凄い寂れてる気がするけど気にしない!
オーフェン、カリーニン、ミルク、宮間夕菜を予約します。
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わくてっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
なんとか完成。
遅くなったけど投下します。
私立葵学園2年B組宮間夕菜は混乱していた。
いつも通りに起きて、いつも通りにご飯を食べて、いつも通りに和樹と一緒に学校に行く途中、
突然あたりが真っ暗になり、気が付いたら――こんな事になっていた。
―― きみたちには、殺し合いをしてもらう ――
フィブリゾと名乗った少年の冷たい目と言葉を思い出して、背筋がぞくっとする。
まるで這っている虫を眺めているかのような冷たい目だった。
そして多分その通りなのだろう。あの少年は人を殺すのをためらわなかった。
途端に恐怖が襲ってきた。
「和樹さん……」
震える腕を押さえながら思わず最愛の人の名前を呟き、はっとした。
「そうだ和樹さんは……?」
自分が誘拐されたのなら一緒に居た和樹はどうなったのだろうか。
やはり同じように連れ去られてしまったのだろうか?
そう考えて慌てて辺りを見回すが、目に映ったのは何処までも広がる草原と萌える木々だけ。
和樹の姿は何処にも無かった。
そしてそれは幸運だったのだろう。見回した瞬間、こちらへと歩いて来る人影に気付けたのだから。
人影――もしかしたら殺し合いに乗った人なのかもしれない。
そんな考えが浮かび、夕菜は思わず後ずさる。
(ど、どうしよう!?)
胸に手を置き深呼吸する。
焦る気持ちを落ち着け、夕菜は覚悟を決めた。腕を大きく掲げて、呼ぶ。
「シルフ!」
その声に答えるように精霊が彼女の指先に集中する。
それらはきらめく光点だったがすぐに荒ぶる風となり夕菜を守るように吹き荒れる。
「こないでください!」
夕菜は竜巻を従えながら人影に警告した。
そこに居たのは大柄な白人男性だった。
彫り深い灰色の髭で覆われた顔に、強い意志をたたえた黒い瞳。
その男性は銃を構えながら強い口調でこちらに言ってきた。
「こちらに戦う気は無い。武器を捨て投降しろ」
そういいながら銃口をこちらへと向ける。
男性から凄まじい威圧感を感じ、夕菜の額に冷や汗が流れる。
「こっちだって戦う気なんてないです、だから銃をおろして下さい!」
「そちらが先だ。その不自然な風を止めてもらおう」
魔法を警戒しているのだろう、男性の目に強い不信が宿っている。
気圧されながらも夕菜は必死に言う。
「あ、あなたはこのゲーム乗っているんですか?」
「ゲームには乗っていない」
しっかりとしたその言葉を聞いて、夕菜は少し悩み……ゆっくりと腕を下ろした。
この男性がゲームに乗っていないと夕菜は信じる事にした。
同時に竜巻もおさまり、それを見て男性もまた銃口を下ろす。
「君は――」
おもむろに男性が口を開きかけた、その時だった。
「ナ…………を!」
かなり近く、多分森の中から何かを言い争っているような声が聞こえたのは。
夕菜と男性は思わず顔を見合せる。
「どう、しましょう?」
「とりあえず行ってみるとしよう。話はそれからでもいいだろう」
はい、と頷いてから夕菜はふとこの男性の名前を聞いていないことに気付き、恐る恐る尋ねた。
「あの、私は宮間夕菜といいます。あなたは?」
「アンドレイ・カリーニン」
男性――カリーニンはただ一言そう答えた。
◆◇◆◇◆
「あのあの、ライナ! 見ませんでしたか? ライナを!」
「あー、そのだな……とにかく落ち着いてくれ」
胸倉を揺すられながらオーフェンは混乱していた。
正直訳が分からない。
妙な場所で妙なガキに妙な事を言われた後、
気が付いたら訳の分からん少女に訳の分からん事を言われながら訳も分からず胸倉を掴まれ
延々と揺すられている。
(なんなんだろうなこの状況は?)
