スレイヤーズやオーフェン、フルメタなど新旧とわず富士見ファンタジア文庫のキャラクターで
バトルロワイアルのパロディをしようというリレー小説企画です。
一日ほど認知度をあげる意味もこめて雑談や質疑応答を行い、
1日の深夜24時から作品投票、2日の深夜24時からキャラ投票を行いたいと思います。
※集計は私がやりますが、検算のため誰かもう1,2人集計してくれる方を募集します。
投票形式は各人5票をもって一つのIDにつき一度投票という形にします。
参加者投票は各作品につき5票を持ちますので合計50票前後ということになります。
自演は防ぎようがないので各人の良識にまかせましょう。建前自演投票は禁止です。
ちなみに3票以下は切り捨てで4票以上から採用します。
※当選した半分以上の作品が3票以下だった場合企画倒れとみなしこの企画を凍結します。
参加作品は10作品前後。同票の作品はなるべく許容の形でいきます。
参加人数は各作品4〜8人。合計60名前後とします。
なるべく1作品からの参加者を多くしたほうがドラマも生まれやすいと見ての事です。
主催者はOPを書く人が自由に決めて結構です。
誰もOPに立候補しなかった場合私が書きます。(万が一私の知る作品が選出されなかった場合を除きます)
他の人は主催者について提案することは自由ですが強制はしないようにしましょう。
全ては書き手あっての企画です。
支給品はそんなに多くなってもアレですが、武器が少なくなってもアレなので
【武器一個】、【武器以外の道具一個】、という形にします。
意思持ち支給品は自律行動するものはキャラクターとみなすのでNGです。
自律行動しないものは各人の判断に任せます。
OPがあがり、企画がスタートしたらしたらばに掲示板を用意します。
その他、企画についての詳細は
ttp://www11.atwiki.jp/row/pages/11.htmlあたりを参照してください。
詳細なルールに関しては後ほど用意します。
MAPも後でいくつか候補をあげます。
制限については参加作品が決定してから私が草稿を作りますので皆さんで細部を調整してください。
おもしろそうだけど、リナが竜破斬!したらおしまいなんじゃないのかなあ。
ひそかに期待
竜破斬は禁止か制限してしまえばいい
呪文だけがリナの持ち味じゃないし
出来ない理由より出来る理由を考えた方が建設的だぜ
5 :
この名無しがすごい!:2007/04/30(月) 21:50:49 ID:FIL4Rg0O
人が集まるなら面白そうな企画だね。
何で不死身なわけ?
最近落ち目だし電撃のほうがいい気がするけど
よしろくご作品を出せ
交流所ともラノワとも無関係である、ということは先に言っておく。
なんてこった
間違えたぜw
>>6 俺も思った。
っていうか1さえよければ作品投票の前に出版社投票しない?
なんでスレタイに反したことを言い出すのかよくわからんが
そうしたいんなら別スレ立てた方が早いのではないか?
【風の聖痕】
【殺×愛】
【伝説の勇者の伝説】
【まぶらほ】
【マテリアルゴースト】
取りあえずラノワに出てないのに入れてみた。
>>11 富士見の方が古参が多いから、この板に合ってるだろうw
>>13 投票は1日の「24時」からお願いします。
あとこのスレはあくまで富士見Fのみで行いたいと思います。
電撃、角川などは他の企画で扱ってください。
もう作品投票なわけ?
【スレイヤーズ】
【封仙娘娘追宝録】
【BLACK BLOOD BROTHERS】
【気象精霊記】
【スクラップド・プリンセス】
おやそうなのか
リロードすべきだったな
>16-17
IDがこのスレになんとなく合ってるな。
>参加人数は各作品4〜8人。合計60名前後とします。
>なるべく1作品からの参加者を多くしたほうがドラマも生まれやすいと見ての事です。
合計人数はともかく、人数比率も平均化したほうがやりやすいものですか?
似たようなスレッド(ラノロワではない)だと、作品ごとの人数がまばらで、
かたや10名以上、かたや1名ぽつんと……という偏った比率でしたが、
単独キャラも、それはそれで目立ったように感じました。
20 :
この名無しがすごい!:2007/05/01(火) 13:36:26 ID:OCPVU4C0
知り合いが一人もいないよりはいたほうが展開の幅が広がるからだろう
それよりみんな、投票のさいはヤマモト・ヨーコをよろしく
久々に聞いたなその名前。あれ完結したの?
ヤマモト・ヨーコがエントリーしたら宇宙戦艦こみ?
生身だと一般人とかわらんが、30世紀の技術入りだと反則だよな。
とりあえず投票するならただ投票作品だけ書き込むんじゃなくて、
自分のおすすめ作品のどんなところがいいのか、どんな感じでクロスオーバーSSができそうかを熱く語るといいよ
他人の投票見てこんなやつもあったかとかこれもいいかもとか思って票が流れることはよくあるこった
ラノワで不遇だったリアルバウト組には是非頑張ってほしい。
ひとり五票まで投票できます。
決定は10作品前後。多くても15作品を超えることはないと思います。
修正以外で投票を二回にわけるのは避けてください。
作品名は通称などでなく、なるべく正式名称でお願いします。
一応テンプレート。
【】
【】
【】
【】
【】
角川スニーカーなら参加したんだが
【風の聖痕】
【殺×愛】
【伝説の勇者の伝説】
【まぶらほ】
【リアルバウトハイスクール】
【スレイヤーズ】
【封仙娘娘追宝録】
【BLACK BLOOD BROTHERS】
【気象精霊記】
【スクラップド・プリンセス】
【オーフェン】
【フルメタルパニック】
【リアルバウトハイスクール】
【風の聖痕】
【A君17才の戦争】
【スレイヤーズ】
【ギャラクシーエンジェル】
【機動警察パトレイバー】
【ロストユニバール】
【クロノクルセイド】
【スレイヤーズ】
【魔術師オーフェンシリーズ】
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
【卵王子 カイルロッドの苦難】
【フルメタル・パニック】
【ザンヤルマの剣士】
【ミュートスノート戦記】
【VS ヴァーサス】
【卵王子 カイルロッドの苦難】
【風の聖痕】
【まぶらほ】
【デビル17】
【マテリアルゴースト】
【殺×愛】
【アリアンロッドリプレイ・ルージュ】
※リプレイ不可ならルージュを下記に。
【ご愁傷さま二ノ宮くん】
35 :
この名無しがすごい!:2007/05/02(水) 00:23:14 ID:MvMOa+ZM
【スレイヤーズ】
【BLACK BLOOD BROTHERS】
【フルメタルパニック】
【天高く雲は流れ】
【伝説の勇者の伝説】
リプレイは不可でお願いします。
書き忘れましたが集計と次の投票の都合上、投票期限は本日の23時までです。
【EMEシリーズ】
【魔術師オーフェンシリーズ】
【フルメタルパニック】
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
【ザ・サード】
EMEシリーズは支給品に高性能で一般人にも扱えるのが多く、
票が入りそうな面子は厨性能な能力者はいなさそう(一人を除き)
>>23こんな感じですかい?
【魔術師オーフェンシリーズ】
【伝説の勇者の伝説】
【フルメタルパニック】
【スレイヤーズ】
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
【封仙娘娘追宝録】
【BLACK BLOOD BROTHERS】
【ストレイト・ジャケット】
【鋼殻のレギオス】
【殺×愛】
富士見ミステリーは無しか?
【魔術士オーフェンシリーズ】
【伝説の勇者の伝説】
【魔法戦士リウイ】
【リアルバウトハイスクール】
【エンジェルハウリング】
【封仙娘娘追宝録】
【スレイヤーズ】
【オーフェン】
【気象精霊記】
【BLACK BLOOD BROTHERS】
43 :
この名無しがすごい!:2007/05/02(水) 12:43:00 ID:HZzYf5iB
【火魅子炎戦記】
【それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモトヨーコ】
【ザ・サード】
【卵王子 カイルロッドの苦難】
【風の聖痕】
【無責任艦長タイラーシリーズ】
【エンジェル・ハウリング】
【封仙娘娘追宝録】
【ロストユニバース】
【スレイヤーズ】
皆いざって時には自分で書ける作品挙げてるんだよな?
書ける人がいないってんで停滞しているのがあるから気になる。
【スクラップドプリンセス】
【殺×愛】
【まぶらほ】
【EME】
【無責任艦長タイラーシリーズ】
そういやタイラーって富士見にもあったんだな。
ファミ通のイメージしかなかった。
【魔法戦士リウイ】
【セイバーマリオネットJ】
【天地無用!魎皇鬼】
【スレイヤーズ】
【フルメタルパニック】
みんなーリウイ入ってないぞー
【まぶらほ】
【フルメタルパニック】
【風の聖痕】
【ギャラクシーエンジェル】
【ザ・サード】
ところで何作品ぐらいが参戦することになるんだろうか?
10〜15あたりかな? 多すぎてもあれだから10辺りで切るのがいいのだろうか?
だいたい9〜12くらいで収まるのが理想です。
それ以上は多いと思いますがまぁ投票率次第ですね。
この辺りの感覚は個人差ありますし。
>>50サンクス
【魔術師オーフェン】
【どかどかどかん】
【EME】
【ザ・サード】
【スレイヤーズ】
これ4票以上入ってる作品いくつあるよ
投票少な過ぎ
【フルメタルパニック!】
【気象精霊記】
【スレイヤーズ】
【機動警察パトレイバー】
【セイバーマリオネットJ】
>>52 富士見、それもファンタジア限定じゃねぇ…
【無責任艦長タイラーシリーズ】
【鉄甲巨兵SOME-LINE】
【機動警察パトレイバー】
【ギャラクシーエンジェル】
【サーラの冒険】
紋章機とかレイバーとかライナーメカとか出してみてぇ
最近は富士ミスのほうが読者多かったりするんじゃないかな?
まあ今更だけど
【魔術士オーフェンシリーズ】
【フルメタルパニック】
【ストレイト・ジャケット】
【伝説の勇者の伝説】
【どかどかどかん】
>>55 ちょっとまった。
イメージ的に、オーフェン(主役強キャラ)でも制限されていなければイングラムをやっとこさ倒せる程度なのに
アームスレイブや紋章機は一般人だと打倒不可能すぎる。
基本は生身のはずで、精々作業用レイバーで止めておかないと変にバランスが崩れそう。
なので、巨大ロボとかを出すのはきついんじゃないのかと俺は思う。
【魔法戦士リウイ】
【ザ・サード】
【リアルバウトハイスクール】
【卵王子 カイルロッドの苦難】
【それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモトヨーコ】
> 巨大ロボとかを出すのはきついんじゃないのかと俺は思う。
その辺は当たり前だと感じていたが……マジに出すつもりのやつはいないだろう。
61 :
この名無しがすごい!:2007/05/02(水) 22:50:53 ID:mfGXSw86
【まぶらほ】
【スレイヤーズ】
【風の聖痕】
【ギャラクシーエンジェル】
【魔術師オーフェンシリーズ】
>>60 なんか結構本気かもしれないラインナップだったからちょっと気になって。
(全部しってるわけではないけど)
>>36によれば投票締め切りまであと8分。
【七人の武器屋】
【メルヴィ&カシム】
……結局これだけ。あとは無理そうな本(ファンタジア大賞の
シリーズ化されていない受賞作とかTRPGリプレイとか)ばかり浮かんでしまった。
締め切りか
終了
>>58 >60
すまん「w」を付け忘れた。ネタだと思ってくれ。
もしも出すなら燃料切れで動かない奴とか、人力でも撃てないことはないリボルバーカノンとかw
>>66 おいおい姉妹スレでは支給品にゼロ戦あったんだぜ
11票
【スレイヤーズ】
9票
【フルメタルパニック】
【魔術師オーフェンシリーズ】
6票
【風の聖痕】
5票
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
【伝説の勇者の伝説】
【まぶらほ】
【ザ・サード】
4票
【卵王子 カイルロッドの苦難】
【リアルバウトハイスクール】
【ギャラクシーエンジェル】
-------------------------------
3票
【殺×愛】
【封仙娘娘追宝録】
【BLACK BLOOD BROTHERS】
【気象精霊記】
【無責任艦長タイラーシリーズ】
【魔法戦士リウイ】
【EMEシリーズ】
【機動警察パトレイバー】
2票
【ロストユニバース】
【スクラップドプリンセス】
【エンジェルハウリング】
【セイバーマリオネットJ】
【どかどかどかん】
1票
【クロノクルセイド】
【A君17才の戦争】
【ザンヤルマの剣士】
【ミュートスノート戦記】
【VS ヴァーサス】
【デビル17】
【マテリアルゴースト】
【ご愁傷さま二ノ宮くん】
【天高く雲は流れ】
【火魅子炎戦記】
【天地無用!魎皇鬼】
【鉄甲巨兵SOME-LINE】
【サーラの冒険】
【ストレイト・ジャケット】
パトレイバー落ちた
諦めるか
>>68お疲れさま
4表以上の作品が当選かな?
11×5で55人か11×6で66人ぐらい?
次は参加者投票とMAP作成か(MAP作成できる人いる?
【スレイヤーズ】○○○○○
【フルメタルパニック】○○○○○
【魔術師オーフェンシリーズ】○○○○○
【風の聖痕】○○○○○
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】○○○○○
【伝説の勇者の伝説】○○○○○
【まぶらほ】○○○○○
【ザ・サード】○○○○○
【卵王子 カイルロッドの苦難】○○○○○
【リアルバウトハイスクール】○○○○○
【ギャラクシーエンジェル】○○○○○
以上の11作品から参加者投票を始めます。
期間は40分後の0時から24時間。
一作品につき5人まで投票できます。
○のあとにキャラ名を入れてもらうと解かりやすいかも。
枠は各作品1〜8人までです。全体で票の多いキャラから順に当確します。
票で他のキャラを上回っていても作品の枠が上限に達していれば落選です。
全体で60名前後まで。
MAPは後でいくつか既存のMAPをアップするのでそれから選んでもらうか、
作成してくれるという方がいるなら名乗り出てくれれば。
【封仙娘娘追宝録】って4票ない?
数えなおしてみたら
>>39を抜かしていたようです。
これで【封仙娘娘追宝録】と 【BLACK BLOOD BROTHERS】【殺×愛】は当確ですねぇ。
【スレイヤーズ】○○○○○
【フルメタルパニック】○○○○○
【魔術師オーフェンシリーズ】○○○○○
【風の聖痕】○○○○○
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】○○○○○
【伝説の勇者の伝説】○○○○○
【まぶらほ】○○○○○
【ザ・サード】○○○○○
【卵王子 カイルロッドの苦難】○○○○○
【リアルバウトハイスクール】○○○○○
【ギャラクシーエンジェル】○○○○○
【封仙娘娘追宝録】○○○○○
【BLACK BLOOD BROTHERS】○○○○○
【殺×愛】○○○○○
多くなってしまいましたが……14作品でお願いします。
【フルメタルパニック】○ガウルン○テレサ・テスタロッサ○ベルファンガン・クルーゾー○大貫善治○椿一成
【魔術士オーフェンシリーズ】○オーフェン○ジャック・フリズビー○ウィノナ○コンスタンス・マギー○ボニー・マギー
【まぶらほ】○ヴィペール○酒井奈千紗○仲丸 由紀彦○松田 和美○神城 凜
【ザ・サード】○火乃香○パイフウ○ロウエン○スカーレット○エレクトラ
一番槍?
今気づいたけどオーフェンの魔術師は実は"魔術士"
あと、ヤマモトヨーコはアニメのイメージって流用できるのだろうか?
各作品5票って多くね?
そんなの集計するほうも大変すぎると思うんだが
【スレイヤーズ】○リナ○ガウリイ○アメリア○ゼルガディス○ズーマ
【フルメタルパニック】○相良宗介○千鳥かなめ○テレサ・テスタロッサ○メリッサ・マオ○ガウルン
【魔術師オーフェンシリーズ】○オーフェン○アザリー○レティシャ○コンスタンス・マギー○ジャック・フリスビー
【風の聖痕】○八神 和麻○神凪 綾乃○神凪 煉○凰 小雷○ガイア
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】○山本洋子○白鳳院綾乃エリザベス○テンツァー○シルヴィー・ドレッド○ローソン
【ザ・サード】○火乃香○パイフウ○ミリィ○浄眼機○フィラ・マリーク
【卵王子 カイルロッドの苦難】○カイルロッド○ミランシャ○イルダーナフ○グリュウ○アクディス・レヴィ
【リアルバウトハイスクール】○草g静馬○御剣涼子○神矢大作○氷室那智○京極刹羅
>>75 ま、なんとかなるでしょ
単に面倒くさいだけで難しいわけじゃないし
半日ほど様子みて今回の投票制が不評なようなら
2回にわけるとか20票制にするとかなんか考えます。
投票の流れだと2りしかいないのは何でだろう?
ゴールデンウィークだからか?
一部ふざけすぎ?
【まぶらほ】○宮間夕菜/○式森和樹/○リーラ/○栗丘舞穂/○仲丸由紀彦/
【ギャラクシーエンジェル】○ミルフィーユ/○タクト/○ルフト/○ミント/○フォルテ/
【フルメタルパニック】○大貫善治/○相良宗介/○千鳥かなめ/○キャステロ/○テレサ・テスタロッサ
【風の聖痕】○八神和麻/○神凪綾乃/○ラピス/○ゴート/○篠宮由香里
【ザ・サード】○クエス/○プロメテウス/○レオン/○ヌル/○火乃香
【スレイヤーズ】○ラギアソーン/○L様/○フィブリゾ/○ガーヴ/○ミリーナ
【オーフェン】○アスリエル/○ヘルパート/○ダミアン・ルーウ/○ライアン・スプーン・キルマークド/○アザリー/
う〜ん、投票形式にムリがあったのか時期が悪かったのか単に作品投票に冷やかしが多かっただけなのか……
現時点で3票では企画が立ち行きません。
ので、いったんキャラ投票を中止します。
改定案として以下の3つを考えました。
A.7作品ずつ二回にわけて今回と同様に投票してもらう。
B.各人20票ほどを与えて自由に投票してもらう。
C.その他の案 (みなさんの意見をください)
どうかご協力ください。
投票ではありませんが、ある程度案をしぼって最終的に投票という形になるかもしれません。
今日明日でまとまらない場合、企画倒れとしてこのスレは凍結しようと思います。
自分はこれで
B.各人20票ほどを与えて自由に投票してもらう。
GWがなんらかの形で影響しているだけだと思いたい。
とりあえず、昨日はスレイヤーズに10票以上入ってるんだから、
読み専でもいいから本気だしてほしいなぁ。
んー……ファンタジアに限定したのがまずかったんじゃないかな
なんつーか各作品5人とか桁違いなこと言われると逆にどれに投票していいか迷うんだよね
せっかくだからうろ覚えのやつも投票しようとキャラ名とか調べてたらめんどくさくなった
ん、作品投票は終わっちゃったか・・・・
というか行き詰まってるのは黄金週間、初日に投票したからなんじゃないか?
と適当に言ってみる
すれ主さえよければ、MAPを用意するとか、OPだけ投下してみるとか
そういったのでにぎわせてから日曜日に再投票とかしてみたいかな?
そうですね。多少動きが性急すぎたかもしれません。
一旦、冷却期間をおいてその間にいろいろと準備をしましょう。
MAP、OPなどを。
一応参加作品は上記の14作品で固定し、来週まで雑談、議論などを行いましょう。
GW明けにもう少しルールを詰めて再参加者投票を行いたいと思います。
議論に人が集まるかどうかが問題だな。
そして主だったメジャーな作品はもう他ロワで既出なワケだが、そこらとどう差別化を図るかが問題なんだと思うよ。
「そっちのロワで書きたいキャラが死んでしまった」なんてリスタート願望だけじゃむりぽ。
原因をGWだけのせいにしているようでもだめぽ。
もっと「おっ、このロワ読んでみたい、書いてみたい!!」って思わせる売りを考えないと。
>>87LSだったら「三人殺しでごほうび」とか?
…ちょっと違うか。
売りねぇ…強制的にコスチュームチェンジありとかはどう?
結構ふざけてるか。
放送時になにか突発的なイベントを主催者が実行する。
例:どっかのエリアに武器を転送させて、殺し合いの助長を謀るとか。
・長文がデフォのラノロワと逆に、短編クオリティ不問を徹底する
・とにかく萌えキャラばっかり集めてみる。
・とにかく漢ばっか集めてみる。若しくは女ばっか。
・魔法などの特殊能力を一切禁止してみる。
・逆に魔法などの特殊能力持ちだけに限定してみる。
私見だが、こういう企画を立てれば差別化は図れるんじゃないだろうか。
あと、参加人数を少数(50人未満)にして早期完結を謳えば賛同は得られると思う。
何より人を集めないと始まらない。
そのためには「乱立じゃなくて、完結目指して努力してます!」ってスタンスをアピールした方が得策。
作品数と人数のバランスも重要だよな
差別化ねぇ・・・・・・・・基本的にキャラ個々の戦闘力は抑えてorキャラの能力を基本的に上回る
超強力な武器(たまに防具)をは配布するのはどうだろう?
例・スモールライト(ドラ)
ダイの剣(ダイ)・スタープラチナのDISC(ジョジョ)
グランティン(エルナサーガ)・宝具(方針演技)
後、全部意思持ちの支給品にするとか?半分パートナーみたいなもんか?
ヤマモト・ヨーコとかザ・サードとかスレイヤーズは女性の主役が多いから
いっそのこと『富士見ファンタジア"女性"キャラ・バトルロワイアル』にして
女性だらけバトルロワイアル首がポロリもあるよ、でもいいかもしれない。
全作品知らないから適当なことを言ってごめん。
今初めてこのスレ知ったぞ……残念。作品にもキャラにも投票できないなんて。
キャラはいろんな種類いたほうが個人的にはいいかな。萌えキャラばっかじゃ書いても読んでも面白くない。
BBBのゼルマンとか陣内とかザザとか来て欲しいと切に願うわけですが。
あと、他の似た企画がどんなのか知らないから誰かわかりやすく解説ヨロ
>>93 反則的手段だけど、このロワか各作品に興味がでたのならば『にこにこ動画』か
『you tube』あたりで見てみるのも悪くはないかもしれない。
結構アニメ化してる作品が多いし。必ずしも原作通りとはかぎらないけど。
まさか書き手全員が特定作品の信者とかはあるまいし心配せずともそれはないだろ
それと投票結果を見るに知名度高い作品が揃ってるから、バランスよくキャラが生きそうなものだけども。
ちょっとこれ面白いな
>>95のリンク先
でもこれ全部見るのに半日かかるぞ……その間に議論が進んでたらヤバス
ちと逸りすぎかもしれんが、完結させるなら書き手のモチベーションを高くし続ける必要があるだろ?
だったら富士見系のキャラは死ぬときになんか特別な理由をつける必要があるとか
(最強系のキャラがあっさり死んだらゲンナリするだろうし)
例えばキャラが決定したらそのキャラのサバイバル能力を一覧にしてみるとかどう?
マジレスすると君はロワスレに向いてないよ
ネタレスだとしたらもう少し一見で解るように書きなさい
熱意は買うが、一個人の熱意だけではロワスレって巧いこといかないんだよな。
問題は、如何に沢山の人間の熱意を集約できるか、って事。
ま、
>>95のリンク先を楽しめるんなら、まずはゆっくりソコのSSを読みなされ。
あと、他にも沢山「○○でバトロワ」ってのはあるから、それらも見れば大体の事は分かるだろう。
要はこういう事→「お前の居る場所は、既に俺達が通った道だ」
http://www11.atwiki.jp/row/
>>100 リンク先の過去ログを見るに、ロワスレでは拳銃で頭打ち抜かれて死ぬキャラが、原作では拳銃ぐらいじゃ死なない設定だったということがあった。
元々そういった最強なキャラクターもロワスレでは能力ダウンという設定だったものの、あんまりではないかと言うのがチラシの裏ではあったが書かれていた。
そういったこともなるべく避けたいのであれば、各キャラクターの能力とか列挙してみたらどうかなと思った次第。
書き手さんの助けになるかもしれんし、最強なキャラクター殺すのに頭使ったほうがいいかなとか考えること出来るし。
>>101 なるほど。新米のしゃしゃり出る場面じゃなかったかな。
一人で発言しすぎたのでこれからは俺の発言に何もなければ自重する。
>>102 補足して置くけど、キャラの能力ダウン、制限っていうのは、あくまでSS書く人が書きやすくするためのものなんだよね。
原作の能力をそのままにしちゃうと、「○○が××に負けるなんておかしい!」「△△は最強な筈だろ!」とかの不毛な議論が続いてしまう。
それらを封殺するためのものが「制限」なんだよね。
議論とかになっても「制限されていたので実力を発揮できませんでした」って言っちゃえば終わりだし。
因みに一切の制限を取っ払ったのがテラカオスバトルロワイアル(TCR)。ギャグスレだけど、制限無しだとギャグにしかならないのが現実。
まあ、既存のロワスレでも面白いのいっぱいあるから、興味があればゆっくり読んでみてくだされ。
ほとんどがまだ完結していないし、まだまだ序盤のロワも沢山有るから、なんならそっちで続きを書いてみるのも面白いかもしれないよ。
最終的な俺の意見は「無闇矢鱈と新しいロワを立てずに、今あるロワを盛り上げていく方が良いんじゃない?」だからさ。
富士見ロワイアルならラノロワと被るしな
スレイヤーズ・オーフェン・フルメタが被り、ただメジャー所だからはずすと書きにくくなる(?)かな
106 :
この名無しがすごい!:2007/05/05(土) 20:20:46 ID:hIydIxph
>>105 ザ・サードもかぶってる。アニメ化した影響からか、5票獲得してるけど。
展開が被るわけでもあるまい
絡む作品も違う、条件も違う
何が問題だい?
>>107 別にたいしたことじゃない。乗ってみただけ。
とりあえず、作品投票時に10票以上入った作品もあるんだから
なんとか勢いをつけてやりたいかな。
時々でいいからリアルバウトのことを思い出してあげてくださいorz
ってまあ俺もやりたい派なので被ってる云々はどうでもいいんだがな。
で、提案。
いっそ投票せずに鳥付きで予約始めない?
作品別、全体のキャラの上限だけ決めてさ。
これなら読み専票は避けられると思う。
問題点は、登場話だけ書く人が出そうなことと、そもそもMAPがないこと、物凄いマイナーキャラが通りそうなこと。
ついでに人も居なさそうなことか。
って問題山積みだなorz
やっぱ普通にやったほうがいいかも。
スパロボ方式か……
アニメとかならまだしも、文章媒体だとマイナー把握に苦しみそうだなあ。
ラノでさえ全員把握してる人は居ないってのに、さらにマイナーが参戦した日にゃあ……
>>76の参戦作品を見るに
ロボあり宇宙戦艦ありか?w
正直参戦作品が微妙な希ガス。
>>111 参加作品が微妙かどうかは判断付きかねるけど、上位はアニメ化してるのが
あるから大丈夫でしょ。あんまり動かしにくかったら、ズガンの方向で。
そういえば参加作品は決まっているから、支給品談義でもしない?
あれがあったなとか、こんなのもあるんだぞって感じで賑わうかもしれない。
魔術士オーフェンからブラックタイガーの三点装備。
鎌、マント、マスクで構成されている魔法の装備。
一応意思があって、自立起動するけど制限でなんとかしてもよさそう。
結構便利な強アイテム。
>>109 微妙さ調べ主観のみだけどね
どの作品も10巻程度出ているor他メディアに出ている有名どころだと思う
主観でマイナーとか言っちゃあいけない
【スレイヤーズ】【魔術師オーフェンシリーズ】
知らない人は(たぶん)いない近代ラノベの代表作、オーフェンの方がやや知らない人が多いか
(アニメの分か)
【風の聖痕】 【伝説の勇者の伝説】
最近のヒットどころ、最近の人でも良く知ってる
【まぶらほ】 【ザ・サード】【リアルバウトハイスクール】
少し前の有名どころ、現代の勢いは今ひとつだが知ってる人は多い
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】 【卵王子 カイルロッドの苦難】
俺の専門外、黎明期のヒットシリーズ
【ギャラクシーエンジェル】
ノーコメント
【BLACK BLOOD BROTHERS】【殺×愛】
最前線から一手下がるが、一目置く人が多い作品
【封仙娘娘追宝録】
これも古くのファンが多い長期シリーズ
ラノロワのブラッドジャケットやチキチキ、ロードスの扱い見てるとなあ。
最近の作品はなんだかんだで書き手がつくし逆に古めの作品は危ないと思う。
個人的にはヨーコと封仙はめちゃくちゃ不安。
ついでにGAは毛色が違い過ぎて主役になるかズガンになるかの二択しかない気がする。
で、キャラ投票今日やるのか?
やるのなら数日触れなくなりそうだから今のうちに投票しとく
投票ルールも未定みたいだし1作品だけだけ投票、多すぎたら先に書いた方から取ってください
封仙娘娘追宝録
氷の和穂 殷雷(刀) 轟武(剣) 夜主 護玄
一般人がカズホぐらいしかいないから梨乱とかでも良かったかも
>>114 俺の予想ではズカンされそうなのは【まぶらほ】【封仙】【風の聖痕(ヒロイン除く)】かな、不安なのは【ヨーコ】と【カイルロッド】【殺×愛】
GAは何だかんだで馴染みそう
あ、和穂抜いてた・・・・(笑
GW明けだし明日…っていうか今日の24時じゃね?
あと一つ疑問があるんだけど、ギャラクシーエンジェルってアニメ版?ゲーム版?
いや小説版なのは分かってるんだけど、キャラの設定はどっちに近いのかなぁ、と。
>>117 自分も各メディアでのキャラの差が気になるなぁ。
始まったら参加者紹介を充実させればいいんだけど、ヨーコやスレイヤーズ
は自分はアニメのイメージが強いから繋ぎを書くときは心配になる。
まぶらほとオーフェンとザ・サードは各メディアで性格と能力は
大した差がないことは知っている。
ギャラクシーエンジェルはゲームに近い
えーっと、状況を整理すると、今ここに居るのは、
・スレイヤーズ、フルメタ、オーフェンなんかのラノロワ参加作品でしたい
・GAでしたい
・封仙娘娘追宝録でしたい
って人ぐらいなんでしょ?
出場作品はそこらへんに絞って、総勢30人くらいでやればいいんじゃね?
適度に山場も作れて身の丈にもあってると思うよ。無駄に大人数にしてもメリット少ないって。
そもそも60人の根拠ってなによ? このスレ人口からすれば多すぎると思う。
>>120 なにその無茶苦茶な理論。
人数減らすならせめて
>>68の結果から4票以下の作品切捨てだろ。
さすがにこんな馬鹿丸出しなことを本気で言い出すはずはないからスルーでいいだろう
>>120 要は人数多すぎてガチスルーされるキャラが出てこないか不安なのでは?
総勢30人ってのには賛成なんだが。
一作品5人は無駄に多いと思う。
総勢30人はすくないかも。
14作品だから各作品から二人ぐらいしかだせない。
50人から60人の間でなんとかやりくりするのがいいのかな?(各4人ぐらい)
参加者投票の時はあえて数を決めずに、終わってから人数を算出してみる?
126 :
120:2007/05/06(日) 21:41:49 ID:1HE7hbJv
正直どの作品が出ようが出まいが知ったこっちゃ無いが、
14作品×4人なんていう大人数は無謀だという感覚は持って欲しい今日この頃。
敢えてそれでも押し進めるってのも別に良いけど……
完結まで単純計算で10年、なんてことになってる前例から何も学ばないのは愚の骨頂。
わかった わかった 消えろ。な? いい子だから。
>>126 個人的な意見を言わせて貰うと、各作品代表者二名にするよりは多くして
放送時のメリハリみたいなのはほしい。
60人ぐらいが多くて、30人でやるべきというならば、5票以上獲得作品から
だすべきかと思う。そっちの方が書き手の負担が少ないし。
なので、参加者投票のときにでも『30人4票以上』か『60人5票以上』とでも意見を出し合った方がいいと思う。
(設定した人数は適当。
つか、こういうイベントで問題になるのは参加キャラ数ではなく
持続して書いて言ってくれる作者の人数。
人数が少なければ、早く終わるというほど単純ではないぞ。
なんで60人とかの数にしたいんだろ?
→13〜4位辺りの特定の作品が好きで、その作品から4〜5人のキャラがクロスオーバーするSSが読みたい、書きたい。
→その辺りの微妙な作品にその待遇を与えるためには、必然的に全当確作品にも同等の待遇を与える必要が有る。
→最終的に大人数化。だが自分の好きなキャラの為には仕方が無い。
ということか?
>>68の投票結果を見ても、上位11作品ではなく半端な14なんていう数字を持ってくるのは
>>115が好きな作品がその辺にいるからなんだろうなあ。
なんつうか我侭な奴だ。
11×3辺りが妥当な数だと思いますがね。3人だと主役しか出せないって? 十分じゃないか。
>>130 11が14になったのは集計間違いがあったから
4票の作品が3つ見落とされてた
>>131 失礼した。見落としてた。
14作だとこの3つが追加なワケね。
【封仙娘娘追宝録】 【BLACK BLOOD BROTHERS】【殺×愛】
……やっぱ
>>115が贔屓してる作品ぢゃねえか。
60という人数は
>>71さんが大体それぐらいと言ってたから。
とりあえず、
>>71さんにはそろそろ出てきてほしいかな?
やっぱりまとめる人の意見はほしいし、
参加者投票に踏み切ってしまえば、あとは勢いでどうにでもなるかもしれない。
まぁいろいろと意見もあるでしょうが……
私は別に60人という数にこだわっているわけではなく、一作品から参加者をなるべく多く出したいと考えているのです。
当初は10作品ほどに4〜8名、平均6名と考えていましたからだいたい60人という数を出したわけです。
しかし投票の結果11作品となってしまったために(本当は14作品でしたが)さすがに60を超えるのは不味いと思い
4〜8名から1〜8名に変更し、上限を60と定めたわけです。
それでも多いと考える方はいらっしゃると思いますが、そのあたりは価値観の相違、議論をしてもあまり意味はないと思います。
ただ私個人の考えを述べるとある程度人数に余裕があるほうが初期に殺しやすい、すなわち勢いをつけやすいという狙いがあります。
また一作品から多く参加することによってキャラの目的や選択に幅ができると考えます。
もちろん他作品との絡みも影響して思考が錯綜することを期待しているわけです。
ここまで長々と語りましたが、確かに14作品は多いと思います。
そこで少し案を考えてみました。
A・このままいく
B・4票の作品を切り捨て、7作品で始める
C・4票の作品で決選投票を行い全10作品に収める
D・作品数はこのままで参加者の上限を絞る
E・その他
私としてはDは避けたいと考えますが、皆さんはどうでしょう。
>>134 降臨乙。仕切り役を買って出たことは素直に凄いと思ってます。
選択肢の中から選ぶのならBですべきと思います。
ところで、一つ反論があります。
「人数が多い方が殺しやすく勢いがつく」とおっしゃってますが、キャラ数と死にやすさには殆ど関連性なんかないと思いますよ。
最近のロワではLSなんかが人数多いですが、死人は決して多くありません。逆に少なくても死人が多いスレもあります。DQとか。
単純に「殺す書き手が多いかどうか」だけの問題なんじゃ?
また、勢いがついたとしても、人数が多いと途中で息切れしちゃうことも多いんじゃないですか?ジャンプみたいに。
少数ではじめて、ガンガン殺して、その勢いでつっきる、てのならスレが長生きすると思いますよ。
Aに一票。
少数で始めれば絶対完結するって保証も無いし、今のままでいいと思います。
葱ロワも少数でしたが完結してませんしね。
Aに賛成票を投じます。
その中からならBかな
7作品なら知らない作品もカバーしやすいし、6人ずつ参加しても40人ちょっとで済む
>>136 反論になってないぞ〜
じゃあ葱が倍の人数で始めていれば完結できたのか? 人数少なくてダメだとしても、人数多かったらもっとダメになるだけじゃん。
「完結なんてさせる必要ないだろ! 盛り上がりさえすれば」っていう論ならまだ話す余地はあったんだが……
>>134 やるならBだが、今はまだやらない方がいいと思う。焦って今はじめて何か得があるのか?
アニロワは80人も参加しているのに一番完結に近いロワだと言われているし、
三国志ロワは100人単位で終わらしたことがある。
スパロワは60人なのにDG事件だけで進まなかった。
結論:ロワ成功には人数はあんまり関係ない。書き手の質と量で決まる。
>>139 とりあえず、まじめにやりたい人もいるんだから
最後の文は交流所あたりで愚痴ってくれ。
Aに一票。
っていうか俺入れて六票か。
なんでキャラ投票の倍入ってるんだw
なんか、富士見ロワはどうでも良いけど大人数でロワが始まるのは許せないっ!って人が居るとしか思えない。
煽るなよ。
心配してるだけだろ、多分。
なんとなく一ヶ月ぐらいで寂れそうな雰囲気してるしさ。
Bに一票。
問題になるのはキャラ総数以上に参加作品数だよ。
単体ならともかく作品跨った集団になると動かせる人がガクンと減る。
7作品×一作品につき5〜9人=35〜63人。
現時点で完結目指して始めるならこんなもんだと思う。
Bに一票
あと五表以上だと八作品じゃね?
よく見たら
>>134に1〜8人って書いてあるし。
それなら俺もBに一票。
8人も居ればキャラの幅が広がって、中途半端にメインばっかりになるよりは面白そう。
Bに無責任な一票を入れておこう。
投票した作品は一つも残らなかったから、やるなら把握しやすい作品数の方がいいや。
(投票時と条件が変わるなら、再投票も検討する余地があると思うけど)
では明日の夜まで待って大きな動きがないようでしたらBで行こうと思います。
持ち票は一人20票。ただし投票期間は48時間。
つまり一人につき2回投票できる機会があるわけです。(当然一日一回までです)
これならある程度票のばらつきを防げるのではと愚考します。
また投票期を逃すことも少なくできるのでは。
明日の夜までみなさんの意見を求めます。
>>148お疲れ様です。意外と在中している人がいて一安心でした。
参加者投票に関しては私は意義はありません。
参加作品はこの面子でしょうか。
11票 【スレイヤーズ】
9票 【フルメタルパニック】 【魔術師オーフェンシリーズ】
6票 【風の聖痕】
5票 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】 【伝説の勇者の伝説】 【まぶらほ】 【ザ・サード】
……orz
どうも数え間違いが多いようですね私は。若年ボケか……。
その「8作品」ということになります。
「7作品」ではありませんのでその辺り考慮のうえご意見ください。
どうせなら一日目終了時点で各作品1〜3位or全体で10〜15位くらいを確定させない?
その方が無駄な票減るし。
Aに一票。俺の好きな作品が下位だからというのがその理由。
参加者の多さが完結には結びつかないんだろ? じゃあ多くしたってかまわないだろ。
要するにどれぐらいの人が盛り上がりを考えたうえで完結に持っていく気があるかという話
>>152 その正直で割り切った姿勢には好感が持てるね。
つまりは、「完結? そんなの知ったこっちゃねえ! 最初だけでも盛り上がれば良いじゃねえか!」って姿勢なワケだろ?
それはそれでありだと思うよ。お祭りってカンジでね。
ただ、そのタイプでやるなら、参加者投票とか別にしなくてもいいかもね。
だって、リレーできるかどうか、どう繋げていくかとかも気にする必要性も低いだろうに。完結を考えないんだから。
それでも刹那的で最初だけだとしても、盛り上がれて楽しめるんならそれはそれでアリでしょう。
……と、完結を度外視するなら、色々と可能性と選択肢は増えると思う。
ただし、その分大事なものもいっぱい無くすことになるけどね。
>>153 一応完結させたいとは思ってるぞ? それに他人が放った伏線を自分がどう処理するか、自分が仕掛けた伏線を他人がどう捌くのかを楽しむのがリレーだし。そういうのをやりたいと思ってる。
前の発言をもっかい言うと、「完結のため」と言って人数減らすのは効果なし。それなら60人いてもかまわないんじゃね? ってこと。
流石に「俺様だけ楽しめればいいんじゃはっははあ! 後は野となれ山となれ」とは思ってないよ。
スレイヤーズやオーフェンみたいな主人公の能力にある程度の制約があってその中で工夫する話と、
精魂みたいな主人公最強常に力押しで何とかする話でバトロワが成立するのかな・・・
制限って便利な言葉だよねw
それとうろ覚えだが物質崩壊だの擬似空間転移だのオーフェンも相当凶悪だぞ。
周りがさらに強いからそう見えないだけでリナもかなり強い。
っていうかこのロワ戦闘経験者多いなw完全な一般人居なくね?
>>156 ほら、フルメタから恭子や小野Dが当選すれば一般人一般人。
……まあ、椿や会長閣下辺りならともかく、上の二人はどう考えても選ばれそうにないけどな。
>>152 >>154 「参加人数と完結しやすさは無関係」に関してのソースヨロ。
俺の頭じゃどう考えても人数少ない方が完結しやすいんだけど? 40人でするのと120でするのとを比べてみたりすれば。
とりあえず投票時間がせまってますので、議論はいったん切り上げましょう。
とりあえずB票が多いのでB案でいくことに特に問題はないと考えます。
8作品ならだいたい40〜50くらいでおさまるでしょう。
持ち票は一人20票。ただし投票期間は48時間。
つまり一人につき2回投票できる機会があるわけです。(一日一回までです)
一度の投票で同じキャラに複数票を入れることは禁止しますが、二日めに同じキャラに入れるのは構いません。
それでは奮って参加お願いします。
中間集計に関しては悩みましたがやはりやらないことにします。
風の聖痕 【八神和麻】【神凪綾乃】【神凪煉】【神凪厳馬】【ラピス】
伝説の勇者の伝説 【ライナ】【フェリス】【シオン】【ルシル】
オーフェン 【オーフェン】【アザリー】【コギー】【キース】
フルメタルパニック 【大貫善治(用務員)】【相良宗介】【テレサ・テスタロッサ】
まぶらほ 【式森和樹】【宮間夕菜】【山瀬千早】【リーラ】
20票って意外と少ないな。
やっぱり一部ふざけてますよ
【まぶらほ】○宮間夕菜/○栗丘舞穂/○仲丸由紀彦/
【フルメタルパニック】○大貫善治/○千鳥かなめ/○テレサ・テスタロッサ
【風の聖痕】○八神和麻/○神凪綾乃/○篠宮由香里
【ザ・サード】○クエス/○プロメテウス/○レオン/○火乃香
【スレイヤーズ】○ラギアソーン/○L様/○フィブリゾ/○ガーヴ/
【オーフェン】○アスリエル/○ダミアン・ルーウ/○アザリー/
フルメタルパニック【ガウルン】【テレサ・テスタロッサ】【ベルファンガン・クルーゾー】【大貫善治】【椿一成】
魔術士オーフェン【オーフェン】【ジャック・フリズビー】【ウィノナ】【コンスタンス・マギー】【ボニー・マギー】
まぶらほ【ヴィペール】【仲丸 由紀彦】【松田 和美】【神城 凜】【式森和樹】
ザ・サード【火乃香】【パイフウ】【ロウエン】【スカーレット】【エレクトラ】
投票の仕方はまとめなくていいのだろうか?
もし俺の投票の仕方が間違っているのなら、集計する人の楽な方に合わせたい。
【スレイヤーズ】4
○リナ
○ガウリイ
○ゼルガディス
○ズーマ
【フルメタルパニック】3
○相良宗介
○テレサ・テスタロッサ
○ガウルン
【魔術師オーフェンシリーズ】4
○オーフェン
○アザリー
○レティシャ
○ジャック・フリズビー
【風の聖痕】3
○八神 和麻
○神凪 綾乃
○神凪 煉
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】6
○山本洋子
○白鳳院綾乃エリザベス
○メリ・スハンのテンツァー
○シルヴィー・ドレッド
○メオ・トロルのフーリガー
○メオ・ニスのロート
テンプレ造るの忘れたけど頑張って数えるので好きに投票してください。
ただ人数超えると最後から削っていくので気をつけてね。
【フルメタル・パニック!】○相良宗介 ○クルツ・ウェーバー ○メリッサ・マオ ○ガウルン ○林水敦信
【魔術士オーフェン】○オーフェン ○マジク・リン ○クリーオウ・エバーラスティン ○アザリー ○チャイルドマン
分かる作品が少なすぎるというこの悲しさよorz
だ、だがしかしこの二作なら割と読み込んでるから一応全キャラ書ける……はず;
【フルメタルパニック】4
【相良宗介】
【クルツ】
【マオ】
【大貫善治】
【魔術師オーフェンシリーズ】 4
【オーフェン】
【アザリー】
【チャイルドマン】
【キース】
【伝説の勇者の伝説】 4
【ライナ】
【フェリス】
【シオン】
【フロワード】
【風の聖痕】 4
【八神和麻】
【神凪綾乃】
【神凪煉】
【ラピス】
【まぶらほ】4
【式森和樹】
【山瀬千早】
【リーラ】
【栗丘舞穂】
【スレイヤーズ】○リナ・インバース、○ガウリイ、○ゼルガディス、○アメリア
【フルメタル・パニック!】○千鳥かなめ、○相良宗介、○クルツ・ウェーバー 、○メリッサ・マオ 、
○テレサ・テスタロッサ、○レナード・テスタロッサ、○林水敦信
【魔術士オーフェン】○オーフェン、○クリーオウ・エバーラスティン
【ザ・サード】○火乃香、○パイフウ
【魔術士オーフェン】
○キース○ウィノナ○カコルキスト・イストハン○ライアン○クオ・ヴァディス・パテル
【フルメタル・パニック】
○クルツ○風間○ガウルン○クルーゾー○林水
【スレイヤーズ】
○リナ○ガウリィ○ゼルガディス○ミルガズィア○ルーク
書けない作品に投票するわけにもいかず。
スレイヤーズ『ゼルガディス』『アメリア』『ミルガズィア』
フルメタル・パニック『相良宗介』『千鳥かなめ』『クルツ・ウェーバー』『メリッサ・マオ』『カリーニン・アンドレイ』『椿一成』『大貫義治』
まぶらほ『式森和樹』『神城凛』
風の聖痕『八神和麻』『神凪綾乃』『神凪煉』
伝説の勇者の伝説『ライナ・リュート』『フェリス・エリス』『ルシル・エリス』『クラウ・クロム』『ミラン・フロワード』
偏りが見られるよなあ……
>161
L様って多元世界の源みたいな超存在だったような気がするんだけど・・・。
【フルメタル・パニック!】○メリッサ・マオ ○クルツ・ウェーバー ○林水敦信 ○アンドレイ・カリーニン ○椿一成
【魔術士オーフェン】○チャイルドマン ○マジク・リン ○クリーオウ・エバーラスティン ○アザリー ○コミクロン
【スレイヤーズ】
○リナ ○ゼルガディス ○ズーマ ○フィリオネル ○ランツ ○影鏡リナ
【フルメタルパニック】
○相良宗介 ○千鳥かなめ ○ガウルン ○レイス ○クラマ ○椿一成
【魔術師オーフェンシリーズ】
○キリランシェロ ○アザリー ○コルゴン ○マジク ○クオ ○ロッテーシャ
【スレイヤーズ】 リナ・インバース、サーペントのナーガ、ゼルガディス、アメリア、ガウリイ
【魔術師オーフェンシリーズ】キース、オーフェン、アザリー、コンスタンス・マギー
【伝説の勇者の伝説】 ライナ・リュート、フェリス・エリス、ミルク・カラード、クラウ・クロム 、アルア
【スレイヤーズ】 アメリア/ゼルガディス
【フルメタルパニック】テレサ・テスタロッサ
【魔術師オーフェンシリーズ】オーフェン/アザリー
【風の聖痕】 八神和麻/神凪綾乃/神凪煉
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】山本洋子/白鳳院綾乃エリザベス/松明屋紅葉/エリュトロン
【伝説の勇者の伝説】ライナ/フェリス/フロワード/ミルク/シオン
【ザ・サード】火乃香/イクス/クエス
>>170 なにげに他にもでたらめなキャラに票が入っている。
このまま行ったら投票後に票が集まってても削らないといけないキャラが出ると思われる。
判っててクエスに一票入れてみる。
じゃあ俺も一部ふざけてあえていれる
【ザ・サード】4
イクス
クエス
プロメテウス
火乃香
【まぶらほ】4
彼
宮間夕菜
リーラ
風椿玖里子
【スレイヤーズ】 4
L様
リナ
ルーク
アメリア
【風の聖痕】3
神凪煉
篠宮由香里
神凪厳馬
【魔術師オーフェンシリーズ】5
オーフェン
アザリー
キース
チャイルドマン
レティシャ
176 :
この名無しがすごい!:2007/05/10(木) 00:05:13 ID:xSOe2hrT
【スレイヤーズ】
○リナ
○ガウリイ
○ゼロス
○ルーク
【魔術師オーフェンシリーズ】
○オーフェン
○アザリー
〇コンスタンス・マギー
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○山本洋子
○白鳳院綾乃エリザベス
○御堂まどか
フルメタルパニック【テレサ・テスタロッサ】【相良宗介】【大貫善治】【椿一成】
魔術士オーフェン【オーフェン】【ジャック・フリズビー】【ウィノナ】【コンスタンス・マギー】
まぶらほ【仲丸 由紀彦】【松田 和美】【神城 凜】【式森和樹】
ザ・サード【火乃香】【レオン】【ロウエン】【スカーレット】【エレクトラ】【浄眼機】
それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【山本洋子】【白鳳院綾乃エリザベス】
【フルメタル・パニック!】○相良宗介 ○クルツ・ウェーバー ○メリッサ・マオ ○ガウルン ○林水敦信
【魔術士オーフェン】○オーフェン ○マジク・リン ○クリーオウ・エバーラスティン ○アザリー ○チャイルドマン
二日目の投票なんだぜ
【スレイヤーズ】 アメリア/ゼルガディス
【フルメタルパニック】テレサ・テスタロッサ
【魔術師オーフェンシリーズ】オーフェン/アザリー
【風の聖痕】 八神和麻/神凪綾乃/神凪煉
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】山本洋子/白鳳院綾乃エリザベス/松明屋紅葉/エリュトロン
【伝説の勇者の伝説】ライナ/フェリス/フロワード/ミルク/ルシル
【ザ・サード】火乃香/イクス/クエス
二日目二日目ぇ
【スレイヤーズ】○リナ・インバース、○ガウリイ、○ゼルガディス、○アメリア
【フルメタル・パニック!】○千鳥かなめ、○相良宗介、○クルツ・ウェーバー 、○メリッサ・マオ 、
○テレサ・テスタロッサ、○レナード・テスタロッサ、○林水敦信
【魔術士オーフェン】○オーフェン、○クリーオウ・エバーラスティン
【ザ・サード】○火乃香、○パイフウ
分かりやすくフルメタ厨なんだぜ
風の聖痕 【八神和麻】【神凪綾乃】【神凪煉】【神凪厳馬】【ラピス】
伝説の勇者の伝説 【ライナ】【フェリス】【シオン】【ルシル】
オーフェン 【オーフェン】【アザリー】【コギー】【キース】
フルメタルパニック 【大貫善治(用務員)】【相良宗介】【テレサ・テスタロッサ】
まぶらほ 【式森和樹】【宮間夕菜】【山瀬千早】【リーラ】
必殺多重投票!(違
べ、別に考えるのが面倒だったわけじゃないんだからね!
