1 :
立ててみました:
ある晩、2chで足穂スレを立てた 名無しさんは真っ赤になって怒った
「クソスレ立てんなやゴルァ!」
「どうもすみません」
「すまないよ」
「後生ですから」
「いや元にかえせ」
名無しさんは許しそうになかった けれどもとうとう
巻タバコ一本でかんにんして貰った
2 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 01:09
"男の子のおしり"も入れとけ。
あは
なにこれおもろい
4 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 01:40
クソスレじゃないから大丈夫だよ>1
5 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 03:28
「一千一秒物語」は、このお方にしか書けない独特の世界観が炸裂・・・。
しかも書いたの19歳のとき。
おそるべしイナガキ。
6 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 04:04
そうそう。で、タイトルは佐藤春夫の提案。
佐藤先生って、新人でも才能があると思ったら、
どんどん褒めて褒めちぎる人。大好き。
7 :
ウマ〜:2001/08/25(土) 19:40
星屑を紅茶に入れて飲んでみたいのだが・・・・(憧
8 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 20:33
19歳の時に書いたの!?恐るべし。
いつの世にも残って欲しい作品です。
9 :
ロビン・グッドフェロウ:2001/08/25(土) 21:46
チョコレットって響きがいいね
10 :
Tango:01/08/27 00:03 ID:2q/He2Fk
「われらの神仙主義」が好きです。
11 :
吾輩は名無しである:01/08/30 23:30 ID:A8vE3NDk
たむらしげるのイラスト付「一千一秒物語」はすごく良かった。
足穂とたむらしげるって、すごく納得のいく組み合わせだと思う。
12 :
Tango:01/09/01 16:38 ID:CdyBy/ag
>足穂とたむらしげるって、すごく納得のいく組み合わせだと思う。
しかし、残念なことに現在絶版なのですよ。
復刊ドットコムでリクエストに挙がってますが、どうなることやら。。
他には、鴨沢佑仁がタルホっぽいと言われてますね。
13 :
吾輩は名無しである:01/09/22 16:55
私は「一千一秒」よりも「弥勒」のほうが好き。
たむらしげるや鴨沢佑仁が足穂っぽいなんて、いやんなっちゃう。
14 :
吾輩は名無しである:01/09/22 19:13
鳩山郁子は足穂っぽい。
足穂は、ハードで、ドライで、クールなようでいて、なかなか
チャーミングでもあるので、そんなところは女性にも受けたり
するんだろうな。
足穂といえば昔から詩人やメルヘン作家がみょうに優しいイメ
ージだけで捉えがちだが、ここはやっぱり、21世紀の美学的
存在論=期待され、忘却されるがままに在る「中空存在」への
気遣い=ハイデッガーの存在学、ポーの宇宙論についての彼の
美学的解釈=「美のはかなさ」「僕のユリーカ」などをこそ思
い起こしたいところだが・・・。
一時期、河出文庫で代表作が殆ど出たので、若い読者が足穂を
軽やかに読み飛ばしてゆくのも意外と足穂らしくて決して悪い
ことではない、とは思うがね。
しかし本当に良い物は、遍く行き渡るようでいて実は全くその
逆なのだと思う。
全集の解説そのまま。sage
↑そりゃたいしたもんや。なるほど筑摩全集編纂の萩原幸子さんは
信頼できるが、ナンとか商店の若造の装丁したこんなクズ本に毎月
五〇〇〇円も払っとる奴の気が知れん。
タルホは新潮の一千一秒一冊ありゃ充分やないか?
まあ後はヴァリアントやけんな。お好きな方はどうぞご贔屓に、か?
俺、先月全集に5万もつぎこんでしまい、今死にそうなんですけど(泣
19 :
吾輩は名無しである:01/09/23 12:25
2万円で引き取ってあげようか?
あんな全集
ドキュソのライセンスみたいなもんや(^∀^)
ドキュソには足穂は解読不可能と思われ。
22 :
吾輩は名無しである:01/09/23 13:48
>>16にさりげなく痛いところつっこまれた
>>15が
反論もできずに逆ギレ(さらっと流せない精神的餓鬼)
ということでいいんですか?
15=17=20 っつーことね。
24 :
吾輩は名無しである:01/09/23 17:15
「全集」と「大全」読みくらべてみたかったんだけど・・・。
大全揃い15万なんてひどすぎよ古書屋のおっさん・・・。
すまん幸子たん、俺には買えん。
クラフト・エヴィング商会ってアダムズ兄弟商会@高柳誠のパクリっぽい。
マターリしたいときに読みますな
ラ・・・ラジャー・・・・(汗
漏れは有栖川と所管からアフラール・ムスターロフ校注『アミール・アーリムハーンの回想録』をパクった!!!
30 :
吾輩は名無しである:01/09/25 03:32
どろぼうスレかよ!(激藁
31 :
吾輩は名無しである:01/09/29 02:42
でも・・まあ
全集欲しいな
小心でぱくれないけど
32 :
吾輩は名無しである:01/10/15 01:59
足稲好きだったのに、ファンはこんなに泥棒ばかりなのか・・・
33 :
吾輩は名無しである:01/10/15 02:25
>>25 それ、あっしも思った。
高柳が既にぱくりっぽい奴だけどね。
『一千一秒物語』たまらんです。
Rちゃんの話といい、タルホは制服フェチのさきがけですかね?
35 :
吾輩は名無しである:01/10/20 05:31
萌え萌えタルホ美少年(制服)に、神学部の前の芝生で
「きみのハンカチは、なかなかハイカラですね」
とか言われたい20代男なのだが、
俺はどうしたらいいかね?
押倒すがいいよ
37 :
林家コンペイトウ:01/10/20 23:08
つうか、俺が押し倒す、
って、倒錯スレか、ここは?
38 :
吾輩は名無しである:01/10/20 23:20
じゃあ押し倒されたいの
20代なんでしたら神学校か神学部のある大学に入学するしかないです。
芝生なら立教がおすすめです。かわいい附属生もいっぱい。
毎日ハイカラなハンカチをわすれずに!
>>39ガーーーーーン・・・・
つーか俺そこ卒業しちゃった。(神学じゃないけど・・・)
ボーッと4年間すごしちゃった。
講義で寝て、ハンカチでよだれ拭いちゃった・・・。
やってもうたぁ〜っ!(泣
41 :
吾輩は名無しである:01/10/21 14:23
やたらと美少年が死ぬよね
>>40
おしい。
自動車のラジエータには夢が住んでいる。
44 :
吾輩は名無しである:01/10/31 15:20
「随筆 ヰタ・マキニカリス」いいね。
作家の裏話ババーン。
45 :
アンデルセン:01/11/02 21:55
メチャメチャ好き。なんか語り尽くせない。
「弥勒」は何度読んだか判りません。
>>10 僕も!「われらの神仙主義」良いよねえ。
あの辺の、言葉がもう全然自由奔放に広がってって、それでいて不思議に文章の
辻褄があってる、息の長いセンテンスのエッセイが足穂の文体の
真骨頂なんじゃないかと思ったり。あれは真似出来ないよー。
46 :
アンデルセン:01/11/02 21:57
>>44 佐藤春夫師匠の悪口はともかく、石川淳の悪口を書いてたのには
ちょっとビックリした(笑
まあ石川翁も口は相当悪かったらしいからしょうがないのかな。
47 :
名無漁史とは誰ぞ:01/11/03 00:07
全集はまりのるうにいの絵で飾ってほしかったなあ。
48 :
アンデルセン:01/11/03 00:16
クラフト・エヴィング商会だっけ、あれってダメ? やっぱ。
なんかいかにもだよなー、とか思いつつ、結局気になっちゃってるんですけど。
これは多分もうフェチなんだろうな。ああいうのが好きっていうのは。
49 :
アンデルセン:01/11/03 00:17
>>13 そうそう、僕、たむらしげるも鴨沢佑仁も好きなんだよ!!
これってやっぱダメかなあ? 怒る?
50 :
アンデルセン:01/11/03 00:18
でも長野まゆみは認めない。あれはダメだ。
っていうか読めなかった。難解すぎて。
51 :
吾輩は名無しである:01/11/03 00:57
>>47 もうすこし幾何学的な感性を持った人がいいな。
ていうか、まりのるうにいってご健在なの?
52 :
>45こんなんあった:01/11/03 01:05
タルホの世界(対談)
澁澤「ああいう人はどうなんでしょうかね。僕が不思議に思うの
は、(文章の)スタイルというものはあるんだけれども、スタ イルを練った形跡は一つもないでしょう。」
三島「一つもないんだけれども、それをしょっちゅう改訂版を出 したり、古いものをいじくっちゃ、やれこれが決定版だとか ・・・」
澁澤「だけれども、あれは材料をつけ加えるんであって、文章は
ぜんぜん・・・ちょっと考えられないですね。」
三島「その文章に、たとえばおとなの作家は普通なら菓子という
でしょう。それをお菓子というふうに"お"をつけたりすると ころが、またとてもかわいいんだ。」
澁澤「『なになにでない』というでしょう。『ではない』ではな
くて、『でない』という、なんかちょっと舌足らずみたいな 、非常に面白い子供の用語ですね。それに、てにをはが、ち ょっと間違えるかなと思うんだけれども、間違えないんです よ。不安定の安定。柔構造みたいに。
(略)ノンシャランで、しかもシンセリティーのある。」
三島「それでユーモアがあるでしょう。」
長文写しスマン。タルホ文章おそるべし。
53 :
吾輩は名無しである:01/11/03 01:09
>52
良い引用だね。対談の雰囲気伝わる感じ…
54 :
>45こんなんあった:01/11/03 01:10
うわっ、何だこれめちゃめちゃ読みにくい・・・
ごめん、鬱だ逝ってくる。
55 :
吾輩は名無しである:01/11/03 01:15
逝かなくていいよぉ、読める読める。しかも複雑文章なのに誤植なし、
優秀引用認定!
