1 :
吾輩は名無しである:
太宰は我々の心の栄養源である。
2 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 21:06:52
2げと
3 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 21:44:36
ワザワザ
4 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:18:31
正義派
5 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:21:24
よう、色魔
6 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:23:06
田部シメ子
7 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:25:02
威張るな!
8 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:30:43
どうか Kappa と発音してください
9 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 22:49:19
だが、俺ァなあキットいつかあの犬を殺してやるよ……
10 :
吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 23:12:07
太宰は名言の宝庫だな
11 :
誘導:2007/04/11(水) 23:57:57
12 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 01:30:44
世間というのは君じゃあないか
13 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 01:33:22
太宰の名言が見当たらない
15 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 02:19:50
しゃあない誰も書かないから書くか
生まれてきてすみません
16 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 02:31:04
それも太宰の言葉じゃない
こうしてお互いに生きているというのは、何だか、なつかしいことでもあるな。
18 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 04:19:15
戦闘開始。
それをいうなら、「戦闘、開始。」じゃないの。
私はね、あなたのすました顔が気に入らないんです。
21 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 17:53:31
何をやってもだめだ!!」
ローブシンの作品で好きな言葉
Un grand sommeil noir 大いなる黒き眠りが
Tombe sur ma vie. わが生命に降りかかる
Dormez, tout espoir, 眠れ、すべての希望よ
Dormez, tout envie 眠れ, すべての羨望よ
23 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 18:57:43
Are you drink this or this?
Do you juice or juice?
Drink dotti?
24 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:03:10
ハマヤンはいつでも僕の味方でした。
そんなハマヤンが僕は大好きでした。
ハマヤンとお別れするのはつらいけど、
ハマヤンならきっと、いい人生が送ることが
できると思います。
25 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:31:52
かれは、人を喜ばせるのが、何よりも好きであった!
26 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:34:02
ばかにするな!
27 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:35:10
今直ぐやって。
我慢できないみたい。
28 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:39:33
処女膜がある生き物って人間とモグラだけらしいよ
29 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:42:58
きめえ
30 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:45:43
狐には穴あり、鳥には塒、か。
31 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 19:56:50
七色の虹の、
常なき姿が、
32 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 20:52:50
あのね、読んで面白くない小説はね、それは、下手な小説なのです。
こわいことなんかない。
面白くない小説は、きっぱり拒否したほうがいいのです。
>>32 太宰は学があんだろ?
そんな男がいってもなあ・・。
34 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 21:55:17
金の切れめが縁の切れめ、ってのはね、あれはね、解釈が逆なんだ。
35 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 21:56:44
37 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 08:30:46
「ね、お家が焼けちゃったろう・・?」
「ああ、焼けたねw」
と子供は微笑している。
「?! 兎(うさぎ)さんも、お靴も。小田桐(おだぎり)さんのところも!
茅野(ちの)さんのところも!!みんな焼けちゃったんだよ!!!???」
「ああ、みんな焼けちゃったねw」
と言って、やはり微笑している。
38 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 08:51:44
おめこ臭くてかなわんわ
39 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 19:14:59
どうにか、なる。
40 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 21:37:02
ハマヤンはいつでも僕の味方でした。
そんなハマヤンが僕は大好きでした。
ハマヤンとお別れするのはつらいけど、
ハマヤンならきっと、いい人生が送ることが
できると思います。
41 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 21:41:56
おやおや、おそれいりまめ
42 :
吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 22:07:14
僕はなぜ小説を書くのだろう。困ったことを言いだしたものだ。
仕方がない。思わせぶりみたいでいやではあるが、仮に一言こたえて置こう。「復讐」
ハマヤンはいつでも僕の味方でした。
そんなハマヤンが僕は大好きでした。
ハマヤンとお別れするのはつらいけど、
ハマヤンならきっと、いい人生が送ることが
できると思います。
俺はなんて子早いんだ
45 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 08:20:16
たとえば、
喫茶店の女から稚拙な手紙をもらった覚えもあるし、
桜木町の家の隣りの将軍のはたちくらいの娘が、
毎朝、自分の登校の時刻には、用も無さそうなのに、
ご自分の家の門を薄化粧して出たりはいったりしていたし、
牛肉を食いに行くと、自分が黙っていても、そこの女中が・・・
また、いつも買いつけの煙草屋の娘から手渡された煙草の箱の中に・・・
また、歌舞伎を見に行って隣りの席のひとに・・・
また、深夜の市電で自分が酔って眠っていて・・・
また、思いがけなく故郷の親戚の娘から、思いつめたような手紙が来て・・・
また、誰かわからぬ娘が、自分の留守中にお手製らしい人形を・・・
てす
「おわかれいたします」
名言とはちょっと違うけど、きりぎりすの冒頭の書き出し。
初めて読んだ時は衝撃だった。
サガンの「悲しみよこんにちは」の書き出しに匹敵すると思った。
49 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 18:23:30
「この水や、君の器にしたがうだろう」
「斜陽」 ってなんで斜陽っていう題名なのか教えてくれ。。
斜陽→夕日が沈む→隠喩を用いて→貴族の没落
52 :
吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 08:42:22
「芸術はつまり虚無を埋める抒情(リリシズム)なんだ。
水溜りに映る星の光なんだよ」
これはいいと思ったね。気障でもなんでも
53 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 08:36:04
それから君は中学時代に不自然な行為をした事があるだろう、
すでに失格、偉いやつはその生涯に於いて一度もそんな行為はしない、
男子として、死以上の恥辱なのだ。
まじめに努力していくだけだ。
これからは、単純に、正直に行動しよう。
知らない事は、知らないと言おう。
出来ない事は、出来ないと言おう。
思わせぶりを捨てたならば、人生は、意外にも平坦なところらしい。
55 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 14:22:26
朝は嫌い
56 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 14:23:04
こうしてお互いに生きているというのは、 なんだか、なつかしいことでもあるな。
57 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 18:50:01
拝啓
一言のいつはりもすこしの誇張も申し上げません。
物質の苦しみがかさなりかさなり死ぬことばかりを考へて居ります。
佐藤さん一人がたのみでございます。私は恩を知つて居ります。
私はすぐれたる作品を書きました。これからもつともつとすぐれたる小説
を書くことができます。私はもう十年ぐらゐ生きてゐたくてなりません。
私はよい人間です。しつかりして居りますが、いままで運がわるくて、死ぬ
一歩手前まで来てしまひました。
芥川賞をもらへば、私は人の情に泣くでせう。さうして、どんな苦しみとも
戦つて、生きて行けます。元気が出ます。お笑ひにならずに、私を助けてください。
佐藤さんは私を助けることができます。私をきらはないで下さい。
私は必ずお報いすることができます。お伺いしたはうがよいでせうか。
何日何時に来いとおつしやれば、大雪でも大雨でも、飛んでまゐります。
みもよもなくふるえながらお祈り申して居ります。
家のない雀
治拝
佐藤さま
58 :
吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 03:18:14
わたしはこわっかたのです
人の優しさが
あの人は、私の女をとったのだ。
いや、ちがった!
あの女が、私からあの人を奪ったのだ。
駆け込み訴えのユダのキチガイっぷりに共感する私も
たぶん相当のキチガイ・・・('A`)
と、思いたいのですね。
でもキチガイなんて珍しくもなんともないのですよ。
杉田さん、どうか老生を殴って下さい、
と笑いながら頬を差出申候ところ、老画伯もさるもの、
よし来た、と言い掌に唾(つばき)して、ぐゎんと
老生の左の頬を撃ちのめし、意気揚々と引上げ行き申候。
も少し加減してくれるかと思いのほか、かの松の木の怪腕の
力の限りを発揮して殴りつけたるものの如く、
老生の両眼より小さき星あまた飛散致し、一時、失神の思いに御座候。
かれもまた、なかなかの馬鹿者に候。
>>60 そうなんですか。
安心しました。ありがとう。
けっこうあったけど、殆ど忘れたよ。
私は王子様のいないシンデレラ姫
私には今は、幸福も不幸もありません。
ただ、いっさいはすぎて行きます。
人はあてにならない、という発見は、青年の大人に移行する第一課である。
大人とは、裏切られた青年の姿である。
アバンギャルドで行こうよ
70 :
吾輩は名無しである:2007/05/22(火) 00:31:44
ぼく、豚の煮込み、いらない。
負けた。これは、良い事だ。
そうなければいけないのだ。
彼らの勝利は、明日の私の出発にも光を与える。
誰がお前のおにいたまなんかになってやるものか。
話が違うよ。
安倍君!
