1 :
吾輩は名無しである:
タイトルだけで「すげえ!」っていう作品を。
司馬遼太郎とかいいと思う。
2 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 03:57
村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』
この二人はタイトルの付け方が上手だと思います。
3 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 04:09
「ZOO」辻仁成
「てろてろ」野坂昭如
「すれすれ」吉行淳之介
「ポロポロ」田中小実昌
5 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 04:14
松浦理英子はタイトルの付け方下手だと思います。
6 :
吾輩は名無しである :2001/07/22(日) 04:18
「パイパニック」にはやられた。
7 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 04:23
姫野カオルコ 『ブスのくせに!』
8 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 05:48
以前、うちの郵便受けに入ってたチラシで見つけたタイトル
「黒くてすいません」
9 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 09:22
「殺す」J・G・バラード
スタニスワフ・レムの「完全な真空」の中の一つの作品
「親衛隊少将ルイ十六世」
10 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 13:43
デュラス『破壊しに、と彼女は言う』
ボワイエ『禁じられた遊び』
確かまだ出てないよね?
12 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 18:58
フローベール『感情教育』
13 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 21:20
中井英夫『虚無への供物』
「限りなく透明に近いブルー」はイイと思うんだけどなあ
15 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 21:52
「コインロッカー・ベイビーズ」
16 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 22:25
『美しい部屋は空っぽ』ってよくない?
17 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 22:32
がいしゅつ。「燃えよ剣」
18 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 22:42
↑?
19 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 22:46
太宰&三島はやっぱりうまいと思う。
現役では、沢木耕太郎の作品にカコイイのが多いと思われ。
20 :
名無しさん:2001/07/22(日) 23:07
濱田順子はうまいと思う
『Tiny,tiny』『マスカットフィルム 新・アイドルを探せ』『ラブリー』
21 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 23:17
>>18 1が指してるものかなと思って。
大江健三郎もいいのが結構あるよね
22 :
coppelia:2001/07/23(月) 03:09
中井英夫のセンスは好き。
読んだことはないけど、サガンもいいと思う。
「冷たい水の中の小さな太陽」「水彩画のような血」とか。
あと、小説じゃないけどサティのタイトルも大好きだ。
「眼の中の神秘的な接吻」とかね。
23 :
マスカキザル:2001/07/23(月) 03:24
「ライ麦畑の捕手」
マスカキザルのがいいじゃん
25 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 08:43
武者小路『わしも知らない』
26 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 17:00
>>19 激しく同意!!
沢木作品のタイトルでは「地の漂流者たち」「人の砂漠」が特に好き。
ノンフィクションとは思えないほどカチョイイ!
27 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 17:38
がむしゃらな新興国家のことを「坂の上の雲目指して…」という言い方は、
司馬の小説から来てるの?
それとも、元からそういう言い回しがって、司馬がタイトルに使ったの?
もし前者だったら、奴の影響力はすごいよな。
28 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 20:48
有島武郎はうまいと思う
『惜しみなく愛は奪う』
『生まれ出づる悩み』
あとはSFだがブラッドベリ”October Country"を
『10月はたそがれの国』。秀逸!
29 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 23:44
「それから」
が、凄いかと。
30 :
fishman:2001/07/23(月) 23:46
『されど我らが日々』
うまいタイトルかと。。
Light in August 八月の光
ホエ〜
島崎藤村
だって「夜明け前」と「破戒」だにょ!!
33 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 02:10
海外の名作系で。「怒りの葡萄」とか。
34 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 02:19
「ドクラマグラ」
これにはショックうけたよ
35 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 02:57
インザ ミソスープ
36 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 03:09
地の果て、至上の時
37 :
オクタビオ・パス:2001/07/24(火) 03:17
「弓と竪琴」「孤独の迷宮」
38 :
○:2001/07/24(火) 04:57
トマス・ピンチョン『V.』
綱淵謙錠『斬』『狄』『鬼(き)』『怪』『極』『苔』
ルイス・ズコフスキー『A』
あるいは、
宮澤賢治『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』『タネリはたしかにいちに噛んでゐたやうだつた』
H・ツェンカー『マン嬢は死にました。彼女からよろしくとのこと』
チャールズ・ブコウスキー『パーカッションのように酔っぱらって指から少し血が出てくるまでピアノを演奏しよう』
ペーター・ヴァイス『サド侯爵の演出のもとにシャラントン保護施設の演劇グループによって上演されたジャン・ポール・マラーの迫害と暗殺』
アーサー・コピット『ああお父さん、かわいそうなお父さん、ママがあなたを押入につるしてしまったので僕はとても悲しい――仏蘭西演劇伝統雑種的継承者似非古典的悲笑劇』
39 :
○:2001/07/24(火) 04:58
訂正。宮澤賢治…たしかにいちに→たしかにいちにち
内田百閨u件」
41 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 12:47
大江健三郎「洪水は我が魂に及び」「みずから我が涙をぬぐいたまふ日」
「われらが狂気を生き延びる道を教えよ」
「我」ってのがカッチョイイ
>>41 いかにも大江の理想主義的なところが出てるよね・・・
43 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 15:47
>>28に同意。
高校生の頃、有島は書名だけで読みたくなった。
44 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 15:51
10を見て中上の『破壊せよ、とアイラーは言った』を思い出した
45 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 16:06
世紀の名タイトルと言ったら、そりゃあ『デンドロカカリヤ』でしょう!