182 :
この名無しがすごい!:2007/05/10(木) 12:39:41 ID:rTeIdr0c
二日目いきマース
スレイヤーズ『ゼルガディス』『アメリア』『ミルガズィア』
フルメタル・パニック『相良宗介』『千鳥かなめ』『クルツ・ウェーバー』『メリッサ・マオ』『カリーニン・アンドレイ』『椿一成』『大貫義治』
まぶらほ『神城凛』
風の聖痕『八神和麻』『神凪綾乃』『神凪煉』
伝説の勇者の伝説『ライナ・リュート』『フェリス・エリス』『ルシル・エリス』『クラウ・クロム』『ミラン・フロワード』『ルーク・スタッカート』
【フルメタル・パニック!】○メリッサ・マオ ○クルツ・ウェーバー ○林水敦信 ○アンドレイ・カリーニン ○椿一成
【魔術士オーフェン】○チャイルドマン ○マジク・リン ○クリーオウ・エバーラスティン ○アザリー ○コミクロン
二日目〜
どうせ主人公キャラは他の人が票を入れてくれるだろうし、これでもいいよね?
【ザ・サード】
イクス
クエス
プロメテウス
レオン
スカーレット
『まぶらほ』
リーラ
仲丸由紀彦
式森和樹
宮間夕菜
栗丘舞夜
「フルメタ」
テレサ・テスタロッサ
メリッサ・マオ
椿一成
相良宗介
千鳥かなめ
【スレイヤーズ】
リナ
ルーク
アメリア
ミルガズィア
ゼロス
書けなくてもいいからもう少し下位作品に票入れて欲しいなぁ
>>185この辺りかい?
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】 【伝説の勇者の伝説】 【まぶらほ】 【ザ・サード】
そこそこ票は入ってる気がする。
とりあえず、厨能力を持ったラスボスとかは票をいれるのを避けよう。
制限の仕方が難しすぎるから。
>>174みたいに後から省くのは面倒だし。
【まぶらほ】○山瀬千早○リーラ○仲丸由紀彦○松田 和美○神城 凜○栗丘舞穂
【オーフェン】○アザリー○キース○コンスタンス・マギー○ボニー・マギー○コミクロン○チャイルドマン○レティシャ
【フルメタルパニック】○大貫善治○クルツ・ウェーバー○メリッサ・マオ
【伝説の勇者の伝説】○ライナ・リュート○フェリス・エリス○ルシル・エリス
【スレイヤーズ】○ナーガ○ガウリィ
【封仙娘々追放録】和穂 殷雷 導果 夜主 累摩
【スレイヤーズ】リナ ガウリイ ミルガズィア ナーガ ゼルガディス
【オーフェン】オーフェン マギー コギー マジク キース
【伝説の勇者の伝説】ライナ アルア フェリス シオン ミルク
>>185 誰も書けないマイナーキャラが出ることのデメリットを考えれば、
無責任にそういう発言をするのはいただけない。
各作品何人までとかも決めないで単純に票数が多いキャラからとっていったほうがいいだろな
アニロワであった最低当確ラインの3倍近く票とってるのにでられなかった詩音みたいな例がでそうだし
当確キャラがでない作品がでてもそれはそれで
落選するほど書ける人が少ないってことなんだから別に保護とかする必要ないだろ
てか作品投票ホントはやりなおしたほうがいいんだろうけどなぁ
5票とか1人でも入れられる票だし
おっと投票
【スレイヤーズ】○リナ・インバース ○ガウリイ ○ナーガ ○ゼルガディス ○ゼロス
【オーフェン】○オーフェン ○マジク・リン ○クリーオウ・エバーラスティン ○キース ○コンスタンス・マギー
【伝説の勇者の伝説】○ライナ・リュート ○フェリス・エリス ○クラウ・クロム ○ミラン・フロワード ○ミルク・カラード
【フルメタル・パニック】 ○クルツ ○相良宗介 ○千鳥かなめ ○ガウルン ○林水
【伝説の勇者の伝説】ライナ アルア フェリス シオン ミルク
最後の行は間違いorz
上のレスの名前コピペしてて消し損ねた
>>191 同意
てか知ってる作品少ねぇ
作品投票に参加してたら有名どころもう少し入れたったのに
【スレイヤーズ】
○ゼルガディス
○ズーマ
○ミルガズィア
○フィリオネル
【フルメタルパニック】
○相良宗介
○テレサ・テスタロッサ
○千鳥かなめ
○メリッサ・マオ
【魔術師オーフェンシリーズ】
○アザリー
○レティシャ
○ジャック・フリズビー
○マジク・リン
○キース
【伝説の勇者の伝説】
○フロワード
○アルア
○クラウ・クロム
>>194ストップ。
参加者投票は9日と10日の2日間に"一日一回"とのことらしい。
>>192は
>>194はIDがいっしょなのだけど、同一人物ならどっちを優先するか
答えた方がいいと思われる。
【スレイヤーズ】
○ガウリイ
○ゼルガディス
○ズーマ
○ルーク
【魔術師オーフェンシリーズ】
○オーフェン
○アザリー
○ハーティア
○ジャック・フリズビー
【風の聖痕】
○八神 和麻
○神凪 綾乃
○神凪 煉
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○山本洋子
○白鳳院綾乃エリザベス
○松明屋紅葉
○メオ・ニスのエリュトロン
○メオ・ニスのロート
【ザ・サード】
○パイフウ
○ミリィ
○浄眼機
○フィラ・マリーク
まぶらほ【仲丸 由紀彦】【松田 和美】
オーフェン【キース】
スレイヤーズ【ナーガ】
現在集計してますが、一度データ消えて最初から数えなおしてますので
今日のところは寝ちゃってください。時間かかりそうです。
しまったぁ!投票忘れてた
まあいいか
投票方法がバラバラのを二日分集計するのはかなり辛いと思いますが頑張って下さいね〜。
>>198 無責任な言い方だけど、頑張って下さい。
ところで、このスレ的には獲得票○票以上とか、一作品からは○人までとか
○○は能力制限とか面倒だから出したらあかん、とかは話し合わなくて大丈夫なのだろうか?
集計が終わってから?
集計後で良いんじゃないか?
内一名に票入れておいてなんだがL様とかクエス、あとプロメテウスも無理だ、制限でどうにかなる次元じゃねえw
ところで主催はだれにするのさ
個人的にはL様か某富士見編集長がいいと思うが
【18票】 1人
○オーフェン 18【魔術師オーフェンシリーズ】
【17票】 1人
○アザリー 17【魔術師オーフェンシリーズ】
【14票】 1人
○相良宗介 14 【フルメタルパニック】
【13票】 1人
○ゼルガディス 13 【スレイヤーズ】
【12票】 1人
○クルツ・ウェーバー 12 【フルメタルパニック】
【11票】 5人
○リナ・インバース 11 【スレイヤーズ】
○テレサ・テスタロッサ 11 【フルメタルパニック】
○メリッサ・マオ 11 【フルメタルパニック】
○ライナ・リュート 11【伝説の勇者の伝説】
○フェリス・エリス 11【伝説の勇者の伝説】
【10票】 5人
○ガウリイ 10 【スレイヤーズ】
○キース 10【魔術師オーフェンシリーズ】
○八神 和麻 10【風の聖痕】
○神凪 綾乃 10【風の聖痕】
○神凪 煉 10【風の聖痕】
【9票】 3人
○アメリア 9 【スレイヤーズ】
○大貫善治 9 【フルメタルパニック】
○コンスタンス・マギー 9【魔術師オーフェンシリーズ】
【8票】 4人
○椿一成 8 【フルメタルパニック】
○林水敦信 8 【フルメタルパニック】
○千鳥かなめ 8 【フルメタルパニック】
○火乃香 8【ザ・サード】
【7票】 5人
○ガウルン 7 【フルメタルパニック】
○マジク・リン 7【魔術師オーフェンシリーズ】
○クリーオウ・エバーラスティン 7【魔術師オーフェンシリーズ】
○チャイルドマン 7【魔術師オーフェンシリーズ】
○式森和樹 7 【まぶらほ】
【6票】 6人
○山本洋子6 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○白鳳院綾乃エリザベス 6 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○ミラン・フロワード 6【伝説の勇者の伝説】
○ルシル・エリス 6【伝説の勇者の伝説】
○リーラ 6 【まぶらほ】
○仲丸由紀彦 6 【まぶらほ】
【5票】 7人
○ミルガズィア 5 【スレイヤーズ】
○ルーク 5 【スレイヤーズ】
○シオン 5【伝説の勇者の伝説】
○ミルク・カラード 5【伝説の勇者の伝説】
○宮間夕菜 5 【まぶらほ】
○神城 凜 5 【まぶらほ】
○クエス 5【ザ・サード】
【4票】 8人
○ナーガ 4 【スレイヤーズ】
○アンドレイ・カリーニン 4 【フルメタルパニック】
○ジャック・フリズビー 4【魔術師オーフェンシリーズ】
○クラウ・クロム 4【伝説の勇者の伝説】
○山瀬千早 4 【まぶらほ】
○松田 和美 4 【まぶらほ】
○パイフウ 4【ザ・サード】
○イクス 4【ザ・サード】
【3票】 13人
○ゼロス 3 【スレイヤーズ】
○ズーマ 3 【スレイヤーズ】
○コミクロン 3【魔術師オーフェンシリーズ】
○レティシャ 3【魔術師オーフェンシリーズ】
○ウィノナ 3【魔術師オーフェンシリーズ】
○神凪厳馬 3【風の聖痕】
○ラピス 3【風の聖痕】
○松明屋紅葉 3 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○メオ・ニスのエリュトロン 3 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○栗丘舞穂 3 【まぶらほ】
○プロメテウス 3【ザ・サード】
○レオン 3【ザ・サード】
○スカーレット 3【ザ・サード】
【2票】 11人
○L様 2 【スレイヤーズ】
○ベルファンガン・クルーゾー 2 【フルメタルパニック】
○レナード・テスタロッサ 2 【フルメタルパニック】
○ボニー・マギー 2【魔術師オーフェンシリーズ】
○クオ・ヴァディス・パテル 2【魔術師オーフェンシリーズ】
○篠宮由香里 2【風の聖痕】
○メオ・ニスのロート 2 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○アルア 2【伝説の勇者の伝説】
○浄眼機 2【ザ・サード】
○ロウエン 2【ザ・サード】
○エレクトラ 2【ザ・サード】
【1票】 28人
○フィリオネル 【スレイヤーズ】
○ランツ 【スレイヤーズ】
○影鏡リナ 【スレイヤーズ】
○ラギアソーン 【スレイヤーズ】
○フィブリゾ 【スレイヤーズ】
○ガーヴ 【スレイヤーズ】
○風間 【フルメタルパニック】
○レイス 【フルメタルパニック】
○クラマ 【フルメタルパニック】
○キリランシェロ 【魔術師オーフェンシリーズ】
○コルゴン 【魔術師オーフェンシリーズ】
○ロッテーシャ【魔術師オーフェンシリーズ】
○カコルキスト・イストハン【魔術師オーフェンシリーズ】
○ライアン【魔術師オーフェンシリーズ】
○アスリエル/【魔術師オーフェンシリーズ】
○ダミアン・ルーウ/【魔術師オーフェンシリーズ】
○ハーティア【魔術師オーフェンシリーズ】
○メリ・スハンのテンツァー 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○シルヴィー・ドレッド 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○メオ・トロルのフーリガー 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○御堂まどか 【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○ルーク・スタッカート【伝説の勇者の伝説】
○彼 【まぶらほ】
○風椿玖里子 【まぶらほ】
○栗丘舞夜 【まぶらほ】
○ヴィペール 【まぶらほ】
○ミリィ【ザ・サード】
○フィラ・マリーク【ザ・サード】
【スレイヤーズ】
○ゼルガディス 13
○リナ・インバース 11
○ガウリイ 10
○アメリア 9
○ミルガズィア 5
○ルーク 5
○ナーガ 4
○ゼロス 3
○ズーマ 3
○L様 2
○フィリオネル
○ランツ
○影鏡リナ
○ラギアソーン
○フィブリゾ
○ガーヴ
【フルメタルパニック】
○相良宗介 14
○クルツ・ウェーバー 12
○テレサ・テスタロッサ 11
○メリッサ・マオ 11
○大貫善治 9
○椿一成 8
○林水敦信 8
○千鳥かなめ 8
○ガウルン 7
○アンドレイ・カリーニン 4
○ベルファンガン・クルーゾー 2
○レナード・テスタロッサ 2
○風間
○レイス
○クラマ
【魔術師オーフェンシリーズ】
○オーフェン 18
○アザリー 17
○コンスタンス・マギー 9
○キース 10
○マジク・リン 7
○クリーオウ・エバーラスティン 7
○チャイルドマン 7
○ジャック・フリズビー 4
○コミクロン 3
○レティシャ 3
○ウィノナ 3
○ボニー・マギー 2
○クオ・ヴァディス・パテル 2
○キリランシェロ
○コルゴン
○ロッテーシャ
○カコルキスト・イストハン
○ライアン
○アスリエル/
○ダミアン・ルーウ/
○ハーティア
【風の聖痕】
○八神 和麻 10
○神凪 綾乃 10
○神凪 煉 10
○神凪厳馬 3
○ラピス 3
○篠宮由香里 2
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
○山本洋子6
○白鳳院綾乃エリザベス 6
○松明屋紅葉 3
○メオ・ニスのエリュトロン 3
○メオ・ニスのロート 2
○メリ・スハンのテンツァー
○シルヴィー・ドレッド
○メオ・トロルのフーリガー
○御堂まどか
【伝説の勇者の伝説】
○ライナ・リュート 11
○フェリス・エリス 11
○ミラン・フロワード 6
○ルシル・エリス 6
○シオン 5
○ミルク・カラード 5
○クラウ・クロム 4
○アルア 2
○ルーク・スタッカート
【まぶらほ】
○式森和樹 7
○リーラ 6
○仲丸由紀彦 6
○宮間夕菜 5
○神城 凜 5
○山瀬千早 4
○松田 和美 4
○栗丘舞穂 3
○彼
○風椿玖里子
○栗丘舞夜
○ヴィペール
【ザ・サード】
○火乃香 8
○クエス 5
○パイフウ 4
○イクス 4
○プロメテウス 3
○レオン 3
○スカーレット 3
○ロウエン 2
○エレクトラ 2
○ミリィ
○浄眼機 2
○フィラ・マリーク
集計結果です。
フルメタのガウルンは7票を獲得してますが上に既に8名いるので落選ですね。
悩むのが5票で足きりにするか、4票で足きりにするかなのですが……。
A・5票までのキャラ、39人で始める。
B・4票までのキャラ、47人で始める。
これからの議論で参加が見合わせられるキャラを考えるとBが適切かと思いますが
みなさんの意見を求めます。
また今週いっぱい(日曜まで)にOPを書いてくれる方を募集します。
主催者は参加作品の中から書き手さんが書きやすいものを選択してください。
日曜までに誰も名乗りでなければ私が書かせてもらいます。(質は期待しないように
>203
L様は主催向きの設定ではあるが、主催を倒すという選択肢が自動的に無くなってしまう存在でもあるぞ。
>>209 集計乙です
でも作品ごとに上限あったの?
4票で当選して7票で落ちるってのは納得いかないんだが
できるだけ書き手が多いキャラを優先させて当選させるべきだと思う
支持が少ないキャラを無理に入れても誰も書かずに放置されてそのうちズガンとかなりそう
>>204-208 結果発表キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
本当に乙でした
以下得票数上位キャラを作品上限を設けずに参加させた場合の参加者一覧
【フルメタル・パニック!シリーズ】(9/9)○相良宗介 ○クルツ・ウェーバー ○テレサ・テスタロッサ ○メリッサ・マオ
○大貫善治 ○椿一成 ○林水敦信 ○千鳥かなめ ○ガウルン
【魔術師オーフェンシリーズ】(7/7)○オーフェン ○アザリー ○キース・ロイヤル ○コンスタンス・マギー
○マジク・リン ○クリーオウ・エバーラスティン ○チャイルドマン
【スレイヤーズシリーズ】(6/6)○ゼルガディス ○リナ・インバース ○ガウリイ
○アメリア ○ミルガズィア ○ルーク
【伝説の勇者の伝説】(6/6)○ライナ・リュート ○フェリス・エリス ○ミラン・フロワード
○ルシル・エリス ○シオン ○ミルク・カラード
【まぶらほ】(5/5)○式森和樹 ○リーラ ○仲丸由紀彦 ○宮間夕菜 ○神城 凜
【風の聖痕】(3/3)○八神和麻 ○神凪綾乃 ○神凪煉
【ザ・サード】(2/2)○火乃香 ○クエス
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】(2/2)○山本洋子 ○白鳳院綾乃エリザベス
合計40人とキリがよかったので足切りラインは5票取れたか否かで選出
勿論これが最終決定バージョンではないので早とちりしないでください
213 :
この名無しがすごい!:2007/05/11(金) 02:53:55 ID:smHGczsO
集計お疲れ様
マーダー事情を考えると四票までに入れたいな
しかしクエスとイクスはやめたほうがいい、マジで
あとアメリア関係でナーガも問題だな
4票以上獲得してる奴らで気になる連中を知ってる範囲で並べてみる。
・神クラス
クエス(L様とかと同級。制限でどうにかなる次元じゃない。)
・超強いけど制限で何とかなる、かなあ?
ルーク(参戦時期によっては問題無し。時期によっては並の手段では殺しきれない魔王。
ただし魔王の時期は潜在的な自殺願望を抱えている)
チャイルドマン(後付設定でどんどん強くなっていった完璧超人)
ルシル・エリス(原作で他の超人剣士からすら次元の違うインフレ剣士)
イクス(かなりの超越者。クエスの突き抜けっぷりよりはマシ。
あと、設定は詳しくないけど他人を傷つけられなかったりするんじゃないか?)
・まあなんとかなるか?
ミルガズィア(人を遥か超越した種の王だが、制限でなんとかなる範囲かも)
ナーガ(アメリアと姉妹のようだが、少々ややこしい事情。あと無敵ではないが超再生力持ち)
アザリー(精神士とかになると物理的手段が通用しなくなる可能性が有るが、まあなんとか)
キース(不条理ギャグキャラ。どうやったら殺せるのかわからんが死ぬ時は死ぬだろ、多分)
>>214 イクスはザ・サードの世界だとルールにより力を行使しないでいる。
ただし、正当防衛の概念もあるし、作中でも殺人(?)をしている。
WHDなどというブラックホール発生器の直撃を喰らわせても死ぬかどうかわからない人。
テレポートを始め、謎能力も多彩に持ってる。
クエスはイクスができることはたぶん全部できる人。
ブラックホールを4つ同時にかき消すは、指一つだけで歴史操作までできる。
作中設定だとクエスとイクスがぶつかっただけで、惑星が消滅するらしい。
謎強設定の塊。この二人に票を入れるぐらいなら、他の面子に票を入れてほしかった。
チャイルドマンは強化型オーフェンなだけだから制限で何とでもなると思う。原作でも普通に死んだし。
ルシルは原作で強さの限界が描写されて無いしなあ…。まあ制限でなんとか?
4票でも47ならそれでもいいくらいかな?
マーダーが少ないな。
なんつーか9割は和解しちゃいそうな面子だな。
メインキャラばっかだしな。
ガウルン、フロワード位しか確実にマーダーになる奴いない気がする。
まあ和麻とか仲丸も高確率でマーダー化しそうではある。
そこで一般人の出番ですよ
狂気に飲まれるもよし、疑心暗鬼をばら撒くもよし、不幸な勘違いから誰かをマーダーに仕立て上げるもよし
……割と精神的に強そうなヤツが多いのが問題だけどな
キシャーなら普通に殺しあってても違和感ない
>>209 Bでお願いします。
あと、作品上限を外したとしても問題はないかもしれない。
ガウルンを入れたいだけだけど、あそこまではっきりと外道な参加者が序盤から
いた方がやりやすそう。
それと、イクス、クエスはなしの方向で。
>>209 Bでクエス、キース、ルシル抜きで。
イクスはまあ、普段力使わないし日常描写多いし書けなくもない。
クエスはどうしようもない。キースもシリアスにやるなら無理。
ルシルはいけるかもだが、描写が少なすぎてオリキャラにしかならないとも思う。
イクスもいざという時には力使うんじゃないの
アメリアとの邂逅が未知過ぎるからナーガもなしでお願いしたい
ルシルはいざと言うときの皆殺し兵器として最適なんだよなー。普段は自分から動かないし。
いや、それじゃつまらないのかなやっぱり。
とりあえず、4票以上の作品を当確させるか、させないかは
意見を出しておいた方がいいのではなかろうか?
イクスとかは出さない方が良いと言っている時点で
空気は決まっているかんじはするけど。
>>225 それだとただのバランスパッチだからなあ。
アニロワのアーカードなんかが立ち位置近い成功例かな。
まああっちは内面描写が十分なのに対しルシルはほとんど不明だけど。
情報量少なすぎて扱いが難しいけど、書き手次第でなんとかなるとは思う。
>221
連載やアニメとは別世界のような黒い長編シリーズがあったっけか。
提案:『そのままでは絶対に出せず、かといって生半可な制限では意味がなく、けれど制限ギチギチにかけるとそいつの特徴が消える』ようなキャラをリストアップ、理由を説明してもらうのはどうだろうか?
正直な所、知らない人にとっては今の流れについていこうとしても全然入れないから歯痒いのよ……
【作品名】ザ・サード
【名前】イクス
【属性】不明(汎宇宙的生命体らしいが、未確定)
【説明】世界観:分岐型無限多元宇宙
正確には、ifが無限に連鎖していく量子論的並行宇宙
+分岐した未来は互いに影響を与え、干渉しあう、
交錯宇宙という世界観である。
(6巻(上)P63,64より)
地の分に『一つの文明そのものに匹敵するかもしれない力を備えている』
とかがあり、ブラックホール発生器を射出したとしても、殺害可能かは不明。
確実な能力はテレパス、ヒーリング、時空間で行使可能なテレポート等をもっており、
また超常現象に対する知識も多数そなえている。
なお、銃弾が直撃しても、すぐに単独行動したこともある(防御したのか、再生したのか不明
原作だとあまり行動しないが、性格的には正当防衛の概念は持っており、命を脅かせる状況になれば力を行使するとのこと。
っていうかよく分からない。単独でも
>>226クエスと対峙できるという理由だけで、省いた方がいいのでは?
232 :
この名無しがすごい!:2007/05/12(土) 12:17:05 ID:uVBFCMg2
>>230の提案に同意。まずはどのキャラが問題なのかをリストアップしてほしい
【作品名】魔術士オーフェン
【名前】キース・ロイヤル
【属性】執事
【説明】不条理ギャグキャラ。
オーフェンと同じく魔術を使える。
だが、魔術を使っていないはずなのに、100m程の距離を一瞬で移動したり、
対人地雷の直撃を受けても傷一つ付かなかったり、物質崩壊などの魔術を防いだりする。
簡単にいうと、頭に銃弾を受けても、折り紙を胸ポケットに入れただけで死なないぐらいの理不尽さが特徴。
完全にギャグキャラだから出さない方が無難。たぶん描ける人が書いても、他の方々の顰蹙を買う。
人がいない
ごめん、途中で切れた。
議論しなきゃいけない状況ぽいから、話し合いを盛り上げたい。
とりあえず、クエス、イクス、キースは出さない方が無難だよなぁ。
元々どれだけなにができるかわからないし。
キースは別に問題ないと思うが
もともと「何ができるかわからない」なら
わかる以上のことを全て制限でできなくさせれば無問題
キースの場合は、>233に書かれてるように、死なない理不尽さがキャラの根幹だから・・・
元々ギャグキャラ自体がロワに合わないって言うか……不条理な不死身キャラが合わない。
制限するにしても、
>>233見る限りどんな事しても死なないってのがキャラのアイデンティティーっぽいし。
最悪『死なない理不尽さがキャラの根幹』な面子が書きにくいから、ズガン。
ってことになっても出したい人は文句はいえないと思う。パロロワだし。リレーだし。
と暴論を言ってみる。
ラノロワでもボルカンやらドクロちゃんやらが出てるし、LSでもパタリロが出てるし。
ギャグキャラは、ギャグ世界のお約束事を制限すれば十分出せると思う。
パタリロは知らんがラノロワの二人は持て余されてるだろ。
序盤はまだ出番があったが中盤からは空気扱いだ。
他キャラとの絡みも少ないし、絡んでもシリアスな場面では気絶等で排除されるし。
中盤以降、ロワが本格化すれば扱いに困るのは目に見えてるんだ。
わざわざ向いてない奴らを出す必要もないと思うけどな。
>>241 難癖ぽい反論だけど、パタリロはロワだとシリアスがメインですよ。
シリアスに徹したり死んだりするキースのイメージが自分はつかめない。
他の人はどう?
>>226 >>231 >>233 この辺が今問題になってるキャラ&テンプレ。
個人的には全員出さない方がいいと思う。
クエス・イクスは能力的に制限でどうにかなる域を超えているから。
キースは死ぬところが想像できない、っていうかギャグ以外想像できないから。
ルシルも出さない方がいいとか言ってた人居たのでテンプレ希望。
まあグダグダ感があるのでそろそろ◆UlnmVKQRRM氏に出てきて欲しいかな。
>確実な能力はテレパス、ヒーリング、時空間で行使可能なテレポート等
イクスはこれ以外全て制限で使えなくさせれば使えるんじゃないか?
テレパスとテレポートにも制限かけるとして
>>246光臨乙
自分も外す面子はそれでいいかなっと。
(ルシルとナーガは知らないし、議論もほとんど無しだから不安だけど。
MAPは112で。111は面白そうだけど、参加者の位置は把握しにくそう。
1マス、1000×1000m二乗で
>>246 >111どうみても北海道です。ありがt(ry
ただちょっと大きすぎる気も。
それともう少し施設も欲しいです。
111は後でエリアわけすることができます。
>>249さんに黙って勝手に参加者を貼ってみる。
【フルメタルパニック】10/10 ○相良宗介 ○クルツ・ウェーバー ○テレサ・テスタロッサ ○メリッサ・マオ ○大貫善治 ○椿一成 ○林水敦信 ○千鳥かなめ ○ガウルン ○アンドレイ・カリーニン
【魔術師オーフェンシリーズ】 7/7 ○オーフェン ○アザリー ○コンスタンス・マギー ○マジク・リン ○クリーオウ・エバーラスティン ○チャイルドマン ○ジャック・フリズビー
【まぶらほ】7/7 ○式森和樹 ○リーラ ○仲丸由紀彦 ○宮間夕菜 ○神城 凜 ○山瀬千早 ○松田 和美
【伝説の勇者の伝説】6/6 ○ライナ・リュート ○フェリス・エリス ○ミラン・フロワード ○シオン ○ミルク・カラード ○クラウ・クロム
【スレイヤーズ】6/6 ○ゼルガディス ○リナ・インバース ○ガウリイ ○アメリア ○ミルガズィア ○ルーク
【風の聖痕】3/3 ○八神 和麻 ○神凪 綾乃 ○神凪 煉
【ザ・サード】2/2 ○火乃香 ○パイフウ
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】2/2 ○山本洋子○白鳳院綾乃エリザベス
次の議題は何を制限し、何を禁止にすべきか?
そうですね。
ドラグスレイブなどの大規模破壊禁止と空間、時間操作禁止くらいでいいのではと思いますが。
あ、和麻の風術は制限対象ですね。
あとOPを書こうという方は誰もいませんか?
誰もいなければ私が書くことになりますが。
>>252 個人的には精霊王と契約モード不可、探知は一エリアのみ、位でいいと思います>和麻の風術
あとOPは立候補の期限は日曜までと告知があって、結局立候補者は出なかったので◆UlnmVKQRRM氏にお任せしたいです。
負担を掛けるようですが◆UlnmVKQRRM氏にお願いいたします。
制限関係は、ある程度は空気を読んで書き手がなんとかするしかないかな。
魔法一発で全参加者を皆殺しにするみたいなのは当然禁止としても、
火の玉を起こすぐらいの魔法はいつもどおりに使えるぐらいの方がいいかもしれない。
と適当なことを言ってみる。
(非異能持ちはそこそこ使える支給品を与えることでバランスを整えてみる?
まぶらほの栗丘舞穂の魔力吸収体質は?
根本から無し?それとも魔法や超能力の類は舞穂から一定距離から離れなければ使えないとか?
>>255参加していないから考慮の必要なし(舞穂は3票で惜しくも落選。
まあ、主人公とかはロワに呼び出される時期によって性能が激しく変化するから
どの時期のを呼び出した上での制限とかは書き手任せかな?
私はけっこう遅筆なのでOPが書きあがるまで数日の猶予をください。
それまで雑談でもどうぞ。
キャラクターの参加時期についてはなるべく、最終巻、最新刊に準拠したほうが混乱がなくていいと思います。
ただそれだと困るキャラ(オーフェンとか)は書き手の任意の時期から連れてきたほうがいいでしょう。
ただ同じ作品で参加時期は統一した方がいいと思います。
例えばスレイヤーズでリナはすぺしゃるから、ガウリイは本編最終巻からとかだと混乱の元になるうえ、
絡みの面でもいろいろと不都合がでてきてしまうでしょうから。
能力制限については回復系と時間・空間系さえ禁止・または制限してしまえばあとは適当でいいと思います。
書き手の裁量にまかせます。あんまり締め付け過ぎるのも逆効果でしょうし。
最低限の指針としてドラグ&ギガスレイブは禁止。和麻の広範囲探査、攻撃、移動は制限対象とします。
あと魔法、超能力系は使うと原作にあるよりも大きく消耗するとバランス取れるかもしれませんね。
はい質問!
TA-29やARX-8などの巨大兵器は武器としてOKですか?
駄目です。
サベージなら一機だけおkです。
MAPはどうする?
あんまり話し合われていないから気になった。
北海道はちょっとな……112を個人的に希望。そういえばスレ主はどれか決めたっけ
スレ主のおすすめは北海道で、エリアわけできるみたい。
……それでも、自分も112かな。
予約合戦はいつからする? 日曜にはオープニングが投下されそうだから
月曜0時から(日曜24時から)?
なんとか土曜日の夜には上げてみるんで日曜から予約はありにします。
予約期間は三日で。
>>263がんばってください
ところで俺はまぶらほとフルメタ、あとは辛うじて聖痕、サードぐらいは書けるが、
あとはまったく分からん。
ということで原作を読んでみたいんだが、どの作品が全巻読むのに時間がかからなそう?
>>264 オーフェンが20冊以上あったはずで、コギーが唯一でる無謀編が13冊ある。
チャイルドマンは無謀編の13巻目の最後の方にでる状況が一番キャラを掴みやすいんじゃないのかと。
自分はザ・サード、まぶらほ、オーフェン、フルメタぐらいで。
参考資料にアニメ化したのと原作の違いを教えてほしいです。
そこから書ける幅が変わってくるから。
ザ・サードとヤマモトヨーコ以外は書ける。
オーフェン・・・アニメは全く別の話と割り切れ。
フルメタ・・・アニメオリジナル話やエピソードのシャッフルが入ってるけど概ね原作に近い。
スレイヤーズ・・・フィブリゾを倒すまで同上。光の剣はフィブリゾを倒した後も残る。完全オリジナルのアニメ3期で光の剣消滅。
ヤマモトヨーコ・・・もうアニメも原作も良く覚えていないけど、NESSのハゲ関係のキャラは全員アニメには出てこなかったと思う。
まぶらほ・・・幽霊になるあたりまでは観たけど、大きく違う事はなかったような。黒い長編とMMM要素はなかったはず。
聖痕・・・原作未読。HDDに録画したまんま未見。BS朝日で現在放送中なので全国で視聴は可能なはず。
ザ・サード・・・原作未読。HDDに録画して未見のまま、そのデータが全部飛んだorz
ヤマモトヨーコ・・・OVAは原作初期の雰囲気をそこそこ再現してる。TVは別物。原作のギャグをばっさり
切って鬱展開。キャラクター設定も結構変わってる。監督新房、シリーズ構成関島眞頼という辺りで推し
て知るべし。
俺はスレイヤーズとフルメタ、聖痕と伝勇伝と……まぶらほの一部ぐらいか。
クエスやキースって何らかの形で使えないかな?
参加者としてだす事はできないけど一応票は集まったんだから可哀相な気もするし
最初のみせしめとか
うーん、少し遅れるかも知れません。
一応主催はフィブリゾ、見せしめは風グマ勢からとして書いております。
>>272 頑張って書き上げてください。
(ほっ。あの作品の参加者の無関係だからSSの内容を変更せずによさそうだ。
>>246のMAPの112って、SRPGと同じものなんだけど……。
これはいいのか?
主催がフィブリゾならルークは自動的に覚醒前って事になるな。
魔族が主催者となると精神攻撃持ってる人間少ないから案外主催者打倒は難しいな。
>>274 大元は今は亡きRPGロワのものだと知ってるかい?
そしてテイルズやFFも使用していたことは?
物理的にPCの前にいないので今夜はないと思ってください。
予約ははじめてもらって構いません。
参加者一覧
10/10【フルメタルパニック】 ○相良宗介 ○クルツ・ウェーバー ○テレサ・テスタロッサ ○メリッサ・マオ ○大貫善治
○椿一成 ○林水敦信 ○千鳥かなめ ○ガウルン ○アンドレイ・カリーニン
7/7【魔術師オーフェンシリーズ】 ○オーフェン ○アザリー ○コンスタンス・マギー ○マジク・リン
○クリーオウ・エバーラスティン ○チャイルドマン ○ジャック・フリズビー
7/7【まぶらほ】 ○式森和樹 ○リーラ ○仲丸由紀彦 ○宮間夕菜 ○神城 凜 ○山瀬千早 ○松田 和美
6/6【伝説の勇者の伝説】 ○ライナ・リュート ○フェリス・エリス ○ミラン・フロワード ○シオン
○ミルク・カラード ○クラウ・クロム
6/6【スレイヤーズ】 ○ゼルガディス ○リナ・インバース ○ガウリイ ○アメリア ○ミルガズィア ○ルーク
3/3【風の聖痕】 ○八神 和麻 ○神凪 綾乃 ○神凪 煉
2/2【ザ・サード】 ○火乃香 ○パイフウ
2/2【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】○山本洋子○白鳳院綾乃エリザベス
式森和樹、相良宗介を予約します。
少し早い?
>>278 問題ないですよ
いい忘れですが、MAPは
>>246の112を使用します。
ルールはOPと一緒に貼り付けますが、基本他のロワと同じと思ってもらって構いません。
放送間隔は6時間です。名簿はあり。写真つきかどうかは最初に描写した人に準拠してください。
支給品については始めの方で書きましたがもう一度確認の意味を込めて書きます。
武器一個。武器以外の道具一個、合計二個がランダムアイテムとして支給されます。
後なにか書くのに必要な情報はあるかな?
>>279 充分だと思いますよ、◆UlnmVKQRRM氏。
……人が少ないのが、今の一番の問題ですよね……
ラノベ系パロロワ住民はみんなもえロワにいっちゃったな
椿一成と神城凛を予約します。
ちなみに、一回手を出したキャラって大抵同じ作者が書き続けるものなんでしょうか?
都合で一回分しか書けそうにないのですが。
>>282 ヒント:この企画はリレー小説です
まあ、芸人ロワみたいな「キャラの占有」が骨子に組み込まれてる所もあるけどあそこは例外だろ
ずっとそのキャラを書き続けなきゃならんという事はないから安心しろ
まあ、出来ればこのロワの常駐書き手になってくれると嬉しいんだがな
予約するならトリップつけないと日付変わったら判別できないぞ
ボンッ
小さな爆発音。
そして沸き起こるどよめきを聞いて綾乃は目を覚ました。
「え? ここは……」
「起きたか」
聞きなれた声の方向に目を向けるとそこには彼女の仕事の同僚――八神和麻がいた。
思わずがばっと飛び起きる。
「こんな状況でもすやすや寝てられるとは、大したタマだ。
案外大物になるかもな」
「ちょっと、それどういう意味よ!?」
「いや、そんまんまだが」
激昂しかけて、ふと周囲の状況が視界に入り冷静になる。
周りは薄暗く、近くにいる和麻の顔がやっと判別できる程度だ。
大勢の人がどよめき、少なくとも50人ほどはいるのではないだろうか?
その時になってようやく綾乃は自分が地面に半身を起こした状態でいることに気がつき立ち上がる。
改めて周りを見回すがどう考えても見覚えのない場所だ。
綾乃が通う聖陵学園の体育館ほどの広さはあろう。
灯りがとぼしいせいで全てを見渡せるわけではないが、解かる範囲では何もない。
壁に申し訳程度の松明が等間隔で設置されており、光源はそれだけなのだ。
天井は存在しない。
というかあるのかもしれないが綾乃が視認することはできなかった。
ただ暗い闇が天を覆っているだけだ。
綾乃は寒気を感じ、ぶるっと身震いする。
「何処なのよ、ここ?」
「さあな」
和麻に尋ねるがそっけない返事がかえってくるだけだった。
「ちょっと意地悪しないでよ。あたし全く状況わかんないんだから。
あんたがここにわたしを連れてきたわけ?」
綾乃はクラスメイトである七瀬や由香里ともにいつものように下校していたはずだ。
ただ気がついたら眠っていて、目を覚ましたらここにいた。
綾乃は普通の女子高生ではない。
退魔を生業とする炎術師の一族、神凪家の時期宗主なのだ。
とうぜん常人より感覚は鋭敏で炎術を用いなくてもその戦闘力は常識をはるかに超えている。
そんな自分の不意をうって拉致できる存在がいるとしたら自分の父か、伯父である神凪厳馬、
もしくは隣にいる八神和麻くらいしか思い浮かばなかった。
だが和麻から返ってきた答えは彼女を驚愕させるに充分だった。
「俺もおなじだ。宗主に呼び出されて仕事の話をしていた途中で記憶が切れてる。
そんで気がついたらここにいた。誰だか知らんが……大層な真似してくれるぜ……」
「うそ、あんたが!?」
綾乃が自分より上だと認める数少ない存在である和麻が自分と同じように
成すすべなく拉致されていた。
そのことを知って綾乃はようやくこの事態の深刻さを断片的に悟る。
「もしかしてここにいる他の人たちも…」
「ああ、声を聞く分にはどうやら俺たちと同じ境遇らしいな」
和麻は油断なく周囲を観察している。
「ちょっとなにボーっと待ってるのよ! 誰かと話して情報交換してみましょうよ」
「やめとけ、俺もそうだが警戒されてる。この空間にただよってる妖気が尋常じゃないからな、
ヘタに刺激すると一気にパニックになりかねん。もっともこのままじゃ時間の問題だろうな」
言われて綾乃は気づいた。
空気に混じった粘りつくような濃厚な闇の気配に。
先ほどからの悪寒の正体はこれだったのだ。
見れば他の人間たちも肩を押さえて震えていたり、敵意満載の目で周囲を警戒していたりしている。
確かに迂闊な挙動はさけるべきなのかもしれない。
「それにこの首輪のこともある」
「? なによそれ。悪趣味な首輪ね」
「ああ、おまえとお揃いだな」
「え?」
咄嗟に首に手をやると指に伝わるヒヤリとした金属の手触り。
「なによこれ!」
「よせ!!」
思わず力任せに首輪を引きちぎろうとした綾乃だったが和麻がその腕を掴んで止める。
「どうして止めるのよ?」
「さっきおまえと同じ真似しようとしたヤツがいてな」
「どうなったのその人?」
「今度から肩までの高さで身長を測る羽目になった。いや頭頂から顎までの高さで、かな? あれだよ」
この広場の中央あたりに黒いコートを着た首なし死体が転がっていた。
首は……その死体から数メートル離れた場所にぽつんと落ちている。
近づくものは誰もいない。
「さっきまで混乱した空気が張り詰めて一気に破裂しそうだったんだが
ヤツのおかげで冷水が浴びせかけられた。
あと数分ももたんだろうが、今は誰もが状況を観察することを選択したようだ。
ともかくこの首輪は外そうとすると爆発する。自分の首が邪魔だってんなら別に止める理由はないが」
「あ、あたしは炎に護られた炎術師よ? ちょっとやそっとの爆発で……」
「その爆発を実際に目をした俺が忠告してやるが……多分親父や宗主でも首が飛ぶな」
「マジ……なの?」
「残念ながらな」
その時いきなり空間に光が射した。
突然あかるくなったかと思うとかん高い子供の声が響き渡る。
「やれやれ、どうも先走っちゃった人がいるみたいだね……残念だよ。
準備が遅れたのは悪かったけど、ね」
見上げると空間の中央に一人の少年が浮いていた。
年の頃なら十一、二歳。ゆるくウェイブのかかった、つややかな黒い髪。
一瞬、女の子と見まごうばかりの美をつけてもいいくらいに整った顔立ちの少年だ。
だが綾乃は目にした瞬間に理解した。
その少年がこれまで相対したどんな妖魔よりも強大な力を秘めていることを。
力だけを見てももしかすればあの富士山に封じられていた是怨よりも上かもしれなかった。
「なによ……あいつ」
「どうやらこの悪趣味なパーティの主催者さまのようだな」
軽口を叩く和麻の表情も険しくなっている。
他の人間たちも少年の発する圧倒的な重圧に気圧されたのか動きはない。
だが一人、叫んだ者がいた。
「フィブリゾ! 滅んだはずじゃ!?」
「しばらくぶりだね。リナ・インバース、でも君だけに構ってるわけにはいかないんだ。
死にたくないなら少し黙っててくれないかい。なに、説明なら今からするよ」
フィブリゾと呼ばれた少年は、叫んだ亜麻色の髪の少女を一瞥すると再び空間全体を見渡した。
「ようこそ、みなさん。突然の招待に驚かれた人も多いと思うけれど、歓迎するよ。
こうして集まってもらったのは他でもない……」
フィブリゾはいったんそこで言葉を止めるとニヤリと哂った。
「きみたちには、殺し合いをしてもらう」
大きなどよめきが沸き起こる。
(ふっざけないでよ!)
綾乃はそう叫ぼうとしたがフィブリゾの妖気に気圧され、口が開かない。
(嘘……あたし、ビビってる……あいつの妖気に)
「!!」
ボッ
その時、フィブリゾが突然蒼い炎につつまれた。
全ての魔を浄化する神炎。炎術師が操る破魔の炎の中でも最高位の炎。
和麻の父、神凪厳馬が使う「蒼炎」だ。
「親父? いたのか?」
「あんた風術師のくせに気づかなかったの!?」
「あいつの濃い妖気がこの空間を満たしてて人数はともかく個人の判別なんざまともにできねぇんだよ!
ち、煉もいやがる!」
炎が発された場所――綾乃たちがいる場所とは空間の反対側に厳馬と、
和麻の愛する弟である神凪煉の存在を確認し和麻は走りだした。
綾乃も一緒に駆け出す。
「おい、親父! やめとけ!!」
「和麻か。断る、魔を滅するのは神凪の務めだ」
厳馬も和麻の存在に気づいたようだが一瞥して一言だけを投げると
再び炎を練り始めた。
そばにいた煉もようやく和麻と綾乃に気づいたようだ。
「兄様、姉様!」
「煉! そのバカを止めろ!」
「え? でも……」
煉が厳馬のほうを振り向いた時にはすでに第二射が放たれたところだった。
そばにいる煉が圧倒されるほどの高密度の蒼炎。
これを喰らえばどんな凶悪な妖魔だろうと一瞬で滅びることは間違いなかった。
そう確信できるほどの力を持った透き通るような蒼い輝き。
だが……次の瞬間その輝きはまるで何もなかったかのように掻き消える。
「え?」
見れば宙に浮くフィブリゾも未だ無傷で健在だった。
「うーん、この瘴気の密度の中でここまでの攻撃できる者がいたなんてね。
さすがにムカついちゃったよ。これだけの力はちょっと惜しいけどここで見せしめとして死んでもらおうかな」
「なにを――」
神凪厳馬は最後までいうことができなかった。
ボッ!
にぶい破裂音と同時に厳馬の体は一瞬にして白い灰と化した。
なにがおこったのか理解できず、煉は目を見開く。
「と……さま…?」
その瞳に次第に理解の色が浮かび、煉は叫んだ。
「うわぁあああああああああああああああああ!!!」
金色の炎が煉の体から発せられる。
おそろしい密度に凝縮された炎は半ば物質化し、煉の周囲を粘性の光のように巡る。
煉の烈火のごとき怒りが炎術師としての力を限界以上に引き出しているのだ。
「よくも父様を!!」
フィブリゾを睨みつけ炎の波を叩きつけようとした瞬間、煉は首根っこを掴まれ地面に叩きつけられる。
ようやく駆けつけた和麻によって。
「はなせぇっ!!」
「すまんな、ちょっと眠ってろ」
再びの和麻の一撃が脳を揺らし、煉は気絶した。
「ちょっと和麻!」
「おまえも手を出すなよ、綾乃。無駄に死ぬだけだ……今はおとなしくしとけ」
「でも、あいつは伯父様を! あなたのお父さんを殺したのよ!?」
「黙れ」
うっ、と綾乃は息をのみ言葉を止める。
和麻の目には本物の殺意が宿っていた。
「あーフィブリゾ……だったか? もう邪魔はせんから説明を続けてくれ。
見せしめだというならそれは一人で充分だろ?
