宮本百合子について

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1吾輩は名無しである
宮本百合子についてのスレが無いようですので。
「道標」「播州平野」「伸子」などの代表作がありますが、
最近はあまり読まれないのでしょうか。
読んだことある方、なんでも結構ですから感想をお願いします。
2吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 23:58
今、文庫本で手に入るのある?
3かをる@半可通:2001/08/21(火) 00:18
たぶんないですよ・・・。>文庫
4吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 21:21
新日本文庫からいくつか出てますよね。
いまamazonで検索してみたら絶版にはなってないみたいでしたけど。

『二つの庭』あげ
5吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 00:20
図書館で「道標」を借りようとしたら
本棚には置いてなく、わざわざ書庫から出してもらった。
よっぽど読まれてないんだな。
その理由は何だと思う?
現在読書して考慮中。
6吾輩は名無しである:01/09/01 10:25 ID:NPeC3gww
現役当時は人気作家だったんでしょ?
7吾輩は名無しである :01/09/01 17:48 ID:EBERI3gU
読んだ限りでは
百合子氏、非常にソビエトロシアに傾倒していらっしゃる。
元共産党書記長宮本顕治氏の妻であったことから
ああなるほどと思われるのだが、
ソビエトロシアが崩壊した今日、それを理想とする思想は
説得力を失っているといえる。
書かれた当時は戦後直後で日本自体の方向が模索され
共産主義(ソビエトロシア風の)という選択もあり得たこと、
および小説で女性が世界を股に掛けて活躍するので
女性の地位向上の機運と相俟って当時は「トレンディ」な小説だった
のかもしれない。
ただ人間の本質的なことをテ−マとしていないので
時代と共に古くなってきていることは否めない。
それが読まれなくなっている理由では。
8吾輩は名無しである:01/09/07 00:14
文章は平明で読みやすい。
9吾輩は名無しである:01/09/30 00:56
「伸子」は暗夜行路っぽくて良かったよ。
描写も上手いし。
10吾輩は名無しである:01/10/15 02:21
戦争始まったあげ
11吾輩は名無しである:01/10/15 02:41
>7
宮本顕治の妻だったからじゃないよ、
ロシア逝ってた1927〜30年<(旧姓)中条百合子
12吾輩は名無しである:01/10/25 01:08
「伸子」読みました。
宮本百合子って、育ちのいいお嬢さんですよね。
そして本当に純粋。

彼女の生きた時代を考えると、現在の誰に該当するのかな、
などと空想します。
「人間の大地」を書いた犬飼道子かな?
あ、こちらクリスチャンですが。
※クリスチャンとコミュニストって似てると思う。自分の利益より
他者の幸福をしっかり見据えている点で。
13我輩は名無しである:01/10/28 02:26
つーか「ブルジョア気質のプロレタリア作家」って
後にかなり批判されてるし……。
個人的には真のブルジョアであった頃の
「伸子」と「二つの庭」がもっとも面白いと思う。
14吾輩は名無しである:01/10/28 02:46
モノホンのお嬢様だったんだからさ、育ちの良さからくる
おっとりした純なところは終生変わらず、
その辺りが「ブルジョア気質」と批判されたんだべ。
じゃども、ちゃんと顕治の妻もやったんだし、
エライよ。あの時代としては、実に進歩的な女性。作品もいいじゃん。
15吾輩は名無しである:01/11/10 03:28
「伸子」読んだあと宮本百合子の写真を見たら、でっぷり太ったオバサンでびっくりした。
執筆当時はそうでなかったのか?
16吾輩は名無しである:01/11/18 14:50
ポン女あげ
17吾輩は名無しである:01/11/28 12:32
新日本文庫って共産系かい?
普通の書店じゃ売ってないの?
18吾輩は名無しである:01/12/17 22:53
百合子@命@って人、いますか?
19吾輩は名無しである:01/12/17 23:10
湯浅芳子とのレズビアン関係を書いた「百合子、ダスヴィダーニャ」を
読んだ方はいらっしゃいますか?
20吾輩は名無しである :01/12/17 23:48
かなり大雑把な言い方で申し訳ないんだけど
一貫してソビエト連邦マンセーって感じでうんざりする部分が
あるのは確か。
ソ連が魅力ある社会に見えた1930−50年代くらいは
それはそれでひとつの理想郷を描いたものでよかったのかも
しれないけど現代の状況ではなあ。。。
時代と共に古くなっていく作品という気がする。
21見沢:02/01/04 05:34
大ファンです。「風知草」には、自分に二重写しにして、なきました。
22吾輩は名無しである:02/01/18 16:48
現在ほぼ忘れられた作家といってもいいかも。
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