なんとなく諦めに似た心地でそんな事を考える。
とはいえこのまま本当に諦めてしまうわけにもいかず嘆息交じりに少女に話しかける。
「とゆーかだ。君はその、なんなんだ?」
「な、何って言われてもその――幼なじみ、かな?」
「いや、聞きかえされても。しかもわけ分からんし」
オーフェンは半眼でうめいた。
どうも彼女は混乱しているのか話が通じない。
「ちょっと落ち着いてくれ、君……ええと?」
「え、あ、私はミルクだよミルク・カラード」
「じゃあミルク。ともかく俺が気付いて真っ先に会ったのが君なんだ。
というわけで残念ながらそのライナとかいう奴を俺は見ていない」
「へ? じゃ、じゃあ……んと……あれあれ?」
「いや、更に混乱されても……っと待った」
「え?」
ミルクを手で制してオーフェンは後ろを振り向く。
気配を感じほうに視線を移すと木々の間から二人の男女が近づいてくるのが見えた。
一人は髪の長い少女、もう一人は灰色の髪の大男。
二人は警戒しているのかこちらの数十メートルほど前で歩みを止め、少女がこちらに腕を向け質問してくる。
「あなたたちはこのゲーム乗っているんですか?」
緊張しているのかその動きはぎこちない。
ふと、警戒している割にはこんな怪しい二人組にノコノコと近づいてくるなんて
なんとなく迂闊すぎやしないか?などと思うが迂闊なのはこちらも同じだと気付き苦笑する。
「いや、乗っていない」
手をあげ敵意がないことを示しながらオーフェンは告げた。
「わ、私もこんな不条理な殺し合いになんて乗る気はないれびゅ!?」
ついでミルクも答える――最後の方で失敗した様だが。
「ベロ噛んじゃったぁ……痛いよぅ」
その様子を見てどうしたらいいのか判らなくなったのか少女が隣の男に救いを求めるように視線を移す。
それを見て男は頷くと、静かに言った。
「とりあえず彼らに殺しあう気は無いようだ」
ふとオーフェンはこの男に警戒心を抱いていた自分に気付く。
突然沸いた警戒心に首をかしげながら男を見据え、その理由に思い当たった。
この威圧感。なんとなく彼の師、チャイルドマンに似ているのだ。
姿かたちがではなく、その気配がだ。
とはいえだからといってこの男がゲームに乗っているという理由にはならないし
そもそもゲームに乗っていたらまず最初に隣の少女が狙われている筈だ。
彼女が無事という事はとりあえずは信頼してもいいのだろう。そう結論付ける。
ともあれ男の言葉で納得したのか少女は警戒を解き
威嚇するように伸ばしていた腕を下ろしすと律儀に頭を下げてきた。
「ごめんなさい、言い争が聞こえたからゲームに乗ってる人かと思っちゃいました。
私は夕菜、宮間夕菜といいます。私立葵学園の2年生です。こちらはカリーニンさん」
「カリーニンだ。警備会社『アルギュロス』に勤めている」
それを聞いてミルクも慌てて名乗る。
「あ、私はミルク、ミルク・カラードだよ。その、ローランドの……軍人です!」
「あん?」
オーフェンが思わず間抜けな声を出す。
隣に居る亜麻色の髪の少女が言った言葉を理解できなかった。
キエサルヒマ大陸において職業軍人といえばまあ、王都の十三使徒や騎士などの事だが。
(つまりそれだけの実力を持っていうのか? まさか?)
宮廷に上がる軍人といえばエリート中のエリートなのだが。生憎とてもそうは見えなかった。
「あう!? なんですか、その怪訝そうな顔は? 私はこれでも隊長さんなんですよ!?」
「いやだってこんなへっぽこなのが……」
とそこまで言ってオーフェンはふとトトカンタで出会った濃い面々を思い出し頭を抱える。
(そういやアレが派遣警察に入れるぐらいだ、もしかしてありえるのか?)