46 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 17:23
フィネガンズ・ウェイクとか、トリストラム・シャンディも、
おーなんか大作? という感じがして、よい。
47 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 17:54
だすけ/まいね
48 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 21:03
49 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 21:04
明日泣く
50 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 22:53
「落下する夕方」
51 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 22:54
文学版で言うのもなんだが、エド・マクベインの87分署シリーズ。
『殺意の楔』(原題“Killer's Wedge”)
『たとえば、愛』(Like Love)
あと、ミステリついでに、ウィリアム・アイリッシュ。
『喪服のランデヴー』(Rendezvous in Black)
『送って行くよ、キャスリーン』(Take You Home,Kathleen)
52 :
ぷぷぷ:2001/07/24(火) 23:06
『さようなら、ギャングたち』ってどうよ?
53 :
吾輩は名無しである:2001/07/24(火) 23:20
>>51 推理系なら松本清張
『点と線』なんて一般化してる
54 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 00:03
いなかの・じけん
って、よんでねぇけど
うみべのまちでぼくらはなかよしだったか
56 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 00:27
どんなときも
女子高生ゴリ子≧死の棘
怒っちゃイヤ!
「女子高生ゴリ子」は 根本敬並みの破壊力だ・・・
59 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 14:31
38はどっかに資料があるの?
60 :
吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 00:38
小松左京はステキよ。
「地には平和を」
とか。
キリスト教の「地には平和を、いと高きところには栄光を」からとってるんだね。
61 :
吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 09:04
『友を選ばば三銃士』
『我は王軍、友は叛軍』
デュマの三銃士ものも邦題いいと思うなー
ロマンを感じるタイトルに惹かれるもにょ。
こういうスレは嬉しい
62 :
吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 10:05
安部公房
「終わりし道の標に」
「けものたちは故郷をめざす」
「猛獣の心に計算機の手を」
文語で格調高いのがいいですな。
吉本ばななはタイトルだけなら好きかも。
「うたかた」「サンクチュアリ」「白河夜船」とか。
64 :
吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 16:57
>>1 司馬遼太郎(リョウの字でないよ…)いいね。
『故郷忘じがたく候』なんてすごく好き。
文学じゃないけど
パーネル・ホール『探偵になりたい(The Ditective)』シリーズも
邦題好き。『撃たれると痛い』とかとぼけててイイ。
65 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 14:12
一握の砂
66 :
吾輩は名無しである :2001/08/08(水) 16:42
秋元康…虫酸が走る人あり、琴線に触られちゃう人あり。
とりあえず、なれなれしい。
恋について僕が話そう
君の恋のつづきを占おう
君はそんなに弱くない
幸せになるにはルールがある
きっと君は変われるさ
君が一番好きだった
君のために詞を書いた
君に輝いてほしいから
そのうち結婚する君へ
君らしさを僕は知っている etc.etc.
67 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 16:57
語り言葉タイトルのはしりは
谷川俊太郎
「夜中に台所で僕はきみに話しかけたかった」
文学じゃないし、邦訳タイトルだが
キャロル・オコンネル
「クリスマスに少女は還る」
内容と相まって・・・
69 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 11:54
>>38 翻訳者は訳者の名前も書こうよ!!!!!!!!!!!
70 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 13:23
71 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 01:19
日本沈没
いいかどうかはともかく、この一言で内容全てを表している。
72 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 01:51
最近の作品がいやなので、あまり挙げたくない気はするけど
山田詠美。
『蝶々の纏足』『風葬の教室』『晩年の子供』・・・「の」が
付くところがいいのだろうか?
