ロバート・バイロン(1905〜41)

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14吾輩は名無しである
>>12
日本語になっている情報では、イギリスの作家ブルース・チャトウィン
の『どうして僕はこんなところに』(角川書店)の中の「アフガニスタン
哀歌」というエッセイがあります。『オクシアーナへの道』に惹かれて
アフガンまで旅した経験をもとに、バイロンが(そして筆者が)愛した
アフガンが永久に失われてしまったことに対する哀惜を綴った、
印象深いエッセイです。バイロンの「建築からその文明の士気の高さを
計り、古代の建物と現代の人間を、綿々と続く一つのストーリーの二つの
側面と捉える超人的な能力」に対する傾倒が伝わってきます。
ちなみに、この本は、他のエッセイも実に面白いですよ。