【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part28【変な女】
!. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.! \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ
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l. : : : ヽ: ヽ、:.\X〈!ら::..:;.ぅ |:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.|.:ヽ
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', : : : ヽ :.:.:.ヽ ニ > ー "´ イi:.////ソ リ
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. }: : :.ト: :、ヽ:.:\.:.:.:.:..:.:.:.:.、ニ ― t - ' メ
| : :.ヽヽ:.ー 、_ヽ_Zー‐ ̄ー` i ' ,
l: ハ:トヘ  ̄ j ` - _
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・前スレ
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part27【変な女】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1198925619/ ・佐々木とくっくっ避難所
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/8130/ ・佐々木とくっくっ避難所(携帯用)
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/movie/8130/ ・佐々木SSの保管庫
Part1-10まで
ttp://blog.goo.ne.jp/sasaki_ss Part11以降
ttp://www10.atwiki.jp/sasaki_ss/ ・佐々木 = 例の変な女
自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで塾に行く間柄
キョンとは学校内外でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった
キョンは否定するも傍からみるとどう考えても...
古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」
恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに
・次スレは
>>970が立ててくれたまえ。立てられない時は遠慮せずに言うといい。
このスレの住人は快くキミの代役に名乗り出てくれるだろう、くっくっ
・このスレは基本sage進行だ、間違えてageるならまだしも
意図的にageるような行為は慎んでくれたまえ。
僕からの追加のお願いだ。
・リンクを貼るときは直リンは禁止してくれると僕も助かるよ。
・荒らし、それに反応する人への対応は無視するのが一番と昔から決まっているんだ。
・次スレは立候補した人が責任を持って立ててくれたまえ。
ただし、無理な場合はその所信表明を行い、次なる立候補者を集うべきだね。
・次スレへの誘導リンクが貼られるまでは今まで通り書き込みは控えるのが最良の手立てと僕は思う。
あと、SS保管庫の中の人からこんなコメントをいただいている。
判断はみんなに任せるよ。くれぐれもこれで争うことの無いようにしてくれたまえ。
201 wiki [ sage ] 2007/08/26(日) 09:33:29 ID:lc10YmQU
どーもwikiの中の人です。
タイトルにSSってつける件ですが、個人的にはなくても無問題です。
SSかどうかはみればわかるし。
今までどおりでOK。
それよりも、SSにはタイトル(名前欄でも文中でも)と長編なら通し番号をつけてもらえるとありがたいです。
あと、未完成ならそれがわかるようにしてもらえるとなおよし。
今だけ起きたよ1乙&おやすみ〜
>>8 GJすぎて寝れなくなった。謝罪と賠償を(ry
,. ¨ ̄ ̄ ̄¨ 、
/: : : : : : : : : : : : : : : :\
/: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ :ヽ
. ,′: : : :/: : : : : : : :ヽ: : : : :|: ヘ
l : : |: : :| : : : : : :、: :.|: : : : : |: : :∧ ───
>>1…………乙─────
| : :,. |、: : :-‐|ヘー.|: : : : : |: : : :∧
∧.: :| ィ=kヾ--ィ≠ T}: : : : :,′: : : ∧
/: l\| 弋リ 乂.ノ,′: : :ハ: : : : : ∧
. /: : :', : ゝ ._ _ _. /: : : :/: : ∨: : : : :.ヽ_________
/.: : : :ハ.: :r−ミニヾ/厶-−i::::\: \: : : : : \___: : : : : : : : :`ヽ、
. /: : : : /: :ヽ| Y´Y´ /::::::::::ヽ.: :\: : : : : \: : : : :`ヽ、−-、: : : ハ
,′: : :/: : : : | ゝ'{ 〉 __lヽヘ.: : : : : : : : : : ヽ .__,. : : 〉 r': : __ノ
. {: : : : :{: : : :, ヘ. ,.ヘハ |'´ ',: : : : : : : : : : : : : : :/ {: : >
. 乂: : : :`ーヘ. 〈ヽ.ノ | `ー、┘ ,!ー--------− ´ `´
` ーtーヘ `¨弋フ´`´`ー' 〈`ヽ /
` ー\__,..- ¨ ̄` -'、_ノ- '
>>1乙
くっくっ
, -‐- 、. ,. ‐-ー- 、
,'. / ト、 ヽ. ノ / ヽ
. i. ((从ソ u从〉 ノハハハハハ !
l. (|┳ ┳i!l .!|─ ─ .iリ)!
.ハNiヘ ー ノハ!. ’ 、 - ,ノル´
. {iつ旦O O旦と'!}
. とくュュュュ〉 〈_.〈__,i'つ
>>1乙
明日ぐらいかと思ってたら以外と早くて迷子になるかと思ったよ
>>8 うぁぁぁぁぁ有り難き幸せですGJ過ぎる!!早く続きを書かねば……
そのうち120cmなくても平気になりますのよフフフ……
>>1乙
>>13楽しみにしてます
ついでに投下
「おはよう、キョン」
「おす、佐々木。あれ、髪型変えたか?」
「ちょっとした気分転換にね。どうかな?ポニテにしてみたんだが・・・
やっぱり伸ばさないと似合わないよね」
「いや、そんなことはない。良く似合っているぞ」
「ほ、本当かい?」(やった!国木田にキョンの趣味を聞いた甲斐があった)
「ああ、黙っていれば」
「…おいでキョン」
〜残酷なシーンなので描写をカットしました。次の場面をロード中...〜
「佐々木さん、キョン知らない?」
「キョンなら体の調子が悪くて早退したよ」
「!!・・・・・・あ〜そういうことは胸の返り血を
拭いた後に言ったほうがいいと思うよ」
「国木田、これは柄だ。今はいろんな服があるからね」
「佐々木さん、それ制服」
>>1乙!
ところで、エロパロにポンジーのテンプレ貼った奴誰だよ…
佐々木スレ以外でポンジー出さないでくれ…
もはやポンジースレがあるんだし、佐々木スレでもスレ違いと言われてしまうぞ。
ポンジー厨の空気の読めなさは異常
なんにでも厨付ければいいと思っている奴よりはマシだろ
これからはきちんと住み分けしないといけないな。
出所は此処(佐々木スレ)なんだけどな……
パンジーならまだしもポンジーでスレが立ってるのが、なぁ……
ポンジー厨とか言って人のせいにすんな。佐々木厨。
ともかく、スレあるんだからそっちでやってほしいよね。
厨だなんだも含めてね。
__________
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イ:::ヘ:::::::::::::::::::::::::::i::::::::i:::i::::i::::l::il
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::::::::::::::::ヘ:::::::::::i ヾニァ'/):::::::::::::::i <バンドやろうZE!
::::::::::::::::ノヘ:::::::i (\_/ く::::::::::::::::::i
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>>25 だな、住み分けはより良い掲示板生活の第一歩だ。
名前の件も含めて、スレ数重ねる事に向こうのスレも改善されるでしょ。
1乙
29 :
この名無しがすごい!:2008/01/18(金) 17:59:14 ID:IYMYhe0L
いちおつ
いちもつ
その日(火曜日だったか水曜日だったか忘れた)は塾が無く、俺の家で佐々木と勉強することになった。
言っておくが、妹も一緒なのでいかがわしいこと無いぞ。
「佐々木、飲み物何が欲しい?」
「ミルクを頼む」
「牛乳好きだな。そればっか飲んでるぞ」
「まあね」
もしかして貧乳を気にしているとか・・聞いちゃだめだよな。そんな事
「ミルクはカルシウムが多いから骨が丈夫になるんだよ。君も毎日飲むと良い。きっと背が高くなるよ」
「あたしコーラー」
「炭酸は良くないから牛乳にしなさい」俺は妹の発育程度が心配だ
「いや―、コーラー」
「はいはい、わかりました。俺も佐々木と同じで牛乳にするか」
「ムッ。キョンくーん、やっぱりあたしも牛乳―」
おいおい、途中で変更するなよ。
「キョンくーん。早くしてー」
はいはいただいま
少し焦った俺は転んでしまい・・・牛乳のほとんどが佐々木にかかってしまった。
「キョン、僕に何か恨みがあるのかね?下着の中までビショビショじゃないか」
すいません。わざとじゃないです
その後、後始末は大変だった。
割れたコップを片付けたり、こぼれた牛乳を拭き取ったり。
急いで風呂をわかして佐々木に入ってもらい、佐々木の汚れた服を手揉みで洗う。
なお、佐々木の汚れた制服の代わりに俺の服を着てもらった。
次の日
「佐々木さん。今日夏服なのは何で?」
「誰かさんが僕にミルクをぶっかけるから、制服が汚れちゃったんだよ。
シミが残ったらどう責任取ってくれるかね。キョン」
「すまん。悪かった。しかしあせるとロクなことないな」
何だお前らニヤニヤして。不気味だぞ
「ミルクを制服にね」
「あせるのは良くないぞ。キョン」
「ま、次頑張るんだな」
「白い液体取れにくいからなー」
何か面白いことでもあるのか?ところで佐々木、顔が真っ赤だぞ。「そんなんじゃない」って何を必死に否定してるんだ?
>>31 俺は中学の頃はそういう事知らなかったなあと思いつつ乙。
あっちが維持できずに落ちても、甘えて逆流してこなきゃそれでいいんだ。
佐々木かわいいよ佐々木
>>31 ごめんなさい31さんの佐々木さん
絵描き的にそのシチュエーションは激しく萌えます
いつかどこかでそんなベタな絵を見かけたら生暖かい目で見守ってください佐々木さん
なかば強制的に人に見せる前に、まずは個人サイトに掲載しような。
今日はセンターなので早く寝なければと思いつつ、ssを書いてしまった。
「いよいよセンター本番かぁ、緊張するな…」
「キョン、まさか忘れ物をしたりしていないだろうね?」
「ははは…、怖いこと言うなよ佐々木…。ただでさえ体がガチガチなのに…って、あああ!!!」
「!どうしたんだい?キョン。…まさか」
「…………受験票忘れた…………」
「本当かい?まったく…、君らしいといえば君らしいが…」
「あはは…あはは…駿台…河合塾…代アニ…」
「落ち着くんだキョン。一つ変なのが混ざっているぞ。って、そんなことはどうだっていい。受験票を何とかしなくてはね」
「…………もう無理だ………今から戻ったんじゃ……間に合わない………」
「喋り方が九曜さんみたいになっているよ、キョン。大丈夫だ。まだ手はある」
「どうすればいいんだ…?」
「分からないかい?じゃあヒントだ。普段は鬱陶しい事この上ないが、こんな時に限って役に立つものを考えてみてくれ」
「…駄目だ。分からん」
「そうか。ならば大ヒントだ。実は今日僕も時計を忘れてしまってね。それを今から取ってこようと思う」
「いや、そりゃ時間的に無理だろ」
「それが可能なんだ。いいかい、よく見ておくんだ。…………橘さん!いるんだろう!僕の時計を持ってきてくれ!」
「はい、ただいま」
「ほらね。ストーカーといえど、相手の持ち物一つ一つまで調べて忘れ物の有無まで確認してしまうレベルになると、こういう時だけは役に立つものだ」
「えへへ、褒めてもらって嬉しいのです」
「褒めてないよ、橘さん」
「はぅ…」
「しかし佐々木、俺にはそんな都合のいいストーカーなんて………はっ!まさか…………いるのか?長門」
「…………いる」
「うおぁ!!!今まで何処にいたんだ、お前!!!」
「そこの電信柱の後ろ」
「そうか…まあいい。長門、まさかお前、俺の受験票を持っているなんてことは…」
「持っている」
「マジかよ!」
「これ」
「ありがとう、長門!お前は神様だ!!俺の女神様だ!!!」
「いい」
「キョン、受験票が手に入ったのだから、さっさと試験場に行くよ」
「分かった、分かったって!耳を引っ張るな佐々木!痛い!痛い!」
いや、あのな。流石に寝なさい。
雪や人身事故(とびこみだはっきり言えば)で、
電車が1時間以上遅れることは最近ザラにあって、
最低でも2時間以上前に会場入りしとく必要があるんだ。
あと受験票忘れたとか筆記用具忘れたとか。
試験が終わればSS書く時間は、今よりぐんと増えるから、
まずは目の前の課題をこなすことに集中しておくんなまし。
がんばれ。
>2時間以上前に会場入り
流石にそれはないと思うぞw
主要な交通機関に遅れが生じたら、テストの開始時刻も遅らせてくれる例もあるし。
ただ、WAWAWA忘れ物には注意。
と、時計と昼食を忘れた人が言ってみるw
まあ、不合格だな。
二時間前は速すぎるだろww
あーでもよく考えたらセンター初日はそれ位には付いてたな
取り敢えず
>>39は寝ろ
みんな優しいなw
あと受験票は最悪忘れてもOKなはずだ
センター受ける諸君は頑張ってくれ〜☆
・何かあるといけない
・起きぬけ・朝食食べてすぐで頭が働かないと意味がない
・会場で予習してればいい
で自分の頃は90分〜120分は先に行ってろと言われてたんだが。
最近はそんなものかねえ。
10分レスがつかなかったら佐々木(大魔神じゃないほう)は俺の嫁
47 :
この名無しがすごい!:2008/01/19(土) 04:58:53 ID:BMv0mwXR
2getなら佐々木は俺の嫁
それ以外なら佐々木はキョンの嫁
俺も2時間前に着いて単語帳とか使い古した参考書をぼーっと見てたな。
会場は最高学府だった。
「教室で待つの嫌だから3分前に入ろうと思ってたのに早く着いたな」
じゃ、ないのか…
>>39 光を浴びれば、目が覚めるらしい(日光、コンビニ、PCなど)
逆に寝る前に浴びたら、十分な睡眠が取れなくなる
だから、俺も昨晩は就寝前にこのスレに書き込むのを自重した
明日は風呂上りとか、リラックスしてるときにさっさと布団に入るんだ
では、健闘を祈る
みんな親切にどうもありがとう。
昨日はあれからちゃんと寝たので心配ナッシングだぜ。
それはそうと、
試験開始AM9:30
開門時間AM8:30
なので
2時間前に行く→\(^o^)/
がんばれ受験生!
Part4ぐらいで佐々木さんの男装云々ってあったよね?
既出でなく且つ需要があれば無い知恵捻って書こうと思うのだけど……
ただし初SSだし上手なの書けないよ?
58 :
55:2008/01/19(土) 08:18:57 ID:j8HPQnyF
頑張りますけど今日は10時から法事に出なければならないので提供できません。
申し訳ない……
ポンジースレ建てたのか。
なんかしばらくこないうちにずいぶんと器がちっさくなったなこのスレも…。
もとから乳の容量も小さいんだし仕方ない
内輪ネタなのに他のスレでもわきまえず使ってる奴がいたから
専用スレ建ててそこでやれってなったんじゃねえの?
オレも引っ張り過ぎだと思ってたからちょうどいい
さて幼女の続きを投下させて頂きたく存じますが、あるいは夜の方が良いだろうか。
64 :
この名無しがすごい!:2008/01/19(土) 13:38:34 ID:iVqvy7fx
180秒レスが無ければキョンはハルヒの婿
阻止
67 :
この名無しがすごい!:2008/01/19(土) 13:52:53 ID:iVqvy7fx
ハルヒスレに迷い込んでたので捕獲しました。
飼い主はしっかりと面倒見てください
【涼宮ハルヒ】ポンジー藤原 part1【未来人?】
. 。 ン,彡ヽンミゝ 。
ミ/ . バ〈〈゙`"〉〉〉. ミ/
( '´ / ノ) .イj(厂 厂ル ( '´ / ノ)
. / 彡 Ni、 −,ノ / 彡
゚ と'j`:|:゙iつ ゚
. /¨`!¨ヾ.
〈__/ ヽ__>
, -‐- 、、. , -‐- 、
. 〃 u ;ヽヾ. ||| ||| ,'::;〃i::iヾヾ
ハミ((メノリ从)). lll lll.ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
| i(| ┃ ┃ |!| /((::!┯ ┯l!|
| トリ、'' 〜'',∩. i::: ∩ヽ - ノ八
. レ゙⊂i´:i:iン 彡 !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
く/_!_j,> |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
〈_,ハ_,> ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ
・ポンジーSSの保管庫
ttp://www10.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/21.html ・パンジー ≒ ポンジー
自称「藤原(笑)」、陰謀ではひねくれながらも記憶端末を手渡すツンデレっぷりを披露
佐々木、橘両者から名前を覚えてもらえず「未来人」と呼ばれる始末
みくるとは敵対する組織に所属すると考えられる
『ダメだジョン!そっちには怪物がいるかもしれない!一人は危険だ!』
『心配ないさ、サキ。少し様子を見て来るだけだ。すぐ戻る』
そう言って柔和に微笑んだ男は、おもむろにドアノブに手を掛け…………
『う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
テレビと真横からの絶叫ハーモニーで俺の耳が悲鳴を上げた。
「………叫ぶな、落ち着け佐々木よく見ろ。何もなってないぞ」
「だってだって今……」
『ぁぁぁぁ……?なんだただの影だったのか……。やれやれビックリさせるなよ』冴えない顔の俳優が一人ごちた。
やれやれだと?こっちのセリフだ。佐々木なんか涙目で俺の腕をまだ掴んで離さない。いろんな意味で心臓に悪いぜ……
「影…だって?な、なーんだそうかそんなことだろうと思ったよくっくっくっ…」
………おい声が震えてるぞ。
「そ、そんなことないさ……」
どう見てもガクブルじゃないか………。
俺と佐々木は今二人仲良くソファーに肩を並べて――と言っても高低差がかなりあるが――地上波初登場のB級ホラー映画を見ている。
内容は語るにも値しないチープなものだ。見終わっても疲労感しか残らないだろう。しかし主人公の名前がジョンでヒロインがサキというのは冗談が過ぎるんじゃないか?
「ふぅやっと終わりか……いまいち怖くなかったね」
嘘つけお前面白い程悲鳴を上げてたじゃねぇか。ご近所に変に思われたらどうするんだ。
「それはどういう意味かな?まぁ君に問うても見当違いの答えが帰って来るのだろうけど。
それにこういったスリラー要素の強い映画や絶叫マシーンの類いは叫んでこそだ。大声で叫ぶと同時にストレスを吐き出すのさ。流石に少しばかり喉を痛めたがたまに見るのは悪くないものだね。
ところでこのシチュエーションの場合ニュアンスが若干変わってくるのだけどそれもきっと君に言っても無駄なんだろうな。過度の期待は抱かない方が良いものだ。
さていい時間だし今日はもう寝ようかキョン。さぁ寝室へ連れて行ってくれるかな?」
いつもより数倍早い口調で語り終えた佐々木は、ぎこちない笑顔でこちらに手を伸ばした。
足は少し震えているようだ。
ふむ、なるほどな…。
「………どうした?自分で歩けるだろ?」
古泉の百倍嫌らしいであろうニヤけ面で俺はこう言ってやった。さぁどうする佐々木。
「………いじわる」
「何のことかな?」
ほっぺたを膨らまして怒りを表しているようだが無駄だ。可愛いだけだからな。
「………うぅ…わかった僕の負けだ。腰が抜けたらしい………おぶってくれ…」
マイメロっぽく上目遣いで手を組んで『お願いっ』って言ったら連れて行ってやるよ。
「…………………お、お願いっ?」
ぐはぁっ!やられた!
「大袈裟なモーションはいらないから早く連れて行ってくれ…………」
《しゅくしょうしゃしゃきW アフターイレブン~就寝までの攻防~》
「うぅ……屈辱だ一生の恥だ僕のキャラじゃないだろうこれは………」
小さな両手で顔を覆って呻いている。見なくても頬が染まっているのが容易に想像出来るな。
「やっちまったもんはしょうがないだろ。それに恥ずかしがることなんかない、むしろ誇るべきだぜ?」
慰めになってないな。あぁわかってるさ。
「今の愚行の何処に誇る要素があったのか教えて貰いたいものだね……」「可愛かった」
「………………………」先程までピンクだった頬は今や真っ赤に燃えるようだろうな。
「それにしても腰抜かす程ではないと思うが。意外と怖がりなんだな。」
「まぁね………見苦しいところを見せてしまったかな。僕も一応人間だからね、苦手な物ぐらいあるさ。」
それはまぁそうだろうけどな。ただなんとなくお前はそういうの平気そうな気がしたんだが。
「それはもしかしなくても褒めていないね?『私』はれっきとした女の子なんだよ」
女の子だってのは今日一日で存分に味わったさ。しかしそんな楽しい一日ともそろそろお別れのようだ。
「ところで姫、夜通し語り合うのもよろしいのですがそろそろ本当に寝た方が良いんじゃないでしょうか?もうすぐ明日になっちまいますよ」
部屋の扉を開けながら言ってみた。
……何かおかしいなこの敬語。
「そうだね。夜更かしは体に悪いし、確かに瞼が重くなってきたよ」
そう言って眠そうに目を擦っている。さっきも寝てたくせにまだ寝たりないのか。
しかし俺ももう限界だ。そういえば今朝起きた時はまだ外は暗かったんだよな。道理で平生より眠いわけだ。
「本当に今朝は突然起こして悪かった。自らの体の変化に焦っていたとはいえ、君には迷惑をかけてしまった、謝るよ」
いや、気にするな。
長い一日だったが悪くはなかったからな。
早起き三両とはよく言ったもので世間的には深夜の域を漸く出たばかりの早朝四時過ぎに起きたお陰か今日はそれなりに楽しかったぜ。学校では大変だったが……
「そうかい、それを聞いて安心したよ。そういう意味では僕も涼宮さんに感謝しないとね。良い思いをさせてもらった。ああもちろん君にはそれ以上の賛辞を心から呈するよ。ありがとう」
「どういたしまして。明日も宜しく頼むぜ」
「こちらこそ宜しく」
そう言って佐々木は俺の背中からベッドに移動した。
おいちょっと待てまだ寝るなよ。俺はどこで寝れば良いのか教えてからにしてくれ。
「ここで寝れば良いじゃないか」
佐々木は何を馬鹿なことをと言わんばかりに俺にそう言ってのけた。
ここってお前、床で寝ろと?
「君の体を思えばそれはあまりお勧めしないな。明日の朝ナナフシのようになった親友を見るのは僕としても心苦しい」
なら、どこで寝ろと?
「大人しく目の前の布団に飛び込みたまえ。それ以外に選択肢はあるまい」
そう言って佐々木は自分の横をぽんぽんと叩いた。
…………悪いが、丁重にお断りする。俺にとってもお前にとってもそれは危険行為以外の何者でもないからな………って何でそんな悲しい表情をするんだ。
「…察してくれよ……一人で寝るのは、怖いんだ……」
ズッキューン
「…………大丈夫だここには怪物は居ないぞ」獣になりかけの人間ならいるが………いや冗談。
「……………それだけじゃないんだけどな……」
うわっこれはマズい。本気で泣きそうになっている時の顔だ………
……………やむを得ん……
「やれやれ……ほら、隣り開けろ。入れないだろ」
そう言うと佐々木の顔がそれこそぱぁっなどと擬音をつけたくなる程に眩い笑顔になった。
現金な奴め………少し悪戯してやろうか…
「わかっていると思うが俺は男だぞ。現実に存在する分、空想の怪物よりも危険だ。それでもいいのか?」
そう言って俺は悪人顔をつくり両手を構え、ジリジリと佐々木に近寄った。見つかったら問答無用で逮捕される勢いの危険な絵だ。さぁ怖がれ。
しかし佐々木はくっくっと心底愉快そうに笑い、
「君が本気でそう思っているなら僕は構わないよ」
と言いやがった。
………………そうか。なら、頂きます。
「え?ちょ……キョン?」
俺は電気を消し……「とぅっ!」
ルパンダイブ、とまではいかないがそのまま佐々木に抱き付いて布団を被り…………
「きゃっ……キョン!本気…いや正気か!?悪かった冗談だからまだ今は待って………」
何もせずそのまま目をつぶって狸寝入りを決め込んだ。実際は薄目を開けていたがな。
佐々木はきょとんとして俺の胸の中からこちらを見上げている。
「………え?な、何もしないの………?」
事態が飲み込めていないようだな。
ここでニヤリと笑い、
「………本気で襲うと思ったか?」
してやったりだ。さて怒るか笑うか……
ところが予想外の事が起こった。佐々木は俯いてしまった。
「…………君と…言う奴は……」
………あの…佐々木さん?
「僕が…どれ程………君はそれを…」
……………泣いてる…………
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!
「す、すまん佐々木!冗談が過ぎた!悪かった!ごめん許してくれ、だから泣くなって!!」
「僕は……君はなんで………」
「ごめん佐々木!頼むよ泣きやんでくれ!なんでもするから!!」
「本当かい?」
……………は?
「本当になんでもするのかい?」
……………こいつ……
嘘泣きかよ!!!
「お返しだよ。まぁまだ僕の方が一枚上手だったようだがね」
くっくっくっと笑う顔には涙の跡など一筋もないわけで、俺は女の涙は武器という言葉を嫌と言う程理解した。
ちくしょう……
「さて、じゃあ僕の言うことを何でも聞いてくれるんだったね」
………分かった聞いてやるよ。できる範囲でな。
「くっくっ……良い心構えだ。じゃあキョン、君は……今日から毎晩僕を一時も離さず抱き締めて寝るんだ。いいね」
…………なんて言った?
「もう一度言おうか?毎晩僕を……」
いやいやいやいや!それでいいのか!?
「言うことを聞くのだろう?大人しく従いたまえよ」
顔を真っ赤にしながら何をどうどうと言ってるんだお前は………
「………わかった。それでいいならやってやるよ。」
こっちもまぁ望むところだ。いや他意はない。俺は純粋に佐々木の身を案じてだな……
「……うん。ありがとう。これで安心して眠れそうだ」
そ、そうかい。
俺は今晩も眠れそうにないな………
「どこにも行かないでねキョン……おやすみ」
佐々木は目を閉じ、俺の胸に顔を伏せた。
ああお休み佐々木。
佐々木の小さな体は優しく包まないと簡単に壊れてしまいそうで、しかし狂おしい程に愛らしく言われなくとも一晩中抱き締めていたい程だ。
いい匂いがする、何故だか気分が落ち着く。人の温もりなんて、直に感じたのは何年ぶりだろう………。
佐々木……安心して寝ろよ。
俺がお前のそばにいてやるからな……………。
ぎゅっと抱き締め、柔らかな佐々木の頭を撫でながらそんなことを考えていたらいつの間にか寝てしまっていた。
いつもより深く気持ち良く寝れたのは寝不足だったからだけではないだろう。
この時はまだ佐々木との週末を単純に楽しむつもりでいた。
しかし平凡とはいつの世でも往々にして終わりを告げるものだ。
そしてそれは俺と佐々木にも例外なく当てはまってしまう。
事件の始まりと同じく、俺の言動一つによっていとも簡単に……………
ふん、続くのは規定事項だ
以上です。甘くしたかったんだけどなぁ
センター間の暇つぶしにでもなれば…………
そういえばどうすればWikiに載せて貰えるのだろう。
>>72 毎回楽しませてくれますGJ
まとめには管理人さんが載せてくれるはず。
5分佐々木
保管庫たくさん更新乙です
>>72 今回特に甘いですなあw完結待ってます
「やっとセンターの会場に着いた」
「君の家から自転車で20分だね。開始まで2時間と35分」
センター会場であり、俺達の志望校である地元の国立大学に来ている。
俺の家からは若干近いということで、ここ1月ばかり佐々木は俺の家に泊まり込みの家庭教師をしている。
おかげで学校では変な目で見られる。まー、目の保養ができて結構なんだが。
「開場まで1時間半もある。寒くて風邪をひくかもしれんぞ」
「そのへんはぬかりは無いよ。歩いて3分の所の喫茶店が空いている。この時間なら席も埋まって無いはずだよ」
「さすが佐々木」
喫茶店にて
「持ち物確認だ、鉛筆、消しゴム、時計、受験票・・・・全部あるね」
「俺の・・・方も・・全部・・・・・ある・・・」ガクガク
「キョン君は緊張しているのか?」
「何故か・・・震えが・・・」
「アメリカの首都といえば?」
「・・ボストン・・」
「ワシントンじゃないか」
「・・そうだっけ・・」「・・・・」
「しまった、大切な物を忘れた。キョンすぐ戻るんだ。今なら余裕で間に合う」
「それは大変だ、すぐ帰ろう。で何を忘れたんだ?」
「ブラをつけるのを忘れた」
〜(にょろーん)
「それは大変。じゃなくて、ちゃんと着けてるのでは?今日着けているのはっきりと見たぞ」う、しまった
〜(にょろーん)
「つまり、覗いたということだね」
「すいません、すいません、すいません」
(全く、正直に言ってくれたら、いつでも見せてあげたのに)
「反省してます。許して下さい」
「そうだね。センターで僕より点数が高かったら許してあげよう。低かったら、僕の願いを一つきいてもらうよ」
(結婚届けにサインだね)
そして
(まさか僕より良い点数取るとは。君が僕だけの物になるには、もう少しかかりそうだね。やれやれ)
(エロくなってすいません)
・・・土の如く、「我豐太郎ぬし、かく迄に我をば欺き玉ひしか」と叫び、其の場に僵れぬ。相澤は母を呼びて共に扶けて床に臥させ
しに、暫くして醒めし時は、目は直視したるまゝにて傍の人をも見知らず、我名を呼びてい度く罵り、髮をむしり、蒲團を噛み等し、
又遽に心づきたる樣にて物を探りもとめたり。
母の取りて與ふるものをば悉く抛ちしが、机の上なりし襁褓を與へたる時、探りみて顏に押しあて、涙を流して泣きぬ。
是れよりは騷ぐ事はなゝれど、精神の作用は殆全く廢して、其の愚かなる事赤兒の如くなり。
醫に見せしに、過劇なる心勞にて急に起りし「パラノイヤ」といふ病なれば、治癒の見込なしといふ。
ダルドルフの癲狂院に入れむとせしに、泣き叫びて聽かず、後にはかの襁褓一つを身につけて、幾度か出しては見、見ては欷歔す。
餘が病牀をば離れねど、是れさへ心ありてにはあらずと見ゆ。たゞをりをり思ひ出したるやうに「藥を、藥を」といふのみ。
餘が病は全く癒えぬ。エリスが生ける屍を抱きて千筋の涙を濺ぎしは幾度ものぞ。大臣に隨ひて歸東の途に上ぼりし時は、相澤と議
りてエリスが母に微かなる生計を營むに足るほどの資本を與へ、あはれなる狂女の胎内に遺しゝ子の生れむをりの事をも頼みおきぬ。
嗚呼、相澤謙吉が如き良友は世に又得がたかるべし。されど我腦裡に一點の彼れを憎むこゝろ今日迄も殘れりけり・・・。
「ふぇ〜ん、わからないよぉ〜!」
「何やってんだ?お前」
「見ての通り本の読み聞かせをしているんだよ」
「どう考えても"舞姫"は子供向けとは思えないし、お前には言文一致運動とかは縁も所縁もないのか?」
「ないね。
キョン、原文から世界観を読み出して楽しむのが読書の真骨頂さ」
・・・教育方針には口を挟まないつもりだったが、そう言う訳にもゆかないらしい。
まったく、やれやれだ。
It's PONSY TIME!!
. ,、- ー-.、
. 。 ン,彡ヽンミゝ 。
ミ/ . バ〈〈゙`"〉〉〉. ミ/
( '´ / ノ) .イj(厂 厂ル ( '´ / ノ)
. / 彡 Ni、 −,ノ / 彡
゚ と'j`:|:゙iつ ゚
. /¨`!¨ヾ.
〈__/ ヽ__>
, -‐- 、、. , -‐- 、
. 〃 u ;ヽヾ. ||| ||| ,'::;〃i::iヾヾ
ハミ((メノリ从)).lll lll .ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
| i(| ┃ ┃ |!| /((::!┯ ┯l!|
| トリ、'' 〜'',∩. i::: ∩ヽ - ノ八
. レ゙⊂i´:i:iン 彡 !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
く/_!_j,> |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
〈_,ハ_,> ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ
・パンジー ≒ ポンジー
自称「藤原(笑)」、陰謀ではひねくれながらも記憶端末を手渡すツンデレっぷりを披露
佐々木、橘両者から名前を覚えてもらえず「未来人」と呼ばれる始末
みくるとは敵対する組織に所属すると考えられる
みくる曰く「そんなに悪い人には見えなかったの」
恐るべきことに佐々木スレpart13で609がタイプミスしたためこのあだ名に
・ポンジースレ化は
>>970が宣言してくれ。新しい佐々木スレを立てた後にでも言うがいいさ。
宣言できない場合でも勝手に始まっているだろうが、ふっくっく
>>72 待ってました。次回も期待してますw
>>78 佐々木さんの着替えを覗いたと申したかK
>>79 難しい本を読み聞かせるんですねn
ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1200582533/ . 。 ン,彡ヽンミゝ 。
ミ/ . バ〈〈゙`"〉〉〉. ミ/
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. / 彡 Ni、 −,ノ / 彡
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ハミ((メノリ从)).lll lll .ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
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| トリ、'' 〜'',∩. i::: ∩ヽ - ノ八
. レ゙⊂i´:i:iン 彡 !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
く/_!_j,> |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
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・ポンジーSSの保管庫
ttp://www10.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/21.html ・パンジー ≒ ポンジー
自称「藤原(笑)」、陰謀ではひねくれながらも記憶端末を手渡すツンデレっぷりを披露
佐々木、橘両者から名前を覚えてもらえず「未来人」と呼ばれる始末
みくるとは敵対する組織に所属すると考えられる
センターの会場って結構ほのぼのしてるんですね。
今日はちゃんと12時前に寝よう。
それはそうとss。
「キョン、どうだった?」
「佐々木……俺はもう駄目だ………後は………たのmガクッ」
「キョン、しっかりするんだ。まだセンターだ。本番はこれからだよ」
「しかし…、あんな点数じゃあ足切りに遭うのは目に見えてる…」
「う〜ん、出来れば君と同じ大学に行きたかったんだが…。さて、どうしたものか…」
「まかせて」
「うおっ、長門!?いたのかよ!!!」
「いた」
「びっくりするから、いきなり声かけるのはやめてくれ」
「長門さん、『まかせて』って…何か手があるのかい?」
「彼の点数を上昇させる」
「そんなことも出来るのか。すごいな、長門さんは」
「情報操作は得意」
「へぇ。で、具体的にはどうするんだい?」
「こうする………qあwせdrftgyふじこlp;@」
「すごい早口だね。何かの呪文かい?」
「終わった」
「長門、本当に俺の点数は上がったのか?」
「あなたの点数は操作していない」
「え?じゃあ…」
「点数自体の操作は、数百年後の試験結果に悪影響を及ぼす危険性がある。
変わりに、あなたよりも高い点数の人物と得点を入れ替えた」
「誰のと替えたんだ?」
「…………彼女」
「彼女?…ってまさか佐々木か!?」
「そう」
「いや、それはいくらなんでも不味いだろ」
「そう?」
「おいこらチビ」
この長門好きだわw
すごい情報操作だな
いいんだが、流石にセンター試験中はやめとけというにw
本命は私立なのか?
まあ、自分の人生だからさ。
勝手にさせとけばいいよ。
まさかSS書いてたせいで落ちたなんていいわけにはしねえだろ。
91 :
サクラサク:2008/01/20(日) 00:48:56 ID:TowAZDxU
時計は夜の10時をさしていた。
僕は自室のベッドの上で携帯電話のディスプレイを開く。
着信履歴の中の彼の名前にカーソルを合わせる。
ふと手が止まる。
彼はもう寝ているだろうか?
それとも緊張で―
躊躇っているうちに手の中から聞き慣れたメロディーが流れ出す。
彼からだ。
全く君ってやつは…これは一体どんなやらせだい?
僕を驚かすのが君の趣味だとしたら、その性癖は是非改めてもらいたいね。
「よお。悪いな、寝てたか?」
「いや、起きていたよ。何しろ僕は一足お先に自由の身となったわけだからね。詰んでいた本を消化していたところだ。」
少し、嘘をついた。
「ちっ。」
彼が舌打ちのポーズをとる。
本気じゃないことは電話越しでもわかる。
「こんな苦痛を長く味わうことになるなら俺もお前と同じ学校を選べばよかったぜ。」
僕は自分の顔が緩むのを自覚する。
「僕も君と同じ高校に行けたらよかったと思うよ。だがキョン、現実的に言ってそれを実現するには君の学習時間は些か少なかったように僕は思うのだが。」
彼のお得意の溜息が電話口で僕の耳をくすぐる。
「おいおい自信を喪失させるようなことをよくも平気で言えるな。明日が受験日のデリケートな俺にさ。」
「くっくっ、すまない。ところでそのデリケートな受験生がこんな時間に何の用だい?」
「ああ、それが―」
少し間があく。
僕は君との間に流れる心地よい沈黙にただ身を委ねる。
「―すまん、なんだか落ち着かなくてな。ほら、昨日まではお前と塾帰りに雑談するのが恒例だっただろ。今日はそれがなかったからどうも座りが悪くてな。気が付いたらお前の声が聞きたくなっていて通話ボタンを押してた。」
僕は改めて彼に呆れた。
と同時に笑いが込み上げて来た。
「くっくっ、キョン、全く君は…」
全く君はなんて正直で鈍感なんだろう。
それがどれほど僕を魅了しているか君は分かって…ないんだろうね。
「よく考えると用もないのに夜分に悪かったな。まあ俺なりにテンパってたんだと思って許してくれ。」
ばつの悪そうな声で彼が言う。
「いや、僕は一向に構わないよ。僕の声は君の精神安定剤になれたのかな?」
「ん?ああ、いつもと変わらないお前と話してたら、緊張してる俺が馬鹿みたいに思えてきた。」
「そうかい、それはよかった。」
「んじゃ、悪かったな。また学校で。」
「今日はもう寝たまえ。試験中に寝てはお話にならない。おやすみ。」
「ああそうだな。おやすみ。」
そして彼の声は夜の沈黙に飲み込まれていった。
僕は携帯電話を抱きしめてベッドにもぐった。
くっくっ、キョン、君は間違っているよ。
僕がいつもと変わらないだって?
こんなに全身が熱いというのに。
いつもと変わらないのは君の方じゃないか。
いつも変わらない君は、いつもと変わらない君で明日を迎えるだろう。
受験当日はそれが一番大事だよ。
君にもきっと―
サクラサク。
受験生支援ってことで初めて投下させてもらいました。
文章は未熟だけど佐々木スレの受験生が全員合格するように。
所詮センターなんて通過点だからね。
問題自体は基本的で難しくないんだから緊張して本来の力を出せない方がマズいし、
SS書くのが気休めになるんならバンバン書けば良いと思うよー。
寧ろいまさら明日の試験科目の勉強とかしてる方が点数下げそうだw
チビとビッチって似てるなー、と思った
ねーよw
>>83 長門いいなあ
キョンと親しくする佐々木に対して
なにげに不快感をおぼえてたってとこか
>>10 ―――これは…・・…誰―――ね
相変わらず、心優しい人が多くて嬉しい限りですじゃみなみなさま
でもご心配なく、ssにかけている時間は考察も含め10分程ですので
試験には影響しないはずです………………おそらく
それでは、応援してくれている皆さんの為にも
頑張ってきますです
>>92GJ。
中学時代かな?佐々木さんはキョンより早く合格決めてたのはデフォっぽい。
あ、ちなみに
>>83です
昨日はよく眠れました
皇太子さまがスイカバー食べてる夢を見ました
______________
ゝ_____ノ
ノ / ヽ
. ノハハハハハ !
!|─ ─ ,iリ)!
’ 、 - ,ノル´
〈i゙|†'|´{'>
. i´T `i
. 〈_,八__〉
>>100 だいたい私立の方が公立より先に決まるしね。
自分の受験が終わった後は毎日朝から晩までキョンの家庭教師役を
勤めてたんだろうなぁ・・・。
>>91 保管庫に殿堂があれば掲示しても構わない名作だな。
GJ!!書き手の心優しさも表れてるぞ。
>>103 キョンくんの部屋のが暖かいから、
ごはんまで こっちに居る〜
キョウ モ カ…  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
, -‐- U , -‐-ー.、 ショーガネーナー
,'. / ト、 ヽ 〃 ヽヾ ジャマ スンナヨ
. i. ((从ソ 从〉 i ハハバハ> 、
l. (|┳ ┳i!l. イ(! ─ ─|i ( "8'  ̄`ヽ
. ハNiヘ ヮ ノハ! ゞハ、 - ノ’ リ((ハヾNリi
⊂)"ー'゙iつ <'}!`|Y|´!φ !、ヮ^(ソ
/ュュュュゝ l\ ̄ ̄ヽ三三ヽ ̄ヾ)ヾ) ̄\
〈__八_,〉 .|l\\. \
.|l__|.\l二二二二二二二二二二l
|| | || |
 ̄  ̄
なんか思いついたから書いてみたけど文章とか色々gdgdでサーセン…
「キョン覚えているかい?僕が中学時代に君の下の名の漢字を書き当てたこと」
「…すまんそんなことあったか?」
「あったんだよ本当に覚えてないのかい?」
「………ああ思い出したそんなこともあったなあの時俺は感嘆の気分を味わったぜ…それがどうしたんだ?」
「いやふと思ったんだけどね僕たちが付き合い始めてしばらく経つし…その…お互いに下の名を呼び合いたいと思うんだ」
「へ―…でもお前はキョンってあだ名の方が好きって言ってなかったか?」
「なぜそのことは覚えてるんだ…確かに君と付き合い始めるまではそう思っていたけど今は僕だけは君を下の名で呼びたいし君にも僕のことを下の名で呼んで欲しいんだ…」
「―――――――」
「…どうしたんだい突然キスするなんて驚いたじゃないか…」
「…〇〇その…好きだぞ」
「…もちろん僕もだよ〇〇」
昨日なぜか主夫キョンってネタを思いついた
ドラマのアットホームダッドみたいな感じで
>>107 しかし、ランキングは思ったよりあてにならない事実。
俺が本当に面白いと感じるのは今日現在で42しかなかった。
反論は認める
>>110 そりゃそうだ。
@wikiは同一IPお構いなしにカウントするからね。
その気になれば一人で殿堂入りに上げるのだって簡単だ。
そりゃあ、趣味趣向が全員一致するなんてこたあありえないんだから当たり前だろう。
どんなランキングでもね。
エロパロの変態シリーズはガチだな
き、キョン
君はどうして、
頭に 赤い洗面器なんか乗せて 歩いてるんだい?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
やっぱ気になるか
いや、実はな……
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
______________
, -‐- 、 ゝ_____ノ
,'. / ト、 ヽ. ノ / ヽ
. i. ((从ソ u从〉 ノハハハハハ !
l (|┳ ┳i!l !|─ ─ ,iリ)!
. ハNヘ ヮ ノハ! ’ 、 - ,ノル´
⊂)"ー'゙iつ. 〈i゙|†'|´{'>
/ュュュュゝ .i´T `i`
〈__八_,〉 〈_,八__〉
あっ! お二人とも ちょうどいいところに
今日こそ 協力してもらいますからね
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ やべ。うっせーのが来た
, -‐- 、、 佐々木 後は任す。じゃな!
. 〃 ; ヽヽ , -‐-U  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
ハミ((メノリ从)). ,'. / ト、 ヽ. , -‐-ー.、
| i(!| ┃ ┃|!| .i. ((从ソ u从〉 〃 u ヽヾ
| トリ、 ''.ヮ''ノ!| l. (|┳ ┳i!l ミ i ハハバハ>
. レ゙ {'i゙づ_iづリ ハNiヘ 〜 ノハ!. イ(! ─ ─|i
ノ_/__l_j,ヽ ⊂)"ー'゙iつ ミ .ゞハ、 -__ノ_________ っ
`~(_,ハ_)~´ ./ュュュュゝ 〈i'づゝ__∩__ノ
〈__八_,〉. ヽ´T.i. ´
. /_ヽ__〉
エロ物ではエロパロの変態佐々木シリーズがガチだな。でも、この話題はスレ違いにならないか?
佐々キョンが親友から恋人になるネタではハネウマライダー。フラクラではエンドレスエイトネタのやつが一番良いと思う。
______________
ゝ_____ノ
. ,'::;〃i::iヾヾ
ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
/((::!亡!f亡l!| ――完――
. ノ::::l:ヾヽ - ノ八
ノ:::::l::::リづ旦O:::i::ヽ
. ぐ;;;;;;;i;;;;;とく/_|_jゝ;;;;i;;;リ
>>115 行数か容量が一定以上で、行頭が改行記号から始まってると
書き込みが反映されないということでしょうか?
>>118 627 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 21:54:50 ID:x6K+J9Jh
あ、知らない新規制を発見したので、既出かもだけど報告。
一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えるそうです。
SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイみたい。
630 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/01/15(火) 23:03:23 ID:JkkZ5sEy
デザインとして最初に改行入れたいときは、スペースを入れておけばいいらしいよ。
と一応報告。
ということらしいです。
今朝編集過程で同じとこ踏みすぎてランキングおかしくしちまったかも
反省する………吊ってくる……
>>120 ありがとうございます。
レスを無駄に使ってしまって申し訳ない。
>>123 ググッてみたら自己解決したような、してないような
>>91 今年受験の厨房の俺にもうれしくなる1品。
サンクス
不合格
佐々木「キョン、僕もゲームを作ろうと思うんだが」
キョン「俺は手伝わんぞ」
佐々木「(´・ω・`)」
128 :
この名無しがすごい!:2008/01/21(月) 00:53:22 ID:yESkQT+0
>>91 最後にサクラサクってのが下のサクラが咲いたのかなどと不謹慎なことを考えたりもしたものの
佐々木の感情が上手く書けてるわ、人物も設定もらしさが出ているわ
短い文で完結に受験に即したテーマをまとめてるわで
ほんまに感動した。
>>128 俺も似たような考えだ
佐々木 紫
橘京子 黄色
周防九曜 黒
藤原 ポンジー
紫つったら古泉のイメージがあるな
九曜 黒、濃灰
橘 オレンジ、山吹
藤原 灰色、銀
佐々木 赤紫、ワインレッド
よく考えたら3人娘は
唯一のカラー情報である
分裂の口絵の服装色がイメージになってるにすぎないが。
佐々木は俺の嫁!