でも『ひざまずいて足をお舐め』もすごい。何がすごいって、
奇抜なタイトルというだけの見かけ倒しじゃないところが。
でも新しいのは、内容がつまらないせいか、『4U』?『姫君』?
はぁ?って感じ・・・。
ということで、内容に左右された意見でした。スマソ。
73 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 03:19
「あるまじろん」
74 :
吾輩は名無しである :2001/08/17(金) 03:34
中島らも好き。
『永遠も半ばを過ぎて』『今夜すべてのバーで』
75 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 05:32
●寺山修司
「しばらく地球を止めてくれ僕は映画をゆっくり見たい」
このタイトルでどうしても本棚を飾りたかったので買った。
●江戸川乱歩「パノラマ島綺談」
パノラマという響きがレトロチックで良い。さらに「綺談」♪
●バタイユ「眼球譚」
哲学者バタイユのエロ小説。怪奇風のタイトルがシュール。
●ボルヘス「バベルの図書館」
幻想的で好きなタイトルです。
●ガルシア・マルケス「百年の孤独」
ロマンチックやな〜。ええな〜。
●ツァラ「反頭脳」
ダダ詩人ツァラの詩集のタイトル。
●佐藤春夫「病める薔薇」
耽美でよいタイトルです。まさにタイトルで買ってしまいました。
他にはこんなのとか・・
●レアージュ「O嬢の物語」
●エルンスト「百頭女」
●ヴァレリー「純粋および応用アナーキー原理」
●アルトー「神の裁きと決別するため」
●ダリ「天才の日記」
タイトルがいい本は財布のひもを緩めるよね。
76 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 17:12
けものがれ 俺ラの猿と
77 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 02:13
「智惠子抄」
愛する人そのもの題名。
誰か私の名でも・・・(爆)
78 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 02:29
79 :
吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 21:31
age
80 :
吾輩は名無しである:01/08/28 19:43 ID:OArmCfV6
一千一秒物語
ちなみに読んだ事ない
81 :
吾輩は名無しである:01/08/29 01:11 ID:361FJVds
吉田修一『ウォーター』って、何だよ!タイトル付けるの下手な作家もいるよなー。
けど吉田は芥川賞候補。タイトルの上手い下手と、中身の面白さは関係あるんだろうか。
82 :
fishman:01/08/29 20:14 ID:lEBYjgBE
『南国に日は落ちて』プイグ
南米作家の作品にはばしっと決まったモノが多いような。。
83 :
吾輩は名無しである:01/09/16 14:19
84 :
吾輩は名無しである:01/09/20 01:01
宇野千代『私何だか死なないような気がするんですよ』
新聞の広告見て友達と大笑いした記憶が。でもあっさり死んじゃったけどね。
85 :
吾輩は名無しである:01/09/20 03:12
名前忘れたけど韓国の作家の『あそこに音もなくひとひらの花びらが落ち』
86 :
吾輩は名無しである:01/09/20 04:31
ルクレジオ『物質的恍惚』
87 :
吾輩は名無しである:01/09/20 05:38
『美徳のよろめき』ってすごいと思うな。
>>84 宇野千代って「あっさり」と死んだか?(w
88 :
吾輩は名無しである:01/09/20 11:37
推理小説で「犯人はメイド」ってタイトルはさすがにないよね。
89 :
吾輩は名無しである:01/09/20 12:52
森鴎外『舞姫』
>>88 何だっけな、、、
外国の推理小説で「メイド探偵・ジェイン=ビー」シリーズってのもあったな。
90 :
吾輩は名無しである:01/09/20 22:48
山田風太郎「うんこ殺人」「陰茎人」
わたしは海を抱きしめていたい
92 :
吾輩は名無しである:01/09/21 01:48
大江は『核時代の森の隠遁者』もいいねえ。
ライアル・ワトソン「アフリカの白い呪術師」
モラヴィア「見知らぬ神に」
パヴェーゼ「月とかがり火」
93 :
吾輩は名無しである:01/09/21 02:40
内田春菊の「やられ女の言い分」
ボッカッチォ 「デカメロン」
ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」
バルザック「従妹ベッド」
ジェームズ・M・ケイン「郵便配達はいつも二度ベルを鳴らす 」
カレル・チャペック 「山椒魚戦争」
アンデルセン「即興詩人」
魯迅「阿Q正伝」
トルストイ「イワンの馬鹿」
96 :
吾輩は名無しである:01/09/21 13:54
↑ 全て既出。消えろ。
『妻は実母』
98 :
吾輩は名無しである:01/09/22 01:08
>>95 しかも「従妹ベッド」になってるし…。ベットだって。
99 :
吾輩は名無しである:01/09/22 03:49
バシュラールとバルトもいいタイトル多いよね。
100 :
吾輩は名無しである:01/09/22 03:52
小説じゃないけど、ゴルゴ13はいい題多いよ。
101 :
吾輩は名無しである:01/09/22 04:14
『Kの昇天』
102 :
吾輩は名無しである:01/09/22 04:42
ランボー『地獄の一季節』
レヴィナス『存在するとは別の仕方で』
ニーチェ「生に対する歴史の利害について」
103 :
吾輩は名無しである:01/09/22 09:00
タイトルを読んで内容が思い浮かぶ作品と言えば、
「買ってはいけない」でしょう
>>100 「おろしや間諜伝説」とか「殺人呪法マクンバ」とか?