君は、よくやった。
この一年間、私に就いての悪口を言わなかった人は、三人?
もっと少ない?
まさか?
75 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 01:08:34
放屁
わびしさ。それは、貴重な心の糧だ。
しかし、そのわびしさが、ただ自分の
家庭とだけつながっている時には、はたから見て、
頗(すこぶ)るみにくいものである。
神に問う 無抵抗は罪なりや?
78 :
この名無しがすごい!:2007/08/18(土) 21:22:06 ID:pvHgdX1F
押切もえ
79 :
この名無しがすごい!:2007/08/20(月) 23:18:42 ID:ZCp2GceJ
不覚にも吹いた
自惚れて、自惚れて、人がなんと言っても自惚れて、
気が着いたらわが身は、
81 :
この名無しがすごい!:2007/08/25(土) 09:16:12 ID:RhjQ2SoI
本職の詩人ともなれば、いつどんな注文があるか、わからないから、常に詩材の準備をして置くのである。
「秋について」という注文が来れば、よし来た、と「ア」の部の引き出しを開いて、愛、青、赤、アキ、いろいろのノオトがあって、そのうちの、あきの部のノオトを選び出し、落ちついてそのノオトを調べるのである。
トンボ。スキトオル。と書いてある。
秋になると、蜻蛉(とんぼ)も、ひ弱く、肉体は死んで、精神だけがふらふら飛んでいる様子を指して言っている言葉らしい。蜻蛉のからだが、秋の日ざしに、透きとおって見える。
秋ハ夏ノ焼ケ残リサ。と書いてある。焦土である。
夏ハ、シャンデリヤ。秋ハ、燈籠。とも書いてある。
コスモス、無残。と書いてある。
83 :
この名無しがすごい!:2007/08/26(日) 10:32:17 ID:Fllz2+Pu
人非人でもいいじゃないのよ。私達は生きていさえすればいいのよ。
待つ身が辛いかね。待たせる身が辛いかね。
お チ ン ポ
86 :
この名無しがすごい!:2007/08/29(水) 01:02:31 ID:UiuBL+fF
セッカチピンチャン
じゅむげじゅむげ、芋喰て寝。
88 :
この名無しがすごい!:2007/09/01(土) 18:51:39 ID:gw1ggS/w
私は読者を裏切らなかった。さらば読者よ。
・・・中略・・・
それでは、失敬。
89 :
この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 10:16:29 ID:OnhznsPz
読んで面白くない小説はね、下手な小説なのです。
90 :
この名無しがすごい!:2007/09/04(火) 22:38:42 ID:ALV2Bkim
メロスは激怒した
ぐっど・ばい
92 :
この名無しがすごい!:2007/09/06(木) 20:52:50 ID:xV93r/0s
惚れたが悪いか
このやろう。キスしてやるぞ
94 :
この名無しがすごい!:2007/09/07(金) 15:29:11 ID:73HEjEN2
人間失格の「ただーさいは過ぎ行きます。」はしびれた。
95 :
この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 03:25:06 ID:wO9S9KyO
96 :
この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 03:55:00 ID:hwRcwEUc
ワザ、ワザ
97 :
この名無しがすごい!:2007/09/09(日) 05:52:27 ID:VO88wp5Z
おしりかじり虫
一つだけ教えてください。困っているのです。
あのトカトントンの幻聴は、虚無をさえ打ちこわしてしまうのです。
あのトカトントンの音は、虚無の情熱さえ打ち倒します。
深刻さも突き抜けると笑えてくる。
太宰も笑って書いていたのではと思うほど、ノリノリの作品。
あとはまたあとで、どうにかなるだろう。
どうにかならなかったら、その時にはまた、どうにかなるだろう。
女生徒は名言の宝庫
なんで臓物のアントが牛乳なの?
102 :
この名無しがすごい!:2007/09/12(水) 22:23:36 ID:rHG4Bdpu
女は、自分の運命を決するのに、微笑一つでたくさんなのだ。おそろしい。
ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたのは、人間だし、花を愛するのも人間だもの。
いっそこのまま、少女のままで死にたくなる。ふと、病気になりたく思う。
うんと重い病気になって、汗を滝のように流して細く痩(や)せたら、私も、すっきり清浄になれるかも知れない。生きている限りは、とてものがれられないことなのだろうか。
しっかりした宗教の意味もわかりかけて来たような気がする。
103 :
この名無しがすごい!:2007/09/13(木) 00:12:15 ID:H0aTZGs0
さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。
ベタでサーセンwww
104 :
みんなで公安に通報しましょう♪:2007/09/22(土) 02:37:59 ID:M0c/x8u+
ハンナングループ浅田会長の逮捕に北朝鮮・旧朝銀信用組合と関係の深い杞●岳史!!
公安の強制捜査で必ずマスコミ関係者様・2ちゃんねら〜の皆様の御期待にそえます。
杞●岳史は家やマンションビルの中の様子を建物の外から盗撮しています!!
建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸のとんでもない盗撮機械を自宅に所持!!
名前は杞● 岳史(キヤマ タケシ)ユ タケシ
経歴は北朝鮮とつながりの深い旧朝銀信用組合と関わりが深く旧朝銀信用組合の青年会に所属。
東大阪市柏●東10の9から転居後の自宅に所持!!
※杞●岳史の自宅からすごいものがでてきます!!
家やビル、建物の中の様子を外から盗撮するプライバシー丸裸の盗撮機械は杞●岳史の自宅にあります!!
あと一歩で杞●岳史逮捕なのでみんなで公安に連絡しましょう!!
公安の強制捜査・杞●岳史の逮捕で必ずマスコミ関係者様・2ちゃんねら〜の御期待にそえます!
※法務省 公安調査庁 0335925711 東京都千代田区霞が関1丁目1の1
※近畿公安調査室局(代) 0669437771 大阪市中央区谷町2丁目1の17
週刊新潮
0332665311
週刊新潮への情報提供は
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フライデー 編集部0339432500
SPA! 0354038875
女性自身 編集部0353958240
105 :
この名無しがすごい!:2007/09/22(土) 04:01:37 ID:hvTXw+cV
人間失格の冒頭の
「恥の多い生涯を送ってきました」
感動したくせにどんな話だったか綺麗に忘れました
106 :
この名無しがすごい!:2007/09/24(月) 23:33:06 ID:vnxGt2fy
パンドラのはこの最後の辺りの文章と
葉の文章全部が素晴らしすぎる
人間は恋と革命の為に生きるとか言っていたな
108 :
この名無しがすごい!:2007/09/27(木) 10:56:35 ID:4OsQ1b1o
姉さん 僕は貴族です
109 :
この名無しがすごい!:2007/09/28(金) 17:18:59 ID:qkIUnnQj
人間、失格。
気弱くなれ!
キクちゃんが、危ない!
うっ!!
112 :
この名無しがすごい!:2007/10/06(土) 13:10:44 ID:HMTs8TFC
飛べない豚は、ただの豚だ。
世の中にどうして政治だの宗教だの諸諸の活動があるか分かりますか?知らないから貴方は不幸なのですわ。私は段々わかってきました。それはね女とその子供が良くなる為です
114 :
この名無しがすごい!:2007/10/08(月) 16:17:06 ID:DFFZcQxt
こんなのがありました→
第11回フォス研 秋の読書会 作品テーマ「斜陽」
日時 2007年10月27日(土)19時スタート
場所 フォスフォレッセンス店内(三鷹市上連雀8丁目4−1)
費用 ワンオーダー以上のご注文をお願いします。
参加ご希望の方は直接、メール(
http://page.freett.com/phosphorescence/)、
電話0422−46−1004 book&cafe' Phosphorescence(古本カフェ フォスフォレッセンス)
などでお知らせください。また質問などもお気軽にどうぞ。
以上
115 :
この名無しがすごい!:2007/10/09(火) 00:29:39 ID:oINUHdWX
猛烈に腹が痛くなる。薬をよくみる。
『ヘノモちん』
ちょ、おま、これチゲェーよ
少し脱色。薬名は微妙、その前は多分あってる。
以上、人間失格ラスト近辺
コメなコメだな
117 :
この名無しがすごい!:2007/10/18(木) 21:13:25 ID:RPqm4XfT
お茶目。
きりきり舞って舞って舞い狂って
119 :
この名無しがすごい!:2007/10/21(日) 02:26:07 ID:YAGliC+5
得体の知れない不吉なトンネルを抜けるとメロスは名前はまだない。
「んだすけまいね」
120 :
この名無しがすごい!:2007/10/22(月) 15:30:43 ID:hwFO0COz
メロス 「くらえ!セリヌンティウス。ペガサス流星拳!!」
セリヌンティウス 「ぐはっっ!ありがとう、友よ。」二人同時に言い、
ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。
夏まで生きていようと思った。
大学にも我をしのぐほどの男がいる
123 :
この名無しがすごい!:2007/10/28(日) 09:56:43 ID:r7XROScu
ばけもの!