>>52 その対談で三島が、
「稲垣さんは会わずにいたい人だ。なぜって、あの人の作品は色白で白いカラーを
つけた美少年が書いているような気がするから。その幻想を守ったままでいたい。」
とか言ってたと思うクマ。
僕としては、この部分だけは同意できなかったクマ。
美少年は美少年に焦がれる文章は書かないはずだクマ。
57 :
>45逝くのやめたYO:01/11/03 01:29
この対談の五カ月後に三島さんは・・・・(泣
私は、三島氏がタルホの大ファンと知ったとき、すごく意外で驚いたな〜。
おしい方を・・・(大泣
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
>56
だからさぁ、普通はそうなんだけど、タルホの文章は例外的に
まるで「美少年が書いてるような気がする」文章、なんだよ。
君が言うように、そんなことは現実にはありえないわけだから、
三島は「会わずにいたい」「幻想を守ったままで」と言ってるのヨン。
連続投稿してるとアクセス制限の対象になりますよ。
うわぁああああ、鯖がお化け〜〜〜っ!
ミスったんじゃないよ、異常事態ーーー!
>67
連続投稿じゃないよ、来て見てビックリ! …何故なの?
説明してくれ>管理人
誰かが悪戯してんだよ。厨房がうろついてる時間だから。
んん?? あ、そっか、
>>56 へのレスが
>>66 なわけか? 了解。
漏れもタルホ、好きだぴょん♪
73 :
アンデルセン:01/11/04 15:29
>>52 そーそー、その対談僕も持ってます!
>>56 若い頃の足穂は美少年だったんじゃない?
「美少年とはこの場合、他者の内に再発見したナルシシズム的対象のことだ」
だっけか、かつての美しかった自分を重ね合わせて愛でる、っていう心理が
少年愛者にはあるらしいから。
74 :
アンデルセン:01/11/04 15:32
で、そういうナルシスな資質は多分三島にもあって。
だから「会いたくない」っていう発言が出てきたんじゃないかな。
逆に、実際に美男子の澁澤は会いに行ってるよね。
「そんなことばかりやってると、タルホみたいになっちまうぞ」と言われた椿實なんかも
いわゆる美少年タイプなのかな? よく会いに行ってたみたいだけど。
76 :
吾輩は名無しである:01/11/04 22:40
足穂は最初から最期までブサイクです。
77 :
アンデルセン@本物 ◆2APbpPjg :01/11/04 22:48
「天族ただいま話中」だっけ?(手元にないので自信なし)
対談集なんだけど、そん中では
野坂昭如との対談が一番面白かったな。泥酔した野坂が足穂を
「おまえ」呼ばわりしたあげく、ディープキスまでしてる。
78 :
アンデルセン ◆6x6FZSV. :01/11/04 22:52
79 :
アンデルセン@本物 ◆2APbpPjg :01/11/04 22:54
「天族ただいま話中」の野坂との対談では、野坂が感極まって、
「もうこの世にボクの尊敬する人は稲垣さんと今東光しかいない!」
とか口走ったのを受けて足穂が、
「今東光? なんだあんなチンピラ」とすかさず返したところで、
スゲー笑った。
足穂かっこいいぞ!
81 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/11/05 22:38
後年はとにかく足穂に糞味噌に言われている佐藤春夫師匠ですが、
初期の幻想的な短篇には足穂に通じる資質がかなりあったって気がします。
「田園の憂鬱」での月光の取り扱いや、鉱物に対する嗜好なんか。それこそ
足穂自身が童話にリライトした「美しい町」なんか、書き出しからして
すごくタルホっぽい。
82 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/11/05 22:38
そもそも「一千一秒物語」って題名は佐藤春夫の案だったそうだし。
83 :
吾輩は名無しである:01/11/06 22:05
映像化して欲しいなぁ。
(実写とは言わない。CGで。
タルホの本って今売れてんのかねえ?どんな人が読んでるのか前から気になって
たけど。オークションなんかでもさっぱり売れてないみたいね。
澁澤、金子、シモンみたいな派手さは無いモンな〜。どちらかと云えば近寄りが
たいイメージがある。同性愛で宇宙で飛行器でそしてなにかと云えばマジック!
つまりマガイモノ、ニセモノの世界。インチキタルホの真骨頂だね。
こういうニセの美しさを知ってこそホンモノだと思うね。
85 :
吾輩は名無しである:01/11/08 15:27
美少年萌え〜(;´д`)
ちくまの全集が完結したのでまたパラパラ読み返してみた。
やっぱりタルホはいいねえー。
何よりも極貧にあえぎ、住処を転々としながらもこれだけ(全集13巻)
の量の作品を残したのは凄いとおもう。
87 :
吾輩は名無しである:01/11/08 19:20
あの全集装丁はあまり良くない。色もデザインも興醒めした。書物の感じがしない。
七十年代の装丁はとてもよいと感じる。
高校時代たまたま読んで好きになったが10年たってみるとあの頃の読後感は
無かった。
しかし今になってもあれだけの微妙な花のある世界を持った作家にはまず出会わない。
「夢がしゃがんでいる」という題名などはすごい。
密室博士さん、全集揃えましたの?いいですな〜。
筑摩のは絵も載せて欲しかったわ。この人タルホピクチャー展って
やったくらい変な絵とか安っぽいオブジェやらどんどん作っておるし、
小学校の工作のようでゾクゾクするわ。
もう何年も前に京都の古書目録でタルホ直筆の絵が20マン円で
出てたのは何処のどなたさんが買ったンやろか?子供の落書き
みたいなイカした色紙だったが。
そんなタルちゃん見てると、いわゆる玩具=オモチャ的なものについて
徹底的に突き詰めた人と云う気がしております。
だからこその永遠の少年像なんでしょうね。
89 :
シクハード市:01/11/10 06:43
正直、全集が出てよかったと思う。
ようやくタルホの全仕事を通して読めるようになったのは、素直に嬉しいYO・・・・。
つーか、全集出るの遅すぎ。
全集発売の広告見た時は、わしはマジで嬉しくて泣いたよ・・・
90 :
吾輩は名無しである:01/11/10 12:15
突然すみません。稲垣足穂が芥川龍之介について書いた文章って「澄江堂
河童談義」以外に何かありますか?あったら何卒ご教授ください。
91 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/11/10 19:25
「鬼――芥川龍之介の回想」ってのが全集の一巻に入ってましたね。すごく
短いけど。
92 :
吾輩は名無しである:01/11/10 21:36
潮出版の足穂選集みたいの欲しい。
タルホ辞典が気になるのだ。
93 :
吾輩は名無しである:01/11/10 22:22
>>89 「随筆 ヰタ・マキニカリス」にも入ってますよ
>>90さん 「青い箱と赤い骸骨」@ヰタ・マキニカリスや「少年愛の美学」にも
チラと登場しています。
>>88さん 古本屋で一冊づつ買って揃えました(3〜4割引)。中でも下北の
幻遊社にはお世話になった!
ご教授くださった皆様、ご親切にありがとうございました。
お礼が遅れましたが、本当に感謝しています。
96 :
関係ないんですが:01/11/14 00:53
アンデルセンさんと、私の趣味がかぶりまくりで、ちょっと嬉しい(照れ
97 :
吾輩は名無しである:01/11/14 02:43
むかし「星を売る店」よんだけど、
改稿したものより、元の方のエンディングの方が
なんとなくすき。
初めに元の方読んだからかも。
98 :
アンデルセン@登校直前 ◆2APbpPjg :01/11/14 07:47
>>96 わーい、ありがとう!(照れ
>>97 初稿は確か、あの店員と大喧嘩になって終わるんですよね。分量も
元のに比べるとずっと長くて。
余韻を残して終わる今のバージョンもいいけど、あの最初のもいいなあ。
99 :
アンデルセン@登校直前 ◆2APbpPjg :01/11/14 07:51
「元の」じゃないな。「今のに比べると〜」か。
100 :
アンデルセン@登校直前 ◆2APbpPjg :01/11/14 07:51
100!!
101 :
吾輩は名無しである:01/11/19 03:06
今見えてるぞ。タルホ座流星群。
「ワイセツとは、おかず食い、おしゃべり、
またマイホーム主義、日曜大工、子ども連れのピクニックのたぐいをいう。」
この言葉好き。
サド裁判に関係あり!?
六月の夜の都会の空age
104 :
吾輩は名無しである:01/12/07 12:27
昆虫めくmaitreyaあげ
105 :
吾輩は名無しである:01/12/07 16:57
昔読んだ作品でタイトルがわかりません。
自転車のサドルに濡れタオルを敷いて座る看護婦がいて困ったものだ…
というような文章がある短篇なんですが…。
確か『ファ(以下失念)』何とかいうタイトル…?