殺し合いをさせるってんならここであんたが何人も殺すのは不味いんじゃないかと思うんだが?」
全身から吹き上がる殺気を必死に押さえつけながら和麻はフィブリゾを見上げた。
そんな和麻の様子をみてフィブリゾはクスクスと無邪気に哂う。
「おもしろい男だね。
気に入ったよ……確かにこれ以上は殺しちゃまずいし、思惑通り君たちは見逃してあげるよ」
フィブリゾはもう一度周囲を見渡し、敵意はあれど動こうとする者がいないことを確認して
満足そうに頷いた。
「じゃあ説明に入ろうか。といっても君たちに伝えられる情報はそう多くはない。
君たちにはこれからぼくが作り上げた擬似世界にいってもらい、そこで殺し合いをしてもらうことになる。
生き残れるのは最後の一人だけ。
その優勝者にはぼくが責任を持って元の世界に戻すと同時にどんな願いもかなえてあげるよ。
富も名誉も、なんなら死んだ人間の蘇生だって請け負ってもいい」
集められた者たちの中に動揺の気配が広がる。
明らかに心動かされた者が何人かいるようだ。
「信じる、信じないは勝手だけどそこにいるリナ・インバースならぼくがそれだけの力を持ってるって
解かるんじゃないのかな?」
「何が目的なのよ……優勝したってあんたが賞品をご破算にしてあたしたちを殺さないという保障は?」
リナと呼ばれた黒いマントを纏う亜麻色の髪の少女。
さきほどフィブリゾの名を呼んだ少女だった。
彼女は警戒しながらフィブリゾに問いを返す。
それはフィブリゾの問いを肯定したように見えた。
「質問に質問でかえさないでほしいなぁ……でもま、いいや。
目的を教える必要はないし、優勝したら望みは必ずかなえるよ。
冥王の名に賭けてもね……精神生命体であるこのぼくが人間相手に名を賭けて誓ったことを
覆したりしたら消滅しちゃいかねない。それは解かってくれるだろう?」
「……」
沈黙したリナを満足そうに見やるとフィブリゾはパチンと指を鳴らした。
すると突然綾乃の、和麻の、煉の、いやその場にいる全員の足元にザックが出現した。
「それはぼくが君たちにおくるプレゼントだよ。食料や地図、その他いろいろ入ってる。
戦うための「武器」や「道具」もね。いちおう簡単なルールブックも中に入れておいたから
向こうに着いたら目を通しておいてね。命に関わるからルールを知らないと簡単に死んじゃうかもしれないからね」
その言葉を聞いた次の瞬間、綾乃の体は浮遊感につつまれた。
周囲の景色が白く染まっていく。
「こ…これは?」
「それじゃあみんな、健闘を祈るよ。せいぜいぼくを楽しませておくれ」
フィブリゾの哄笑を聞きながら綾乃の意識は薄れていった。
「さあ、ゲームを始めよう」
【クラマ@フルメタルパニック! 死亡】
【神凪厳馬@風の聖痕 死亡】
【残り43名】
【ゲームスタート】
----基本ルール----
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができ、加えて願いを一つ何でも叶えてもらえる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
----放送について----
スタートは朝の6時から。放送は6時間ごとに行われる。
放送は各エリアに設置された拡声器により島中に伝達される。
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去6時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等となっています。
----「首輪」と禁止エリアについて----
ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。(例外はない)
主催者側はいつでも自由に首輪を爆発させることができる。
この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
「首輪」を外すことは専門的な知識がないと難しい。
下手に無理やり取り去ろうとすると首輪が自動的に爆発し死ぬことになる。
プレイヤーには説明はされないが、実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
たとえ首輪を外しても会場からは脱出できないし、禁止能力が使えるようにもならない。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
禁止エリアは最初の放送から2時間ごとに1エリアづつ増えていく。
----スタート時の持ち物----
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。(牙の塔の紋章等)
ただし強い力を持ったものは没収。
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を配給され、「ザック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「着火器具、携帯ランタン」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「支給品」
「ザック」→他の荷物を運ぶための小さいザック。四次元構造になっており、
参加者以外ならどんな大きさ、量でも入れることができる。
「地図」 → 舞台となるフィールドの地図。禁止エリアは自分で書き込む必要がある。
「コンパス」 → 普通のコンパス。東西南北がわかる。
「着火器具、携帯ランタン」 →灯り。油は切れない。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「食料・飲料水」 → 複数個のパン(丸二日分程度)と1リットルのペットボトル×2(真水)
「名簿」→全ての参加キャラの名前がのっている。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「支給品」 → 武器が一つ、武器以外の道具が一つ、ランダムで入っている。
「ルールブック」→バトルロワイアルについてのルールが書かれている。
※「支給品」は作者が「作品中のアイテム」と
「現実の日常品もしくは武器、火器」の中から自由に選んでください。
銃弾や矢玉の残弾は明記するようにしてください。
必ずしもザックに入るサイズである必要はありません。
また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
ハズレアイテムも多く出しすぎると顰蹙を買います。空気を読んで出しましょう。
----制限について----
治癒能力については通常の1/10以下の効果になっています。蘇生能力は禁止です。
またスレイヤーズのリザレクションやオーフェンの治癒魔術など全快魔法も仕様不可です。
キャラが再生能力を持っている場合でもその能力は1/10程度に制限されます。
その他、時空間移動能力なども使用不可となっています。
魔法や超能力などの超常能力は使用すると原作よりも大きく消耗します。
また八神和麻@風の聖痕等の広範囲における索敵、移動能力も大きく制限されます。
ギガスレイブ、ドラグスレイブ等の広範囲破壊攻撃も仕様不可とします。
【本文を書く時は】
名前欄:タイトル(?/?)
本文:内容
本文の最後に・・・
【名前 死亡】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【残り○○人】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【本文の後に】
【座標/場所/時間】
【キャラクター名】
[状態]:キャラクターの肉体的、精神的状態を記入。
[装備]:キャラクターが装備している武器など、すぐに使える(使っている)ものを記入。
[道具]:キャラクターがザックなどにしまっている武器・アイテムなどを記入。
[思考]:キャラクターの目的と、現在具体的に行っていることを記入。
以下、人数分。
【作中での時間表記】
深夜:0〜2
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
真昼:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
真夜中:22〜24
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活はどんな形でも認めません。
※新参加キャラクターの追加は一切認めません。
※書き込みされる方はスレ内を検索し話の前後で混乱がないように配慮してください。
※参加者の死亡があればレス末に必ず【○○死亡】【残り○○人】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム、編成変更、現在位置の表示も極力行ってください。
※具体的な時間表記は書く必要はありません。
※人物死亡等の場合アイテムは、基本的にその場に放置となります。
※本スレはレス数500KBを超えると書き込みできなります故。注意してください。
※その他詳細はスレでの判定で決定されていきます。
※放送を行う際はスレで宣言してから行うよう、お願いします。
※最低限のマナーは守るようお願いします。マナーはスレでの内容により決定されていきます。
※主催者側がゲームに直接手を出すような話は極力避けるようにしましょう。
以上、オープニング、ルールの投下終了です。
それではまったりと始めていきましょう。
投下乙!
とりあえず俺も週末には一本投下するつもり。
投下乙です
自分も一作ぐらい手を出してみようかな……しかし、キャラ把握してる作品が少ないのがマジ痛いorz
古本屋巡りかな……
あと、一応
|未だ見ぬ葬儀会場| λ......<爆発物の取り扱いには気をつけようぜ……嫌いなキャラじゃなかっただけに、ちょっと悲しい
オーフェンとスレイヤーズ集めてみるか
「お笑いだな。三流のテロリストでも、もっとましなこと言う」
森の中で男――相良宗介はそう呟いた。
彼は学生服を着ているため、一見しただけでは体つきの良いただの高校生にしか見えない。
だが、そんな彼の本来の姿は架空の銀の名を冠した『ミスリル』という軍事による平和維持活動を主とする
対テロ極秘傭兵組織に所属している傭兵である、いきなり殺しあえなどと言われ、
簡単に従ってやるほど愚かでもなく、また最後まで勝ち残ったとしても、生存者を解放するなどという甘い話を信じてやるほど御人好しでもなかった。
(とはいえ、何が目的だ?)
逆にあのテロリストと思われる人物達が何を考えているかを思考し、すぐに止めた。
現状では手がかりとなるべき情報はなく、下手な敵像を作り上げたとしても意味などない。
そう考えながらも装備の確認をするために、与えられたデイバッグを物色する。
出てきたものは銃身長が異様に長い黒光りする銃であった。
(マウザーC96……の個人用カスタムタイプか。よく使い込まれているようだ)
ご丁寧にも付属してある説明書によれば、それはウェポン・システムという名であるらしい。
彼はその銃を調べることにした。他人の銃ほど信用の置けない物はないからだ。
30秒ほどの時間を掛け分かったことは、よく手入れがされていること、マガジンには20発の弾丸が装填済みであること、
付属しているパーツの交換では簡易ライフルにもなることが理解できた。
あらかじめ装備していた武装は何時の間にかなくなっていたために、代わりがあるのはありがたい。
無手でも戦えないこともないが、銃があるのとないのとではできることに差がでてしまう。
敵を倒すためにも、身を守るためにも必要なものである。
あとは様々なサバイバル道具と名簿とフィブリゾが言ったルールーブックらしき物がデイバッグの中に入っていた。
ただ、宗介には一つだけ気になったことがあった。
(だが、なぜガウルンの名が載っている? 奴は俺が殺したはずだぞ)
そう、最悪でありまだ害虫の方がマシな男の名が名簿には記されてあった。
その男は自分がこの手で殺したはずだ。
希望的観測などなくヴェノムと共に吹き飛んだのをこの目で見た。常識的に考えれば名前が同じというだけだろう。
(いや、奴の悪運の強さを考えれば、なんらかの形で生きていても不思議ではないか)
そう思いなおし危険人物として、出会ったならば確実に仕留めておく相手としてガウルンの名を心に刻む。
そして宗介は荷物をまとめ銃を持ち、移動しようと腰をあげた。
(さて、移動する―――ッ!?)
そのとき、戦士の嗅覚が何者かの気配を捉えた。
宗介はその感覚に従い木の影に隠れる。
数秒後には足音と共に、誰かが近づいてくるのが確認できた。
服装は自分と同じような学生服ではあるが陣代高校のものと違う物であり、知らない人物であるため
巻き込まれただけの男子高校生であると判断する。
さらに移動の仕方、周りへの注意の向け方、唯一の武装と思われるナイフの持ち方から完全に素人であることが窺える。
その男を物陰から観察しながら、どうするべきだろうと宗介は考える。
このまま接触しない場合は、あの男は自分の知らないところでのたれ死ぬだろう。
接触した場合は情報を聞きだせるだろうがこの地に連れてこられてからまだ10分も経っていないことを考えれば、
あの男は有益な情報は持っていないだろう。
一番無難な選択肢は前者である。
ただし、それはあの男が殺し合いに乗っていない場合の選択肢だ。
もし、乗っていた場合はあのナイフで誰かを傷つけるだろう。
クルツ達が素人相手に遅れをとるとは思えないが、千鳥達のようなまともに戦えない面子はそうではない。
(動きを止めておくのが一番いいな)
そして、相手の背後に回りこむために音も立てずに近づき、とある物を見て途中で立ち止まってしまった。
宗介は見てしまった、自分に填まっている物と同じ首輪を。
首輪は全参加者共通に着けられているものであり、主催者によって反乱防止のために爆発するようにできている。
飛んだり跳ねたりしたところで爆発するように出来ているとは考えたくはないが、主催者側が自由に爆破できるのは確実だ。
監視されているならば、下手な人間が外そうとすれば爆発してしまう。
その人物だけが死ぬならば問題ない。ただ、その人物に巻き込まれ他の人間が死んでしまう可能性とてありえないことではない。
それが知り合いや千鳥かなめだとは絶対に言い切れない。
(くそ……)
相良宗介は数秒程迷い、選択した。
すぐそこにいる人物の首輪を回収することを。
標的に銃を向けゆっくりと引き金に手を掛ける。
『銃なんか人に向けちゃ駄目でしょうが!!』
もし、千鳥かなめがここにいればそう言って止めるだろう。他の人間でも同じようなことを言うはずだ。
自分は正義の味方ではないが、無抵抗の一般人を問答無用で射殺するのは間違っているぐらいのことは考えられる。
ただ、あまり時間がないかもしれないと思ってしまうと、この方法が最善だと思えた。
自分ならばサンプルと工具さえあれば、なんとか解除するぐらいの自信はある。
自分の首輪に手を掛けて爆死する危険を冒すよりも、他人の首輪を解析してから首輪解除に挑むのが安全だ。
「すまんな」
そう呟き、男の頭に向けて乾いた音と共に一発の弾丸を放った。
次の瞬間には男はあっけなく倒れた。まちがいなく即死だった。
そのことを冷静に確認し、けれども警戒は解かずに死体に近づき数mの距離のところで止まり、遺体を観察する。
そうして、信じられないものを目にしてしまった。
その遺体にはなんの損傷もなかったのだ。
(いったいなぜだ!?)
確実に弾丸は命中したはずだった。
そのことは決して自惚れではなく、宗介の実力を考えれば男の死は100%の必然のはずだった。
だが、その理由を宗介が考える時間はなかった。
死体が突然跳ね起き、自身に襲い掛かってきたからだ。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
男は叫び声を上げながら、ナイフを腰だめにしっかりと構え突進してくる。
単純であるが、実は回避の難しい一撃を、宗介は避けずにその場に立っていた
そのナイフを避けれなかったのではない、避ける必要はなかった。
二者の間の距離は、銃という名の厚い壁に阻まれていたからだ。
宗介は冷静に状況を一瞬で判断し、銃の引き金を弾いた。
甲高い音と共に、三発の銃弾が敵の体に突き刺さった。
しかし、敵は止まらなかった。
「ラムダドライバーかっ!?」
相良宗介の知識には、この状況に似たものがある。
以前ラムダドライバーという力場を展開することによりあらゆる攻撃を無力化する装置により、対AS用の銃火器が通用しないことがあった。
おそらく、目の前の男もなんらかの手段で似たようなことをしているのだろう。
そう直感し宗介は次の行動に移る。
反撃したためにすでに距離が詰まり、回避する時間はない。
攻撃は無力化されてしまうために、止めることは不可能。
それでも、相良宗介は諦めずに冷静に対処する。
(これならば!?)
迫ってくる男の顔面にデイバッグを投げつける。
いくら敵が攻撃を防ぐ障壁を持っていたとしても、視界を防げば一瞬の隙が出来、相手は怯む。
その一瞬の隙さえあれば、ナイフを回避することができる。
そう直感しての行動であった。
(なに!?)
だが、男の顔面にぶつかり四散するはずのデイバッグは何の抵抗もなく男の後頭部を通り抜けてしまった。
そのことに驚愕する間もなく、ナイフが腹部に突き刺ささる。
「……カハッ」
ナイフが突き刺さった勢いにより、後頭部が地面にぶつかり一瞬意識が跳んだ。
(まだ…まだだ)
激痛に抵抗しながら、目を開ける。
目に前には、木の枝を自分に突き刺そうと馬乗りなっている男が写っていた。
男と目と目があう。怯えた目だと宗介は漠然と思った。
「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
男は叫びながら、鋭く尖った木の枝を振り下ろしてくる。
宗介は振り下ろそうとしてくる腕を受け止めようとした。
敵の両腕と自分の両腕が交差し、まるで立体映像を掴むがごとくむなしく通り抜けてしまい、首に枝が突き刺さった。
(……そういうことか)
呼吸器官を貫かれた痛みの中でも思考する。弾丸が弾かれていない時点で気付くべきであった。
敵は攻撃を防いだのではなく、摩り抜けただけであったことに。
だが、いまさら遅い。
(それでも、俺は……)
力を振り絞り、枝を引き抜こうと両手で掴む。
それは無駄な努力とは分かっていた。即死でないだけで、呼吸が出来なければ意味がない。
そうとは分かっていても彼は抗い両腕に力を入れ、その時点で体に何の力も入らなくなってしまった。
「……ち……ろ……ぎ」
その言葉を最後に、相良宗介の意識は闇に落ち、二度と光を見ることはなかった。
―――――――――――――
(……殺した……僕が殺したんだ)
式森和樹は立ちすくんだまま怯えていた。
すでに男に馬乗りになっていた状態から立ち上がってはいたが、座り込みたい気持ちに駆られていた。
けれども、それさえ出来なかった。鬼のような形相のまま死んでしまった男に睨まれていたからだ。
死体を見るのは初めてではないが、死体をつくりだすのとは別の話だ。
どうしたところで、彼は一般人だった。
(ぼ……僕は……悪くない。お……襲ってくる彼の方が悪いんだ!!)
和樹はそう思い込み、呪縛を無理矢理振りほどく。
彼は別に殺し合いに乗っているわけではない、こんなことなどいけないと思うぐらいの良心はあるし、
この場には宮間夕菜や神城凜がいるのだ。
ここには幸い連れてこられていない風椿玖里子を含めた三人が身近な存在になってからは
平穏な生活からは遠ざかり、命すら脅かせることすらあったが、
彼女達がいたおかげで生活にメリハリがつき、楽しいと思える毎日を過ごせたのだ。
そんな彼女達を殺そうという発想さえ浮かばず、むしろどんなことがあっても人を殺して欲しくないと願った。
他にも名簿にはなぜか自分を慕ってくれるメイドのリーラや清修学園の生徒であるはずの山瀬千早の名があった。
その四人の誰にも死んでほしくないと思った。
他にも2-Bのクラスメイトがいたが、この状況では碌でもないことにしかならないので会いたくはない。
だから、彼は一刻も早く四人の女性達と合流しようと急いでいた。
ただ、慌てるべきではなかった。
最初に彼が見た支給品は割り箸であり、当然そのことに愕然した和樹は次の物を取りだした。
それがナイフであった。そのナイフが業物かどうかは分からなかったが落胆した状況から
自衛の希望を見た彼はそのナイフを手に持ったままであった。
自分が他人から見て、どう見えるかを気にせぬまま。
そうして、彼はいきなり背中から撃たれた。
とつぜんのことで慌ててしまったために転び、恐怖に体が硬直してしまい逃げることができなかった。
だから、近づいてきた男に対して恐れを抱いた。
あとは無我夢中で覚えていない。気が付いたら、男が死んでいた。
(けれど――)
死体を見つめながら、本当は自分が死んでいたのだろうと漠然と思った。
自分は幽霊だ。この状態で生きていると言えるかどうかは分からないものの
相手からは親しい間柄の人物でなければ触ることはできず、自分からは物や相手に触ることができるため、
おそらくは物理的な手段では自分のことは誰も殺せないだろう。
とはいえ、幽霊でも死の恐怖は持っている。
魔法などなら自分にも効果はあるだろうし、清水の舞台から飛び降りて生存できるかどうかは試したことはない。
下手をすれば適当な御札や護符、お経などでも成仏してしまうかもしれない。
(と……とにかく、分からないことを考えてもしかたがない)
挫けてしまいそうな現実から逃げ出すように思考を切り替える。
とにかく、一刻も早く知り合いを探すべきだろう。こんなところからはさっさと逃げ出したい。
とりあえず、銃と男の支給品を置いて行くわけにはいかないと思い拾い上げる。
(ナ……ナイフも置いて行っちゃまずいよ……ね?)
次に死体に刺さったままのナイフを抜こうと手を添える。
グチュリというナイフが肉を捻る音がその場に響き、右手に肉を抉る感触が伝わってくる。
ゴキブリを潰すのとは比べ物にならないほどの不快感が襲ってきた。
「う……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その不快感は少年の心をかき乱すのに十分であった。
恐怖に支配された式森和樹はナイフを放っておいたまま、その場から逃げ出してしまった。
もし両者共にもう少し冷静であれば、式森和樹は相良宗介を殺すことなくお互いの仲間を探すために
動いたかもしれかったが、残念なことにお互いにそれをできる余裕が少し足りなかった。
確実にいえることは、こうして幽霊という存在を知らない相良宗介と、幽霊であるために傭兵では殺せない式森和樹の
不幸な邂逅は終わったということだけだった。
【F-5/森/一日目/深夜】
【式森和樹@まぶらほ】
[状態]:幽霊、半ば錯乱気味
[装備]:ウェポン・システム(16/20)@ザ・サード
[道具]:支給品一式×2、ウェポン・システムの付属パーツ@ザ・サード、割り箸@現実
[思考]
基本:とにかく、みんなを探す。
1:この場から逃げ出す。
2:友人達と共にこの島から脱出する。
3:中丸達には気をつける。
[備考]:『チャイルドマンの短剣@魔術士オーフェン』が宗介の死体に刺さっています。
【相良宗介@フルメタルパニック 死亡】
投下終了。
第一号がこれでいいのかだろうか?
うひょーい 乙
投下乙!
なるほどこう来たかw
下手に魔法使い放題な復活後から来るよりこの方がおもしろいかも。
これは本当にいいのか?
幽霊って……
首輪はどうなってる?
支給品はどう持ってる?
そもそもどうやって死ぬ?
まぶらほ知らないから判断できないがこれは本当に問題ないのか?
魔法だと死ぬってのはこのロワだと割と普通に死にそう。
首輪に関してはフィブリゾだし幽霊に効く首輪くらい作れるんじゃない?
>>306 自分の意見を言わしてもらうと、この状態が一番弱いかなっと。
半端ものの幽霊だから、魔法の薬湯でも浴びせれば簡単に死んじゃいそう。
魔法なら、魅了の魔法やら、封魔のお札やらがあっさり喰らってるから
それぽいのなら死んでもおかしくない。
首輪は科学技術関連でも、お札でも内蔵すればハズレそうにないし。
後、式森和樹は自分からは物を触れる幽霊で親密な関係なら相手からも触れる。
なので、ある程度一緒に行動したのならば一般人でも殺せるかもしれない。
この状態の和樹って魔法も擦り抜けたことなかったか?
あと知り合いじゃなければ見ることすらできなかったような
俺の記憶違いかもしれないけど
ロワ仕様として誰からも見えず最後までスルーされ続けるに一票
ぶっちゃけ幽霊は修正してほしいな
魔法使えるなら生身でもなんとかならない?
多分なんとかならない
可能性があるとしたら復活の時で体から漏れてくる魔力が勝手に防ぐくらいしか無い
>>309 どっちも制限とかでよろしくお願いします。
凛の魔法なら確実に和樹に危害をくわえられますし。
>>313 幽霊状態のテンプレを作ってもらえると非常に助かる。
>>313 幽霊なのは話を聞く分には許容範囲だと思います。
でも開始は朝なので時間と残り人数の表記だけ修正をお願いします。
首輪のことにも言及してくれると後の人が繋げやすいかも。
>>314今はちょっと時間がありませんが、今週中にはテンプレを作り上げます。
>>315了解しました。こんな感じでいかがでしょうか?
【F-5/森/一日目/朝】
【式森和樹@まぶらほ】
[状態]:幽霊、半ば錯乱気味
[装備]:ウェポン・システム(16/20)@ザ・サード
[道具]:支給品一式×2、ウェポン・システムの付属パーツ@ザ・サード、割り箸@現実
[思考]
基本:とにかく、みんなを探す。
1:この場から逃げ出す。
2:友人達と共にこの島から脱出する。
3:中丸達には気をつける。
[備考]:『チャイルドマンの短剣@魔術士オーフェン』が宗介の死体に刺さっています。
幽霊ですが、首輪はしっかりと首に填まっています。
理由としては、魔法の首輪の場合は魔法の力で填まっているか、科学で出来た首輪の場合
は幽霊用のお札を内臓しているなどが考えられます。
首輪は、基本的には他の参加者と大した違いのない機能だと考えられます。
【相良宗介@フルメタルパニック 死亡】
【残り42名】
317 :
この名無しがすごい!:2007/05/23(水) 02:53:58 ID:c5/Untx2
318 :
この名無しがすごい!:2007/05/23(水) 02:55:23 ID:c5/Untx2
…過疎ってる。
序盤は勢いあるはずなのに・゚・(つД`)・゚・
というわけで話題を振ってみる。
ネタは『おもしろそうな支給品』
古今東西【このスレが過疎っている理由】
・重複
・もともと過疎だったのに強行
・1話から超展開
一月に一本投下があれば死にはせんでしょう
今週は無理ですが来週には自分も一本投下するつもりですし
まあ当面は全員登場を目標としましょう
>>320 わぁ〜〜萎え要素のバーゲンセールやぁ〜〜
323 :
この名無しがすごい!:2007/05/25(金) 12:18:57 ID:CxjV5uTO
>>319 バルトアンデルスの剣は面白そうだ
参加者には使用不可の制限は必要になるだろうけど
そろそろ埋めるか
ちょっと天から啓示を受けたのでガウルンと山本洋子の予約を所望する。
正直スレ主があきらめさえしなければ続くと思うし、二年ぐらいかかることも覚悟で続けてみりゃーいいんじゃない?
それと、椿一成と神城凛を予約したものです。俺は今週末投稿を目指しますが、ひょっとしたら六月に流れるかも
結構強行だったのが響いてるな、まあ強行しないとスレ自体成立しなかった節はあるが
話にならんな
本気でロワを成功させようってんなら、投票の段階で立ち止まるべきだったなあ。人いな杉だったし。
ルールを弄るとか、ラノと差別化を図るとか。富士見って枠を取っ払うのも良かったかもしれない。新めラノベに需要はあるみたいだし。
なんだかこのロワに参加した作品・キャラが哀れ。
他のロワが立つ時にそっちに参加させようとしても「富士見に出てるだろ。書きたいならそっちで書け」って言われるんだろ…
>>330 現状でもなんとかなるさ。
書き手は3人いて、中にはきっちり殺してくれる人もいるから、続いていけば人が増えるかもしれないし。
ume
H-8の海岸。そこは波の音がするだけで極めて静かな場所である。
日に照らされた海は、太陽の光を反射し輝いており美しい光景が広がっている。
その調和された自然を乱すものは何も存在しなかった。
そう、バトルロイヤルが開始されるまでは。
突然、海岸の波打ち際にザバンという音共に海面に波紋を立てつつ、自然の調和を乱す者が宙から現れた。
「ぐえ」
女は蛙が潰されたような悲鳴を上げつつ、水面から20cmの程の高さのところに顔面から突っ込んだ。
空中から現れた時点では上下逆となっていたため、当然といえば当然のことである。
海水がうつ伏せに倒れた女の体を揺らし、青いスーツを濡らす。
だが女は起きなかった。まるで、その体から魂が失われてしまったかのように。
「負けてたまるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
だが、女は死んではいなかった。
それもそのはず。女の名はコンスタンス・マギー。
コギーという愛称で呼ばれており、キエサルヒマ大陸における司法機関である王立治安警察隊に所属し、
その中でもエリートに位置する派遣警察官であり、暴力魔術士の体罰にも常に耐えている女である。
地人と呼ばれる種族のような異常な頑強さは持ってはいないが、この程度ではまだ死ねない。
コギーは雄叫びをあげながら起き上がり、海水に濡れた短い黒髪を犬のように振りつつ周りを見渡す。
(……ここってどこ?)
最初にコギーが思ったことはそれだけだった。
彼女は自分がなぜここにいるかが分からなかった。
何時も通りに仕事に失敗したために、もかもか室に詰め込まれたところまでは覚えていた。
ただ、そこから先の記憶があやふやだ。
(……とにかく、考えていても仕方がないわよねぇ)
そう思い、立ち上がる。
そこで始めて、服や靴がずぶ濡れとなっていたことにコギーは気が付いた。
ゆっくりと砂浜まで歩き、持っていたデイバッグの中に服か何かが入っていないかを調べ始める。
コギーはそこで気付いてしまった。
なぜ、こんな物を後生大事に抱えていたかを。
そうして思い出す。
首輪をいじっていた男が、首から先を失ってしまったことを。
空を浮かんでいたフィブリゾと名乗る少年が、殺し合いを始めろと言ったことを。
それに怒った炎を扱う魔術士が魔術で少年を攻撃し、逆に魔術で返り討ちにあってしまったことを。
コギーの心を海水以上に冷たいものが包み込む。
「こ、殺し合いなんて冗談じゃないわよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
まだ花も恥らう22歳独身、やりたいことなどいくらでもある。
こんなところで死んでしまうつもりなどない。
(とにかく、武器! 身を守る物は!?)
慌てて体を弄る。
だが、常に携行していた麻酔を塗ったダーツは服の中には無かった。
コギーはそのことに絶望しかけたものの、まだデイバッグの中を調べていないことに気付く。
主催者の話が事実ならばこの中には武器が入っているはずである。
コギーは期待を膨らませながらデイバッグの中を漁った。
中から出てきたのは、彼女の知識の中にある武器の中でも強力な物であった。
拳銃。それはキエサルヒマ大陸では魔術を使えない人間にとっては最高の武器であり、
王室令により取り締まられているために彼女のような警官とて、おいそれと目に触れる機会はない武器である。
もうひとつ入っていたのは、物干し竿という完全なハズレではあったが、
自衛の手段が得られたため、これでなんとか身は守れるかもしれないとコギーは安堵した。
他に何か無いかとさらにデイバッグの中を探る。
出てきたのは、サバイバル用品や名簿、ルールブックであった。
(他に誰かいないかしら?)
そんなことを思いつつ、コギーは名簿を開く。
そこには、よく見知った人物達の名前が書かれていた。
オーフェン。その人物はコギーが知る中では最強の魔術士である。
彼ならこの状況ですら、魔術一つでどうとでもしてしまえるだろう。
マジク・リン。ただの知り合い、以上、終わり。
コギーの知り合いはその二人だけだったが、オーフェン一人がいれば充分である。
彼と合流さえ出来れば、なんとかなるはずだ。
知り合いの名を確認したコギーは名簿を閉じ地面に置き、側にあった地図を手に取り開いた。
地図を見ながら、城の位置と周りの光景を照らし合わせると、どうやら自分がいる位置はA-1らしい、とコギーは判断した。
『無能は隅にでも寄っていろ!』
まるで、そう言われたような気がした。とはいえ、落ち込んでばかりもいられない。
人の多そうな場所に行きさえすれば誰かと出会えるはずだ。
近くにある塔あたりなら、人も集まるだろうから行くとすればそこだ。
うまくすればオーフェンと合流できるかもしれない。
それにあの塔なら、濡れた服の代わりぐらいあるだろう。
コギーはそう考え、荷物を纏め歩いてすぐの場所にある建物に向かった。
だが、コンスタンス・マギーは知らなかった。
マジク・リンが魔術士の才能があることなど。
実は地図を反対に見てしまったために現在の位置はA-1ではなくH-8であることなど。
彼女が目指す建物は塔ではなく城であることなど。
ルールブックを読んでいないため、細かいルールがあることなど。
武器として支給されたのは物干し竿であり、彼女が強力な武器だと判断した銃はただ贋作であったことなど。
とはいえ、彼女の知り合いならこれらのことは想定の範囲内である。
なぜならば、コンスタンス・マギーは周囲の人間が全て認める無能警官なのだから。
【H-8/海岸/一日目/朝】
【コンスタンス・マギー@魔術士オーフェン】
[状態]:健康、ずぶ濡れ
[装備]:モデルガン@現実
[道具]:支給品一式、物干し竿@現実
[思考]
基本:死にたくない
1:塔に行ってみる。
2:濡れた服を何とかしたい。
3:とにかくオーフェンを探す。できればマジクも。
[備考]:地図を180度逆に認識しています。銃を本物と認識しています。ルールブックを読んでいません。
投下終了。
なんといううっかり……こいつは間違いなく無能
モデルガンと物干し竿に吹いた、お前は何処かのヒキコモリ少年かとwwwww
流石は無能警官w
無能警官ってレベルじゃねえぞ
これはいい無能ですね
無能すぎて、周りを巻き込みそう。
剣を、抜く。
研ぎすまされた刀身には見た事もない文字が刻まれていた。
剣の柄と刀身の間にある円盤状の月に載った獣の細工といい
何となくただの剣ではないと青年の直感は告げるが
それ以上の事はよく分からんのでとりあえずは放っておく。
「ま、普通に使う分にはたぶん大丈夫だよな」
青年――ガウリイは能天気にそう呟き剣を腰の鞘へと収めた。
あの後、気が付くと彼は一人で森の中に立っていた。
リナともはぐれ、腰のブラストソードも失い、
何か武器でもないかとザックの中を漁って出てきたのがこの剣だった。
他にも理解不能な魔道具っぽいものもあったが、彼の脳みそは使い方を考えようともしなかった。
一通りザックの中身を見て、他に武器になりそうなものはないと判ると
彼は迷いもせず歩き出した。
もちろんフィブリゾのいうゲームに乗る為ではない。
仲間――リナと合流するためだ。
とはいえあてもないので、実は勘に従って適当に歩いているだけなのだが。
まあ、リナならいろいろ心配だけど信用はできる。
まず間違いなく、このゲームを潰すために動いているはずだ。
ガウリイはそう信じていた。
それに早く合流しなければ何やらかすか、わかったもんじゃないしな。
――などと、考えていたときだった
「大貫さん!話をっ―――!」
「ダーーーーーーイ(死ね)!!」
チェーンソーを振り上げる男に若い青年が襲われている――そんな光景に出くわしたのは。
どうしようかと一瞬迷ったがガウリイは剣を抜き放ち、朗々と声をあげた。
「それぐらいにしておくんだな」
声に反応したのか、それとも本能的にガウリイの強さを察したのかは判らないが
バーコード頭の男は血走った目でガウリイを見ると、標的をガウリイに変えチェーンソーを振り上げ跳躍した。
「ダーーーーーーイ(死ね)!!」
「ここはオレに任せて逃げろ!」
ごぅっ!!
空気を引き裂き迫るチェーンソーをかわしながらガウリイが叫ぶ。
「ご助力、感謝します」
青年が距離をとったのを横目で見、ガウリイは男と打ち合う。
数合打ち合っただけでも男の異常さがわかった。
パワーといいスピードといい人間離れをしている。
攻撃と攻撃の隙間を見つけ、ガウリイが反撃しようとした瞬間、青年が声をあげる。
「大貫氏――彼は恐怖の余りに錯乱しているだけです。なんとか傷つけずに止められないでしょうか!」
「くっ、無傷でか!?―――ふっ!」
どがっ!!
剣の代わりに無防備な腹に蹴りを入れる。
が、男―――大貫は意に介した様子も無くチェーンソーを振るってくる。
耐久力も人間離れしていた。
まるで丸太を蹴ったような感触にガウリイが叫ぶ。
「なんとかやってみるが厳しいぞ!」
青年もすぐにそれを理解したのか辺りに何か使えるものがないかと見回し、気付く。
森を抜けた先に塔が見えたのだ。
「ならば、あの塔へ!狭い場所ならばチェーンソーを振るえないはずです」
「――わかった!」
すかさずガウリイは足で地面を蹴り大貫の顔に土を飛ばす。
「―――!!」
視界が塞がれ怯んだ隙に青年とガウリイは遥か向こうに見える塔に向かって走りだす。
そしてしばらくして―――その後ろをまるでハンターのようにじわりじわりと追いかける大貫の姿があった。
「逃がさないヨ―――逃がしはしないヨ」
【F-7/森/一日目/朝】
【スレイヤーズ@ガウリイ】
[状態]:正常
[装備]:バルトアンデルスの剣@魔術士オーフェン
[道具]:支給品一式、ディメコム@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ
[思考]
基本:リナと合流する
1:塔へ向かう
2:大貫を止める
3:仲間と合流する
【フルメタルパニック!@林水敦信】
[状態]:正常
[装備]:???(未確認)
[道具]:???(未確認)
[思考]
基本:とにかく大貫氏を正気に戻す
1:塔へ向かう
2:大貫を止める
3:知り合いと合流しゲームから脱出する
[備考]:アイテムはまだ確認していません。
次の人にお任せします。
【フルメタルパニック!@大貫善治】
[状態]:バーサーク(恐怖による錯乱)
[装備]:古びたチェーンソー@フルメタルパニック
[道具]:なし
[思考]
基本:ダーーーーイ!
1:ガウリイをダーイ!
2:林水をダーイ!
3:動くものをダーイ!
[備考]:チェーンソー以外は森(F-7)に置いてあります。
投下おわり。
インスピレーションがわいてつい書いてしまった…ヘボいのは仕様なので勘弁して。
投下乙。
用務員はやっぱりこうなったか。
個人的に『バルトアンデルスの剣』は特性的に止めておいた方がいいんんじゃないかと思う。
魔術士系が持てば、念じただけで剣で切りつけた物を例外なく、なんにでも変化させてしまうから
扱いが難しそう。
幸い魔術を使えないガウリィだから今は問題ないけど、
オーフェン、アザリー、マジク、チャイルドマン辺りなら見ただけで気付くだろうし。
なんとなく自分を変身させたり他人の傷を治すぐらいしか出来ないって思っていたけど
攻撃対象を強制変化させることが出来るって事を忘れてました…。
問題があるようなら火乃香の刀とかクリーオウの剣とかと差し替えます。
>>323の案みたいに参加者に仕様不可とか回数制限で許容範囲になると思う。
>>350さじ加減が個人的に難しい。
アザリーは天人の鎧という魔術防御ができる鎧ごとクオを刺していたから
相手の防御を無効化する特性がある。
さらにオーフェンの服を切ったさいに変化させていたりするので、無機物にも効果があり、
クオ曰く、実はバルトアンデルスの剣は魔術士に一般人が対抗するために作られた剣なので
魔術を使えなくても使用可能。精神集中の仕方が魔術と似通っているので原作だと
魔術士しか使えないように見えるだけ。
なので、テッサ辺りが剣を使って巨大ロボを生み出しても、設定的には不可能ではないと思う。
(アザリーだって、幽霊になれるぐらいだし。
結構な厨武器だから出すなら制限は必須だけど、制限しすぎるぐらいなら
もっと別のに変えた方がいいんじゃないのかと、自分は思う。
> なので、テッサ辺りが剣を使って巨大ロボを生み出しても、設定的には不可能ではないと思う。
テッサだってネジの一本や回線の一本一本まで把握してるわけないからそれは無理でしょ。
もうちょっと大らかにいこうよ。
ウィスパードの能力なら、ひょっとしたらできるかもしれんという気も・・・
ガウルンは哂っていた。
自分が生きてこの場にいるそのことに。
五体も満足でここに存在していることに。
「あのフィブリゾとかいうカワイ子ちゃんには感謝しねぇとなぁ……ククク」
人間を生き返らせることもできるとか言っていたが、それはまぎれもなく真実なのだ。
ラムダ・ドライバやウィスパードなどお話にならない。
ブラックテクノロジーがどうした。
この本物のオカルトの前ではまさに児戯だ。
自分が患っていた膵臓癌はどうなったのかはわからないが少なくとも違和感は感じない。
まさにベストコンディションである。
「しかもここにはあのかなめちゃんや……ククク、カシムまでいる」
―― きみたちには、殺し合いをしてもらう ――
フィブリゾのいっていた言葉が蘇る。
(OK、ボス。この首輪はちょいと気に入らないが、ご期待に応えようじゃないか)
そういえばあのアマルガムで同僚だったクラマが首輪を外そうとして死んでいた。
実に間抜けな死に様だ。あんな死に方は実につまらない。
どうせ死ぬならばさぞかし派手に周囲を巻き込みたいところだ。
そしてその時ガウルンは見た。
あの広間でフィブリゾに攻撃を仕掛けた炎使いを。
(つまり参加者の中にもあいつみたいなエスパー……いや魔法使い様がいるってことか。
本当に震えるぜ)
今までとは比べ物にならないスリルの戦闘が味わえるということだ。
ずるり、と舌なめずりをしてガウルンは歩き始めた。
まずは景気付けに弱いものをいたぶりまわしたいところである。
「おっとその前に武器とやらを確認しておくかな」
山本洋子は無敵の宇宙戦艦である。
ただし千年後の未来においての話であるが。
今この時点では彼女はごく普通の、ちょっと頭がよくて運動神経がいいだけの……
本当にごく普通の一般女子高生である。
島宇宙間を飛び回り銀河規模の戦争に参加している彼女もこの事態には平静ではいられなかった。
なにより千年後の宇宙戦争においては戦死することがほぼない。
人を殺す事態になることもまずない。
人が死なないスポーツライクな国家戦争。オリンピックのようなものである。
だがこの場は違う。
あのフィブリゾという子供とあの某格ゲーの設定みたいな炎使いの男性と少年。
それらに現実感はなかったが、その前の丸メガネをかけたコートを着た男の人の死。
首輪が爆発して……その首と胴体がはなればなれになったその光景。
それは非常に現実感にあふれていた。
今までホラームービーやゲームでそういう映像は幾度となく見たことがあるが
それはそれらとは比べ物にならないほど洋子に恐怖感を植え付けた。
―― きみたちには、殺し合いをしてもらう ――
殺しあい。
しなければならないのか?
洋子はそっと首輪に触れる。
その冷たい感触は指と同時に心まで凍らせてしまいそうだった。
「いやよ」
洋子は声に出してつぶやいた。そうすることで力になる気がした。
死にたくない。絶対に死にたくはない。
だがそれよりも強い感情が洋子の内からわき上がって来る。
それはこの理不尽な状況に対する怒りだった。
「アタシは絶対に殺し合いなんかしない!」
なんだって突然、連れてこられて首輪をつけさせられて親友である綾乃以外は全く見も知らない
連中と殺し合いなんてしなければならないのか。
脅迫されているのは解かっている。
これから出会う人物全てが平和主義者だなんて幻想は抱こうとも思わない。
それでも、自分の命を天秤にかけてなお彼女のプライドは一線を越えることをとどまった。
「上等じゃないのフィブリゾ」
力強く声に出して彼女は決意する。
「誰にケンカ売ったか教えてあげるわ!」
そして二人は出会った。
「誰!?」
近くに塔の見える森の中。
山本洋子は近づいてくる気配に気づいて振り返った。
それだけでも大したものだった。
兵士の中でも特一級の技量を持つガウルンの隠密に気づいたのだから。
「意外にやるねぇ」
だが身体能力においては圧倒的な差があった。
洋子はすぐに身を翻して走ろうとするが一瞬にして間合いをつめてきたガウルンに腕を絡め取られ
傍の樹に身体を押し付けられてしまった。
「こ〜んにちは、お嬢ちゃ〜ん。こんな森の中をひとりで歩いてちゃァいけないなぁ。
熊さんに出会っちゃったらどうするんだい?」
「く、なに…よアンタ! 離して!!」
「駄目ダメ、悪い子にはお仕置きしなきゃなぁ。まずは道具ぼっしゅ〜〜う、危ない物は先生が預かりまぁす」
完全に洋子を見下し、おどけた口調で洋子が背負っていたザックを取り上げる。
洋子はなんとか腕を振り解こうと力を込めるが、所詮女性の力では鍛え上げられた軍人の腕から逃れることはできない。
それでも諦めずに力を込めているといきなり拘束から解放され、洋子は勢い余って前方につんのめり転んだ。
すぐに立ち上がって駆け出そうとするが、その前に目の前に巨大なナイフが突き立つ。
グルカナイフ。別名ククリともいい、白兵戦用に特化した戦闘ナイフである。
しかもガウルンはナイフ戦闘の達人だった。
「逃げるなよ。逃げるとお仕置きがきっつくなるぜぇ…具体的にいうとX指定だ。未成年は見てはいけないようなことを
しちゃう方針。おっと、お年頃だし逆に興味あるかなぁ?」
「だ、誰が!」
なんて品性の下劣な男だろうか。
こんな男に汚されるくらいなら舌噛んで死んだほうがマシである。
「クックック嫌われたもんだねぇ……教育者の宿命ってやつかな」
笑いながらガウルンは洋子のザックを漁りだした。
洋子はチラリと右を見た。そこには大きなガウルンの左足がある。
左を見た。巨大なグルカナイフが地に付き立ったまま洋子を威嚇していた。
背後は2mほどの幹をもつ樹木が洋子の背を支えている。
前方には言わずとしれたガウルンがそびえ立っている。
加えて洋子は地面に尻餅をついた状態だ。
まさに八方塞り。もはや完全に逃げ出せるような状況ではない。
(こんな、こんなところでアタシは死ぬの? こんな男に弄ばれて?)
迫る終焉に洋子の精神は焦燥につつまれる。
死にたくない。
だが打開する手立てがない。
唯一の武器はジャケットの内ポケットに入っているが、今使おうとすればすぐにガウルンに気づかれる。
ザックの中の道具は今ガウルンが手にしている。
見るとガウルンは鼻歌混じりにザックから道具を取り出したところだった。
それは一見普通の壁掛け鏡に見える。
「鏡…ただの? はずれかよ……ゲームでよくあるマジックアイテムとか欲しかったんだがねぇ」
やや紫がかった鏡面をガウルンは覗き込んだ。
その瞬間、洋子ははじかれたように呪文を唱えていた。
鏡と一緒に入っていたメモ……そこに書かれていた呪文を。
途端、鏡面に映し出されていたガウルンの姿がおおきく歪む。
全身に怖気が走り、ガウルンは鏡を投げ捨てると洋子を蹴り飛ばし、距離をとった。
戦士の直感がガウルンに警報を鳴らす。
「ガキィ、なにをした?」
「アンタが見たがってたものを見せてあげようとしただけよ……正直半信半疑だったけど、ね!」
「何?」
投げ捨てた鏡に視線を送ると、鏡から黒い霧が噴出した。
洋子は血交じりの唾を吐き出すと痛む体を押して駆け出し、黒い霧を盾にガウルンと対峙した。
反射的に洋子を追いかけそうになるが、黒い霧を警戒しガウルンはかろうじて踏みとどまる。
そして黒い霧がおさまったその場所には……もう一人のガウルンがそこにいた。
「な……」
さすがのガウルンもあまりの出来事に呆然と口を開け固まる。
鏡の名は『影の鏡(シャドウリフレクター)』。
相手を映し出すことにより映した相手と全く同じ能力――肉体的な能力はむろん、技術や知識などといった
経験的な能力をも持ち、なおかつ相手と全く逆の性質をもつ『影』を生み出すという魔器である。
(つまりあの男と全く同じ力を持ったアタシの味方ってわけよね……説明書には使用者に従うと書いてあったけど……)
試しに命令してみることにする。
「さぁ、あの男を倒しなさい! 戦ってアタシを護るのよ!」
ガウルンを指差し、声高に叫ぶ。
ギョッとしたガウルンはすぐに地面のグルカナイフを拾い上げ、ファイティングポーズをとった。
鏡から生まれたガウルン――便宜上コピーガウルンと呼称する――はゆらり、と流れるような動作で両手をあげると
おびえたような微笑を浮かべた。
「抵抗はしません。まずは武器をおさめ、話し合いませんか? 闘争とは空しいものです」
「「ハイ?」」
思わずガウルンと洋子の声がハモる。
コピーガウルンは震えながら続ける。
「平和こそが人類にとって最上の喜びではないでしょうか? 全ての人が仲良くなれればそこに争いはなくなり、
悲しみは地上から消える。そんな世界を僕と一緒に作っていきませんか?」
洋子はこの一種異様な世界に戸惑いながらも漠然と考えた。
影の鏡の説明書には相手と全く逆の性質の影を生み出すと書かれていた。
全く逆の性質。
目の前のガウルンは残虐性、闘争心にあふれた戦士である。
それと全く逆の性質ということは……
(心優しい平和主義者……とか?)
「僕には解かります。君も最初からそんな乱暴な人ではなかったはずです。幼い頃の純真な気持ちを……」
そんな真摯なコピーガウルンの訴えを静かな、震えるような声が遮った。
「ク、クックック、クックククク……」
ガウルンは心底愉快そうに笑っていた。
だがその表情とは裏腹に暗い凶悪な重圧が洋子とコピーガウルンの動きを止めていた。
ひとしきり笑った後、ガウルンは目を見開いた。
「ふざけんなぁっ!!!」
「ひいっ」
弾丸のような速度で飛び出したガウルンがコピーへと迫り、歪曲した刃がその首を落とそうと疾走る。
だがその直線的な攻撃をコピーは頭を下げて回避すると続く膝蹴りの追撃を後ろに飛んでかわす。
「舐めるなよ!」
さらにガウルンは攻勢にでるが、いくらナイフのアドバンテージがあるとはいえ
自分と互角の力量を持った相手が完全に防御に回ったらそう簡単に攻めきれるものではない。
自分の醜悪なコピーが目の前にいるということがガウルンから一瞬冷静さを失わせていた。
だから、普段なら対応できたはずの次の山本洋子の行動に対応できなかった。
「目を閉じて!」
洋子の声が聞こえ、コピーガウルンはガウルンから距離をとった上で目を閉じた。
対してガウルンはなんと不意をつかれ、思わず山本洋子の方向を見てしまった。
通常ならあり得ない失態である。
爆音と閃光が巻き起こる。
それはガウルンの鼓膜を震わせ、瞳孔を灼いた。
「ぐおっ!」
視覚と聴覚を一瞬にして麻痺させられ、ガウルンは身を屈め防御体勢をとる。
一瞬ショック状態になりかけたが類まれな精神力で意識を失うことは免れた。
だが残された嗅覚と触覚だけでは敵の攻撃を感知することはほぼ不可能だ。
(くそったれが! この俺様がこんなことで……っ!)