人間失格、どこか面白いかわからん
125 :
この名無しがすごい!:2007/10/29(月) 23:39:49 ID:ULEDtgnb
「小説の面白さ」
小説と云うものは、本来、女子供の読むもので、いわゆる利口な大人が目の色を変えて読み、
しかもその読後感を卓を叩いて論じ合うと云うような性質のものではないのであります。
小説を読んで、襟(えり)を正しただの、頭を下げただのと云っている人は、それが冗談ならばまた面白い話柄でもありましょうが、
事実そのような振舞いを致したならば、それは狂人の仕草と申さなければなりますまい。
126 :
この名無しがすごい!:2007/10/30(火) 09:56:40 ID:ATKartCm
こら、笑ってみろ
127 :
この名無しがすごい!:2007/11/01(木) 01:05:58 ID:SQ8X1CLP
128 :
この名無しがすごい!:2007/11/01(木) 01:14:08 ID:+baoZsT6
「それから、ああおかしい。
あんたはうんこも食べたんだってね」
御伽草子
129 :
この名無しがすごい!:2007/11/01(木) 01:19:37 ID:+baoZsT6
五尺三寸の毛むくじゃら含羞に死す
130 :
この名無しがすごい!:2007/11/06(火) 22:35:57 ID:BBx9gxYP
「お前たちは、夫婦仲が悪いな? 俺はそうにらんだ。へんだぞ。何かある。俺は、そうにらんだ。」
にらむもにらまぬも無い。その「へん」な原因は、親友の滅茶な酔い方に在るのだ。
気取るという事は、上品という事と、ぜんぜん無関係なあさましい
虚勢だ。
133 :
この名無しがすごい!:2007/11/23(金) 01:12:22 ID:Cz1PyhIN
今こそ言おう。天皇陛下万歳と
134 :
この名無しがすごい!:2007/11/24(土) 20:37:30 ID:q3bwtibm
稀代のすね者
135 :
この名無しがすごい!:2007/11/25(日) 21:40:57 ID:5PvmsN7i
ただ、いっさいは、過ぎていきます。
ゆるしてくれえ。どろぼう!
>>125 亀だけど
ちくま哲学の森の定義集読んだだけだろ
何もその人が、あたしは美人だと自負してもいないのに、その人の顔など、とやかく批評するのは罪悪だ
たった四日の思い出の、五年十年の暮らしにまさることがある。
たった四日の思い出の、ああ、一生涯にまさることがある。
知っていながらその告白を強いる。なんといういんけんな刑罰であろう。
141 :
この名無しがすごい!:2007/12/21(金) 14:11:31 ID:/Uv2uskp
少女は眼を挙げて答えた。その言葉は、エホバをさえ沈思させたにちがいない。
もちろん世界の文学にも、未だかつて出現したことがなかった程の新しい言葉であった。
「いいえ、」少女は眼を挙げて答えた。「ケフィアです」
メロスは激怒した。
143 :
この名無しがすごい!:2007/12/26(水) 12:26:49 ID:geUvJUy+
わがあしかよわく
けわしきやまじ
だっけか?
――我は盗賊
太宰と全く同じ思考なのがすごい
145 :
この名無しがすごい!:2007/12/28(金) 18:29:05 ID:p63Z4+Sp
「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、
いいえ、飲んでも、……神様みたいないい子でした」
あと「もの思う葦」だったか忘れたけど、
「女というのは悲惨な生き物だから、冷たくしてはいかんよ。」みたいな文章は衝撃だったなぁ。
メロスは勢い込んで読んではいけない
>>145の上はしんみり読んではいけない
以上太宰における俺ルール
よいしょ、と小さい声で言ってみて、路のまんなかの水たまりを飛び越す。
水たまりには秋の青空が写って、白い雲がゆるやかに流れている。水たまり、きれいだなあと思う。
ほっと重荷がおりて笑いたくなり、この小さい水たまりの在るうちは、私の芸術も拠(よ)りどころが在る。
「鴎」はどこを切っても良い
朝って意地悪
148 :
この名無しがすごい!:2008/01/05(土) 03:21:08 ID:Tcp6ACcy
おれは孤独だ。
おれは善人だ。
眼鼻立ちは悪くないと思うんだ。
149 :
この名無しがすごい!:2008/01/05(土) 13:11:01 ID:9+3F+NLD
「おやおや、おそれいりまめ。」…続きが読みたいよー!
150 :
この名無しがすごい!:2008/01/06(日) 17:59:41 ID:4YIFVLOp
「早くなおらないと承知しないぞ!」
「ふふ、どうだか。あなたは、まじめな顔をして冗談を言うから可愛い」
151 :
この名無しがすごい!:2008/01/06(日) 18:28:33 ID:SOGxecBW
人間、失格。
みんないやしい慾張りばかり 井伏さんは悪人です
恥の多い生涯を送ってきました。
154 :
この名無しがすごい!:2008/01/13(日) 22:43:10 ID:nEfP/2SD
人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ
155 :
この名無しがすごい!:2008/01/17(木) 02:37:59 ID:aPQJcDOy
恥ずかしくて死にそうだ。
156 :
この名無しがすごい!:2008/01/17(木) 21:08:43 ID:9R1gg2aB
私には、誇るべき何もない。学問もない。才能もない。
肉体よごれて、心もまずしい。けれども、苦悩だけは、
その青年たちに、先生、と呼ばれて、だまってそれを
受けていいくらいの、苦悩は、経て来た。
157 :
この名無しがすごい!:2008/01/18(金) 11:31:58 ID:QM8chAQz
わたしは へどもどした。
158 :
この名無しがすごい!:2008/01/18(金) 23:09:41 ID:eoPj2Hoy
>156
ごめ、その本のタイトル教えて
159 :
この名無しがすごい!:2008/01/19(土) 19:28:03 ID:2bUxO8RO
160 :
この名無しがすごい!:2008/01/19(土) 23:00:41 ID:LdWj6y0Z
>159
ありがとう
161 :
この名無しがすごい!:2008/01/20(日) 20:40:24 ID:ANuJUYJM
どっこい放さぬ。持ちもの全部を置いて行け。
162 :
この名無しがすごい!:2008/01/20(日) 20:41:58 ID:d82lcASm
・ 弱虫は、幸福をさえ恐れるものです。綿でけがをするんです。幸福に傷つけられることもあるんです。
163 :
この名無しがすごい!:2008/01/25(金) 09:53:12 ID:+eBVbMuY
低能め!
164 :
この名無しがすごい!:2008/01/26(土) 19:48:12 ID:HDbIQOXO
モチイフだ
165 :
この名無しがすごい!:2008/01/26(土) 22:30:37 ID:saeNAnl+
笑われて、笑われて、強くなる
太宰読もうと思ってるんだけど、なにかおすすめないですか?
167 :
この名無しがすごい!:2008/01/29(火) 00:59:01 ID:z9PzeUdE
道化の華
168 :
この名無しがすごい!:2008/01/31(木) 22:42:21 ID:yha4JlUt
かすかにお笑いになった。そのお顔は、少しやつれて、美しかった。
斜陽最高です。 太宰治天才。
169 :
この名無しがすごい!:2008/01/31(木) 22:50:06 ID:yha4JlUt
きりぎり・斜陽・正義と微笑おすすめします。
スッテンレス・・・
170 :
この名無しがすごい!:2008/02/02(土) 07:50:35 ID:8bHJBr8E
『おしっこよ』
171 :
売国マルハン:2008/02/04(月) 20:39:29 ID:20Bq2Ma0
173 :
この名無しがすごい!:2008/03/06(木) 21:19:22 ID:O9/OvU3s
>>18 それもどうやらドストのパクリのようだなぁ。『罪と罰』に出てきた。
174 :
この名無しがすごい!:2008/03/08(土) 03:23:02 ID:/Ah/HbnU
姉さん、僕は貴族です
175 :
この名無しがすごい!:2008/03/11(火) 19:04:19 ID:s05DjSU3
「お父」
スワは父親のうしろから声をかけた。
「おめえ、なにしに生きでるば」
父親は大きい肩をぎくっとすぼめた。
スワのきびしい顔をしげしげ見てから呟いた。
「判らねじゃ」
スワは手にしていたすすきの葉を噛みさきながら言った。
「くたばった方あ、いいんだに」
176 :
この名無しがすごい!:2008/03/13(木) 16:10:37 ID:Batj6Ze6
否!