キョン乙
ちょっとテスト
俺もテスト。なぜか落ちてた表示が出てたので
>>138 もしかしてJD使ってる?一回読み込んでからお気に入りから飛ぶと元にもどるっぽい
鯖のメンテかなんかあったらしい
まさにJane Doe Style。
Error表示がサーバー見つからんってのだったので、そうだとは思った
>>128 なんか、豚鼻に見えて仕方がないw
佐々木かわいいよ佐々木
佐々木さんのしりとり、或いはプラネテス最終回の巻
佐々木「では僕から行こう。”親友”」
キョン「”う”ねえ。”歌”」
佐々木「い、いきなり来たね。”た、誕生日……”」
キョン「何がいきなりなんだ? ”VIP”」
佐々木「き、君はもしかして全て承知の上なのかい? ”プ、プレゼント……”」
キョン「だから何がだよ? ”トキ”」
佐々木「……。”気持ち”」
キョン「”地形”」
佐々木「”……いけず”」
キョン「”ズバット”」
佐々木「”……唐変木!”」
キョン「いや、そんなにでかい声出さなくても聞こえるって。”クーデルカ”」
佐々木「”感謝の気持ち”」
キョン「おいおい待てよ佐々木。「の」とかつけたら反則だろう。
”感謝”でいいじゃないか。えーと「や」で始まるのは……」
佐々木「キョンのバカー! うわーん!」
キョン「おいどうしたんだ佐々木。お前からしりとりやろうって誘ってきたんだろう。敵前逃亡はなしだぜ。
まったく、どうしちまったんだろうな、佐々木? なあ国木田」
KKNKD「……いや、少しはその、空気読もうよ」
おしまい
佐々木さんの誕生日っていつなんだろうね。
プラネテスネタは定番だな。
俺も2回ほど書いたよ。
ぐはぁ、元ネタ解らぬ
誕生日、キョンより1〜2ヵ月早くてその間だけお姉さん希望。
>>140 俺は、後ろの短冊がオナホに見えて仕方が無いw
>>144 最終回、宇宙船の上で、
ヒロイン「〜〜け」
主人公「ケスラーシンドローム」
ヒロイン「〜〜ケ」
主人公「おいおいまた「け」かよ」
ヒロイン「もうないでしょ」
主人公「いいや。「結婚しよう」」
ヒロイン「……「うん」」
主人公「よし、「ん」がついたからお前の負け」
という、冷静な人間が無線聞いてたら、多分クビくくりたくなるような
ネタがあったのです。
>>147 にゃるほどサンクス。
甘いSSに恰好のシーンですな
あれ?投下したはずのSSが消えちゃった
「どうしたんだい、キョン。
突然入札禁止を食らった製紙会社の営業マンみたいな顔して」
「お、おう。佐々木か」
「いったいどうしたって云うんだい?」
・
・
・
「実は俺、病気らしいんだ」
「・・・・・・。」
「それもかなり重篤らしい」
「・・・そうだったんだ」
「このところずっと1つの事で悩んでいたりするんだよ。
この俺がな」
「キョン、ひょっとして苦しいのか?つらかったするのかい?」
「まぁな」
・
・
「僕が見聞きする限り、はじめての時って皆そう思うそうだ。
自分の言動でどう転ぶか判らない時って存外、思い切っていった方がいい時もあるさ。
もし、君がいいと言うならば僕と一緒に・・・」
「佐々木!俺はお前と一緒に!!」
「僕でよければ一緒に行ってあげよう。心療内科」
>>152 おおGJ
>>151 120とは違う種類の規制かな?また投下できなかった。明日にします。
定期あげ
>>91を書いた者です。
佐々木さんは私立なので先に合格、キョンは公立(北校)なので試験日が遅いという設定でした。
説明不足でサーセン。
GJ沢山どうもでした!
漫画描きやめて文字書きになろうかと一瞬本気で思ったwww
156 :
この名無しがすごい!:2008/01/21(月) 22:44:28 ID:LGeEXqrJ
あの〜キョンの名前とか分かる人いますか??
>>153 そうでしたか、楽しみに待ってます
あと、どーしても無理でしたら避難所って選択肢も有りますよ〜
>>155 GJ!
当方中学3年生、正に受験生なので嬉しい限りです。
受験日まで後9日。必死で塾に行って勉強してるのに自転車は一人分の重みしか支えず………
助けて佐々木さん。後9日なんだよ
>>156 原作でもアニメでも出ていないです。そのため色々なスレで考察されている。
キョンスレ、谷川スレ(原作スレ)、アニメ本スレ、キョンの本名を推理するスレ、の過去ログを参照すると面白いかも
亀だが
>>72GJ
センター終わって読もうと思ってたら忘れてた…
しかし佐々木みたいなちょっとズレてるのはキョンには合わないような気がするな。
個人的には谷口みたいにアホだけど行動派みたいに佐々木を引っ張っていけそうなキャラのほうがしっくりくる。
キョンが一生佐々木と付き合えるとは思えない。付き合ってすぐに物足りなさを感じて分かれそうだ。
キョンは自分から相手を引っ張るって感じゃないもんなぁ。
確かに谷口みたいな暴走キャラの方がしっくりかも分からんね。でも接点ねえしw
藤原の方に期待したいところだ。喫茶店の会話も気になるし。
163 :
この名無しがすごい!:2008/01/21(月) 23:46:19 ID:7Ng2AAL3
いや佐々木×キョンが一番だろ
いや谷口はいざってときは行動力もあるし頼りになるやつだぜ。
キョンみたいに佐々木を放置したりしないだろうし。
ちなみに、佐々木さんは進学校の優等生とは合わなかったみたいだな。
ハルヒもキョンは誰でもすぐ物足りなくなるイメージ。普通の人は普通の世界に飽きたりしないからなー
キョンは我慢してしばらく付き合い続ける。ハルヒの場合はすぐに別れる。
キョンも佐々木も冒険より平穏って感じで合ってそうだが…
ハルヒは分からん、しかし谷口はないw
167 :
sage:2008/01/22(火) 00:29:33 ID:ao7a9Ccp
むしろハルヒVS佐々木の展開に燃え・・・・いや萌える俺
佐々木さんと合うとしたら国木田かな。谷口はアホすぎる。
>>168 ただ、キャラスレで培われた国木田はともかく、原作の国木田は正直印象に残らないので
合う合わないなどと判断できるレベルにない気がする
ふむ、佐々木に誰があうか、か。
キョンタロスモード:俺は最初からフラグクラッシュだぜぇ!
クニキダロスモード:君、僕に釣られてみる?
タニグチロスモード:俺のアホさに、オマエが泣いた!
ポンジロスモード:俺のあだ名はポンジーじゃない、って誰も答えを聞いてない?!
もうクライマックスモードで十把一からげでいいんじゃないでしょうか。
ブチョーク:上の者はなぜ私の名を呼ばない!
「睡眠学習だよ佐々木さん」
高2になってから、夢に佐々木が毎日出てくる。その前からちょくちょく出ていたが。そういや、あの終わらない夏休みでも何回か夢に佐々木が出てきたな。
夢に女の子が出てくると言っても別にいかがわしいことは一度も無かったが。
・・・・・・・・・・
「君のために睡眠学習の家庭教師役をやってあげるよ。君と僕の仲だ、礼はいらないよ。くつくつ」
「よろしく頼む、佐々木。でも目が覚めたら全部忘れないかな?」
「少しは覚えているはずだよ。夢の中の一晩が現実の10分くらいに相当するかな?よくわからないけど」
佐々木の教え方は判り易くて優しくて、すごく良いです。
夢の中で、二人きりの世界で1年くらいみっちり教えてもらうけど、それで起きたら一晩なんだな。
気分転換にゲームとか市内探索とかもやったな。
「夢の中ですら君は朴念仁なんだね」
何のこっちゃ
後の方では高校レベルは楽々突破したので、大学レベルの勉強までしてたな。
調子に乗って、夢の中で大統一論を完成させたりしていた。
・・・・・・・・・・
「またあの夢か。夢の中でも勉強とは俺も優等生になったものだよ」
学校、学校が終われば塾、日曜は図書館や俺の家で佐々木との勉強会。勉強づくしだな。その上、夢の中まで
「キョン、塾は週に2日だけだったよ」
「そうだったな、佐々木」
おかげで、俺は京大に受かった。正直、ここまで学力上がるとは思わなかった。もちろん、佐々木も一緒だ。
古泉久しぶりだな。閉鎖空間は大丈夫か
「何とか我慢できる頻度ですね。ところで、あなたは佐々木さんと結婚しないのですか?あれだけのことをしてもらったのに」
あいつが俺との結婚を望むのか?
「それぐらいの下心が無いとあれだけのことをしませんよ」
「・・あなたと佐々木には、毎晩夢の中の1年がある。普通の人間の300倍以上の経験を積むことが可能。そして、その経験に潰されない精神を持つ
終わらない夏を除いても、あなたと佐々木は夢の中で800年以上を過ごしている。それが佐々木の勝因、私と涼宮ハルヒの敗因」
うわ、長門いつの間に。
・・・・・・・・・・
「君のために最後の睡眠学習をやってあげるよ」
「受験は終わったぞ」
おい、佐々木何で脱ぐんだ。おい、何をする・・・・
・・・・・・・・・・
次の日、佐々木の顔をまともに見ることはできなかった。佐々木の顔も赤かったような気がする。ただ、それだけの話だ。面白くも無い
「キョン、一緒に大統一論を完成させよう。ずっと一緒に寝泊りして」
>>170 ハル「私のために争わないで!」
この流れやめよう……
佐々木さんかわいいよ佐々木さん
>>170 誰も佐々木さんを好きにならないような・・・いや、わからないけど
いや、むしろ喋り方繋がりで
佐々木×エロカッコゲイ古泉
議論の最初はキョンスレの書き込みを少しいじっただけの擬餌だが、何人も食いついてしまってはしょうがない。
基本的にキョンは誰とくっついても幸せになると思うが、やっばり佐々木さんが一番合う。
ネタとか思い込み補正抜きでそう思う。だから俺はこのスレに居る。
しかし、佐々木×古泉とかの佐々木×キョン以外の組み合わせを望むのはスレチなのだろうか?
ハルヒ×キョンの余りでくっつくとかいう意味でなく・・・
今までスレタイが「佐々木とくっつく」だと思っていた
>>178 ないんだったら作れば(ry
ともかくまず自分で書くのが一番だと思うぞ?
カップリング論より先に、佐々木は俺の嫁だ。
これは間違いない。
佐々木が蘊蓄を語りながらキョンにひざ枕で耳かきするSSが読みたい。
なりきりスレが伸びているな。佐々木さんの人気がさらに出ているのですね。
この空気ならいける。
10佐々木
書き直す
10分佐々木
佐々木さんの手料理が食べたい
188 :
SS:2008/01/22(火) 16:33:21 ID:dMAORisb
「ん?佐々木か?」
谷口が教室のドアを開くと、うつ向きながら立っている佐々木の姿があった。
「……んっ」
谷口の言葉を聴いて佐々木は瞳に貯まった涙を手の甲で拭き取った。それを見た谷口は慌てて口を開いた。
「い、いや忘れ物をしちまってさ」
「そっ…そう」
沈黙。
谷口は肩を少し上げて、普段のどこか間の抜けた顔を浮かべると教室から出ようとしたがが、その時後ろから佐々木の声が聴こえた。
「ねぇ谷口くん…。これ似合ってないかな」
佐々木の格好はメイド姿だった。橘京子が佐々木団として活動してるときの格好を今日は佐々木がしていた。
「いやそんなことないぜ!橘とは違う魅力があるしな」
「本当?」
今まで表情を暗くしていた佐々木は谷口の言葉で大輪の花が咲いたように笑顔を輝かせる。
普段の佐々木の静かな笑みとは違い、谷口は自身の顔が赤くなるのを感じた。
佐々木は席から立ち上がり教室から出て行こうとしていた谷口へと駆け寄る。
「…自分で言うのもなんだけど、結構似合ってると思ったんだ」
「ああ似合ってる!俺の知ってるメイドの中じゃ最高だぜ!」
と言っても知り合いにメイドなんていないんだけどなー、とは言えない。
「ありがとう、谷口くん。でも…キョンは…」
佐々木が谷口のブレザーの袖口を握りながら、ぽつりと語り始めた。
佐々木がメイドの格好でキョンにお茶を出した事。
誉めてはくれたものの、そういえば橘は、橘はこうだった、橘なら……。
ついカッとなってキョンの顔面に平手打ちをしてしまったこと。
「……やっぱり僕ではキョンのメイドにはなれないんだね。気恥ずかしさもあってついキョンに手をあげてしまったんだ」
「勿体ないやつだな。俺なんて今の佐々木のその姿を秘蔵のコレクションに永久保存したいくらいだぜ!」
「えっ?」
谷口は自分の胸ポケットを弄って定期入れを取り出すと、そこから何枚かの写真を佐々木に渡した。それは様々な顔をした佐々木の姿だった。
「先に謝っておく。スマン」
「谷口くん…」
「多少隠し撮りじみたものもあるし、その…」
「…さない」
谷口は言い訳じみた自己擁護を佐々木に構わず語ろうとした。だが、
「こんなの許さない」
佐々木は谷口の顔を見据えてハッキリとした口調で言った。
「僕の許可なく写真を撮るなんてヒドいじゃないか」
「……あぁ、スマン。悪いとは思ってる。こんな言い訳にもならないが、俺はお前のことが、」
「なら『わたし』にキスをして」
固まる谷口に顔を真っ赤に染めて言い放つ佐々木。半ばやけに言い放つ。谷口なら冗談として受けてくれると思っていた。だが、さっき谷口の言いかけた言葉も気になっていた。もちろん続く言葉は分かっている。
「……分かった。いいか、俺はマジだぜ」
そう言って谷口は少し距離を取っていた佐々木を抱き寄せて、身体を震わせ瞳を力一杯瞑る佐々木を抱きしめた。
そして形の良い唇に谷口の唇が重なる。
はじめは重ねるだけの稚拙な愛撫だったが谷口は段々と唇を舐めまわし、舌で刺激し、ついに口の中の佐々木の舌と絡ませていく。
「あ、んっ……うぅん…」
佐々木と谷口の初めてのキス。お互いの唇が離れると、佐々木は谷口の背中に腕を回す。
「僕のの事、好きかい?」
「好きでもないやつとこんなことするかよ」
佐々木は谷口の胸に顔を埋めながら、
「僕と…付き合う?」
「そうだな。女言葉で話してくれるならな」
「もう、バカ」
「わりぃ。でもやっぱり、な」
教室が夕陽の明かりで紅く染まっていき、そこに二つの影が寄り添うのを映し出していた。
(バカップル編に続いたらいいね)
なんかGJ
でも。。。「僕のの事、好きかい?」が残念
>>188 ガラッ
キョン「WAWAWA忘れ物〜☆……!!!!!!ご、ごゆっくりぃぃぃ!!!!!!!!!!」
ピシャッ
谷口×佐々木があるなら国木田×佐々木があってもいいはずだ
谷口×佐々木さんがあるなら橘×佐々木さんがあってもいいはずなのです
>>188キョン×佐々以外受け付けない人間も多いから
名前欄にでも谷×佐々SSとでも入れてくれ・・・
いっそのこと本文からWAWAWAと谷口をNGしとけば?
佐々木さんがかわいく描けてれば、誰とくっつくSSでも構わんよん。
流れから察するに
>>188は専ブラ使いにも見えているらしいから、釣りじゃなくちゃんと住人が書いたのか…
なら感想書くと、登場人物が全員らしくない。
パラレルというより名前だけ借りた全く別の話に見える、ってことで俺的にbadjob。
SOS団のサイトの談話室に、俺が日誌をつけることになった。ヤレヤレ。しかし、俺なんかの書く日誌で客が呼べるのかねー?全く
何故か団の活動に全く関係ない、俺の休日まで日誌に書きこまなければならない。プライバシー侵害だと思うぞ。
しかし、俺の自宅のパソコンでできるのは書き込みだけで、全然読めないんだよなー。読みたくもないし、読んだ事も無いが。
さて、日曜日の今日も日誌を書くか。まあ適当で良いだろう。
[111]Kyon 2007/11/11 20:00:00
『SOS団日誌』今日はホラー映画を見た。以上
[112]Y.N. 2007/11/11 20:00:01
詳細を
[113]WaWaWa 2007/11/11 20:11:01
自宅か映画館か、一人か誰かと一緒かぐらい言いやがれ
[114]団長 2007/11/11 20:15:21
谷口、知っているの?
[115]WaWaWa 2007/11/11 20:21:01
俺は何も。って、ここでは本名で呼ぶな涼宮。
[116]ItuKi 2007/11/11 20:24:18
114、115本名自重。「Kyon」は詳細を語るべきですね。
[117]団長 2007/11/11 20:30:21
キョン、あなたふざけているわね。今日中に詳細を書き込まないと罰ゲームよ。
それから、今日キョンを見かけた人は誰と何をしたかドシドシ書き込むように。団長命令よ。
[118]佐々木さん大好き(佐々木さんの同級生) 2007/11/11 20:41:41
キョンは涼宮さんと付き合っているのに、二股かけて僕の佐々木さんに手を出すなんて酷いです。今日は生意気にも、僕の佐々木さんを自転車の後部座席に乗せていました。
[119]Y.N. 2007/11/11 20:41:42
118は勘違いをしている。111と付き合っているのは私。涼宮ハルヒではない。
[120]下級生1 2007/11/11 20:44:33
118 詳細を
[121]下級生2 2007/11/11 20:45:33
118 詳細希望wtkt
[122]下級生3 2007/11/11 20:45:38
118 わっふる、わっふる、わっふる
[123]下級生4 2007/11/11 20:45:58
118わっふる、わっふる
[124]団長 2007/11/11 20:50:33
キョン、また佐々木さんとデートしたわね(怒)
[125]ItuKi 2007/11/11 20:55:18
バイトがあるので失礼します。
[126]ササッキー大好き(ササッキーの同級生) 2007/11/11 20:58:41
119、120お前ら、どちらが奴の彼女か知らないが、彼氏の管理くらいちゃんとやれ。奴が俺のササッキーに手を出さないようにしろよ。
[127]団長 2007/11/11 21:05:33
何―?自分がモテないのを人のせいにするの?
[128]Y.N. 2007/11/11 21:06:42
118、126あなた方、どちらが佐々木の彼氏か知らないが、彼女の管理くらいちゃんとやって欲しい。私は大変迷惑している。
[129]Miruku 2007/11/11 21:10:10
えーと、喧嘩はいけないと思います
[130]WaWaWa 2007/11/11 21:11:01
123何のバイトか教えてくれないか?割が良いんだろ?できれば俺もやりたい。
[131]MORIMORI 2007/11/11 21:18:41
129谷口ならできそうだわね。一度面接受けてみる?
[132]下級生1 2007/11/11 21:22:33
118 あのー詳細まだですか?
[133]WAWAWA 2007/11/11 21:23:41
131お願いします。森お姉さま
[134]KunI 2007/11/11 21:23:41
133本名禁止だよ
――――ブログが炎上しました
一週間後
今週の日曜日も先週とほぼ同じだったな。ほとんどビデオの再生を見るみたいに。先週はいい加減に書いて団長様に罰ゲーム受けたから、今日は少し真面目に書こうか。
[222]Kyon 2007/11/18 21:11:11
『SOS団日誌』
今日は佐々木といっしょに、自宅でホラー映画を見た。
佐々木は男のような口調だが、ホラーが恐いという女の子らしいところもあるんだな。苦手なのに見たいというのは、正直理解に苦しむ思考回路だ。
ホラー映画を見るといつも、恐いからといって俺に抱きついてくる。ヤレヤレだぜ
ところで、帰り道で佐々木が言った薬指の輪がどうこういったのはどういう意味だったのだろうか?
[223]Y.N. 2007/11/18 21:11:12
変態。あなたは朝倉涼子にもう一度刺されるべき
[224]にょろーん 2007/11/18 21:15:12
少年、相変わらずエロいねっ。その調子でめがっさ頑張るにょーろーん
[225]下級生1 2007/11/18 21:16:12
222 ワッフルワッフル
[226]下級生2 2007/11/18 21:16:58
222 詳細希望
[227]下級生3 2007/11/18 21:21:58
222 ワッフルワッフル、ワッフルワッフル
[228]下級生4 2007/11/18 21:22:50
222 詳細を希望
[229]WaWaWa 2007/11/18 21:23:33
ノロケならそれらしく書きやがれ。
[230]親友 2007/11/18 21:23:58
しょうがない。代わりに僕が書いてあげるよ。くつくつ
僕の色香にクラクラしたキョンは、優しく僕の手を取り、僕を自分の部屋に招き入れた。そして、永遠の愛を誓って、僕の・・・おっと、これ以上は書けないよ。
[231]団長 2007/11/18 21:27:33
キョン(怒) あたしというものがありながら(怒)最後までいったの?いったのでしょう
[232]Miruku 2007/11/18 21:28:13
あわわ、キョン君何て破廉恥な、>224鶴屋さん悪乗りしないで下さい
[233]ItuKi 2007/11/18 21:31:18
バイトがあるので失礼します。
[234]佐々木さん大好き(佐々木さんの同級生) 2007/11/11 21:31:41
キョン、僕の佐々木さんに何てことを。刺してやる、刺してやるぞ。
[235]ササッキー大好き(ササッキーの同級生) 2007/11/11 21:32:43
キョン、氏ね
[236]下級生5 2007/11/18 21:32:51
230 ワッフルワッフル
[237]下級生6 2007/11/18 21:33:08
230 詳細希望
[238]MorI 2007/11/18 21:34:08
229谷口、バイトだ
[239]WAWAWA 2007/11/18 21:39:08
238あ、そうでした森さん
[240]KYON2 2007/11/11 21:45:13
キョンさんは責任取って佐々木さんと結婚するのです
[241]妹 2007/11/18 21:46:22
230違うよー、佐々木ちゃん無理やりキョン君に抱きついていたけどー。キョン君に嫌がられていたんだよー
[242]Y.N. 2007/11/18 21:46:23
230は下手な小細工は止めて>222を諦めるべき。
[243]団長 2007/11/18 21:52:33
241でかした、妹ちゃん。
[244]KunI 2007/11/18 21:46:33
皆、本名禁止だよ
―――――ブログが炎上しました
(来週に続く)
202 :
201:2008/01/22(火) 19:42:47 ID:B74WLse/
すまん、かなり見にくかった。
メールの本文の文頭には、スペース入れてたはずなのに・・・
GJ!
腹筋が炎上するほどワロタw
国木田が微妙にいい仕事してるなwww
206 :
下級生5:2008/01/22(火) 21:10:21 ID:/cREQf3d
わっふるわっふる
なんか色んなところで谷口を持ち上げてる人が居るけどさ、他のキャラと勘違いしてないか?
やるときはやる、だとか実はイイヤツ、だとか。
谷口はどうしようもなく普通の人間だぞ。キョンと違って普遍的なという意味においてすら。
溜息でもそうだったけど、谷口は文句を言うだけだ。キョンの場合はそれに行動が伴うけど、谷口にはない。
それどころか自分で池に落ちていながらハルヒのせいにしてる。
みくるを池に落とした実行犯は自分なのにね。
ネタとしてならまだしも本気で谷口が出来る奴だと思ってるんなら重傷だ。
どこまで谷口嫌いなんだよw
ブーブー文句たれる割に、呼ばれるとヒョイヒョイついてきちゃうあたりかわいいキャラだと思うが
>>209同意。
良いキョンの悪友だよな。ついでにここと長門スレでは、対ハルヒ迎撃用最終兵器であるのは間違いない。
なんたって、古泉流に言えば『ハルヒに望まれて』5年連続同じクラスな理由だし。
まあ、あれだ。
まず、ここ佐々木スレだからな。
谷口スレもある事だし・・・・
>>211 5年連続で同じクラスってのは確率で言うとそう低くない。ていうかハルヒに望まれてってのはないな。
あるとすれば谷口自身の運だろう。
実際古泉も2年に進級したときに偶然だと言ってたしな。
216 :
188:2008/01/22(火) 22:50:24 ID:CHUPzqva
じゃあ最後に言い訳を
谷口には受信するアンテナが無いんだよ。
憂鬱でもそうだったけど、ハルヒの奇行を本人のいないところで「イミワカンネー」って得意気に語るのが関の山。
つくづく傍観者のポジションなんだ。だから友人としてならともかく、カプにしようと思ったら、
谷口のアンテナを強化する、または新たに設置する。それか相手側を谷口にも受信出来るように調整しないといけない。
そうすると、
>>188みたいにどこかおかしくなる。
だから
>>199の言うことは鋭い。まあ電波を適当に書きなぐったのが間違いでした。不快に思われた方ごめんなさい。
しばらくROMってます。次は王道で。
>>214 いや、『望まれて』ってのは偶然なる事象全てに対しての事だから、特にハルヒが意識して願ったと言ってるんじゃないからw
ちなみに全部1学年3クラスとしても5年連続は243分の1だから、学校に一人居るか居ないかくらい。
高校選択に加え北校が一学年何クラスだったか忘れたけど、5よりは多いため実際はもっと小さい数字になるから、
確率が低くないはどうかと。
>>215 スレチ失礼しました、俺はもう寝ますのでご安心を。
ではおやすみなさい〜
佐々木「靴靴靴………、僕の靴何処だろう………」
キョンの席がハルヒの前なのと同じで、谷口がハルヒと同じクラスなのも問題児を管理するための学校の陰謀だったり。
谷口でも、いないよりいる方が少しは楽だろ。教師的に
ほら荒れだした。だから言わんこっちゃ無いんだよ。
「あと少し…あと少しだけ近寄っても大丈夫かな…」
「何だ?あいつ今日は妙にそわそわしてるな…」
,. ‐-ー- 、 , -‐- 、.
ノ / ヽ ,'. / ト、 ヽ.
ノハハハハハ ! i. ((从ソ u从〉
.!|¬ ¬ .iリ)! l. (| fア fアi!l ))
’ " - ",ノル´ .ハNiヘ. "ヮ"ノハ!.
O旦と'!} {iつ旦O
〈_.〈__,i'つ とくュュュュ〉
長門スレでは古長は御法度だし(そもそも原作で絡み自体がないが)、
団長スレではハルキョン以外は存在しないものとして扱われてるわけだが、
何でここにきて佐々木×谷口とか佐々木×国木田とか佐々木×古泉とか言われてるんだ?
もう接点あるとかそんなレベルじゃねーだろ…
vipじゃねーんだし、カプ厨は自重してくれ。
すまん、つい釣られた。
佐々木×国木田はまだありじゃね?
>>224をみて
・接点t
・この点はでねぇよぉ!
と
・物売るってレベルじゃねーぞ!
を思い出した
>>224 その言葉でまた荒れるんだよね。残念ながら
ID赤い連中マジで自重しろよ。
さて日にちが変わった
つまりIDがまた黒くなるってわけだ
ここでSS投下。流れが変わるはず。
「キョ―ン、フラグを立てるのよー」
俺達は、団長ハルヒの命令で、町内会対抗の運動会に助っ人として来ている。
俺だけでなく、SOS団と佐々木団の面々も一緒だ。それから、谷口と国木田だな。
それは結構だが、大会の間ずっと町内会の旗を立て続けるという大役を仰せ遣った。
開会式前から1時間ずっとフラグを立てて疲れたな
「栄養補給に干しブドウでもどうかな?」
「ありがとう、佐々木」モグモグ
「干しブドウ食うと喉が渇いたな」
「それは予想してたよ。お茶でもどうかな?」ゴクゴク
(佐々木さんたら、自分の飲みかけのお茶を)あわわ
(彼が口をつけたペットボトルを、佐々木さんは自然に飲んでいます。涼宮さんの形相が鬼のようです)
(・・・)ゴゴゴゴ
(キョーン)ビキビキ
「なあ、国木田。あいつらって、いつもあんな感じか?」
「中学時代からずっとそうだよ」
「フン、規定事項だ」
「―――ユニーク―――」
「佐々木さん。うらやましいのです」
大会が始まり、まず長門の出番だ。200メートル走ですね。
「長門ちょっと来てくれ」
「行く」
「宇宙的インチキパワーを使わない範囲で頑張ってくれ」ヒソヒソ
「了解した。貴方のために頑張る」
その時、長門の無表情な顔が僅かに緩んだような気がした。
「ちょっとキョン、有希と何の内緒話しているのよ」
「まあまあ落ち着いて、涼宮さん。
きっと気持ちを落ち着かせるアドバイスでも貰っているのでしょう。
我々も本番前に何かアドバイス貰いましょう」
次はヤリ投げ、九曜さんだ
「―――」
どうしました?九曜さん
「九曜さんは長門さんの真似をしていると思うよ。くつくつ」
「宇宙的インチキパワーを使わない範囲で頑張って下さい」ヒソヒソ
「―――貴方のために―――頑張る―――」
障害物だな。橘と谷口が出る。
「橘ちょっと」
「橘、失礼かもしれないが、お前は彼氏いるのか?」ヒソヒソ
「何言ってるのですか、佐々木さんの前ですよ」ヒソヒソ
「そんなの関係無いぞ。どうなんだ」ヒソヒソ
「えーと、今いないです///」ドキドキ
「橘、教えてくれてありがとう」
(そんな、佐々木さんという人がいるのに、でもキョンさんに気をかけられてうれしい、でも佐々木さんに・・・)
「おい、キョン、お前なー」
「谷口、橘の奴彼氏いないらしいから、良い所を見せればお前にもチャンスが、」
「友達思いなのはうれしいが、お前、自分のやっていること判って無いだろ」
「何か悪いことしたんなら、すまん」
「後でゆっくり話がしたいな」
次は、800メートル走。古泉とハルヒだな。
「ハルヒ」
「何よ///」
「頑張れよ」
「あんたに言われなくても頑張るわよ///」ドキドキ
やれやれ、相変わらず機嫌が悪い。
「涼宮さんはああ言ってますが、あなたに励まされてうれしいのですよ」
「そうか。てっきり嫌われているのかと思った。古泉、お前の活躍も期待しているぞ」
おい古泉、なんで顔を赤らめる。
午前中だけで、この他にもいろいろな競技があった。俺の競技の間、フラグを立てるのは谷口や藤原に代わってもらった。
んで、昼休み。藤原が一時代わってくれたので、やっと休める。
「モグモグ。朝比奈さんのお弁当、すごくおいしいです」
「ありがとう。キョンくん」ドキドキ
(奴は何人にフラグを立てているんだ。これも規定事項なのか?)
午後、俺と佐々木は二人三脚で大会新記録を出した。ちょっとした自慢だな。
「佐々木。今日の賞状大事にしような」
「もちろん、二人の一生の記念だよ。僕達の子供達にも自慢しよう」
大会新記録の賞状、そして俺と佐々木が二人で写っている記念写真は俺の宝物だ。
そんなこんなでフラグを立てまくった一日だった。すごく楽しかった。
(終わり)
以上です。スレ汚しすいませんでした
GJ。
つぎはフラグ折る話も見てみたかったりw
>>238GJ
さりげなく僕達の子供発言w
九曜に頑張れって言ったのは古泉かな?会話だけだと難しい…
あと、きょこたんが羨ましがったのは佐々木じゃなくてキョンでは?w
>>238 GJ。この流れで投下してくれたあなたを尊敬するぜ
で、気になったんだが、キョンは九曜のこと呼び捨てじゃないっけ?
242 :
238:2008/01/23(水) 00:53:30 ID:05E1BXDF
判りにくくてすいません。くーちゃんはキョンに頑張れと言われました。これはキョンがフラグ立てまくる話だし(笑)
きょこたんがうらやましがったのは・・・どっちだろうねー、本人にも判らなかったりして。
「佐々木、トイレなら階段降りて右だぞ」
,. ‐-ー- 、 , -‐- 、.
ノ / ヽ ,'. / ト、 ヽ.
ノハハハハハ ! i. ((从ソ u从〉
.!|¬ ¬ .iリ)! l. (| fア fアi!l ))
’ " - ",ノル´ .ハNiヘ. "ヮ"ノハ!.
O旦と'!} {iつ旦O
〈_.〈__,i'つ とくュュュュ〉
>>238GJ。
キョン、自覚してんのね…結構外道ww
246 :
ss1/2:2008/01/23(水) 08:49:49 ID:WEPqqi3W
>>183 書いてみた
「キョン、また同じミスをしているよ。そろそろ学習してもいい頃だと思うのだが…」
「悪いな佐々木、俺の頭はWindows95並に使い勝手が悪いんだ」
ここは俺の部屋。塾が無い日だというのに、何故わざわざ佐々木と一緒に勉強しているのかというと……。
まぁ、そんな大層な理由じゃない。ただ単に期末考査が近づいているから、というだけだ。
「まったく…、君はやれば出来る子なんだから、もう少し気合を入れてだね…」
そんな小学校の先生みたいなこと言わないでくれ。
「あ、ここも間違っている。仕方がないなぁ…。おっと、インクが…」
佐々木は何やら赤ペンを弄りだした。どうやらインクが切れたようだ。
「キョン、君の赤ペンを貸してくれないか」
「ああ、一番上の引き出しに入ってるから、適当に使ってくれ」
俺がそう言うと、佐々木は引き出しに手をかけながら、
「開けた途端に、見てはいけない物と御対面…なんて事はないだろうね?」
そう言って、くつくつを笑い声を上げる。
見てはいけない物?ああ、エロ本とかか。
「大丈夫だ。うちには他人の部屋に無断で入って色々と物色しまくる妹がいるからな。
何か隠すにしても、かなり分かりづらい所にしてる」
「そうか。それなら遠慮なく…」
佐々木は引き出しを開け、ペンを探し出した。
「ええっと…、赤ペン…赤ペン…っと。しかし汚いなぁ、これじゃ何処に何があるか分かったもんじゃない」
「ところがどっこい、俺には不思議と分かるんだ」
「…そうか。ある意味で羨ましいよ」
佐々木はしばらく引き出しを引っ掻き回していたが、ふと手を止めて俺の方を向いた。
「キョン。君はドライなのかい?」
「は?」
相変わらずだが、こいつの言う事は分かりづらい。
「いや耳垢の話だよ。引き出しの中に耳かきがあったからね。ちなみに僕はウェット。
だから、耳かきよりも綿棒派なんだ」
「へぇ。俺はそんなに湿ってないからドライかな」
佐々木は耳かきを指でぐるぐる回している。
「そうだ、キョン。耳掃除をしてあげようか」
「なんだいきなり」
「そろそろ勉強にも疲れてきただろうから息抜きにね。僕は小さい頃、耳掃除が上手だってよく褒められてたんだ」
「そうなのか。じゃあ一つお願いしようかな」
「OK。それじゃ、ここに頭を乗せてくれ」
俺は、ベッドに座る佐々木の膝に頭を乗せ、横になった。
247 :
ss2/2:2008/01/23(水) 08:51:18 ID:WEPqqi3W
ttp://0bbs.jp/tkr62/img51_1 「多分大丈夫だとは思うが、万が一痛かったら遠慮せず言ってくれよ」
そう言うと、佐々木は俺の耳掃除を始めた。
なるほど、確かに上手い。これは癖になりそうだ。
「そもそも耳垢のタイプは、ウェットの方が優性遺伝のはずなんだ。
しかし日本人は8割以上がドライらしい。」
「へぇ」
佐々木は得意の薀蓄を始める。
「耳掃除しすぎると、鼓膜を傷つけてしまったり、耳せつや外耳道炎になったり、
下手をすると炎症が悪化して癌になったりもするんだ」
「それは怖いな」
「しかし、かといって耳掃除を殆どしないと耳垢栓塞になってしまう。耳垢の溜まり過ぎで難聴になってしまうんだ」
「それはまた極端だな」
佐々木はそれから、耳かきの種類の話やら、耳かきの歴史やらを得意げに語った。
「よし、終わり。大分綺麗になったよ、キョン」
「おう、サンキュ」
俺は、佐々木のプロ級のテクニックと太ももの柔らかい感触を名残惜しく思いつつ、頭を上げた。
「そういえばキョン、君は誰かに耳掃除してもらった事があるかい?」
「いや、お前が初めてじゃないかな」
俺がそう言うと、佐々木は、
「それじゃあ、僕が君の耳のヴァージンを頂いてしまったというわけだ」
そう言ってくっくっと笑った。
いきなり何を言い出すんだ。でもまあ、ここは同意しておくか。
「そういうことになるな」
佐々木は勝ち誇ったように笑っている。
「でも、僕だけが一方的に貰ってしまっては不公平かな」
そう言うと、佐々木は急に俺に擦り寄ってきた。
「だから…ねぇ…キョン。僕のヴァージンを君にあげるよ」
佐々木が言った事の意味が分からず、俺はしばらく黙っていた。
15秒ほどの沈黙の後、俺はようやくその言葉の意味を理解する事が出来た。
「ああ、分かった」
「え…?じゃあ…」
佐々木が俺の顔を見つめる。
分かってるさ、佐々木。
俺はベッドに座り、佐々木の目を見てこう言った。
「どっちの耳からがいい?」
GJ
最後のフラクラは無理もないw
しかし、子供に耳掃除を頼むのって怖いよな・・・
GJ。
15秒も考えて耳掃除が答えか。その間の佐々木さんの様子を思うと・・・。
いいオチでした。
佐々木さん、縞○ンですか?2回も見直してしまった。
相変わらずここは閉鎖的だな。
ポンジーを追い出して、次は佐々キョン以外を排斥するってわけだ。
つーか言わせて貰えば佐々キョンだって大概だと思うがな。
僕の私の妄想見て下さいって感じでキモくてしょうがない。
誰も『お前の佐々木』なんて語りたくねーよ。キャラ違い過ぎだろ。
1レスならともかくgdgdと数レスも占拠されたら飛ばすのも面倒くせえ。
妄想が悪いとは言わないし、それを共有すんなとも言わない。
だからせめてSSみたいな長文は名前欄になんか入れといてくれ。
趣向を変えたようですがイマイチっす
しかしもう28か
はえーな
>>247 佐々木さんのバージンもらわなくても、互いに耳掃除する仲なら充分恋人です。
俺は25スレッドから作品書いてないな。
アイデアが浮かばない
流石に妄想だけでは限界があるからな
関連スレも過去に落ちたし…
時事ネタくらいしかネタがないという現状…
驚愕マダー?
驚愕は殆ど完成していたのに…
某スレでの驚愕内容予想が物凄い的中していたため急遽内容変更を余儀なくされた
と、勝手に予想
>>254 バレンタインネタで一つ書いてみてはどうですか
バレンタイン アゲ〜イ〜ェ〜ェ〜ン♪
バレンタイン ワンスモ〜〜ア♪
って詩人の血とか知る人はおらんか。
>>256 何言ってんだ佐々木さんの人気っぷりが予想GUYだったからだろ
261 :
この名無しがすごい!:2008/01/23(水) 18:50:27 ID:YY2D9CA2
>>250 余りマジレスすると荒れる元かもしれないが。一言言わせていただきます。
各キャラスレ特に女性キャラスレは大なり小なりカプ論に関してはこのカプは無いだろ
と言うのは存在しています。只ここで出た佐々木×谷口はもはや妄想乙と言う以外言いようが
有りませんので皆さん少々過剰反応したのでしょう。
またポンジーに関しても其処まで語りたいなら個別スレ建てる方がスジだと思います。
むしろ長いこと容認していた此処のスレ住人の方が寛容な方々でよかったと思うべきです。
もともと佐々木を語るスレですから小ネタや佐々木団参加SSならまだしもポンジー独り混ぜ込んで置く方が
周りのアンチの良い標的にされてしまいます。現にどっかの馬鹿はハルヒスレやらに貼り付けて回っていましたし。
SSに関しては二次制作である以上しょうが無い点はあるのでは?そんなこといたら世の同人自体も叩いてください。
確かに中には根本的にキャラが変なのもありますが、其れは何処のスレも同じでしょう。
此処で態々言う必要ないと思います。ましてやこの方が他スレで他のカプやらを読んで叩いたり荒らしたりしているなら
問題ですがそのような事は無いのですから、いちいち荒らさないでください。
長文失礼しました。周りの方々へのマジレスして申し訳ございません。
>>256 もしかして微笑のこと?さすがにそれは・・・
驚愕が最終回で、佐々木さんがハルヒパワーで初めから存在しなかったと世界改変され、ハルヒとキョンが付き合う。
そんな欝展開が問題になって、佐々木さんがライバルとして残り、しばらく作品が続く
と書き直していると妄想
>>262 それはないw
俺は原作では誰ともくっついて欲しくないな
個人的には妄想する幅は残しておかないと、作品が長続きしにくいと思う
被っても、二次に負けたと思ってもいいから、谷川はありのままを書けばいいのに…
「延期すればクオリティーが上がる」俺にもそんな時期がryってのはとっくに過ぎたし
ネタかぶりだとか二次創作に敗北感だとか、本気で言ってるの?
ちょっとびっくりだな。
みんな谷川がこれ以上書けなくなったという最悪の予想からは目をそらしたいんだな。
そのとおりですが何か?分かったらクソして寝ろ
単純に自分の書く作品に沸く厨がどんどん痛くなってくのが度しがたいのではないか
>>261 日本語でおk
age荒らしに言われたくねーよ。
まぁ言いたいことは伝わったよ。
つまり佐々キョンマンセーしないと荒らしってことだな。はいはい佐々キョンはいいねーよかったねー
お前、顔が真っ赤だぞ。必死なのは分かったから、パンツ一枚で外走って頭冷やして来い
まぁ谷口氏ねってのは同意だな。
谷口氏ね
>>266 どうだろうね、基本的に作家は感想やらなにやら(特に2ちゃんとか)見るなと編集から言われる
みたいだけどね。
それでも漏れ聞いちゃうだろうけど。
>>261 別に妄想でも良いのでは?
そもそも二次創作なんて妄想でしょ。
それを否定するのは、このスレ自体を否定しているようなものじゃないかな。
>>270 そういうの捩伏せるくらいの傑作書いてくれるのを期待して待とうぜ
>>271 需要さえあれば、だろうな
「佐々木さん、猫の目の日々の巻 」の人マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
早くシャシャキがみたい。
書き手の妄想が稚拙過ぎて、キモいSSってあるな。
まさしくそんな感じ。
エロパロ逝って鍛えてこい。
荒れてるので、明日投下にきます
移転する前よりヒドいね。
元のサヤに戻りますか?
賛同者が多ければスレ立てるよ。
ああ、荒らしがきた。
勝手にほざいてろ
目欄にSSは入れてほしいかも
読み飛ばせるから便利だし
移転扇動派、自演乙!!
お前らの主張の意味の無さはアニキャラ自治スレで実証済み。
2chの中の事は2chの中で話せばどうよ!?
>>避難所でグチを言っている人
正直どこにあろうといいんだけどさ、その移るべきだとか、いや、ここでとか議論が鬱陶しいんだよなあ。
どうせもどったらもどったで荒らすんだろうしさー。
普通に佐々木さんを語れればいいんだよなあ。
語る材料ももっとほしいけどもw
>>274 読むに耐えないものがあるのは否定しないけど、
エロパロがすべて優れてるわけでもあるまい。
君はPINKから出てこなくていいよ。
ねーみんな。もっと佐々木さんの魅力語ろうよー
語る資格がないのが多過ぎるのが問題なのだが・・・・
佐々木かわいいよ佐々木
,, ―- 、_
/ '' - ,,
/ '' - ,,
/ ヽ
i / /ヽ !
,i ./ / ''―、 !
i ,、 n て'' ノノ ヾ !
i ノノノ ノ ノ ''´ ! /
j ' ´ ノ ( ヽ |
>-,, / ,,=■■■!' ,ノ■■■ ! ノ
!・ ヽ | ’ ● 、 ● i )
\(てi iヽ ^' ~ -' /}
`i_ 、 \ i_ l_j そんなのレベルじゃねえ!
`┐ i /(,,, ,n 〉 /\\ そんなのレベルじゃねえ!
 ̄ ̄へ ! ' T'' l | \
| ! i ン=ェェi) i ソ )
| i´\! ,, -ェ`、_ン ノノ 〈
| | \\,, `―''´// | はい、おっぱっぴー
| つ !、_''''''''''''' / 7
ところでさ、佐々木さんと言えばスカートなんだが
ジーンズとか履きこなしてる姿見てみたいよね
むしろそっちの方が似合いそうだ
髪型とかもボーイッシュだし
佐々木の携帯電話の構造を知りたい
>>247 耳かきの絵いいなあ
>>256>>262 微笑はかなり引き込まれる展開だったが、
原作者だと原作者であるがゆえにありえない展開が多いので
あくまで二次創作の域を越えた価値をもつことはないと思うよ。
それとオチにつかった宇宙関係の解釈は原作に用意してあるものだし。
微笑厨と谷口厨は氏ね。
>>272 カプの組み合わせは気にしない自分がいるので、少なくとも1人分の需要はあるよ。
キャラヘイトしてる訳でもないのに、あんなに拒絶反応を起す人がいるのには驚いた。
実際、佐々木さんは驚愕が出ないことには原作的って考えたらなんとも難しいよな。
国木田と佐々木さんの互いの見解や、ポンジーとの喫茶店での会話やら気になるところがテンコ盛りすぎて。
188のSSは佐々木さんが谷口を好きになる過程が、ぞんざいでご都合主義で説得力無いな。
佐々×キョン以外は駄目とかいうレベルじゃない。
そもそも、佐々木がキョンへの恋心を持ってるかどうかも怪しいわけで。
ともかく新刊でないとなあ……。
普通は恋のライバルじゃなければあんな出現しないけどな。
佐々木さんがレズでハルヒにアタックというのも有り得るけど。それもある意味ライバル
〜⌒〇⌒<呼びましたか?