身をかがめながら闇雲にナイフを振り回す。
だがいつまで経っても攻撃はこなかった。
そしてようやく視覚と聴覚が回復した時には山本洋子もコピーガウルンも何処にもいなかった。
しばらくガウルンはその場に立ち竦み……突然、空に向かって咆哮した。
「ぐぉおおおおおおおっ! あのメスガキぃ!! くそったれの人形と一緒に必ずぶち殺してやるぞぉっ!!」
そしてガウルンは切り札を取り出す。
自身の速度を殺してでも相手を逃がさず、嬲り殺すための防具を。
それは不恰好な真紅の鎧だった。
かつて天人と呼ばれた一族が残した遺産、『緋魔王(イフリート)』。
背についた一対の板はまるで翼のようだった。
憎悪の表情のガウルンがイフリートを纏ったその姿は……まさに悪魔に見えた。
コピーガウルンと共にガウルンから逃げていた洋子は塔に辿りつくとホッと一息ついた。
塔に人の気配はない。
その時、コピーガウルンが洋子の肩をがっしと掴んだ。
洋子はギョッとするが、コピーは涙を流して感激していた。
「ありがとうございます洋子様! 僕がお味方しなければならないところを逆に助けていただくなんて……
このガウルン感無量でございます!」
「いや、様はやめてよ……洋子でいいわ」
「そんな、主にして命の恩人に対して呼び捨てなんてできるものではありません!!」
ぶわっと目潤ませて訴えてくる。
美女がやるならばともかくごつい男がこれをやっても気持ち悪いだけである。
洋子は限界まで引きながらやるせなくひきつった笑みを浮かべた。
「じゃあせめてさん付けで呼んでちょうだい。さすがにアンタ相手に女王様気分なんてやる気にならないわ
まどかじゃあるまいし……」
その洋子の言葉にコピーガウルンは残念そうに頷いた。
「そうですか……わかりました洋子さん」
「ところでアンタ、ガウルンって言ったわね? それってあの男の名前でしょ?」
「はい……この鏡によって生み出された僕は彼と全く同じ存在といっても過言ではありませんから……
それにしても嗚呼、僕のオリジナルがあんな野蛮な人だったなんて……」
ドサクサ紛れに拾ってきたのだろう紫の鏡を抱きしめ悲嘆にくれるコピー。
(あいつがあんな性格でなかったらアンタはそんな風に思えるように生まれなかったわよ……)
洋子は心の中で突っ込む。
「そうね……ガウルン、あいつ中国人なのかしらね。ガウルンって九竜のことでしょ?」
「いえ日本人ですが……いろいろと事情があって……」
「なるほど偽名ね。ま、どうでもいいわ、アンタもアイツもガウルンじゃややこしいからアタシが名前をつけてあげる。
九竜は発音によっていくつも表記があるわ。その中のひとつにカオルーンというのがあるの。
ナヨナヨしたアンタに濁点は似合わないからアンタは今からカオルーン、略してカオルちゃんよ!」
「はい!」
こうして底抜けのお人よし平和主義者、カオルちゃんと山本洋子のコンビが誕生した。
この殺伐とした世界の中、彼女たちには一体どんな運命が待ち受けているのだろうか……。
【B-2/塔の1F/一日目/朝】
【山本洋子@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
[状態]:正常
[装備]:閃光手榴弾×2(元は三個セット)
[道具]:支給品一式
[思考]
基本行動方針:殺し合いには乗らない
第一行動方針:休憩
第二行動方針:これからの方針を定める
【カオルーン(コピーガウルン)@フルメタルパニック!(?)】
[状態]:正常
[装備]:影の鏡(シャドウリフレクター)
[道具]:なし
[思考]
基本行動方針:平和主義
第一行動方針:山本洋子に従う
[備考]:影の鏡のコピー許容量は一人分だけだったので現在は力を失ってただの鏡になっています。
首輪もきちんとコピーされています。
【B-2/森南部/一日目/朝】
【ガウルン@フルメタルパニック!】
[状態]:激怒
[装備]:グルカナイフ@フルメタルパニック 緋魔王@魔術師オーフェン
[道具]:支給品一式
[思考]
基本行動方針:ゲームに乗る
第一行動方針:山本洋子とコピーガウルンを探して嗜虐心を満足させた上で殺す
第二行動方針:カシムその他を探すのはとりあえず後回し
大幅に遅れましたが投下しました。
電波キャッチで書いた話ですので問題おおありでしょうが。
GJ!
しかし参加者が増えちゃったけどいいのかこれw
スレイヤーズに出たあの鏡かw
GJ
これは綺麗なガウルンですね。
ちょっと状態表を修正します。いろいろと抜けが……
【B-2/塔の1F/一日目/朝】
【山本洋子@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
[状態]:右脇に軽度の打撲 口の中を少し切っています
[装備]:閃光手榴弾×2(元は三個セット)
[道具]:なし
[思考]
基本行動方針:殺し合いには乗らない
第一行動方針:休憩
第二行動方針:これからの方針を定める
【カオルーン(コピーガウルン)@フルメタルパニック!(?)】
[状態]:正常
[装備]:影の鏡(シャドウリフレクター)@スレイヤーズ
[道具]:なし
[思考]
基本行動方針:非暴力平和主義
第一行動方針:山本洋子に従う
[備考]:首輪はきちんとコピーされています。
影の鏡のコピー許容量は一人分だけだったので現在は力を失ってただの鏡になっています。
(※カオルーンが死んだら……?)
【B-2/森南部/一日目/朝】
【ガウルン@フルメタルパニック!】
[状態]:激怒
[装備]:グルカナイフ@フルメタルパニック!
緋魔王(イフリート)@魔術師オーフェン
[道具]:支給品一式×2
[思考]
基本行動方針:ゲームに乗る
第一行動方針:山本洋子とコピーガウルンを探して嗜虐心を満足させた上で殺す
第二行動方針:カシムその他を探すのはとりあえず後回し
影の鏡の出典は正確に書くならスレイヤーズすぺしゃるになるのか?
しかし予想外だw ソースケが既に死亡なのが実に惜しいw
ちょwwwこの発想はなかったwwwww
神凪綾乃と白鳳院綾乃エリザベスを予約します
まぶらほと伝勇伝がきついな。
まぶらほはアニメで把握できる?
伝勇伝は何巻まで読めばキャラ把握可能?
まぶらほはアニメオリジナル設定とアニメにでないキャラを注意すれば把握可能
たしか千早がアニメだと和樹と幼馴染。原作だと、始業式のときに貧血起こして和樹に
保健室まで運ばれたのがきっかけで知り合ったのが大きな違いだったっけ?
アニメだとリーラはでなかった(メイドの巻参照)
各参加者のことを知るならまぶらほは、人間の巻、幽霊の巻(上、中)、メイドの巻を読めばいいはず。
そろそろ◆3/0Jiuxzqgさんの意思を聞きたいです。
ある程度の制限を掛けてバルトアンデルスの剣を通すか、他の剣にするかを選んで欲しいです。
よく考えたら物質にも効くって事は首輪をチョコパフェにする事も可能なわけで
「・・・やってくれたね・・・まさかその剣にそんな力があったなんて知らなかったよ・・・」
とか主催者がマヌケな事を言う羽目になり
完全封印ってのも上のような事態を起こす危険性があるアイテムを
わざわざ渡すって言うのもおかしな感じがするので
いろいろ問題がありすぎるのでバルトアンデルスの剣は撤回して
オーロラサークルにします。
372 :
この名無しがすごい!:2007/05/31(木) 07:18:22 ID:2drcvsL9
いろいろ面白そうだったのに残念だな。
書くか決めてないけど
質問
リナとオーフェンのコラボ小説があるんだけどそのことなしに話考えるべきかな?
スレイヤーズVSオーフェンの事?
原作どおりその事に関する記憶がなくなってるってことならあって良いと思うけど。
個人的には
「えーと、すまん誰だっけ?どこかで会ったような気がするんだが思いだせん」
「・・・初対面だけど?」
みたいな中途半端に忘れているガウリイとかは見てみたい。
急遽予定していた執筆時間が取れなくなったので予約破棄。
週末にはなんとか落とせるようにはするけど。
スレイヤーズVSオーフェンの設定を出すのはやめてほしい。
あれを手に入れたくて探したけど、なかなか手に入らない。
やっぱりだめか。
支給品であの世界の品を考えてたんだが。
支給品くらいいいんじゃない?
別にVSのストーリーが絡むわけじゃないんだから。
しかし支給品といっても石、椅子、あとラストのあれくらいしか思いついてないけど
今更ながらどれくらいVS知っている人いるだろうか
買ってるけどまだ積読状態
【作品名】まぶらほ
【名前】式森和樹
【属性】学生(幽霊)
【説明】元世界一の魔術師。幽霊であるため魔法は使用不可能。
魔法を使い切ってしまい、死ぬはずだったところを奇跡的に幽霊になることで生きながらえている。
幽霊になった直後は、物や人を触れない、お腹も空かない、空も飛べない等出来ることはなにもないが、
幽霊になるさいにできた自分の体の灰を集めていくことで、元の体に戻っていく。
現在は文化祭の時(幽霊の巻・上)の状態をイメージしています。
こののときは自分からは物を触れる、知り合い(仲の悪い級友レベルでよし)だと触れる、
他人に殴られたさいはあっさりと拳が通り抜けるので物理的には干渉しにくい、腹が減るなどが特性として上げられる。
ちなみに身体能力、学力共に高校生の平均(女子含む)を大きく下回っている(高校生版のび太君)
なお、宮間夕菜の電撃や神城凛の悪霊退治の魔法、風椿玖里子の魅惑の魔法(八百長試合の時に使ったので確実に効くかは不明)
などは影響を及ぼしたので、魔法攻撃なら影響を与えることができると思われる。
【備考】まぶらほでは魔法使用回数というものがあり、式森和樹は元々は魔法を8回だけ使える魔法使い。
(一般で十数回、夕菜で21万回、凛で14万回、中丸達でおそらく1万回ほど)
ただし、式森和樹の場合は単独で季節操作、月までワープ、一人でべヒーモスを消滅させるなどの魔力をもっていた。
(幽霊なので、現在は魔法が使用不可能)
>>314さん遅れてすいません。こんなもんでどうですか?
個人的には一発ネタに近い感覚だから、幽霊に影響がありそうなことをしてくれれば、あっさり死亡とかになってもいいです。
今までの傾向だと伝説の勇者の伝説、風の聖痕、ザ・サード、
辺りがまだでていないな。だからどうしたというわけでもないけど。
384 :
この名無しがすごい!:2007/06/03(日) 17:14:42 ID:jW/XiqJT
書く気はあるが時間がとれない
まあ勢いとは無縁なスレだし急がずまったりと行こうじゃないか
>>382 どうもー ご苦労様です。
この面子だとあっさり死にそうだなw>和樹
式守が幽霊だとリーラと面識ないことになるのか?
またリーラが動かしづらくなるな。
>>386 式森は幽霊の状態だと、リーラとはすでに人間の巻のどっかに位置するメイドの巻で
知り合っているはずで。
リーラはメイドの巻の状態だと式森が幽霊になったことは知らないけど、魔法回数数回のすぐに死にやすい
守るべきご主人様とまでは知っている。
まぶらほのキャラ設定って、仲丸と松田と千早とリーラとで各巻で把握できる情報はちがうなぁ。
千早は幽霊の巻(上)からだし、リーラはメイドの巻限定だし、
仲丸と松田も人間の巻からすでに登場してるけど二人の間のあの設定出てくるのが遅いし。
彼女のスタート地点は暗闇の中だった。
視界は暗闇に包まれており、先ほどのフロアの闇になれた目であっても何処に何があるのかは不明である。
故に彼女は手探りで移動するしかなかった。いきなり落とし穴に落ちたとしても、不思議ではないのだから。
だが彼女は暗闇の中を、まるでどこに何があるのかを知っているがごとく、自分の家を歩くように進んだ。
そうして、彼女は部屋の中にある照明のスイッチを押した。
そのとたんに部屋は明るくなり、部屋の全貌と共に少女の姿が現れた。
「誰もいないみたい、かな?」
暗闇の中から現れた黒目黒髪の少女の名は火乃香。
その衣装は上がタンククトップ、下はアーミーパンツ、額には赤いバンダナを身につけている。
そして、本来ならば右手にはメインの武装である刀を備えていたはずだった。
だが、愛刀を含めたナイフや銃などの装備を今は持っていない。ここに連れてこられてさいに何時の間にか失われていた。
その代わりとばかりに、火乃香の肩にはデイバッグが下げられていた。
「ふぅ、しゃあないか」
溜息を吐きつつ、火乃香はデイバッグの中を調べることにした。彼女はロクゴウ砂漠で生計を立てる何でも屋である。
人間サイズの蟻から戦車ですら弾き飛ばす砂龍などを相手にするのに武器は必要不可欠なのである。
現在の状況は人間を相手にしなければいけないがさしたる変わりは無い。
そんなことを思いつつ、火乃香はデイバッグの中から道具を取り出す。
そして、出てきた物は帽子をかぶり蝶ネクタイをしたぬいぐるみと銃だった。
銃の名はベレッタF92といい、非力な人間でなければ二丁装備できるほど軽量であり排莢不良も起こり難く、
装弾数は15発であり薬室には余分に一発篭められるなど非常に優秀な銃である。
故に武器は何も問題は無かった。
「……なんですと?」
問題なのはげっ歯類である鼠をモチーフにしたであろうオレンジ色のぬいぐるみのような物体であった。
ただしサイズは火乃香の知る自動歩兵という戦闘用ロボットと同身長であり、胴回りは大きく膨らんでいたためにぬいぐるみというよりは
置物というべきである。
明らかにおかしかった。デイバッグのサイズは火乃香より小さいため、とても自分より巨大なぬいぐるみが入るとは思えない。
とりあえず、デイバッグの中にぬいぐるみを出したり入れたりしてみたが、サイズが変わるようなことは無かった。
一瞬、火乃香は夢かと思ってしまったもののすぐに違うと思いなおした。別に現実逃避をしたいわけではない、先ほどの出来事を思い出したからだ。
フィブリゾと名乗る少年が殺し合いをしろと言ったことを。血の臭いが漂うフロアーのことを。
火乃香とて自分や仲間の命を守るために常に刀を抜いてきた。その結果失われてきた命とてあった。
こんなところで死んでやるつもりはなかった。
故に火乃香はこんなことは間違っていると感じた。命というものは簡単に失われてしまうことを実感していたからだ。
だからこそ決意する。自身や敬愛しているパイフウの道を切り開くためにもあの少年の姿をした『なにか』打ち倒すことを。
そう『なにか』である。あの少年が人間ではないことはバンダナの下にある第三の蒼い瞳の備わっている超感覚が教えてくれていた。
天宙眼という火乃香の額に存在する、気を感知し増幅する機能を持つ瞳。
その感覚は幾度も自身の危機を救ってくれた。
だが、僅かにその力に陰りがあった。なんとなく調子が悪いのだ。
ただ調子が悪いならば問題はないが、フィブリゾがこの島になにかしているのならばとてつもなく危険である。
そして、これらのことを簡単にできてしまう存在であるクエスを火乃香は知っていた。
クエスによって以前にも似たような状況で似たような場所に攫われてしまったことがあり、なおさらこの状況と重ね合わせてしまい、
背筋に寒気が走ってしまう。あれも想像できぬほどの力の持ち主だ。
あれらを倒す手段があるのかどうかなど火乃香は知らない。ただ一つだけ分かっていることがある。
『フィブリゾ! 滅んだはずじゃ!?』
そう叫んだ亜麻色の髪をした自分とどう年齢であろう少女がいたことだ。
名簿をめくるとそこには火乃香やパイフウ、それにリナ・インバースを含めた43人の名が書かれている。
フィブリゾの対応からして、あの少女が名簿に書かれているリナ・インバースなのだろう。
あの人物ならばなんとかフィブリゾを倒せる方法を知っているかもしれない。
ただし、リナ・インバースとフィブリゾの狂言でないことが前提である。
とはいえ、考えるのが苦手であるのでリナ・インバースを探すというだけに留めておく。会った時のことは出会えた時に考えればいい。
そこまで火乃香は考え、思考を切り、別のことを考える。
パイフウやロウエン等のように、気を用いた技と思われる炎を生み出す男が殺されてしまったことを。
もしあの人物が先に攻撃をしかけていなければ、死んでいたのは自分だったのかもしれない。
いきなり殺しあえといわれて憤りを覚えないほど自分はやさしくはないことを自覚していたために、火乃香はそう思った。
そして、あの殺されてしまった男の息子のことを思い出す。
歳は親友であるミリィとたいして変わらないだろう。
ゆえに思い出してしまう。父親を失ってしまった少女の悲しみを。炎に焼かれてしまった少女の父親を。あの時の無力感を。
あの少年は駆け寄った二人の男女がいるために天涯孤独というわけではないだろうが、自分が一人でここにいるということは
おそらく地図上のどこかに少年も一人でいるということなのだろう。
(あんな子一人にしていちゃあ、心配だよね)
一人というのは心細い。現に自分も常にバックアップを受けている相棒の声が聞こえないだけで、寂しさを覚えている。
だから思ってしまう。あの少年を探して、守って上げたいと。
相棒なら『同情するならば止めておけ』などと言うのはよく分かっているし、特に探さなければいけない理由があるわけでもない。
親を失ってしまう子供など辺境ではよく見かける。完全に自分のワガママであることなども自覚している。
だがそれでも、火乃香は父親を失ってしまったレンという名の少年を探したかった。
「ま、飯喰って寝るだけが人生ってわけじゃないし、ね」
火乃香の中ではとりあえずの行動方針は決まる。
そして、道具に一通り目を通し、ルールブックを読み、次にマニュアルを見た。
マニュアルにはこのぬいぐるみのことが書かれてあった。
読んでみるに、どうやらこのぬいぐるみは量産型ボン太くんという名称の兵器であるらしい。
ボン太くんは筋力補助機能や低周波センサー、超アラミド繊維を用いた防弾毛皮などの機能を搭載しているとのこと。
火乃香の知識の中にある兵器に当てはめるとPSPというパワードスーツにスラスター機能を取り外し、
フットワークと器用さを上げたものと考えればいいだろう。
火乃香はこれを優秀な装備だと思った。筋力を増幅するなどPSPとの共通項も多い以上はある欠点にさえ目を瞑れば
多少の無茶は利くだろう。故に火乃香はこの装備をすぐさま身につける。
そうして火乃香は荷物を纏め、扉を潜った。自分の意思を貫くために。
「ふもっふ」
ボイスチェンジャーを切らなければ優秀な装備である、ボン太くんを身に纏いながら。
【G-5/民家/一日目/朝】
【火乃香@ザ・サード】
[状態]:良好
[装備]:ベレッタF92(15/15)@現実、量産型ボン太くん@フルメタルパニック!
[道具]:支給品一式
[思考]
基本行動方針:とりあえず、人を探す
第一行動方針:先生を探す
第二行動方針:神凪煉とリナ・インバースを捜す。
第三行動方針:なんとかして殺し合いを止めたい。
終了
392 :
この名無しがすごい!:2007/06/04(月) 11:50:36 ID:5ufEOlB6
乙、火乃香きたか
そういえば確かにボン太くんスーツってPSPに似てるな
意思疎通が出来ねーw
もはやパロロワお約束アイテムと化しつつあるボン太くんwww
>>394 スパロワとラノロワだけだから、お約束化は早いぜ。
剣を、抜く。
女性の身長ほどもある大振りな剣だったが
抜いてみると、思ったよりも軽い事に気付いた。
研ぎすまされた黒の刃は陽光を受け、虹の様に刃の色を変化させる。
なんとなく普通の剣じゃないと青年の直感が告げるが
それ以上の事はよく分からないので、とりあえずは放っておく。
「ま、普通に使う分にはたぶん大丈夫だよな」
青年――ガウリイは能天気にそう呟き、虹の光沢を持つ剣を鞘へと収めた。
あの後、気が付くと彼は一人でこの森の中に立っていた。
リナともはぐれ、腰のブラストソードも失い、
どうしようかとしばらく呆然としていたのだが
ザックの事を思い出し、とりあえず何か武器でもないかと中を漁って出てきたのがこの剣だった。
他にも理解不能な魔道具っぽいものもあったが、
クラゲ並みと定評のある彼の脳みそは、その使い方を考えようともしなかった。
「よし…行くか!」
一通りザックの中身を確認して、他に武器になりそうなものはないと判断すると
彼は剣を背負い、慎重な足取りで森の中を歩き出した。
むろんフィブリゾの言うふざけたゲームに乗る為ではない。
仲間――リナと合流するためだった。
とはいえ、別にあてがある訳でもなく、実は勘に従って適当に歩いているだけというのが
彼が「何にも考えてないクラゲ頭」と言われる由縁なのだが。
ともあれ彼はリナを信用していた。
まず間違いなく、このゲームを潰すために動いているだろう。
早く合流して…いや早く合流しなければ何やらかすか、わかったもんじゃない。
そう自称保護者らしくリナの無茶を心配して先を急いでいた
――そんな時だった
「大貫さん、話をっ―――!」
「ダーーーーーーイ(死ね)!!」
チェーンソーを振り上げる男に若い青年が襲われている――そんな光景に出くわしてしまったのは。
どうしようかと一瞬迷ったガウリイだが、彼はすぐに決断した。
ガウリイはすらりと剣を抜き放つと、男に向かって朗々と声をあげた。
「それぐらいにしておくんだな」
声に反応したのか、本能的にガウリイの強さを察したのかは判らないが
バーコード頭の男は血走った目でガウリイを睨むと、標的をガウリイに変え飛び掛ってきた。
「ダーーーーーーイ(死ね)!!」
「ここはオレに任せて逃げろ!」
ごぅっ!!
空気を引き裂き迫るチェーンソーをかわしながらガウリイが叫ぶ。
「ありがたい、感謝します。だが…」
青年が距離をとり、何か言いかけているのを横目にガウリイは男と斬り結ぶ。
ガリガリガリ!
「なっ…!?」
凄まじい勢いで削れていく剣を見て慌てて距離をとるガウリイ。
一合斬り結んだだけでこれだけ削れたのは何も武器のせいだけではなかった。
パワーといいスピードといい男のそれが人間離れをしていたせいだ。
時間をかければ剣が持たないと判断したガウリイは、
剣を腰だめに構え、カウンターを狙う。
攻撃と攻撃の隙間を見つけ必殺のタイミングで胴を断とうとしたその瞬間、青年が声を上げる。
「大貫氏――彼は恐怖の余りに錯乱しているだけです。
彼は我が校の大切な人材なので出来れば無傷で正気付かせて頂きたいのだが!」
「くっ、無傷でか!?」
ガウリイは咄嗟に剣を引き、代わりに蹴りを無防備な腹へと叩き込む!
どがっ!!
鋭い蹴りは見事に命中したのだが
男―――大貫はさして効いた様子も無くチェーンソーを振るってくる。
慌ててさがりながら、まるで丸太を蹴ったような感触にガウリイが叫ぶ。
「――なんとかやってみるが厳しいぞ!」
青年もすぐにそれを理解したのか辺りに何か使えるものがないかと見回し、そして気付いた。
木々の切れ目から尖塔が見えたのだ。
「ならば、あの塔へ!狭い場所ならばチェーンソーを振るえないはずです」
「――わかった!」
すかさずガウリイは足で地面を蹴り大貫の顔に土を飛ばす。
「―――!!」
どがっ!
土が目に入り一瞬怯んだその隙に接近したガウリイが足払いをかける。
バランスを崩しながらもやったらめったらとチェーンソーを振り回す大貫。
だが、ガウリイと青年はその間に遥か向こうに見える塔に向かって走りだしていた。
そしてしばらくして―――ゆったりと幽鬼のように立ち上がり、二人の後を追う大貫の姿があった。
「逃がさないヨ―――逃がしはしないヨ」
【F-7/森/一日目/朝】
【スレイヤーズ@ガウリイ】
[状態]:正常
[装備]:オーロラサークル@魔術士オーフェン
[道具]:支給品一式、ディメコム@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ
[思考]
基本:リナと合流しこの殺し合いを止める
1:塔へ向かう
2:大貫を止める
3:仲間と合流する
[備考]:このオーロラサークルには再生能力があります。
刃こぼれや折れた程度ならかってに直ります。
【フルメタルパニック!@林水敦信】
[状態]:正常
[装備]:???(未確認)
[道具]:???(未確認)
[思考]
基本:とにかく大貫氏を正気に戻す
1:塔へ向かう
2:大貫を止める
3:知り合いと合流しゲームから脱出する
[備考]:アイテムはまだ確認していません。
次の人にお任せします。
【フルメタルパニック!@大貫善治】
[状態]:バーサーク(恐怖による錯乱)
[装備]:古びたチェーンソー@フルメタルパニック
[道具]:なし
[思考]
基本:ダーーーーイ!
1:ガウリイをダーイ!
2:林水をダーイ!
3:動くものをダーイ!
[備考]:チェーンソー以外は森(F-7)に置いてあります。
修正版、投下完了。
>>402乙
陣台高校の用務員は化け物だ。
……ヤマモト・ヨーコの『ゲットレディ』が見つからない○| ̄|_
ブックオフ巡りにせいを出した方がいいのだろうか?
ホシュ
しかしまあ、寂れてるな・・・。
というわけで質問投下。
ちょっと気になったんだけど
このフィブリゾって本物?ラグナブラストとか発動するのかな?
一応、本物であるとして書いたつもりですが
展開次第で偽者だったでも問題ないと思います。
ああそうか、そういやスレイヤーズの魔術って、魔族の力借りて発動するものだったっけ。
偽物だと力の元になる存在がいないから発動しない、という事になるのか。
つまり
滅んだはず→偽物?→術を使ってみればわかる
ってことになるわけでどっちかははっきりした方がいいって事だな。
スレイヤーズはよく知らないんだけど、フィブリゾが本物でなかったらどうなるの?
漫画をちょっと読んだだけなんだけど偽レゾみたいな立場なのだろうか?
とりあえず、フィブリゾが偽者だったら後ろに黒幕がいる展開でなかったらどっちでもいいかもしれない。
すっかり忘れてた
しかしリナってラグナブラスト使ったっけ?
ずいぶん前だから忘れたんだが。
>>409 どう考えてもいいと思う。
書き手さんに任せるという形にしておこう。
したらばに予約、一時投下、死者スレなどはできてるのかな?
探したけど見つからない
なんとなくロワの特色ということでちょっと考えてみたんですが
一度投票して主人公を決めてみるというのはどうでしょうか?
優勝、全滅、脱出、対主催、どのルートに進んでも最後まで生き残るというキャラを一人だけ確定させてみると
他とは違ったドラマ造りができるんじゃないかな、と思ってみたりしたのですが。
あくまで一つの提案として皆さんの意見を聞いてみたいのですが。
では、最も多くのキャラが出ているフルメタの主人公を推しておこうか
413 :
この名無しがすごい!:2007/06/09(土) 21:54:05 ID:hc/Q6W+S
いいんじゃない?
確かに他とは違った進行が出来そうだ。
以前にも確か例があった筈だし俺は賛成しとく。
既に退場しているソースケには悪いがw
とりあえず、投票するなら明日か来週の日曜日ですかい?
あと ◆8yz2qqMNbQ氏と◆XHKDIsPEFA氏は現状どんな感じですかい?
やっぱりロワを潤わせるためにはssの投下が必要なので聞いてみる。
>409
魔族の力を借りて発動するのがスレイヤーズの黒魔術。
ドラグスレイブの場合だと、リナが魔王シャブラニグドゥに「ちょっと力貸してお願い」って力を借りている形。
なのでフィブリゾが本物じゃ無い場合、フィブリゾが力を貸す呪文は一切使用不可能になる。
これを逆に考えると、フィブリゾの力を借りる術を使ってみて、発動したら本物、しなかったら偽物となる。
でもまあ、偽物だったからって特に問題が出るとも思えないが。脅威には違いないし。
>410
黒魔術は一通り使えるものと考えていいかと。
フィブリゾが滅んだはずってリナが言ってるって事は、ガーヴは確実に滅んだ後って考えていいのか。
とりあえず書いてみた。
携帯からのうえにSS書くのは初めてなので苦情や注意事項などあれば教えて下さい。
「…まさかこんな事になるなんて」
その少女ーリナ・インバースは森の中で唇を噛み締めていた。
故郷へと向かう旅の途中、立ち寄った宿屋でニギタケの包み焼きを待つ間にふと睡魔に襲
われ、気がつけば料理の乗ったテーブルはどこへやら、見知らぬ場所に連れてこられ、殺し合いをしてもらいます、なんて、どんな状況なのか。
しかも、死んだはずのフェブリゾやルークが生き返っているあたりもう滅茶苦茶である。
「…考えていても無駄か」
今確かなことはフェブリゾが殺し合いを望んでいるということ。
ならば、こちらはそれに抗うだけである。
あの場にいたガウリイもここにとばされているはず、きっとそのうち会えるだろうが…心配だ。
その頃、その本人は最強の用務員と戦っていたがリナはそれを知らない。
しかしフェブリゾめ、いつの間にそんな力を…ん?
そこまで考えようやくある疑問に気づく。
ルークが生き返っているので考えてなかったが、あのフェブリゾは本物か?
確かに金色の魔王が滅ぼした筈だ。
あの時の記憶は虚ろだが間違いない。
だとすれば、あのフェブリゾはいったい何なのか?
まさかいつかの偽レゾのようなものだろうか。
「…試してみるか」
そしてリナは呪文の詠唱を始めた。
◇◆◇◆
その呪文を唱えたのは二つの理由からだった。
一つはあまり派手な術を使うと危険だということ。
もう一つはただ発動する筈がないと思ったからだった。
しかし、術は発動した。
リナは驚き、後悔した。
それはフェブリゾが本物だと証明されたことと、
「マスター、ご命令を」
自分が呼び出したそれについてだった。
ラグナ・ドライブ
フェブリゾの力を借りゾンビを作り出す術
つまり、発動できなければあのフェブリゾは偽者ということなのだが、
まさかものの見事に発動するとは
「マスター、命令は?」
ゾンビがこちらを見ながら問いかけてくる。
まあ、作り出してしまったものは仕方がない。
ちなみにこの術でできたゾンビ、けっこうアドリブがきく。
「…とりあえず、他の参加者で困っている人を助けなさい」
予想外に発生したゾンビに適当な命令を下す。
「了解」
ゾンビは素早く走り出していった。
走りつつ振り向き、こちらにウインクなんぞをしながら。
「…変なもの作っちゃったなぁ」
背中に鳥肌立たせつつリナはつぶやいた。
と、足元のデイパックが目に入る
「そういえば支給品なんてのがあったっけ」
役に立つものであればい
sienn
【F-7/森/一日目/朝】
【スレイヤーズ@リナ】
[状態]:正常
[装備]:椅子@スレイヤーズVSオーフェン
[道具]:支給品一式、無能部下焦がし機 ボンバー君二号@魔術師オーフェン無謀編
[思考]
基本:ガウリイと合流し、殺し合いを止める。
1:マジクの話を聞く
2:ガウリイ達と合流
3:ニギタケが気になる
[備考]:まだ竜破斬、重破斬が使えないことを知りません。
フェブリゾが本物、もしくは本物にちかいなにかだと思っています。
【魔術師オーフェン@マジク・リン】
[状態]:正常
[装備]:???(未確認)
[道具]:???(未確認)
[思考]
基本:???
1:???
2:???
3:???
[備考]:次の書き手さんに任せます
【スレイヤーズ@ゾンビ】
[状態]:腐敗
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]
基本:よわきを助けつよきを倒す
1:とりあえず参加者を探す
2:弱者を助ける
3:強者を倒す
[備考]:ゾンビの動向については次の書き手さんに任せます。
投下終了
予約スレや一時投下スレがどこかわからなかったので
このようなかたちにしてしまいました。
すいません
すいません。
今確かめたら418が途切れているようなので改めて投下します。
その呪文を唱えたのは二つの理由からだった。
一つはあまり派手な術を使うと危険だということ。
もう一つはただ発動する筈がないと思ったからだった。
しかし、術は発動した。
リナは驚き、後悔した。
それはフェブリゾが本物だと証明されたことと、
「マスター、ご命令を」
自分が呼び出したそれについてだった。
ラグナ・ドライブ
フェブリゾの力を借りゾンビを作り出す術
つまり、発動できなければあのフェブリゾは偽者ということなのだが、
まさかものの見事に発動するとは
「マスター、命令は?」
ゾンビがこちらを見ながら問いかけてくる。
まあ、作り出してしまったものは仕方がない。
ちなみにこの術でできたゾンビ、けっこうアドリブがきく。
「…とりあえず、他の参加者で困っている人を助けなさい」
予想外に発生したゾンビに適当な命令を下す。
「了解」
ゾンビは素早く走り出していった。
423 :
修正版:2007/06/10(日) 00:51:50 ID:mkbjob9q
走りつつ振り向き、こちらにウインクなんぞをしながら。
「…変なもの作っちゃったなぁ」
背中に鳥肌立たせつつリナはつぶやいた。
と、足元のデイパックが目に入る
「そういえば支給品なんてのがあったっけ」
役に立つものであればいいなと思いつつ開ける。
入っていたもの。
なにかわからないがブラックジャックのようなもの。
椅子。
以上2つ。
…これを使って殺し合えと?
「ふざけるなー!!」
「うわあっ!ごっ、ごめんなさい!!」
思わず叫ぶと、横の方から声がした。
「誰っ!」
リナは素早く声のした方に向きなおり椅子掴んで呪文詠唱の準備にはいる。
「まっ、待って下さい!殺し合いにはのってません!」
そう言って出てきたのは金髪の少年だった。
「あの、僕はマジクっていいます。えっと、あなたは?」
投下乙。
出来は悪くはなかったと思います。
ただ、ゾンビが出来てしまうのはよくないかと。
ガウルンという前例があるとはいえ、自立移動が可能な参加者はまずいでしょうし。
マジクが素手で倒せるように制限をかけても、増やせるのならばあと一体は作りそうかと?
自分としてはゾンビが自由気ままに移動できるのはまずいのでは? と思ったりする。
JOJOのスタンドみたいに範囲制限があれば別ですけど。
(コピーガウルンは支給品の特性上として、入っていた以上はO.Kとは見なせるかな?
乙。
確かに力の源である冥王はいるし、調べてみたらこの呪文、
別に死体とか必要ないし可能っていえば可能なんだよな・・・w
そして
>>424が言うとおり最大の問題は小粋でアドリブの効くゾンビって
どの程度、知能があるかって点だと思う。
人間並みにあったら実にやばい呪文だろこれ。
ラグナ・ドライブって別に冥王の力を借りる呪文じゃなくなかったか?
小粋なゾンビが出てきたのはすぺしゃるの「がんばれ死霊術士」だったっけか?
そうです。
たまたまそばにあったのでだしてみたんですが…
やっぱりゾンビはだめでしょうか。
>>426 以前読んだ本にそういう記述があったので。
本棚を探したら見つけた。
名前は「入門!リナの魔法教室」
そういや本編終了後って事はルークどうなるんだ?
その時期から参戦だと一応ルーク=魔王ってことになるんだが。
>>428 参加者並に動けてなおかつ制限もなく
しかもこの先いくらでも増やせるってとこが問題なんだと思う。
>>430 呼ばれてきた時期を一律にしなければいけない必要性はない。
一律にしないと、書き手と参加者が少し混乱するだけ。
フルメタだとガウルン辺りは最新刊のずっと前に死亡済みだし、スレイヤーズだと
ルークが登場する前にアメリアとゼルガディスが離脱済みらしいから、
あんまり深く考えない方よいのではなかろうか?
小粋なゾンビの作り方って、その話のゲストキャラの特別呪文だったような気がするけど、リナは教わっていたっけか?
細かいところ覚えてないなあ。
教えてもらって協会に売り込んだ。
けど、んな気味悪いもんいらん、って拒否され金になんなかった。
そんな感じです。
今までの意見からしてゾンビに制限つければいいということでよろしいのでしょいか?
とりあえず、
・1日しかもたない
・腐敗しているのでだんだん行動できなくなる
・フェブリゾが力を貸さないので一体のみ
ということでいこうと思うのですが。
コピーでもなんでもない、投票で選ばれたわけでもなんでもない完全な新キャラが
自律行動するのがとてもとても問題だと思うんだがその辺はどうだろう?
ラグナ・ブラストじゃ駄目だったのか?
別にいいんじゃないかと思うけどね。
困ってるのがマーダーだったらマーダー助けるわけだろ。
1体だけならそうそうグダグダにもならないんじゃないか。
その話の中でグズグズに溶けていき
それを見たマジクが悲鳴を上げるとかのが後腐れは無かったが
まあなんとも
>433
フ『ェ』ブリゾ×
フ『ィ』ブリゾ○
な
今気づいた。
…すると俺は十年近く名前を間違えて覚えていたのか。
なんか鬱になってきた。
ラグナ・ブラストはうまく描写できないのでラグナ・ドライブを使ったのですが、
まさかゾンビで論争するとは。
もう少し考えてみます。
なので時間と意見を下さい。
お願いします。
439 :
この名無しがすごい!:2007/06/11(月) 12:17:52 ID:rQYi/ccd
で、主人公投票はみんな賛成か積極的反対ではないでいいのかな?
個人的には是非やってみたいのだが
リナから一定距離を離れたあとひとりでに崩れさるとか
理由は制限か偽者かは曖昧にして
迷ったが書き込むことにする
>>436 ゾンビだからもう腐ってるけどな
なんつって!
なーんつって!
>>439 反対
出来レースは過程の興味を著しく失わせるから
誰も触ってないのにすまん
しかし忘れかけてたようなスレイヤーズのネタが次々とんでもない波紋をw
>>442 そうか? 出来レースつっても結末はいくつもあるんだし
過程にもいろいろ変化ができるだろ。
それに何の指針もないよりかは、書きやすくもなると思う。
それにいろいろとロワも見てきたけどこういう珍しい手法も面白そうだと感じる。
誰か一人が確実に生き残るといっても、結末はどうとでもなるからなぁ。
マーダーが選ばれたとしても、五体不満足の状態で対主催につかまって主催者死亡ENDにもできるし。
対主催が選ばれても、発狂して優勝ENDにもなりえるし。
自分の予想だと、もし選ばれるとしたら弱めの参加者が選ばれそう。洋子とかコギーとか。
修正したもの投下します。
ちょっと長いのでゆっくりと。
「…まさかこんな事になるなんて」
その少女ーリナ・インバースは森の中で唇を噛み締めていた。
故郷へと向かう旅の途中、立ち寄った宿屋でニギタケの包み焼きを待つ間にふと睡魔に襲
われ、気がつけば料理の乗ったテーブルはどこへやら、見知らぬ場所に連れてこられ、殺
し合いをしてもらいます、なんて、どんな状況なのか。
しかも、死んだはずのフィブリゾやルークが生き返っているあたりもう滅茶苦茶である。
「…考えていても無駄か」
今確かなことはフィブリゾが殺し合いを望んでいるということ。
ならば、こちらはそれに抗うだけである。
あの場にいたガウリイもここにとばされているはず、きっとそのうち会えるだろうと思うが…心配だ。
その頃、その本人は最強の用務員と戦っていたがリナはそれを知らない。
しかしフィブリゾめ、いつの間にそんな力を…ん?
そこまで考えようやくある疑問に気づく。
ルークが生き返っているので考えてなかったが、あのフィブリゾは本物か?
確かに金色の魔王が滅ぼした筈だ。
あの時の記憶は虚ろだが間違いない。
だとすれば、あのフィブリゾはいったい何なのか?
まさかいつかの偽レゾのようなものだろうか。
「…試してみるか」
そしてリナは呪文の詠唱を始めた。
◇◆◇◆
その呪文を唱えたのは二つの理由からだった。
一つはあまり派手な術を使うと危険だということ。
もう一つはただ発動する筈がないと思ったからだった。
しかし、術は発動した。
リナは驚き、後悔した。
それはフィブリゾが本物だと証明されたことと、
「マスター、ご命令を」
自分が呼び出したそれについてだった。
ラグナ・ドライブ
フィブリゾの力を借りゾンビを作り出す術
つまり、発動できなければあのフィブリゾは偽者ということなのだが、
(まさかものの見事に発動するとは…)
しかも出来たのは予想よりも大きいものだった。
「マスター、命令は?」
ゾンビがこちらを見ながら問いかけてくる。
(まあ、作り出してしまったものは仕方がないか)
ちなみにこの術でできたゾンビ、けっこうアドリブがきく。
「…とりあえず、他の参加者で困っている人を助けなさい」
リナは予想外に発生したゾンビに適当な命令を下す。
「了解、ぶらあぁぁっっ!」
ゾンビは一回叫ぶと素早く走り出していった。
走りつつ振り向き、こちらにウインクなんぞをしながら。
「…変なもの作っちゃったなぁ」
背中に鳥肌立たせつつリナはつぶやいた。
と、足元のデイパックが目に入る
「そういえば支給品なんてのがあったっけ」
役に立つものであればいいなと思いつつ開ける。
入っていたもの。
なにかわからないがブラックジャックのようなもの。
椅子。
以上2つ。
…これを使って殺し合えと?
「ふざけるなー!!」
と叫んだその時、
『うわぁぁぁー!!』
人にしては大きい叫び声が響き渡った。
「なに!」
リナは慌てて声のした方へと走っていった。
(もしかしたらもう誰かが襲われて…!)
そう思いながら走っていると、妙な匂いが漂ってきた。
(これは…腐敗臭?)
さらに進行方向には何か塊などが落ちている。
そして彼女の頭にある疑問が。
すなわち、
(さっきのゾンビ、どこに行ったっけ…?)
やがてひらけた場所に出ると、そこには…。
『あ、ああ…』
「大丈夫ですか?怪我はございませんか?」
腰を抜かし、みょーな物体を持った金髪の少年と、少年に近づく半壊したゾンビの姿が!
『あう、ああうあ』
「大丈夫です。私は不気味ですが武器は持っていません。なにせ私、ゾンビですから!」
そう言いながらゾンビは一本減った腕を広げ、ボロボロの腹の中を見せ、半壊した顔で笑
顔を浮かべる。
…はっきり言おう。不気味じゃなく、怖いと。
『…っ』
少年、もう声も出ない。
どうやらゾンビは時間がたつか術者から離れると自己崩壊を起こすらしい。
「おや?…まさか足を!?さあ、この手を掴んで!!」
どうやら動かないのを動けないと勘違いしたらしい。
ゾンビは手を伸ばし…、
ぼて
腕が落ちた。
少年は倒れた。
さらにゾンビの体は崩壊を起こしていく。
止まらない。
(って、なにしてんのあたし!)
リナは我に返り、少年に駆け寄った。
抱き起こすと、少年は気絶しているだけのようだった。
「ああ、マスター」
ゾンビを見ると、もう立つのもやっとといった状態だった。
「すいません、お役にたてなくて。どうやら、ここまでのようです」
ゾンビはそう言いながらそらを見上げた。
「…もし、…また会えるなら、こん…ど…こ」
そこで、ゾンビは完全に土に帰った。
その跡に向かってリナはつぶやく。
「…ゾンビ、あなたのこと、忘れないわ」
少なくとも忘れらんないだろう。
木々の隙間から太陽がその場所を照らしていた。
とりあえずここまで。
状態表は後で投下します。
【F-3/森/一日目/朝】
【スレイヤーズ@リナ】
[状態]:正常
[装備]:椅子@スレイヤーズVSオーフェン
[道具]:支給品一式、無能部下焦がし機 ボンバー君二号@魔術師オーフェン無謀編
[思考]
基本:ガウリイと合流し、殺し合いを止める。
1:マジクを保護
2:ガウリイ達と合流
3:ニギタケが気になる
[備考]:まだ竜破斬、重破斬が使えないことを知りません。
フェブリゾが本物、もしくは本物にちかいなにかだと思っています。
ラグナ・ドライブをもう使わないと決意しました。
【魔術師オーフェン@マジク・リン】
[状態]:気絶
[装備]:拡声器
[道具]:???(未確認)
[思考]
基本:???
1:???
2:???
3:???
[備考]:次の書き手さんに任せます
【ゾンビ@スレイヤーズ 崩壊】
投下終了
しかしゾンビの扱い方って難しいなぁ。
>455
十年来の勘違いはそうそう簡単には直らんとは思うが、早く『フィブリゾ』に慣れてくれ。
>>456乙
ちょっと変だけどゾンビの墓参りに行ってくるよ。
主人公投票やってもいいけど公平を期すなら全キャラ登場後にやるべきだね
恨みっこなしで
参加作品の中で手ごろなドーピングアイテムがあったら教えてくらさい。
武器じゃなく。
>>460 ザ・サードから、『PSP』と『ルナティックブランド』。
前者はパワードスーツ、後者は精神と肉体を変質させる薬物。
すでに登場済みのならば、フルメタの量産型ボン太くん。
訂正『ルナティックブランド』→『ルナティック・ブラッド』
とはいえ、人格にも結構影響与えるから、ロワで出すのはまずいかもしれない。
(自分から言い出しといてなんだけど。
お手軽パワーアップアイテムは以外に少なそう。
サンクス。どうりで検索しても出なかったわけだ。
ま、あんじょう考えますわ。
464 :
この名無しがすごい!:2007/06/15(金) 16:49:43 ID:UtfmHouN
ライナの複写眼は風のスティグマ勢の精霊魔術を読み取れるだろうか?
スレイヤーズやオーフェン勢の魔術なら構成も近いし読み取れるだろうけど
オーフェンの魔術は天人の血を引いてないと使えないんじゃね?
構成は見えそうだけど。
正直あまりその辺の設定に触れない方いいと思う。
突き詰めると異世界なら始祖魔術士いないはずだから音声魔術は全て使えないって話になる。
始祖魔術士が存在しないと使えないんだっけ?
魔法を盗んで魔術にしたのが始祖魔術士でその血をひいていれば
各々の魔術を使う素質を得られるとしか覚えてなかったわ
始祖魔術師は異世界にいるままで、別にいなくなったわけじゃ無いから、魔術使えないって訳でもないんじゃ?
オーリオウルがいなくなった後が記憶に無いのだが、由来の魔術が使えなくなってたら、大陸外に出たら使えない、となるかも。
本編後設定のラッツベインが大陸外で魔術使ってたような
世界法則に組み込まれた始祖魔術師を通して
限定的にその世界の法則を操作出来る。
これがオーフェン世界の魔術だったと思う。
>>466のいうようにあんまりつっこまない方がいいのかもしれない。
一番楽なのはライナの複写眼を封印って手なんだけど
複写眼とったライナっても寂しいし・・・難しいな。
しかしぽいものの造った異世界でオーフェン普通に魔術使ってたよな?
スレイヤーズとのクロスだったっけ?
あれは公式だし異世界でも使える根拠としてもいいかと
スレイヤーズVSオーフェンはお祭り企画だからなあ。おまけに扱いは無謀編だし。
VSの作中でその辺の設定に触れてるわけでもないし根拠としては微妙じゃね?
切り裂きポチョムキンは100mを2秒で走れる。
じゃあ他にも100m2秒台の奴がいるはずだって言われてる気分だ。
・・・なんかこのまま寂れそうな雰囲気。
生きてる人、いますか?
今の残業地獄から救い出してくれるならいつでも書く。
とりあえずちょくちょくと書き進めてはいるけど予約とかできる状態じゃないっす。
残業乙です。
・・・しかし主人公投票といい魔法関係の話といい
このスレ本当に人がいない気がする。
あ、遅まきながら一応主人公投票賛成ってことで。
このまま廃れていくのも寂しいので、なんか書いてみます。
さて、頑張るか。
トリップってこれでいいですか?
そして今更ながら
拡声器の効果範囲って周囲八マスでいいですか?
一応マジク拡声器使ったので周囲に悲鳴が響きました。
hosyu
481 :
この名無しがすごい!:2007/06/27(水) 21:54:42 ID:2vmJ8L2w
質問、支給品は必ずしも参加作品内のもので無くちゃいけませんか?
富士見系に限定するなら、参加していない作品のアイテムを出してはいけませんか?
ちなみに自分はEMEからあるアイテムを使いたいのですが。
さすがに参加作品外からはダメかなと思うな。
現実からの出展で近いものか適当にオリジナルアイテムってことにすれば?(許される範囲内で
エリア解除機なんかはオリジナルだけど許される範囲だろうし、
魔法的なものでなかったら現実にも結構近い性能の道具もあったりするよ? ビバ文明。
でも確かに武器1、道具1っていうルールはちょっとやりにくいな。
何らかのアイテム×2の方がいくらかやりやすいんだけど、どうだろう>>1?
道具の定義も結構曖昧だしな。
物干し竿が武器に入ったり、ボン太くんが道具に入ったり。
やっぱダメですか。
EME RED 2巻の妖×魔に出てきた魔剣を出したいな思ってたんですよ。
あれ、剣の技量が大幅に増加する上に、精神力が弱いと殺戮衝動に乗っ取られ
るから、意外な人物のマーダー化に使えないかなと思ったんですがねぇ。
>>484 そういうのを出せれば、『なにか』の切っ掛けとしてはやりやすいんだけどね。
参加作品内で似たようなの無かったっけ?
じゃあとりあえず武器一個、道具一個というルールはランダムアイテム二個に変更します。
よく考えたらラノロワよりは作品の幅が狭いのでアイテムが武器以外で埋まるという事態にはなりにくかったのですね。
主人公投票については全参加者が登場してから、第一放送の時に行うことにします。
ですので皆さんそれまで一緒に頑張っていきましょう。
7月には私もいくらか余裕が生まれるので投下もできるでしょう。
波打ち際に一人の少年がいた。
「……ハ……ハハ……」
その少年――仲丸由紀彦は殺し合いの場に呼び込まれ、ただ呆然と笑っていた。
「……ハ……ハハ……ハハハ……」
彼は葵学園二年B組に在籍する男子高校生である。
故にこのような状況に呼び込まれ平静でいられるはずがなかった。
「……ハハ……ハハハハハハハハハハハハ!!」
だから壊れたように笑う。
「俺の天下がキターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
彼の叫びが辺りに木霊した。
仲丸は小鹿のように臆病に震えていたのではない。湧きでたチャンスを感じ取り、歓喜に打ち震えていたのだ。
凶暴な人物ならば息をするように人を殺すだろう。
正義感の強い人物ならば殺し合いを止めるだろう。
臆病な人物ならばひたすら死から逃げ惑うだろう。
だが、どの人物像も仲丸由紀彦には当て嵌まらなかった。
仲丸由紀彦はロクデナシ揃いの2-Bの中でもキワモノであり、その思考は一般の高校生のものとは多少逸脱している。
故にこの状況下の最大の利用方法を考え、結論を出した。
フィブリゾに取り入り自分だけおいしい思いをしようと。
無論自身はフィブリゾの情報など何一つ持ちあわせていない。
だが、あのフロアでのやり取りと強大な魔力から異世界の魔王かなにかだとは推測できた。
ならばフィブリゾに取り入り、配下になることが出来れば甘い汁を吸えるはずだ。うまくすれば自分だけの帝国を持つことも夢ではないだろう。
とはいえ、手下にして下さいといったところで相手にもされないことは簡単に予想できた。
ならば配下になるのに必要なことは何か?