お里が知れるぜ
178 :
この名無しがすごい!:2008/03/14(金) 00:38:59 ID:kzSvRDin
鎌倉に死にに行こう。
「はぁ?鎌倉ってのはな夜光虫見たり波乗りしたり
七里ケ浜なんて鳶におでん食われないように警戒しながら
びくびくして食うとこなの。死にに行く所ではありません。
死にたいんなら、台風の日に波乗りしてからにしな。」
ギロチンギロチン シュルシュルシュ
180 :
この名無しがすごい!:2008/03/28(金) 12:17:52 ID:v6kwfnbm
入学記念読書感想文を女生徒で書こうとしている俺。
ああ、生意気、生意気。
処女でもない女を娶ってっとかっていうセリフ。
182 :
この名無しがすごい!:2008/04/13(日) 13:23:41 ID:uDCeMiw/
死ぬ?死ぬのか君は!?
くやしかったら、うどんかけ一杯と勝負しろ。
つまらねえことをしてくれた
185 :
この名無しがすごい!:2008/04/20(日) 12:33:16 ID:waTaUWsn
いったいに、女は、男よりも快楽をよけいに頬張ることができるようです
恥の多い生涯を送ってきました。
僕と死ぬ気で恋愛してみないか
188 :
この名無しがすごい!:2008/04/26(土) 13:34:32 ID:yL1h3im4
やりきれねえ
189 :
この名無しがすごい!:2008/04/27(日) 22:32:16 ID:X+zvddz4
黙れ下賤の者!
190 :
この名無しがすごい!:2008/04/28(月) 12:13:07 ID:3agknaDi
おちんぽ
しくじった。惚れちゃった
一生、優しい人達の中で、暮らしていける人は幸せだ。
193 :
この名無しがすごい!:2008/05/07(水) 08:19:01 ID:nX8/PUm4
僕は僕の生き方を生き抜く
たましいだけがどうにか生きて。
195 :
この名無しがすごい!:2008/05/08(木) 23:05:25 ID:Xyma4DIl
姉さん僕は貴族です
196 :
この名無しがすごい!:2008/05/09(金) 03:27:45 ID:GY4YNfOK
やめろ、聖母を明るみに引き出すな! だっけ?
197 :
この名無しがすごい!:2008/05/18(日) 01:04:57 ID:+wYsuyNr
喀血して。
雪の上に、大きい日の丸の旗が出来ました。
おれは孤独だ。
おれは善人だ。
眼鼻立ちは悪くないと思うんだ。
199 :
この名無しがすごい!:2008/05/26(月) 23:24:06 ID:w4pRB0Nq
どうして、どうして。
ぶん殴る
ぽろぽろ
ころころ
201 :
この名無しがすごい!:2008/06/10(火) 20:06:49 ID:l5svN03l
人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ
エンデのはてしない物語のあちら側の世界の住人たちばかりだな、ここは。
203 :
この名無しがすごい!:2008/06/17(火) 08:40:08 ID:VrSpAHIs
死ぬ気で飲んでいるんだ
204 :
この名無しがすごい!:2008/06/17(火) 12:32:48 ID:OsmUGMzs
閉口した
205 :
この名無しがすごい!:2008/06/17(火) 22:12:51 ID:jJik/pgg
よお!色魔!
206 :
この名無しがすごい!:2008/06/18(水) 07:48:23 ID:CAXeWiLS
臓物のアントは?
牛乳
これは、ちょっとうまいな。
207 :
この名無しがすごい!:2008/06/18(水) 09:51:46 ID:6a6NJcZP
ファイナルドラゴンベインか・・・なかなか凄まじい破壊力だな・・・
しかしドラゴニックパワーの源たるこの大天帝王ヴィクトルベの前には蚊ほどの損害も与えられぬ・・・
「ま・・・まさか・・・無傷だと・・・!俺のドラゴニックパワーの全てを篭めた攻撃だぞ・・・!」
「無理だ、こんな化け物に勝てるわけが無い・・・ハハハ・・・ハハハハ・・・無理だ・・・」
『諦めるな!!まだだ!!まだ最後のパワーが残っている!!』
「ドラゴニックパワーが通じない今・・・何も手段は無いじゃ・・・」
『俺たちの・・・・・命の力だ!!』
「!」
『世界の為に・・・俺達の守るべき人達の為に・・・負けるわけには、いかないんだ!!』
諦めたか・・・?逃げる算段でもしているのか
あいにくだが私はそれほど気が長くないからな・・・決めさせてもらうぞ
『やるしか・・・無いだろう・・・』
「・・・そうだな・・・」
『俺達の・・・』「最高最強最後の必殺技・・・」
「『ジャッジメント・ギルティ・オブ・ザ・フィニッシュ!』」
この期に及んで・・・ぐ・・・ぐあああああああああああああああああああああああ!
こ、この力は・・・まさか貴様等死ぬきか!!!!!
209 :
この名無しがすごい!:2008/06/19(木) 03:34:24 ID:aJ1b62Gb
γ'フ
イ ('i, ,/ (ヽ
( 'i,`ミ' ヽ i ヽ`)'フ
(\ヽ,,_ ` ':.ヽ )γ),ノ)
ヾ' ..,, '; 'l, ,/ .:' ノ'
ゝ- .,,, .: i! ノ' ,:' ''",フ
,,-'', ',,,.. .:' /' ''",,::' "つ
`ツ、,,ー- .:' (,,,,,、ハ,,ハγ´ ''"ヾ、 彡'
''-彡,, ':, .( ゚ω゚ ). ヽ、,,_,,ノ'⌒
,彡' | / ' ゙" '-=-'" おわかれ致します。
ノ., "シ ( ヽノ ,,_,,,ミ^ヾ
"''ツ' ノ>ノ ヽ''ヽ)
レレ
211 :
この名無しがすごい!:2008/06/19(木) 10:57:40 ID:ilx9Jp9Y
フォスフォレッセンス
212 :
この名無しがすごい!:2008/06/19(木) 13:14:32 ID:mUneR9M9
人の世話にばかりなってきました、きっとこれからもそうでしょう。
213 :
この名無しがすごい!:2008/06/19(木) 14:31:53 ID:jZlwCy9s
214 :
この名無しがすごい!:2008/06/19(木) 19:57:35 ID:HWC7121o
お嬢さん。あの時は助かりました。
あの時の乞食は、私です。
215 :
この名無しがすごい!:2008/06/20(金) 13:19:59 ID:zVNjKHfI
お便所にミソは、まずいね。
216 :
この名無しがすごい!:2008/06/22(日) 01:12:58 ID:oN+F87Ai
結局、僕の死は、自然死です。人は、思想だけでは、死ねるものでは無いんですから。
217 :
この名無しがすごい!:2008/06/22(日) 18:14:59 ID:3mzkiFWC
スタコラサッチャン
218 :
この名無しがすごい!:2008/06/22(日) 23:58:12 ID:aq781AOp
え?
生まれてきてすいませんて太宰じゃないの??
219 :
この名無しがすごい!:2008/06/23(月) 14:23:49 ID:yd+veVWV
だめさ。魚の心が、わかりすぎて。
221 :
この名無しがすごい!:2008/06/23(月) 23:57:37 ID:69wPxXpi
味噌踏み眉山。吉衛門の当たり舞台になりそうです。
スタコラサッチャン。スタコラサッサと仕事する。(山崎富美江)
222 :
この名無しがすごい!:2008/06/25(水) 01:11:40 ID:cXoZSWoh
パーティーしようぜ、いいだろう、たまには。
223 :
この名無しがすごい!:2008/06/25(水) 06:23:08 ID:33VzX19Y
イグザクトリイ。あいつは、うるさい。フウルというものだ。
224 :
この名無しがすごい!:2008/06/25(水) 11:28:03 ID:JnoXyLvs
恥の多い生涯を送ってきました
225 :
この名無しがすごい!:2008/06/27(金) 09:09:16 ID:6sVPGB9U
「やれ!」私は大声で命令した。「赤毛は卑怯だ! 思う存分やれ!」
226 :
この名無しがすごい!:2008/07/01(火) 19:24:17 ID:qc1RWjoB
私にはその時突然、東京の荻窪あたりのヤキトリ屋台が、胸の焼き焦げるほど懐しく思い出され、
なんにも要らない、あんな屋台で一串二銭のヤキトリと一杯十銭のウィスケというものを前にして思うさま、
世の俗物どもを大声で罵倒したいと渇望した。
227 :
この名無しがすごい!:2008/07/01(火) 23:14:56 ID:UE21QbaJ
それは世間が、ゆるさない
世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?
