1 :
商人の子:
2 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 12:46
日本民族には歴史性がないから
その証拠に、いまも苦い歴史を生きる沖縄文学は相変わらず元気であろ
3 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:28
日本文学は終わっていないよ。正確には「日本近代文学」だね。
というか文学自体に「終わる/終わらない」はないよ。
要するにコンテクストが幾重にも分裂した結果、あらゆる共同体も分裂傾向を
示し文学の主題となるべく社会性に影響力がなくなったからなんだね。
あるいは物語の量産によって作家性という特権事項が希薄になっていった結果
文学の文学たる性質がサブカルなどに転移して表現形式が他チャンネル化した
というわけだ。
4 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:40
3に激しく同意。
でも他チャンネル=他チャンネルでしょ?
あげあしすまん。
5 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:41
他チャンネル=多チャンネルだった。
おれまちがえてどうすんだ。
もう逝くわ。
そうね。多チャンネル。じゃ、逝ってきます。
7 :
商人の子:2001/08/16(木) 16:05
>>3 反論の余地無しという印象です。ありがとうございます。
私的にはフーコーや蓮見などが言っていた人間の終焉=文学の終焉が
理由と考えたのですが、それを加味しても3の多チャンネル化と
矛盾しませんね。
でも疑問が残ります。
1)多チャンネル化が今後も急速に進行すると仮定した場合、
文字のみの表現形態にしがみ付くことは賢い選択と言えるのでしょうか?
2)クンデラ、アゴタクリストフらに代表されるような世界文学と
比して日本のそれがあまりに貧弱に見えてしまうのはなぜでしょうか?
まあ両方とも、個人の嗜好の問題と言われてしまえばそれまでですが。
ミランクンデラはきついなあ。
バカにしてる人けっこういるし。理由はわかんないけど。
不勉強ごめんなさい。蓮實も確かバカにしてたんじゃ?
ちょっと読んだとこ面白い感じもしたけどね。
3さんの意見求む。
7さんの(1)で
まあ、人間は言葉から離れられないんじゃないの?
人間が世界を認識してる姿ってほとんど言葉に置き換えてるらしいよ。
映像とか音声はじつは頭にほとんど入ってないらしい。
10 :
5:2001/08/16(木) 16:25
あと、哲学や科学にない
全くわからない何かとしての文学、
ってのを推す批評家もいるし。
「不意の力」「不意の事件」だってさ。
11 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 17:19
売れなかったから。
12 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 19:52
本を読むこと以外の、暇つぶしの方法が
爆発的に増えたから。
13 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 20:09
かつての海燕や、今の文藝や、
ああいう雑誌の編集達が作家をスポイルしてる気がする。
14 :
商人の子:2001/08/16(木) 20:11
>>11-12
それって多チャンネル化の結果なのでは?
多チャンネル化した
↓
本を読むこと以外の、暇つぶしの方法が
爆発的に増えた
↓
本が売れなくなった
↓
いまだに文字のみの表現形態にしがみ付くのはなーんで?
15 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 20:22
官僚のアメリカ的インチキ民主主義洗脳思想が見事蔓延したから
つまり自ら考える、感じることを奪われたから
16 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 20:23
>>14 需要があるから。
何故なら、完全に取って代わる物がないから。
17 :
商人の子:2001/08/16(木) 20:25
>>8-10
わたしこそ不勉強の極みで「不意の力」と言われましても分りかねるので、
もしできましたらrefを示していただけませんでしょうか。
言語活動の重要性については承知しているつもりです。というか、
わたしはまさに、ポジトロンCT(PET)やfunctional-MRIといった
生体levelで脳の血流やレセプターの活動を調べる機械を使って、
認知機能を調べるという作業に従事しているのです。
18 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 22:08
>「才能のある人がいないから」など作家の力量に帰す回答は無効とする。
と書いてありますが、やはりこれが原因では
多チャンネル化の結果、才能を育てる事が出来なくなった
どんな天才でも、読まずに書くことは出来ない。
一般に偉大な作家と言われている人たちは皆、かなりの読書家で
教養人であったわけですし
19 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 22:38
アメリカに文化を壊されてしまったから
20 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 01:30
3へ
コンテクストってどういう意味?
21 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 01:48
>>15 ワラタ。そして、思わず同意してしまいそ。
>>20 (3じゃないが、ついでに)
context=文脈。つまり文章の前後の脈絡のこと。
(なお、人にモノを尋ねる時には丁寧語くらい使えや)
22 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 02:33
日本の大衆文化が踏み荒らされてるのはわかるが
それこそ文学を生み出す土壌になりそうなもんだけど。
個人的には消費社会の悪弊で一冊の作品がみんなに評価される
まもなく市場がどんどん回転してっちゃうことかな。
23 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 03:00
新人賞応募原稿の第一次で読む、下読み人がおもしろいのは
ハネちゃうからだよ。
24 :
商人の子:2001/08/17(金) 09:11
わたしも学生時代に2度懸賞に応募したことがありますが二次選考どまりでした。
25 :
商人の子:2001/08/17(金) 09:24
>>13,23
両方とも才能をセレクトする人たちに能力がないからというお立場。
ハネられた経験を持つ自分としてもつい頷きそうになりますが、
状況分析に私怨が絡んだみたいになってしまいそうです(汗
>>15,19
たしかにアメリカニズムの浸透も無関係ではないのでしょうか?
このままでは日本がなくなってしまうと激を飛ばした三島由紀夫
のことばが自然と思い出されますが、でも
>>22氏も書かれてある
とおり、抑圧が文学を豊穣に導くということも、昨今の東欧を
引くまでもなく、歴史に多く見るところでもあります。
だだ1点、アメリカニズムの浸透と
>>22氏の「消費社会の悪弊」という
言葉を併せると、意外と日本文学というのは、80年代以降資本主義の流れに
乗れない代物であったということに、なるのでしょうか…?
26 :
吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 00:26
キミハ、アメリカヲミタノカ?
27 :
吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 00:35
「アメリカニズム」というのも曖昧だが、もしそういうものが浸透した
というのなら、「アメリカ文学風の日本文学」がそのうちニョキニョキ
生えてくるのではないか?
28 :
吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 02:19
日本文学の衰退の所以に経済やら何やらが絡んでくると仮定すれば、
外国(先進国)の文学だって後退してもおかしくないよね?
そこらへんはどうなの?
29 :
:2001/08/22(水) 03:16
もうちょっと聞きたいのであげ。
30 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 01:07
>>27 あまりよく知らないので何とも言えないが、村上春樹の出現にアメリカニズムの流れはないか?
31 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 01:23
とにかくアメリカ文化は排除しろ!
32 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 01:26
コカコーラ文学
33 :
貧しい家の子:2001/08/23(木) 01:42
「文学は、人間が堕落する度合いだけ堕落する。」
と過去にゲーテ様が言っておられます。
34 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 01:50
読み手が少なくなれば、終わるよね。
35 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 21:19
戦争でも起こったら、
また「始まる」かもしれないね。
36 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 21:22
日本文学(というものがあるとしたらだが)が元気ないように見えるのは、
差異が亡くなってきたからではないか?
という気がする。
37 :
商人の子:2001/08/24(金) 21:53
>>3氏の多チャンネル化、は理解できたのですが、差異がなくなる、とは・・・・・?
経済的な格差、のことでありましょうか?
それとも多チャンネル化があまりに進んだ結果、中心的な価値観が消滅してすべてが平均的になり、平板化・均一化してしまった、というような意味でしょうか。
ぜひもうちょっとご説明を。
狂牛病って怖いよね。すかすかの脳みそなんて
絶えられない。もう日本文学どころじゃないよ。
だからおわっちゃったのかなー。
39 :
吾輩は名無しである:01/10/15 02:04
文学より面白い、と見なされるものがたくさん増えすぎたのかな。
よくわからんけどオレの周りを見渡して読書を敬遠する人というのは、
「読書=勉強=頭のイイ(学校の成績とかそういう意味の)人がするもの」
という固定観念がある場合が多いようだ。
あと、生活する上で速効性のないものはすぐに切り捨てられる傾向が強い。
41 :
吾輩は名無しである:01/10/15 03:36
文学は金にならない、本は読むのに時間がかかる
42 :
吾輩は名無しである:01/10/15 03:51
>>35 8月のレスか。まさかこの頃はその次の月にあんなことが起こって
さらにその次の月には戦争がはじまるなんて思ってもみなかったろうね。
で、文学は始まったか。
43 :
通りかかりの者:01/10/15 09:46
読み手に比べ書き手が天文学的に増えたことによる。
いわゆる供給過剰という奴だ。
消費者は多すぎる選択肢に食傷してしまっている。
ギョウカイの生き残り策としては、書き手を相手にすることだ。
今や協力本といって、
出版社は書き手相手に営業よこしショーバイする時代になっている。
44 :
吾輩は名無しである:01/10/15 10:02
近代化が終わったから
日本文学は近代化に利用されていたから
日本文学だけが特に終わっているとは思わないけどな。
いまだに教養主義に憧れるDQNだけなんじゃあないの?
そんなことを言っているのは。
結局のところ、つまらないからだよ。
あと、小説は「頭の良い人のもの」になってしまったこと。
漫画はすごく努力してきたが、小説は天狗になってしまっていた。
えらぶって努力を怠っているから文学だろうと鼻はへし折られますよ。
ガキの頃からテレビ見て頭がふやけてんだろ、みんな
テレビ怖いよ
>>45 たしかに終わっているとは思えない。
しかし、何か若い作家とか、ファッショナブルでスタイリッシュ
なヴィジュアルの持ち主でなければ読まれなくなった
「ブンガク」という現状がある。
49 :
吾輩は名無しである:01/10/15 13:39
馬鹿志向の奴が増えたんだよ、要するに
実を言えば、二葉亭四迷のペンネームの由来のごとく、文学者は
馬鹿同然と考えられていた時代もあったんだよなあ。
そういう時代の方が切磋琢磨して良かったのかも?
51 :
三島ならなんでも狂信者:01/10/15 16:44
三島の以前、以後に文学なし、だ。
ああやって、コシップあふれるスター性がないと、
売れないのよ。ギョウカイが盛り上がらないのよ。
彼は裏では商売の鬼だった。
主だった出版物の売れ数をライバルとして細かく把握していたもの。
52 :
吾輩は名無しである:01/10/15 16:54
それでは、今のメディアに翻弄されるブンガクの現状は三島が
築いたことになるではないか。
53 :
三島ならなんでも狂信者:01/10/15 19:10
人はかつて蛍のように文学に群れていた。
それは今でいうゲーセンと同じ機能だった、といっていい。
長嶋去って野球は滅びる。三島去って……という感じになろうか。
54 :
吾輩は名無しである:01/10/15 19:34
>>53 貴様・・・・・・アホだな!!
俺の目はごまかせんぞ!!
55 :
吾輩は名無しである:01/10/15 19:40
どうしてそこで三島一人が特権的に語られるんだろうなー。
戦後文学の盛り上がりを築いたのは三島だとでも?>51
大戦の影響とか考えたことある?
>>54 お前、福沢諭吉マニアだな!
オレの目は普通は誤魔化せるんだが・・・
「日本」文学というジャンルに分類したことが間違い
>>56 よくわかったな・・・。
貴様はなかなか見所がある。
なんなら「下僕2号」に取り立ててやっても良いぞ。
>>57 そして、貴様!!
何を言っているのか、わからん!!
60 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:10
満足しちゃってる人が多いから、ではないですか?
実際にはそうじゃない人いっぱいいると思うのですが。
文学なんて何も偉いもんでもなく、はみ出し者のために
あるものだと思います。
61 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:13
うん、こんな夜中にカキコしている奴は、きっとはみだしものだ。
62 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:16
すいません、自分的には今がゴールデンタイムです…
63 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:20
ああ!
はみだしもの君。僕もはみだしものだよ。
良かったら、友達になろうか?
誰も満足なんかしてるワケないだろうが。 >60
65 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:22
ああ!
いじけている奴もいる。
君とは友達にならない!!
読む人が減ったから。
67 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:31
読む人・・・・人口は増えてるんじゃないかな?
文芸雑誌の発行部数を考えればだが。
しかし、文学好きの割合が減ってるのだ。
68 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:34
>>64 だから実際はそうじゃないって言ってるのに…
本当は満足できない人がいる限り文学は終わらない筈ですよ。
でも、私の周りのポジティブ志向の強い女の子たちは
誰も本なんか読みませんよ。ロックリスナーしかり。
本なんか読まなくてもいられるならそれに越したことはない、
けれども自分はそうじゃないんですよ。ハァ…
69 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:38
何歳?
70 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:41
22ですが。本屋でバイトしてる友人が言うには大学生は
まだしも今の高校生はぜんぜん本買いに来ないそうですよ。
コミックとかカード目当ての小学生がお得意さま。
71 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:43
若いね。
僕は本屋で本買わないよ。
全部古本屋だね。
他に好きなものないの? 漫画とか、映画とか・・・。
>>68 何故満足できない人がいる限り文学が終わらない「ハズ」なの?
それは思い込みというものじゃない?
今の満足できない人たちは、もう文学など必要としない。
たとえば、ロックが生まれてから「文学」は衰退しているのだとしたら、
「不満足」の向かう回路が変化しているだけ、と考えるのが妥当じゃない?
73 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:47
本じゃなくてはいけない人がいるんだよ。
74 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:47
漫画は人並み以下だけど映画はそこそこ観ますね。
そういうヲタみたいなことばっかやってる自分は
はっきりいって性格も顔もブサイクだと思いますよ!
まあ私のことなんかいいではありませんか。
75 :
吾輩は名無しである:01/10/16 04:52
>>72 思いこみかなあ、そうかもしれません。
うちに限ってはライブにあんまり行くなと言われたり、
買ったCDをごっそり捨てられたりするような感じで、
本ならまあOKという雰囲気だったから…
そっちにこだわってしまっているのかもしれませんね。
>>73 そう、それが少数派になってしまった、ということでしょう?
まるでバイパスが出来て旧街道が寂れるように。
満足している人が増えたワケではない、というのが言いたかっただけだよ。
77 :
三島ならなんでも狂信者 :01/10/16 12:59
>>54 バカとはお前何様だ。謝れ! また来るからな。
>>55 昔は文学なんて食えなかったんだ。
太宰だって賞金ほしさに芥川賞のおねだりの手紙をしてる。
旨いもの食えるようになったのは三島からだ。
そして今またもとに戻ったんだ。
>>77 ったく、とんだガイキチだぜ。
俺はおまえを「アホ」とは言ったが、「バカ」だなどと一言もカキコしてない。
そして三島のはるか以前に菊地寛は金持ちだった。今は名も忘れられた大衆作家
も金持ちだった。三島はもともと金持ちの家に生まれた。
平野啓一郎は、いきなり作家デビューで金持ちになったという話だ。
79 :
吾輩は名無しである:01/10/16 13:50
規制がありすぎるんじゃないの。
乱歩なんて今じゃ発禁物だしね。
80 :
吾輩は名無しである:01/10/16 13:51
乱歩の何が発禁?
このスレを読むと、終わった理由がよくわかるな。
82 :
吾輩は名無しである:01/10/16 14:06
確かに、奇形など差別に関する規制は多いが、
倫理観に関するタブーは今は実生活以上にないに等しい。
だから人間のくるしみを描いても共感できない。
使命感も、守るべきものも倒すべき敵も否定された戦後教育において育てられた人々が、
人間の内面を描く文学というものにもはや依存する理由もない。
>>82 本当にそんなふうな原因だと思っているの?
つーか、戦後教育で育った人間に守るべきものがない?
そんなこと言う人間を知らないヤツが関わっているからなんじゃないの?
84 :
吾輩は名無しである:01/10/16 15:00
>80
乱歩の孤島の鬼読んでみれ。
85 :
吾輩は名無しである:01/10/16 15:05
それが発禁なの?
だったら、読めないじゃない。
>>83 私は、「戦後教育で育った人間に守るべきものがない」とは言っていません。
私が言ったのは、教育という、建前であるべきものから、建前が否定された環境にあるということです。
個人個人にはくるしみもあるし、守るべきものも倒すべきものもあるのですが、
「建前」がない極端な個人主義のなかではそれらもまた個人的な問題でしかない。
そしてかつては相対的なものだった孤独は絶対的なものになり、
文学は「鏡」でも「希望」でもありえなくなったというのが私の考えです。
ただ、私が人間を知らないというのは当たっています。
考えても考えてもわからないので、これも今の時点で思っていることにすぎません。
わかるのであれば、教えて下さい。お願いします。
正直、日本文学は始まってもいない
88 :
三島ならなんでも狂信者:01/10/16 17:14
>>78 少々堅い雰囲気になってきたんで俺はここまでにするぞ。
おい、こ〜ら。阿呆とかバカとかガイキチとか言うんじゃない!
月夜の晩ばかりじゃねえからな。
菊池カンは社長だったんだろ、金持ち当然じゃねえか。
平野? たかが6500万の戸建だろ。お前の金持ちっていうのはそういうことか?
それにそんなもんどうせ数年先は取りたて屋の占拠だ。
だいたい奴だって、
キャッチフレーズが三島の再来だぞ。おーてめー、知ってて言ってんのか?
それにしてもお前もっと高尚なこと言えねえのかい?
ここは文学板だ。皆さんテメー見て、目丸くして呆れてんだよ。
>88さん
78さんを見ても呆れますが、
貴方のカキコにも目を丸くして呆れています。
なにしろここは、言葉を扱う文学板ですから…。
>>88 いや! 「バカ」だなんて言ってないよ。
菊地は売れっ子作家でもあったね。
平野が三島再来>知ってて言ってるよ。
高尚なことを言うつもりなどない。
おまえのせいで三島ファンはガイキチだと思われるから
逝け!!
三島スレには来るな!!
>90さん
ますます呆れ…。三島スレもガイキチに見えてくる…。
92 :
三島ならなんでも狂信者:01/10/16 18:52
「住民ですが 」っていうと、管理人の方ですか。
大きなことになってすみません。もうこれきりにしますので。どうもでした。
78よ。そういうことだ。
93 :
吾輩は名無しである:01/10/16 19:03
ドラゴンは赤川や西村などのエンタメ系を除いて
自称純文系にしてはそれなりに金持ってるとは思うが
95 :
吾輩は名無しである:01/10/16 20:27
57、何言ってんだかわかんねえ。
96 :
吾輩は名無しである:01/10/16 21:01
馬鹿志向の奴が増えたんだよ、要するに!
>>86 「建前」というより共通の価値観、ということね?
その壁のように立っていた「社会」という価値観で、
寄り添うにしろ反撥するにしろ、それぞれに自分を計っていたのが、
共通の物差しが無くなり、個人は絶対的な孤独の中に隔離されていると?
それは、戦後教育を受けた作家にある程度共通する出発点だと思うけど、
その状況自体が「文学」を終わらせていると思うのかな?
ゲームのルールが変わっただけなんじゃあないの?
それと、いくら何でも「人間とは何か」を教えられるモノじゃあないが、
考えても分らない時は「ワカラン」と思いつづけること、かな?
それが理性を超えた知性への第一歩だと思うけど。
98 :
どっちが馬鹿だか:01/10/16 22:28
>>96 馬鹿を志向する奴が増えたの?
馬鹿な思考をする奴が増えたのではなくて?
>>97 そうですそうです!
「共通の価値観」というと「本音」も含まれてしまうので、
私はやはり「建前」と思うのですが、
言いたいことはその通りです。
ありがとうございます。
私には、そのルールの変更が文学の終焉に見えているのです。
なぜならそれによって文芸は「快楽」と「解答」しか求められない、
きわめて受動的なものになってしまったような気がするからです。
その能力だけであれば漫画や映画のほうが上です。
だから誰もあえて文学に依存することはなくなってしまったのだと、考えています。
>>97 >ゲームのルールが変わっただけなんじゃあないの?
その意見を受け入れた上でさらに問うと、「ルールが変わったのにそれでも文学で
なければならない理由は何か?」ということになりそう。
こういうネタが持ち上がるたびに思うんだけど、漱石が今この時代に生きていたら、
谷崎が今この時代に生きていたら、それでも彼らは小説を書くだろうか。
>>99 「解答」=「ストーリーにおける解答」ということですが、
考えてみたら「快楽」に含まれていますね。
あと、「親近感」を追加します。
あちゃ、失礼。しかも100
他の分野が「おもしろいこと」を追求したのに対し、
ここだけが「おもしろくない方がエライ」ことになっちゃったから。
知的刺激=おもしろい、なのに。
そういうとらえかたを「低俗」と嫌ったにわかインテリのせいかな。
104 :
吾輩は名無しである:01/10/17 17:09
そうそう、それが馬鹿を志向する !
105 :
吾輩は名無しである:01/10/17 17:09
かぎかっこつけてね
106 :
吾輩は名無しである:01/10/17 21:05
高名な文学賞を取った人が伸びないからじゃない。
それっきりで終わってしまったり、それ以後は駄目になるとか。
そういや、西村京太郎や赤川次郎は直木賞を取ったことがあるのかな?
107 :
吾輩は名無しである:01/10/17 21:17
書き手側に問題があるのでは無いのではないか?
社会が変わったから、文学も変容せざるをえなかったのでは?
108 :
吾輩は名無しである:01/10/17 21:21
ここのスレの住人がどの程度現代文学を
読んでいるのか、というのも問題だが・・・・。
せいぜい、町田康、島田雅彦、村上くらいのもんだろ?
109 :
吾輩は名無しである:01/10/17 21:34
古井は?松浦寿輝は?
例外をあげつらうことの何と簡単な事よ。
本を読まぬ層に限って「終わった」の一言で
安心したがる。終わってなどいない。
ただ、誰も読まないのだ。
110 :
吾輩は名無しである:01/10/17 21:57
>ただ、誰も読まないのだ。
それが終わったということでしょうが。 >109
111 :
吾輩は名無しである:01/10/17 22:01
>ただ、誰も読まないのだ。
盛り上がっていなーイ。
それが終わったという現象ザンス。
112 :
吾輩は名無しである:01/10/18 01:27
ところで、日本文学っていつ終わったの?
114 :
吾輩は名無しである:01/10/18 01:53
質問なんですけど、どんな小説でもそれは文学の成果物として
認められるんでしょうか? たとえばマドンナメイトのエロ小説
は文学なんですか?
115 :
吾輩は名無しである:01/10/18 02:11
http://www.kcn.ne.jp/~ca001/Z8.htm 日本の文学がこのようになってしまった一番大きな原因は文学部における女子大生の増加だと思います。
日本では、男は女と同じことをしようとは思はないのです。女子大生の増加によって文学は女のすることで、男のすることではないと考えられるようになっていきました。
その結果有能な男が大学の文学部に入学することはなくなったのです。文学部に来る男は「暗い人」と「変な人」だけになってしまったのです。
そして、文学部を埋め尽くした女子学生には男に取って代わるだけの能力はなかったのです。
かつて大宅壮一氏は女子大生亡国論を唱えましたが、文学に関してはまさに的中したと言えます(東京外語大も女子大化してしまったことが以前報じられました)。
現在女子学生は女だけになってしまった文学部に飽きたらず法学部、経済学部などへ進出しつつありますが、女子学生が一定割合を超えれば文学に起きたことが、法学、経済学についても起きる可能性はあります。
もう一つは「反日」の影響があると思います。日本文学とは日本人の生き方、考え方を教えるものですが、「反日」は日本人が自分たちの伝統的な価値観や生活習慣(男女の役割分担を含む)をすべて否定し、
放棄することを説くものです。そのような病に冒された社会環境の中で文学が育っていくとは思えません。戦後進駐軍に強要された「『民主化』と『男女平等』と言う名の『日本否定』」が、
今、ボディブローのように効いてきているのです。
116 :
吾輩は名無しである:01/10/18 02:16
お勉強は女のほうが出来るから、専門的な思考だけに
秀でている男は入試に受からないことが問題になったことがある
もともと男は不器用なのが多いからね
117 :
吾輩は名無しである:01/10/18 02:51
そういえば文学部は女だらけなのに、女の文芸評論家ってあまり見ないね。
118 :
吾輩は名無しである:01/10/18 07:24
>>115 目から鱗だーーー
私29歳女だけど身に覚えがありすぎる。
119 :
吾輩は名無しである:01/10/18 07:29
でも女の作家は増えたよねー、カワイコちゃんタイプの。
日本文学で女性が傍流なままなのも、
いまだに編集者に男性が多くて(文芸誌で女の編集長っていないし)
旧弊な男尊女卑主義(女は恋愛小説書いてろみたいな)だからであって、
編集者や評論家にも女が増えれば、事態は変わってくのでは?
それにはあと5年ぐらいかかるかもしれないけど。
120 :
吾輩は名無しである:01/10/18 07:33
>>119 >でも女の作家は増えたよねー、カワイコちゃんタイプの。
増えたかなあ??たとえば誰だろう・・・。しかもカワイコちゃんタイプって・・・
カワイコちゃんタイプ、ってのは容姿のことではなくて、
オヤジ心をくすぐる小説を書く人のことっすよ。
山田詠美と吉本ばななが二大主流派です。
>>121 そういうことですか。
でも、オヤジ心をくすぐるのが「カワイコちゃん」ってのがどうも違和感が・・・・(笑)
しかもその2人は(以下略
まあいいんですが。
123 :
吾輩は名無しである:01/10/18 09:55
テキストといえばいいものをテクストという奴が多くなったから。
批評のための批評が多すぎる。
言葉が窒息してしまった。
124 :
吾輩は名無しである:01/10/18 10:09
江國香織も“カワイコちゃん”タイプの作家かなあ・・・
上の定義付けに従えば。
女子高生・OL等、このタイプの作家にはいっつも需要が
あるんじゃないの? あ、逆に需要があるからすべての女流作家が
このテの作家に還元されてしまうというのかもしれないが。
この分野の人がまったくいなくなってしまうのもさみしいね。
まあ俺はもともとこのテの本は読まないけど。
「本格派」の女流作家が産み出されてこない、というのは
それはそれでやはり不幸な事態ではある
良質な作家の誕生にとって大学の文学部は決定的な要因にはならないでしょう、
どう考えても。そもそも>115は原因と結果を取り違えてるように思うな。
>>119 もし編集者や評論家に女性が増えたとして、
それが女性の作家にとって、より活動しやすい環境とは思えん。
126 :
吾輩は名無しである:01/10/18 11:22
>>125 まあ、そう言う部分は確かにあると思う。
ただ、
>>115はまたある側面を如実に反映していることもまた事実だとは思う。
でも自分は
>>3氏の“多チャンネル化”、多極化が一番の原因ではないのかと思う。
自分が漫画読みであるからかも知れないが、今や漫画文化も(衰退はしてないが)
強烈な一撃を食わす漫画家というのは存在できなくなってしまっているように感じる。
手塚にしろ藤子にしろ、赤塚にしろ、そういったある意味で「国民的」な者が存在できなくなったんだと思う。
世界の多様化に伴って多数の小さな枠組みが出来てしまってるからではと。
全てを統括する強烈なスター性やカリスマ、それから知識をもった人間が現れてくれば変わるんだろうが…
そもそも文学が「終わった」とはどういうことか?
良質な作家がいないのか? そんなことは、ない。
売れないからか? 商品としての価値ならそれで終わりだが。
問題は「文学」界での出来事が、社会的な関心を引き起こさない、
この一点にあるのではないだろうか?
それは量の問題ではない。それは質の問題ではない。それは心の問題ではない。
文学の世界が狭くなろうが、俗化しようが、荒もうが、それは問題ではない。
その世界のある場所だけが問題だ。どこで書かれ、どこで読まれるのか、だけが。
129 :
吾輩は名無しである:01/10/19 00:29
編集者がへぼくなったのでは。
出版社は偏差値秀才ばっかり採るし。
130 :
吾輩は名無しである:01/10/19 00:44
この板の住人も高偏差値なのかな?
131 :
吾輩は名無しである:01/10/19 02:40
132 :
吾輩は名無しである:01/10/19 02:41
「日本」という一つの文化的理想の放棄とともに、日本文学もまた終わった。
133 :
吾輩は名無しである:01/10/19 03:17
「日本語文学」と、してくれ。
134 :
吾輩は名無しである:01/10/19 08:14
文学に期待されていたものを他のジャンルが引き受けるようになったからかな。
まあ、みなさんが書いていることとほとんど同じことですが。
昔は文学読んで「女はこう口説くんだ」とか、「銀座ってのはこんなとこなんだ」とまねしたり憧れてたわけでしょ。
けど、今やそんなのはテレビドラマやマンガ、ゲームなんかが引き受けているんだろうな。
あるいはポップミュージックとか。
これからは、文学は特別な訓練を受けた人や、変わり者の奇妙な趣味になるんじゃないの?