貴族連盟直属のエリート組織のはずである派遣警察になぜか入れた無能警官を思えば
多少、いやかなりへっぽこに見える彼女が実は優秀な職業軍人であるというのもありえるのかもしれない。
「……そ、そうか、軍人なのかすごいなあミルクは」
何か大切なものを諦めたような気もするが、とりあえずそういってごまかした。棒読みだったが。
「えへへ。あ、そういえば……あなたの名前は?」
その言葉に何故か嬉しそうに笑うとミルクはふと思い出したようにこちらの名前を聞いてきた。
「オーフェンだ。見てのとおりの魔術士だ。ちなみに家名は無い」
胸元のドラゴンの紋章を掲げながら言う。
ふと、カリーニンが怪訝な顔をしていた。
だが即座にその表情を隠し、言った。
「ところで君たちは誰か人でも探しているのかね?」
◆◇◆◇◆
話を聞いてようやく判ったのはミルクが探していたのはライナという人物だということ。
先ほどの暗闇で一瞬、見かけたような気がして探していたという。
そして夕菜も直前まで一緒に居た和樹という人物がどうなったのかを知りたがっていた。
……それはカリーニンの名簿を見たらどうだ?という一言で解決したようだが。
オーフェンはちらりと二人の少女ほうを見やった。
二人は名簿を見ながら知り合いがいるとか一緒に探そうとか妙に楽しそうに話している。
一方オーフェンはその横でカリーニンと共に陰々滅々と首輪について話していた。
「爆破? 首輪がか?」
「うむ。ルールブックにそう書いてある。
どうやら24時間を過ぎても誰も死ななかった場合はそうなるらしいな」
オーフェンは、かぶりをふった。森の中に静かに少女達の声のみが響く。
(えげつないやり方だ)
首に付けられた爆弾をさすりながら思う。
ならば問題は時間だろう。この状況ではまずありえないと思うが
仮に誰も殺しあわなければ最低24時間で全員が殺される。
そしてその恐怖に耐え切れない人間からこのゲームに乗ってしまうだろう。
「と、なるとまずはこれを外すのが先決か」
「ふむ。だが最低でも首輪の構造がわからなければ手が出せんよ。やはりまずは首輪の実物を……」
と、そこに夕菜が声をかける。
「あの、カリーニンさん、オーフェンさん。
多分武器だとは思うんですけどこんな物が入ってたんですけど……わかります?」
夕菜が白い塊をザックから取り出す。
それを見た瞬間、カリーニンが僅かに表情を動かす。微かに緊張を感じさせる顔だった。
それに気付き夕菜が尋ねた。
「あの、もしかして判ります?」
「いや……残念だが、見覚えは無い」
「そうですか、オーフェンさんはどうですか?」
「いや、わからんが……なるほどな。そういや武器を支給しているって言ってたな。
だが、使い方が判らない武器を支給されても困るよな」
オーフェンは肩をすくめて言った。
ですよね〜とミルクと夕菜が一緒に笑う。
どうやら短時間でずいぶんと仲良くなったらしい。
「とりあえず私も夕菜も魔法があるから、いざとなったら武器が無くても何とかなるけどね」
元気にそういうミルクの言葉にオーフェンは思わずうめく。
「君も魔術師だったのか……?」
ふと、それで何かを思い出したのか、カリーニンが口を開いた。
「そういえば支給品といえばこれなのだが」
そういいながらカリーニンはザックに手を入れ、素早く取り出した。
(……あ?)
刹那――オーフェンが何かを思うよりも早く彼の体は全力で後方に跳んでいた。
近くに居たミルクを脇に抱えながらの跳躍だったが、それでもぎりぎりで間に合った。
火薬の爆ぜる音と共に数瞬前に頭があった空間を何かが掠めていく。
「――っ!!」
絶叫が上がる――視界の端の夕菜の頭が赤く、染まった。
(……染まる? なんでだ?)
その色を見ながらオーフェンは時間が引き伸ばされたような感覚を覚えた。
凝縮された時間の中でゆっくりと、本当にゆっくりと夕菜の体が地面に向かって倒れていく。
それをただ見ているしかなかった。
ほんの数秒が永遠にも等しいほどの長さを感じながら
オーフェンはただ地面に広がる赤を、紛れもない流れる血を見ていた。
視線を正面に向けるとカリーニンが僅かに眉をひそめながらザックから出した黒い何かをこちらに向けるのが見える。
その瞬間になってようやく思考が体に追いついた。
すべてを理解した瞬間、永遠とも感じた刹那の思考からオーフェンは抜け出した。
「……てめえ!」
着地と同時に単純で、だがそれだけに強大な威力の魔術を放とうとして、やめる。
直感の導きに従いミルクを右に突き飛ばし自分は僅か数歩分だけ左に跳躍する。
瞬間、カリーニンが構える黒い何かから数発の弾丸がオーフェンに放たれた。
そう、弾丸。連射速度も大きさもオーフェンの知ってるそれとは違うが
カリーニンが構えているあれは恐らく銃なのだろう。
先ほどの抜き打ちとは違い狙いをつけられている上、通常の拳銃などとは
比較にならないほどの連射速度を持つ銃による銃弾の雨を完全に避けきることは出来ず、
オーフェンの腕に肩にと銃弾が食い込む。
「ぐっ!」
激痛が走るが今はそんな事はどうでもいい。
転がるように木の陰に潜り込むが、何故か腕の震えが止まらなかった。
視界の端に血の海に沈んだ夕菜の姿が映る。
もはやピクリとも動かない。
オーフェンは強く、血が滲むほど強く拳を握ると腕を木に打ち付ける。
ガンッ!