228 :
この名無しがすごい!:2008/07/02(水) 19:59:36 ID:SVL6NYUc
イブセさんは悪い人です。
太宰などお殺せになられますの?
いくらでも書くつもり。 子供が平凡でも許してやってください。
お前だけを愛していました。
229 :
この名無しがすごい!:2008/07/06(日) 01:59:16 ID:IbF04sZx
元気でいこう。
絶望するな。
ドストエフスキーなどは脛毛丸出しで女装している。
うろ覚えですが…
231 :
この名無しがすごい!:2008/07/06(日) 16:03:29 ID:b8Mnqjov
232 :
この名無しがすごい!:2008/07/08(火) 01:17:15 ID:6rKsJM7G
大人とは
裏切られた青年の姿である
女のひとは、死にました。
そうして、自分だけが助かりました。
にやけたマンネリズムを見事に蹴飛ばしてゐる
「津軽」芭蕉を批評して
235 :
この名無しがすごい!:2008/07/18(金) 01:12:58 ID:NVStToyU
しかし、嗚呼、学校。
236 :
この名無しがすごい!:2008/07/18(金) 23:24:25 ID:fjaAVOqm
嘘のない生活。
キッスするぞ
238 :
この名無しがすごい!:2008/07/19(土) 18:44:38 ID:lPPIUIlF
性慾のにおいのするキスだった。
姉さん、僕は貴族です。
240 :
この名無しがすごい!:2008/07/20(日) 16:30:41 ID:skBkB50h
ねこは誰にもなつかなかった。
僕の赤ちゃんがほしいのかい
243 :
この名無しがすごい!:2008/07/23(水) 01:12:58 ID:M1sgI6QO
「馬鹿野郎。貞操観念、・・・」
悪いが、仕事なんだ
無智の洗濯女よ、妻は職業ではない。
小鳥を飼い、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。
無垢は罪なりや?
ズイブンスグレタ文章ナノニ、ワカラヌ奴ニハ死ヌマデワカラヌ、シカタノナイコト。
金魚も、只飼い放ち在るだけでは、月余の命、保たず。
肝心なのを忘れた。
『弱さの美しさを、知らぬ』
パイナップルの缶詰の汁なら丼一杯飲める
248 :
この名無しがすごい!:2008/07/29(火) 01:08:28 ID:T8BHNYke
竹一が自分の背中をつつき、低い声でこう囁きました。
「ワザ。ワザ」
そして葉蔵はこうかえしました
「ざわ…ざわ…」
刺すっ…!
さすがにそうも思ったっ…!
私も、もう二十五歳になりました。
一年、一年、みんな、ぞろぞろ私から離れて行きます。そうしてみんな、あの平民的とやらの群衆の中にまぎれこんで行きます。
私は、せめて、此のおばあちゃんひとりを、花火のように、はかなく華麗に育ててゆきます。さようなら、
それじゃ君が誘惑したのだ。君は不良少女みたいだ。そんなのを、オタンチンっていうのだ。
ミイチャンハアチャンともいうし、チンピラともいうし、また、トッピンシャンともいうんだ。
けしからんじゃないか、君は。
253 :
この名無しがすごい!:2008/08/03(日) 21:05:42 ID:BS7yxT2x
苦しみ多ければ、それだけ報いられること少なし。
ほwんwとwうwかwいwwwwwwww?
人間、失格。
ここにいる者すべて、人の資格剥ぎ取られている。
(HUMAN LOST)
医学的な話じゃないか。上品も下品も無い
新しい男は保守をするものだ
259 :
この名無しがすごい!:2008/11/02(日) 19:07:17 ID:6b+n4FpK
活性化期待あげ
命がけで事を行うのは罪なりや?
こんなことでは、寝言などで、どんなに下品なこと言い出すか、不安でならない
262 :
この名無しがすごい!:2008/11/05(水) 18:34:17 ID:2XyGQP2d
263 :
この名無しがすごい!:2008/11/18(火) 16:02:25 ID:j5tDEV23
264 :
この名無しがすごい!:2008/12/01(月) 20:46:04 ID:u+9nCgY5
わが日わが夢ってなんで全文カットされたんですか?
265 :
この名無しがすごい!:2008/12/02(火) 04:23:44 ID:Gsf0MKCX
『人間失格』
「シシマイ」
「ただ一切は過ぎていきます」
『東京八景』
「オラガビイル」
「違う荒野を歩いている」
『富嶽百景』
「興あるロマンスだと思った」
「パチリ」
『走れメロス』
「黒い風」
僕には、花一輪をさえ、ほどよく愛することができません。
267 :
この名無しがすごい!:2008/12/07(日) 18:53:43 ID:nbw91kRS
>坊やは、何と思ったのか、おいもを口の中に一ぱい頬張ったまま、
>けけ、と妙に笑いました。わが子ながら、ほとんど阿呆の感じでした。
びよんの妻ってめちゃ面白いんだけど、
太宰はこの短編で何が言いたかったのだろう。
>>263 『正義と微笑』だよ。
日記形式なのだが日付が飛び飛びになっていくのがいかにも飽きっぽい太宰らしいのも良い。
269 :
この名無しがすごい!:2009/01/03(土) 13:13:13 ID:El9jZjxc
>>268 ありがとうございます。
探してみます。
あきっぽいと言えば懶惰の歌留多。
名が体を表しているww
不良とは、優しさのことではないかしら。
とにかくね、生きているのだからね、
インチキをやっているに違いないのさ。
271 :
この名無しがすごい!:2009/01/10(土) 03:28:00 ID:WJqQf9n3
小鳥を飼い、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。
刺す。
そうも思った。
大悪党だと思った。
272 :
この名無しがすごい!:2009/01/10(土) 04:12:49 ID:WJqQf9n3
私のいま夢想する境涯は、
フランスのモラリストたちの感覚を基調とし、
その倫理の儀表を天皇に置き、
我等の生活は自給自足のアナキズム風の桃源である。
273 :
この名無しがすごい!:2009/01/12(月) 23:15:54 ID:RswhyJUB
トウモロコシムシャムシャ
274 :
この名無しがすごい!:2009/01/12(月) 23:38:46 ID:1UzQqVlY
生まれてきてすみません
275 :
この名無しがすごい!:2009/01/12(月) 23:46:56 ID:1UzQqVlY
ギムレットには早すぎる
276 :
この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 18:21:12 ID:2gyXlBS/
「地上で信じていいものは味の素だけ」by太宰治
277 :
この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 21:32:55 ID:3sAosvun
ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ
278 :
この名無しがすごい!:2009/02/26(木) 19:21:12 ID:68xzxlt4
ア、ト、デ、ネ
279 :
この名無しがすごい!:2009/03/14(土) 15:06:35 ID:PDonVsDe
白状し給え。え?誰の真似なの?
>>262 そこらへんどこにおかしみがあるのかわからん。
でも全編微笑しっぱなしだし、意外と暗黒小説なので乳首たった。
280 :
この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 15:08:20 ID:b4SgPrxR
待つ。ああ、人間の生活には、喜んだり怒ったり悲しんだり憎んだり、いろいろの感情があるけれども、
けれどもそれは人間の生活のほんの一パーセントを占めているだけの感情で、あとの九十九パーセントは、ただ待って暮らしているのではないでしょうか。
幸福の足音が、廊下に聞えるのを今か今かと胸のつぶれる思いで待って、からっぽ。
ああ、人間の生活って、あんまりみじめ。生れて来ないほうがよかったとみんなが考えているこの現実。
そうして毎日、朝から晩まで、はかなく何かを待っている。みじめすぎます。
生れて来てよかったと、ああ、いのちを、人間を、世の中を、よろこんでみとうございます。
向上心のないやつは馬鹿だ
282 :
この名無しがすごい!:2009/05/07(木) 22:54:40 ID:WVvA08hy
恥の多い生涯を送ってきました。
死ぬ時死なぬは恥さらしなだけ
生き恥をさらしております。
恥を確認すればちょっとは前へ行ける。
世間というのは君じゃあないか
世間を神に置き換えてもいける気がする。
先生は、ほんとうは神って書きたかったんじゃないのかなあ。(´・ω・`)
284 :
この名無しがすごい!:2009/05/10(日) 00:46:42 ID:wxDB5Paw
あの子は、ねばねばして、気味がわるいから、あなたに一度うんと叱っていただきたいと思いまして、と奥さんが言い、旦那さんは、そうか、どこにいるんだ、と言い、奥さんは平然と、どこかそこらにいるでしょう?
