佐藤亜紀

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122吾輩は名無しである
age ついでに。

佐藤亜紀が自意識過剰なウザいおばさんだということは事実だろうし、
平野啓一郎や新潮社の一件に、かなりの被害妄想電波が入っていたことも間違いない。
しかしそれでも、『バルタザールの遍歴』や『1809』は掛け値なしの傑作だと思う。
(『戦争の法』や『鏡の影』はやや完成度が落ちるだろう。)

自身のエッセイやウェブサイトや学歴などから、「佐藤亜紀」というあまり魅力的でない
人物像が流布してしまったことは、彼女の作品にとっては実に不幸だった。