それは優秀さを示すことである。
そのための手段としてもっとも分かりやすいことは果たしてなんだろうか?
盗聴器か何かが仕掛けられているであろう首輪に自己PRをすることか?
それほど簡単に信じては貰えないだろう。
ならば信じさせるにはどうすればいいか?
それは一番使える部下であることを示すことだ。
一番優秀な人材だと思わせるには?
もっとも分かりやすい手段は、優勝することだ。
(つーても、二人ぐらいになるまで隠れてるだけってわけにもいかんなぁ)
とはいえ逃げ回るだけの臆病者など必要だとは思えない。真に欲するは有能な手駒だ。
優勝するまで最後まで果敢に戦い、策謀を巡らす知恵を示せば配下として認められるはずだ。さらに自分から殺し合いを助長させれば完璧である。
フィブリゾは殺し合いをさせるためにこの場に数十人もの人間を呼び込んだのである。
殺し合いが加速することはフィブリゾにとっては喜ばしいことだろう。
さらに、あの女魔法使いの首を手土産に出来れば万々歳である。
自分の魔法の技術と身体能力ならば、ベヒーモスのような余程の相手でない限りは力ずくで勝つことは雑作でもなく
力を打ち破るための陰謀を巡らす知恵もある、やってやれないこともない。支給品のことも考えれば無敵と言ってもいいだろう。
「クックックッ、大当たりだぜ」
仲丸は正面を見る。そこには鋼の巨人が佇んでいた。
その2m半程の巨人はパワード・シンクロ・プロテクタと呼ばれ、搭乗者の動作を増幅し外骨格に伝え忠実にトレースする陸戦兵器である。
陸戦兵器故に、飛行能力こそないが大出力の推進装置があるために跳躍を行うことができ、
又背後にマウントされているPSP専用の長銃身ライフル『ドラゴンバスター』は単発式であるため速射性には欠けるが作動不良は少なく
人体ならば簡単に粉砕できるほどの威力が備わっており、強力な支給品を引き当てたと言えるだろう。とはいえ、完全にものにするのには練習が必要である。
なにせ車の運転すらしたことがないのだ。富野作品によく出てくるNTでもない以上はうまく動かせるとは思えない。
「とりあえずはのんびりやるとするか」
そう呟くと、仲丸由紀彦は高校生とは思えぬ邪悪な笑み浮かべながらPSPの前面ハッチを開け、中に乗り込んだ。
【F-1/一日目/朝】
【仲丸由紀彦@まぶらほ】
[状態]:健康
[装備]:PSP@ザ・サード、 ドラゴンバスター(20/20)@ザ・サード
[道具]:支給品一式
[思考]
基本:優勝してフィブリゾに取り入る。
1:PSPの操縦に慣れる。
2:獲物を探す。
3:殺し合いを助長させる。
投下終了。
……短い…
おお、作品キタ!
まぶらほは主人公につづいて仲丸がきたか。
PSPって活動時間制限あったっけ?
>>489 乙。ぼちぼち進んできたぜ。
あるいみ仲丸は奉仕型マーダーか?
>>490 作中だと特に決まっていない。
三日ぐらいは起動してても大丈夫かもしれないし、丸一日で電源が落ちるかもしれない。
とりあえずは量産されている代物で数時間ぐらいの作戦行動は可能なはず。
乙
支給品実に協力だなwww
なぜかわからんが仲丸が目先の欲望に釣られて自滅する姿が見える
「・・・・・・いいだろう、この殺し合い乗ってやろうじゃないか」
身に着けたローブ、マント、フード。
全てが白一色という、全身白尽くめの男そうは呟いた。
遡る事数分前、男―名はゼルガディス―は気が付くと洞窟の中にいた。
ゼルガディスは非常に不機嫌だった。
前々から探していた、あるマジックアイテムが見つかったのもつかの間。
通りすがりの女魔道士に、それを掠め取られる。
力ずくで取り返そうとした仲間は、返り討ちにあい。
言い値で買い取ろうと交渉すれば、相場の十倍の値段を吹っかけられるという、散々な事になった。
仕方なくその場は引き下がったものの、気が付けばこの悪趣味なゲームに巻き込まれている始末だ。
これで上機嫌でいろいう方が無理である。
ゼルガディスはどうしても、そのマジックアイテム―賢者の石―が必要だった。
そう、自分の体をブロウ・デーモンとロック・ゴーレムのキメラにした、憎き赤法師レゾを倒す為に。
そこでふと、フィブリゾの説明を思い出した。
『優勝者にはぼくが責任を持って元の世界に戻すと同時にどんな願いもかなえてあげるよ』
どんな願いもかなえてあげる
どんな願いもかなえてあげる
どんな願いもかなえてあげる
そこでゼルガディスは悪魔の囁きを聞いてしまった。
それがもし本当なら、自分の体を元に戻す事も出来るのではないか、と。
一度転がり落ちた思考は、加速をつけて進んでいく。
この首輪を外す方法が見つかってない以上、自分が生き残るには他の参加者を全員殺すしかない。
くわえて自分は聖人君子という訳ではない、汚い事は何度かやってきたし、人だって殺した事もある。それが後四十数人増えた所で、たいした事は無いじゃないか。
あるかどうかもわからない、自分の体を元に戻す方法を探すよりも、ここで優勝するのが確実じゃないのか。
フィブリゾ。確かその名前を持つ魔族は、魔王の五人の腹心の一人だったはず。それ程高位の魔族なら、自分の体を元に戻せても、おかしくは無いはず。
ならば自分が採るべき道は・・・
その瞳には、狂戦士の通り名に相応しい狂気が宿っていた。
「おれは絶対に、元の体に戻ってみせる」
【G−3/洞窟/一日目/朝】
【スレイヤーズ@ゼルガディス】
[状態]:正常
[装備]:???(未確認)
[道具]:???(未確認)
[思考]
基本:優勝して元の体に戻る。
1:支給品を確認する。
2:獲物を探す。
[備考]:ゼルガディスの参戦時期は一巻の二章、リナとの交渉が決裂した直後です。
新作グッジョ!
つーかゼルの行動方針についてオレと同じことを考えてる人がいたとはw
乙。
こりゃアメリアをはじめ他の面子との再開がたのしみだ。
名前: #HMDittoMAN
ただし、トリの付け方が間違っているのはまずい。
上記の様に名前欄に #適当な文 でトリが出来上がるから次回からは気をつけるように。
GJ!
初期ゼルか・・・混沌としてきたなw
仲丸被ったwww悔しいから流れだけ投下
仲丸歩いている
↓
色々考察
↓
いきなり目の前に松田があらわれる
↓
仲丸面食らう
↓
色々話し合う
↓
自分だったら願いなんか叶えないのであいつの言うとおりに動くのは気に食わない
↓
そもそも消滅しても復活できるなら無視が普通にありえる
↓
大体あれが本物である証拠はなく、姿を借りた偽物と言う事もある
↓
さらに言うならリナはサクラの可能性がある
↓
次に互いの支給品を確認することにする
↓
松田の支給品から虚空閃がでてきて高く売れそうと言う
↓
なら他人の支給品集めて売ればすごい金額になりそう
↓
支給品を集めながらついでに首輪解除を行動方針にする
↓
しかし二人とも腹の中では優勝する気満々。仮に偽物でもかなりの力を持っているのは間違いないのでフィブリゾの配下になりたい
↓
松田の道具を確認するも、和樹の塵。何故あるのかが理解できない
↓
仲丸の支給品確認。武器はショボい
↓
道具は白金の延べ棒。両者欲望剥き出し
↓
取り合いをはじめ戦闘開始
↓
松田身の危険と欲望剥き出しにより虚空閃を使おうとするも下手に血でもついて価値が下がることを危惧しやめる(正しい使用法は知らない)
↓
仲丸の光弾。松田避けるも木にあたり、燃えだす
↓
その音がまわりのエリアにも響く
↓
光弾の音をきいた者の内何人か近づく
↓
木についた炎が燃え盛り、遠目からでも炎が確認できるようになる
↓
それを見た色々なやつが集まってくる
↓
それに気が付かない二人はしばらく戦い続ける
>>しかし二人とも腹の中では優勝する気満々。仮に偽物でもかなりの力を持っているのは間違いないのでフィブリゾの配下になりたい
ちょw
>>489と考えること一緒。和美は恋心より欲望重視w
【フルメタルパニック】9/10 ●相良宗介 △クルツ・ウェーバー △テレサ・テスタロッサ △メリッサ・マオ ○大貫善治 △椿一成 ○林水敦信 △千鳥かなめ ○ガウルン △アンドレイ・カリーニン
【魔術師オーフェンシリーズ】 7/7 △オーフェン △アザリー ○コンスタンス・マギー ○マジク・リン △クリーオウ・エバーラスティン △チャイルドマン △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】7/7 ○式森和樹 △リーラ ○仲丸由紀彦 △宮間夕菜 △神城 凜 △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】6/6 △ライナ・リュート △フェリス・エリス △ミラン・フロワード △シオン △ミルク・カラード △クラウ・クロム
【スレイヤーズ】6/6 ○ゼルガディス ○リナ・インバース ○ガウリイ △アメリア △ミルガズィア △ルーク
【風の聖痕】3/3 △八神 和麻 △神凪 綾乃 △神凪 煉
【ザ・サード】2/2 ○火乃香 △パイフウ
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】2/2 ○山本洋子 △白鳳院綾乃エリザベス
【残り42名】
●は死亡者、△は未登場。
伝説の勇者の伝説と風の聖痕はまだ一人も出てきてない。
アザリーとテッサ予約。
ところでこれって、期限三日だよね?
投下してもらえれば御の字なので一週間としてじっくり練ってください。
文句言う人もいないでしょう。
予約きたーーー!
三日でOk。
「なんなのだ、あやつは」
D-6の平原にただ一人ぽつんと立っている着物を着た少女――神城凛は蒼白な表情でそう呟いた。
現在彼女の胸中を占めているのはただ一つの事柄、そうフィブリゾと名乗った少年のことである。
神城凛は妖怪退治を生業としている一族の中でも優れた実力を持つ剣士である。
故にあの妖魔が恐ろしいほどの強大な力を有していることが理解できてしまった。
はたして、あれほどの力を持つ妖魔に自分一人の力で勝てるのだろうか? おそらく無理だ。
(ならば、やつの言葉におとなしく従うか?)
そんな考えが思わず脳裏に浮かんでしまう。
だが同時にそんなことなどいけないとも思う。
(いかん。いかん)
馬鹿げた考えを振り払うために自分の両頬を叩く。こんなことなど間違っているのは理解しているのだ。あの妖魔の言うことに耳を貸す必要などない。
そして、単独では勝てないのも分かっているのだ。ならば集団で退治しまえばいい。
あの場には大勢の人間がいたはずだ。殺されてしまった男とその息子達がそうであるように、他の退魔士がこの地にいたとしても不思議ではない。
(ならば早急に探すか)
そう思い凛は右足を一歩前に進める。そのとたんに何か不思議な違和感に気づいた。
なにかを忘れているような感覚である。
はて、このボタンの掛け違いのような違和感はなんだろうと自分の体を見回す。そして違和感の元に気づいた。
普段から持ち歩いている愛刀がないのだ。落としたかと思い、辺りを見回すも人っ子一人すら見当たらなかった。
どうやら何時の間にか取り上げられていたらしい。今の自分の手荷物は刀の代わりとばかりにザックしか握らされていなかった。
凛は数秒間迷いザックの中を調べることにした。
あの妖魔に与えられた代物をあてにするのは癪だがこのさい仕方がない。
刀がなくとも素人相手ならどうとでもする自信があるが、以前襲ってきたような実力のある悪党相手では分が悪い。
何か硬いものが手の先に触れた。握ってみると棒状の物だった。
得物かと思い、引っ張り出してみる。
どうやら日頃の行いがよかったらしい。出てきたものは黒鞘に収められた刀であった。
凛は僅かに機嫌を良くしつつ、刀を鞘から抜き、上昇したばかりの気分が僅かに気落ちした。
出てきたものは刀ではあったが、普段から持ち歩いている物と比べれば鈍と言っていい物であった。
とはいえ刀は刀だ。実用には耐えられるであろうし、寸法も自分にとっては丁度いい物だ。
下手な西洋刀よりは遥かにましだろう。これ以上のものを望んでも仕方がない。
凛はそう締めくくり刀を脇に差しつつさらにザックの中を探ることにした。
中には様々なものが入っており、その中で特に目を引いたものはルールブックと名簿だけであった。
妖魔の決めた法など見たくもなかったのでルールブックは読まずに、名簿の方を先に見る。
そこにはよく見知った者達の名前が書かれていた。
しかもその中にはリーラという式森に付きまとっていたメイドの名前まで書かれていた。
その名前を思い浮かべただけで腹が立ってきた。
なにがご主人様だ。式森はお前の所有物ではないんだぞ。ちょっと家事がすぐれているだけであいつの側にいていいものではない。
第一集団で一人の世話をするなど甘やかすにも程がある。叱るべきところでは叱れる様な人物があいつにこそ相応しい。
そうz―――
「てっ! ちょっと待て!! なぜいま式森のことを考えなければならんのだ」
凛は赤面しつつ叫んだ。
ここは殺し合いの場なのだ。ふざけた思考をしていてはいつ背中から刺されるか分かったものではない。
思考を妖怪退治の剣士に切り替えるべく支給物である水筒に手を伸ばす。
茶でも飲んで落ち着こう。水筒の頭からコップを取り外し、コップの中に水を溢れる一歩手前まで入れる。
そして勢いよく飲み干す。
そして盛大に噴出した。
不味い。なんだこれは!?
思わず、噴出してしまった液体が入っていた水筒を見る。
それにはお仕置き水と書かれてあるラベルが貼られており、紐には説明書なる紙が張られてあった。
なにが書いてあるのだろうかと説明書を手に取り内容を読む。
数秒後、説明書を読み終えた凛はそれを地面に叩きつけた。
そこにはとても有害な成分ばかりが書いてあったからだ。
剣道の大会で全国優勝できるほどの腕前を持つものの、生物部に所属している凛はそのことが理解できてしまった。
手の中にある水筒を見る。それも投げ捨てようと思い振り上げる。
なにがお仕置き水だ。このような公害指定のものなど必要ない。
『和樹さんの浮気者! お仕置きします!!』
凛の頭の中で、お仕置きという単語からそんな展開が想像できてしまった。
そして連想してしまう、殺し合いの場に放り出され怯えた少女を慰める式森和樹を。
『大丈夫だよ、僕がついてるから』
■■■■■
神城凛はゆっくりと水筒をザックの中に収める。
これは自分への戒めなのだ。もし毒だったのならば自分は死んでいた。
幸いにも毒ではなかったが、説明書を始めに読んでいれば苦い思いをせずにすんだはずだ。
ゆえに嫌々ながらもルールブックを読む。同じ失敗を犯すわけにもいかない。とはいえすぐに役立つ情報は書かれてはいなかった。
ついでとばかりに刀の方の説明書も読んだ。とくにたいしたことは書かれてはいなかった。
どりあえず分かったことはこの刀の持ち主は火乃香という人物ということだけだった。
そういえば名簿にそんな名前が載ってあった、と思い名簿を手にとって見てみると確かにその名前が載っていた。
もしかすれば自分の刀も支給品とやらに回されているかもしれない。
そう思いつつ名簿を閉じようとする。
(ん?)
だが何か気になるものを見かけたような気がし、閉じるのを止め再び覗き込む。
何が気になったのかと思い。三度覗き込み思い出す。
『神凪』という単語を言った人物が勇敢に立ち向かい殺されてしまったことを。
そして盛大に噴出した。
不味い。なんだこれは!?
思わず、噴出してしまった液体が入っていた水筒を見る。
それにはお仕置き水と書かれてあるラベルが貼られており、紐には説明書なる紙が張られてあった。
なにが書いてあるのだろうかと説明書を手に取り内容を読む。
数秒後、説明書を読み終えた凛はそれを地面に叩きつけた。
そこにはとても有害な成分ばかりが書いてあったからだ。
剣道の大会で全国優勝できるほどの腕前を持つものの、生物部に所属している凛はそのことが理解できてしまった。
手の中にある水筒を見る。それも投げ捨てようと思い振り上げる。
なにがお仕置き水だ。このような公害指定のものなど必要ない。
『和樹さんの浮気者! お仕置きします!!』
凛の頭の中で、お仕置きという単語からそんな展開が想像できてしまった。
そして連想してしまう、殺し合いの場に放り出され怯えた少女を慰める式森和樹を。
『大丈夫だよ、僕がついてるから』
■■■■■
神城凛はゆっくりと水筒をザックの中に収める。
これは自分への戒めなのだ。もし毒だったのならば自分は死んでいた。
幸いにも毒ではなかったが、説明書を始めに読んでいれば苦い思いをせずにすんだはずだ。
ゆえに嫌々ながらもルールブックを読む。同じ失敗を犯すわけにもいかない。とはいえすぐに役立つ情報は書かれてはいなかった。
ついでとばかりに刀の方の説明書も読んだ。とくにたいしたことは書かれてはいなかった。
どりあえず分かったことはこの刀の持ち主は火乃香という人物ということだけだった。
そういえば名簿にそんな名前が載ってあった、と思い名簿を手にとって見てみると確かにその名前が載っていた。
もしかすれば自分の刀も支給品とやらに回されているかもしれない。
そう思いつつ名簿を閉じようとする。
(ん?)
だが何か気になるものを見かけたような気がし、閉じるのを止め再び覗き込む。
何が気になったのかと思い。三度覗き込み思い出す。
『神凪』という単語を言った人物が勇敢に立ち向かい殺されてしまったことを。
「かずま、あやの、れんであの御仁が『魔を滅するは神凪の務め』と言うからには『神凪綾乃』、『神凪煉』で
かずまは『八神和麻』で名字が違うが婿養子というのもあるか。となればあの御仁の名は『神凪厳馬』か?」
べつに『神城和樹』なる単語は断じて思い浮かべるはずがない、と自身に念じつつ一人で呟く。
始めから探そうとは思っっていたものの名前が分かったのは収穫だろう。これで少しは探しやすくなった。
行動方針は大体決まった。
「さていくか」
「やっと出発?」
移動しようとしたとき、背後から声が聞こえてきた。
どこにも隠れられそうにない場所で、考え事をしていたのがいけなかったらしい。
そういえば以前にも同じようなことがあった。あの時も式森のことを考えていたために葵学園女子になぜか囲まれてしまっていた。
「って、『も』とはなんだ! 今は真面目に考えていただろうが!!」
「……難儀な子ねぇ」
どうやら振り向かずにはいられないらしい。
溜息をしつつあきらめて振り向くと、いつからいたのか数m離れた所に美女というべき長い黒髪をした女が立っていた。
肩から吊るしている銃の横にある胸は大きく、体はよく引き締まっておりモデルと言っても通用するぐらいにプローポーションは抜群である。
容姿の方も整っており形のいい眉の下には暗く輝く黒瞳を抱いた切れ長の双眸が備わっており美顔と言ってもいいだろう。
自分の知識の中で彼女に匹敵するのは風椿玖里子ぐらいだ。
いや、本物の大人なぶん目の前の人物は彼女より美しいといえるだろう。
もしかすれば、これほどのスタイルの良さならばあいつを押し倒せるかもしれない。
「って! またぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「……刀を使う女の子って男運悪いのかしら?」
そう凛の目の前にいる女は呟いたが、あいにくと落ち込み自身の妄想と戦う凛の耳には入ってはいなかった。
凛がひざまづきつつ女の方を見ると、女の肩にはハーネスが吊り下げられており回転式と思われる黒い拳銃が中に収められているのが見えた。
そして、普段は言わない台詞を呟いた。
「……その拳銃で私の頭を吹き飛ばして貰えませんか?」
「笑えない冗談ね」
無表情に着物姿の少女を見下ろしつつパイフウは答えた。
【D-6/平原/一日目/朝】
【神城 凛@まぶらほ】
[状態]:健康、ちょっと落ち込んでいる。
[装備]:火乃香の刀@ザ・サード
[道具]:支給品一式、おしおき水が入った水筒@魔術士オーフェン
[思考]
基本:とりあえず、知り合いと合流する。
1:目の前の女に対応する。
2:退魔士の可能性がある『八神 和麻』、『神凪 綾乃』、『神凪 煉』を探す。
2:フィブリゾを退治する。
【パイフウ@ザ・サード】
[状態]:健康
[装備]:ディーディー(5/5)@魔術士オーフェン
[道具]:支給品一式、不明支給品×1
[思考]
基本:ほのちゃんと合流する。
1:難儀な女の子に対応する。
備考:パイフウがいつから凛の背後にいたのかは次の書き手さんに任せます。
予約はあったけど、ずいぶん前だったので投下。
>>502さん、のんびり書き上げてください。
ごめん。二重投稿。
神城凛と椿一成を予約したものです。
まず、長期間放置していて済みませんでした。
何故か常に人多すぎでスレに入れず、やっと入れるようになったのが今というのが理由です。
で、肝心の予約ですが、申し訳ありませんが取り消させてください。
他の方がもう神城凛を使ってしまっていることですし……
えーと、それで千鳥かなめと式森和樹を予約させてもらってよろしいでしょうか?
今度は既に書きあがっているので出さずに終わるということはないはずです。
まずは、あの戦争馬鹿と会わないと――!
千鳥かなめは森の中を走り続けている。息は切れ切れになり、足は擦り傷だらけだったが、気持ちを奮い立たせて一歩を踏み出し続けている。
かなめはフィブリゾとやらの馬鹿げた企画に参加する気は全くなかった。とはいえ、自分一人ではこの戦いを生き抜くには限界があるし、何よりも一人でいることが胸を締め付けられるほど心細かった。
そこで、かなめは宗助を探すことにした。宗助が持つサバイバル知識や重火器を扱うスキルがあれば、かなり心強いものになる。
無論、走り出す前にルールブックと名簿と地図は一読し、支給品もチェックしておいた。支給品は二十万ボルトのスタンガンとアルミ合金製の手錠だった。遠距離武器がないのは心細いが、使えるものが手に入ったのはラッキーだろう。それらはザックの中に詰めてある。
走り続けるかなめの目の前に黒いものが映った。周りが緑だらけの中、それが強く要の意識を揺さぶった。
何かがある。それが果たして自分にとってプラスかマイナスか。かなめは心臓の鼓動を深呼吸で落ち着けながら近づいた。
そして、かなめの心は不安に塗りつぶされた。かなめが見た黒いものとは陣代高校の男子制服だった。それはいい。しかし、問題はその男子生徒らしき者が仰向けに倒れたままで、ぴくりとも動かないことである。
さらに、髪がざんばらの短髪であること……名簿にあった椿一成も陣代生だが、このような髪型ではない。
宗助……なの?
かなめは泣き出しそうになるのを堪えて、全力で、男子生徒らしきものへと走っていった。
結果は、かなめにとって最悪のものだった。
宗助は胸にナイフが突き刺さった状態で、仰向けで、死んでいた。
「うそ……でしょ。こういうサバイバルって、あんたの専売特許じゃないの……」
かなめの呟きにも、宗助は全く反応を示さなかった。
不意に、かなめの心に悲しみが、津波のように溢れてきた。膝から力が抜け、続いて全身から力が抜けた。そして宗助の上に覆いかぶさるような形でかなめは涙を流し、嗚咽を漏らした。
そのときである。横合いから、男の悲鳴が聞こえたのは。
式森和樹は宗助を殺した現場から逃げるうちに、再びもとの場所へ舞い戻ってしまったである。
実は、森の中というのは木々が直線に進むことを邪魔するため、どうしても蛇行して進んでしまうのだが、その際にコンパスなどを使わないとぐるりと一周してもとの場所に戻ってしまうことがある。
今の和樹はちょうど、そのパターンにはまっていたのである。
そして、戻ってしまった和樹が見たのは、自分が殺してしまった少年の死体にすがりついて泣く少女の姿である。
その様子から察すると、仲のいい友達……どころではなさそうな、深い悲しみが和樹の胸にも伝わってきた。
続いて、己の行いの罪深さに背筋が凍り、心臓を握りつぶされるような苦しさがこみ上げた。
そして、思わず声を上げてしまったのである。
泣いていた少女はすぐに顔を上げ、和樹と目を合わせた――その瞬間が、和樹の罪を最も強く感じさせる一瞬だった――すると、少女の泣き腫らした目に力が宿った。
かなめは悲鳴が聞こえた瞬間にそちらを向き――それができたのは、彼女の心の一部がまだ理性を保っていたからかもしれない――悲鳴を上げた少年と目が合った。
その瞬間、かなめは少年の異様な狼狽振りを確かに目にした。そして、直感が告げた。あの少年が、宗助を殺したのだと。
かなめはさらによく少年を観察しようと目を凝らした。すると、少年の体の向こう側の景色が微かに見えた。つまり、あの少年の体は透けており、実体がないのかもしれない。
このことから得られる結論――宗助は物理的な手段によってあの少年と戦闘を行い、敗れた。
まずは、この仮説を確かめなければならない。
かなめは立ち上がり、大きく息を吸い、よく聞こえるように声を張り上げた。
「ここで殺されている男の子、あなたが殺したの!?」
殺されている。その言葉を言うときに胸がひどく痛んだが、今は悲しみにくれている場合ではない。
少年は答えることができず、立ち尽くして震えているだけで、かなめは己の直感が真実を告げていることを悟った。
次いで、かなめは手近な石を手に取った。本来であれば話し合うべき場面だったかもしれないが、かなめは一刻も早く、宗助が死んでしまった理由を知りたかった。
大きく振りかぶって、少年に石を投げた。放物線を描いた石は少年の胸に飛んでいったが、当たることはなく、そのまますり抜けてしまった。
「なるほど。やっぱり実体無しか。っていうことは、幽霊さんかな?」
ここに来てかなめは冷静さを取り戻し、目の前の少年とコミュニケーションをとることに思い至った……が、かなめは一瞬の後にそれを放棄。後ずさりし始めた。
石を投げられた少年は突如笑い出し、顔を庇っていた手をどけた。その顔は、かなめの背筋をひやりとさせるのに十分な壊れた顔であった。
「うわぁあああああああああああ!」
少年は奇声を上げてかなめに向かって走り出した。かなめも思わず全力でその場を逃げ出した。
ミラン・フロワードとクラウ・クロムを予約します。
【本文の後に】
【F-5/森/一日目/午前】
【千鳥かなめ】
[状態]:肉体的には健康。精神的には宗助の死を知って錯乱気味。
[装備]:特に無し
[道具]:二十万ボルトのスタンガン@フルメタル・パニック アルミ合金製の手錠@フルメタル・パニック
[思考]:
基本:知り合いと合流する
1.目の前の少年(式森和樹)から逃げる。
【式森和樹】
[状態] 幽霊、半ば錯乱気味
[装備]ウェポン・システム(16/20)@ザ・サード
[道具]支給品一式×2、ウェポン・システムの付属パーツ@ザ・サード、割り箸@現実
[思考]
基本:とにかく、皆を探す。
1.目の前の少女(千鳥かなめ)を自分に危害が加えられない状態にする。
[備考]
かなめの道具は詳しく言うと「終わるデイ・ベイ・デイ(下)」のラブホテルで使ったものと同じです。ただ、ここに書いた説明で十分だと思います。
一応この後の展開も考えてはいますが、神が降臨した方がいたら是非とも続き書いちゃってください。
最初、題名を入れ忘れました。次からはこういうことがないように気をつけます。
あ、それと
>>246から地図が見られなくなっていて不便です。スレ主がいたらすぐにでも直して欲しいです。
投下乙
なんかロワらしくなってきたな。GJです。
フルメタ勢は、主人公、ヒロインとも、災難だな。
ただ。宗助じゃなく宗介では?
あと、地図なら
>>480にあるよ。
この後を考えているなら、書いちゃっていいと思うが……自己リレーかな。
自分はいいと思うけど、ほかの人はどう?
>>520GJ
ああ、かなめも宗介も和樹もついてない。
ごめん、作品投下しちゃって。
>>521あ、見落としてました。ありがとうございます。あと、宗介の名前間違えてたorz。
まさかフルメタを間違えるなんて……名前の確認は必ずするべきですね。
>>522いえいえ。ちょっと無理のありそうな展開だったのでかえって助かりました。
……ちょっとくらーい方向に進みすぎたのかも……まあ、バトロワですしこのくらいでいいですよね。
あと、ちょっと忙しくなるので今度出せるのがふた月ぐらい空きそうなので、その間に誰か書きたい人居るのかなーっていうことです。
えーと、時間がないはずなのに何故か書けてしまったので続きを投下しようと思います。
というわけで、千鳥かなめ、式森和樹、神凪煉を予約します。
「るぅわぁああああ!」
もはや人のものとは思えないおたけびを後ろに聞きながら、千鳥かなめは必死で逃げていた。
かなめは自分の足に自身がある方だが、ここが森の中というのが災いした。かなめは木々や草花を避けなければならないが、後ろの少年はそれらを無視して直線で突っ込んでくる。
足の速さは互角でも、それが響いてじりじりとかなめは距離を詰められていた。
朝っぱらからずっと走り詰めというのが足にきつい。かなめは自分の頭に霧がかかってるような感覚で、周りもろくに見えていなかった。
そのせいか何かに蹴躓いて転び、少年も立ち止まった。少年は興奮した様子でどこからか拾った枝を手に持っている。
再び立ち上がるだけの力は残されていない。少年が一歩ずつ近づくのを、ぼやけた視界で確認するのがせいぜいだった。
ははっ、あたしの人生こんなものなの。この上なく、くそったれな人生だったわ――!
せめて最後だけでも強がって見せようと、不敵な笑みを作った。すると、少年は何かの罠があると勘違いしたのか、足を止めた。
その瞬間であった。
少年の周囲に炎が生まれた。炎は爆ぜながら少年を囲み、次第にその強さを増していく。
「な、うわt――」
少年の声は最後まで聞こえなかった。その火柱は数秒の間、轟音を撒き散らし、逆巻くように暴れた後に掻き消え、後には首輪だけが残された。
あまりの非現実的な展開に、かなめの背筋が凍りつく。冷や汗が全身から吹き出て、震えで足に力が入らない。
恐怖で敏感になった聴力が、草の擦れあう音を聴いた。誰かが近づいている音だ。
かなめは腕の力で上半身を起こし、ザックからスタンガンを取り出して後ろ手に隠した。 そして音のする方をむいて、気を張り詰める。
音が間近に迫り、スタンガンの電源をONにしたとき、
「姉さま!」
可愛らしい声で意味不明な言葉が響き、かなめの注意が一瞬逸れた。その瞬間に草むらから飛び出した影は勢い余り、かなめを押し倒してしまった。
「ちょっとまっ、何? 何なの!?」
押し倒されたかなめは慌てて飛びついてきた誰かを引き離し、その顔を真っ向から見た。
かなめの目前には十二、三歳ぐらいの、少年がいた。
思わず抱きしめそうになる可愛らしい顔立ちだがそれを自制して、かなめは問う。
「あなた、誰?」
目の前の少年は耳を真っ赤にしたまま、搾り出すような声で言った。
「僕は……神凪煉と言います……」
【F-5/森/一日目/午前/】
【千鳥かなめ】
[状態]肉体的には軽度の疲労(10〜15分の休憩必須)精神的にはやや不安定
[装備]特に無し
[道具]二十万ボルトのスタンガン@フルメタル・パニック アルミ合金製の手錠@フルメタル・パニック
[思考]
基本:とにかく生き残る
1.目の前の少年とコミュニケーションをとる
2.知り合いと合流する
【神凪煉】
[状態]健康。しかし精神的に不安定
[装備]未確認
[道具]未確認
[思考]
基本:フィブリゾを倒す
1.目の前のお姉さん(千鳥かなめ)に抱きついてしまった言い訳をする。
2.兄さまや姉さまと合流する
3.強くて正義感のある人と手を組む
【式森和樹@まぶらほ 死亡】
【残り41名】
備考:前の話と矛盾するところがありますが、前話は生きていた頃の癖で避けていた。今話はかなめを追うことに夢中だったでお願いします。
投下乙。かなめと綾乃って背格好は似てたよな。
にしても、煉とかなめが組んでも不安定さに拍車をかけるしかないない罠。
備考の補足……上の備考は式森和樹が森の木を前話ではかわして進み、今話では直進して進んでいる矛盾についてです
>>528ちょっとそれも狙ってみました。にしても、こんなかなめたちの続きを書いてくれる人は居るのだろうか……
F−6の森で支給品を確認したアザリーは、その中にあるルールブックに目を通していた。
フィブリゾという子供が始めた、この殺し合いとやらのルールが載っている本だ。
――そこには二十四時間ルールや禁止エリアなど、首輪に関することが多く書かれていた。
アザリーはなんとなく自分の首輪に触れてみた。自分の首に巻かれているので調べづらいが、それでも全く構造がわからない。
キエサルヒマでもトップクラスに入る魔術師の彼女が理解できないのだから、おそらくあの炎使いのように音声魔術ではない他の――それも複数の魔術が組み込まれているのだろう。
爆発すれば、精神体といえど、ただではすまない威力がありそうだ。
もっとよく調べてみたいが、あんまり乱暴に扱うと初めに死んだ男のようになる可能性もある。
とりあえず首輪をよく調べるためにも、二十四時間ルールを阻止するためにも、最低一人は殺す必要があるだろう。運よく首輪付きの死体を見つけられればいいが、確率は低そうだ。
(ともかく、先に名簿を見るべきかしら?)
彼女の知り合い―ーキリランシェロやティッシがいるかもしれない。
そう思いつつ、アザリーが名簿を手にとったとき、木々の擦れ合う音と共に一人の少女が姿をあらわした。
妙な服を着ているから、おそらくキエサルヒマ大陸のものではないだろう。少女はアザリーを警戒するように手に持った銃を向けていた。
「わたしは、テレサ・テスタロッサ。こんな殺し合いに乗る気はありません。……あなたはどうですか?」
「……」
少女――テッサは警戒するような口調で言った。
アザリーは、そんなテッサを見ながら考える。ここで乗っていないと答えるのは簡単だろう。
だが見たところ、このテレサという少女はそんなに身体能力がありそうでないし、構成を編んでいないところから、おそらく魔術も使えない普通の少女だろう。
友好的な人に合わない限り、こんな殺し合いの中で生き残るのは難しそうだ。
(とすると……)
テレサという少女には悪いが、首輪を調べるために死んでもらおう。
アザリーは魔術の構成を編みながら、安心させるような笑みを浮かべた。
「わたしも乗っていないわ」
「……本当ですか?」
答えるのに少々間が空いたせいか、テッサは疑うように聞いた。だが、やはり魔術師ではないのか構成に気づいた様子はない。
「もちろん嘘」
その声を媒体にして魔術を放つ。
瞬間、熱波と衝撃波が周りの木々を巻き込み、テッサを襲った。
警戒していたとはいえ、魔法という予想外の攻撃に、テッサは反応できずそのまま飲み込まれた。
――かに見えたが。
砂煙がさった後、そこにテッサの姿はなかった。あわてて周囲を見回すが、姿どころか気配すらない。
(逃げられた……?)
テッサが魔術を使ったようには見えなかった。驚いた顔をしていたから、彼女が使った力で防いだというわけではあるまい。
完全に不意をついたはずだ。
だとすると、テッサが無意識に発動した力か、あるいは危険を回避できる支給品の仕業だろう。どっちにしろ、この辺りにはいなさそうだ。
アザリーは暫く考える。テッサはアザリーがこの殺し合いに乗っていると思っているはずだから、放っておくと後々厄介になりそうだが……。
どこに行ったのかもわからない相手を探すのはあまり効率的とはいえない。
アザリーは自分の手に目を向ける。
(とりあえず、名簿でも読もうかしら?)
握られていた名簿をぱらぱら見ると、信じられない写真を発見した。
チャイルドマン。
彼女が殺した、かつての師。
その彼が載っていた。――死んだはずのかれが……。
あの少年は、人を生き返らせることが出来ると言っていたが、
本当のこと……なのだろうか?
テッサは先ほどと同じような森の中にいた。
天人の緊急脱出用装置。
それを支給された彼女は、その道具の効果により、危険が迫ったときに自分から一番近い知り合いの元へ飛ばされた。
――そう、自分から一番近い知り合い。
すなわち、変わり果てた相良宗介の元へと……。
テッサの目に写ったのは、木が突き刺さった首から血を流し、腹部にも剣を突き刺したままで死んでいる相良宗介の姿だった。
その目は何かを睨むように見開かれていた。
「サガラさん……?」
テッサは呆然と呟いた。
信じられなかった。あの宗介――ASを操る『ミスリル』屈指の傭兵で、何よりも大切な友人。そして、密かに想っていた彼――が、死んでいる?
テッサはその事実を、ぼんやりと知った。
再会――サイカイ――#フランベルジュ
【F−5/森/一日目/朝】
【アザリー@魔術師オーフェンはぐれ旅】
[状態]:精神体。魔術を使ったことでやや精神的疲労。
[装備]:
[道具]:支給品一式。確認済み支給品×2
[思考]:
基本:ゲームからの脱出
1:知り合いを捜す……?
2:首輪を手に入れ、解析する
3:テッサをどうにかする?
【テレサ・テスタロッサ】
[状態]:放心状態
[装備]:銃
[道具]:黒い卵(天人緊急用転移装置)@魔術師オーフェンはぐれ旅
[思考]:
基本:???
投下終了。
なんか◆8yz2qqMNbQさんと被るようなネタですが……。
せっかく書いたので投稿。
かなめは……うん。逃げていたし、宗介から離れていたって事で頼む。
……ダメかな?
あと、天人の装置は、名前うろ覚え。まちがってるかも。
正直、もう幽霊はやめて欲しいのが自分の本音
投下、乙。
>>535 まあ、幽霊もどきだし。
ちょっと物理攻撃が無効な程度・・・ってやっぱかなり強いな。
投下乙。
卵は問題ないと思う。テッサは精神的に追い詰められて、アザリーは厄介なことになったなぁ。
黒魔術と白魔術が使えてなおかつ精神体のアザリーって倒す手段はほとんどないんじゃなかろうか?
無謀編一巻の『てめえら、とっとと金返せ!』の『いいから死人は黙ってろ!』だと精神体の魔術士同士でも
お互いを傷つけることすらできなかったし、長編でも黒魔術を無効化してたような気がする。
なので、肉体を持った状態がいいかと思う。
和樹が幽霊で通ったのはその状態が一番弱かったからだろうし。
>>535-537 それじゃあ、別に精神体じゃないといけなってわけでもないし、
>爆発すれば、精神体といえど、ただではすまない威力がありそうだ。
これを
>爆発すれば、死んでしまうほどの威力だろう。
に変えて、状態欄から精神体を消すことにします。
あと、魔術師じゃなくて魔術士だった。
修正版として、投下したほうがいいでしょうか?
修正するならそうしたほうがいいと思う。
いちおうけじめとしてね。
投下乙でした。
それじゃあ、修正版投下。
修正いるところだけでいいよね?
F−6の森で支給品を確認したアザリーは、その中にあるルールブックに目を通していた。
フィブリゾという子供が始めた、この殺し合いとやらのルールが載っている本だ。
――そこには二十四時間ルールや禁止エリアなど、首輪に関することが多く書かれていた。
アザリーはなんとなく自分の首輪に触れてみた。自分の首に巻かれているので調べづらいが、それでも全く構造がわからない。
キエサルヒマでもトップクラスに入る魔術士の彼女が理解できないのだから、おそらくあの炎使いのように音声魔術ではない他の――それも複数の魔術が組み込まれているのだろう。
爆発すれば、死んでしまうほどの威力だろう。
もっとよく調べてみたいが、あんまり乱暴に扱うと初めに死んだ男のようになる可能性もある。
とりあえず首輪をよく調べるためにも、二十四時間ルールを阻止するためにも、最低一人は殺す必要があるだろう。運よく首輪付きの死体を見つけられればいいが、確率は低そうだ。
(ともかく、先に名簿を見るべきかしら?)
彼女の知り合い―ーキリランシェロやティッシがいるかもしれない。
そう思いつつ、アザリーが名簿を手にとったとき、木々の擦れ合う音と共に一人の少女が姿をあらわした。
妙な服を着ているから、おそらくキエサルヒマ大陸のものではないだろう。少女はアザリーを警戒するように手に持った銃を向けていた。
「わたしは、テレサ・テスタロッサ。こんな殺し合いに乗る気はありません。……あなたはどうですか?」
「……」
少女――テッサは警戒するような口調で言った。
アザリーは、そんなテッサを見ながら考える。ここで乗っていないと答えるのは簡単だろう。
だが見たところ、このテレサという少女はそんなに身体能力がありそうでないし、構成を編んでいないところから、おそらく魔術も使えない普通の少女だろう。
友好的な人に合わない限り、こんな殺し合いの中で生き残るのは難しそうだ。
(とすると……)
テレサという少女には悪いが、首輪を調べるために死んでもらおう。
アザリーは魔術の構成を編みながら、安心させるような笑みを浮かべた。
「わたしも乗っていないわ」
「……本当ですか?」
答えるのに少々間が空いたせいか、テッサは疑うように聞いた。だが、やはり魔術師ではないのか構成に気づいた様子はない。
「もちろん嘘」
その声を媒体にして魔術を放つ。
瞬間、熱波と衝撃波が周りの木々を巻き込み、テッサを襲った。
【F−5/森/一日目/朝】
【アザリー@魔術士オーフェンはぐれ旅】
[状態]:魔術を使ったことでやや精神的疲労。
[装備]:
[道具]:支給品一式。確認済み支給品×2
[思考]:
基本:ゲームからの脱出
1:知り合いを捜す……?
2:首輪を手に入れ、解析する
3:テッサをどうにかする?
【テレサ・テスタロッサ】
[状態]:放心状態
[装備]:銃
[道具]:黒い卵(天人緊急用転移装置)@魔術師オーフェンはぐれ旅
[思考]:
基本:???
投下終わり。
一応これでいいと思います。
手間取らせてすみませんでした。
乙!
乙です。テッサまでこうなるとは予想外でした。
結構近めの位置に居るかなめとテッサですが、出会うことはあるのですかねー。
私はもう本当に書く時間が取れないので誰か書いて欲しいところなんですけども……
出会ったのは偶然にして、突然。
「さて・・・いきなりですみませんが、貴方はこの殺し合いに乗ったのでしょうか、クラウ・クロム元帥」
漆黒の長髪、冷たい瞳をした男――ミラン・フロワードは、相対した目の前の男に向かって、そう言い放った。
「あぁ? ・・・てめぇ、この俺がこんなふざけた殺し合いに乗ると、本気でそう思ってやがるのか?」
ミランと相対した、赤髪赤眼の筋肉質な男――クラウ・クロムは、眉を吊り上げ犬歯をむき
出しにしながら答えた。
「はい、愛しいノア・エン嬢の下に戻る為、私達を皆殺しにするのではないかと、疑っております」
二人はローランド帝国に所属する軍人である。
お世辞にも仲が良いとは言えず、どちらかと言えば犬猿の仲と言ってよいだろう。
だが、お互いに相手の性格、力量、そう言った諸々の事柄を大体は把握している。
(・・・さて、どうでます)
ミランは、クラウが何時襲い掛かってきても対処できるよう、腰に下げた剣を握り、ほん
の僅かな挙動も見逃さぬよう、注視した。
正直な話、自分が目の前の男と戦って勝てる確立は、現在三割程度と考えている。
黒叡の指輪――自らの影から漆黒の獣を無数に呼び出し、操る事ができる強力な武器。
それが今手元に無い。それだけで、自分の戦闘能力はかなり低下している。
これさえあれば、目の前の男に決して遅れをとる事は無いのだが。
互いの魔法の技量は互角、格闘能力は相手が上。
自分の支給品は、当たりではあるがなれない武器で戦って勝てるほど、眼の前の男は甘く
ない。彼の支給品も当たりであると考えた場合、アドバンテージは無いものと考えていい
だろう。
そして何よりも厄介なのは、魔方陣の刺青を施された彼の右腕である。
かつて、ティーアという魔眼の持ち主に食いちぎられた筈の右腕が、何故か元に戻ってい
るのだ。
かつて、近隣諸国から恐れられた彼の右腕が。
だが、彼を見つけてしまった以上、リスクを犯してでも接触する必要があった。
もし彼が、この殺し合いに乗っていたら、自分の目的を妨げる強大な敵となる。
早急に排除する必要があるのだ。
しかし、殺し合いに乗っていなかったら?
それは、とても心強い味方を得る事になる。
ある程度、相手の性格などを把握しているからこそ、まったくの赤の他人より信用できる。
仲間を増やし、利用し、場合によっては裏切りもする。
自分は死ぬわけにはいかない。
自らの主であるシオン・アスタールを生き残らせる為にも。
【F‐7/森/一日目/朝】
【ミラン・フロワード@伝説の勇者の伝説】
[状態]:健康、警戒
[装備]:コクルトの剣 @魔術師オーフェンはぐれ旅
[道具]:支給品一式。支給品(本人は確認済み)
[思考]:
基本:シオン・アスタールを脱出させる、出来なければ優勝させる。
1:クラウが殺し合いに乗っていたら殺す。
2:殺し合いに乗っていなければ、自分に協力させる。
3:1が無理なら逃げる。
4:シオン・アスタールを探して合流する。
【クラウ・クロム@伝説の勇者の伝説】
[状態]:健康、ミランに対しての怒り、戸惑い
[装備]:未確認
[道具]:未確認
[思考]:
基本:生き残る。
1:ノア・・・俺はこの殺し合いに――
備考:クラウの右腕は、呪詛義手ではありません。
クラウが殺し合いに乗るかどうかは、次の書き手さんにお任せします。
投下乙。
二人ともよく知らないけど続きが気になる。
【フルメタルパニック】9/10 ●相良宗介 △クルツ・ウェーバー ○テレサ・テスタロッサ △メリッサ・マオ ○大貫善治 △椿一成 ○林水敦信 ○千鳥かなめ ○ガウルン △アンドレイ・カリーニン
【魔術士オーフェンシリーズ】 7/7 △オーフェン ○アザリー ○コンスタンス・マギー ○マジク・リン △クリーオウ・エバーラスティン △チャイルドマン △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】6/7 ●式森和樹 △リーラ ○仲丸由紀彦 △宮間夕菜 ○神城 凜 △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】6/6 △ライナ・リュート △フェリス・エリス ○ミラン・フロワード △シオン △ミルク・カラード ○クラウ・クロム
【スレイヤーズ】6/6 ○ゼルガディス ○リナ・インバース ○ガウリイ △アメリア △ミルガズィア △ルーク
【風の聖痕】3/3 △八神 和麻 △神凪 綾乃 ○神凪 煉
【ザ・サード】2/2 ○火乃香 ○パイフウ
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】2/2 ○山本洋子 △白鳳院綾乃エリザベス
【残り41名】
●は死亡者、△は未登場。
未登場者は20名。
地図は
>>480。
>>411から主人公性に関する話題あり。
保守。
そして、なんか話題ない?