と言い、旦那さんは、つかつかと私の隠れている机のほうに歩いて来て、おいおい、そんなところで何をしているのだ、ばかやろう、と言い、
ああ、私はもそもそと机の下で四つ這(ば)いの形のままで、あまり恥ずかしくて出るに出られず、あの奥さんがうらめしくてぽたぽた涙を落しました。
ねばねばして気味が悪いってw
あそこリアルだね。
まさか津島家を敵に舞わす人はいないだろうから、学友とかとの女を愚痴りあってる太宰が目に浮かぶ。
戦闘開始。
愚僧もあの婦人には心が乱れ申したわい、
お恥ずかしいが、
まだ枯れて居らん証拠じゃのう
世渡りの才能。・・・・・・自分には、ほんとうに苦笑のほかはありませんでした。
自分に、世渡りの才能!
288 :
この名無しがすごい!:2009/05/21(木) 22:13:38 ID:+c0RXLpa
「わざわざ」
毎日毎日、覚悟ばっかり立派で、とうとう一週間、馬鹿のように遊んでしまった。
290 :
この名無しがすごい!:2009/05/23(土) 15:33:29 ID:tG0Nla7Y
バカの堀木
堀木ごとき
葉ちゃんボロクソ言ってるけど
座布団の糸さえ惜しい堀木
浅黒い端正な顔の堀木
上から目線の堀木
堀木正雄が好きです!
>>284 何の作品か教えてください。ねばねば読みたいw
『男女同権』
語りが黄村先生に似ている気がする。
黄村先生の青春時代と思って読むと面白物哀しいかも。
時々太宰作中にでてくる
わあっとさけんで泣きたくなって
という簡単すぎる表現がカワイイ
293 :
この名無しがすごい!:2009/05/25(月) 21:36:23 ID:5FGl2PmV
酒飲まない約束して
次のページ捲ったら速攻昼まで飲むとこが好き
声出して笑ったわ
294 :
この名無しがすごい!:2009/05/26(火) 21:17:17 ID:niQ3LQMi
お前を蝋人形にしてやろうかぁ〜
昭和十八年に「右大臣実朝」という三百枚の小説を発表したら、「ユダヤジン実朝」
というふざけ切った読み方をして、太宰は実朝をユダヤ人として取り扱っている、な
どと何が何やら、ただ意地悪く私を非国民あつかいにして弾劾しようとしている卑劣
な「忠臣」もあった。
296 :
この名無しがすごい!:2009/06/18(木) 02:36:31 ID:cgYVpcNH
もともと、このオリジナリティというものは、胃袋の問題でしてね、他人
の養分を食べて、それを消化できるかできないか、原形のままウンコにな
って出て来たんじゃ、ちょっとまずい。消化しさえすれば、それでもう大
丈夫なんだ。昔から、オリジナルな文人なんて、在ったためしは無いんで
すからね。
拝啓。一つだけ教えて下さい。困っているのです。
ちっびくっろさっんぼ!
ほら、やれよ!
ちっびくっろさっんぼ!
299 :
この名無しがすごい!:2009/06/18(木) 13:59:15 ID:ie+ljM4j
堀木と自分
互いに軽蔑しながら付き合い、そうして自らをくだらなくしてゆく、
それがこの世のいわゆる「交友」というものの姿だとするなら、
自分と堀木の間柄も、まさしく「交友」に違いありませんでした。
「なんにも、いい事がねえじゃねえか。僕たちには、なんにもいい事がねえ
じゃねえか」
フジ三太郎には月見団子がよく似合う
富嶽百景は宝庫と思う。『安宿の…』から最後の『酸漿に似ていた』でのシメは何故か毎回泣きたくなる。
富嶽百景に限らず
太宰の文章に触れると泣けてくるのはどうしてだろうとずっと思っていたが、
6月19日の天声人語に、『何故か心に刻まれる、不思議な、文章の魔術』と言い表してあって、まさにそうだ!と思った
303 :
この名無しがすごい!:2009/07/03(金) 02:46:40 ID:0VAFBqN7
http://www.kahoku.co.jp/info/pandora.htm 河北新報社は、作家太宰治(1909―48年)の生誕100周年を記念し、太宰が45年秋から翌年にかけて本紙に執筆した初めての新聞小説「パンドラの匣(はこ)」を、6月1日から夕刊7面に復刻連載します。
連載を飾った版画家恩地孝四郎(1891―1955年)の題字、挿絵も当時のまま使用。戦争が終わり、新しい時代に太宰が託した「希望」の物語を再現します。
「パンドラの匣」は45年10月22日から46年1月7日まで、本紙2面(当時紙不足で2ページ)に64回にわたって連載され、6月に河北新報社から単行本として出版されました。
執筆のきっかけは河北新報からの依頼。本紙にとっても戦後初の小説を、東北ゆかりの純文学の旗手であった太宰に書いてもらおうと、出版局次長村上辰雄(故人)が夜行列車で訪ねました。
太宰は「うん、書きたいと思っているのがあるんだ。(中略)何しろ終戦だろう。僕は、あらためて希望というものを感じている」と答えました。
復刻連載では、文章のみを、オリジナルの旧仮名遣いから読みやすい現代仮名遣いに直し、ルビを振ります。
太宰の文章がもつ軽妙な味わい、古びることのない魅力、困難な時代に書かれた「希望」のメッセージを、若い世代の読者にも知っていただきたいからです。
304 :
同県人:2009/07/09(木) 01:08:13 ID:1evL/J4r
・年下のファンに『太宰さん』と呼ばれ『太宰さんっ?(怒)』とキレかかる
(当時は年上の作家に対しては『先生』が一般的だった由)
・『学生時代に不勉強だった人は必ずむごいエゴイスト』と作中で心情吐露。
・年下の内縁妻に時間割を作って勉強させる
・知り合いの画家が自分の忠告に反しアソビ心を加えた展覧会を開いたところ、
『やっぱりこいつは俺達と違ってアカデミックな奴じゃないよな』という
賛同を求める笑みを友人山岸外史に投げ掛け、目で無言裡に反駁され涙目。
ざっと思いつくままに挙げましたが太宰という男は、とんでもない男尊女卑の
上下関係にうるさく目下に厳しく、学歴偏重成績偏重の頭でっかちで
冗談を言ったり無頼に振舞ったりが許されるのは一定以上の『学力』がある
人間だけと固く固く信じている差別主義者です。
決して皆さんが思い描いているような弱者に理解がある繊細でスタイリッシュ
な人ではありません。
二昔前の高学歴=家が金持ち、の典型的な人で
田舎の豪邸の納屋や蔵で父兄の書籍を読み漁っているうちに
『物知りで繊細なのは私だけ。だから現世で傷つきまくるのだ』という
身勝手でグロテスクな自己イメージと信念を完成させていきました。
お陰で彼にかかると周囲の人は皆『無教養でガサツで生活力が強い』悪人に
されてしまうのです。
その『無教養でガサツで生活力が強い』悪人だって太宰以上に現世で傷つき
耐え忍びながら普通に努力を重ねている事に思いを馳せる事無く、です。
そろそろ、こんな稀代の詐欺師の幻影からは覚めようじゃありませんか。
>>二昔前の高学歴=家が金持ち、の典型的な人
って言った時点で今の社会、今のお前の価値観でぶった切るのはかわいそうだろ。
あんただって同じ時代に同じ境遇ならそうなってた可能性大だ。
だからその辺つついても文学的価値は変わらん。と願う。。
306 :
この名無しがすごい!:2009/07/20(月) 20:01:31 ID:n2IuK8Gr
死なうと思って居た
307 :
この名無しがすごい!:2009/07/20(月) 23:41:33 ID:gQJ/YuYd
人の世話にばかりなって来ました。
これからもおそらくは、そんな事だろう。
みんなに大事にされて、そうして、のほほん顔で、生きて来ました。
これからも、やっぱり、のほほん顔で生きて行くのかも知れない。
そうして、そのかずかずの大恩に報いる事は、おそらく死ぬまで、出来ないのではあるまいか、と思えば流石に少し、つらいのである。
308 :
この名無しがすごい!:2009/07/20(月) 23:58:05 ID:MJ3ZuXvK
姉さん。
僕は、貴族です。
初めてここ読んだ時は全身に鳥肌たった
309 :
この名無しがすごい!:2009/07/21(火) 12:37:30 ID:C4Bt8mbs
へっへっへ、私の名はイスカリオテのユダです。
310 :
この名無しがすごい!:2009/07/21(火) 17:50:02 ID:ZV0aK3S1
こんなくだらないことに平然となれるくらい早く強く、清く鳴りたいと思った
ちょっと違うかな
女生徒がすげーすきだ
311 :
この名無しがすごい!:2009/07/22(水) 18:23:20 ID:Gs8emRQb
>>304 作家は作品から評価すべき。
ワイドショウじゃああるまいし。
ここだ、心頭滅却の修行はここだ、
小説読んでて噴いたの初めてだw
313 :
この名無しがすごい!:2009/07/25(土) 22:19:29 ID:WBldSxEe
太宰といえば、浮浪者。
浮浪者といえば、太宰。
何かそのような因果関係でもあるのでしょうか
自分はなぜかこれで噴いたw
姉さん、事件です
>>313 おぉ、(青空文庫で見た)面白かった〜!