少年が主人公で…。
かなり曖昧なんですが、ご存じの方教えてください。
106 :
「フェヴァリット」:01/12/12 00:28
>105コレヤ
「いつもこの時期になると・・・どうも困るんだよ。いくら云っても癖が直らない。こりゃきみ、
どうしたものかね」
F先生は、磨ガラスの戸一枚へだてた台所の方を示しながら、多理の父に話ていた。
それはこの家の女中のことだと判ったが、その女中がどうしたのかと云うと、いつも
夕暮れの一刻がきて手が空くと、彼女は踏台の上にびしょびしょに濡らした雑巾を置
いて、その上にじかに裸のお尻を載っけて、いつまでも瞑想に耽っている・・・
なんでもそんな意味のことであった。話に聴耳を立てながら多理は、雑巾が暖まっ
たならばまた冷たい水の中へつけ直すのであろうか、などと思った。
107 :
「フェヴァリット」:01/12/12 00:52
F先生はドクターなので看護婦も出てくる。
サドルについては、
ーー多理は以前から、自転車のサドルの上に奇異の感を抱いていた。
あの巨きな貝殻みたいな革の中央部に数箇の孔があいている。これに
ついては、つとに友人によって、「あれは空気抜きだ」という説明が
与えられていたが、べつにそんな空気抜きは必要とは思われなかった
し、更にサドルそのものにしても、何もあんな可笑しな格好でなくて
も差支えないように考えられたからだ。
これがごっちゃになってると思われ。
108 :
吾輩は名無しである:01/12/12 04:18
>>106-107 ありがとうございました!
アタマの中でごちゃごちゃにしていたようです(恥
タイトルも判ったし、今度探して久々に読んでみようと思います。
本当にありがとう。
稲垣タルホはもっともっと評価されてもいいと思う。
過去にも現在でもこういう文章かける人なんていないよね。
この人の本を読んだとき、日本人ですごくよかった、と心底思った。
ボキャブラリーもちょっと尖ったかんじで生温くて繊細でこういうニュアンスが
心地よくって。
現代の若い人たちってもうちょっと硬質なのがお好みで、
タルホっぽいのは受け入れられないのかなあ。
きれいな夜空を見上げて「弥勒」の最後をおもいだすとちょっとウルルってきちゃうな。
110 :
吾輩は名無しである:01/12/26 08:32
保守
111 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 15:53
ひっさびさ。旅行から帰ってきました。けど、僕のから10コしかレス
ついてないのか……
>>109 >この人の本を読んだとき、日本人ですごくよかった、と心底思った。
同感。あの文体の微妙さって本当他に見当たらない。
僕は19の若僧だけど、なんていうのか、タルホって澁澤や生田とかとは
違って、本当に自分の純粋な、清らかだった部分を喚起してくれる作家って
いう感じです。少年愛にしても、衒ったようなアングラ臭は全く感じなくて、
ひたすらクール。
112 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 16:04
辻潤の「螺旋道」って訳文集、知ってる人います?
113 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 16:09
何気に足穂ってこの本からネタ拾ってると思う。
有名な「天体嗜好症」冒頭のハネカーの引用もこの本からのものだし。
114 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 16:11
「弥勒」で触れられてるボードレールの「異人」("LEtranger")も、
多分この本で知ったと思われます。
115 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 16:15
「我が住いはへリュージョンの野の片ほとり 厭わしきカルニア
の運河に沿うた地下墓地だ」
この短篇のタイトルも、元はポー「影」からの一節。辻潤訳のものを
更に足穂が意訳(笑)したんだろうと思う。
116 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 16:18
思いっきり一人語りだね。まあ久々ってことで許して。
117 :
長い旅行だな〜:01/12/27 07:23
ヲカエリー。
タルホ全集完結まであと2冊なんですが、小栗虫太郎全作品もほしいし、神田で売ってた涙香全集も
バイトテンションを刺激しまくるし・・・・。
貧乏学生を誘惑しないでくれよ〜。日本人でヨカタと思う反面、お金がおっつかんよ〜。(泣
118 :
長い旅行だな〜:01/12/27 07:25
書き忘れ。
スレちがいスマソ。
大雪のなか、暖房のきいた部屋で、ココアかなんか飲みながらタルホ読みたいんだが、
俺はどうしたら(以下略
120 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/31 02:01
121 :
吾輩は名無しである:02/01/05 21:47
>>111 19かあ。自分も初めて読んだときそのぐらいだった。私女なんだけどね。
でもいい年齢で読んだなあって思う。あまり本読まないタイプだったんだけど
いきなり足穂から入った。たぶんも中学生ぐらいだったら「うわー」って逃げてたと思うし
20超えてたらあの繊細さも感じ得なかったと思う。大人になる手前で思春期の余韻が
まだ残ってたから今でも初めて読んだときと同じ気持ちで読んでられる。
122 :
吾輩は名無しである:02/01/06 01:09
>>112 貴女、イイコト云った!
足穂は女性読者が意外と多くて往年のファンとしては頼もしくも嬉しい限りです。
ワシは高校生だったな、確か、はじめて読んだのは。もう二昔前になる。
>>今でも初めて読んだときと同じ気持ちで読んでられる。
あの虚ろなほどの透明度は足穂の真骨頂ですね。
「螺旋道」、いいっすね。オリオン出版社版辻潤著作集の第5巻に入ってます。
あの時代にサンドラールとかキャベルを訳してたのは仰天ものだす…訳文はお世辞にも読みやすいとはいえないけど。
引用間違えました
>>121の貴女、イイコト云った!
タルホあげ
126 :
吾輩は名無しである:02/01/13 03:49
意外と人気あるねタルホ。という私も好きなのですが。
古書店のおじさんが、タルホはけっこうよく売れていると言っていました。
どのくらい売れたらよく売れていると言えるのかは判らないけれど。
確かにヤフー・オークションでもコンスタントに出ていますね。
タルホの本には素敵な装丁が多いから、古書も人気があるのでしょうか。
個人的には『多留保集』の装丁が可愛くて好き。見つけてもたいてい
状態が悪い上に高いので、買わないままもう3年近くになりますが。
私のいちばん好きな作品は「僕の“ユリーカ”」。難しい話が続くけれど、
ずーっと辛抱強く読んでいると、最後に、もう奇跡みたいに素敵なフレーズが
待っている。それが最初の経験でした。今では宇宙論についてある程度
調べたこともあるので辛抱して読むこともありませんが、当時はその
コントラストに眩暈がするような読書体験をしたものでした。
タルホの文章って色っぽいよねー。
127 :
吾輩は名無しである:02/01/15 02:32
タルフォあげ
128 :
吾輩は名無しである:02/01/21 02:38
あげとく
129 :
吾輩は名無しである:02/01/22 18:51
沼田元気ってどう?
130 :
吾輩は名無しである:02/01/23 04:40
菫色のANUS
売っちゃったよ
貧乏なんで…
給料日になったら買い直しに行こうかな
っていうか3500円って安?
安い!!!!!
撃ったって?イイ値段じゃないですか。それ古本屋に?売り値は幾ら付けるンやろか?
>133
ヤフオクで売ったんかおもた
俺なら4000・・いや5000は出したのに
>>130 半値の買い取りなら大満足でしょう。一昔前アヌスは程度にかかわらずマンは越えてたけど今は安いね。
ヤフオクに出しても良くて4〜5000円でしょう。
>>131 イイ線いってますね。ヤフオクと言えば今、タルホ本まとめて31冊で5万円からというのが出てますよ。
ユリイカ版稲垣足穂全集4冊、1948年刊行のユリイカ版ヰタ・マキニカリスが目玉ですが、出品者が
御新規さんで説明もつたない上に写真もないので大丈夫かしら?と思ってしまう。
今晩 21時 55分 終了です。
あららら、ぼーっとしてたら落札されてた。↑
美本ぞろいならお買い得でしたな。
>135、136
見た見た。あれで5万は安いですな。俺は古書コレクターではないが、
稲垣足穂については内容と装丁併せてタルホ、とか変な考え方で捉えて
いるので(つまらん装丁もあるが)、古書が欲しくなる。
それにタルホは作品にバシバシ手を入れてたというし。
もしユリイカ版だけでもばら売りしてたら、今ごろ「遅かった!」と
地団太踏んでたかも。
しかし今ヤフオク見た限りでは、欲しいと思うものはやっぱ高いですな。
『逆流のエロス』垂涎。しかし一万。サイン入りで二万・・うーむ。
>>137 逆流のエロスは持ってますけど見かけほどおもしろい本ではありませんよ。
図版も修正ものばかりだし、イラストなんか見ると当時タルホがいかにキワモノ
扱いされていたか良く分かる。
ネットの古本屋を丹念に捜せば壱マンもしないであったはず。
タルホ本の装幀では山本美智代女史がずば抜けた傑作を残していると私は思うのだが、
いかがでしょうか?ヴァニラとマニラ、タルホコスモロジー、鉛の銃弾、ミシンと蝙蝠傘、
どれも硬質な厳しさに貫かれ、オブジェとしての書物を見事に実現している。
次席が亀山巌、中村宏。どちらも怪人物ではある。
野中ユリは和製エルンストぽくていまひとつ。
るうにいちゃんは嫌いじゃないけどちょっと柔らかすぎか?だが多留保集は秀逸。
クラフトエヴィング吉田商店、論外。
逆流のエロスあかんの?でもおっっしゃるところの「キワモノ扱い」
ぶりに興味ありますな。それも含めてタルホなんで。
俺も山本女史の評価をはじめ概ね同意見だけど、まりのるうにいさんは
一番好きですよ。タルホの雰囲気を決定付けてるところがあり。
彼女の絵につられてタルホに入る人けっこういるのでは。そういう
俺はワゴンセールに紛れ込んでいた多留保集第3巻を偶然手に取った
のがタルホとの出会いでしたよ。3冊200円!