皮膚が破れ腕から血が流れる。しかしそれで震えは収まった。オーフェンは唾を吐き、言った。
「つまりだ。てめえはゲームに乗ってるって事か」
「……」
答えは鋭い殺気だけだった。
しかもその殺気はオーフェンではなく尻餅をついているミルクに向けられていた。
「い、嫌! こんなところで殺されるわけにはいかな……」
倒れる夕菜をぼけっと見ていたミルクだが直接の殺気を浴びて正気付いたのか
反射的に叫ぶと、空中に魔力を展開するが……僅かに間に合いそうに無い。
(くそっ、間に合え!)
オーフェンは内心舌打ちするとすでに編み終わっていた構成を展開し、一息で呪文を叫ぶ。
「我は紡ぐ光輪の鎧!」
ミルクを包むように発生した光の障壁が辛うじて銃弾の雨を弾く。
それを見ながらオーフェンはミルクに叫ぶ。
「逃げろ! とにかくここから離れるんだ!」
「え、だ、駄目だよ! し、死ぬのは嫌だけど仲間を見捨てるのはもっと嫌!」
一瞬オーフェンは言葉に詰まる。
見捨てるも何も、頭を撃ち抜かれて生きている筈がない――とは言えなかった。
そしてふと銃撃が止まった事に気付く。
カリーニンは夕菜の近くで何かごそごそとしていた。
(なんだ?)
ともあれチャンスだった。オーフェンは両腕を突き出し、叫ぶ。
「我は放つ光の白刃!」
魔術の構成を解き放つ。純白の光の奔流がカリーニンに向かって収束する。
が、予測していたのか勘なのかは分からないがカリーニンは咄嗟に地面を転がるとそれを避けた。
爆音と熱とが地面を震わせる。
地面に炸裂した熱衝撃波の余波がカリーニンの体を焦がす。
しかしそれを感じさせない勢いで立ち上がると
次の瞬間には夕菜のザックを脇に抱え疾風のような速度で森の奥に向かって走り出していた。
「くそ、逃がすかよ……すぐ戻る、それまでどっかに隠れてろ!」
ミルクにそう言い放ち、オーフェンは飛び出す。
熱衝撃波の余波は確実にカリーニンにダメージを与えた筈なのだが走る姿にそれを感じさせない。
カリーニンはあっというまに森の奥に消える。
(報いは、受けさせる。絶対にだ!)