太宰エッセンス全開の掌編ですなw
316 :
この名無しがすごい!:2009/08/04(火) 05:16:50 ID:QOxScvqw
けさから五月、そう思うと、なんだか少し浮き浮きして来た。
やっぱり嬉しい。もう夏も近いと思う。庭に出ると苺の花が目にとまる。
お父さんの死んだという事実が、不思議になる。
死んで、いなくなる、ということは、理解できにくいことだ。腑に落ちない。
お姉さんや、別れた人や、長いあいだ逢わずにいる人たちが懐かしい。
どうも朝は、過ぎ去ったこと、もうせんの人たちの事が、いやに身近に、おタクワンの臭いのように味気なく思い出されて、かなわない。
317 :
この名無しがすごい!:2009/08/04(火) 06:15:59 ID:lhy6T3Gp
新しい日本社会ではこういう失業推進者こそ排除されますように
弱い者いじめが許せない人はコピ協力してほしい
俺は陰険な心理的負荷を与えるパワハラや社内イジメが大嫌いだ!
かつがれて妄想理由、妄想差別で嫌がらせをする奴には腸煮え繰り返る!
こと既婚男上司が特定の女性(容姿年齢に関係なく)にだけやる弱い者いじめは許せない!
大きな日本の印刷会社の○○!お前のことだ!故意に失業者を増やしたいのか!
広めてやる!てめえが会社や世間、身内に知られたくないことも広めまくってやる。
2ちゃん以外にも広めまくる!当然の報復だ!
貴様のせいで会社や身内に迷惑がかかる。自業自得だ!
会社が○○を粛清するまで、俺の余命が尽きるまで続けてやる!
318 :
この名無しがすごい!:2009/08/14(金) 22:53:29 ID:9dsH4mRy
>>312 何の作品?町田康の作品にも似たようなセリフがあったのだが‥
惚れたが悪いか。
320 :
この名無しがすごい!:2009/08/19(水) 00:20:59 ID:2ofoHu33
思い上りも甚しい。ばかだ。身のほど知らぬ。いい気なものだ。もはや、あの人の罪は、まぬかれぬ。必ず十字架。それにきまった。
ええっ、だめだ。私は、だめだ。あの人に心の底から、きらわれている。売ろう。売ろう。あの人を、殺そう。
おや、そのお金は? 私に下さるのですか、あの、私に、三十銀。なる程、はははは。いや、お断り申しましょう。殴られぬうちに、その金ひっこめたらいいでしょう。
金が欲しくて訴え出たのでは無いんだ。ひっこめろ! いいえ、ごめんなさい、いただきましょう。
駆け込み訴えは文章自体が好き。読んでて気持ちがいい
321 :
この名無しがすごい!:2009/08/22(土) 18:44:26 ID:BqfsrCnR
太宰の孫・津島淳(自民)、太宰の大甥・津島恭一(民主)
322 :
この名無しがすごい!:2009/09/07(月) 00:18:28 ID:mwu59aer
孫・落選、大甥・比例復活
323 :
この名無しがすごい!:2009/09/09(水) 05:03:53 ID:ZLOvbaxQ
よしなさい。
そりゃそうだろう。
へっ。
鬼瓦
324 :
この名無しがすごい!:2009/09/10(木) 11:58:50 ID:vVb3fBuI
自分だけ、あるいは自分の家だけの束の間の安楽を得るために、
隣人を罵り、あざむき、押し倒し、
いいえ、あなただって、いちどはそれをなさいました。
無意識でなさって、ご自身それに気がつかないなんてのは、
さらに怒るべき事です。恥じて下さい。人間ならば恥じて下さい。
恥じるというのは人間だけにある感情ですから。
ああ、欲望よ、去れ。虚栄よ、去れ。
日本はこの二つのために敗れたのだ。
326 :
この名無しがすごい!:2009/09/15(火) 06:21:14 ID:o1KihWoL
>>311 殺人犯が獄中で描いた絵や詠んだ短歌に感動する人がいてもよい。
ただ気になるのは、その感動する人の胸に
殺された被害者、遺族に対する一掬の涙惜しまざるものがあるか否かだ。
太宰ファンのほとんどが殺人犯の作品には感動するくせに
被害者、遺族には無頓着という病理があるようで、うんざりする。
安易に作者・作品別物説を振りかざすやつは
『麻原彰晃の人物は人物、犯罪は犯罪。でも著作には良い事も書いてる。』
って言ってるオウム信者と変わらん事を自覚しろ。
「日本の宿屋は、いいね。」
「なぜ?」
「うむ。しずかだ。」
太宰はどれも終わり方かっこよすぎ。しびれた。
329 :
この名無しがすごい!:2009/10/03(土) 23:26:26 ID:ekcT02oN
22:00 ETV特集 太宰治“斜陽”への旅生誕百年ベストセラー誕生の知られざる物語
▽一人の女性との愛と交流が名作を生んだ
▽娘・太田治子がたどる父太宰と母静子の真実
▽初公開・資料が語る作家の愛と素顔▽死から生へ…太宰が残したメッセージ
330 :
この名無しがすごい!:2009/10/12(月) 20:51:15 ID:t/07eQV3
「信実とは、決して空虚な妄想ではなかった」
走れメロスより
諦めよ、わが心、獣の眠りを眠れかし。(C・B)
332 :
この名無しがすごい!:2009/12/12(土) 17:46:54 ID:juWrYPCD
飛びあがった。
下駄はいて線路!
一瞬間、仁王立ち。
七輪蹴った。
バケツ蹴飛ばした。
四畳半に来て、鉄びん障子に。
障子のガラスが音たてた。
ちゃぶ台蹴った。
壁に醤油。
茶わんと皿。
私の身がわりになったのだ。
333 :
この名無しがすごい!:2009/12/14(月) 19:56:11 ID:Mla9xRlF
佐藤春夫様
ゴルゴダの丘、
太宰治
二十八歳の秋、スデニ肌
ノ ヌクミ ナツカシク、ヤ
ット、オノレノ ワルイトコロ
ワカッタ、私タチ 不幸
デスネ、重箱ノ スミノスミ
ホジクッテ 反撥、
愛憎、ヨスギテ、不幸。
イツカノ言葉ノママ。文壇サヨナラ
(1936年9月16日付)
334 :
この名無しがすごい!:2009/12/15(火) 21:06:17 ID:M0FMqpW4
背後の高い窓から夕焼けの空が見え、鴎が、「女」という字みたいな形で飛んでいました。
投げ捨てよ、過去の森! 泣くヤツがあるか?