ぼろぼろだったけど、それでも何故にワゴンセール?
クラフトエヴィングは確かにちょっと。全集に憤りを感じたもの。
もう慣れてしまったが。大全みたいなのを期待しとったのですが。
つくりはショボくても、せめて多留保集のような・・愚痴はやめ。
タルちゃんあがった!
また下がりはじめた!
あんま読む人いないのかな。
こういう場所だと少数派ってことが浮き彫りになる・・
とみていいのかな。
足穂は日本文学ナンバーワン!
と大声で言えない俺も悪いのかな。
弱気さげ
↑141
よかよか!わかるもんはわかっとーとやけんね。
143 :
吾輩は名無しである:02/02/12 03:38
足穂は日本文学ナンバーワン!
であろうとも、そうでなくても
少なくとも私は好きだし、それでいい
144 :
吾輩は名無しである:02/02/12 17:08
ナンバーワンに一票
145 :
吾輩は名無しである:02/02/12 19:10
>>143 >>144
大賛成
しかし俺は稲垣足穂の実家の近所(明石の魚市場の近く)で育った
けども、近所の誰も稲垣足穂の事を全く知らない。
小学校の大先輩にも関わらず学校でも全くその名を聞いた事がなかった。
非常に寂しい。
まあしかし地元で崇められる作家よりは余程文学者として本望かも
しれないけど。
146 :
吾輩は名無しである:02/02/12 19:26
地元での地道な活動に期待 に一票
147 :
吾輩は名無しである:02/02/13 15:54
友人や地元の知人、支援者からも最後に見捨てられていう、っていう件が
『彌勒』の読ませ何処だったよね。
148 :
吾輩は名無しである:02/02/13 15:56
「見捨てられていう」じゃなく「見捨てられていく」の間違いだった。
すまん
見捨てられていう だけじゃなかろう
150 :
吾輩は名無しである:02/02/15 00:26
「一般の人にはわからない」と、澁澤龍彦が評した稲垣ですが、なんかある日突然タルホブームが
ドカーンと来そうな気も・・・・・・・・・しないでもない。
151 :
吾輩は名無しである:02/02/15 00:38
流行ったら流行ったで嫌だな
俺は悪いファンの典型だ・・・
しかし流行ることは、都合の良い誤解が蔓延することに思えるので。
流行語大賞「V感覚女」
流行るか・・・?
文庫で全集だせよタコ。
153 :
吾輩は名無しである:02/02/23 14:38
あ、いま誰かいいこと言った
154 :
吾輩は名無しである:02/02/25 01:31
今夜は月が綺麗ですね。
155 :
吾輩は名無しである:02/02/25 03:37
しぶ、ここ。
新潮文庫で『一千一秒物語』を読んだ。
どうも懐かしい雰囲気だとおもったら
「ビックリハウス」に少し
遺伝していたようだが もう
よく思い出せない…。
157 :
吾輩は名無しである:02/02/28 20:46
そういえば京都行ったとき時計が
進んでたな
158 :
吾輩は名無しである:02/03/10 22:15
たるほ
159 :
吾輩は名無しである:02/03/10 22:22
しぶとくあがるな
プラチナにあえてカラフルなメッキをかけた
この文学が正当に評価される
のはいつの日か
我がデーモンの箒星ポンよ、
我をして形ある一切を捨離するに懈怠なからしめよ。
どうか、見えざるものの痕跡にしか過ぎない
おんみの軌道の彼方に横たわれるものを、
覚り得る眼を開かしめ給え!
↑これ好き。
2chねらー!2chねらー!
僕へのレスもちょうだいね
仲よくしましょう
桃色のレースのついたハンカチの2chねらー!
でも君はほんとうにシャンですね
僕は君のレスが世界中で一番好きです
君のレスを思えば学校なんてどうでもいい・・・!
『びっくりしたお父さん』
という本を買いました。
あれ? これはさっき読んだぞ?
…異稿集だった。
文学が本当に好きなひとたちが集まるスレはここですか
164 :
吾輩は名無しである:02/03/16 05:09
タバコって言うと、ゴルァ!って感じだけど、
シガレットと言うと、う〜ん、ファンタジーって感じするなー。
喫いすぎには注意しろよ。>タルホ
166 :
吾輩は名無しである:02/03/19 16:50
おしまいの雰囲気が好き。
167 :
吾輩は名無しである:02/03/19 20:01
稲垣足穂の文章は指示語が何を指すのかよく判らない。
でも慣れると病みつき。
168 :
吾輩は名無しである:02/03/19 20:15
いいなあ〜タルホ
心のホコリがとれるよ。
169 :
吾輩は名無しである:02/03/20 17:58
予備校の頃、うしろに座っていたミニスカートの女の子が『少年愛の美学』を
読んでいた。その子に惚れていたせいもあって、自分も足穂を読み始め、
『弥勒』ですっかりはまってしまった。70年代の話だけどさ。
170 :
吾輩は名無しである:02/03/20 22:43
足穂の作品読むと、今でも神戸で路面電車走ってたら
いいのにーと思う。そして火花を散らせて欲しい。
171 :
吾輩は名無しである:02/03/20 23:07
タルホの「美少女論」は,彼の作品の中では読みやすく、俗っぽい作品かもしれないが
大貧乏時代を乗り越えた後の清々しさがあって好きだな。
172 :
吾輩は名無しである:02/03/20 23:25
「プロペラを廻すまで」好きだなー。
高校の頃はじめて読んだ時の、なんかぽつーんと独り取り残されてしまった
ような感じの読後感が忘れられない。
>>171 さんの「俗っぽい」という言葉みて思ったんだけど、タルホって存在自体、
俗っぽいのか超俗的なのか分からなくなるときがあります。
カタカナ的世界への偏愛はタルホの若い頃からしてみればモダンかもしれない
けど、今の感覚で言うなら俗っぽいのかも。
でもきっとタルホの魅力は、俗と超然の絶妙なバランスにあるんだろうなー。
「彌勒」なんて言葉に端的にそれが表れていると思います。
漢字で書くと高いとこに居そうな感じだけど、「みろく/ミロク」という
語感はちょっとモダンというか、タルホ好みですよね。
白昼見love
174 :
吾輩は名無しである:02/03/28 14:09
「一千一秒物語」いいねー
これを読むと、タバコを覚えたくなる
春の夜、お月様を眺めながらふかしてみたい。
トンコロピー…ピー…
Doも。
タルホは20世紀初頭のスラプスティク映画をよく語るが。
あれって、フィルム現存してるんでしょうか?
俺はタルホの文章から勝手にイメージ沸かしてるんだけど、
往年のバクスバニーとか、ロードランナー&コヨーテのイメージに近いのか?
ワーナーのアニメって、なにかっつうとHyuuuu Bom!!とか入るんで。
タルホが葉巻くわえてオートバイにまたがってる写真知ってる?
タルホは、弥勒、A感覚とV感覚、それと少年愛の美学が三大傑作だと思う。
よしん馬という馬がどこぞにおるんか!よしん馬に喰われて死んでしまい!
話すのを聞いたことなかったですが、やっぱり関西なまりがあったはずですよね?
>>175 IVCだか、どこかのクラシック映画シリーズに、「喜劇黄金時代(うろおぼえ)」とかいう
ダイジェストビデオが2巻あって、そのなかにラリー・シモン入ってた。個人の作品は
日本では出てないみたい。
関東の方なら、新宿のTUTAYAにあるので借りてみ。メリエスの「月世界旅行」も、
おなじクラシック映画コーナーで借りれる。
こんな夜更けにこそあげ
182 :
吾輩は名無しである:02/04/24 16:02
少年愛の美学
183 :
吾輩は名無しである:02/04/24 19:21
実生活の事を全く考えられない稲垣足穂は素敵だ。
読者の事を全く考えない稲垣足穂の作品は偉大だ。
184 :
吾輩は名無しである:02/04/24 19:35
『幻想文学』別冊「タルホ・スペシャル」ってどう?