135 :
吾輩は名無しである:01/10/19 09:09
これからではなく、本来そうなのだ。
↑ たった一言で、何かを言った気になって
まともな根拠をなに一つ示せないバカですね。
137 :
吾輩は名無しである:01/10/19 10:40
そう見えるのはおまえが本を読まないのに文学版にカキコする
ガイキチだからだ。
138 :
蒼白のフリーター:01/10/19 10:56
>>134 「他のジャンルが引き受けるようになった」
って、しかり。……
芸術とは蟄居の身の慰めにすぎない。
今は虚無僧みたいな生き方の似合わない時代なのだ。
マック食って、コンビニ寄って、ビテオ借りて、オナって寝る。
そういうさっぱりしてるのが現代人だ。
時代はかわった。
力量ある奴は裏のカビ臭い二階で青くなって小説書いたりなどしない。
偏差値高い奴はジャニーズ事務所にでも入って女にモテ捲くっているのだ。
>芸術とは蟄居の身の慰めにすぎない。
岡本太郎なら同意しないだろう。 >138
タイトルを「日本柔道が終わっちゃった理由を述べよ」に変えてちょっと遊んでみる。
>>126氏のレスを拝借。悪意はありません。吉野家コピペ改造みたいなもんです。
でも自分は
>>3氏の“多チャンネル化”、多極化が一番の原因ではないのかと思う。
自分がプロレスファンであるからかも知れないが、今やプロレス文化も(衰退はしてないが)
強烈な一撃を食わすプロレスラーというのは存在できなくなってしまっているように感じる。
力道山にしろ馬場にしろ、猪木にしろ、そういったある意味で「国民的」な者が存在できなくなったんだと思う。
格闘技の多様化に伴って多数の小さな枠組みが出来てしまってるからではと。
全てを統括する強烈なスター性やカリスマ、それから技術をもった人間が現れてくれば変わるんだろうが…
うん。そのまま流用できるな。
柔道やないやん。
142 :
吾輩は名無しである:01/10/19 13:47
垂れ流し過ぎなんだよ。
大量生産大量消費で、人間の情報処理能力っての?もう既に
フル回転なわけ。休む暇ないわけ。もう情報ありふれ過ぎててさ
嘘がまかり通らないわけ。嘘なんかに気いきかしてる暇ないわけ。
もうちょっと小出しに小出しにすればさ、俺らも「じゃあ何が
本当なんだ?」って思考する余裕が生まれるわけ。文学はそこに
つけこめたわけ。今までは。でももうだめ。俺ら思考してる余裕
ないもん。情報処理フル回転だからさ。入ってくるもんに対して
「これはこれ、これはこれ」って確認してるだけで一日終わっち
ゃうわけ。でもさそんな現代に亀裂を残す文学なんてあったら、
見てみたいもんだよな。それがお前らの中から出てくるの楽しみ
にしてるぜ。
143 :
蒼白のフリーター :01/10/19 15:41
太陽を愛したといわれる岡本太郎。
が彼とて、その「芸術は爆発だ」は外へ向った爆発であっただろうか?
>139
答えはニエットだ。
芸術はすべからく内へ向って爆発するように運命づけられているのだ。
144 :
吾輩は名無しである:01/10/19 16:55
皆さんネガティブな方ばかりで。
最近読んでおもしろいと思った「日本語」文学って、全くないの?
145 :
名無しさん@1周年:01/10/19 18:32
理由は明確。純文学なるもののせいである。
146 :
吾輩は名無しである:01/10/19 18:40
>>144 当然ある。それが私も気懸かりだ。こいつら本読んでんだろうか?
>>145 おまえは創作文芸板で原稿用紙50枚以上埋めろ。
それから、文句言え。
147 :
吾輩は名無しである:01/10/19 18:58
純文学が一つの「価値」じゃなくなったから人も集まらないよね。
つまり、昔なら法律家にもなれる、医者にもなれる、公務員やふつうのビジネスマンにもなってもいいって人が「芸術に人世賭けてみるか」って気になることもないわけではなかった。
今は金にもならんし、人から尊敬もされないし、もちろん生産性もないし、こんなプータローまがいのことやってらんないって感じじゃないの?
その証拠に「J文学」の方達はほとんどプータロー崩れみたいな人たちばかりでしょ。
もはや芸術のアウラは枯れ果てたということではある。
148 :
吾輩は名無しである:01/10/19 21:39
本当に優れた「ブンガク」側の人間は、純文学の特権化を認めているもんね。
149 :
吾輩は名無しである:01/10/19 21:47
いわゆる、「日本文学」と認定された世代の文人達の本は
どれくらい売れたんだろう?
ごめんなさい、当時の話です。
151 :
吾輩は名無しである:01/10/19 21:49
いま、青空文庫になってるし、海外で出版されたことを
考えると、とても集計できないような気がする。
152 :
吾輩は名無しである:01/10/19 21:57
ある程度売れないと、つまり金にならないと、今の時代では
よっぽどの土地持ちとかでない限りは文学で自分の考えを世間
に判定して貰おうなんて気にならないと思うんですよ。
文学なんて読む方にも書く方にとっても暇人の娯楽なんだから。
現在、古典として認知されてる作品を出している作家だって、
エリート階級だったり、少なくともあまり金に困らない階級出の人
が多いんだし。社会の階層が固定されてきて、働かなくてもいい
人間が増えるまで待つしかないのかも。
153 :
名無しさん@1周年:01/10/19 22:55
正直、くだらないから。
153は禁句なのです。みんなそのセリフを言うのを我慢
して自分なりの見解を出しているというのに何ですか!
と怒ってみたりする。
と相対化してみたりする。
と達観してみたりする。
最悪ですな。
155 :
吾輩は名無しである:01/10/19 23:25
>>153 おまえが書く原稿用紙三十枚に満たない小説の500兆倍は、
素晴らしいがな。
156 :
吾輩は名無しである:01/10/19 23:35
創作者でなければ黙ってろと言うのなら、僕は黙っては
いません。だってそうでしょう、批評家なんて限り無い
類型反復と思い上がりの産物なんだから。
147と152の主張を折衷すると、小泉内閣に経済を
もっとメチャメチャにしろと言うことで了解?
157 :
名無しさん@1周年:01/10/19 23:52
俺が思うに、みんな「自分が」だろ? 野心とか欲の世界観…ドスト
エフスキーや日本でも司馬さんなんかは全人類の未来のために分かち
合ってくれたような気がするんだよ。足の引っ張り合いや差別化が今
の文学界には存在するようだね…誰もちっぽけな話には興味ないよ。
158 :
吾輩は名無しである:01/10/20 00:21
文学板って、どのスレ見ても浅いのね
159 :
吾輩は名無しである:01/10/20 00:24
人のこと浅いとか若いとか言ってる暇があるなら、
何か深いこと言ってみやがれってんだこのクソ
老人どもめ!
161 :
吾輩は名無しである:01/10/20 00:29
162 :
吾輩は名無しである:01/10/20 03:09
数行のレスでどうやって「深く」なれるんだよ。
158も十分「浅い」。
163 :
吾輩は名無しである:01/10/20 03:20
おもしろいってったっていろんなレベルがあるからな>103
少年ジャンプ的に面白いのもあれば、違うレベルの面白さもある。
「面白さ」が一面化してきたんだろうな。
ハリウッド映画みたいに15分以内にヌードか人死にのシーンがあるってだけが「面白さ」じゃあるまい。
何でもいいけど、何がどう終わったのか、誰かきちんと教えてください。
全く以って「終わった」とは思えないけど、
これでは反論の仕様もないじゃんか。
166 :
吾輩は名無しである:01/10/20 14:26
まず、現代において有力視されているダブル村上、吉本ばななは、
中学生の時点で、卒業すること人が多い。そして、その他の現代
作家もなかなか読まれない。芥川賞は、そうした若年齢層にうける
ようではあるが、たくさん本を読んで歳を経た人間の興味をひかない
のである。このたくさん本を読んできた人間は、いわゆる「日本文学」
の支持者であり、作者たちとともにそれを築き上げたと言える。
その支持者が、現代文学から離れた現状が、日本文学が終わったと・・・・言えるかなあ?
167 :
吾輩は名無しである:01/10/20 16:25
ごめん、読みにくいね。別にどうでも良いんだけど。
168 :
吾輩は名無しである:01/10/20 16:29
>>166 >ダブル村上、吉本ばななは、 中学生の時点で、卒業すること人が多い。
周りに、いまだに春樹をひきずってる30代男がけっこういるんだけどなあ。
春樹スレとか見ても、30代多いぞ。
そしてやたらすすめてくる。
170 :
吾輩は名無しである:01/10/20 19:04
中にはそういう人も居る。赤川次郎を読む人もいる。
171 :
吾輩は名無しである:01/10/20 21:11
>166 「たくさん本を読んで歳を経た人間」とか、「その支持者」(つまり、あなた?)
の感性が老いちゃったってことでしょ
172 :
吾輩は名無しである:01/10/20 21:56
文学は昔から「青年」のものだと日本では思われているだろう。
「たくさん本を読んできた人間」=老人に支えられてきたわけでもないと思うがなあ
谷崎潤一郎も文壇には30くらいまでの人しか関心がないと言っていたはず。
単純に本が売れないのは少子化も関係あるんじゃ?
173 :
吾輩は名無しである:01/10/20 22:02
学生時代ゼミの合宿の時、女の子が赤川次郎を持ってきていて驚かされたことがある。
俺は廚1くらいで卒業していたから。
その時はむらむらと軽蔑心が芽生えたが、今なら可愛いと思えるかも。
俺も歳とったし(w
174 :
吾輩は名無しである:01/10/20 22:20
>>171 それを感性が老いたことなのであれば、感性を若く保ちたい
人は、終生、絵本を読み続けるだろう。
175 :
吾輩は名無しである:01/10/21 23:07
総理大臣も会社社長も文学など読まん!! せいぜい捕物帳とか推理小説どまりだ。
ポジティブな世界に活躍するものにはそんなもの不要。
昔から文学とはくらい病人の独占物だ。
今の状況にネクラが虐げられる時代をかんじる。
追記
くらい奴のもてた時代もあった。
沖田ソウシ。ねむりキョウシロウ。三島。
今や卓球でさえ、「くらい」と唾吐き掛けられる時代になった。
178 :
吾輩は名無しである:01/10/22 11:00
最近、元気が出てきているような気がするのは気のせいかな?
179 :
吾輩は名無しである:01/10/22 11:00
戦前はそうでもなかったんじゃないの?
旧制高校では誰でも小林秀雄やドストエフスキーくらいは読んでいたろう。
戦後作家の自閉性がそうさせた面もあるかも。
180 :
吾輩は名無しである:01/10/22 11:00
確かに世の中、ノー天気なものと刺激性の強いものばかりに
目が向いているような気がする。かといって、ネクラな人間の
コンプレックスの裏返しとして「文学!」とかと言いたくないんだよね。
蓮実も言ってたけど「金輪際、『文学』などには真剣にならない」
といった態度決定の後で、さらにどうやって文学と付き合ってゆくか
というのが問題なのだと思う。そうでなければ容易に罠に嵌ってしまうだろう、
ナルシシズムと自己閉塞という名の罠に。
181 :
吾輩は名無しである:01/10/22 11:06
蓮見の場合、それ事体がお得意のポーズだからさ。
文学とつきあいたくなければつきあわなければいいだけなんで、韜晦しながらぶつぶつ翻訳不能な言説を呟いてもしょうがない。
182 :
吾輩は名無しである:01/10/22 11:17
「文学」などには真剣にならない(けど、文壇に影響力を行使したい)
「大学」などには真剣にはならない(けど、東大総長には登り詰めたい)
それがハッスミー
184 :
吾輩は名無しである:01/10/22 11:55
俺はハスミ信者じゃないし
余裕もゼッンゼンないけど、
ハスミがそういう自己韜晦できるような
余裕を持っていた事は偉いと思う。
今はただゴミ捨て場を漁る烏の集団がいるだけ
>>169 何か言ってみろ。ウン〇ちゃん。
おまえ、175か?
会話にならんぞ、このヴォケ!
>>185 ええっ?俺はウンコちゃんで構わないけど、あんたが174に書いたのって、俺に対しての
レスだったの?あんたが171にレスしてるから特に何も言いようがないのだが。
25過ぎてから文学が面白くなってきたおれは変人か?
まあ、どっちでもいいけどね、アホくさいスレだね
188 :
吾輩は名無しである:01/10/22 23:45
>187
変人じゃないぞ。いいぞ。
例えばどんなの好きかい?
189 :
考える名無しさん:01/10/22 23:51
柄谷なんかは「反文学論」のなかで「文学は中年のものだ」って
怒り混じりにのたまっていたね。
文学は原則的に誰しもに開かれたものだけど、
実際にそれを「読める」かどうかは別の話だからね。
190 :
吾輩は名無しである:01/10/23 00:45
ところで、「文学」って何?
191 :
吾輩は名無しである:01/10/23 10:49
数学って何?
192 :
吾輩は名無しである:01/10/23 12:06
文學って、作り話を通して真実を見たり、内面の自己を
慮ることでしょ。
日本で文學が衰退したのは真実を見たり、内面の自己を
慮ることが、戦後の殖産興業の中で害悪だったからでは
ないかと思います。
>>176 にあるように内省を忘れた文盲が動物的な政治経済的成功を
希求する姿こそ戦後であったのでしょう。
スペルマを散布するお猿さんは本を読まないものです。
捕物帳とか推理小説どまりの成功者と飯食っても退屈だろうな。
動物的攻撃性だけが成功の源泉なやつらは悲しいくらいに
退屈だ。女だってカネ目当て。
銀座のホステスも、きっとカネ目当てだよ。あーさん。
文學の衰退とはあなたらしさの衰退でもあった。
日本の殖産興業が終わって少し文學は復調するだろう。
失敗して一文なしになった動物・猿が、なけなしの金で買
うのは文學だからだ。
193 :
吾輩は名無しである:01/10/23 14:49
そこで文学は何をするか、というとあらゆる媒体から切断される必要がある。
社会性は極力排除しつつ書き言葉の集積でもって(その際人間の五感や感情
理性,悟性からも極力切断されるのが望ましい)文字媒体としての断固たる
存在を明示。「文学」が「文字」の主成分であることを大衆に認識させるよう
努める。つまり「文字」の文化を構築する。したがって「文学」という呼称は
ニックネームに過ぎない。新しい「文字」が構築する文化、文芸が生まれなければ
ならない。文学の復権というのは、文字媒体の復調にオブラートにように覆い被さ
る形で、その成果を認められるかもしれない。が悪しき象徴主義はもう一切「文字」
には必要ではないのだ。象徴に絡め獲られた文字が開放されて想像に収斂される日が
必ずやってくる。というかもうやってきている。
194 :
吾輩は名無しである:01/10/23 15:22
>192
内面の自己って何?
195 :
吾輩は名無しである:01/10/23 15:53
文学ってキミらが言うほどご大層なモンかな?
193なんて、マジ意味不明だし。
>断固たる存在を明示、
とか、
>新しい「文字」が構築する文化、文芸が生まれなければならない。
とか、空疎で根拠のない思い込みが「文学」と言う「ニックネーム」を延命させてきた面はあるかも知れない。
然し、そんなモンはいらないということで大勢の一致をみてきたといっていいでしょう。
196 :
吾輩は名無しである:01/10/23 17:39
はっきりしていることは、マンガの台頭。
やっぱマンガの方が面白いの多いもん。
197 :
吾輩は名無しである:01/10/23 18:10
マンガも「文学」の範疇に入れていいんじゃない?
そう考えると「文学」は衰退してないね。
まあ、マンガも最近売り上げ低迷らしいけどさ。
198 :
教えてあげよう:01/10/23 18:45
簡単だよ。
全てに於いて、切実じゃあないんだよ。
衣食足りて、礼節は忘れちゃったけど、
生きる上で、のっぴきならない問題なんてなーんにもないんだ、日本には。
アメリカには、人種、貧富、暴力、宗教、エトセトラ。
「問題」といえる「問題」が多々ある。
日本には、幸か不幸か、ないんだな。
物理的に「生きる」上では、この上なくいいことだけど、
刺激を求める輩には、退屈極まりないし、
モチーフがない以上、そのエネルギーを他に費やしているってことさ。
だから、変な例えだが、内戦でもはじまっちゃうと、
文学は、ぱーっと花開く可能性は大きい。
199 :
吾輩は名無しである:01/10/23 18:46
インテリ(ぶった)奴が多すぎて
将来性ある馬鹿が少なすぎたから。
200 :
吾輩は名無しである:01/10/23 20:08
失業問題は切実じゃないのかな?
あと、馬鹿はしょせん馬鹿。
昔も今も将来性なぞないけどね。
201 :
吾輩は名無しである:01/10/23 20:51
男の中の「文学を要求しないメンタリティー」を加速させた
ものとして、アダルトビデオの存在は大変大きいと思うが。
202 :
吾輩は名無しである:01/10/23 21:33
おう!お前等。
今後、古典しか読むな。
現代文学など把握するだけでいい。
そして、踏襲してアレンジして考えろ。
だから、古典しか読むな。
アンタラ虚栄心つよーございますから。
ショーペンハウエル
お前等は虚栄心お強いから。
203 :
吾輩は名無しである:01/10/23 21:36
>>202 とりあえず10人くらいその読むべき古典作家を挙げてよ
204 :
吾輩は名無しである:01/10/23 21:48
>>203 10冊だ、おい!バカにしてんのか?
いや、失礼。
虚栄としての文学好きが言いそうなことです。はい。
まっ、作家名知ってて作品知らない作品は読めば?
あと図書館で文学全集でも読めば?
まっ、駄作もあるけど、それも読んでこそです。はい。
↑
きちがい
206 :
吾輩は名無しである:01/10/24 04:08
文学とは言葉の新しい面白みを探る行為、
そのものだろ
このスレに、そういうものを探ろう、
あるいは探そうとしているものはいないでしょ。
このスレで声高に語るものが読みたいのは、
「内実」のようなものが書かれた物語だろ?
古典読んでる人なんて一杯居るだろうし、
それで面白くなるんだったら文学部の教授なんて
沢山面白い小説がかけそうだが、どうなんだろうな。
テレビや映画の影響についてだけど、ああいうのって、
凄く保守的なメディアで刺激的なのが無くてつまんないからなぁ。
ほんとに影響があるの?って思います。
小説なんて独りで書くんだし、あんまり規制もなさそうだし、
やりたい放題好き放題書けるんだから、まだ可能性はありそうなもんだが。
漫画みたいに絵を書かなくてもいいから楽だし。
お取り込み中すみません。
日本(語?)文学が終わった、というのは、
何が終わったのか、明示してくれなければ答えようがない、
というご指摘について、スレッドを立てたものとして、resさせていただきます。
何処から何処までを文学に含めるか、これは難しい問題だと自覚しています。
ある人にとっては漫画や映画やゲーム、ネット、はたまた日常生活までを
文学的営みの中に分類するかも知れませんし、またある人は、
純文学以外を文学と認めないかもしれません。
この議論は切りがなくなる可能性が高いので、やはりここでは、
より常識的な意味での日本(語)文学を、
イメージして頂けたら、と思います。
「日本語で文章を書く売文家の、見るも無残なまでの影響力の低下」
と言い換えても良いかと思います。
日本語の文章を売ることで生計を立てている人たちの、社会的影響力の低下は、
やはり否定しようがないのではないでしょうか。
いま、ドラクエの新作が出ることは、社会現象となり得ます。
しかし作家の○○の新作が出た、という社会的インパクトは、三島の時代と比べると、
果てしなくゼロに近いと思われます。
もちろん現代の優れた文学作品が、仮に巷の本屋ではまったく売れなくても、
他の業界のクリエイターたちの目にとまり、消化され、
映画やゲームなどもっとメジャーなメディアに
大きな影響を与えているなら、良いのですが、こっちのほうも、
どうなんですかねえ。。。。
209 :
吾輩は名無しである:01/10/24 11:01
資本主義が発達すると、快楽追求・利潤追求の経済的人間が
蔓延するという説があって、まったくその通りになった。
しかし、社会がそうなったとしても、文学的価値を希求する
人間がゼロになるということはないので、すぐれた作家が
登場してもいいのに、それすらも(同じ理由からか)出てこない。
商人の子さんの弁を借りれば
「日本語で文章を書く売文家の、見るも無惨なまでの影響力の低下」
は、
「日本語で文章を書く売文家の、見るも無惨なまでの質の低下」
が原因です。才能を浪費する村上龍、「生」から文章を紡がない
高橋源一郎、語彙の不足をなんとも思わない島田雅彦や小林恭二
など芥のような作家たち……。
210 :
吾輩は名無しである:01/10/24 11:17
資本主義の発達、快楽、・利益追求と文学−ここでいわれている主に「近代文学」の隆盛は平行していると思うがなあ。
三島にしても今から考えれば日本の高度成長と同伴した人だったし。
文学的価値を希求する人間というのは、それから疎外された人だからねえ。
文学者が巨大な影響力をもつ国、時代というのは後進国だよね。
日本も豊かな国になったということではあるね。
>>204 「駄作も読んでこそ」・・・いたく共感します。
212 :
吾輩は名無しである:01/10/24 15:29
文学が売れないとか言われていながらも、売れてる人は売れてるんだろう。
宮部みゆき、村上龍、浅田次郎、飯島愛?
西村京太郎なんてのは、売れすぎてお釣りがくるくらい。
213 :
吾輩は名無しである:01/10/24 17:18
カラダや時間を売るのか、精神を売るのか。前者は文学か?
>212
売るなよ。 >213
215 :
吾輩は名無しである:01/10/24 18:27
変だよ。売れない売れないって、騒いでる人間の方が、おかしくない
216 :
売れない詩人:01/10/25 17:49
資本主義にあってはどれくらいの金額に換算されるかが、価値基準だ。
イチロー、中田しかり。野菜や肉しかり。売春婦しかり。家庭教師しかり。
ゴッホだ、モネだに人が振り向くのも、億単位で取引されるからだ。
長嶋がヒーローなのは田園調布住んで、高いベンツ乗り、日本一高いメロン食ったりするからだ。
その道に生きるというなら、売れないことは恥ずかしいことだ、と知るべきだ。
217 :
吾輩は名無しである:01/10/25 18:17
じゃ、サラ金経営者やパチンコ屋経営者でも拝んど毛。
私小説ばっかだからだよ!ゴルァ!
自分のオナニー、金取って見せようとするなよ!
テレビ
220 :
吾輩は名無しである:01/10/25 22:57
>>216 それは資本主義の観点から見た場合のことだろ。
そんな観点しかないからオマエはダメなんだよ!
220はアカですか
みんな無視しまショー
222 :
吾輩は名無しである:01/10/26 11:04
>>221 いかにもバカな反応の代表だね。ちなみに俺は220じゃないよ
>>222 売上なんか文学と関係ない、
という、いかにも作家や文学ファンらしい孤高気取りのなかで、
じわりじわりと社会的影響力を失って
今日に至ったと思われる。
224 :
売れない詩人 :01/10/26 15:27
>223
しかり。
すべからくは虫が光に集うがごとし、だ。
考えれば偉大なる先達三島の築いた、茶髪ねーちゃん系まで巻き込んだ文学の流行は、
作家三島の緻密なマーケティングあればこそ生れたものだ。
彼の頭のなかにはオリコンベスト100的数字がびっしりしてたらしい。
225 :
吾輩は名無しである:01/10/26 19:10
三島は偉大だったな〜、今考えても。
いくら小説がつまらなくても、華があった。
226 :
吾輩は名無しである:01/10/26 20:21
テレビ
227 :
吾輩は名無しである:01/10/26 20:49
才能あるやつが他の分野に行くからだよーん
228 :
吾輩は名無しである:01/10/26 21:48
西村京太郎や赤川次郎がいるじゃないか。
どこが文学が低調なんだ。
>>226 今まではそうだったかもね。でも今は落ち目だよね。
特に民放。あいつら気付いてないけどもはや視聴者に見放されてる(w
230 :
吾輩は名無しである:01/10/27 01:39
大作家が時代を代表したり個人の発言(作品)が世の中を動かす(ように見えたり)する時代はとっくに去ったし、そんな時代は戦争や貧困の影が残る不幸な時代じゃないかな。
文豪が去った今の時代は幸福と考えなければならないと言えるでしょう。
それは大政治家が去った時代と同じことかも知れない。
英雄がいない時代。
232 :
吾輩は名無しである:01/10/27 15:03
>230
そうかな。大作家と言えそうな人はテレビには出ないから、
その発言その物が一般人に見えてないと思うが。
現実に特定の本が評判になって社会を動かすような現象は、今でも起きている。
その影響力は、テレビのコメンテーターにも匹敵している。たかが一冊の本がだよ。
問題なのは、文学界で大作家とされた人と、一般人が大作家と思う人が違うことでは。
>>232 どういう基準でどのコメンテイターと比較してるのか知らないけど、
最近たかだか一冊の本が社会を動かすような現象って、
具体的に何があった?
234 :
吾輩は名無しである:01/10/27 16:56
>232
要するにマスコミなんかで重く扱われるってことじゃないかな。
例えば戦争なんかでも別に憲法について専門的に深く勉強したわけでもない、
軍事関係についての経験や専門的知識があるわけでもない作家に意見を聞いたりしてそれを世間(というか文芸誌、総合誌の読者)が有り難くちょうだいするような時代がないわけではなかったということだね。
(当時の)文芸誌総合誌の読者だから「一般人」には実はほとんど関係なかっただろうね。
「知識人」の間での影響力が「一般人」にも及ぶように「見えた」ということ。
それをもって世の中を動かす「ように見えた」と。(だから実際は動かしていなかった)。
今は「知識人」の時代が去って「専門人」の時代じゃないかな。
「弁護士」とか「医者」とか「軍事評論家」とか「FBI捜査官」とか(w
サルトル型の「知識人」の時代が去ったということじゃないかな。
そういう幻想が終わった。
235 :
吾輩は名無しである:01/10/27 20:04
日本文学はこれから始まるのだ。
力強いお言葉です。
こんなスレッドを立てましたが日本文学を愛するゆえとご理解下さい
どんな題材が、どのようなタイプの作家の手で修飾されて世に放たれるのか、素晴らしい作品の登場を熱望します。
では、
>>235さん、未来の可能性に言及した場合、これからどうなるのでしょう?
ふたたび、作家が尊敬を集める時代は来るのでしょうか?
テレビ
238 :
吾輩は名無しである:01/10/28 01:47
社会的影響力云々が、
文学の力をはかる物差しなのか?
日本文学は終わったのかな。ごめんなさい、
>>1のタイトルしか読んでいません。
言文一致運動から、まだ100年くらいでしょう。西洋文学を取り入れてから、そ
して、西洋文学を真似てから、たっさ100年程度しか経っていない文学に、終わり
なんてないでしょう。はじまってさえいない。
頑張れ、君が日本文学を作れ。
ここまで衰退しても危機感がない、認めないというのはおかしい。
>>238 文学が一部の文学ファンだけのもの、では寂しいです。
やっぱり、限られた文学ファンから外にはみ出してこその文学だと思うし、
三島のころはそのエネルギーがあったと思いますけど。
241 :
吾輩は名無しである:01/10/28 20:50
辻が守るって言ってから
勝手にやらせとけ。
242 :
吾輩は名無しである:01/10/28 21:09
>>241 あいつが守るって言ってるのは、きっと、何か別の物のことなんでは?
だって、あの文章力じゃ、国文はおろか、本自体ろくすっぽ読んでないと思うもん。
243 :
吾輩は名無しである:01/10/28 21:36
まあ、タレント本に目くじらたてなくても・・・
244 :
吾輩は名無しである:01/10/28 21:57
そうかなあ、良い文章だと思うけどなあ。
>>236 作家が尊敬を集めることはあるだろう。しかし特権視されることはもうあるまい。
それでも良い作品は必ず出る。今でも出ているのだ。
それが読まれてないだけだ。
246 :
吾輩は名無しである:01/10/28 23:04
では、なぜ読まれてないのだと考えますか?
247 :
吾輩は名無しである:01/10/28 23:56
>>246 読者が関心を持たないからだ。
ほかにもっと楽しいことがいっぱいあるからね。
248 :
吾輩は名無しである:01/10/29 00:03
文学が生まれるような環境じゃない
249 :
吾輩は名無しである:01/10/29 01:08
文学は、日々、生まれている。
しかし、読まれていない。
250 :
吾輩は名無しである:01/10/29 01:46
>>247 では、その「読まれていない作品」の、何を持って「良し」とするの?
別に売れなくても良いが、たとえば他のクリエイターを刺激するという回路ででも、
間接的にも社会に対して影響力のないものなら、それはディレッタントの世界。
ダメじゃん。
251 :
吾輩は名無しである:01/10/29 02:14
ほかに楽しいことがあるのならなぜそれに対抗しようとしないのか?
対抗できないから自閉してしまったのか?
残間里江子(字あってる?)がゴーストで書いた
山口百恵の『蒼い時』からか? タレント本は売れる、ってんで
版元が味しめちまった。おおっぴらなゴーストでも何でもOKだから、
とにかく売れる本を作った方がショーバイ的には勝ちだと。
その内、文学書との境目の線引きすらいい加減になって、
タレント本を売るだけじゃなく、新人賞とか取った
多少は書ける奴を、タレント化して売りまくろうとする風潮。
それにノッて、やたら露出したがる書き手、
顔で売る?やつ、・・・なんかゲテモノ博覧会みたくなってきた。
作品すらパフォーマンス化して、何がウケるか市場調査しながら
書いてんのか?と思われるようなのも、出てきた。それに
踊らされて、きゃわんきゃわん騒いで買う低劣な読者が一番の元凶?
253 :
吾輩は名無しである:01/10/29 02:29
全部資本主義が悪いんだ!
文学は資本主義に対抗すべきですな
というわけで皆お馬鹿な米国を批判しましょうか
てかディレッタントでも別にエエやん
もちろんそうじゃなくてもエエけどでんがな
254 :
吾輩は名無しである:01/10/29 03:12
新カナという国字国語上の政治が強行されたときに、
世の文芸評論家と呼ばれるひとたちが何をしていたか、
調べてみるといい。
これだけ日本語にとって根本的な問題が
提出されているというのに、
さぞかしカミュの「異邦人」や、私小説の問題について
論争するのに忙しかったんだろう。
日本文学など終わって当然である。
――文部省を通じた教育(無教育)のおかげで、
俺なんかいまだに碌に日本語も書けないぜ。
255 :
吾輩は名無しである:01/10/29 03:14
自国の歴史の否定の上に文学なぞ成り立ち得ない。
文学は否定としてしか機能しません
257 :
吾輩は名無しである:01/10/29 10:20
それは一面的すぎる見方だ。
258 :
吾輩は名無しである:01/10/29 20:20
テレビ
259 :
弁証法的理性批判放棄:01/10/29 20:55
テレビって結構しつこいね
260 :
吾輩は名無しである:01/10/29 23:38
>>256 キミ才能あるね、ゲラゲラゲラゲラゲラ〜
261 :
吾輩は名無しである:01/10/29 23:49
≫260
有り難う御座います!