人生\(⌒○⌒)/オワタノデス
橘自重
きょこたんはいつから百合キャラになったんだ?
ネタが暴走してそういう扱いになることがおおい。>百合キャラ
古泉がホモキャラにされてるのと同様。
別に一般見解ではない。
古泉がホモ扱いなのは、アニメの描写にも問題がある気がするがなw
>>273 週末くらいまで待ってプリーズ。
ネタこれから考えるから。
佐々木さんは後付け設定だから。もしかしたら分裂の時点でもキャラが固まってなかったりして
妄想する余地が多いな
投下に来ました
3レスほど消費します
※佐々木団メンバースレに投下しましたので、既読の方はとばして下さい。
「いや、やっぱり寒い季節は鍋に限るな。」
「そうだね、キョン。体も温まるし、なんと言っても大勢で鍋を囲んで食べるのはとても楽し
いことだ。これこそが鍋の醍醐味だと言っても過言じゃないだろうね。」
「すごいのです!ハムじゃないお肉がちゃんと入っているのです!あっ、しらたきまである!
こんなに贅沢な食事は久しぶりなのです!」
「ふんっ、たまには現地の食文化に触れるのも悪くはない。」
「―――昆布は―――ないの……?」
唐突だが、今日は橘さんの家で鍋をご馳走になることになった。
ご馳走になると言っても、材料は各自が持ち寄った物だし、調理は私と藤原君でやったんだけ
どね。(橘さんもできるようだけど、彼女に任せると何故か異様に薄く切り分けるので、キョン
たちと一緒に配膳をするように命じた。)
どうしてこうなったのかと言うと、きっかけはほんの些細なことだ。
期末テストも終わって暇を持て余していたので、このメンバーが何となく集まる喫茶店にふら
ふらと足を運んでみると、何やら熱く語っている4人の姿があった。
「絶対嘘です!すき焼きを食べるときに卵をつけるなんて信じられません!」
「だから、それはお前んちの常識だろう?普通の家とかでは使うんだよ。な?そうだろ?」
「ふんっ、僕はこの時代の食文化なんて知らないぞ。」
「―――卵は―――レンジが―――基本………」
「やぁ、みんな。何の話をしているんだい?」
何やら危なげな発言が聞こえたが、華麗にスルーして挨拶をする。突っ込みは彼の役目だしね。
「おう、佐々木か。いやなに、鍋の話をしてたらすき焼きに卵は邪道だって、こいつが言うん
だよ。」
「だって、勿体無いのです。卵があれば、それで一日食べられるじゃないですか。それを一緒
に食べてしまうだなんて…………考えただけでも恐ろしいのです!佐々木さんも何か言って
やって下さい!」
「「「…………………」」」「――――――……」
「あれ?皆さんどうしたんですか?何でそんな可哀想なものを見るような目をしてるんです
か?」
「橘、今日はお前の家ですき焼きにしよう。」
「うん、そうだね。僕も賛成だ。」
「ふんっ、仕方ないな。僕も行ってやろう。」
「―――不憫な―――子………」
「え?え?何ですか?何で皆さん、今日は妙に優しいんですか?」
そうして僕らは困惑した様子の橘さんを残して、各々分担した品を準備しに喫茶店を出た。
と、まあそう言うことがあって、今に至るという訳だ。
「さて、そろそろ煮えたか?」
「うん、もういい頃合だね。じゃあ、食べようか。」
「では、さっそく頂きます!」
橘さんが獣のような目で鍋の中に箸を泳がせる。しかし、何で春菊やえのき、豆腐や糸こんに
ゃくばっかりなんだろう?
「お肉を食べるのは後なのです。最後にお肉を食べれば、食後はお肉の味が残って幸せな気分
になれるのです。」
「「「…………」」」「――――……」
あぁ、橘さんが満面の笑みでそんなことを言うから、目から汗が出て橘さんの顔が見えないや
……橘さん、今日くらいは遠慮せずに食べてもいいんだよ?
僕たちは何も言わずに橘さんの取り皿にお肉を分けてあげた。最初こそ彼女は不思議そうな顔
をしていたが、そのうちまた鍋に箸を泳がせる作業に戻ったのだった。
それから暫らく談笑を楽しみつつ、鍋をつついていると藤原君がふと声を上げた。
「おい、何か飲み物がないか?」
「食事中に飲み物を飲むのか?」
キョンが意外だと言うように応えた。
「まぁ、自然の恵みと調理者に感謝を表す食事という行為の途中に、何かを他のものを飲むの
は無粋だといえなくもないが、最近ではそういうことも別に変ではなくなりつつあるようだ
よ。」
「ふーん、そんなもんかねぇ。」
「ふんっ、別にいいじゃないか。僕だって、何もジュースやココアが飲みたいって言う訳じゃ
ない。ただ、少し水が欲しいと思っただけだ。」
「―――これが―――ある……」
おもむろに九曜さんが髪の中に手を入れると、透明な液体の入った瓶を引っ張り出してきた。
どこから出したのかは今更聞こうとは思わないが、この瓶……どう見ても一升瓶なんだけど…
……
「九曜さん?それってお酒じゃないの?」
「―――『水―――みたいな―――もん』――だって……」
「これ日本酒じゃねえか。誰だ?そんな嘘を教えたのは?」
「―――天蓋―――領域……」
「ふんっ、宇宙人の考えることはよく分からん。」
「九曜さん、すごいのです。日本酒なんて飲めるんですか?」
「「「…………。」」」「――――…」
どうやら、一人でガツガツ食べていたようなので会話が噛み合っていないらしい。
みんなが固まっていると、九曜さんが意外なことを言った。
「―――飲んで―――みる……?」
「え?いや、遠慮しときますよ。私、お酒の味なんて分かりませんし。」
「―――これは―――いいもの………」
そう言って九曜さんの掲げた瓶には『座臼―本醸造―』と書かれていた。
「ザ○ス?どこかで聞いたことがあるような名前だね。」
「―――業界―――では―――有名………」
「そうなんですか?じゃあ、一口だけ頂きます。」
九曜さんの取り出したコップを受け取ると、九曜さんにお酌をしてもらうような構図になった。
「おいおい橘、大丈夫か?無理しないほうがいいぞ?」
「ふんっ、酔って醜態を晒すのが目に見えてるな。」
「くっくっく、二人ともからかうのはよくないよ。もっとも、何とも間抜けな構図であるのは
確かだが。」
「むむむ、佐々木さんまで馬鹿にするんですか?べべ別にこのくらいのお酒はどうってことな
いのです。私はお酒なんて産湯の代わりに使っていたくらいです!ザルというよりむしろワク
なのです!」
「「「いや、それはない。」」」「――――――ない……」
「とっとにかく、私にはこんなお酒なんでもないのです!」
そう言って、いつの間にかコップになみなみと注がれたお酒を一気に煽る。
途端に、橘さんはきゅうと可愛らしい声を上げるとヘナヘナと倒れてしまった。
「あぁ、言わんこっちゃない。君たちが焚きつけるからだよ。自重したまえ。」
一応責任を感じているらしい藤原君が、倒れた橘さんに声をかけて軽く揺さぶる。
「ふんっ、全く無茶なことをするからだ。おい、橘大丈むぐっ!?」
だらりと床に四肢をたらしていた橘さんが、急に跳ね起きて藤原君の唇を奪った。
「おいおい橘、いくら酔ってるからって人前でそういう行為ははしたないぞ?やるなら人気の
ないところで二人っきりでだな……」
「これはこれは………橘さんって、結構情熱的なんだね」
「―――キス―――魔……?」
「むぐぐー!(いいから早く助けろ!)」
しばらくすると、今度は藤原君の四肢から力が抜けてヒクヒク痙攣し始めたので、見かねたキ
ョンが肩を掴んで止めに入る。
「ほら橘その辺にしとけ、藤原が死にそうもがっ!?」
暴走した橘さんが、今度は振り向きざまにキョンの唇を奪った。
「アーッ!何てことをするんだ、このツインテール!僕のキョンから離れるんだ!」
「―――鍋なのに―――フレンチ……」
「んむー!(誰が上手いことを言えと!)」
あまりの急展開に慌てふためいているいると、あっという間にキョンの眼が濁り身体から力が
抜けていった。
この性悪ツインテールめ!あろうことか僕の目の前でキョンに色仕掛けなんて!うらや……も
とい、許さない!
微かに震え始めたキョンをなお貪り続ける橘さんを引き剥がすべく、キョンの頭をホールドし
ていた手を強引に引っ張る。
「とっとにかく、その手を退けるんだ!さもないと僕がそのツインテールを引っこ抜いてやふ
むっ!?」
え?何?何が起こったの?どうして橘さんの目が目の前にあるの?
「―――橘――――なのに―――――百合……」
どこからか九曜さんの声が聞こえるけど、真赤になった橘さんの顔しか見えない。
僕、橘さんにキスされてるんだって、気がついたのは既に身体に力が入らなくなった後だった。
このツインテール、後で覚えてなさい。あっ、でもこれってキョンと間接キスじゃ……
そこから後は頭がぼーっとして何も考えられなかった……………
それから何時間とも思える嵐のようなキスの後、橘さんは私を解放して九曜さんに向かった。
そして、私がいよいよ意識を手放す直前、九曜さんの声を聞いたような気がした。
「―――私を―――狙ったのが―――運の―――尽き……」
あれ以来、橘さんは何故か九曜さんと目を合わせようとしない。どうかしたのかと聞いてみる
と、自分でもよく分からないが兎に角そうしなきゃいけないような気がする、だそうだ………
あの後、一体どんなことをされたんだろう………まぁ、触らぬ神に崇りなしだ。それよりも、
僕は橘さんにお酒を与えることは二度とすまいと固く心に誓った。
以上です。
後半がgdgdで申し訳ない…
佐々木団メンバーを応援したくて書きました。
*``・*。
| `*。
,。∩ *
+⌒('∀` )⌒。+゚ みんな辛せになあれ
`*。 ヽ つ*゚*
`・+。*・`゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚ ※ネタ提供 橘スレ6
`・+。*・ ゚
佐々木団応援とか言いながらポンジースレには投下してないんだな。
隔離スレはそのまま沈んでろというわけですね。
九曜スレや橘スレにも同じのが投下されているな。藤原スレはまだなの?もしかしてコンピューターがフリーズしたのかな。
>>311 GJ。
ふと分裂を読み返して見ると、橘のキャラがいつの間にかこんな暴走系へと脳内修正されていたことに
気づいて愕然としたw たまには原作補給しないと駄目だな
中学校の昼休みのこと
「佐々木、えらく難しい本を読んでいるな」
「小説を原文で読むと面白いもんだよ。君もやってみるかい?」
「俺にはちょっと無理。しかし、最近読書してないな」
キョンはラノベを片手に言った。横には山と積まれたラノベがあった。
「・・・ところで、君の渾名を広めた友人というのはどんな人だい」
「どんなって言われても・・・」
「仲が良かったのかい?」
「そうだな、どちらかと言えば仲が良かったかな」
「しかし、君の家に上がりこむくらいだから相当・・・」
「いや、ただの友達だ。それに転校してそれっきりだ」
は?もしかして女性?恋人?充分有り得るよ
「恋人どうしだったのかい?」
「ブッ。おい、国木田だけでなくお前までそんな勘違いするのか、俺と奴はそんな関係じゃないぞ」
「ひょっとして、国木田の言っていた変な女とか」
「俺はそんな変な趣味無いぞ」
なるほどねー、キョン的なただの友達(女)ね
それにしても、相当仲が良かったのだね。恋人どうしと思われるくらい。そうだ!
「一度君の御母堂様に挨拶したいのだが、今日早速連れてってくれないか?」
「勘弁してくれ、また誤解される」
強引に押しかけた僕だった。
>>311GJ
橘スレの貧乏きょこたんですな
あんまり慣れてないからオチより日々のきょこたんの生活が気になってしまうw
>>315 正直GJはできん……
精進したまへ
偉そうでごめんm(__)m
>>317 でも、横についてる()がなんなのかわかんないんだぜ。
●が古泉(赤球になる)、☆がみくる(胸の星型のあざ)は知っていたな。
他にもあったっけ?
〆→朝倉
人→喜緑
凸→鶴屋
>>321 おう、サンクス。朝倉はナイフで鶴屋さんは山だな。
佐々木さんのも欲しいな。どんなのが良いだろうか
でこだろ、でこw
324 :
この名無しがすごい!:2008/01/24(木) 21:03:01 ID:7qTi7BKF
これナイフなのかw
眉毛だとおもた
失敬
ageちった
閂 ←長門…らしい
説明不足スマソ
〆→朝倉→ナイフ
人→喜緑→分け目
凸→鶴屋→でこ
らしい
あと九曜スレで見た
九曜→/芥\
>>327 髪に埋もれてるくーちゃんの図か……
考えた奴全員に座布団をあげたい
ここは|でいんじゃないか?
佐々木を横から見ると(ry
あれ?
>>331が見えない
何かヤバいことでも書いたのか?
おかしいな、俺も見えない…
NG設定はしてないんだが…
ところで佐々木さんの文字だけど、
「平」なんていうのはどうだr
おw前wらw
つ「橘」
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ
/ \
/ / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ
,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i ' みんな、「こんなssが読んでみたい」 という
! !.ト● ● ! !ノ、i ! リクエストはあるかい?
,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 !
/⌒ヽ!;!l|ヘ j /⌒i/
\ / | l>,、 __, イァ/ /!ノ´
. / /| | |___|{ヘ、__∧
`ヽ<.| | 彡'
そろそろシリアスが読みたい時期
>>338 時期がそろそろバレンタイン系
あと風呂
お泊り旅行
>>308 九曜の発言にいちいちワロタ
>彼女に任せると何故か異様に薄く切り分けるので、
あとこれが突拍子もなく意味不明でおかしかったが
読んでるうちに橘はエンゲル係数の高い設定なのだとわかって納得した
佐々木さんの文字个とか
髪型と
笹原の地図記号はどうですか?
どんなんだ?地図記号
_,. - ―― - . .、
/´..... : : :___ : :\
/::.::.::.::./ ´ ___ `ヽ: :ヽ
/::.::.:/::./ イ´: :: : : : : : `ヽ|:ヽ: !
/::.::ィ/、:_!: :/:./: |::_::_-‐_ヘノ:l:l
!::./ ,ト..十:T:ハ: |: : : l::..:.. l: : :|: :ト〉
|::`メ|::.::.|:..,|:| l lヽ: : ト、:: |: :|:レ|
|::.:/| |::.:..|:廾ト、 ヽ \:| ,.斗l-:l:.,1:!
l.::.L|{1::.:.l:.ト十::テ ー ' イォ:卞l/イ |:|
|:.|:l:Lト!:.:.ト{  ̄ ,  ̄`|:.|:Lj:l キョン! こんなに露骨な盗作許されるの?
!:|:l::.::.:l::..ト、 , -、 イ::l:..:イ:! さすがのあたしも呆れるわ…
lム|:.|::.:ト:..l |\ ´ ̄` /7:/、/ノ′
/|: 「lト::.:|.ヽ:! ` ーァ ´}: : j/ : |「ト.
ハl: l:::l ヽ!: : :ト_- ― <|: :/: : : !!| l
i ヽ:.l:::l : : : : l _, ----l: : : : : :l:|| |
| ト:ヾヽ : : : l_ノ  ̄ `| : : : : :l:l:l !
! { ヽヾヽ : : l l : : : : /'/ {
| ヽ トヾヽ : :l !: : : :/':イ |
} V ヽヾヽ: :l fYiソ : : /'/ ハ |
| _, --、 }_ヽヾヽ |ljl/: : :/'/ / r‐- |
笹森花梨は涼宮ハルヒのパクリです。
設定・ストーリーに酷似している点が散見されます。
売れれば何をパクってもいい、というスタンスには疑問を感じずにはいられません・・・
ただしこのコピペはパクリです。
>>345 >>343みたいな感じ。
地図記号も竹という漢字(象形文字)も
竹の絵をアレンジしたもの
>>345 343の下がLとなっている感じ。でもワープロに入ってない気がする。
必死で探したけど無かった。
すまん、笹原は343と同じ感じ。下がLは竹林で勘違いしてました。
お待たせしました。
>>339と
>>340のリクエストにお答えして、
シリアスなバレンタイン系です。
それでは3レス程消費します。
まだ少し肌寒い昼休みの教室、高校入試も無事終わり、残り少ない中学生活に特にこれといった未練を感じることも無く、
俺はいつもの様に佐々木と弁当を食べ終え、他愛も無い事を話していた。
「キョン、良かったじゃないか。無事に合格できて。他人事ながら、親友として結構冷や冷やしていたよ」
ああ、お前には感謝してるよ。
お前の入試が私立ゆえに早く終わってくれたおかげで、俺はお前に勉強を手伝ってもらえたんだからな。
「例には及ばないよ、キョン。どうせ他にやることも無かったし、それに、何より親友の為だからね」
佐々木は小学生の様な微笑みを浮かべた。
しかしあれだな。もう入試も終わっちまったから、お前と一緒に塾に行くことも無いんだな。
「そうだね。僕としては君と話をしながら塾へ向かうあの時間は、結構楽しみだったのだが」
まぁ、俺も少し寂しい気はするな。
こんな風に思えるのも、入試が無事終了した余裕というものなのだろうか。
「はは、そうかもしれないね。受験直前の君は、とても冗談なんて言えない様な雰囲気だった。
本当に病院へ連れて行った方がいいかと思ったくらいだよ」
そうか、それは心配かけたな。でももう大丈夫だ。
俺は今なら、弁当の中にシュールストレミングが入っていたとしても、笑っていられる自信がある。
「ああ、あの猛烈に臭いというスウェーデンの缶詰だね。僕も一度お目にかかりたいと思っていてね」
佐々木はくっくっと小さい笑い声を上げると、窓の外に視線を向けた。
「はぁ…。いい天気だね」
そうだな。気分が晴れている分、受験前よりも数段いい天気に見える。
「ねぇ、キョン。屋上に行ってみないかい?」
佐々木は俺の方に向き直り、そう言った。
屋上か、たまにはいいかもな。
俺の通う中学は生徒が自由に屋上に出れる様になっている。
俺も何回か行った事はあったが、ここの所色々と忙しかったので暫く行って無かったな。
まぁ、久しぶりに屋上ってのもいいかもしれないな。
「そうだろう?天気もいいことだし、きっと気持ちがいいよ」
そういう訳で、俺と佐々木は屋上へ向かった。
「うわっと!」
屋上への扉に手をかけた佐々木が、小さく声を上げる。
どうかしたのか?
「いや、ちょっと静電気がね。なんでもないよ」
佐々木はそう言うと、扉を開き、俺に手招きした。
「はぁ、やっぱり気持ちいいね」
そうだな。地上とは数十メートルしか離れていないはずなのに、不思議と空気が澄んでいる気がする。
「この学校とも、あと一ヶ月程でお別れか…」
珍しく佐々木が哀愁を漂わせている。
「君は寂しくないのかい?今まで過ごした場所を離れて、知らない人の大勢いる新しい所へ行く事が」
いや………まぁ、住んでる家が変わるわけじゃないし、友達とだって会おうと思えばいつでも会えるしな。
「はは、君らしいね。……本当に……君らしい……」
佐々木は目をつぶって壁にもたれている。
そしてそのまま数秒間、まるで眠ってしまったかの様にじっとしていた。
まさか本当に寝ちまったのかと、俺が風に揺れる佐々木の前髪を見ていると、
「そうだキョン、君に渡したいものがある」
急に俺のほうを向いて、佐々木はそう言った。
渡したいもの?なんだろう。
「プレゼントだよ。受験勉強を頑張ったご褒美だ」
そう言うと、佐々木はどこからか小さな箱を取り出した。
薄いピンク色の包装紙の上に、リボンが巻いてある。
何が入ってるんだ?
「あててみてくれ。ヒントを言おうか?」
ああ、頼む。
「分かった。ヒントは…今日の日付だよ」
今日の日付…。えーと、今日は何日だったかな。
いかんいかん、入試が終わってからというもの、どうも日付の感覚が曖昧になってきている。
確か一昨日がリンカーンの誕生日だった筈だから今日は……2月14日か。
あ、そうか、思い出した。
「分かったかい?これでまだ分からないと言うのなら、いくらなんでも鈍いを言わざるを得ないね」
分かってるさ、チョコレートだろ?
「そうだよ。まぁ、僕も一応生物学上は女性にあたる訳だから、別におかしな事でも無いだろう?」
ああ。でも少し意外だな。ひょっとして手作りなのか?
「ああ。料理はあまり得意ではないんだが……他ならぬ君のためだ。頑張って作ったよ。
味の保障は出来ないけどね」
佐々木はくっくっと笑った。
俺がそれを受け取ると、佐々木は暫く俺の顔を見つめ、そしてその後遠くの空に視線を向けた。
「…キョン。僕は、君に会えて本当に良かった。この一年は今までで一番楽しかったと自分でも思う。君は最高の友達だった」
佐々木は、ぽつぽつと喋りだした。
どうしたんだ、急に。別に今生の別れって訳でもあるまいし。
「そうだね…。でも僕にとっては、君と違う新しい高校に通うという事が、あまり想像出来ない。
正直、かなり不安だ」
お前なら、勉強についていけないことも無いだろうし、大丈夫だよ。
「ありがとう。そう思える君のその性格を見習わないとね」
まぁ、楽観的なのが俺のとりえだからな。
「ふふ、やっぱり君にはかなわないな」
佐々木は、いつもとは少し違う笑いを浮かべた。
「頭では分かっていても…、やはりこの不安な気持ちは簡単には拭い去れないね…」
佐々木は下を向く。
「だから…」
そして、俺の方に向き直り、
「だからキョン。約束して欲しい。
高校に行っても、大学にいっても、社会人になっても…。
たとえ会う事が無かったとしても……。
決して、僕の事を忘れないって」
そう言って、俺の目を見つめた。
俺は、あまりの佐々木らしからぬ発言に少し動揺したが、すぐに平常心を取り戻した。
忘れないさ。忘れるものか。
俺だって、お前はこれ以上無い位の親友だと思ってる。
きっと忘れたくたって忘れられないさ。
だから佐々木、お前も俺の事忘れないでくれよな。
「もちろんだよ、キョン。絶対に忘れない。絶対に…」
佐々木は俺の手を握り、そう言った。
「ありがとう、キョン。おかげで少し気が楽になった」
佐々木は、柔らかい笑みを浮かべた。
その時、予鈴の音が響いた。おっと、そろそろ教室に戻らなくちゃな。
俺が屋上の扉へ向かおうとすると、
「待って、キョン」
佐々木が俺の袖を掴んだ。
「その…、さっき渡したチョコ……上手に作れたか分からなくて……だから……その……」
もじもじしている佐々木を見て、俺はおもむろに先程の箱を開けた。
中にはシンプルな四角いチョコが何個か入っていた。
俺はその一つを口に放り込む。
「どう…かな?」
佐々木は不安げに俺を見上げている。
正直、正確な味は分からなかった。
だが、たとえ変な味だったとしても、今、この状況で、そんな事を堂々と面と向かって言える程、俺は無神経ではない。
上手いさ。最高に上手い。
俺の言葉に、佐々木はえへへ、と笑い、
「さ、教室に戻ろう、キョン!」
そう言って、扉へ向かって走り出した。
俺は、ちょっぴり苦い味を舌に感じながら、その後姿を見つめていた。
ttp://0bbs.jp/tkr62/img53_1
以上です。
最後の絵はおまけです。
>>354 おお、耳かきの人でしたか。
内容のみならず執筆・作絵の早さにもGJ。
佐々木さんのAA、胸ネタ以外に自転車の荷台って線は無い?
やはり軽トラで散々やって飽きられたのか
>>355 いえ、耳かきの方とは別人です。
流石に風呂とお泊り旅行を入れるのは厳しかったw
眠いので文は後から読みますが佐々木かわいいよ佐々木
>>353
>>353 佐々木けっこうデレってきてるね
静電気んとこがなぜか印象的
話の背後に卒業間際のせつない空気が見事に表現されてて
なきそうになった。
イラストもいいね。GJ
>>356 失礼しました。似た画風の絵付きだったのでてっきり同じ人かと早とちりしてしまいました;
>>353GJ
遅筆な私としては仕事の早さに舌を巻くばかりです
漠然としたリクも聞いてくれてありがとう
早い為か、少し誤字がありましたね
例→礼
上手い→美味い(旨い)
>>361 おっと申し訳ない。
日頃から誤変換の多いパソコンだから気をつけていたのだけれど…
見落としていました。
Wikiたん、載せる時は修正しておいて下さい。
佐々木のやわらかい太ももがみれるのはまだ分裂だけ?
分裂に太ももの描写なんてあったっけ?
ちょっと読み返してくる
大体佐々木は分裂にしか登場していない件
>>353 俺の言葉に、佐々木はえへへ、と笑い、
(*^-^*)イイよイイよー
太ももは、記述じゃなくてイラストだろ
368 :
佐々木の演説:2008/01/25(金) 19:58:17 ID:gGApLIPQ
聞け!全ての宇宙人、未来人、超能力者たちよ
SOS団はやがて終わる
統合情報思念体、そして未来人…彼等にはもはや、
ハルヒを導くだけの力も権威も残されていない
泥沼と化した神人狩りに機関が苦しんでいるあいだ
佐々木派の勢力は飛躍的な発展を遂げた
そして消失長門のバグによって統合思念体にはこれ以上のハルヒの観察に付き合う余力がなくなった
だが、神人が大人しくなったからといって平和が訪れるわけではない
主流派、機関、禁則事項の支配から解き放たれ
これまで押さえ付けられていた各勢力の佐々木主義、反ハルヒ主義は活発化するだろう
そして登場回数の差の拡大が互いの憎しみを煽る
機関の管理から外れて世界中に拡散する閉鎖空間
それらがいつ、どこで発生するかわからない時代が訪れる
たとえSOS団団員であろうがいつ敵になってもおかしくない
それどころか、同じ勢力の者どうしが殺しあう時代が訪れるだろう
朝倉と長門のように!
昨日まで仲間だった森さんが、喜緑さんが、自分の未来が…おまえに銃を向けるかもしれない
キョン「黙れ佐々木!」
おまえをホモと疑っている人間はいないか?
おまえのエロ画像を保存している人間はいないか?
おまえは本当にキョンに必要とされているのか?
おまえを殺してやりたいと思っているSOS団員は本当に誰もいないのか?
キョン「やめろ佐々木! 」
僕の部下がお前達の中にまぎれているぞ
僕を裏切ったお前達を殺す為に
キョン「嘘だ…騙されるな!」
朝比奈「オカズにされる…」
長門「エラーがたまる…」
古泉「やらないか?」
キョン「おい!しっかりしろ!あいつの声を聞くんじゃない!」
おまえ達の敵は おまえ達のすぐ隣にいる
お前か…いやお前だったか…
ハルヒは、無数の信管を突き刺した巨大な爆薬のようなものだ
世界は、たやすく壊れてしまう
たった一発の騒動で
いやただ一発のキョンの言動や行動で
いたぞ…
敵だ!
いつぞやの偽驚愕の表紙でも見られた>佐々木さんのふともも
あれの元の絵は一応公式だよね?
>>368 どこのジーンだ
っつーか後にキョンのクローン3人も生まれるのか
>>371 そしたら死亡フラグ回避できるな
ハルヒ、長門、佐々木に一人ずつで
そういえば九曜は谷口の彼女だったという説があったよな。
キョンと間違えて。
つまり谷口はキョンと同じ鍵になりえる存在なわけだ。
すでに機関によってキョンはハルヒにあてがわれてるから、橘たちは谷口と佐々木をつがいにするように画策するかもね。
単発IDで谷口の話題出すの止めれ。
誰かが食いつく前にマジレスすると、鍵は一つしかないから争いになる。
以下谷口はスルーよろしく。
単発だと駄目なのか。
谷口はやるときはやる男だよ。普段は口だけのヘタレ野郎だけど。
>>375 SSネタなら許せるが原作でそんな展開になったら頂けないな
とりあえず九曜が何をどう間違えたのかは気になる所だ
ネタを振る
佐々木空間に入れたら何したい?
・オックスフォードホワイト一色
・精神と時の部屋状態
・ライフラインは通っている
・手荷物くらいは持ち込める?持ち込んだ荷物の色は標準
の条件で。
ドリルで穴あけてチンポいれてみるかな
SF的に言うと、谷口が鍵ならキョンを引き込む理由が無い。
九曜がキョンと間違えたとしたら、鍵になる才能あったけどなれなかったはず。
多分今の神か今の鍵のどちらかが承知しないと神能力移らないと想像。
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ 谷口はやるときは
| |r┬-| | やる男だぜ!!
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // だっておwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / / バ
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
定期あげ
>>368 今さらだが
統合情報思念体ではなく、情報統合思念体だな
谷口に関する話をこれ以上続けたいなら
>>378が示したスレに行ってくれないだろうか。
ここは佐々木さんのスレです。谷口をメインに持って行くなら谷口スレで。
なんか最近、他キャラの話題に関して厳しすぎねぇ?
と、ポンジー祭りが好きだった人間として呟いてみる。
いや、でもここは曲がりなりにも佐々木スレだからなあ
谷口すごいよ谷口な話題なら谷口スレでどうぞ、ってのは自然な流れかと
今頃、佐々木団はキョンと一緒に温泉とか行ってるんだろうか
他より排他的な傾向はあるけど、佐々木に絡んでるならいいのでは?
嫌いなカプならNG使えばいいし……それだとポンジーはアウトだが(好きだったけどね)
この時期の温泉は最高だね
朝湯昼酒夜更かし惰眠………ただのダメ人間だが、こんな時期もあってほしい
なんかカオスな流れになってるから
ここで最近ササッキー病に侵された俺が初SSを投下する
誤字があったら佐々木が暴走した結果だと思ってスルーしてくれ
佐々キョンにしたつもりだけどなってるかな?
では投下
「佐々木、今日の放課後なんだがな・・・・話したいことがあるんだ。
みんなが帰ったら教室に来てくれないか?」
今日の授業の内容はほとんど頭の中に入らなかった。
授業の内容は基礎ばかりだから塾や自習で何とかなるから問題ではないんだけどね。
気が気でなかったよ。
だってそうだろう。
誰もいなくなった教室で異性に呼び出されてされることなんて一つしかないはずだ。
それが自分が好意を寄せている男性だとするなら尚更だろう。
そんなこんなで放課後になり、校舎も朱色に染まる頃。
僕は彼がいるであろう教室の前に立っていた。
話し声はしない。恐らく誰もいないだろう。
いよいよ胸が苦しくなってきたよ。
告白。
いや、間違いなく告白だよ。
放課後。誰もいない教室。2人の男女。
さすがの彼もこのフラグをへし折る事なんかできない。
っと、どうやら頭もおかしくなってきたみたいだよ。先ほどから誰に話しかけているんだろう。
うん、いけないな。やはり恋愛なんてものは精神病の一種だね。
いや、心の臓もここまで拍動するんだ、精神だけの問題でもないようだ。
でも大丈夫だ。彼が隣にいれば。
僕は扉の前で3度深呼吸した。
そして扉に手をかけて極めて普通に右へとスライドさせた。
「よう。」
よかった、と僕は安堵した。
フラグをへし折るとしたらここにいないなんてことが考えられたからね。
無論、彼がそんな男ではない事は分かっているよ。
しかし彼のフラクラぶりは予想の遥か上を行くんだ。
そう、あの時だって・・・・・・という思考を封印して平静を装い尋ねた。
「は、話したいこ、こととは、なななな何だい?」
・・・・ダメだ、とてもまともに話す事なんかできない。
彼には夕焼けのせいでわからないだろうし、これといって確証があるわけでもないが恐らくは顔も真っ赤だ。
そんな僕とは打って変わって彼はずいぶんと落ち着きながら言った。
「昨日な、クラスの女子に囲まれて怒られたんだよな。
『いつまで佐々木さんの‘こうい’を無駄にするつもりなんだ』ってな。」
何ということだ。クラスの女子は僕の彼に対する気持ちが見抜いていたというのか。
何故だ、どこから漏れた。
言語化はしていない。ということは僕の行動か?
いや、そんなはずはない。
恋愛なんてものは精神病の一種だ、なんていってしまった以上、なんとか悟られないように行動していたはずだ。
たかだか1時限の中で5、6回・・・・・確かに10回くらいはちらちらと見てしまっていたかもしれない。
30秒だけ見とれてしまったこともある。
しかし、そんな些細な事がばれるわけがない。
「それでだ、俺も考えてみたんだ。俺がどれだけお前から‘こうい’を受け取ってたかを。
俺が、馬鹿だったんだよ。」
そうかい、やっと分かってくれたのかい。
君はとんでもないほど鈍感というわけではなかったようだね。
僕が立て、君がへし折ってきた幾十のフラグたちも浮かばれるというものだよ。
僕が心の中で感涙していると彼は言葉を続けた。
「それで俺はお前の‘こうい’に報いることにした。」
・・・・危険だ。これはとてつもなく危険な状況だよ。
好意に報いる?それはつまり、形にするなどの行動に移すということだね。
プレゼントをくれるのかい?
ネックレスとか、も、も、もしかしたら指輪とか。
いや、中学生の財力ではそんな高価なものは買えまい。
たとえ、露店で売っているような安物の指輪でも僕は喜んで受け取り、一生大切にするけどね。
見たところ彼は何か持っているわけではない。
と、いうことは行動か?
や、やはり、こ、ここここ告白されてしまうのか?
そこで僕の手をとり、体を引き寄せられ、僕の唇を奪ってしまうのか?
それだけではなくここで寝かされ、あ、あんなこともしてしまうのだろうか。
いや、まだこの学び舎には教諭が残っているし、そういったことは・・・
しかし、君が求めるのなら・・・・僕は・・・・・
学校側にばれて、退学にされ、親から勘当されても・・・・・・・・
という妄想を繰り広げていると彼はとんでもないことを言い出した。
「何が食いたい?」
「う、うん?」
不意をつかれてしまったね。思わず変な声を出してしまった。
まさか食べ物だとは思わなかったよ。
先ほどまで考えることで死んでしまった脳細胞の返還を要求しよう。
「いや、俺は億万長者の息子って訳じゃないしな。
そんな高いところは困るがごく一般的な店くらいなら払える。
今日は母親から小遣いを前借りしてきて5000円も入ってるんだ。」
・・・・・・なんだが心配になってきたな。
まさかとは思うが、まぁ聞いてみよう。
「・・・・・・・なぁ、キョン。‘こうい’って漢字で書けるかい?
できればご教授願いたい。」
「は?そんなの簡単だろ。こう書くんだよ。」
そういってキョンは黒板にチョークでこう書いたんだ。
厚意
ってね。
「いやー、よく考えたらそうだよな。お前にはだいぶ世話になった。
勉強もお前のおかげで分からなかったところも分かるようになったし。
塾までの足じゃ割に合わないよな。・・・・って、佐々木、どうした?
メシじゃ不満か?」
「・・・・・・いや、なぜ‘こうい’と聞いてそっちが頭に浮かんだのかはおいておこう。
そんなのは人それぞれだし、受験生だから難しい方が浮かんでしまったのかもしれない。
それは喜ばしいことだ。しかしキョン。なぜよりによってこの時間のこの場なんだい?
勘違いしてしまったではないか。」
「ん?勘違い?何のことだか知らんが女子たちがな、話すならこういうところがいい、
って言うもんだからな。俺は別に朝会った時に言ってもよかったんだが
それじゃあムードが台無しとか言いだしてな。何のことなんだが・・・って、佐々木?
そんな床に手をついて。汚れるぞ?」
「それはね・・・・・君がそこまで阿呆だとはまさか彼女たちも思わなかったからだと思う。
僕もね、まさか。まさかこんな結末が待っていようとは、思わなかったよ。」
「ん?どうした、佐々木。泣いて・・・んのか?
「いいや、これは僕の涙じゃない。きっと、数十のフラグたちが流した涙なんだよ。
どうやったら届くんだろう、ってね。」
「へ?」
「いや、何でもないよ。それよりもお腹が、空いたな。
簡単なファーストフードでいいよ。食べに行こう。」
「え?そんなところでいいのか?」
「いいのさ。・・・・・そう、いいんだよ。くっくっ。」
その後、学校近くのファーストフード店で
「もう勘弁してくれ」という男の声と
「嫌だ、まだ食べる。食べたりない」という女の声が何度も響いた。
以上です。
初SSなんで日本語おかしくね?みたいなところがあるかもしれないが
まぁスルーしてやってください。
相変わらずのクラッシャーぶりに泣いた
間違いなく絶体絶命な状況でもキョンは生きて帰ってくる
>>396GJ
ナイスフラクラw
とても初めてとは思えませんでした。
次があれば、また見たいですね。
GJ
素晴らしいフラクラです。
>>396 ’こうい’で思う何かが3時間以内にあった気がする…デジャブw
GJ
>>396GJ。
更衣が浮かんだ俺はもう無理だ!脱ぐのかと思ってしまった。
驚愕で佐々木さんに会う資格がない。
GJ!!
「好意を無駄にする」という使われ方時の好意は
厚意≒親切心≒好意≠好きという感情
が普通な気がする
けど佐々木の舞いあがりっぷり肩すかされっぷりと
キョンのフラクラぶりが最高だったので
細かいことはどうでもいい。
先に
>>400や
>>401を目にしたので
コト(’こうい’)に及びかけたのかと思いながら読んでしまった
コウイあるコウイなコウイのコウイをコウイでしてあげよう
さあコーイ!
, -‐- 、 ,. ‐-ー- 、
,'. / ト、 ヽ. ノ / u ヽ ただでさえ寒中なのに、
. i. ((从◎-从〉 ノハハハハハ ! コウイうネタは…
l (|┳ ┳i!l !|─ ─ ,iリ)!
. ハNヘ ヮ ノハ! ’ 、 - ,ノル´
<'iヾΩ'iつ 〈i゙|†'|´{'> …シカシ
. ´i__,lュi_」 .i´T `i` ケッコー ニアウゾ
〈__八_,〉 〈_,八__〉 ホケンイ トシテハ イロケブソク ダガ
佐々木さんの背中を流してあげたい
>>403 よく集めたなあ
I changed into high-classified favorable school doctor's costume out of my kindness.
, -‐- 、
,'::;〃i::iヾヾ
.ハ {;;l;;l◎j;;i;}l
/((::!┯ ┯l!| 好意――期待……宇宙――存在
i::: ∩ヽ - ノ八
!: l::::ヽヾΩ'iリ>|=ニニコ‐.
|:::|::::i:::i__,lュi_」,:i:::|
ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ
20分佐々木
そんなに大魔神が好きか
「なぁ佐々木、ここがわからんのだが」
「ん?あぁ、ここはこうなってこうなるんだよ」
「えーっと・・・おぉなるほど、解けた!感謝するよ」
「君の力になることが出来てよかった」
「佐々木、教師になったほうがいいんじゃないか?下手な教師よりも10倍わかりやすいぜ」
「折角だけど断らせてもらうよ」
「なんでだよ、もったいねぇな」
「・・・生憎と君以外の人に僕の知識を与えるつもりはないんだ」
「・・・・それはもちろん未来に誕生するであろう俺らの子供は入ってないよな////」
「・・・あ、当たり前じゃないか////」
というやりとりを授業中にしてしまう、という電波を受信した
実際キョンはフラクラなぶん付き合えばバカップルになる確率は高いはず
3月のスニーカー発売予定にも驚愕ないね・・・
バレンタインの次の日の昼休みのことだった。
気がつくと中学時代の友人佐々木と二人きりだった。
「一日遅れだけどバレンタインのプレゼントをするよ。僕の手料理を食べてくれ」
夢だよな・・・言うまでもなく。
「ありがとう。恩にきるよ」
「僕と君の仲だ、気にすることないよ」
佐々木にはずっと貰ってばかりで充分なお返しをしていない。再会したら少しずつでもお返ししていきたいな。
俺達は中学時代のことをしゃべくりながら食事をした。
こんな光景を目撃したら、10人中9人が恋人どうしと誤解するだろう。
「うまかったぜ、できればまた作って欲しい」
「そう言われて僕もうれしいよ」
・・・
目が覚めると廊下にいた。そういやトイレに行こうとしてたんだっけ。
用を済ませて教室に帰ってみると、ハルヒが俺の弁当を勝手に食っていた。
「おい何をする」
「マヌケ面」
言われてみればマヌケ面だったと思う。
ハルヒに怒るつもりはなかった。何故か俺は満腹だったから。
2期で佐々木の動いているとこが早くみたいです
>>413 今の俺もマヌケ顔って言われそうだw
↑はギリで入ってませんでしたが、
保管庫大更新&50万hit企画募集乙です>管理人さん
みんな避難所でチェックだ!
管理人さん乙
ここは佐々木スレであって管理人スレじゃないぞ。
労いはしかるべきところでするべき。
佐々木さんって何か名前の由来とかあるのかな?
佐々木小次郎とか
二期で一気に驚愕までやるなら問題ない。
消失までの時間で止まるならどうしようもない。
ただ、陰謀までやるのなら、佐々木も是非アニメに
出て欲しい。
佐々木とキョンの再会は原作どおりでいいとして
例えば、雪山症候群やるなら、
実は佐々木団(仮)(藤原抜き女性3人)も同じところ
にスキーに来ていたとか、
もっと遡れば、エンドレスエイトで既に佐々木と橘は
知り合いで、その際、佐々木は同じ時間がループし
ているのに気づいていたとか。
>>420 でも、単発で「編集長★一直線!」をアニメ化したとしたら、
原作113ページの
「すでに中学校の卒業証書をもらってはいたものの」
の所か
「中三の頃からお袋に通わされていた学習塾効果か」
の所か
「それまで仲の良かったツレ連中はのきなみ」
の所に、ちらっと佐々木さんが映るかもしれない。
>>420 そんな原作クラッシュしたらまたぞろアンチが増えそうだ。
>>421 あとはヒトメボレでの回想シーンとかだな。
2期は佐々木さん隠すんじゃないか?
3期まで温存でおk
しかし登場シーンはどうするんだろ……
アニメじゃ声で女って分かるし……
中性的な声なんじゃね?
>>424 原作でも分裂が初登場だし、U期では謎のままかな。
U期は消失まで、V期は陰謀まで、W期でようやく分裂・驚愕というのが自然な経過かな。ちょっと悲観的だけど。
陰謀でアニメ終わると嫌だな。
回想シーンでバックショットや目線切れた姿あたりが出たら分裂〜驚愕やる可能性はあると思う
逆に無かったりDVDのみの特典映像とかだと厳しい。
とにかく驚愕出ない事にはアニメでやる気があっても出せないだろうな
二期はともかく、三期があるかも怪しいってのに四期の話とは…
まあでもあるって思うほうが楽しくなれるな
驚愕はもちろん、その後もシリーズ続かないとなあ……。
続くのかねえ。
涼宮ハルヒシリーズは
長編より短編のほうが好きなので
佐々木達を交えた短編もぜひ欲しい
中学時代の短編が欲しいな。あの時は夢と思っていた巻き込まれ不思議体験とか。
1期は1クールだったけど2期が2クールだったりしたら相当進むよね。
1クールで2.5冊くらい進むのかな
原作読み返してきたZE
佐々木も大学では遊びたいようだが、余暇はどう過ごすんだろう…
読書とか、サークルかな?
>>435 俺には見える…大学デビューして、サークル入って、男性関係で失敗してどん底まで堕ちる佐々木の姿が。
(一方その頃、キョンはハルヒとちょっといい仲になってました)
ってアレ、この展開どっかで見たことあるような…
さっさきは文系かなー?
