小林恭二ってどうよ

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1吾輩は名無しである
なんか色々してるみたいですが、
小説はどうなんですかね。
三島賞とったりしてますが。
2吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 02:20
その消息は
文学的予言の書「小説伝」の中に既に書かれてなかったか?

きっと、今頃は電話男でもやってるよ。
3吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 03:44
最新刊の「モンスターフルーツが熟れるとき」だっけ?
鳥肌もんで良かった!
4吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 03:49
スマソ。
オレは遥か昔にあの
なんとかガーデン・・・とかいうヤツ(思い出せない、ダメだ)
で見限ってしまったよ。
あの歴史編年体みたいなヤツ。あれで。
5吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 16:58
最近はいい加減な時代小説を書いて、
世間から忘れられないよう必死だけど、
もうとっくに終わってる作家だろうね。
かわいそうだけど。
6吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 00:43
そーいやむかーしアサヒネットで連載してた日記て
どーなったんだろ・・・・
7ixion:2001/08/04(土) 01:00
ていうか、サイトの更新(日記だけだけど)はもうしないのか?

『ゼウスガーデン』は、俺は面白かった。『かぶきの日』は
つまんなかった。
8吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 10:10
『ゼウスガーデン』で提示した近代的主体性の問題を
『父』の挫折体験や家族問題で矮小化する事により、ぶち壊してしまった気がする。
9吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 22:04
なんか俳人とか歌人とかあつめて、
いろんな会やって、それ本にしたりしてるよね。
これはどーなんだ?
10吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 22:10
ほんと、『父』にはがっかりした。
11吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 23:31
俳句本よりは「サンデー毎日」に連載していた
「猫鮫つんどく日記」の方が良いような気がする。
お約束として小島信夫の「別れる理由」が挙げられていたのが笑えた。
12吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 09:07
NHKの「ようこそ先輩」をもとにした
俳句の本がまたでたね。
13吾輩は名無しである:01/09/30 20:54
 もうすぐ最後尾だ、が、がんばれ東大。
14吾輩は名無しである:01/10/18 18:33
最近出た角川ホラー文庫の短編集の中の「流れる」っていうのがよかった。
民俗伝承の形を取っているんだが、謎がそのままになっているのがいい。
あと、異形になってしまう歌舞伎俳優の話もすごい。
全部、今までの既刊本からの収録なんだけどね。

そんなわけで慌ててこの人の本探したんだが、
この人の新刊本ってあまり置いていないね。
Bookoffで、初版のハードカバーが軒並み100円で売っていて、驚いた。
鈴木光司みたいのが売れるんなら、この人なんかもうちょっと
評価されてもいいと思うんだが。どう思う?
15吾輩は名無しである:01/10/20 13:06
>14
作家としては、というか小林恭二としては既に終わっています。
個人的には「荒野論」がお勧めです。
もちろん、「電話男」「ゼウスガーデン」を評価した上での話です。
1614:01/10/20 14:23
>15
私は14で書いたように、最近の角川文庫で初めて彼を「発見」した。
おすすめの「荒野論」も100円で単行本が買えたので、読んでみますわ。
「ゼウスガーデン」が代表作なのだそうだが、どうしても見つからない。

ここでは、あまりいい評判は聞かれないようだが、それは節操がないからなのか?
最新作?「モンスターフルーツ」もチラッと見てみたけど、なんか村上龍みたいだね。
他の作品もいくつか斜め見してみたけど、筒井のようだったり。

小林恭二が終わっているとして、それはどのあたりの作品から?
1715:01/10/20 18:38
>14さん
遅レススマソ。

「ゼウスガーデン」はハルキ文庫から新装版が出ています。
最近の悪評に関しては、「無節操」と言うよりは新機軸を打ち出したつもりが、
全部裏目に出ているからでしょう。
この事に関しては福田和也氏が指摘する通りです。
私個人としては「荒野論」で終わった作家だと思っています。

俳句、エンタメ、時代小説と多彩な活動が目に付きますが、
純文学系の作品以外は大した事ありません。
また、当該ジャンルの作品も「父」「カブキの日」は読まない方が賢明だと思います。
時間の無駄だからです。
最近の「信長の首」「モンスターフルーツ」も書店で拾い読みをして呆れ果てました。
1814:01/10/20 22:13
>15
新参者に、情報ありがとうございます。
まあ、ちょっといろいろ読んでみますわ。