アタシ、教官のことが・・・・・!!
262 :
吾輩は名無しである:01/10/31 15:56
テレビ
263 :
吾輩は名無しである:01/10/31 16:20
まあね。しつこいけど。テレビはさ時間的な要因だよね。
テレビを見る時間が読書の時間を凌駕したってことだ。
活字から映像へという問題ではないよ。情報の流れる時間/速度
の問題だね。
264 :
吾輩は名無しである:01/10/31 16:26
分かるけど個人的には活字の方が早く情報沢山取れる気がする。
時事ネタも新聞で充分だし。
速報とテロの時の映像とかあんなものぐらいしか
有効性無いと思うんだけど。
と言いつつ本当はよく分からん。
265 :
吾輩は名無しである:01/10/31 17:42
私は最近はテレビよりも本を読む方が多いが。
だけど思うのは、テレビにせよ、本にせよ、面白くない物は見ない。
読者が喜ぶような作品を書けば、自然に売れていくわけだ。
テレビ自体は影響力がどんどん低下してるのでしょうけどねえ。
ファミコンが普及して以降子供がテレビを見る時間はどんどん減って、
今の子の平均視聴時間は、われわれの子供時代よりも大分短いようですし。
267 :
吾輩は名無しである:01/10/31 19:17
情報を一つの媒体から取らないということか。
確かにパソコンを扱いだして、本を読む時間がとられている。
そういう意味ではテレビだけが文学衰退の原因じゃない。
小説なんかはまだいいほうで、雑誌は正直もう必要ない、ほとんど。
即効性ならネット、日刊紙に劣るし、ディープな専門誌ぐらいか、残るのは。
268 :
ゾリンヴァ ◆TyWrJ8dI :01/10/31 23:01
ィエア!!ィエア!!
ィエア!!ィエア!!
ィエア!!ィエア!!
ィエア!!ィエア!!
269 :
吾輩は名無しである:01/10/31 23:49
日本文学以外に何が終わってるんだ?
270 :
吾輩は名無しである:01/10/31 23:50
外国文学
271 :
吾輩は名無しである:01/11/01 00:15
文化
272 :
吾輩は名無しである:01/11/01 00:22
文化って、今も何らかの形で続くものでしょ・
273 :
カラティーニ:01/11/01 00:26
「近代」が終わったからだよん
274 :
吾輩は名無しである:01/11/01 08:03
>カラティーニ
どういう問題に対して応えているのか、わからん。
275 :
吾輩は名無しである:01/11/07 18:05
そういや、辻仁成の冷静と情熱のあいだが売れてるそう。
文学が売れないって言うのはデマだったのか。
276 :
吾輩は名無しである:01/11/07 23:45
書き手にしろ読み手にしろ深い教養のある人がほとんど
いなくなったからだよ、
浅はかな奴の書いた小説を浅はかなな連中が、ああだこうだ言ってるだけじゃ
そりゃ、どこの国の文学だって終わっちゃうに決まってる。
高学歴社会では教養も大衆化され、真理の追究も形骸化していくのは必然だからね。
277 :
吾輩は名無しである:01/11/08 02:54
278 :
吾輩は名無しである:01/11/08 02:57
「文字による情報の提供」を「文学」と呼べるなら、
今までの近代文学に替わるのわ
ネットじょうの文字情報である、という説はどうですか。
279 :
吾輩は名無しである:01/11/08 06:34
それはかなりの程度正しい。
一部はそうだと言ってもよい。
280 :
吾輩は名無しである:01/11/08 09:53
文化的断絶による語彙の減少
伝達に占める言葉の割合の低下
生活の急変、のんびり文学読んでられる層の減少。
まいろいろ考えられるけど文学が必要とされなくなってるならそれでいいのかも。
また新たなものが生まれてくるでしょう。
281 :
吾輩は名無しである:01/11/28 02:01
いまさらカキコだけどな。終わってないんだよ別に。
文学はエンターテーメントだから。三島にしろ漱石にしろ
それこそ兼好法師にしろ時代にあった一番面白い話を書いてきた
だけなんだよ。今でも漫画つー新しい形式の物語は売れてる。
嫌でもなんでも今売れてるもんが、今の時代を代表する物語=文学なのさね。
終わったのは純文学と呼ばれる形式。それが時代遅れになっただけ。
>281
漫画は漫画、地の果てまで逝っても漫画。
文学は「言葉」を道具とする芸術、ジャンルが違う。
「言葉」を読み取る能力が無い今の時代の厨房どもにウケる
代替の物語=漫画、なのさね。
なぜなら、ずっと読み継がれてきた古典は、そのまま無傷で存在する、
それを読む力が、衰亡しはてているだけ。
程度の落ちた読者に合わせて、程度の低い書き手が登場してきた、
それが現状、眼も当てられねえ。
自らがよって立つ神学を構築するということを意図的にしなかったからでしょう。
284 :
吾輩は名無しである:01/11/28 04:21
ていうか、文学は終わったとか言うバカは、良い作家を知らないだけ。
良い作家を見つける手間を惜しんでおいて、偉そうにするな。
こんなのはいつの時代も「今時の若者は」って言われるのと一緒で、
そんなことを本気で論じようなんて、いい加減自分の頭の悪さに気付け。
285 :
吾輩は名無しである:01/11/28 04:34
文学は終わっている。とっくの昔に。
電子レンジやエアコンの毎年の無駄な機能のついた新製品以上の
意味は無い。
286 :
吾輩は名無しである:01/11/28 04:46
書き手である作家が自分の観念を表現し伝達する媒体という
定義を採用するならすでに終わっているかもしれんが、
いかなる言語活動も人間存在の本質と係わると思えば、
どこにでも文学は存在するとも言える…かもね。
287 :
吾輩は名無しである:01/11/28 06:03
>285
そんなこと言ったら文化と呼ばれるもの全てが終わってることになるよ。
そういう風にしか文化を見れない人間が、文化について語る資格はないよ。
288 :
吾輩は名無しである:01/11/28 09:59
人間の表現の発露の美 は終わることはないが、
学問としての文学は終わりつつある、世界的に。
色々揚げ足取っても取られたりしても仕方ないと思うから、
自分なりに真面目にいうが、やっぱり実質的な意味で近代文学
は、その役割を終えていると思う。
ただ以前柄谷行人が、何かに書いていた丸山真男の文章を
読んで、ちょっと気になるものがあった。
丸山は生真面目な近代主義者の政治学者だったけど、近代
文学は終った、と皆いうが、そもそも「近代文学」なんて
ものが本当にあったのか、ということだよね。無論、それは歴
史的にみればあった。けれどもこの国には、本質的にみればそんな
ものなかったのじゃないか。
ということは、それはまだはじまってさえない、ともいえるし、
元々必要ではなかった、ともいえる。終った、という形容が、最も相応
しくない気がしないでもない。
そもそも近代文学史に名を連ねている漱石だって、谷崎だって、
「近代文学」なんて、そんなもの信じていたのかな。
そんなもの信じている限り、本当の意味での文学は現れないのでは?
信じられないものを信じるところに、それが文学と呼ばれようが、新し
いものが現れるのでは? そして私は仮にそれを文学と名づけたいと思う。
290 :
吾輩は名無しである:01/11/29 05:28
まんこ。
291 :
吾輩は名無しである:01/12/01 12:24
文学ジャンルはもうすぐ消えそうだな。
書店が文学本を並べなくなった時が、文学が終わる時です。
292 :
吾輩は名無しである:01/12/01 12:26
>>288 >学問としての文学は終わりつつある、世界的に。
妙に納得させられたよ。
293 :
吾輩は名無しである:01/12/04 21:09
今ここで議論されている「文学」を「純文学」のことを
指していると仮定して、ではその「純文学」とはなんなの
だろうか?芥川賞の候補になれば純文学なのか?
俺は外国文学の知識はないが、日本においては「エンター
ティメント性が希薄であり」、「大衆受けを狙っておらず」
「強いメッセージを内包する」ような作品が純文学と受け取
られているように感じる。
294 :
吾輩は名無しである:01/12/05 00:26
>>293 みたいなのは論外だけど
(煽ってんじゃないよ、そういう事いってられる時代じゃないって事)
やっぱり「近代文学」って言うのは「大衆文学」、もしくは「国民文学」って事でしょ
ドンキホーテしかり、新聞小説、例えばバルザックや漱石など
それはやっぱり、複製技術とその媒体が何かって事で決まるんじゃないの?
もちろんマイナーな作品で優れたものは沢山あるけど
やっぱり基本的に「国民国家」形成の役割の終わりと共に
「近代文学」は終わったんじゃないの?
今回のテロ以降の米国とか日本でも90年代の小林とかの
ナショナリズムの高まりの中でも、
もはや以前のようには文学は必要とされていないみたいだし
それはいろんな人が言ってることだけど
インターネットもあるし、文学が基本的に隠喩の否定に向かっている以上
しかたないのではないの?
295 :
吾輩は名無しである:01/12/05 01:57
エッセイが流行り出したからか?
《東大地理編》
別スレ「もう終わっている、と思う作家」の
>>2、
>>140-143を読み、設問Aに答えよ。
設問A 日本文学が終わった理由を90字以内で述べよ。
解答例:近年の情報化社会を基に、多品目少量生産形態発展による
情報化社会が招いた需要の多様化へ対応している。
これは文化面へをも影響し
日本文学の需要が相対的に減少し商業的衰退傾向を誘発した。(89字)
書き損じすぎ。恥の上塗り。まーいーか。どーせほーちだろーし。
298 :
吾輩は名無しである:01/12/05 13:56
設問A 日本文学が終わった理由を90字以内で述べよ。
解答:需要と供給のインタラクティブ障害(障害でなければコマーシャリズムの
大衆化と新旧アカデミズムのタコツボ化)。
設問A 日本文学が終わった理由を90字以内で述べよ。
解答例:
大衆が作家の頭脳を持ち始めたから作家の価値が無くなってきた。
300 :
吾輩は名無しである:01/12/05 15:58
設問A 日本文学が終わった理由を90字以内で述べよ。
解答: 薬飲んでもクスリとも笑えなくなったから。ぽこちん
301 :
遅れてきた中年男子:01/12/05 18:07
設問A 日本文学が終わった理由を90字以内で述べよ。
解答例:
研究者がカルスタ的手法で文学の特権性のからくりを
晒してくれたから。
おまけ
でも、自分の考えを文章に起こすのは大事だな。
そうしないと客観的に自分の思考をみる機会がないからね。
まじれす
>299
逆でしょ。作家が大衆並みの頭脳をしか持たなくなったから以下同
もちょっとだけ、ちゃんと表現すると
頭脳× 教養△
だからとりあえずは大学の試験科目増やしてくださいよ。
いや、おれ俗にUところの受験せーだけれど、でも冷静に考えればそう思うんね。
303 :
吾輩は名無しである:01/12/05 20:51
日本が忙しくなったから
304 :
吾輩は名無しである:01/12/06 19:06
すいません、293ですが、読解力がないので
294さんの言ったことが理解できません。
誰か親切な方、意味を教えて下さい。(なぜ自分の振った
話題からああいう論調に続いていくのか分かりません。
そういう時代ではない?どうして?)
305 :
吾輩は名無しである:01/12/06 19:44
>>304 私見にすぎませんが、今の生活や思想風潮のため、純文学の定義は
もはや変化している、ということではないでしょうか。
個人的には、強いメッセージを内包するというのは同感ですが、
エンターテイメント性は純文学に排反するものではないと思ってます。
直木、芥川賞が日本文学に無意味な境界を引いたところもあるかと。
306 :
吾輩は名無しである:01/12/06 20:19
>293
いきなり「論外」呼ばわりする奴なんてほっとけよ。
294みたいな自分だけは時代の最先端を把握してるみたいな
顔して分かりにくい文章書く奴がいるから文学が遠い存在
になっちまったんだよ。
と、いうわけで脱線終り。
307 :
吾輩は名無しである:01/12/06 22:02
私は文学が終わったとは思いません。書かれた小説が誰か一人にでも
影響を与えたら、文学はまだ終わっていないと思います。
社会的影響力が落ちたのは、娯楽の増加、表現媒体の多様化の為だと
思います。
テレビ、ワープロ、アダルトビデオ、自家用車、テーマパーク、まんが、
etc…。昔の作家が今の時代に来ても同じだと思います。
2chの掲示板でも文学板は数多ある内の一つでしかない。文学が
特権的な存在でなくなったのだと思います。もともと特権的な存在では
なかったものが、一時的にそう思われていただけだったのだと。
文学は文学に対抗できても、他の媒体に対抗することは出来ない(難しい)。
308 :
吾輩は名無しである:01/12/06 22:08
文学がなにかということをまず定義しなかったのがこのスレの失
敗だと思われ。 ↑この件については他スレアリよ。
309 :
pps113.noc.kanazawa.nsk.ne.jp:01/12/07 00:38
なるほど
310 :
吾輩は名無しである:01/12/07 00:42
次の世代が出る前に。みんなすぐ自殺しちゃうから。
311 :
吾輩は名無しである:01/12/07 02:56
全然、関係ないこと言うけどさ。
俺ね。「11PM」が終わったころから、日本がつまんなくなったと
思うんだよね。「11PM」って、何だったかというと、性のことも
文化のことも政治のことも、同列に語ってた良さがあると思うわけ。
つまり一般社会の文化の質が、そのレベルにあったということ。
で、あの番組が終わったというのは、一般社会が文化的に失墜した
からだと思うんだ。文化系大学生がマルクスも漱石も丸山真男も読まず、
落合信彦や村上龍のエッセイやゴーマニズムなんかで世の中のこと
知ったつもりになっている、とかね。
フランスの哲学者でアレキサンドル・コジェーヴという人がいてね。
彼は経済が発達すると、物質的享楽だけを追い求めるアメリカ型社会になって
その最先端モデルが日本になる、と言ったんだ。それも40年も前にだよ。
この予言は、すごく当たった。(詳細を言うと、もう少し違うんだけど、
まあ、乱暴にそういうことにさせといて)
日本の文学が終わったとしたら、コジェーヴの言説のなかに、すべての
要因が書かれている、といっていいだろう。
その最後に位置するのが、吉本ばななみたいな作家だとしたら、
俺はこんな悲劇はないと思うね。吉本隆明からばななへの下降線というのが
この国の最大の恥の部分だよ。もう隆明も終わってるしね。
昔、文学は、テレビであり、映画であり、アダルトビデオであり、テーマパークであった。
娯楽であり、なおかつシリアスなメッセージも発した。
が、現在、テレビはテレビであり、テーマパークはテーマパークである。
文学に残されたものは・・・・言語で何かを発するという形式的なものにとどまる。
だが、文学が終わったからといって、何が悪いのか?
作家や出版社が食えなくなるだけだ。
・・・・だったら、違う仕事探せ。
313 :
吾輩は名無しである:01/12/07 11:19
314 :
吾輩は名無しである:01/12/07 12:23
介護士にでもなれ。
315 :
吾輩は名無しである:01/12/07 16:04
一杯のかけそばを読んでみろ、と親に言われ、泣かし処の露骨さに俺は笑った。ことがある。
それがもとで親戚のおじさんに意見されたものだ。
通俗性を感覚的に定義するなら、悲劇で笑える、といえないか?
今は多かれ少なかれ大体そんな傾向のものが世の中あふれとる。
>>305 ありがとうございました!
>>306 ははは…。まあ、294は俺が「芥川賞の候補になれば純文学
なのか?」と書いたのを見て、(こいつ馬鹿だ)と思ったんだろうね。
あれは「芥川賞の候補になれば純文学なのか?(いや違うだろ)」という
反語表現だったんだけどね。人に文章で自分の考えを伝えるのって
難しい。俺ももっと精進するぞ!
>313
リンクが切れてるとこがまた物悲しい。
まずは漫画でしょう。
つぎはテレビ。日本の文学をダメにしたものは
これにインターネットというかツゥーチャンを加えたら、これ最強の原因なりw
319 :
吾輩は名無しである:01/12/07 21:51
>>302 まあ君の言いたい事は分かった。然しだね、僕の言いたいことは違う。
近代においての大衆は殆ど均質的で学問をした人間でも世間から乖離する程
対抗する人間は少なかった。その点、少数派の作家がそれに反発していて、
そこから様々な価値が生まれた訳でしょう。現代は大衆が自由を手にし過ぎて
選択肢の増加から様々な価値観が混沌として存在しているでしょう。だから、
現代の大衆にとっての作家は、近代のそれと比べると価値が希薄化しているだ。
320 :
吾輩は名無しである:01/12/07 23:09
やっぱり312みたいな人の意見が、まずいんだと思うよ。
人は本なんか読まなくったって生きていける。だからといって
全ての人が本を読まなくなって、それでいいのかってことだよ。
先進国のどこでも似たような傾向はあるんだけど、日本ほど
ひどくはないよ。つまり、この国はちょっと豊かになっただけで
すぐに「考える」ことをやめてしまった。内的な進歩を軽視する
愚かな国になってしまったんだ。
今の深刻な不況の原因のひとつに、日本文化の没落があると
思ってます。文学の凋落は、その最たる現象のもの。
321 :
吾輩は名無しである:01/12/07 23:22
まあ、出版界の人が読んでたら、ということで一つ提言。
読書人口を増やすためには、子供のうちから本に親しませないといけない。
だから児童文学を奨励せよ。
いまは、ハリーポッターがあるから、いい傾向だと思う。
僕は中1の時に星新一をよく読んでいて、それから高校生の時には
太宰治が入り口だった。その先には、大江やミラン・クンデラなんかに
つながっていくわけだから、最初の星新一がなかったら、小説の楽しみを
見出せなかったかも知れないと思うんだよね。
だから小学生や中学生の時に、読める小説家を(ジュブナイルやコバルト
文庫みたいなのじゃなくてだよ)育てるべきだと思うんだがなあ。甘いかな。
時代が違うからなあ。でも、それなかったら、ホントに誰も読まなくなるよ。
中島らもあたりに頑張って欲しいもんだ。あと恩田陸とかね。
322 :
吾輩は名無しである:01/12/07 23:37
春を売れ
「本を読まないのが悪い」とおっしゃいますが、本である必要があるかどうかも問題。
たとえば「活字」ということであれば、インターネットも活字文化であり、本が売れなくともネット文化は栄えている。
小説は「虚構」という側面があって、それは小説の特徴ではあるが、小説だけの特徴ではない。
「ものを考える」のに「文学」である必要があるかどうか。
他の諸学問で充分ではないかという考えもある。
結局、「文学」独自の存在感なり魅力をアピールできなくなっているのも確か。
それは、出版社、作家、学者でも何でもいいが、「文学」内部の人の責任であり、断じて読者が愚かだからではない。
324 :
吾輩は名無しである:01/12/08 03:35
文学について、よく知っているわけではないけれど
凋落の原因っていうのは「ネタ切れ」みたいなものじゃないの?
全体的に取材不足というか・・。
まあ、これは雑誌読んでいて思ったことだし、
違っていたらすいません。
325 :
吾輩は名無しである:01/12/08 07:38
ネタ切れよりも、文学者の努力不足の方が大きいと思う。
ネタなんて、いくらでも転がっている世の中で、ネタ切れになるなんて。
下手な作家はいつまで経っても下手なままだし、期待の新人は伸びないし、
頑張ってるのは、当初は期待すらしなかった数合わせだったりして。
雑誌を読んでも文章に引きこまれる作品は少ないし、
326 :
吾輩は名無しである:01/12/08 12:38
ネタの問題なんだろうか?
ネタはあっても、技法上、形式上の新機軸がなくなったってことじゃない?
ネタを言うなら、ミステリーとかは別に凋落していない。
327 :
吾輩は名無しである:01/12/08 12:48
全体的に一体どのくらいのスパンの話か良く分からん
作家の力量は明治から変わらんよ
現役のまだ生きてる作家というのは一応沢山の作品を読まれるけど
昔の作家は代表作とか一部の優れた作品しか現代では読まれないために
今より優れていたように思えるだけでしょう
ジョイスだって作品数自体はものすごく少ないんだし
>ネタなんて、いくらでも転がっている世の中で、
例えば?
だからさあ、規制の道徳に反発しながら真実
を探求するのが近代の小説だっただろ。しか
し今の時代は、何でもアリだということを大
衆が理解している。だからいらないんだよ。
オリジナリティあふれる作品は。だって大衆
がオリジナリティなんだから、その大衆から
見れば、ちっとも面白くないだろう。それが
文学が衰えた原因さ。
真の意味でのオリジナリティーとは?
オリジナリティーは神話等に集約されている、なんてな
330 :
吾輩は名無しである:01/12/08 20:25
>>328 ただその大衆が思ってる「何でもあり」に入るものってのは
「大衆にとってわかりやすいもの」ではないの?
本当は「わかりやすさ」が隠蔽しているもの、そこからはみ出るもの
大衆にとっては「隠された真実」でもなんでもないように思えるもの
しかし実は現代の制度を裏で規定しているもの、それを書かねばならぬ、と思う
ただしそれは大衆受けしない、もしくは物凄く大衆受けするかのどちらかだと思う
例えばそれが書かれた当時、セルバンテスやバルザックや漱石は大衆受けしたし
スターンやジョイスは大衆受けしなかった
どちらかになるしかないと思う
ちなみに個人的には中上は両方を繋げようとした感じはするけど・・・・・・
>>323 ちょっと古い話をしますが、70年代初頭に連合赤軍事件が起こったとき、
埴谷雄高が「彼らはドストエフスキーの『悪霊』すら読んでいないという
ことにショックを感じた」という意味の発言をしていたことを思い出します。
もちろん小説を読んでいたからと言って内ゲバやテロが抑止できるという
おめでたいことは言いませんが、真面目に革命を考えていると目された者の
文化的教養度(そこから真摯さが見えるだろうということですが)の貧しさ
が示されていた訳です。
さて、あれから30余年もたつと、誰がそのような文化的教養度を云々する
のかという状況になっております。
別に小説など読まなくても、丸山真男でも鈴木大拙でも岩井克人でも誰でも
いいですが、そういうものでも読んでいれば問題はない。精神活動や知的活
動に見合うことをしているのかということが重要だと思うのです。
その片鱗に小説の話があるだけで。
お話の通り、形式は書籍や活字である必要はないですが、
現実問題としてネットで流通している言語が果たしてそのレベルに
見合っているのかどうか。
事態は修正不可能なほど悪化しているとみています。
まあ、今の作家らに頑張りが足りないと言うのは同意見です。
332 :
吾輩は名無しである:01/12/08 22:05
>>331 虚心坦懐に本を読む、ってことが特別な行為になってしまったよね。
日本人の戦前の水準は理科系、文科系ともに高かったというのは有名
な話だし、イデオロギーの対立は今も昔もあったけど昔は右も左も
本気だった。主義思想に命がけでなくてもひとびとが生きられる今の日
本が、豊かな国であるとは思うけれど、それが幸せなことなのかどうか。
さしずめ、今のマルクス主義者の大半は、マルクス趣味になっている
んじゃないだろうか。教科書をつくる会にしたって、やってることは
誠実ではないからね。谷沢永一ごときが、という風につくる会の人間が
思っているなら、それはそれでいいのだけど、論壇が活気付いて欲しい
と思う俺なんかは、西尾も藤岡も「あいつはバカだから黙殺しよう」と
いう態度を決め込むのではなくて、白黒はっきりつくまでやりあったら
いいんだよ。…ということを言うと、低レベルな煽りが2ちゃんでは入る
のだけど、文学板なら大丈夫でしょう。
丸山真男の思想について言えば、俺は与しないけど、見事な理論体系
だと感心するよ。丸山の荻生徂徠についての説明なんかもしびれるねぇ。
今の作家について言えば、村上春樹とか嫌いじゃないけど、物足りない
かなぁ。山崎正和が指摘する「自我なんてものはないんだけど、あって欲
しいものだよね」という春樹さんの作風そのものは悪くないと思うのだけ
ど。
333 :
吾輩は名無しである:01/12/08 22:27
なんか、上二つの読んでると文学って無意味のような気がするのは何故?
哲学やればそれまでになってしまうから。
335 :
吾輩は名無しである:01/12/09 00:38
角川春樹.
337 :
吾輩は名無しである:01/12/09 04:58
趣味なんだから流行り廃りはあって当然だろ。
社会風潮に難癖つけるのはナンセンスだな。
文学はむしろマイナーなくらいがちょうどいい。
338 :
吾輩は名無しである:01/12/09 07:50
大衆は、大衆はって・・・ご自分が大衆ではないとでも思ってらっしゃるんですか?
個人的なことで悪いが、法学部にいたら国民は国民は、って感じになるんだが、その「国民」に自分も含まれているのは明らかで、違和感は感じながらも慣れればそんなに気にならなくなる。
が、「大衆は」って言う場合には自分はその中にいれてないんじゃないの?
ちと傲慢さを感じます。
339 :
吾輩は名無しである:01/12/09 07:52
かといって、大塚某みたいに「ぼくたちは」などと言われても困ってしまうんだが・・・
340 :
ヴィルジリオ:01/12/09 09:17
*** オーソドックスな意見だが、やっぱり、文学やろうと思ったら、
金が無きゃ貧乏覚悟でやらないとならなよね。この皆が豊かさを享受
する世の中で、その覚悟を決めてまで才能を開花させる人がいない
からじゃないの。それに、物質的豊かさが、精神的豊かさの萌芽と
なるとも思えんしね。
341 :
吾輩は名無しである:01/12/09 13:25
>大衆は、大衆はって・・・ご自分が大衆ではないとでも思ってらっしゃるんですか?
そう思う根拠は?
342 :
吾輩は名無しである:01/12/09 13:26
なんでもかんでも叩こうとするな。大衆は大衆にきまってんだろ。
俺も入っているにきまってるじゃないか。
343 :
吾輩は名無しである:01/12/09 14:09
>>338 >違和感は感じながらも慣れればそんなに気にならなくなる。
だからそれに批判的になろうってことじゃないの
もちろん「大衆」の中に俺も入ってるし
しかも「大衆」=低レベルってあなた自身が思ってるからそういえるのでは?
俺は「大衆」って言うのは知的なものだと思って使ってるし
全然傲慢でもなんでも無いじゃん
あくまでもマイノリティを抑圧するマジョリティってだけの事だよ
別に見下してるわけでもなんでも無い
まあ日本に対する米国みたいな者じゃないの、なんとなくだけど
日本の作家って、なんか現実を直視せんかい、世直し、いいやないか! って
かんじの人が多かったと思う。
昔は「社会に翻弄される個人」をテーマに一冊書けたけど。
今じゃ、世の中にも、政治にも、倫理観にも
「どうせ、こんなもんだ」って満足してるようで、とある反骨的な作家も
「これからは新しい個性と自立した個人の時代だ、」とか言ってるが・・・
内容的には、「社会に翻弄されない個になれ」って・・たいして変わってないじゃん、
どうあれ。世の中の動きが、頼みの綱みたいだね。
英米の作家のように、人物重視で作れんもんかな・・・いや、なんとなく・・・
345 :
吾輩は名無しである:01/12/09 17:53
大衆は「文学」を読まない=低能、
自分は「文学」を読む=低能じゃない、
というニュアンスで、堂々と「大衆」という言葉を使ってるじゃん。
しかし、「文学」を読まないからといって、本当に「考えることをやめてしまった」、「内的な進歩を軽視する愚かな」人間と言えるかどうかだ。
むしろ、文学なんぞ男子一生の仕事ではないし、馬鹿がやること、といったニュアンスは昔からあった。
逆に、法学部の学生、教師は文学部を馬鹿扱いして蔑んでいる。
346 :
吾輩は名無しである:01/12/09 21:09
何かいろいろ書いてるけど、大衆が文学を読まないのは、
ただ単につまらないからとか。その程度の理由だったりして。
347 :
吾輩は名無しである:01/12/09 21:12
「大衆」にとって、
理由1:単純につまらない
理由2:読んでも理解できない
理由3:そういう人向けのメディアに露出しない
理由4:完全に死んでいる
348 :
吾輩は名無しである:01/12/09 23:39
>大衆は「文学」を読まない=低能、自分は「文学」を読む=低能じゃない、
というニュアンスで、堂々と「大衆」という言葉を使ってるじゃん。
そんなニュアンスだしてません。あなたがそう感じるだけだ。
大衆は大衆。そこに下卑な意味を添加しているのはあなただ。
文学は大衆の為にあるのに、それを前提としない時点で
あなたの方が倣岸に聞こえる。
以前、世界史板で「黒人の知能が劣ることを頑強に認めようとしないのは
知能が劣っているから差別をしてもよいという差別意識の表れである。我
我は知能が劣ることによる差別を行わない。ただ事実としてそれを受け入
れる」という文章を見たとき、いたく感動したものだが、似たような内容
を述べているはずの、ここ10レスぐらいの流れが、嘘臭く、唾棄すべきも
ののように感じるのは何故?
350 :
吾輩は名無しである:01/12/10 00:01
>>349 黒人が頭悪い?
単に経済的に貧しくて
質の高い教育を受けるチャンスがないだけジャン
どこが感動するの?
おい、大江健三郎読んでも理解できないってのは十分大衆だね
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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/::::::::::/ |::://∧::::ノ ヽ、:::::::ヽ
|:::::::::::/ |/ |ノ |/ ヽ:::::::::|
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|:::::::/ -=・=- -=・=- |:::::|
|:::::/ l ̄ ̄ ̄ ̄|====| ̄ ̄ ̄ ̄ l |::::|
| =ロ| / ヽ| |ロ=|::|
|/ l / `ヽ l |
/ ー── (●_●)─── \
| l l |
| |-- ̄`´ ̄--|__ .|
| |二二二二-| | ぶんがくはまだまだ
しんでないぼくも古井
せんせみちゃいに清水博子
のおしりさわりたいあごのびた
\ 丿 ヽ /
\_ _- ̄ ̄ ̄-_ _/
 ̄ ̄ ̄\__/ ̄ ̄ ̄
いい面構えだ。
>>350 いや、階級別にやってもそうだった、という話も引っ張ってきて話してた
スレだったよ。
もう倉庫行きかな?