マクンバの教祖様マンセー!
105 :
吾輩は名無しである:01/09/22 09:25
大江「個人的な体験」
106 :
吾輩は名無しである:01/10/10 23:37
三代目魚武「俺には地球が止まって見えるぜ」だっけ?
小説以外だったら魚喃キリコのマンガやルパンなんかもいいかな。
バシュラ−ルはいいですねえ。
107 :
吾輩は名無しである:01/10/10 23:46
大江健三郎「芽むしり仔撃ち」
龍胆寺 雄「アパアトの女たちと僕と」
村上春樹 「神の子供たちはみな踊る」
江戸川乱歩「パノラマ島奇談」
古井由吉 「櫛の日」
108 :
吾輩は名無しである:01/10/31 15:04
稲垣足穂「ヰタ・マキニカリス」。
誤字(?)込みで、愛。
109 :
吾輩は名無しである:01/11/07 04:36
age
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
坂口安吾『桜の森の満開の下』
太宰治『浪漫灯篭』
室生犀星『性に目覚める頃』
横溝正史『蔵の中』
作者忘れたけど『君よ知るや南の国』
夏目漱石『夢十夜』『硝子戸の中』
夢野久作『少女地獄』
江戸川乱歩『化人幻戯』『人でなしの恋』
谷崎潤一郎『痴人の愛』『細雪』
有島武郎『生まれ出づる悩み』『カインの末裔』
みなシンプルだけど、なにかくすぐられるタイトル。そして名作!
111 :
吾輩は歯無しである:01/11/12 13:00
バルベー・ドールヴィイ箴言集「高貴なる人々に贈る言葉」
ってちょっと恥ずかしい。
112 :
スローボート:01/11/14 05:44
レイモンド・カーヴァーはイイ!
詩集「夜になると鮭は」
短編「愛を語るときわれわれの語ること」
「菓子袋」「足元を流れる深い川」
「ミスター・コーヒーとミスター・修理屋」
113 :
吾輩は名無しである:01/11/15 20:00
辻人成「海峡の光」
114 :
吾輩は名無しである:01/11/15 20:30
フローベール
『感情教育』
なんかエロそう
年上の女と少年の恋・・・ムフって感じがする。
115 :
吾輩は名無しである:01/11/20 17:29
レイチェル・カーソン
『沈黙の春』
116 :
吾輩は名無しである:01/11/20 17:40
117 :
吾輩は名無しである:01/11/26 18:17
村上龍「限りなく透明に近いブルー」
タイトルは好きやねんけどね。
118 :
吾輩は名無しである:01/11/26 18:45
石井ひさいち「椎茸食べた人々」
「君が住む星」
「夏の朝の成層圏」
なんだかさわやかにスッと入ってきませんか?
