橘京子・九曜との会話も全て洗ったがわからん
キョンに話しかけている・もしくは同伴していてキョンを含めた多人数相手に話している(この場合キョンは男相手って意味)
場合には僕っ子だが 女子同士の会話で私っていったけか?
『分裂』P83参照。
キョン(男)が居る時は『僕っ子』だが女友達の輪にいる時は普通に女言葉。
佐々木が変な女と言われる一つの要因と思われる。
会話だけでね無く行間嫁
>>926 その部分は俺も見たがその哲学者みたいな口調のときはキョン(男)といるとき限定だと書かれてはいるが
普通に女言葉→女同士では一人称が僕でなく私 と解釈できるのか?
女同士でハルヒとの対話(P139)において語尾に「ね」をつけたり女言葉でしゃべっているが一人称は何も言わなかった
いや上のSSで僕ではなく私が一人称だったのが気になって・・・さ
>>927 自分の解釈で悪いが、一人称の軌条は確かに無い。
が、それならキョンが『女友達の輪にいる時は普通に女言葉。』と表現するのに少し違和感を感じた。
確かに一人称『僕』の女もいるしキョンが『僕』も女言葉と認識しているなら『僕』で問題ないが
態々『女言葉』とまで書くなら普通に『私』と思われる。
自分はそう解釈しているし、その方が差別化になるのでは?
>>928 なるほどね
「普通」の女言葉というくくりでは一人称が「僕」であるのはまれだからやはり違うのだろうね
というか今さら気がついたが・・・P83で
佐々木の僕という一人称『と』堅苦しい男しゃべりは・・・まさしく男子生徒相手にしか(ry
となっているから女相手のときの一人称はやはり私とかなんだろうね
>さっきから名前欄にレス番いれたままの奴
秋田なら自分で書け
あと、目に障るから消して
男には僕だが、女には一人称で何を使うか書いてない
でも、普通の女言葉ってことは一人称は私だと思う
他にあるかな?
個人的には佐々木は真性の僕っ子って設定のほうがよかった・・・
少なくとも一人称は僕に統一してくれたほうがGJだった気もする 個人的にだが
>>931 じゃあ、わたしって使ってるSS読むたびに脳内で変換しておきたまえ。
ここで愚痴らないで。
女相手の時は「わだす」だったに違いない
「あたし」とか「ウチ」とか自分の名前という可能性もあるが
もしかして、女相手では一人称自体使わないとか
>>937 あの無口な長門ですら 一人称があるのにどうやってしゃべるんだよw
ささぴょん
ここで、本日の佐々木さんの一言
↓ ↓ ↓
某