356 :
吾輩は名無しである:01/12/10 12:36
野球やサッカーみたいな実力主義の世界は、
駄目になるとすぐに二軍におとしたり、解雇してしまう。
文学はそういうのが無い分だけ甘い世界。
当然平気な顔で駄作も書ける。
357 :
吾輩は名無しである:01/12/10 12:55
甘いというか・・・そもそも文学と実力主義ってぜんぜんそぐわないん
じゃないかな? いろいろあっていいじゃん。だめなの?
358 :
金田一と申します:01/12/10 13:28
大衆論をしてるが自己弁護に終始し当のご本人らがその意味もわきまえん様子で。
では啓蒙してしんぜよう。
大衆とは発達した印刷技術の恩恵を自ら拒絶し、
文盲的であることに満足する種族、のことだ。
彼らは簡単に煽動された。簡単に泣いた。怒った。差別、迫害した。
これは18世紀から20世紀中期まで存在した。
21世紀にはいり、もはやこれの反対語たる「インテリ」ということばは聞かない。死語になった。
「大衆」も小説ではつけない。もっぱら大衆料理とか家庭的を意味するようになってきてる。
359 :
ジム・スマイリー:01/12/10 13:44
よし。体臭小説で行こう。ニッポンチャチャチャ
360 :
吾輩は名無しである:01/12/10 17:48
>>312に同意かな。つまりは表現メディアの多様化だよ。
発信側も、受信側もね。
受信側としては、映画・ビデオ・テレビ・ラジオ・テーマパーク・漫画・文学と、
文学は娯楽受信の1ジャンルとなった。注目度が低まるのは当然。
発信側としても、文学は表現者たるカタチの最大の一形態から、多くのものの
一形態となった。時代的に表現が浅薄になったなんてことはないだろう。
ただ、人材が分散したのだ。
親父は言う。30年前のラジオは今に較べて格段に面白かったと。
つまり、そういうことと思う。
俺の提言としては・・・
1)ウダウダ言うのならお前が「文学による表現者」の1人になれ! ってのと、
2)文学を『表現学』とでも改称して、映画や漫画etc.もその研究対象にしては
どうか、ってとこ。「人間の感性・内面・表現のほとばしり」が文学とするのなら、
その対象は文字表記のものに限る必要なんてないというのが俺の考え。
361 :
吾輩は名無しである:01/12/10 18:17
>>360には基本的に同意。とくに人材が分散したってところはね。
しばらく前はゲームソフト、アニメ系に。最近は映画・・・ちょっとつらいかな。
まあ、現代美術でしょうね、流れ込むのは。横トリなんかの影響ね。
提言の1に関してはともかく、2に関してはぺケ。これ、2chでも
もう百回くらい提案されたんじゃない? 映画や漫画を文学に引っ張ってくる
っての。文学が「人間の感性・内面・表現のほとばしり」ってのは、
まったくもってハズレです。ごめんね、きついこと言って。
でもその勘違い、ちょっと致命的だよ。文学ってのは形式を指す言葉。
漫画、やら映画、ってのもそう。同じレベルね。「文学的」つうなら、
まあ違うけど、あんまり実のあるもんじゃないだろね、文学的陶芸とか、
文学的オナニーとか、文学的空爆とか、もう切りないね、これ筒井康隆
の世界よ。
「表現学」つうか、メディア論でもやったら? まじにね。
362 :
吾輩は名無しである:01/12/10 20:04
>>349 論理の穿ち具合にある種感動したのかもしれないが
やはり「黒人」という人くくりはいけないと思う。
そしてそれ以前に「黒人=知能の劣った」という認識は
もう少し考え直すべきだと思う。
言わんとすることは分からなくもないので
細かいツッコミをいれてスマンとも思うが。
363 :
吾輩は名無しである:01/12/10 21:05
人間が入れ替わらない品
364 :
吾輩は名無しである:01/12/10 21:21
ここにも偽善者が大勢いるな
黒人とユダヤ人は・・・(以下略)
365 :
吾輩は名無しである:01/12/10 21:23
・・・・・・
366 :
吾輩は名無しである:01/12/10 21:24
いや、個体差で見ないと
ホント意味ないよ。
さまざまな表現、価値観が増大し、自と他を判断する機能が麻痺して、混沌とした無秩序主義に向かい、自己を映す鏡としての文学が失われようとしています(多分)。
その無秩序主義の中で、自己を見失った大衆は、自分を計る尺度としての絶対的なカリスマを求めるのです(仮)。
ですが、判断力の欠けた大衆にとって、絶対を感じさせるものは一つの倫理体系であり、もっとも普遍的な
「日本語」以外に何一つなかったのです(まじかよ)。……。
日本文学は、個人的になくなってほしくないよう。
368 :
吾輩は名無しである:01/12/11 22:39
369 :
吾輩は名無しである:01/12/12 00:19
思うに、文学と本の世界を区別しちゃったのが
よくないんじゃないか。2ちゃんでもそうだ。
文学板なんて一般書籍板の人、あんまりこない
んじゃないか?
文学が他のジャンルとは違う、という自意識
を持った時、文学だから皆に理解されなくても
いいんだ、とか、おまえらには文学は高尚で理
解できないんだ、という類の他のジャンルの人
間は絶対に持つことのない優越感を持ったこと
が、文学衰退の最大の要因なのではないか?
文学以外のジャンルは、文学の世界が持って
いるようなわからない奴は帰れ、的なものは少
ないと思うぞ。他のジャンルは表現する相手に
対して、ちゃんと解るように気を使ってると思
うしね。
やっば、文学っていうのに優越感を持った気
取り屋さんが衰退させたんだよ。
うに伝えることを心がけていると
>>369 原理主義者はどこにでもいます。
SF、ミステリはおろか、どうかするとライトノベルにさえ……
371 :
吾輩は名無しである:01/12/12 12:29
昔はさ、単純だったんだよ、なんにもないからね。思想とか哲学とかすーっと
浸透しちゃってたわけ。でもさ今はどう?もう全部教科書になってる。
テクスト化だよ、まさにさ。テクストは人間主義的な面を排したものだ。
つまり人間不在の空間に文学の場所はないってわけ。
372 :
吾輩は名無しである:01/12/12 17:19
突然ですが、皆さんは芥川賞・直木賞、etc受賞作家の受賞作品を
新刊で買いますか?
文庫本ならともかく、単行本ですよ。
学生のうちが一番本を読める時期だと思いますが、一冊1000円
以上、本につぎ込むんなら、古本屋に行って、100円の古本を2、
3冊買います。
古本と新刊の価格に10倍以上の開きがあるというのは、もう滅
茶苦茶だと思うんですが、・・・どうなんでしょうか?
買うわけねぇべ?
ここ数年賞取った作家
何やってくれたよ?
全く。賞取ればいいってもんじゃねーだろ?
仕方がねぇからお祭り騒ぎやってるだけだろーが(文学賞逝ってヨシ
芥川をこれ以上汚すんじゃねぇ(藁
374 :
吾輩は名無しである:01/12/12 20:14
大きな賞を取った後にその作家が活躍しないから、賞自体が価値を下げてしまった。
じゃあ、お前書け!!
>>370
そうかなあ。ミステリーやSFの世界では、
少なくとも文学の世界よりそういう人少ない
んじゃないかと思うけど。
特に文学の世界では、簡単に理解できない
ほど高尚みたいな考え方ってない? そうい
う考え方は、他の分野ではしないと思うんだ
けど。
377 :
吾輩は名無しである:01/12/13 14:00
>>376 > 特に文学の世界では、簡単に理解できない
>ほど高尚みたいな考え方ってない? そうい
>う考え方は、他の分野ではしないと思うんだ
>けど。
ミステリやSFのほう文学よりも想像力を使う(神秘追求然り、サイエンス然り)から、
個人的にはそちらが難しいかな。
だから、376さんの言う高尚的信念はないと思う、……けど他はどうなんだろね
文学ってのは、いわば創作文芸全般からアカデミックな部分を
抽出した分野だから、難しくなければその存在価値自体に
意味のない気がしないでもない。
文学が高尚でなければ、大学にミステリー学部とかファンタジー学部を
設立する権利を平等に与えてもいい気がしないでもない。
文学とは推理やSFと平行して存在する一つのジャンルではなく、
文芸全般から学術的に価値のあるものを論じる分野で「あるべき」だと思われ。
推理的手法をとりながらも文学として成立することは、ドストエフスキーを
例に挙げることもできる。それを文学というジャンルで独立させてしまえば、
面白味が欠けるのは当然という気がしないでもない。
また、学問はエンターテイメントから思想、実用的なものまで包括するが、
難解でない分野などはないと思われ。文学もまた然り。天才なら例外。
380 :
吾輩は名無しである:01/12/13 15:47
総じて国民の知的活動に対する欲求ってのは減退してきてると思うな。
まぁ何をして知的活動というかはなかなかに難しい問題があると思うが。
少なくとも、総合的に知を有している人物ってのが少なくなってきていると思う。
ある一つのことに特化していれば良いという風潮が、総合的な芸術全般を衰退させているのではないかな。
>>378 文学が難しいことを前提とするならば、
そして、高尚であることも前提とするな
らば、その世界についていけない人をほ
っぽって進んでいってしまったのが原因
なのでは?
学生時代に授業がつまんなくて苦しん
だ人は多いでしょう。それを、勉強とは
そういうものだから、ということで片付
けて、解りやすく、面白くする努力をす
ることなく進んでしまう。
その結果がどうなるか、よく解るでし
ょう。勉強嫌いが増えます。勉強嫌いが
増えると、必然的に本を毛嫌いする奴が
増えます。結果的に文学する奴も減る。
という考え方はいかがでせう?
難しいことを高尚とするかどうかはと
もかく、難しいまんまでいいやって、読
者をおざなりにしたのはデカイと思う。
高尚と難度は、比例や相関の関係にあるんだろうか?
>>381 具体的には、教科書の形態に禿しい疑問を感じる。
長編小説は抜粋でなく丸ごと読ませるべき。これが一番おかしなところ。
>>382 言い切ってしまえばYESである気が以下略。
どちらもレベルが高いという表現をされうること。
高尚には低俗に対する希少価値的、選民的な概念が付随していること。
>382
「高尚」ではない、文学の本質は「真実」を踏まえているかどうか
ということ。つまり、国や風土や時代を超えて、「人間に共通の
本質的な事柄」を見つめながら書かれたものは、
時間を経ても色褪せることなく読み継がれる=文学
エンテメ系作品は「あー、面白かった」で終わり、読んだ者の
その後の人生に深く関わってはこない。
要するに、ただの娯楽や趣味的楽しみに過ぎない。
「文学」は、読む者の精神や人生そのものに、影響を及ぼす。
>>384 それは別に必ずしも文学である必要はない気がするのだが・・・。
386 :
吾輩は名無しである:01/12/13 21:05
>375さん
暇つぶしに書こうかな。
>384
高尚なる作品ほど、すぐに消える。読まれないから。
下らない作品ほど、何故か古典となって読み継がれる。
387 :
吾輩は名無しである:01/12/13 21:51
>>386 ふええ?「異邦人」とか「カラマーゾフ」とかも?
発表された当初は「くだらない」って言われたの?
388 :
吾輩は名無しである:01/12/13 22:17
理由は平和だから。
389 :
吾輩は名無しである:01/12/13 22:32
すいません、随分前の話題ですが
>>日本民族には歴史性がないから
その証拠に、いまも苦い歴史を生きる沖縄文学は相変わらず元気であろ
目取真、又吉が続けて芥川賞とったんで
注目されたけど蓋をあけたらなんだこんなもんだった
と、いうことを聞いたことがあります。
で、その「オキナワ」っていう、
本土の我々が想像するような押し付けの民族性で評価してしまうのなら
「沖縄」文学が滅びるのも時間の問題だと思います。
目取真が「オキナワン・ブックレビュー」でその一種の偏見を逆手にとってたよね。
試みが成功してないってのも、また言われてるらしいが。
>>384
そういう定義なら、映画でも漫画でも
文学って名乗っていいんだよね?
エンターテイメントに関して書いて
あるけど、読者に苦痛さえ感じさせる
ような本は結果的に駄目だと思う。そ
んなんじゃ、客はつかないよ。
真実が本質なら、極論としては物語
である必要性はないわけだ。もっと言
ってしまえば、公式や定理であっても
いいわけでしょう? やっぱり、物語
としてならば、最低限、物語としての
魅力がなければ駄目でしょう。エンタ
ーテイメントの分野は物語の魅力の重
要性を考えていると思うよ。
古典といわれてる文学も、エンター
テイメント性の高い物がある。物語る
意味を考えて書かないと、物書きとし
ては駄目。エンターテイメントを馬鹿
にしてはいけない。
軽々しく、文学以外の分野をそうや
って見下すから、どんどん相手にされ
なくなってくんじゃないかな?
391 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:31
↑何でこんなに文が寄ってるんだ?
でも、やはり読み手側に全てを委ねる存在であるので
文学は貴重。
392 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:32
「情報」全般の中で競っていくんだと自覚している者が生き残ると思われ。
393 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:36
つーかホントに日本文学って終わってんの?
明治大正は新聞小説と一部の例外以外は
文学なんて学閥だけでやってただけだし
戦後80年代までは文学のバブルだっただけだし
売れてないってだけなら別にどうでも良いんじゃないの?
売れないより売れた方がまあ良いだろう、って程度のことで
>>393
それはいえる。そして、売れないより売れた方が
まあ良いだろうってのも。
でも、売れてほしーなー。ってのは結構重要だ
よな。やっぱり。俺は売れて欲しいぞ。京極夏彦
くらい売れて、友達との話題のできるくらい、み
んなに文学読んでもらいたいぞ。
395 :
吾輩は名無しである:01/12/14 08:18
>>390 かなり言いえてるように感じる。
やはり市場のニーズに合わせる形でエンターテイメント性を持たせていかなければ、人が離れていくのは当然だろうな。
小説ってのは所詮表現手段の一つな訳で、他の表現手段でも伝えたいことを伝えられる。
映画だってアニメだって音楽だって絵だってなんだって良い訳だ。
表現手段に貴賎を感じているようだと、お先はかなり暗いだろうな。
396 :
吾輩は名無しである:01/12/14 11:57
エンターテイメント性を重視するんだったら、
いっそのことエンターテイメントにすればいいじゃん。
その価値観でいったら、純文学はエンターテイメントに負けるでしょう。
俺はね。こういうことは「良薬は口に苦し」だと思ってるのよ。
で、今の社会、日本国民の大半は苦いものは嫌いなわけ。だから純文学は
衰退したし、同時に日本国民の大半も病気になりかけてる状態に
なっている、と。
だけど、いい薬(=優れた純文学)が少ないのも事実だけど。
397 :
吾輩は名無しである:01/12/14 12:35
あのね、そういう評価は、立場が違う人毎に変わると思うが。
エンターティメント作品を好む人からすると、
純文学の方が毒薬で、そういう本を読む人は病気に見えたりする。
どちらにせよ、単なる偏見でしかない。
>>396 すでに純文学はエンターテイメントに駆逐され
てる期がするけど。部数って意味では完敗。
具体的に、良薬は口に苦い純文学って、誰の
どの作品なのですか? 是非、読んでみたい。
個人的には、読むのがすげー苦痛だったけど、
自分のためになったなー、と感じた本ってない
んですよね。
僕が思うに、苦い薬は苦すぎて、飲み込む前
にげろってしまうこともある、ということです。
良薬も気をきかせて、糖衣錠くらいにはしとか
ないと、ってことです。
399 :
吾輩は名無しである:01/12/14 15:07
違った角度から、思いつきで推論してみる。
明治から昭和初期にかけての文学の隆盛は、近代国家となるため、
西欧文化を吸収する手段の一つだったのではなかろうか。
これは音楽にもまったく同じことが言える。
で、現在、電機産業を始めトップレベルの先進国となった日本は、
サブカルをはじめ独自の文化を形成し、それを他国に輸出するまでになった。
この時点で、文学の基本的役割は終わったという気がしないでもない。
日本の大衆音楽は、現在J-POPという日本独自のジャンルを持っている。
文学ファンは要するにクラシックが好きなのではないだろうか。
たしかに、一部のライトノベルなどは日本独自のジャンルではある(苦笑
文学とクラシック音楽は発生と衰退の過程において似ている、
と思っただけなんだが。
たぶんだけど、J-POPはシリアスミュージック(クラシック・ジャズ)
に対するPOPS(大衆曲)という意味ではなくて、HARDやCOREに対する
POP(これをなんと表現したものかわからない)だと思うよ。
そうだねぇ、ライトノベルはむしろメタルとかに近いかな。
なんてこというと、メタラーにせめてSFにしてくれとか言われるんだ
ろうけど。
401 :
吾輩は名無しである:01/12/14 21:39
>>399 >明治から昭和初期にかけての文学の隆盛
だからそれは一部だけでもともと、というか昔の方が
閉鎖的だって
402 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:17
ライトノベルはモー娘ってとこだろ。
403 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:19
こてこて純文学もあって、ライトノベルもある。豊かじゃないか!!
いかんの? いろいろあって、いいじゃん!!
>402
むしろ今の純文学の方がモー娘だと思うが
たいしてよい曲ではない(面白くない作品)なのに
ファンは色々理由をつけてモー娘(純文学)をフォローしようとしている。
つーか今の純文学は娯楽にすらなってないのに
他のジャンルを馬鹿にしすぎだろ。
読者を楽しませることすらできずにどうやって
読者の精神や人生そのものに影響を及ぼす気なんだ?
>>398 質問されたから、お答えしますが、純文学を好きな人は別に「苦い薬」
とは思わないんじゃないでしょうか?
読むのが苦痛だったが、読んで良かったという意味で「良薬は口に苦し」
といったのではなく、読むのに訓練が必要だということです。
要するに「物語」でありながら、安易な物語に収斂されない中上健次
なんかは、いいんじゃないですか?
406 :
吾輩は名無しである:01/12/15 03:26
邦画が面白く無いから。
>>401 >>明治から昭和初期にかけての文学の隆盛
>だからそれは一部だけでもともと、というか昔の方が
隆盛という言い方が良くなかった。
国政的な意図もあって、意欲的に発展したという意味。
西洋の音楽、文学、絵画などが研究されたでしょ。
もちろん娯楽として大衆に浸透するにはもっと時間がかかった。
自分で考えといて、しっかり忘れてた
>>402 ライトノベル=ヴィジュアル系
たぶん、これが一番しっくり来る。
409 :
吾輩は名無しである:01/12/15 23:30
ところで純文学のマーケットってどのくらいあるの?
まあ月に三、四冊読む人が何人いるのかってことでいいのですが
410 :
吾輩は名無しである:01/12/16 04:04
ああ、純文学のマーケットって知りたいなあ。
あと、柄谷の本なんか一冊につき何部平均で出ているのか無茶苦茶知りたい。
411 :
吾輩は名無しである:01/12/16 07:54
412 :
吾輩は名無しである:01/12/17 12:59
>>404 激しく同意!! 今の文学はモー娘だ!!
ビジュアル系だ!! ちなみに、ビジュアル
系の代表格は辻と島田雅彦だね。
413 :
吾輩は名無しである:01/12/17 13:05
>>405 あなたがどんな訓練をしてるのか、非常に気になります。
414 :
吾輩は名無しである:01/12/17 13:11
そういえば、前に辻仁成が『最近、ようやく読者
のいじめ方がよくわかってきた」と言っていた。
彼は確実に口に苦くなってきているようでありんす。
辻を「文学」の範疇で語ってどーする(w
>>413 「訓練」というのはただの比喩です。しかし、ある一冊の書物を読むのに、
他の数冊の書物を読んでないと理解できないということはあるし、精神を
とぎすませてないと理解できないことも時折、書物には書かれてます。
とはいえ私は別に訓練なんかしてませんし、ただ読書することと、
多少は真面目に人生を考えています。つまらない答で済みません。
417 :
吾輩は名無しである:01/12/17 17:17
朝鮮人ZERO 21世紀最初の祈り
〜 広げてください 「朝鮮人ZERO」の輪 〜
総合司会 筑紫哲也 菅野美穂
出 演 坂本龍一、国内外アーティスト
放 送 2001年4月30日(月)
21:00〜23:24
KNN系列 28局ネットで放映
・スタジオ展開と取材VTR、
・世界各地との中継で構成
・中継地点:ニューヨーク・ソウルほか
キャンペーン
ソング ZERO CHON〜朝鮮人の無い世界 〜
坂本龍一プロデュース
(4月25日WARNER MUSIC KOREAより発売)
朝鮮人廃絶のための楽曲・CDの制作
キャンペーンソングのプロデュースは、坂本龍一氏。
坂本氏の呼びかけを受けて、国内外のトップアーティストが
楽曲・CDを共同制作します。
感動のVTR
死の直前まで朝鮮人廃絶のための運動を続けていたダイアナ元妃の
秘話や、朝鮮人の犠牲になった子供たちのヒューマンストーリー、
そして日本が最先端を行く朝鮮人撤去ロボットの研究など、
愛と感動と知的好奇心に満ちた取材VTRを放送していきます
朝鮮人除去生中継
今回のチャリティープロジェクトの象徴的なシーンとして、
朝鮮人除去のための爆破シーンを、ソウルから生中継します。
世界中に生息する6000万とも7000万ともいわれる"不幸の芽"を、
プロジェクトに寄せられる国内外からの善意によって、
ひとつでも多く摘み取っていきたいと考えています。
CDの収益などを朝鮮人の除去費用に
CDの収益や、視聴者からの寄付などを、
朝鮮人の除去費用に充てます。また、インターネットを
通じたキャンペーンを幅広く展開、
チャリティーの成果(朝鮮人除去数、除去面積など)を、
ネットを通じて世界中に公開していきます。
418 :
吾輩は名無しである:01/12/17 17:22
↑ こういうアホがいるから、世の中は良くならない
藁タゾ
420 :
りなとひじつ:01/12/17 21:30
俺は芥川賞とったんだぞ!!!
文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ文学だ
しかも、俺は売れてるぞ!!!
421 :
吾輩は名無しである:01/12/17 22:08
かつて文学は世相を捉える物だった。
今は単に作家の趣味を捉える物に成り下がった。
皮肉だな。皮肉が効かない作家が皮肉面とは。
422 :
吾輩は名無しである:01/12/17 22:58
アトラク=ナクアとか加奈とかのノベルゲーは
やっぱり文学、とは認められませんか?
423 :
吾輩は名無しである:01/12/17 23:02
>>422 「文学と認められる」とは?
別に「認め」なくてもいいんじゃないの?
424 :
吾輩は名無しである:01/12/17 23:09
んなこたない。
いや、さすがに加奈はどうかと……
まあ、それは置いておいて、クリックして一行ごとに送る
という、心に隙間が出来る作業をしながら文章を読むとい
う行為が、ページをめくって、一気に複数の文を目にしな
がら読むという行為と、どのような差があり、後者以外も
文学として認めるか否かということには多少興味がありま
すね。
>>422 俺はONEに将来ゲームが文学性を持てる可能性を感じた。
・・・続く作品はちょっとアレだったが。
日本文学が終わった?むしろ新たな始まりと闘いが展開されて
いるのではないかと思うのだが。
新たな始まり、という意味では何かが終わった、というか
終わろうとしている、というか、そうか、やっぱり
ある部分では〈終わっちゃっ〉ているのかもしれん。
文学の先端部分で何が起っているのか、当の業界関係者では
ないから読者として感じたところを書くだけだけど
いろんな物が壊れながら新しい形を模索して入れ代わりして
もがいているように見える。自壊して風に飛ばされるものも
(胞子を飛ばしてるやもしれん)あれば、朽ちて土壌の新たな
層になろうとしているものもあるし、腐りながらなお先端の
つもりのものもある。そして本当の先端では生きるの死ぬの
の闘いが展開されてますね。笙野頼子はその急先鋒にして
ドン・キホーテ的闘いをしている。ぶった切る相手もいれば
その太い腕に守られて生き延びる若い芽もある。
終わった、と散々言われ笑われ貶められながら(当の業界関係者
や読者から)それでも、文学の先端はこの時代にどう伸びていこうか
ってすごく模索してる。むしろ今、この変な時代における文学を
見つめることくらいスリリングなことはないと思うが。
その先端の闘い(=生きざま)に「文学」を見る。
428 :
vorsatz:01/12/18 12:48
つまらんから。それ以外にある?
あらゆる表現や芸術活動を
ただ文字で表す
そこに文学と呼べる根拠がある。
絵画の文学性とか映画の文学性とかいうか?いわないな。
ゲームの感動は文学というのだろうか?サウンドノベルはどうかな?
430 :
吾輩は名無しである:01/12/18 13:23
辻先生の御作「海峡の光」は芥川賞選考委員に絶賛された
日本文学の金字塔であり、この一作をもって日本文学はまだ
終わちゃってない、と言い切れる証左になりうるかと存じます。
431 :
吾輩は名無しである:01/12/18 13:58
辻くんのは一応賞とったけど、
委員連のたいていは彼の比喩の使い方とか基本的なこと理解できてないご様子だった。
432 :
吾輩は名無しである:01/12/18 14:14
>>431 あーそーだった、そうだった。よって辻先生のせいで
日本文学があぼーんしちゃいました。
433 :
吾輩は名無しである:01/12/18 15:25
文学が終わったとして、復活のための話をしたいね。
434 :
吾輩は名無しである:01/12/18 15:28
復活じゃなくて復旧しちゃったらどうしましょう。
435 :
吾輩は名無しである:01/12/18 15:28
生き返らなくっていいよ。文学。
当分休んでろ。
じゃあ、新しい時代にあった、新しい文学へのお話。
437 :
吾輩は名無しである:01/12/18 17:35
ixion。
全部アイツのせいだよ。
アッ、これは「文学板が終わっちゃった理由」か。
438 :
吾輩は名無しである:01/12/19 13:14
新しい文学=綿谷りさ。
439 :
吾輩は名無しである:01/12/19 23:43
明治から昭和の戦後すぐぐらいまでは、
文学的なものを伝えるメディアは文学しかなかったけど、
今はテレビや映画や音楽、インターネットなんか複数のメディアがあって
その役割が分散されている。それで、一時の隆盛が凄かっただけに
文学が終わったように見えるんじゃないか。
伝えるべき文学的テーマは今の日本にもあると思うから、
そういう意味では日本文学は終わっていないと思うな。
とはいえ、伝えるべき文学的テーマは確かにあるんだけれど、
かつての日本文学が担った大時代的な文学的テーマはもう既にないので、
そっちの意味からは日本文学は終わったと言えるかな。
ところで、「世界文学」は終わってるんでしょうか。
440 :
吾輩は名無しである:01/12/19 23:59
日本文学とか世界文学とかこだわらずに、
面白い作品を創ればいいのではないのか。
それがたんに日本語で書かれていようが、そうでなかろうが。
441 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:04
優秀な書き手がいないっていうだけで文学が終わった、などとどうして言えるのか?
わけわからん。
442 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:12
要するに文学っていうのは読み手が自由に時間が使える点もあって
高度資本主義経済社会において商品として流通というかたちになじまないんだよね。
だから同じ酔うな役割を果たす(カタルシスとか)物として
現代の流通形態にあった音楽や映画(時間とともに流れて消費されあたらしいものを求める傾向がある)
が文学に変わって台頭してきたんだよね。
文学の文学性は文字にさえとらわれなければどんな手段でも表現できるんで
(まあ散文論とか細かい表現をぬきにすればだけど)文学でなくてはならない必然性が
現代ではもうないんだよね。映画やマンガや音楽CDで十分。
443 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:14
逆にいえば、
文学の文学性が文学によって表現されてきたのは
文学が持つ特性が主体的に生かされてそうなったわけじゃなくて
消極的に「文学でもいいや」ってんで、過去において文学というかたちで
隆盛したんだよね。
444 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:19
刺激についての強度やスピードなんかも影響してると思うが。
445 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:36
>>442 なんか論理つうか、文章の展開おかしくない?
まず、
>読み手が自由に時間が使える点もあって
>高度資本主義経済社会において商品として流通というかたちになじまないんだよね。
ってイマイチ意味がわかんないんだけど。もうちょっと詳しくカキコしてくれない?
読み手が自由に時間が使えるってことと、商品として流通というかたちになじまない
ってどういうふうに具体的にリンクしてるの?
446 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:40
>>445 442は村上春樹ノーベルスレにもカキコしているやつ。アフォ
だから構うな。いい気になって書いてるみたいけど、文章めちゃくちゃ。
447 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:51
ぎくっ!
最近、「・・・・だよね」を多用してカキコしてる気がする私は
そういえばちょっと
>>442と文体クリソツに近く
同一人物のように思われてるのでは。
私は、春樹ノーベルにはあまりカキコ・・・・
いや、しちゃったかな。
ま、いーや。
もともと私はめちゃくちゃだしな。文章も思考も。
448 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:56
今行ってみたけど該当レス(推測)は私のものとは別物みたい。
少し「ホッ」ってとこか。
449 :
吾輩は名無しである:01/12/20 03:04
↑をい。>442に文体が似てるんだったらその時点でアウトでないかい。
450 :
吾輩は名無しである:01/12/20 03:11
「文学」なんぞ在るか!亜穂や労ども!!
そんな言葉つくった時点で奈落いきぢゃわい!!