120 :
吾輩は名無しである:02/01/03 00:25
age
121 :
吾輩は名無しである:02/01/03 02:19
「同じひとつのドア」
122 :
吾輩は名無しである:02/01/03 03:44
田中古実昌「イザベラね」
123 :
吾輩は名無しである:02/01/03 03:47
わが手に拳銃を 高村薫
124 :
吾輩は名無しである:02/01/03 05:01
「第七官界彷徨」 尾崎翠
125 :
吾輩は名無しである:02/01/09 09:44
『>77のために祈りを』
・・・パクリだけど(w
126 :
我輩は名無しである:02/01/16 09:39
「昨日は今日の物語」−−読んだことはないが。日本の古典。
127 :
吾輩は名無しである:02/01/16 11:57
セバスチアン・ジャプリゾ『シンデレラの罠』
128 :
吾輩は名無しである:02/01/16 12:22
午後の曳航
129 :
弁証法的理性批判:02/01/16 12:50
存在と非在とのっぺらぼう
姿なき司祭
130 :
吾輩は名無しである:02/01/20 14:40
「乙女に映しておぼろげに」 ティプトリー
131 :
吾輩は名無しである:02/01/22 21:21
>>30 がいしゅつだけど、
柴田翔「されどわれらが日々−」に一票。
132 :
吾輩は名無しである:02/01/22 21:35
きれぎれ
133 :
吾輩は名無しである:02/01/23 20:12
田中小実昌「ポロポロ」
134 :
吾輩は名無しである:02/01/23 20:34
「われら」
135 :
吾輩は名無しである:02/01/24 02:48
ミステリーでよければ
アガサ・クリスティー『象は忘れない』
136 :
吾輩は名無しである:02/01/24 03:15
「甘い蜜の部屋」森茉莉
137 :
我輩は名無しである:02/01/31 12:19
誰のために鐘は鳴るのですか?
稲垣足穂
一千一秒物語の中の
「赤鉛筆の由来」
俺は好き
139 :
吾輩は名無しである:02/01/31 15:35
「小さき者へ」有島武郎
140 :
吾輩は名無しである:02/01/31 15:43
「日本三文オペラ」開高健
141 :
吾輩は名無しである:02/02/15 23:57
保全age
142 :
吾輩は名無しである:02/02/16 00:34
「69」エロいのがいいね。
「ゼロの焦点」 とか、
タイトル考えるのに行き詰って書店うろついてて新発見。
もちろん前から知ってたけど、めちゃくちゃカッコいいと思った。
これ新刊で出たの見たら買うよね、絶対。
奥泉光「石の来歴」
高村薫「リヴィエラを撃て」
ICUコンビ。
145 :
吾輩は名無しである:02/03/07 17:58
age
はっきり言って、良いタイトルは読み終わってから、「いいなー」と思うよ。
147 :
吾輩は名無しである:02/03/10 02:06
カルヴィーノ「冬の夜ひとりの旅人が」
色川武大「明日泣く」
148 :
吾輩は名無しである:02/03/17 01:40
「中二階のある家」
149 :
吾輩は名無しである:02/03/17 01:52
ヘッセの「春の嵐」
邦題だけど、うまいと思った。
「中心と不在のあいだ」 ミシェル・ビュトール
「波の上を駆ける女」 アレクサンドル・グリーン
「私は、エマ・Sを殺した」 エマ・サントス
「物質的恍惚」 J・M・G・ル・クレジオ
「フローズン・ミュージック」 フランシス・キング
「ヘミングウェイごっこ」 ジョー・ホールドマン
「モナリザ・オーバードライブ」 ウィリアム・ギブスン
「18立方メートルの沈黙」 ジュヌヴィエーヴ・セロー
「ビリー・ザ・キッド全仕事」 マイケル・オンダーチェ
「夫婦の夜の大きな叫び」 マドレーヌ・シャプサル
「文無し男と絶叫女と罵り女の物語」 エイモス・チュツオーラ
「ピポ王子」 ピエール・グリパリ
「いやなことは後まわし」 パトリック・モディアノ
151 :
吾輩は名無しである:02/03/18 22:29
池澤夏樹「バビロンに行きて歌え」
重松清「見張り塔からずっと」
文庫だと結構タイトル買いしちゃう。
152 :
吾輩は名無しである:02/03/31 23:39
「夫婦善哉」
153 :
吾輩は名無しである:02/04/23 19:38
僕は結婚しない
がいしゅつ
それから
けものがれ、俺らの猿と
仁義なき戦い
だから私は嫌われる
小説じゃねえや
本じゃないけど
「死んでしまったら私のことなんか誰も話さない」
156 :
吾輩は名無しである:02/05/02 04:43
ロブ=グリエ『ニューヨーク革命計画』
157 :
吾輩は名無しである:02/05/30 03:09
158 :
吾輩は名無しである:02/05/30 03:31
「いかれポンチ」
159 :
吾輩は名無しである:02/05/30 03:39
重松清「見張り塔からずっと」<これディランね。一応
160 :
吾輩は名無しである:02/05/30 03:40
て3月かよ…(恥
161 :
工藤伸一 ◆j1HkWi6c :02/05/30 04:19
ここって前スレはないんですよね?既出じゃないものを挙げておきます。
ちょっと長めのタイトルって何だか好きなんです。
村上龍「海の向こうで戦争が始まる」
マルセル・プルースト「失われた時を求めて」
フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
162 :
吾輩は名無しである:02/05/30 04:24
筒井康隆「万延元年のラグビー」
163 :
ククルキューリエ:02/05/31 12:33
サリンジャー「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」
J.アーヴィング「熊を放つ」
アガサ・クリスティー「終わりなき夜に生まれつく」
レイモンド・カーヴァー「僕が電話をかけている場所」
カーヴァーは英語タイトルもリズム感がイイ!!