実は、角川ホラー文庫の新刊、間違えて買ってしまったんですよ。
小林泰三と。
笑ってやってくだされ。
1914:01/10/24 17:16
今日、ハルキ文庫の「ゼウスガーデン」をやっと見つけました。
この本も、先週から10軒くらい店を回って探し、
やっと新宿紀伊国屋で1冊しかないのを見つけました。
しかし、2年前に出ているのにまだ1刷。
つくづく、この人ってマイナーなんだな、と思いました。
20吾輩は名無しである:01/10/24 17:42
「カブキの日」面白いじゃん。
21吾輩は名無しである:01/10/25 00:15
「モンスターフルーツ」おもしろかったよ。
22吾輩は名無しである:01/10/25 07:48
>>20
>>21
どう、面白かったのか、書いてちょ。
2314:01/11/01 18:11
ゼウスガーデン、読了した。
面白いね。
政治のパロディ描いているという点では、
村上龍の「ファシズム」より本質突いていると思うが。
24吾輩は名無しである:01/11/01 18:14
彼はどうやって食ってるのですか
25吾輩は名無しである:01/11/01 18:15
でも幼稚でしょ
26吾輩は名無しである:01/11/01 18:18
まあ、御父君が神戸製鋼中興の祖で、
非鉄金属(アルミニウム)製造を日本で最初に実現した方だそうですから、
それなりの家産が残ったのでは?
27吾輩は名無しである:01/11/01 18:35
毎度だが金井に知恵遅れよばわりされてた
28吾輩は名無しである:01/11/01 19:05
金井は、ほら、アレだから…。
29吾輩は名無しである:01/11/21 23:12
あげ。
30吾輩は名無しである:01/11/21 23:25
あら、上がってる。
でも話が続かないなー。
31吾輩は名無しである:01/12/01 00:34
最近は何書いてんのだろう。
「モンスターフルーツ」が最新作なの?
32吾輩は名無しである:01/12/01 00:40
もう、誰も読んでないんだよ。
小説なんか。
「小説伝」に葬られ、みんな「電話男」になっちまったのさ。
33吾輩は名無しである:01/12/01 01:20
ただのエロ中年だよ、飲み癖の悪い。
担当編集者もそろそろ撤収はかってるのに
本人は気づいてない。さみしいね。
34吾輩は名無しである:01/12/01 01:29
もっと遅くデビューしていれば、芥川賞取れただろうね。
「電話男」も「小説伝」も、もう少し「おやじくさい」作品になっていれば、かえって
芥川賞向けの作品になったと思う。
35吾輩は名無しである:01/12/01 01:44
なるほど。
日野啓三的だと良かったのかも知れないね。
36吾輩は名無しである:01/12/01 20:28
「小説伝」を舞台化したもの(ひとり芝居)を見て「おお、面白い」
と思って小説を読んだ。
(お芝居は小説の一字一句をそのまま丸暗記して(!)一気に
演じられたもので、すごく面白かった)
文章で読むとまた違った趣が。
お芝居ではその臨場感に非常に心を揺さぶられたけど
小説を読み直して、なんというかこの人のすごく冷めた
目線、世界を図式で捉えてそれを「結局こうでしょ?」
ってうまーく再構成してそんな自分自身は飽きてる、みた
いな感覚が寂しかった。その寂しさを小林恭ニも自覚してる
んだろうな、でもどうしようもないって諦めてるんだろうな
って思った。だからこそ「小説伝」で?T魂?Uを求めずに
いられなかった・・・というか、そこに自然に行き着いた
のだろうな。この人はすごく頭のいい人なんだろうと思う
けど、小説を書くには諦観しすぎてるんじゃないか、という
気がする。プチ(あくまでプチ、だ)隠遁者という感じがする。
37名無し楽団:01/12/01 21:05
初期句集のタイトルは『春歌』

   恋人よ草の沖には草の鮫    恭二

という句が,気に入っている.
38吾輩は名無しである:01/12/02 01:40
34〜37の中に恭二氏自身が書き込んだレスが二つあります。
さて、どれとどれでしょう?
正解は12/3正午にお知らせします。
39吾輩は名無しである:01/12/02 01:56
>>38
36・37だろうよ。
40吾輩は名無しである:01/12/02 03:30
語彙が貧しいのをウリにしてたけど、そういうのが結局、裏目に
出てるんだよね。80年代にデビューした作家の共通点。
島田雅彦、高橋源一郎も同じ。みんな、終わってるよ。
4138:01/12/03 12:00
正解は34・35でした。
うーん、39さんも本人か?
それを確認するにはまた二日ほど必要としますが、
面倒くさいので、もうやめます。
42吾輩は名無しである:01/12/03 22:08
なんか怖いレス
43吾輩は名無しである:01/12/03 23:35
>>41
34・39は俺だから違う。
となると、35か?
44ixion:01/12/03 23:42
自分のサイトも更新できない人が、こんなとこ見るはずがない^^;
『電話男』読んでマジ勘弁してくれ、と思ったが、かといって
『父』みたいな作品も…なので、やっぱり『ゼウスガーデン』が
一番面白かったか、な?

そーか、語彙が貧弱なのが売り物…って、本当にそうかな??>40さん
45吾輩は名無しである:01/12/04 11:20
>40
小林の語彙、ハンパじゃないだろ。
島田、高橋と比べられんだろ。
おまえ、字、読めないんとちゃう?
46何様?:01/12/04 11:33
なんかここ、「悪いけど終わってるよ」とかいう言い方する人
多いね。何の才能もないくせに(からか)ムカチュク。
47吾輩は名無しである:01/12/22 05:38
劇団第14帝国の楠本柊生が、小林恭二を元ネタにした一人芝居をしていておもろかった。
膨大な量の自伝を書いて死んだ男の話だった。
まだ一つも読んだことないんですが、読んでみようかと思っております。
48吾輩は名無しである:02/01/01 19:08
>>47
「小説伝」のことでは?元ネタというより、(小説の)まんま、なの
ではないかと思われますが・・・。(>>36参照)
49吾輩は名無しである
本人はここをかつて見ていたあげ。