と聞いてみる、
なんとか明日か明後日には投下できるんじゃないかなぁ……と、消極的予告
伝勇伝はキャラ出るの遅かったけど意外に書ける人は少ないのかな
書き手少ないのはまぁ目を瞑るとして伝勇伝のキャラがここまで引っ張られたのは意外だった
猫背の長身痩躯。黒髪に黒の瞳。
一見何処にでも居そうな青年。
しかし彼の表情は、この殺し合いの場にあまりにもそぐわない。
緊張感も無ければ焦燥感も無い。かといって、悲壮感がある訳でもないし、殺人に走る狂気も見受けられない。
あくまでもだるく、面倒くさそうで、その上寝むそう。
そう彼の表情からはやる気がまったく感じられなかった。
そこにベットと枕さえあれば、何時でも夢の世界に旅立てる程に。
「・・・で、こんな物で俺に一体どうしろと・・・」
一人の青年――ライナは疲れた声で呟いた。
ライナはこの場所に送られてから、まず自分のザックの中身をあさった。
単純に眠いから、枕でも入ってないかと期待してのことだ。
・・・ある意味現実逃避でもあるが。
当然の如く、期待に反して枕など入っていなかった。
ただし、出て来たものは、ライナの想像を絶する物だった。
一つ目の支給品、それはかなりいや、確実に見覚えのあるものだった。
共に旅をしてきた、自分の相棒と呼べる剣士――フェリスの愛用していた茶道具一式。
二つ目の支給品もやはり見覚えがあった。
ライナ自身もフェリスによって、何度も買いに行かされた、ウィニットだんご店『おすすめ詰め合わせセット四番』だ。
それも一箱ではない、その数約百という、どうやってこのザックの中に入っていたのか不思議な程の量が入っていたのだ。
「・・・まあ、フェリスがいたら喜びそうだけどよ」
ライナは、黙々と嬉しそうにだんごを食べるフェリスの姿が、容易に想像できた。
「・・・で、こんな物で俺に一体どうしろと・・・」
自分の支給品に眼を移し呟く。
殺し合いの場に放り出されたのだから、剣なり毒薬なり戦闘に使えるものが支給されるのが普通だ。
しかし、ライナに支給されたのは、茶道具一式とだんごセット×100。
「ありえねぇぇ、まじでありえねぇぇぇぇぇぇぇ!! なんで殺し合いで武器が支給されないの? いや・・・真面目に支給されてもそれはそれで困るけど」
いわゆる外れ(誰かにとっては大当たり?)と言うやつである。
「くそっ・・・フィブリゾだっけ、武器を支給する気がないなら、せめて高級ベッドと安眠枕
を支給しろよな。それならどこでもぐっすり眠れるのによぉ」
もともと少ないやる気が、急激に無くなっていくのをライナは感じた。
「寝るか・・・」
そう言うやいなや、ゴロンと横になり瞳を閉じる。
こんな時でも寝ようとする、彼の睡眠欲はある意味異常ともいえた。
瞳を閉じて1秒・・・2秒・・・
いつもならすぐさま夢の世界に旅立てるが、なぜか彼は眠る事が出来なかった。
「・・・だめだ、気になって眠れやしねぇ」
参加者に一堂に集まったあの場所には、シオンやフェリス、ミルクさえいた。
あと、見覚えのある赤毛の筋肉馬鹿もいた様な気がした。
四人とも、そう簡単に殺される様な人間ではない。
そんな事はとっくに判ってる。
それなのに不安が付きまとい、離れない。
仕方が無いのでザックをあさり、名簿を取り出す。
「大体、こんな殺し合いに本気で乗る様な馬鹿が・・・」
いた。
ライナは名簿の中から、その名前を見つけた。
ミラン・フロワードの名前を。
ミラン・フロワード。その男と出会ったのは、ネルファという国を訪れた時の事だ。
ちょっとした経緯から、この国の孤児院で世話になっていたある晩の事だ。
突如現れたミランは、その孤児院を仕切っている青年が邪魔になると言う理由で、青年を頼る子供達諸共、皆殺しにしようとしたのだ。
その時は、フェリスと二人がかりで何とか撃退したのだが・・・
次、戦う事になったら勝てる保障など何処にも無く、むしろ負ける確率の方が高い。
いや、フェリスの居ない現状では、勝ち目すらない。
当然、フェリス達が一人で戦っても勝てる相手ではない。
あの男なら、この殺し合いに乗るだろう。
もし、あいつとフェリス達が遭遇したら…
殺される
フェリスが、シオンが、ミルクがミラン・フロワードに殺される。
その光景をライナは簡単に想像でき・・・
それを、首を思いっきり横に振ることで打ち消した。
「えぇっと、もしかして島中歩き回ってフェリス達を探す、そんな面倒臭い事しなきゃなんないの? ただでさえ、シオンの馬鹿に付き合わされて、5日間徹夜で事務仕事した後なのに?」
面倒臭い事は嫌いだ。
できればこのまま昼寝でもしていたい。
でも
フェリスが死ぬ。
シオンが死ぬ。
ミルクが死ぬ。
それは面倒臭い事よりも、もっと嫌だった。
ザックから地図を取り出し、広げる。
現在地を確認して、人の集まりそうな所を探す。
一番近いのはG−5の町。
先に見える森の、さらに向こう側だ。
「俺が行くまで死なないでくれよ・・・」
そしてライナは歩き出した。
ライナは知らない。
ミランがシオンの部下である事を。
すでに、ミランがシオンを生き残らせる為に、行動を開始している事を。
【E‐5/平原/一日目/朝】
【ライナ・リュート@伝説の勇者の伝説】
[状態]:睡眠不足、疲労、眠い、ダルイ、面倒臭い
[装備]:なし。
[道具]:支給品一式。だんごセット(100/100) @伝説の勇者の伝説
茶道具一式@伝説の勇者の伝説
[思考]:
基本:シオン達に探し出す。
1:シオン達を探しだして合流する。
2:ミランを警戒する。
3:安眠枕と高給ベットで眠りたい。
GJ!
しかしライナ被ったw
シンクロニティってあるのかもw
悔しいんで俺もプロットだけ投下
支給品がホーロー鍋だった
↓
複写眼(アルファ・スティグマ)で調べる
↓
でもただの鍋
↓
説明書があった
↓
やっぱりただの鍋
↓
きれる
↓
気を取り直してもう一つの支給品を出す
↓
大量の箱だった
↓
中身はだんごだった
↓
開けても開けてもだんごだんごだんご
↓
また説明書があった
↓
「フェリスの大好物、ウィニットだんご店のだんご」
↓
きれる
↓
やる気無くなってベッドで寝転ぶ
↓
他の参加者登場
GJ!
ついにライナがきたか!
投下乙。
なんか不安定な主人公だ。
女に振り回される主人公という点なら、グロ魔術士も負けてないぜ
最愛の女性が死んだ時、俺の心は憎悪に染まった。
自分の心の赴くままに、復讐に走った。
あいつが死ぬ原因になった奴らを、殺して、殺して、殺しまくった。
仲間だった奴らを傷付けてまで、復讐を果たそうとした。
けど結局は最後の最後で、復讐を達成する事は出来ず、俺はその町から逃げ出した。
全てを忘れるつもりだった。
だけど、忘れる事なんて出来なかった。
気が付けば、今度は人を恨んでいた。
この世界を恨んだ。
全てのものを滅ぼしたくなった。
そして、俺の中に封じられたあの野郎と出会い、そいつを受け入れた。
俺は世界を滅ぼす魔王になった。
そこまで行ったのに、俺は判らなくなっちまった。
この世界が在ったから、最愛の人に会えた。
この世界が在ったから、あいつ等とも出会えた。
こんな世界は滅ぼすべきか、それともそうじゃないのか・・・
その審判をあいつ等に任せた。
つまり、俺が勝って世界を滅ぼすか、あいつ等が勝って俺が滅びるか。
あの野郎も、あいつ等と戦いたがってたしな。
当然の事ながら、あいつ等はそんな審判を断った。
そりゃそうだ、俺が逆の立場だったとしてもそんな事には頷けねぇ。
幾らか話をした所で、あいつ等の方が折れてくれた。
こんなくそったれな、俺の我侭にあいつ等は付き合ってくれた。
自分の心を押し殺して、それでも俺と戦ってくれた。
あいつ等との戦いの中でわかった事がある。
俺は人が憎かった訳でも、世界が憎かった訳でもねぇ。
結局俺は、あいつ等の手であいつの所に送った欲しかったわけだ。
そうして、戦いはあいつ等が勝ち。
俺はようやくあいつの元へ、逝く事ができた。
・・・・・・はずだった。
怒りに任せて手近な木を殴りつける。
それでも、この怒り収まらない。
「ふざけんじゃねぇぞ、フィブリゾの野郎・・・」
自分は死んでなくてはいけない。
自分はあの時、死んでなくてはいけないのだ。
でなけば、自分の心を押し殺して俺を殺した、リナの奴が報われねぇじゃねぇか。
このくそくだらねぇ殺し合いをぶっ壊して、フィブリゾの奴に一発かましてやる。
じゃないと、俺の気がおさまらねぇ。
正直な話、死者の蘇生ってのには少し心惹かれるものがある・・・
実際に俺が生き返ってるんだ、ミリ−ナを生き返らせるのもわけないだろう。
仮にもし俺が優勝して、ミリーナを生き返らせたとして。
あいつはそれを喜ぶだろうか?
ミリーナの事だ、絶対自分がどうやって生き返ったのか、問い質して来るに決まってる。
俺はきっと、その事を誤魔化したり、はぐらかしたりはできねぇ。
ミリーナが真実を知っちまったら、きっと俺の事を軽蔑するだろうな。
ただでさえ、リナとガウリィの旦那を、俺の無茶な我侭に付き合わせてでっかい借りを作っちまったんだ。
きっちり借りを返しとかねぇと、格好悪すぎてミリ−ナに顔向けできねぇ。
そうしてやっと、俺はミリ−ナの所に逝ける気がするしよ。
「待ってやがれよフィブリゾ、必ずぶちのめしてやるからな」
【C‐6/森/一日目/朝】
【ルーク@スレイヤーズ】
[状態]:健康、フィブリゾに対しての怒り
[装備]:未確認
[道具]:未確認
[思考]:
基本:殺し合いをどうにかして、フィブリゾをぶちのめす。
1:リナやガウリィを探す。
2:殺し合いに乗った奴は容赦しない。
GJ
なんかかっこいいぜ。
神凪綾乃は深い森の中を彷徨っていた。
全身を怒りに震わせながら力強く歩を進める。
「何よ、なんだってのよ!」
彼女は荒れていた。
腰まで伸びた流麗な髪も怒りによって炎のように揺らめいている。
彼女の怒気に火の精霊が呼応しているのだ。
怒りの感情こそ炎術師の本質。
今、彼女は炎術師として最高の状態にあるといえた。
だが……
さっきは何もできなかった。
それどころかおびえてしまった。
そのことが綾乃はどうしても許せなかった。
最初の広間で叔父である厳馬が殺された時。
フィブリゾと名乗る少年の妖気に中てられた時。
破魔を司る神凪の、しかも宗家である自分がただの人のように動けなかった。
「恥だわ」
死ぬのはもちろん嫌だ。殺されるなんて尚更まっぴらである。
でも、それでもやらなくてはならないこととやってはいけないことがあった。
「ゲーム、とか言ってたわねあの糞ガキ!
上等、そっちがそのつもりならあたしがそのゲーム盤をひっくり返してやるわ!」
ただ怒りにまかせて勝機もなにもなく言っているわけではない。
彼女を束縛する首輪を外す方法に心当たりがあるのだ。
神凪の炎は浄化の炎。
それは極めれば邪悪なる存在だけを燃やし、他のものは決して燃やさないという芸当もできるのだ。
その炎ならば首輪だけを焼き尽くし、少なくとも強制的に殺される恐れは無くなる。
だが……肝心の綾乃はその域まで達してはいなかった。
弟分である神凪煉が一度見せたことがあったがおそらく煉の炎では火力が足りない。
あのフィブリゾの力を上回る火力が必要なのだ。
ルールブックには無理に首輪を引き剥がそうとしても爆発するとある。
つまり一発勝負、一撃で首輪を焼き尽くせなければその瞬間に死が待っている。
失敗はできないのだ。
この策を実行するには綾乃と煉の成長が必要不可欠。
二人が浄化の炎を使いこなすことができれば……勝機はある。
なぜなら彼女たちには和麻がいるからだ。
世界で唯一、風の精霊王を契約を結び世界中の大気を統べる力を持った男。
神凪宗家の血筋にして煉の実の兄、八神和麻が。
綾乃たちの浄化の炎と和麻の浄化の風が合わされば相乗効果により、より強い力が発揮されることは過去の戦いが証明している。
その力なら必ずやあのフィブリゾの力を超えると綾乃は確信していた。
「だからちゃんと生き延びんのよ、和麻、煉……」
そうつぶやいた後彼女はようやく落ち着いた。
自分の方針が定まり、他のことを考える余裕が出てきたのだ。
怒りは収まらないが少なくとも表面上は冷静さを保つことが出来る。
他人の心配もいいが、それよりもまず自分が生き延びなくては話にならない。
綾乃は自分に支給されたアイテムを確認することにした。
ルールブックにはなんらかの道具が2つ支給されるとある。
神凪家の至宝、火の神器「炎雷覇」を身に宿す彼女に武器は不要ともいえるが
いつ何が役に立つかは分からない。
確認しておくにこしたことはないだろう。
そして綾乃がまず取り出したのは身の丈ほどもある巨大な大鎌だった。
まるで神話や伝説の死神が持つ鎌のようだ。
わずかに表面から冷気がただよってくる。
その鎌には説明書が付属していたので目を通してみた。
鎌の銘は「アイルクローノの鎌」。ルールフラグメ、というなんだかよくわからないものの一種らしい。
その能力は装備者の身体能力を大幅に引き上げ、切ったものを凍らせるというものだった。
確かに使いこなせれば非常に強力な武器となろう。
しかし……
「うっわーあたしと相性最悪だわ」
ただでさえ炎術師である綾乃に水系統である氷の能力は使いづらいものだろう。
だがそれだけではない。
この鎌は副作用として能力を使用している間は装備者の感情を凍らせてしまうという。
感情がそのまま力となる炎術師にとってはまさに最悪の能力といえた。
下手をすれば戦闘中はまったく炎術を使えなくなる可能性もある。
綾乃の本来の戦闘スタイルは剣であり、炎術だ。
武道を嗜む身としては長柄の武器も決して使えないわけではないが
その練度はやはり剣よりも数段落ちる。
身体能力が数段増すとはいえ、これは……。
「炎が通用しない敵に出会った時専用でしょうね、これは……」
アイルクローノの鎌は早くも特定の場面がくるまでお蔵入りとなってしまった。
そしてがさゴソともう一度ザックを漁り――ふと目が合った。
誰と? 森の木々の間からこちらをじっと見つめていた少女と。
「ぶっはっ」
綾乃は驚いて思わずザックを手放してしまう。
今の間抜けな声が目の前の少女に届かなかったようなのは幸運だったかもしれない。
綾乃が驚きで固まっていると少女はニッコリと笑いかけてきた。
年齢は綾乃と同じくらいか少し下だろうか?
体格は小柄で肩で切り揃えた黒髪が似合っている純和風の少女だった。
「驚かせてしまったようでごめんなさい、大丈夫でしたか?」
「え? ああ、いいのよ。気にしないで」
融和な雰囲気にどうやら危険な相手ではないようだと判断して
綾乃は取り落としてしまったザックを拾い上げた。
相手を不安にさせないようにこちらも笑いかけて挨拶をする。
「はじめまして、あたしは神凪綾乃。あなたは?」
「まあ! あなたも綾乃とおっしゃるのですね!
申し遅れました。私、白鳳院綾乃エリザベスと申します。奇遇ですね」
語尾にハートマークが付きそうな弾みで話す白鳳院綾乃エリザベス。
これには綾乃も驚いた。
「本当に奇遇ねえ……どちらも綾乃じゃ紛らわしいから白鳳院さんと呼んでいいかしら?」
「はい、お好きなように呼んでくださって結構ですよ。神凪さん、ああ最初に出会った人が
私と同じ名前だなんてこれはきっと運命ですね」
「は?」
楽しそうに笑う彼女を見て、綾乃は肩をコケさせた。
どうもこの白鳳院という少女はノリが変だ。
というより綾乃は目の前のこの少女に違和感を覚えて仕方がないのだ。
(どうしてかしら?)
どこか場違いに思えてならない。
そこまで思って気づいた。そう、「場違い」なのだ。
ここはあのフィブリゾという妖魔が用意した殺し合いをする世界なのだ。
なのに何故……「楽しそうに」笑えるのだ?
綾乃が先ほどしたようなその場を取り繕うような愛想笑いではない。
(状況を理解していないのかしら?)
そう思い、質問してみることにした。
「あの……白鳳院さん、あなた今の状況解かっているの?
あまりのん気に笑っていられるような事態じゃないと思うんだけど……」
「はい、殺し合い、ですね? 大変なことになりました。
自分がこんな夢を見るなんてちょっと信じられないですよね」
「はい? あ、あの……今なんて?」
「夢です。夢の中でこれは夢と気づくものを明晰夢というのでしたか……
しかし突然こんな場所に瞬間移動して魔法を使う人いて、その人がが小さなこどもに殺される、
なんて荒唐無稽な出来事が現実にあるはずがないでしょう?
千年後の世界から宇宙戦争にスカウトされるよりもあり得ないことです」
「いや、あたしはそっちのほうがよっぽどあり得ないと思うんだけど……」
と、一応突っ込んだがようやく綾乃は理解した。
確かに普通の人ならこの事態を夢と思い込むのも納得できる。
というより普通はそうだろう。
自分だってこの出来事が全て夢ならばどんなにいいかと思う。
目を覚ましたら自分の部屋で、もちろん叔父の厳馬は殺されてなんていなくて……
でもそうではないことを綾乃は理解してしまっている。
今までの戦いの経験が、精霊術師としての本能が、あのフィブリゾのおぞましい妖気が「本物」であると
細胞全体で感じ取ってしまっている。
(認めたくないけど、これって現実なのよね……)
どうしたものだろう。
白鳳院にこれは現実だと説くか、勘違いさせたままにおくか。
綾乃はおせじにも口が上手いとは言えないし、下手に現実を説くと
相手をパニックに落としいれてしまうかもしれない。
かといって夢だと思わせたままだと思いもかけない行動を起こしそうだ。
なんかとんでもない事態を引き起こしそうな危険な予感を白鳳院という少女は沸々と感じさせる。
(やっぱ残酷かもしれないけどこれが現実なんだって教えた方がいいわよね……
もしパニックになったとしてもなんとか止めるしかない)
幸いにも近くに他の気配は感じない。
横槍が入らなければこの少女が暴れたところで簡単に取り押さえられるだろう。
(さてどうやって切り出すか……)
と考えていると先に白鳳院に話を切り出された。
「私、自分がどうしてこんな夢を見てしまうのか考えてみたんですよ」
「え? ええ……うん」
少し迷ったがとりあえず切り出す糸口が見つかるかも知れないと思い、
そのまま話をさせてみることにする。
「多分、私は……戦いたかったんです、全力で」
綾乃の背筋を悪寒が走りぬける。
邪魔なザックを放り捨てて瞬時に後方へと跳び、白鳳院との間合いをとった。
目の前の少女からは信じられない程の殺気がほとばしっている。
「白鳳院さん……あなた……」
「私の家は白鳳院流という古流武術を代々伝えています。私も例に漏れず。
しかしその力を発揮する機会に恵まれていませんでした。
宇宙戦艦での戦闘も楽しいですが、所詮は生か死かの緊張などないスポーツライクなものでしかありません。
同門の好敵手と期待していた翼さんとの手合いも正直もの足りないものでした」
白鳳院は悲しそうな表情を見せたかと思うと一転、綾乃の方をみて薄く笑みを浮かべる。
「でも神凪さんは違う。私には解かります……あなたはとても強い。
私の夢が生み出したのだから当然なのかもしれませんが、
生きるか死ぬかの死合いを演じることのできる本当に私が望んだ相手……クス」
小さく口元を歪めると両手をだらりと降ろし、自然体で立つ。
先ほどまで迸っていた殺気が消え、完全な無為となる。
「白鳳院流に構えはありません。どうぞいらしてください」
「……っ」
(隙が……ない、大したものね。でも!)
綾乃はこの展開に戸惑っていた。
無害な女の子と思っていた相手が突然、猛獣の如く牙をむいたのだ。
戸惑わない方がおかしいといえる。
だが、殺気をその身に受け戦闘状態に思考が切り替わることで落ち着きを取り戻した。
(白鳳院さん、かわいそうだけどあなたじゃあたしには勝てないわ)
精霊術師はその名のとおり精霊魔術を使うことができる。
綾乃の場合炎術師、つまり炎の精霊術を。
だが綾乃は術を、まして炎雷覇を使うつもりは全くなかった。
使えば殺してしまいかねないし使わずとも白鳳院を圧倒する自信があったからだ。
術師は術だけでなくその体術も常人の域を超えている。
和麻や厳馬を筆頭とした高位の術者同士の戦闘ならば
純日本建築の屋敷を素手の戦闘の余波だけでいともたやすく倒壊させるのだ。
綾乃はそこまでの領域に達してはいないが、それでも普通の人間など比較にならない身体能力を発揮する。
見たところ白鳳院は殺気や闘気は尋常ならざるが、その身体能力はあくまで普通の人間。
妖魔に侵された形跡も、精霊や気の力も感じない。
術無しでも神凪綾乃と白鳳院綾乃エリザベスとの間には獅子と子猫ほどの能力差があった。
(まず気絶させて、拘束してからゆっくりと説得させてもらいましょ!)
綾乃は地を蹴り、一足飛びに白鳳院の背後へと回り込む。
背後から首筋めがけて手刀を繰り出し―――それで勝負は決まるはずだった。
だが白鳳院は綾乃の手刀が接触する瞬間、わずかに首を振り回避する。
(え?)
空ぶって思わず泳いだ右手が瞬時に白鳳院の左手によって極められ、
そのまま一本背負いの形に持っていかれてしまった。
力が強かろうがなんだろうが間接は普通の人間と差があるわけではない。
(まずっ、完全に極められてる……投げられなきゃ折れる!)
綾乃は自分からとび、受身を取りつつ地面に叩きつけられた。
次の瞬間には白鳳院は更に綾乃の腕を極めつつ顔面に膝を落としてくる。
綾乃は脱臼スレスレまで関節を強引に回して綾乃の極めから腕を引き抜き、
横に転がりながら落下してくる膝を回避した。
両者、再び間合いをあけて対峙する。
「フフ、それでこそです」
嬉しそうに笑う白鳳院とは対照的に綾乃の顔は引きつる。
(ヤバ……完全に見誤った、この娘……強い!)
パワーでは遥かに綾乃が圧倒している。
スピードでは遥かに綾乃が圧倒している。
反射速度、動体視力、その他五感能力も全て綾乃が白鳳院を上回っている。
それなのに……
(技量で完全に上をいかれてる!)
それに気配を察知する感覚も向こうは優れているようだ。
先ほどの交戦ではこちらの動きを完全に読まれていた。
綾乃と同じくらいの年齢だというのに何故こうまで技量に差がついてしまっているのか…
そこまで考える余裕は綾乃にはない。
事実を事実と受け止めて戦略を練らねばならなかった。
(持久戦に持ち込めば勝てる。でも相手の打撃はこっちには効かないけど関節技や締めを極められると
瞬殺される怖れもある。どうしよ……炎術つかっちゃおっか?)
綾乃の力では浄化の炎を完全に操ることはできない。
当てれば白鳳院に怪我をさせてしまうだろう。
(でも牽制なら大丈夫よね)
炎を使って白鳳院を追い込み、当初の予定通り当て身を食らわせて気絶させる。
術師でもない常人に炎術を使用するのはいささかプライドが傷つくが相手の力量と今の状況を考えると
無理をして余計なダメージを負うわけにはいかなかった。
この世界にはまだ殺し合いに乗る人物がいるかもしれないのだ。
ここで手負いになって動きを制限されるわけにはいかない。
「ごめんね! 省エネでいくから!」
綾乃の掌から金色の光が迸り、それは渦を巻いて灼熱の球と化す。
それを見て白鳳院の瞳が見開かれた。
「は!」
綾乃は火球を白鳳院目掛けてまっすぐに撃ちだす。
真正面から速度を加減した一撃。
さきほどの白鳳院の動きを見ればたやすく回避されるだろう攻撃だった。
だがそれでいいのだ。
回避させ、袋小路へと追い込むのが綾乃の目的なのだから。
しかし――白鳳院はその場から動こうとしなかった。
「バッ……死ぬ気!?」
綾乃が悲鳴を上げる。
だがそんな綾乃を見ると白鳳院はにっこりと笑った。
そして――叫んだ。
「おいでませ、炎雷覇!」
白鳳院が胸の前で祈るように手を合わせるとその手の間から紅蓮の粒子が舞い散った。
綾乃はそれを信じられない思いで見詰める。
それはまさしく自分の体内に仕舞われているはずの輝き。
白鳳院が胸の前で合わせた手を開くと、その手には紅と金に包まれた一本の剣が握られていた。
「まさか……本当に炎雷覇!?」
「はぁっっ!」
気合一閃、白鳳院の振るった炎雷覇によって綾乃の放った火球は一瞬にして消滅する。
綾乃はその光景をしばらく呆然と見ていたが、突如思い出したように叫んだ。
「出でよ、炎雷覇!!」
だがなんの変化も起きない。
綾乃の内にあるはずの炎の精霊王から下賜されし神器の鼓動を感じない。
「炎雷覇!!」
何度叫んでも無駄だった。
綾乃の中に……もう熱い猛りの象徴は存在しない。
「なるほど、この剣はもともと神凪さんの持ち物だったんですね。でも、今は私の力です」
「違う」
白鳳院の言葉に対して、自分でも驚くほどの重い声が出た。
そう、違う。
あれは、あの剣は綾乃が持つべきもの。
神凪宗家の嫡子、神凪綾乃が継承した秘宝なのだ。
「それは…… あ た し の だ ! ! 」
フェイントも何もない。
ただ怒りのまま、炎術師として正しき力を纏いて白鳳院へと駆けた。
小細工はない。ただ純粋なる力と速さを持って白鳳院へと迫る。
「ひ――」
白鳳院は綾乃の形相に怯えたのか、わずかに後退すると炎雷覇を振るい炎弾を撃ち出してきた。
他の精霊術師が生み出した炎ならいざ知らず神器である炎雷覇の炎に干渉できるほどの力は綾乃にはない。
まともに炎弾をその身に浴びてしまう……が
「な……めんなぁ!!」
炎術師には炎の加護がある。
神器の炎とはいえ、素人の使い手が放った炎に焼き尽くされる綾乃ではなかった。
綾乃の全身を包む炎を裂いて手を伸ばす。
「か・え・せ !」
白鳳院は明らかに恐怖の表情とともに炎雷覇をその場に放置して綾乃の視界から消える。
だが綾乃は白鳳院には構わずに地に落ちた炎雷覇に手を伸ばし……掴んだ。
(やった!)
綾乃の表情が歓喜に染まる……しかし。
からん、と音を立てて炎雷覇が再び地に落ちる。
(あれ?)
何故せっかく取り戻した炎雷覇を取り落としてしまったのかわからず、思わず綾乃は自分の手を見る。
そして――
(間接ってこんな風に曲がったっけ?)
そんなことを思った。
綾乃の右腕は肘の外側に向けて奇妙に折れ曲がっていたから。
刹那――綾乃の脳髄を激痛が灼いた。
「くぅあああああああああああああああああ」
「フフフ、その剣にこだわり過ぎましたね」
いつの間にか背後に回っていた白鳳院が綾乃の首に腕を回し極めに入っていた。
「あんたはぁぁっっ……!!」
炎雷覇は綾乃にとって身体の一部であり全てだった。
継承した時から常にともにあり、戦いの中でともに強くなっていった。
だからこだわった。こだわらざるを得なかった。
それを察した白鳳院によって炎雷覇は囮にされたのだ。
「さよなら 楽しかったですよ」
白鳳院が腕に力を込め、綾乃の頚椎が軋む。
(和…麻、れ……ん――)
綾乃は残った左腕を背後に回すが――全ては遅すぎた。
ごりん、と鈍い音を立てて頚椎は破壊され……綾乃は即死した。
全身の力が抜けた綾乃の身体を地に落とし、白鳳院は一息つく。
そして掌を握り、開きを繰り返して身体の感触を確かめる。
ダメージはない。
白鳳院は綾乃のザックと自分のザックを回収し、その場を去ろうとして……ふと目が合った。
無念に目を見開いたまま息絶えている綾乃に。
よろり、と白鳳院はふらつき、近くの樹に手を突いて身体を支えた。
顔を蒼白にして吐き気を堪えるように口元を手で覆う。
しばらく震えていたかと思うとぶつぶつと呟いた。
「違う…違う……これは夢 夢なのですから……私は誰も殺していない
そう、なんてことはないただの夢……」
そして白鳳院は再び顔を上げた。
「だから」
その顔には酷く陰惨な笑みが形作られていた。
【神凪綾乃@風の聖痕 死亡】
【残り40名】
【C‐6/森/一日目/朝】
【白鳳院綾乃エリザベス@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
[状態]:健康
[装備]:炎雷覇(体内に収納)
[道具]:アイルクローノの鎌 支給品一式×2 未確認アイテム2個
[思考]:基本:夢の中で今までできなかった死合いを満喫する。
1:とりあえず人を探す。
[備考]:綾乃エリザベスは現状を夢だと思っています。
炎雷覇はフィブリゾの手によってその在り方に干渉を受け、
手にしたものを一時的な継承者と認めます。
投下終了。
投下乙〜!
しかしまさか綾乃がマーダーになるとは思わなかった・・・。GJ!
GJ
格闘家怖いよ挌闘家。なんていうか血生臭い。
ここで提案。全員登場したら支給品の詳細とかまとめてみない?
キャラは知っていてもアイテムが把握できなくて悩むことって多そうだし。
いいですよ。
でも全員登場したら、か。
まだもう少し先の話ですかねw
【マーダー】
ガウルン
ゼルガディス
仲丸由紀彦
白鳳院綾乃エリザベス
マーダー一人で九人殺害すればいい割合か。なんとなく不安定なのも多そうだし、
未登場なのもいるから優勝ENDも視野には入るかな?
ふと思った。ジャックフリズビーってなに考えてんだろ?
オーフェン読み直したら混乱した。
確かにマーダーがまだ少ない感じはするね。
でもまだ期待株はいるし、ミランも簡単に転身するだろうし、全キャラ登場するまではまだ、ね。
579 :
この名無しがすごい!:2007/07/20(金) 16:09:45 ID:DK+PtD6Z
まだまだこれから!
両方綾乃だから一瞬混乱するな
581 :
この名無しがすごい!:2007/07/23(月) 15:09:52 ID:6rRZjrLp
あやのおおお
ミルクと夕菜がお互い勘違いして、魔法合戦開始!そこにたまたま巻き込まれた第三者が死ぬ(伝勇伝とまぶらほキャラはこの状況に慣れているため、死なない)
勘違いは、ミルクは話の流れで、夕菜の探してる黒髪黒目普段は頼りないけどすごく優しい人がライナだと思って。夕菜はその逆でミルクが和樹を探してると思い……
こんなの思いついたんだけど、あまり詳しくなくて書けません…すみません。
>>582 いくらギャグ話でもそれで死んでしまう参加者が微妙にかわいそうだ。
ふと思った。プロットはあるけど時間がなくて書けない人は微妙に多いのだろうか?
とりあえずここに一人。
盆をすぎたら光明も見えるんだけどね。
【フルメタルパニック】9/10 ●相良宗介 △クルツ・ウェーバー ○テレサ・テスタロッサ △メリッサ・マオ ○大貫善治 △椿一成 ○林水敦信 ○千鳥かなめ ○ガウルン △アンドレイ・カリーニン
【魔術士オーフェンシリーズ】 7/7 △オーフェン ○アザリー ○コンスタンス・マギー ○マジク・リン △クリーオウ・エバーラスティン △チャイルドマン △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】6/7 ●式森和樹 △リーラ ○仲丸由紀彦 △宮間夕菜 ○神城 凜 △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】6/6 △ライナ・リュート △フェリス・エリス ○ミラン・フロワード △シオン △ミルク・カラード ○クラウ・クロム
【スレイヤーズ】6/6 ○ゼルガディス ○リナ・インバース ○ガウリイ △アメリア △ミルガズィア △ルーク
【風の聖痕】2/3 △八神 和麻 ●神凪 綾乃 ○神凪 煉
【ザ・サード】2/2 ○火乃香 ○パイフウ
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】2/2 ○山本洋子 ○白鳳院綾乃エリザベス
【残り41名】
●は死亡者、△は未登場。
未登場者は20名ほど。
地図は
>>480。
>>411から主人公性に関する話題あり。
人がいねぇ。
【フルメタルパニック】9/10 ●相良宗介 △クルツ・ウェーバー ○テレサ・テスタロッサ △メリッサ・マオ ○大貫善治 △椿一成 ○林水敦信 ○千鳥かなめ ○ガウルン △アンドレイ・カリーニン
【魔術士オーフェンシリーズ】 7/7 △オーフェン ○アザリー ○コンスタンス・マギー ○マジク・リン △クリーオウ・エバーラスティン △チャイルドマン △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】6/7 ●式森和樹 △リーラ ○仲丸由紀彦 △宮間夕菜 ○神城 凜 △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】6/6 ○ライナ・リュート △フェリス・エリス ○ミラン・フロワード △シオン △ミルク・カラード ○クラウ・クロム
【スレイヤーズ】6/6 ○ゼルガディス ○リナ・インバース ○ガウリイ △アメリア △ミルガズィア ○ルーク
【風の聖痕】2/3 △八神 和麻 ●神凪 綾乃 ○神凪 煉
【ザ・サード】2/2 ○火乃香 ○パイフウ
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】2/2 ○山本洋子 ○白鳳院綾乃エリザベス
【残り40名】
●は死亡者、△は未登場。
未登場者は18名。
地図は
>>480。
>>411から主人公性に関する話題あり。
修正しときます。
ちょっとすんません。
作品を作っている最中に少し気になったことがあった。
>>297の自分の作品は名簿は顔無しの設定。
でも、◆piSiuVSjuA氏の『再会――サイカイ――』だと名簿には写真あり。
どっちにした方がいいのだろうか?
重要な部分ではないけど、統一しておいた方がよさそうかと。
ちなみに自分はwikiとか載ることになっらた
>>297を修正してもいい。
個人的には他人の名を語る、他人に化けるという行為が出来なくなるから写真無しの方が良いと思います。
どっちを選ぶにしろ、話の内容を多少変更しなくてはいけないから◆piSiuVSjuA氏の意見が聞きたい。
今ルール読み直したらしっかりと名前のみって書いてるヨ!
つーことで、
>握られていた名簿をぱらぱら見ると、信じられない写真を発見した。
この写真を名前に修正することにする。
間違い、スマソ。
葵学園2−Bに在学している女子高生である宮間夕菜は城の中にいた。
そして震えながら、自身が陥った状況を考えていた。
殺し合い。
嫌な響きのする言葉だ。だが、それをするであろう人間が世の中にいることは事実なのだ。
かつての自分の力を巡った事件では、強姦されそうになったこともあれば、自分たちと会話しただけの家族が皆殺しにあってしまったこともあり、
とてもではないがこの島に呼ばれた人間すべてが善良であるとは思えなかった。
(でも……)
ただ一方で思う。自分の友人達を始めとした善良な人間がいることも事実だと。
ならば、以前起こった事件のときと同様に事態を解決し、みんなと一緒に葵学園に戻るのだ。
「和樹さん」
夕菜は愛する者の名を呟いた。その名を呟くだけで勇気が湧いて来る。
大丈夫、きっとうまくいく。みんなと一緒に日常に帰れるはずだ。
そんな未来を夕菜は思い描いた。
だがその思いは一瞬の後に掻き消された。背後からかつん、という硬い音が耳に届いたからだ。
夕菜は慌てて後ろを振り返った。
はたして夕菜の後ろには、15,6ぐらいであろう黒目黒髪に黒いローブを着た黒一色というべき少年がいた。
「ちょっと質問があるんだ」
少年が夕菜に話しかけきた。夕菜は警戒しつつも応対することにする。
「……はい、なんでしょう?」
「この辺りで、女性を……たぶん僕と同じ格好をした肩まで髪を伸ばした元気がありあまってそうな人を見なかったかい?」
などと言われたが夕菜には心当たりはない。
「いえ、あなた以外にはまだ誰とも会ってはいません。あなたの方はどうですか?」
「僕のほうも君が初めて会った人間さ」
少年が夕菜にそう告げた。
その瞬間、少年の体から強い魔力が精製された。
(そんな――――――ッ!!)
夕菜は愕然とした。目の前の少年は最初から自分を殺すために近づいて来たのだ。
だが夕菜とて魔法使いだ。相手の魔法が放たれるのを黙って見ているわけがない。
夕菜は少年に遅れつつも火トカゲを腕に纏わりつかせる。
「我は放つ光の白刃!」「ザラマンダー!」
光熱波と炎のトカゲが激突し、閃光が辺りを包み両者の中央で爆散する。
「キャア!」
だが夕菜の魔法の発動が遅れたためか少年の力が上だったのか、爆発の余波により夕菜の体は吹き飛ばされる。
硬い地面が少女の体を打ち皮膚を削り上げる。
数回地面をバウンドした夕菜の体は、ようやく壁にぶつかることで止まった。
(ま…まだ死にたく……)
だが壁に激突はしたが宮間夕菜はまだ生きていた。
夕菜は、痛みを堪えつつも少年への恐怖から身を起こそうとする。
(ダメ……起き上がらなきゃ、痛ッ!)
痛む体に鞭を打ちつつ弱弱しく起き上がった夕菜の視界には、紅く染まった石床が写っていた。
夕菜は最初それが何かは分からなかった。
だが、頭のどこか冷めた部分が言っていた。あの少年の所為で自分の体は人に見せれないものになっていると。
(よくも――――――ッ!!)
夕菜は怒りに任せて魔力を自身の中で練り上げ、放出した。
「ウンディーネ!」
夕菜の体から水の鞭が出現し、蒸気の向こうにいるはずの少年へと向かう。
「我は踊る天の楼閣!」
だが、鞭が蒸気の壁を貫く前に夕菜の体に衝撃が走った。
なにが起こったかを夕菜は理解できなかった。
ただ夕菜に分かったのは急速に体から力が抜けていき、意識まで遠くなっていくことだけだった。
「………か…き……さん………」
その言葉を最後に宮間夕菜の意識は途絶えた。
◇◆◇◆
やってしまった。
少年はそう思った、思ってしまった。
殺意は合った、殺す意思もあった。だけれども堪えても堪えても嘔吐感がこみ上げてくる。
(糞ッ!)
水を僅かに飲み、なんとか胃の中からこみ上げてくる感覚を押し流す。
やっとのことで落ち着いた少年は、少女の体を眺める。
名も知らぬ少女の体は、床を転がった際にできた傷により全身がボロボロとなり、さらに胸は擬似転移で貫かれ大穴が出来ている。
見ているだけで吐き気がしてくる。
少年は死体から目を逸らした。これ以上は見ていられない、正直言ってつらい。
とはいえ、見たくなくても気になってしまい、ちらちらと除いてしまう。
故に少年は名簿を見ることにした。それにはよく見知った人間の名が示されていた。
天魔の魔女『アザリー』
自分が守るべき人物だ。彼女は実験に失敗し、黒魔術士養成施設『牙の塔』から姿を消した。
(いや、姿を消さざるをえなかった……っだ)
実験の失敗は、彼女に義弟である自分が言い表せない姿へと変える結果をもたらしてしまい、
その結果牙の塔を自分から飛び出していってしまった。
少年がここに連れさらわれたのは、その行方不明となったアザリーを探し始めた矢先のことだった。
少年が最初に名簿を見たときはありえるはずがないと思った。あの場には最後に見た姉の姿は見かけなかったからだ。
だが、そんなことなど関係などない。なぜならば、今の彼女の姿や状態などは誰も知らないのだから。
もし、彼女が最後に見た姿ならば誰とも協力などできないだろう。あの姿と人の姿が合わさってしまったような状態でも同じことだ。
人の姿ならばどうとでもなるがそれでも精神の方は未知数だ。
(それに、彼女が人の姿であっても意味なんかない)
チャイルドマン・パウダーフィールド。キエサルヒマ大陸最強の魔術士であり、現在は牙の塔にその身を置いている男だ。
(もしもチャイルドマンがアザリーと出会えば、確実に彼女は殺される!)
塔の意思を遵守するあの男ならば、魔術の失敗をした彼女のことは確実に殺す対象になっていることだろう。
彼女の死はなんとしてでも防がねばならない。たとえ自分の命と引き換えにしてでも、見知らぬ誰かの命を犠牲にしてでも。
故に少年はこの殺人ゲームに乗った。アザリーを生き残らせるために、できれば最後の御褒美とやらで彼女を元に戻すために。
名簿を眺めるのを中断し、少年は再び死体を見る。いや、正確には死体が持っているデイバックを見る。
チャイルドマンと戦うには装備が必要だ。今の道具では不十分であり、ただでさえ勝てない相手に挑まなければいけない状態である。
しかも何故かは分からないが、いつも以上に魔術の使用に負担が掛かるのだ、武器はいくらでも欲しいところである。
少年は遺体をできるだけ目に入れないようにしながらデイバッグを引き剥がし城からでようとした。
そこで、ふと思い出した。擬似転移で使用した紋章を忘れていたことに。
(……でも、いらない)
そう思い直し、少年は再び歩みだす。
あの紋章には、少年にとっては意味などない。あの紋章に書かれている名前は死んだ存在だ。
(あれはいらない。僕に必要なのはアザリーのことだけを考えることだけ、それ以外は全部捨てる!!)
少年は自分の意思を鼓舞するように背負っているデイバッグの紐を強く握り締める。
(だから僕の名はオーフェンだ! 彼女を絶対に見捨てないオーフェンなんだ!!)
【E-2/城/一日目/朝】
【オーフェン@魔術士オーフェン】
[状態]:疲労
[装備]:無し
[道具]:支給品一式×2(水を僅かに消費)、不明支給品×4
[思考]
基本:アザリーを生還させる。御褒美とやらで叶うのならばアザリーを元の姿へと戻す。
1:アザリーを一刻も早く見つける。
2:チャイルドマンをなんとしてでも殺す。
3:アザリー以外のすべての参加者を殺す。
[備考]:夕菜の遺体の側に『牙の塔の紋章@魔術士オーフェン』が転がっています。
【宮間夕菜@まぶらほ 死亡】
投下終了。
大丈夫かな、これ?
前期オーフェンは人を殺すのは禁忌だったはず。
人を殺したら自身が『アザリーを殺すための暗殺者』であることを認めることになるから。
つーか、これキリランシェロだろ。オーフェンじゃなく。
――チッ
八神和麻は本日何度目になるか分からない舌打ちをした。
和麻は今、自分が置かれている状況の何もかもが気に入らなかった。
あのフィブリゾと言う少年は、この戦いで生き残ったものの願いを何でも叶えるといった。
死者の蘇生までも。
和馬の父。神凪厳馬はフィブリゾと戦い、命を落とした。
それはもう、思わず失笑するくらい呆気ない死に様だった。
「っ、ざけんな……」
灰と化した父の姿を思い出し、和麻の心で、自分でも分からない何かが煮えたぎった。
一瞬、親子の情と言う言葉が頭に浮かんだが、もう一瞬の後には掻き消した。
和麻はひとまず不快な思考を止め、これからの方針を考えた。とはいえ、数時間前の決定の確認でしかなかったが。
皆殺し
和麻が取るべき行動はそれしかない。他の人間は結託してフィブリゾを倒そうとするかもしれないが、それは何も失っていないからこそできることだ。
和麻たちはすでに失ったものなのである。
常識で考えれば、敵討ちという選択もあるだろう。だが、何の実りもない復讐など馬鹿げている。
仮にフィブリゾを殺したところで、厳馬が生き返るわけでもない。例え、フィブリゾが蘇生の力を持っていたとしてもだ。
ならば、どうするべきか。そこで、フィブリゾのあの言葉が蘇る。
「やるしかないか……くそっ」
圧倒的な力にひれ伏して思うがままに踊ると言うのはひどく気に喰わないことだが、今回ばかりは仕方ないだろう。
数時間の堂々巡りの末、自分が何をするのかを、はっきり決めた。
とはいえ、それには問題がある。しかも、恐ろしく重大な問題だ。
現在、和麻は契約者として、風の精霊王の力を直接借りることができない。それどころか、普段でさえ可能な空中飛行や、超広範囲の索敵及び通信も封じられていた。
今の彼には、かつての風牙集と同程度の力しかない。
あの、神凪にへつらい、怯えながら仕える風牙集と……!
和麻はかつて、神凪家の中で落ちこぼれとして散々な目に会い、その悔しさをもって今では神凪家でさえ恐れる力を手にいれた。
その力さえも奪われ、フィブリゾの犬として動くしか選択肢がない。
そのことが、和麻を極限まで苛立たせている原因だった。
「まあいい。やってやる」
まだ苛立ちは収まらないものの、和麻は腹を決めたからにはと、一歩を踏み出した。
【C‐6/森/一日目/朝】
【八神和麻@風の聖痕】
[状態]:健康
[装備]:未確認
[道具]:未確認
[思考]:基本:参加者を皆殺し。
1:適当にぶらつき、出会った奴から殺していく。
[備考]:風牙集の力と同程度と書きましたが、本編でも一巻にしか出てこない上、実力が雰囲気しか分からないので書きにくいですが、細かい能力は次の書き手さんに任せます
遅レスですが
>>594さん乙です。
順調に人が死んでいますね。
>>600GJ
流石はカズマ。弟も含めて皆殺しとは、外道主人公め。
【フルメタルパニック】9/10 ●相良宗介[F-5/森] ○テレサ・テスタロッサ[F-5/森] ○大貫善治[F-7/森] ○林水敦信[F-7/森] ○千鳥かなめ[F-5/森] ○ガウルン[B-2/森南部]
【魔術士オーフェンシリーズ】 7/7 ○オーフェン[E-2/城] ○アザリー[F-5/森] ○コンスタンス・マギー[H-8/海岸] ○マジク・リン[F-3/森]
【まぶらほ】6/7 ●式森和樹[F-5/森] ○仲丸由紀彦[F-1] ○宮間夕菜[E-2/城] ○神城 凜[D-6/平原]
【伝説の勇者の伝説】6/6 ○ライナ・リュート[E-5/平原] ○ミラン・フロワード[F-7/森] ○クラウ・クロム [F-7/森]
【スレイヤーズ】6/6 ○ゼルガディス[G-3/洞窟] ○リナ・インバース[F-3/森] ○ガウリイ[F-7/森] ○ルーク[C-6/森]
【風の聖痕】2/3 ○八神 和麻[C-6/森] ●神凪 綾乃[C-6/森] ○神凪 煉[F-5/森]
【ザ・サード】2/2 ○火乃香[G-5/民家] ○パイフウ[D-6/平原]
【それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】2/2 ○山本洋子[B-2/塔の1F] ○白鳳院綾乃エリザベス[C-6/森]
[B-2]ガウルン 山本洋子
[C-6]八神和麻 神凪綾乃 白鳳院綾乃エリザベス ルーク
[D-6]パイフウ 神城凛
[E-2]オーフェン 宮間夕菜
[E-5]ライナ・リュート
[F-1]仲丸由紀彦
[F-3]マジク・リン リナ・インバース
[F-5]相良宗介 テレサ・テスタロッサ 千鳥かなめ 神凪煉 式森一樹
[F-7]ガウリイ 林水敦信 大貫義治 ミラン・フロワード クラウ・クロム
[G-3]ゼルガディス
[G-5]火乃香
[H-8]コンスタンス・マギー
とりあえず、今出場している全キャラの位置表です。遭遇戦などに役立ててください。
ただ、もしも不要であればそのこともはっきり言って欲しいです。製作に一時間半かけてしまったので……要らない労力は削減するべきですよね?
では、このロワの更なる発展を祈ります。
追記。かなめと煉、あと式森一樹が死んだ時間は【午前】です。
他の方が皆【朝】でやってるのでうっかりミスりがちですが……複雑なことやってすみません。
>>601サンクス。やはり和麻は外道でなければ。
あと、製作に一時間半とかきましたが、実際四十五分でした。水増ししてすみません。
>>603GJ
お疲れ様。纏めサイトとかない現状だと
>>602は結構把握しやすいです。
【フルメタルパニック】△クルツ・ウェーバー △メリッサ・マオ △椿一成 △アンドレイ・カリーニン
【魔術士オーフェンシリーズ】 △クリーオウ・エバーラスティン △チャイルドマン △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】△リーラ △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】△フェリス・エリス △シオン △ミルク・カラード ○クラウ・クロム
【スレイヤーズ】△アメリア △ミルガズィア
が未登場。さあ、次のマーダーと犠牲者は誰だ!
地図は
>>480。
>>411から主人公制に関する話題あり。
>>605サンクス!頑張った甲斐がありました。
それで、表の訂正を。宮間夕菜は死亡済みです。●宮間夕菜としてください。
>>595 GJ!・・・なんだけど確かにこりゃ問題作だなw
ちょっと毒吐くけど、
(プレ)オーフェンがこうまで簡単に人を殺せるって事にすげえ違和感を感じる。
アザリーの為にこうも簡単に人を殺せるならそもそも一巻でチャイルドマンを殺してるだろうし
これはちょっとやりすぎじゃね?
自分の意見としましては15歳ごろのオーフェンなら殺人に対する禁忌感を持ちつつもこんなものかと、てな感じです。
アザリーの生首(偽)を見たときの切れたキリランシェロは相手の心臓にナイフをつきたててたりしますし、
オーフェンの歪んだ虚像であるキリランシェロ(偽)も似た様なものだったし。
牙の塔を何の考えもなしに飛び出したヒーローイズムが入ったころだったらこんなものかなっと?
ヤサグレ掛けてる状態+世間知らず+その他もろもろの要因
じゃダメですか?
(違和感を感じさせると言うことは自分の文章力が足りないということなんだろうなぁ。
>>608 パロロワだし流していいレベルな気がするけど、原作に沿うなら、
>ヤサグレ掛けてる状態+世間知らず+その他もろもろの要因
この辺はオーフェンが殺人をどう考えるかには関係ないかと。
誰か一人でも殺せばその内アザリーも殺しちゃうかもってのが忌避の主要因なんだし。
そのアザリーが殺されれば敵の心臓にナイフも突き立てるだろうが、アザリー生きてるし。
自分から誰か殺しちゃったらアザリー見つけた時どうするんだ、となるから違和感持つ人がいるのでは?