胸中でそう吐き捨てるとオーフェンは森の奥に向かって駆け出した。
◆◇◆◇◆
「撒いたか……」
丈の長い草むらの中に伏せる様に潜みオーフェンをやり過ごしたカリーニンはため息をつく。
それでも油断はせず気配を探り、しばらく潜むがオーフェンと名乗った男の気配はやはり何処にもない。
「侮れんな……弾薬を温存しすぎたか」
まさかあの不意打ちを避けられるとは予想外だった。
結果、射殺できたのは一人だけ。
(……出来ればあれにうまくかかってくれればいいが)
そう上手くはいくまいだろうな、と独りごちる。
そして情報を整理する。
思い出すのは最初の暗闇。暗闇の中に居たガウルンの姿だ。
あの気配、表情……何処からどう見ても彼が知るガウルンだった。だが奴は死んだ。
まるで死人が生き返ったように思えるがそんなはずは無い。死人は生き返らない。
生き返る人間、謎の竜巻、魔術士と名乗った男。
疑わなければ本当に不思議な事が起こり、魔法のようなものがあるように勘違いしてしまう。
だが不思議なことなどないのだ。
全ては脱出不能の空間に閉じ込められたと錯覚させ
魔法で願いが叶うという幻想を抱かさせ殺し合いを促進させる為の仕掛けなのだろう。
故に不思議な力があるように錯覚させようとする者はすべて主催者側の人間なのだ。
ゲームに乗って無いといった言葉に嘘は無い。
参加者同士の殺戮遊戯に乗るつもりはなかった。
だが魔法を騙る奴らは主催者側の人間だ、故にこれは反逆。
夕菜がc-4(プラスチック爆弾)を出したのも、あれはこちらをいつでも殺せるぞという宣言だったのだろう。
(その油断が命取りだ……)
事実、敵は銃撃をも何らかの装置により防げたのだ。
正面から戦えばカリーニンは今、生きていなかっただろう。
奴らは魔法を実在してると錯覚させるために主催者から強力な援護を受けている。
この大掛かりな舞台装置といい敵の組織力は予想以上に強大なのだろう。
とはいえ不意をつけば倒せない相手ではないという事が判ったのは収穫だろう。
敵と判断したならば即座に撃たなければこちらに勝機は無い。
それが彼の出した結論だった。
◆◇◆◇◆
木々が燃えていた。
オーフェンの魔術の余波をくらい木々が燃えだしたのだ。
燃える森のなかミルクはただぼんやりと夕菜の前に座っていた。
近づいてようやく理解した。夕菜が死んでいることに。
「守れ……なかった……。守れなかった、よ……」
自分が死ぬのは怖くなかった。だけど仲間が死ぬのは……怖かった。
ミルクは倒れた夕菜を抱きかかえる。
「ごめんね、ごめん、ごめん……」
涙を流しながら謝るが死人は返事をしない、だがこの時は変わりに答えるものがあった。
答えたのは――鉄球。
「あぅ……な……ラぃ…」
夕菜の横に置かれていた湾曲した箱から大量の鉄球が爆散した。
それはミルクの身体を一瞬で削り、痛みを感じさせる間も無くミルクの意識を奪った。
―――永遠に。
迂闊にもミルクは気づかなかった。
夕菜の死体に細工がされていたことに。
M18対人指向性地雷、これが最後にカリーニンが仕掛けていった罠だった。
【c-4/橋/一日目/朝】
【オーフェン@魔術士オーフェン】
[状態]:激怒、右腕と左肩に銃創による傷
[装備]:
[道具]:未確認支給品×2、支給品一式
[思考]
基本:ゲームからの脱出、カリーニンに報いを
1:カリーニンを追う
2:怪我の手当てとザックの中身の確認
3:ミルクとの合流
[備考]:ルールブックと名簿と支給品をまだ確認してません
【c-5/草むら/一日目/朝】
【カリーニン@フルメタルパニック】
[状態]:全身ところどころに軽い火傷と打撲
[装備]:M3短機関銃(13/30)@現実
[道具]:M18クレイモア@現実、C-4(プラスチック爆弾)×2@現実、未確認支給品×1、支給品一式×2
[思考]
基本:味方と合流後、脱出
1:味方との合流
2:武器弾薬の確保
3:首輪の入手
4:発見しだい敵(主催者側の人間)の射殺
[備考]:罠設置のついでに宮間夕菜のザックを手に入れました。
謎の白い塊はプラスチック爆弾でした。
※カリーニンは不思議な力を持つ者・騙るものはすべて主催者側の人間だと思い込んでいます。
※ミルクのザックがc-5に落ちてます。
※c-5で小規模な火災が起きています。
【宮間夕菜@まぶらほ 死亡】
【ミルク・カラード@伝説の勇者の伝説 死亡】
【残り38名】
投下終了。
>>747の名前欄ミスった。
正確には「我が呼び声に応えよ孤狼 4/6」です。
ここまだやってたの?
