芥川賞と直木賞の違い

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1・・・名無しさ・・・
よく分かりません。教えてください。あとお勧めは?
2吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 08:39
200枚未満が芥川賞。200枚以上が直木賞。
3吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 08:42
芥川龍之介と直木三十五は全くの別人です。
4吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 10:11
おそらく選考委員が違います。
5吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 10:17
純文学系が芥川賞。
大衆文学やエンターテイメント系が直木賞。

よく使われるジョークとして、
「芥川龍之介が生きていたら直木賞を取っただろうし、
直木三十五が生きていたら芥川賞を取っただろう」
と言われる。
6吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 11:19
>>5
そのジョーク面白くないし、そんなことはありえないと思う。
7吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:31
>>6
君のように意味が分からない人にとっては面白くないよね。
君は自分の教養不足を晒して恥をかいてるんだよ。
ひょっとして1か?
8吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:38
6は単なる文学初心者の厨房なんだから、相手にするなよ。
きっと芥川賞という言葉さえ知らなかったような奴だよ。
9吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:49
>>5の言う通りです。
106:2001/08/16(木) 15:52
1じゃないです。

なんで?
芥川龍之介の作品読んで直木賞とれると思う?
直記三十五の作品読んで芥川賞とれると思う?
直記三十五ってペンネームからして芥川賞向きじゃないじゃん。
11吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 15:57
5はけっこう昔から言われてたジョークなんだよね。
12吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 16:04
芥川の頃はエンターテインメントと純文学の区別は
なかったんだよね。
「鼻」とか「芋粥」とか初期芥川は
エンターテインメント性もけっこう持っている。
王朝もの自体が今の純分学の水準からいうと
あまり喜ばれないしね。どうしても時代劇は
エンターテインメント臭が強い。例外はたくさんあるけど。
でも晩年はいっちゃってるね芥川。
あれなら芥川賞とるよ。審査員次第だけど。
「この作品は作者の気迫に満ちているが
 場面の連結にあいまいなところがあり
 推すにはあと一歩だと思った」
とか言うやついそう。
136:2001/08/16(木) 16:20
俺は、「鼻」とか「芋粥」こそが純文学だと思う。
あれはもともとある話のアレンジだから、内容は芥川が考えたわけじゃないじゃん。
まさに文章を読ませるもの。

というわけで結論。
文章を読ませるのが芥川賞
内容を読ませるのが直木賞


あと、5が言ってたジョークは言葉遊びみたいなもんだと思う。
ジョークのためのジョークって感じじゃん?
14吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 16:22
夏目漱石は芥川賞とってないよね? たいしたことないんだね。
15吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 16:49
>あれはもともとある話のアレンジだから、内容は芥川が考えたわけじゃないじゃん。
>まさに文章を読ませるもの。

じゃあ、司馬遼太郎の歴史小説も芥川賞?
16吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 16:54
>あと、5が言ってたジョークは言葉遊びみたいなもんだと思う。

ていうか純と大衆の基準のあいまいさを皮肉ったギャグでしょう。
どんな純文学もエンターテイメント性、少しはあるし。
176:2001/08/16(木) 16:59
>>15
> じゃあ、司馬遼太郎の歴史小説も芥川賞?
全然違う。