個人的には弾みで殺しちゃって錯乱、ぶっ壊れモード突入とかの方がらしいとは思う。
ただそうすると話全体変えなきゃならないし、そこまでする必要はないとも思う。
まとめると原作的には微妙なラインだが、これはこれでアリなんじゃね?って感じ。
絶望した!!
フェリスは、未だかつて無いほど絶望していた。
それは、この殺し合いに巻き込まれたから?
NO! NO! NO!
それは、フィブリゾに首輪をつけられ、命を握られているから?
NO! NO! NO!
…じゃあ、団子を全部奪われたから?
YES! YES! YES!
このゲームが始まって、フェリスが最初にしようとしたのは、団子食べる事だった。
フェリスの団子好きは異常なほどだ。
三度の飯より団子が好きで、『団子は完全無欠の栄養食だ』と言っては、団子ばかり食べ、
団子を馬鹿にしようものなら、首に剣を突きつけ『どうやら死にたい様だな』と言い出す。
お気に入りの団子店の経営が苦しい様なら、ライナの名義で多額の借金を繰り返す。
金や栄誉よりも、団子によって買収される。
そんな彼女の将来の夢は、無論団子店を経営する事である。
フェリスは当然の如く、ルール確認や支給品の確認よりも、団子を食べ様としたのだが…
ザックの中には団子なぞ、一本も入っていなかった。
その事実にフェリスは絶望した。
今までの人生の中で、これほど絶望した事は無かった。
フェリスの表情は、特に親しい一部の人間しか読み取れない。
そのフェリスが、初対面人間ですら一目で判るほど、絶望的な表情をしているのだ。
彼女の受けたショックが、どれほど大きかったのか推して知るべし。
(団子が無いだと!? …おのれフィブリゾめ、私に餓死しろというのか)
ちなみに、パンは普通に支給されている。
それを食べるという選択肢は、今のフェリスに無い様だ。
(まだだ、まだ何か団子を得る方法はあるはずだ)
のろのろとした手つきで、ザックを漁った時に出てきた地図に手を伸ばす。
フェリスは眼を皿の様にして、地図を見る。
しかし、団子店は見つからなかった。
すなわちそれは 絶 望 だ!!
希望は潰えた。
「済まないライナ、シオン。どうやら私はここまでよう……ん?」
地面に手をつき、そのまま倒れこもうとした時、ふと、それが視界に入った。
ランダム支給品一覧表
藁にもすがる気持ちで、フェリスはページを捲っていく。
「お、おお…」
フェリスは感嘆の声を上げていた。
そこにはあったのだ。希望が。
ウィニットだんご店『おすすめ詰め合わせセット四番』100個
団子がある。
そうと判ったフェリスの行動は早かった
散らばったザックの中身を片付け、もう一つの支給品である剣を腰に下げる。
何処に行けば団子持った人物に会えるのか、当てなんてまったく無かった。
しかし、迅速に行動を起さなくてはならない。
これは時間との勝負だ。
食べ物と言うのは、一部を除いて出来た直後が最もおいしい。
時間が経てば、鮮度が落ちる。
保存状態が悪ければ、さらにだ。
そうやって、味か落ち不味くなった団子を食べても意味が無いのだ。
それになにより、ウィニットだんご店の団子は、フェリスの知る限り最高の団子だ。
自分が見つけるまでに、全部食べられてしまう。
そんな、悪夢の様な展開もありえるのだ。
それだけは、なんとしてでも避けなければならない。
そしてフェリスは団子を求めて歩き出した。
【F‐6/平原/一日目/朝】
【フェリス・エリス@伝説の勇者の伝説】
[状態]:健康
[装備]:ブラストソード@スレイヤーズ
[道具]:支給品一式。
ランダム支給品一覧表@オリジナル
[思考]:
基本:団子を持っている人物をさがす。
1:団子を持っている人物をさがして、団子を全部譲ってもらう。
2:譲ってもらうのを拒否されたら、力づくで奪い取る。
3:襲ってくる奴は返り討ちにする。
キリランシェロ時代。
↓
十三使途スカウト。ミラン=トラムから塔が自身に求めたことを聞かされる。
ミラン半殺し。
(この時点で人を殺すことが禁忌と化す?)
↓
アザリー変身。塔を飛び出す。
(問題のSSはこの時点?)
↓
農家の娘に世話になったり、武装盗賊に身を費やし、
カマに騙され、トトカンタで変人と死闘を繰り広げる。
↓
本編開始。
問題のSS時点でもオーフェンがチャイルドマンを憎みはすれ、
殺そうとまではすると思えなかったりする。
本編で出てきた殺人人形の『キリランシェロ』も、アザリーを殺す暗殺者あることも知らず、
オーフェンと名乗る必要もなかった、キリランシェロの未来の姿だろうし。
614 :
この名無しがすごい!:2007/08/07(火) 08:30:50 ID:Em2LReZG
はっきり言って
>>595のオーフェンは完全にオリキャラだな
なあ、本当にこの中に完結させようって考えてる奴がいるのか?
幽霊とかガウルンの反転コピーとか一発ネタとしか思えない設定ばかり
なんかみんな「どうせ行き詰るだろうから好き放題書いちまえ」
って考えてるように見えるんだが
グダグダ言うな。元々見切り発車で始まったスレだぞ。
書き逃げでも書き手がついただけ上等だろうが。
キャラクターの改造、歪曲、なんでもありがロワだろうが
んなことでいちいち文句つけるお前がカス。空気嫁。
>>614 オリキャラぽくてもそうなる可能性が0でない以上は通る。
むしろ主人公クラスがどんな理由であれ
マーダー化か死亡
してくれた方がロワとしては助かる。
幽霊のはずの和樹もあっさりと逝ってくれたし。
>オリキャラぽくてもそうなる可能性が0でない以上は通る。
上のほうで疑問視されてるのは完全無視かよ
幽霊の時もガウルンの時も「それどうなの?」って声があったにもかかわらず
十分に議論されないまま、結局通るというより面倒だから流れてっただけじゃねえか
自由にキャラ改編がまかり通るなら富士見ロワである意味はなんなんだよ
なら、原作描写のままロワで優勝を目指すキャラを作ればいい。
他ロワだとこういう話は結構あるぞ。
(主人公クラスは少ないけど。
こういうオーフェンが嫌なら自分で後付補完で軌道修正してやればよし。
議論できるほどの集客力がない以上は地道にこつこつと進めるしかない。
>なら、原作描写のままロワで優勝を目指すキャラを作ればいい。
なぜそういう結論になる?
たとえば漫画ロワのしろがねだったら、原作1巻のあたりで感情を排して、
勝中心の機械的なロジックで動くキャラとして描写されてたから、ロワでのあの行動はわかるんだよ
だけど今回は脳内設定ありきなキャラ作りだから疑問に思う声が上がってるんじゃないか
了解しました。問題作みたいなので修正してみます。
ほとんど描写の無い時期から連れて来てのオリキャラ化自体をなんとかしないと、
どうしようもないと言ってみる
ぶっちゃけあの中二病をオーフェンとして扱えというのは拷問
大陸西部ラスト近くで・・・えっと、キムラックの死の教師のなんとかを殺してしまった時の話。
うろ覚えなんだけどあの時の反応考えると、それ以前でもさくっと殺せるってのはないんじゃなかろうか。
>>623 錯乱して、魔術が使えなくなって、「結局俺はこのために来たんだ」とか言って
アザリーを殺そうとしたっけ
最後が微妙に違う記憶もあるが
625 :
この名無しがすごい!:2007/08/09(木) 00:52:23 ID:C+57fJ1z
殺そうとはしてないだろう
錯乱つーか殺した事実を否定したくて逃避で殺人を犯していない昔の自分に無理矢理精神年齢を戻して
その齟齬で魔術が使えなくなった・・・って感じだったかと。
殺すのはいいけど、殺した後、到底正常じゃいられないんじゃないか?ってのがいいたいんじゃね?
あと
>>612 遅まきながらGJ!
元牙の塔の黒魔術師――オーフェンはB-2の塔の中にいた。
そして、塔の中を探索していた。とはいえ、彼は別に塔そのものに用があったわけではない。
名簿に載っていた知り合い達を探すために、近い位置にある拠点になりそうな場所に立ち寄っただけである。
オーフェンが初めに名簿を見たときは、チャイルドマンの名前が載っていたために驚きはしたが、
同名の別人だろうと思い無視することにした。チャイルドマンは白魔術士でもなければ、死人が生き返るわけでもないのだから。
オーフェンは小1時間ほど塔の中を調べはしたもが、誰も見つけられなかった。
オーフェンはここには誰もいないと判断し、島の中央にでも行こうかと考え、B-2の塔を後にしようとした。
そのときだった、オーフェンが潜ろうとしていた扉が僅かに動いたのは。
扉が開くや否や、オーフェンは反射的に物陰に隠れた。なぜ反射的に隠れたのか自分でも理解しないまま。
塔の外から扉を潜り入ってきたのは、クリーオウほどの年齢の少女であった。
(……ビビル必要はなかったっ……か?)
オーフェンは最初、少女を見てそう思った。
だが次の瞬間には初見の判断を破棄していた。なぜなら、少女の周囲には光の粒子が漂っており、
少女が潜ってきた扉から、轟音と共に扉ごと周りの壁を壊しながら光の巨人が入ってきたのだから。
(なっ……なんだあれは!?)
オーフェンは光の巨人を見て絶句した。光の巨人は数mほどの巨大さに劣らぬほどの、莫大な魔力を伴っていたのだ。
そして、オーフェンは直感してしまった。あれは決して放置してはいけないものだと。
直感などたいして当てにできるものではないが、あれを放置してしまえばクリーオウやマジクだけではなく
この島にいる他の人間もあれに刈られることになってしまうと確信できてしまう。
正義の味方ぶるわけでもなかったが、それは決して行なわせてはいけないことだ。
(なら、ここで潰す! 狙うなら今だ!!)
オーフェンは覚悟を決め奇襲をすることにした。
狙うならあの巨人を作り出していると思われる少女であろう。だがただの熱光波程度では、少女の周りに漂っている粒子を打ち抜けそうにない。
それ以上の魔術ならば少女を傷つけることは可能ではあるが、それでは少女は死んでしまう。
それはオーフェンとしてはしたくなかった。
ならば一撃で巨人の方を潰すまで。オーフェンはあれに最も有効な魔術の構成を頭に浮かべる。
(人でないなら壊せる!!)
オーフェンの体内から魔力が生まれ、巨人が構成に包み込まれる。
「我が契約により――聖戦よ終れ!」
オーフェンの作り出した構成に魔力が流れ光が弾け、意味消失の魔術が生じ光の巨人を包み込んだ。
(やったか!?)
そう思いはしたが、オーフェンはすでに勝利を確信していた。会心の出来の構成によって繰り出された意味消失の魔術である。
防御のための魔術が発動した様子すらなかった。天人の遺産でも壊れていなければおかしいはずだ。
光が収まり少女の周囲の様子が露になる。
だが、巨人はまったくの無傷であった。
「な、なんだと!?」
オーフェンは驚愕した。魔術自体は会心の出来であり、巨人はなんらかの防御すらしなかったのだ。
それでも存在するのなら、それはオーフェンの魔術はあの巨人にとっては何一つ防御する必要などないということである。
そして、そんなオーフェンの驚愕など知らないとばかりに、巨人がゆっくりとオーフェンの方へと振り向いた。
「!……クソッ!!」
オーフェンは反射的に塔の壁を魔術で壊して、逃げようとした。
だが、巨人は最初の緩慢な動きからは想像もできぬほどの速さで、オーフェンへと迫る。
その速度は銃弾に匹敵するかと思えるほどに速く、オーフェンは避けられないと判断し、逃げるのを止め防御のための構成を編んだ。
「我は紡ぐ光輪の鎧!」
オーフェンの前に光輪の壁がそそり立つ。
巨人の拳と光輪の壁が触れ合い、光輪がまるでダンプカーにぶつかった紙の如く、破られた。
「な!?」
オーフェンは本日何度目かの驚愕をする。それが彼の最後の驚愕となった。
オーフェンの体が光の巨人の片手に一瞬にして握りつぶされる。
巨人がオーフェンを握りつぶした掌を開くと人間一人分ほどの体積と同等の肉の塊だけが乗っていた。
B-2の塔には血に塗れもせずに人を殺した光の巨人と、肉塊と、負の感情を巨人に送り続ける少女――宮間夕菜が残された。
【B-2/塔/一日目/午前】
【宮間夕菜@まぶらほ】
[状態]:覚醒
[装備]:無し
[道具]:支給品一式、不明支給品×2
[思考] :???
[備考]:オーフェンの支給品の行方は次の書き手さんに任せます。
塔には光の巨人が壁を壊したためにできた大穴が存在しています。
【オーフェン@魔術士オーフェン 死亡】
修正……はせずに別のに作り変えてみました。
長編出展の夕菜の体内の悪魔はこんなのでいいかな?
世界法則的な物に干渉して、消滅させる意味消失が全く効かないのはアレじゃね
他のキャラが傷を与えれない気が
失礼だがあなたの書くSSは後続の人にとって優しくない。
もう少し企画全体のことを考えて話を作った方がいいんじゃないかと思います。
了解しました。破棄します。
>>630 けど意味消失って、物質以外に効いたっけ?
あるサイトの魔術一覧では、触れた物質を消失させる魔術とあったから、単純に魔力の塊っぽい夕菜の悪魔に、効かなかったのでは?
時間があれば、明日にでも原作読んできて調べるが。
まあ、それはともかく。
このロワ内における、複写眼の設定について意見が聞きたいのですが。
複写眼の能力は、どこまでアリにしてよいのかです。
まず、魔術師オーフェンの音声魔術
複写眼による会得不可。まあ、これはいいでしょう。
では、複写眼発動中時のみ、魔術の構成読み取り及び解析可。
これはどうでしょう?
スレイヤーズとまぶらほの魔法。
これらの読み取り、解析、会得が可能か。
風の聖痕
はっきりと覚えていないが、この世界では術を使うとき、精霊ないしそれに順ずる力を、必要な分だけ集めてから術を使うんでしたよね?
その力の動きが見えていいのか。
マジックアイテムの類
原作でも、遺物に対してあまり成果を上げてないから、特殊なアイテムかどうか判る程度にした方が良いか。
また、魔力のとか特殊な力の無いアイテムの、構造を把握しても良いか。
何処までならアリだと思いますか。
首輪以外全部ありでいいだろうと思うよ
前投下しか時の題名消し忘れた。orz
>>633 複写眼は扱いが難しいから制限がかかっている事にして
近視のような状態という事にして構成が見えづらく
じっくり見る(近づいて数秒凝視する)とかしないと複写が出来ない事に。
しかも個人特有の魔法(超能力・個人的な契約)は複写は不可
マジックアイテムも何か普通じゃないな・・・って感じるぐらい。
とか制限がちがちの案を考えてた。
あとオーフェンの意味の消失って唯一、
物理法則外の存在に効く黒魔術だとかどっかで聞いた気もする。
ネタかもしれないけど。
>>636 少なくとも魔術防御ごと相手を消滅させることは可能なはず
楽園での猿が使っていた透過の魔術を無効化して、まとめて消し去ってた
>>599 いまいち和麻のゲームに乗る理由てのがわからなかったんだが、
これは自分の生還を優先させたってこと?それか褒美目当てなのか。
自分だけならともかく綾乃と弟がいるのはわかってるんだし、その辺りの事情を補足してほしいな
>>638 分かりにくい本編ですみませんでした。
和麻がゲームに乗る目的は、元通りのまま帰ることです。
和麻達は既に厳馬を殺されているので、万一フィブリゾを倒すことができても厳馬は死んだままです。
それなら、全員皆殺しにして、褒美で自分の仲間たちを生き返らせて帰ろうという魂胆です。
その過程で綾乃と煉を手にかける可能性もありますが、終わりよければ全てよしの考えで動いています。
これでOKでしょうか?
>>639 即レスどもです。
うん、それなら「らしい」理由だと思います
ふと思った。夕菜の体内の悪魔ってどうやって原作で収束したんだろう?
長編2巻までで切ったからよく分からない。
できれば、誰か答えてください。
いままでロムしていたのですがミルガズィアさんを予約していいでしょうか?
設定としては
1、ドラゴンになれない
2、使える魔術はリナ程度。具体的にゼラスブリッド多数用などはなし。
といった形で書きたいのですが。
問題ないです。
仮にドラゴンに戻れたとしても大きさの問題で首輪が爆発しちゃうんだけどねw
一人称と三人称どちらでもいいんですよね?
混ぜなければどっちでもOK
ひんやりとした洞窟の中一人の男がいた。
ゆったりとした青い服に身を包みんだ金髪のおじさん。
若いころはかなりの美形であったことをうかがわせる整った顔立ち。
しかし彼は人ではない。
神話の中のみに生きる伝説の生き物ドラゴンである。
「冥王フィブリゾ・・・か・・・」
美形中年―ミルガズィアは恐れも入った声で呟いた。
ミルガズィアはまず周囲の状況を確認した。
ザックの中の支給品を確認する。
一つ目、黒と赤のダーツ。黒が1本赤が7本。
特に役に立つものではない。
暇になったらこれで時間をつぶせ。そういう意味だろうとミルガズィアは解釈した。
二つ目、黒い指輪。
使い込まれているのか手垢がところどころに付着している。
「なかなか良いものらしいな」
口元に微笑を浮かべながら指輪を左手につける。
「しかし・・・フィブリゾ、一体なにを考えているのだ?」
微笑を一瞬で消す。そしてミルガズィアは足を組み瞑想を始めた
(金色の魔王の復活・・・違う。殺し合いをしてリナ・インバースが生き残るという保証はどこにも無い。
赤眼の魔王の復活・・・違う。我の世界とは違うものを呼んだところで復活する可能性は皆無だ。
ただの暇つぶし・・・やりかねんことは無いがわざわざこんな世界を創ってまでやることは無いはずだ。)
「ならばやはり偽者・・・もしくはフィブリゾの後ろには魔王級の力を持ったものがいることになる・・・それほどの力を持つもの・・・」
いつしか声に出しながら考え始めた。
「名簿には神凪綾乃のなどのわけのわからん名前の者がいた、ということはフィブリゾの後ろにいるものは異世界のものの可能性もある」
ぶつぶつと呟き続ける。
「リナ殿とガウリィ殿の名前も幸いある、あの二人なら何とかなるやもしれんな」
そう最後に呟いてミルガズィアはザックをからい洞窟を後にした。
【H−8/洞窟入り口/一日目/午前】
【ミルガズィア@スレイヤーズ】
[状態]:冷静
[装備]:指輪
[道具]:支給品一式、ダーツ、黒叡の指輪
[思考] :基本 リナ・ガウリィとの共闘を目指す。
1、リナもしくはガウリィとの合流
2、フィブリゾの陰謀阻止
3、このゲームの目的を知る。
[備考]:本人は指輪に力があることを知りません。
発動方法も知りません。
文章が単調なんですみません。
備考に追加
[備考]:本人は指輪に力があることを知りません。
発動方法も知りません。
中立の立場を保持。
細かい能力は次の方にお任せします。
【H−8/洞窟入り口/一日目/午前】
【ミルガズィア@スレイヤーズ】
[状態]:冷静
[装備]:指輪
[道具]:支給品一式、ダーツ@オーフェン(無謀)黒叡の指輪@伝説の勇者の伝説
[思考] :基本 リナ・ガウリィとの共闘を目指す。
1、リナもしくはガウリィとの合流
2、フィブリゾの陰謀阻止
3、このゲームの目的を知る。
[備考]:本人は指輪に力があることを知りません。
発動方法も知りません。
中立の立場を保持。
細かい能力は次の方にお任せします
書き忘れてたので追加。
>>612で出たブラストソードって封印かなんかしてないとやばいくらいスパスパ斬れる剣じゃなかったっけ
一部は封印されてるだろうし、
周りの魔力を取り込むとあったからここが魔力の極端に少ない
場所だという設定にすれば良いでは?
>>649 投下乙。
だけどちょっと気になったところが。
×ガウリィ→○ガウリイ
それとミルガズィアさんは人間を殿付けして呼ばないと思う。
>>652 対フィブリゾ&魔王戦後のつもりで書いたからリナ、ガウリイだけは殿づけで書いて
みたんですがだめですか?
駄目ならガウリィ→ガウリイ修正と一緒に修正します。
今気づいたんですがゼルとの邂逅はリナ、ガウリィ、ミルガズィアは無理っぽいですね。
修正とか言いながら
>>653でもガウリィて書いてる俺馬鹿。
フェリスにブラストソード持たせた人間です。
>>649
その通りです。
ブラストソード本来の切れ味は、切っ先を下にして落としただけで、石畳を切り裂くほどです。
自分はブラストソードは、長編のデモンスレイヤーズ後から持ってきた、と設定しています。
その為、ブラストソードにはミルガズィアさんによって、切れ味の鈍くなる呪を施してあります。
ですから、持ち運ぶ分には問題ないはずです。
原作でも、こうする事によって事なきを得ていましたし。
それでも、切れ味はかなりのものですが。
>>651
「周囲の魔力を糧とし、切れ味に転化する剣」
原作の魔王の台詞の一部抜粋です。
どうやらブラストソードは、周囲の魔力密度に比例して、切れ味が上昇するようです。
まあ、ミルガズィアさんの切れ味の鈍くする呪もある事ですし、其処までしなくてもいいかなと自分は思います。
そういえばフェリスとガウリイはどっちが強いんだ?
小説の描写からすると
パワーはガウリイ、
スピードはフェリス、
技量はフェリスがやや上?
といった感じがするが?
とりあえず今の武器で戦ったら間違いなくフェリスが勝つと思う。
ちょっと投下します。
「オーフェェェン!マジクぅぅぅ!」
黄塵舞う砂漠に声が響く。
金髪の少女――クリーオウが大声で旅の連れの名前を呼ぶが返事は無い。
ただ風が吹く音ばかりが返ってくる。
「近くには居ないのかしら…」
風に混じって飛んでくる砂に顔をしかめながら彼女は呟いた。
砂漠、そうとしか表現できない場所に気が付くと彼女は一人で立っていた。
まだ日が昇って間もないというのに周囲は暑く乾き、熱波はじりじりと彼女の体力を奪っていく。
あと数時間もこの場にいれば干からびてしまうだろう。
(冗談じゃないわよ、もう!)
額から吹き出る汗を拭いながら、クリーオウはとりあえず何か無いかとザックの中を探ってみた。
意外にもザックの中からは様々な物が出てきた。
食料、水、コンパス、地図、筆記用具に救急箱、そして―――大男。
「……え?」
信じられずに、うめく。
彼女の胴体ほどのザックから2mはあろう濃緑色のコートを着た大男が出てきたのだ。
それはあまりに異常な光景だった。
「なにこれ!?」
クリーオウは咄嗟に剣を求めて腰に手をやった、が
(…そうだ、ないんだっけ)
彼女の剣は気付いたときにはすでになかった。
恐らくフィブリゾの城か、もしくは参加者の誰かが支給品として持っているのだろう。
内心舌打ちをした彼女をよそに大男はただ静かに青白く光る目でじっと彼女の顔を見つめていた。
人とはあまりに違う、その瞳の輝きに流石にぞっとしたクリーオウだが、
何もしてこない大男を見てとりあえずは敵意はなさそうだと判断した。
(なんなのよ、一体っ!)
なんとなく話しかけるタイミングを逃したクリーオウはただ大男を睨み返した。
短いようで長いクリーオウと大男の睨み合いはしばらく続き
焦れたクリーオウが声をかけようかと動いたその時、ようやく大男が喋った。
≪身体データ、スキャン完了≫
その声は低くしゃがれたおかしな声だった。
「…な、なに?」
クリーオウの疑問には答えず、大男は機械的に言葉を続けた。
≪声紋登録完了、姓名を≫
「姓名…?もしかして、私の名前を聞いてるの?」
≪肯定≫
「クリーオウ。クリーオウ・エバーラスティンよ―――あなたは?」
≪マスター登録完了。教育メッセージ。”あなたは”の詳細をお願いします≫
何言ってるんだかわからない、と聞き返しているんだと勝手に判断したクリーオウは慎重に言い直した。
「えーと、あなたの名前を教えて…って言いたかったんだけど――判る?」
≪了解――機体固有名はありません、型式番号はPlan1211、機体名はアラストルです≫
言ってる事の半分も理解できなかったがクリーオウはその勘のよさで素早く悟っていた。
「えーと、つまりあなたの種族としての名前はあるけど、あなた自身の名前は無いってこと?」
≪…肯定≫
「なーんかレキみたい―――あ、じゃあ私が名前を付けてあげる。あなたの名前、ロキなんてどうかしら?」
≪…≫
「気に入らない?」
≪否定。本時刻を持ちまして当機は機体固有名をロキとします≫
目深に被ったフードの奥にはつやの無い黒い仮面しか見えないが
なんとなくその仮面が笑ったような気がしてクリーオウは嬉しそうに手を組んでにっこりした。
Plan1211 アラストル、これが彼女に支給された彼女の剣。
それは第三世代型AS(アームスレイブ)を基にして造られた世界最小のAS――つまり戦闘ロボットだった。
◆◇◆◇◆
「つまり、あなたがわたしの武器――ってこと?」
≪肯定。ご指示を≫
そういうとアラストルはその場で直立不動のまま動きを止めた。
「んー、そうねー」
自らを武器だというこの大男をクリーオウは比較的あっさりと受け入れていた。
「とりあえずここって暑いから、もっと涼しいところに行きたいんだけど」
クリーオウは地図を見ながら呟く。
「多分ここは島の中心にある砂漠よね。
このまま東に行けば川があるみたいだし、とりあえずそっちに行ってみましょ」
≪了解≫
そういうとアラストルは唐突にクリーオウを肩に担ぐと
その巨体からは想像もつかないようなスピードで走り出した。
「え?きゃ―――」
思わずあげた彼女の悲鳴はあっというまに後方へと流されていった。
そっちに行ってみましょ、という言葉を連れて行けという指示だと判断したアラストルが
次の瞬間にはクリーオウを担いだまま地面を蹴って跳躍したからだ。
ザップ!
というのはアラストルが地面を蹴った音だった。
「―――きゃあああああっ!?」
第三世代型ASを基にして造られただけあってアラストルの機動性は人間のそれを遥かに上回っていた。
10メートルほどの距離を一瞬で跳躍したアラストルは疾走と跳躍を繰り返し凄まじい速さで移動した。
常人なら激しく揺れるアラストルの上で気絶してもおかしくはなかったが
「うっわー!すっごい―――すごいわロキ!」
すぐに慣れたクリーオウは歓声を上げて喜んでいた。
殺し合いをしろといったフィブリゾの言葉を忘れたわけではなかったが、彼女に気負いはあんまりなかった。
彼女はやりたいようにやる―――だからこんな殺し合いはやめさせる。
ただそれだけ、彼女にとってはいつもどおりのシンプルな行動指針があっただけだ。
彼女には何がどうなってこんな殺し合いに巻き込まれたのかも判らないし、
この島が何処なのかも、どうやったら殺し合いをやめさせられるのかも判らない。
それでもしなきゃいけない事だけは判っていた―――いや、決まっていた。
どこかにいるオーフェンをサポートするのだ。
【E-4/砂漠/一日目/朝】
【クリーオウ@魔術士オーフェン】
[状態]:暑い
[装備]:アラストル@フルメタルパニック「パーソナルネーム・ロキ」
[道具]:支給品一式、救急箱@現実
[思考]
基本:オーフェンと合流する
1:東にある川に向かう
2:オーフェンと合流してフォローする
3:殺し合いをやめさせる
[備考]:アラストルの内臓火器は外されています。
自爆装置については後の書き手さんにお任せします。
投下完了。
>>662 投下乙です!
>>649 エリアと時間間違ってませんか?
時間は開始直後だと思うので、朝。
エリアは洞窟内なので…G-3?
そうするとマーダーゼルガディスに出会う!?
>>664 マジですか!?
地図とエリアち時間がいまいち頭に入ってないみたいです。
じゃ・・・どう直したらいいんでしょうか?
【H−8/洞窟入り口/一日目/午前】
↓
【H−8/洞窟入り口/一日目/朝】
ここからどう直したら・・・。
あぁ、俺ってコンスタンスだ・・・。
>>665 えーと……
どのエリアに誰がいるかのまとめは
>>602 (この後、増えたキャラもいますよ)
地図は
>>480 を見て貰えれば、いいはず。
開始の時間に関しては
>>290 に朝の6時からとありますね。
(最初に投下した方が、時間を深夜と書かれて、開始は朝だよと訂正があったのを見たんです。)
細かい時間の表記のは
>>292 かな?
遅くなりました。
修正版出します。
波打ち際に一人の男がいた。
ゆったりとした青い服に身を包みんだ金髪のおじさん。
若いころはかなりの美形であったことをうかがわせる整った顔立ち。
しかし彼は人ではない。
神話の中のみに生きる伝説の生き物ドラゴンである。
「冥王フィブリゾ・・・か・・・」
美形中年―ミルガズィアは恐れも入った声で呟いた。
ミルガズィアはまず周囲の状況を確認した。
ザックの中の支給品を確認する。
一つ目、黒と赤のダーツ。黒が1本赤が7本。
特に役に立つものではない。
暇になったらこれで時間をつぶせ。そういう意味だろうとミルガズィアは解釈した。
二つ目、黒い指輪。
使い込まれているのか手垢がところどころに付着している。
「なかなか良いものらしいな」
口元に微笑を浮かべながら指輪を左手につける。
「しかし・・・フィブリゾ、一体なにを考えているのだ?」
微笑を一瞬で消す。そしてミルガズィアは足を組み瞑想を始めた
(金色の魔王の復活・・・違う。殺し合いをしてリナ・インバースが生き残るという保証はどこにも無い。
赤眼の魔王の復活・・・違う。我の世界とは違うものを呼んだところで復活する可能性は皆無だ。
ただの暇つぶし・・・やりかねんことは無いがわざわざこんな世界を創ってまでやることは無いはずだ。)
「ならばやはり偽者・・・もしくはフィブリゾの後ろには魔王級の力を持ったものがいることになる・・・それほどの力を持つもの・・・」
いつしか声に出しながら考え始めた。
「名簿には神凪綾乃のなどのわけのわからん名前の者がいた、ということはフィブリゾの後ろにいるものは異世界のものの可能性もある」
ぶつぶつと呟き続ける。
「リナ殿とガウリィ殿の名前も幸いある、あの二人なら何とかなるやもしれんな」
そう最後に呟いてミルガズィアはザックをからい波打ち際を移動し始めた。
【H−8/海岸線/一日目/午前】
【ミルガズィア@スレイヤーズ】
[状態]:冷静
[装備]:指輪
[道具]:支給品一式、ダーツ@オーフェン(無謀)黒叡の指輪@伝説の勇者の伝説
[思考] :基本 リナ・ガウリィとの共闘を目指す。
1、リナもしくはガウリィとの合流
2、フィブリゾの陰謀阻止
3、このゲームの目的を知る。
[備考]:本人は指輪に力があることを知りません。
発動方法も知りません。
中立の立場を保持。
コンスタンスとかなり近い位置にいる。現在双方とも気づいていない。
細かい能力は次の方にお任せします
【H−8/海岸線/一日目/朝】
【ミルガズィア@スレイヤーズ】
[状態]:冷静
[装備]:指輪
[道具]:支給品一式、ダーツ@オーフェン(無謀)黒叡の指輪@伝説の勇者の伝説
[思考] :基本 リナ・ガウリイとの共闘を目指す。
1、リナもしくはガウリイとの合流
2、フィブリゾの陰謀阻止
3、このゲームの目的を知る。
[備考]:本人は指輪に力があることを知りません。
発動方法も知りません。
中立の立場を保持。
コンスタンスとかなり近い位置にいる。現在双方とも気づいていない。
細かい能力は次の方にお任せします
再度修正。
>>670 お疲れ様です!
エリア変えるかと思いきや、洞窟内→波打ち際に驚きですw
ちょっと強引でしたけど、なんとかなるかなぁ・・・と。
ちなみにダーツの黒はあの地人兄弟用の神経毒が縫ってある奴です。
>>670 修正乙
いろいろあったから、残ってる未登場人物を修正してみました。
【フルメタルパニック】△クルツ・ウェーバー △メリッサ・マオ △椿一成 △アンドレイ・カリーニン
【魔術士オーフェンシリーズ】△ オーフェン △チャイルドマン △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】△宮間夕菜 △リーラ △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】 △シオン △ミルク・カラード ○クラウ・クロム
【スレイヤーズ】△アメリア
【残り14名】w
>>673 未登場人物修正乙
ただ、オーフェンとクラウは出てるので残12人だと思います。
オーフェンと夕菜は
>>632により未登場でOK。
クラウは・・・そういや確かに登場はしてるね。
行動方針が決まってないから未登場扱いかと思ってた。
というわけで修正で【残り13名】
>>675 人数は残り14名のままで合ってますよ。
【残り14名】
オーフェンじゃなくてキリランシェロ登場は別に良いんだがな、原作と性格的な齟齬が不味いな
複写眼で模倣できないのは特定因子に頼る音声魔法(オーフェン)
スレイヤーズの魔法とまぶらほのはキャパと使用回数制限を気にすれば習得できると思う
後ぶっちゃけ不思議物なら効果のある程度の解析はできると思う
スレイヤーズの黒魔法って魔王の力を借りるとかでもろ特定な因子じゃないか?
まぶらほの魔法はなんか形が決まってなくてなんでもできるってイメージだ
スレイヤーズの魔法は基本的にキャパさえ足りていれば呪文と動作が正しければ誰にでも仕えるよ。
それとライナの複写眼だけど
原作でも物にたいしてはあんまり役にたたないような、つか物の効果の解析ってやったことあったっけ?
>>679 遺物というか、忘却欠片に対して何度か。
まともに解析できた例は無いが…
未登場は後14人か。
しかし濃いのが残ってるな。
カリーニンとかチャイルドマンとかジャック・フリズビーとか、なんか凄ぇ書きずらそう。
単独で登場して位置、行動方針だけ決めるという作品が多いな。
こういうのは少し次の人がつなげにくいかも。
元々落ち目のレーベルでこんな企画やろうってのが無茶
落ち目というかややぐだぐだで始まったせいだと思う
書き手の不足、ぶっちゃけ他ロワのほうが勢いあるから
じゃあ他所にいけばいいんじゃね?
まあまあ、それをいっちゃあお終いだ。
それに意外に順調に進んでいると思うよ。
準備不足の突発スレにしては。
まあ他のロワと比べたら遅く見えるだろうけどさ。
旬の作品が無い。
オーフェンやスレイヤ−ズなんかは終了してだいぶ経つし、
フルメタやまぶらほはとっくにピークが過ぎてる。
風の聖痕はアレだし。
さらにその中からまたビミョーなキャラがいろいろ出てきてるし
求心力に欠けすぎ。
富士見にこだわんないでラノロワ・アナザーとかにしときゃよかったんじゃないの?
しかし誰がなんと言おうと今更かえられんぞ
うん、それ無理。
停滞中のラノロワに流れちゃえば?
>>687 あ、それと一つ言い忘れた。
スレイヤーズは実はまだ終わっていないぞ(スペシャルが)。
チャイルドマンとアメリアと椿一成を予約したいんだけど、
公開プロシキ規制で投下が難しい。
どうしたもんだろ。
>>693 ありがっうございます。
では、そちらにスレを立てて
投下させていただくことにします。
明日か明後日には投下できるはずです。
ありがうっ
ってなんだ。
ありがとうございました。
でしたすいません。
スレ立てパスワードいるみたい。わからんorz
しかもありがうってどんだけー
>>696 せっかく紹介していただいたのですが、内容が内容ですし
量も多いため結局ミニアップローダという場所に投下することにしました。
お騒がせしてすいませんでした。
お手数ですが、
代行してくれる方本当にありがとうございます。
投下という名前でパスは両方YOONです。
ごめんなんかうまくいかない。
フォルダが壊れているとかでる。
男は魔術で光を屈折させて自らの姿を確認すると、まるで子供のようだと思い苦笑した。
それは別段、彼の容姿が幼さを感じさせるものだったからではない。
……自分が怪物の姿をしていないか確認しようとしたからだ。
だが、彼を知るものなら、彼こそを真の怪物と恐れたことだろう。
チャイルドマン・パウダーフィールド――大陸最強の魔術士と呼ばれた男はまばらに木々の生えた平原の中に静かに佇んでいた。
(……だが、アザリーはどうなった?)
まず考えたのはアザリーが精神交換ではなく、そうなったと思わせるような幻覚を見せたというものだった。理由は自らの境遇をなんとか理解してもらおうと思ったと考えれば、可能性は少ないが有り得ないとはいえないだろう。
……だが、彼は即座にその考えを否定する。あまりにも自分に都合のいい考えだった。
なにより一瞬だが、彼は確かに彼女の姿を見た。
薄暗い明かりの中で、白い光に包まれる一瞬にだが、その姿は確かに彼女だった。
……怪物となる前の。
(……幻を見せてその心を読み、バルトアンデルスの剣の隠し場所をつかんだのか?)
……だが、それだけの余力が彼女にあっただろうか。
同じ賭けなら、どちらを選ぶだろう? 人か? 怪物か? どちらを選ぶ?
もし、彼女が本当に精神を入れ換えていたなら……
(……結局のところ、どちらにしてもわたしが彼女を救えなかったという点では同じだな……フィブリゾ……精神士か)
//
『消えろ』
支給された道具の説明は読み終えた後に即座に焼却する。他の参加者に奪われた場合を、想定しての考えだが……もうひとつ。
筆記用具が支給されているので、先程、焼却した道具の説明を再度作り直す。もちろん、内容は虚偽のものとなっている。単純な仕掛けだが、効果的だ。
それを手早く終えると、次に光を反射させて首輪を見ながら確かめるように触れていく。
(……意味消失を仕掛けるか)
制御は難しいが成功すれば、首輪を消すことも可能だろう。失敗すれば爆発したときと、同じ状態になるだけだ。さしたる問題はない。
だが、確実に爆発させないことを考えると全体を一度に消す必要がある、首を避けて首輪だけを完璧に消し去るというのは不可能だ。
起爆する部分を知るため解析をする必要があるだろう。その部分さえ分かれば消失させることが出来る。爆発する瞬間を間近で見ることが出来れば確実性はさらに上がるが。
(……失敗だったな。あの男が外そうとする瞬間を見ることが出来ていれば。……まあ、いい。首輪を手に入れれば済む話だ。……一人、死人が必要だということだな)
死人……あの二人は何故死んだ? 精神士は直接的な手段で人を殺すことは難しい。ではあれは何なのだろう。あれらはフィブリゾの作り出したゴーストで精神支配を強めるために用意された単なる見せしめというのがわかりやすい答えなのだが……。
(……フィブリゾがわたしたちを選んだ意図があるのなら、参加者を通してフィブリゾの目的を探ることができるはずだ……アザリーとわたしがどうなったのかも……さて)
上から声が聞こえてきた。どうやらようやく相手の準備が整ったようである。
//タイトル:木高き正義
見上げれば空高い木の上に、少女の姿があった。白い儀礼用のような服装を身にまとい、幼く愛らしいであろう顔を厳しくしてチャイルドマンを見据えている。
いつからそこに立っていたのだろうか。
昨日今日のことではないように思えるほど、その姿は凛々しく決まっていた。
その人物はよく通る声で浪々と言い放つ。
「天知る地知る誰もが知る、正義はあると言わずとも! とうっ!」
その声と共に声の主は空中で一回転しながら、地面に向かって見事に……
……どぐしゃっ
その光景はまるであのTOBIORIと呼ばれる過酷な競技を再現したかの如くである。
それをじっくり見据えながら、チャイルドマンはひとりごちた。
(……落ちた衝撃で消えない所を見るとゴーストではなさそうだな)
……。しばらくして、観客の熱い視線に応えるためにか少女は不死鳥のように復活した。
濡れた犬のように全身を震わせたり、両頬を叩いて身体についた土を落としていく。ふと、肩で切り揃えられた黒髪が男に誰かの面影を思い出させた。
少女は土に汚れながらも健気に立ち上がり、びしぃっ! と男を指差……
「君も参加者か? わたしはチャイルドマン・パウダーフィールド。牙の塔の教師だ」
「ぐっ……できる」
……そうとした瞬間、見事に出ばなをくじかれた。
//
「わたしの名はアメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです。チャイルドマンさんは教師をなさっているのですね。このような所に連れ去られて教え子の方たちが心配でしょう。
ですが、安心してください! 正義を信じる心がある限り、必ず道は開けます!
正義は悪を野放しになどいたしません。フィブリゾを倒した、わたし達が再び集っていることがなによりの証拠。リナや、ガウリイさん。それにゼルガディスさんもきっと今頃は正義の心が太陽のように燃えているはず! 悪の滅びる日は近いわ!」
チャイルドマンはしばし思案するように腕を組むとアメリアに質問を投げかけた。
「……君はリナという少女と知り合いなのか。彼女はフィブリゾが滅びたと言ったな。
それは本当のことか? 滅びた精神士が再び現れたというのか……」
「精神士? ……それはよくわかりませんけど。確かなのは正義を愛する心が、悪をうち破ったということです。……正直に言うと、リナが一人で片付けちゃったんで、わたしの出番なかったんですよね。これは今回、わたしが活躍する伏線なのではないかと……」
「……君たちはどうやってここに来た? ここがどこだかわかるか?」
「……えっと、デーモンの討伐隊を指揮していたわたしは……うんたら……かんたら……はんにゃらみたら……というわけで疲れを癒すために、お昼寝しようとベッドに潜ったのですが気付いてみたら、いつの間にやら連れて来られていたというわけです!」
……チャイルドマンはしばらく根気強く、対話を続けた。
そしてようやく結論に達する。
「……どうやらリナという少女と会う必要がありそうだな」
「そのようですね!」
要するに当てにならないと判断されたのだが、アメリアは強く同意したのであった。
//
「参加者の中でわたしが名前を知っている人物は4人いる。実際に会ったことはないが、ジャック・フリズビー……『悪霊』と呼ばれている暗殺者で、黒い聖服を身に着けている男。次にクリーオウ・エバーラスティン。友人の娘の名だ。こちらも面識はないがね。
そしてアザリーと……オーフェン。彼らはわたしの教え子たちだった……今はどうなっているのだろうな……情けない話だ」
チャイルドマンは疲れたように目を押さえ、かぶりを振った。アメリアはその姿を見ると瞳をうるうるさせながら宣言する。
「連れ去られたのはあなたの責任ではありませんよ。悪いのはフィブリゾ……大丈夫です。
きっと再会出来ますよ! わたしも協力しますから、絶対に会わせてあげます」
「……ありがとう。わたしも君が仲間と再会できるよう協力することにしよう。約束する。
これはその証だと思って受け取ってくれ。一度だけ君の身を危険から守るはずだ」
「はい! へ? あの指輪って、その。あのこれ……どういう意味なんでしょう?」
「指輪に書かれた魔術文字の意味は『武器よ落とせ』。天人の護身道具だったものだ」
「はあ……。ありがとうございます」
微妙に聞きたかった意味とは少し違ったがアメリアはそう聞いて安心することにした。
「さて、わたしたちがいる場所は地図とコンパス、地形とあの塔から判断してA1かA2といったところか。これからどうするかだな。少なくとも、二人が死亡したから24時間で吹き飛ぶことはないのかもしれないが、開始前のことだ。どうなるかは分からない。
それに食料の問題もある……。どうした? アメリア」
チャイルドマンはちらりちらりと遠くの方に目をやるアメリアに声を掛けた。
「いえ、木に登ったときにあちらの方で人の姿を見掛けたものですから、どうしてるかなっと」
そうしてアメリアは西の方を指差す。
「……さて、どうしたものかな」
チャイルドマンは軽く指先で頭を抑えるとうめいた。
//
その日、椿一成は相良宗助と再戦するべく性懲りもなくまた果たし状を送りつけていた。
……すでに日は沈んでいる。決闘の場所である柔道場跡には未だに人の訪れる気配はないが、まだ決闘の時間までは少し余裕があった。時間を指定したのは一成の方である。
この時間帯ならば生徒会の任務だとかでごまかすことも出来ないだろう。少しばかり暗いものの照明の明かりが周囲を照らしているので、問題はない。
一成は決闘前に荒ぶる気を抑えるべく、瞑目して宗助を待つことにした。
――爆発音。
それの意味することなど陣代高校ではひとつしかない。相良宗助の仕掛けた爆弾だ。
爆発の衝撃に備えて椿一成は身を固める。だが、いくら待っても何も起こらなかった。
ゆっくりと腕のガードを下ろしていき、一成は先程の爆発の意味を理解した。
周囲が薄暗い闇に包まれている。つまり宗助は照明の明かりを破壊したのである。
(……なるほど、卑劣な手を使うアイツらしいな。だが、やる気になったのならばそれでいいさ! いつでも来るがいい!)
どこから仕掛けてくるのか周囲の気配を探ろうとして一成はあることに気付いた。
……何人もの気配を感じるのである。一成の手はぷるぷると震えていた。
怯えているからではない、はっきり言って怒り狂っているからである。
(相良ぁっ! どこまでオレを見下せば気が済むつもりだ! どこの誰とも知れない有象無象どもをぶつけてこのオレを倒せるつもりか! いいだろう全員ぶち殺してやる!)
誰かか喋っているような声がするが、相良の声でないなら、さして注意を払う必要もない。
声で気配が読めなくなる方が問題だ。声を即座に意識から排除して周囲の気配を探ることに集中する。
と、突然足元の感覚がなくなり奇妙な浮遊感と共に視界が白に染まっていく。
(ガスか!? ……くそっ)
//
ざぱーんっ!
「……ぅ、どこだここは?」
気付けば目の前は崖だった。岩にぶつかり砕かれる波の音が耳に心地よく感じられる。
傍には見覚えの無いディバックが転がっている。海はどこまでも続いているようだった。
近眼のために崖下を見てもぼんやりとしか分からないががそれでもかなりの高さを感じる。
何かのはずみで落ちてしまうことがあるかもしれないので、その場から離れることにした。
少し迷ったが、ディバックを持っていくことにする。これで何かわかるかもしれない。
ある程度離れて落ち着けるところに着いたところで一成はディバックを逆さにして乱暴に中身を改めてみることにする。
どさどさっ……どすっ!
ディバックの中身で一番目を引いたのは単なる布であった。問題は大きさである。
まとめられてはいたが、縦にしても横にしてもディバックからはみ出てしまう大きさだ。
何か仕掛けでもしているのかと拡げてみるが、特に目立ったものはない。とりあえず気にしてもしょうがないと思い、それの上に腰を下ろして中身の確認に戻る。
コンパス、食料、水、携帯ランタンと着火器具、時計……今は朝の6時ぐらいだろうか。
そして剣があった。それはあることを彼にしろと明確に物語っていた。すなわち――
(これで一思いに自害しろとでもいうつもりか。くそっ!)
思わず剣をその場に叩きつけるように投げると両手を首の後ろに組んで寝っころがろうと
した。だが、手に触れるものがある。首に硬い何かが巻かれているようだ。
首輪だ。一成はその屈辱的な意味を理解すると首輪を掴むと引きちぎる。だが、首輪が引きちぎれると共に彼の頭と胴体を結ぶ首までもがひきちぎれるように吹き飛んでしまった。
【椿一成@フルメタルパニック! 死亡】
//
……なんてことにはならなかった。
(……ふん。おおかた、これを外せば爆発するとか、いつもの芸のない卑劣な罠のつもりなんだろうが、誰が引っ掛かるものか!)
慎重に何事にも備える事を欠かさない相良宗助の日頃の行いが今回何と幸運にも椿一成の命を救ったのである! ……まあ色々な点は置いといて。
(ようするにまたこれを解除しろとかそういう勝負のつもりか。くだらん真似を!)
ここまでくればバカでも分かる。すなわち――
さっきの剣は自害用のものではなくて、解体用のものだったんだよ!(AA略
な、なんだってー!!(AA略
椿一成は人並み外れた努力家である。弱点があるならそれを補うべく努力を惜しまない。
故に二度と同じ手は食わないように日夜、爆弾の解体処理の練習をしていたのである。
(ふっ……見ていろ相良。貴様の仕掛けた爆弾など……)
とそこで、彼はようやくある重大なことに気付き、こめかみに血管を浮き上がらせた。
……眼鏡がないのである。
「……相良ぁーーーっ! 卑怯で、陰湿で、非常識で、生意気で、不愉快で、破廉恥で、臆病者で、不誠実で、無粋で、人を小馬鹿にした……(以下略)」
有りっ丈の罵詈雑言をあたりに撒き散らすと、ようやく彼は少し冷静になった。眼鏡だけあっても鏡がなければ首のような位置にある爆発物を解体することは難しいだろう。
これはこの島の地図だろうか? 食料の量は二日分ほどあるようだ。ならこの爆弾は時限式の可能性が高い。ようするに二日の間に自分の眼鏡と鏡を見付ければ彼の勝ちなのだ。
//
「お待ちなさい!」
だが、一成が彼なりにゲームを理解したその時、突然どこからともなく声が響いた。
「誰だ!? 出て来い!」
その呼びかけに応えるかのように降ってわいたように目の前に現れるものがいた。
それは女でしかも子供である。少し妙な服装をしていたことを除けば、いつもならさして気に留める必要もない存在だというのに、突きつけられた指先から目を離せない。
(なっ……どうやって!? これほど近くに来るまでオレに気配も気付かせないとは!)