185 :
吾輩は名無しである:02/04/24 19:50
>178 着流しにはげのタルホがバイクに跨ってるのはパンクだよねえ。
嬉しそうな少年のようなタルホ。
187 :
吾輩は名無しである:02/04/26 08:48
>>186 人気がないとか何とか言いながら、古本屋でのタルホ関連の本って本当に高いよね。
隠れタルホオタの争奪戦ってそんなにすごいんかーと思ってしまう。
ぜんぜん根拠ないけど、このせち辛い世の中(藁)、やっぱりみんな最後はタルホでマターリ
してしまうのかなーと思ってしまう・・・(妄想
188 :
吾輩は名無しである:02/04/26 11:04
>>187 絶版になったばかりの文庫本でもプレミアがついてたりする。
また足穂のハードカバーはおしなべてデザインがいい。
第三文明社は層化系なんで、嫌いだったが、足穂の
本や中上のエッセイなど、採算ベースにのらない良心的出版物を
手掛けているんで、ちょっとだけ見直した。
189 :
吾輩は名無しである:02/05/14 03:48
age
190 :
吾輩は名無しである:02/05/23 07:34
トアホテルって本当にあった事知らなかった
>>188 第三文明社って昔は層可の印象、まったくなかった。
むしろ、左翼系だった。層可が買収したんだろうか。
>>191
買収したかどうかは知らないけど、純文学以外のジャンルは
層化の本ばかり。
『第三文明』と『灯台』っていう雑誌が特にうざい。
堂々と社名を付けた雑誌で逝田大作の宣伝をしている。
アウトスタンディングな稲垣や中上の本と層化の教えが余りにも
アンバランスで理解に苦しむ。
<また足穂のハードカバーはおしなべてデザインがいい。
これに関しては自分の持ってる足穂の書は戸田ツトムっていう
人のデザインが多い。
この人は知る人ぞ知る、エディトリアルッデザインの日本における
第一人者。
氏もひょっとして層化?。それとも単純に足穂のファンなのかな?。
194 :
吾輩は名無しである:02/05/23 12:47
>>193 足穂と戸田ツトムをつないだのは松岡正剛ではないかな。
それから、戸田ツトムのことを「知る人ぞ知る」なんて形容すると
笑われちゃうよ。
195 :
吾輩は名無しである:02/05/24 05:17
1995年だったかな、大阪その他でジョルジュ・メリエスの映画が「月世界旅行」をはじめどかんと何十本か上映された。
映画史の本とか断片的なフイルム紹介で知ってはいたけど、とにかくすごかった。
奇想天外ていうか、おとぎ話の絵本か夢をそのまま映画化しちゃった感じ。
そして思ったよ、あっ、これってタルホだ!って。
>>175さんが昔のアニメを挙げてるけど、確かに似ていなくもないです。
登場人物が人形かオモチャみたいに扱われてる点、あと異様な別世界感覚も共通してる。
それに何より、背景がほとんどカキワリでフィルムが人工着色されてる点もアニメとそっくりですしね。
196 :
吾輩は名無しである:02/05/27 21:27
男色談義
197 :
モレ(・∀・)カヨ!:02/05/28 22:19
吉田一穂>安西冬衛>稲垣足穂
198 :
モレ(・∀・)カヨ!:02/05/28 22:20
稲垣足穂>野坂昭如>松岡正剛>中島らも>大槻ケンヂ
199 :
吾輩は名無しである:02/05/28 22:33
大槻ケンヂ>吉田一穂
200 :
:モレ(・∀・)カヨ! :02/05/28 22:34
ウロボロスや(;゚Д゚)
age
大好きな人がこの作家のファンだと知りました。これから足穂を読みたいと思いますが、今手に入る書籍を教えて貰えませんか?
さげてました。すいません。
あ、「つけ髭 戦争とマゾヒズム」というのだけ読んだことあります。
206 :
吾輩は名無しである:02/06/07 10:52
全集ほしいage
207 :
吾輩は名無しである:02/06/07 12:31
古本の足穂大全第1巻、いくらぐらいが妥当?
208 :
吾輩は名無しである:02/06/07 18:25
足穂の貧乏話。
やぶれ障子をじっと見つめて足穂が一言
「あれ、焙ったら焼き海苔の味にならんかな」
報告 しません、、ええ、しませんとも。
足穂は読むだけでなく、追体験する作家です。
209 :
吾輩は名無しである:02/06/26 02:58
6月の夜の都会の空
を眺める心の余裕も無い(金銭的にもだけど)
でもタルホが読みたーい
カッチ サジンジョム チグル ス イッスルカヨ??
211 :
吾輩は名無しである:02/06/28 04:02
>>207 神田では、全6巻で10万くらいしてたからなー・・・。
かなりお高いと思われ。
212 :
吾輩は名無しである:02/06/28 09:48
>>209 漏れもこの時期になると「6月の夜の都会の空」というフレーズを思い出すよ。
213 :
吾輩は名無しである:02/06/28 11:34
うろ覚えだけど『ラジエーター(冷却機)』で
「自動車の前面の蜜蜂の巣はしゃれている」
「あそこには夢が棲んでいるね」
っていうくだりが好きだ。
タルホ文学って漱石みたいに一生をかけて研究するようなものとは少し違うけど
人生の中に無いと寂しい嗜好品みたいなもので、
それこそシガレットとかチョコレットとかいうもののような気がする。
日本の文学史上――足穂を文学に含めるならば――稀に見る乾いた文体の
作家だと思う。
215 :
吾輩は名無しである:02/07/09 01:36
age
216 :
吾輩は名無しである:02/07/16 02:14
age
217 :
吾輩は名無しである:02/07/18 22:55
足穂のサイト作っちゃおうかな〜と思ってたけど既にあった。(´・ω・`)
>>217 作っても良いんじゃないですか?
見る側としては色々あったほうが楽しい。
219 :
吾輩は名無しである:02/07/19 02:32
倉田江美の漫画で「一万十秒物語」って憶えてる人いるかな。
ちくま文庫で出てますね>「一万十秒物語」
軽くてしゃれてて好きです。
221 :
吾輩は名無しである:02/07/22 01:02
タルホ好きな人は他にどんな本を読んでるんですか?
だからね、吉田一炊、安西と上、イナガキタルホを同列で語るなよ。
それぞれ比類がないってことでいいじゃないか。
ただ・・・正直一炊君はどうにも薄っぺらい。
224 :
吾輩は名無しである:02/07/22 21:05
226 :
吾輩は名無しである:02/07/30 13:29
たるほ
227 :
吾輩は名無しである:02/08/05 11:36
>>221 すこしズレるけど、漫画家の岡野史佳さんは、これでもかというほどタルホの影響受けているっぽいですな・・・。
「流れ星を紅茶に入れて飲んだらハッカの味がした」みたいな描写を見て、思わず
「あっ、タルホ・・・」
と、ニヤけてしまった。
タルホ好きの私は、岡野史佳のマンガを読んでます。(まだ2作しか読んでないけど)
228 :
吾輩は名無しである:02/08/05 13:35
>「流れ星を紅茶に入れて飲んだらハッカの味がした」みたいな描写を見て
パクリじゃんか…('Д`;)
229 :
吾輩は名無しである:02/08/05 13:36
少年愛の美学
230 :
吾輩は名無しである:02/08/05 13:38
少年にいたづらしたいと思ったことがある人、正直に手をあげなさい。
はいっ!
(・∀・)ニヤニヤ
232 :
吾輩は名無しである:02/08/13 01:07
しかし、初心者には敷居の高い作家だよね。
233 :
吾輩は名無しである:02/08/14 16:30
>221
百關謳カ。
234 :
吾輩は名無しである:02/08/15 21:43
大江が悪口かいてた
235 :
吾輩は名無しである:02/08/16 18:28
大江って誰?タルホのような文彩あるの?
236 :
吾輩は名無しである:02/08/16 19:13
237 :
吾輩は名無しである:02/08/16 21:03
タルホは大江について
「お尻丸出し」
と一言批評したことがあると思うが
どういう意味だらう。
生真面目すぎて、恥ずかしいまでに正しいことをいう
ということだらうか。
238 :
吾輩は名無しである:02/08/16 21:05
なつかしいもんがなにもあらへんやないか!!
239 :
吾輩は名無しである:02/08/16 21:24
恥知らずってことじゃねーの
240 :
吾輩は名無しである:02/08/18 00:36
大江は好きじゃない
タルホは大好き
241 :
吾輩は名無しである:02/08/18 08:27
あと
石原慎太郎について「あれは芸術とはまったく無関係ですね」
と評したのにはワラタ。
ワラヒマクツタ(゚∀゚)。
>>237 ワラタ! 当たってるやんけ!
>>241 ホントか? 眼識ありだな! 見直したよタルホ(w
243 :
吾輩は名無しである:02/08/21 00:26
模型飛行機の作り方をえんえん読まされて、もうヘットヘト(藁
ほんとに好きなんやね〜。
244 :
吾輩は名無しである:02/08/21 17:37
足穂好きな人が他に好きそうな作家っていうと、まっさきに浮かぶのは
宮沢賢治なんですが。どうですか? 文体の雰囲気が似てますよね。
二人とも天体好きで。実は春画のコレクターだったという賢治
(っていうイメージはなかなか表に出てこない・・・)
賢治は足穂を読んだことはないだろうけど、
足穂は「銀河鉄道の夜」はかなり誉めていたような記憶があるんですが
(あ、やっぱり好きなんだ〜、と思ってちょっとうれしかった。
しかしどの本にあった記述か忘れました・・・)
でも「雨ニモマケズ」はきらってたような。
245 :
吾輩は名無しである:02/08/21 21:10
>>244 まじですか?。
俺は稲垣足穂と宮沢賢治は全然タイプが違うと思ってた。
通俗性から評価すると
モンゴメリ≒宮沢賢治>>>>>>キャロル≒稲垣足穂
みたいに思ってたんだけど。(比較が乱暴でスマソ、左へいく程、通俗と
いう意味です)。
246 :
2チャンねるで超有名サイト:02/08/21 21:11
247 :
吾輩は名無しである:02/08/21 22:51
足穂に掘られたという強者はおらんのか!