眼鏡+白衣で研究に没頭する佐々木さんも見てみたい
>>396 佐々木さんには悪いですがとても笑ってしまいました。わたし佐々木さんが可哀想な話しに興奮してしまうみたい… あはっ
ぐわー、保管庫また大更新されとる!読むの大変そうだ嬉しいぜw
サルベージ乙です〜
>>431-432 俺も見たい。が、それ書いてて驚愕遅れたりしたら嫌だなあ
嬉しい悲鳴ですな
442 :
小ネタSS:2008/01/27(日) 11:02:51 ID:gAGBiPPx
〜角川スニーカー文庫重役会議〜
A「いったい、いつになったら谷川君は驚愕を書き終えるのかね?」
編集「すみません。今、彼はいろいろとスランプでして……」
B「そんな言い訳が通じると思っているのかね? 当初の予定からいくら遅れていると思っているんだ、え?」
編集「す、すみません。そこはなんとか、今年中には……」
A「今年中って、本来の予定は去年の六月だったんだよ。もう、半年以上も遅れているんだ!」
C「書店にポップアップまで配って、いったいどれだけの宣伝費が無駄になったと思っているのかね」
編集「すみません。本当に……」
B「このままだと君の責任問題にもなるよ。株主総会でどう言い訳をするつもりだ」
C「せっかくアニメ二期も決まったというのに、肝心の原作がこれではねー」
編集「すみません。今度のスニーカー誌上でまた発売延期の告知を出します」
A「二回も発売延期告知を出すなんて聞いたことがないね」
B「まったくそのとおりだ」
C「で、その告知はどんなものかね?」
編集「ええ。いとうのいじさんに驚愕のキャラクターである佐々木さんが『ごめんね』と言っているイラストを書いてもらいました。これです」
佐々木さん『ごめんね』
A「……まぁ、なんだ。無理に急いで書かせてやっつけ仕事になっては元も子もない」
B「……まったくもってしてそのとおりですな。谷川氏には満足いくまで時間をかけて納得のいくものを」
C「……なーに、一年の発売延期くらいなんてことはないさ。珍しいことでもなんでもない」
編集「そ、そうですか。そう言ってもらえるとありがたいです」
A「ははは、かまわんよ」
B「編集者は気長でなくてはいかん」
C「果報は寝て待てと言いますしな」
A,B,C「「「ところで君、このイラスト後でもらえない?」」」
どんだけササッキー人気あるんだよw
そんなんだから、佐々木の残念展開を書けなくて伸び伸びになってるんじゃ
谷川の書いた佐々木の残念展開に駄々をこねる角川上層部を想像してワラタw
のいじの画集が出れば半年間は待てるよー。画集出してよー
446 :
この名無しがすごい!:2008/01/27(日) 13:31:09 ID:5207lCsI
こんだけ延期したんだから、のいじの画ももっと丁寧になっててほしいなw
特に周防。
>>446 おまえはのいぢになにを期待してるんだ。
まあ、そもそも谷川が書いてなけりゃ発注かけられねえけどなー。
逆に考えるんだ。のいぢがながるんに合わせるのではなくながるんがのいぢの絵に合わせて文章書けばいいんだ
ながるんって谷川の事だったのか
今まで長門の事だと思ってたw
つまりこうですか?
編集「谷川先生の筆が遅いのでのいぢ先生の挿絵を先に書いてもらいました」
谷川「随分多いですね。それも、どうでも良い部分の挿絵ばかり。ってキョンの中学時代で半分?全部佐々木が出てますね。佐々木はメインヒロインじゃないですよ」
編集「そうでしたか」
のいぢ「忘れちゃいましたよ、大昔のことは」
谷川「おいおい冗談じゃないですよ。それに、無くて良いような絵ばかりなのは?」
編集「まだ原稿できていませんから。自然とどうでも良い部分ばかりになりますね」
谷川「・・・・・・」
編集「絵を多くすれば読者も喜ぶでしょう。絵に矛盾しないような文章書いて下さい」
谷川「それは良いですが、中学時代の佐々木がド貧乳、αで佐々木が普通乳、βで佐々木が巨乳になっているのは何かの冗談ですか?」
のいぢ「中学時代は発育してないから貧乳、それが高校で普通になる。
神になって最初の望みは、キョン好みの女になることでは?つまり、ハルヒちゃんやみくるちゃんみたいな巨乳になること」
谷川「そんなしょうもない改変は・・・もしかして女の人ってみんなそうなの?」
のいぢ「そんな子が多い・・・はず」
谷川「それじゃ佐々木は色ボケの変態じゃないですか」
のいぢ「え?違いましたか?」
谷川「キョンが佐々木の巨乳を触っているこの絵は何ですか?
胸が異常に大きくなったのをキョンに指摘されて『触ってみるかい、キョン?』というのをやらせるつもりですか?」
編集「是非やって下さいよ、頼みます。それだけが見せ場なんです」
谷川「一番の見せ場は九曜と長門のバトルですよ」
編集「心配しなくても誰も見ませんよ、そんな所」
谷川「・・・・・・」
これは何と言うか…ww
ながるんあ憐れw
>>450 ワロッシュ
つーか俺の中ではこの編集=喜緑さんなイメージなんだが…
商品としての作品の場合、自分の納得いかないように書かなきゃならんときもあるとは聞くが……これはw
いいぞ、のいぢもっとやれ
のいぢ「あ、谷川先生ごめん。エロゲの原画と間違えて納入しちった」
雑音乙w
そして、
谷川「わかりました、わかりましたよ。
要は佐々木にいいように転がるように書けってことですよね。」
のいぢ・編集・A・B・C「そうです。」
とつながるわけか
それで半年以上遅れてるんだな
ははぁ、
>>442で見せた佐々木さんイラストって、雑音さんが描いたほうだろw
陰謀と憤慨の間は8ヶ月開いてたし、分裂も5月までなら待てる
そもそも、最初の発売予定日がありえなかった…延期は仕方ない
でも、1年経っても出ないようなら谷川に手紙を送る必要がありそうだ
分裂を待つ……?
>>459 多分過去のコピペなんだろう
気にするな
何書いてんだろ…orz
驚愕だよ
462 :
SS1:2008/01/27(日) 20:48:52 ID:5ASgqprx
彼女の手はとても小さかった。
僕は、こんな小さな手で何をつかめるのだろうと思った。
それが、僕の彼女に対する第一印象だった。
僕が彼女と始めて出会ったのは、中学二年生の春だった。
新学期独特の空気に湧く桜の花びらの匂いのする教室の中で、彼女の姿は一際目を引くものだった。
確かに彼女の容姿は、彼女を美少女と呼ぶことにおそらく誰も異論を挟まないであろうと思わせるものだった。
けど、僕が目を奪われたのはそのためではない。
何かどこか不思議なものを感じたのだった。
彼女の一挙手がとても完璧で、そしてそれがまるで演劇を見ているみたいに不自然に見えた。
ちょうど、ゴールデンウィークも終わって、クラスメイトたちが学校にだれてき始める頃だ。
その頃に、僕は彼女が普通とは違うということに気が付いた。
その日、僕は前日間抜けにも風邪を引いて学校を休んでいて、数学の授業の範囲がわからなかった。
そのことに気が付いたのは休み時間で、周りの席の知り合いたちはどこかへ遊びに行ったのか、誰もいなかった。
ただ、一人僕の隣の席で本を読んでいた彼女を除いては。
僕はその時少しドキドキしながら声を掛けたことを覚えている。
今まで会話の機会のなかった彼女と初めて会話するのだ。
それがほんの大した事のない、それこそ数秒の会話で終わってしまうようなことでも、僕はちょっぴりうれしかった。
僕は彼女に次の授業の数学が教科書何ページから始まるかを、少し緊張した声で尋ねた。
彼女は手に持った文庫本にしおりを挟んで丁寧に折りたたむと、それを机の上に置いた。
そして、ゆっくりと僕のほうを振り向いた。僕を見つめるその大きな丸い瞳が印象的だった。
僕は思わず彼女の瞳から目を背けてしまうと、その読んでいた文庫本に視線を移した。
その表紙にはエラリークインという文字が見えた。知らない作家だった。海外文学だろうか。
けどそれ以上に、その文庫本の上にどこか緊張した様子で置かれた小さな手に、僕は目が釘付けになっていた。
彼女は僕の質問に丁寧に答えてみせた。
そして――そして僕は彼女の少しかしこまった喋り方に違和感を覚えた。
けど、彼女はそんな僕が疑問をぶつけることを許さないように、柔らかく微笑んでみせた。
僕は、短くお礼の言葉を言うだけで精一杯だった。
たった、それだけだった。彼女は、とても人当たりよく対応してくれた。
けれども、それ以上、そこから先へは僕を踏み込ませてくれなかった。
463 :
SS2:2008/01/27(日) 20:51:14 ID:5ASgqprx
僕はそれから彼女をよく見るようになっていた。
彼女は学校ではなんでもよく出来た。特に勉強は人一倍出来た。
普段からよく本を読んでいるから語彙が豊富なのか、特に作文、というより文章を書く作業に秀でていたように思う。
そしてスポーツも彼女は得意だった。完璧な人間、端から見ているだけだったらそう見えたかもしれない。
彼女は実際よくもてた。特に彼女のことをよく知らない男子から。
彼女のことをよく知っている男子は、彼女をどこか敬遠していた。
おそらく、みんな無意識のうちに感じていたのだろう。
僕が始めての会話で感じたのと同じような違和感を。
彼女は、男子と話すときだけ、自分のことを僕と言った。
それだけではない。言葉遣いも妙に小難しいものになった。
けど、それは自分の知識を人に自慢するような態度ではなかった。
僕はその姿にパントマイムを重ねていた。
そうして彼女は決して自分を表に出さなかった。
僕が見ていたのは、彼女という鏡が映した僕の姿だったのかもしれないと、今は思う。
そうやって、彼女のパントマイムに当てられた男はみんな彼女を訝しげな顔で見ていた。
いつしか、僕たち男子の間では、彼女は名前ではなく、変な女と呼ばれるようになっていた。
僕は誰かが、彼女を変な女と呼ぶたびに、あの小さな手を思い出していた。
三年生に進級したときも、僕は彼女と同じクラスだった。
もう、その頃には彼女の噂は結構広まっていて、誰も一年前のように彼女を見ても騒ぎ立てることはなかったし、彼女と話して驚くこともなかった。
そして、そういった男子の中でも、特に動じない男がこのクラスにいた。
どんなきっかけだったかはすっかり忘れてしまった。
けれども、僕はその彼と仲良くなった。
彼は、無愛想でちょっぴり皮肉屋ですこしとっつきの悪い印象の男だったけれども、話してみれば結構印象は変わるものだった。
妹がいるおかげだろうか、面倒見はいいし、何だかんだ言って友達想いの男だった。
彼はその妹のせいで、自分の奇矯なあだ名が広まったことを嘆いてはみせていたが、端から見ていると差し当たってどうでもよさそうだった。
そう、彼は細かいことは全く気にしない、よく言えば純朴、悪く言えば鈍感な男だった。
そして、彼は、僕が見る限りでは、初めて彼女と話をして全く動じなかったただ一人の男だ。
彼と彼女が初めて会話したとき、むしろ驚いていたのは彼女のほうだった。
そのときの状況は僕と同じだった。彼が、隣の席の彼女に数学のノート片手に何かを尋ねていた。
彼女の返事を聞いても、彼は全く動じず、軽く右手を挙げて礼をすると何事もなかったかのようにノートを開いて何かを書き込んでいた。
彼女はそんな彼の横顔をしばらく眺めていた。
残念ながら、そのときの彼女の細かい表情までは僕には見えなかったのだけれども。
一つの大きな転機は、彼が予備校に通い始めたことだった。
僕は、彼女が誰にも見せた事のない素顔を見せてしまうことを期待して、わざと彼の席まで言って彼女にも聞こえるような声で、彼と話をした。
今にして思えば、随分と意地の悪いことをしたと思う。
けど、結果的にそれが彼女が変わる小さなきっかけを作った。
464 :
SS3:2008/01/27(日) 20:53:23 ID:5ASgqprx
僕は彼から、成績が伸び悩んでいるので母親に予備校に行けと言われている、どこかいい予備校はないかと相談を受けた。
そこで僕のずるがしこい頭は一つの妙案を思いついた。
僕が彼に薦めた予備校、そこは駅前にある予備校で、彼女が通っている予備校だった。
僕は掃除当番時とかに彼女と話す機会があるので、彼女の通う予備校を知っていたのだ。
もちろん、その話は彼女に聞こえるように大きな声で言った。
彼女の様子を横目で窺ってみた。
彼女は文庫本を開いていた、視線をどこか遠くに向けたまま。
きっかけを作れば後は簡単に事は進んでいくものだ。
彼が予備校に行った翌日、僕に同じクラスに偶然彼女がいたことを告げた時には、僕は笑いそうになってしまった。
また、彼は彼女からあだ名で呼んでもいいか、と言われたとも話した。
何で、俺のあだ名を知っているんだろう、と彼は訝しがっていたが、それは毎日毎日彼女の席の隣で君のあだ名を言い続けている僕のせいだったのは明白だ。
それから、僕はあまり彼の席へ行って話をすることがなくなった。
別に、彼とケンカしたわけじゃない。
ただ、常に彼の隣には先客がいたからだ。
漫然とした様子で給食を突く彼の机に彼女は半ば身を乗り出して、なにやら楽しげに話をしていた。
時折、彼は彼女の話に相槌を打って、そして、そのたびに彼女は嬉しそうな顔をして、とりとめもない話を彼にするのだった。
そのうち、彼らが自転車二人乗りをしているところを見たという噂が広まった。
彼に事の真相を尋ねると、予備校に行くついでに乗っけてやっているだけだと言った。
彼女も誰かにその事を尋ねられるたびに、否定した。嬉しそうな満面の笑みで。
そして、彼らが付き合っているというのが、クラスの公然の事実になった。
相変わらず彼と彼女は否定していた。
彼はくだらない噂はどうでもいいという態度を崩さなかった。
彼女もまた、彼と同じような態度を取っていた。
けれども、彼女の本心がどう思っていたのかは僕にはわからない。
彼女はまだ彼のパントマイムをしていたのかもしれなかったから。
465 :
SS4:2008/01/27(日) 20:55:13 ID:5ASgqprx
結局、中学を卒業するまで彼らの関係はそれ以上進展しなかった。
彼が鈍感すぎたのもあるだろうし、彼女が自分をさらけ出す勇気がなかったこともあるだろう。
もう少し時間があれば、何かが変わっていたのかもしれない。
きっかけがあれば、彼らはもう一歩踏み出せたのかもしれない。
卒業式の日、僕は彼と一緒に帰る道の途中で彼女のことを思い出した。
僕は忘れ物と嘘をついて、ついさっき通った道を走った。
思えば、これは僕がほんの好奇心から仕掛けたことだった。
なら、僕には最後を見届ける義務がある。
学校へと向かう一本道をいくら進んでも、彼女とすれ違うことはなかった。
そして、いつの間にか、僕は学校までたどり着いてしまっていた。
彼女は別の道を通って帰ってしまったのだろうか、それとも。
僕は教室へ向かった。
そして、そこに彼女はいた。
僕は彼女に言った。
「これでいいのかい」
「これでいいんだよ」
彼女は柔らかく笑ってそう答えた。
だめだ、僕では彼女のパントマイムを崩せない――
結局、それっきりだった。
彼女はなぜ誰もいない教室に残っていたんだろう。
彼と顔を合わせるのが辛かったから、彼がいなくなるまでそこで待っていたのだろうか。
ならば、僕は彼をそこに連れて行くべきだった。
いや、絶対に彼を彼女と会わすべきだったのだ。
これで最後の日なら、彼の前なら、彼女も勇気を出せたかもしれない。
僕は最後の最後で仕掛け人として、しくじった。
それから二年後、僕はふと彼女の姿を試験を受けに行った予備校で見かけた。
だから、僕はひさびさに尋ねてみたのだった。
「最近、佐々木さんと会った?」
『パントマイム』
谷 谷口
川 中河
なが ながと
る みくる
>>465お久ですよねGJ。
相変わらず描写上手いですなぁ
国木田がむばれ。
>>465 GJ
最初無理に縦に読んで勝手に噴いてた
470 :
465:2008/01/27(日) 21:54:53 ID:5ASgqprx
>>468 まさか文体だけで、久々に書いたことがばれるとは思いませんでした。
佐々木夫妻の仁義なき戦い
>>465GJ
国木田が好きになった
ちょっと●に師事してくるノシ
>>470 さすがに文体だけでは無理ですw
最後にタイトルがくる書き方のSSが今日サルベージされてた中にもあったのであの人だ!と。。
いつぞやの、お蔵入りさせてたらしい看病ネタが凄い出来だったのが非常に印象深いです
国木田いいなw 谷口じゃやっぱりだめだ
国木田いいねぇ
GJ
これはイイ。国木田が好きになりそうだw
>>475 同意。ていうか、今後も佐々木が出てくるようならおのずと国木田の出番も増えよう
谷口は、佐々木さんに女の子を紹介してもらって、佐々木夫妻とダブルデートする係だよ
佐々木と国木田とキョンだけの長い会話・・・。
キョンのモノローグが長くなりそうだな。
>>479 国木田がたまに「そうだね」とか言うわけだな
その日、団活でめずらしくハルヒと一緒になった。
「やあ、キョン。楽しそうだね」
突然佐々木が声をかけてきた。しかし、正妻に浮気現場を目撃された旦那の気分なのはなぜだろうか
「おう、佐々木。久しぶりだな」
馬鹿、昨日会ったばかりだろ
「何言ってるんだ。昨日も僕の家で一緒に夜の勉強会したじゃないか」
〜(にょろーん)
「ねー、キョン。夜の勉強会って何?あたしにもわかるように詳しく教えてくれない?」
痛、爪を立てるな。肩が痛いぞ
「健全な高校生の男女なら誰でもすることだよね。キョン」
〜(にょろーん)
「変な意味じゃなく普通の勉強。学校の予習とか復習とか」
「ふーん。それで毎日やりまくっているわけね。団員のあたしに隠れて。すんごく、いやらしいわね」
「俺達はいやらしいことは何もしてないぞ。純粋に勉強だけだよ」
「そういえば、勉強の気分転換に先週の日曜日はアレをやったね。野球け・・・」
〜(にょろーん)
「・・・・・」野球拳?そんなことまで?
「草野球をちょっとな。案外面白いもんだよ」
「野球拳とかいう特殊な野球じゃなくて、普通の野球ね。そうだわね。はははは。
でも団長を誘うとかいう考えはないわけ?」
「お前はいろいろ忙しいんだろ」
しかし、特殊な野球ってのがあるんだ。野球拳?それ楽しいのか?
「とにかく、今度野球をやる時はあたしも誘いなさい」
はいはい、わかりました。
そして佐々木は団活に半ば強引に参加した。
午後の部で俺と一緒になった佐々木は嬉しそうに俺とハグした。大袈裟なんだよ
「キョンくんと佐々木さんは親友、親友、親友はははは」
どうしました?朝比奈さん
(・・情報操作が効かない)
(また徹夜ですね)
「キョン。デートじゃないのよ。判ってる?」
それは聞き飽きた。
それが土曜日のこと。そして今日は月曜日だ。どおした?ハルヒ?
「あんた土曜日あたしとした約束。早速破ったわね」
「何のことだ?」
「この前の野球みたいにあたしを除け者にしないと言ったでしょう」
「あーそうか。昨日やったのはサッカーで野球じゃないぞ。
お前サッカー嫌いだろ。この前谷口がサッカーを誘った時は『つまんないのに誘うな』と言ってたよな」
「あの時はあの時。今は今よ」
なんだよその理屈
「バイトがあるので失礼します」
「待ちなさい古泉くん。あなた達も団長を除け者にしてるわよね」
ギクッ
「みくるちゃんも有希も古泉くんも。あたしだけ除け者にして楽しいことしてるわよね」
「えーと、わたしは何も知りましぇん」ガクガクブルブル
バレバレですよ朝比奈さん
「判った判った。今度特殊な野球やろう。野球拳とかいう奴だろ?」
〜(にょろーん)
ハルヒ顔が茹蛸みたいだぞ
「どおした、ハルヒ野球拳好きなんだろ?」
「好きなわけないでしょ。このエロキョンがー」パシーン
ハルヒに殴られて痛かった。
(あれ?閉鎖空間が消えた)
(ねー野球拳って何ですか?)
(・・出番が無い)
(めがっさにょろにょろ)
>>482 乙。
野球拳を知らない高校生はほとんどいないだろなぁ。
抱きつく佐々木かわいいよ佐々木。
その後、学校近くのラーメン屋「野球軒」で
「もう勘弁してくれ」という男の声と
「嫌だ、まだ食べる。食べたりない」という女の声が何度も響いた。
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『何が起こっているのか全くわからない』
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何が起きたのかわからなかった
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 超スピードだとか催眠術だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
おおっと誤爆失礼
鶴屋さんスレじゃないのににょろ〜んのこれ如何に?
いいんでない?目障りって気はしなかったけど
(ry
みなみけのケイコと似てる
494 :
この名無しがすごい!:2008/01/28(月) 13:27:02 ID:BrYfULho
国木田が言うように佐々木は無理して変な女を演じてる。
キョンと恋人になれても、すぐ普通人とバレて振られるだろうな。
>>495 いや、そもそもキョンが変な女好きじゃないだろ
佐々木さんはキョンと会う前からずっとあんな感じだった。
キョンの方も特に変な女好きではない。変な女が向こうから寄ってくるだけ。
αの下級生はキョンに好かれようとして変な女演じているかもしれんけどね。
いやハルヒみたいなDQNの団に付き合ってるんだから、変人好きなのはガチだろ。
その点谷口は涼宮もスルーだし、九曜もスルーしてる。普通人大好きっ子だから、佐々木とも付き合えるよ。
と言ってもキョンより長く付き合えるだけですぐ振られるだろうけどなー
ま、国木田が妥当なところか。
とりあえず佐々木は変な女だろ
いいえ、恋な女です。
実際なところ、佐々木はキョンとは本当にただの友人としか思ってないんじゃないかね。
なんか最近のSSみたいにスイーツ(笑)なのはキャラ崩壊以前の問題だと思うけどな。
いいえ私は、さそり座の女
射手座の女、キョンのハートを射抜く
弓もフラグ同様にへし折られているんだよ
光速でフラグを立てては叩き折るキョンの姿が浮かんだ
ええ某小宇宙で聖闘士な漫画の見すぎですとも
キョン「聖闘士には一度見たフラグは通用しない!もはやコレは常識!」
聖戦士思い出したー
確か射手座の矢は反転して、撃った本人に刺さったはず
恋な女は昔から言ってたがな
>>509 どう見てもオーラバトラーです。本当にありがとうございました
昨日に引き続いて保管庫更新&サルベージ乙です
ただ、少しだけ忘れられてる
>>413が不憫ww
いや、俺は書いた人じゃないですその下で更新乙とかレスしてた人ですよ
513 :
to:sage:2008/01/28(月) 21:27:02 ID:aGGtj3l/
>>501 それは正しいかもしれませんね。
なんせキョンと佐々木ですし。
でも、佐々木団+キョンの会合のとき、
最後に残った佐々木とパンジーさんが話した内容って何だろう。
「こうして俺は喫茶店をでたため、残った佐々木と藤原が何を話したかは知らない
知りたいとも思わなかった。この時には。」
なんて紛らわしいメッセージが・・・。
その前のページのキョンと佐々木が話してるのを藤原が黙って聞いていた理由も分からない。
>>513 藤原の属性(?)は未来人だから、やっぱり未来のことか?と思ったが、
禁則事項じゃないのかな、とも思った。
出来れば動じずに受け流してキョンと旧交を温めるぐらいにして欲しい。
てかキョン(主人公)の敵にはならんでほしい。
515 :
513:2008/01/28(月) 22:27:52 ID:aGGtj3l/
とりあえず、仲良く過ごしていてほしいですね。
516 :
この名無しがすごい!:2008/01/28(月) 22:55:50 ID:BrYfULho
>>515 確かに
これ以上敵増やすと後から収拾がつかなさそうだし
一部のスレからは手遅れなくらい嫌われてるけどな。
JY9AEG3xの必死さにワロタ
友を温めてまったりと終わる、では話が作れないから驚愕ではすごいことが起こるのだろうなー
巻き込まれ不思議体験かな?
てす
必死ねえ。確かにそうかもね。このスレの佐々木さんってすでにオリキャラっぽいしさぁ。
オリキャラはどのキャラスレでも言えることだろう
他人の妄想の塊のSSが楽しめないならNGすればいいし、
文句しか言えないなら壁に向かって独りで言ってろ、ダボ
って、佐々木さんが
佐々木「喧嘩しちゃらめぇ」
524 :
この名無しがすごい!:2008/01/29(火) 00:21:21 ID:BtSla2JJ
のもって何だお落ち着けw
>>524 なんかあがってるからびっくりしてたら…ちょっと落ちつきなよ。
不覚のも吹いたってこっちがw
527 :
SS:2008/01/29(火) 01:29:51 ID:ubed2tys
キョンの言う親友とは、誰からも恋人と見なされる存在
キョンにとってアッシーとは、背中で少女の胸の膨らみを感じること
キョンにとって勉強とは、親しい女の子と文字通り肌が触れ合うくらい密着して行なうもの
キョンにとって給食とは、隣りの美人がキラキラした瞳で身を乗り出して語りかけてくるもの
キョンの言う恋人ではない存在とは、通常空間で未だ肉体関係にまで発展していない関係
キョンの言う誤解とは、周囲から見て妥当な事実
キョンにとって愚痴とは、美人の女の子との親しさを自慢すること
キョンにとってデートとは、いつもやってるはずなのにやったことないと言い張るもの
キョンが時々言う「自分はモテない」という言葉は、真にモテない男を傷つける嫌味
キョンにとって女とは、勝手に側に寄ってくる存在
キョンの言う普通の仲とは、周囲が羨むほどの親しい仲
キョンの言うモテ男は、実際はキョンほどモテない
キョンが恋文貰ったこと無いのは、美人で怒らせると怖い恋人に対抗しようという自信家がいなかったため
何が言いたいかというと、キョン氏ね。
キョンアンチになってしまった。後悔は少しだけしている。
>>528 OK、KOOLになれ。どこかの「誠死ね」と同じになってはいけない
キョンは折ったフラグの分だけ期末テスト減点な。そして反省して佐々木と一緒に図書館で勉強しなさい
しかしキョンは佐々木のことを親友どころか…忘れてたくらいだからな…
>>529 そしてその図書館でもまたフラグが折られていく…
佐々木さん……ぐすん
つーか佐々木さんの存在自体が割りと後付けなので、
分裂以前(特に憂鬱)の描写と整合性取れてないのは仕方が無いかと…
だがそんなこと言ったら溜息のDQNハルヒなんてどうだろう。
アレ、時系列的にはエンドレスエイトの後の話だよな?
もうこうなったら、ながるんは一から書き直した方がいいんじゃないか?
勿論一巻目はキョンの中学時代からで。
忘れてたってのは正確には思い出すことがほとんどなかったってだけだろう。
「えーっと、佐々木?どんなやつだっけ」的な意味で忘れてるわけじゃないと思うよ。
国木田や中河が「あの女」といえば
即座に佐々木を想定して恋人関係を否定できる程度には
心の引き出しのすぐ出てくる場所にしまわれてる。
「思い出した、こういう喋り方するやつだった」ってのも
忘れてる部分にウェイトがあるんじゃなくて、久々に実物にあった実感にウェイトがあるのは
同じような経験をしたことがあれば理解が出来ると思うし。
で、思い出すひまはなかなかないだろう、
あれだけの非日常ドタバタに巻き込まれ続けてたら。
別の高校に行って,連絡を取り合うこともあって遊ぶ予定もなく、
しかも高校で自分が新しい体験に追われてたら
中学校時代に親友や付き合った相手だとしても
そいつを思い浮かべないまま過ごす日は多いと思うよ
534 :
SS 1/3:2008/01/29(火) 02:06:11 ID:/a4St18e
>>273 遅くなりました。リクエストに答えられたかどうか。
佐々木さんの、子猫の目の甘い日々5
雪の面影、なぞるように、の巻
「こういう情報を耳にしたことはないかニャ、キョン?」
ふざけた語尾とは裏腹に、猫耳をパタパタと震わせて真剣な口調でシャ……佐々木が話し始めたのは、
とある三連休の中日にあたる、冷え込んだ日曜の夕方だった。
ああ、ちょっと待ってくれシャ……佐々木。このクソ寒い中、SOS団の活動をようやく終えて、
今炬燵でようやく人心地ついたところなんだ。
さらに久々にロッドフォームの必殺技が炸裂してるのを絶賛視聴中なんだ。まさにクライマックスだぜ、録画だけどな。
唯一の正統派の蹴り技なんだ。この技だすのも本当に久しぶりなんだよ。
空気といわれた遊佐が珍しくメインを張ってるんだ。さ来週からは他人事じゃないし。
ああっ!尻尾でTVのスイッチを切るなシャシャキ! あと俺の足に、冷えた足を絡ませるな。
「真面目に聞いてくれたまえ」
すみません。真面目に聞くのでそんなに睨まないでください。瞳孔が縦に開くと怖いです。
「僕らの中学の校庭にあった桜が、工事で切り倒されてしまった、いやしまうのだよ」
へえ、そいつは初耳だ。
「何でも水道管工事の関係で、どうにも仕方がないらしい。校庭の桜、と言っても、
北側の裏門にある一部の桜だけなので、大して反対も出なかったらしいんだ」
まあ、それなら仕方ないだろう。しかし裏門にある桜ってえと、もしかしてアレか?
「そうニャ。君が時々利用していた場所だよ」
たった数年前のことなのに、随分と懐かしい気持ちがするな。
校庭の方の桜は女子なんかがよく占領してたし、毛虫が出たりしたもんだから、時々独りで外で弁当食べたいとき、
あの桜の下に行ったりしたんだよなあ。
しかしよく知ってたなシャシャキ。国木田以外には誰にも知られてないと思っていたんだが。
「あそこはね、図書室からよく見えたものだから、時折視界に入ってきていたんだニャ」
成る程、そいつは気づかなかった。
「君とある程度の親交を持ったのは、三年になってからそれなりに時間が経過していたから、
あの場所に君と共に赴いたことはなかったけどね。何となく、思い出す場所だったんだニャ」
そうか。そう言われると、何となく残念な気分になるな。ま、仕方ないけど。
「ねえキョン。あの桜がなくなる前に、見に行かないかい?」
って今からか? おいおい。切り倒されるのはまだだろ。この寒い中また外出するのは……
「こういうことは思い立ったが吉日だよ。後回しにすると、きっと忘れてしまって、後悔する破目にニャるよ。
まあ、無理強いはしないけれども。……どうしても駄目かい?」
ああもう、そんな目をせんでくれ。これで断わったら、俺が極悪非道みたいじゃないか。
「それでこそ僕のキョンだよ」
シャシャキはそう言うとくっくっと喉をならすような微笑みを浮かべて目を細めた。
やれやれ。
535 :
SS 2/3:2008/01/29(火) 02:07:07 ID:/a4St18e
……なあシャシャキよ。確かに外出することに同意はしたさ。それは認めよう。
だがその格好は一体何だ。
「何と言って、猫の散歩に首輪とリードは必要じゃニャいかね? 君は普段シャミに散歩させないのかい?」
本来のアイツはおとなしい家猫なんだよ。それにな、いくら猫耳があろうが尻尾が生えてようが、
同じ年頃の女子に首輪つけてリードひっぱるなんぞ、どこからどう見ても、
よっぽど倒錯した趣味の持ち主にしか見えねえよ。勘弁してくれ。
「そうは言っても、周囲の人々にしてみれば、僕は三毛猫のシャミ以外の何者でもないからね。
外出するならこうしたものは必要だよ。何もつけずに猫を散歩させる方が、却って人目を引いてしまう」
ああもう。長門や九曜にでも見られたら、俺は明日からド変態の烙印を背負って高校生活を送ることになるぞ。
既に日が暮れて、こんな切りつけるような冷たい風の吹きすさぶ夕方、出歩く人が少ないのがせめてもだ。
傍目にどう映っているかは知らんが、主観ではSMごっこの罰ゲームにしか見えんぞコレ。
「ほらキョン、しっかりリードしてくれたまえ。僕はご主人様の指示に従う従順な愛玩動物なのだからね。くっくっ」
楽しんでないかシャシャキ? 楽しんでるだろ。ええ、こん畜生。
「そう言えば、イギリスで首輪を付けられた女性が、「私はご主人様の私物です」と乗車しようとして、
拒否されたのも、ちょうど今時分ではなかったかな? なかなかタイムリーだね。
仄聞した時には、何を愚かな真似を、としか思わなかったけれど。そういうのも一つの愛情表現として
アリといえばアリなのかという気がしてきたよ。まあ僕の場合は実現は不可能だけど、やってみたいと思わないかい、キョン?」
人を変態畜生道の底なし沼に引きずり込むのはやめなさい。あと時事ネタはすぐ風化するから。
「ご飯だけでもおいしいわ」
だからやめろというに。それ分かるの30代以上だぞきっと。
シャシャキはまたくっくっと喉を鳴らし、弾んだ足取りで律動的な歩みを見せる。
周囲からは、猫を散歩させてる姿に見えるんだろうが、落ち着かないことこの上ない。
まあ、この姿になってから、前よりよく笑うようにはなったのかな。
それがいいことなのか、何か別の影響なのかはわからんが。
懐かしき学び舎、というほどの感慨はないが、久しぶりの中学校の姿は、半ば闇に溶け込んでいた。
もう夕方というより夜だ。特に人気のあまりない裏門は、寂寥感だけを強く漂わせていた。
裏門のすぐ脇に、その中途半端に年代を重ねた、中くらいの桜はあった。
門の外からでも覗けるのが有難い。わざわざ不法侵入するだけの気力はゼロだ。
日当たりが悪いせいか、幹はそれなりに太いのだが、枝ぶりがまったく貧相で、
「こうしてみると、何と言うか本当に大したことないな。よく俺もここ選んだもんだ」
何故か入れ込んでるシャシャキには悪いが、闇のなかにひっそりたたずむ桜の樹を久しぶりに見た印象は、
正直そんなものだった。
「うん、まあ桜自体は僕もさほど大したものではないと思うのだけどね。
ただ、独り桜の樹の下に居た君が、とても自然体で過ごしていたのが、やけに印象に残ったんだ。
いつか、この桜が満開になった時、そんな自然体な君と桜の花びらが散るのを見てみたいニャ、と、
そう思ったのだよ。残念ながら、卒業時にそれを叶えることはできニャくて、
まあ、数多い僕の心残りに、また一つ加わったというわけさ。
さほど大きな心残りではなかったのだけど、切り倒されたこの樹を見たとき、妙な虚脱感に襲われてね」
? 何かおかしくないか、シャシャキ。
「ああ、まだ言ってニャかったっけ? 今日の僕はね、今から数ヶ月あと。工事が始まって、
この樹が切り倒されてから初めて気がついた日の僕ニャんだよ。
君と、もう一度この桜を見てみたくて、矢も楯もたまらない気持ちにニャった日のね」
何とまあ。今更といえば今更だが、お前、力をとんでもなく無駄遣いしてるぜ、絶対。
「そんなことはないよ。僕にとっては、凄く大切なことニャんだから。
まあ、願わくば、満開の桜を最後に君ともう一度見たかったけれど、それは流石に叶わぬ願いかニャ」
シャシャキが寂しげに微笑んで、そう呟いた次の瞬間。
深い藍色の空に覆われた視界が、一瞬、ジンクホワイトとセピア色の光彩に包まれた。
定かではないが、茜色の雲のようなものも見えた気がした。
そして。
536 :
SS 3/3:2008/01/29(火) 02:08:10 ID:/a4St18e
「みたまえキョン!」
驚きと喜びに満ちたシャシャキの声。視界がさえぎられた一瞬の間に、
桜は枝いっぱいに花を実らせて、はらはらと、まるで雪の予行演習のように、薄白い花弁を舞い散らせていた。
はらはらと、はらはらと。一月の最中、さっきまで葉すらなかった桜が。
驚き呆れる俺とは異なり、佐々木はこの怪異を素直に受け止めているようだった。
まるでウチの妹が雪を見てやるように、両手を広げ、喜びの声をあげてクルクルと周り、舞い散る桜を
全身で受け止めている。
はらはらと、はらはらと。
一本の桜では決してありえない、大量の花弁が次々と舞い踊り、街頭の光に反射して、白く視界じゅうを染める。
まるで吹雪のように。
♪桜散る 桜散る 雪の面影なぞるように♪
昔、親父が聞いていた歌詞が頭をよぎる。まさに吹雪のように、桜は音もなく、静かに花弁を降らし続けている。
シャシャキは大きく目を見開き、満面の笑顔で花びらの吹雪を受け止めていたが、
やがて、何かを理解したように、ゆっくりと瞳を細め、静かな、透明な笑顔を浮かべた。
そして桜の幹に目をやり、そっと「ありがとう」と呟いた。
『桜の樹の下には屍体が埋まっている これは信じていいことなんだよ』
そう唄ったのは梶井基次郎だったが、確かに桜にはどこか狂気を孕んだ、人の理の外の美しさがある。
ましてやこの時節も因果律も無視した、突然の桜には。
静かに微笑むシャシャキの横顔が、一瞬舞う花弁に遮られる。
♪桜散る 桜散る もう君が見えないほど♪
何故か、このまま佐々木がこの狂気の桜とともに消えうせてしまうような、そんな理不尽な恐怖感が背筋を走った。
「きゅぅ!」
思わずリードを思いっきり引っ張ってしまっていたらしい。シャシャキが首を押さえて苦しんでいる。
うわ、すまん。本当にすまん。
「ど、どうしたのだねキョン。突然の異常事態に動転するのは当然だが、君のほうがこういった事態に対する
免疫はあるのだと思っていたのだが。
ああ、それともこれは新手のプレイニャのかい。この姿をとって以来、君の隠されたサディズムの発露には
つねづね注意を払っていたのだが、またそのステップが上がったということニャのだろうか。
僕としては君が望む行為全てに対して答えたいのはやまやまなのだが、流石に肉体的な限界だけは如何とも
しがたいのだよ。人間は頚動脈を10秒抑えれば気絶するんだ。それに、高校生で緊迫+首絞めプレイに開眼
するというのは、やはり止めておく方が人として正しい……」
待て。違う。違うっつーの。無理やり変態の途を突き進むのはやめなさい!
急にお前が、この桜と共にいなくなっちまうような、そんな気がして思わず引っ張っちまっただけだよ。
シャシャキは、この桜の突然の発生に見せたのと同じくらい、目を丸くして、俺の顔を見つめた。
「大丈夫だよ、キョン。君がそれを望むなら、僕はいつでも、君の傍らに居続けるから。
そんな心配はしないでくれたまえ」
降り積もった白い花の淡い光の中で、シャシャキはそっと微笑んだ。
その後しばらく、流石に寒さに限界が来るまで、二人で静かに桜を眺めていた。
「一度ね、こうして桜吹雪の下に佇んでみたかったんだ。君とね。
僕の無茶な願いを、桜の樹が叶えてくれたのかな」
そう締めくくるように呟いて、シャシャキは最後に桜に向けて一つ会釈をした。
桜じゃなくて、お前の力じゃないか。そう言うのは簡単だったが、まあ、桜の最後のご奉公と思って置く方が、
何となく良いような気がして、俺は無言でうなずいた。
翌日、登校前と下校時に、中学に寄ってみたが、桜は何事もなかったかのように、
一月の季節に相応しい、枝だけの寒々しい姿を保っていた。
勿論路面にも、昨夜路面を白く染めた花弁の残りなど一つもなかった。
ただ一つ、シャミの首輪に一枚だけへばりついた白い花弁を見つけたのは、3日ほど後のことだった。
桜の樹は、予定どおり、春休みに切り倒されたそうだ。
おしまい
>>536GJ!
やばいぐらい和んだ。いまなら世界平和を真顔で望んでもいいね。
>>533 >思い出した、こういう喋り方するやつだった
これは酷いw
佐々木さんが憐れ過ぎる。
佐々木さんの下の名前が知りたい
カズヒロ
>>536GJ。
なんかしんみりしてたから、途中まで今回で猫佐々木最後かと心配してしまった
>>532 団長はエンドレスエイトでかなり我儘したのに団員が喜んでくれたから図に乗ったんだろ。
>>536 GJ
猫シリーズ相変わらず面白いです。
>>536 今回もGJ!
夜桜も佐々木さんの描写も美しいよ。
個人的に「満開の桜の下には〜」は夜桜の美しさを表す最高の文章
だと思ってるんで、引用されてて嬉しかった。
猫の目の人とはいい酒が飲めそうだw
まあそれとは別にSMプレイワロタwww
>>536 GJ!!今回もいい感じのシャシャキが読めてよかったです。
雰囲気が最終回のような感じで心配しましたが、まだまだ続きそうでよかったです。
後、
>>273は自分なのですが、リクエストに答えてくれてありがとうございました。
>>536 GJ!
シャシャキかわいいよシャシャキ
>あと時事ネタはすぐ風化するから。
>「ご飯だけでもおいしいわ」
くっ、ゆうきまさみの漫画で見たが、さらなる元ネタは知らない…
昼休み保守
>>545 昔、セブンイレブンのコマーシャルで、
「セブンイレブンのおにぎりが生まれ変わるんだ!! ピクニックだ!!
ごはんだけでもおいしいわ」
というのがあって、あ〜るみたいな感じで、ハネつけてギター持った人が出てたんだ。
ちょうどあの頃、現在の「パッケージでノリとご飯がうまく分かれてる」
というコンビニおにぎりのシステムが出てきたので、
「ノリがべしょべしょしてない」「そのままご飯だけ食べても(ご飯の製法も気を使ったので)おいしい」
みたいなことをうたった内容だった。
ちょうどあのCMが流れた頃にあ〜るが連載していて、コミックスになったときには
既に風化していたのだよ。
>>5366 シャ、シャシャキキタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━━!!!
GJすぐる
シャシャキって面白いか?
何か書いてる人のヲタ臭がキツイんだけど。
語尾にニャとか気色悪い。
丁寧に名前欄に書いてくれてるからスルーしやすくていいじゃないか。
佐々木が変態なのは同意だが
キャラスレにまで来ていて他人を「ヲタ臭い」とは笑える冗談だw
>>547 なるほど。解説thx。
「ごはんだけでもおいしいわ」でググったら720件ヒットした。
あ〜るとハルヒの混合ネタが豊富なあのサイトでは、佐々木は未登場か。
落ち着いた感じの僕っ娘はあの漫画にはいないからなぁ…
シャシャキGJ
うぅむ、あ〜るが読みたくなってきたな
明日高校受験だ……
助けて佐々木さん
まとめが前スレからいっこうに更新されてない
誰かログ持ってる?
いや、沢山更新されてるはずだけど…?
wikiだよね?俺携帯からだけど、今スレ482?までに加えて古いやつのサルベージもされてるよ。
>>556 あれ?じゃあキャッシュが残っているのかな?
もう一度行ってくる
>>552 「ヲタ臭い」ではなく、「書いてる人のヲタ臭がキツイ」だよ。
並みのヲタ臭なら我慢できるが、この人のは勘弁して下さい、という感じだろう。
俺も同意だ。
自演キター
ヲタ臭がプンプンしないキャラスレなどほとんど無いぞ。どのアニメのキャラスレでもこんなもん。
程度の問題でしょ。
語尾にニャは流石にな……。
嫌いなら黙って見なければいいだけの話
2ちゃんのキャラスレまで来て何をうだうだと
文芸書籍サロン板だからキャラスレ初心者なんだよwww
そりゃおめえ、2chでしかもキャラスレなんて大概遊びに来てるようなモンだろ。
そこで変なのがいたら少しはたしなめたくなるってもんだ。
まとめを子猫で検索してシリーズ最初から読んで来た
7回悶えたww
>>554 「僕がしてあげられる事は何もないよ。受験はとにかく自分に自信を持つ事で緊張がほぐれるのさ。
僕も頑張った甲斐があって今の高校に合格する事ができたんだ。
まあ、そのおかげで親友の誰かさんとは離れてしまったけどね・・・くっくっ」
無理あった。ごめん。
最近このスレを知ってWikiの累計アクセスランキングに載ってる奴優先で見てるがやっぱどれもいいな
それぞれに個性があっていい
こんな表現俺には無理だー、とか思いながら見てる
その時気付いたがスレ20台でランクインしてる小説自体がまだ少ないのに
27のしゅくしょうささきがもう入っててビックリしたw
逆に20台で載ってる奴はかなりお薦めとみていいのかな?
結局全部読むんだけどw
しゅくしょう〜は、作者さんが自分の携帯で見れるサイズに小分けした際に更新欄を占領してたのが10日くらい前。
その時に一気に駆け上がって、ランキング狂わせてすいませんって作者さんが謝罪されてました。
ランキングは結構問題点もあるので、興味がお有りなら避難所のwikiスレをご覧になるのもよいかもです
>>563 新参乙
どこでもこんなもんだから許して。嫌なのはスルーしたら良いから
>>567 ちなみに、10スレより古い作品は旧まとめに入っていて、新まとめのランキングには入ってません。
いくつか新まとめにサルベージされているけど、ランキング的には新作扱いでまだ伸びてない。
古いのにも名作けっこうあるよ。
なんだ新参が多いのか、
だったらケツの力抜いて楽にしてな。
あとは佐々木さんが
が?
>>554 頑張れ受験生
緊張しない最良の方法は、他人と話しをすること
センター一日目はあくびしてたのに、二日目は生物受けずに自習室にいてgkbrしてた俺からのアドバイスだ
佐々木さんは強い娘だなぁ
>>570が転校したと聞いてSS放置してきた
ちょっと質問だけど避難所の同人情報スレの
>>17に載ってるものは今とらのあなとかで入手出来るの?
同人情報スレできけよwww
>>577 ですよね^o^
さて、下手だけどキョンと佐々木が自転車に2人乗りしてる絵とかでも描くか。また投げ出しそうだけど
>>578 COOL DRIVE 3とvolunteersの本ならメロンやとらで委託してたから、
場所によっちゃあまだ売ってるやもしれん…
でもあとのは委託してないから、まん○らけでも行って探してみてくれ。
まぁないとは思うけど。
佐々木と橘は、周防と同じ高校なのか?
その前に周防って高校生?
不明なのは橘。九曜は消失でハルヒが通ってた高校、佐々木は市外の私立
だったと思う
九曜は中学生では?
584 :
この名無しがすごい!:2008/01/30(水) 00:22:09 ID:NEKX/prK
今日、都内某所の書店で店員と出版社の営業が会話してたんだけど・・・
ハルヒの新刊の延期って、出版社が内容を修正しようとして作者がキレて
出版拒否、いまもめてるらしい・・・ような会話をしていました。
既出だったかな・・・
誰かながるんを閉鎖空間から連れ戻して下さい
587 :
この名無しがすごい!:2008/01/30(水) 00:48:19 ID:NEKX/prK
確証はないです
ただハルヒの文庫前で店員と営業らしき人間が会話してた内容です
店員:新刊はまだでないんですか?