164 :
吾輩は名無しである:02/05/31 13:08
田中小実昌「アメン父」
165 :
吾輩は名無しである:02/05/31 16:34
大江健三郎「敬老週間」
総じて大江はタイトルつけるの上手だな。
たしか山本夏彦もそんなこと言ってたような…
166 :
吾輩は名無しである:02/05/31 17:44
三島由紀夫「中世における一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜粋」
『おける』は漢字なんだけど出ない。
167 :
吾輩は名無しである:02/05/31 19:27
SF編
ハーラン・エリスン「世界の中心で愛を叫んだけもの」
でもこれは訳がよいのかも。(浅倉久志?)
B.W.オールディス「地球の長い午後」
168 :
吾輩は名無しである:02/05/31 19:49
「流れよ わが涙 と 警官はいった」 ディック
「さすがのナジョーク船長もトムには手も足も出なかった こと」
昔読んだ絵本
169 :
吾輩は名無しである:02/05/31 19:54
おーーーーい!!!
W杯の板重すぎて入れねーよ!!
2ちゃんねらーのバカヤロー!!!
青木裕子でオナニーしまくってやる!!!!
ハァハァ
萌えーーーーーーーーーーーー
170 :
吾輩は名無しである:02/05/31 21:22
ヨセフとその兄弟
渋い、禁欲的な感じが大好き
171 :
吾輩は名無しである:02/06/03 06:20
片山義男
「いい旅を、と誰もが言った」
旅に出ようか・・・・
172 :
吾輩は名無しである:02/06/03 15:35
確か sfで
「犬ですが なにか?」ってあったような。
ちがたらスマソ。
>>172 それオラの持ってる「犬ですが、ちょっと一言」(ミュリエル・ドビン)のことじゃねえか?
ハヤカワ文庫だけどな、NFだよ。
174 :
吾輩は名無しである:02/06/03 23:57
「老いたる霊長類の星への賛歌」ジェイムズ・ディプトリーJr
上でもディプトリー挙げてる人がいたけど、この作家のタイトルは
いいのが多い。
175 :
吾輩は名無しである:02/06/04 00:04
コクトー「恐るべき子供たち」
あと、友達がネットで書いてる小説「五月の殺人」
宮部みゆきは(内容もあまり好きではないが)タイトルつけるの下手だ
「理由」とか「震える岩」とか。
社会学者では、上野千鶴子の「スカートの下の劇場」がよい。
176 :
吾輩は名無しである :02/06/04 22:54
吉行淳之介「月と星は天の穴」
177 :
吾輩は名無しである:02/06/05 00:06
176
あのはじまりがいいね
178 :
吾輩は名無しである:02/06/05 00:43
「夢十夜」や「彼岸過迄」なんかはかわいらしい
歴史好きなら池宮彰一郎の「遁げろ家康」「島津奔る」はニヤリ
179 :
吾輩は名無しである :02/06/05 13:16
それでも救急車を呼びますか-逝き方は生き方
180 :
吾輩は名無しである :02/06/05 13:19
吉沢勲「生き上手、逝き上手」
181 :
吾輩は名無しである:02/06/05 13:46
怒りの葡萄
182 :
吾輩は名無しである:02/06/05 13:47
「嘔吐1979」
村上春樹
183 :
吾輩は名無しである:02/06/05 14:22
活火山の下で
184 :
吾輩は名無しである:02/06/05 14:30
ベロ出しチョンマ
185 :
吾輩は名無しである:
>173
すまんそれだ。読んではいないんだけど、どんな話だっけ?