>244
足穂万歳な私は、宮沢賢治はどうも苦手。
249 :
吾輩は名無しである:02/08/22 00:33
>245
ああ、タイプはたしかにぜんっっぜんちがいますけどね。
賢治はまじめだし重いし
でも「銀河〜」は足穂はほめてたと思います。しかしうろ覚え・・・
もし勘違いだったらどうしよう
青いあかりをこしらえて川へ流す烏瓜 ケンタウル祭
星めぐりの口笛 青いマグネシヤの花火
天気輪の柱 夜の軽便鉄道 そらのすすき
うつくしい燐光を出す、いちめんのかわらははこぐさ
プリオシン海岸 がらんとした桔梗いろの空
アルビレオの観測所
以上、「銀河鉄道の夜」より
読み返したら泣けてきたので賢治スレにでも逝ってきます・・・
私も賢治は何となくイメージがあんまりすきではない
読んだ事無いけど暇になって思い出したら読んでみようかな
251 :
吾輩は名無しである:02/08/22 23:43
252 :
吾輩は名無しである:02/08/26 16:01
age
わかりきった説明だと、賢治の場合、やはり生活感がありますね。
ほんとうに、たべていくのはほんとうにたいへんだという感覚が
根にある。
足穂はもっと洒脱に、遊び第一といった感じ。
そのまんま、花巻と神戸の違い
新渡来のものを、生活改善に生かすか、趣味で楽しんでみるかという
違いになってくるんじゃないかなあ。
>>253 弥勒の感じが賢治に書けるか?
タルホは賢治に似てないと思うな
でも、まあ
そうであってもいいし、そうでなくてもいい どっちでも同じだ
って事だ
255 :
吾輩は名無しである:02/09/11 01:14
生活苦という意味では、賢治よりタルホの方が貧乏を知ってる気が
するけど・・・。
256 :
吾輩は名無しである:02/09/11 03:04
暗いんだよ賢治は
そうそう、タルホは弥勒の最後でも爽やか(?)になるよね
決して暗くジメジメした感じではない
タルホは何か突き抜けている感があるし
そこがイイ!!
258 :
吾輩は名無しである:02/09/12 04:43
賢治は変な宗教入ってるしな
259 :
吾輩は名無しである:02/09/12 05:31
百關謳カは似てると思う
何となく突き抜けた感じとか
単純に見た目とか
飛行機好きなところとか
260 :
吾輩は名無しである:02/09/12 05:32
謹慎期間短すぎ。
261 :
吾輩は名無しである:02/09/19 18:47
星はカルシュウムの味がするねぇ
☆ミ
263 :
吾輩は名無しである:02/09/27 11:58
タルホあげ
264 :
吾輩は名無しである:02/10/08 06:50
>>261 赤いのはストローベリーで・・・
星を砕いたタバコを吸ってみたい
ホーキ星が飛び出してパチンと鼻っ面引っ叩きそうだが
265 :
吾輩は名無しである:02/10/10 00:10
でも賢治は賢治で好きだぞ。
266 :
吾輩は名無しである:02/10/11 19:56
足穂あげ
足穂は賢治なんかずっと読んでなかった。
最晩年に読んでみたら、意外とよかったということ。
268 :
吾輩は名無しである:02/10/18 18:32
足穂は絵も遺しているそうだけど、誰か詳しい人いませんか?。
今でも現物を見られる所はないですかね?。
269 :
吾輩は名無しである:02/10/18 22:13
ヒュネカア 月光発狂者
270 :
吾輩は名無しである:02/10/19 07:05
_、_
( ,_ノ` )y━・~~~
極貧の足穂の作品が残っているのは、
名古屋の「作家」というマイナーな同人誌に、
主宰者が独断で掲載し続けたからなのよね。
主宰の小谷剛は、いまはほとんど忘れられてる芥川賞作家。
歯科医だったか眼科医だったかで、
土地その他の全財産を、自分の同人誌につぎこんじゃった。
小谷の奥さんの元に、足穂の奥さんが
「うちの人が、またこんなん、書いたんやけど〜」って、
広告の裏とかにこちゃこちゃ書いた文章などを持ってきたので、
今日、いろいろな文章が活字になって残っている。
274 :
吾輩は名無しである:02/11/11 17:24
タルホあげー
275 :
吾輩は名無しである:02/11/22 18:45
ほたるあげー
276 :
吾輩は名無しである:02/11/22 18:48
かろうじて二笑亭で持っている板だ。
見捨てないでほしい願いあげ!!
277 :
吾輩は名無しである:02/11/28 02:51
たるほあげ
あげてばかりだな・・
全集買っちった。
279 :
吾輩は名無しである:02/12/06 11:19
たるほ の本は出来ればハードカバーをこつこつ集めて欲しい。
日本のエディトリアルデザインの最先端を行くものばかり。
書棚に入れて見栄えがするのは、稲垣足穂のハードカバーが一番。
280 :
50温 ◆4P6DrAXW6s :02/12/06 19:40
月がきれいだからあげ
保守
282 :
かきうり ◆0sWng9xTUg :02/12/17 01:20
283 :
吾輩は名無しである:03/01/01 13:35
新年age
284 :
吾輩は名無しである:03/01/18 03:17
月がキレイな晩ですね
285 :
吾輩は名無しである:03/01/18 23:52
最近、稲垣足穂の作品を読み始めたんですが、なんとなくわかるけど正確にはわからない箇所があるんで、
ズバリ教えて欲しいと思います。
それは、フェヴァリットに出てくる「三字続き名詞と二字の動詞」
明治大正少年気質の「五文字」
WCのカタカナ「七字」のトイレの落書きと、その返事。
野暮な質問ですが、なんだかやけに気になってきました。
(^^)
だれもわからないでやんの。
ダサ
288 :
吾輩は名無しである:03/01/20 22:10
289 :
吾輩は名無しである:03/01/26 20:47
たるほage
290 :
かきうり ◆0sWng9xTUg :03/01/26 23:06
>>285 ワカラナイノガネウチダトサ といってみる テスト
291 :
吾輩は名無しである:03/01/28 12:29
かはつるみage
292 :
吾輩は名無しである:03/01/31 01:52
長生き蛍
293 :
吾輩は名無しである:03/02/01 23:03
全集買った人どうでした?
私はこれまで文庫ばかりだったから値段に少し引いてしまって。
二段組か否かとか(私二段組が苦手なもので)、月報の様子とか、推敲の跡がわかるのかとか、
教えてくれたら嬉しいです。
294 :
吾輩は名無しである:03/02/11 02:17
全集より大全オススメage
295 :
吾輩は名無しである:03/02/17 02:22
全集も結構いいと思うけどね。高いしね。
つーことで河出文庫「A感覚とV感覚」のカバー裏の表記が
「『稚児之草子』和解」に誤植されているのをたった今発見age
296 :
通行人 ◆fl.M//4k1o :03/02/17 20:54
満月age
297 :
吾輩は名無しである:03/02/17 21:08
こんな夜は
タルホ読みながらココアとシガレットだな
298 :
吾輩は名無しである:03/02/21 00:45
面白そうと手にとってみるもののやはり
理解できず途中で放り出す事三回目。
向いてない???
299 :
吾輩は名無しである:03/02/22 01:02
ずっと簡単な現代文学に慣らされてきた俺にとっては異常にむずかった。
でも文庫本でいえば三冊から四冊くらいに入ってくると、ぐっと面白くなるよ。
最初はゲンナリしてたけど、それ以上に面白さのほうが勝ってたなぁ。
最初は宇宙論とかじゃなくて、童話だとすぐに判断できる作品を読んでみたらどない?
300 :
吾輩は名無しである:03/02/24 01:40
ぐぐ。足穂むちゃくちゃ好きなのに、語れるほど読んでない、このはがゆさよ
ネットで探しても足穂関係のページは少ないし(涙
からアゲ!
301 :
吾輩は名無しである:03/03/08 23:10
タル穂のA感覚V感覚を、3回読むのと、ヘネ癌ズウェーク1回、音読するのと。
さあ、どっち!!?
302 :
吾輩は名無しである:03/03/15 13:24
漏れもお月様にぶん投げられてみたい・・・
いや、漏れはお星様を味わってみたい・・・
304 :
吾輩は名無しである:03/03/22 20:59
ハイカラーな少年の
薄い桃の様な頬を味わいたい
保守。
よし、いまから「弥勒」読むぞッ
306 :
吾輩は名無しである:03/04/06 00:40
じゃ私はA感覚とV感覚!
brmm brmmm grrrrrm
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
保守
JTは月のデザインで
「足穂」という煙草を発売しろ。
どんな味か吸ってみたい。
>310
大麻とか火薬とか入れて欲しいけど、
JTじゃ、どうせ普通のメンソールになるのが関の山だよ。
ところで「モダン・タルホ・クラブ」ってまだやってんでしょうか?
なんたらとかいう機関紙を知人に見せてもらったことがありますが・・。
312 :
吾輩は名無しである:03/04/30 16:26
足穂の自伝的短編「地球」と「父と子」読んだ。
乾いたノスタルジーといった趣きの良い短編だった。
ただ主人公の名前が凄過ぎ。
『菫夫』ってそのまんま『アヌスの男』やん。
313 :
吾輩は名無しである:03/05/07 23:32
女の子に、何読んでるのその本? と訊かれる。
A感覚とV感覚……。
314 :
吾輩は名無しである:03/05/08 00:32
足穂の古書は高すぎだろ。
絶版になった文庫でさえ高値だ。
こないだ古本屋で売りに行ったが小金が出来たのでも一度買おうと思ったらもう売れてたよ
やっぱり人気あるんじゃ無いの?<足穂
316 :
吾輩は名無しである:03/05/14 13:36
一千一秒物語って読んでみたくて探してるんだけどないなぁ。
というか足穂の本自体が並んでいるところを見たことない!