営業:実は・・・
といったような会話でしたのでハルヒのことかなと推測したわけです
御茶ノ水駅前の書店でした
俺も書店員だが角川の営業は来たこと無いぜ
589 :
この名無しがすごい!:2008/01/30(水) 00:58:03 ID:NEKX/prK
出版社の営業ではないのかね?
書店に回る営業ってどういう人になります?
出版社から離れた関係の会社の営業だとしたら信憑性はさらに低くなりますね
実は宇宙人や未来人、超能力者がいるのは佐々木が土壌を作ってたっていう妄想が浮かんだ
エンターテイメント症候群なんて呼び方まで作ってるくらいだから
キョンが佐々木に宇宙人や超能力者、未来人などがいてもいいんじゃないか
くらいの話をした可能性は無いわけじゃないと思う
そこで佐々木が無意識のうちにそういうのもいいと思ったとか、キョンの願いをかなえてやろうと思ったとかで
そういう世界を望んだ
けど、まだ力が佐々木のものになったわけではないので、超能力者の覚醒は遅かった
佐々木の超能力者として覚醒していたのは橘たち一部の人間だけ
残りの超能力者候補者たちは、ハルヒに力が宿ったときにハルヒの超能力者として覚醒
藤原側未来人と、朝比奈側未来人がいるのも同じような理由、宇宙勢力が2つあるのも同上
・・・無いな!
591 :
この名無しがすごい!:2008/01/30(水) 01:01:04 ID:NEKX/prK
とにかく読者としては早く続きがよみたいのです・・・
>>589 普通はその出版社の人
たださすがにそこまで内情話すことはないと思うんだがなぁ
史上最高の作戦は虎で通販検討中ってブログにあったぞ。
失礼します、シリーズで佐々キョンの驚愕書いてる者です。
少数だろうけどWiki見る限り閲覧数回ってて待ってくれてる人いそうなので連絡。
最近母さんの病気が悪化して再入院してから学校とバイトと家事やらで忙しいためちょっと止まってます。
それでもアイデアが思い浮かんだらメモとったりとかほんの数行でも暇があれば書いてるんで申し訳ないんですがもうちょっとかかりそうです。
ひと段落ついたらまた連絡します。佐々木スレが盛り上がりますように
596 :
554:2008/01/30(水) 04:00:53 ID:kF2CfPkI
声援ありがとうございます。頑張ってきます!
しかし、変な時間に目が覚めてしまった。
9:00開始だが寝るべきか……?
いるいる。そういう奴
まぁポジティブに考えようぜ
驚愕が遅れてるからこそここまでササッキー人気がでて良作SSも生まれたんだと
実際6月に出てたらここまで伸びなかったんじゃね?
驚愕が残念展開だったらなおさら
新刊ではいきなり主人公が佐々木さん
↓
驚愕
なあすまん、佐々木さんがキョンと久しぶりに会った時の第一声ってどんななんだ?
手元に本が無いから調べようが無くてさ
>>601 今ぱっと見ただけだから時系列順になってるか分からないけど、多分
「やぁ、キョン」
だったと思います。
その後の会話。
ハルヒは一気に喋り終え、大きく深呼吸してから、そして奇異な目を俺の隣に向けた。
「それ、誰?」
「ああ、こいつは俺の・・・・・・」
と、俺が紹介を言いかけた途中で、
「親友」
佐々木が勝手に解答を出した。
という展開。
うーん。分裂はまだまだ曖昧な表現が多いから、推理の余地があります。
何故かいつも佐々木さんの声が高山みなみヴォイスで脳内再生される
あああああああ
数学がぁぁぁぁぁ
HELP ME SASAKIIIIIIIIIIII!
606 :
SS1/2:2008/01/30(水) 19:04:05 ID:2WdhPBRW
『影響力』
中学のことだった。1学期の期末試験前、僕達は図書室で勉強していた時。暗い顔の須藤と岡本さんが溜息をついた
「どうしたの?須藤」
須藤は僕の顔をマジマジと見つめて言った。
「本当に勉強できる奴は勉強好きなんだってな。俺は正直勉強好きになれる自信ない」
「あたしも大嫌い。国木田君は好きなのよね?」
須藤も岡本さんもうんざりした様子だ。見ていると悲しくなった。
「僕は結構好きだよ」
「「だろうなー」」
二人の声がハモッた。やっぱり仲が良い
やたらと暗い二人とは対照的に、キョンは楽しそうだった。
「キョンはどうなの?」
「今まで嫌いだったけど、最近すごく楽しいんだ」
キョンは瞳にアンドロメダ星雲をたたえながら答えた。僕はその瞳に引き込まれそうになった。
「なるほどな、わかるよ。お前が付き合っている彼女に影響されやすいのがな」
「キョン君のエッチ」
「意味わからんぞ」
キョンの成績が上がるのも当然だろう。不思議な事は何一つ無かった。
「すまん、遅れた。キョン、隣良いかな?」
佐々木さんがやってきた。
そう、佐々木さんとキョンはいつの間にか恋人どうしになっていた。
「おう、佐々木座れ」
佐々木さんの成績は元々良いけど、最近はさらに良くなっている。もしかしてこれも・・・
「佐々木さん。勉強は楽しい?」
「僕は物心ついた頃から親に勉強させられていたから、それが当たり前で、楽しいとも苦しいとも思ったこと無かった。でも最近すごく楽しいんだよ」
「はいはい、ごちそうさま」
「ごちそうさまなのねキョン君」
「意味わからんぞ、お前ら」
「何故かちょっとだけ勉強が楽しくなってきたぞ」
「あたしも」
「気が合うなお前ら、付き合ったらどうだ」
それは中学時代の他愛の無い1こまだった。
高校に進学し、SOS団に入ってから、キョンは分厚い本を読むようになった。
「キョン、最近分厚い本を読むね。中学時代はそんな難しそうな本はほとんど読んでなかったのに」
「長門に借りたんだ。読んでみると面白いもんだな。昔本が好きだったけど、いつからか読まなくなったな何故だろうかな」
「さあ何でだろね」
本当に楽しそうだ。長門さんの影響なのか
「よう、キョン。将棋やろうぜ」
「そうだな、谷口。久しぶりにやろう」
「佐々木さんと別れてからゲームやらなくなったんじゃなかったの?」
「ブッ」
「またキョンの中学時代の彼女の話か。変な女は涼宮でたくさんだ」
そういえば古泉君と毎日しているらしいね。朝比奈さんや涼宮さんの影響も大きいのだろうなー。
ちょっと聞いてみるか
「キョン、最近勉強は楽しい?」
「楽しくない、大嫌いだ」
だと思ったよ。あの成績だからね。
「キョンは中学時代あんなに好きだったのに?」
「そうだっけ」
「勉強好きになる方法教えてあげようか」
また佐々木さんと付き合えば多分ね
「勉強なんかが好きなのは精神異常者だよ」
谷口からしたら僕も精神異常者なのかな。
ちなみにその頃、佐々木さんは成績が伸び悩んで塾に行くことになったらしい。
2年に進級した頃、キョンが勉強する姿がまた見られるようになった。
「キョン、勉強は楽しい?」
「最近少し好きになったみたいだ」
ということは・・
「キョン、最近佐々木さんと会った?」
「ブッ何を言うんだ」
再会したんだ。キョンの変化は佐々木さんと再会したためだろうか。それとも別な理由?
佐々木さんはまだスランプなのかな?それともキョンと再会して変わった?それとも別の理由でスランプを抜けたのだろうか?
僕は今度佐々木さんに会ったら聞くんだ。
「佐々木さん、最近キョンと会ってる?」そして「佐々木さん、最近勉強は楽しい?」
(終わり)
GJ!
しかし、よく考えると、国木田も
「きょうのキョンにっき」とか秘密裏につけてそうで怖いな。
>>607 そんな風に勉強を好きにさせてくれるような誰かが高校時代俺にもいたらなぁ…
としみじみ思ってしまった
GJ
>ちなみにその頃、佐々木さんは成績が伸び悩んで塾に行くことになったらしい。
佐々木w
610 :
SS1:2008/01/30(水) 19:54:55 ID:l9iDyzC+
>>603 ありがとう、そして初投下
『ポツダム? いいえそれは脱ダムです』
そうさ。今この瞬間この場所において、僕は大層必死に自制している。
ほんの少しでも自身の気を緩ませてしまえば、それはまるで決壊するダムの如く。今の僕は笹船のように流され、沈められ、再び浮上することはないだろう。
ああキョン、僕のキョン。君がどれだけ思考の海に埋没した所で想像も付かないことだろう、この僕の感情が。
能天気そうな顔をしてパンを頬張る君を眺め、僕の面白くないかもしれない薀蓄話に耳を傾ける君の目を覗き込み、自転車の後ろで君の背中に体を預けながら君の顔を窺っても、僕に君の気持ちがわからないのと同じように。
人に他人の心がわからない事なんてある意味、太陽が東から昇るのと同じように極々当たり前の解さ。人は言葉で繋がっているがその言葉は完全なものではないのだから。
そして君の感情が僕に完全に届かないのと同じように僕の感情も君には完全に届かない。
……そして僕はどうにも届けたくなってしまったみたいなんだ。僕の心を、君に。
そうさ。中学校の最終学年で、僕は君と共にいたいという気持ちを抱いていたのだと思う。言い換えるならば、今僕は確かに君と共にいたいという気持ちを抱いている。
そしてその気持ちはどうやら思慕の情に昇華した上、恥ずかしながらどうにも僕はそれをおさえきることができない。
求めているんだ。君の姿や、声や、匂いを。僕の心も体も。制御不能というやつだね、自分でも何故こんな具合になってしまったのか理解に苦しむ。
恋愛なんて精神病だと言い切った僕がこのざまなんだから当人からしてみれば笑い話にもなりはしないね。
そしてたった今も脳内で行われている思考にさえ僅かずつ君が侵食してくるのさ。君はこんな無様をさらす僕を笑うだろうか。
……いや、この無様は既に定められていた事だったのかもしれない。
兆候はあったんだよ、その兆候を感じ取ったからこそ僕は自分を律する意味も兼ねて精神病だなんてあえて宣言したのさ。
他人に、ましてや未熟だったのだとしても指向性を持ち始めている感情の対象に向けて言い放つことで踏ん切りをつけようとした訳だね。事実君から踏み込んでくることも無かったし僕も一定の距離を保ち続けていられた。
そして僕たちは親友として日々楽しみを分かち合い、親友として別れる事ができた。それで終わった筈だったのに。
いなくなってわかるだなんて、そんな陳腐な枠の内に収まってしまったわけさこれが。
時の流れが風化させてくれるどころか余計に際立たせてしまう。色褪せるどころか、想い帰す君の姿はとても鮮やかに輝いているなんてね。
611 :
SS2:2008/01/30(水) 19:56:23 ID:l9iDyzC+
それにしても困りものだよ、どうもこうもない。今になって冷静に考えてみれば……、今の僕が冷静であるという事を客観的に証明する術はないのだけれど、そもそも僕は自分自身の心に対する付き合い方を間違えたのだ。
抑圧はいつか必ず解放を生む。登り続ける事も降り続ける事も不可能なように、それこそ先ほどに例えたダムの最大貯水量を超えると放出か自壊しかないように。
僕は自分の内に生まれ出た感情に困惑し、どう対処するか試行錯誤することも拒み、結局持て余した挙句に蓋をして無理矢理に押さえ込む道を選択した。
このことに関して言えば具体例を挙げることは容易いことさ。現在僕が進学した高校が君と同じくしている、という発言をしたとすればそれはまごう事無き虚偽になるから。
僕は君に狂ってしまったのさ、恋愛は精神病だと嘯いたのはあながち間違いじゃあない。
今でも僕は自分はおかしくないと心のどこかで思っている。真の狂人は、己が狂人であると自覚できない。
突然として世界が表情を変えたように見えるならば、自身の見る目が変わったというだけのことなんだから。
そして恐らく僕の世界を見る目は変わったのだろうね。君のいない光景はただ一色に染まった単調な世界にしか感じ得ない。
世界はこんなにも美しく在るというのに、僕は君を介してしかその美しさを感じ得ない。まさしく病だ、完治の見込みは無い。君の傍へ僕が寄り添ったとしても僕は更に君を求めるだろうから。
麻薬のようなものなのかもしれないね、恋愛がなのか君がなのかは僕に答えを出すことは出来ないけれど。
ここでは仮にキョン分としておこう。今きっと僕の体はキョン分欠乏症に陥っているに違いない。
ならばこれは精神疾患ではなく肉体の禁断症状ということになる。
もしそうならば僕はもう廃人寸前かい? 君のせいでならば本望なのだがね、くっくっ。
まあ簡潔に言うならば僕は決壊寸前のダムだったのだが、今この瞬間に完全に決壊してしまったのを自覚したよ。
君が視界に入ったんだ、僕の声が届く所にいるんだよ。僕の眼は君の一挙手一投足を追いかけている。その他のものは頭脳が情報として処理しない。
もう完膚なきまでにやられているわけだ、君にね。
僕のキョン、覚悟しておくといい。
ここで君に再び出会ってしまったのは運命だよ。様々な人に色々な事を言われて尚僕の根本は無神論者だが、今この瞬間だけは神の存在を信じても構わない。
そしてこの再会の場を与えてくれた神に感謝しようじゃないか。
一年越しだよ、この一年は長かった。人の体感時間は歳を重ねるごとに短くなっていくといわれているが、経験の中で最も短い筈のこの一年は本当に長かったよ、キョン。
やりたい事が沢山ある。教えたい事柄も沢山ある。そして伝えたい想いもあるわけだが、まず僕は言葉を紡ぐのさ。少なくともまずは親友として挨拶はしておかねば。親しき仲にも礼儀は必要だからね。くっくっ、くっくっくっ。
「やぁ、キョン」
僕は変わってしまったが、君は変わってしまったかい? 恋は人を臆病にするだなんて素敵じゃないか。どうでも良いが素敵と索敵は字面がとても似ているね、僕も索敵する必要があるようだ。この一年で君の周囲にどんな悪い虫が付いたか確かめなくちゃいけないんだからね。
(終わり
613 :
この名無しがすごい!:2008/01/30(水) 20:31:50 ID:jex8vTBG
>>607 友人より先生によって教科の好き嫌いしてたな俺は
飄々たる観察者国木田GJ。
>>611初投下乙&これからもよろしくです
佐々木さんは文系にも理系どっちって話題があったけど、
SS職人さんの知識範囲でその都度変わるんだよなあ。
この佐々木さんは文系かな?
>>607 &
>>611 お疲れ様GJです。
原作の方でも佐々木さんは恋が精神病だって言ってたっけ?
>>607GJ
塾で一人きりだった身としては、勉強と友人の関係には激しく同意
一人きりでは楽しくないし、楽しくないことは分からない
俺にも佐々木がいればリタイアしなかったかも知れないなぁ
>>611GJ
初投稿乙です
初めてでこれだけ書けるのは素敵ですね
過去の自分を殴りたくなる……orz
>>617 君がっ!泣くまでっ!殴るのをっ!やめn(ry
文章力がまったく上がらない俺はどうしよう・・・
やっぱ読むだけじゃダメか、書かなきゃダメか
でも時間が・・・orz
「キョン、今日が何の日か知っているかい?」
「ん?今日か?すまん、何日だったかすら覚えてない。」
「それくらい覚えていたまえ……まったく君という奴は。今日は2月14日だよ。」
「なんだ、簡単じゃねえか。2月14日といや煮干の日だ。全国煮干協会が語呂合わせで決めた
らしいな。」
「………………。」
「どうした、佐々木。」
「いや、まさかそんな答えが返ってくるとは、ね……いいかいキョン、今日は世間一般ではバ
レンタインデーと呼ばれる日だ。」
「ああ、菓子メーカーの……そういやそうだな。で、それがどうしたんだ?まさか、俺にチョ
コでもくれるのか?」
「そのまさかさ。」
「意外だな。お前はこういうのは嫌いなのかと思ってた。」
「聖人を称えるのも、人々が他人に気持ちを伝えるのも別に悪いことじゃないよ。」
「菓子メーカーの陰謀だとは思わないのか?」
「キョン、それこそ論外だ。企業が利益を追求するのは当然の行為さ。その為の情報操作や誇
張宣伝は、法に触れない限り正当にして常套な手段だ。」
「ふーん、そんなもんかねぇ。」
「そんなものだよ。かくいう、僕も大切な人に想いを伝えんとする大衆の一人にすぎない。ま
ぁ、日本の慣習について議論するのはまたの機会にしよう。」
そうして僕は紙袋の中に手を入れ、丁寧にラッピングされた包みを取り出した。
「ハッピーバレンタインだ、キョン。」
「おう、ありがとうな。しかし、随分と高そうだな。いいのか?俺にこんなものを……」
「くっくっく、ついさっき言ったばかりで何だが、実は僕もお菓子メーカーの陰謀に踊らされ
るのは少しばかり癪でね。せめてもの抵抗のつもりで、調理用の安物のチョコを買う以外は市
場に貢献していないんだ。」
「ってことは、お前の手作りなのか……」
「湯銭で溶かしたものを型に流し込んだだけの『手作り』だがね。」
「原料から作ってる奴なんざプロにもいねえだろうよ。」
「くっくっく、確かに君の言う通りだね。ともかく、このチョコの原価はとても安いものさ。
にも関わらず、君がそれを価値あるものと評価してくれたのは、単に僕の愛が君に伝わったと
見ていいのかな。」
恥ずかしがり屋な理性を誤魔化すために、僕は少しおどけた口調で彼に言う。
「愛ねぇ……そういうことを軽々しく言うのは年頃の娘としてはどうかと思うぞ。」
「君は僕が軽い気持ちで言っているように聞こえるのかい?」
思わず口をついて出た言葉からは、感情が消えてしまっていた。
どうやら、僕の発言は同年代の女の子がするようなさりげない、それでいて臆病な告白のよう
に受け取られてしまったらしい。
彼は驚いたように目を見張って、バツの悪そうな顔をして顔をそらした。
「……すまん。」
「いや、気にしないでくれたまえ。一般的な見方をすれば、そういった勘違いも不思議ではな
い。ただ、僕が言った愛はあくまでも友愛のことさ。僕は日頃の感謝を込めて送ったにすぎな
い。それ以前に、僕に恋愛は向いていない。慣れないことはしないものさ。」
「お前も見てくれは可愛いと思うぞ。口調さえ直せば、結構モテそうなもんなんだがな……」
「くっくっく、君が僕のことを褒めようとしてくれているのはよく分かるよ。一応ありがとう
と、言っておこう。しかし、僕が恋愛に向いていないのは精神的な部分の問題なんだ。僕はつ
まらない人間だからね――これは謙遜なんかじゃないよ――だからこそ、他人に底を見せてし
まうと飽きられてしまう気がしてね。怖いんだ。」
「心外だな。」
今度はキョンがむっと眉をひそめた。
「くっくっく、勘違いしないでくれたまえ。もちろん、君のことをそんな風に思ってる訳じゃ
ない。一般論として、ある程度の仲になると健常なオトコノコはみんな勘違いをするものさ。
まぁ、その場合僕にも非はあるんだがね。でも、相手が自分に恋愛感情を抱いていると感づい
てしまうと、どうしようもなく心が冷めてしまうんだ。これは僕の意思じゃないし、ましてや
望むところなどではない。ときに、君は男性に言い寄られた経験はあるかい? 」
「あったとしても、言いたくないな。未来永劫記憶の底に沈めておきたいものを、わざわざサ
ルベージするほど自虐趣味じゃない。」
「くっくっく、まあ深くは聞かないよ。つまり僕が言いたいのは、そういうことさ。僕の目に
はみんなが同じように見えるんだ。いや、勘違いしないでくれたまえよ。何もバイセクシャル
という訳じゃない。むしろその逆さ。仲がいいと思っていた人間に対して同性に言い寄られた
かのような生理的な嫌悪を抱いてしまう……僕はそんな自分が大嫌いだ。故に、僕は恋愛を望
んでいない。」
「難儀だな。」
「全くだね。周囲の目からは僕が弄んでいるように見えているかも知れない。僕はただ共に語
り、笑い、一緒の時間を共有したいと思える親友が欲しいと思うだけなんだがね。実際はそう
はいかないのが人間の性だ。異性の場合は、ね。」
「同性なら気兼ねしなくていいんじゃないのか?」
「彼女たちの場合、異性とは違ったしがらみがあるんだよ。」
「女は色々あるってことか?」
「何とも乱暴な表現だが、あながち間違いではないね。」
「ふーん、いまいちよく分からんな。」
「くっくっく、それでこそ君だよ。」
「何か引っかかる言い方だな………まあいい。それはそうと、ホワイトデーはどんなものが欲
しいんだ?俺は親にしか貰ったことがないから、返したことなんてないんでな。どんなものが
喜ばれるかなんて検討もつかん。」
「そうだね、強いて言うなら………ああ、止めておこう。」
「何だ?いらないのか?」
「くっくっく、そういう訳じゃないよ。君のセンスを試したい。君が僕をどう見ているかを知
りたいんだ。だから、これは君への課題だよ。精々頑張りたまえ。」
「やれやれだぜ。俺はそんなにセンスのいい人間じゃないんだがな。」
「くっくっく、期待して待っているよ。」
本当はね、君がくれるなら何でもいいんだ。
僕はね、君に愛されていることを実感したいんだよ。
君が僕のために頭を悩ませて、僕に何かを分け与えてくれる。
その行為こそが、最高の贈り物なんだ。
愛しているよ、キョン。
以上です。
原作重視で書こうと思ってたのに……あるぇー?
「文章は繋ぎが最も力量表している」とはよく言ったものです…orz
>>612GJっ!
いやそれっぽいと思うよ
なんというか
結ばれる可能性が低そうだけど、離れなさそうな2人って感じがするね。
>>621 GJGJッ!
こういう話し本当に大好きです…
結ばれなさそうというよりはいつの間にか結婚してそうな二人に見えてしまいました…。
>>621 GJとしか言う言葉が見つからないんだぜ
気まぐれで絵を描いてたがやっぱり無理だった。30分もしないうちにペンを投げ飛ばした\(^o^)/
>>626 諦めんな。おまえの佐々木さんに対する愛はそんなもんなのか?
そして書いたら保管庫にアップするがいい
>>627 諦めずに書いてるんだぜ
突然ペン一本ぶっ壊れたけどorz
>>629 それとも628の溢れる情熱がペンをも破壊したのか……
まぁいずれにせよそんなアクシデントにめげんな。やり遂げよ
子猫のシャシャキVS子犬のナガモンVS小鳥のリョウコバト
キョンはどれを選ぶか?
偶蹄類のキョン
____________
| __________ |
| | | |
| | ブチッ | |
| |_____/| /| ___| |
>>1消えろっ!
| | |/ |/ | | Λ_Λ
| | | | ピッ ┌(´∀` )‐―┬┐
| | | | ◇⊂( ) __| |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)―|| |
|_____________|_____||_(_(__)__||___|__
佐々木「くっくっ…………81」
だがちょっと待って欲しい
一見マルチに見える
>>633だがよく見てみると
リモコンでテレビの電源を切っているのがわかる
そしてアンカーの対象である
>>1には佐々木さんのAAがある
つまりこれは「佐々木さんが2期に登場する」という
>>633からの隠されたメッセージではないだろうか
そういえば、最近佐々木さんに執着する右翼系の橘が増えているのも気になる事実ではあるが
そうだったのかー。633ありがとう
この住民は深読みが好きだな
>>622-626 ご声援ありがとうございます。
自分らしくなく書くのがテーマだったのですが、好評なようで幸いです。(じゃあ、今までの俺って……)
>>624 個人的に結婚の理想型だと思います。(『幸せであり続ける』恋愛小説を読んだことないもので…)
>>626 『どんな高性能な自動車も燃料がなければ動かない。人間も同じ。(レンタルマギカ)』
あなたの燃料になれたようで嬉しく思います。頑張ってください。
>>640 なんと図々しい。
ちょっと頑張ってみる
>>641 自分もそう思います。キョンとハルヒは高校生らしいおつきあい。
キョンと佐々木(特に原作の)はもっとその先をいく大人なつきあいのような…お互いがお互いのことを認めあい理解してある程度上手く距離をとりながらも寄り添って歩いていく気がします。
本当に素敵なSSでした。ありがとうございます。
>>640 >>642 wktk
俺は逆だな。
中学時代は完全にただの友人としてしか付き合っていないし、佐々木のこともキョンはまるで理解してない。
理解しあってるのはハルヒとのほうだな。
だからこそ、分裂での再開後、ハルヒとは良い友人として、そして新たに佐々木という人間を分かりながら……みたいなね。
あれ?別に言うほど逆じゃねーな
キョンにとっての優先順位ってこんなもんだろ
ハルヒ≧長門>みくる>>古泉>>>>>佐々木≧国木田、WAWAWA
>>644 キョンは誰のことも判ったつもりで判ってないだろ。古泉にいつも嫌味言われているじゃないか。
>>640 ss書いてみたんだぜ。
「キョン、君はここに立てるかい?」
ガラス張りの床の上で、佐々木は意地悪そうに笑う。
今日は建国記念日。
俺と佐々木は、互いの受験が無事に終わったということで、一緒に東京に遊びに出かけていた。
「どうしたんだい?もしかして君は高所恐怖症なのかい?」
ここは東京タワー。
俺達は今、その展望台にいるんだが、そこに一部(といっても数十センチ四方だが)ガラス張りになっている床がある。
どういう意図でその様なものが設置してあるのかというと、まぁ簡単な話、下を覗いて東京タワーの高さを実感できる様に、だ。
俺は別に高所恐怖症ではないが…なんとなく素直にその上に乗る気にはなれなかった。
「はは、大丈夫だよキョン。このガラスは硬化ガラスだ。たとえ僕達が二人で乗ったとしても割れやしない」
佐々木は楽しそうに笑っている。
その笑顔を見ていると、辛かった受験勉強が全部嘘のように感じられる。
買い物、映画館、レストラン、博物館、動物園…。
今日一日で、俺達は随分色々な所をまわった。
もしかして、ここ一週間の合計歩数よりもたくさん歩いたかも知れない。
時計の針が五時を回り、辺りも暗くなってきたので、俺達は本日の締めとして夜景でも眺めようということで、この東京タワーにやってきたのだ。
展望台で一時間ほど過ごしたあと、俺達は東京タワーを後にした。
「キョン、せっかくだから記念写真でも撮らないかい?」
佐々木がそう言って、俺の顔を覗き込んだ。
よしきた。任せろ。
俺は佐々木に携帯のカメラを向ける。
その時、俺の足元で何かが落ちたような音がした。
「キョン、今君の手元から何か落ちたよ」
何だ?
俺は足元を見つめた。
よく見ると、さっき買った東京タワーストラップが半分に割れて落ちていた。
おいおい、まだ買ってから10分も立ってないぞ。
俺がふてくされていると、
「大丈夫だよ、キョン。僕に任せてくれ」
佐々木がそう言って、手を差し出してきた。
俺は二つになったストラップを佐々木に手渡す。
「くっくっ、備えあれば憂い無しってね」
そう言うと、佐々木はポケットから接着剤を取り出した。
何でそんな物が入ってるんだよ。
「用意周到であるに越した事はないだろう?」
佐々木は俺にウィンクをする。
その時、急に凄まじい突風が吹いた。
俺達は倒れないようにその場に踏ん張る。
だめだ、目を開けていられない。
あまりの風にたまらず目を閉じると、その瞬間、右舷から物凄い音がした。
驚いて目を開けると、なんと、2メートルはある金属製の看板が、こちらに飛んでくるのが目に入った。
「うわあっ!!!」
佐々木が思わず俺に飛びついてくる。
俺も、何とか看板との直撃を避けようと体をそらした。
その結果────俺達は、二人して転んだ。
しかも、最悪なことに、ちょうど佐々木が接着剤の蓋を開けたタイミングだったものだから、重なり合った俺達の体は見事にくっついてしまっていたのだ。
どこがくっついていたかって?
…………口が、だよ。
お互いの口が綺麗にくっついちまった。
「ん゙────!!!」
佐々木が何か言おうとする。
だが、完全にくっついているので互いに喋れない。
とにかく、いつまでも倒れている訳にはいかないので、俺達はゆっくりと立ち上がった。
さて、ここからが問題だ。
何とかして口を剥がさないとな。
俺は手で佐々木に合図をした。
1、2の3!
「ふんんんんんんん!!!!!!」
互いに顔を引っ張り合う。
ttp://0bbs.jp/tkr62/img23_5 いたいいたい。
佐々木が目に涙を浮かべている。
俺もそろそろ限界だ。
俺達は、互いに顔を真っ赤にしながら懸命に引っ張った。
なんとか剥がれた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
佐々木は膝に手をついて息を切らしている。
やれやれだ。
しばらくして、お互い落ち着いたところで、俺は佐々木の顔を見た。
佐々木も俺を見てくる。
「…………っく…」
佐々木が少しうつむく。そして、
「あははははははははは!」
大声で笑い出した。
つられて俺も一緒に笑う。
まぁ、何だ。
色々あった中学生活だったが、こうして無事受験も終えて、思い出も作れた。
何だかんだ言って、俺は結構人生を楽しめているんだな。
佐々木の満面の笑みを見ながら、俺はそう思った。
あ、ちなみに自分は
>>642ではないので、あしからず。
>>649さん
そうくるとは思わなかったwww斜め上すぎるwww
でもなんだかほほえましい。
ありがとうございました。
ちなみに東京タワーじゃなくて札幌テレビ塔なんだけど、
まあそんなことは瑣末な事象に過ぎない。
>>642さん
言うだけなら無料だって先生が(ry
wktk
>>640 わざわざ頼まれなくても……
俺はこの絵を使ってSS書いていたんだぜ。
というわけで、しばしお待ちを。
>>640 自分も書かせて頂きます
遅筆と受験の為、みんな忘れた頃になりそうですが……
>>652 札幌テレビ塔だったんですか、どうしてそれを早く(ry
ということで、wiki管理人様、載せる際は
「東京」→「北海道」
「東京タワー」→「さっぽろテレビ塔」
に置換よろしくお願いします。
え?テレビ塔にはガラス床が無いって?
いやだなぁ、あはは。
ちょっとカメラ止めろ。
ただいま655が札幌タワーにガラス床を作っています
しばらくお待ちください
分裂P163読むと、キョンは佐々木のことを忘れずに年賀状出してたのかな?
世界改変キター
六本木が札幌になった!
・・・いやもう東京でいいんじゃないでしょうか・・・
>>653 >>654 言ってみるもんだ・・・ありがとうございます
わっふるわっふる
>>645 涼宮さんたちと、佐々木さんはまた別枠のような気がする。
のはなんでだろう。
この意見は見当違いかもしれないし、分かりにくいけどなんとなくそう思った
って国木田くんが言ってたよせんせ
なぜかブラクラ危険になってる
たぶんグロだな
こういう画像って合成なの?
>>661 開く
↓
(゜д゜)
↓
黙ってキャッシュ削除
うん、なんかそんなかんじ。
ハルヒスレに続いて2回目orz
さて…それはそうと佐々木かわいいよ佐々木。
グロなんだが
左目がこっちを見ているせいで痛みを感じなくてあー特殊メイクか、すげーなーって
『誘蛾灯』
日曜日、佐々木に勉強を見てもったお礼に誘った喫茶店にて
「君はまるで誘蛾灯みたいだね。くつくつ」
「ユウガトウ?何のこっちゃ」
「言葉の意味が判らないのか、自分にピンとこないのか良く判らないけど、多分後者だよね」
「お前は時々訳の判らないことを言って困る」
「今度、涼宮さんにでも聞くと良いよ」
その日の佐々木は眠くなったというので、公園のベンチで俺の膝を枕に寝た。他所の男にミニのスカートからこぼれるパンツを見せないようにするのに大変だったぜ。やれやれ
次の日ハルヒに聞いてみた
「なあ、ハルヒ話があるんだが」
「何よ」ドキドキ もしかして愛の告白?まだ心の準備が
「今、良いか?」
「良いわよ。ここじゃ何だから裏庭に行きましょう」ドキドキ
おいおい、別に部室でできる話なのだが・・・
「で?何の話」ドキドキ
「俺って誘蛾灯なのかな?」
「ハア?」
「昨日の喫茶店で佐々木の奴が、俺を誘蛾灯と呼ぶのだが・・・」
「・・・」あたしが蛾ってこと?それより、キョンったら佐々木さんとまたデートしたわね
「ハルヒなら判ると言われたのだが・・・」
「よーく、その話聞かせて欲しいわね。そうね、こういう話はみくるちゃんと有希もいた方が良いわね。部室に戻りましょう」
何か嫌な気配が。ってよく見たら残りの部員と谷口と国木田が遠目で見てるじゃないか。
放課後、部員全員に奢ることになった俺だった。
(終わり)
……なんか、「それで?」って言いたくなるね。
誰も言わないだろうから私が言ってあげるよ。gj。次も期待してるよ(棒読み)
670 :
この名無しがすごい!:2008/01/31(木) 21:01:12 ID:VuRRFrsV
>>646 確かにキョンはわかってるようでわかってないな
誤解を恐れず言えば、人の表層の部分しか見ていないように思う
>>670 表層の部分しかってのは言い過ぎでは?
キョンはあくまで普通の感性の持ち主で、主人公らしく色恋沙汰に少し鈍いだけだと思う
今更だが、誰か
>>636の意味を教えてくれないか?
さっぱり解らんのだが。
>>669駄作投下したのは反省すべきことだが、叩くのならもっと素直に叩けよ
>>670 他人を全部を理解するのは誰にでも無理だな。
ハルヒのことも佐々木のこともある程度は理解しているはず。少なくとも普通の友達以上には
全てを理解した、とキョンがうぬぼれていたら嫌な奴だが
>>672 ヒント:玖玖捌拾壱
>>668 悪くないと思うぞ。「そうだな」くらいの感想で終わってしまうが…
乙
>>675 叩かれる本人がそれを言っちゃ駄目
やけっぱちになるなよ
>>675 まぁまぁ落ち着けよ。
俺はお前さんのSS誘蛾灯楽しめたよ。
佐々木さんらしくあっさり味で読んでて厭味がないよ。
>>668>>675 別に悪くないと思いますけど・・・?
誘蛾灯っていうのも趣があるし、オチもちゃんとあるし・・・。
とにかくGJ
話し変わるけど、
佐々木って運動できるのかな?
>>675 乙。
私はそれを読んだとき、佐々木さんが、生物を教えてる時の話として
君にはみんなに眠っていた光走性と類似した性質を呼び覚ます癖に、君自身は僕らの気持ちに対して負の屈性を示すとはどういうことだい。
的なシーンが浮かんだ。
>>680 人並みにはできるんじゃない?
すごくできる方とは思えないけど…
しかし身体は軟らかそうだ
……無理してほめなくてもいいだろ。
あ、そうか!今度から自分で叩いたりすれば皆褒めてくれるんじゃないの、コレ!?
SS投下GJして欲しい人、朗報ですよ〜w
案外カナヅチとか
>>683 「守株(しゅしゅ)」って故事知ってるか?
その可能性もあるぞ
>>682 回答ありがとうございます。
確かに体は柔らかそう。
逆にキョンはかたそう。
「キョン、君は少し体がかたいのではないかい?
それではあの涼宮さんに着いていくのは難しいだろう?
僕はほら、この通り。・・・君にこれができるかい?
できない?
・・・そうか。じゃあ僕の家に体を柔らかくするための
ストレッチやら何やらが収録されたDVDがあるから来てみるかい?
ストレッチはお風呂上りが一番効果があるからね・・・。
ついでに泊まって行くといいよ」
という必死な佐々木さん。かなり無理やりですみません。
>>686 こ、これは…!
ワッフルワッフルと書かないわけにはいかない
連レス失礼。
↑に「くっくっ」ていうの入れ忘れた・・・。
>>640 亀レスだが、甘いのは兎も角佐々木スレでアンチ佐々キョンなんて居ないだろ…
キョン以外だと橘位しか絡みがないし、
ピンで行けるほどキャラ掘り下げられてないし、
ましてや谷口、古泉、コンピ研部長などもってのほか。
だが国木田なら許してやらんでもない。
佐々木は俺の嫁
糞キョンは氏ね
まー、ヲタとしてはそういうのもありっちゃありだよな。
ここって、文書板で勢い最大なんだな
アニキャラ板でもトップクラスの速さでしたから
年末くらいからはそうでもなかったかな?
>>690 藤原のことを思い出して下さい
>>693 2位はゼロの使い魔です。
どうでも良いけど「100レスつくたびに板を転々とするスレ」とかいう迷惑なスレがある(誰も使わないのに削除されずに残る)。
いつも検索から来てるから気付かなかったな
そんな速いのかここ
>>690 古泉も!古泉も次第点にしてあげて!
>>695 >次第点
次点や及第点なら見たことあるが、そんな言葉あったっけ?
俺のPCじゃ変換されない……
驚愕発売を6月と最初に発表したのはある程度話を書きあげていたからじゃなかったのかね?
全然考えてなかったならたった2ヶ月で発売とか言わなかったと思うんだが
>>640です。
佐々木さんスキーは「佐々木さんはキョンの嫁」が多いと思うけど、
「佐々木は俺の嫁」の人もいるようだから一応気を遣ったつもり。
それでも「俺の嫁」は他のキャラに比べて圧倒的に少ないようだけどね。
ちなみに自分も国木田あたりなら多少絡みがあってもいいかなと思うw
佐々木が最初に出たのは分裂
すなわち色んな佐々木がいてみんなの嫁なんだよ
あれ?俺は何を言ってるんだ?
702 :
この名無しがすごい!:2008/02/01(金) 01:51:09 ID:XqlZmHle
要約すると佐々木は俺の嫁。
ageちゃったorz
佐々木さんの髪をくしくししたい。
>>704 その表現、何かいいな……
髪フェチな俺としては激しく同意だ
もう少し長ければ、触り甲斐があるんだが…
でも、触りすぎは手の脂がつくからなぁ
僕っ娘がスカートなんか履くなよ。
そんな台詞を言いながら、佐々木のスカートをズリ下げるキョン。
お前は言ってることとやってることがチグハグなんだよ。
キョンくんはねー、スカートずらしたりしないよー
スカートはめくるためにあるってこの前言ってたよー
スカートめくってねー、パンティーずらしたんだよー
とこの前妹さんが言ってました。
>>707 こら、ばかッ!
あれはブルマを脱がしただけだ!
とキョンさんが続けてました
709 :
707:2008/02/01(金) 12:48:20 ID:Wr1fiBzn
>>708 個人的にはこのネタでさらに続けていきたいけど、エロパロ行きになりそうだから自重する。
僕っ子は男女かレズというのが漫画のお約束なんだが、佐々木さんは違うみたいですね
>>709 自重乙。続けられたらさらに続けてしまうとこだった。
レズ…はなさそうですね。休み時間にキョンと食事してるくらいだし同じ年代の女子と気が合わないのではないかと…その点ハルヒと引き合わせたら仲良くなりそうなんだけどな、意外に。ハル佐々とかはありなのかな
キョンと二人きりのときに、如何に効果的に
「キョン、私はね……」
と告白しようとしてフラクラの前で作戦発動しなかったに
決まってるじゃありませんか。
いまさらですが、佐々木の笑い方って
「くっくっ」
「くつくつ」
この2つだけど使い分けかたってあるのかな?
特になし
ただ、後者は文学的表現でSSとかに使われるんじゃない?
原作ではくっくっだったはずだが、SSではくつくつとしている場合がある。
後者は厳密には誤記だと思うが、物語上どうでも良い間違いなのでスルーされている。
>>714 逆
実は佐々木の狙いはキョンではなく国木田とか。
友人のキョンとまず仲良くなって、そこから国木田に接近する予定だったとか。
>>713 >>714 >>715 ありがとうございます。
佐々木の狙いは国木田だった・・・。
もしそうだったらなんだかやりきれない思いが残ります
でも、さすがに今までのやり取りからして佐々木と国木田は普通の友達っぽい。
というか、国木田の方が興味がありそう
好きとかどうとかは別として
国木田と佐々木は波長が合ってそうだ
>>718 見れないから、おそらくグロ画だ
昨日の嵐乙
やっぱり佐々木団は戸惑にも出ないみたいだな
まあアニメに出る前に変な先入観を持たされないだけよしとするか
>>712-714 原作では「くっくっ」も「くつくつ」も両方使ってるよ。
テンプレから行ける旧保管庫に佐々木の笑い方としてまとめてあるから、
一度目を通してみるのも一興。
>>722 サンクス。原作ではくっくっだけだと思っていた。
>>722 クツクツもあるんだぜ
しかしSSとかで会話文の中に「くつくつ」が入っていると
違和感を感じてしまうのは俺だけか?
>>724 俺も感じるが鴎外や漱石と同じと思えばいい
>>722 ありがとうございます。やっぱりそうですよね?
一番最初に見たわらい方が「くつくつ」だったと思うのですが、、
だから、自分は「くっくっ」のほうが違和感がありましたね
よく読んで見ると、佐々木のセリフには「くっくっ」で
キョンのナレーションでは「くつくつと笑った」見たいな感じが多いのかも
>>725 ん〜、なんというか、「くつくつ」は「くすくす」と同じようなニュアンスを感じるんだよね
笑い声そのものじゃなく笑い方っぽい感じ
実際原作の佐々木さんは台詞の中で「くっくっ」等は使ってないから、
>>727は全く正しい。
SSにおける佐々木さんの最大の改変点かも
というかセリフ主体のSSが多いから、そういう形式になったんじゃないかな。
ところでSSの話ばっかしてたらSS嫌いな人には悪いかもね
730 :
SS 谷口:2008/02/01(金) 20:22:48 ID:r6wfPuxi
ちょっと毛色の違ったものを投下。谷口視点なのでイヤな人は名前欄でNGにしてください。
多分2スレ分。
SASASAさらば我が恋、の巻
そう、あれは忘れもしない、えーと、多分冬休みあけしばらくの頃だったと思う。
辛いばかりの授業をなんとかやりすごし、いつものように涼宮にアイツが
引っ張られて行くのを横目に眺めながら、俺は素早く帰り支度を終えて校門を目指した。世
の中の不公平と見る目のなさにグチをこぼしつつ。
そこで、校門の脇に一人たたずむ、清楚で可憐なあの人とであったのだ。
これが運命でなくてなんであろうか。
彼女は、近在では有名な進学校の制服をしなやかに着こなし、我が校の生徒たちが次々とそ
ちらを眺めつつ通り過ぎる中を、
気まずげになるでもなく、意識するふうでもなく、
ただただ自然にすっと立ち、澄んだ大きな瞳で、下校する人の中から、
誰かを探しているようだった。
その穏やかで、かつ全てを見通していそうな視線が俺のソレと一瞬絡む。
こ、これはもしかして、ラブのTYATYATYAチャンス?
アナタは俺の運命の人ですね?!
意を決して、彼女の方に大またで近づくと、俺は高鳴る胸を押さえ、
とっておきの声で彼女に話しかけた。
「お、おおお嬢さん、どなたかお探しですきゃ」
ちょっと噛んだ。ええいめげるな俺。
「よろしければ、俺が呼んできますよ」
「い、いえ、おかまいなく。僕は知人を待ってるだけですから。ありがとうございます」
僕っ娘KTKR!!
まさかリアルで一人称が「僕」の、しかもこんなに綺麗な人を見るなんて。こ、この出会い
を逃しては幾千万の胸騒ぎ!
ちょっとヒかれたくらいで諦められるような相手じゃない。
「お、お気になさららずに、俺こう見えても顔が広いですから。
校内の生徒の殆どは知ってますよ。ささ、名前を挙げてもらえれば、
例え既に下校中でも5分で引っ張ってきますって!」
また微妙に巻いたような気がしたがキニシナイ!
「え、ええと、そうですか。すみません。でしたら、お願いしてもよろしいでしょうか。
2年生で、キョン、ああじゃなくて……」
またか、また貴様かキョン、お前ばかりが何故もてるんだ!
「……僕は、中学が一緒だった佐々木と言います。ちょっと彼の忘れ物を届けに」
そうですよね。ただの忘れ物ですよね。あいつがこんな綺麗な人にモテルなんて、
ありえないですよね。待っててください佐々木さん。
すぐにキョンの奴を呼んできて、それから俺と喫茶店でも行きましょう。
まずはメルアドの交換から!
