■つげ義春■

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33吾輩は名無しである
>32
んー?別に珍しいモノではないと思うけど。
無能の人にくっつけて言えば、「井月も山井(←名前うろ覚え)
も大馬鹿者だ。」と語るとき、主人公は明らかにその二人から
距離をとっているわけです。ところで、それまで主人公と
井月や山井は重ね合わされるようにして描かれている。
まぁ、雑な言葉で言えば世間の外側の人達として。
で、結局主人公は世間でも外側でもない場所に立ちつくし、
印象的な(心象的と言ってすらいい)風景とともに、
作品は幕を閉じる。
「で、お前はどっちなの?」
この疑問はまぁある意味正当なものとは思うんですよねーって話でした。