>>16
そういうことか。やっと意味がわかった。
18吾輩は名無しである:01/08/31 18:37 ID:GydO7CMg
アタラシイ言葉の世界を発明してるのが芥川賞ではないでせうか。
一概には言えないけど。
19吾輩は名無しである:01/09/01 19:27 ID:gQ6.Npeo
純文学は毒で、エンターテイメントは薬だとも聞いたが。
20吾輩は名無しである:01/09/16 01:45
つまり、吉野家と松屋の違いに似ている、ということで良いですね?
21吾輩は名無しである:01/09/16 17:02
ノーベル文学賞を取った芥川賞作家はいるが、それを取った直木賞作家は
いない。これからも現れない。当たり前だけど。
22名無しさん:01/09/16 17:04
井伏鱒二が直木賞で松本清張が芥川賞って、逆じゃないかという気もするのだが…
23吾輩は名無しである:01/09/16 22:42
>>22
松本清張が芥川賞をとった『或る小倉日記伝』は、最初直木賞候補だったが直木賞の選考委員が、これは芥川賞だろうといって芥川賞選考にまわした。
24吾輩は名無しである:01/09/16 22:43
芥川賞は作品に、直木賞は作家にってのはあるよね、明らかに。
25吾輩は名無しである:01/09/16 22:52
ないだろ?
26吾輩は名無しである:01/09/19 23:12
バイオリンをバイオリンと書いたら芥川賞、ヴァイオリンと書いたら直木賞。
27名無しさん:01/09/19 23:20
おいらはヴィオロンと書きます。
28吾輩は名無しである:01/09/19 23:41
>>27
超直木賞。
29吾輩は名無しである:01/09/20 00:17
おいらはバイロンと書きましょう。
30 :01/09/20 00:32
どっちかもらえるとしたらどっちがいい? 俺はやっぱり芥川賞がいいけど。
31吾輩は名無しである:01/09/20 01:17
芥川賞の小説が総じてつまらないというのは定説ですか?
32吾輩は名無しである:01/09/20 01:52
芥川賞は作者ではなく作品に与えられると聞いたことが
あるんだけど、それってホント?
33吾輩は名無しである:01/09/20 02:24
私、泉鏡花賞か谷崎潤一郎賞でいい。芥川賞は候補になるだけで充分。
1回受賞するより、3回候補になるほうが、たぶん、すごい。
で、芥川賞の作家は死後も作品が残るが、直木賞の作家は代表作だけを残して全滅するかも知れない・・・ような気がする。
34吾輩は名無しである:01/09/20 03:24
炙り出しで書かれているらしく、本人以外には読むことが出来ないのが<芥川賞
注意書きもなく、誰でも読める事が出来るのが<直木賞
35吾輩は名無しである:01/09/20 03:42
文藝賞が欲しい
36吾輩は名無しである:01/09/20 12:01
>>32
24に同じ事書いてるっす。
37吾輩は名無しである:01/09/20 12:38
まあ文学板の住人は芥川賞も直木賞も獲れないだろうね。
特に>>33みたいな奴。
38吾輩は名無しである:01/09/20 12:46
ガビーン
芥川賞とれないのか。
39吾輩は名無しである:01/09/20 13:21
>芥川賞の作家は死後も作品が残るが
宮原昭夫なんて、作家自身は存命中だが
その作品は死滅状態だぞ。
40吾輩は名無しである:01/09/20 13:48
純文学だから残るというわけじゃないと思う。
純文学の中に面白いのもあればつまらないのもある。
エンターテイメントも同じ。
41吾輩は名無しである:01/09/20 23:50
芥川賞の方は、登場人物に名前がない場合がある。
42吾輩は名無しである:01/09/21 00:09
>39
宮原昭夫って太陽の巫女たち(タイトル失念)とか書いた人だっけ。
なんだか(失礼な言い方だが)時代をつかむ能力に長けた人ではないと思った。
43吾輩は名無しである:01/09/21 15:15
みんな、文学なんて、どうでもいいんだヨッ!
みんな、賞がほしいんだヨッ!
有名になって、エバリたいんだヨッ!
みんな、ただのウジウジやろうなんだヨッ!
原田宗典がなかなか、
直木賞取れないのは何故?
45吾輩は名無しである:01/10/08 12:16
>>44
器じゃないから。
素質はあるのよね。
「東京困惑日記」とか
「むむむの日々」とか。
「一九、二〇」は直木賞もんだよ。
47吾輩は名無しである:01/10/08 13:58
赤川次郎が候補になったことってあるの?
「ふたり」でなったじゃん?
49吾輩は名無しである:01/10/08 22:13
>>46
>「東京困惑日記」とか
>「むむむの日々」とか。
それエッセイじゃなかったっけ?
>「一九、二〇」は直木賞もんだよ。
直木賞もん、ってのはホメ過ぎだけど、初期の作品は悪くないね。
50吾輩は名無しである:01/10/09 04:30
>>33
藁田
51吾輩は名無しである:01/10/16 16:27
あげとこう
52  :01/10/30 02:22
どっちの賞も出版業界が本の販売数を伸ばすためのキャンペーンみたいなもの。
PRIZEじゃなくてSHOW
53吾輩は名無しである:01/10/30 02:37
方法に与えられるのが芥川賞。
物語の面白さに与えられるのが直木賞。

だったらいいのに。
54吾輩は名無しである:01/10/30 03:53
芥川賞は、文学。
直木賞はエンターティンメント。

芥川賞は、読者の感受の枠縁そのものを根底から揺るがすような作品を
生み出しうる可能性のある「才能」に対して、与えられる。真実志向。
直木賞は、それを読んで「ふーん、人生って色々なんだねぇ〜」と感動する
ような作品に対して、与えられる。所詮は処世次元で終始する話。
55吾輩は名無しである:01/10/30 04:02
青来有一読んで「ふーん、人生って色々なんだねぇ〜」と思ったあっしは・・・?
56吾輩は名無しである:01/10/30 04:31
>55
未熟者。
57吾輩は名無しである:01/10/30 20:43
54 そのとり。
58吾輩は名無しである:01/10/30 21:44
>>54
でも実際は必ずしもそうじゃないよね。
59吾輩は名無しである:01/10/31 00:08
>>54
>芥川賞は、読者の感受の枠縁そのものを根底から揺るがすような作品を
>生み出しうる可能性のある「才能」に対して、与えられる。真実志向。

付け加えると「だが、その期待は裏切られる場合の方が圧倒的に多い。
芥川賞作家は、大成するのは稀と知るべし」
直木賞作家は、その時の風俗にマッチして銭儲けする場合が多いナ。
60吾輩は名無しである
>>54
ただし、どちらも人間(選考委員・・・これがクセモノ)が選ぶものだからして、
時に情実、時に版元の思惑、時に嫉妬や羨望etc..etc...あらゆる
人間的なるモノの影響下に選出されることは言うまでもない。
なお、いったん選ばれた後は、諸々の外圧を撥ね退けてあくまで
自分の作品を書き続けることができるかどうか、に、その後の成否はかかっている。
単なる文学的才能ばかりではない、パワーが、やはり必要となる。