猛ダッシュで校舎に向かって駆け出す。どうせあいつなら、またSOS団の部室だ。
下駄箱を通りぬけようとした、ちょうど下駄箱の陰で死角になってたところから、
国木田がひょいと頭を出してきた。うぉお。
「危ねえな国木田。もう少しでぶつかる所じゃないか」
「それはこっちのセリフだよ。何を大慌てで走ってるのさ。
そんな1秒を争うような有意義な生活してないだろ君」
「ほっといてくれ。違うんだよ。今校門の所に凄い美人がいてな。
俺はキョンの奴をひっつかまえて、彼女のメルアドからお付き合いをはじめなきゃならんのだ」
「言ってることが支離滅裂だよ谷口。いつにも増して。
……キョンに会いに来た美人がいるのかい? 他校の?」
国木田が考え深げな表情になるが、そんなのを見てる暇はない。
上履きに履き替えてダッシュだ。
「あ、ちょっと谷口。キョンならさっき……」
731 :
SS 谷口:2008/02/01(金) 20:24:39 ID:r6wfPuxi
引き止める奴の声を無視して部室へ走る。
今の俺なら、マイケル・グリーンだって敵じゃないね、マジで。
「こらぁ! 廊下を走るな! またお前か!」
いかん。生活指導に見つかってしまった。逃げようとする俺の首根っこをゴツイ手が掴み取る。
野郎、クスリを使ったベン・ジョンソンよりも速いって、マジで。
いつもの説教で数分をムダにして、あわてて競歩で部室に向かう。
今の俺なら、競歩の世界チャンピオンだって(以下略
しかし、部室の扉を開けると、涼宮はじめいつもの面々の中に、
あいつのぼーっとした面はなかった。何かショヨウで席をはずしてるらしい。
ショヨウが何かよくわからなかったが、とにかくキョンがいないんじゃしょうがない。
そういやさっき国木田が何か言ってたな。
下駄箱に戻ってみると、国木田はまだそこにいた。
しかも、外に首を出しながら、下駄箱に張り付くような、妙なポーズで固まっている。
お前、そんなに下駄箱が好きだったのか。意外だな。
「あ、谷口、静かに!」
何だよひでえなあ。それよりキョンの奴知らないか。あいつ部室にいねえんだよ。
「だから静かに!」
流石に様子がおかしいので、国木田のところに静かに寄ってみると、
奴が何を観察してたのかようやくわかった。
校門のところで、キョンが先ほどの美人と笑いながら会話をしている。
「……生徒手帳を忘れて一日気がつかないというのも、相変わらず君らしいというか……」
「……いやマジでどこに落としたか記憶になくてな。助かったぜ佐々木……」
「……じゃあ、お礼代わりにお茶でもご馳走してくれないかな? 涼宮さんたちが許せばだけど……」
「……今日は帰るって言っておいたから……」
一月の冷たい風にのせて、切れ切れの会話が耳に届く。
何故だ。何故あいつばっかり。
「残念だったね谷口。佐々木さんだったら、君がどれだけアタックをかけても、
成功率は万に一つもないと思うよ」
しみじみ人の肩に手を置くな国木田。やるせなくなってくんだろが。
それでも確かに、あいつと話す佐々木さんの表情は、しぐさの一つ一つは、
一人たたずんでいた時よりも、遥かにやわらかく、自然で、いきいきとしていた。
それぐらいは、俺がいくらアホでも分かるさ。まあ、ありゃダメだよな。
「……そういえば、先ほど君を呼びにいってくれた……」
「……あのアホなら気にしなくていいって……」
絶対ころーす。明日の体育で、殺人スライディングの餌食となるがいい!
二人の周りだけに春の陽気をただよわせて、キョンと佐々木さんは去っていった。
「なあ、もしかしてあれが、中学時代にキョンがつきあってた変な女か?」
「そうだよ。キョンは絶対に認めないけどね」
「どっからどう見てもつきあってんじゃねえか。畜生、なんでキョンはあんなにモテるんだよ。
成績だって外見だって、俺とそう変わらないだろう」
「……論評は避けるよ」
はあああ。なんかどっと疲れた。俺の目の前に、運命の女(ひと)が訪れるのはいつになるんだ。
帰り道、何故か「気持ちはよくわかるよ」と国木田がおごってくれたタイヤキは、
ちょっぴり塩辛い味がした。
おしまい
>>730 >>731 自分が言うのもなんですが、、GJ
谷口視点だけれども全然嫌な感じがしなくて自然と言うか
最後に泣いてt・・・・・・
いや、ちょっぴり塩辛い味のたい焼きを食べてる谷口君も趣があります
キョンの外見って実際どうなんだろうね
喋り方は堅い感じがするけど後輩受けがよさそうなキョンくん
>>731 思わずニヤけるぜGJ!
何気に国→左の一方通行描写も結構好き
>>731 GJ全然違和感無い。谷口らしさが出ていて
>>732 キョンと谷口は容姿は同程度、古泉には劣るけど上の下くらい。谷口の好きなランキングではAマイナーくらい
キョンの自称?あれは謙遜ですよ
キョンはなぜかいつも変な女と恋人(キョンは否定)になっているので誰からも告白されない
谷口はあの性格のために女にもてない(性格悪いと実際より不細工に見えるしなー)
こんな感じを予想
谷口は友達としては良いのだけど。恋人となると・・・
>>735 少し前ハルヒの画像に加工して眼鏡かけるスレがあったが、眼鏡かけたキョンは普通にイケメンだった
ちょっと画像さがしてくる
>>731 GJ!
読んでてなんだかこっちまでキョンが羨ましくなってきたw
738 :
この名無しがすごい!:2008/02/01(金) 22:57:18 ID:ujN7M9kn
>>731 GJ×5!
マジでいいね
最後の所いいね!
みつけた。が、ロダがわからん。どっかいいとこある?
>>731GJ
とても、谷口らしいSSですね
言葉につまる国木田w
でも、顔は普通なのに何故かモテる人っていますね
キョンがそうとはいいませんが
>>731 ここまで谷口の性格と気持ちがちゃんと描けるのはすごい
生徒…会長…?
キョンが入学して、ハルヒと話すまでの流れを見る限り、
キョンは女心に鈍感な硬派なやつでは無く、
可愛い子がいれば口説こうとする少々軟派なやつと言う感じ。
(作者は、元々1巻の憂鬱のみで話を書き上げたので
佐々木の存在は考えに無かったのだろうが)
数週間前まで一緒だった女の子は、全然女性と意識して
いなかったと言う事なのか。
SOS団に入り、みくるを意識し、ハルヒとは抵抗無くキスを
したところから、キョンの女性に対する感情は普通。
ただ、長門に関しては、(憂鬱では)何となく佐々木と同じ対応をしていた。
とまあ、だらだら書いたけど何が言いたいかと言うと、
キョンは胸の小さな女性には、友情はあっても恋愛感情は沸かないと推測される。
のいぢに書き分け要求とな?w
佐々木の胸が小さいなんて記述はどこにもなかったような
>>742乙
眼鏡属性の俺狂喜w
ハルヒのズレさえなきゃ、壁紙にしたのに('・ω・`)ショボーン
やはり、キョンは結構イケメソだな
憂鬱の段階でクンニ木田に「変な女好き」のレッテル貼られてなかったっけ?
>>750うぽつ
個人的に赤縁眼鏡は神アイテムだと思う
ちなみに以前ニコニコで見たので、ズレが故意ってのは知ってた(でも、悔しい)
ちょっと元気になったんで、SS書くよ
今日中に投下……できるといいな
×クンニ木田
○国木田
クンニ木田 ハルヒ の検索結果 約 484 件中 1 - 10 件目 (0.48 秒)
よくあることだ。
途中で飽きたらスルーしてください。集中力切れてダメだった・・・。
俺は今SOS団の部室へと向かっている途中だ。
休みの日なのになぜ学校へ来てるかって言うと、小泉に呼び出されたからだ。
どうせ今日は暇なので来てみる事にした。めんどくさい事にならなければいいが。
部室に着くと、小泉がパソコンの前に座っている。その隣のパソコンも電源がついている。
「わざわざ休みの日に俺が呼ばれた理由を教えてもらおうか」
「分かりました。休みの日なのは、我らが団長や長門さんが部室に来ないからですよ。
それにたまたま今日は活動がありませんしね。
それより見てみてください。パソコンの画面を」
「まったく・・・なんだってんだ」
とぶつくさ文句を言いながら画面をみると、そこには──
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【フラグクラッシャーキョン】 キョンの本当の嫁について語るスレ 【キョンの嫁は誰だ】
1 :キョンの友達 KunI:2008/04/18(日) 00:08:12 ID:ONacHuDA
前から気になっていたので建ててみました。
さあ!今までくすぶっていた皆さん!
思う存分、キョンの本当の嫁は誰なのか話し合って下さい。
※本名は禁止。HNで。
※アダルトな内容は禁止。
--------------------------------------------------
・・・なんだこれ
俺の嫁だって?・・・勘弁してくれ。
俺はまだ健全な高校2年生だぞ。分かると思うが法律上結婚できる年齢ではない。
だが、まだレスは続いているようだ・・・。やれやれ
--------------------------------------------------
2 :僕こそがキョンの嫁 SASAnoHA:2008/04/18(日) 10:01 ID:SADancHO
>> 1
余裕の2GETだね。
ありがとう。これでやっと僕こそがキョンの嫁だって事を証明できるよ。
中学時代の親友・・・だったけど、やっと大好きなキョンと一緒になる事ができる・・・。
こんなに喜ばしい事はないよ・・・くっくっ。
3 :キョンの嫁は私よ! 団長:2008/04/18(日) 10:55 ID:hARuh/i/
>> 1 >> 2
何よこれ!SOS団のHPのカウンターを回そうと思ったら変なリンクが張られてるんだもの!
タイトルに釣られてとかじゃないんだからね!
2は佐々木さんね!んもう!私が2よ!意地でも2になってやるわ!
キョンに嫁なんて要らないんだから!
もし必要だとしたら団長として私が責任をとって嫁になってやるわ・・・!
とにかくキョンの嫁は私よ!
4 :嫁は私 YukI:2008/04/18(日) 10:59 ID:boOklOVe
>> 2と>> 3は勘違い・・・。
2は私。そして彼の嫁も私。
5 :もうどうでもいいわ WAWAWA:2008/04/18(日) 11:02 ID:ONNalov/
ちくしょー。あいつなんでこんなにモテるんだ!
俺にも女分けろこの野郎。あーもー殴りてぇ、殴りてぇよキョン。
今度会ったら殴ってやる。ぼこぼこにしてやる。
そしてお前に女はいらない。涼宮にだってやらねぇ。
キョンの嫁は俺だ。
続けます。
6 : SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:03 ID:SADancHO
5は重症のようだね。こんな人間は何するか分からないよ。
誰か病院へ。
7 : YukI:2008/04/18(日) 11:04 ID:boOklOVe
了解。早急に。
8 : WAWAWA:2008/04/18(日) 11:05 ID:ONNalov/
ちくしょー。キョンの奴め・・・。
あれ?頼んでもないのにピザが来たみたいだ。
ちょっと行ってくる。
9 :団長:2008/04/18(日) 11:06 ID:hARuh/i/
さすが有希ね。仕事が早いわ。
それと、分かってない奴のために行っておくけど、
キョンの嫁は私だからね!
10 :キョンくんによめなんていらないもん ImouTO:2008/04/18(日) 11:12 ID:kYOnkuNN
みんなやるきになってるみたいだけどー、キョンくんにおくさんなんていらないよー?
だってわたしがいるもーん。こんなかわいいいもうとがいるんだからー。
11 :キョンさんの妻は私です! Miyokichi:2008/04/18(日) 11:14 ID:oNi/SAnn
私!キョンさんと何度もデートした事あります!
かわいいっても言われました!こんな娘がいればいいなぁって言われました!
だからキョンさんの妻は私です!妹さんにも負けません!
12 :ImouTO:2008/04/18(日) 11:15 ID:kYOnkuNN
ダメだよみよちゃんー
キョンくんはだれかのおくさんになんかならないもんねー
さすがにわたしにはかてないでしょー?
13 : YukI:2008/04/18(日) 11:16 ID:boOklOVe
全員誤解している。
私は彼から一番信用されている。あなたたちは信用されていない。
よって彼の嫁は私。
14 :団長:2008/04/18(日) 11:17 ID:hARuh/i/
少し見てない間に随分レスがついてるじゃないの!
ちょっとキョン!あんたどんだけ女に手を出してんのよ!
今度私と2人きりの時に罰を与えるわ!
それと、有希!佐々木さん?妹ちゃんとミヨキチ!
あんたらいい加減あきらめなさい!
キョンの嫁は私なんだから!へん!
15 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:19 ID:SADancHO
おやおや、こんな短時間にレスがたくさん付いているね。
僕のキョンはやっぱり罪深い男だよ・・・くっくっ
だけれどね、FKKの前ではみんな意味がないよ。
それとキョンとデートしたとか言っている人がいたけれど、
僕とキョンは中学3年生の間ほとんどの時間を一緒に過ごしたんだよ。
兎にも角にも、キョンの嫁は僕だ。くっくっ。
16 :私もキョンなのです KYONKO:2008/04/18(日) 11:20 ID:sHIromal
佐々木さ〜ん!頑張るのです!
私も頑張って応援するのです〜。
キョンさんの嫁はやっぱり私、キョン子なのです〜!
17 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:21 ID:SADancHO
橘さん・・・。それは応援していないと思うよ?
もうすぐ家のピザ屋さんが来ると思うから待っていてね。
18 :KYONKO:2008/04/18(日) 11:22 ID:sHIromal
あ、佐々木さんありがとうございます。
今来たみたいです。早いですね〜。
ちょっと行って来ますね。
19 :そいつと小泉とか言う奴は俺の嫁 Ponsy:2008/04/18(日) 11:23 ID:sHIromal
その後>> 8と>> 18を見た者はいない・・・。
って、別に俺はあいつと小泉とか言う奴の事が好きとかそういうんじゃないからな。
こんなのは規定事項だからな。
20 :彼は僕の親友であり・・・ CHO-Ituki:2008/04/18(日) 11:25 ID:Fun/moFf
その後、>> 19を見た者はいない・・・。
ごめんなさい。僕は彼一筋です。いえ、親友としてね。愛していますよ。ふふっ。
ですから、つまり何が言いたいのかと言うと彼のよm・・・失礼、親友は僕であると言う事です
-----------------------------------------------------
・・・おいコラ。20の書き込みお前だろ小泉。
「ははは、悪乗りが過ぎましたね。でも嘘は書いていませんよ?」
うわっは。背筋がぞくってきた。
「でもすごいですね・・・。短時間でのこの書き込みの多さ
もう誰かに決めたほうがいいのでは?決まらないようなら僕が・・・」
とりあえず無視だ無視。
21 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:32 ID:SADancHO
>> 18 流石、九曜さんは仕事が早い。給料もさぞかし弾むことだろう。
ところで、昨日キョンが丸一日どこへ行っていたのか知っている人はいるかい?
50回くらい電話したんだが、かからなくてね・・・くっくっ。
心配で夜も眠れなかったからキョンの隠し撮r・・・おっと、これはプライバシーだ。危ない危ない。
22 :団長:2008/04/18(日) 11:33 ID:hARuh/i/
私と一緒だったに決まってるでしょう?
無理やり家から連れ出して遊びに行ってたのよ。
お義母様から「キョンをよろしくね」なんて言われちゃったわ。
23 : YukI:2008/04/18(日) 00:11:33 ID:boOklOVe
>> 22 詳細を。
24 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:34 ID:SADancHO
>> 22 嘘だね。彼は夜も家にいなかったんだよ?
それにしても長門さん返信が早いね。
25 :団長:2008/04/18(日) 11:35 ID:hARuh/i/
くっ・・・!流石に佐々木さんまでは騙せないわね・・・。
って夜もって何よ!う〜。
26 :キョンくんの嫁ですぅ〜 MIRUKU:2008/04/18(日) 11:36 ID:mIRaiJiN
そ・・・それは禁則事項ですぅ〜。
27 :団長:2008/04/18(日) 11:36 ID:hARuh/i/
みくるちゃんね!何か知ってるの?
言いなさい!言わないと死刑よ、死刑!
27 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:36 ID:SADancHO
朝日奈さんね?キョンの事を何か知っているの?
正直に言ってもらえると嬉しいのだけれど。
26 :MIRUKU:2008/04/18(日) 11:37 ID:mIRaiJiN
ひ・・・ひぃ〜っ!お・・・お二人とも返信がものすごく早いんですぅ〜。
わ、私は何も知りませぇ〜ん・・・っ!
-----------------------------------------------
いかん。朝日奈さんが脅えている・・・!
ここは俺が出るしかなさそうだ。
「昨日の夜、あなたは何をしていたのですか?」
華麗に無視する事にした。
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27 :俺は俺だ KYON:2008/04/18(日) 11:38 ID:KYonsAmA
おい、お前ら。朝日奈さんをいじめるな。
俺が昨日いなかったのは、鶴屋さんの家に泊まっていたからだ。
ついでに言うと、朝日奈さんもいたぞ。
28 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:39 ID:SADancHO
キョン・・・!いたのかい?
それより、鶴屋さんの家にいたと言うのはどういう事だい?
詳しく説明してほしいのだが。
29 :団長:2008/04/18(日) 11:39 ID:hARuh/i/
キョ〜ン〜?もっと詳しく説明しなさい。
場合によっては死刑もありえるわよ・・・。
30 :KYON:2008/04/18(日) 11:40 ID:KYonsAmA
いや・・・だから・・・な・・・?
やばい。状況悪化。
た・・・助けて下さい、鶴屋さん・・・!
31 :MIRUKU:2008/04/18(日) 11:40 ID:mIRaiJiN
ひぃぃ〜。鶴屋さん助けて下さいぃ〜!
32 :キョンくんの嫁は私っさ! TsuruyaNyoro:2008/04/18(日) 11:41 ID:mIRaiJiN
鶴屋華麗に登場っさ〜。
愛するキョンくんと可愛いみくるの声が聞こえた気がしたにょろ!
>> 28 >> 29
別にやましい事はしてないよっ!夜は3人でハッスルして楽しかったっ!
33 : YukI:2008/04/18(日) 11:42 ID:boOklOVe
>> 32 さらに詳細を
34 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 11:43 ID:SADancHO
キョン、今度僕の家にもおいでよ。
35 :KYON:2008/04/18(日) 11:44 ID:KYonsAmA
佐々木の家にはこの間行ったばかりなのだが・・・?
36 : YukI:2008/04/18(日) 11:44 ID:boOklOVe
>> 34 >> 35 詳s(ry
----------------------------------------------
そのレスはたった1日で1000レスまで到達したという・・・。
ちなみに最後のコメントは──
----------------------------------------------
995 :ImouTO:2008/04/18(日) 00:03 ID:kYOnkuNN
2---ghだいsづrkしょうんfくdfっぢょぢうfどp
ぃピイjsj巣sぃ、sfrpぉyryslstsmr、いお
(要約:1000だったらキョンくんとずっと一緒。今日は遅くまで起きてたから眠いよ)
998 : YukI:2008/04/18(日) 00:03 ID:boOklOVe
999だったら私は彼の・・・そばに・・・ずっといてもいい。
999 :団長:2008/04/18(日) 00:04 ID:hARuh/i/
1000だったらキョンの嫁に決まってんでしょーが!
999 :SASAnoHA:2008/04/18(日) 00:04 ID:SADancHO
998だったらキョンが死んぢゃうくらい抱き締めてくれる
1000 :キョンくんの嫁は私っさ! TsuruyaNyoro:2008/04/18(日) 00:04 ID:mIRaiJiN
1000だったらにょろ〜んっ!
1000 :キョンの親友 KunI:2008/04/18(日) 00:04 ID:ONacHuDA
やあ、まさかの鶴屋さんだね。そしてまさかのバグ。
999と1000が2個もあるよ。
今日は楽しませてもらったよ。なにしろ何も無い日だったからね。
暇で暇で仕方なかったんだ。それでこのネタを思いついたんだ。
最初と最後しか載せていないから、名前が出てこない人もいるけれど、
実にたくさんの人から愛されているんだね、キョン。
君はね、今のままでいいんだよ。
君は、真っ直ぐで、紳士で、でもひたすら優しくて。
みんな、そんな君が好きなのさ。だから僕も言わせてもらうよ。
キョンの嫁は、僕さ。
今、後悔してます。5レスも使っちゃって・・・。
>>722 くつくつもくっくっもあるね。
ところでくつくつは初期の頃他のキャラも使ってたはず。誰だったかな
古泉かもしれんし鶴屋さんかもしれんしハルヒかもしれんし朝倉かもしれん
長門やみくるではなさそう。
763 :
この名無しがすごい!:2008/02/02(土) 02:03:22 ID:WCiR5bxr
佐々木の長編SSって他のキャラと比べてお洒落なのが多いな
ささっきーの雰囲気がそうさせてるのか
>>761GJ
ID自重w
面白かったよ、ただ大変だったろうに……
まさかの国木田エンドって感じで。
初めて書いたけど後悔。文がグダグダに。
掲示板形式のSSが好きだったので、やってみたけど難しい。
ついでにこうやって見てるとものすごく見難い・・・。
>>761 面白かったと思うよ
長門なら詳細を聞かずともわかりそうだw
このスレひとつで何人がピザ屋の犠牲に・・・
小泉と朝日奈が非常に残念だった
769はブラクラ
うお、あぶねえ
>>770サンクス。
>>761 ×小泉→○古泉
×朝日奈→○朝比奈
藤原の一人称
×俺→○僕
なんというか…もう少し精進しなっせ。でも乙は言っとく価値はある
>>761 朝日奈さんで萎えちまったけど
こういうスレ立てSS大好きだ
GJ
もはやIDっつーかトリだろそれww
>>750 嵐がいるからみんな慎重になってたんだよ
俺は暫くjpgとhttpをNGにします
>絵師さん
投下を少し延ばすか、ろだへの報告だけにしてくれたらありがたい
お絵かき板のアドレスならjpgは入ってないからhttpはNGにしない方が…
h削ってあればNGされないんじゃない?
>>746 分裂のキョンは硬派というより、異常に女慣れしているイメージ
キョン的には普通の友達感覚なのが、周囲からは絶対付き合っているはずと見える関係を中学、高校と繰り返している
鈍感というより「いつも二人で下校しているから恋人?それくらいただの友達でもするだろ。お前ら頭おかしいぞ」と言ってる変な人
キョンは胸の大きなのが好みかもしれないが、憂鬱では長門も女として意識している。少しは
その後何故かロボット扱い。消失以降はジャンルの違う女神
分裂でキョンの性格が改変されたのだろうか
780 :
761:2008/02/02(土) 11:40:10 ID:uAPxesOO
ありがとうございました。
いや、いろいろめちゃくちゃでしたね。もう眠くて眠くて。
あと、自分で気づいたんだけど、
朝比奈さんと鶴屋さんのIDが同じなのは仕様って事で。
>>772 もっと精進します。
っていうか確かに藤原って僕だったな・・・。読み直してきます。
>>776 確かに確かめるの辛い(小さいサイズでも)
誰かグロNGの仕方教えて
ググったら、また遭遇しそうで怖い
>>781 自分はグロとか比較的平気なので、私のような人間の
グロ or not の報告を見て判断してみては?
>>780 俺も偉そうな事書いてごめん。寝起きの頭だから言葉足らずだったけど、内容は面白かったよ。
嵐対策>2ch運営に依頼して威力業務妨害で告訴してもらう、
猥褻物陳列に準ずる行為として民事で慰謝料請求(閲覧者数×?円を慈善団体等に寄付させる)は可能かな?
ブラクラでデータ破壊等された人なら間違いなく器物破損罪で告訴出来そう。
>>783 理論上は可能だが、実際に告訴すると手間や費用の方が高くつく
信用できないリンクはスルーとかNG設定とかの方が現実的だな
785 :
784:2008/02/02(土) 13:22:42 ID:MHzovu04
追記。
たぶん運営が告訴してくれることはない
手間云々は自分でやった場合の話ね
告訴とか本気で言ってんの?
ゆとりすぎ・・・
>>781 もし専ブラ使ってるなら、
うむを言わさず開いて、
ダマされたと思って縮小サムネイル出して、
メも当てられないグロだったら、
ポイッと黙ってキャッシュ消す。
これでおk
>>788 キャッシュ消したらまた同じのにひっかからん?
俺は画像あぼーんして1週間くらいそのままにしとく
ねこ大好き
まあ、慣れるしかないだろうねえ。
2ch初めてのときは心臓止まるかと思ったけど、見せられまくって慣れてきてしまったw
ただ偽装gifは嫌だねえ。怪しいのはいつもjaneの「ちょっと見る」で見てヘッダを確認してるw
まあでも、これからは苦手な人のためにグロ注意とアンカ書くようにするよ。
しかし、このスレの住民は親切だな
厨房ばっか
>>787 グロ画像ごときに告訴(笑)の次は自演認定かよ
命拾いも何も無意味だって言われてるのが分からないのか?
俺にはなんの害もないからやりたきゃ好きにやれよ
せいぜい失笑されないようにな
↑まさに失笑
チラ裏チラ裏
以下、いつもの佐々木スレ
明日は節分だな
書いた本人がまさに失笑もの
チラ裏チラ裏
佐々木可愛いよ佐々木
あれ?連投になってる、ごめんorz
あしたはせっぷん
>>797 もちつけ
時事ネタでSS書こうかと思ったが、節分って豆まきと恵方巻き以外に何かあったっけ?
まぁグロ画像張っただけで告訴ってのはちょっと…なぁ
つか見てるスレ見てるスレほとんどにグロ貼られてるのは何かの呪いかなにかなんだぜ?
>>797 いわしの頭をヒイラギだっけ?それに刺したり
>>802 お前ももちつけw
情報提供はありがとう
でも、正直それだけで書く想像力がない…
今回はパスするZE
>>799 「節分は今では立春の前の日という印象が強いけど、元々「節分」というのは「季節の分け目」と言う意味で春夏秋冬に使われていたんだ」
とキョンにいろいろ雑学を語る佐々木を思い浮かんだ
ベタすぎるか
>>804 流石にキョンも知ってそう
テレビで見たんだが、豆まきで生じゃない煎り豆を使うのは放置してたら畳に根付くからだそうな
そういう雑学は佐々木さんの口調で教えて欲しいもんだ。
>>789 もちろん引っかかるorz
同じ画像を2〜3回チラ見するのはご愛敬だ
そのうち「見なかったことにする」スキル(=グロ画耐性)が上がっていく
いちいちNG登録するのメンドイ
ブラクラだけNGする
SSがやりにくいなら鬼コスの佐々木さんの絵とか
>>806 佐々木「くっくっくーくくっくーくーくっくくくーくくーくっくーくくくっくーく」
地元ネタですまんが、八坂神社で行われる豆まきに二人で行くとか
なんだかあちこちにグロ貼られてるね…。
「安価+グロ注意」書いてくれる人がいるので助かってるよ。
自分は絵かきだけど絵の直接投下はしばらく控える。
まあともかく佐々木さん可愛いよ佐々木さん。
保管庫更新されすぎて読むのが大変、嬉しい悲鳴だよ。
>>806 正直すまんかった
保管庫更新だと!?
クソッ、眠れなくなったじゃねぇか!
謝罪と賠償をry
813 :
この名無しがすごい!:2008/02/03(日) 02:07:25 ID:OVbTOVO5
緊急速報
涼宮ハルヒの驚愕 2月15日販売決定
長きにわたって延期していた驚愕、ついに次回で最終巻になる模様です
>>813 という夢は見たくない
驚愕が最終巻だと佐々木さんにいやな結末が来そうで
一応角川のサイトにはあるが、はたしてどうなんだろうか
ネタじゃないんだ……
佐々木のことが心配だ
大丈夫だろうか
株主向けの資料だし、微妙だがな
それよりも株主なのにまだ資料が来てない。誰か同じ境遇の人いる?
あと1冊で最終巻だと
いやな結末というより
消化不良な結末になるだろうな
小説として完結した形になるかどうかもあやしい
佐々木はもちろん、主要キャラほとんどが宙ぶらりんなまま
宙ぶらりんって、それって首をr
マジで釣られすぎwww
それより
>>1の佐々木さんの左胸のところに<そが付いてるんだが、だれか取ってあげて
マジだw
あれはくそなね?
topのAAをみょん様に書いて欲しい。
カリモフ氏の絵は何度見ても死ねる
柳流氏の絵が好き
今回からは祭りは無しか。個人的にはちょっとだけさびしいような。
住み分けは正解だったと思うけど。
佐々木かわいいよ佐々木、と藤原も言ってたよ
oppaioppai
何気に
関口:キョン(よく不思議な出来事に遭遇する体質)
京極堂:佐々木(この世に不思議なことなどないのだよ、くっくっ役)
榎木津:ハルヒ(行動派。自分こそ神)
的な関係もおもろいなとか思った。
ポン「待てよ。京極堂は妻帯してたじゃないか。仕方あるまい。
京極堂妻など目立たないが、僕がやってやろうじゃないか」
橘「関口さんもあれで一応結婚してたのです。ま、まあ目立たない役ですし、
私がやるのです。京極堂妻さんと仲良い役でもありましたし」
佐々木(やれのサイン)
九曜・長門「……、−−」
キョン「た、大変だよ佐々木堂! ポンジーと橘が、大変猟奇的な死に方を!」
佐々木「くっくっ、キョン。この世には不思議なことなどなにもないのだよ」(ニヤリ)
このスレってみくるスレより進んでたんだw
すげえな
>>830 まあ最近のキャラって髪型と服装変えたら誰が誰だかわからんのが多いしな…
佐々木が北高校に転入し、谷口、国木田、佐々木が正式団員になってから数ヶ月たった頃、節分の次の日のことだった。
どうでも良いけど、ストーブ何台持ってきたんだ。すごく暑いぞ。電源はお隣から引っ張った?いつもことだけど、お隣さんありがとう。
団長様が叫んだ。
「節分第二段をやるわよ」
第二段?俺と谷口がトラ褌で校内を練り歩いたのは昨日のこと。あれを今日もやるのか?
「はい、佐々木さん。これ着て。昨日やっと届いたのよ」
某漫画キャラの着ているトラ縞のビキニがそこにあった。
「おい、ハルヒ。佐々木をいじめるのはいい加減にしろ」
「その格好は少し問題があるかと。昨日のことも生徒会からクレーム来ましたし」
「これは団長命令よ!わかった?
あたしも鬼じゃないわ。豆をぶつけたりしないし、暖房をガンガンに効かせた部屋で給仕するだけで我慢してあげるわよ」
「いかん、鼻血が」
「大丈夫?谷口」
『佐々木さん、お願いですから今日のところは我慢して着て下さい』
『判ったよ。代わりに遊園地のタダ券をくれ。それから、今度のキョンとのデート、涼宮さんにばれない様にしてくれ』
『またですか?ハア』
(古泉くんったら、わたしの時には涼宮さんに迎合するだけなのに。キョンくんもあんなに必死に止めさせようとするし。もう未来に帰りたいです)
「昨日キョンはトラ褌履いたし、トラ縞ビキニも良いかもしれないね」くつくつ
「あ、そう」ムッ
佐々木のトラ縞ビキニは・・・すごく色っぽいです。今まで正直佐々木には女を感じたこと無いけど、今の佐々木は・・・
「それ、冗談だよな?今まで散々イチャイチャしていて」
何か言ったか谷口?
(すごいよ、すごいよ佐々木さん)ハアハア
(さすが、涼宮さんと対になる神、美しい。ホモ疑惑のある国木田さんですらハアハアしてます)
佐々木は恥ずかしがりながら給仕をする。その姿は・・・絵にも書けない美しさ?ヤッホー
谷口達他の男にこれを見せるのはしゃくだが。
ちなみに、何時の間にか鶴屋さんと朝倉もやってきた。
(もう、キョンったらあんなにデレデレしちゃって)ムカムカ
(長門さん、ノイズ大丈夫?わたしは大丈夫じゃなさそう)
(・・あなたは自重すべき)
「あたしも着替えようかな?他のキャラのもあるし」
(もしかして涼宮も対抗して?似たようなのを?散々雑用やらされたけどSOS団入って良かったー)
「わかった?キョン!」
「どういうことだ?」
「あなた馬鹿ですね。そうですか涼宮さん。それでは僕達男性陣は一時退散ですかね」
おい、やめろ古泉。引っ張るな。今立ち上がるのはヤバイから・・・
廊下にて
「いやー、こんなことがあるなんて。生きていて良かった」
「そうですね、男性にとって天国みたいな世界ですね」
「どうせぼったくりバーみたいな結末だろ」
「そこまで心配したら、誰とも恋人になれませんよ」
「鼻血がー」
おい国木田、大丈夫か?保健室行くか?
「馬鹿、これからが本番なのにそんな所行けるわけないだろう」
「そうだね」
その頃、部室にて
「あたしはこれね。弁天の衣装ね」
「・・私も着替える」
「お姉さんの分もあるかっな?」
「えーと、わたしも着替えた方が良いのですか?」
「着替えなくて後悔するより着替えて後悔する方が良いって言うわね」
えーと、ハルヒが弁天様で、あとは?
「長門が有希だけにお雪ちゃんだな、ピンクのビキニの朝比奈さんがランちゃん。
鶴屋さんが劇場用映画で出ていたエル様、巨乳にサラシを巻いた朝倉は龍之介だ」
「お雪ちゃんとランちゃんってあんな格好だっけ?」
「普段は上着きているけど今のは下着姿だな」
どれも美人で色っぽかったが、ハルヒ的には俺が佐々木を一番見ていたように思えたのだろうか
「あんたってトラ縞萌えだったの?」
「何のことだ」
その日は一年分の目の保養をした。その日来なかった幽霊部員の下級生は残念だったな。うん
「フン、羨ましくなんか無いぞ。規定事項だ」シクシク
どうした?藤原
(終わり)
誰かこの絵を描いてくれれば嬉しいな。うん
>>841 おっと鼻血が…ティッシュティッシュ…
(*´Д`) シュッ
Σ⊂彡_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘
( *´ω`)ムシャムシャ
つi'"':
`、:_i'
>>841 橘「鬼はー外!」
九「福は――内……」
橘「役がー無い」
九「未来人は――一言……ある――」
驚愕では佐々木の成長描写もあるんかなぁ。
藤原と佐々木さんは喫茶店でいったいどんな会話をしてたんだろうか…
佐々木「こ、この写真は」
藤原「あの男に見せられたくなかったら僕の言うことを聞いてもらおうか」
佐々木「は、はい…」
────
藤原「はぁはぁ・・お前のここドロドロだぜ、気持ちいい・・・」
佐々木「いや・・・」
藤原「いくぞ!僕の汁、出すぞ!!」
佐々木「やめて・・・」
藤原「うおぁーー!」
キモい
毎回
>>843のAAを見て思うが何故ティッシュを喰うのかと小一時間(ry
とらのあなに佐々木同人が無かったから通販で5冊注文した。反省する気は微塵も無い
宣伝ウザ
>>841 弁天様の衣装が一番エロいんだよね
そういやラムちゃんの中の人の平野さんは今どうしているだろ。
俺は最近までハルヒの声優がラムちゃんの中の人と勘違いしていた。
助けて佐々木さん……
明日合否発表だよ……
853 :
SS:2008/02/03(日) 22:40:45 ID:GbPIgPqo
長編落とします。
>>640さんの絵に刺激を受けて書いた、「もしも」「トライアド」「最愛の傷」の後日譚です。
854 :
SS1:2008/02/03(日) 22:42:33 ID:GbPIgPqo
君が見える場所で――携帯の液晶ディスプレイに、光るその文字。
車内にアナウンスが鳴った。俺は携帯をたたむと、地下鉄の駅に降りた。
気予報は「今日は晴れます」と高らかに告げていた。
季節はずれの大間抜けな木枯らしが駅の改札へと吹きぬけてくる。
俺は思わずコートの前を押さえた。地下鉄の階段を澄み切った風が突き抜ける。
俺はその風の中、一歩一歩踏みとどまるように階段を上る。
五月。今日は日本観測史上に残りそうな記録的に寒い、そして、空が澄み渡っていた日だった。
*
高校二年の春、この季節になると俄然クラスの空気が変わってくる。期待と興奮と、あとちょっとした不安に満ち溢れた空気。
みんな、高校生活最大のイベントを前にして浮き足立っているのであった。そして、その日の朝はその緊張が最高点に達していたといっても過言ではなかった。
修学旅行が如何に楽しいものとなるか、その全てはこの日の班決めに懸かっているからだ。
その日は教室に入った瞬間、空気が違った。仲良しグループ同士固まって、和気あいあいとしているグループ、誰かがはみ出してしまうのか、教室の隅で難しい顔で相談しているグループ。
もう打ち解けている男女グループもあれば、緊張気味にお互いを窺っている男グループと女グループもあった。
「よぉ、キョン」
間の抜けた顔で、教室へと入っていた俺に挨拶したのは谷口だった。俺も軽く片手を上げて挨拶を返してやった。
「なんか、クラス中がすごい雰囲気だな」
「そりゃそうだろ。この、班決めが修学旅行の是非を決めると言っても過言ではないからな」
「無理して難しい言葉は遣わなくていい」
「んだよ、お前のかわいい彼女に合わせてやったのに。けど、お前はいいよな。どの、女子グループとペアになるかはもう決まっているようなもんだからな」
机に頬杖をついて俺をからかってくる谷口を軽く無視しながら、俺は席に着いた。
「よお」
「……おはよ」
席に着くと軽く振り返って、この喧騒から取り残されている教室の隅に座る人物に、俺は挨拶をした。そいつは退屈そうに窓の外を眺めていた。
「最近、随分と暖かくなったな」
「そうね。けど、北海道、特に札幌なんて冬に行ってこそ価値があるものよ。五月に北海道に行くなんて、ほんとセンスのカケラもない高校だわ」
俺は間を持たせるために、適当な世間話を振ってみたが、そいつは相変わらず外を眺めたまま気のない返事を返すだけだった。その横顔が寂しそうで、それが俺の心に引っかかった。
高校二年生になっても、クラスの顔ぶれにほとんど変化はなかった。今年もアホの谷口や国木田と一緒だし、それに――
「おはよう、キョン」
「おう、佐々木」
俺の隣の席に座る人物も去年と同じだ。
佐々木はいつものように俺に挨拶をすると、顔に微笑を浮かべながら鞄を机の上に置いて席に着いた。
この光景は去年と何も変わらない。ただ、佐々木のクリーニングしたてらしい制服が眩しかった。
「お前も、この喧騒とは無関係そうだな」
「まぁ、僕はあまりこういう場面で騒ぎ立てる柄ではないからね」
「確かにそうだな。お前が連中と一緒にキャッキャ言っている姿なんて想像できん」
「深い意味は詮索しないでおこう。けど、うちの高校の班決めもまた難しいものだ。クラスの中から女子三人男子三人の六人で班を作れ、なんてね。揉めてしまうのも致し方あるまい」
佐々木はクラスをのんびりと眺めながら、自分はまるで関係ないようにそう言った。そして、俺のほうを振り返ると
「修学旅行の興廃この一戦にあり、だね」
と愉快そうに笑った。
855 :
SS2:2008/02/03(日) 22:44:52 ID:GbPIgPqo
*
その日のHR。クラス全体、というより学年全体が大騒ぎしていた。そんな中で、数多くの交渉、妥協、陰謀が渦巻き、そしてその時間中に全ての結論は出されたのだった。
まずは結果から報告しよう。俺の修学旅行の班は、まず男子メンバーは俺、谷口、国木田のいつもの三人組。これはちょうど三人だったのですんなりと決まった。
谷口の奴はいかにしてかわいい女の子と同じ班になるかを必死に力説していたが、俺にとってはまぁどうでもよかった。国木田はそんな谷口を面白そうにからかっていた。
そして、肝心のペアになる女子のメンバーは、佐々木、涼宮、そして涼宮の友達の阪中に決まった。
もともと、俺は佐々木のいるグループとペアになるつもりだったし、そこのところは谷口も国木田もよくわかってくれている。
ただ、俺はここで一つだけミスを犯してしまった。HRが始まった直後、ふと涼宮が気になって、後ろ振り向いてしまったのだった。
そこで、俺は涼宮と目が合ってしまった。そして、俺はつい誘ってしまったのだ、「お前もよかったら、俺たちと一緒の班になるか」と。そう、佐々木よりも先に涼宮を。
*
自分でも大人気なかったかも、と思う。しかし、それは仕方がないことだ。物事には優先順位というものがある。それを彼が破ったのだから、仕方がない。
そう自分に言い聞かせること、もはや数十回。私は一人で帰り道を歩いていた。ずっと心に引っかかっているのは、今日のHRでの出来事だ。
自分でも子供っぽい態度を取ったことはよくわかっている。こんな風に拗ねたところで、いいことなんて何もないと。
けれども、やっぱり許せない。なんで、自分がこんな風に怒っているのか。それが、見当違いであることもわかっている。
多分――いや、間違いなく私は怒らなかっただろう。わかっている。それはよくわかっている。
もしも、彼が私より先に声を掛けたのが涼宮さんでなければ、私はきっとこんな気持ちにならなかったはずだ。わかっている。本当にわかっている。こんなのただの身勝手な嫉妬だって。
でも、友達である涼宮さんと、彼女である私との違いをはっきりさせて欲しかった。もっと、はっきりと彼女として私のほうが大切だということを示して欲しかった。
あぁ、わがままだな。それで、子供だな。こんなことをしてどうなるんだろう。
修学旅行楽しみにしていたのに。せめてもの冷静さで、彼と同じ班になったのはいいけれど、このままケンカしたまま修学旅行に行くなら辛いな――
一人ぼっちで帰る帰り道の足取りは影を引きずるように重かった。
*
「阪中も悪くはないかもな。よく見れば結構かわいいし、なにせお嬢様だ。漂っている気品が他の連中とは違うぜ」
「へー、そうかい。そりゃよかったな」
休み時間。俺の席に勝手に腰をかけて鼻息を荒げる谷口に冷たい視線を向けて、俺はため息をついた。
修学旅行前日、この日になっても俺は佐々木と仲直りできていなかった。そりゃ、自然とため息も多くなるさ。
「なんだよ、お前は彼女持ちなくせにノリが悪いな」
「ほっといてくれ」
谷口は大げさに両手を広げてため息をつくと
「まだ、ケンカしているのか?」
「……あぁ。もっと、こう激しく怒ってくれたならまだ救いはあるんだけどな。こう、なんて言うんだ、話しかけても、なんかギクシャクするって感じか」
「そりゃ、なかなかにやばい兆候だな。そうやって、すれ違っているとだんだん亀裂が広がっていくぞ」
「わかっている、それくらい。だから、こうやってお前のアホ面を見ても、笑わずにため息をついてやっているんだ」
「それだけ悪態をつけるなら、まだ元気だな」
そうやって谷口はわざとらしい明るい笑い声を上げた。
「けど、なんでお前涼宮を誘ったんだよ。おかげで俺は中学高校とずっと涼宮と一緒のクラスどころか修学旅行まで同じ班になっちまったんだぜ」
「……」
答えられなかった。谷口のくせに痛いところを突いてきた。
「HR始まった直後にいきなり涼宮を誘っていると、まるでなんかお前、涼宮と修学旅行へ行きたくて仕方なかったみたいだぞ」
「仕方がないだろ。目が合ったんだ、なんとなく」
あの時、あの一瞬、あんな寂しそうな目をされたらどうしようもない。そのとき、十二月の冬の出来事を思い出した。
俺は涼宮のあんな顔は二度と見たくないと思った。だから――だからだった。
涼宮は俺の誘いに対して、すこし驚いたような顔で佐々木をちらっと見た後、「ちょっと考えさせてもらうわ」と言った。その瞬間に、俺は自分が失敗したことを悟った。
856 :
SS3:2008/02/03(日) 22:46:35 ID:GbPIgPqo
*
あの時の正解は「ちょっと、考えさせてもらうわ」じゃなくて、「あんたといっしょなんて嫌よ」だったのだと今になって思う。
けど、そんな言葉はどうしても口からは出てこなかった。精一杯、なんとか搾り出したのが「考えさせてもらうわ」。
けど、仕方がなかった。あのままだと、きっとあたいは余り物として多分キョンの班に入れられていたと思うし。それくらいなら、自分で参加する意思を示したほうがいくらかマシだ。
……あたしは何をいいわけしているんだろう。あのバカキョンもなんであの時あたしに先に声を掛けたのか。そう思うと、ため息が出てくる。
あのバカキョン、あの夜、あたしにはっきりと「俺は佐々木のことが好きだ」って言ったくせに。
なんで、同じクラスの中なんて制約があるのかしら。全く馬鹿げているわ、うちの高校は。そうでなければ、有希や古泉くんと一緒になって、そうすれば少なくともこんなことにはならずに済んだのに。
せめて、この間仲良くなった阪中さんが気を遣って参加してくれたのがせめてもの救いだった。
そんなことを思いながらあたしは顔を枕にうずめた。あの時、佐々木さんの元へまっすぐ向かうんだな、と思いながらキョンを見ていたあたしの視線は一体どう映ったのだろう。
もしも、あたしがそんなことを思わずに、ずっと窓の外を見ていたら、こんなことにはならなかったのに。
もしやり直せるなら、昨日をやり直したい。
……いや、もう一度あの雪の降る寒い夜から。もう一度やり直せるなら、きっと、今度はもっとうまく、やれるかもしれないから。
*
千歳空港から札幌市内へと向かう電車の中でも、雰囲気は険悪なものだった。阪中と国木田が気を遣って、場を盛り上げようとしてくれて、谷口が一人で空回りしていた。
俺は佐々木とも涼宮ともうまく話を出来ないまま、ただ気の抜けた相槌を時々鳴り忘れたお寺の鐘のように打つだけだった。
「でね、うちのルソーはね、ご飯をおねだりするときにこうして前足でお願いってポーズをするのね」
「へぇ、かわいいな」
両手を前で組んでお祈りのようなポーズをする阪中に感心したように、国木田は大げさに嘆息してみせる。
「つまりは、何か、こうちんちんのポーズで」
そういうセリフを公共の面前で大声で言うな、谷口。
「涼宮さんもまた、うちに遊びに来てくれたらいいよ。きっとルソーも涼宮さんと遊びたがっているのね」
阪中は見事に谷口をスルーし、涼宮に話を振った。
「そうね。考えとくわ」
そんな阪中の努力も空しく、涼宮は窓の外を向いたまま気のない返事を返すだけ。
「佐々木さんは犬は好き?」
今度は国木田が佐々木に話を振った。
「うん。犬は好きだよ」
「じゃあ、佐々木さんもおうちにワンコがいるの?」
阪中がそれに追随した。
「いや、うちでは飼っていないんだ」
けれども、佐々木があっさりと言ったその一言で、話はそこで終わってしまった。
電車が間抜けな音をたてて走っていた。風景だけが流れていった。
*
札幌駅に降り立ち、俺たちは班ごとの点呼を受けるべく、駅前に集合していた。
ぼんやりとしながら、初めて来た札幌の町を眺めていると、ビシッ、と後頭部に軽く衝撃を覚えた。
「何すんだ」
振り返ると呆れ顔の谷口が立っていた。
「お前、いい加減にしてくれよ。こんな雰囲気のまま一生に一度の修学旅行を終わらせる気か」
「俺だって、なんとかしたい。けどな……」
正直な話どうしていいかわからない。謝ればいい? きっとそんな単純な問題ではない。
「お前がはっきりしないのが悪い」
谷口はその視線に半分は心配、そしもう半分に侮蔑を込めて俺を見ていた。
「俺は、自分でははっきりとさせたつもりだったんだけど、な」
「優柔不断なんだよ、お前は」
俺はため息をつくしかなかった。吐いた息は白かった。そんな俺を横目で見て谷口は呟くように言った。
「にしても、寒いな、今日は。五月だっていうのに、冬並みの寒さらしいぜ」
そしてポケットに手を突っ込んで、わざとらしく震えてみせた。俺たちは五月には似つかわしくない、真冬みたいなコートを着ていた。
「まぁ、でもこのほうが札幌らしくていいよな」
そして、俺の肩を叩くと能天気に笑ってみせた。
857 :
SS5:2008/02/03(日) 22:48:01 ID:GbPIgPqo
*
今日の札幌は異常に寒い。天気予報によると真冬並みらしい。おかげでもう五月だというのに、私はコートを着てマフラーを巻いていた。
こんなに寒いと、つい、去年の冬を思い出してしまう。目の前の街の風景も、歩いている人たちも、みんなまるで真冬のようだ。
「ずっと、浮かない顔してるね」
「え」
点呼を待っている間、黙って札幌の町並みを見ていると、不意に国木田に話しかけられた。
「そうかい?」
「うん」
とぼけてみせたけれども、国木田は笑いながら当然のように答えるだけだった。
「まだキョンとケンカしてるの?」
いきなり核心を突いてきた。けど、それでも嫌味に聞こえないのは、彼独特の雰囲気が持つ人徳のようなものだろうか。
「ケンカ、じゃないよ」
「じゃあ、なんで?」
どうやら彼はわかっていて、訊いてきているらしい。適当にかわし続けても、きっと彼は追及の手を休めないだろう。
「悪いのは、多分、僕のほうだから」
そう素っ気無く答えてみせた。
本当にそうだ。悪いのは私だ。私が、何事もなかったかのようにキョンに話しかけることが出来たなら、涼宮さんと普通に話が出来たなら、きっと全ては解決する。
*
あたしは駅前に集合した人たちの中から見知った顔を探そうとしていた。けれども、こんなときに限って見つからない。二年生は全員集合しているはずなのに。
「寒いね」
駅前にかたまったちょっとはた迷惑な集団を見ている私の隣に、コートを着た阪中さんがすっと入ってきた。
「天気予報で、今日は例年にないほど五月のわりに寒い日だって言っていたのね。おかげで、こんな冬みたいな格好になっちゃった」
そう言いながらマフラーの裾を私に見せた。
「そうね。でも、やっぱり北海道といえばこれくらい寒くないと雰囲気が出ないわ」
吐く息は白く、空気は透明で澄み切っていた。
「だったら、涼宮さんも一緒に楽しもう」
阪中は無邪気に笑った。
「あなたも、あたしと同じ班じゃなくて、もっと仲のいい友達と一緒の班のほうが楽しかったんじゃない。無理してあたしに気を遣って、こんな班に入らなくても」
つい、意地悪なことを言ってしまった。せっかくあたしを心配してくれていたのに。
「どうして? 私はちゃんとお友達と同じ班に入っているのね」
阪中さんはそんなあたしの心を見透かしたのか、屈託なくそう言った。
「それに、佐々木さんとも余りお話しする機会がなかったから、この機会にお友達になれればうれしいのね」
彼女の口からでた人物の名前に、あたしは一瞬表情を強張らせてしまった。
「涼宮さん。意地を張っても辛いだけだよ。思っていることは、ちゃんと相手に素直に言ってみたらいいのね」
「別に、誰もあんなバカキョンなんか相手に意地を張っていないわよ」
阪中さんはふふっと柔らかい息を吐いた。
「私は、キョン君のこと、なんて言っていないのね」
しまった、とぽかんと口を開けてしまったあたしの顔を見て、阪中さんは優しい笑顔を浮かべた。
*
うちの修学旅行は初日からいきなり自由行動だ。まぁ、確かに札幌なんて集団で観光するような場所ではなく、小さな班で動いたほうがいい街だ。
修学旅行はここで自由行動を取った後、北海道内の観光名所をバスで回って、最後に函館にたどり着くスケジュールになっている。
俺たちの班の行動スケジュールは国木田と阪中が中心になって決めてくれた。気まずい空気を影のように引きずったまま、俺は彼らにつき従って寒空の下を歩いた。
前を歩く佐々木の背中に追いつきたい。けれども、涼宮の寂しそうな背中が目に入ってしまう。そうやって、俺は結局動けない。
優柔不断、結局俺の気持ちって何なんだ?