451 :
吾輩は名無しである:01/12/20 03:20
452 :
吾輩は名無しである:01/12/20 03:54
「純文学」とか「エンターテイメント」とかいってるから
訳わからなくなるんだと思うが……。
>>452 禿道。
純文学がエンターテイメントでなかったらなんなんだ?
仕事で本を読む気はないぞ、漏れは。
いずれインテリブームでも来たら文学も盛り返すだろ。
いま一度、言葉と意識、言葉と脳の働き、言語認識と世界観という次元から、
つまり、人間にとって言葉とは何か、というレベルから考え直したほうが
いいんじゃないか。
人間にとって言語で形づくられた世界(観)がどのような意味をもつのか、
というところを考えないと、これからもずっと文学はうわすべりを続けると
思う。
455 :
吾輩は名無しである:01/12/20 12:24
言語について考えた小説であればあるほど「うわすべ」っていく可能性は高い。
「うわすべり」というのが何を意味するか今一度考えた方が良い。
456 :
吾輩は名無しである:01/12/20 12:46
文学のレベルを上げたければ、小説家をその出来不出来によって一軍と二軍に分け、
お互いに競い合わせることだな。
ただし、それを正当に評価できる人間がいるかどうかは知らない。
457 :
吾輩は名無しである:01/12/20 13:01
多くの人間にとっていわゆる日本文学はただの教養でしかない
芸術としての理解を求めるべくもない代物であった
昔そういう活動があって、いま終わってるように見えるのは、
「スパンのちょっと長い(4、500年単位の)流行でしかない」という考え方を
導入することによって理解されうると思う。
>>445 具体的にどうリンクするか、については、つまり
「一定時間経過とともに消費され、また新しいものが消費者によって求められるというような商品」
として、文学は失格ということです。特に毎日毎日の退屈な時間をつぶすにはむいていない。
映画や音楽などの方が話題にもなるし。本なんか読んでる暇ないよってこと。
>>455 なにも言語についての考察をそのまま小説化するということじゃないよ。
文学はなによりも言葉で出来ている。それは否定できないだろう。
そしてその小説という形をもって一つのまとまりとなった言葉が
どのように人間に作用するのか。
そうした視点、認識をもつべきだということ。
要するに、いま問題になっているのは、「物語」ではイケないという
人が多くを占めてきているということだろうから。
ディケンズの連載作品は、教養がなく文字の読めない貧困層にも愛された。
当時、本は高価な物だったから、みんなで1冊だけ手に入れて、
文字の読める人間がみんなに朗読して聞かせたそうだ。
こういう話を聞くと、文学云々以前に物語りの本質を考えさせられる。
例えば聖書や神話は寓意を持つ文学であるし、
それらは必ずしも活字である必要すらない。。
物語ではいけないならば、哲学に逝った方がよいと思われ。
なんか急にひとりのアフォに汚染されてしまったようだね・・・つっこもうにも
ひどすぎてつっこめない・・・アフォが猿まで纏う・・・
「映画や音楽などの方が話題にもなるし。」・・・プッ!
バカみたい。おれは外在的要因を語ってるだけじゃんか。
文学自体に問題を見つけようとするならそれらしい議論を展開してみろ。
ほんとにこんな議論してて答えを見つけようとしてるの?バカじゃないの?
オマエラの貧弱な知識で解決できるわけないじゃん。バカが集まってウダウダやって
楽しいの?一行二行のレス返すだけで知的オナニーしてるつもりか?(w
憐れだな。
まあ、みててやるよ。オマエラがここで「議論」してる時は
常に自分が馬鹿にされていることを自覚しとけよ。
>>462 ええと、お馬鹿な私に「文学性」なるものの定義を教えてください。
つうか、イメージでもの語ってない?
464 :
吾輩は名無しである:01/12/21 06:11
あー、
「定義」なんて持ち出すとまたヤヤコシクなるだけだよ。
それより
文学であろうと何だろうと
「うわすべり」で構わないんだって教えてやれよ。
もちろんそうでない存在があったとしても構わないわけだが。
それから
時に「うわすべり」こそ必要とされるってこともね。
465 :
吾輩は名無しである:01/12/21 07:23
文学性なんて言葉を偉そうに抜かす輩のせいで文学ファンが減っていく。
>>462 ハァ?意味がさぱーりわからんのだが。
みんなただの暇つぶしに決まってんだろ。
強いて言えば、たまにお前みたいな書き込みがあるから面白い。
467 :
吾輩は名無しである:01/12/21 12:44
>>462 は蓮実スレ煽ってたやつよ・・・
相手にしないようにね!
>>465 シニフィアンとシニフィエくらい知ってるでしょ?
469 :
吾輩は名無しである:01/12/21 20:38
462はかなり勘違いしてるな。自分がきちんと論理立てられ、まともな言葉で
カキコすれば必ずまともなレスはつくはず。それがつかずに茶化されているのは
なぜかって考えるべきね。わかるかな、462よ・・・馬鹿にされているのは
君なんだぞ。知識云々以前の問題だよ。おそらく他でも指摘されたことあるだろう
けど、君の言ってることはさっぱりわからない。難しいから、じゃないよ。
めちゃめちゃだから。
>>470 文学性という言葉を偉そうに使うとかいう書き込みがあったからね。
文学性という言葉を文学の実体として捉えれば何ら問題ないのになと思ったの。
なんかひねくれてるっつうか。
472 :
吾輩は名無しである:01/12/25 14:22
やっぱり、本が文学になっちゃったからじゃないのかなあ。
昔は娯楽があまりなくて、現代、文学として「難しい本」と
言われているような文学作品も、娯楽の対象だった。
「小説ばかり読んでいたらダメ」と叱られるほど。
473 :
みつまJAPAN:01/12/27 04:54
まあそんなこと、どうでもいいんですけどね
474 :
吾輩は名無しである:01/12/27 05:06
無効化しようじゃないか
475 :
吾輩は名無しである:01/12/29 16:52
年末特別企画
日本文学は2002年をどう変えるか?
スタート
476 :
吾輩は名無しである:01/12/29 16:55
========終了!!========
477 :
吾輩は名無しである:01/12/29 17:02
日本文学は三島由紀夫まで。
一国の代表的知性として振舞えた文学者が
他にあったか?
「一冊の神話を遺して、時代は燃え尽きた」
478 :
吾輩は名無しである:01/12/29 17:38
三島を知らぬ世代は文学を語る資格があるのか?
479 :
吾輩は名無しである:01/12/29 17:54
三島が「おれで終りだ」と言ってたのは事実ですか?
480 :
吾輩は名無しである:01/12/29 23:24
雑誌で集団思考やってたのが文学の正体でした。
481 :
吾輩は名無しである:01/12/30 01:11
70年代、高橋和己の小説のころには、文学や哲学は考えるために
多くの人に読まれたのではないかとおもう。
80年代になると、書き手の側にも、考えさせる要素がなくなり、方法論に
凝っている人が多くなった。文学が生活と離れてしまった。ただの娯楽か、
それとも文学部の学生を含むプロのための文学かに別れてしまって、
一般の人が感心をもてるものとして娯楽としての文学しかなくなって
しまった。
(おもいつきで書きました。批判希望)
482 :
吾輩は名無しである:01/12/30 01:36
時代が求めてないんじゃないの。
たかがひとりの人間が考えたことをみんなで共有しましょうという時代じゃないよね。
483 :
吾輩は名無しである:01/12/30 01:44
日本だけじゃないよ。
ここ数年のノーベル文学賞受賞者言える人いないでしょう。
私も言えない。
え、ギュンター・グラスは?>483
ヒーニーとかは英米圏では普通に読まれてるし(「ベオウルフ」
の翻訳がベストセラーリストに載るくらいの基盤があるから
だけど)、あとサラマーゴも読まれて…ないのかな、ポルトガル
ではどうなんだろう?
今年のナイポールは確かにマイナーかもしれんけど。
>たかがひとりの人間が考えたことをみんなで共有しましょう
>という時代じゃないよね。
「共有」ってのがモノや流行、もしくは現在流通しているもの
にしか通用しなくなったのかなぁ…。
485 :
吾輩は名無しである:01/12/30 08:31
文学者の感覚が共有できないのか、果ては文学者の感覚が共感できないのか。
どっちにせよ、文学が読まれずにいたら、いずれ出版社から切られる日も近いだろう。
486 :
vorsatz:01/12/30 10:03
まあ所詮、人間の書いたもんだからね。神様が書いたわけではないからね。
それを後生大事にしてるからね。人間の観念を自然現象と同列にした時点で、
おわってる。
487 :
吾輩は名無しである:01/12/30 10:14
なんで近代文学の人々は「文学の礎を築いた偉人」って雰囲気あるのに
現代文学の作家どもは「文学くずれ」「サブカル臭さが漂う」といった
低劣なるイメージがあるのだろうか?
488 :
vorsatz:01/12/30 11:03
それは、マスメディアの発達で人格まで問われるようになったからでしょう
489 :
吾輩は名無しである:01/12/30 11:11
作家が人格を問われちゃ仕事にならんよな。
490 :
吾輩は名無しである:01/12/30 13:04
別に終わってねーよ
以上
>>487 「現代人」がイメージするからでしょ
明治時代の人間が明治の作家をどうイメージしたかは
また違うんじゃないの?
当時は馬鹿にされてたが死後何十年か後に再評価された作家なんて
いくらでもいるでしょ
様式は時代により異なるが
価値には時代がない。
このスレで述べられているのはあくまで様式としての日本文学であり
その盛衰について述べることは皮相の見にすぎない。
また様式は多数の論理でいとも簡単に変わるが
価値を変えることはできない。
価値はむしろ批評を変え様式を変え
ひいてはこの世のあり方を変えることができる。
ある作家たちがいかなる批評をも恐れず
また批評家たちを批判することもなく
盲目的にものを書くことをつづけるのには理由がある。
批評家はよくこのことを肝に銘じるべきだろうと思う。
493 :
吾輩は名無しである:01/12/30 20:28
495 :
吾輩は名無しである:01/12/31 18:46
↑何これ?URLも怪しいし・・・
ところで文学の需要って何となくまだありそうな気がする
だってオウムって言うあれだけの事があって、メディアもあれだけオウム糾弾しておいて
結局大晦日フジテレビのゴールデンもろオカルトって最近のオカブームも含めてなんじゃコリャ?
単なるエンタメの流行だったオンミョウジ(←字分からん)も何故か「本物」出てきたし
こいつら頭オカシインちゃう?
散々「被害者の権利」だの「被害者の気持ち」だの言ってたんじゃないの?
このような「謎」に対する欲求がある限り「文学」は終わらない、勿論悪い意味で、と思う
少なくとも「文学」が「現実」に追いつけないで苦しむんじゃなくて
「現実」から逃げ出す方が楽だしね
だからおいらも2ちゃんにカキコしま〜す!!という感じですが
496 :
吾輩は名無しである:01/12/31 19:10
ナゾに対する欲求か。それもありかもね。
でもオカルトっぽいのはやっぱりサブカル臭くてなんかやだな。
陰陽師とかいってるけど織田無道とかわんないでしょ。
ところで散文論ていうのがあって「実在ではなく可能を書く」って言葉があるんだけど
それっていつごろから実現されてきたんだろう。
497 :
吾輩は名無しである:02/01/02 19:31
>>494 そうだよね。文学はおまんこを書いてきた。俺もそう思う。
みんなはどう思う?
にゅ
499 :
吾輩は名無しである:02/01/02 19:58
アホな事言うようだけど
なんで昔の人達は凄いの?
500 :
吾輩は名無しである:02/01/02 20:45
>>499 クロマニヨン人とか? 昔の人たちが凄いんじゃなくて、昔の人が
書いたものの中で、凄いのだけが現代に残ってるんだと思うよ、きっと。
いつの時代にもクズはあったろうさ。
ぎゃートルズマンセー!!
501 :
吾輩は名無しである:02/01/03 00:46
スレ立てたひとにはわるいけど、やっぱ国語力の低下は一因にあるとおもいます。
いまいちばんまともな日本語読めるのは学者の類いの訳した翻訳文学だとおもうし。
中途半端にブコウスキーかぶれしてもしょうがないだろう、とかよくおもう。
あんまり読んでないだけかもしれないが。
502 :
吾輩は名無しである :02/01/03 00:48
国語力の低下というより国語力が必要じゃなくなってきた。
これが正解。
503 :
吾輩は名無しである:02/01/03 01:28
だったら文章書く必要もないだろ。
別に「国語力」なんて要らないんじゃないの?
「まともな日本語」?
「てにおは」の事ですか?
505 :
吾輩は名無しである:02/01/03 02:42
>>504 いや、「てにをは」のことですよ。
ま、こういことです、国語力の低下とは。
サンプルありがとうね。君、いいやつだね(大藁
506 :
吾輩は名無しである:02/01/03 02:51
してやったりというところだな、実にいい気分だろう、505さんよ。
うん。
>>506 冗談冗談。ごめんね、あげあしとって。
国語はどんどん変化していくから、まあ、仕方がないんじゃない?ってのが
本音です。基本的には君と一緒。
ちょっとつっこみたかったの。気にしないでね。
509 :
吾輩は名無しである:02/01/03 03:03
>>505-508 あげあしにちゃんと突っ込み?どこが?
つーか自作自演丸出しなんですが・・・
せめて文体くらいは変えてね!
510 :
吾輩は名無しである:02/01/03 12:20
伝達の手段としての「国語」--- 最低限の語彙、もしくはそれにかわる文体
くらいにとってもらいたいんですが。
誰にでも書けるようにみえて、誰にでも書けてしまう程度ものなら、雑誌のコラムで十分でしょ?
そういう意味で魅力的な作家というのは乏しい気が。
昔から国語力なんてこんなもんだった。
ただ必要とされる文章の量が多いために文才のない国語もまともに扱えない人間が
かりだされた、その結果としてろくでもない文章が世にはびこった。
昔筆をとっていた人間の国語力偏差値は最低でも85はあった。
今は55,6でも平気なカオして書いてる。
アホどもの国語力があらたに注目される時代となったわけだ。
国語力のサンプルとして世に出まわっている本や雑誌の文章を選べば
そりゃ昔より国語力は低下したことになるわな。
512 :
吾輩は名無しである:02/01/05 00:18
国語力偏差値85って何よ85って
>アホどもの国語力があらたに注目される時代となったわけだ。
っていうのは511が書いたみたいな文章のことなんだろうなぁ
うんうん納得干し
514 :
吾輩は名無しである:02/01/05 01:27
カルチャーラル・スタディーズって全世界的な流れなんだよね。
泣きたくなるYO!
>1さんここでは、初めてですね。
私の所見から客観的に述べさせていただきます。日本文学がおわちゃッた理由は、
海外における日本文化教育がマイナーな為です。日本文学を理解するには、
日本文化の根底にあるものの理解(宗教、環境、要因、心理他)から
入らなければならず、それを流暢に解釈する研究者不足の解決から始めなければ
ならないのです。国際的評価があるのは、未だに、川端と井上靖くらいで、日本文学は
それで,終わっちゃっています。国際学会の雑談で、話題が出るのはこの程度。
日本語自体、欧米では、ラテン系語圏からかなりかけ離れており、日本語表現の
解釈が立ち遅れている為、学会では未開発な部分でもあるのですよ。
これは別として、1さんの発言にはかなり注目しています。
メル友達と1さんの話題で盛り上がる毎日です。(私を含め皆超小手半です。)
私達、応援してますから今後のご健闘をお祈りしています。
期待してますこのスレ
>>509 やや遅レスですが・・・別に自作自演じゃないよ。
そういうレスの読み方してると疲れるだろうね(ハァ
とにかく511やら515のようなひどい文章(内容だけじゃなくて、技術的に
も劣悪)を平然とageられるやつらがうじゃうじゃいるってことが、文学が
終わった原因だよ。煽りだとしても目がチカチカしてくる悪文だよな、
ひどすぎる。
いや、「理由」というか、「証」だな。こういうふうに、終わってます、と。
>>515 国際的な評価がいったいどのように作用しているのかを明記してほしい。
研究者が増えることで、現在進行中の日本文学にどんな影響が見込まれるのか?
それと、スレを立てたひとにあらためて訊きたい。
「終わっちゃってる」状態とは、具体的にはどういうことなのか?
>とにかく511やら515のようなひどい文章(内容だけじゃなくて、技術的に
>も劣悪)を平然とageられるやつらがうじゃうじゃいるってことが、文学が
>終わった原因だよ
>518
論旨のすり替えです。
>煽りだとしても目がチカチカしてくる悪文だよな、
>ひどすぎる。
同意。
>519
やっとまともな意見が出た。嬉しいです。
519に激しく賛成
>>520 論旨のすり替えじゃなくてただの「諧謔」です。
>522
諧謔ねぇ。別にセンスある意見とは思えないな。
諧謔って言葉がもったいない。と思ってしまったんだけど。
>516
反論があるのでしたら、そうではない理由を述べるべきでは?
叩く前に定説を述べるのが常識
526 :
吾輩は名無しである:02/01/06 03:10
ここみたいに物書きがいなくなって評論家ばっかりになったからじゃねえか?
>>523 別にそれでもいいよ。とにかく俺は稚拙な文章は嫌いつうこと。すまんね、
煽って。じゃね。
>とにかく511やら515のようなひどい文章(内容だけじゃなくて、技術的に
>も劣悪)を平然とageられるやつらがうじゃうじゃいるってことが、文学が
>終わった原因だよ
この文章において、気が利いた部分、面白く思われる部分がないのですが。
自分で気の利いたユーモアだと思ってあなたが書き込んだとしても、515にとっては面白みを感じなかった。
その時点で(ただの諧謔です)と522に書かれている(諧謔)はそれ自体意味をなしえない。
518に取って、諧謔だとしても、515に取っては諧謔ではない。
そのことを踏まえた上で515は
(諧謔って言葉がっもったいないと思う)
と発言した。
これで良いでしょうか?
あ、みすった
番号見間違えた。すまん。これじゃ俺が煽りだ
530 :
吾輩は名無しである:02/01/06 03:21
↑ね、余裕がないでしょ。モノ書きとして
>515
国際的評価
ってのはなんだい?
国際的評価がないからどうのこうのって意見は日本文学の価値の基準があたかも海外にあるような言い方だ。
初耳だ。
筋を通したような書き方ですが、文章の根本部分が糞。
ひどい文章だなってこと
>530
全面的に降伏です(笑
頭の悪いカキコばっかりで読んでていらいらする。頼むからsageで
やってくれないか。
不毛な議論は疲れるからやめたほうがいいのでは。
あなた達、別に研究者とかじゃないんでしょ?ならば答えなどなおさら不要。
なまじ知識があるから熱くなるんですよ。
>>534 違うと思うよ。きちんとした知識が無いから、こんな低レベルのことで
やりあえるんだよ。ある意味では幸せだ。ageなきゃ文句も言われまいて。
>>533 僕ら、少しだけタイミングずれてましたね。
とにかく
==========================終了==========================
そか、もうやめるわ
不毛な議論だからこそ面白い意見出るかと思ったけど。
自分の間違えだったな。
そもそも
日本文学が終わっちゃった理由を述べよ
って部分が不毛だもんな。
>533、534
ごめんなさい。
>>537 別に謝ることなんかないよ。素直なやつだな、お前さんは。
またどっかでな。
539 :
吾輩は名無しである:02/01/06 12:36
煽るだけが生きがいの文学バカもいるもんだな。
そんなにうざかったら一喝して黙らせてみれば?出来ないんでしょ?
じゃあしゃしゃり出てくるなよ。
もちろん専門的な知識を持つ人間にとってこんなスレタイトルがどれだけイタイか
わかるけどさ。大人じゃないよね。
>>539 こらあ!とかいうの? だいたい君のカキコだって同じ煽りじゃん(プッ
来るのが遅いだけイタイ…終わってから言うなよ。
もし煽りじゃないんだったら前レスにネタつけて、盛り上げてみてよ。ほら。
煽られて引っ込んだんだから、しょうがないじゃん。何を539は熱くなって
いるのだ? 最近、こういう2chに異様な思い入れをもったやつが多くて
不気味だね。ふむふむってROMって、「お、これはいかん!」って
カキコしたんだろうな。ご苦労様、風紀委員さん。お前みたいなのが一番
盛り下げるんだよ。
風紀委員と、風紀委員を黙らせようとする自覚のない風紀委員との差は
どこにあるのだろう?
更に、そいつとそのことを指摘する奴との差はどこに(以下ループ)。
中途半端なプライドと屑みたいな脳みそが激しくお互いを憎みあっている人間の集まり
544 :
一般書籍板の文学ファン:02/01/07 02:24
一般書籍板で言われてる通り、事実ここには痛い人が
多いです。だから、終わってしまう、に一票入れとき
ます。
545 :
吾輩は名無しである:02/01/07 02:45
あまりにも価値観が多様化しすぎて、
どんな作品を出しても衝撃が少ない。
すぐ消化するいっぽう。
プラトニックセックスとかファザーファッカー
とか、ねたの起爆力にたよってるけど、表現がほしい。
小説よむよりも、自分で楽しめる短歌俳句が人気たかし。
==========================終了==========================
547 :
名無しさん:02/01/10 15:37
金儲けの為の本しか出さないもん。
百年持つようなコンテンツが練られていない。
程度の低いバラエティー番組と変わらず刺激だけを求めようとするけど
他メディアの方が圧倒的に演出力があるので負けて当然。
テーマが人間というものと向き合っていない。
登場人物に魅力が無い。
結局、作者は金が欲しいだけなので作者の分身である文学にも
魅力が出ない。
548 :
吾輩は名無しである:02/01/11 02:44
>>544 痛いやつばっかだから面白いんじゃん。わかってないねー。
549 :
吾輩は名無しである:02/01/11 02:53
>>545や
>>547みたいな下手糞な文章を読むのも、この板の醍醐味。
庭石をはがして気色悪い虫を見たときのような気分。気味が悪いって
わかっているのに見てしまう。
550 :
吾輩は名無しである:02/01/11 10:49
自分の意見も言わないで、根拠なく、(自分の中だけの根拠で)、
有能な俺が、こいつらなってないなといって、ひとり悦に入ってる
そんな奴が多いイ
551 :
吾輩は名無しである:02/01/11 12:25
日本文学には、ほとんどの作品に自意識しか描かれておらず、
関係が描かれてないからだと思う。
趣味の多様化とも言われていたが、個と個の自意識も多様化しているの
ではないでしょうか。似たような自意識を持つものどおしの共感では、
文学が成り立たなくなり、自分自身が相対化される、
不愉快な現実の感触を読者に到来させる、関係を描く文学に可能性があるのでは。
違う自意識から見れば、ある自意識は滑稽な現実逃避のオナニーにしか
見えません。村上、山田、島田、川上しかり。
そして、関係を描くという面において、文学は他の芸術表現より圧倒的に適した
ジャンルであると思います。
うん。実際まっとうな意見だと思う。名無しやってるのはもったいないな(笑)
ただ、自意識を表わす言葉を持たない限り、
コミュニケーションってのはなかなか存在し難いと思うのよ。
ここを見てもわかるように、ね(笑)
そういう意味では「自意識の言語化、構造化」は決して無駄なものじゃない。
で、一面から見たら「ある自意識のオナニー」であったとしても、
それは見る人間になんらかの影響を与えていると考えられるわけ。
たとえ軽蔑でしかないとしても。
日本文学はまだ終わらない。むしろ始まったばかりだ。
何度も流産してるんだけどな(笑)
横レスすまん
自意識を描くのはいいと思うんだよ。それは出発点。
オナニー(自分の世界を構築してウットリ)ではなく。
自意識と自意識のセックスとかセックスの不可能性が読みたいんだよ。
それに現役作家が挑戦すれば、新しい子供が生まれると思うのだけれどな。
だいたいにおいて、小説の主人公に対する他者が出てこないんだよな、
日本文学は。
でも喩えが下品だね。まあコミュニケーションの基本かセックスは、
日本文学はまだファックさえもしていないということか。
アイズワイドシャットってもしかしてそういう意味だったの。
おっと、これは関係ない。
難しいんだと思うよ。自意識を描写してもそれを伝えるとこまでいくのって。
自意識描写の巧拙が問われるような評価が多いんだろうし。
試みそのものはなされていると思う。質はともかく。
辻ちゃん江国(字が出ない。失礼)ちゃん、のアレとかー。
読んでないんだけど。機会がなく(笑)
555 :
吾輩は名無しである:02/01/11 18:49
なんだかもそっと読んで見たい。なのでアゲ。
556 :
名無しさん:02/01/11 19:35
芥川賞から何から何まで内輪で仕込んでやらせ受賞。
売れる事が前提でサイコネタかセクースネタばかり。
テーマとか感動とか感じられない。
557 :
名無しさん:02/01/11 19:40
558 :
吾輩は名無しである :02/01/11 20:19
==========================終了==========================
商人の子はスレを伸ばす努力を少しはシロ
561 :
吾輩は名無しである:02/01/13 20:04
文学はエロ本みたいなもんだからな。ちゃんとエロなし
でも面白い本を作らんから、衰退するのだ。
562 :
吾輩は名無しである:02/01/13 20:59
庶民を喜ばせるレベルの作品が減って、
どうでもいい作家がつまらない議論をしてるからだろう。
563 :
吾輩は名無しである:02/01/13 21:11
作家の力量に帰す回答は無効とする。
あくまで外因を求む。
564 :
吾輩は名無しである:02/01/13 21:29
>>562 戦後と第三の新人、80年代の売れっ子作家の時だけだよ
今の時代から見てまともな作家は
明治大正の作家で一部の「国民的作家」を除いて
あるいは内向の世代も全く庶民を喜ばせるレベルじゃないよ
常に日本文学は閉鎖的なサークル向けの作品ばかりだよ
俺は別にそれで良いと思うけど、内容レベルではね
どこかのドラゴンさんは「時代に必要とされてい」ないと嫌みたいだけど
2ちゃんねるのほうがよっぽど面白い。
566 :
吾輩は名無しである:02/01/13 23:43
外因というとやはり売れないからでしょう。小説が。
読書というのは子供の時からの習慣だから。
ゲーム世代以降はよけい売れなくなる。てきてる。
567 :
吾輩は名無しである:02/01/13 23:46
>>566 だから「売れてる」時期の方が珍しいんだって
もともと文学なんて売れてこなかったの
それぞれの時代の条件でやるしかない
568 :
吾輩は名無しである:02/01/14 00:14
文学が時代に必要とされなくてもいいという姿
勢ならば、必然的に影響力は落ちていくんじゃ
なかろうか?
僕はドラゴンさんのファンではないが。その
時代に生きているんだし、時代に必要とされる、
または、その時代に影響をあたえられることは、
表現者としては重要な意味があると思うぞ。
時代に対して必要とされる存在に、なろうと
せず、孤立していったから今の文学世界がある
のではないか?
に生きているんだから、
569 :
吾輩は名無しである:02/01/14 00:21
外因的な理由は、閉鎖的で偏屈で、文学を読んでる
俺って回りの愚民どもとは違った高尚な人間! と
か思ってるナルで排他的で粘着質かつ陰険な人間が、
読者の大部分を占めてきたからではないかと思われ
る。
570 :
吾輩は名無しである:02/01/14 00:29
文学板より他板のほうがそういった住人で溢れかえって
いるように見えるが。
571 :
吾輩は名無しである:02/01/14 00:38
>>569 しかし、読書体験とはある程度そういうものでは?
ある時期、「太宰は俺だ」と思わない人はいないような。
572 :
吾輩は名無しである:02/01/14 00:46
>>569 それは別に作家の責任じゃないジャン
つーかどうでも良い
作品が良ければ
==========================終了==========================
574 :
陰謀ファン:02/01/14 01:27
ーーーーーーーーーー再開へ
==========================終了==========================
読んでいる文学がその人の内面を露にするということを強調しすぎた。
その上、そんなもの読んでるの?(プ 的な人間が多すぎた。
だから、下手に気軽に読めなくなってしまった。
必ずしも(少なくとも消費者側は)内面を晒し尽くすものとはされてはない
ファッションや音楽に比べて、言うなれば、カジュアルさが足りなかった。
つまり、文学は信用されすぎた。
そのせいで消費者側が雁字搦めになってしまったのだ。
とか言ってみる。
577 :
吾輩は名無しである:02/01/14 02:42
良い作品があればそれで良い
ネットがあればかなりの絶版書も手に入るし
売れないよりは売れた方が沢山の優れた作家の優れた作品が生まれる機会も多いし
それはそれで良いけど
既に過去にいっぱいあるしね
だから文学が売れないってのは色々ある問題の中のひとつにすぎないと思う
気にはすべきだけどそんなに大げさに考えなくてもよい
だから文学が終わるもくそも無いと思う、どーでもいーや別に
578 :
吾輩は名無しである:02/01/14 03:33
マンガが本気だしたらおしまいだと思う。
けど本気だしたマンガはうれないので、今のとこ共存可能。
とか言ってみる。
==========================終了==========================
580 :
吾輩は名無しである:02/01/15 22:53
文学なんか読んでたって、ちいともナオンにもてもてに
なれんからじゃよー! わかったか、オンナスキー。
581 :
吾輩は名無しである:02/01/23 19:55
日本文学とは日本語の文学である。
日本語で構築できる作品の完成度が低落したから。
これは古典芸能を重宝することと同義ではない。
しかし古典芸能を知らずに捨象する作家が増えたことを
考えねばならない。
今、全身で文学をしている作家がいるだろうか?
若い作家に救いを求めれそうな人材はいるだろうか?