乙です。
ミルクをココで殺すとは・・・・思いもよらなかったな、
うわぁ、衝撃的な展開だぁ。
一気に鬱展開になってガクブルでした。GJ
近代兵器は怖いね。カリーニンが不思議グッズを手に入れたらどうなるんだろ。
お若いの地図上の右上には、行ってはならん。あそこには魔物が住んでおるのじゃ。
感想どもです。
カリーニンの超思考がNGになるんじゃないかと心配したけど
問題ないみたいっすね。
>>751 多分。
他に書いてる人いるのかちょっと心配だけど…。
ついでに未登場キャラ表更新。
なんとか全員登場まではいけそうだ。
【フルメタルパニック】 △クルツ・ウェーバー △メリッサ・マオ
【魔術士オーフェンシリーズ】 △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】 △リーラ △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】 △シオン
【残り7名】
俺は書けねぇな・・・・読んでない小説しか残ってないし、
まぶらほの三人が邪魔だなぁ……読んだはずだが記憶に残っていない(涙
とはいえ、ズガン用に使ってしまうのもカワイソスな気がする。
主人公とヒロインがそうそうに退場してしまったし。
リーラならシオンと絡めて、王様とメイドさんとかはどうだろうかとも考えたけど。
うまくまとまらなかった。そもそも文才ないし。
それより問題はジャックだと思う。勇次郎タイプならまだ扱いやすいけど、ジャックは難し過ぎる。
別キャラに取り替えるとかは駄目かな?
駄目だろうな、ややこしくなるしまた投票がいるから。
クルツとマオ姐さんのコンビはなんとかいけそうな気もするんだが。
ジャックは勇次郎よりも扱いやすくないか?
比較するとさっくり殺せるし、手綱をとることも不可能じゃないしさ。
対主催者、マーダーどっちのスタンスでもいけることもgood。
キャラの書きにくさに目をつぶればね……(しかし把握したらかえって楽か?)
ジャックの場合、キャラの書きにくさに加えて、
マーダーとして出た場合、大抵の人間をズガンで終わらせるような気がしてならないもので
勇次郎なら強い奴を食らうで倒す話を書くのは難しいけど行動方針はわかりやすいし、
それなりに襲われる側も書くことが出来そう。弱いやつは放っておいてくれるから復讐話にも繋げやすいとか思ったんで
まぁ、書きにくいキャラも書き方次第で魅力的になるんだろうけどね。
とりあえず絶望してる人なら同じ絶望仲間として助けてくれるかもしれないな。
保守!
マジで一月に一作って感じになってきたな。
だがラ板だ、一月放置しても落ちる心配はないさ
毎日確認してる俺がいるんだ落とさせはしない
序盤でこの超スローペースなら、中盤〜終盤になったら果たしてどれだけの速度になるんだろうな!?
完結が先か、書き手の寿命が尽きるのが先か……全く先が読めないぜ!!
伝勇伝を今日新刊まで一気に読んだんだけどシオンも結構書きにくいかも。
主に謎な部分が。
【教訓】
・開幕前投票で明らかに過疎ならば、開幕させても過疎のまま。
・出したい作品を出すために、ジャンルを狭めすぎない。
・「一人でも頑張る」と言うのであれば、最初から単独作者形態で書き始めたほうが自由に執筆できる。
・前に行く無謀は要らない。冷静に後退する勇気が必要。
ラノロワ2nd、女装ロワ、新ジャンプロワ等が、このロワの失敗から少しでも多くの事を学んでくれる事を祈る。
771 :
この名無しがすごい!:2008/02/02(土) 12:16:16 ID:JBUhGAuI
1000!
1001?
773 :
この名無しがすごい!:2008/02/04(月) 04:03:29 ID:WaA8Czwe
どぴゅっ
保守!!!!
775 :
◆VIIGhZ.snI :2008/06/10(火) 05:27:48 ID:SP2jJdaa
a
a
a
a
a
780 :
この名無しがすごい!:2008/08/11(月) 15:21:01 ID:xxzeZmBU
フルメタ以外のライトノベルはすべて・・・・・・・
キモオタ向けだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
781 :
この名無しがすごい!:2008/08/13(水) 07:37:30 ID:jFc3WS3W
こっから逆転だぜ!!
ルークはシャブラニグドゥなのか?
もしそうなら、彼がいることでドラグスレイブが使えるんじゃないか?
783 :
この名無しがすごい!:2008/11/17(月) 21:11:00 ID:BwVFCbVx
ここは長考中?
そんな感じなのかも。 出来れば完結して欲しいんだが…
いや、とっくに終わってるから。
age
まだまだこれからだぜ
そうだ!
俺達の戦いはこれからだ!