*
結局、仲直りできるきっかけが見つからない。それはそうだ。もともと、誰が悪いというわけでもない。
キョンに「あの時、お前じゃなくて涼宮に先の声を掛けてすまなかった」と言われて、果たして私は許せるだろうか。いや、きっと無理だろう。
むしろ、そんな言葉聞きたくない。そんな言葉を掛けられてしまうなんて――惨め過ぎる。
恋愛は精神病の一種か、うまく言ったものだ。こんなの、本当に、病気としか思えないよ。こんなの全然私らしくない。
私はうつむきながら歩いた。きっと、一番許せないのは、自分――
そう思うとどうしようもない苛立ちと自己嫌悪が私を襲った。
そのとき私の肩を不意に誰かが叩いた。
858 :
SS6:2008/02/03(日) 22:49:49 ID:GbPIgPqo
*
こんな風になるなら、きっと一人のほうが全然マシだった。あたしがいなければきっと、みんなもっと楽しい修学旅行を送れたのに。そう考えると、どうしようもなく情けなくなってくる。
キョンがあたしを誘ったのも、きっとただの同情だろう。そして、キョンもきっとあたしのことをうっとおしい奴と思っているに違いない。
だって、あたしのせいで佐々木さんとケンカしているんだから。
このままどこかへ一人で抜け出そうかしら。きっと、そうすればみんなあたしなんかがいなくなってせいせいするに違いない。
あたしだって、こんな風に、疎まれてまで、付きまとうのはプライドが許さない。
そう思って、あたしが一人進行方向を変えようとしたときだった。誰かが、あたしのコートの袖を引っ張った。
「涼宮さん、せっかくだから、あそこのソフトクリーム一緒に食べよ」
阪中さんが、あたしのコートを引っ張りながら、露店のソフトクリームを指差していた。
*
「おい、あそこの子かわいくねーか。ちょっと声掛けよーぜ」
谷口がどこかを指差しながら、乱暴に俺のふくらはぎを蹴った。
「何すんだよ。第一そんな気分じゃない。一人で勝手に撃沈してくれ」
「けっ」
谷口は振り返った俺の表情を見て、唇を思い切り歪めた。
「じゃあ、てめえはどんな気分なんだ? え? 今どんな気分なんだ?」
「どんな気分って言われても」
口ごもりながらほとんど聞こえないような声で呟いた俺は、あたりを見回した。そこで気が付いた。
周りを歩いていたはずの他の連中がいない。一体あいつらみんなどこへ行ったんだ?
「ほれ、今は俺とお前だけだぜ。言いたいことがあるなら思いっきり言え。大声で叫びでもしない限り聞かれやしないからよ」
谷口がちょっと得意そうなしてやったり顔をした。お前、谷口の癖になんでそんなに得意そうなんだよ、やれやれ。
こいつのアホ面を見ていると、さっきまでの憂鬱なんて吹っ飛びそうだ。こんな奴に心配されるまで落ちぶれて、情けないのと悲しいのと、そしてちょっと嬉しいのと、で。
*
「コーヒーと紅茶どっちがいい?」
振り返ると、そこには国木田がいた。彼の吐く息は白かった。私が言葉の意味がわからないと、首を傾げてみせると
「今日は寒いからね。暖かいものでもちょっと飲もう」
と、両手に持った缶ジュースを大きく持ち上げてみせた。
「じゃあ、紅茶……」
「はい」
国木田はプルトップを開けて、私にあたたかいロイヤルミルクティーの缶を手渡した。
「ありがとう」
そう言って私はそれを受け取った。手袋をしている私の手では、缶ジュースのプルトップを開けるには手袋をはずさなくてはならない。彼はそういう細かい気遣いが出来るなと思った。
きっと、キョンだったらぶっきらぼうにそのまま渡して、私がそう文句を言うまでそんなこと気がつきやしないだろうね――
「キョンだったら、もっとぶっきらぼうで気が利かないだろうな、とか思ってた?」
「え?」
国木田が笑いながら私にそう尋ねた。まるで、心の中を見透かされているみたいだ。国木田は自分の言葉が正しかったことを私の表情から読み取って満足したのか、得意そうに微笑んだ。
「そんなにキョンのことが好きならケンカなんかしなくていいのに」
国木田は笑いながらそう言うと、缶コーヒーを一口飲んだ。私は言葉をうまく返すことが出来なくて、上目遣いに彼を見ていた。
「そんなこと――」
ない? 私が言いたいのは本当にそんな言葉?
ずっと思っていた。いつもそうやって曖昧にごまかすことしか出来ない、自分の弱さ。肝心なところばかりをごまかして生きてきた自分自身に。わかった。きっと私は、ずっとそれが嫌だったんだ。
859 :
SS7:2008/02/03(日) 22:52:20 ID:GbPIgPqo
「北海道に来たら絶対にここの牧場のソフトを食べようと思っていたのね。真冬みたいに寒くても、このソフトだけは絶対に譲れないのね」
阪中さんはそう私に力説しながら、ソフトクリーム代の三百円を払っていた。
「ふーん」
そう相槌を打ちながら、あたしは先に買った自分のソフトクリームを舐めてみる。冷たくて、甘い。ただでさせ寒い中、余計に体は冷えちゃうけど、こういうのもいいかもしれない。
「うわっ、冷たい。けど、おいしい」
阪中さんが嬉しそうに笑った。なんか、その笑顔を見ているだけで、悩んでいることが馬鹿馬鹿しくなりそうなぐらいだった。
「観光ガイドとかインターネットでおいしそうなソフトクリーム屋さんを調べた甲斐があったって感じなのね」
「そうね」
確かにおいしい。普段町で適当に売られているものよりもはるかに牛乳の味が濃厚で、それでいてあっさりとしている。口当たりがいい。
そういえば、あたしも普段こういうイベントがあるときは、きっちり下調べをするのに今回だけはほとんど何も調べてこなかったわね。そんなことを、ふと思った。
「ねぇ、涼宮さん。せっかくだからあそこのベンチに座って食べよ」
阪中さんは私の肩を叩くと、ベンチを指差した。
*
「で、正直なんで佐々木がそこまで怒るかわからないだと?」
「あぁ」
谷口と俺は仲良く並んで近くの銀行の壁にもたれかかっていた。谷口相手に恋愛相談なんかしている時点で情けないことこの上ない。
物理的にも精神的にも寒いことこの上ない。何もしなくても白いため息が出てきた。
「まぁ、お前の鈍さは折り紙つきだからなー」
「なんだよ、どういう意味だよ」
「お前さぁ、去年の冬だったっけか? 付き合うことになったって言ったときのことを思い出してみろ」
「あんとき、か?」
そう谷口に言われて記憶を掘り起こした。ちょうど例の告白をしてしまった後だ。年が明けたくらいだったろうか。
俺は一応友達であるこいつに佐々木と付き合うことになったことを黙っているのは悪い気がして、そのことを報告したのだった。
「お、思い出したか?」
「あぁ」
あのときの間抜け極まりないやり取りは忘れないだろう。こっちは、それなりに緊張して佐々木と付き合うことになったのを報告した。谷口はびっくりしていたと言えばびっくりしていた。別の意味で。
「いくらなんでもお前、鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔して『え? それがどうかしたのか?』はないだろ」
「誰だって、そう思うっつーの。今更改まって何を言っているんだ、こいつは、ってあきれ返ったぜ。付き合っていると思われていないと思っていたお前の鈍さに全米が泣いたな」
「なんだよ、そりゃ」
「だからよー。お前はそんなだけ鈍いんだって。だから、うじうじ悩んでんじゃねーよ。どうせ的外れなとこで、ぐずぐずしているだけだろ。だったら、思い切って行動にうつしゃいいんだ。鈍いくせに悩もうとするな」
俺は大きく息を吐いて、空を見上げた。空はどこまでも晴れ渡っていた。今になって、見上げてみてはじめて気がついた。
「お前に説教食らうようじゃ、俺もおしまいだな」
「け、恋愛経験で言えば、俺はお前の何倍も上を行く漢だからな。あ、ちなみにこの場合のオトコっていうのは字が違うからな」
「知らねーよ。馬鹿野郎」
ここで俺は初めて笑った。修学旅行に来てから初めて。
*
班から抜け出そうとしていたのに、あたしは何をやっているんだろ。そんなことを思いながら隣の阪中さんを横目で見た。彼女は嬉しそうにソフトクリームを舐めていた。楽しそう、そんなことをふと思ってしまった。
「こうやって涼宮さんとお友達になって、いっしょにソフトクリームが食べられて嬉しいのね」
「え」
満面の笑みで阪中さんはあたしに言った。あたしは思わず返す言葉に詰まった。
「私ね、実はずっと涼宮さんにあこがれていたのね」
「あこがれ?」
思わず聞き返した。あたしにあこがれる? 彼女が?
860 :
SS7:2008/02/03(日) 22:55:17 ID:GbPIgPqo
「最初の自己紹介のときにね。この人すごいって思ったのね。自分の言いたいことを言える人だって。
私ね、結構ついつい周りと合わせちゃって自分の言いたいことが言えなくなっちゃうことが多いから、すごくうらやましかったのね」
うらやましい、そんなことを人から言われたのは初めてだった。いや、今まで人からうらやましいと言われたことはある。それは陰口のように妬みや嘲笑を込めて。
でも、阪中さんのそれは違った。純粋に、彼女はうらやましいと、そう言っていた。
「で、ルソーの事件のときも、涼宮さんに思い切って相談したら、自分の事のように心配してくれて、それで解決してくれて」
心配したのは事実だけれども、解決にあたしが貢献したかというと、実はそれほどでもない。面と向かって褒められる恥ずかしさからか、そんなことを思った。
「でも、今の涼宮さんは涼宮さんらしくないと思うのね」
何かを見透かされたような気がしたあたしは、阪中さんの顔を振り返ってみた。彼女の瞳にはいつになく真剣な色が宿っていた。
「なんか、無理して自分をごまかそうとしているというか。そんなのは涼宮さんらしくないのね。そこはいつもの調子でガツンと言ってやったらいいのね」
「でも」
あぁ、だめだ。「でも」、なんて言っちゃったらまるで肯定しているみたいじゃないの。
「どんなことでも、まっすぐに立ち向かっていくのが涼宮さんらしいと思うのね。きっと大丈夫なのね。ルソーを助けてくれたみたいに、きっとうまくいくよ」
彼女に言われて、あたしは思い出した。あたしらしくない、か。そうね、全くもってしてそのとおりだわ。
こんな風にグジグジするなんて、まったくもってしてあたしらしくないわ。なんで、あたしがあんなアホキョン相手に遠慮しなくちゃならないの。
よくよく冷静になって、考えたら腹が立ってきたわね。
あぁ、本当に今まで悩んでいたことが馬鹿みたいに思えてくる。何も遠慮することはないのよ。ガツンと言ってやればいいのよ。思いっきり。
そう、あのときの告白はなんだったんだって。
*
「結局みんなばらばら、か」
俺はベッドの脇に荷物を投げ出した。あのまま分かれてしまった他のメンバーとは合流できないまま、結局谷口と先にホテルへやってきたのである。
ちなみにホテルの部屋はさすがに男女同室とはいかないので、男と女に分かれて三人ずつそれぞれ一つの部屋に宿泊することになっている。
「俺たちが一番乗りみたいだな、っと俺このベッド取りー」
谷口はコートを脱いで、部屋の暖房のスイッチを入れると、窓際のベッドに子供みたいに飛び込んだ。
「小学生か、お前は」
「うるせえよ。せっかくの修学旅行だ、はっちゃけるぜ、俺は」
ベッドに寝転がりながら悪態をついた。
「他の連中は何してるんだろうなー。携帯で連絡とってみるか?」
「別にいいだろう。そのうち他の連中もここへ現れるよ」
俺はコートを脱ぎながら谷口とは反対側のベッドに座った。
「女子は上の階だったなー。せっかくの修学旅行だ、なんとか潜入したいものだな、おい」
「一人でやってくれ。こんなところで、んなもん教師に見つかって正座とかさせられたらかなわないからな」
「なんだよ。かわいい彼女に会いたくないのかー」
「そんな安い挑発には乗らん」
谷口とそんな間の抜けたやり取りをしているうちに、ドアが開く音がした。程なくして人の足音が近づいてきた。
861 :
SS9:2008/02/03(日) 22:58:09 ID:GbPIgPqo
「あれ。早いねー、キョンたち」
「おう」
寒い寒いと言いながら部屋に入る国木田に、谷口が寝転がったまま右手を挙げた。
「よう。お前、今までどこへ行っていたんだ?」
谷口に倣って俺も国木田に挨拶して、そう尋ねてみた。
「あぁ……ちょっとね。野暮用かな?」
「お前、俺に黙って女の子ナンパしてたんじゃないだろーな」
「そうだね。女の子とお話してたよ」
「なに? まぢか」
谷口の奴が一気に興奮してベッドから跳ね起きた。わかりやすい奴だ。
「で、その子かわいかったのか?」
「うん、とても」
「まぢかよ! くそ、うらやましーな。俺もキョンなんかほっといてお前と一緒に行動していたらよかったぜ」
大げさに悔しがる谷口。悪かったな、俺なんかで。
「でも、その子残念ながら彼氏持ちだったよ」
え、と間抜けな声を立てて身もだえしていた谷口が固まった。
「なんだよ、それ。お前もついてねーな」
谷口はそうやってわざとらしく両手を挙げて、仰向けにベッドに倒れこんだ。やれやれ。にぎやかな奴だ。
しかし、国木田が自由行動を抜け出して、女の子をナンパしていたとは意外だ。こいつはそういうことをしない奴だと思っていたのに。
そんなことを考えながら国木田の顔を眺めていると、国木田と目が合った。国木田は俺が見ているのに気付くと、なにやら意味ありげな笑みを浮かべてみせた。
*
国木田とホテルまで歩いてきて、玄関で別れた。
そうやって自分をごまかしていてもいいことなんてない、そんなこと国木田に言われなくたって、私が一番よくわかっている。
もっと、素直でわがままになれればいい。彼を困らせるようなわがままを言ってやればいい。でも、そんなこと出来ないから。どうしていいかわからないから。
それから私は一人で部屋に向かった。気まずい。色々な意味で気まずい。結局、私はみんなとははぐれてしまった格好になる。
ただでさえあれだけ雰囲気が悪かった中、こんな風に個人行動を取ってしまうと、それがどういう方向へ向かうかくらい私にだってわかる。
ため息をついて、ドアノブを回した。彼女たちが先に着いているにしても、ここで彼女たちが部屋にやってくるのを待つにしても、気まずいのに変わりはない。
ドアには鍵は掛かっていなかった。となれば、彼女たちは部屋の中にいるのだろうか。
私は恐る恐る部屋の中へ入っていった。そっと、部屋の中をのぞいてみた。けど、誰もいなかった。ベッドの脇に荷物は置いてある。
ということは、部屋に荷物を置いた後、彼女たちはどこかへ行ってしまったのだろうか。
彼女たちがいないことを知って急に力が抜けた私は、近くにあったベッドに座り込んだ。
「わっ!」
「きゃ!」
その時だ。いきなり背後から人の声がした。私はびっくりして飛び上がり、悲鳴を上げてしまった。
バクバクする心臓を右手で抑えるようにして、慌てて声のした方を振り返った。
支援
863 :
SS10:2008/02/03(日) 22:59:49 ID:GbPIgPqo
「ふふーん。大成功」
「だから、涼宮さん、こういうことはやめたほうがいいって言ったのね」
クローゼットが開かれて、そのまえに腰に手を当てた涼宮さんが得意そうに立っていた。その後、クローゼットの中で阪中さんが申し訳なさそうにこちらを見ていた。右手でごめんね、と私に合図していた。
けど、当の私は怒る怒らない以前に何が起こったかが、わからない。ぽかーん、としている私を見て涼宮さんは
「油断大敵よ、佐々木さん。ここはもう修学旅行なのよ。あんなふうにぼーっとしているとこうやって寝首をかかれちゃうわよ」
いや、修学旅行ってそういうものだったっけ? 真っ白な頭の中で、間抜けな思考が回っていた。ただ、涼宮さんの得意満面な笑顔を見ていると、不思議とさっきまでの不安な気持ちは吹き飛んでいた。
「びっくりした。心臓が止まるかと思ったよ」
やっと私は言葉を搾り出した。そして、これが修学旅行に来て初めて涼宮さんと交わした会話だ。
「あんたここ最近ずっとへこんでいるみたいだったからね。そんなの見てると、こっちまで憂鬱な気分になるから、軽く気合を入れてやったわけ。感謝しなさい」
「え、あ、うん」
私は言葉にならない返事を返した。というか、いつの間に彼女はいつもの調子を取り戻したのだろう。今日の自由行動のときはまだ、そんな感じじゃなかったのに。
「さぁ、せっかくの修学旅行だからどんどん盛り上げていくわよ。けど、残念ながら今日の自由行動は全然だったわ」
その言葉に私は目を伏せた。全ての原因は私がずっと変なことを気にしているせいだ。
「だから、その分を取り返すために、あたしはいいことを思いついたの。ね、佐々木さん」
名前を呼ばれて改めて、涼宮さんのほうを見た。なんだろう、この彼女の太陽のように力強い笑顔は。そこには何の悪意も感じられなかった。ただ、前へ進む力強さだけが感じられた。
「今の時代果報は寝て待っても、やって来ないのよ。イベントは自分たちで引き起こさないとね。ということで、ちょっと耳を貸してちょうだい」
そう言って涼宮さんは右手を私に差し伸べた。
*
国木田と谷口の視線が痛かった。で、お前はこんなところで何をやっているんだ、と彼らの顔に書いてあった。俺はベッドに寝転がったまま天井を見ていた。
連中の言いたいことはよくわかる。俺だって、谷口にまで説教されてしまったくらいだ、自分が何をすべきかはわかっている。決意だって固めている。
けれども、タイミングっていうのも重要だ。まさか女子の部屋に特攻をかけるわけにもいかない。
そんなことを考えながら、俺はなんともなしに窓の外を見た。ホテルの部屋からも、外の空気が透明で澄んでいることがわかる。いつだったかの古泉の言葉が頭に浮かんだ。
もしかしたら、この寒さも涼宮の望んだものかもしれないな。雪も降るのだろうか。あのときみたいに。
そのときベッドの脇に投げ置いてあった携帯が震えた。メールの着信だ。
俺は携帯を慌てて取ると、その送信者の名前を見て視神経から電流が流れたように、上半身をはね起こした。そして唾を飲み込んで、震える指先で、メールを開いた。
俺はクローゼットを乱暴に開けて、中のコートを引っつかんだ。俺の行動を目の当たりにした谷口が素っ頓狂な声を上げた。
「お、おい。お前、これからどこへ行こうっていうんだよ?」
「すまん。ちょっと俺は出る」
コートを羽織ながら、俺は返事を返した。
「出る、ってお前この時間に外出したら怒られるぞ」
「あぁ、そうだな」
「そうだな、って。お前は」
振り返った俺の表情を見た谷口は言葉をそこで詰まらせた。あきれ返るような表情で俺を見ると、両手を上げた。
「大丈夫。僕たちがうまくごまかしておくよ。ねぇ、谷口」
国木田はどこか嬉しそうに微笑みながら谷口にそう相槌を求めた。
「あぁ、しゃあねえ。乗りかかった船だ。任せとけ」
おおげさにうんざりした、という感じで谷口はベッドに大の字で寝転んだ。
「ありがとう。頼りにしてるぜ、国木田。あと、ついでに谷口も」
「ついでって、なんだよ」
「がんばってね。キョン」
文句を言う谷口と励ましの言葉をくれた国木田のほうを振り返って、俺は親指を立ててみせた。
部屋のドアを開けると、教師に見つからないようにカンカンと音を立てながら、非常階段から下に降りていった。
握り締めた携帯電話のディスプレイには佐々木からのメールが表示されたままだった。
『この街のどこにいても、君が見える場所で』
864 :
SS11:2008/02/03(日) 23:00:48 ID:GbPIgPqo
*
「行っちゃったね」
「そうね」
私は阪中さんと二人で部屋にいた。散々勢いよくまくし立てた疲れのおかげか妙に気分はすっきりとしている。ベッドに寝転んでいると気持ちいい。
「やっぱり涼宮さんはかっこよかったのね」
隣に座っている阪中さんが私に優しい笑顔を向けていた。
「そう? あたしははっきりしないのは嫌いだからガツンと言ってやっただけよ」
「けど、そうやって人に嫌われることを恐れずに、言うべきことを言えるのはすごいことだと思うのね」
その言葉はちょっと歯がゆい。実際、あたしだってついさっきまで言いたいことが言えない人だったから。けど、意外と吹っ切ってしまえば嘘のように楽なものだった。
「うまくいくといいね、佐々木さん」
「古今東西こういうときは男のほうが女の元へ駆けつけるって決まっているのよ。これで、あのアホキョンがたどり着けなかったら、もうどうしようもないわね。
近年稀に見るどうしようもないアホよ。アホの中のアホ、キングオブアホだわ」
「でも、涼宮さんは、全然そう思っている風に見えないのね」
阪中さんは面白そうに笑って、あたしの隣に寝転がった。
「そうかしらね」
そんな風にうそぶきながら、あの時のキョンの告白を思い出した。
もしも、あの夜から、あの雪が降っていた夜から、あいつの気持ちが全く変わっていないのなら、きっとたどり着けるだろう。
いや、そうでなくては困る。そうじゃないと、あたしは――
「そして、涼宮さんもがんばったのね」
阪中さんはそう言って、投げ出したあたしの右手をそっと握った。あたしは軽く鼻を鳴らすと、天井をしっかりと見据えた。
*
「行っちゃったねぇ」
「あぁ、行っちまったなぁ」
国木田が荷物を整理しながら間の抜けた声を上げた。ベッドに寝転がったままの谷口もめんどくさそうにそれに応える。
「相変わらず世話のかかる奴だ」
「本当に、そうだねぇ」
「どうやって点呼ごまかそう?」
「バカみたいにソフトクリームを食いすぎてトイレから出られません、っていうことにしとこうぜ」
「そんなんで大丈夫かなぁ?」
「知らねー。悪いが、そこまで面倒見きれーよ」
谷口はどうでもよさげに寝返りを打った。小さな声で「あほくせ」と呟いている。
「なぁ、明日こそは誰かナンパしようぜ。彼氏持ちの子の世話をしていても、こっちは全然割りにあわねえよ」
「後半部分には賛同するよ」
国木田は丁寧にコートの皺を伸ばすとハンガーに掛けた。キョンがコートを掴んだ際に落としたハンガーが足元に転がっている。国木田はそれを拾うとため息をついた。
「お互い面倒くさい友達に恵まれちゃったもんだね」
あきれ返るような声を出しながら、拾ったハンガーをあるべき場所に片付ける。
「あぁ、全くだ。……まぁ、面白いからいいけどよ」
谷口は大して不満そうにも聞こえない声で、口を尖らせていた。
部屋が暖まり始めたおかげか、窓ガラスが曇り始めていた。
支援
866 :
SS12:2008/02/03(日) 23:01:41 ID:GbPIgPqo
*
地下鉄への乗降口から外へ出た。空気は肌に刺さるように寒い。道の両端を彩る並木の先を見据えた。
この街のどこにいても、俺の姿が見える場所――答えはここしかない。それは俺の視線の先でオレンジ色に輝いていた。
大通公園――大まかな場所は合っているはずだ。けど、あいつはいったいどこに? 俺は目の前の塔の天辺を見上げた。
展望室、この街が見渡せる場所。あいつならきっとそこに。そう考えて、足取りを早めようとしたときだった。
「こんばんは。お一人ですか?」
背中から声が聞こえた。聞き覚えのある声だ。まるでシナモンのように甘い声。俺はゆっくりと振り返った。その人物は俺が振り返るのを待っていたように、次の言葉を紡いだ。
「もしよかったら、僕と一緒に修学旅行の自由行動に行きませんか」
ピンクのマフラーを巻いた佐々木が両手を後に組んで立っていた。はにかんだ笑顔を俺に向けて、ほんの少し悪戯っぽく首を傾げていた。
冷たい風が時間を凍らせてしまっているようだった。
「いいぜ。どこか行きたい所はあるか。どこへだって連れてってやる」
俺の言葉。本当なら、今日の始まりに言うべきだった言葉。
「じゃあ、この星空が見えるところへ行こう」
佐々木はなんともなしに夜空を見上げていった。俺もそれに倣って夜空を見上げる。
「星空なんて、この街のどこでも見えるじゃないか」
「そうだね。――だったら、どこでもいいよ」
佐々木は俺の目をしっかりと見た。その目に、どこか力強い光が宿っているのを感じた。
「キミと一緒だったら、僕はどこでもいい」
そのとき、佐々木の笑顔が星屑をばら撒いたように輝いたように見えた。
「佐々木――」
俺は佐々木の名を呼んで、そのまま目の前の少女に見とれてしまう。
「いや、でも、一つだけ条件をつけよう」
「条件?」
「うん」
佐々木はゆっくりと俺に向かって歩き始めた。そして、柔らかく羽根のように両手を広げると、俺の体を包んだ。佐々木の小さな体が俺に寄り添う。
「世界で一番キミの近くの場所で。僕はそこにいたい。キミが見える場所から、ずっと」
佐々木の触れている部分が融けて消えてなくなりそうな気がした。世界で俺に一番近い場所、お前が望むならそこに招待してやるよ。
俺は佐々木の体を少し離すと、佐々木の肩に手を置いた。そして、ゆっくりと佐々木の唇へと顔を近づける。目を閉じた。その瞬間俺が感じているのは、佐々木の存在だけだった。
間違いなく、この瞬間なら言える。俺は世界で一番佐々木の近くにいると。
俺たちの背後にそびえ立つこの街でもっとも星空に近い場所が、暖かい光で俺たちを照らしていた。
『君が見える場所から、ずっと』
867 :
866:2008/02/03(日) 23:03:00 ID:GbPIgPqo
伸びてると思ったら
またtxtでうpするなんていう考えすら起きないクズが
長文垂れ流してたのか
2chでそういうことされると読む気なくすんだよ
外部にうpすれば見る気起こすが
まったくだわ
これは読む気になれない
.txtでおk
>>866 すごいGJ
このシチュエーションは思いつかなかった
同じ高校で修学旅行ね
それぞれのキャラクターの個性もしっかり出てて良かったと思いますb
何レスくらいか前もって言って欲しいにょろ
>>866 GJ
面白かった。谷木田コンビに阪中が活躍したね
絵との掛け合わせも乙。
まぁ確かに何レス数かぐらいは欲しかったが
>>867 GJ。こういう雰囲気好きだわ
読む気が起きないなら読まなければいい。そしてそれをわざわざ言う必要もない
嵐に言っても無駄だろうけど
>>867 俺も高2の修学旅行は北海道だったなぁ…
俺の場合、最終日前夜に女子の部屋に数人で忍び込んで間もなくバレてしまったがな
GJ!長編はSS投下系のスレにいれば慣れるから気にならなかったけど、
長いのを「スレに投下する」の嫌う人も割と居るみたいだから、次は.txtの方がいいかもね
純愛モノいいわ〜
>>867乙&GJ!
散々既出だけどみんなキャラの持ち味が出てて。
使いこなせるって凄いです。
>>878 同じ事思ったが言ってやるなよw
テストまでの気合の入れ方がすごいと合格発表までの反動はキツイらしいぞ、不安で
2chに何を期待してるんだ
明日発表ってことは東京の私大かな
>>867GJ
俺も書いてますが、これにゃ勝てないや……
以下報告
SS3誤字「あたい」
SS6句点濫用?
「あたしだって、こんな風に、疎まれてまで、付きまとうry」
SS6重複?
「得意そうなしてやったり顔」
SS6については、句点の多用で表現したかったものがあるならスルーしてください。
あと、「してやったり顔」って聞きいたことがないです。(「したり顔」なら聞きますが)
これも自分の周りだけの可能性が否定できないので、意図してのことならスルーして下さい。
良作を本当にありがとうございました。
>>883 "してやったり顔" に一致する日本語のページ 約 11,800 件中 1 - 10 件目 (0.25 秒)
885 :
852:2008/02/04(月) 01:19:17 ID:wb64R3Q3
>>867さん
>>640です。
まさか「もしも」の職人さんにこんなGJSSをいただけると思ってなかった・・・。
全640が泣いた。
ありがとうございました。
佐々木さんとキョンが可愛いのは勿論ハルヒ他サブキャラもいいですね。
元札幌市民としても背景描写が丁寧で嬉しかったです。
ところで
信じてもらえないかもしれないけど私は
>>848じゃありません、
もっと未来から来ました・・・
887 :
この名無しがすごい!:2008/02/04(月) 02:00:01 ID:WBAW0M4k
荒らしは死ね。氏ねじゃなくて死ね。
で、糖分補給させていただきました。このスレに足りなかったのはこれだ!
遙か昔に過ぎ去った高校時代を思い出しつつwktkしますたw
>>887 気持ちはわかるがお前も氏ねとか言うな、それに言い方が悪けりゃ荒らしってわけでもないだろ
それはそうと
>>867GJ、めっさ楽しんで読ませていただいた。俺もこんな文を書いてみたいもんだぜ
ささきがささった
つーとんとん
>>891 佐々木さんが刺されたと聞いて飛んできたのです。
キョンさん暴力は駄目なのです。
「別に無理やりじゃなく、同意の上で・・・」
男の人はみんなそう言うのです。
佐々木さん痛かったですよね?もしかしたら血なんか出て
「ちょっと痛かったわね」
キョンさん責任取って一生佐々木さんの奴隷になるのです。
病院にも連れて行くのです。
キョンさんに刺されて数か月。佐々木さんは悪い病気で病院通いです。
大きなお腹を抱えて。かわいそう
「あれがかわいそうな顔ですか?レズは自重して下さい。もしかして何も判ってない?」
何ですか?朝倉さん
「刺したら新しい生命が誕生し、その上、一生一緒にいられるって聞いたけど、あの話って間違ってたの?」
「もしかして、それで彼を刺したのですか?もう一度詳しく説明する必要がありますね」
明日は佐々木さんの結婚式なのです。
(終わり)
>>866 亀だがGJ
最後のシーンは札幌タワーか
たこ焼きが熱くて悶えている佐々木さん
SS投下に来ました
10レスもいかないので、そのまま投下します
温泉といえば多くの人が最初に挙げる地名は群馬の草津や大分の別府、次点で岐阜の下呂などだろうが、偶然見ていたTV番組によると実は北海道にも結構
な数の温泉があるそうだ。
今思えば、その番組を見た所為だったのだろう。だとすれば、何と素敵な偶然だったのだろうか。
おかげで僕は、一生思い出に残る素敵な体験を得られたのだからね。
それから数日後、彼の志望校から合格通知が届き、僕は彼の慰安と合格のお祝いを兼ねて旅行にいかないかと誘った。彼が温泉に行きたいなどと高校生らし
からぬことを言うので、僕は先日見たTVの内容をそのまま彼に話してあげるたところ、ここから離れられるならどこでもいいと逃避のように零す彼に、僕
は苦笑するしかなかった。君は余程疲れていたんだね。
温泉の数が多く且つ知名度の低い場所というのは人が集中しないのでゆっくりできるだろうという僕の私見を彼に話すと、彼は二つ返事で受けてくれたし、
その翌日にはご両親の了解も得られたようだ。例によって妹さんが駄々をこねていたそうだが、僕と二人で行くことを伝えたらご両親が諫めてくれたらしい。
お義父様、お義母様……心から感謝します。くっくっく、今回ばかりは勝たせてもらうよ……妹さん。
ついでに、激励の言葉も貰ったと言っていたが、彼はいまいちよく分かっていないみたいだ。少しは意識してくれてもいいんじゃないかな?まあ、彼らしい
と言えばあまりに彼らしいが……
それからの数日間は旅行の準備に当てられた。
具体的な目的地を決めるために彼と喫茶店でプランを練ったし、必要なものを揃えるために彼とショッピングにも行った。旅行は行く前の準備段階こそが一
番楽しいと言うのは至言だ。もっとも、後に認識を改めることになったがね。旅行に行くまでの日はあっという間に過ぎたように思う。楽しいことが時間を
加速させると言うのは本当らしい。
当日はキョンが自転車で家まで迎えに来てくれることになっていた。
背伸びして母親に借りた腕時計を何回見たか忘れた頃になってようやく彼が来た。僕は精一杯可愛い格好をして、彼を家の前に出て待っていた。我ながら少
し気合を入れすぎたかなとも思ったが、キョンが開口一番に結構いいなといってくれたことで、僕の心配はどこかへ吹き飛んでしまった。たったそれだけの
言葉でこんなにも舞い上がってしまうとは、僕は自分で思っていたよりも単純な人間だったようだ。いや、君がそうさせるのかな……
「もしかして、待ったか?」
「いや、僕も今出てきたばかりさ。」
外気の所為で少し頬が紅くなっていたかもしれないが、彼はそれに気付いていなかったようでじゃあ行くかとだけ言ってきた。しかし、背を向けたときに見
た彼の耳は真赤だったのは、今になってみると、その時彼が気付かない振りをしてくれた所為かも知れない。いや、これは深読みし過ぎかな……急いで来て
くれたと考えたほうがまだあり得るだろう。まあ、どちらにしても僕は彼の優しさに触れていることを実感できた、その事実こそが僕の胸を躍らせた。
それから、二人して自転車で駅まで行って新幹線に乗り込んだ。
わざわざ新幹線に乗るのは、いくら遠出をするからと言って高校生の身分で飛行機というのは贅沢が過ぎるという結論に達したためだ。まぁ、実際のところ
予算が足りないからと言うのが一番の問題だったんだがね。しかし、思い返してみると新幹線だからこそ個室を取ることができたし、狭苦しい飛行機の中で
は彼との議論に花を咲かせることもできなかっただろう。結果オーライというやつだ。
そうして、彼との有意義な議論が時間をあっという間に消化してしまい、気付けば目的地が目前に迫っていた。
危うく乗り過ごすところだったが、僕は彼と一緒にいられるなら何でもよかったので特に焦りはしなかった。彼も焦ってはいないようだったが、はたして僕
と同じ気持ちでいてくれているかどうかは分からない。でも、そうだったらいいなと、らしくないことを考えていた自分を決して不快には思わなかった。
そうこうしているうちに僕らを乗せた新幹線が目的の駅に到着し、バス停まで下りてきてから、僕は彼にこれからの行動を提案した。
「さて、まずは宿に行こうじゃないか。」
実は今回旅行については、ほとんど計画を立てていない。見て回る場所の候補くらいは挙がっているが、それをどのように回るかまでは決めていない。彼曰
く、通な旅行の楽しみ方、だそうだ。僕は僕で彼と一緒にいることが重要だったから、特にその計画に反対はしなかった。
「いきなりか?」
「いいかい、キョン……いくら荷物が少ないからといって、いかにも旅行中ですといった格好で歩き回るのは得策ではないよ。」
「荷物が重いならお前のくらい俺が持ってやるぞ。」
「くっくっく、君の心遣いはとても嬉しいよ。でも、僕が言わんとすることはそういう意味じゃないんだ。」
「さっぱり分からんな。俺の出来の悪い脳みそにも分かるように言ってくれ。」
「そう、自分を卑下するものじゃないよ。前にも言った通り、君は優秀な聞き手だ。それに、僕が言いたいのは何も難しいことじゃない。ただの危機意識の
問題さ。見知らぬ土地ではやはり犯罪には気を付けるものだよ。自分は旅行者ですと言外に宣伝するのは、ネギを背負った鴨と書いてある札を貼を首から提
げているようなものだ。ポケットから覗く観光地図なんかは正にその類だね。」
「旅行に来てまでそんなことに気を遣わなくちゃならんとはな。」
「これは当たり前のことだと思うけどね。一般的に日本人は危機意識が薄い民族だそうだ。悲しいことに、海外などでは犯罪の格好の的になっているのが現
状だね。」
「人を信じられる奴が損するなんて、世知辛い世の中になったもんだな。」
「心無い人というのはいつの世にも存在するものだよ。」
「ふーん、そんなもんかねぇ。」
「そんなものだよ…………おっと、バスが来たようだ。」
いつの間にかすぐ傍までやってきたバスに乗り込み、整理券を一枚ずつ取る。
「ほらよ。」
「ああ、ありがとう。」
僕が乗ろうとすると、先に乗り込んだキョンが腕を取ってくれる。最近再会してから意識するようになったんだが、君は意外に紳士なんだね。そのことをキ
ョンに言うと、彼は当たり前のことだと思うぞと返してくれた。当たり前のことを当たり前にできると言うのは、実はとても難しいことなんだがね。意外に
混んでいた車内で僕が君と壁に挟まれたようになってるのも、君が僕のことを守ってくれているからだと気が付いた。まあ、僕も一応女の子だし他人と触れ
ざるを得ない満員電車やバスの車内は決して好きにはなれない。君は本当に紳士だね。それに、僕の話を真摯に聞いて自分の行動に反映させてくれる誠実さ
も持ち合わせている。自分のした話がその人に良くも悪くも影響を与えるのは、自分の存在が相手に刻まれたことの証明に他ならない。ましてや、その相手
が君なら尚更だ。くっくっく、ヤン○レの根本にはこういった概念が大きく影響しているのかも知れないね。後でじっくりと検証することにしよう。
僕が思考の海に沈んでいたうちに、バスが目的の旅館の前に到着したようだ。
「いらっしゃいませ、当旅館にようこそおいで下さいました。お名前をお伺いしても宜しいでしょうか?」
中に入ると、女将さんらしき人が僕たちを迎えてくれた。
「予約をしていた佐々木です。」
「佐々木様ですね。では、お部屋に案内させて頂きます。こちらへどうぞ。」
そう言って案内された部屋は、老舗であることを誇示する外観や年季を感じさせる佇まいとは裏腹に小奇麗な和室だった。
いや、だからこそかえってそうなのかもしれないね。
「いいところだな。」
彼も同じようなことを思ったようだ。早速、窓際に行って景色を眺めている。
「全くだね。ホテルじゃなくて旅館にしてよかったよ。懐は随分と冷えてしまったがね。」
「ははは、違いない。」
わざとらしく肩を竦めて見せると、彼は苦笑いといった感じで口元を歪めるが、もちろんその仕草に後悔の色は欠片もない。
「では、何かありましたら手近な者にお申し付けくださいませ。」
「ありがとうございます。」
「あと、少し宜しいでしょうか?」
女将さんが僕だけに耳打ちをするようにして、にわかに声を落とす。
支援
「はい、何でしょう?」
「お伺いしたところお客様方は恋人同士のようですし、お布団は如何いたしましょうか?」
「え?」
それって、つまり………
「お一つで十分なようでしたら、手間どももそのようにいたします。如何なさいますか?」
「是非!あ、是非お願いします。」
思わず声に感情がこもりすぎてしまったことに一人赤面する……僕、自重。
「うふふ、かしこまりました。では、ごゆっくり。」
女将さんはそういい残すと、妙に温かい笑みを浮かべて戻っていった。
くっくっく、何という僥倖だろう。流石の僕でもここまでは予想していなかったよ。まあ、内心を見透かされたようで少し恥ずかしいが、背に腹は代えられ
ない。まったく、本当にいいところに来たものだ。
「おい、佐々木。荷物も置いたことだし、市内散策に出かけないか。」
「そ、そうだね。」
「?何を慌ててんだ?」
「い、いや別に慌ててる訳じゃないよ。ただ、どこに行こうか考えていただけさ。」
「?そうか?それならいいんだが……」
「よし……じゃあ、まずは雪祭りに行こうじゃないか。」
そうして僕たちは今しがたバスで来た道をUターンし、雪祭りの行われている公園へと足を運んだ。
全国的に有名なだけあって、そこで見た作品の数々はまさに芸術と形容するしかなかったね。彼もその素晴らしさに当てられて、最初の作品を目にしたとき
など二人して数分ほど立ち尽していたくらいだ。先に気を取り戻した僕が彼の腕を取り行こうと告げることで、僕たちはやっと動き出した。
「こんなに素晴らしいものがたくさんあるんだ。あまり一つに時間をかけていると貴重な出会いを逃してしまうかもしれないよ。」
「そうだな……よし、行くか。」
それから暫らく見て回り、あらかた見終えた頃になってから彼が僕にこんなことを尋ねてきた。
「しかし、これって一体誰が作ってんだ?職人でもいるのか?」
「くっくっく、キョン。君はこの近くに自衛隊の基地があるのを知っているかい?」
「いや、初耳だ。」
「実はそこの自衛隊員がこのお祭りを手伝っているんだよ。まあ、彼らが全部を作っているかどうかまでは知らないがね。」
「こんな仕事で税金から給料貰ってんのか……自衛隊ってのは案外暇な組織なのか?」
「くっくっく、それはいささか乱暴な言い方だね。確かに彼らは仕事振りは僕たちの目に触れにくい、だが確実に必要とされている存在だよ。それに、彼ら
がこういった行事に従事していられるというのは、日本が平和だという証拠だ。喜ばしいことじゃないか。」
「それもそうかもな。」
「くっくっく、そうだよ。さて、そろそろ暗くなってきたし宿に戻ろうじゃないか。」
意外に時間を食ってしまったので、他の場所を回る余裕がなさそうだ。もっとも、後悔はしていないがね。
「そうだな。」
彼は道路に出てからも雪祭りが行われている公園の方向を眺めながら歩いていた。僕はそんな横顔を眺めつつ彼の隣を付いていった。
彼がふと正面に視線を戻すと、目を少し見開いておぉと、声を漏らした。
「綺麗だな。」
「ん?ああ、本当だね。」
僕は彼の横顔から目を離し、彼の視線の辿るとそこにはこの街のシンボルともいえる建物が建っていた。その建物は東京タワーにそっくりだったが、ライト
アップされた姿は負けず劣らず美しい。むしろ、周囲にビルが林立していないので、地上から見上げる分にはこちらに分があるだろう。
暫らくの間彼と足を止めて眺めていると、僕は視界の端に白いものを捕らえた。
「キョン、見たまえ。雪だ。」
「本当だ……綺麗だな。」
「くっくっく、キョン。君はさっきから綺麗とすごい以外の形容詞を使っていないようだね。」
雪祭りのときは感嘆の溜息かすごいなの二択で、今度は綺麗だなしか言っていない。どうも、彼は素直な感情を言葉にするのが苦手みたいだ。
「悪かったな、何かを褒めるってのは慣れてないんだ。」
彼がむっとしたような顔をして、僕の方に向き直ると、僕は彼の髪に大粒の雪がついているのを見つけた。
紳士な彼もいいが、こういう子どもっぽい表情も嫌いじゃないね。
「キョン、髪に雪がついているよ。」
「ん?そうか?悪いが取ってくれ。」
「ああ、分かったよ。」
僕は彼のこめかみの辺りに付いた雪を払おうとすると、彼は僕が払いやすいように身を屈めてくれた。
「取れたよ。」
「そうか、ありがとな。」
ふと、髪の毛から目を離し正面を見ると、キョンの顔が真正面にあった。予期せぬ彼のアップに僕は顔に血が上ってくるのをはっきりと感じた。
「どうした?顔が真赤だぞ?」
彼が更に顔を近づけて、僕の瞳を覗き込んでくる。
「色が白いのはいいことばかりじゃないようだね。特にこういった状況では心の内を晒しているのと同じだ……」
「どういうことだ?」
……こういうときにはキスくらいしてくれてもいいだろう?