批評空間派は阿部和重を押すかもしれない。
だが、彼も違う。村上龍はもはや知識でしか書けなくなっている。
私は同時代作家の良質な作品を読みたい。
しかし、ないのだ。
582 :
吾輩は名無しである:02/01/23 21:29
↑
>批評空間派は阿部和重を押すかもしれない。
100%「批評空間」読んでない
583 :
吾輩は名無しである:02/01/23 22:04
↑禿げ同。
だいたい。阿部なんかをマンセと思ってるやつが、そんなものを
読んでても、読みこなす能力もない。
そのズレガ、阿部君と彼のサポーターの痛さ。
そして、現状の日本文学の救いがたさだ。
サイトでも他のれべるの高い方の批評と阿部の批評のあの差はなんだ。
まあ、阿部だけがレベルが低いわけではないが・・・・
なぜに、阿部を過大評価したがるのか。そういうものがより飽き飽きさせるのでは。
584 :
吾輩は名無しである:02/01/24 00:03
ちょっとはまた温かくなってきたな。
何か他にネタはないかな。
>>538 いや、俺は結構阿部好きよ
一応批評空間もその他の批評も哲学も読んでるけど
それらとは違う次元であくまでも「小説」として面白いと思うよ
あくまでも
>>581のレスの内容に対してだけね
==========================終了==========================
こき下ろすのが生きがいの人間は自分の
588 :
吾輩は名無しである:02/01/24 02:24
果たして続きは何だったのでしょうか?
さあみんなで考えよう。
589 :
吾輩は名無しである:02/01/24 02:31
今、全身で文学をしている作家がいるだろうか?
と反復して尋ねてみる。
590 :
吾輩は名無しである :02/01/24 02:46
生きてるのは笙野。
==========================終了==========================
592 :
587の続きを考える:02/01/24 13:44
こきおろすのが生きがいの人間は自分の、たとえば文学的見地を広げる意志
に反抗しているだけなのかあるいは自分の力量がある程度分かってしまうがゆえに
それを隠蔽しようと周りに溝を掘っているだけなのか、いずれにせよ
「こきおろす」という行為が否定の前提で成立するという安直な論理形式に
依拠している事実を斥け、自己が正しいのか周囲が愚劣なのかというこれまた
安直な二項対立に話の筋を収めてしまうという怠惰な思考を飽きもせずに継続
する意志だけはもっている様だ。
>>593 笑わないでください。僕は本気なんです。
595 :
吾輩は名無しである:02/01/24 16:52
まあ、自虐と嫉妬が美点だと考えている国だからね。
経済もどろどろと流動化減少が起きつつある。
厄介な状況に追い込まれれば追い込まれるほど、
度量の小ささがますます露呈するから、厄介なものだ。
596 :
吾輩は名無しである:02/01/24 18:19
サルトル、カミュみたいに哲学、現代思想を取り入れて、
そのモティーフを取り上げるという事は現代日本においても
可能だろうか・・・。(実存主義のモードではなくなってしまったが・・・)
597 :
吾輩は名無しである:02/01/24 18:31
現代人の孤独とかそんなのしか書いてないと思う。というか、昔のかたがたが凄すぎて、すでに諦観とかがあるのでは。
読んでるだけは楽だなあ。
598 :
吾輩は名無しである :02/01/24 18:40
最近の若手は馬鹿宮台にさえ及ばない・・・
困ったものだ・・・
599 :
吾輩は名無しである:02/01/25 01:03
マルケスを読んでカルスタを知った気になる若者の多さに辟易。
学者もそうだけどね。
600 :
吾輩は名無しである:02/01/25 04:54
600!
601 :
吾輩は名無しである:02/01/25 04:58
最近2ちゃんに書き込んでることが虚しくなってきたので卒業します
日本文学より先に2ちゃんが終わるでしょう
では、サヨウナラ!
602 :
吾輩は名無しである:02/01/25 12:17
うん、努力が足りんな。
603 :
吾輩は名無しである:02/01/25 16:43
文学よ、お前はもう死んでいる!!
604 :
吾輩は名無しである:02/01/25 16:45
605 :
吾輩は名無しである:02/01/25 17:09
大丈夫。
ブタは死んで肉を残すというが、
文学は死んでも文学部は残る。俺も残るし。
606 :
吾輩は名無しである:02/01/25 18:21
ブンガク is dead.
しかも、だいぶ経つ。
死んでるなんて、今さら言っても仕方ないじゃない。
その先を考えようよ。
ちなみに僕は現代詩好きなんだけど、
もっと死んでて影もない。
>>607 そういえば定型論争なんてあったけど、
あれってなんだったの?
どうにも行き詰まった飯島耕一が、
気まぐれに言ってみた冗談みたいな詩論だった。
ジャック・ラカン
こりゃもう あかん
で、現在は引用・散文詩を書いてます。
610 :
吾輩は名無しである:02/01/25 22:14
毎回『終了』って書いてる奴、終了って自分で言ってんだから、
もうくるな。うぜえ。終了なんだろ、おまえの文学は。
611 :
吾輩は名無しである:02/01/25 22:32
>>1 みんながみんなが( ゚ д ゚ )ポカーン したからだと思います!
612 :
吾輩は名無しである:02/01/25 22:33
>>1 みんながみんなが( ゚ д ゚ )ポカーンしたからだと思います!
==========================終了==========================
614 :
吾輩は名無しである:02/01/26 23:49
「終了」ってやる奴の御意見をぜひ拝聴したいね。
日本文学は終わったんだから。何で?それをここで考える。
僕はその一つのとっかかりとして「文体」を取り上げ以下議論
されることを希望する。
615 :
吾輩は名無しである:02/01/26 23:55
中上が死んだからでしょ
616 :
吾輩は名無しである:02/01/27 01:11
それにしても簡単に中上の死=近代日本文学の終焉と規定しすぎではない
だろうか。
その根拠を聞きたいし、ここでそのあたりをもう一度議論せよ。
日本文学まだ続いてるよ
618 :
吾輩は名無しである:02/01/27 01:36
ていうか、始まったばかりだよ
619 :
吾輩は名無しである:02/01/27 06:44
中上死んでから十年だっけ。
実際大した作家出てきてないからな。
80年代作家は尻すぼみだし。
終わってないけど、始めるやつも見つからないという感じ。
みんな、忘れてないか?
Tがいるではないか!
621 :
吾輩は名無しである:02/01/27 18:16
Tって誰や。
高橋源一郎なら納得する(笑)
なぜだろうか、なぜだろうか
日本文学立て崩れ
なぜだろうか、なぜだろうか
それはですねお嬢さん
なぜだろうか、なぜだろうか
ていうか、いつ始まったことになったんだよ。
626 :
吾輩は名無しである:02/01/28 06:36
田中康夫とか言い出すなよ、と煽ってみる。
==========================終了==========================
628 :
我輩は名無しである30:02/01/28 13:18
たわだ女史じゃないの?
629 :
吾輩は名無しである:02/01/28 15:19
==========================終了==========================
630 :
吾輩は名無しである:02/01/28 15:24
==========================終了==========================
631 :
吾輩は名無しである:02/01/28 17:29
==========================終了==========================
632 :
吾輩は名無しである:02/01/28 19:21
==========================終了==========================
633 :
吾輩は名無しである:02/01/28 20:06
あなたはこのスレッドを立てた時、 どれだけのレスがつくと思っていましたか?500? それとも1000?
今現在、モニターの前でどきどきしながらリロードを繰り返していることと思います。
でも残念ながらこのままのペースでは、自作自演でもしない限り レス100も突破することなく、
数々の駄スレと同じ運命をたどって 奥深く埋もれていくことは確実でしょう。
「自分の立てたスレは他の奴らが立てた”駄スレ”とは一味違う!」きっとあなたはそんなふうに思っているのでしょう。
ですが、客観的に見てあなたのスレッドは、残念ながら「低レベル」と言わざるを得ません。あなたが立てた
「一味違うスレッド」というものは、普段あなたが一笑に付し軽蔑している「駄スレ」の正にそれなのです。
ちょっとした勘違いから生まれたスレッドによって、深く傷つくあなた。そんなあなたが気の毒でなりません。
人は誰しも幸せになれるはずなのに・・・。だからあなたにこのレスを書きました。sageも入れないでおきました。
私のこのレスが「レス100突破」に微力ながら貢献できるのならば、そして私のこのレスによるageが、
スレッド再燃に微力ながら貢献できるのならば、こんなにうれしいことはありません。2ちゃんねるという場所ですら、
周りと噛み合うことができなかった不器用なあなたに、両手いっぱいの幸せが訪れますように・・・。
634 :
吾輩は名無しである:02/01/29 00:10
このスレに希望はないのか。
文体論による復興希望アゲ。
635 :
吾輩は名無しである:02/01/29 00:15
すまん。どうやら俺の文章読解力が悪かったようだ。
いまわかった。毎回毎回、終了って書いてある意味が。
あんたが終了してるって意味だったんだね! 文章って
奥が深いなあ。もっと訓練しなくちゃ
民衆のほとんどが文盲がだった時代がずーっとあったわけでしょ。
で、近代社会になるなかでみんなその構成員を育成するために教育が普及して、文盲がほとんどいなくなった。
コミュニケーション(交通)が潤滑に推進できた方が社会全体の為だからでしょ。
「文学」なんて、そういう近代社会のコミュニケーション(交通)の余剰に生じた澱みでしょ。
ことさら終わったとか騒がなくちゃいけないものだとも思えないわ。人類の歴史の一時期の病気みたいなものでしょ。
637 :
吾輩は名無しである:02/01/29 00:36
文学というものが、今という時代に合わなくなった。
要は、時代遅れになってしまった。ということ。時代
に合わないものは、炭坑も蒸気機関車も消えゆく運命
にある。
文学はそんな移り変わる時代のなかで、迎合や媚び
ではない、独自の時代に合った進歩をしなかった。そ
れが、現在の文学の衰えを招いたと俺は思う。
外来的な要因は時代が文学の時代ではなくなった。
そして、時代を追うことなく、凝り固まってしまった
のが文学のあやまち。
638 :
吾輩は名無しである:02/01/29 00:40
若い人たちは書くことがあるのか?
新人賞の最終選考で、この書き手に動機はあるのだろうか?
なんて講評されてるじゃん。
動機。持続的な物語を書くのはむずかしいかもね。
筒井康隆の「敵」って、死というわけのわからないものに向かって文章自体が破綻していくような小説だったなぁ。
邦画の『回路』と似てるかも。
640 :
吾輩は名無しである:02/01/29 06:27
齟齬とか違和感が書く動機を作り、それを深く追求することで知性が育つ。
いまの時代では、難しいのかな。
でもそれがないと、テーマを持って書きつづけることが出来ないし、
漱石や安吾や中上のような存在にはなれない。
ただの洗練された文体の書き手で終わっちゃうからね。
641 :
吾輩は名無しである:02/01/29 07:55
書かざるえない主題を持っていた人間はいいよね。
仮に文体が下手でも書いているうちに希望も出てくるでしょう?
今は書くべき主題を持った作家がいないでしょう?
みんな知識だけで書くのが精一杯。
やっぱり思想プラスアルファで書いて欲しいね。
642 :
吾輩は名無しである:02/01/29 11:09
アナクロですね。つか、ネタ?
643 :
考える名無しさん:02/01/29 11:41
文学があるべき方向から外れた、ということはないと思う。
文学は十分にその役割や目的を果たしたのでは。
文学がこうあるべき、と主張することは風前の灯の状態としか受け取れないが・・・。
644 :
吾輩は名無しである:02/01/29 13:32
文学は社会に拮抗する薬物(毒物としてしか)真にその効力を発揮はしない。
だが、効力じたいに疑問を投げかける輩も当然いるわけで、その存在が
何によって規定されうるのか、つまり何が文学を薬物にするのかという
ことで考えると、この問題は形而上学になる。つまり言葉が現存する
テクストの即物性においてしか文学の存在というものは規定できない。
結果として紙面に埋め尽くされた文字を視覚=知覚すること、その
フェティッシュが大衆性を伴った時代とそうでない時代とのシフトチェンジ
に代表されるような視野の確保が必要だ。
645 :
吾輩は名無しである:02/01/31 12:29
==========================終了==========================
646 :
吾輩は名無しである:02/01/31 12:52
隠喩、グッドバイ!
647 :
吾輩は名無しである:02/01/31 15:51
==========================終了==========================
648 :
吾輩は名無しである:02/02/01 00:36
文学の「終了」性を述べよ。
649 :
吾輩は名無しである:02/02/01 09:22
==========================終了==========================
650 :
吾輩は名無しである:02/02/04 23:52
自己満足な批評が増えたから。
651 :
吾輩は名無しである:02/02/07 23:54
完全にこのスレも終焉か。
日本文学その可能性の中心。
652 :
吾輩は名無しである:02/02/08 13:02
終わってはおらん、まだ始まってもおらんくらいだ(w
653 :
吾輩は名無しである:02/02/08 17:11
もう1回活性化させていこうや。
654 :
吾輩は名無しである:02/02/08 19:28
例えば音楽はどうだろう。
バッハやらベートーベンやらの時代から、ドビュッシー、ストラビンスキーの時代があり、
それに対してジョンケージとか、武満徹とか今の時代を考える。
昔ほど音楽界全体が盛り上がってないんじゃないだろうか。
これらを一本の線で結ぶのは強引なのだけど、
少なくともアカデミックな現代音楽をやってる人たちは、自分たちを
「一つの」西洋音楽の歴史の上において考えている。
それで、では音楽業界は文学のように「終わってる」のかといえばそうではなくて、
売れているところはきちんと売れていて、
クラブミュージックのように毎年毎年新しい形態が生まれている場所もある。
文学もそんな様なモノではないかと思うのだがどうか。
学界周りの分野が衰退しているだけで、
それなりのものを投入すれば必ず活気ずく市場が確実にあると思っている。
ただ今の時代、文学界なんてメジャーな業界に成り得ないがために
優秀なクリエーターが集まらないというだけの話だ。
マイナーな分野に自分を置く変人か、他の分野を諦めた人間ばかりがたまっているのだ。
市場云々はどうでもよく、なぜ学界周りが衰退するのかという話だったら、
世の中一般の傾向としか、言葉がない。
文学は所詮、文「学」だ。
もう全世紀末ぐらいから学問は終わりつつあるんじゃないですか?
物理学も数学も、生物学も、
ただ「問題に個別に対処する」だけの段階に入りつつあるといいます。
自然科学に限らず、社会科学もそうでしょうか?
政治学などはもう誰もが諦めモードです。
哲学は?
文学がそういう傾向から逃れられるとは思えない。
ただ、ここの文脈について個別に対処するだけのものになっているのではないか。
文学が終わったと言うのはそういう空気について言っているように思える。
そういう意味で逆に、文学「業界」は
業界としての存在を否定されたわけではないと言えるのではないか。
アカデミックな価値を離れ、コンシューマー向けのプロダクトを作ることで立つ瀬はある。
そもそも、学界という場所で芸術に触れることが
本当に芸術に触れることだとは思えない。
それは単にアリストテレスのやっていた哲学が
分化して文学と呼ばれるようになっただけのものに思えてならない。
小説を哲学的所為にかけているだけだ。
656 :
吾輩は名無しである:02/02/08 20:13
そ ん な 世 界 に
脱 ・ 知 性
知 か ら の 脱 却
生 の 文 術
657 :
吾輩は名無しである:02/02/08 20:40
良いもんは良い、悪いもんは悪い
売れるもんは売れる、売れんもんは売れん
以上
658 :
吾輩は名無しである:02/02/08 20:43
村上春樹が評価される時点で日本文学は終わった。
女と子供が文学を破壊してしまった。
659 :
吾輩は名無しである:02/02/08 20:47
春樹は日本文学の伝統です
660 :
吾輩は名無しである:02/02/08 20:58
あのくだらん薄っぺらいストーリー展開と
雰囲気だけ変にこった言葉使い。
あんなもん読んで面白いとおもうのは女か子供。
661 :
吾輩は名無しである:02/02/08 21:06
それが日本文学の伝統です
662 :
吾輩は名無しである:02/02/08 21:56
663 :
吾輩は名無しである:02/02/08 21:58
書けなくなって最後には半自殺っていう中上ケンヂみたいな伝統もあるね。
664 :
吾輩は名無しである:02/02/08 22:27
↑春樹マンセのアンチ中上オタだな春樹スレでその主張は見たぞ(藁)
>あのくだらん薄っぺらいストーリー展開と
雰囲気だけ変にこった言葉使い。
日本文学のまさに伝統。
でも、客がそれを支持するんだからしょうがないんじゃない。
この国の人は自分を追い詰めないで、表現や世界がオサレなものが好きなんだよ。
やーね、マチョはという罵倒語もあるし、俳句の国だしね。
そうじゃないものをさがす方が難しい。
話題で売れた綿谷リサの次に売れたのが川上だというのが、
それをものがたっているじゃない。
村社会の幻想の協調にひびを入れるものは嫌なのレス。
村社会とその構成員をマターリとオサレに肯定するものが
好きなのれす。
家族万歳、家族マンセ、そして私たちは正しい。これが日本人
666 :
吾輩は名無しである:02/02/08 23:45
売れるんと、中味とは
必ずしも相関関係にない。本の商品化が問題、
厳冬舎みたいなDQNも出てきたし・・・
文学と定義づけることがそもそも間違いの基
小説家がしていることは「運筆」なのです
668 :
吾輩は名無しである:02/02/09 02:53
>>664 川上は話題で売れたのかなー、あれは本物だよ、きっと。
669 :
吾輩は名無しである:02/02/09 02:59
664の「話題で売れた」が「川上」にかかっているようには
読めないんですが
>>669 あ、ほんとですね。酔っ払いカキコスマソ。
671 :
吾輩は名無しである:02/02/09 03:48
春樹ファンの人たちってさ、バルザックとかトルストイとかドストとか
読んだ上でまだ春樹ファンなの?
672 :
吾輩は名無しである:02/02/09 03:56
村上春樹がだめってことには激しく同意。
あれは女子供の読む話ってのにも激しく同意。
言葉使いでうまいと思うのは、漱石、後にも先にもダントツでしょう。
それを特に感じるのは、「草枕」と「夢十夜」、「草枕」の入浴シーン
の女性の体の描写とかはうますぎる。
ストーリーはいろいろあるけど、凄いと思ったのは、井上靖の「戦国城砦群」
と「戦国無頼」。この2つはストーリーが良く似ているが、その理由は
書いた本人が自分の作品に感動し、影響を受けたかららしい(本人談)
いろいろあるけど、マイナーだからこそお勧めです。隠れた名作だと思います。
673 :
吾輩は名無しである:02/02/09 04:34
「戦国自衛隊」も忘れるな
674 :
吾輩は名無しである:02/02/09 10:10
まずつまんない。これが第一。日本の最近の国文学って
読んでても退屈なんだよ。
たらたら虚無的な描写して性だか暴力だかを強調してればインテリっぽく見える
と思うのは大きな勘違い。
ドストエフスキだってスタンダールだってトルストイだって、
まずは読んでておもしろい。
675 :
吾輩は名無しである:02/02/09 10:19
わたしは・・・
その後に何を続ければいい?
女子供が読むものだからだめというのが、まずわからない。
女子供に向いているものと、大人の男に向いているもの、同じ程
度に向いているのなら、どちらも同じ価値をもつんじゃねぇの?
677 :
吾輩は名無しである:02/02/09 11:32
>>676 だめというよりも、彼に言わせれば、例えば漱石の文章の巧みさ
の前では小手先の村上春樹なんか薄くてしょうがない、ってこと
なんじゃないの。井上靖とかは僕は何が面白いのか知らないけど
でも、少なくとも最近の流行の作家とはちとちがうな、と思うよ。
だいたい比べることが無理。ベートーベンと流行のミュージシャン
くらい差がある。同じ文字による表現でもまるで世界が違う。
まーこれはいくらいってもわかんないだろうな・・・
例えば、ジャズってあるじゃんか。ジャズにもいろいろあるけど
あれ聞いてると、坂本龍一なんかの癒し系がなんかパロディに聞こえて
くるわけよ。感性の問題だね。この感性が今の日本文学を壊したんだよ。
長くなっちゃたなー。
>>677 まがいもんを受け入れる感性が壊しちゃったの?
それとも、まがいもんは「所詮まがいもん」という感性が
壊しちゃったの?
679 :
吾輩は名無しである:02/02/09 11:50
春樹流みたいなのもひとつのかたちだとは思うよ。
ただあれが売れちゃう客層っていうのはおれにも理解できないが。
雰囲気文学っていうのかなー。意味なし文学みたいな。ひとつの
あり方だとは思う。
680 :
吾輩は名無しである:02/02/09 11:55
春樹ヲタの人たち教えてくれ
奴の最高傑作はなんだ?批判する前に読まないことには
話にならないからな
681 :
吾輩は名無しである:02/02/09 11:58
>>676 うーむ。どうなんだろ。ちと微妙な質問ですな。
あえて答えるならまがいもんを受け入れる感性が壊しちゃったんだよ。
つまり前者の方ね。あーゆーのが売れるからあーゆー傾向になっちゃったん
だと思う。まがいもんは「所詮まがいもん」って区別できてれば
例えばドストエブスキーみたいな作家にも居場所があったんだろーけど
そういう作家って今はマイナーになっちゃんだよね。マイナー・・・うーむ。
しかしまーこれも時代かなーと、思うね。
ちと話は変わるが、さくらももこが自分は学生のころ現代の清抄納言
って言われたとかいってっけど、それは聞き間違いじゃないの?とか
つっこみたくなる。別にぼくは古けりゃいいって人間じゃないんですよ。
うーむ。まーね。
682 :
吾輩は名無しである:02/02/09 12:02
>>680 なんだかんだ言って、おれのお勧めは
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」だね。
すっごい意味ありげでちょー構造的で最後はなんだこりゃ…みたいな
意味不明な落ち(←おれに言わせれば)。これぞ村上春樹の真骨頂。
あとは「ノルウィの森」。いいかげんなご都合主義のストーリー展開なのに
妙にひきつけるものがある。でも読み終わってなんか虚しくなったなー。
おれはね。人それぞれみたいだけど。金の無駄(言い過ぎ)
>>682 ほめているのか、けなしているのかよう分らんが教えてくれてありがとう
早速BOOKOFFで求めてみるよ。これだけ多数の読者に支持されて
いるのだから何かしら光るものがあるはずだよ・・・たぶん・・・
==========================終了==========================
685 :
吾輩は名無しである:02/02/09 13:04
大衆に責任あり。
安易なエンターテインメント作品になびくようになった大衆の。
上記の村上春樹ネタがその良い例。
彼は『アンダーグラウンド』で、その馬脚を明確にあらわすのだった。
==========================終了==========================
687 :
吾輩は名無しである :02/02/09 14:22
まあ、文学に限らず何についても言えることなんだけど
今の作家が将来読まれ続けているかというと大疑問符がついてしまう
やっぱり、永く読まれる作品はそれだけ魅力があって色褪せない
現代の大多数の読者が永く着られる流行廃りに左右されないモノより
発色の良い流行直下のモノを求め、作家も部数を上げるため
というか、楽な方へ迎合していったためでしょう。
我々の多くが、本物を求めれば「日本文学、三十六計終わるにしかず」
とは容易にはならないと思います
to 煽られる皆様へ
言っておきますが、「現代の作家は読む価値無し。」
と言っているわけではありません。
読む価値のある作品を読もうと言っているだけで
それが、たとえ村上春樹でもいいんじゃないでしょうか
まあ、村上春樹がその後読まれているかどうかの責任は持てませんけど
688 :
吾輩は名無しである:02/02/09 19:19
なんか春樹スレみたいだね(藁
たしかにドストやトルストイはすごいし、漱石もえらいけど、誰かが現代の日本で
生きることについて書かなければならないとは思うけどな。小説としての出来不出来
も大切だけどさ。
689 :
吾輩は名無しである:02/02/09 21:09
>>678 なかなか、そんなハングリーになれねえよなあ・・・
==========================終了==========================
691 :
吾輩は名無しである:02/02/09 22:45
クラブ板にいけ。
あいつらが書いたらもっといいのが出来る。
692 :
吾輩は名無しである:02/02/09 22:48
==========================終了==========================
>>688の間違い。 スマソ
==========================終了==========================
俺で終了?
==========================終了==========================
697 :
吾輩は名無しである:02/02/09 23:40
>>693 まだまだ(藁
ドストもトルストイも漱石も三島もその時点での「現代」を書いていたこと
を忘れてはいけない、ですよね。
698 :
吾輩は名無しである:02/02/09 23:50
いま、新作があって何がなんなの?
なんの意味があるの?
単に本来淘汰されるべき出版社とか文芸誌とかなんかの延命だけのため?
ブンガクなんてだれも必要としてないよ。
クソみたいなもん垂れ流してるだけ。
そう言われたくないんだったら少しはマシなもん出せ。
銭出して買う価値のあるもんを。
699 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:06
日本文学の堕落の原因は
根拠もなく作品を賞賛する
自己欺まん的なバカがいるから。
すぐれた作品ならいくらけなそうとしたって
その美点を認めざるを得ないような優れた何かが
あるはず。
なんでこうも文学作品を賞賛する声ばかりで
批判の声があまり聞かれないのかが不思議で仕方ない。
読んだけどよく分からなかった、とかいう声も
もっと挙がってもよさそうなものなのに。
あ、読者のことね。
読者にバカが多すぎなんだよ。
ようするにさ。
701 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:08
702 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:09
==========================終了==========================
703 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:12
つーか、文学の責任というより時代だろ?
なんで今さら「国境の長いトンネルを抜けると・・」なんて文章を
読まなきゃいけねーんだ?
そもそも、テキストっていうメディアが時代遅れだよ。
もはや使い古された歯磨き粉。誰も見ぬきもしない。当然のことだろ?
例えば、歌舞伎が娯楽の王様だったなんて信じられるか?
今なんて、風流気取りのババアしか見にいきゃしねえ。
誓ってもいいが、歌舞伎を好きな若者はキチガイ。
これも時代だよ。
(お前らは時代に取り残されたんだよ(ボソッ
っていうか、たとえば
春樹が好きなら春樹の作品のどこがどう
素晴らしいのかをちゃんと例を挙げて
解説してくれる奴が現れてもよさそうなもんでしょ。
賞賛するなら、どこがどう素晴らしかったのかを
具体的な原文との参照をまじえて論じなきゃやっぱだめだ。
そのぐらい言わなきゃ
「なんでもあり」の名の元に文学が堕落する。
705 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:22
>>704 >賞賛するなら、どこがどう素晴らしかったのかを具体的な原文との参照を
>まじえて論じなきゃやっぱだめだ。
うーん、そういう人、いぱーいいるけど、すでに・・・
706 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:25
で、今生きている作家で最高の奴はだれなのさ?
歌舞伎って、三之助っていうのが若いおなごに人気なんじゃねえの。
708 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:27
知るか。日本にはいなさそうな気がする。
709 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:28
分かりもしないのに作品を賞賛するDQNは
排除すべき。
わたしは・・・
その後に何を続ければいい?
そういう絶句を経験したことのないやつが何を言っても空論。
711 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:29
712 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:29
思い切って大西巨人を推薦する。
713 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:31
すべて時代だよ。
昔は洪水の原因は神様が怒ったからだったんだってさ。
信じられねえよ。
昔は文学が「かっこよかった」んだってさ。
まじで信じられねえ。
714 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:31
==========================終了==========================
==========================終了==========================
716 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:33
水面に自分の顔が映る。
水面 自分 顔 映る
不思議だと思わんか。
717 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:33
>>710 それだけじゃなにが言いたいのか全貌がわからん。
説明希望。
718 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:35
とりあえず「ユリシーズ」を絶賛するような作家、評論家を排斥するべきだ
719 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:37
ほら出てきた。批判が。
思うに、これが文学の本領。
あって当然。
720 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:39
ま、おれはジョイスは嫌いじゃないんで。
721 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:41
おまえら、母ちゃんに誓って「ユリシーズ」がおもろいと言えるか?
ヴォルテールだってホメロスなんぞちっとも面白くないと白状してるよ
722 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:46
↑
自分が面白くないもの、名のある作家が面白くないと言ってるものは
他人も皆面白くないはずだ!
723 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:49
面白くないからというだけではなくて、
考え方の違いとかがあるでしょ。
ジョイス本人は自分が納得いくものを書いたわけだし、
それに納得してついていく人がいてもおかしくない。
それに反発する人がいてもぜんぜんおかしくない。
そうでしょ?
ガムバレよ! 子どもたち!
725 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:51
>>721 トルストイはホメロス読むためにギリシャ語習ったんだよ。
726 :
吾輩は名無しである:02/02/10 00:53
>>725 それで頭がおかしくなりかけたの知ってる?
727 :
吾輩は名無しである:02/02/10 02:05
気の利いたこと書こうとすんなよ。
ここは墓地の法事の場みたいなもんなんだからな。
そうじゃないって言うんなら「ブンガク」の有効性について説得力あるように書け。
なんにもないんだよ、ここには。
728 :
吾輩は名無しである:02/02/10 02:06
ユリシーズなんて長くて読んでられないよ。
旧約聖書も読んでないのにさ。
ホメロスも読んでないのにさ。
729 :
吾輩は名無しである:02/02/10 02:11
==========================終了==========================
730 :
吾輩は名無しである:02/02/10 03:27
「終了」を促す奴へ。
目障りなので、来なければ。
嫌なら、来なければ。
せっかく活性化してきたと思ったら、必ずやるのがいるからな。
寂しいんだろうな。
731 :
吾輩は名無しである:02/02/10 09:09
文学の「有効性」なんて考え自体おかしいよ。
たとえ過去に文学が有効だった時代があったとして、
それは文学の側に力があったんじゃなくて、
時代がそういう表現を要請してたんじゃないの?
書かれた内容じゃなくて、読まれ方じゃないの?