…と思ったら今日ある古本屋で全集そろってるところ発見。
でも一冊3000円…あう…。
一千一秒なら新潮文庫から普通にでてますがなにか?
見つけた!
有隣堂で発見!やったー!
ありがとう317さん!
ゆうりんどうは首都圏だけじゃない?
関西にしかシンシン堂がないのといっしょ
316じゃないが
全国にあると思ってた<有隣堂
神奈川県にはいっぱいあるから、無知っていやあね
工藤は稲垣とか読まないんだろうか
324 :
吾輩は名無しである:03/05/26 22:56
「BOOKISH」という雑誌で足穂特集をやっているのを発見し
た。文壇悪口コーナーがなかなか爽快です。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
326 :
吾輩は名無しである:03/05/30 00:23
ミントな星。
ミルキーなお月様。
ゼンマイカンパニー。準備中。
327 :
吾輩は名無しである:03/06/06 23:41
河出文庫「弥勒」読了記念あげ。
面白い! んだけど、むずいね。
雰囲気や感覚はわかるんだが、うまく説明できない。
嗚呼もどかしい
装丁に凝るのもいいけど本のまん真ん中に穴をあけるのはやりすぎ。
おまけに地模様のイラストがうるさすぎて読みにくいこと限りなし。
弥勒はいいよね
やっぱり「お終いの雰囲気」が秀逸だと思う
331 :
吾輩は名無しである:03/06/27 00:05
六月の夜の都会の空、か・・・・・・。
332 :
吾輩は名無しである:03/06/29 08:48
足穂のあの美学っていうか感性が好き。
タバコと言わずにシガレットって言うとことか。
一番好きな作品は「星を売る店」かな。
『弥勒』の主人公は貧困なのに
貧乏臭くないのが(・∀・)イイ!!
↑それって足穂自身なのかな?
っていうかこの人の書くのは自分自身の話みたいだけど
詳しくは知らん
335 :
吾輩は名無しである:03/07/11 06:46
↑同じように感じたよ(w
336 :
我輩は名無しである:03/07/11 12:24
この方モーホーなんですね
私が最初に読んだのは一千一秒物語
次が少年愛の美学
337 :
吾輩は名無しである:03/07/11 13:56
ケ、ケコーン
336と同じ。。。
極貧だけどダンディな生活。
339 :
何のことだかわからないが:03/07/13 10:55
いいタイトルだ。NHK口座でフランス語を勉強してた時のイブ・シモン蛇ったか
の歌を思い出した。でもたばこは17年前にやめたんだ。また始めよう・・・か。
>>339 シガレットをね
フッと吹いて輪を作るんだ
その輪から月を見ると
三角なんだな
ま、やってみたまへ(w
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
342 :
吾輩は名無しである:03/07/17 20:43
幻想文学スレで何かもめてたっけ
>342
ixionともめたことかな。彼って常に「僕の書き込みは膨大な読書量と深遠な思考に
裏打ちされているのだ。それは、ここに書ききれるほど簡単じゃないよ」ってニオイを
ただよわせてるよね。それが気に食わなくて反論しました。
反論の内容としては「膨大だろうが深遠だろうが知らない、ここに書ききれないなら
はじめから書く意味ないんじゃないの」と。
いかにも裏に含むものがありそうな高説はたくさんなんだよ。
そんなことより、名無しに煽られることにやたら神経質なその性格を
なんとかしな。
>343
すげー下がっていたから、ちょいと思いついたことを書いただけ。
そんなにムキになるなよ。
おさむは最近やたらixionにかまいすぎ。
ごめんなさい
>チキン
素直すぎ。
名無しに煽られることに意外に神経質。
うぐぅぅ!
イタイとこ衝かれた。
でも足穂いいよな。
このスレ好きなので話題を戻してつかさい
んじゃ、責任感じて作品自体でなく周辺ネタから少し知るところを。
本の函に穴を穿つ――「穴」というのはタルホの文学世界では象徴的な意味が
あると思われるが、これは日本のデザイン界に田中一光とともに君臨した
杉浦康平氏およびその一派(に戸田ツトムが入る)の得意技。
しかけ絵本なんかは除いて、穴開けが最初に試みられたは工作舎のライプ
ニッツ著作集ではなかったか。
杉浦氏は松岡正剛とともに伝説の雑誌『遊』を作ったアートディレクター。
レス194あたりに松岡氏の名が出ていたけれど、彼の「千夜千冊」には
愛読したはずのタルホ作品がまだ登場していない。『遊』創刊前に愛読した
本については、第400夜『ドグラ・マグラ』に少し触れられている。
ttp://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0400.html たぶんこれから迎える900番台にとっておきが並べられていくだろう。
そのなかにタルホのどの作品が選ばれるのか楽しみだ。
349 :
CHKN ◆uaYejoOYtk :03/07/23 16:28
>348
松岡タンの「ルナティックス」は、彼の本のなかでも出色だと思う
ボロボロになってウチの本棚にあります。
哲学板の松岡スレで「おすぎそっくり」というレスがあってワロタ
月球儀少年
古本屋で買った記念カキコ
7000円もした
(^^)
足穂の数学のエッセイが解かりません
解かる人いるの?
ちなみに俺が好きなのは
螺旋境にて、黄漠奇聞、弥勒などです
354 :
吾輩は名無しである:03/08/02 17:21
355 :
アンデルセン:03/08/03 17:54
何と二年越しの復活だ。それでいてこのスレの進行速度と来たら。文学板って……
足穂と近似性のある作家っていうと、やっぱ宮沢賢治は入ると思います。あと中期の
牧野信一、初期の佐藤春夫とか。
つうか宮沢賢治は入るだろー。少なくともしょうもない一連の幻想文学(澁澤系統の)
よりは、ずっと賢治の方に近いと思う。あのピュアさが。
ピュアさ というよりは 少年っぽさかな
したがって、ちとエロもなんとなく含んでる
と解釈(w
357 :
アンデルセン:03/08/04 04:34
弥勒の、特に第一部は最高ですよね。
学校の運動場から見上げた青空があんまりに雲一つ無く青くて、「あそこを爪で引っ掻いたら
卵の殻みたいに破けやしないだろうか?」って考える。この感覚の繊細さは他に
ないと思います。
358 :
アンデルセン:03/08/04 04:41
>>356 エロを含んでるってのはわかりますよー。つうか銀河鉄道の夜はエロい。
エロいというかプラトニックというか。切ない感じですよね。
359 :
吾輩は名無しである:03/08/04 05:48
足穂の場合、ゆっくり味わいながら読みたいものです。
賢治も同じですが。
正直言うと、足穂を2chで語ること自体に未だに背徳感があったりします。
なんか本当に純粋なものというか。手垢で汚しちゃいけない感じ。
362 :
吾輩は名無しである:03/08/04 19:21
そうかな?そんなに純粋に読める?俺が純粋じゃないからかな。
面白いレトリックを書く人だなと思う。
あの突き放されたような読後感が好き(w
てことで月光浴してきまつ(w
365 :
アンデルセン:03/08/05 00:54
賢治と足穂の共通性って、一つにはあざとさが無いのが挙げられるんじゃないかなと。
どっちも不遇で、読者のウケ狙いで書いてた訳じゃないところが。それでいて書いてる
中身は詩に溢れた「ものがたり」(by宇野浩二)だってのがグッと来る。そこら辺が
僕の言う純粋って意味なんですけど。衒いがない、つうか。
だからこそ、例えば「魔道の先達」なんて呼び名は的外れもいいとこだと思う。
逆に言うと、幾多のタルホ・賢治フォロワー(?)に感じるいかがわしさは、そういう
面の無い所から来てるのかも。まああくまで個人的な印象ですが。
賢治は苦手。
367 :
アンデルセン:03/08/05 01:54
「イギリス海岸」とか良くない?