僕は、時々彼がわざとやっているのではないかと思う。いや、時々というには頻度が高すぎるね。しょっちゅう、だ。
「キョン、こういうときは空気を読むものだよ……ああ、もうっ。」
このまま埒が明かないので、僕はキョンの頭を掴みこちらに引き寄せて多少強引に唇を重ねた。彼は驚いたように目を見開いていたが、すぐに僕の腰を引き
寄せ一層深く口付けてきた。そのキスは決して激しいものではなかったし、時間にしても1分と経っていなかっただろうが僕にはそれで十分だった。
どちらともなく唇が離れ、我に返った僕が辺りを見回すと、幸いにも人影はなかったようだが自分のしてしまったことの大胆さに気付き一層赤面する。
「そ、そろそろ宿に戻らないかい?」
僕はこれ以上こうしていると際限なく崩壊してしまいそうな理性を保つために、思い切ってそう彼に告げた。
「そうだな。」
あくまで自然な風の彼が少し憎たらしかった。僕はこんなにも君に狂っているというのに……不公平だよ。
僕らは手をつないでバス停へと向かい、その途中に彼が思い出したように言った。
「しかし、今晩はどうすっかな。」
「え?」
「いや、ゆっくりするのが目的だったってのは覚えてんだが、それだけだと何か物足りないんだよ。」
「りょ、旅行の夜と言えばて、定番のことがあるじゃないか。」
……声が上ずってしまった。でも、今夜は健全な男女が二人っきりなんだよ?これが何を意味するかは流石の君でも分かるだろう?
「お前も好きだな。」
彼が僕に意地の悪い笑みを浮かべてくる。
「ばっ、馬鹿なことを言わないでくれたまえ。ぼ、僕は本当はどっちでもいいんだよ。ただ、君が物足りないって言うから……」
ああ、僕のバカ。本当はこんなことが言いたいんじゃないのに……でも、緊張しちゃって言葉が出えてこないよ。
「まぁ、たまにはお前に勝負を持ちかけてみるのも悪くはないな。もっとも、勝算があるかというと別問題だが……」
ああ、キョン。僕はその言葉だけで既にK.O.寸前さ。むしろ早く止めを刺してくれたまえ。僕は喜んで君に屈しようじゃないか。
すると、キョンは僕の方を向いてこう言った。
「夜通し語り明かすってのも、旅行の醍醐味の一つだしな。」
は?キミハナニヲイッテイルンダイ?
「旅行の夜って言うのは相手の普段と違う一面が見られるって言うからな。丁度新幹線で途中止めになってた話題について納得いってないことがある。」
「………………。」
「どうかしたか?まるで可哀想なものを見るかのような目をして……」
「い、いや……やっぱり君はどこまで行っても君なんだね……」
僕はわざとらしく嘆息して、彼のほうに向き直る。
「そんなことは当たり前じゃねえか。おかしなことを言う奴だな。」
彼は不思議なものでも見るように、眉をひそめて僕の顔を覗き込んでくる。
この場に鏡がないのが残念だ。丁度僕の顔にも彼と同じ表情が張り付いているだろうに……まあいいさ、これは彼の発作みたいなものだ。気にしていたらキリがない。夜は長いんだしゆっくりといこうじゃないか。それに次の手は既に打ってあるんだしね。
いくらキョンでも、一つの布団に枕が二つ置いてあれば、それが何を意味するかは気付くはずだ。
いくらなんでも、布団が足りてないと文句を言いに行くほど鈍くはない……と思う。
まぁ、もしそうなったら僕が一緒に寝ようと言えばいいじゃないか。そうさ、今度こそ上手くやってみせる。
僕は勇み足で旅館まで戻り、キョンはそんなに急がなくてもいいだろうと言いながら後を追ってきた。
……本当、少しは察してくれたまえ。
部屋に戻った僕たちは、間もなくして配膳された食事を片付け、一息ついたところで冷えた身体を温めるために温泉にいくことにした。
本当はキョンと一緒に混浴のある旅館に行きたかったが、今時の混浴というのは水着を着用したりするそうだねと彼に言ったら、それではあまりにも風情がないと言うので却下となった。
いや、僕は君にだけなら見せてもいいんだよ?こういうときこそ、話題を振ったときに気付いてくれてもいいんじゃないかな……
仲居さんに食器を下げてもらいながら、温泉に行くために着替えを用意していると、ご丁寧にも部屋に備え付けてある箪笥に浴衣があることを教えてくれた。
しかも、お風呂に入っている間に布団を敷いておいてくれるとのことだ。高い料金は行き届いたサービスも含まれてのことらしい。
前言撤回だ。例え混浴がなくてもここにしてよかった。
そうして、僕たちはそれぞれ着替えを抱えて浴場に行き、暖簾をくぐって脱衣場に入る。
僕は脱いだ服を綺麗にたたみ浴場の扉を開けると、どうやら貸切のようだったが、それよりも露天風呂だったので外気が非常に冷たかった。
かけ湯をしてそそくさと温泉に浸かり一息つくと、舞い散る雪を眺めながら天国というのはこんな所のことを言うのだろうとらしくないことを思った。
それからは暫らく、身体がピリピリするような炭酸泉独特の感覚を堪能しつつ今夜のことに思いを馳せていると、不意にコーン、コーンという音がした。
くっくっく、これは恐らく彼の仕業だね。昔、夫婦や恋人と銭湯に行ったときには先に上がること教えるために桶を鳴らしていたらしい。
冬場には、寒空の下で長いこと待っていると湯冷めしてしまうからね。
でも、僕たちくらいの年代ではこれが何を意味するのか知っている人の方が少ないんじゃないかな?
もしかすると、彼は紳士というよりも精神的に老けていると言ったほうがいいのかもしれない。まぁ、彼が僕を呼んでくれることに悪い気はしないが……
僕は手近な桶を取って二回鳴らして、そのまま浴場を後にした。
乾かした髪をいつもより念入り且つ手早く梳かして女湯の暖簾をくぐり抜けると、彼は年配の人たちの間に至福といった表情を浮かべてマッサージ器に身体を預けていた…………どうやら、僕の推測は実に的を得ていたようだ。
「キョン、上がったよ。」
「おう、早かったな。」
キョンがこちらに気付いて顔を上げると、久しく見ていなかった彼の上目遣いに僕はくらくらした。
「桶は君が鳴らしてくれたんだろう?」
「それはそうだが……女ってのはもっと時間のかかるもんだと思ってたんでな。」
「待ち合わせの為に鳴らしたのに、待たせるわけにはいかないじゃないか。それでは本末転倒だよ。」
「まあ、そうだな……さて、お前も来たし戻るとするか。」
そう言って立ち上がった彼は、いつものように僕を見下ろして歩き出す。ああ、キョン……改めて見ると、浴衣姿の君も素敵だよ。
上気した肌の覗く胸元がとても扇情的で僕の理性が部屋まで持つか自信がない。さあ、早く二人の部屋に戻ろうじゃないか。
彼と並んで部屋に戻る途中も、ふっと彼から香る石鹸の香りに想像を掻き立てられ僕は自分の顔が真赤になるのが分かった。
何とか気付かれないようにしているうちに、いつの間にか部屋の前までやって来ていた。
さあ、いよいよだ。この扉を開けたらキョンに気持ちを伝えなくてはならない。
僕は軽く深呼吸をしてから思い切って襖を開けた。
「おお、すごいな。」
彼はまず、窓から覗く真白に染まった夜景に目を奪われていた。
が、僕はそうではなかった。
…………一体どいうことだ?話が違うじゃないか……
襖を開けて最初に僕の視界に飛び込んできたものは、妙な具合に離された二組の布団だった。簡単なものだが、ご丁寧に敷居まで立てられている。
一体、これは誰の陰謀だ……
「どうしたんだ、佐々木。そんなとこに突っ立って……ほら、こっち来いよ。」
「……あ……ああ、そうだね……今行くよ。」
彼は窓辺で僕を手招きしているが、僕の意識は別のことに捕らわれていたので、上の空といった感じで答えるのが精一杯だった。
女将さんが指示するのを忘れたのだろうか?ああ、何てことだ………
出鼻をくじかれてしまった僕はすっかり意気消沈してしまい、とてもじゃないが敷居をどけようとか、ましてや一緒に寝ようなどとは言う気が起きなかった。
―――その頃の、隣室―――
「何とか間に合いましたね。お二人の邪魔をするのは僕としても心苦しいのですが、卒業まででいいので自制していただきたいのです。
或いは、キョン君が役者で涼宮さんがもっと鈍いのであれば、こんなことをしなくても済んだのでしょうが……」
「………私がさせない。」
「ええ、えっちなのはい、いけないと思います。」
「佐々木さんの貞操は私のものなのです!キョンさんなんかには渡しません!」
「ふんっ、これも規定事項だ。」
「―――ちょっと―――不憫……」
「…………はぁ。」
折角の覚悟が無駄になってしまった疲れで僕がため息をついていると、彼が突然部屋の方に向き直る。
「しかし、無粋だな。何で敷居なんかが立ててあるんだ……邪魔だから取っちまおうぜ。」
「へ?」
「しかも、布団が部屋の端と端じゃねえか。もっとスペースがあるんだから有効に使うべきだろ、ジョウコウ。」
最後の一言は意味がよく分からなかったが、彼はそそくさと敷居を部屋の隅にどけて布団をくっつけた。
ああ、キョン君もやっぱり僕のことを想ってくれていたんだね……
「旅行の夜の語り合いってのは布団をくっつけてするもんだ。ここの旅館は他のことには全く文句はないが、これだけは頂けねえな。」
「………………。」
「どうした?佐々木、気分でも悪いのか?」
「い、いや、何でもないよ……」
……やっぱりそうなるんだね。いや、僕もおかしいとは思ったよ?君のほうから誘ってくれるなんてね。
くっくっく、そんなに僕と議論がしたいのならこのやり場のない想いは、君を精神的に叩きのめして発散させることにしよう。
その夜、旅館には「頼む、もう寝かせてくれ。」と言う男の声と、「いや、まだだ。」と言う女の声が夜通し響いていたそうだ。
翌日、旅館を後にするときに見送ってくれた女将さんや仲居さんたちが妙に僕たちのことを生暖かい目で見ていたが、あれは一体なんだったんだろうね?
ともかく、そんなことをしてたから帰りの新幹線では二人とも熟睡してしまい、またもや乗り過ごしてしまいそうになった。
まあ、僕の方が先に目を覚まして事なきを得たんだがね。
今回の旅行は本当に色々あったが、駅に着くまで彼の寝顔をじっくり眺めることが出来たし、まあそれでよしとしよう。
幸福は貪るものではなく育むものだと誰かも言っていたし、これから二人で育てていけばいいじゃないか。君もそう思うだろう?
僕の問いかけに彼は身じろぎをして寝返りを打つだけだったが、今の僕にはそれだけで十分だった。
これからもずっと一緒にいようね、キョン。
903 :
654:2008/02/04(月) 17:57:30 ID:ekF0kaPZ
以上です。
大変遅くなりました。
何とかこのスレのうちに投下しようと土日を費やしましたが、それでも終わらなかったんですorz
どうやら、自分の筆が遅いのは先に浮かんだとこから書くため、つなぎが億劫になる所為みたいです。
他のSS職人の方はどうやって書いているんでしょう……
あと、構想段階で修学旅行ネタは考えてたんですよ。
昨日、先駆者様のSSを読んで冷や汗をかきました。
あっぶねぇ!変えてよかったぁ……
>>903 GJ
さすがキョン。
しかし、二人きりでの泊まりの旅行したら、何もなかったとしても普通は言い逃れできない関係なんだが・・・
どうでもいい。
てかSS投下自体は良いけど「支援」のレスを見ると駄レスすんなとか思ってしまう。
連続してレスすると規制になるんだよ
駄レスw
>>905 早ければ5回連続投下くらいで連投規制されるんだよ
実際に猿になってたの見たことある
>>903 気持ちわかりますよー
自分の一番出したいところとか閃いたりしたところは筆進むんですけどね
私もとりあえず入れたいものを入れていってその後で周りを埋めるって感じです
専ら起承転結のうち起転結が先に埋まって承辺りが最後に残っちゃいます
やりたいことやった後に残りの作業するのは結構きつい…上手く繋げるの大変ですし
でも書くからにはいいものに仕上げたいのでやる、って感じです
みなさん苦労されてると思います
軽率な初心者いじめんなよおまえらw
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俺も投下、以下2レス
↓↓↓
『佐々木の難問』
2月上旬のバレンタインを控えたある日、俺は佐々木から郵送された小包に頭を抱える羽目になった。
中身は所謂バレンタインチョコというやつだ。ハート型の黒いチョコをキャンバスに
Lから始まるアルファベット4文字で構成された単語がホワイトチョコで描かれた代物で、
それにメッセージカードが一枚添えてあるという極めてオーソドックスな一品だった。
これだけ聞くと、世の一般的な男性諸氏なら何故チョコレート貰って頭を抱えてやがる
このモテない男達の敵め、的な感想を抱くであろう。
俺だって、古泉から長門や朝比奈さんからこんなチョコを貰いましたって言われれば
先の感想に加えて一発殴らせろ、まで言う自信がある。
では何故俺は頭を抱えているのか?その理由は、描いてある文字とメッセージカードの内容にある。
『僕がこの4文字の英単語に込めたメッセージを読み取ってくれたまえ』
佐々木に電話で確認したところ、答えはバレンタイン当日に直接会って発表、
正解なら賞品、不正解ならペナルティを課すとのこと。ついでに余り期待はしていないが、と宣った。
やれやれ、ハルヒだけじゃなくお前まで俺に心労を強いるのか?
まあ佐々木の事だから賞品は参考書あたり、ペナルティでも一緒に勉強させられるってとこだろう。
外れても無料で家庭教師して貰えるって考えれば気が楽だ、少しは考えてみるか。
候補1
単語の意味を素直に捉え、それを佐々木風に言うなら「君よ壮健なれ」みたいな感じか。
だがあの佐々木がそんな単純な問題を出す訳が無い、従って却下。
候補2
スペルを逆から読むと悪って意味になるから、その反対だから善、良いになる。
良い……良い人って事か?なら込められたメッセージは「所詮君はいい人止まり」?
……何故かフラれた気分だ。いや別に俺は告白した訳では無いし、そもそも俺達は付き合っていた訳でも無いのだが。
第一、バレンタインチョコにそんな事書く奴が居る訳が無い。て事でこの案も却下。
訳やら無いやらがやたら多い気がするが、そこは華麗にスルーしてくれ。
候補3……を考えようとした時、突如携帯がけたたましく鳴り響いた。
ああ、この五月蝿さは団長からの呼び出しだな、我ながら着メロの設定にセンスを感じるぜ。
話を聞くに、今年もバレンタインのイベントをやるらしい。去年の大騒動が悪夢となって甦る。
神様というやつは、俺に考える時間を与える気は無いようだ。全く、本日二度目のやれやれだ。
で、バレンタイン当日の夜。
俺は疲労困憊の体に鞭打って、呼び出した当人である佐々木の家にやって来ていた。
昼間どんなイベントやったかは割愛させて頂く、とにかく凄く疲れたって事だけ理解してくれ。
「やあ、お疲れの所呼び出してすまないねキョン。お腹も空いているだろうし、
お茶と食事を用意したからまずは一緒に食べよう。話はそれからだ」
二人でテーブルにつき、最初にお茶を頂く。
もう卒業される朝比奈さん謹製には一歩及ばないものの、疲れた体の隅々に染み渡ってゆくのを感じる。
すると少しばかり余裕が出てきたのか、今まで気付かなかったある事に気付く。
「なあ佐々木、家族の人とかは居ないのか?」
「丁度出張中でね、今家には僕しか居ないんだ。だからキミも気兼ねすることなく安心して寛いでくれたまえ」
「そ、そうか……」
逆に緊張するっつーの。
まあ多少回復したとはいえ、今の俺にお前を押し倒す体力は残ってないだろうが。
「ご馳走さん。旨かったぜ」
「お口に合いましたようで何よりです」
言葉だけ見ると妙に慇懃な受け応えをしつつ、どこか上の空で心此処に在らずな佐々木。
理由を考察したくない事もないが、そろそろ本題に入るとしよう。
「佐々木、チョコレートに込められたメッセージの件なんだが……」
「ああそうだったね。実は直ぐにでも聞きたくて仕方が無かったのだが、なかなか言い出せず困っていたのだよ」
上の空の理由はそれか。
「キミの方から切り出してくれるとは有り難い。
では答えを聞こう、僕はあのチョコレートに、あの単語に、どんなメッセージを込めたと思う?」
「そうだな、LIKEにするか思い切ってLOVEにするか散々迷った揚句、
どっちかに決める事が出来ず二つを合成してしまった。問題形式にしたのは照れ隠しの為、とか?」
はい、妄想乙。
弁明させて貰うと、SOS団でのイベントの準備やら何やらで時間をとられ、真面目に答えを考える時間が無かったのだ。
だから俺は開き直った。どうせ外れでも佐々木が家庭教師をしてくれる勉強会だ、否やは無いどころか歓迎するぜってな。
そして佐々木のこれまでの所作や言動の理由をこうだったら良いなと俺の都合の良いように曲解しまくり、
結果導き出された結論が先程の答えという訳だ。
いやあ佐々木さん、真っ赤になって震えてらっしゃいますな。
多分怒ってるんだろうが、体力が戻りかけてきた俺にとってその表情は黄信号だぞ?。
「しょ、賞品をあげなきゃね……」
え、もしかして正解だったのか!?
あの、佐々木さん?賞品って何なんですか?
何でまさか正解するなんて、等と呟きながら徐に上着を脱ぎ出すんですか?
では問題です。チョコレートに描いてあった英単語は何でしょう?
(終わり)
>>913 GJ。キョンその後何があったか教えてくれ。無修正で
不 合 格
>>912-913 GJ
こーいうのっていいなぁ
>>914 できればメル欄にでも書いてくれたらありがたかったww
どうせ見えるんだけどww
>>892ワロタWW
続けてくれてありがたう。
>>903 キョンの朴念仁の前では、宇宙的・未来的・超能力的干渉すら無意味ですなw
>>903さん
Nice Flacra.www
濃厚なキス&婚前旅行までしといてただの同級生とかなんてキョンクオリティ
途中までエロパロ展開期待していたのは自分だけでいい・・・
>>640は半分冗談で書いたんで、まさかこんな展開になると思ってなかった・・・。
ここは優しい人の多いスレですね。
>>917 まだ後は残ってんのか?それとも本命だったか
こういうときはなんて声を掛けてやったらいいものやら・・・
俺が悩んでいると後ろからショートカットのよく似合う少女が歩いてきた。
「お、佐々木か」
「・・・」
佐々木は俺たち二人の顔を交互に見比べた後で尋ねてきた。
「どうしたんだい?二人とも。深刻そうな顔をして」
「いや…なんつーか、な」
「受験に・・・失敗したんだ」
「・・・」
俺は何も言わなかった。
「ははっ。危ないかな?とは思ってたんだけどね。実際に落ちるとは・・・いやー人生ってわからないね」
>>917は努めて明るく言った。顔は全く笑ってなかったが。
その代わりにかどうかは知らんが佐々木が微笑みを浮かべて、
「・・・なんだ、そんなことかい」
「そんなことってお前…」
佐々木は
>>917の方を向いて優しく語り始めた――
923 :
917に捧ぐ:2008/02/04(月) 23:28:11 ID:MMB/f+2a
「確かに今は辛いだろうね。自分の行動を後悔することもあるだろう。
世界中で自分が最も不幸な人間だと考えるかもしれない。
しかし人生は長いんだ。予定した道が少し変わっただけだよ。
10年、20年後に省みたときにあんなこともあったな、と笑って話せればいいのさ」
「いや、今それを言っても――」
・・・意味ねぇんじゃねえか?
佐々木は俺を一瞥して、
「今だからこそ言うんだよ。いいかい?
>>917君。
僕も生まれてから10年かそこらで偉そうなことは言えない。今は落ち込むだけ落ち込んでいいとも思う。
ただ、それを引き摺ったところで事態が好転するわけではないのも事実だ」
「・・・」
「受かったからどうとか落ちたらどうとかではないよ。
僕たちはまだこれから高校生。今からいくらでも挽回のチャンスは来るはずだ。」
「それに――」
君は一人じゃないだろう?
佐々木は最後にそう言うと
>>917の肩をポンっと叩いて教室を出ていった。
「俺はあんなにいいことは言えんが・・・」
最後のには同意してやる。
「元気出せよ、
>>917。何も出来ん俺でも話くらいは聞いてやれるからな」
陰ながら
>>917のこれからの奮起を願っております。
馴れ合いウザイ
>>923 お前の優しさには感動だが、
>>917は報告なのか?
どうも、受験生をおちょくったようにしか見えん……
今までの流れが華麗なヌルーならちょっと尊敬する。
^^;;
受かったぁぁぁぁぁ!
これで安心して中学を卒業できる
930 :
この名無しがすごい!:2008/02/05(火) 01:52:46 ID:J7jt6weI
>>929 おめでとう、良かったなwwww
と言いつつ二回目の投下
『再会の再開、際会』
今頃何処かで昇っているかも知れぬ太陽は数刻も前に沈み、駅の出口を照らすのは構内の刺々しい人工の照明と薄暗い街灯の光だった。
サラリーマンの姿も目立ち始める光景の中を、友人知人にキョンなる渾名にて呼ばれる学生である彼は、いた。
「やあ、キョン」
駅の改札口を抜け、今まさに家路につこうとしていた彼を呼び止める声を、彼の別段超人的な聴力を誇るわけではない彼の鼓膜は確かに知覚した。
不可思議事象の探索による肉体、または精神的な疲労感からか両の手をポケットに突っ込み若干猫背気味な姿勢で気だるげに歩を進めていた彼は、雑踏に飛び交う雑音の内に己の渾名を認識して手も姿勢もそのままに体ごと後ろに向き直る。
すると彼の視界に飛び込んできたのは先ほどまでのいつもの街の光景、即ち通りを行く人々にひっきりなしに通り過ぎていく車の群れ。その内に、あくまで彼の主観だが、僅かながら風景から手前に浮き出して見えるような印象を与える女を発見した。
髪は肩に軽くその重みを感じさせる程度の長さで、身を包むのはシンプルなブラウスの上にカーディガン。下はプリーツスカートと言った出で立ちだった。大きめの眼は確りと彼の顔で焦点を結び、口元は気持ちほど弧を描いていた。
時間にして一秒程度の後に彼はその女を確かに己の渾名を呼ぶに相応しい人物に違いないとみとめ、しかし何故か若干浮かない調子の口調で言葉を紡いだ。
「久しぶり……、でもないのか? 佐々木よ」
眉根を寄せつつそれでも無礼な程そっけないわけではない程度の口調の彼に、佐々木と呼ばれた彼女は喉の奥に何かの引っかかったような独特の笑い声をあげながら目を細める。
それを目にした彼は、こちらは何か眩しいものを見る時のように目を細めた。
「前回君と遭遇した時から今現在までそう大した時間が経過したわけではないさ。従って久し振りという発言はそれほど適切ではないのではないか、と僕は思うね。
だが個人的には、君と今後交友関係を続けていくにあたって『久し振り』という発言が適切になってしまうほどご無沙汰してしまうことがどのくらいの頻度で起こり得るのか、ということのほうに興味をそそられる」
「またこんなふうに街中で見かけることもあるんだろうし、まさに今みたいにお前が声をかけてくるか、はたまた俺がお前に声をかけるかすれば前々回みたく丸々一年間ご無沙汰、という事態は回避可能だろう」
「違いないね、しかし親友同士が学校を違えただけでこうも遭遇する機会が珍しくなるとはね。ある程度は予想していたのだがその見通しが果てしなく甘かったという事実は認めざるを得まい」
話しながら距離を詰めてくる彼女に対し、気だるげな態度をあくまで崩さず答える。と、言うより笑みを浮かべている彼女とは違い、キョンと呼ばれた彼は贔屓目に見たとしても彼女との出会いを喜んでいるようには見えなかった。
勿論嫌悪感をあらわにしているということではない。強いて言うとするならば、若干腰が引けてしまっているような態度だった。事実、近付いてきた彼女に対してあからさまではなかったものの彼は半歩身を引いていた。
そのことを自覚しているのかしていないのか、そんな彼は少しだけきまりが悪そうに視線を伏せたが、ため息を一つ付いてから意を決したように続ける。
932 :
ss2:2008/02/05(火) 02:35:39 ID:oN5BKY/U
「だがぶっちゃけて言うとすれば、今後暫く、または永遠かどうだかまでは想像もつかんが、お前の顔にご無沙汰する事は無さそうに思えるがね。どちらかといえば、悪い意味で」
仮にも彼女の言葉の通り親友同士であるとするならばあまりにも不躾な物言いだった。だが、彼にも彼なりの理由というものが存在した。
前回彼女と会った時にその隣にいたのは以前彼の知人を誘拐した本人である、と言った笑い話にもならない現実だったからである。友の友は、残念ながら友どころか敵であった訳だ。
そんな理由によりつっけんどんな態度で言い放たれた言葉を聴いて、彼女は一瞬発言の意図をつかめず困惑した様子だったが即座にその意を解し少しばかり俯きつつも笑みを浮かべた。
だがそれはついさっきまでの笑みとは異なったものであることは仮に第三者が判別したとしても一目瞭然であった。
「ああ――――、そう、なのかもしれないね。……僕としてはなるべく君との関係を壊したくは無いんだ、キョン。
そう簡単に割り切ることは出来ないかもしれないが今ここにいるのは僕と君だけだ。だから今だけでも腫れ物を触るような扱いは即刻やめてほしい、と親友として提言するよ」
「すまん、俺としても一年のブランクの空いた後のお前との会話を楽しみたくはあるんだが。残念ながら神様は人間ってもんをそう上手に作ってはくれなかったみたいでな、割り切るにしても時間はほしい」
「勿論さ、思う通りに事が進むようにも人間は作られていないのだからね。だからこそ人間は考える葦なのだ、存分に考えて答えを出すと良い。僕はその答えが僕の思うものであってほしいと願うことしか出来ない」
「神だ云々って話をそれこそお前とつるんでた頃なら鼻で笑い飛ばしも出来たんだろうが、今はそれこそ俺自身が鼻息で飛ばされそうな程得体の知れないものに遭遇しまくったという尊い経験があるんだ。そう簡単には、ちょっとな」
やはり言うべきではなかったか、等と内心ぼやきつつ話す彼に対して改めて以前には無かった壁を感じたのか、彼女は少しだけ寂しげな表情を顔を見せる。そんな表情を見た彼はやはりやはり言うべきではなかったか、等と更に思考した。
だが覆水は盆にかえらぬように一度口を割って出た言葉を再びしまいこむことが出来る筈も無い。
少し脇に寄ろうか、と提案した彼女に彼が軽く頷き返し二人は少し駅側へと来た道を戻っていった。
「それはそうとキョン、君はいつもこの時間帯はこの辺りを歩いているということで良いのだろうか。僕は日常坐臥に大体この時間帯にこの駅に降り立つわけだが、このタイミングで君と出くわすのははじめてのことなのではないかと思うんだ」
壁を背にして彼と隣り合う彼女は大仰な身振りと共に話題を変えた。彼がその言葉に思考を巡らせてみれば成る程、確かに彼がこの時分にこの場所にいること自体は珍しいものではなかったが、彼女と遭遇した事実があったか否かは言うに及ばず。
内面に没入している彼の表情を伺っていた彼女は、何かを感じ取ったのか満足げに頷いた。
「保障があるわけじゃないが、そう少なくない頻度でこの辺りをこの時間帯に歩いてる俺を発見するのはそう難しくないんだろうよ。端的にいうならたまには、ってとこだな」
「ふむ、実は僕は大体この時間帯なのだ。そして僕の方には保障というかその証明のようなものもある」
そこまで言うと彼女はありふれたタイプの学生カバンを肩からおろし、その内から数冊の参考書のようなものを取り出し示す。数学、英語、国語という文字がそれぞれの表紙に並び、季節が季節だからかそれほど開いた形跡があるようなものには見えなかった。
それを見た彼は又少しの間だけ思考し、一つの解答を導き出した。
「塾の勉強、か?」
「その通りだ。君の脳細胞が錆び付いていないようで安心したよ。いかにもこれは先日塾内で配布された参考書だ、やはりただただ漠然と学校で行われた学習を反復したとしても効果はそれほど見られない。効果を挙げられたとしてもそれだけで受験なんてとてもとても」
「なるほどな、それで塾で勉強か。ご苦労なこったな、進学校の雰囲気っていうのはそんなに勉強一点張りなもんなのかね。お前程の頭でも付いていけないなんてどんな化け物揃いなんだ」
「別段そういうわけではないんだ、だがやはり上を目指すということは並の苦労で成し遂げられることではないんだろうね。そういう君は中々に勉学が疎かになっているようじゃないか」
返す刀でばっさりという調子だった。彼女の瞳を覗き込むような視線と何もかもお見通しだよと言わんばかりの微笑を前に、彼は大きく頭を振る。事実彼の学業成績は中々芳しいものではなく、徐々に右肩下がりのものであると言い切っても嘘ではなかったからだ。
933 :
ss3:2008/02/05(火) 02:36:54 ID:oN5BKY/U
「そう言ってくれるなよ、これでもそれこそ並には苦労して――――――、一部並外れた苦労をしてるんだぜ」
「勉学で苦労をしたまえよキョン、君が色々と苦労をしていることは百歩譲って認めたとしてもそれとこれとは別の話だろう。……っ、いや、それにしても……」
「こらそこ、笑うんじゃあない」
笑いを堪えきれないようで小刻みに肩を震わせる彼女に、彼は憮然とした態度で応じた。その彼のへの字に結ばれた口元を見て彼女はとうとう声が漏れてくる程度の笑いにシフトアップしたようだった。
「く、くっくっ……、キョン。君は変わっていなかったようだ、安心したよ。いや、変わってないところもあると言うべきなのかな」
「佐々木よ、それは侮辱の言葉と受け取ってもよろしいんだな、手袋投げつけるぞ」
「違う、違うさキョン。くっくっくっ……、なんというか上手く言葉にはならないんだがね、うん、やはり僕は今モーレツに安心しているのさ」
「…………釈然としないがまあ良い。そういうお前もあまり変わったようには見えんな俺からも」
そうかい? と返事をしながら彼女は空を仰いだ。つられて彼も上を見る。月も無い夜空と人工の灯りの二つに世界は分けられていた。
光が闇を削っているのか、それとも闇が光を押しつぶそうとしているのか。神は世界を二つに分けたらしいが、人はそれを三つに分けているのかもしれないなと彼は漠然とそう感じた後、自分はこんなにも詩人だったのかと首を傾げた。
「まあ今までの会話から察するに、君は塾他勉学に励むようなところには行っていないんだろう。ああ、学校は除いてね」
「図書館にはたまーに行くぞ、勉強はしないがな。塾か……、行く気にもなれん。お前はよくそんなところに行けてるな」
「そういう君も中学生の頃通っていたじゃないか、あの頃の気持ちを思い出し一念発起しそれこそ学校で一番を取る勢いで勉学に励むのも良いかもしれないよ。
僕個人の観点から見れば、君は凡百の『やれば出来る』と言う人間には埋もれていないと確信しているんだ。君はやれば出来る」
真顔で言い切る彼女に対して、買い被りすぎだぞ、と。彼は照れくさいのか頭をかく仕草を見せた。それと共に顔に浮かんだ微笑は、今までのどこか硬いような表情と違い自然にもれ出たような笑みだった。
「それにあの頃はお前がいたじゃないか。俺一人で塾に通って勉強して今の結果を出せたかと問われれば俺は間違いなくNOと即答するね」
「僕が君の答案に答えを書き込んだわけじゃない、君一人の力だよ。君はもっと自分に自信を持ったほうが良いんだ、謙遜は美徳だが自虐の域になるといただけない」
「そういう問題じゃあない。俺の方も上手く言葉に出来ないんだが俺はお前と一緒にいる時間が嫌いじゃなかったんだ」
「それは――――――へっ?」
先ほどまでの理路整然とした語り口調からは想像も付かないような間の抜けた声が彼女の口から漏れていた。やや大きめの眼を更に見開きぽかんと口を開けて呆ける彼女に気付いていないのか、まるで構わず彼は話を続ける。
「なんだかんだで付き合ってくれただろ、色々と。楽しかったから続いたに決まってる。勉強が嫌いだということに迷いは無いがお前と勉強するのは悪くなかった」
「キ、キョン。それはどういう意味で言ってるんだい?」
「言った通りの意味だがな、一人で通う塾が長続きするとは到底思えん。金の無駄にもなるんだろうな」
「――――そういってもらえるのは、……うん、嬉しいよ、とても。それなら僕と一緒ならば塾なり何なりに行って勉学に励むと、そういうことになるんだろうね?」
934 :
ss4:2008/02/05(火) 02:38:23 ID:oN5BKY/U
彼女は何かを噛み締めるような顔をした後、何か面白い悪戯を思いついた少年のような笑みを浮かべて問いかける。その発言を聞いて彼は慌てて両手を振った。
「ま、待て待て待てまあ待て、セイ、セイ。お前の塾はアレだ、どうせ難しくてよくわからん勉強をしてるに違いないだろうしきっとクラスも上の方のクラスだろ」
「と、言うことは二つの選択肢があるわけか。聞くかい?」
「聞きたくない。断固聞き無くないぞ」
「そうかい? 残念極まりないね」
おどけたように左右に両腕を広げる彼女の表情に陰は無く、軽く肩を落とす彼の表情は明るかった。顔を見合わせる二人の表情に、どちらからともなく笑みがこぼれる。
そして彼女は掛け声と共に今まで背を預けていた壁から離れ、まだ壁に寄りかかっている彼を正面から見据えた。彼が困惑の色を乗せて視線で問いかけると、彼女は言葉を持ってそれに答えた。
「さあ、生憎だが僕はそろそろ帰宅しなければいけない。夕食を食いはぐれるのは僕にとって好ましい展開とはいえないし」
「そうか、了解した。じゃあ俺もそろそろ帰るとするかね、なにで帰るんだ? 送ってやっても構わんぞ」
「君の自転車の乗り心地を確かめるのも悪くは無さそうだが今日はバスで帰るよ。また今度にでもお願いしようかな」
そう言って先に歩いていく彼女の顔は彼の目には見えなかったがその声から恐らく笑顔なのではないか、と。彼は勝手にそう解釈した。
「また今度の時が来るのは吝かじゃないんだが、できれば余計なのを交えず会いたいもんだぞ、と」
遠ざかりつつあるその後姿に声をかけた彼に、彼女は半身になりつつ片手を上げることでこたえる。そしてスカートを翻し、そのまま歩き去っていった。後に残されたのは彼と、僅かに香る彼女の残り香だった。
「…………ああ」
何か思うところが暫しの間彼は佇み、何故か虚空に向かって相槌をうつと。彼自身も街の人ごみにまぎれていった。
(終
以上です。それにしても佐々木を知ってから一ヶ月たってない俺に文章を書かせたいと思わせる佐々木の魔力は凄まじいなw
乙
言葉を堅苦しくしすぎてトンチンカンな用法になってるところがけっこうあるな…
そういう時は、優しく穏やかに分かりやすくハッキリと具体的に真綿でジワジワと締め付けるようにネチネチと執拗に憎たらしく、
それでいて爽やかに清々しく壮快で逞しく健康的に可愛らしく微笑ましい雰囲気を醸し出しながら、丁寧に厳かで礼を尽くしつつ指摘してあげてはどうかと。
修辞が多すぎて二律背反、実行不能になってるところがけっこうあるな…
佐々言葉は難しいな。
いいんだよ、ながるんだって使いこなせてないんだからw
それを言っちゃ(ry
>>935 GJはできんが乙
精進精進
まったりとして、それでいてしつこくない文体を目指しましょう
偉そうですまん・・・
>>941 驚愕発売遅延の理由がそれだったりして・・・。
>>941,
>>944 佐々木語をうまく扱えなくて延期か
じゃあうまく使えるように佐々木さんメインの話を10本ほど書いてもらおう
>>944 『6月発売の「驚愕」については、普通に驚愕するポイントが最低3つ』
(2007年4月発行まんたんブロードより坂本氏談)
・驚くべき本の厚さ
・驚くべき値段
・佐々木の口調の驚くべき変化
やっと3つ目が埋まった
佐々木さんが「〜でゲス」とか言っちゃうのか
保管庫、50万HIT記念の投票開始だって。
しかしリロすれば増える仕様とはいえ、
毎日1500HITの保管庫ってのもすごいな。
266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/05(火) 05:32:42 ID:xVfXew93
892 :この名無しがすごい! :2008/02/04(月) 09:38:30 ID:zt9/f7Lt
>>891 佐々木さんが刺されたと聞いて飛んできたのです。
キョンさん暴力は駄目なのです。
「別に無理やりじゃなく、同意の上で・・・」
男の人はみんなそう言うのです。
佐々木さん痛かったですよね?もしかしたら血なんか出て
「ちょっと痛かったわね」
キョンさん責任取って一生佐々木さんの奴隷になるのです。
病院にも連れて行くのです。
キョンさんに刺されて数か月。佐々木さんは悪い病気で病院通いです。
大きなお腹を抱えて。かわいそう
「あれがかわいそうな顔ですか?レズは自重して下さい。もしかして何も判ってない?」
何ですか?朝倉さん
「刺したら新しい生命が誕生し、その上、一生一緒にいられるって聞いたけど、あの話って間違ってたの?」
「もしかして、それで彼を刺したのですか?もう一度詳しく説明する必要がありますね」
明日は佐々木さんの結婚式なのです。
(終わり)
267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/05(火) 06:57:08 ID:2cQj0QMm
>>266 此処じゃそんなの流行んないよ
272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/05(火) 11:15:21 ID:HDK04bEo
>>266 他スレの変なの持ってくるな
276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/05(火) 11:15:21 ID:MmD3KLOZ
すぐにエロネタに走るスレってもう末期だよな
自演乙
ところでそろそろ次スレか。
今スレは大型SS多かったけど、
まあさすがに容量オーバーにはならんとか。
次スレ立てる人は佐々木さんの胸のくそを取って欲しいな
俺は言われるまで気がつかなかったけど
そろそろkskといきますか
>>955 驚愕が発売しないことへの胸くその悪さを暗示してるんじゃないか
ゆめなきおとこむれ
にちゃんねるへえろのせて
うさはらし ふぁびょり
つぼをもたぬ
まけぐみかわいそす
すげー
何かの暗号だな
ちょっと解読してくる
殿堂入り投票してきたー
まだ二人目だったのは皆作品吟味してるのか、あまり関心が無いのか…
まあ忘れてるのが無いか様子見ながらってのもアリだとは思うけど
俺はまだ吟味中
963 :
この名無しがすごい!:2008/02/05(火) 19:33:15 ID:jc4x6Q0U
のいぢ絵だから一応公式だよね。
これと分裂の挿絵以外で佐々木団員の公式絵ってある?
>>963の携帯待ち受けサイズ使ってるけどあれ以外に佐々木の携帯待ち受けって存在するのかね
驚愕の表紙が佐々木じゃないとかないよな
表紙が驚愕って事で、電器屋のおっちゃん
改めて見るとやっぱり可愛いなぁ
新スレ立ててくる
>>965 今パラパラっと確認しただけだが、ザスニの6月号も書き下ろしな気がする
>>961 しゅくしょうささきみたいに完結してないのは外した方が良いのかなー
あ、↑誤植、part29な
こっちは埋め
う め
┌―┐ ┌―┐
L__」、 ,L__」、
,'. / ト、 ヾ' u ヽヾ
. i. ((从ソ 从〉.ハハバハ>
. \ l. (|┳ ┳i!l.(! ─ ─|i /
\ハNiヘ ヮ ノハ!ハ、 〜 ノ’ /
. ソ"´⌒  ̄ `Y""  ̄ `ヾ゙
. | | !
丶 ノ、 丿
"⌒⌒⌒~ ~⌒"⌒⌒⌒´
>>972乙
>>973 は、はずされる……完結してないと外されるのか………(´・ω:;.:...
このスレ終わった頃に新スレに続き投下できそうだけど完結はまだ先なんだよね……
和んだw
殿堂入りって本来現役じゃ入れないのが社会の一般的解釈じゃ?
>>979かわいいwwでも、
風邪ひかんよーにな。
>>980 ぜひ頑張って完成させてくれたまえ
連レスだけど梅を兼ねるから大目にみておくれ
佐々木可愛いよ佐々木
梅
。|
| |。 |゚ y
゚| | |io i|
。| ゚i| 。i|,,ノ |i i゚
i|゚ ||゚ /ii 。 ゚|i_/i。l゚ノ i゜
`ヽoー|i;|y-ノ ヽVyソ
,;:i´i;ノ ヾii
. , -‐-.'、 うめ ,. ‐-ー- 、
. ,'. / ト、 ヽ ノ / ヽ
i. ((从ソu 从〉 ノハハハハハ !
iiil. (|> <i!l !|─ ─ ,iリ)! イマノ ジキ ムシロ
;;:iiiハNiヘ * ノハ! .’ 、 - ,ノル´ サクラ ノ ホウ ガ
iiiイ {iつ●O .O●と'!} イイカモナ…
. イ とくュュュュ〉 旦 旦〈_〈__i'つ
なんか周防もこっちくるっぽい
アニメキャラ板にいるのがそもそもおかしいからな
分裂しなくてよかったよ。ちょっと心配していた。
言っちゃあいけないんだろうけどさ
なんか寂しいな
いや、あれがなくなってさぁ
995なら今年中に驚愕が出る
ume
997 :
うめ:2008/02/05(火) 23:21:51 ID:ftWYCu/v
。 ン,彡ヽンミゝ 。
ミ/ . バ〈〈゙`"〉〉〉. ミ/
( '´ / ノ) .イj(厂 厂ル ( '´ / ノ)
. / 彡 Ni、 −,ノ / 彡
゚ と'j`:|:゙iつ ゚
. /¨`!¨ヾ.
〈__/ ヽ__>
, -‐- 、、. , -‐- 、
. 〃 u ;ヽヾ. ||| ||| ,'::;〃i::iヾヾ
ハミ((メノリ从)).lll lll .ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
| i(| ┃ ┃ |!| /((::!┯ ┯l!|
| トリ、'' 〜'',∩. i::: ∩ヽ - ノ八
. レ゙⊂i´:i:iン 彡 !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
く/_!_j,> |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
〈_,ハ_,> ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ
998 :
この名無しがすごい!:2008/02/05(火) 23:23:00 ID:jc4x6Q0U
1000
1000なら佐々木かわいいよ佐々木
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。