文学が低レヴェルになったから読まれなくなったんじゃなく、
読む必要がなくなったから、文学が落ちぶれたんだと思う。
漱石が現代に生まれていたら、
どのような作品を書いていただろうか、と考えてみるのもいい。
732 :
春樹オタではないが:02/02/10 11:21
>漱石が現代に生まれていたら、
>どのような作品を書いていただろうか、と考えてみるのもいい。
村上春樹みたいなのでしょ。
733 :
吾輩は名無しである:02/02/10 11:48
文学の有効性に疑義を発しているおまいらへ。
安部公房の「テヘランのドストエフスキー」(『死に急ぐ鯨たち』新潮社)や
カード・ヴォネガットの「アメリカ物理学会での講演」(『ヴォネガット、大いに語る』サンリオ)
を読んで勉強しましょうね。とってもわかりやすく書いてあるから。
せめて「坑内カナリア芸術論」くらい知っておいてね、文学板で文学の有効性を
云々言うならさ。
734 :
吾輩は名無しである:02/02/10 12:17
>>732 そうかも。「こころ」や「門」みたいなある意味で徹底的にプラクティカル
な作品に、「夢十夜」のような幻想性を盛り込んだ小説を書いて欲しかった、漱石には。
かつて日本文学にはそういう伝統があったのよね。でも、いつの間にか分離して
しまったんだねえ。誰が悪いんだ? 明治時代だねえ。漱石の功罪は大きい。
でもって、最近になってようやく再び統合されつつあるの。村上春樹はその一端を担っている。
川上弘美や堀江敏幸にもあるな、そーゆーの。大江もやりたかったんだろうけど、
結局できなかった。安部公房も。村上春樹の欧文口調に騙されてはいけませんよ、あーた。
あいつは日本に西洋の文学の思考が移譲される以前の古典を参照しているのよ。
皆さん、日本の古典も読もうね。害にはならないから。古語辞典くらい、もってるだろ?
735 :
吾輩は名無しである:02/02/10 14:05
古典を読むのは賛成だな。
といって俺は面倒だから源氏物語(谷崎訳)に逃げるのであった。
春樹は古典を参照しているかもしれんが生かしきれてないだろう。
やはりあいつは西洋に絡み取られとるよ。
俺は思い切って阿部和重に期待する(くさいが・・・いないだろ?他に)。
736 :
吾輩は名無しである:02/02/10 14:11
>>735 >春樹は古典を参照しているかもしれんが生かしきれてないだろう。
>やはりあいつは西洋に絡み取られとるよ。
そうかも。微妙なところ。いずれにしてもあの文体や小道具にとらわれて
いてはだめでしょうね、読み方。雨月物語+デヴィッド・リンチ=最近の春樹、
とか。かるううううく言うと。白話文学っぽいノリはたしかにあるような気がする。
阿部すか? うーん、うーん・・・
737 :
吾輩は名無しである:02/02/10 15:40
読者を舐めとるからだろう
>>737 なめとるいうか、みょーな誉め方されてどんどん落ちてゆく〜 その様子が
楽しい(藁
739 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:22
>>738
だね。村上龍なんかもあんまり尖った事言わなくなったし。
精力減退してんのかなあ・・
740 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:42
全ての芸術は死んだ
映画はゴダールで死んだ
音楽はケージで死んだ
美術はデュシャンで死んだ
詩は一人の詩人ではなくアウシュビッツで死んだ
しかし、文学は死んだものとしてうまれた・・・・・・
だから文学は終わらない。なぜなら初めから終わっているからだ
741 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:42
龍さん・・経済にいっちゃいましたから。
742 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:49
このスレもW村上に侵された出したら本当に終わり。
古典とは言っても何を読むかだな。
源氏物語?雨月物語?それとも南総里見八犬伝?
743 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:40
読者に見捨てられたとも言える。
744 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:46
『日本霊異記』は面白いぞ。
746 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:47
江戸時代の日本はもっと
生き生きしてたような気がする。
今じゃ経済至上主義だもんな。
文化そのものが衰退してるんだよ。たぶん。
747 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:49
質が高くても読まれない場合がある
例えば長野オリンピックを思い出されい
最終日にスピードスケートで金メダルをとった金井(?)と
もう一人銅メダルをとった人(名前忘れた)がいたよね
ところがその日はオリンピックの最終日でしかも日曜で
前日、土曜日にジャンプの総合で盛り上がりすぎてしまって
その後もその最終日にメダルを取った二人は全くメディアに取り上げられず
その存在すら知らない人もいる始末
特に金メダルの金井は「最年少で金」だぜ!
このように、明らかに質が高くても知られないことはあるのだ!エッヘン!
748 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:50
それはあると思う。
今じゃぜんぜん無名だけど、将来有名になるような
作家が今の日本のどこかに埋もれているかもしれないね。
749 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:50
「書かれた言葉」に対する信用度、敬意が薄れたのでは・・・とか思ったりもする。
言葉使いの乱れとか聞くけどそれはある意味「感度の変化」でもある。
「先鋭的」になっているわけではなさそう。
「言葉」に力を認めなくなったからなのでは。
あふれる言葉の伝えようとする事・意味に食傷したのかも。
他人のことに興味がなくなる・思うことに興味を持たない・離人症的な現代の病理??
受身のメディアになれたせいで自分から働きかけを要する事には面倒を感じる・・とか。
750 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:57
>>746 >今じゃ経済至上主義だもんな。
>文化そのものが衰退してるんだよ。たぶん。
それは大きいと思う。本屋のレジにベストセラー本が
置いてあるけど、そこについてる惹句が「今月のおすすめ
商品」だもんね。<商品>って、あんたね・・・って感じだ。
逆にこんな時代に自由業を標榜しながら生きていく決意してる
人は、相当覚悟してるってことだと思う。
751 :
吾輩は名無しである:02/02/10 19:05
文学は「名声」とは切り離されるべきだと思う。
どうも腐敗の原因はその辺にあるような気がするな。
752 :
吾輩は名無しである:02/02/10 19:09
ビンボーになればいいんじゃないの。文学者が。
“ゲー術は死んだ”と同義のような気もする。
753 :
吾輩は名無しである:02/02/10 19:15
最小限の生活でしのぎを削り、
結婚その他の幸福をあきらめないと
文学に取り組むことはできない。
754 :
吾輩は名無しである:02/02/10 19:21
>>752 ほとんどの人は貧乏なんじゃないかなぁ?違う?
不本意なサイドビジネスとかしながら食いつないで
いるんじゃないのかなぁ?
芸術活動って人前に自分(&自分の分身)をさらし
続けることだからなあ・・・・話題になれば嫌でも
名声とやらは他人がくっつけてくれるし。
何も起こらなければ自分で<芸能活動>しなきゃ
いけないわけだ・・・小説家といえども。
755 :
吾輩は名無しである:02/02/10 19:26
「ダヴィンチ」はいやだなぁ。
角川の策略みえみえで。
それも出版社ナリの戦略なんだろうが。
756 :
吾輩は名無しである:02/02/11 13:09
>>744 「日本霊異記」、いいですよね。もちろん「雨月物語」も。わりと入りやすい
ところでは「今昔物語」(仏教系じゃないほうね)なんかも。「源氏物語」はきつい
っすよね。明恵の夢の話も原文(っていうのかな)で読まなきゃ。それに近松とか
近世のものも、イイ! 能の謡曲もしぶいね。お化け、怨霊いぱーい! すんません、
オカルト系好きなもんで。
どっちにしても、いわゆる「文学」ってのを明治時代以降のことってとらえるのをやめて、
もっと遡るといろいろ実り多いような気がします。文学板って、明治どころか戦後ってスパンで
日本の文学をくくってしまう傾向が強いですよね。中世のパワーを取り戻せ!
757 :
吾輩は名無しである:02/02/11 23:25
日本の文学が終わった理由ワカタ。
選評で石原慎太郎も挙げてたけど、
原因は芥川賞だ。
芥川賞が新人賞だからだめなんだ。
なんで文学賞の最高峰が新人賞でなきゃならないんだ。
デビューしようとしてる新人がみんな賞狙いで書いてたら
新しいスタイルなんか出てくるわけない。
そうやって習作時代を過ごすからするからろくな作家が育たない。
ついでに文芸誌まで新人のライバル心に頼んで売ろうとするから
勢いデビュー前の人間が気にするような
デビューしたてのヤツのばっかり載せる。(へたくそー!)
新人は先回の受賞作を基準に自分の力を評価する。(上をみろ馬鹿!)
諸悪の根源は芥川賞の位置付けにある。
758 :
吾輩は名無しである:02/02/11 23:26
それは中上賞がカバーするであろう
とは言っても非難ゴーゴーであろうが少なくとも今の芥川賞よりはましであろう
ちょっと前のレスからabeの香ばしさが漂ってるな・・・
そうだね。それが悲しいところだ。
なぜ、abeマンセには独特の香りが漂うのだろうね。
形はいいがクサイカホリガする。
悲しい・・・・・
761 :
吾輩は名無しである:02/02/12 12:37
>>760 君はよく阿部スレを煽っておるが、というより文学ヲタ云々スレも昨日煽っておったが
というか
>>759=760でおるが、スベっておるよ。
でも現代音楽は詳しそうだからワシに教えておくれ
こいつ知らんくせに偉そうに勘違いしやがって、とは思われたくないの
762 :
吾輩は名無しである:02/02/13 06:07
==========================終了==========================
763 :
吾輩は名無しである:02/02/13 18:38
==========================終了==========================
765 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:02
===========古典
766 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:10
==========================終了==========================
>>761 しつこいな、お前も。しかも誤爆だし。そんなに相手してほしいのか?
*次の問いからひとつ選び、800字以内でまとめよ。答えるにあたっては具体的な
作品名を必ず引用すること。
ア.「東欧の現代音楽の特質について、セレツキもしくはネメスクの器楽作品
に言及しつつ解説せよ。セレツキの「ピアノフォニー」には必ず触れること」
イ.「リュック・フェラリの「ミュージック・プロムナード」シリーズと、ミシェル・
シオンの作品群を比較し、両者における音響と映像の関係のあり方の相違点について述べよ」
ウ.「ダニエル・キェンゼィのサキソフォン演奏を素材にして、現代における
管楽器演奏の可能性と不可能性について展望せよ」
これができたら相手しちゃる、ヴォケ。クラ板行って聞くなよ(藁
じゃな、家元は帰るぞ。
768 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:36
で結局終わったの?終わってないの?
769 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:40
==========================終了==========================
770 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:44
>>767 君まだやってるの?
君自分で「荒らし」だって告白したじゃない
答えるわけねーだろ!
771 :
吾輩は名無しである:02/02/13 19:46
>>768日本文学は終わった。
何故なら↑のような論争がこのスレを侵略し始めたからだ
772 :
吾輩は名無しである:02/02/13 20:37
日本文学はどうか知らないけど
文学板はかなり終わってますね
773 :
吾輩は名無しである:02/02/13 20:38
==========================終了==========================
774 :
吾輩は名無しである:02/02/13 20:46
文学板でなくこのスレが…
775 :
吾輩は名無しである:02/02/13 20:53
現代音楽どうこうとか言って煽るのが意味分からん
「しかもこれで最後」って三回くらい見たぞ(藁
って俺はそいつの相手じゃないからね!
・・・でもそのおかげで現代音楽の存在知って興味が出てきた
煽りもたまには役に立つもんだね
>>775 >「しかもこれで最後」って三回くらい見たぞ(藁
そうだっけか? いやはや。俺もいいかげんしつこいな。
>>770 告白って・・・札でも下げて歩いてるとでも思ってるのか? いったい2chを
なんだと思ってんだ、妄想きつすぎるぜ。
別におまえのことだと思ってカキコしたわけじゃねえよ。お前が何についても
中途半端な知識しかもってない無知なオタ野郎だってのは誰でもわかってるって、その
下手糞な文章読めばな。ああ、香ばしい、香ばしい。
777 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:39
>>776 誤爆だよ(超爆
あなたの想像してる相手の子じゃないよ、粘着君(プ
でも2ちゃんにはずっといるヲタだから君のカキコはいつもよくわかるし
「香ばしい」とかね(バレバ〜レ!
他にもいくつもあるけどヒ・ミ・ツ
あ、もうひとつ言えば「三回目」というのはお情けでアナタはいつも言ってるよ
「これで最後だ!」って(ネ〜ンチャク〜!
778 :
吾輩は名無しである:02/02/13 21:42
↑
スリーセヴンですよ
>>777 わざとばれるようにやってるんだよ、馬鹿。
>あなたの想像してる相手の子じゃないよ
馬鹿はなんでも一緒だよ。
781 :
吾輩は名無しである:02/02/13 22:45
あらら、もうレスしに来てるの粘着だね〜
ずっと監視してたの?(爆絶爆!!!
君くらいの教養があれば2ちゃんなんか興味なさそうなんだけど・・・・・
よっぽど現実でキモヲタ扱いされてるんだろうねえ(カワイソー
俺はアフォヲタだけどね
アゲマスけどね
782 :
吾輩は名無しである:02/02/13 23:07
最初に彼に煽られたものですがなんかどんどん続いてるのでレスしますね
僕が他スレでケージの名前出したからって感じなんですけど何にしても煽られてる理由が
「お前現代音楽のマニアックな知識ちゃんと持ってないくせにケージなんて言いやがって」
と言うことらしいんですがどっかでカキコしたとおり僕は有名どころしか知りません
でもそんなこと言ったらこの板の人たちも中上がどうとか大江がどうとか金井がどうとか言ってるけど
別にそんなに詳しくない人もいっぱいいますよ
でもそれでいいと思うし
マジレス寒いかもしれませんが僕はむしろ現代にマイナーなクラシックとか現代音楽が
僕みたいな厨房にも盛んに語られるような状況の方がいいと思うのですが
煽ったりしてるから閉鎖的とかヲタとか言われるんだと思います。もちろん煽りは2chの中だけですけど
>>781 ずっとじゃないけど、仕事しながらね、ときどき見るんだ。息抜きに。
だからどうして煽り系のカキコが増えるっつか、君みたいなお相手がいると
盛りあがってしまうんだよな〜、じっさい(藁
君とはときどきぶつかるね〜、ま、楽しいけどさ。あんまりやり過ぎると
マジ嵐になるからこのへんにしておくよ。またどっかでやろうぜ。
じゃ。サゲとくよ、俺は。
784 :
吾輩は名無しである:02/02/13 23:16
>ずっとじゃないけど、仕事しながらね、ときどき見るんだ。息抜きに。
はいはい、わかったわかった(WW
「ときどき見るんだ。息抜きに。」(プ
でももう俺も
>>782さんの為にやめよう
ラストなのでage
>>782 ケージは別にマニアックでも何でもないからなぁ。
正確には、「知らない人からすればマニアックぽいが、そのジャンルでは大メジャー」でしかなくて、
ただ、そのジャンルは比較的マイナー(そして付け加えるならちょっと高尚っぽいイメージがある)
ってだけだから。ゴダールなんかも同じ類のキーワードだな。
んで、現代音楽とかの話が盛んに語られる状況(それは現代文学が盛んに語られるのと
同義に近いけど)が訪れればそれはそれでいいだろうけど、なにしろ世の中には
膨大な量の情報が溢れかえっているわけで、そんな状況はまずありえないからね。
どんなに好奇心が旺盛な人でもその好奇心の及ぶ範囲には物理的に限界があるから。
ま、下手な喩えをすると、2ちゃんねるの全板を楽しんでいるような人はいるわけないってこった。
786 :
吾輩は名無しである:02/02/13 23:32
>>785 サゲってことは煽りの人ですか?
僕が言いたかったのは要するに知らないくせにその名前を出すな馬鹿
というのは良くないと思うということです
要するに煽りの人に対する寒いマジレスだと思っていただければ結構です
僕の言うマイナーというのは興味のない多くの人にとってマイナーだ、ということです
787 :
吾輩は名無しである:02/02/13 23:47
>>786 マジレスだと思っているところがあんたのやばいとこじゃない?
788 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:05
全く関係無いんだけど現代音楽好きの若い女の子っているの?
ジョン・ケージに代表される系の
329 :吾輩は名無しである :02/02/11 23:22
>>326 いないことはない・・・演劇系の子とか、ダンス系の子とか、けっこう
好きつうか、聴いている子はいるよ。ケージだったらプリペアドピアノの曲とか、
かなりきれいだし。あと、マイケル・ナイマンとかギャビン・ブライヤーズとか、
そのあたりも。日本盤で出てるしね。
>>786 もしかしてこれのどっちかが君ですか?
煽られるのも無理ないとおもうけど・・・。
>>785 を煽りとしか読めない精神構造といい、
いつかストーカーするタイプ。怖いですよ。
(785さん、騙りと間違えられたらごめんなさい)
>>786 すれと直接ズレる話題はsageで書くのがマナーなんだよ。強要はしないけどね。
で、
>僕が言いたかったのは要するに知らないくせにその名前を出すな馬鹿
>というのは良くないと思うということです
とのことだが、何故ケージなどの名前を出すと煽られやすいか考えたことがあるかい?
ケージだのゴダールだのっていう、ちょっと高尚っぽい名前ってのはだね、
その人自身を高尚っぽく思わせるためのアクセサリーとして使われやすいからなんだよ。
君の周りにもいないかい?本当は好きでも何でもないくせに周囲との差別化を
はかるために「浜崎とか聞いてる奴は全員クズ!本当に素晴らしい音楽とはケージみたいな
音楽のことだ」的なことを言う奴が。
君が果たして現代音楽に対してどれだけの愛情を持っているかは知ったことじゃないが、
その手のキーワードは恐らくこれからもアクセサリーとして使われるだろうし、それを
安易に口にする人間は煽られるだろうね。
もしも煽られるのが嫌なら書き込まないか、煽られないだけの説得力ある内容で
ケージがどういう風にどう素晴らしいかを書けばいいだろうね。
名前書いてやってくれ。
スクロールさせるのが面毒せー。
頼むぜ団長!みんな日本の文学を憂いているんだ。
791 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:26
みんな正直に、モーツアルトとバルザックに帰ろうよ。
それがいいよ、ほんとに。
792 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:42
>>790 レス読むと、いろいろ人違いしている方が多いみたいですね。
昨夜の煽り合戦の端緒は、またーりと「ケージとか聞く女の子いるの?」
って誰かがカキコして、それに対して「いると思うよ」って進んでたら
いきなり、別の誰かが横レス入れて煽りだしたって感じでした。
おそらく
>>786さんは、その最初の質問をした人だと思いますけど、とくに
>>789さんのカキコのような、アクセサリーどうのこうのって書き方ではなかった
ですよ。ケージとか、ゴダールとかっていうと過敏に反応する人が多いのは
わかりますが・・・
793 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:46
なんだか色々誤解されていますがわかりました
今後ケージの名は出さないようにします
しかしケージとカキコしたから煽る、ゴダールとカキコしている奴は高尚と思わせたいなんて
ずいぶん貧しい人たちですね。未だに固有名に囚われていて
煽る人達こそがそのようにその名前を見ているからでしょう
彼らの仕事の質の高さは確かなのに
ところでケージだゴダールだという名前は文学で言うと誰ですかね?
794 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:47
>>788 >煽られるのも無理ないとおもうけど・・・。
なんで? もっと具体的に書いてよ。
795 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:49
>>793 >ケージとカキコしたから煽る、ゴダールとカキコしている奴は高尚と思わせたいなんて
>ずいぶん貧しい人たちですね。
禿同。
796 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:59
>>289 あと
>>793では別ににっくさんに対しての批判じゃないですよ
にっくさんの仰ってることはよくわかりますし
しかも煽り荒らしが売り(?)の2chですから
でも自由に煽れる、という匿名性があるんだから別に何書いても良いかな、と思ったので
お寒いマジレスもしてるわけです。別にストーカーになる気はないので安心してください
797 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:00
798 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:05
にっくは悪意なしと思われる。
慇懃無礼な煽り方の
>>792こそ真の厨じゃないか?
糞小説書いとれ。
って800ゲットsage
クソスレは 煽り煽られ 続いてく
803 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:33
祭だわあしょい!! 自作自演と煽りは2chの鼻! 鼻糞いぱーい。
804 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:36
>>788 >いつかストーカーするタイプ
言いたいこと分かります。私も「文学好き処女スレ」みてましたから。
>>796 あなたの言っていることは、いつもその場しのぎの自己正当化ばかり。
よく考えて、相手のレスの趣旨をよく捉えてからレスしたほうがいいのでは?
なんだか必死で平静を装っているのが滲み出ていて哀れだよ・・。
そんな事より1よ、ちょいと関いてくれよ。スレとあんま聞係ないけどさ。
昨日、近所で牛鮭定食食ってたんです、俺。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいでお薦め出来ないんですよ。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、諸刃の剣、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。これ最強。
お前らな、150円引き如きで普段来てない隣の奴にはねぎが多めに入ってる。そん代わりつゆだくが少なめ。これ。
150円だよ、これが通の頼み方。
なんか親子連れとかもいるし。一家150人で吉野家にマークされる。これだね。
よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、ボケが。
お前らな、つゆだくやるからその席空けろと。
吉野家ってのはな、もっと何が、やっぱり、だ。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつつゆだくが始まってもおかしくない。
刺すか刺されるか、そんなのすっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、肉がぶち切れですよ。
そこでまた、喧嘩大盛で、とか言ってるんです。
あのな、つゆだくは雰囲気がいいんじゃねーか。最新流行はきょうび流行んねーんだよ。
得意げな顔して、問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前は本当に殺伐としてるべきなんだよ。女子供を食いたいのかと。
お前、つゆだくが4円って言いたいだけちゃうんかとか言ってるの。
吉野家通の吉野家から言わせてもらえば、今、吉野家の間での吉野家通はもう見てらんない。
ねぎだく、おめでてーな。
大盛りねぎだくギョク。150円。
ねぎだくって来てんじゃねーよ、ボケが。
で、それにギョク(馬鹿大盛り)。玉子かと。
しかしこれを頼むと次から店員150円引きという危険も伴う。
素人は座れないんです。
まあお前らド素人は、吉野家でも行ってなさいってこった。
806 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:38
807 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:39
おかえり。
ですよね。他の話題にしよ。
あやしい・・・<804
810 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:43
よ〜し!まかせろ!
日本文学はなぜ終わったか〜?
知るかー!!!
===================終了――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
811 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:44
ハイホー!!!
祭りの後なのでようやくカキコするが
俺は普通にケージファンなので馬鹿にされてるとムカついてたんだけど
友達に愚痴ってた
つーわけで俺でこの話題を真に
===================終了=============================
813 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:47
なんだかんだいってサゲ守ってるな君
814 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:58
山城むつみ?ここまで親切に言ってて、
どうせ大学出てない高卒ーーがクソや通信は今の慶応で70年代に通信や一芸あるわけねーだろ、
四谷大塚と日進の慶応組IQ170だクソ馬鹿!俺は今メチャクチャ機嫌悪いんだからよ!
マジギレ寸前だからな!−ー元ヤン元族小僧に「高学歴」様がお説教だとよ!
なめるなよ
これが新しい話題としてはいいと思うんだけど
見沢知廉のHPでの発言です
あ、見沢スレが見つからなかったのでコッチに書いたけど
見沢スレでもいいんだけど
平野啓一郎がいるじゃないか。
あの勘違いビジュアル系が。
816 :
吾輩は名無しである:02/02/14 04:53
==========================終了==========================
==========================終了==========================
818 :
吾輩は名無しである:02/02/19 20:36
再開します。
CDに3000円払う気にはなるけど、
本とか映画のDVDに3000円てなかなか払う気にならないですよね?
この板なら払う人ぞろぞろいそうだけど、一般的にはそうじゃない。
何でだ?
819 :
吾輩は名無しである:02/02/19 20:55
>>818 俺もそうだけど理由は
CDはウォークマンで聴きまくったり家でもなんかしながら繰り返し流すけど
本とか映画はわざわざ読んだり見たりするって感じで
繰り返しても数回程度だし面倒臭い、というのがある
820 :
吾輩は名無しである:02/02/19 20:58
>>818 俺も同じだけど理由としては
CDはウォークマンで聴きまくったり家でもなんかしながら繰り返し流すけど
本とか映画はわざわざ読んだり見たりするって感じで
繰り返しても数回程度だしそれが面倒臭いのでもとが取れてないんじゃないか
というのがある
821 :
吾輩は名無しである:02/02/19 21:07
金無い
822 :
吾輩は名無しである:02/02/19 21:18
>>818 CDは、ウォークマンや他に何かしながら流したりして何度も繰り返し聞くけど
本屋映画は「わざわざ」読んだり見たりするって感じで面倒だし、繰り返しても数回程度だし
なんか元が取れない感じがする
823 :
吾輩は名無しである:02/02/19 21:23
あれれ?
>>819>>820>>822 は全部俺一人です
何度書き込んでも書き込めなかったので
ちょっとずつ文章変えたりしながら何度もやってて
それらの直後にこのスレッド見たときは何も書き込まれてなかったんだけど
今見たら三回も書き込んであるじゃないですか!(お恥ずかしい!)
すんませんした
>>823 たまにそういうことあります。理由は知らないけど(誰か教えて
ください)。
825 :
吾輩は名無しである:02/02/19 22:06
>>824 推敲したんですね。
で、完成したのは書き込まないんで鹿?
826 :
吾輩は名無しである:02/02/19 22:07
>>824 推敲したんですね。
で、完成したのは書き込まないんですか?
827 :
吾輩は名無しである:02/02/19 22:09
>>823です。スマソ824
推敲したんですね。
で、完成したのは書き込まないんですか?
828 :
吾輩は名無しである:02/02/19 22:12
↑嘘付くな!偽者め!
829 :
吾輩は名無しである:02/02/19 22:20
825-827 uzai
830 :
愛 ◆oCg3sXtg :02/02/20 10:18
==========================終了==========================
831 :
吾輩は名無しである:02/02/20 10:42
書き手(供給側)が以上に増えてきたのは
ワープロ、パソコンの普及が関係している。
便利な道具の登場で供給過剰になったということ。
いったん供給過剰になると普通の商品は
1.質の向上
2.値下げ
によって淘汰されるが、文学のような一種芸術的なものは
1.がある程度のレベルまでしか進まない
(川端作品の質を向上させろと言ってもそれ以上は個人の好み)
特に価値観の多様化で、どんな日本語が正しいのかが
揺らいでしまった現代では2.に走るしかなくなった。
それによって「大勢に受ける作品を量産する作家」が重宝され
今のような状況がうまれる。
同じような事は将来、漫画にもゲームにも起こる可能性があるのでは
832 :
吾輩は名無しである :02/02/20 10:44
恋愛にかかる費用を「取材費」という名目で、
出版社の経費で賄うようになったから。
自腹の恋愛=本気の恋愛
経費の恋愛=小説のネタにするための恋愛
経費の臭いがぷんぷんする、そんな貧乏くさい小説、
誰が読むの?
833 :
愛 ◆oCg3sXtg :02/02/20 10:51
==========================終了=========================
…おっと!真面目な人がレスしてた。失礼。
834 :
吾輩は名無しである:02/02/20 22:14
835 :
吾輩は名無しである:02/02/21 03:23
食べ物が軟らかくなるいっぽうなので現代の日本人の脳はマシュマロ化の一方だ
誰の脳もフワフワに夢想して仕事と恋にだけ悩んで、寿命が来るまでそんな日だけで
日常をつづるだけで純文学たりえた過去の怪物達を生んだ怪物的な日常を取り巻く空気
今じゃあ日常をいくら吐血さながらに綴ったって
すべてサラダ記念日に飲み込まれてしまう
昨今よく政治家が首をつ吊るが、奴らにもし類い希なる文才があったなら
文学も息をし続けられたかもしれない、そんなことを考えてしまう、、
減速の一途を辿る空気の中に生きていて、想いはこの俯き加減を
文字にするほどの気力を持たない
たとえこうして文字にして走り書きをしてみても
1パーセントの文学も棲めない、迫る様な怪物の中に行きたいが
昔の本の中にしか、そんなもの見つけられない、、
836 :
吾輩は名無しである:02/02/21 03:31
想像力の問題です。ただの。
837 :
吾輩は名無しである:02/02/21 12:53
==========================終了=========================
最近文学板も哲学版も著しくレベルが低下してるけど
まあもともと哲学版のほうは嫌いだからいいけどね
========================終了=====================
839 :
吾輩は名無しである:02/04/17 09:13
========================再開=====================
840 :
吾輩は名無しである:02/04/21 08:40
本が売れねーよ
どうするよ。
841 :
吾輩は名無しである:02/04/21 11:55
「文」の後に「学」をつけた時点でおわってる
小説なんて所詮娯楽なんだから堅苦しくするな
842 :
吾輩は名無しである:02/04/21 12:35
娯楽じゃないと思った人が「学」をつけた。
「学」が永久に続くものだと思ってる人が憂慮を感じてるだけ。
文学といわずに、積極的に文芸といえば、三十年後ぐらいには
復活してるかもしれない。
844 :
吾輩は名無しである:02/04/21 12:51
そのとぉーーーーり!!!
845 :
吾輩は名無しである:02/04/21 14:59
そうそう、おもしろい作品がで
846 :
吾輩は名無しである:02/04/21 16:35
三十年後かよ・・・
847 :
終わったのは俺:02/04/21 18:37
21歳。
外は雨が降っている。
ベランダに注ぐ雨粒の音。
それを聴きながら原稿用紙に向かうが、
今日も書けない。
志を持つ人間は必ずいる。
そしてそのような人間がいる限り、
文学は廃れはしない。
…とか言っとく。
848 :
吾輩は名無しである:02/04/21 19:09
読者レベルの低下と商業主義だろ
849 :
吾輩は名無しである:02/04/21 19:11
何時の時代も文学は終ったとか言われておるよ
過去の偉大な作家でも数作の代表作とか例外的なのを除けば糞作品多いよ
平均点が超高い漱石くらいが例外なもんで
現代作家はどうしても良作の「すき間」みたいなのも含めた全作品を読まれてしまうから
過去に比べて駄目だとか言われるけどそんなことないよ
現代もだいたいこのくらいのペースでしょ、いい作品が出てくるのは
一人の作家が数十年の活動で二、三作いいのが残ればそれでいい
だから阿部君も気を落とすな・・・
850 :
吾輩は名無しである:02/04/21 19:40
なるへそ
851 :
吾輩は名無しである:02/04/21 20:10
新作で古典的な名作が読みたいよね。
群像の書評で石川忠司って誰だか知らない人が
「最近の若手の作品の大半は日常的なリアリズムでもなければ
波乱万丈の物語でもなく、つまりは日常という名の『冒険小説』に属するといっていい。」
と言ってる。(そういうの)「もう飽きた」と言ってる。
わかってるんだけど、そういうのつい書いちゃうんだよ。
そういう小説が現代小説と言うならまだいいんだけどそういうわけでもない。
ここから出られないとホントに日本純文学はマニアックなだけのものになってしまうと思う。
王道を往ける人がいないのが今の問題では無いのかな、と。
852 :
吾輩は名無しである:02/04/22 19:34
>849
ちゃんと漱石も阿部も読んでる?