銀河鉄道の夜は足穂も激賞してたよ。「『俺は一人の修羅なのだ』これも
いいが、やはり私は『銀河鉄道の夜』を最高傑作とする者である。これはひょっと
したらサン・テグジュペリの『星の王子さま』より文学的かもしれない。その
次は『風の又三郎』だ。『雨ニモ負ケズ』などというしみったれた愚痴は、
私は買わない」
368 :
アンデルセン:03/08/05 01:56
ちなみに上の引用は全て記憶によるものなので非常にいい加減です、注意
369 :
アンデルセン:03/08/05 02:06
なんかこう、サブカルっぽい視点から入って足穂読み始める人に賢治をバカにする
傾向があるって気がするんですけど。とかって。
でも僕としてはもっとこう……アングラ扱いとかじゃなくて、本当まっすぐに
読みたい作家なんですよね。童話みたいに。(童話か)まあ人の勝手っつったら
それまでなんですけど。
別に馬鹿にしてるとは言っておらず、
苦手といってるだけなのに叩かれる罠。
コテハンのあなたの力だけで、このスレは保っているのれすね。
アンデルセンなんてコテハン、、聞いたこともない、、いま見たが
ドコから迷い込んだ初顔でっか
372 :
アンデルセン:03/08/05 03:23
過去ログ見てもらえればわかると思いますが。二年ぐらい前に書き込んで
ました。あの時19だった僕も早21。このスレを通じて大きく
なったと言っても過言じゃないです。
>>370 気を悪くされたのならそれは申し訳ない。別に叩いたつもりはありません。
まー僕みたいなのに仕切られるとウザいですよね。そんなつもりもない
んだけど。それだけ思い入れが強いってことで勘弁していただきたい……
374 :
吾輩は名無しである:03/08/07 19:55
船場に行った折に足穂の生家の有った北久宝寺町に行ってきました。
「株式会社 稲垣服○」というビルが建っていました。
ひょっとした船場に残った足穂の姉の家系が続いてるんですかね。
376 :
吾輩は名無しである:03/08/09 00:51
>最近、稲垣足穂の作品を読み始めたんですが、なんとなくわかるけど正確にはわからない箇所があるんで、
>ズバリ教えて欲しいと思います。
>それは、フェヴァリットに出てくる「三字続き名詞と二字の動詞」
>明治大正少年気質の「五文字」
>WCのカタカナ「七字」のトイレの落書きと、その返事。
>野暮な質問ですが、なんだかやけに気になってきました。
アンデルセン、とっとと答えろ。
わからないなら……
……消えろ
この板のコテに対する反感って何なんだろうね?
376のえらぶった態度はどこからやってくるのか。
376が消えろ
アンデルセン本当に消えたみたいだね。ウヒャヒャ
376の質問に答えられないんだろうね。フェーフェッフェッフェキヒヒ
380 :
吾輩は名無しである:03/08/10 02:17
crazy beat goas on!
出来不出来に差がありすぎ。
「It's nothing else」なんて、これだけ読むと、
こんなこと書く奴の文章など絶対に読みたくないと思う。
382 :
吾輩は名無しである:03/08/11 00:41
crazy beat goes on!
383 :
吾輩は名無しである:03/08/12 16:43
一番新しい全集の装丁がこのスレじゃやけに評判悪いけど、
クラフトエヴィング商会??
384 :
アンデルセン:03/08/15 02:11
でもあの全集の装丁って、「ヰタ・マキニカリス」の初版本を再現してるんだよね〜?
385 :
アンデルセン:03/08/15 02:20
スタジオ・ボイスのバックナンバー「スティル・ライフ」、某古書店にて
400円で入手。思ったより得るものはなくてちょっとガッカリ。松岡正剛氏って
いろいろ怪しい人らしいっていうのは知ってたけど、こと足穂に関する感受性だけは
ドンピシャリだと思ってただけに、余計に。
あとブライアン・イーノと結びつけるのにはまあ異議はないけど、J・G・バラードはどうかな〜?
バラードって何故か全然わからないんですよね、個人的には。「結晶世界」も全然ダメ。足穂ファン
としておかしいのか、正統なのか。
どっちも好きですが
387 :
アンデルセン:03/08/15 02:27
そうなんだ。じゃあやっぱ僕がおかしいのかな。バラード、もう一回
読み返してみるかな……
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
389 :
吾輩は名無しである:03/08/18 03:14
あげ
390 :
吾輩は名無しである:03/08/21 17:07
タルホランド・ドライブ
足穂の世界をブラプラ。
あぼーん
↑
最低最悪糞コテのジエン自己宣伝コピペ。スレ汚すな、アホが
>>392 逆だってw見た香具師は「美香」=伝説のアホだとわかるコピペだろが。
394 :
吾輩は名無しである:03/09/04 01:35
あがた森魚
永遠の遠国(二十世紀完結篇)
オススメ
ってみんな知ってるか。
>>394 日本少年、日本少年2000系も好きです
この一千一秒物語というのは、メルヘンチックなゲームみたいですね。
素敵です。
398 :
吾輩は名無しである:03/09/09 15:37
露伴や鏡花の前で足穂ってどんな顔するんだろうね。
さすがにえらそうにできないかな?
399 :
吾輩は名無しである:03/09/09 19:29
>>398 三人一緒にカフェで珈琲を飲むだけですよ。
400 :
吾輩は名無しである:03/09/11 23:48
月が綺麗なので
age
401 :
吾輩は名無しである:03/09/15 00:57
「月へ行けたか?」
「行けるものか!」
>>399 いやいやキャフェーで飲むのかもしれないぞ
403 :
吾輩は名無しである:03/09/19 17:23
ねぇねぇ、最近読んだ面白い本おせーて。(´∇`*)
405 :
吾輩は名無しである:03/09/19 21:33
一千一秒物語のTHE MOON RIDERSは最高。
足穂の作品は独特のノスタルジーがある。
406 :
吾輩は名無しである:03/09/20 05:34
あまりにも簡単すぎる
誰にも努力させないし
基本的には読者に迎合
する革新の欠片もない
単なる学生の文学だな
407 :
吾輩は名無しである:03/09/20 08:44
どこを縦読み?
409 :
吾輩は名無しである:03/09/20 14:15
たるほのことで、
縦読みじゃない。
410 :
アンデルセン:03/09/20 18:19
横光利一の追悼文一つ読んだけでも、そんな感想、出て来ようが無いと思いますが。んー
まあ、合わない人には合わないということで。
僕は好きだけど、嫌いな人は嫌いだろうなあ。
タルホが嫌いな人って、どんな作家の書いた文章が好きなのか、ちょっと興味があるけど。
412 :
アンデルセン:03/09/20 21:14
というかどっちにしてもー
>基本的には読者に迎合
>する革新の欠片もない
コレには到底、同意出来やしません。一体いつタルホが読者に迎合したって?
413 :
吾輩は名無しである:03/09/20 22:48
>努力させないし
努力させる文学って例えば?「かもめのジョナサン」とかか?w
414 :
吾輩は名無しである:03/09/20 23:07
童話の好きな皆さん
平出隆の詩を読んで
初めて分かるだろう
如何にたるほが語法
の革新の無い禿かが
415 :
アンデルセン:03/09/20 23:57
温室の花を面白がらない田舎者なら仕方がない……酒のかわりに紅茶で
いいというような手合なら縁なき衆生だ。かれらが私を軽蔑するごとく私も
かれらを軽蔑する。
そもそも足穂に語法の革新への意思なんてものを前提して語る事自体間違ってるというか、
ヘン。そんな俗じみた狙いなんて無いし、つうかどうでもいい。元より読者を想定してないんだから。
この人に出来るのは髭を少しずつ伸ばしては剃ったりすることぐらいだ。
416 :
アンデルセン:03/09/21 00:26
ちなみに僕、平出氏の詩は読んだことないのですが、確か月兎社
の人が出版にかかわってるんですよね。鳩山菊子の所属(?)してる。
そういう所から、なんとなく足穂フォロワーの一傍流ってイメージ
持ってたんですが、実際どんな感じなんでしょう。大分違うんだろうか。
個人的には鳩山菊子は結構好き──長野まゆみは勘弁──なんで、機会が
あれば読んでみたいと思います。
417 :
アンデルセン:03/09/21 00:28
鳩山菊子って誰だ。鳩山郁子でした。あまりと言えばあんまりな間違い。
418 :
吾輩は名無しである:03/09/21 02:02
いや〜ご免ちゃいと謝る
どうでもいいことやんか
少しなんとか、かんとか
泡を吹き飛ばしたかった
このタルホ・ビールのね
419 :
吾輩は名無しである:03/09/24 18:37
>>418 あんたの文はなかなか好きだ。好きだが、ちょっとな。
煽らず踊らせろ。
420 :
吾輩は名無しである:03/09/24 18:47
タルホタルホタルホ・・・・・・
くるくるくるくる…
422 :
アンデルセン:03/09/28 20:38
たむらしげるの一千一秒物語、復刊決まったみたいですね。(遅い)
>>120から早二年たったのか。僕も年取るはずだ。
423 :
アンデルセン:03/09/28 20:40
ずっと探しててやっとこないだ手に入ったオスカー・ベッカー「美のはかなさと
芸術家の冒険性」読んでます。
「フラジャイル」でなく「フラギリート」って所がいかにも足穂らしいドイツ好み。
424 :
吾輩は名無しである:03/10/19 13:38
たるほ。
425 :
アンデルセン:03/10/19 22:59
お。上ってる。と思ったらこれか。このペースこそ文学板。
こんな季節には「飛行機物語」でもしみじみと味読したいものです。
上京してから星が見れなくなって悲しい……
とある方(画家さん)にすすめられて一千一秒(文庫)よんでます。
はじめの方は軽くておかしくてさらさら読めたけどなんだか後半から
だんだんムツカシクなってきた…うぅ。
文章が古いからかなぁ?普段本読まないからかなぁ?
でもなんだか良く分からないけど弥勒とか好き。
427 :
吾輩は名無しである :03/11/03 14:13
>>426 黄漠奇聞もいいよ
おれは数学エッセイはさっぱりだが
天体嗜好症は好きです
428 :
吾輩は名無しである:03/11/25 20:27
ねぇねぇamazonで稲垣足穂で検索したら、
一千一秒物語の大型本が一番上に出てきた。
しかも発売予定日は 2003/11/29 だそうで。
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?JUU?JUU
稲垣足穂で卒論を書くのはやり無謀かしらん
稲垣足穂に影響をうけた作家たち
というテーマならOK