どうやら上から飛び降りてきたようだったが、確認するまでもなくあたりには何もない。
彼は恐るべき脅威を感じた。と、その時である。
「ふはははははははははははははは! 引っ掛かりおったな。愚か者め!」
「ひゅうるおぉぉぉおおおおおわああああああ」
凄まじい風と共におぞましい声をあげながら少女は一瞬のうちに姿を消した。
(バカな!? ……今の白いのはバケモノか!?)
周囲を素早く確認するが、どこにもその姿は確認できない。その代わりに今度は黒い男がいた。一成の方を向いていないので顔は確認できないが明らかに先程の白い女とは違う。
……そしてゆっくりと一成の方に振り返った。その鋭い目を見た時、一瞬だがぞくり、と冷たいものが一成の背中を通る。だが、それでも彼は負けじと声を張り上げた。
「お前ら、相良の手の者か!? オレをどうするつもりだ!?」
「……違う。それは同じ参加者の一人の名前だな。では君はその人物と知り合いなのか。
もうひとつの問いにはどう答えるべきかな。……君の出方次第だ」
一成には分かった。一見、無防備に見えるその男の動作には何一つ無駄が含まれていないことを。……男は少しずつ近付いてきている。
(……参加者? どういうことだ? これは相良の仕組んだことじゃないのか? 相良が、関わっていることだけは確かなようだが、同じ……この男も参加者ってことか?)
そこまで考えて、椿一成はあることに思い至る。すなわちこいつらは――
(オレを狙っている参加者か。つまりこれはゲーム。島という閉鎖された環境を使って、人間狩りを行うゲームだ。相良め、そこまで落ちていたとは……許せん!)
一成は宗助の愉悦に浸るあまりにおぞましい顔を、頭から振り払うと決然とした声で男に宣言した!
「おい貴様! 貴様はオレの出方次第と言ったな! オレはこれからお前をぶちのめす!
さあ、貴様はどうするつもりだ!?」
//
【A-1/崖っぷちの近く/一日目/朝】
【チャイルドマン・パウダーフィールド@魔術士オーフェン】
[状態]:正常
[装備]:
[道具]:エリクサー@風の聖痕。支給品一式
[思考]
基本:自分の存在とアザリーについての答えを探す。
1:アザリー、オーフェン、リナを探す。
2:情報を集めながら首輪を手に入れる。
3:アメリアを仲間と再会させる。
[備考]:エリクサーの説明書を毒薬と思わせるよう変えています。それなんて甘納豆?
【アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン@スレイヤーズ】
[状態]:正常
[装備]:「武器よ落とせ」の指輪@魔術士オーフェン
[道具]:夢魔の貴族Aパーツ@魔術士オーフェン。???(未確認)。支給品一式
[思考]
基本:正義を行い、悪を滅ぼす。
1:リナ、ガウリイ、ゼルガディスを探す。
2:打倒フィブリゾ!
3:チャイルドマンを教え子と再会させる。
[備考]:「武器よ落とせ」の指輪は精霊魔術による効果を危険と認識しませんでした。
【椿一成@フルメタルパニック!】
[状態]:正常・ド近眼
[装備]:
[道具]:魔方陣の描かれた布@魔術士オーフェン。祝福の剣@スレイヤーズ。支給品一式
[思考]
基本:相良宗助と決着をつける。
1:まずは目の前の男をぶちのめす!
2:自分の眼鏡と鏡を探す。
3:人間狩りゲームから抜け出す。
[備考]:精霊魔術の魔方陣はその家の害となる者を排除してくれます。
今回は屋外ですが、昨今はダンボールハウスという例もあります。
精霊魔術の魔方陣は様々な人々のニーズにお答えし、お子様の情操教育にもお役立ちします。
つまりはままごと遊びのお家にも適用できるという多面的な拡大解釈により、今回の事例を引き起こした次第であります。
さすがは平和の獣ですね。……自分でもあまりの詭弁にビックリだ。
//
本当はもうちょっと先を書いてたんですが、もう一日必要になりそうだったので投下。
紹介していただいた方に投下しようかとも考えましたが、量も量ですし特殊な内容のため無関係な人に晒すのは問題があると考えて
こちらに投下させていただくことにしました。
もうちょっとうまく書きたい。問題がある箇所や気になる点があればご指摘ください。
……と書こうと思ったらスレ立てにはパスワードがいるみたい欝だ死のう。
……書き上げて思ったんだけど。文字はどうなってるんだろう?
それを言ったらそもそも会話からして、あれだけど。
ルールブックとかどういう文字で、書かれてるのかが気になる。真似できるかどうかに関わってくるので。
……頭の中で翻訳されるものとかだと困る……。でも他に説明難しいなぁ……。
ぬっちゃけ、それより意味消失で首輪が消える方が問題な気もしますが。
解析する必要がある+魔術による疲労でそれなりにリスクがあるから、大丈夫かなと思って書いてみたんですけど……。駄目でしょうか?
テスタロッサの所へチャイルドマンを投下するのも面白いかとも思いましたが、ちょっと人が重なり過ぎてる気がしたので断念。残念。
あと、11人ですが他のキャラを書こうとしてる方はいますか?
次スレにいってしまうとこれまでの流れがわからなくなって新たな書き手が現れないようになってしまうかも。
誰かまとめを作ってくださる方がいるといいんですけどね……。
ふと思う。運命の三女神やら他の神級相手に冥王フィブリゾくんは勝てるのだろうか?
誰かが優勝して、んなこと願ったらどうするんだろ? 気になる……。
代理で投下させていただきました。
最後のレスについては長すぎる行があるとエラーが出たので適当に改行させていただきました。
>>698 解凍して現れたファイルを更に解凍するようです。
>>704あり。
◆LNV.YOON.c氏GJ。
丁寧に出来てました。あとアメリアと椿に結構笑えた。
ギャグが通用しないチャイルドマン相手に椿がやばい。
GJ!GJ!
>運命の三女神やら他の神級相手に冥王フィブリゾくんは勝てるのだろうか
あー俺もこれで、一時チャイルドマンをマーダー化できないかなとか考えたよ。
優勝して神をなんとかしてくれって願うw
魔王の腹心程度じゃ勝てん気がする。
全知全能にちょっとだけ足りない神相手じゃ、それに勝てる相手はL様だけでは。
少なくても同格の存在が他にもいる部下Sだって勝てんだろう。
このスレはいまからフィブリゾがどうやって
運命の三姉妹に勝つか考えるスレになりました。
と、冗談はこれぐらいにして代理で投下してくださって
ありがとうございました。
落ち着いてから見返すとアレな点が多々ありますが
次に活かすかたちでなんとかしたいものです。
特にアメリアに指輪を渡すところとか、自分の勝手な理解だけで書いてしまっている。反省。
あと、代行スレのこと二回も同じことを書いてしまって、
すいませんでした。中途半端に消すの忘れてたorz
祝福の剣はあのでっかい木と同調しているのですよね。
ということは強度をすこし下げないことにはかなり強力な武器になるのではないでしょうか?
あのレゾ(偽)の都市ひとつを破壊するほどの力を食らっても立っていた木です。
そこんじょそこらの攻撃じゃびくともしません。
強度はブラストソードよりもありそうです。
さらに持ってきた時期にもよりますが
レゾ(偽)撃破後ならさらに強度が上がっています。
すこしくらい弱体化すべきではないでしょうか?
フィブリゾがサイラーグに来たら許容量オーバーで壊れちゃったんじゃないっけ。
ま、ブレスソードならそこまででもないんじゃない?
個人的に当てになりそうなランキングは
ブラストソード>唯の刀>ブレスソード>ゴルンノヴァ
対人じゃあゴルンノヴァっていうか光の剣が一番役に立ちそうな気もするが。
なんたってあの剣、魔法を吸収・増幅したり出来るし。
人を殺す武器として祝福の剣は頑丈なだけで殺傷能力は高くないだろうと考えていたのですが、問題ありましたか、どうしたものかな?
個人的に偽レゾの墓標なのに少しは残っていてもいいだろと思って出してみたものなので、
ほんのわずかだけ残っていたことにすれば、普通の棒程度の強度になるかも、一気に最弱化。チェーンソーに弱し。
そういえばフィブリゾがいる場合、許容量オーバーで破壊されてしまうんでしたっけ。抑えてくれていればいいんだけど・・・
剣には単独での吸収能力は魔族に突き刺さっていても何の効果もなかったことからないものとして、あとは精神の浄化と増幅と神聖樹と共鳴なら大丈夫かな?
ゴルンノヴァは武器ないふり出来る点において非常に凶悪な予感。まぁ、それを言えば魔術で剣を出せるオーフェンたちの凶悪さの方が勝つが
あと、三姉妹ではなく三女神だった、その上、宗介の名前を間違えてた。ごめんなさい
フィブリゾが女神に勝つには単純に魔王スウェーデンボリーの力を召喚すればいいことに気付く。
はっ、まさか今回の戦いは
降魔の剣はたしかオーフェンのオリジナル魔術だぞ。
一度見たらアザリーも先生も使えるかもしれんが。
あとはアメリアとゼルガディスが剣を魔力でコーティングする魔法使えたはず。
ただの棒きれでも戦力になるかな?
>>714 アメリアなら強化するのは多分パンチ
それを考えて、相応の強度があれば板切れでもマシに成ると思われ
あーそうだった。本気で忘れとった危ない危ない、ありがと。
それならマジクなら使えたりしないかな?
まあ、剣より魔術派だから剣を使うイメージないなと思うけど。
そういや、降魔の剣は二種類なかったかな。通常は超磁場なしの空気を固めたバージョン使って、誤魔化していたんだと勝手に思ってた。
それほど隠さずに使っていたものだからてっきり・・・
魔王のこと言ったけどフィブリゾ、というか魔族の性質からして無理っぽい話だった。
717 :
◆KARUTOxDTY :2007/09/01(土) 01:34:02 ID:92tPQjEw
【コンスタンス・マギー@魔術士オーフェン】 支給品一式、物干し竿@現実 モデルガン@現実
【スレイヤーズ@ガウリイ】 支給品一式、ディメコム@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ オーロラサークル@魔術士オーフェン
【フルメタルパニック!@林水敦信】 不明
【フルメタルパニック!@大貫善治】 古びたチェーンソー@フルメタルパニック
【山本洋子@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】 影の鏡(シャドウリフレクター)@スレイヤーズ
【ガウルン@フルメタルパニック!】 グルカナイフ@フルメタルパニック 緋魔王(イフリート)@魔術師オーフェン 支給品一式
【火乃香@ザ・サード】 ベレッタF92(15/15)@現実、量産型ボン太くん@フルメタルパニック! 支給品一式
【スレイヤーズ@リナ】 椅子@スレイヤーズVSオーフェン 支給品一式、無能部下焦がし機 ボンバー君二号@魔術師オーフェン無謀編
【魔術師オーフェン@マジク・リン】 拡声器@現実 不明
【仲丸由紀彦@まぶらほ】 PSP@ザ・サード、 ドラゴンバスター(20/20)@ザ・サード 支給品一式
【スレイヤーズ@ゼルガディス】 不明
【神城 凛@まぶらほ】 火乃香の刀@ザ・サード 支給品一式、おしおき水が入った水筒@魔術士オーフェン
【パイフウ@ザ・サード】 ディーディー(5/5)@魔術士オーフェン 支給品一式、不明支給品×1
【千鳥かなめ@フルメタル・パニック】 二十万ボルトのスタンガン@フルメタル・パニック アルミ合金製の手錠@フルメタル・パニック
【神凪煉@風の聖痕】 不明
【アザリー@魔術士オーフェンはぐれ旅】 支給品一式。確認済み支給品×2
【テレサ・テスタロッサ@フルメタルパニック】 黒い卵(天人緊急用転移装置)@魔術師オーフェンはぐれ旅 銃@現実
【ミラン・フロワード@伝説の勇者の伝説】 コクルトの剣 @魔術師オーフェンはぐれ旅 支給品一式。支給品(本人は確認済み)
【クラウ・クロム@伝説の勇者の伝説】 不明
【ライナ・リュート@伝説の勇者の伝説】 支給品一式。だんごセット(100/100) @伝説の勇者の伝説 茶道具一式@伝説の勇者の伝説
【ルーク@スレイヤーズ】 不明
【白鳳院綾乃エリザベス@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】 炎雷覇(体内に収納) アイルクローノの鎌 支給品一式×2 未確認アイテム2個
【八神和麻@風の聖痕】 不明
【フェリス・エリス@伝説の勇者の伝説】 ブラストソード@スレイヤーズ支給品一式。ランダム支給品一覧表@オリジナル
【ミルガズィア@スレイヤーズ】 支給品一式、ダーツ@オーフェン(無謀)黒叡の指輪@伝説の勇者の伝説
【クリーオウ@魔術士オーフェン】 アラストル@フルメタルパニック「パーソナルネーム・ロキ」支給品一式、救急箱@現実
【チャイルドマン・パウダーフィールド@魔術士オーフェン】 エリクサー@風の聖痕。支給品一式
【アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン@スレイヤーズ】 「武器よ落とせ」の指輪@魔術士オーフェン 夢魔の貴族Aパーツ@魔術士オーフェン。???(未確認)。支給品一式
【椿一成@フルメタルパニック!】 魔方陣の描かれた布@魔術士オーフェン。祝福の剣@スレイヤーズ。支給品一式
【ゾンビ@スレイヤーズ 崩壊】【フルメタルパニック@相良宗助 死亡】【式森和樹@まぶらほ 死亡】【神凪綾乃@風の聖痕 死亡】
まとめてみました。抜けてるのはありませんよね。状態と居場所はまた後で出します。
718 :
◆KARUTOxDTY :2007/09/01(土) 02:05:45 ID:92tPQjEw
位置人物 状態 基本思考
[A-1]
チャイルドマン 正常 自分の存在とアザリーについての答えを探す。
椿一成 正常ド近眼 正義を行い、悪を滅ぼす。
アメリア 正常 相良宗助と決着をつける。
[B-2]
ガウルン 激怒 ゲームに乗る
山本洋子 正常 殺し合いには乗らない
ガウルン(コピー) 正常 平和主義
[C-6]
八神和麻 見つからんかった。
神凪綾乃 死亡
白鳳院綾乃エリザベス 健康 夢の中で今までできなかった死合いを満喫する。
ルーク 健康怒り 殺し合いをどうにかして、フィブリゾをぶちのめす。
[D-6]
パイフウ 健康 ほのちゃんと合流する。
神城凛 健康 とりあえず、知り合いと合流する。
[E-4]
クリーオウ 暑い オーフェンと合流する
[E-5]
ライナ・リュート ある意味健康 シオン達に探し出す。
[F-1]
仲丸由紀彦 健康 優勝してフィブリゾに取り入る。
[F-3]
マジク・リン 気絶 不明
リナ・インバース 正常 ガウリイと合流し、殺し合いを止める。
[F-5]
アザリー 精神的疲労 ゲームからの脱出
相良宗介 死亡
テレサ・テスタロッサ 放心状態 不明
千鳥かなめ 健康錯乱 とにかく生き残る
神凪煉 健康不安定 フィブリゾを倒す
式森一樹 死亡
[F-6]
フェリス 健康 団子を持っている人物をさがす。
[F-7]
ガウリイ 正常 リナと合流しこの殺し合いを止める
林水敦信 正常 とにかく大貫氏を正気に戻す
大貫義治 恐怖による錯乱 ダーーーーイ!
ミラン・フロワード 健康、警戒 シオン・アスタールを脱出させる、出来なければ優勝させる。
クラウ・クロム 健康、戸惑い 生き残る
[G-3]
ゼルガディス 正常 優勝して元の体に戻る。
[G-5]
火乃香
[H-8]
コンスタンス・マギー 健康ずぶ濡れ 死にたくない
ミルガズィア 冷静 リナ・ガウリィとの共闘を目指す。
http://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/img/17.gif 地図です。↑
間違ってたら修正お願いします。
とりあえず一成とアメリアの思考が入れ替わってるw
マトメ乙!
>>719 本当だw
でも、それほど違和感ないのが面白いw
721 :
◆KARUTOxDTY :2007/09/03(月) 02:15:02 ID:af14/QJA
あら、すんません。
間違えてました。
アザリーはF6の森で支給品を確認してたけどF5でいいのかな?
まあ、ほとんど森の位置はF5と言ってもさほど変わらないけど。
まとめ乙。全員揃うまであと少しかな。
hosyu
やばいな、かなりの過疎だ・・・。
ロワ全体の問題だからなぁ・・・・・・有名どころ?を集めたアニロワほどスムーズにはいかんよ
とは言え、始まりから他ロワほど人が居なかったのが一番痛いな
開幕時の投票で、多重を含めても10人そこらしか居なかったんだ。
それで強行すりゃあ過疎って当然。
これは勇気でもなんでもない。先見性が無い。無謀なだけだ。
大体、その少人数で投票したってのに未登場のキャラがまだまだ居るとか、救い様が無い。
更に言えば、このロワのせいで「あたらしめのラノベ作品でバトロワ」をするのも難しくなっているのが現状だ。
乱立ロワの悪い意味での好例になってしまっているよ。
SS単品の良し悪しは別。企画としての評価は最低。
新しいラノベでロワなんて聞いた事ないが、リスタートかければいいんじゃね?
ここが完結するとは思えないし正直、現状では新規も完結まで行けると思ってないけど
企画を練りながら、ラノベセカンドとして人を集めれば出来る可能性もある
電撃ロワだろうがラノロワ2ndだろうがよっぽど少人数でなきゃ完結しないだろうな。
ラノベ住民は結局ラノベ板以外には少ない。
ラノベ主体のロワやるならラノベ板でないと盛り上がりは期待できないよ。
729 :
この名無しがすごい!:2007/09/22(土) 02:33:33 ID:M0c/x8u+
ハンナングループ浅田会長の逮捕に北朝鮮・旧朝銀信用組合と関係の深い杞●岳史!!
公安の強制捜査で必ずマスコミ関係者様・2ちゃんねら〜の皆様の御期待にそえます。
杞●岳史は家やマンションビルの中の様子を建物の外から盗撮しています!!
建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸のとんでもない盗撮機械を自宅に所持!!
名前は杞● 岳史(キヤマ タケシ)ユ タケシ
経歴は北朝鮮とつながりの深い旧朝銀信用組合と関わりが深く旧朝銀信用組合の青年会に所属。
東大阪市柏●東10の9から転居後の自宅に所持!!
※杞●岳史の自宅からすごいものがでてきます!!
家やビル、建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸の盗撮機械は杞●岳史の自宅にあります!!
あと一歩で杞●岳史逮捕なのでみんなで公安に連絡しましょう!!
公安の強制捜査・杞●岳史の逮捕で必ずマスコミ関係者様・2ちゃんねら〜の御期待にそえます!
※法務省 公安調査庁 0335925711 東京都千代田区霞が関1丁目1の1
※近畿公安調査室局(代) 0669437771 大阪市中央区谷町2丁目1の17
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730 :
暴露:2007/09/26(水) 06:49:33 ID:kpTsHpzX
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「綾乃……」
使役する風の精霊からの報せを受け、八神和麻は足取りを遅くした。
音を立てぬように、相手に気取られぬように。精霊も問答無用で協力させ、できる限り己の気配を絶った。
そして、暫く進んだ先に、一つの人影が見えた。
体格は小柄。紙の色は黒く、肩の辺りで切り揃えられている。いかにもお嬢様っぽい外見だが、放つ気配の禍々しさは少女が油断のならない相手であることを如実に物語っていた。
そして、その足元に倒れている人影。それは明らかに神凪綾乃の変わり果てた姿だった。
「馬鹿が……」
小さく吐き捨て、視線の先にいる黒髪の少女を睨む。どう考えても、この少女が綾乃を殺したとしか思えない。
和麻は少女を睨んだまま動かなかった。何故なら、もう一人、この場に近づく人間がいることを精霊が報せたからである。
そして、草を掻き分けてその人物が現れた。
若い男だった。紙の色は黒くて短い。
男が声を張った。
「お前、人を殺したのか?」
若い男の視線は綾乃の死体に注がれていた。
黒髪の少女は微笑んで、
「ええ。私が殺しました」
楽しそうな声で答えた。
「何故?」
男の声がぐっと低くなった。
「楽しいから……きっと、私は殺し合いを望んでいたのです」
少女の笑みに不気味な影が差した。
男は頭を振り、溜息を吐いて構えた。ただし、奇妙なことに男は獲物を持っていない。まるで、徒競走をするかのような構えなのだ。
少女は微笑みながら、落ち着いた声で言った。
「せっかちですね。せめて名乗りぐらいはしませんか? 折角の戦いが盛り上がりませんわ。私の名前は白鳳院綾乃エリザベス。真剣勝負に飢えている者。とでも言いましょうか」
男はそれに答えずに地を蹴った。対する綾乃は動かない。構えすらしなかった。
「徒手空拳で戦うのですか。てっきり、武器を使うものだと思ってましたよ」
二人の距離が一秒足らずで縮まる。今、正に技の応酬が始まると思った瞬間、男が両手をわき腹の辺りで揃えた。まるで、剣を持つかのように。
「魔王剣(ルビーアイ・ブレード)!」
男が声を張り上げた瞬間、赤い輝きを持つ剣が突如表れた。
男が赤い剣を振り上げる。綾乃の表情に驚愕が浮かび、身体を捻った。しかし、体術の間合いから剣の間合いの外に逃げるのは無理があった。
「っぁあああああああ!」
綾乃の悲鳴が辺りに響いた。
右の肩口から血が吹き出ていた。綾乃の顔が激痛に歪むが、それでも状況を正確に判断し、後ろに跳び退った。大きな鎌を持って。
男は追撃しようとしたが、思わず足を止めた、片腕を切り落とされたというのに、綾乃の表情から苦痛が消え去ったためである。
その一瞬のためらいが綾乃を救った。アイルクローノの鎌で増幅された身体能力で一気に距離を開け、逃げ去ったのである。
男は舌打ちを残し、どこかへと歩き去った。続いて和麻も、事を見終えてから、急いで走り出した。
後に残されたのは、神凪綾乃の死体と白鳳院綾乃エリザベスの右腕だった。
本文にタイトル入れ忘れました。すみません。
【】
【C-6/森/一日目/朝】
【白鳳院綾乃エリザベス】
[状態]:右腕損失。出血多量で体力低下。
[装備]:アイルクローノの鎌、炎雷覇(体内にある。いつでも出せる)
[道具]:なし。
[思考]:
基本:夢の中で今までできなかった死合いを満喫する
1:体力を回復する
備考:支給品は慌てて逃げたためにその場に置きっ放しです。
【ルーク】
[状態]:肉体的には健康。精神的には魔王の剣の副作用で疲労気味。
[装備]:特になし
[道具]:??(未確認)
[思考]
基本:殺し合いをどうにかして、フィブリゾをぶちのめす。
1:リナやガウリィを探す。
2:殺し合いに乗った奴は容赦しない
【八神和麻】
[状態]:健康
[装備]:特になし
[道具]:??(未確認)
[思考]:
基本:参加者を皆殺し
1:白鳳院綾乃エリザベスに止めを刺す。
不備を発見。訂正版を
【C-6/森/一日目/朝】
【白鳳院綾乃エリザベス@それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ】
[状態]:右腕損失。出血多量で体力低下。
[装備]:アイルクローノの鎌、炎雷覇(体内にある。いつでも出せる)
[道具]:なし。
[思考]:
基本:夢の中で今までできなかった死合いを満喫する
1:体力を回復する
備考:支給品は慌てて逃げたためにその場に置きっ放しです。
【ルーク@スレイヤーズ】
[状態]:肉体的には健康。精神的には魔王の剣の副作用で疲労気味。
[装備]:特になし
[道具]:??(未確認)
[思考]
基本:殺し合いをどうにかして、フィブリゾをぶちのめす。
1:リナやガウリィを探す。
2:殺し合いに乗った奴は容赦しない
【八神和麻@風の聖痕】
[状態]:健康
[装備]:特になし
[道具]:??(未確認)
[思考]:
基本:参加者を皆殺し
1:白鳳院綾乃エリザベスに止めを刺す。
GJ!!
対主催のルークの後に、同じエリアにマーダー綾乃、和麻が来たからどうなるかと思っていたがこうなったか。
GJ!
短いながらもシビレル展開だ!!
保守
凄い寂れてる気がするけど気にしない!
オーフェン、カリーニン、ミルク、宮間夕菜を予約します。
wktk
wktk
わくてっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
なんとか完成。
遅くなったけど投下します。
私立葵学園2年B組宮間夕菜は混乱していた。
いつも通りに起きて、いつも通りにご飯を食べて、いつも通りに和樹と一緒に学校に行く途中、
突然あたりが真っ暗になり、気が付いたら――こんな事になっていた。
―― きみたちには、殺し合いをしてもらう ――
フィブリゾと名乗った少年の冷たい目と言葉を思い出して、背筋がぞくっとする。
まるで這っている虫を眺めているかのような冷たい目だった。
そして多分その通りなのだろう。あの少年は人を殺すのをためらわなかった。
途端に恐怖が襲ってきた。
「和樹さん……」
震える腕を押さえながら思わず最愛の人の名前を呟き、はっとした。
「そうだ和樹さんは……?」
自分が誘拐されたのなら一緒に居た和樹はどうなったのだろうか。
やはり同じように連れ去られてしまったのだろうか?
そう考えて慌てて辺りを見回すが、目に映ったのは何処までも広がる草原と萌える木々だけ。
和樹の姿は何処にも無かった。
そしてそれは幸運だったのだろう。見回した瞬間、こちらへと歩いて来る人影に気付けたのだから。
人影――もしかしたら殺し合いに乗った人なのかもしれない。
そんな考えが浮かび、夕菜は思わず後ずさる。
(ど、どうしよう!?)
胸に手を置き深呼吸する。
焦る気持ちを落ち着け、夕菜は覚悟を決めた。腕を大きく掲げて、呼ぶ。
「シルフ!」
その声に答えるように精霊が彼女の指先に集中する。
それらはきらめく光点だったがすぐに荒ぶる風となり夕菜を守るように吹き荒れる。
「こないでください!」
夕菜は竜巻を従えながら人影に警告した。
そこに居たのは大柄な白人男性だった。
彫り深い灰色の髭で覆われた顔に、強い意志をたたえた黒い瞳。
その男性は銃を構えながら強い口調でこちらに言ってきた。
「こちらに戦う気は無い。武器を捨て投降しろ」
そういいながら銃口をこちらへと向ける。
男性から凄まじい威圧感を感じ、夕菜の額に冷や汗が流れる。
「こっちだって戦う気なんてないです、だから銃をおろして下さい!」
「そちらが先だ。その不自然な風を止めてもらおう」
魔法を警戒しているのだろう、男性の目に強い不信が宿っている。
気圧されながらも夕菜は必死に言う。
「あ、あなたはこのゲーム乗っているんですか?」
「ゲームには乗っていない」
しっかりとしたその言葉を聞いて、夕菜は少し悩み……ゆっくりと腕を下ろした。
この男性がゲームに乗っていないと夕菜は信じる事にした。
同時に竜巻もおさまり、それを見て男性もまた銃口を下ろす。
「君は――」
おもむろに男性が口を開きかけた、その時だった。
「ナ…………を!」
かなり近く、多分森の中から何かを言い争っているような声が聞こえたのは。
夕菜と男性は思わず顔を見合せる。
「どう、しましょう?」
「とりあえず行ってみるとしよう。話はそれからでもいいだろう」
はい、と頷いてから夕菜はふとこの男性の名前を聞いていないことに気付き、恐る恐る尋ねた。
「あの、私は宮間夕菜といいます。あなたは?」
「アンドレイ・カリーニン」
男性――カリーニンはただ一言そう答えた。
◆◇◆◇◆
「あのあの、ライナ! 見ませんでしたか? ライナを!」
「あー、そのだな……とにかく落ち着いてくれ」
胸倉を揺すられながらオーフェンは混乱していた。
正直訳が分からない。
妙な場所で妙なガキに妙な事を言われた後、
気が付いたら訳の分からん少女に訳の分からん事を言われながら訳も分からず胸倉を掴まれ
延々と揺すられている。
(なんなんだろうなこの状況は?)
なんとなく諦めに似た心地でそんな事を考える。
とはいえこのまま本当に諦めてしまうわけにもいかず嘆息交じりに少女に話しかける。
「とゆーかだ。君はその、なんなんだ?」
「な、何って言われてもその――幼なじみ、かな?」
「いや、聞きかえされても。しかもわけ分からんし」
オーフェンは半眼でうめいた。
どうも彼女は混乱しているのか話が通じない。
「ちょっと落ち着いてくれ、君……ええと?」
「え、あ、私はミルクだよミルク・カラード」
「じゃあミルク。ともかく俺が気付いて真っ先に会ったのが君なんだ。
というわけで残念ながらそのライナとかいう奴を俺は見ていない」
「へ? じゃ、じゃあ……んと……あれあれ?」
「いや、更に混乱されても……っと待った」
「え?」
ミルクを手で制してオーフェンは後ろを振り向く。
気配を感じほうに視線を移すと木々の間から二人の男女が近づいてくるのが見えた。
一人は髪の長い少女、もう一人は灰色の髪の大男。
二人は警戒しているのかこちらの数十メートルほど前で歩みを止め、少女がこちらに腕を向け質問してくる。
「あなたたちはこのゲーム乗っているんですか?」
緊張しているのかその動きはぎこちない。
ふと、警戒している割にはこんな怪しい二人組にノコノコと近づいてくるなんて
なんとなく迂闊すぎやしないか?などと思うが迂闊なのはこちらも同じだと気付き苦笑する。
「いや、乗っていない」
手をあげ敵意がないことを示しながらオーフェンは告げた。
「わ、私もこんな不条理な殺し合いになんて乗る気はないれびゅ!?」
ついでミルクも答える――最後の方で失敗した様だが。
「ベロ噛んじゃったぁ……痛いよぅ」
その様子を見てどうしたらいいのか判らなくなったのか少女が隣の男に救いを求めるように視線を移す。
それを見て男は頷くと、静かに言った。
「とりあえず彼らに殺しあう気は無いようだ」
ふとオーフェンはこの男に警戒心を抱いていた自分に気付く。
突然沸いた警戒心に首をかしげながら男を見据え、その理由に思い当たった。
この威圧感。なんとなく彼の師、チャイルドマンに似ているのだ。
姿かたちがではなく、その気配がだ。
とはいえだからといってこの男がゲームに乗っているという理由にはならないし
そもそもゲームに乗っていたらまず最初に隣の少女が狙われている筈だ。
彼女が無事という事はとりあえずは信頼してもいいのだろう。そう結論付ける。
ともあれ男の言葉で納得したのか少女は警戒を解き
威嚇するように伸ばしていた腕を下ろしすと律儀に頭を下げてきた。
「ごめんなさい、言い争が聞こえたからゲームに乗ってる人かと思っちゃいました。
私は夕菜、宮間夕菜といいます。私立葵学園の2年生です。こちらはカリーニンさん」
「カリーニンだ。警備会社『アルギュロス』に勤めている」
それを聞いてミルクも慌てて名乗る。
「あ、私はミルク、ミルク・カラードだよ。その、ローランドの……軍人です!」
「あん?」
オーフェンが思わず間抜けな声を出す。
隣に居る亜麻色の髪の少女が言った言葉を理解できなかった。
キエサルヒマ大陸において職業軍人といえばまあ、王都の十三使徒や騎士などの事だが。
(つまりそれだけの実力を持っていうのか? まさか?)
宮廷に上がる軍人といえばエリート中のエリートなのだが。生憎とてもそうは見えなかった。
「あう!? なんですか、その怪訝そうな顔は? 私はこれでも隊長さんなんですよ!?」
「いやだってこんなへっぽこなのが……」
とそこまで言ってオーフェンはふとトトカンタで出会った濃い面々を思い出し頭を抱える。
(そういやアレが派遣警察に入れるぐらいだ、もしかしてありえるのか?)
貴族連盟直属のエリート組織のはずである派遣警察になぜか入れた無能警官を思えば
多少、いやかなりへっぽこに見える彼女が実は優秀な職業軍人であるというのもありえるのかもしれない。
「……そ、そうか、軍人なのかすごいなあミルクは」
何か大切なものを諦めたような気もするが、とりあえずそういってごまかした。棒読みだったが。
「えへへ。あ、そういえば……あなたの名前は?」
その言葉に何故か嬉しそうに笑うとミルクはふと思い出したようにこちらの名前を聞いてきた。
「オーフェンだ。見てのとおりの魔術士だ。ちなみに家名は無い」
胸元のドラゴンの紋章を掲げながら言う。
ふと、カリーニンが怪訝な顔をしていた。
だが即座にその表情を隠し、言った。
「ところで君たちは誰か人でも探しているのかね?」
◆◇◆◇◆
話を聞いてようやく判ったのはミルクが探していたのはライナという人物だということ。
先ほどの暗闇で一瞬、見かけたような気がして探していたという。
そして夕菜も直前まで一緒に居た和樹という人物がどうなったのかを知りたがっていた。
……それはカリーニンの名簿を見たらどうだ?という一言で解決したようだが。
オーフェンはちらりと二人の少女ほうを見やった。
二人は名簿を見ながら知り合いがいるとか一緒に探そうとか妙に楽しそうに話している。
一方オーフェンはその横でカリーニンと共に陰々滅々と首輪について話していた。
「爆破? 首輪がか?」
「うむ。ルールブックにそう書いてある。
どうやら24時間を過ぎても誰も死ななかった場合はそうなるらしいな」
オーフェンは、かぶりをふった。森の中に静かに少女達の声のみが響く。
(えげつないやり方だ)
首に付けられた爆弾をさすりながら思う。
ならば問題は時間だろう。この状況ではまずありえないと思うが
仮に誰も殺しあわなければ最低24時間で全員が殺される。
そしてその恐怖に耐え切れない人間からこのゲームに乗ってしまうだろう。
「と、なるとまずはこれを外すのが先決か」
「ふむ。だが最低でも首輪の構造がわからなければ手が出せんよ。やはりまずは首輪の実物を……」
と、そこに夕菜が声をかける。
「あの、カリーニンさん、オーフェンさん。
多分武器だとは思うんですけどこんな物が入ってたんですけど……わかります?」
夕菜が白い塊をザックから取り出す。
それを見た瞬間、カリーニンが僅かに表情を動かす。微かに緊張を感じさせる顔だった。
それに気付き夕菜が尋ねた。
「あの、もしかして判ります?」
「いや……残念だが、見覚えは無い」
「そうですか、オーフェンさんはどうですか?」
「いや、わからんが……なるほどな。そういや武器を支給しているって言ってたな。
だが、使い方が判らない武器を支給されても困るよな」
オーフェンは肩をすくめて言った。
ですよね〜とミルクと夕菜が一緒に笑う。
どうやら短時間でずいぶんと仲良くなったらしい。
「とりあえず私も夕菜も魔法があるから、いざとなったら武器が無くても何とかなるけどね」
元気にそういうミルクの言葉にオーフェンは思わずうめく。
「君も魔術師だったのか……?」
ふと、それで何かを思い出したのか、カリーニンが口を開いた。
「そういえば支給品といえばこれなのだが」
そういいながらカリーニンはザックに手を入れ、素早く取り出した。
(……あ?)
刹那――オーフェンが何かを思うよりも早く彼の体は全力で後方に跳んでいた。
近くに居たミルクを脇に抱えながらの跳躍だったが、それでもぎりぎりで間に合った。
火薬の爆ぜる音と共に数瞬前に頭があった空間を何かが掠めていく。
「――っ!!」
絶叫が上がる――視界の端の夕菜の頭が赤く、染まった。
(……染まる? なんでだ?)
その色を見ながらオーフェンは時間が引き伸ばされたような感覚を覚えた。
凝縮された時間の中でゆっくりと、本当にゆっくりと夕菜の体が地面に向かって倒れていく。
それをただ見ているしかなかった。
ほんの数秒が永遠にも等しいほどの長さを感じながら
オーフェンはただ地面に広がる赤を、紛れもない流れる血を見ていた。
視線を正面に向けるとカリーニンが僅かに眉をひそめながらザックから出した黒い何かをこちらに向けるのが見える。
その瞬間になってようやく思考が体に追いついた。
すべてを理解した瞬間、永遠とも感じた刹那の思考からオーフェンは抜け出した。
「……てめえ!」
着地と同時に単純で、だがそれだけに強大な威力の魔術を放とうとして、やめる。
直感の導きに従いミルクを右に突き飛ばし自分は僅か数歩分だけ左に跳躍する。
瞬間、カリーニンが構える黒い何かから数発の弾丸がオーフェンに放たれた。
そう、弾丸。連射速度も大きさもオーフェンの知ってるそれとは違うが
カリーニンが構えているあれは恐らく銃なのだろう。
先ほどの抜き打ちとは違い狙いをつけられている上、通常の拳銃などとは
比較にならないほどの連射速度を持つ銃による銃弾の雨を完全に避けきることは出来ず、
オーフェンの腕に肩にと銃弾が食い込む。
「ぐっ!」
激痛が走るが今はそんな事はどうでもいい。
転がるように木の陰に潜り込むが、何故か腕の震えが止まらなかった。
視界の端に血の海に沈んだ夕菜の姿が映る。
もはやピクリとも動かない。
オーフェンは強く、血が滲むほど強く拳を握ると腕を木に打ち付ける。
ガンッ!
皮膚が破れ腕から血が流れる。しかしそれで震えは収まった。オーフェンは唾を吐き、言った。
「つまりだ。てめえはゲームに乗ってるって事か」
「……」
答えは鋭い殺気だけだった。
しかもその殺気はオーフェンではなく尻餅をついているミルクに向けられていた。
「い、嫌! こんなところで殺されるわけにはいかな……」
倒れる夕菜をぼけっと見ていたミルクだが直接の殺気を浴びて正気付いたのか
反射的に叫ぶと、空中に魔力を展開するが……僅かに間に合いそうに無い。
(くそっ、間に合え!)
オーフェンは内心舌打ちするとすでに編み終わっていた構成を展開し、一息で呪文を叫ぶ。
「我は紡ぐ光輪の鎧!」
ミルクを包むように発生した光の障壁が辛うじて銃弾の雨を弾く。
それを見ながらオーフェンはミルクに叫ぶ。
「逃げろ! とにかくここから離れるんだ!」
「え、だ、駄目だよ! し、死ぬのは嫌だけど仲間を見捨てるのはもっと嫌!」
一瞬オーフェンは言葉に詰まる。
見捨てるも何も、頭を撃ち抜かれて生きている筈がない――とは言えなかった。
そしてふと銃撃が止まった事に気付く。
カリーニンは夕菜の近くで何かごそごそとしていた。
(なんだ?)
ともあれチャンスだった。オーフェンは両腕を突き出し、叫ぶ。
「我は放つ光の白刃!」
魔術の構成を解き放つ。純白の光の奔流がカリーニンに向かって収束する。
が、予測していたのか勘なのかは分からないがカリーニンは咄嗟に地面を転がるとそれを避けた。
爆音と熱とが地面を震わせる。
地面に炸裂した熱衝撃波の余波がカリーニンの体を焦がす。
しかしそれを感じさせない勢いで立ち上がると
次の瞬間には夕菜のザックを脇に抱え疾風のような速度で森の奥に向かって走り出していた。
「くそ、逃がすかよ……すぐ戻る、それまでどっかに隠れてろ!」
ミルクにそう言い放ち、オーフェンは飛び出す。
熱衝撃波の余波は確実にカリーニンにダメージを与えた筈なのだが走る姿にそれを感じさせない。
カリーニンはあっというまに森の奥に消える。
(報いは、受けさせる。絶対にだ!)
胸中でそう吐き捨てるとオーフェンは森の奥に向かって駆け出した。
◆◇◆◇◆
「撒いたか……」
丈の長い草むらの中に伏せる様に潜みオーフェンをやり過ごしたカリーニンはため息をつく。
それでも油断はせず気配を探り、しばらく潜むがオーフェンと名乗った男の気配はやはり何処にもない。
「侮れんな……弾薬を温存しすぎたか」
まさかあの不意打ちを避けられるとは予想外だった。
結果、射殺できたのは一人だけ。
(……出来ればあれにうまくかかってくれればいいが)
そう上手くはいくまいだろうな、と独りごちる。
そして情報を整理する。
思い出すのは最初の暗闇。暗闇の中に居たガウルンの姿だ。
あの気配、表情……何処からどう見ても彼が知るガウルンだった。だが奴は死んだ。
まるで死人が生き返ったように思えるがそんなはずは無い。死人は生き返らない。
生き返る人間、謎の竜巻、魔術士と名乗った男。
疑わなければ本当に不思議な事が起こり、魔法のようなものがあるように勘違いしてしまう。
だが不思議なことなどないのだ。
全ては脱出不能の空間に閉じ込められたと錯覚させ
魔法で願いが叶うという幻想を抱かさせ殺し合いを促進させる為の仕掛けなのだろう。
故に不思議な力があるように錯覚させようとする者はすべて主催者側の人間なのだ。
ゲームに乗って無いといった言葉に嘘は無い。
参加者同士の殺戮遊戯に乗るつもりはなかった。
だが魔法を騙る奴らは主催者側の人間だ、故にこれは反逆。
夕菜がc-4(プラスチック爆弾)を出したのも、あれはこちらをいつでも殺せるぞという宣言だったのだろう。
(その油断が命取りだ……)
事実、敵は銃撃をも何らかの装置により防げたのだ。
正面から戦えばカリーニンは今、生きていなかっただろう。
奴らは魔法を実在してると錯覚させるために主催者から強力な援護を受けている。
この大掛かりな舞台装置といい敵の組織力は予想以上に強大なのだろう。
とはいえ不意をつけば倒せない相手ではないという事が判ったのは収穫だろう。
敵と判断したならば即座に撃たなければこちらに勝機は無い。
それが彼の出した結論だった。
◆◇◆◇◆
木々が燃えていた。
オーフェンの魔術の余波をくらい木々が燃えだしたのだ。
燃える森のなかミルクはただぼんやりと夕菜の前に座っていた。
近づいてようやく理解した。夕菜が死んでいることに。
「守れ……なかった……。守れなかった、よ……」
自分が死ぬのは怖くなかった。だけど仲間が死ぬのは……怖かった。
ミルクは倒れた夕菜を抱きかかえる。
「ごめんね、ごめん、ごめん……」
涙を流しながら謝るが死人は返事をしない、だがこの時は変わりに答えるものがあった。
答えたのは――鉄球。
「あぅ……な……ラぃ…」
夕菜の横に置かれていた湾曲した箱から大量の鉄球が爆散した。
それはミルクの身体を一瞬で削り、痛みを感じさせる間も無くミルクの意識を奪った。
―――永遠に。
迂闊にもミルクは気づかなかった。
夕菜の死体に細工がされていたことに。
M18対人指向性地雷、これが最後にカリーニンが仕掛けていった罠だった。
【c-4/橋/一日目/朝】
【オーフェン@魔術士オーフェン】
[状態]:激怒、右腕と左肩に銃創による傷
[装備]:
[道具]:未確認支給品×2、支給品一式
[思考]
基本:ゲームからの脱出、カリーニンに報いを
1:カリーニンを追う
2:怪我の手当てとザックの中身の確認
3:ミルクとの合流
[備考]:ルールブックと名簿と支給品をまだ確認してません
【c-5/草むら/一日目/朝】
【カリーニン@フルメタルパニック】
[状態]:全身ところどころに軽い火傷と打撲
[装備]:M3短機関銃(13/30)@現実
[道具]:M18クレイモア@現実、C-4(プラスチック爆弾)×2@現実、未確認支給品×1、支給品一式×2
[思考]
基本:味方と合流後、脱出
1:味方との合流
2:武器弾薬の確保
3:首輪の入手
4:発見しだい敵(主催者側の人間)の射殺
[備考]:罠設置のついでに宮間夕菜のザックを手に入れました。
謎の白い塊はプラスチック爆弾でした。
※カリーニンは不思議な力を持つ者・騙るものはすべて主催者側の人間だと思い込んでいます。
※ミルクのザックがc-5に落ちてます。
※c-5で小規模な火災が起きています。
【宮間夕菜@まぶらほ 死亡】
【ミルク・カラード@伝説の勇者の伝説 死亡】
【残り38名】
投下終了。
>>747の名前欄ミスった。
正確には「我が呼び声に応えよ孤狼 4/6」です。
ここまだやってたの?
乙です。
ミルクをココで殺すとは・・・・思いもよらなかったな、
うわぁ、衝撃的な展開だぁ。
一気に鬱展開になってガクブルでした。GJ
近代兵器は怖いね。カリーニンが不思議グッズを手に入れたらどうなるんだろ。
お若いの地図上の右上には、行ってはならん。あそこには魔物が住んでおるのじゃ。
感想どもです。
カリーニンの超思考がNGになるんじゃないかと心配したけど
問題ないみたいっすね。
>>751 多分。
他に書いてる人いるのかちょっと心配だけど…。
ついでに未登場キャラ表更新。
なんとか全員登場まではいけそうだ。
【フルメタルパニック】 △クルツ・ウェーバー △メリッサ・マオ
【魔術士オーフェンシリーズ】 △ジャック・フリズビー
【まぶらほ】 △リーラ △山瀬千早 △松田 和美
【伝説の勇者の伝説】 △シオン
【残り7名】
俺は書けねぇな・・・・読んでない小説しか残ってないし、
まぶらほの三人が邪魔だなぁ……読んだはずだが記憶に残っていない(涙
とはいえ、ズガン用に使ってしまうのもカワイソスな気がする。
主人公とヒロインがそうそうに退場してしまったし。
リーラならシオンと絡めて、王様とメイドさんとかはどうだろうかとも考えたけど。
うまくまとまらなかった。そもそも文才ないし。
それより問題はジャックだと思う。勇次郎タイプならまだ扱いやすいけど、ジャックは難し過ぎる。
別キャラに取り替えるとかは駄目かな?
駄目だろうな、ややこしくなるしまた投票がいるから。
クルツとマオ姐さんのコンビはなんとかいけそうな気もするんだが。
ジャックは勇次郎よりも扱いやすくないか?
比較するとさっくり殺せるし、手綱をとることも不可能じゃないしさ。
対主催者、マーダーどっちのスタンスでもいけることもgood。
キャラの書きにくさに目をつぶればね……(しかし把握したらかえって楽か?)
ジャックの場合、キャラの書きにくさに加えて、
マーダーとして出た場合、大抵の人間をズガンで終わらせるような気がしてならないもので
勇次郎なら強い奴を食らうで倒す話を書くのは難しいけど行動方針はわかりやすいし、
それなりに襲われる側も書くことが出来そう。弱いやつは放っておいてくれるから復讐話にも繋げやすいとか思ったんで
まぁ、書きにくいキャラも書き方次第で魅力的になるんだろうけどね。
とりあえず絶望してる人なら同じ絶望仲間として助けてくれるかもしれないな。
保守!
マジで一月に一作って感じになってきたな。
だがラ板だ、一月放置しても落ちる心配はないさ
毎日確認してる俺がいるんだ落とさせはしない
序盤でこの超スローペースなら、中盤〜終盤になったら果たしてどれだけの速度になるんだろうな!?
完結が先か、書き手の寿命が尽きるのが先か……全く先が読めないぜ!!
伝勇伝を今日新刊まで一気に読んだんだけどシオンも結構書きにくいかも。
主に謎な部分が。
【教訓】
・開幕前投票で明らかに過疎ならば、開幕させても過疎のまま。
・出したい作品を出すために、ジャンルを狭めすぎない。
・「一人でも頑張る」と言うのであれば、最初から単独作者形態で書き始めたほうが自由に執筆できる。
・前に行く無謀は要らない。冷静に後退する勇気が必要。
ラノロワ2nd、女装ロワ、新ジャンプロワ等が、このロワの失敗から少しでも多くの事を学んでくれる事を祈る。
771 :
この名無しがすごい!:2008/02/02(土) 12:16:16 ID:JBUhGAuI
1000!
1001?
773 :
この名無しがすごい!:2008/02/04(月) 04:03:29 ID:WaA8Czwe
どぴゅっ
保守!!!!
775 :
◆VIIGhZ.snI :2008/06/10(火) 05:27:48 ID:SP2jJdaa
a
a
a
a
a
780 :
この名無しがすごい!:2008/08/11(月) 15:21:01 ID:xxzeZmBU
フルメタ以外のライトノベルはすべて・・・・・・・
キモオタ向けだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
781 :
この名無しがすごい!:2008/08/13(水) 07:37:30 ID:jFc3WS3W
こっから逆転だぜ!!
ルークはシャブラニグドゥなのか?
もしそうなら、彼がいることでドラグスレイブが使えるんじゃないか?
783 :
この名無しがすごい!:2008/11/17(月) 21:11:00 ID:BwVFCbVx
ここは長考中?
そんな感じなのかも。 出来れば完結して欲しいんだが…
いや、とっくに終わってるから。
age
まだまだこれからだぜ
そうだ!
俺達の戦いはこれからだ!