漱石なんかほとんど作品は破綻してるよ。こんな下手な作家は稀。
漱石や二葉亭が偉大なのは、作品の完成度とは無縁。
阿部は傑作を1つも書いてない。明かにレベルは落ちてる。
確かに2、3の作品を読んだだけで、作家の判断はできないけれど、
今はホントどうしようもない。もう90歳近くになろうかという小島信夫
の最近の1冊だけで、今の現代作家の10人は死ぬ。
>>852 ってことは裏を返せば
文学としての名目を保つために「完成度」はいらないということですよね。
「そういうものが文学だ」では話も広がらないしアレなんで恐縮ですが。
そもそも作家自体が「完成度」を意識して書いてるのかどうかあやしいじゃないですか。
文学作品というモノが表に出てくるのはいつも「その時代性を反映していて
一般受けするかどうか」みたいな観点から判断されて、ですし。
854 :
吾輩は名無しである:02/04/22 21:36
【『わしズム』(小林よしのり責任編集長)4月25日(木)創刊 定価(本体667円+税)】
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855 :
吾輩は名無しである:02/04/22 21:52
>>852 阿部は全部、漱石もほとんど読んどりますよ
俺は現代作家の中で阿部を擁護したい派だけど
さすがに漱石と比べるのはつらい
漱石が破綻してるのはわかるけどだから偉大なんでしょ
そういう意味でも平均点が高いと言っとりますです
つーか個人的にはあんまり破綻してるとか関係無い初期のが好きです
倫敦塔とか永日小品(つーかこれ初期だった?)とか
でも過去もそんなに今より凄かったかというとあんまりそう思わないんだけど・・・
僕の読書量では全然駄目なのでいくつか具体的な作品名を上げて比べてみてくれるとありがたいっす
>853
>855
うーん、俺にはよくわからん。明治の頃のものを日本の近代小説だと取り
敢えず定義すると、今のが文学だとは到底思えん。
でもある種の落差っていうことでいえば、確かにいつの時代にもあって、
例えば、明治、大正から昭和に入ったときも文学のレベルは落ちている。で
もそれは質的に変わったというほうが正しくて、漱石や二葉亭らと、新感覚
派やプロレタア文学、私小説とを比べて、前者のほうが絶対的に凄い、とい
う説は100パーセントいい切れない。当時は戦争があったから、そういう
諸々の研究対象として、閉塞した昭和の文学も未だ有効だと思う。右翼なら
逆に「洗練」っていうだろうね。そもそも文学は国家を捏造する意図が多分
にあって発展したわけだし。
これは戦後も似ている。戦後派から第三の新人、大江、石原、安部、それ
から内向の世代とだんだんレベルが落ちていく。ドラゴン、春樹らは売れた
ってことがあるから、また別の枠組みで評価の対象になるけど、今の小説は、
面白くもなく、かつ何かの研究対象になる材料とも思えない。ただ単に時代
の閉塞した衣装を纏い、「文学」を名乗っているだけ。
これは今の日本の経済状況と同じだと思う。その場凌ぎで、仮初めのもの
を成り立たせるとしか思えない。こんなことは批評家や小説家は皆自覚して
いると思う。日本だけじゃなくて、世界的にもそういう状況なんだし。
具体的な名前を挙げると、阿部とか何処がオモロイのかわからん。俺は中
上に対しても否定的なんだけど、三島なんかと一緒で、「研究材料」にはな
るから、有効だと思う。でも阿部は何が有効なのか、何もわからない。
ただそれくらい阿部も弁えていると思う。2ちゃんでも叩かれてるけど、
だからも色々やってるんだろう。評価したいところもあるけど、おまえじゃ
なくてもいい、という気がどうしてもする。20、30年かけて小説書けば
いいと思うけど、そういう気構えも感じられないから、バツ。
857 :
吾輩は名無しである:02/04/23 11:18
今、中上くらい気合入ってる人っているの?
戦後十年か二十年くらいが一番良かった
>>852,855
漱石のどこが破綻してるわけ?
何か理屈があるにしても、漱石を説明できない文学理論なら、
そっちのほうが破綻してんじゃないの。
あのー、阿部というのは安部公房のことでよろしいのでしょうか?
861 :
吾輩は名無しである:02/04/24 00:01
>859
意味わからん。虞美人草以降は、全部破綻してるだろが。
だからテクストとして優れてるってことよ。
漱石説明してる理論読みたいなら、江藤と柄谷読みなよ。
おめーら読者連中が馬鹿だからだろ。
作家だって書く気なくすだろ。
863 :
吾輩は名無しである:02/04/24 00:28
思うんだが、日本文学って暗かったり、
悲しい話が多くない?
近頃明るく楽しそうな小説探してるんだが
なかなか見つからん。
864 :
吾輩は名無しである:02/04/24 00:48
>861
「破綻」の定義を説明してください。
865 :
吾輩は名無しである:02/04/24 00:52
>863
多くないよ
866 :
吾輩は名無しである:02/04/24 05:33
>863
北杜夫・司馬遼太郎
867 :
吾輩は名無しである:02/04/24 10:20
>861
これはマジレスか? わからんから半分くらいマジメに答えるが。
煽りたいんならつっこめ。
今手元にある国語辞典で調べると、「破綻」は、物事・人間関係などがど
うしようもない状態に陥ること。成り立たなくなること、と書いてある。
ちょっと不親切だな。隣にいる同僚に聞いたら、壊れることだ、といった。
この辞書の言葉に欠けているのは、破綻というものが、対象を描こうとし
たときにこそ陥る作用だ、ということ。
例えば、漱石が苦しんでいた“近代的自我”は、直接描けないものだった
ことは自明。漱石にとっての文学は、近代以前のものだったから。よって自
分が描きたいものが、自分が呼吸している社会では対象を喪失し、上手く作
用できずに、その崩壊が、作品形成にまで及んでいるということ。
比較的マシな読み物だと思える中期の「三四郎」「それから」とか後期の
「こころ」「道草」なども、よく読むと作品中に“謎”が沢山散りばめられ
ていて、ひとつの定義では収まり切らない。「坑夫」はまんま謎の作品。
「行人」や「明暗」は明かに未完。「門」はそのまま意味わからん。
ただそのような描くことの不可能性を描こうとする行為が、近代小説の出
発としてあったことは事実で、カフカもドストもジョイスもそう。ドストも
漱石と似てる。意味わからん、という意味じゃ、カフカも同じ。
漱石の場合、その壊れ方が、バラエティに富み、様々な技法や方法論を駆
使し、精神分析的アプローチまで及んでいるため興味を惹く。それが一筋縄
ではいかない「近代」という矛盾そのものを表している、と。
それを西洋に倣った「日本近代」への反逆だ、と取ったのが江藤で、実存
そのものの核心に迫ったというのが柄谷。
>861は>864の間違い、スマソ。
869 :
吾輩は名無しである:02/04/24 13:41
この2ヶ月に2度も盗作報道が大々的になされた、田口ランディ。
直木賞候補作家が続けて2回もなんて、いくらいまどきなんでもアリの出版界でも
異常。ランディは日本文学に入るかも疑問だが。
ただ、芥川賞作家(村上龍)がもちあげたのは大きい。
出版社も編集者も読者も、責任があるのは確かだと思う。
870 :
吾輩は名無しである:02/04/25 21:43
とにかく大御所扱いの現代作家にいいのなんていないよ。
村上春樹の短編なんて、全てニューヨーカーに執筆してた作家の
二番煎じにしか思えない。なかにはアーウィン・ショーの短編とプロットから
主題までそっくりうつしたようなのもあって、うんざり。
いい作品はいい読者が育てる。
そういう意味で、日本文学の低迷は
読者のレベルの低下といえるな。
872 :
吾輩は名無しである:02/04/25 21:59
>>1 ところで、商人の子さん、日本文学のこれぞ、金字塔、
と思われる作家、作品ってあります?
あるいは、単にお好きな作品は?
スレ違いだけれど、聞いてみたい。皆様は?
873 :
吾輩は名無しである:02/04/25 22:39
文学が終わるって意味がよくわからん
終わる訳ないじゃん
874 :
吾輩は名無しである:02/04/25 22:41
始まってないから?
875 :
吾輩は名無しである:02/04/25 22:41
>>872 好きな作家とかっている方がおかしいと思う
876 :
吾輩は名無しである:02/04/25 23:06
877 :
吾輩は名無しである:02/04/26 00:40
>867
江藤や柄谷は、自分の都合で、漱石のある部分は技法であるとみなし、別の
ある部分は破綻であるとみなしてるんじゃないかなあ。江藤も柄谷も読んで
ないので、おれの妄想かもしれないけど、彼ら批評家が漱石を破綻している
と言っているなら、どんな根拠でそう言ってるのかなあ。わざと文法的にお
かしなものを書く作家もいるくらいですから、論理的に辻褄があわない話を
書いたとしても、それが意識的ではなかったとか、不可能性を描こうとして
描き切れなかったとか、なぜ言えるのか。ましてやその破綻が、テクストと
して優れているのであれば、漱石はただ優れたテクストを目指してそれがう
まくいったというだけだと思う。それをあえて破綻と呼んで、だから時代を
体現していて偉大だと批評家が言っているのであれば(反逆とか実存とか言
ってるらしいから、そう感じたんだけど)、今の時代は、そうやって現代小
説と現代を結び付ける批評の力が弱くなったために、文学が終わったように
見えるのかもしれない。
878 :
吾輩は名無しである:02/04/26 14:42
↑あなた中学生でしょ。高校生になったら、ちゃんと本読みましょう。
漱石程度なら、別に難しくはないですよ。これは別に煽りでも何でもなくて。
まだこんなイタイ議論が続いていたのか!誰か1000まで荒らしたらどうだ?
880 :
吾輩は名無しである:02/04/26 15:15
878は無視するとして。
批評が説明する力がないから終わったように見えると?
じゃあ昔はよく批評できていたわけ?さらにだから文学が盛んだったと?
881 :
吾輩は名無しである:02/04/26 15:51
間違いなく日本文学は幸田露伴で終わった。
882 :
吾輩は名無しである:02/04/26 16:53
おまえらいったい何を知りたいんだよ。本読めよ。
883 :
吾輩は名無しである:02/04/26 16:56
幼女を陵辱する快感を、知りたい。
884 :
吾輩は名無しである:02/04/26 17:46
他にも娯楽が多いからなー。
ファミコンがもうあまり使われてなくてごく少数のマニアが
まだしつこく遊んでいるようなものじゃない?
おれの関心は、優れたテクストを破綻していると言うのはやっぱりおか
しくないかってとこです。そのおかしさは、きっと、批評家は「反逆」
とか「実存」とかの方に興味があって、そういった自分の時代への解釈
に、漱石の方を当てはめようとしてる面があるのではないか、それはテ
クストの純粋な解釈という立場から見るとやはりおかしいのではないか。
って話をどっかで読んだのを、自分の考えみたいに思い込んで書き込ん
だだけかもしれません。確かに中学生レベルかもしれませんが。
>880
で、批評がそもそもそういうもの(時代と小説を結び付けて論ずるもの)
なら、今の時代の小説を、テクストとして優れていなくても、いや、そ
れどころか、それがテクストとして破綻しているからこそ、今の時代を
体現している、みたいに評論できるはずで、そしてその評論が力を持っ
ているなら、普段小説を読まなくても、少しはそう言った話が聞こえて
きて、文学が話題になっているんだなあと思うはずだが、あまり聞こえ
てこないようだなあ、と思った次第です。
つまんないかな。すまそsage
>>885 申し訳ないけど本当に批評(もちろん優れたものに限って)を読んだ上でのカキコとは思えないよ
批判してることに対してじゃないよ、たんにその内容が
批評を読んでないと言ってるヴァカと、
批評を読んでないと言ってるヴァカに、
批評を読んだ上でのカキコとは思えない
と言ってるヴァカ
888888888888888
889 :
吾輩は名無しである:02/05/20 02:46
批評家が粘着だからだ。それしかない。
死ね!批評家どもよ!
890 :
吾輩は名無しである:02/05/20 02:47
善男のせいだろ。
891 :
吾輩は名無しである :02/05/20 02:51
終わってたのか、知らなかった。
あれ?じゃあ本屋にあるのは何?
本当に文才のある奴が2chにたむろってたりするあたり、
資本主義社会の入り組んだシステムが、
シンプルな人生を日本人から奪ってしまったんだよ。
複雑になりすぎた。
893 :
吾輩は名無しである :02/05/20 03:27
895 :
吾輩は名無しである:02/05/20 03:58
ケンカすんなよ
896 :
吾輩は名無しである:02/05/20 04:27
>>894 下らないスレをたてて、他のスレで切れる。
社会に出るとそれじゃ通用しないぞ。
897 :
吾輩は名無しである:02/05/20 05:31
「旧字」はともかくも『旧仮名遣ひ』をないがしろにしたのが問題。
現代仮名遣ひは、文語的リズムを殺した無味乾燥のもので、
声を出して朗読するには、全く味がなく、
漢語のリズムとも合はないので、漢語知識が育たず、表意語の持つ
内観的発想が消へてしまつた。
検索で、岩波文庫『こがね丸』を一読してみて、当時の少年達が、
高度の言語能力を備へていた事に驚いたよ…
戦後の「国語改革運動」が悪の根元だね
898 :
吾輩は名無しである:02/05/20 06:25
近代が終わったからである。
今や日本文学はサブカルっしょ。
カルチャー文学誰がやってんの?
そのこと自体は良し悪し付けらんないと思うけど、
今だ文学をカルチャーと信じてる思考停止の方々は対応に困る。
900 :
吾輩は名無しである:02/05/20 11:55
宇多田ヒカルのビデオクリップに現代文学は
存在感からして完全に負けてると思います。
901 :
吾輩は名無しである :02/05/20 12:31
>>897 同意。□田□存の「私の國語□室」文庫化されてやっと読んだ。
902 :
吾輩は名無しである:02/05/20 20:05
>>900 サクラドロップスね、いい。
まぁあれもああいうジャンルじゃ全然珍しくはないけど。
それでもああいうのに需要があるのにぜんぜん文学屋さんは対応できないね。
エンタメよりか、純文のほうがずうっと近いところにいるはずなのに全然興味向けて無いんだもんな?
表現することを作家がまったく考えてないからだ。
ああいうの文化人とは言わない。
分野が黄昏ると、人間まで黄昏たのしか居なくなるのか。
古い場所で重箱の隅突っついてるだけで、新しい所へ出て行くヤツが誰も居ない。
時代に取り残されたオヤジどものようだ。
おまえだ、そこの作家!批評家!編集者!
903 :
吾輩は名無しである:02/05/20 20:33
文学にもプロモーションビデオ付ければ?
というのは冗談にしても、プロモーションに失敗して
他のメディアから差をつけられたというのはある。
904 :
吾輩は名無しである:02/05/20 21:03
905 :
吾輩は名無しである:02/05/20 21:19
いいえ、マジです。
906 :
吾輩は名無しである:02/05/20 21:25
宇多田ヒカルに感心してる時点で駄目です。
907 :
吾輩は名無しである:02/05/20 21:27
愛内里奈よりはマシです。
902はただの暇なあおりすとです。
909 :
吾輩は名無しである:02/05/20 21:58
オヤジらに何言っても無駄だよ。
ついでに権力持ってるし。
まあそれと戦うのが若い人なんだろうけど、
上から抑えられてては何もできないのが現状だよ。
それは作家、評論家、編集者がどうとかいうのもあるけど、
読者も何もいわないからだ。
>902もそこまで言うなら、抗議文の一つでも送ってくれよ。
おれは事情があって、そういうことはできんのだ。
うんこ
911 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:18
じゃあ中原昌也とかは、あんた的にはどうなんだ?>902
912 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:20
別に
913 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:25
じゃあ阿部和重とかは、あんた的にはどうなんだ??>902
914 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:37
思い出すだけで笑える
915 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:40
じゃあ笙野頼子とかは、あんた的にどうなんだ?>902
つーかテメーら要するに純文学なんて売れてないからダメだってだけだろ
閉鎖的な文壇から外へ出ろってか?
テメーらは東浩紀か
んなこと言うんだったら古井の小説をベストセラーにしてくれ
明らかに優れた価値のあるたくさんの古典文学や思想所を売ってくれよ
無理だろ?受け手側の問題だよ
917 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:49
刷ってないものを買うことは無理です。
お、おれのを無視するなよ>902 さびしーぞ
うるせーボケ
920 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:55
>918
ババアは嫌いなので
あの顔を思い浮かべるだけで苦痛が伴います
具体的に、読者は何をすればいいのか。
いい案があれば…。おれは売れなくても、
それでも純文学と言われるものは、やはり自分には必要なのです。
ただし、村上龍とかは別ね。
922 :
吾輩は名無しである:02/05/20 22:59
>具体的に、読者は何をすればいいのか。
具体的にも何も読むだけでしょ、読者としては。
インターネットあるんだから売れてない本も手に入りやすいし
売れる売れないはもうどうでもいいんじゃないの?
別に閉鎖的でもなんでも良いよ
80年代は売れなきゃいけない時代だったらしいが
今は違うでしょう
924 :
吾輩は名無しである:02/05/20 23:05
いや、読んでさあ。きちんと意見書いてハガキ送るとか。
多少イタイ自分にたえなきゃならんけど。
だって、2ちゃんを編集者の人間が見てるとは思えない。
人材不足でヒマないだろうし。それはやはり赤字部門だからで、
やろうという企画もままならず。
だからって、売れる奴をひっぱれば、
読者が納得するのかっていうとそうでもなく。
925 :
吾輩は名無しである:02/05/23 03:41
おお…まだ伸びていたのか、このスレは。愛情を込めて箴言する。
==========================終了==========================
しんげん【箴言】
1 いましめの言葉。
用例・作例
ソロモンの―
2 「格言・金言」の意の漢語的表現。
Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997
927 :
吾輩は名無しである:02/05/23 04:05
日本文学が終わった理由?そんなことより最近、なにが勃たないんだよねえ。
928 :
吾輩は名無しである:02/05/23 11:33
何らかのマスメディアに個々人が一日中どっぷり関わる今の社会において、
以前は多分にあったはずの社会―自己、外的現実―内的現実
のまっとうな摩擦熱というか、そういうものが見えにくくなってる。
阿部とか青山とか東とかを比較的マシな部類に分類しなければならない
っつー現実を見つめると、
まあまっとうな感受性を持った人間は、
突き詰めると破綻することが分かっているので
自ら思考停止という道を選ぶしかないのではないかと。
三島由紀夫のように周りから見れば
いたましいアホみたいな殉文学に走るのもありなのか?この際。
今、多分、絶対多数が選んでいるのは多かれ少なかれ「思考停止」
という哲学(ある意味)だと思う。
自分も含めて。
言葉のもつ有効性が疑われているっていうのが
唯一今の普遍的真実のような。
あと、内面の豊かさとか人間の心はこう動くもんだ、
みたいな思想に対する慢性的な疑い。
そういう意味では
中原昌也は最低限の、本当に最低限の現状の理解
という点ではクリアしている気がする。
マスコミと文壇、大学教育、戦後自由民主主義、
右翼、左翼、サブカル、自分探し系アホ小説、
時代遅れのアカデミズム、思想同人誌グループ
、その全てから遠く離れたところにしか
これからの文学が存在し得ないとすると、
それはもはや文学と呼ばれるものではないのかもね。
それがどんな形であれ
(現代美術であれ
壁の落書きであれ)
でてきたら、俺はそれを文学と呼ぶことにしようと思う。
929 :
吾輩は名無しである:02/05/23 11:35
書きすぎた粘着。
マスコミと文壇、大学教育、戦後自由民主主義、
右翼、左翼、サブカル、自分探し系アホ小説、
時代遅れのアカデミズム、思想同人誌グループ
、その全てから遠く離れたところにしか
これからの文学が存在し得ないとすると、
それはもはや文学と呼ばれるものではないのかもね。
それがどんな形であれ
(現代美術であれ
壁の落書きであれ)
でてきたら、俺はそれを文学と呼ぶことにしようと思う。
930 :
吾輩は名無しである:02/05/23 13:46
文学=哲学?
どうしてそうなったんだろう。
931 :
吾輩は名無しである :02/05/23 13:49
>>930 ローマやギリシアの学校では最初に哲学を学び、それから文学/天文学/数学/法学へと
進んだのだが、何か?
932 :
吾輩は名無しである:02/05/23 13:53
哲学から分化したのが文学なら、なんでまだ哲学やってる。
というよりなんでブンガクは学問なんだろう?
933 :
吾輩は名無しである :02/05/23 13:57
ん〜。今は学問になっていないジャンルの方が少ないんじゃないかな。
専門学校とかカルチャースクールまで広げると。
小説の書き方までカルチャースクールは教えてるからね。
934 :
吾輩は名無しである:02/05/23 14:08
だったら小説でウヨ・サヨやってても文学じゃん?
なのに
>>928みたいな訳のわからない論理で勝手に定義する人間がいるから
ろくに評価できる人間が残らないんじゃん。
文学は、文章の実験場という意味もあるよ。
>言葉のもつ有効性が疑われているっていうのが
>唯一今の普遍的真実のような。
じゃあそれを分かりつつも、他人に向けてこうして書き込みなんかする、
あんた
>>928もおれも、ただの遠吠えか。
それでも書くのをやめられない、
いや、生きていても仕方がないと嘆きつつも、
やはり生きていくしかないんだぜ!この野郎!
ぐだぐだ言わんと、生命力見せろや!
936 :
吾輩は名無しである:02/05/23 17:32
もう何だか「文学」自体が社会に対する負け犬の遠吠えっぽいしな
937 :
吾輩は名無しである:02/05/23 17:36
ユーモアが欠けてる。
センチメンタルにコミュニケーション不在とか
心の闇(アホか!!)
現代社会とかほざく前に、
すぐれたユーモアを持った文学求む。
岡崎祥久
939 :
吾輩は名無しである:02/05/23 22:58
団塊の世代以降、若い奴=バカってことになった。
昔はもっと若い奴は偉かったよな。今、別の意味で若さは特権だけど。
でも、それは女の裸とスポーツのみ。平和だしさ。
今のオヤジ連中も妙に若返りつつあるが、ツマラン。国民総体的にアホまるだし。
文学が終るかクソもあるかよ。その前に、もっと本読めよ。
940 :
吾輩は名無しである:02/05/24 13:23
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( ノ__ノ ( ノ__ノ(__/ \____(____人
941 :
吾輩は名無しである:02/05/25 13:33
「文学の質をあげたかったら
戦争を起こせばいい」
∧
真実。
必要とされていないなら
生み出す必要もない。
本当に必要とした時に
自然にウマレルだろ
942 :
吾輩は名無しである:02/05/25 17:57
>>939 「最近の若者は・・・・」
っていうのは団塊以降どころか1000年以上前から言われ続けている事です。
年よりは若者を妬み、価値観を理解しないのはいつの時代も一緒。
むしろ、最近になって徐々にそういう壁は薄れてきたと思う(漏れの主観だが)。
943 :
吾輩は名無しである:02/05/26 00:24
>>942 しかし、それはよいことではないという罠。
944 :
吾輩は名無しである:02/05/28 19:47
よーし、お父さん語っちゃうぞ!
945 :
吾輩は名無しである :02/05/28 19:49
パパ、今日はカレーだね!
ちがうよ。
ナウなヤング諸君と文学について語り合いたいんだ!
947 :
吾輩は名無しである:02/05/28 19:52
うっせーバカ。
話し合おうよ。
君達は他者と向き合ったことがあるか?
わかった。じゃあビール持ってくる!
950 :
吾輩は名無しである:02/05/28 19:53
うっせーバカ。
951 :
吾輩は名無しである :02/05/28 19:57
>>950 フォッホッホ。若いのは元気じゃな。その元気を文学に向けてみてはどうじゃ?
ナウな君達にとって文学ってなんだ?
私が若いころは文学に生きる糧を求めたものだが。
いまの若者はそういうのを格好悪いと思うようだな。違うか?
早く100とって、こんなスレ沈めようぜというのが本音。
次スレたてるのは禁止だからねー。
954 :
吾輩は名無しである:02/05/28 20:02
うっせーバカ。
955 :
吾輩は名無しである:02/05/28 20:03
>うっせーバカ。
まったく今時の若者は同じ言葉しか吐けんのか。
956 :
吾輩は名無しである:02/05/28 20:04
うっせーバカ。
お父さん、ちゃぶ台を引っくり返しちゃうぞ!
だれも相手してくれないから、
お父さんはもう寝るぞ!ったく近頃の若者ときたら。
959 :
吾輩は名無しである:02/05/28 20:43
次スレは俺が建てる予定
ちょっとテーマをひねろうか?
どんなのがいい?
戦争を起こせば文学は生き返るを真実であると仮定すれば、
文学者は先の未来や民族の行きつく先に警鐘を鳴らす存在
だということでしょうか?そう仮定する場合に、文学者は
もはや社会に対して無力である、という絶望があったと
仮定して、それは文学自体の影響力の低下と関係がありま
すか?アメリカ資本主義どうこうというのは文学者の絶望
からきますか?それとも保身からきますか?
事実は小説よりきなり、も文学の衰退に影響しますか?
その場合、作家はフィクションの力への信頼と自信を失って
いますか?それともそこが、能力の低下の結果ですか?
酔っ払っているときに書きこむとろくなことになりませんね?
でも価値観の多様化が叫ばれるなら、そこにこそ文学の
必要性はありませんか?村上春樹のように、そこを見つめることで
生まれるものはありませんか?篠原一はそんなにだめですか?
「インストール」はこの隙間に入り込んだ小説では
ありませんでしたか?それともそんな絶望もうあきあきですか?
正直にかくなら「インストール」はやりすぎです。根拠は
挙げられないけどなんとなくです。でもスコーンと綺麗に
かたづいていて天晴れな感じもしませんか?どうですか?
…こんなところが読者として終わってますか?
というのをタイトル候補にあげたらど突き飛ばされますか?
961 :
吾輩は名無しである:02/05/28 22:37
別に構いませんが読みにくいです、非常に。
962 :
吾輩は名無しである:02/05/28 22:37
「終った」とかいうと
本当に終ったのかどうかとかよくわからんし
どうやったら活気を取り戻すのかとかそういうのでいい
963 :
吾輩は名無しである:02/05/28 22:38
僕達はコピー世代。
僕の前の世代は映画や文学に影響うけてる。
僕達の世代はアニメと漫画。
今の人達はゲームかな。
964 :
吾輩は名無しである:02/05/28 22:38
>>960 絶対やってくれ、それで。できるもんならやってくれ。
965 :
吾輩は名無しである:02/05/28 22:40
うっせーバカ。
966 :
吾輩は名無しである:02/05/28 22:45
966
967 :
吾輩は名無しである:02/05/28 23:41
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| / 三三
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なんにしても、
渡辺淳一がベストセラーな世の中だものな…
出版界的にいえば、日本文学は佐渡の「トキ」状態か・・
970 :
吾輩は名無しである:02/05/29 00:14
シンプルに
「日本文学が終わっちゃった理由を述べよ part2」
で明日建てるから。
971 :
吾輩は名無しである:02/05/29 01:16
>なんにしても、
>渡辺淳一がベストセラーな世の中だものな…
最高じゃん
ちょっとなにいってんの、だれか忘れてない?
>>969 それ言うなら、横山ノックが府知事で
石原慎太郎が都知事な世の中だものな・・・
と言ってくらはい。
974 :
吾輩は名無しである:02/05/29 01:21
どうでもいいけどノックはもう府知事ではありません。
文字文化から映像文化に移ったから
977 :
吾輩は名無しである:02/05/29 02:03
あれ? ノックって死んだっけ?
ノックは廃人になりますた
979 :
吾輩は名無しである:02/05/29 17:44
ノック最強
980 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:53
馬鹿スレ終われ。
981 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:53
unnko
982 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:54
糞
983 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:54
松本伸介
984 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:55
はじまるよ〜
985 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:55
チンカス
986 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:56
死ねよ。
987 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:56
孫
988 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:57
ケツ毛野郎
989 :
吾輩は名無しである:02/05/29 23:59
鬼武者
990 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:00
終わったものは追求されない…。
991 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:00
ジョー小泉
992 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:00
くさっ!
993 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:01
993
994 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:01
ゆっくり、ゆっくり
995 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:01
994
996 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:01
取る!! の?
997 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:01
リサタンハハァハァ
998 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:02
一刷で1000しか刷らないからなあ。それでも5000人・・・図書館ぬかして、
4000人、阿部の関係者抜かして3500人、阿部が1000冊は買い占めているから、
2500人、出版社の在庫に500冊あるとして、2000人は買って読んでいるだろう、
世界中で。すごいな、阿部w
999 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:02
ちんこ。
1000 :
吾輩は名無しである:02/05/30 00:02
あほ阿部!
1001 :
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