…泣いているのは私であった。
>>304 >その『無教養でガサツで生活力が強い』悪人だって太宰以上に現世で傷つき
>耐え忍びながら普通に努力を重ねている事に思いを馳せる事無く、です。
思いを馳せたかどうだか知った事じゃないし、
たとえそういう人たちに思いを馳せても、彼はそれを小説にしたりすることはないのでは
それはひとつの誠実さだと思ってるけど。
基本自分のことしか書いてないし、誰かに理解を示す云々は小説と無関係な気が
337 :
この名無しがすごい!:2010/01/30(土) 10:34:16 ID:bz5/AbS8
ダスケマイネ
人間、ああなってしまってはもう駄目ね
339 :
この名無しがすごい!:2010/02/01(月) 01:11:15 ID:szZXvt2h
じゃあ、いい人はみんなお酒を飲むの?
>>267 見下してた男がバカじゃなかった。
じゃあなんなの?
太宰自身。見下してた友人の気持ち、読んでます。だって友達の考えてることってそうでしょ…
アナタノ小説、友人ヨリ雑誌借リテ読ミマシタガ、アレハ、ツマリ、一言モッテ覆エバ、
ドンナコトニナルカ、ト詰問サレルコト再三、
ソノタビゴトニ悲シク、一言デ言エルコトナラ、一言デ言イマス、
アレハアレダケノモノデ、ホカニ言イ様ゴザイマセヌ、
以後、ボクノ文章読マナイデ下サイ。
342 :
この名無しがすごい!:2010/02/01(月) 03:58:02 ID:xIP17BR/
「海が見えるよ。もうすぐ見えるよ。浦島太郎さんの海が見えるよ。」
私ひとり、何かと騒いでいる。
「ほら! 海だ。ごらん、海だよ、ああ、海だ。ね、大きいだろう、ね、海だよ。」
とうとうこの子にも、海を見せてやる事が出来たのである。
「川だわねえ、お母さん。」と子供は平気である。
「川?」私は愕然とした。
「ああ、川。」妻は半分眠りながら答える。
「川じゃないよ。海だよ。てんで、まるで、違うじゃないか! 川だなんて、ひどいじゃないか。」
実につまらない思いで、私ひとり、黄昏の海を眺める。
344 :
この名無しがすごい!:2010/02/06(土) 11:11:25 ID:I1gV4VXn
その人と、面とむかって言えないことは、かげでも言うな。
私は、この律法を守って、脳病院にぶちこまれた。
求めもせぬに、私に、とめどなき告白したる十数人の男女、三つき経ちて、必ず私を悪しざまに、それも陰口、言いちらした。
いままでお世辞たらたら、厠に立ちし後姿見えずなるやいな、ちえっ! と悪魔の嘲笑。
私は、この鬼を、殴り殺した。
一、この病棟、患者十五名ほどの中、三分の二は、ふつうの人格者だ。
他人の財をかすめる者、又、かすめむとする者、ひとりもなかった。
人を信じすぎて、ぶちこまれた。
自惚れて、自惚れて、人がなんと言っても自惚れて
ふと気がついたらわが身は、地下道の隅に横たわり、もはや人間でなくなっているのです。
347 :
この名無しがすごい!:2010/02/14(日) 14:01:53 ID:ZyrVj6mY
「これは、お前、カルモチンじゃない。ヘモノチン、という」
これが今度の映画の締めじゃなかったら、許さん。
348 :
この名無しがすごい!:2010/02/15(月) 03:17:54 ID:KPBQZU48
「人は努力すればするほど報われない」
という一節がある短編を探しています。
何という作品か、ご存知の方がいらしたら教えて頂けませんか?
「にわかに、興が醒めました」
350 :
この名無しがすごい!:2010/02/20(土) 11:16:58 ID:u8vlBc4n
みんな、卑屈なのかなあ、と思う。誰にも自信が無いのかなあ、と思う。
皮膚感覚が倫理を覆つてゐる状態、これを低能あるいは悪魔といふ。
352 :
この名無しがすごい!:2010/02/21(日) 13:27:26 ID:5F0/KQGQ
直治の遺書。
特に前半の「人は皆同じものだ」の凄まじき否定には心臓バクバクした。
353 :
この名無しがすごい!:2010/02/26(金) 06:07:55 ID:WPQXjWqz
354 :
この名無しがすごい!:2010/03/01(月) 05:09:17 ID:I2IXbN3P
★007 太宰治の『人間失格』
・・・あんなこともやって、こんな
こともやってた恥ずかしい自分
は最低な人間さ、生まれてすい
ません、そんな内容の小説。
何をしても不安でならぬ時には、映画館へ飛び込むと、少しホッとする。
真暗いので、どんなに助かるかわからない。誰も自分に注意しない。
映画館の一隅に坐っている数刻だけは、全く世間と離れている。あんな、いいところは無い。
神に問う。信頼は罪なりや。
357 :
この名無しがすごい!:2010/03/04(木) 18:15:10 ID:xacIiyE8
大西巨人
「太宰治は能力のある人だと思います。とても有能の士だと思うんですがね、
もう一つ二つふんばったら大きい小説に達することができたんじゃないか。」
姉さん、僕は貴族です
359 :
この名無しがすごい!:2010/03/07(日) 13:49:17 ID:CZpcGKMt
富嶽百景 ワンダフル
360 :
この名無しがすごい!:2010/03/09(火) 00:52:00 ID:UOWRJ/Mx
高島俊男「東海林さんは現代の太宰治である」
[東海林さだお著『ナマズの丸かじり』(文春文庫)解説]
猫ってかわいいよね
362 :
この名無しがすごい!:2010/03/12(金) 07:35:49 ID:ejdynIYe
うん
噴き出しそうに〜ってのをいろんな作品で見かける気がするんだが、あれ好きだなぁ
アカルサハ滅ビノ姿デアロウカ。人モ家モ暗イウチハ未ダ滅亡セヌ。
「もう、これでおわかれなんだ。はかないものさ。実際、教師と生徒の仲なんて、いい加減なものだ。教師が退職してしまえば、
それっきり他人になるんだ。君達が悪いんじゃない、教師が悪いんだ。じっせえ、教師なんて馬鹿野郎ばっかりさ。
男だか女だか、わからねえ野郎ばっかりだ。
こんな事を君たちに向って言っちゃ悪いけど、俺はもう、我慢が出来なくなったんだ。
教員室の空気が、さ。無学だ! エゴだ。生徒を愛していないんだ。
俺は、もう、二年間も教員室で頑張って来たんだ。もういけねえ。
クビになる前に、俺のほうから、よした。きょう、この時間だけで、おしまいなんだ。もう君たちとは逢えねえかも知れないけど、
お互いに、これから、うんと勉強しよう。勉強というものは、いいものだ。代数や幾何の勉強が、
学校を卒業してしまえば、もう何の役にも立たないものだと思っている人もあるようだが、大間違いだ。
植物でも、動物でも、物理でも化学でも、時間のゆるす限り勉強して置かなければならん。
日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの人格を完成させるのだ。何も自分の知識を誇る必要はない。
勉強して、それから、けろりと忘れてもいいんだ。覚えるということが大事なのではなくて、大事なのは、カルチベートされるということなんだ。
カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記している事でなくて、心を広く持つという事なんだ。
つまり、愛するという事を知る事だ。学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かならずむごいエゴイストだ。
学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、
その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。
そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!
これだけだ、俺の言いたいのは。君たちとは、もうこの教室で一緒に勉強は出来ないね。
けれども、君たちの名前は一生わすれないで覚えているぞ。君たちも、たまには俺の事を思い出してくれよ。
あっけないお別れだけど、男と男だ。あっさり行こう。最後に、君たちの御健康を祈ります。」
366 :
この名無しがすごい!:2010/03/20(土) 02:55:25 ID:RwTbpxvE
「弱者の友なんだ。芸術家にとって、これが出発で、また最高の目的なんだ。こんな単純なこと、僕は忘れていた。
僕だけじゃない。みんなが、忘れているんだ。僕は、ポチを東京へ連れてゆこうと思うよ。
友がもしポチの恰好を笑ったら、ぶん殴ってやる。卵あるかい?」
「ええ」家内は、浮かぬ顔をしていた。
「ポチにやれ、二つあるなら、二つやれ。おまえも我慢しろ。皮膚病なんてのは、すぐなおるよ」
「ええ」家内は、やはり浮かぬ顔をしていた。
「やっとるか。」
「やっとるぞ。」
「がんばれよ。」
「よし来た。」
『パンドラの匣』と『正義と微笑』は最高だね。
「カステラ?いただきます」
僕はむしゃむしゃ食べた。
「殺すのか」
人はみんないつか死ぬさ
馬場か絵描きが言っていた
「私の名は、商人のユダ。へっへ。イスカリオテのユダ」